【ss】摩美々「霧子ってば、忠犬みたいなんですけどー」
1 : Pしゃん   2019/07/02 01:49:32 ID:CtnlPOz8TI
摩美々(あ、雨が降って来たんですケド)

摩美々(電車から降りるの、めんどうくさいなぁ)

摩美々(いっそのこと今日のレッスンはおやすみにしてー、そのまま帰るとかぁ)

摩美々(それともプロデューサーに迎えに来てもらうのも)

摩美々(だってー、傘を持ってきていないしー)

次は〜〇〇 次は〜〇〇

摩美々「あ〜もう着いたのかー」
2 : 仕掛け人さま   2019/07/02 01:50:15 ID:CtnlPOz8TI
〜改札口〜



摩美々「はぁ……さっきよりも強くなってるしー」

摩美々「歩くのめんどうくさいなー」

摩美々「タクシーを呼ぼうっと」
3 : 兄(C)   2019/07/02 01:50:39 ID:CtnlPOz8TI
霧子「あっ……」

摩美々「おーい、タクシー」

霧子「ま……摩美々ちゃん……!」

摩美々「あれー、どうして霧子がここにいるんですか〜。こんなところでまみみと一緒にいたら、レッスンに遅刻しますよー」

霧子「それは、その……摩美々ちゃんと一緒にいけたらなって……」
4 : 仕掛け人さま   2019/07/02 01:51:02 ID:CtnlPOz8TI
摩美々「……えー、私を待ってこんな時間まで居るとか、まみみがもし遅刻したら霧子も巻き添えをくらいますよー」

霧子「ううん……摩美々ちゃんは来てくれるから……」

摩美々「そんなこと買いかぶりすぎでーす。雨なのに傘も持ってきてないしー」

霧子「だから、かな……」
5 : Pサン   2019/07/02 01:51:37 ID:CtnlPOz8TI
摩美々「……む、それって霧子にみすかされているみたいなんですケド。私を待っても何も出てきませんよー」

霧子「ま……摩美々ちゃん……わたしが待ちたかっただけだから……」

摩美々「霧子ってば、忠犬みたいなんですけどー」

霧子「忠犬って……あの駅前で主人を待つ、ハチさん……」

摩美々「そうでーす。なんて言うかぁ、誰かの為にいつまでも待ち続けられるみたいなー」

霧子「わたしは帰って来る場所は用意してあげたいかも……」
6 : der変態   2019/07/02 01:51:59 ID:CtnlPOz8TI
摩美々「やっぱり忠犬霧子じゃーん」

霧子「それなら、摩美々ちゃんはご主人様、かな……?」

摩美々「霧子みたいに手のかからない犬なら飼ってみたいかもー」

霧子「ふふ……骨を齧った方がいいかな……?」

摩美々「犬だから骨ですかぁ、安直ですねー。ちなみまみみはぁ、プロデューサーの脛を齧ってまーす」

霧子「それならわたしは、鳥の骨がいいな……」
7 : 5流プロデューサー   2019/07/02 01:52:43 ID:CtnlPOz8TI
摩美々「それってあのコンビニのポスターですよねー」

霧子「うん……。フライドチキン美味しそうだなって……」

摩美々「私は骨がない方が食べやすくて好きだなぁ。それか豚骨ー」

霧子「豚骨って食べたことないかも……」

摩美々「沢山ありますよー。スペアリブとか、豚足とか、あと豚骨らぁめんとか。野菜がマシマシでー」

霧子「少し入り辛いかな……」
8 : 変態大人   2019/07/02 01:53:11 ID:CtnlPOz8TI
摩美々「それなら今度私と––––なんて思ったケド、恋鐘の方が知ってそう」

摩美々「折角だからいまならフライドチキンをご馳走してあげてもいいですよー」

霧子「いいの……?」

摩美々「ご主人のやくめですからー」

––––
––––––
9 : バカP   2019/07/02 01:54:03 ID:CtnlPOz8TI
霧子「おいしいね……摩美々ちゃん……」モグモグ

摩美々「人のお金で食べるご飯は美味しいって言いますからねー、沢山味わってくださーい」モグモグ

霧子「ふふ……うん……♪」

摩美々「真に受けられても、それはそれで困ると言うかー」

霧子「でも、摩美々ちゃんが買ってくれたから、美味しいよ……骨なしチキン……」

摩美々「ふふー、霧子の口から骨なしチキン」
10 : プロちゃん   2019/07/02 01:54:57 ID:CtnlPOz8TI
霧子「へ、へんかな……?」

摩美々「プロデューサーに言ってみるといいですよー、もしかしたらヨダレを垂らして喜んでくれるかもー」

霧子「そ、そう……なのかな……。プロデューサーさんは犬さんじゃなくて……鶏さん……?」

摩美々「摩美々はプロデューサーをたべるんですかぁ? それなら、どちらかと言えばオオカミさんですよー」

摩美々「霧子も気をつけてくださいねー忠犬霧子でもプロデューサーさんは身体の大きなオオカミさんだから食べられちゃいますよー」
11 : 我が友   2019/07/02 01:55:28 ID:CtnlPOz8TI
霧子「プロデューサーさんは……事務所を守る番犬かも」

摩美々「棘のついた首輪でもあげればいいんじゃないですかぁ」

霧子「つよそう、だね……」

摩美々「あーそう言えば……時間って大丈夫かなー」
12 : そなた   2019/07/02 01:55:58 ID:CtnlPOz8TI
霧子「あっ……レッスンに……。急がないと遅刻しちゃうかも……」

摩美々「ですよねー」

霧子「摩美々ちゃんはわたしに寄ってね……」

摩美々「えー、傘は小さい折りたたみ傘なんですかー。それだと暑苦しくて、霧子が濡れるじゃないですかー」

霧子「わ、わたしは……大丈夫だよ……」

摩美々「風邪引かれて私のせいにされたらめんどーだしー……」

摩美々「だから傘は私が持つんでー、霧子がもっと近寄ってくださーい」
13 : プロデューサー   2019/07/02 01:56:20 ID:CtnlPOz8TI
霧子「いいの……?摩美々ちゃん……」

摩美々「風邪を引かないためだし、これで貸し借りは無しですからねー……」

霧子「ありがとう……摩美々ちゃん……♪」

摩美々「霧子がお礼を言うなんてヘンですってー。ありがとー霧子」

霧子「こちらこそ……」
14 : ご主人様   2019/07/02 01:57:07 ID:CtnlPOz8TI
摩美々「これじゃあキリがないんですケド。霧子が遅刻するから早くしてー」

霧子「うん……」

摩美々「いくよー」

霧子「お、おー……」

––
––––
––––––
15 : プロデューサー殿   2019/07/02 01:57:28 ID:CtnlPOz8TI
霧子「摩美々ちゃん……濡れてない……?」

摩美々「濡れてないですよー。それよりも霧子の方こそ濡れてないですかー?」

霧子「う、ううん……大丈夫……」

摩美々「そうですかー」

霧子「……」

摩美々「……」

霧子「摩美々ちゃん……」

摩美々「なーにー」
16 : 変態大人   2019/07/02 01:58:01 ID:CtnlPOz8TI
霧子「明日は晴れるといいね……」

摩美々「そーですねー」

霧子「うん……」

摩美々「暇だったら散歩くらいになら付き合ってもいいかなーって」

霧子「えっ……うん……楽しみ……」
17 : der変態   2019/07/02 01:58:45 ID:CtnlPOz8TI
摩美々「餌付けをしたらいつまでもついてくるからー最後までめんどーみないとー」

霧子「摩美々ちゃん……豚骨も今度いこうね……」

摩美々「行けたら行きまぁす」

摩美々(はぁ、これじゃあ摩美々が霧子にすねの骨を齧られているんですケド)

おわり
18 : プロデューサーちゃん   2019/07/02 07:04:24 ID:2y6FOll5xk
かわいい
19 : Pちゃん   2019/07/02 10:27:36 ID:Dp7HBVTrgY
摩美々。
お前もダチだ。
俺と一緒に霧子を愛そう。
20 : ハニー   2019/07/02 12:48:42 ID:gXG281t7fs
霧子とまみみもよかね
21 : Pちゃん   2019/07/02 13:03:43 ID:YbR1b51ZrM
霧子ちょっと無敵すぎんよ~
だが、それがいい
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