ぼくとのり子お姉ちゃんの夏休み
1 : プロデューサーさん   2026/07/31 21:10:51 ID:beN1BSvJWE
夏休み。今年ものり子お姉ちゃんはぼくと遊んでくれた。
いつもの駄菓子屋でソーダアイスをふたつ。
「今日の夏祭り、いっしょに行かない?」
今年も言えた。一年に一度、のり子お姉ちゃんへのおねがい。

「…ゴメンね。」
初めての返事。いつもと違う答えに何でと聞き返す。
「先に約束してる人がいてさ。」
何となくわかった。きっとアイツだ。最近のり子お姉ちゃんの話に出てくるヤツだ。ぼくじゃなくてアイツと行くんだ。
ぼくだけののり子お姉ちゃんは、もう、ぼくだけののり子お姉ちゃんじゃないらしい。

ソーダアイスが溶けて、ポタポタぼくの足にたれていた。
とても冷たくて、どうにもイヤなのに、ぼくは全然気にならなかった。
そんなことより、日が眩しくて、のり子お姉ちゃんの顔を見ることができなかったのが、とてもくやしい。

2 : P殿   2026/08/01 01:32:35 ID:.izzE1XEhg
はしゃいでプロレス技をかけられてはドキドキする少年だったに違いない
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