Q．ロコちゃんの得意な事ってなあに？

A．
・年上のアイドル千鶴ちゃんにプレゼントするほど絵が得意
・年下のアイドル桃子ちゃんと共通の衣装を用意できるくらい裁縫も得意
・腹に刺さったナイフを見て、途端に血の気が引いた。抑える手は赤く染まり、遠く彼方には逆上して俺を刺したひったくり犯が次第に小さくなっていくのが見える。これから大事な用があるというのに視界は霞んでくる。スカウトからトップアイドル、そして結婚式の相談まで付き合った、娘みたいな存在なんだ。これから彼女のウエディングドレスを拝もうっていうのに……。行かないと。震える両脚をなんとか奮い立たせ、タクシーを捕まえる為に歩みを進める。一歩、また一歩。大通りまでこのまま、まっすぐ進めば……やがて歪んだ視界は闇に包まれ何も見えなくなる。あとはまっすぐ進むだけなんだ……。
こんな感じに目を閉じたまま歩ける。

な、なんだこれ（困惑

誰かが質問すると誰かが答える形式ならやりやすいんだが

待って待って
なんか思ってたのと違う

馬鹿力のかぶとむしの秘密好きだったわ

また随分と懐かしい
なぞなぞとか後継者的コーナーもあるけど

まーたロコPが病棟から逃げ出したのか

Q．アイドルちゃんに食べさせない方がいいものはありますか？

A．
・カロリーの高い甘いものなどは控えましょう
・ましゅまろや魚など苦手なものを食べさせようなんてもってのほかです
・隣に住む幼馴染から相談を受けた。
「芸能事務所からスカウトされた」
彼女と話をするのは久々だった。前までは幼馴染というだけで仲良くなれたのに、女の子と一緒にいると恥ずかしい気がしてきていつしか男と女に分かれていた。そうして疎遠になっていった。だからだろうか、俺に相談してくれたって事がすごく嬉しくて、芸能人になれるかもしれないからウンと横顔が綺麗に見えた。だから俺は自信を持って彼女にアイドルになることを進めた。
あれからアイドルになった彼女は少しずつテレビに出るようになって、初めの頃は出たから見てよなんて言われていたけれど、いつしか学校にも来る日が少なくなって、また彼女と関わることのない日常に変わっていた
やがて俺にとっての彼女は遠くて近いテレビや雑誌で見るような存在になった頃、すごく久しぶりに学校へ顔を出してまた相談を受けた。
学校の帰り道、あの時のお礼はまだだったよねって、自動販売機で買ったもらったレモンスカッシュを一口飲んだ。彼女も喉が渇いたとか言って俺からそれを取り上げると口を付けた。もしかして俺に気があるのでは、これってもしかして告白なのでは？と人生ではじめての初チューだったものだから彼女から渡されたペットボトルの口に不埒な思考がめぐる。
「あのね……」
「ああ、うん……」
「子供出来ちゃったから、辞めようと思うんだ……」
レモンスカッシュで無理矢理飲み込むと、酸っぱくて吐き気がした。そんな味。

めぐるって書いてあるからめぐるなのかと。

Ｑ：涼ちゃんの秘密を教えて？