【安価SS】ドラえもん「明日は>>4ちゃんと買い物に行くんだ!」【ミリオン】
1 : 1   2022/03/05 20:00:27 ID:4U/0tAGY0U
ドラえもん「楽しみすぎて全然眠れないや!」パチ

(>>4は未来、ロコ、翼、桃子、静香以外の劇場アイドル34人の誰か)




★過去作はこちら
①春日未来編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、どうしたんだい?」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=11488&log=past&res=751

②ロコ編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃんが帰ってきたぞ!」【ミリオン】
https://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=14741

③伊吹翼編
【安価SS】ドラえもん「あ、>>4ちゃんから電話だ」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=19122&log=past&res=815

④周防桃子編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、何だか機嫌がいいね」【ミリオン】
https://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=20894

⑤最上静香編
【安価SS】ドラえもん「なんだ、>>4ちゃんは出かけてるのか」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=22920
~あらすじ~
風花への日頃の感謝を込めて最強のうどんを作りたいという静香。
店先で同じく風花を慕う紬とエル・マタドーラと食材争奪戦を繰り広げる中、突如ネコの軍団が静香たちを襲う!
その陰でほくそ笑むのは765プロの仲間であるはずの志保!果たして彼女の目的とは…?
2 : EL変態   2022/03/05 20:02:07 ID:xDxoX2wIxw
ふーかさん(大人組メインないし)
3 : ダーリン   2022/03/05 20:12:17 ID:vieqXSXXww
間を取ってこのみさんで
4 : P様   2022/03/05 20:17:45 ID:Ks3moWdzEU
瑞希
5 : 1   2022/03/05 20:36:49 ID:4U/0tAGY0U
ドラえもん「むにゃむにゃ…んん-」ムクッ

瑞希「おはようございます」ヌッ

ドラえもん「おはよう瑞希ちゃん、あれ?今何時?」

瑞希「いいですか、落ち着いて聞いてください。ドラえもんさんが眠っている間に100年以上の時が経ちました」

ドラえもん「え、ええーっ!!」ガビーン

瑞希「嘘です……ドッキリ大成功だぞ」ブイ

ドラえもん「全くもう、君ってやつは!」

瑞希「冗談はさておき、そろそろ出かける準備をお願いします」

ドラえもん「あ、ごめん!そうだった!確かデパートに行くんだったよね?」

瑞希「はい。>>8が欲しいので…」
6 : 下僕   2022/03/05 20:38:01 ID:vieqXSXXww
MAGICグッズの新品
7 : Pくん   2022/03/05 20:39:28 ID:RY/JIiRHLs
ごま
8 : おやぶん   2022/03/05 20:39:53 ID:xDxoX2wIxw
缶コーヒー(1本50円)
9 : ダーリン   2022/03/05 20:40:09 ID:06DJVtEm2U
アイドルマスタースターリットシーズン
10 : ぷろでゅーしゃー   2022/03/05 20:40:11 ID:8EbPpYEyVQ
MAGIC世界大会のためのグッズ
11 : ボス   2022/03/05 20:45:12 ID:FjZfTxnRq2
今回もブチギレ琴葉が出るか期待
12 : 1   2022/03/05 21:01:59 ID:4U/0tAGY0U
瑞希「缶コーヒー(1本50円)です」

ドラえもん「安い!っていうかそれ買うためだけにデパート行くの!?」

瑞希「どんな味なのか非常に興味があります。美味しいのかそれとも……ワクワクしてきたぞ」

ドラえもん「相変わらずだねえ…けど僕も少し興味が出てきたよ!」

瑞希「ではさっそく出発しましょう」

ドラえもん「うん!」


道中。

ドラえもん「そういえば昨日からあの大人気国民アニメのリメイク映画がついに公開されてさ…」

瑞希「ドラえもんさん、あれを見てください」

ドラえもん「あ、あそこにいるのって…>>15じゃないか」
13 : 箱デューサー   2022/03/05 21:02:54 ID:vieqXSXXww
アイスが買い占められててブチギレている琴葉
14 : ダーリン   2022/03/05 21:04:52 ID:xDxoX2wIxw
野球をしていた永吉にガチ切れしている琴葉
15 : 我が下僕   2022/03/05 21:07:33 ID:h.HZTQBfb.
杏奈
16 : そこの人   2022/03/05 21:08:12 ID:vieqXSXXww
おっ、みずあんか
17 : 1   2022/03/05 21:17:51 ID:4U/0tAGY0U
杏奈「あ、ドラえもんと……瑞希さんだ……こんにちは」

瑞希「望月さん、こんにちは」

ドラえもん「君もお出かけかい?」

杏奈「うん……今日、デパートでゲームの大会が、あるから……杏奈、出場しようと……思って……」

ドラえもん「へえ、ゲーム大会なんてあるんだね!」

瑞希「実は私たちもデパートに行く用事があるのです」

杏奈「そう、なんだ……じゃあ杏奈も、一緒についていっていいかな?」

ドラえもん「もちろんだよ!」

瑞希「では三人で行きましょう」


そして三人はデパートに到着したのだった

ドラえもん「瑞希ちゃん、これからどうする?」

瑞希「そうですね…」


A:缶コーヒーを探しに行く
B:杏奈のゲーム大会についていく
>>19
18 : 3流プロデューサー   2022/03/05 21:19:31 ID:06DJVtEm2U
A
19 : ボス   2022/03/05 21:25:01 ID:vieqXSXXww
A
20 : 1   2022/03/05 21:39:57 ID:4U/0tAGY0U
瑞希「ゲーム大会…と言いたいところですが、今は缶コーヒーの気分なので」

杏奈「じゃあ杏奈は、大会があるから……」

ドラえもん「うん!僕らも後で応援に行くね!」

杏奈「うん……待ってる、ね」スタスタ

瑞希「では私たちも行きましょうか」

ドラえもん「缶コーヒーってことは食料品売り場だよね?」

瑞希「はい。ここをまっすぐ行けばいいはずです」


瑞希「なんと…」

ドラえもん「いったい何がどうなってるんだ…?」


二人が見たものとは?
>>23
21 : 彦デューサー   2022/03/05 21:42:39 ID:vieqXSXXww
鯛焼きアイスはアイスなのか鯛焼きなのかで議論をしている琴葉と紗代子
22 : der変態   2022/03/05 21:43:43 ID:xDxoX2wIxw
ストレス解消名目でアイスを在庫すべてを買い占める田中琴葉と荷物持ちさせられている永吉・所・島原
23 : レジェンド変態   2022/03/05 21:46:13 ID:LBss4Jffg.
気難しい顔をしている紬と百合子
24 : 1   2022/03/05 22:02:49 ID:4U/0tAGY0U
百合子「むむ…」
紬「うう…」

ドラえもん「売り場のど真ん中で気難しそうな顔してる…」

瑞希「話しかけてみますか?」

ドラえもん「そうだね……おーい!」

百合子&紬「「!」」キッ

ドラえもん「うわああっ!」ビクッ

瑞希「大丈夫ですか?目が血走っていますが…」

百合子「>>27
25 : お兄ちゃん   2022/03/05 22:35:53 ID:vieqXSXXww
……目薬くださ~い
26 : 5流プロデューサー   2022/03/05 22:56:04 ID:xDxoX2wIxw
実は4徹目なんです
27 : ごしゅPさま   2022/03/06 00:02:10 ID:Y8ipLir/I.
アイスを買い占めたくて…
28 : 箱デューサー   2022/03/06 00:03:35 ID:ekqkk5QD6g
琴葉への挑戦状か……
29 : 1   2022/03/06 00:35:53 ID:ms9rAHhPPE
百合子「アイスを買い占めたくて…」

ドラえもん「そんなことであの顔だったのか、人騒がせだなあ」

紬「あなたは何も知らないようですね、このデパートのアイスの事を」

ドラえもん「どういうこと?」

紬「ここで売られているアイスは不思議な力があるのです」

瑞希「不思議な力、とは?」

百合子「食べた人が>>31
30 : プロデューサーさま   2022/03/06 00:44:20 ID:u6HU7.pq5Y
男女問わずナイスバディになれるんです!
31 : Pしゃん   2022/03/06 00:45:17 ID:Y8ipLir/I.
飛べるようになる
32 : ボス   2022/03/06 00:59:50 ID:TBw.jW60cQ
麗花さんかな?
33 : プロデューサーくん   2022/03/06 01:23:12 ID:ekqkk5QD6g
>>32
あの人はテレポートも可能じゃなかったっけ?
34 : 貴殿   2022/03/06 03:05:14 ID:ISATgU4aog
>>33
麗花さんはサイヤ人か学園都市Level5クラスだった…?
35 : 1   2022/03/06 08:32:36 ID:ms9rAHhPPE
百合子「飛べるようになるんです!」

瑞希「それは……すごいですね」

ドラえもん「この科学の時代にそんな魔法みたいなことが出来るなんて…」

紬「みたい、ではなく紛れもない魔法…この夢のような力を求めて人々がこのデパートにアイスを求めやってきているのです」

ドラえもん「紬ちゃんも空を飛びたいなら、僕のタケコプターを貸すのに」

紬「あなたは分かってませんねえ」フッ

ドラえもん「鼻で笑われた!」ガビーン

百合子「魔法が使える、っていうことが大事なんだよ!魔法…そう、誰もが人生の中で一度は想像する夢の力…!」ウットリ

ドラえもん「もしかしたら僕らが探してるコーヒーにも不思議な力があったりして」

瑞希「どうでしょう?しかし、ますます興味が出てきました」

百合子「コーヒーってもしかして50円で売られてるあれの事ですか?」

瑞希「七尾さん、もしかしてどこにあるかをご存じで?」

百合子「はい、あそこの山積みになってましたよ!けど――」

瑞希「行ってみましょう」ビュンッ
ドラえもん「よし来た!」ビュンッ

二人は足をグルグルさせながら猛ダッシュで去っていった。

百合子「あ…最後まで聞かないで行っちゃった」

紬「私たちが見かけた時点では残り少なかったので、もう売り切れてしまっているかも、とお伝えしたかったのですが…」


ドラえもん「あったぞ!あの売り場だ!」ビュンッ

瑞希「コーヒーは……」


A:売り切れている
B:残っている
>>37
36 : 番長さん   2022/03/06 08:40:03 ID:ekqkk5QD6g
B
37 : プロデューサーくん   2022/03/06 08:43:04 ID:gDSDoLWgLI
B。しかも最後の1個だった
38 : ボス   2022/03/06 08:45:16 ID:ekqkk5QD6g
今作もドラえもんズの出番あるかなあ
39 :   2022/03/06 09:05:57 ID:ISATgU4aog
昴とロコが出てくればChrono-Lexica揃うし、更に朋花いると15歳組も揃うな…
40 : 1   2022/03/06 09:24:17 ID:ms9rAHhPPE
瑞希「ありました最後の一本……運がいいぞ、瑞希」

ドラえもん「それじゃあ早くレジに言ってお会計しちゃおう!」


スネ吉「おっと、待ちたまえ!そのコーヒーをこっちに渡してもらおうか」ニヤッ


ドラえもん「あっ!」

瑞希「お知り合いですか?」

ドラえもん「あ、あなたはスネ夫の従兄の…!」

スネ吉「久しぶりじゃないか、まさかこんな所で再会するなんてね……まあ、このデパートにいるんだ、君らも“魔法”を求めてやってきたんだろう?」

瑞希「ということはやはりこのコーヒーにも不思議な力があるということですね」

スネ吉「おや?もしかして何も知らないで来たのかい?まあいいや…もう一度言うけど、そのコーヒーを僕に譲ってくれないか?」

瑞希「すみませんが、私たちもこれを楽しみにやってきたので…」

スネ吉「そうかい…じゃあ悪いけど力づくで奪わせてもらうよ!」タッタッ

ドラえもん「まずい!」


A:攻撃する
B:逃げる
>>42
41 : Pしゃん   2022/03/06 09:30:49 ID:u6HU7.pq5Y
B
42 : プロデューサー様   2022/03/06 09:33:27 ID:ISATgU4aog
B
43 : ダーリン   2022/03/06 10:44:22 ID:ekqkk5QD6g
店内を荒らしたらいかんからな
44 : 1   2022/03/06 11:30:54 ID:ms9rAHhPPE
瑞希「ここは距離をとりましょう」

ドラえもん「そうだね、逃げながらお会計しちゃえばあっちも迂闊に手を出せないだろう」

スネ吉「ふぅん、逃げる気か……だったら全力で追わせてもらうよ」

そう言うとスネ吉は鞄から購入済みのアイスを取り出し、袋を開けて舐め始める。

スネ吉「はああっ!」フワア


瑞希「あと少しでレジです」

スネ吉「そうはいかないよ!」フワフワ

二人が振り返ると、スネ吉が某漫画の舞空術よろしく飛行しながら接近してきた!

ドラえもん「うわあ!飛んできたー!!」

瑞希「まさかこれが魔法のアイスの力…?」

スネ吉「へえ、コーヒーのことは知らないのにアイスの事は知っているのか!本当は転売用に購入したものだけど、コーヒーを手に入れるために使わせてもらったよ!」

ドラえもん「転売だって!?こんな得体の知れないものを売りさばく気か!?」

スネ吉「誰だって魔法を使えると知れば大枚はたいてでも手に入れたくなるものさ!僕はそういうニーズに応えるためにこのデパートに通っているのだ!さあ、コーヒーをよこせ!!」

ドラえもん「なんて奴だ、許しておけない!こうなったら僕の道具を使って止める!」

瑞希「ドラえもんさん」

ドラえもん「分かってるよ、怪我を負わせるようなことはしないよ」

スネ吉「面白い!いつぞやのラジコン戦争のリターンマッチと行こうか!!」

ドラえもん「僕はこの道具、>>46を使う!」
45 : Pたん   2022/03/06 11:35:05 ID:ekqkk5QD6g
コエカタマリン
46 : ご主人様   2022/03/06 11:39:16 ID:TBw.jW60cQ
フエルミラー
47 : Pしゃん   2022/03/06 11:39:57 ID:CuYiZDuxpE
空気砲
48 : Pーさん   2022/03/06 12:44:49 ID:ekqkk5QD6g
今回、スネ吉を黒井社長が操っていたりするんだろうか
転売するような人だったっけ?
49 : 1   2022/03/06 13:52:22 ID:ms9rAHhPPE
スネ吉「コーヒーをよこすんだ!」

ドラえもん「そんなに欲しければ…はいどうぞ!!」ポイッ

スネ吉「おっ!」

ドラえもん「今だ!!」ゴソゴソ

『フエルミラー』~!

ドラえもんは放り投げたコーヒーがスネ吉の頭上に届いたのと同時に、
フエルミラーで大量に増やした。

スネ吉「うわあああああ!!」ドゴオッ

ドラえもん「良かったね、たくさんコーヒーが手に入って」ヒョイッ

大量のコーヒーに押しつぶされ、気絶するスネ吉。
ドラえもんはその様子を確認した後、一本拾い上げて瑞希に渡した。


瑞希「色々ありましたが、無事に購入できました」

ドラえもん「けどどうしようか?これにも不思議な力が宿っているらしいけど…」

瑞希「そうですね、とりあえず……」


百合子「ふ、二人とも~!」

ドラえもん「百合子ちゃんと紬ちゃん!」

瑞希「誰かに追われているようですね」


従業員1「お客様、店内ではお静かにお願いします」
従業員2「お静かにお願いします」
従業員3「でなければ即刻退店していただきます」

注意の言葉を口にする従業員たち。目に光がなく、虚ろな表情…まるで機械のように全員一定の速度で百合子と紬を追いかけている。

紬「きゃっ!」バタッ

百合子「紬さん!」

従業員4「お静かにお願いします」
従業員5「お静かに」

紬「ひ、ひっ…」

ドラえもん「助けなきゃ!!」ゴソゴソ


使用するひみつ道具
>>51
50 : ぷろでゅーしゃー   2022/03/06 13:54:03 ID:u6HU7.pq5Y
空気砲
51 : プロデューサー殿   2022/03/06 14:02:27 ID:gDSDoLWgLI
即席落とし穴を従業員の前に展開
52 :   2022/03/06 14:02:28 ID:gDSDoLWgLI
即席落とし穴を従業員の前に展開
53 : 1   2022/03/06 15:54:37 ID:ms9rAHhPPE
『即席落とし穴』~!

ドラえもん「えいっ!」

従業員たち「!!?」ヒュウウウ

ドラえもん「ふぅ、間に合った…」

瑞希「白石さん、お怪我は?」

紬「だ、大丈夫です……あの、助けていただいてありがとうございます」

ドラえもん「気にしないでよ、僕たちの仲じゃないか」

百合子「あの人たち、急に襲ってきて…いったい何が何やら…」

ドラえもん「不思議な力を持つコーヒーにアイス、それにあの人たち……ここのデパートは何かがおかしいよ!」

瑞希「…だとしたら望月さんも気がかりです」

ドラえもん「そ、そうか!杏奈ちゃんの危険が危ない!」


ドッカアアアアアン!!


百合子「な、何!?」キョロキョロ

紬「上の方からです!」

瑞希「行ってみましょう」


一方、デパートのどこかにある管理室。
上の階へ向かっている瑞希たちの様子を謎の人物が監視カメラでチェックしていた。

???「へえ~!何だか面白いことになってきたね♪」

女性はチョコレートやプリン、ジュースなどを飲み食いしながら、
まるでスポーツ観戦しているような雰囲気で状況を楽しんでいるようだった。

???「この世界は退屈かな、って思ってたけど、何だか楽しくなってきちゃった!ふふ、私もちょっとまぜてもらっちゃおっかな~♪」パチン

女性が指を鳴らすと、どこからともなく大勢のタヌキが姿を現す。
タヌキたちは無表情のまま、目を光らせて監視カメラに映っている一行を凝視し続けるのであった。
54 : 1   2022/03/06 15:55:19 ID:ms9rAHhPPE
ドラえもん「この階に杏奈ちゃんがいるはずだ!」

百合子「まさか杏奈ちゃんもここに来てたなんて……なんで…」

紬(七尾さんは特に望月さんと仲が良いから、さぞ心配でしょう…)

百合子「なんで……私も大会に誘ってくれなかったの!」

紬「がくっ!!」ドサァ

百合子「?」
瑞希「見事なズッコケです」b

ドラえもん「おいみんな!あっちから煙が上がってるぞ!」

瑞希「恐らくあそこに望月さんが…」

ドラえもん「間に合ってくれよ!!」


大会のゲームジャンルは?
A:モンスターを戦わせるゲーム
B:カードを題材にしたゲーム
C:アイドルの育成ゲーム
>>57
55 : Pサン   2022/03/06 15:57:44 ID:CuYiZDuxpE
チャーリー
56 : ダーリン   2022/03/06 16:01:52 ID:ekqkk5QD6g
B
57 : P様   2022/03/06 16:41:16 ID:BFamZm.gqw
c
58 : 1   2022/03/06 19:32:19 ID:ms9rAHhPPE
杏奈「んぐ……」ドサッ

安雄「この程度で大会に出ようなんて笑っちゃうね!この大会、僕らの優勝だ!」

はる夫「やったな安雄!!」


瑞希「望月さん、アイドル育成ゲームの大会で大ダメージを負っているようです」

紬「アイドル育成ゲームでダメージを負うってなんなん…?」ガビーン


つばさ「杏奈Pさん!大丈夫ですか!?」

杏奈「う、うん……大丈夫、だよ……」


百合子「あれは伊藤つばささん!レジェンドアイドルが何でこんなデパートに!?」

瑞希「もしかしたらあの方はゲームで実体化した存在なのでは…」

百合子「ということはこれは“魔法のアイドルゲーム”ということですね」

紬「ということは相手側のいる女性も…」


安雄「流石マリちゃんだ!レアリティSSRの中でもトップの性能なだけあるよ!」

マリ「大したことないよ、安雄P!あれくらいの相手なら任せておいて♪」

はる夫「頼りになるなあ」

マリ「ありがとうはる夫さん!この調子で頑張るね!」


ドラえもん「あああああああああああああああああああああああああ!!」

百合子&紬「!?」ビクッ

ドラえもん「!!」シュババ


最推しの丸井マリを目撃したドラえもんが取った行動とは?
>>60
59 : ダーリン   2022/03/06 19:37:52 ID:ekqkk5QD6g
サインください!
60 : プロデューサー様   2022/03/06 19:45:19 ID:ISATgU4aog
乱入してサイン色紙を何としてでも貰おうとする。
この間、ドラえもんが相手側の前にいるので杏奈達は体勢立て直しができる。
61 : 1   2022/03/06 22:25:21 ID:ms9rAHhPPE
ドラえもん「サインください!!」

百合子「早い!」ガビーン

ドラえもん「サインくださいサインください!」

はる夫「君、ドラえもんじゃないか!悪いけど今取り込み中なんだよ!ていうかこれ本物じゃな……」

ドラえもん「うるさい!どけ!!」ゲシッ
はる夫「ふべえっ!!」ハナジブー

安雄「はる夫―っ!!」ガビーン

ドラえもん「マリちゃん相変わらず可愛いなあ!えへ、えへへへへへ」


瑞希「望月さん大丈夫ですか?」

杏奈「う、うん……大丈夫……です」

百合子「どうします?このままこの場から離れます?」

瑞希「…」


A:瑞希が勝負を挑む
B:杏奈のリターンマッチ
C:この場から離れる
>>64


★ドラえもん豆知識
『安雄』
知る人ぞ知るサブキャラ。ジャイアンとスネ夫とつるんでいる帽子の方。

『はる夫』
知る人ぞ知るサブキャラその2。ジャイアンとスネ夫とつるんでいるデブの方。

『丸井マリ』
ドラえもん界の女性アイドル。単行本第8巻「ぼく、マリちゃんだよ」で登場。
アイドル活動が嫌になって隠れている所をドラえもんとのび太が発見し、その縁で知り合う。母親がマネージャーをやっている。ドラえもんは彼女の熱狂的ファンで、のび太がマリを馬鹿にした発言をした時、ブチキレながら首を絞める程である。

『伊藤つばさ』
ドラえもん界の女性アイドルその2。
作中で名前が出てくる回数が多く、その大体がスネ夫の自慢話で話題に出している。
代表的なのは単行本第33巻「フィーバー!! ジャイアンF・C」では伊藤翼ファンクラブ大会に出場したこと、第35巻「ジャイアンへのホットなレター」ではファンクラブの幹部になったことが語られている。また、ドラえもんプラス第5巻「人気歌手翼ちゃんの秘密」で、ドラえもんとのび太と知り合っている。
62 : 下僕   2022/03/06 22:27:03 ID:u6HU7.pq5Y
A
63 : プロデューサーさん   2022/03/06 22:33:19 ID:ekqkk5QD6g
C
64 : プロデューサーちゃん   2022/03/06 22:39:16 ID:spI8ix8dDM
B
65 : 1   2022/03/06 22:55:30 ID:ms9rAHhPPE
杏奈「杏奈に……もう一回、勝負をさせてほしい……です」

百合子「けどその身体じゃ…」

杏奈「このゲーム……大好きで、結構やりこんでたから……負けっぱなしで終わるの……すごく、悔しい……だからお願い」

瑞希「わかりました」

百合子「え!?」
紬「真壁さん!?」

瑞希「その代わり、無理だと判断したら止めます。それでいいですか?」

杏奈「うん……ありがとう」


マリ「応援ありがとう!大好きだよ!」

ドラえもん「えへへ~僕も~」デレェ

安雄「全く何なんだよ一体、急に出しゃばってきて…」

はる夫「…どうやらもう一人出しゃばってきたみたいだ」

安雄「え?」チラッ

杏奈「…」

ドラえもん「あ、杏奈ちゃん!?」

杏奈「……もう一度、杏奈と勝負を……してください」

ドラえもん「勝負って…こんなにダメージを負った状態で無茶だよ!」

杏奈「大丈夫……今度は、負けない……!」

安雄「…いいよ!ここで君が勝てば優勝は譲ろう!その代わり負けたら君のレアアイテムを全部貰うよ!」

杏奈「…いいよ」

ドラえもん「大変なことになった…」ハラハラ

瑞希「…望月さんを信じましょう」

ドラえもん「瑞希ちゃん」

瑞希「私にはわかります。あの目は勝ちを追い求める勝負師の目…、心はまだ熱く燃え滾っています」

杏奈と安雄は互いににらみ合い、コントローラーを構える。

安雄「行くぞ勝負だ!!」スチャ
杏奈「…」スチャ


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→杏奈の勝ち
奇数→安雄の勝ち
>>66~69
66 : ぷろでゅーさー   2022/03/06 23:09:16 ID:ekqkk5QD6g
どうでる
67 : 貴殿   2022/03/06 23:10:50 ID:u6HU7.pq5Y
無理なの
68 : 変態大人   2022/03/06 23:24:00 ID:p3juvopv/k
ほれ
69 : Pちゃん   2022/03/06 23:46:42 ID:spI8ix8dDM
ヴぁい
70 : そなた   2022/03/07 01:43:10 ID:OnR4uijhdY
安雄とはる夫逆に覚えてた‥‥
71 : Pちゃん   2022/03/07 10:19:53 ID:BupfqVMbnk
ドラえもんのアイドルパロディネタ調べてみたけど思っていたよりもいっぱいあったw
杏奈のアイドルは誰になるのか?
72 : Pさぁん   2022/03/07 12:37:31 ID:es2NjzAeB.
今回のP役は誰だろう?
まだ配役されてないスネ夫Pかな?
73 : do変態   2022/03/07 12:48:26 ID:FgW9A9tXno
スネ夫Pは是非とも観たいな
スネ吉が転売目的で何かやってるって知ったらどう思うのか気になる
74 : 1   2022/03/08 00:30:41 ID:GUp4ZOd4lQ
16+50+0+42=108
偶数ルート


杏奈と安雄のライブバトルが始まり、瑞希やドラえもんをはじめとしたギャラリーが二人を囲み、見守る。

ドラえもん「僕は一体どっちを応援すればいいんだ…!」

百合子「普通に杏奈ちゃんを応援してよ!」ガビーン

紬「しかし望月さんと伊藤さんはかなり苦戦しているようですね」

瑞希「対してあの帽子の方と丸井さんは余裕と言ったところでしょうか」


安雄「当然だ!僕がマリちゃんに与えた衣装とアクセサリーは全て最高レアリティの装備!能力値も圧倒的にこちらが上!!」

はる夫「流石安雄!ボーナスの全てをゲームに課金しているだけの事はある!」

安雄「さあ、どんどんポイントを突き放していくぞ!!」

杏奈「杏奈は……こんなところで、負けるわけにはいかない……」

つばさ「その通りだよ!杏奈P!」

杏奈「つばささん……!」

つばさ「杏奈Pと一緒なら、あたしどこまでも行けるよ!だから一緒にトップに行こうよ!!」

杏奈「そうだね……!杏奈も、つばささんと一緒に上に、行くよ……」バッ


ドラえもん「ん?杏奈ちゃんが取り出したあれは?」

百合子「あれは…マットコントローラー!」

ドラえもん「それってつまり、あのマットがコントローラーになってるってこと?」


杏奈「いえーい!それじゃあビビっといっくよー!!」スタッ

はる夫「何だ!急にキャラが変わったぞ!!」

安雄「いや、それ以上にあの身のこなし…!このゲームは通常のコントローラーの方が使いやすいことで有名なのに…!なのにマットコントローラーを使いこなしてるだと!?あれじゃまるで――」
75 : 1   2022/03/08 00:31:09 ID:GUp4ZOd4lQ
百合子「二人のアイドルが…同じステージに立っているみたい…」

ドラえもん「凄いよ杏奈ちゃん!!」

紬「流石です!同じ事務所の仲間として誇らしいです」

はる夫「事務所…?も、もしかして」

ドラえもん「知らなかったのかい?杏奈ちゃんは765プロ劇場アイドルの一人さ!」

はる夫「!?」

安雄「現役…アイドルだと…!?」


杏奈「行くよ、つばささん!!」

つばさ「うん!!」


瑞希「これで決まりですね」


ゲーム音声『杏奈&つばさ!WIN!!』

杏奈「やった!!」

安雄「凄い子だ…!まさか足りない能力値をプレイングでカバーするなんて…!」

はる夫「あのプレイングセンス…ただ者じゃない…!」

安雄&はる夫「「杏奈ちゃん!推させてもらいます!!」」

杏奈「うん!これからも応援ください!!」ニコッ

安雄「ま、眩しい…」
はる夫「うっ…」バタッ
76 : 1   2022/03/08 00:32:14 ID:GUp4ZOd4lQ
瑞希「ナイスファイトでした」ビシッ

杏奈「あ…ありがとう」スウッ

瑞希「本来なら勝利の余韻に浸りたいところですが、急いでここを出ましょう」

ドラえもん「そうだ!このデパートは危険なんだ!さっきのゲームだってそうだったろ?あんなのがここにはたくさんあるんだ!」

杏奈「別に杏奈は……あれはあれで楽しかったよ?」

ドラえもん「結構たくましいなあ」

瑞希「さあ、早く……」


???「あれれ~、もしかしてもう帰っちゃうのかな?」


ドラえもん「!?」クルッ

???「せっかく面白くなってきたんだし、もうちょっと遊んで行こうよ……ね?」

ドラえもん「どこから声が!?」キョロキョロ

紬「みなさん!あそこに!!」

紬が指をさす方向には、大きなゲームの筐体……その上に一人の女性が立っていた。

百合子「あれは…!」

杏奈「あ……」

瑞希「…北上さん」

そこに立っていたのは、髪を下ろし、ラクーンドッグ・レアリティを身に着けている北上麗花であった。


いつもと違う怪しげな雰囲気の麗花に対して…
A:攻撃
B:逃げる
>>77~79

多数決。多い方を採用。
77 : レジェンド変態   2022/03/08 00:33:51 ID:OQ79rK/vTs
B


ミリオンで敵にしちゃいけない人登場か
78 : おにいちゃん   2022/03/08 00:55:08 ID:s.CJKJPAe2
とても攻撃が通じるとは思えないのでさっさとトンズラしよう
B
79 : EL変態   2022/03/08 01:00:43 ID:YDQrd3y81E
B北上領域、再び
80 : Pさぁん   2022/03/08 06:11:07 ID:ax/4tZvTNs
頭の中で、北上さんが酸素魚雷持って提督に向かって来る話を思い出したがな
81 : Pしゃん   2022/03/08 07:41:04 ID:hlct1V/hN6
タヌキを操る女性って誰だろうって思ってたけどSHS麗花さんだったのか。
麗花さんは正攻法じゃ勝てなそうだしなぁ、逃げるに限るか。
82 : 1   2022/03/08 19:20:08 ID:GUp4ZOd4lQ
麗花(?)「ふふふ…こんにちはぁ」

瑞希「…ドラえもんさん」ボソッ

ドラえもん「うん」ボソッ

瑞希「逃げましょう」
杏奈「…え?」

ドラえもん「行くぞ!」ガシッ
百合子「ちょっと!」ズルズル
紬「腕、離して!」ズルズル

全速力でこの場を走り去る一行。

杏奈「何で…麗花さんから逃げるの?」

瑞希「直感ですが…あれは北上さんではありません。もっと別の…それも異質な何か…」

杏奈「確かに…いつもと雰囲気?が、違ってかも…」

百合子「それは分かったから!」ズルズル
紬「私たちを離してくれませんか!」ズルズル

ドラえもん「あ、ごめん」パッ

百合子「いった!」ゴッツン
紬「あなたという人は、本当に…!」ヒリヒリ

ドラえもん「ごめんごめん!けどここまで離れれば大丈夫!だから安心して――」


麗花(?)「何が安心なの?」ニコッ


ドラえもん「うわああああああああああ!!」ガビーン

瑞希「いつの間に先回りを?」

麗花(?)「…周りをよく見てみたらどうかな?」

瑞希「…こ、これは」

紬「私たちがさっきまでいたゲームコーナー…?何で…?」

百合子「も、もしかしてこれは幻術…!?」

ドラえもん「いやいや、ファンタジーじゃあるまいし」
麗花(?)「ピンポーン♪大せいか~い!」

ドラえもん「正解なの!?」ガビーン

百合子「ほらほら!言った通りでしょ!」ドヤァ


A:一体何が目的だ!?と麗花(?)に問いかける
B:調子に乗らないの!と百合子をむにる
>>84
83 :   2022/03/08 19:24:24 ID:OQ79rK/vTs
B
むにーーーーーーーーー
84 : 番長さん   2022/03/08 19:47:20 ID:8/xUj.2twk
B
85 : ご主人様   2022/03/08 19:56:47 ID:xENi2mjHvE
ぷっぷかさんは何かに憑依されてるのかぁ
SSR「ずっと、一緒…」の霊花さんをイメージした
86 : Pチャン   2022/03/08 20:08:15 ID:YDQrd3y81E
>>85
あれだと『リング』系の怨霊ホラーになっちゃう
87 : プロデューサー   2022/03/08 20:19:36 ID:s.CJKJPAe2
むにる選択肢があるならむにるしかない
88 : 1   2022/03/08 20:59:48 ID:GUp4ZOd4lQ
『ゆめたしかめ機』~!

百合子「そ、その道具は…ま、まさか」

むにー!
百合子「いたたたた!」

ドラえもん「調子に乗らないの!」

百合子「もうあんまりだよ…私のほっぺはむにむにするためにあるんじゃないんだよ?」

麗花(?)「そんなことないと思うけどな~」
百合子「!?」バッ

紬「七尾さんが北上さんに捕まった…!」

百合子「た、助けてえ!」

麗花(?)「えーい!つんつん!むにむに~♪」
百合子「あひゃあ!やめてくらは~い」

ドラえもん「なんて酷いことを…!許さないぞ!」

杏奈「ドラえもんも人のこと言えない気がするけど……とりあえず百合子さんを、離して……ください」

麗花(?)「だーめ!だって結構面白いんだもん!」ムニムニ

瑞希「返してもらいますよ」ジリッ

麗花(?)「ふふふ、やれるものならどうぞ…」

ドラえもん「全員で突撃だ!」


ひゅうううううう!
ドオオオン!!

ドラえもん「な、何だ何だ!?」

杏奈「何か落ちてきた…?」

「ぐおおおおおおおおお!!」

麗花(?)「…私の可愛いタヌキちゃんを倒せたら、ね♪」

紬「タヌキ…というより、これは熊…では?」ビクビク

麗花(?)「じゃあお願いね、ポコえもんくん」
89 : 1   2022/03/08 21:00:16 ID:GUp4ZOd4lQ
ポコえもん「うがああああああああ!!」

ドラえもん「まずい!攻撃してくるぞ!!」

ポコえもん「があああっ!」ドゴオッ

瑞希(一撃で床に穴が…)

ドラえもん「凄い力だ…!瑞希ちゃんたちがこんなの受けたら大けがしちゃう…」ジリッ

瑞希「…ドラえもんさん、何をするつもりですか」

ドラえもん「僕があいつの相手をするから、みんなは下がってて!」

麗花(?)「へえ、タヌキ対決…面白くなりそう!」

ドラえもん「僕はタヌキじゃなーい!!」プンプン

麗花(?)「いっけー!あの青ダヌキくんに攻撃!」

ポコえもん「ぐがああああああ!!」

瑞希「このままではドラえもんさんが…こうなったらあれを使うしか…」

瑞希は50円コーヒーを取り出し…

A:瑞希が飲む
B:ドラえもんに飲んでもらう
>>91

コーヒーにはどんな効果がある?
>>93
90 : Pたん   2022/03/08 21:22:20 ID:YDQrd3y81E
A
91 : 兄ちゃん   2022/03/08 21:28:14 ID:FURDb1UG1I
A
92 : 箱デューサー   2022/03/08 21:39:32 ID:OQ79rK/vTs
コーヒーの空き缶で相手を100%ころばして骨折させることができる
93 : Pーさん   2022/03/08 21:48:18 ID:YDQrd3y81E
念力で超常的な存在と渡り合える
94 : プロデューサー殿   2022/03/08 21:48:53 ID:v/dHft9k6Y
高速移動ができる。
ちなみに、瑞希に限り水芸ならぬコーヒー芸(量に制限無し)もできるようになる。

あれ、アイスと合わせたらコーヒーフロートで更に強くならね?
95 : P殿   2022/03/09 07:17:40 ID:gJVDJuvYK2
この麗花さんの出自は一体?
96 : 1   2022/03/09 15:11:29 ID:mHUtl6Q82I
瑞希「…」グビッ

紬「こんな非常事態に何故コーヒーを…?」

瑞希(これで私にも魔法の力が身についたはず…問題はそれが通用するか、ですが……考えてても仕方ないので、それは実戦で試してみることにしましょう)タッタッ

紬「真壁さん!?」


ドラえもん「ぐわあ!!」メリッ

ポコえもんのパンチが顔面がめり込み、吹き飛ぶ。

ドラえもん「ダメだ、歯が立たない…」フラフラ

ポコえもん「ぐがああああああ!!」ブンッ

麗花(?)「は~い、おしま~い♪」

瑞希「いいえ、まだです」

麗花(?)「ん?」
ポコえもん「!!」クルッ

瑞希「まかべーマジック…展開」

そう言って前に腕を突き出すと同時に、手のひらから衝撃波を放出した!

ポコえもん「ぎゃああああ!!」ドシン

瑞希「出来ました……やったぞ、瑞希」

ドラえもん「そ、その力……まさかあのコーヒーを!?」

瑞希「はい。とても美味しかったです」

ドラえもん「僕のためにこんな……ごめん」

瑞希「気にしないでください。おかげで私は戦う力を手に入れられましたから」チラッ

麗花(?)「へえ、やるね……きみ、名前は?」

瑞希「真壁瑞希。あなたのライバルです……キリッ」

麗花(?)「瑞希ちゃんか……覚えておくね。と言っても生き残れたらだけど」
97 : 1   2022/03/09 15:13:27 ID:mHUtl6Q82I
ポコえもん「がああああああ!!」ムクッ

ドラえもん「うわあ!起き上がった!!」

ポコえもん「…ぐ…があ……」

杏奈「けど……何だか苦しそう…だよ」

麗花(?)「大丈夫……きみはまだまだ動ける…そうでしょ?」キィィィン

ポコえもん「ぐがああああ!!」ズキズキ

瑞希「ドラえもんさん、恐らくあの熊さんは北上さんの術に操られています」

ドラえもん「そうか!だったら気絶させればどうにかなるかも!」ゴソゴソ

ポコえもん「ぐが、ががががああああ!!」ドスドス

ドラえもん「『空気砲』!」
瑞希「まかべー…」

ドラえもん「ドッカーン!」
瑞希「マジック」

ポコえもん「がああああああああ!!」ドゴオッ

瑞希「やりましたね」

ドラえもん「これで元に戻ってくれると良いんだけど…」

麗花(?)「……はあ。もう壊れちゃったんだ…つまんないの」

心底退屈そうにため息をつく麗花(?)。
刹那、今まで立っていた場所から一瞬で姿を消す。

麗花(?)「じゃあ処分だね!」

気づけば倒れているポコえもんの正面に立ち、手刀を構えていた。

ドラえもん「まずい!」

瑞希「っ…!」


多数決。多い方を採用。
A:瑞希が行く
B:ドラえもんが行く
>>98~100
98 : ダーリン   2022/03/09 15:38:00 ID:yB34etYJxk
A
こういう時に動くのはのび太くん役
99 : 3流プロデューサー   2022/03/09 15:45:54 ID:gJVDJuvYK2
A
100 : Pしゃん   2022/03/09 17:15:47 ID:qis1KyQ8SI
A

真壁は弁護士の娘だし六法全書くらい懐にいれてるでしょ
101 : 1   2022/03/09 17:48:31 ID:mHUtl6Q82I
瑞希「そうはいきません」バッ

ドラえもん「瑞希ちゃん!」

麗花(?)「念力で押さえつけようとしたって無駄だよ!」

瑞希「うっ…!」

瑞希の念力は強力なものだが、まだ覚えて間もない未熟な力…
麗花(?)の攻撃の余波でポコえもんごと吹き飛んでしまった。

瑞希「…どうしてこんなひどいことを」

麗花(?)「えー、酷いかな?壊れて使い物にならなくなったおもちゃを処分しようとしただけだよ?」

瑞希「やはりあなたは私の知っている北上さんとは異なる存在のようですね」

麗花(?)「さっきから誰と比較してるか知らないけど、私は…私だよ」

瑞希「…」ゴゴゴゴ
麗花(?)「…」ゴゴゴゴ


紬「なんと重苦しい空気…」

杏奈「百合子さん、今の内に……早くこっちに来て」

百合子「そうしたいのは山々だけど…足が動かないっ」ブンブン

麗花(?)「ダメだよ、君はこれから私の新しいおもちゃになるんだから」

百合子「私が麗花さんの玩具に…身体のありとあらゆる所を弄られて、恥辱を受け、尊厳を踏みにじられ…」

杏奈「それは考えすぎだと思う……」ドヨーン

紬「七尾さんが、おもちゃに…?」モワモワ

『ワタシハユリコ!電池デ765時間ウゴキマス!』

紬「なんという惨い仕打ち…」ガタガタ

杏奈「あっちはあっちで、変な事……言ってる」ガビーン


麗花(?)「おいで瑞希ちゃん、可愛がってあげる」

瑞希「いざ尋常に勝負」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→麗花にかすり傷をつけ、一矢報いる
奇数→手も足も出ずに敗北
>>102~105
102 : おやぶん   2022/03/09 17:52:06 ID:gJVDJuvYK2
こんな時代だぜ、俺たちは止められない
103 : P殿   2022/03/09 18:00:15 ID:yOCzzR7Elo
ライバル?対決やいかに
104 : ダーリン   2022/03/09 18:14:19 ID:mwZ3/TgbU.
勝てるか…?
105 : 貴殿   2022/03/09 19:45:49 ID:qis1KyQ8SI
無理なの
106 : おやぶん   2022/03/09 20:17:28 ID:gJVDJuvYK2
あらら……
107 : プロデューサーさま   2022/03/09 20:55:47 ID:5ZoJHkJ4No
きっと…きっと助っ人が来てくれる
もしくは瑞希が何かに目覚めるか
108 : 1   2022/03/09 23:01:01 ID:mHUtl6Q82I
6+15+19+49=89
奇数ルート


瑞希「いき、ます」カッ

ドラえもん「凄い気迫…こっちにも伝わってくる!」

杏奈「けど麗花さんは……全然余裕そう……」

麗花(?)「飲み込みはいいと思うよ、とてもさっき体得したとは思えないくらいだもん。……けど、全然ダメダメさんだよね♪」

瑞希「…っ」

麗花(?)「私が教えてあげるね、力の使い方を…!」パチンッ


瑞希「け、景色が変わった……この暗闇はいったい?」

麗花(?)「次元の中」

瑞希「北上さん…これはあなたの幻術ですか?」

麗花(?)「この世界とは違う別の世界、異世界と呼ばれているものとか…あるいは同じ時間を共有しているけど全く違う文化の世界…並行世界とかパラレルワールドって呼ばれているもののことだね」

瑞希「おや、無視されてしまったぞ…」ガーン

麗花(?)「特にパラレルワールドは面白くってね!……音のない世界、本来の自分の性別とは逆の自分がいる世界、あやとりで全てを決める世界、よく寝る人ほど偉い世界…って感じで、私たちの世界と同じようで全く別の世界がこの世にはたっくさんあるんだよ」

瑞希「いったい何が言いたいのですか…?」

麗花(?)「…昔、ある一つの世界があったの。そこでは不思議な出来事も当たり前のように起こってて、狂った状態こそが正常で、楽しくて自由な世界だった……私はその世界の存在を知ってとても素敵だな、って思ったの」

瑞希「その言い方からして、その世界はもう存在していないのですか?」

麗花(?)「と言うか、別の形に変わったというって感じかな~」

瑞希「その世界、とは…」

麗花(?)「『ミリオンワールド』」
109 : 1   2022/03/09 23:01:33 ID:mHUtl6Q82I
瑞希「ミリオンワールド…?」

麗花(?)「瑞希ちゃん。もし世界を手に入れられたらどうしたい?私はね――」

次の瞬間、麗花(?)の背後に巨大な塔が出現する

麗花(?)「――この世界をミリオンワールドのようにしたいと思ってるんだ♪」

瑞希「…!」ゴクリ

麗花(?)「この世界をミリオンワールドにしちゃえば、きっと私の夢も叶うと思うんだ~♪」

瑞希「夢?」

麗花(?)「そう――」


麗花(?)「――面白おかしい毎日を過ごすこと♪」

現実に戻ってきた…瑞希がそう認識した瞬間、麗花が耳元で囁いていたことに気づく。
吐息が直に耳の奥まで流れ込み、こそばゆい感覚…
そして…

瑞希「…っ!」ドゴオッ

痛み。

ドラえもん「瑞希ちゃん!」

瑞希は麗花(?)の発した衝撃波によって吹き飛ばされたのだ。

麗花(?)「どうかなあ?ちゃんと痛かった?ふふ、これが力の使い方だよ♪」

瑞希「…」ハァハァ

麗花(?)「良かった、すっごく痛そうな顔してる♪しばらく立てないくらい思いっきり力を使ったからね…すごいね私!えっへん!」

瑞希「…世界は、誰の、ものでも…ありません」ハァハァ

一同「「「「?」」」」

麗花(?)「はぁ…、そういう普通の考えは好きじゃないなあ」

麗花(?)は倒れた瑞希に近づき、彼女を掴もうと腕を突き出した。

麗花(?)「時間をかけて教えてあげるよ、じっくりと…たっぷりと…♪」
110 : 1   2022/03/09 23:02:00 ID:mHUtl6Q82I
パチンッ!

麗花(?)「!?」

刹那、目の前の瑞希たちが消え、周りは月夜の山へと変化していた。


ポコえもん「今の内に!撤退です!!」

百合子「え!?誰!?」

ドラえもん「もしかして君、さっきの熊?」

杏奈「タヌキに…なってる…」

ポコえもん「そんなことよりも早く!ぼくの幻術はあの人相手じゃ、文字通り一瞬しか効きません!」

ドラえもん「分かった!」

ドラえもんは倒れている瑞希を背負う。

紬「七尾さん、失礼します」
杏奈「運ぶ…ね」

二人は百合子を頭の上に持ち上げる。

ポコえもん「全速力で行きましょう!」

ドラえもん「うん!」


麗花(?)「…あーあ、逃げられちゃったな~」

麗花(?)「あはは、鬼ごっこ開始だね!ますます楽しくなってきちゃった♪」

麗花(?)「待っててね、瑞希ちゃん…!」


A:1階出入口に向かう
B:食料品売り場に行く
C:あえてこの階に隠れる
D:屋上に行く
>>113
111 : ハニー   2022/03/09 23:05:58 ID:d7R7uSih/E
D

よその事務所のアイドルがイベントやってそう(デパート屋上の遊園地がほとんど亡くなったと聞いて未だ信じれていない人)
112 : Pたん   2022/03/09 23:34:00 ID:gJVDJuvYK2
A怪談だと一回出入り口まで追いかけて来るよね
113 : プロデューサーちゃん   2022/03/09 23:44:56 ID:VmamX5ApFE
B
114 : 夏の変態大三角形   2022/03/10 00:00:43 ID:Pedv6gTYng
MOTHER2の怪人でてくるデパート思い出した。

ここから追加メンバーによっては今後、頭乙女ストームか黒歴史かクール系美少女ユニットでのユニット技もあり得そうやいね
115 : 1   2022/03/10 23:14:35 ID:bjWJ6aK8Ws
一行は麗花(?)から逃げることに成功し、食料品売り場にたどり着いたのだった。
ドラえもんは気を失った瑞希を寝かせ、腰を下ろす。

百合子「や、やっと動けるようになりました!」

紬「恐らく北上さんから距離をとったからでしょうね」

百合子「あのまま動けなくなったらどうしようかと思いましたよ…」ホッ

ポコえもん「あの!みなさん助けてくださってありがとうございます!ぼくはポコえもん、22世紀から来ました」

ドラえもん「やっぱりそうだったのか!僕はドラえもん!君と同じで、22世紀から来たんだ」

百合子「まさかドラえもん以外に未来から来たロボットがこの現代にいるなんて……もしや歴史を揺るがす大事件が…!?」

ポコえもん「いえ、ただの時間旅行です」

百合子「がくっ!!」ズコッ

ポコえもん「そう…本来は仲間たちと旅行を楽しむはずだったんです…ここに立ち寄りさえしなければ…!」


麗花(?)『わあ、人の姿をしたタヌキさんがいっぱい♪』
山崎『俺たちがタヌキって見抜いてるのか…!?』
亀山『まずいぜポコ!』
ポコえもん『あなた、一体何者ですか?』
麗花(?)『きーめた!全員私のおもちゃにしちゃお~っと!』
ポコえもん『まずい!みんな逃げて!!』
麗花(?)『あははははは!!』


ポコえもん「仲間はみんな捕まってしまいました…ぼくもあの人の操り人形に…っ!」

ドラえもん「そんなことがあったのか…」

ポコえもん「こんなことお願いするのは図々しいかもしれませんが…お願いします!ぼくと一緒に戦ってくれませんか!このまま仲間を見捨てて逃げることなんて、ぼくには出来ません!!」

百合子「もちろんです!私たちでアナザー麗花さんを倒しましょう!」

杏奈「何…その呼び名…?」

百合子「あの人は麗花さんとは別人っぽいから、呼び分けようと思って!」
116 : 1   2022/03/10 23:14:56 ID:bjWJ6aK8Ws
ドラえもん「まあ、それは今どうでもいいとして…僕もポコえもんの仲間を救い出すことは大賛成だ!けど僕らだけであの麗花さんを倒せるかどうかが問題なんだ」

百合子「アナザー麗花さん、だね!」

紬「真壁さんも手も足も出ませんでした…」

ドラえもん「あの麗花さんの力は未知数だ!ひみつ道具だけで対抗できるかどうか…」

百合子「アナザー麗花さん!」

杏奈「百合子さん、少し……黙ってよ?」
百合子「もがっ!」

ポコえもん「ぼくも催眠能力を使えますが、あの人の力はぼくのものをはるかに上回るものでした」

百合子「あのー」

紬「そういえば先ほどまで熊の姿をしていましたが、あれは?」

ポコえもん「ああ、あれは僕の能力みたいなものです……けど、あれはパワーを大きく消費するので長期戦にもちこまれると…」

ドラえもん「うーん…」
ポコえもん「うーん…」
杏奈「うーん…」
紬「うーん…」

百合子「あのー…」

ドラえもん「もう!さっきから何なんだ!しつこいぞ!!」プンプン
杏奈「百合子さん…今は……真面目な話を……してるところ、だよ」ジトー

百合子「いやいや分かってるよ!だからちょっと聞いてほしいの!」

一行「「「「?」」」」

百合子「そもそもみんな大事なことを忘れてるんじゃないかな?ここが一体どこで何があるのか、を」

ドラえもん「ここはデパートで…変な商品が置いてある危険な……そうか!!」

百合子「そう!瑞希さんがコーヒーを飲んで超能力を身につけたように、私たちもここで力を手に入れればいいんだよ!」
117 : 1   2022/03/10 23:15:24 ID:bjWJ6aK8Ws
ドラえもん「確かにいい考えだ、けど…」

紬「どんな能力を得られるか分からない以上、逆に危険なのでは?」

杏奈「リスクが…大きい…」

百合子「大丈夫だよ!私たちが求めれば、力の方からこちらへやってくるから!」

ポコえもん「…それはつまりどういうことでしょうか?」

ドラえもん「あまり深く考えなくていいよ、百合子ちゃんもきっとそんなに考えてない」

百合子「……これだ!!」バシッ

百合子が手に取ったのはパックに入った串団子。

百合子「これを食べることで…人知を超えた力が手に入るっ!!」パクッ

ポコえもん「だ、大丈夫ですか?」

紬「お体の調子は…?」

百合子「特に変わったところはあまり…」サスサス

ドラえもん「せっかくだ。何かやってみてよ」

百合子「うん…!」


百合子が手に入れた能力は?
>>120


★ドラえもん豆知識
『ポコえもん』
「ドラベース ドラえもん超野球外伝」に登場するタヌキ型ロボット。所属チームは山寺ベアーズ。
第9話「強敵!?山寺ベアーズ」で初登場。故郷の山寺山が月に持っていかれるのを阻止するためにビッグドームカップに出場し、ドラーズとの試合をきっかけにクロえもんたちと仲良くなった。以降も多く登場し、準レギュラーポジションに。
相手と目を合わせることで催眠をかけることができる。また、キレると巨大な熊へと変身し、元々の礼儀正しい敬語から一変し、乱暴な性格と口調になる。変身前より強力なパワーを使えるようになるが、体力の消費が激しいため、すぐに疲れてしまう。ちなみに19巻で三兄弟であることが明かされるが、20巻では観客席を埋めるほどの大勢の兄弟が登場している。
118 :   2022/03/10 23:19:30 ID:YsMOpOZipg
田中琴葉(ただし機嫌がとてもとても悪い)をいつでもどこでも召喚可能
119 : 3流プロデューサー   2022/03/10 23:26:18 ID:UWHgFkllek
串を口から飛ばす
120 : バカP   2022/03/10 23:26:48 ID:9TUJbJdkzw
青くずんぐりむっくりしたコブラモチーフのゆるキャラになる

121 : プロデューサーくん   2022/03/10 23:31:23 ID:O9Fq9TUW92
コレはダメじゃない…?
122 : 変態インザカントリー   2022/03/10 23:43:47 ID:uT1vYeWFRg
百合子だから読んだ本の世界から何か具現化できる(但し3分だけ使用可能)、とか思ったけど120だと何だろう…タンク代わりとかかなぁ。
123 : Pちゃま   2022/03/10 23:48:04 ID:UWHgFkllek
カメライダーの何かとして適当に流すでしょ
ドラえもん本編もいろいろパクっているし
124 : 3流プロデューサー   2022/03/11 12:00:45 ID:qGqNca.Wic
>>118
アナザー琴葉さんか。
125 : Pーさん   2022/03/11 15:33:32 ID:ZRLiABRE/c
百合子といったらおはぎ…(但しつぶあん派)

話それるけど1氏もミリラジ聞いてる方かな?素朴な疑問です。
126 : 1   2022/03/11 19:02:04 ID:kiP3EtWIiE
>>125
聞いてますよ~
ネタに使えそうなのはメモして隙あらば作品に反映させてます(ロコ編とか静香編とか)
127 : 1   2022/03/11 20:51:30 ID:kiP3EtWIiE
百合子「えいっ!」ボンッ

モワモワ…

ドラえもん「百合子ちゃんが変身した!」

紬「ゆるキャラのように可愛らしい見た目ですね」

杏奈「うん…ちょっと頼りなさそう…」

百合子「ふふふ、一見弱そうに見えて実は…っていうのが鉄板なんだよ!そう、今の私のように…ていやぁ!!」

そう言うと百合子はドラえもんに向かって勢いよく体当たりをした。

ドラえもん「…」

百合子「あ、あれぇ~、おかしいなあ…えい!えい!!」ペシペシ

紬「…ドラえもんさん、どうですか?」

ドラえもん「全然痛くないね」

百合子「ええーっ!!」ガビーン

ポコえもん「これではっきりしましたね…」

ドラえもん「うん、やっぱり能力には当たりはずれがある」

杏奈「まるでガチャ…だね」

ボンッ!
百合子「そ、そんなー!」ガビーン

杏奈「安心して…百合子さんの分も、杏奈がいい能力を見つけてくる…から」b

ポコえもん「杏奈さん、ぼくがお供します」

杏奈「ありがとう…」スタスタ

紬「では私も行ってきます」

ドラえもん「紬ちゃんも魔法の食べ物を探しに行くの?」

紬「私が能力を身につけても、役に立たないから意味がない……そういうことですか?」ジトー

ドラえもん「そんなこと言ってないよ!」ガビーン

百合子「うう…私の無双プランが…」ドヨーン


A:杏奈とポコえもん視点
B:紬視点
>>129
128 : 兄ちゃん   2022/03/11 20:52:45 ID:XFLAmmlgTA
A
129 : 仕掛け人さま   2022/03/11 20:53:12 ID:H1jz8TH7OM
B
まずはつむつむから
130 : 1   2022/03/11 22:54:51 ID:kiP3EtWIiE
紬「まさかあんみつを取り扱っていないなんて…」ガックリ

お目当ての商品がないことに落胆する紬。
たまたま目に入った恵方巻を手にもち、レジへと向かう。

紬「考えてみたら売場の物を無断で食べるのは犯罪です、しっかりお会計を済ませてから食すことにします」

「いらっしゃいませ~♪」

紬「これを一つください」

「袋にお入れしますか?それとも――」
紬「?」チラッ


アナザー麗花「――私と一緒に遊ぶ?」ピッ


紬「!!!??????」ビクッ

紬が反応を見せると同時に、アナザー麗花は紬の額に自身の指をつけた。

アナザー麗花「君も変えてあげる…、私のおもちゃに…ね」

紬(た、たすけ…)


百合子「はあ…」

ドラえもん「気にするなよ、こればっかりは運だ」

百合子「それは分かってるけど……そういえば瑞希さん、大丈夫?」

ドラえもん「今、『お医者さんカバン』で診たところ。薬も飲ませたからもう少ししたら目が覚めるはずだ」

百合子「私たち、これからどうなるんだろう…」

ドラえもん「あの麗花さんをどうにかしないと…」

ドオオオン!
131 : 1   2022/03/11 22:55:13 ID:kiP3EtWIiE
ドラえもん「なんだなんだ!」キョロキョロ

紬「なん…」

百合子「この声は…紬さ……んん!?」

ドラえもん「何だあの二頭身!?」ガビーン
百合子「あれだよ!ログインボーナスで見かけるやつ!」ガビーン

アナザー麗花「この子はもう私のおもちゃだよ」スタスタ

百合子「アナザー麗花さん!」

ドラえもん「まさかポコえもんの時みたいに紬ちゃんを操ったのか!その上こんなちんちくりんな姿にまでして!」

アナザー麗花「結構可愛いと思うんだけどなあ」ウーン

紬「うちかわいい!うち最高やいね!」

アナザー麗花「うんうん!やっぱりそうだよね~」ニッコリ

紬「うち、ご主人様のお役に立つ!あいつら倒す!」カチャ

紬は抱えていた巨大な恵方巻をバズーカのように構えなおした。

紬「滅びるやいね!!」

ドオオオンッ!!

ドラえもん&百合子「ええええええええ!!」


多数決。多い方を採用。
A:避ける
B:ひらりマントで跳ね返す
>>132~134
132 : プロデューサーさん   2022/03/11 22:56:22 ID:eLkyzdNiS.
A

なんなん
133 : 我が友   2022/03/11 22:57:21 ID:BFpgyU8F/M
134 : 兄ちゃん   2022/03/11 23:05:39 ID:l8NjXLa7Nk
B
135 : プロデューサーくん   2022/03/12 01:54:38 ID:zB.x3/0veU
1さんミリラジ聞かれてるんですね。この前のミリラジはピンクの厄介さんが荒ぶってましたね…

つむつむは恵方巻きの妖精になってもよわよわ…もといマスコットやいね。
136 : 1   2022/03/12 23:24:58 ID:HAbRj0PesA
ドラえもん「『ひらりマント』で跳ね返してやる!」ヒラリッ

紬「な…!」

ドッカアアアアアン!
紬「なあああああああん!!」ボオッ

百合子「直撃しちゃったーっ!」ガビーン

アナザー麗花「へえ、攻撃を跳ね返すマントなんて面白い物持ってるんだね」

ドラえもん「未来のひみつ道具だ!これがあればお前なんて怖くないぞ!」

アナザー麗花「へえ、そうなんだ~」クスクス

刹那、アナザー麗花が眼前から姿を消した。

アナザー麗花「じゃあそれ、ちょ~だい♪」シュッ

ドラえもん「もう目の前に!?」

アナザー麗花はドラえもんのひらりマントを素早く掴み取った。
バチバチ、と音を鳴らしたかと思うと、ひらりマントがひとりでに宙に浮き、形状を変化させていった。
サイズは一回り大きくなり、マントから目玉と腕が生えてきたのだ。

アナザー麗花「今日から君の名前は『ヒラリマントラー』だよ」

ヒラリマントラーと呼ばれた元ひらりマントの怪物は、アナザー麗花が主であることを瞬時に理解し、首を垂れる。

ヒラリマントラー「ボス、俺になんなりとご命令を」

ドラえもん「僕のひらりマントがモンスターになっちゃった…!」ガーン

紬「なーんっ!!」シュバッ

百合子「紬さん!倒されたんじゃ…!?」

紬「うちがあんな攻撃でやられると思ったら大間違いやいね!」ビシッ

アナザー麗花「あれあれ~?もしかして私が勝っちゃう感じなのかな?」ニコニコ

百合子「ドラえもん、何とかならないの!?」

ドラえもん「待って!今考えてるところだから!」

アナザー麗花「や~だよ!これから君たちをたくさんいじめちゃうんだから♪うふふふ、あははははは♪」
137 : 1   2022/03/12 23:25:24 ID:HAbRj0PesA
杏奈「そうは……いかない、よ」ドンッ



アナザー麗花「おや?」チラッ

ドラえもん「その声は杏奈ちゃん!」

百合子「ピンチに駆けつけてくれるなんて!杏奈ちゃんは私の救世主(メシア)だよ!!」ジーン

杏奈「後は、任せて……。杏奈が手に入れた能力で……全員倒して見せるから…!」

アナザー麗花「ふふふ、そうそう♪そうやっていっぱいいっぱい抵抗してくれなくっちゃ盛り上がらないよね…!」

杏奈「行くよ…!」


杏奈の能力は?
>>140


★ドラえもん豆知識
『ヒラリマントラー』
ゲームボーイ用ソフト「ドラえもん 対決ひみつ道具!!」に登場する2ステージのボスキャラ。
この作品では一部のひみつ道具が敵キャラとなって登場し、ヒラリマントラーはひらりマントが敵キャラとなった姿である。
従来の反射能力を持っているらしいが、何故かゲーム上で使われることはなかった。
138 : お兄ちゃん   2022/03/12 23:28:29 ID:F5OWh0OBNo
CV木村昴になって破壊音波を出す
139 : ぷろでゅーしゃー   2022/03/12 23:29:07 ID:a4smY38ZvA
かくミサイル発射……できる……
140 : Pさぁん   2022/03/12 23:31:49 ID:nEucQD.dLY
ころばし屋と同じ能力
141 : 高木の所の飼い犬君   2022/03/12 23:54:16 ID:PBRmPZa1.Y
地味に厄介な能力だ
142 : ボス   2022/03/13 01:16:20 ID:bYnhIq8P2U
浮いていたら無意味では?
143 : 彦デューサー   2022/03/13 01:31:18 ID:exmHkfXcOQ
この麗花さん、デストルドーにいそう
144 : Pたん   2022/03/13 14:18:09 ID:N/wkqosBMM
いっその事ころばし屋Zと同じ能力にすればいいんじゃね?
145 : do変態   2022/03/13 16:57:30 ID:lqQkG3oo5E
そんな事したら最凶ターミネーターAnnaが誕生してしまう
146 : 1   2022/03/13 22:40:58 ID:67bJs4eJ8M
杏奈「…」スッ

杏奈は手でピストルのポーズを取り、紬にそれを向けた。

杏奈「バン!」
紬「!?」バタッ

ヒラリマントラー「いったい何が起きた!?」

ドラえもん「こ、これはまさか!」

ポコえもん「はい、お察しの通り…『ころばし屋』と同じ能力なんです」

百合子「ころばし屋?」

ドラえもん「簡単に言うと相手を必ず転ばせる力を持った道具の事さ」

百合子「すごいよ杏奈ちゃん!」

杏奈「うん!この能力があれば杏奈は絶対に負けないよ!!」b

紬「何が起きたん?何でうちは床に倒れて…?」ポカーン

アナザー麗花「あの杏奈って子の力にやられちゃったみたいだね」

紬「ご主人様、申し訳ありません…」

アナザー麗花「大丈夫だよ!私たち二人で力を合わせて頑張ろうね!」

紬「ご主人様…サンキューやいね」ジーン

アナザー麗花「それじゃあ…」ガシッ

紬「え?なぜうちの頭を鷲摑みに…?」

アナザー麗花「第一球投げました~!と~う!!」ビュンッ

紬「なんなんんんんんんん!!」ビュウウウウウ

ポコえもん「ぼくに任せてください!“満月打ち”!!」

カッキーン!
紬「なあああああああん!!」キラーン

ドラえもん「紬ちゃあああああん!!」ガビーン
百合子「紬さあああああん!!」ガビーン

杏奈「助かったよ、ポコさん!!」

アナザー麗花「お礼が言えて偉いね!……けど」
杏奈「!?」

アナザー麗花「よそ見はダーメ♪」

アナザー麗花は自身の右腕に風と木の葉を纏わせ、それを攻撃として杏奈へと撃ち込んだ!


多数決。多い方を採用。

杏奈の行動
A:避けて攻撃する
B:攻撃で相殺する
>>149
147 : 番長さん   2022/03/13 22:42:40 ID:LL5kO4pqnw
B

琴葉はいつ来るかな
148 : 仕掛け人さま   2022/03/13 22:50:27 ID:exmHkfXcOQ
B
149 : 3流プロデューサー   2022/03/13 22:51:19 ID:udDrLQbVIo
B今度は誰がキレさせているんだ琴葉
150 : おにいちゃん   2022/03/13 23:21:57 ID:LL5kO4pqnw
>>149
そりゃ……昴くんか青タヌキやろ
151 : 1   2022/03/14 01:20:23 ID:Y0WDveh36Q
杏奈「相殺する!!」バンッ

杏奈の一撃は巨大な風撃の中心を撃ち抜き、そのまま敵の技をかき消した!

ドラえもん「すごい!あの巨大な攻撃をちっちゃい弾ひとつで打ち消した!」

アナザー麗花「褒めてあげるね!ぱちぱちぱちー!」

杏奈「…」

アナザー麗花「ってあれあれ、どうしたの?鼻でスパゲッティを食べてる時みたいな顔しちゃって」

ポコえもん「まずいですね」ボソッ

百合子「何がです?」

ポコえもん「杏奈さんの攻撃は3回までしか使えないんです」ボソッ

百合子「えーっ!」

ドラえもん「何もそんな所までころばし屋と似なくてもいいのに!」

ポコえもん「ここから残り一発をどうやって当てていくか、そこが問題です」


杏奈(どうしよう、このままじゃまずいよ!)

アナザー麗花「来ないならこっちから行っていいかなあ?」

杏奈(来る!!)


ドラえもん「今助けるぞ!!」ドッカーン

ヒラリマントラー「おっと!そうはいかないぜ!」バッ

百合子「ひらりマントのモンスター!」

ドラえもん「僕の空気砲が防がれた!」

ポコえもん「どいてください!」ドゴッ

百合子「えい!えい!」ポイポイ

ポコえもんは自分のバットで、百合子は散らばった商品を投げてヒラリマントラーに攻撃を仕掛ける。
152 : 1   2022/03/14 01:20:58 ID:Y0WDveh36Q
バキ!ドゴ!ゲシッ!
ヒラリマントラー「くくく、いいぞ貴様ら…」

ドラえもん「?」

ヒラリマントラー「もっとだ!もっと俺をいたぶれ!貴様らから受けた痛みが!俺に力を与えるぜ!!」ハァハァ

百合子「へ、変態だ…」

ヒラリマントラー「言葉責めも好きだぜェ、俺は…」ニチャァ

百合子「ひぃっ!」

ドラえもん「百合子ちゃんに近づくなー!!」ドッカーン

ヒラリマントラー「ぐはっ!」

ドラえもん「やったか!?」

ヒラリマントラー「良い一撃だ…!トんじまいそうだったぜ…!じゃあ今度は俺から貴様らに…快感のお返しだ!!」

ドラえもん「まさか今までの攻撃を全部跳ね返す気か!」

ヒラリマントラー「はぁん!!」ドオウッ

ポコえもん「広範囲の攻撃反射!?避けきれません!!」

ドラえもん「えーと!あれでもないこれでもない!肝心な時にいい道具が出てこない!!」ポイポイ

百合子「こんな変態のせいで、私の物語が終わるなんて嫌だよ~!」

ドラえもん「ダメだ、間に合わない…」

ドオオオオオオンッ!!

ヒラリマントラー「ふぅ……俺の勝ちだ」
153 : 1   2022/03/14 01:22:21 ID:Y0WDveh36Q
「その考えは少々早計かと」

ヒラリマントラー「誰だ!?」

ヒラリマントラーが声のした方を向くと、何故か正面から洗濯機が飛んでくるというありえない状況が映りこんだ。

ヒラリマントラー「ぎゃあっ!」

洗濯機はヒラリマントラーを飲み込むと、コードが接続されていないのに起動し始めた。

ヒラリマントラー「目が…目が回るうううう!!」グルグル


百合子「…あれ?どこも痛くない」

ポコえもん「ほんとですね…」

「みなさん無事で何よりです」

ドラえもん「そ、その声は……瑞希ちゃん!!」

瑞希「はい、おはようございます」

ドラえもん「もう!心配したんだぞ!」ウルウル

瑞希「すみませんでした。けどここからはまた一緒に戦わせてください……瑞希、がんばるぞ」

ドラえもん「よし!みんなであの麗花さんから杏奈ちゃんを助けに行こう!」

百合子「アナザー麗花さんだね!」

ドラえもん「だからそれはもういいって!」

瑞希「大体の事情は周りの様子で何となく察しました……私にいい考えがあります」

三人「「「いい考え?」」」

瑞希「>>156
154 : プロデューサーちゃん   2022/03/14 02:02:02 ID:6UF38igPYY
洗濯機と一緒に加湿器を見つけてきました、これで煙幕を張ります
155 : プロデューサーさん   2022/03/14 02:38:00 ID:NozfhZf7kQ
地球破壊爆弾を見つけました。

「ピッ、ピッ、ピッ」

……そして何故か起動していますぞ
156 : 我が友   2022/03/14 03:10:37 ID:S9DiUpRSq.
瑞希の能力でデパートの品を麗花に投げつけている隙にひみつ道具で麗花さんの動きを止める
157 : 1   2022/03/14 17:21:11 ID:Y0WDveh36Q
杏奈「うっ…!」バタッ

アナザー麗花「どうして攻撃してこないのかな~?このままじゃやられちゃうよ?」

杏奈(そんなこと言ったって、隙がないから攻撃できないよ!)

アナザー麗花「つまらないんでこれで終わりにしま~す♪」

杏奈「っ!」


瑞希「今です」

アナザー麗花「!?」チラッ

杏奈「周りの商品が宙に浮いてる…?」

瑞希「えい…!」

ビュンッ!ビュンッ!

アナザー麗花「!」スッ

百合子「避けられちゃった!」

ポコえもん「大丈夫!まだたくさんあります!!」


アナザー麗花「あはは!起きたんだね瑞希ちゃん!!」スッ

瑞希「はい、おかげ様で回復しました」

アナザー麗花「超能力の使い方が上手くなったね、ふふ、すごいすごい」

瑞希「いえいえ、ここからですよ」パチンッ

瑞希が指を鳴らすと、アナザー麗花の頭上に浮いていたレジや棚などが一斉に落下する!

アナザー麗花「当たったらたんこぶ出来ちゃうよ!」スウッ

アナザー麗花が両手を頭上に上げると、落下してきた物全てが空中で動きを停止する。

ドラえもん「今だ!!」ゴソゴソ

『正義ロープ』!

先端に目玉がついたロープがアナザー麗花の身体に巻き付き、縛りあげた!

アナザー麗花「あうっ」ギシギシ

瑞希「お見事です」

ポコえもん「正義ロープは悪さをした対象を拘束する強力な道具です」

ドラえもん「これで全員無力化したぞ!僕らの勝ちだ!!」


A:このまま攻撃だ
B:話を聞いてみよう
>>159
158 : 変態インザカントリー   2022/03/14 17:40:50 ID:PTfdH0xS2.
A
このアナザー麗花さんにとりもちくっつけたり、プリンたらふく食わせて悶絶、みたいに無力化したい
159 : 我が友   2022/03/14 17:46:00 ID:mVELxsDpug
Bまずは対話だ
160 : 1   2022/03/15 01:02:00 ID:TmNbGwsXp.
アナザー麗花「鬼ごっこで鬼を捕まえるなんて反則だと思うな~」ブーブー

百合子「別に鬼ごっこなんてしてないですよ!」ガビーン

アナザー麗花「あれそうだっけ?」

ドラえもん「そんなことより、色々と話を聞かせてもらうぞ!一体何者でどこから来たとか、目的とか…」

アナザー麗花「私は私だよ?」

ドラえもん「うーん、そういうことじゃなくて…」

アナザー麗花「こことは別の世界から来たんだ!」

ドラえもん「どうやって?」

アナザー麗花「えーと、次元をザクってしてビューっとやってドッカーンと…」

ドラえもん「?????」
瑞希「気持ちは物凄く分かります」ポンッ

アナザー麗花「目的は……あ、それは瑞希ちゃんに言ったよね?」

ドラえもん「そうなの?」

瑞希「はい。どうやらこの世界を侵略することが目的らしいです」

ドラえもん&百合子「「せ、世界征服!?」」

杏奈「ベタだけど……分かりやすい、ね」

アナザー麗花「違うよ瑞希ちゃん!侵略じゃなくて作り変えるんだよ」

ドラえもん「作り変える…?」

アナザー麗花「そう……ミリオンワールドにね」ニッ

ドラえもん「ミリオンワールドって?」

アナザー麗花「ミリオンワールドは凄いんだよ!全ての非常識が常識になるの。自由で混沌でとても楽しい世界!素敵でしょ?」

百合子「聞いてる限りじゃとても良いものとは思えないですね…」

アナザー麗花「…けどミリオンワールドは消えてしまった。残念だよね、もったいないよね……だからもう一度蘇らせることが出来れば、それって凄く最高だと思うの♪」

ドラえもん「一度消えた世界を蘇らせることなんてできるもんか!」

アナザー麗花「出来るよ。5つの小籠包を揃えて塔への道を開くことが出来れば、ね」
161 : 1   2022/03/15 01:02:47 ID:TmNbGwsXp.
ドラえもん「5つの小籠包!?」ガビーン

アナザー麗花「驚くことかなあ?みんなもこのデパートでずっと見てきたよね?」

瑞希「私のコーヒーや、空を飛べるアイス、実体化するゲーム…」

アナザー麗花「不思議な力を持ってるアイテムはどの世界にも当たり前のようにあるんだよ……と言ってもこのデパートのアイテムはぜ~んぶ私が持ってきたものなんだけどね!」

杏奈「杏奈たちが食べたものも……全部異世界のものだったんだね……」

ドラえもん「今までいろんな世界を見てきたけど、まだまだ世界には不思議なことが多いなあ」

瑞希「ここまでの流れから推測すると、あなたは5つの小籠包を探しているわけですが、この世界に来たということは…」

ドラえもん「あ、そうか!この世界にあるんだ!5つの内の1つが!」

アナザー麗花「ピンポーン!大正解で~す!」パフパフ

百合子「じゃあもう全部揃っちゃたりとか!?」アワアワ

アナザー麗花「残念だけどまだなんだ~。他の世界で4つ手に入れてきたけど、最後の1つがここにあるってこと以外は何も知らなくってね……みんな知ってる?」

ドラえもん「知るわけないだろ!知ってても絶対教えない!!」ガビーン

アナザー麗花「青ダヌキくん、けちんぼさんだね」

ドラえもん「僕はタヌキじゃなくてネコ型ロボット!!」プンプン

アナザー麗花「そうなんだね~、私はタヌキの方がいいと思うけどなあ」

ガサガサ

瑞希「ドラえもんさん、後ろ…!」

ドラえもん「え?」クルッ

ドラえもんが反応すると同時に、タヌキたちがドラえもんに襲い掛かった!
162 : 1   2022/03/15 01:03:58 ID:TmNbGwsXp.
ドラえもん「ぐへ!」バタッ

アナザー麗花「助けに来てくれてありがとう、みんな!」

ポコえもん「このタヌキたち…いつの間に?」

アナザー麗花「凄いでしょう?私の大事な家族たちなんだよ」

タヌキA「きゅーん」

アナザー麗花「そうだね、いつまでも遊んでばかりじゃダメだよね……ということで!このロープの外し方、教えてほしいなあ!じゃないと…青ダヌキくんが痛い目にあっちゃうよ?」ニッ

ドラえもん「話すもんか!」

アナザー麗花「ふ~ん…」ゲシッ

ドラえもん「ふごっ!」

アナザー麗花「さーて、瑞希ちゃんに問題です!ここでの正しい選択はなーんだ?間違えると大事なお友達がギッタギタのメッタメタになっちゃいま~す!」

瑞希(ドラえもんさん…)


A:ドラえもんを助けるためにアナザー麗花を解放する
B:アナザー麗花に攻撃を仕掛ける
>>165
163 : P様   2022/03/15 01:42:16 ID:juGkmwd4vw
B
ひとまずアナザー麗花を追い払ってドラえもんを助ける
164 : お兄ちゃん   2022/03/15 02:24:22 ID:6ivWRo/nYc
B

ドラを犠牲にしてこらしめる
165 : プロデューサーさん   2022/03/15 03:00:30 ID:sRcXkC29fE
B

落ちていた時限バカ弾を利用するとか
166 : Pくん   2022/03/15 07:19:29 ID:RSobgafQJc
ドラえもんへの遠慮がねえ!!
167 : あなた様   2022/03/15 10:57:24 ID:bZsPuoYaa2
時限バカ弾はやばいぞ(笑)
マジックおしりとかコチョコチョ手袋とかも使って欲しいかも
168 : プロデューサーちゃん   2022/03/15 11:34:57 ID:6ivWRo/nYc
案外、ミリオンワールドってのが「クルパーでんぱ」でブッ壊れた世界なだけだったりして

で、麗花の正体はガチャ子とかさ
169 : 夏の変態大三角形   2022/03/15 12:36:07 ID:qiORNaq6K.
>>168
ミリオンワールドの詳細
https://greemas.doorblog.jp/tag/Dead_or_Alive!ミリオンアドベンチャー
170 : 169   2022/03/15 12:37:46 ID:qiORNaq6K.
171 : 1   2022/03/15 21:34:13 ID:TmNbGwsXp.
ドラえもん「僕に構わず攻撃をするんだ!」

アナザー麗花「うん!」ゲシゲシ

ドラえもん「違う!瑞希ちゃんに言ったの!!」ガビーン

瑞希「…その覚悟、受け取りました」

瑞希は両手をかざし、念力を放出させた!

アナザー麗花「むむっ!」

ドラえもん「今だ!!受け取れ瑞希ちゃん!!」ポイッ

ポコえもん「あれはドラえもんさんの四次元ポケット!」

瑞希(道具を出して北上さんに攻撃すればいいんですね)ゴソゴソ


アナザー麗花「約束通り、青ダヌキくんには痛い目にあってもらいま~す!」

ドラえもん「く、来るなら来い!覚悟はできてる!」

瑞希「そうはいきませんよ」

アナザー麗花「?」クルッ

瑞希「えい」ポイッ

ポコえもん「あれは!」
ドラえもん「『時限バカ弾』!」

瑞希「あなたには盛大にバカになってもらいます」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→アナザー麗花に命中する
奇数→跳ね返されて百合子に命中する
>>172~175
172 : ごしゅPさま   2022/03/15 21:43:25 ID:fiqLv5X9ac
わくわく
173 : レジェンド変態   2022/03/15 21:46:02 ID:BnLUebtDeM
どっちに転んでも美味しい奴では
174 : Pサマ   2022/03/15 21:47:39 ID:8PwD1Ph2dk
らぶ~
175 :   2022/03/15 22:11:01 ID:xXD3aUB4cs
いけっ!
176 : 5流プロデューサー   2022/03/15 23:08:24 ID:y9lMPT0CH6
百合子……南無(むにー)
177 : 下僕   2022/03/15 23:57:03 ID:uCzlTJY/Gg
おバカになった麗花さんも見てみたかった
178 : 変態大人   2022/03/16 00:30:08 ID:6Dd3IO9Yxo
ボーボボ並みのフレンドリーファイア
179 : 1   2022/03/16 00:57:35 ID:S/JcjDyZpo
アナザー麗花「それは嫌だから…返すね」

時限バカ弾を思い切り蹴り飛ばす。

百合子「…え?」
ポ ン

ポコえもん「時限バカ弾が百合子さんの所に!」ガビーン

百合子「オッペケペー!アジャラカモクレン!!」クルクル

ドラえもん「あっちゃー…」

アナザー麗花「あははははは!!」

百合子「パッパラパー……あれ?私は何を」

ポコえもん「思い出さない方がいいです…」ドヨーン
瑞希「七尾さん…本当にすみませんでした」ペコリ

百合子「え…何この空気感?」ポカーン

杏奈「杏奈は、何があっても百合子さんのこと見捨てないよ……」ポンッ

百合子「だから何があったの!?」ガビーン


アナザー麗花「あー、面白かった!いい余興だったね♪」」

正義ロープ「!」グイイイ
アナザー麗花「んっ…!」ギチギチ

ドラえもん「罪を重ねればその分、縛られ方がきつくなるんだ!僕に攻撃した分も含めればもう身動きとれないレベルだぞ!」

アナザー麗花「あう…っ」バタッ

ドラえもん「足も縛られた…!これで完全に自由を奪ったぞ!」

アナザー麗花(自由を…奪う…?)

瑞希「これで動きは完全に封じることが……」
180 : 1   2022/03/16 00:58:15 ID:S/JcjDyZpo
アナザー麗花「…君たちは、私から自由を奪うつもりなの?」

ドラえもん「!!」ゾクッ
瑞希「何という威圧感…」

アナザー麗花「私たちから自由を奪う人は絶対に許さない…そんな悪い人は全員いなくなっちゃえばいい…!」グイイッ

ポコえもん「まずいです!明らかに今までと雰囲気が違う!!」

アナザー麗花「…そんなものじゃ私は縛れない」グイイッ
正義ロープ「!?」

ドラえもん「まさか自力で抜け出すつもりか!?」

アナザー麗花「!!」カッ

バキッ!!

百合子&杏奈「あ!!」

ポコえもん「力づくで正義ロープを破壊した!そ、そんなバカなことが…!」

正義ロープから解放されたアナザー麗花は静かに立ち上がり、無言で一行を見つめる。
ニヤリと不敵な笑みを浮かべ、右手に力を集中させる。突然出現した木の葉…恐らく妖力の発動を象徴するものであろうものを纏ったと同時に、今までなかった刀が右手に握られていた。

アナザー麗花「…確かこうだったかな?」スウッ

ポコえもん「あ、あの構えは!ぼくの満月打ちの…!!」

アナザー麗花「!!」ザッ

円を作るように刀を振る……本来はその程度の動作でしかないはずだが、
彼女の並外れた妖力との相乗効果により、強力な斬撃を発生された。
たった一振りの斬撃で床や遠く離れた壁さえ抉れ、その余波は瑞希たちを吹き飛ばしたのだった。
181 : 1   2022/03/16 00:58:51 ID:S/JcjDyZpo
瑞希「くっ…!」バタッ

ドラえもん「みんな!!」

仲間たちが吹き飛ぶ様子を目の当たりにし、急いで駆け寄ろうとするのだが…

アナザー麗花「逃がさないよ」カチャ

自分の首元に刀を向けられてしまう。

アナザー麗花「名付けて“満月斬り”って感じかなあ…ふふ」

ドラえもん「なんてことを…!」

アナザー麗花「他人事みたいに言うんだねえ、次は君がこうなるんだよ!」


瑞希「なりませんよ」


ドラえもん「瑞希ちゃん!!」

瑞希「さあ先ほどの続きを……私と勝負をしましょう」

アナザー麗花「ふふ、今度こそ壊してあげるよ」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→瑞希が優勢
奇数→アナザー麗花が優勢
>>182~185
182 : 兄ちゃん   2022/03/16 00:59:57 ID:aPpE4hyUxw
怖いの。真くんに守ってもらいたいの。
183 : プロデューサー殿   2022/03/16 01:04:14 ID:5VVUPRx0LQ
なんとかチャンスを……!
184 : プロデューサー殿   2022/03/16 01:27:55 ID:/4xP7i4x2.
助っ人(マジギレコトナとか)は来てくれるか…
185 : ボス   2022/03/16 02:22:59 ID:icHHYFfcsM
歌織さんでもいいから助けて
186 :   2022/03/16 06:55:09 ID:6Dd3IO9Yxo
>>184
コトナって誰!?
187 : プロデューサー様   2022/03/16 06:57:05 ID:aPpE4hyUxw
またしても奇数
188 : 変態大人   2022/03/16 14:30:18 ID:BqD2mYDx.o
>>186
この前のSAOコラボイベ時のガシャの限定SSR琴葉がアスナイメージしてるから、その愛称?通称?かな。
189 : 1   2022/03/17 09:39:49 ID:80ZL6AIIFE
57+14+55+59=185
奇数ルート


瑞希「はあ…!」バッ

アナザー麗花「やっぱり成長してるね、すごいよ……けどまだまだ――」ビュンッ

瑞希(早い)
アナザー麗花「足りないよ!」

振り下ろされた刀を念力で防ぐことに成功するが、衝撃で後方に押されてしまう。

瑞希「…」ザッ

アナザー麗花「うんうん、いい感じだね。59点ってところかな」

瑞希「…何故、こんなことを?」

アナザー麗花「ん?前にも言ったよね?世界を…ミリオンワールドを手に入れたいんだよ♪」

瑞希「それは大勢の人を困らせて、脅かしてでもすることですか?そんなことに意味なんてありません」

アナザー麗花「意味…?何それ?」
瑞希「…!?」

アナザー麗花「意味なんてないよ。私はただ、普通で退屈な世界をめちゃめちゃにしたいだけだもの!きっとそれはすごく楽しいことだと思うんだよね…だって普通なんてつまらないから」

瑞希「…やはりあなたは私の知っている北上さんではありませんね」

アナザー麗花「さっきから誰と比べてるか分からないけど、私は私だって……ずっと言ってるよ!」ブンッ

アナザー麗花の一振りで斬撃が一直線に瑞希へと向かう。

瑞希「ううっ…!」キイイン

アナザー麗花「とっさにバリアを出すなんて頭がいいね!ふふ、じゃあ二回目の攻撃行っちゃおうかな~!今度は耐えられるか乞うご期待!だね♪」スウッ

ドラえもん「この野郎!」ガシッ

瑞希「ドラえもんさん」

アナザー麗花「もう!邪魔だよ!」ブンッ
ドラえもん「うわあっ!」バタンッ

アナザー麗花「瑞希ちゃんの前に青ダヌキくんを壊しちゃおっかな!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→ドラえもん、攻撃を見事に防ぐ
奇数→刀に貫かれる
>>190~193
190 : 我が友   2022/03/17 09:55:42 ID:wsHSQ7xfDI
今回は展開がハードだな
191 : 夏の変態大三角形   2022/03/17 09:56:57 ID:FSH3CVlq8s
ドラえもん、男女平等パンチだ!
192 : プロデューサークン   2022/03/17 10:23:52 ID:PS6kxJ63Js
四次元ポケットに当たったら大丈夫なのかしら
193 : Pちゃま   2022/03/17 12:29:47 ID:BGFiK23wjg
ドラ壊れたら金属ごみなのか埋め立てごみなのか粗大ゴミなのか
194 : 1   2022/03/17 20:57:16 ID:80ZL6AIIFE
42+57+52+47=198
偶数ルート


ドラえもん「そいっ!」ガシッ

真剣白刃取りで攻撃を防ぐことに成功。

ドラえもん「どうだ!僕だってやればできるんだぞ!」フンス

アナザー麗花「じゃあ私もやればできるんだってところ、見せちゃおっと♪」グイイイッ

ドラえもん「そ、そんな馬鹿な!僕の力は129.3馬力なんだぞ!」ズルズル

アナザー麗花「あははは♪」


瑞希「このままではドラえもんさんがやられてしまう、もっと私に力があればドラえもんさんを助けることが出来るのに……」チラッ

瑞希がふと下を向くと、先ほどドラえもんから預かった四次元ポケットが目に入った。

瑞希「…賭けてみますか」


ドラえもん「も、もうだめだ…力が…!」

アナザー麗花「真っ二つにして靴下にしてあげるね!」


瑞希「させません」ゴオオッ


ドラえもん「瑞希ちゃん!」
アナザー麗花「あれ、さっきより力が上がってる?」

瑞希「どうやら成功のようですね…」ポロッ

瑞希は手に持っていた缶コーヒーを念力で握りつぶした。

ドラえもん「何で!?あのコーヒーは1本しかなかったはず!」

瑞希「忘れましたか?あの時、フエルミラーで増やしたコーヒーです。それをこの『とりよせバッグ』で取り寄せたんです」

ドラえもん「まさかそれを…」
195 : 1   2022/03/17 20:58:32 ID:80ZL6AIIFE
瑞希「賭けでした。2本目を飲んで果たしてどんな作用が生まれるのか……けど、何とか戦えそうです」

アナザー麗花「この子を助けるために、そんな危険なことしちゃったんだ?」

瑞希「かけがえのない友人を助けるためです」

アナザー麗花「それで失敗した時の事とか考えなかったの?」

瑞希「もちろん最悪の事態は想定しました。けど、私は――」
アナザー麗花「?」

瑞希「――勝負事が好きなのです」

アナザー麗花「…っぷ、くく、はは、あははははははは!!」
ドラえもん「!!」ビクッ

アナザー麗花「最高だね!私、瑞希ちゃんのこと好きになっちゃった!!ねえ、私と一緒に行こうよ!!それで世界をめちゃめちゃにしちゃおう?」

瑞希「お断りします」

アナザー麗花「お断りするのダーメ!私はもう決めたよ、絶対に私と一緒に来てもらうからね!!」ザッ

瑞希「はあっ…」ガキンッ
196 : 1   2022/03/17 20:59:06 ID:80ZL6AIIFE
ドラえもん「防いだ!すごい!本当に能力がパワーアップしてる!」
瑞希「…やったぞ」グッ

アナザー麗花「アハハ、楽しいねえ!瑞希ちゃん!!」

瑞希「…全然楽しくなんてありません」

アナザー麗花「嘘ばっかり!瑞希ちゃんからは私と同じ匂いを感じるよ!」

瑞希「え…」クンクン

アナザー麗花「平凡な日常に刺激を求めている、だから危ない賭けも平気でやっちゃう!私と一緒だね!だからきっと私たち仲良くやっていけると思うんだ!」

瑞希「…」

アナザー麗花「そのためにはまずは力関係を決めちゃおうね!」ゴオオッ

ドラえもん「気をつけろ!あの構えはさっきのやつだぞ!」

アナザー麗花「楽しく技のぶつけ合いっこしようね!」ゴオオッ
瑞希「望むところです。これがラストアタック……」ゴオオッ


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→瑞希の勝ち
奇数→アナザー麗花の勝ち
>>197~200
197 : 魔法使いさん   2022/03/17 21:03:32 ID:YGzOcvVHTY
瑞希「分の悪い賭けは嫌いじゃない…」
198 : 師匠   2022/03/17 21:07:28 ID:S7hW5D2aX.
智絵里「勇戦奮闘でもって必ずや皇国の不朽を勝ち取らん!」
199 : プロデューサー   2022/03/17 21:10:50 ID:PS6kxJ63Js
奥の手もまだあるよ
200 : P君   2022/03/17 22:06:21 ID:IZKaGJsu92
とってもやばいの。
201 : 1   2022/03/17 23:07:43 ID:80ZL6AIIFE
32+28+50+21=131
奇数ルート


一方、百合子たちは…

百合子「いたたた…」

杏奈「百合子さん、ポコさん、大丈夫……?」

ポコえもん「ぼくは大丈夫です!」

百合子「私も……後ろの壁に当たってちょっと痛かったけど……え?売り場のど真ん中で壁?」チラッ

ヒラリマントラー「や、やっと出られたぜ…」ゼェゼェ

百合子「うわああああ!壁かと思ったら洗濯機だったー!!」ガビーン

ヒラリマントラー「危うくクセになっちまいそうだったぜ……さあ、今度こそ俺のターンだ。一緒にトぼろうぜ」ニチャァ

ヒュウウウウウウウウ…
ヒラリマントラー「ん?なんだ?上から何かが…」

紬「なああああああああああああああ!!」ヒュウウウウ

ゴツン!!
紬「なん!!」
ヒラリマントラー「ふべらっ!!」

思い切り頭をぶつけあう二人。お互いの頭の周りを翼の生えた金魚がグルグル回ってる幻覚を見ながら気絶してしまう。

百合子「……はっ!まさか私の隠された能力が開花した!?」

杏奈「それはないよ……」ドヨーン
ポコえもん「それはありませんね」ドヨーン
202 : 1   2022/03/17 23:08:22 ID:80ZL6AIIFE
念の波動と斬撃、両者の最大攻撃がぶつかり合う!

瑞希(ダメ押し…)グイイッ

瑞希は手に力を込める。すると波動の中から念弾が放出され、アナザー麗花の額に命中した。

アナザー麗花「!」ガクッ
ドラえもん「やった!!」

しかし倒れそうになる寸前で足に力を入れ、それを阻止。

アナザー麗花「今のはちょっと聞いたかな。86点…!」ペロッ

額から流れ落ちる血を舐め、不敵な笑みを浮かべる。

アナザー麗花「…ふふ、見てよ。商品も建物もめちゃくちゃ…!これが私たちの力がぶつかり合った結果だよ」

瑞希「…」

アナザー麗花「これをもっと大きなものに向ければすっごく楽しいことが起こりそうだよね」

ドラえもん「楽しいもんか!世界中がめちゃくちゃになる!」

アナザー麗花「それがいいんだよ?」

ドラえもん「よくない!!」プンプン

瑞希「…」フラッ

ドラえもん「瑞希ちゃん!?」

アナザー麗花「あれあれ?」

ドラえもん「…やっぱり二つ目を飲んで負担がかかったんだ!」

瑞希「すみません、短時間で決着をつけるつもりだったんです。それなら何とかなると思って……失敗、だったぞ…」バタッ

ドラえもん「瑞希ちゃあああああん!!」

アナザー麗花「じゃあ私の勝ちってことで、瑞希ちゃんをお持ち帰りするね!」

ドラえもん(こうなったら逃げるしかない!そのためには…!)


A:デパートを爆破する
B:乗り物を出す
C:「あれはなんだ!?」と指をさす
>>205
203 : そなた   2022/03/17 23:11:32 ID:IZKaGJsu92
A

爆発オチなんてサイテー!
204 :   2022/03/17 23:17:18 ID:uaJiPgHBTo
C
実は「あそこに茜ちゃんのプリンが!」って言ったら本能で釣られちゃったりして。
205 : 師匠   2022/03/17 23:52:30 ID:2bKYlxATFA
C
206 : Pちゃま   2022/03/17 23:54:40 ID:laDDGJlcek
B
障害物の多い屋内で使えて倒れてる真壁を運びつつ逃げ切る速さがある
そんな都合のいい道具あったっけ?
207 : ぷろでゅーさー   2022/03/18 02:17:55 ID:0gSHyV3sCU
チーターランとか(ハツメイカーで作った)ゴキブリキャップとかだな
208 : 我が友   2022/03/18 08:35:35 ID:MWQL6al7Y.
取り寄せバックとか石ころ帽子とか、色々活用できそうではある
ただ今回の相手は、なかなか分が悪いね…
209 : 5流プロデューサー   2022/03/18 09:28:50 ID:FcqnK49ttw
石ころぼうしは気配を感じられないだけで、センサーや匂いとかは感じられるって「魔界大冒険」や「小宇宙戦争」で判明してるから、この麗花には無効になる恐れがあるにゃ

まだどんぶら粉で地中に隠れながらの方がよいかと
210 : 1   2022/03/18 19:13:12 ID:jpaAU/0eOE
ドラえもん「あれはなんだ!」ビシッ

アナザー麗花「ざ~んねん♪そんな手には引っかからないよ!」

ドラえもん「でかいプリンがあるぞ!」

アナザー麗花「本当!?」クルッ

ドラえもん「今だ!!」ボンッ

一瞬の隙をつき、『こけおどし手投げ弾』を放り投げる。

アナザー麗花「っ…!」

ドラえもん「みんな逃げろーっ!ここから脱出するぞー!!」ドタタタタ


百合子「今の…ドラえもんの声だったよね?」

杏奈「状況は分からないけど……逃げた方がいいみたい、だね……」

ポコえもん「しかしぼくの仲間たちをおいて逃げるわけには…!」

杏奈「気持ちはわかる、よ……。けど……ここでやられちゃったら……仲間を助けることが出来ないよ……」

百合子「そうだよ!ここは一度引いて、体勢を立て直そうよ!」

ポコえもん「…そう、ですね。わかりました…」

百合子「それじゃあさっそく出口まで…」

「うう…」
「うあう…」

百合子「だ、誰この人たち!?」

杏奈「大勢の人が……杏奈達の方に……向かってきてる……」

ポコえもん「あの虚ろな感じ…間違いなく敵に操られていますね…恐らくここに来ていたお客さんでしょう」

百合子「そういえばあの時の店員さんと似たような感じかも」

杏奈「どうりで……こんなに騒いでても……誰もリアクションがないと思ったら……」

客A「うがあああ!」
客B「きええええええい!」

ポコえもん「来ます!!」


どうする?
>>212
211 : ぷろでゅーしゃー   2022/03/18 19:23:15 ID:N44HzEsjfs
クルパーでんぱ照射
212 : EL変態   2022/03/18 19:44:08 ID:Tyq6hIOwh2
百合子かポコえもんが近くにあった食べ物を食べて能力発動
213 : レジェンド変態   2022/03/18 20:46:12 ID:P5g/WbZZnk
カチンカチンライトで全員止めて、空飛ぶ荷札宇宙用でブラックホールに突入させよう
214 : 1   2022/03/18 21:53:52 ID:jpaAU/0eOE
百合子「こうなったら…賭けに出るしかない…!」ガシッ

百合子は近くにあったケーキを掴み取る。

杏奈「百合子さん、まさか……もう一回魔法の食べ物……食べるつもり……なの?」

ポコえもん「危険ですよ!二つ目を食べて何が起きるか分からないのに!」

百合子「仲間を助けるため……そして何より、勝負事が好きなんです!」

自分たちが知らないところで似たような発言があったことなど知る由もなく、百合子はケーキにかぶりついた。

百合子「ハッピーバースデー、新しい私!」キリッ

ポコえもん「どうぞ、ハンカチです」

百合子「あ、どうも」フキフキ
口の周りについた生クリームをハンカチで拭く。

杏奈「…」ドヨーン

ポコえもん「それで…どんな感じですか?」

百合子「うーん、やっぱり何も変わってない気がする……とりあえずやってみるね、ふんっ!」ボンッ

杏奈&ポコえもん「「おお!!」」

モワモワモワ…
百合子「これが進化した…新しい私!!」ドヤァ
215 : 1   2022/03/18 21:54:21 ID:jpaAU/0eOE
その姿は先ほどのマスコットの見た目と同じではあるが、身体は大きくなり、前と後ろにそれぞれ二つのタイヤがくっついていた。

百合子カー「って私、車になっちゃった!!」ガビーン

杏奈「……ポコさん、乗って」

ポコえもん「まさか運転するつもりですか?」

杏奈「うん……百合子さんに乗って逃げよう……」

客C「うおおおおおお…」

ポコえもん「…その方がよさそうですね……ところで杏奈さん、運転の経験は?」

杏奈「大丈夫……ゲームで鍛えたハンドルさばき……見せてあげるね……」

ポコえもん「え!?」ガビーン

ブロロロロロロロ!
百合子カー「おお!何だか分からないけど、心が昂ってきたよ!」

杏奈「さあ、行くよ!!」ブウウウウン

客D「ぎゃああ!」
客E「ひえええ!」

ポコえもん「凄い!荒っぽいけど決して相手に接触させない絶妙なハンドルさばき!」

杏奈「いえええええい!!今の杏奈を止めることなんて誰にもできないよおおおおお!!」

百合子カー「私は今、風と一つになっている!!いや、私こそが風!!」

杏奈「それ、突撃―!!」ブウウウウン
216 : 1   2022/03/18 21:54:51 ID:jpaAU/0eOE
ドラえもん「それそれそれそれ!!」ポイポイ


アナザー麗花「さっきから眩しくて前が見えない…!もうやんなっちゃうなあ!」チカチカ

ドラえもん「…」スタスタ

アナザー麗花「みぃつけた!」ザシュッ

ドラえもん「!」ヒラヒラ

アナザー麗花「あれあれ?青ダヌキくんが人型の紙になっちゃった?」

ドラえもん「…」スタスタ
ドラえもん「…」スタスタ
ドラえもん「…」ピョンピョン
ドラえもん「…」ゴロゴロ

アナザー麗花「…へえ、何だか分からないけど面白そ~」ニヤ


瑞希「ドラえもん…さん」

ドラえもん「目が覚めたんだね!」

瑞希「今は…どんな状況ですか?」

ドラえもん「もう安心だよ!あの麗花さん、今頃『身代わり紙人形』を僕だと思い込んで追い掛け回してるはずだ!後はみんなと合流できれば……」

キキィィ!
杏奈「お待たせ二人とも!!」

ドラえもん「噂をすれば……って何だこれは!?」

百合子カー「どう?かっこいいでしょ?」

ドラえもん「あひゃひゃひゃひゃ!!」ゲラゲラ

百合子カー「何で笑うの!?」ガビーン

瑞希「私は……はい、好きですよ…?」

百合子カー「その謎の間は何ですか!?」ガビーン

ポコえもん「それより早く乗ってください!敵に気づかれる前に!!」

ヒラリマントラー「そうは問屋が卸さないぜ!!」ビュウンッ
紬「うちを怒らせたことを後悔するやいね!!」

飛行しているヒラリマントラー、その上に乗って仁王立ちしている紬が現れた!


A:戦う
B:無視して逃げる
>>218
217 : プロデューサーさま   2022/03/18 21:55:57 ID:BCK8yMaZ.E
A

敵前逃亡、ダメ絶対。
218 : Pサン   2022/03/18 21:56:23 ID:k3.yEYswsc
紬は構わん、突っ込め
219 : 218   2022/03/18 21:58:20 ID:k3.yEYswsc
あ、Aね
220 : 番長さん   2022/03/18 22:14:48 ID:tJjV9AmQgc
悪魔のパスポートでもあればなぁ……
221 : 1   2022/03/18 22:48:41 ID:jpaAU/0eOE
ドラえもん「…」
ドラえもん「…」
ドラえもん「…」

アナザー麗花「どう見ても青ダヌキくんにしか見えないのに、斬ると紙人形になっちゃうんだよね。これ幻術なのかな?やっぱりタヌキだから?ふふ、面白い……けどいい加減飽きてきちゃったな~」

アナザー麗花は満月切りを放つ態勢となった。

アナザー麗花「まとめて斬っちゃえばオッケーだよね♪」ニヤリ


場面は戻り、瑞希たちは敵に追いつかれてしまった。

紬「…一つ、思い出したことがあるやいね」

ヒラリマントラー「ほう…聞こう」

紬「それは、うちは元々あいつらの仲間であったということ!つまり!元仲間であるうちをあいつらは攻撃することが出来ない!この手に展開にありがちなパターンやいね!!」

ヒラリマントラー「俺はいたぶられる方が好きだからお前の考えは意に反するが…まあ、悪くねえ!よっしゃ!そのままつっこむぜ!!」

紬「現実を受け入れられず葛藤し苦しむやいねえええええ!!」


杏奈「…」ブウウウウン

ドオオオオン!!
紬「なんなん!!」
ヒラリマントラー「ぐはぁ!!」

彼女らの思惑も空しく、杏奈の無慈悲なアタックを喰らい、高速回転しながら吹き飛ぶ二人であった。

杏奈「杏奈の前に出ることは誰であろうと許さないよ!!」キラーン

ポコえもん「そのサングラス、どこから出したんですか!?」
222 : 1   2022/03/18 22:49:22 ID:jpaAU/0eOE
百合子カー「ねえ…私が言うのもなんだけど、本当に良かったのかな……紬さん引いちゃって」

杏奈「……え?あのマスコット、紬さんだったの!?」ガビーン
ポコえもん「どうりで合流した時に見かけなかったと思ったら!」ガビーン

百合子カー「ええー!二人とも気づいてなかったの!?」ガビーン

ドラえもん「だからあの時も今回も躊躇なく攻撃してたんだね」

杏奈「ど、どうしよう……戻った方が……いいよね……」アタフタ

百合子カー「びっくりしてテンション戻っちゃってる!」


どっかああああああん!!


ドラえもん「こ、今度は何だ!?」

ポコえもん「みなさん!上を!!」


アナザー麗花「今度こそ、みぃつけた!」


瑞希「北上さん…」

ドラえもん「こけおどし手投げ弾と身代わり紙人形で翻弄したのに…!デタラメだ!!」


アナザー麗花「もっともっと遊ぼうよ!ねえ、瑞希ちゃん!!」


百合子カー「みんな!出口が見えたよ!!」

杏奈「どうする……?」

ドラえもん「もちろん!このまま突っ込んで脱出だ!」


アナザー麗花「逃がさないよ、絶対に逃がさない…!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→無事に脱出成功!
奇数→脱出は出来るが、全員大ダメージを負ってしまう
>>223~226
223 : プロデューサーはん   2022/03/18 22:50:24 ID:GBfcAKSzyQ
それゆけキレ琴葉!
224 : ダーリン   2022/03/18 22:51:16 ID:BCK8yMaZ.E
デパートでふざけるの禁止!
225 : プロヴァンスの風   2022/03/18 22:57:32 ID:H3UMtZnEfw
MUNIMUNIゆりカー
226 : do変態   2022/03/18 23:06:22 ID:Qrcn2haYSE
ブチギレ琴葉の高速詠唱に期待
227 : 箱デューサー   2022/03/19 00:07:21 ID:kbgnwPSeaE
よし、偶数
228 : そこの人   2022/03/19 08:11:00 ID:3gWUJ9tIdQ
この麗花もプリンが好きというなら、禁断の道具「バイバイン」を……
229 : 変態大人   2022/03/19 11:03:35 ID:ktNGyg9DCU
プリンが出てくるならエケネチャンの出番もワンチャンあるか…!?
230 : 1   2022/03/20 00:06:17 ID:GKHf6LgosQ
24+16+32+22=94
偶数ルート


ドラえもん「空気砲にこけおどし手投げ弾をつめて……どっかーん!!」

アナザー麗花「!」チラッ

ドラえもん「空中なら攻撃は避けられないだろ!」

ヒラリマントラー「甘ぇ!!」ガバッ

ドラえもん「攻撃が防がれた!?」ガーン

瑞希「えい…」バァッ
杏奈「!!」バンッ

ヒラリマントラー「足りねえ!足りねえ!!」

瑞希「流石はひらりマント…全ての攻撃が通用しない」

ヒラリマントラー「ボス!俺が壁になっている間にあいつらを両断してください!」

アナザー麗花「そうさせてもらうね!!」ゴオオッ

ヒラリマントラー「おいおい俺ごと斬る気満々じゃねぇか!長期戦に定評のある俺でも一瞬でトんじまうかもしれねぇ……!」ゾクゾク

杏奈「もう打つ手……ないのかな……」
百合子カー「あの新作、全部読みたかった!!」ドバァ
瑞希「悔しいぞ……」
ドラえもん「もうだめなのか!」

ポコえもん「諦め……るんじゃねぇ!!」ガァァァ

杏奈「ぽ、ポコさん…!?」ポカーン

瑞希「また巨大な熊の姿に…」

ポコえもん「そいつを貸せ!!」バシッ

ドラえもん「で、でもこけおどし手投げ弾はあいつに防がれて効かないよ?」

ヒラリマントラー「いえええええい!」フリフリ

ポコえもん「そんなのやってみなきゃわからねぇだろうが!!」

四人「「「「!!」」」」
231 : 1   2022/03/20 00:06:49 ID:GKHf6LgosQ
ポコえもん「仲間同士が団結することで大きな力になる!オレはある連中からそれを教わったんだ!だから、あの女がどんなに規格外だとしても…お前らとなら勝てるって、オレは信じてんだよ!!」

瑞希「ポコえもんさん…」

ドラえもん「うん、そうだよね…、ごめん!弱気になってたよ!」

ポコえもん「わかりゃあいいんだ!」ニッ

杏奈「ポコさん、かっこいいよ……」b

ポコえもん「あの女は空中にいて、なおかつ両手は刀を握っている…!動きが制限されている今がチャンスだ!」

アナザー麗花「それでそれで?どうやって私を倒して見せるのかなあ?」

ポコえもん「調子に乗りやがって…」
アナザー麗花「…」ニコニコ

ポコえもん「…オレを操り、仲間を奪い、その上オレの満月打ちを物騒な剣術にしやがって…!オレはな、いい加減頭にきてんだよ!!必ずオレの手で一泡吹かせてやる!!覚悟しやがれ!!そのニヤケ顔、すぐに消してやるぜ!!」カッ

ポコえもんはこけおどし手投げ弾を握りしめ、それを勢い良く投げた!

ポコえもん「この一球でアウトにしてやる!!」

アナザー麗花「それは無駄だと思うよ?」

ヒラリマントラー「その通り!この俺が全てを防いで……」

シュル シュル

ク ン!

アナザー麗花「!?」
ヒラリマントラー「!?」

ポコえもん「シロえもん、使わせてもらうぜ!お前のW(ホワイト)ボール!!」

ヒラリマントラー「馬鹿な!軌道が縦にジグザグと…!」

軌道を変えたこけおどし手投げ弾はそのままヒラリマントラーの頭上を通り抜け、アナザー麗花へと向かって行った!

ポコえもん「随分と瑞希にご執心のようだが、周りを見なさ過ぎだ……てめぇの敗因は、オレたち外野をナメすぎてたことだ!」

アナザー麗花「…っ」

ドッカアアアアアアアアアン!!
232 : 1   2022/03/20 00:07:15 ID:GKHf6LgosQ
ヒラリマントラー「まぶしっ!目がっ!!」

ドラえもん「今の内だ!!」

杏奈「行くよ百合子さん!」
百合子カー「任せて!」

杏奈はサングラスをくいっと上げ、全力でアクセルを踏んだ!

杏奈「はああああああ!!」
百合子カー「はああああああ!!」

アナザー麗花「み、ずきちゃん…」

瑞希「…」

まともに目が開けられない状態で、かすかに見えたのは、
瑞希たち一行が自動ドアをぶち破って、外に出る光景だった。


ドラえもん「出られたぞ!やったー!」

瑞希「ひとまず安心ですね」

ポコえもん「ハァハァ……やりました……あの人に一泡吹かせてやりましたよ……」ゼェゼェ

杏奈「ポコさん、辛そう……だね」

ポコえもん「あの姿は体力を使うのに加えて、Wボールを一球投げるだけで更に消耗するんです…、はは、流石にもう立ち上がれません」グッタリ

瑞希「私も疲れてしまいました……ばたんきゅー」

ドラえもん「いつの間にか夜になってるし、このまま外を出歩くのは危険だ。とりあえずどこか安全なところで休もう」


休む場所
>>235
233 : P様   2022/03/20 00:17:36 ID:72ww4WLk.I
スネ夫の家
234 : 変態インザカントリー   2022/03/20 00:52:20 ID:3GpMeZAEbM
劇場
235 : Pしゃん   2022/03/20 00:55:14 ID:snVX9bavsk
デキスギ君の家(ドラえもんが借りてた漫画をついでに返しに行く)
236 : 1   2022/03/20 10:18:19 ID:GKHf6LgosQ
百合子「おぼぼぼぼぼぼぼ」

杏奈「大丈夫……?」サスサス

瑞希「…やはり魔法の食べ物を二つ以上食べるのは危険のようですね……反省だぞ、瑞希」

ドラえもん「二人ともあの時は仕方なかったんだ!気にすることないよ!」

百合子「うん…むしろこれだけで済んでよかったで……うっぷ」

杏奈「はい、袋……」ササッ

ポコえもん「ところでぼくらはどこに向かってるんですか?」

ドラえもん「僕の友達に出木杉くんって言う頭のいい人がいるんだ。彼ならいい知恵を貸してくれるかもしれない」

瑞希「それは頼もしいですね」

ドラえもん「あとついでに借りてた漫画を返したいからね」

ポコえもん「なんか軽いですね」ドヨーン

ドラえもん「と言ってる間に、目的地に着いたみたいだ」

ピンポーン

出木杉「はい」ガチャ

ドラえもん「出木杉君、こんばんは!」

出木杉「ドラえもんじゃないか!どうしたんだい?」ニコッ

ドラえもん「実はかくかくしかじかで」

出木杉「…なるほど。とりあえず家に上がってよ」

一行は家に上がると、出木杉に書斎へと案内される。
ちなみに百合子はこんな時に限って気分が悪くなり、お手洗いに直行した。

出木杉「さっきの話だけど、君たちにこの本を見てほしい」


出木杉が取り出した本の内容は?
>>238
237 : バカP   2022/03/20 10:24:15 ID:72ww4WLk.I
レイジーレイジーwith二宮飛鳥×クリアスカイwith野々原茜×S.E.Mのコラボインタビュー
238 : レジェンド変態   2022/03/20 10:53:00 ID:GqxleANe0k
オカルト雑誌のヌー(特集・世界ループ説、特別インタビュー野々原茜)
239 : おにいちゃん   2022/03/20 11:42:04 ID:K9ZnGdi86s
今回は誰がPになるんだ
240 : 1   2022/03/20 17:36:21 ID:GKHf6LgosQ
瑞希「ヌー、ですね」

杏奈「あのオカルト雑誌の……?」

出木杉「このページをご覧」ペラッ


特集・世界ループ説
特別インタビュー野々原茜

――実は世界がループしているという説がありますが、これについて野々原さんの意見をお聞かせいただけますか?

野々原 たまになんですけど、茜ちゃんは実は前からアイドルをやってたって思う時があるんです。というのも、始めてもらった新曲が初めての気がしなくて。歌ってるとすっごくしっくりくるんですよね!いくら茜ちゃんが天才的最カワだとしても、この自然な感じはたまに違和感を感じる時があります。

――なるほど。もしかしたら前の世界でもアイドルをやられていた可能性がありますね。他には何か気になる点をお聞きしても?

野々原 そういえば一つ思い出したんですけど!これもよく見る夢なんですけど、ブラックホールで茜ちゃん人形を作ってるんですよ!「全人類1人1茜ちゃん人形計画」っていう感じで!(笑)それで最後は宇宙が崩壊しちゃうんですよね。あれももしかして前の世界での経験だったりして……(笑)

――…アイドル活動は大変ですよね。最後に休暇を取ったのはいつ頃ですか?

野々原 あれ!もしかして茜ちゃん、心配されちゃってる!?


出木杉「諸説あるけど、世界は何度も滅び、再生を繰り返していると言われているんだ」

瑞希「ではこの世界も、何度か滅んでいる可能性があると?」

出木杉「そう言われているね。でも、そんなことは現実としてあり得ないと僕は思ってるけどね」

瑞希(あの北上さんの目的は、この世界をミリオンワールドと呼ばれる世界に作り替えること……いや、もしかしたら『作り直す』だとしたら、この世界は元々は……)
241 : 1   2022/03/20 17:36:55 ID:GKHf6LgosQ
出木杉「他にも似たような説で『古代核戦争説』というものもあってね――」

出木杉の説明はもはや瑞希の耳には届いていなかった。
アナザー麗花が言っていた、“彼女の目的”だけが脳裏を支配していた。

瑞希(5つの小籠包を集め、塔への道を開く……残り一つは、この世界のどこかに……いいえ、北上さんがここにやってきたということは、最後の小籠包はこの近くのどこかにあるということ……だとしたら先に見つけ出さないと、世界が……)


瑞希「というわけで、明日劇場に行きましょう」

出木杉の話を聞いてから数時間後、彼の厚意で今晩泊めてもらうこととなった。
他のメンバーが眠りについた頃、隣で寝ているドラえもんに向かって、瑞希は自身の考えを伝える。

ドラえもん「それはいいけど、どうして劇場なんだい?」

瑞希「正直、勘です……けど、私たちの仲間の姿をした人物が敵として現れ、鍵となるものを求めている。私たちの繋がりを考えるなら、劇場に何かあるのではないかと推測したのです」

ドラえもん「どのみち当てもないし、良いと思うよ」

瑞希「ありがとうございます」

ドラえもん「さあ!そうと決まれば今日はゆっくり休もう!君も疲れてるだろ?ゆっくり休みなよ!」

瑞希「はい、おやすみなさい……ぐー」

ドラえもん「早いな!……じゃあ僕も」

ガサガサ

ドラえもん「ん?……気のせいか」

タヌキA「…」キラン


一方その頃、街では…


街にいるのは誰?
麗花以外の劇場アイドルから一人選択
>>244
242 : Pくん   2022/03/20 17:40:51 ID:HARjzjLWRg
箱崎
243 : Pさぁん   2022/03/20 17:46:35 ID:gHg9ao5s.s
エミリー
244 : 監督   2022/03/20 17:49:45 ID:3GpMeZAEbM
琴葉
245 : ごしゅPさま   2022/03/20 18:05:24 ID:K9ZnGdi86s
キレたな!風呂入ってくる!
246 : 1   2022/03/20 23:00:13 ID:GKHf6LgosQ
『さあどっとっぷTVの時間だ!早速今週のトップ10を発表行くぜ!!』

ビルの大型ビジョンでは、大人気音楽番組が大音量で流れている。
田中琴葉はこの番組を欠かさずチェックしているのだが、あいにく今日は仕事であったためリアルタイムで観ることが出来なかった。
早く帰って録画したものを視聴しよう…そう考えながら駅へと向かうのであった。

琴葉「そういえば今日は夜空がきれいね」

思わず独り言をつぶやく琴葉。
普段なら周りの目を気にして独り言を発することはないのだが、今日は特別だった。

琴葉「でもそれ以上にきれいなのは…」チラッ

琴葉が取り出したのは、エレナのプロマイド写真。
たまたま立ち寄ったショップで偶然見つけた一品である。エレナは琴葉の友人であり太陽(琴葉談)なのだ。

琴葉「ふふ」ニッコリ

琴葉の真面目な表情が一気に緩む。至高のひと時、そう言っても過言ではない。
喜びに浸り、自分の世界に入り込んでいる琴葉。なので目の前からガラの悪い男たちが近づいてきていることに気づくことが出来なかったのだ。

モブ1「お姉ちゃん一人~!」
モブ2「俺たちとお茶しな~い?」
モブ3「その後は楽しいことしようぜ!オセロとかさ!」

琴葉「エレナの笑顔で今日も一日を頑張れたわ、ありがとうエレナ…」ウットリ

モブ1「ちょ待てよ!無視はダメでしょ無視は!」
モブ2「ちょっと可愛いからって調子乗ってんじゃねえ!」バシッ

ヒラヒラ…

琴葉「アッ」

グシャ!

琴葉「!」

モブ3「ささ、あっちで遊ぼうぜ!オセロしてさ!」

琴葉「…」ギロッ
247 : 1   2022/03/20 23:00:35 ID:GKHf6LgosQ
『そして今回の第一位はこれだーっ!田中琴葉の『ホントウノワタシ』!』


♬本当は泣きたくて

琴葉「ふんっ!!」ドゴッ
目にも止まらぬ速さで目の前のモブ3に腹パン!

♬誰よりも臆病で

琴葉「はあっ!!」バシッ
続いて近づいてくるモブ2を手刀で気絶させる。

♬心はこんなにも脆くて
琴葉「そぉい!!」ドカンッ
残ったモブ1をキ〇肉バ〇ターで仕留める。


『少女の儚い想いを表現された素晴らしい曲だったな!それじゃあ次回の放送でまた会おう!!』


琴葉「ふん…」パンパン

一仕事終えた琴葉は、両手の埃を掃うようにパンパンと鳴らす。
落としたプロマイド写真を拾い、今度こそ帰ろうとした時だった…。


「なかなかの戦闘力だ!お前ならボスの良いおもちゃになりそうだ!」

琴葉「だ――」クルッ

「やいねえええ!!」ドゴッ

琴葉「うっ、あ……」バタッ

紬「…不意打ち最高やいね」ドヤァ

ヒラリマントラー「つむつむ、こいつが例の765プロの?」

紬「田中琴葉、765プロ劇場のアイドルやいね。こいつをうちらのように悪に染めて、瑞希たちにぶつけるやいね」

ヒラリマントラー「上手くいくのか?そう言ってさっきも失敗したじゃねーか」ホジホジ

紬「あれはたまたまやいね!今度は絶対上手くいくやいね!」

ヒラリマントラー「まあいいや……とりあえずボスの所に運ぼうぜ」
248 : 1   2022/03/20 23:01:24 ID:GKHf6LgosQ
二人がデパートの屋上に行くと、そこは大きな露天風呂に変貌しており、
主であるアナザー麗花が一糸纏わぬ姿のまま、両足だけ湯に浸かっている。

アナザー麗花「…」ゴクッ

紬「ただいま戻りました!」
ヒラリマントラー「ボス、イキのいい奴を連れてきましたぜ!」

明らかに聞こえる距離からであるにも関わらず、アナザー麗花は部下たちの方を見向きもせず、愛用の盃にお酒を注ぎ、それを飲んでいる。
二人は声をかけていいのかわからず、その光景を黙って見ていることしかできなかった。

老タヌキ「…」トコトコ

紬「あ、タヌキ」
ヒラリマントラー「ボスが連れていた一匹か」

老タヌキ「……随分と機嫌がよいではないか」

二人「「シャベッタァァァァァ!!」」ガビーン

アナザー麗花「…ふふ、分かっちゃう?」

老タヌキ「をみなをここまで育てたのは誰だと思っておる?」

アナザー麗花「じぃじには敵わないなあ~」

タヌキB「お嬢!僕も一緒に入る!」ピョコン
タヌキC「ズルいぞ!俺も俺も!」ピョコン
タヌキD「ダメよ!お嬢はあたしと入るのよ!」ピョコン

アナザー麗花「こーら!喧嘩はダーメ!」

タヌキたち「「「は~い」」」

アナザー麗花「偉いね~!よしよし♪」ナデナデ

紬「なんて慈愛に満ちた表情……あいつらやうちらに見せる表情とは明らかに違うやいね」
ヒラリマントラー「俺は今までのままで全然構わないけどな!」キリッ

アナザー麗花「私ね、今日はすっごく楽しかったの。あんなにはしゃいだの久しぶりだったな~」

老タヌキ「…あの瑞希とかいう娘っ子か?」

アナザー麗花「瑞希ちゃんは否定してたけど、あれは私と同じだよ。だから絶対に欲しいって思ったんだ」ニヤ
249 : 1   2022/03/20 23:02:12 ID:GKHf6LgosQ
老タヌキ「すっかり気に入ったようだな。をみなが我々“化けダヌキ”以外に好感を持つとは珍しい」

アナザー麗花「だってみんなは私の大事な家族だもん!特にじぃじは村から追い出された私を拾って育ててくれた、私の大好きなお父さんって感じだよ!」

老タヌキ「…」フッ

アナザー麗花「…瑞希ちゃんとも仲良くなりたかったんだけどな~…、瑞希ちゃんは私から去っていっちゃった」

老タヌキ「をみなが感傷に浸るとはな…雪でも降るのではないか?」ニヤ

アナザー麗花「雪かあ…、久しぶりに雪だるま作りたいかも!」アッケラカン

タヌキB「僕もつくりたーい!」
タヌキC「俺も!」
タヌキD「あたしも!」

アナザー麗花「じゃあ雪が降ったらみんなで遊ぼうね!約束だよ!」

老タヌキ「お前たち…」ドヨーン

アナザー麗花「…じぃじ、安心してよ。瑞希ちゃんは必ず手に入れて見せるから。この世界がミリオンワールドになればそれはきっと叶うと思うんだ」

老タヌキ「しかしこの世界は今までとは違うぞ。あの娘っ子は能力を早々に使いこなしている。あれは素質のある者に違いない。その隣にいる青ダヌキも不思議な道具の使い手、加えて異常事態への対応力、恐らく過去に多くの修羅場をくぐってきている…!この世界を取るにはあの二人をどうにかせねばならぬだろうな」

アナザー麗花「いいよ、その方が全然面白いから」

老タヌキ「…」
250 : 1   2022/03/20 23:02:47 ID:GKHf6LgosQ
 

『…世界は、誰の、ものでも…ありません』


アナザー麗花「ふふ、ははは」

盃に残ったお酒をグイッと一気飲みし、その時視界に映った月を凝視する。

アナザー麗花「そんなこといったい誰が決めたのかなあ?大地も海も空も…世界の全てを手に入れることだって出来るんだよ」

アナザー麗花は月に向かって右腕を伸ばす。

アナザー麗花「全部の常識を覆して、世界を思い通りの形にしちゃうんだ……私たちの居場所を、手に入れるためにね」

そして月を覆いつくすように、ギュッと右手を握る。
光が消えた夜空で異界の女が笑みを浮かべる。己の夢が成就するところを想像しながら…。


翌日。
桜守歌織はレッスンのために朝早くから765プロ劇場に来ていた。

歌織「今日はいいお天気ね、早起きするって気持ちがいいのね」

本来寝起きの悪い歌織がどうしてこんなに早い時間に起きることが出来たのか、
それはある人物の功績によるものだった。

歌織「起こしてくれたプロデューサーさんにお礼をしないと……あ、このBGMは」

プロデューサーである骨川スネ夫がよく人に自慢話する時のBGMが流れていることから彼がこの劇場にすでにいることは簡単に予想できた。歌織は彼がいるであろう部屋へと向かうのであった。


スネ夫が自慢話をしている相手は?
(麗花以外の劇場アイドル一人)
>>253
251 : 我が友   2022/03/20 23:04:26 ID:snVX9bavsk
これは千鶴さん
252 : そなた   2022/03/20 23:05:01 ID:72ww4WLk.I
金持ち繋がりで箱崎


ついにスネちゃまP誕生か
253 : ダーリン   2022/03/20 23:06:03 ID:K9ZnGdi86s
紗代子
キレかけ
254 : 変態大人   2022/03/20 23:06:37 ID:0eKSnlPy3g
亜利沙にアイドルグッズを自慢してる
255 : プロデューサークン   2022/03/20 23:10:41 ID:K9ZnGdi86s
今更だけど、スネ夫のあのBGMってどうやって流してるんだろうな
256 : あなた様   2022/03/20 23:13:03 ID:snVX9bavsk
>>255
スネ夫がキネティックパワーで相手の脳内に流してる
257 : Pちゃん   2022/03/21 17:51:55 ID:E/AtqwblY6
ジャイアンから俺もライブに出せとせがまれてそうなPだなあ
258 : ハニー   2022/03/21 19:08:34 ID:oYUvWAJ2C.
のび太ジャイアンと比べて大人スネ夫はあまり印象に残ってないな
259 : 1   2022/03/21 23:44:07 ID:WkDsnjxZ6g
スネ夫「この間、女の子に声かけられちゃってさ!いわゆる逆ナンってやつ!まあ僕みたいなかっこいい男は常に注目の的なんだよねえ!でさ~、僕と一緒にお茶したいって言うの!けど知っての通り、僕って既婚者じゃん?だからきっぱり断ったの!そしたら相手の子、何て言ったと思う?『若~い!全然結婚してるようには見えな~い!』ってさ!いやあ、ほんと僕って罪な男だよね~!」

紗代子「プロデューサー」

スネ夫「何だい?」

紗代子「レッスンの邪魔ですので静かにしてください!」カッ

スネ夫「…ごめんなさい」シュン

紗代子「レッスンが終わったらいくらでも付き合いますから、もうちょっと待っててください」

スネ夫「おいおい、それじゃあ僕がまるで寂しいみたいじゃないか」ファサァ

紗代子「それに私はみんなみたいに、プロデューサーのことを鬱陶しいだなんて思わないので!」

スネ夫「…え?ちょっと待って!今、みんなみたいにって…え!?みんな僕の事そんな風に思ってたの!?うそぉ!?」ガビーン

紗代子「心当たりありません?」

スネ夫「えーと…」


桃子『お兄ちゃん、うるさいからあっち行ってて』シッシ
志保『そうやって話盛るのやめてくれませんか?』ジトー
まつり「お口にチャック、なのですよ~……ね?」ニッコリ


スネ夫「ははは…な、ないなあ…」ドヨーン


ガチャ

紗代子「あ、誰か来たみたいですよ」

スネ夫「歌織さんかな?」


入ってきた人物は?
A:歌織
B:琴葉
>>261
260 : Pさん   2022/03/21 23:45:58 ID:zAq5/aKWmY
B
261 : EL変態   2022/03/21 23:46:35 ID:jyMxIZxsm2
B

なお、エレナ写真と前にドラに破壊されたしじみ汁ポットの件で八つ当たり相手捜索中
262 : 1   2022/03/22 00:01:52 ID:vgC929gEFM
琴葉「…」

スネ夫「何だ、琴葉さんか。どうしたの、今日はお休みだったはずじゃ…」

琴葉「…ふふふ」

紗代子「琴葉さん、何か様子がおかしくないですか?」ボソッ

スネ夫「それはいつものことでしょ」ボソッ

琴葉「プロデューサー!」カッ

スネ夫「うわあっ!!」ビクッ

紗代子「落ち着いてください!プロデューサーが怯えてますから!」

琴葉「私は生まれ変わった気分ですよ…!あのお方に力を与えられ、私は強大な存在に成ったんです!!」

スネ夫「いったい何があったんだ?もしかしてまた機嫌悪い?」

紗代子「待ってください、今しじみ汁持ってきますから!」

琴葉「紗代子、プロデューサー…二人にもこの高揚感を共有したいなぁ!!」ゴオオッ

二人「「!?」」

琴葉の周りを謎のオーラが纏い、徐々に姿が変じていく。

琴葉「これが…私の新たな力!!」


琴葉の見た目
(衣装、劇中劇の役などなど)
>>264

その能力
>>266
263 : Pチャン   2022/03/22 00:11:02 ID:0d4SJwsB6s
シンデレラのアド・アストラPa(ダメならミルキーウェイのユニット衣装(名前忘れた))
264 : プロデューサーさま   2022/03/22 00:33:47 ID:PXQ9owSnmM
赤い世界が消える頃の普通の子
265 : 貴殿   2022/03/22 01:34:10 ID:DTGfUyO422
蹴りが強い
266 : プロデューサーさま   2022/03/22 01:34:28 ID:xHy7ntZI6g
デストレイピアで刺突攻撃
267 : 1   2022/03/23 00:12:39 ID:6y4loEpTS6
スネ夫「って見た目、普通―っ!!」ガビーン

琴葉「これを見てもそれが言えますか」スウッ

紗代子「あれは…デストレイピア!?」

琴葉「これで攻撃します!!」ザザッ

スネ夫「ちょっとちょっと!」アタフタ

琴葉「問答無用!!」

ザシュッ

スネ夫「僕の自慢のヘアースタイルがああああ!!」ガーン

琴葉「似合ってますよ、とってもね…ふふふ」

スネ夫「んもう!いい加減にしないと僕もう怒っちゃうから!」

琴葉「ほう…」ギロッ

スネ夫「…やっぱりいいです」

紗代子「プロデューサー!?」ガビーン

スネ夫「だって怖いじゃん!」

琴葉「ふふふ、だったらここで戦って散るか、惨めに逃げて生き恥を晒すか…好きなほうを選ばせてあげましょう」

スネ夫「何だって…」

琴葉「さあ、どうします?」ニヤッ


A:戦う
B:逃げる
>>269
268 : せんせぇ   2022/03/23 00:21:14 ID:e7LKySQjNU
B
普通の子は本当は琴葉だったんだよな
269 : プロデューサーくん   2022/03/23 00:29:02 ID:LiMPXRLHLI
A

……でも最後は逃げます
270 : Pちゃま   2022/03/23 05:41:33 ID:NPDfbKfl9k
来るか!総統VSダークセーラー!
271 : 1   2022/03/23 23:37:28 ID:6y4loEpTS6
スネ夫「そ、それじゃあ逃げ……」

紗代子「もちろん勝負します!!」

スネ夫「ちょぉぉっ…」パクパク…

紗代子「悔しいですが、正気を失ってる琴葉さんには私たちの声は届いていない…!ならば戦いの中で言葉を交わすしかありませんよね!」クワッ

スネ夫「よね!じゃないでしょぉぉおお!!」ドバァ

琴葉「望むところだ!!」

スネ夫「望むな!!」ガビーン

琴葉「覚悟しろ、プロデューサー!!」

スネ夫「ぼ、ぼぼぼぼぼくぅ!?」

琴葉「喰らえ、デストレイピア・トルネード!」グルグル

レイピアを持ちながら自身が宙に浮き高速回転しながらスネ夫に向かって突進する!

スネ夫「ひえええええええ!!誰か助けてええええええ!!」


瑞希「お待たせしました」ドオオンッ

スネ夫「ぐへっ!!」

超能力で扉を吹き飛ばし、突入する瑞希とドラえもん。
スネ夫は扉に直撃し、そのまま下敷きとなってしまった。

琴葉「来たな」ニヤッ

瑞希「どうやら田中さんも操られてしまったようですね。プロデューサーを手にかけるとは…」

スネ夫「やったの君たちなんだけど!?」

ドラえもん「どうしてこんな酷いことができるんだ!」グシャ

スネ夫「そう思うんだったら上から降りて!!」ミシミシ

琴葉「あのお方の命により、お前たちを血祭に上げてやる!」


A:瑞希が戦う
B:ドラえもんが戦う
>>273
272 : 変態インザカントリー   2022/03/23 23:40:46 ID:MiFKIZbx0w
B

しじみ汁ポット壊れると琴葉パワーアップしそう
273 : プロデューサーちゃん   2022/03/23 23:41:56 ID:vGjETkNIj.
A
育さんに戦ってもらおう
274 : バカP   2022/03/23 23:53:11 ID:IVxzbbzuk6
琴葉にしじみ汁じゃなくて敢えてあさり汁飲ませたら目を覚ましそう
(しじみ汁じゃな~い、って激怒して)
275 : おやぶん   2022/03/24 08:42:05 ID:xAtaiS.MbE
下手したらのび太やジャイアン以上のギャグ要員なスネ夫P
276 : おやぶん   2022/03/24 12:28:27 ID:VhxF9XdTqQ
なんだかんだ琴葉もややギャグ寄りな常連キャラになってきた感。

映画版とかに出てくるタイムパトロールばりの(変な)安心感を個人的には感じる。
277 : der変態   2022/03/24 12:39:53 ID:xAtaiS.MbE
>>276
本編の時点でエレナ大好きな面白張り紙お姉さんだからな……
278 : 1   2022/03/24 15:14:36 ID:6Wgd4OTs5o
瑞希「私が相手です」

ドラえもん「くれぐれも無茶はするなよ」

瑞希「ありがとうございます、けど今回は本当に大丈夫です……パワー全開」

琴葉「馬鹿め!喰らえ!!」ザシュッ

瑞希「ふん…っ」ガキンッ

ドラえもん「念力の結界だ!」

紗代子「いったいどうなってるの?」ポカーン

スネ夫「僕にも何が何だか…」ポカーン

琴葉「…甘い!!」

瑞希「結界にひびが…?」

ドラえもん「ええーっ!」ガーン

琴葉「私の能力は『デストレイピアで刺突攻撃』をすること…!すなわち“どんなものに対しても刺突攻撃を与える”ことができる!たとえ強力な結界でもね!!」

瑞希「つまりどんな耐久力を持った壁でも刺突攻撃の前では無意味ということですか」

ドラえもん「なんて無茶苦茶な!」

琴葉「ふんっ!」

バリンッ!!

瑞希「…っ」

琴葉「これこそがあのお方の持つ、世界に抗う力の一端…!」

瑞希「確かに強力ですね」

琴葉「さあ!小籠包を出してもらおうか!!」

スネ夫「小籠包?何言ってるんだ?」ヒソヒソ
紗代子「お腹すいたんでしょうか?」ヒソヒソ

琴葉「ここにあるのは分かっている!早く差し出せば命だけは助けてやるぞ!」

瑞希「差し出すつもりはありません」
ドラえもん(というか僕らもどこにあるのか分からないしね)

瑞希「でも私を倒せれば小籠包は差し上げます」

ドラえもん「み、瑞希ちゃん」ボソッ
瑞希「はい、私は小籠包がどこにあるのか知りません…けどこう言っておけば足止めになります」

琴葉「…いいだろう、圧倒的な能力差で蹴散らしてやる」

瑞希「見せてあげましょう、私の新たな進化を」


瑞希は念力を応用して新たな力を身に着けていた!
その力とはいったい?
>>281
279 : 監督   2022/03/24 15:39:23 ID:sgLUSLh50s
スパロボ、スパクロに出てくるすべてのロボット、キャラクターの必殺技が使える

ただし、攻撃力にして5000以上の技を使うと代償として自分以外の765プロアイドルのスリーサイズに変動が……
280 : プロちゃん   2022/03/24 16:53:58 ID:00LprvGYXw
テレポーテーション
281 : プロデューサー殿   2022/03/24 16:55:15 ID:xAtaiS.MbE
空間を湾曲させてそこから重力波を撃つ
282 : おやぶん   2022/03/24 17:14:06 ID:VhxF9XdTqQ
小籠包とか美奈子が作ってて、頭乙女ストーム+かなしほ、しれっと貴音あたりが控室で食べてそう
283 : 1   2022/03/24 21:30:00 ID:6Wgd4OTs5o
瑞希「…」クイッ

人差し指を倒すと琴葉の周りの空間が湾曲し始める。

琴葉「空間がねじ曲がって……いったい何が起きている!?」

瑞希「これが能力の進化、です」

ギュイイイイン!

琴葉「ぐはああああ!!」バタッ

瑞希「重力波を相手に放つ力」

ドラえもん「すごいなあ!どんどん強くなっていくね!」

瑞希「やったぞ、瑞希」ブイ

スネ夫「???????」ポカーン

ボンッ
琴葉「」バッタリ

紗代子「琴葉さんの姿が元の姿に…!」

ドラえもん「術が解けたみたいだね!」

瑞希「ポコえもんさんの時と同じですね。やはり大ダメージを与えて気絶させれば元に戻るようです」

ドラえもん「とりあえず今の内に小籠包を探しに行こう!」

瑞希「そうですね、行きましょう」スタスタ

紗代子「…行っちゃいましたね」

スネ夫「ちょっと!どういうことか説明していけ!!」ガビーン


一方その頃…
A:百合子・杏奈・ポコえもん
B:歌織
>>285
284 : Pさん   2022/03/24 21:31:16 ID:xAtaiS.MbE
B
285 : EL変態   2022/03/24 21:53:53 ID:lh.Wy64hHI
B

ロリ(いくももたまき+ζ'ヮ')ζ)に囲まれているか、悪堕ちしてるか……
286 : 夏の変態大三角形   2022/03/24 22:11:12 ID:sLbWo1dMGM
歌織さんは確かスネ夫がいる部屋に行く途中だったよね
さて何に遭遇しているか…
287 : プロデューサーさん   2022/03/25 07:54:41 ID:rVyuCpow0U
>>285
異議あり。そのメンバーに未来と可奈とひなたも加えることを進言します!
288 : P君   2022/03/25 08:15:18 ID:xmgJnL2AYg
>>285>>287

ならエミリーに星梨花とホテルにいってきますね
289 : Pサン   2022/03/25 12:25:37 ID:p6TqNTtxU.
もしもしポリスメン?
290 : プロデューサーちゃん   2022/03/25 13:13:56 ID:w53/s0ukQI
>>289
ちょ、朝食バイキングかもしれないじゃないか……





エミリー「仕掛け人様、突撃一番というのが無くなってしまいましたが?」

星梨花「驚きの薄さ0.01mmってどういう意味でしょうか?」
291 : お兄ちゃん   2022/03/25 17:35:42 ID:rVyuCpow0U
>>290
もしもし刑務官?
292 : プロデューサー   2022/03/25 19:22:24 ID:.yakw1t5TY
>>290
ゴムの隠語(旧日本軍で本当に使われていた)教えたの誰?怒らないから名乗り出なさい。
293 : 1   2022/03/25 19:33:16 ID:BtpCH.mHcA
数分後

歌織「おはようございます、プロデューサーさ……って部屋の中がめちゃくちゃ!」

紗代子「あ、歌織さん!」

歌織「紗代子ちゃん、それに琴葉ちゃんが倒れて……一体何があったの!?」

紗代子「実はかくかくしかじかで…プロデューサーは瑞希ちゃんとドラちゃんと一緒に小籠包?を探しに行くと言ってました」

歌織「…なるほど!事情は分かったわ!」

紗代子「分かっちゃったんですか!?私なんて何が何だか…」

歌織「紗代子ちゃんは琴葉ちゃんと一緒に待ってて!私はみんなを探しに行くわ!」タッタッ

紗代子「行っちゃった…、大丈夫かな?」


歌織「劇場で超能力者ごっこなんて面白そうね!琴葉ちゃんなんてまるで本当にボロボロにやられたみたいな感じだったし、やっぱりアイドルのやるごっこ遊びは本格的ね!私も気合れて小籠包…きっと宝物の事よね!頑張って探し出さないと!」ワクワク

何か勘違いをしている歌織であった。

歌織「あら?目の前にいるのは…」


A:タヌキ
B:青ダヌキ
C:変態マント
>>296
294 : バカP   2022/03/25 19:36:09 ID:d1ANOD5Ugo
C
マントがいるということは紬も
295 : Pちゃま   2022/03/25 19:38:29 ID:.yakw1t5TY
B

ドラ……
296 : プロデューサーちゃん   2022/03/25 19:50:09 ID:2lqKBpxF7c
C
歌織が役なりきりで紬の目を覚まさせる展開に期待
(デストル歌織vsマイティ紬の逆パターンとか、おまかせ)
297 : 1   2022/03/25 23:07:58 ID:BtpCH.mHcA
ヒラリマントラー「ここが765プロ劇場か…アイドルは美人揃いと聞くからな、早く会ってみたもの……」クルッ

歌織「…」ボーゼン
ヒラリマントラー「…」

歌織(目と腕の生えたマントが喋って、動いてる…)

ヒラリマントラー「…お姉さんもしかしてアイドル?」

歌織「え、は、はい!アイドル…です」

ヒラリマントラー「!!」バサァッ

突然仰向けになるヒラリマントラー。

ヒラリマントラー「さあ、存分に踏むがいい!!」キリッ

歌織(えええええええええええ!!)ガビーン

ヒラリマントラー「おいおい、またしても焦らしか?焦らされるのは嫌いじゃないが、そればっかりだと飽きちまう。そろそろキツイやつが欲しいんだ、頼むぜ」

歌織(さっきから何を言ってるのかしらこの人……あれ、人?)

ヒラリマントラー「さあ!早く!!」

歌織「は、はい!」ビクッ

グシャッ!

ヒラリマントラー「…最初からここを踏むとはな…、あんた、なかなか分かってるじゃねえか」ウットリ

歌織(違いが分からない…)ドヨーン

そんなことを考えながら、ふと横の窓を見ると…

紬「なん…」ミチャァ

窓ガラスに紬が顔面を押し付けるようにこちらを覗いていた。

歌織「ひっ!」


A:攻撃する
B:逃げる
C:捕まえる
>>300
298 : おやぶん   2022/03/25 23:09:00 ID:p6TqNTtxU.
C
299 : 兄(C)   2022/03/25 23:10:00 ID:aucqUrMxXA
A

しじみ汁ポット投げようぜ
300 : ハニー   2022/03/25 23:19:23 ID:JEl4V1vTQs
A
いけ、かおりん。ろけっとぱんちだ
301 : レジェンド変態   2022/03/26 08:46:17 ID:IsUzr7nkn6
歌織「アトミック・デストレーション!」(自動小銃ぶっぱ)
302 : 1   2022/03/27 00:49:07 ID:/OPJgorTUo
紬「お前、765プロのアイドルやい……」ガラガラ

歌織「きゃあああ!!」バシンッ

紬「ふべえっ!!」グニャア

窓を開けて入って来ようとする紬を見て、とっさに窓を閉める歌織。
紬の顔は窓に挟まれ、潰されていく。

紬「なん!?痛い痛い!」ジタバタ

ヒラリマントラー「ずるいぞ、つむつむ!お前ばっかりいい思いしやがって!」プンスカ

紬「どこが!?」ガビーン

歌織「あ!ご、ごめんなさい!私ってば驚いてつい…」

紬「もう!なんなん!!」プンプン

歌織(このマスコット、紬ちゃんにそっくりね…)ジー

紬「なんね、うちのことジッと見つめて…」ポッ

目の前の二頭身マスコットが白石紬本人であるとは思わず、
ただじっと見つめる歌織であった。

紬「そんなことより…例の小籠包の居場所を吐くやいね!!」

歌織「小籠包…?ああ、あなたたちもなのね!」ポンッ

二人「「?」」

歌織「…確かに、私は小籠包の居場所を知っているわ!」キリッ

紬「なん!?」

ヒラリマントラー「マジかよ、ついてるぜ」

歌織(私も全力で遊びに付き合わないといけないわね!)

紬「そ、それはいったいどこに…!?」

歌織「小籠包の場所が知りたければ…」


A:私を倒していくことね!
B:私を捕まえてごらんなさい!
>>304
303 : 彦デューサー   2022/03/27 00:59:17 ID:aYP56OvEnE
A
304 : Pくん   2022/03/27 01:05:58 ID:QkuuU5Fm8I
A
この2体が歌織さんに勝てる気がしない
歌織さんには特殊部隊が付いてるし…
305 : 1   2022/03/27 14:27:00 ID:/OPJgorTUo
歌織「私を倒していくことね!」スウッ

ヒラリマントラー「こ、これは…!」

紬「この構え…!」

ヒラリマントラー(隙だらけじゃねーか!)ドヨーン
紬(隙だらけやいね!)ドヨーン

歌織「ふふ…」ドヤッ

紬「うちらも甘く見られたものやいね!早々に叩き潰して小籠包を手に入れるやいね!」

ヒラリマントラー「待てつむつむ!これはあえて俺たちを誘っているのかもしれない!考えてもみろ、小籠包の居場所を知るものが雑魚なわけがないだろ!」

紬「た、確かに…」ゾクッ

ヒラリマントラー「ここは慎重にいくぞ!」

紬「やいね」コクッ

ジリジリ…

歌織(なんだかいい感じに盛り上がってきたわね…。だったらここからもっと頑張ってみようかしら)

歌織「見せてあげましょう、私の超能力を…!」キリッ

紬「な、なん!?」

ヒラリマントラー「お、落ち着け!俺の力ならどんな攻撃だろうと跳ね返して……」

歌織「私の攻撃はバリア無効よ」

ヒラリマントラー「ゑ!?」ガビーン

歌織(こういうの小学生の時を思い出すわねえ)ホッコリ

ヒラリマントラー(バリア無効だと…あの女、ただものじゃねえ)

紬「こ、こうなったらやられる前に倒すやいね!とうっ!!」

歌織「はああっ!必殺――」


A:爆発が起きる
B:敵同士で戦いあう
>>307
306 : 仕掛け人さま   2022/03/27 14:31:33 ID:q5SYuDwbJU
B
307 : ぷろでゅーしゃー   2022/03/27 14:33:38 ID:aYP56OvEnE
A
308 : 1   2022/03/27 17:39:02 ID:/OPJgorTUo
歌織「デラックスカオリ……」スゥゥ

ドッカアアアアアン!!

紬「なあああああああああん!!」

歌織「…」ポカーン

隊員1「お嬢さん、ここは危険です!」

歌織「あ、あなたたちは父のところの…」

隊員2「さあ、こちらへ!」


モクモク…

紬「ハァハァ…な、なんなん…」

ヒラリマントラー「思ってたより軽傷で安心したぜ」

紬「…あんた、うちの盾に…」

ヒラリマントラー「俺にとって爆発なんてサウナの後の水風呂みたいなもんだ、気にするな」

紬「…あんやと」

ヒラリマントラー「だから気にすんなって!むしろ罵倒が欲しいくらいだぜ……で、あの女どうするよ?」

紬「もちろん追う!あいつは小籠包の居場所を知ってるから、見つけて手に入れるやいね!」

ヒラリマントラー「決まりだな、いくぞ相棒!」


隊員3「ここまで来ればもう安心だな」

隊員4「歌織お嬢さん、お怪我は?」

歌織「大丈夫です…それよりもせっかく楽しく遊んでたのに危ないことはやめてください!」プンプン

隊員5「た、楽しかったって…」ドヨーン


「わかるわかる!楽しく遊んでるときに割って入られるのは嫌だよね~」


一同「!!」クルッ

アナザー麗花「ふふ、君とは話が合いそうだなあ」ニッコリ

歌織「れ、麗花ちゃん…?」


A:「麗花ちゃんもみんなと遊んでるのね」と話しかける
B:危険を察知して逃げる
>>310
309 : Pサマ   2022/03/27 17:44:45 ID:./n0ThICqE
B
310 : 監督   2022/03/27 17:49:28 ID:aYP56OvEnE
B
311 : 1   2022/03/27 20:54:36 ID:/OPJgorTUo
歌織(違う…この人は、麗花ちゃんじゃない…)ゾクッ

アナザー麗花「あれあれ?どうしたのかな?」

老タヌキ「…あの娘、をみなの異質な力を感じ取ったのかもしれぬぞ」

アナザー麗花「へえ、それはますます欲しいなあ」

老タヌキ「手早くな」

アナザー麗花「は~い♪」スタスタ

歌織「…」ゴクリ

隊員1「お嬢さん、ここは我々に任せて逃げてください!」

歌織「で、でも!」

隊員2「早く!」

アナザー麗花「ふふ、じゃーま!」ブンッ

アナザー麗花が手を一振りすると、強大な風が隊員たちを襲った!

隊員たち「「「「「ぐわああああ!!」」」」」ドサッ

アナザー麗花「これでお邪魔虫さんたちはいなくなったね…さーてと♪」

歌織「一体…何が起こってるの?だってこれは遊び……」

アナザー麗花「そうだよ、これはただの遊び。だから君もこれからは私と一緒に遊ぼうよ、面白おかしく、自由に、ね♪」スウウウ

歌織「あ、ああ……」

アナザー麗花「♪」ニヤァ


一方杏奈、百合子、ポコえもんは>>314していた。
312 : 師匠   2022/03/27 20:58:59 ID:q5SYuDwbJU
ユビート
313 : 彦デューサー   2022/03/27 21:16:05 ID:aYP56OvEnE
ジョイマンの物真似
314 : そなた   2022/03/27 21:17:16 ID:uV.iMTokZg
アナザー麗花の弱点探し&変態マント探し
315 : 1   2022/03/27 23:19:29 ID:/OPJgorTUo
ポコえもん「敵の弱点を探る、ですか」

百合子「そう!アナザー麗花さん攻略のためにはまず情報が必要だと思うんだ!」

杏奈「百合子さん…その呼び方、また続けるんだね…」

ポコえもん「もう立派な持ちネタですね」

百合子「かっこよくていいと思うんだけどなあ…あと持ちネタじゃないよ!」プンプン

ポコえもん「まあそれは置いといて、先ほど百合子さんが言っていた考え、いいと思います…が、その分ハイリスクですね。情報を得るためには必然的に敵に近づく必要があります」

百合子「そ、そうだよね…」

杏奈「…本人に近づくのは難しいけど……他の人ならどう、かな……?」

ポコえもん「というと紬さんとひらりマントのモンスター…」

百合子「つ、紬さんはともかく、あのひらりマントの人とは会いたくないなあ」

杏奈「わかる……あれ、気持ち悪い」ドヨーン

ポコえもん「ははは…、しかしひらりマントを取り返しておけば今後の戦略の幅も広がりますし、まずはあれを探し出しましょう」

百合子&杏奈「「ええ…」」ドヨーン

ポコえもん「安心してください、いざとなったら僕の催眠術でどうにかしますから」

百合子「ポコえもんさんがそう言うなら…」

ポコえもん「では探索開始です」


ドオオオオン!!

百合子「何々!?」アタフタ

ポコえもん「爆発音ですね!あちらで何かがあったのかも…」


A:音のしたほうへ向かう
B:警戒し、あえて行かない
>>318
316 : 5流プロデューサー   2022/03/27 23:23:45 ID:aYP56OvEnE
A
317 : プロデューサーさま   2022/03/27 23:24:17 ID:f.m0Cta0Vg
A
劇場開場仲間は放っておけない
318 : do変態   2022/03/27 23:33:08 ID:./n0ThICqE
A
更に誰が出てくるかな
319 : 1   2022/03/28 22:21:48 ID:ZU/UgQAI9.
ポコえもん「行ってみましょう!」

杏奈「うん…」

百合子「何も出ませんように何も出ませんように何も出ませんように何も出ませんように」


モクモク…

百合子「煙がすごくて何も見えない…」フラフラ

杏奈「百合子さん、気を付けてね……」

百合子「うん…」

ぐにゅ

百合子「あれ?何か踏んだ…?」チラッ

ヒラリマントラー「おぉ…」ネットリ

百合子「…」
ヒラリマントラー「…」ニッコリ

百合子「きゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!」ガビーン

ヒラリマントラー「へへへ、また会ったなあ。実は俺たち、結構縁があるのかなあ」ニチャァ

百合子「来ないで変態!」

ヒラリマントラー「俺を褒めたって何も出ないぜ、アイドルのお嬢ちゃん!!」

百合子「褒めてないよ!!」ガビーン

ポコえもん「まさか早速出てくるとは思いませんでしたよ!」

杏奈「出た、変態マント…」

ヒラリマントラー「アイドルってのは本当にサービス精神があるんだなあ!最高だぜ!」

杏奈「何で……喜んでるの……」ドヨーン

紬「何を騒いでるやいね、あの爆発のことで何かわかったことが……ってああ!!」

百合子「紬さんも出たあ!」(ドラえもんバトルドーム風に)

紬「飛んで火にいる夏の虫とはお前たちのこと!始末するやいね!!」

ヒラリマントラー「この爆発もお前たちの仕業か?サプライズとしては最高だが、俺を悦ばせるにはまだ火力が足りねえな」

ポコえもん「…これはあなた方の仕業では?」

紬「うちらはアイドルの女を追っかけてる最中に爆発に巻き込まれて…」

百合子「あれ?じゃあこれって…」
320 : 1   2022/03/28 22:22:25 ID:ZU/UgQAI9.
 

「これは私がやった」


一同「「「「「!?」」」」」


歌織「そう、この私がやったのよ」ニヤッ

そこにはディアボロス・イデアを身にまとった桜守歌織の姿があった。
しかし先ほどまでの様子とは打って変わって、まるでこの異常事態を楽しんでいるかのように邪悪な笑みを浮かべている。

百合子「か、歌織さん!?」

ヒラリマントラー「お前、俺を踏んづけてくれたアイドルの姉ちゃん!」

歌織「我が主の邪魔をするものは全て始末してあげるわ…」

ポコえもん「どうやらあの人はすでに敵の手に…」

杏奈「そんな……」ガーン

紬「つまり…うちらの味方ってことやいね?」

ヒラリマントラー「みたいだな…」

百合子「歌織さん!正気に戻ってください!!」

歌織「安心して百合子ちゃん、私は正気よ」ニッコリ

百合子「か、歌織さん!」パァ

自分の名を呼ばれ、百合子の頭の中でわずかな希望が見えた。
紬や琴葉と違って、自分たちのことを覚えている…きっとこれは演技なんだ、と…

歌織「清々しい気分よ!私は今、大きな力を手に入れたのだから!ふふ、だからね百合子ちゃん…この力を、あなたたちで試させてちょうだい!」

しかしその希望は、刹那に消え去った。

百合子「そ、そんな…」

歌織「さあ、行くわよ!!」ゴオオオオオ


操られた歌織の能力
>>323
321 : 貴殿   2022/03/28 22:26:52 ID:uPAT6Teui6
どんな曲(ミリ曲以外も)を歌おうとも全音半音あげでしか歌えなくなるようにさせる
322 : Pさん   2022/03/28 22:36:05 ID:pYLbFazlDs
音速の剣
音の方が遅く聞こえたろう
323 : 5流プロデューサー   2022/03/28 22:51:52 ID:Por9HxjQo.
CVたてかべ和也になる
324 : 我が下僕   2022/03/28 23:20:57 ID:lwz1jVSQFs
歌織さんの歌唱力でCV初代ジャイアンとか、かなりヤバそう(笑)
でもハミングバードとかパラードダムール聞いてみたいかも…
325 : 1   2022/03/29 00:59:37 ID:dX4rzfsxu2
歌織(CV:たてかべ和也)「これが私の力よ!」

百合子「声が変わったーっ!」ガビーン

杏奈「ガキ大将みたいに……なってる……」ガビーン

ヒラリマントラー(なんだこの懐かしい感じは…この声、昔聞いたことがあるような…)

歌織(CV:たてかべ和也)「…」スーッ


ボエ~♬


ドッカアアアアアアアアアン!
ガシャアアアアアアアアアン!
ドオオオオオオオオオオオン!


歌織「…素晴らしい破壊音波ね」ウットリ

紬「うちらまで攻撃するなんて、なんなん!?」ガビーン

ヒラリマントラー「ぐへぇ…」グッタリ

紬「だ、大丈夫やいね!?」

ヒラリマントラー「流石に音の攻撃は無効化できねえ…」ゼェゼェ

歌織「ふっ、情けないわね」

紬「なんっ!?」イラッ

歌織「…その顔は何かしら?まさか怒った顔のつもり?面白い顔にしか見えないわね」クスクス

紬「なあああああんん!!」プンスカ

ヒラリマントラー「や、やめろお前ら…、罵りあいなら俺を混ぜてやって……」ゼェゼェ


チュパカブラ『チュパアアアア!!』ゴオオオオオ

紬「今度はなんなん!?」

ヒラリマントラー「巨大生物!?つーか何だあれ!?」

歌織(あんな巨大なものが接近していたことに今の今まで気づかなかった…!いったいどこから現れた…?)

チュパカブラ『チュパアアアア!!』

326 : 1   2022/03/29 01:00:56 ID:dX4rzfsxu2
百合子「ありがとう、ポコえもんさん!」タッタッ

杏奈「ポコさんの催眠術のおかげで……何とか逃げられたね……」

ポコえもん「あの歌織という人の能力、とても強力なものでした!ぼくらだけで戦うのは危険です!」タッタッ

杏奈「弱点探しは……また今度だね……」タッタッ

ポコえもん「とりあえずドラえもんさんたちと合流しましょう!」タッタッ


紬「すみません」
歌織「申し訳ございません」
ヒラリマントラー「ごめんなさい」

アナザー麗花「別にいいよ!でも敵の術にかかっちゃうなんてみんなお間抜けさんなんだね♪」

歌織「…お言葉ですが、我が主。私はこの二人と一緒にしてもらいたくありません。そもそも私一人ならもっと上手くできていました」

紬「お、お前さっきから失礼やいね!うちらはここでは先輩だってこと、忘れてもらっちゃ困るやいね!というか、うちはお前を仲間とは認めない!」

ヒラリマントラー「そうだそうだ!」

歌織「黙りなさい、ごみ虫」ギロッ

ヒラリマントラー「認めるしかないようだな、お前は俺たちの仲間だ」キリッ

紬「手のひら返すタイミングそこなん!?」ガビーン
327 : 1   2022/03/29 01:01:16 ID:dX4rzfsxu2
アナザー麗花「こらこら~!みんなだけで盛り上がっちゃだめだよ!」プンプン

老タヌキ「盛り上がっているのか…あれが?」

アナザー麗花「よく言うでしょ?喧嘩するほど仲良しこよし、って!」

歌織「主、次こそは奴らを根絶やしにして見せます!」
紬「うちもうちも!」グイイッ
歌織「紬ちゃん!顔を近づけるのをやめなさい!」グイ
紬「こういうのは早い者勝ちやいね!」

アナザー麗花「やる気があるのはいいことだね!…けど次はみんなで一緒に行くんだよ?」

紬&歌織「「え?」」

老タヌキ「…すでにわしらの仲間を彼奴らの元に送り込んでいる」

タヌキB「そうそう、僕らの兄弟!」

歌織「…スパイということね」

老タヌキ「その者の妖力を辿っていけば、彼奴らがどこにいようが容易に見つけ出せる。その後は一網打尽にするのだ」

ヒラリマントラー「もしあいつらが小籠包に近づいてれば横取りできるかもしれないな!」

紬「タヌキのおじいちゃん、やるやいね!」

アナザー麗花「それじゃあ瑞希ちゃんたちのところへ……れっつごー!!」

紬「おー!」
歌織「おー」
ヒラリマントラー「おー!」
タヌキB・C・D「「「おー!!!」」」
328 : 1   2022/03/29 01:02:53 ID:dX4rzfsxu2
一方瑞希たちは…

スネ夫「そ、そんなことになっていたなんて…」

瑞希「これは世界の危機なんです」

ドラえもん「世界を救うためには、僕たちで麗花さんのそっくりさんを倒さないといけないんだ!」

スネ夫「だめだめ!そんな危ないこと絶対にだめ!」

瑞希「しかしプロデューサー…」

スネ夫「君たちを危ない目にあわせるわけにはいかないよ!何より僕が危険な目にあいたくない!」

ドラえもん「君はそういうところ、昔っから変わらないねえ」

スネ夫「僕はのび太とジャイアンみたいに後先考えずに行動するような単細胞じゃないの!」

ドラえもん「けど一緒に頑張ってきたじゃないか」

スネ夫「た、確かにそうだけど……と、とにかくだめなものはだめなの!」

瑞希「困りましたね」ボソッ

ドラえもん「う~ん…どうにか説得できないかなあ」


どうする?
>>331
329 : プロヴァンスの風   2022/03/29 01:17:36 ID:n3ue/CWqeA
そもそもこっちの麗花さんは何やってんの…?連絡ぐらいしたら?
330 : Pたん   2022/03/29 06:40:49 ID:LnfTP/l6y.
手始めに育ちゃんさんを使って歌織さんを堕とす
331 : プロデューサーちゃん   2022/03/29 06:55:48 ID:Zau5ougwLQ
紗代子、魂の説得
332 : ごしゅPさま   2022/03/29 10:16:43 ID:ZcjIK5.ww.
麗花さん相手なら、茜ちゃんならワンチャンあるかな…
333 : 彦デューサー   2022/03/29 19:48:35 ID:11I8qcdHso
ここのドラも
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/14799.html
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/14805.html
アニヲタwiki等でトンデモ道具扱いされているのはあまり使われないよなぁ
334 : 1   2022/03/29 22:21:41 ID:dX4rzfsxu2
瑞希「高山さんに説得してもらうというのはどうでしょう?」

ドラえもん「いいアイデアだ」ゴソゴソ

『カムカムキャット』~!

ドラえもん「紗代子ちゃんを呼んでくれ」カチ

カムカムキャット「ニャオン」クネクネ

紗代子「??」テクテク

瑞希「すごい効き目ですね」

紗代子「あれ?私どうしてここに?」キョロキョロ

ドラえもん「実はかくかくしかじか」

紗代子「プロデューサー!どうして諦めるんですかそこで!」

スネ夫「うわあ!!」ビクッ

紗代子「確かに危険なことが起きるかもしれません!けど何もしなくてもどのみち世界の危機なんですよ!?」

瑞希「その通りです、ならここは行動するべきです」

スネ夫「た、確かに…」

紗代子「それに私たちの団結があれば、どんな困難も乗り越えられるんです!絶対に!!」

スネ夫「…わかったよ」

紗代子「プロデューサー!」パァ

スネ夫「君たち子どもが頑張ってるのに、僕が何もしないわけにもいかないだろ?」

ドラえもん「素直じゃないなあ!」ニコニコ

スネ夫「その代わり、ドラえもん!頼りにしてるからね!」

ドラえもん「任せてくれ!」ポンッ

紗代子「琴葉さんも病院に連れて行ったし、ここからは私も協力するよ!」
335 : 1   2022/03/29 22:22:02 ID:dX4rzfsxu2


「騙されちゃだめだ!!」


ドラえもん「歩ちゃん!」

一行が声のするほうを向くと、そこにはボロボロになった舞浜歩の姿があった。

歩「紗代子はすでに敵に操られているんだ!」

ドラえもん「え!?」

紗代子「!」

歩「さっき私も不意打ちでやられたんだ!みんなのことも油断させて攻撃するつもりなんだよ!」

紗代子「ちょっと待ってください!歩さんの言ってることは出鱈目です!」

瑞希「…ドラえもんさん」
ドラえもん「うん」


多数決。多いほうを採用
A:歩を信じる
B:紗代子を信じる
>>338
336 : ダーリン   2022/03/29 22:23:46 ID:LnfTP/l6y.
A

真ちゃんの友達ならわた萩原さんの手下も同然ですぅ!信じないなら指つめてもらって東京湾ですぅ!!
337 : 変態大人   2022/03/29 22:32:46 ID:AHl95NOr/w
B
338 : 我が友   2022/03/29 22:40:35 ID:JeIBnEyMP2
B
まぁ本当に操られてたら総攻撃すればいいし…
339 : バカP   2022/03/29 22:43:23 ID:Zau5ougwLQ
>>336
おいこらしれっと格下みたいな扱いしてんじゃねえ!
340 : プロデューサー君   2022/03/30 00:09:23 ID:L6lgt3Yy5Y
最悪、ひみつ道具の「○×うらない」で確認すればいいだけ
341 : プロデューサーはん   2022/03/30 00:45:11 ID:zcyG9GmgFU
この歩、タヌキA(YUMU)じゃない?
342 : 1   2022/03/30 23:32:48 ID:iobVbN3hCs
瑞希「観念してください」ガシッ

歩「ちょっと!なんでアタシなのさ!」

ドラえもん「これをよく見ろ!!」

ドラえもんがポケットから取り出したのは、ただの手鏡。
そこに映し出されたのは目の前にいる歩…のはずだが、普段の歩には絶対にないものが映っていた。

偽歩「あー!!耳とひげを隠すのを忘れてた!」ガーン

ドラえもん「よくそんな中途半端な変化で僕らをだませると思ったね」

瑞希「トリックにすらなっていません」

スネ夫「なんて馬鹿な敵なんだ」

紗代子「別の意味で焦っちゃったよ!」

偽歩「なんだよもう!みんなしてアタシを馬鹿にするな!うわあああん!!」


偽歩「くそお…」

ドラえもん「正義ロープでぐるぐる巻きにしてるから、これで身動きは取れないぞ」

偽歩「離せ!でないとただじゃおかないぞ!」

スネ夫「ははっ!その状況で何ができるんだよ!」


「本当にこういう時は強気だな」


ドラえもん「誰だ!?」

げき子「私よ」

ドラえもん「うわあ!いつの間に部屋の中に!?」

瑞希「げき子さん」
紗代子「本当だ!げき子ちゃんも来てたんだね!」

ドラえもん「こんな子、劇場にいた?」

スネ夫「あの子は劇場の魂……簡単に言うと精霊みたいな存在らしい。たまに現れては訳のわからない力で僕らを引っ掻き回すんだ」

げき子「ふん……しかし、私の改変能力もロボットには聞かないようだね」
343 : 1   2022/03/30 23:33:26 ID:iobVbN3hCs
げき子はドラえもんに自分のことを説明した。

ドラえもん「そんな不思議な存在が身近にいたなんて驚いたよ」

げき子「まあ私のことは今はいい……それよりも私は瑞希ちゃんたちをある場所へ案内したいのよ」

瑞希「ある場所…ですか?」

げき子「ええ。敵が必死になって探している、小籠包のある場所へ」

ドラえもん&スネ夫「なんだって!!」

偽歩「…」ピクッ

瑞希「それはいったいどこにあるのですか?」

げき子「この劇場の……地下よ」

スネ夫「地下なんてあるの、この劇場!?」ガーン

げき子「…とにかくついてきて」


一行はげき子に言われるがままついていく。

げき子「…ここが入口よ」

ドラえもん「ここってステージじゃないか!」

げき子「小籠包を封じ込めるにはアイドルたちの放つ光のエネルギーが一番効果的なのよ」

瑞希「なるほど。それでステージの近くにあるのですね」

げき子「そういうことよ、さすが瑞希ちゃんね」

スネ夫「…今のわかった?」
ドラえもん「いや全然」

コツコツ…

紗代子「誰か来たみたい!」

瑞希「あれは…」


>>346
(麗花以外のミリオンオールスターズの誰かひとり)
344 : ダーリン   2022/03/30 23:39:27 ID:oSEXC88MDo
MAZDA


てか新浦安マンに場所聞かれてるけど大丈夫?
345 : P様   2022/03/30 23:46:08 ID:UXg10h2fvM
可憐
346 : Pさぁん   2022/03/30 23:46:45 ID:fdSRPfgTnY
超絶美少女 茜ちゃん
347 : あなた様   2022/03/30 23:49:43 ID:kY2L7AxZDI
アナザー麗花さんに目を付けられたら面白、ではなく大変なことになりそうな人がまた一人
348 : 1   2022/03/31 20:22:29 ID:OgZI4KJMzU
茜「あれー?みんな揃ってどうしたの?あ、もしかして超絶美少女の茜ちゃんに会いたくってやってきたのかな?」キラーン

スネ夫「なんだ、茜さんか」

ドラえもん「茜ちゃん、悪いことは言わないからすぐに劇場を離れるんだ」

紗代子「今からここは戦場になるんだよ!」

茜「戦場?カードゲーム大会でも始まるの?」

ドラえもん「とにかくここは危ないんだ!同じ猫友(猫大好き友達の略)として君を巻き込むわけにはいかない!」

茜「ふっふっふ、ドラちゃん…!茜ちゃんをのけ者にしようとしたってそうはいかないよ!茜ちゃんにはわかる!これからここで面白いことが起きるってことが!だから茜ちゃんも何か手伝えることがあったら喜んでやっちゃうよ!!」ビシッ

瑞希「これはまずいですね……困ったぞ」

紗代子「どうにかして茜ちゃんに説明しないと、このままじゃ何も知らない茜ちゃんが巻き込まれちゃうよ」

げき子「…もう遅いみたい」チラッ
349 : 1   2022/03/31 20:22:49 ID:OgZI4KJMzU


アナザー麗花「みいつけた♪」


ドラえもん「出たな!!」

スネ夫「ほ、本当に麗花さんそっくりだ…!」


瑞希「…」
アナザー麗花「ふふ…」


歌織「なんて静かな闘志…」ゴクリ

ヒラリマントラー「ボスはあの女と因縁があるからな…」

紬「少し距離を取っておかないと巻き込まれるやいね」


ドラえもん「歌織さん!?まさか敵に操られてしまったのか!?」

紗代子「そんな、歌織さんまで…」


老タヌキ「全くお前というやつは無茶しおって…」

偽歩「おじじ!ごめんよ~!!」ドバァ

老タヌキ「…気に病むな。お前の妖力を辿ってここまで来たのだ。むしろお前の手柄だ」

タヌキB「後は僕たちに任せてよ!」
タヌキC「すぐに助けてるやるよ!」
タヌキD「待っててね!」

偽歩「みんなああああ!ありがとうなああああ!!」ドバドバ


茜「ど、どうしたのかな?みんないつもよりキャラが濃いというか…明らかに知らない人、というかマントとタヌキがしゃべってるけど…え?あれ?もしかして茜ちゃん、この中で今一番キャラが薄い!?」ガビーン


茜が自信を目立たせるためにとった行動
>>352
350 : おやぶん   2022/03/31 20:35:14 ID:78Do6GW.92
しきにゃんから譲渡された実験用ネズミを一度に放つ
351 : お兄ちゃん   2022/03/31 21:26:52 ID:hPwfFzzBUA
ゴリラのようにドラミングをする
352 : Pたん   2022/03/31 21:44:39 ID:GuwgvYrkVE
巨大茜ちゃん人形と一緒にオンステージで一曲披露
353 : 1   2022/04/01 01:00:39 ID:sWHsoW2EDs
茜「みんなちゅうも~く!」

瑞希「おや?」
アナザー麗花「?」

茜「765プロの超かわいいアイドル!茜ちゃんと茜ちゃん人形のオンステージの始まりだよ!」

茜ちゃん人形「…」フリフリ

スネ夫「何おかしなこと言ってるんだ?」

ドラえもん「いつものことだ」

紗代子「茜ちゃん人形、いつからステージの上にいたんだろう…」

茜「ソーレ!あかねちゃマンボ!」

スネ夫「それ僕の歌だぞ!」ガビーン

茜「ソーレ!あかねちゃマンボ!」

ドラえもん「マンボ!」
瑞希「マンボ」

茜「やっぱ!あかねちゃマンボ!」

紗代子「マンボ!」

茜「ソーレ!あかねちゃマンボ!」

アナザー麗花「マンボー!」

スネ夫「敵も混ざってる!?」ガビーン

気づけばスネ夫以外の全員がマンボーコールをし、ステージは盛り上がっていた。

茜「みんな~!ありがとう!!茜ちゃんは今日という日を忘れないよ~!」

アナザー麗花「うわあ!すごいすごい♪」パチパチ

ヒラリマントラー「ヒューヒュー!」

紬「敵ながらあっぱれやいね」パチパチ

歌織「今回は私たちの負けね…」フッ

そういってその場を立ち去ろうとする四人。

老タヌキ「待たんか、お前たち!!」ガビーン
354 : 1   2022/04/01 01:01:18 ID:sWHsoW2EDs

アナザー麗花「えへへ、ごめんね♪」

ヒラリマントラー「俺たちをだますとはやるじゃねえか」

スネ夫(絶対そんな意図はなかったと思う)ドヨーン

紬「さっきのステージのお礼を喰らうやいね!!」

紬は巨大な恵方巻を構え、バズーカのように攻撃を放った!

ドオオオオン!!

茜「ええええええ!!ほ、本物の武器!?」ガビーン

ヒラリマントラー「あいつ結構動けるみたいだな」

老タヌキ「…あの時の仲間がいないと思って少々油断していた。そこにいる三人の新しい仲間も油断ならんぞ」

紗代子「私たちは絶対負けない!」
げき子「アイドルのみんなは絶対守って見せる!」
茜「って完全に茜ちゃんも数に入ってるーっ!!」ガビーン

アナザー麗花「ねえ、小籠包がどこにあるのか教えてくれないかな?」ニコッ

げき子「…言わないわ」

アナザー麗花「そっか~、じゃあ残念だけど君たちはここでおしまいかな?」

瑞希「攻撃が…くる」


A:げき子の結界で防御
B:茜ちゃん人形が攻撃をはじき返す
>>356
355 : そなた   2022/04/01 01:02:27 ID:7c5U.ROzqo
A
356 : Pーさん   2022/04/01 01:06:00 ID:LjW/AxPYS.
B
美咲ちゃん謹製・茜ちゃん人形ならやれる。
357 : Pさん   2022/04/01 01:20:47 ID:3m4TPgWsXs
やっぱ茜ちゃんは頼りになる〜♪
358 : プロデューサーはん   2022/04/01 09:25:19 ID:bPU.wXNZqw
むしろ茜ちゃんがわちゃわちゃやってるだけで、勝てるのでは?
359 : おにいちゃん   2022/04/01 10:57:49 ID:Dg9RwGYtbk
突破口を開き、瑞希たちのサポートもできるエケネチャンは適任かもしれないね
360 : 1   2022/04/01 22:24:17 ID:sWHsoW2EDs
茜ちゃん人形「!」バシッ

老タヌキ「な…」
ヒラリマントラー「なな…」
紬「なんやいね!!」

歌織「素手で攻撃をはじいた!?」

アナザー麗花「あれあれ?」

茜「茜ちゃん人形…」
茜ちゃん人形「…」クイクイ

瑞希「もしかして先に行け、と言っているのでは」

スネ夫「なんて頼りがいのあるぬいぐるみなんだ…」

げき子「そうね、ここは先に行きましょう」

ドラえもん「大丈夫かな?」

げき子「ええ。あれはこの先で待ってる“彼女”の能力なのだから」

ドラえもん「この先で待ってる人がいるの?しかも瑞希ちゃんたちと同じ能力者が!?」

げき子「ついて来ればわかる。さあ、早く…!」


紬「あいつら地下に逃げるつもりやいね!」

歌織「行かせはしないわ!」タッタッ

茜ちゃん人形「!!」バシッ

歌織「っ!」ザザッ

茜「すごいよ!茜ちゃん人形!さすが茜ちゃんをモデルにしただけのことはある!!」

ヒラリマントラー「あの茜って娘を狙え!おそらくあいつが操ってるぜ!!」

紬「なるほど」ニヤ
歌織「そういうことね」ニヤ

茜「てええええ!なんか誤解されちゃってるよおおおお!!」


茜ちゃんの大ピンチ!この場に残るメンバーを選択!
(瑞希、ドラえもん、紗代子、スネ夫の中から一人選択)
>>363
361 : 5流プロデューサー   2022/04/01 22:25:05 ID:7c5U.ROzqo
真壁
362 : プロデューサーくん   2022/04/01 22:28:19 ID:bPU.wXNZqw
少しも残らなくて大丈夫じゃね?
ネタにもならないし
おしまいだよ
363 : Pくん   2022/04/01 22:40:48 ID:DTckyfDhfU
スネ夫
漢を見せろ!
364 : 1   2022/04/02 01:23:03 ID:UoTYvw6sac
スネ夫「ぼ、僕が行くよ」

ドラえもん「スネ夫…、君にこれを渡しておくよ」

スネ夫「この道具は…」

ドラえもん「これが君の助けになるはずだ!だから無事に帰ってきてね!」

瑞希「…待ってます」

茜のためにここに残ることを誓ったスネ夫。
彼の勇姿を目に焼き付け、瑞希、ドラえもん、紗代子、げき子は地下へと降りた。

スネ夫「…やいお前たち!」

アナザー麗花「ん?」チラッ

老タヌキ「なんだあのキツネ男は?」

茜「プロちゃん!」

スネ夫「うちのアイドルに手を出すのは…やめろ!」

アナザー麗花「やめないと何があるのか気になるな~♪」

スネ夫「くくく来るな!痛い目を見ることになるぞ!ほ、本当だぞ!僕には強い味方がいるんだ!僕を傷つけたらあいつらが黙っちゃいないぞ!」ガクブル

紬「なーんなんなんなん!だったらその強い味方とやらはどこにいるやいねえ?」ニヤニヤ


杏奈「ここにいるよ!!」ジュバッ


ヒラリマントラー「あ、あいつらは!」


百合子「風の戦士、参上!」

杏奈「杏奈たちが来たからにはもう安心だよ!」

ポコえもん「最初から全力で行くぜ!!」

茜「杏奈ちゃん!ユリッチ!」

スネ夫「と…熊!?」ガビーン
365 : 1   2022/04/02 01:23:31 ID:UoTYvw6sac
百合子「さあ!どこからでもかかってきなさい!」ビシッ

ヒラリマントラー「…いいんだな?」

百合子「ひっ!」ビクッ

ヒラリマントラー「本当に、かかっていってもいいんだな!」ニチャァ

百合子「やっぱりなし!プロデューサーさん、パスします!」

スネ夫「えええええええ!?」ガビーン

ヒラリマントラー「ボス!ここは俺とつむつむに任せて、地下へ行ってください!」

アナザー麗花「うん、ありがとう!マントくん、つむつむちゃん!」

歌織「主、お供します」

老タヌキ「健闘を祈る」

紬「って!なんでうちがお前なんかと一緒に残らんといかんの!?」

ヒラリマントラー「当たり前だろ!俺たちはバディじゃねえか!」キラーン

紬「お前みたいな変態とバディなんて、うちの品位が疑われるやいね!」ガビーン

ヒラリマントラー「そう褒めるなよ」

紬「褒めてない!」

茜ちゃん人形「!!」ゴスッ

紬「なんっ!」
ヒラリマントラー「うおっと!」

スネ夫「いきなり殴りかかったーっ!」ガビーン
百合子「見た目によらず好戦的だ!」ガビーン

茜ちゃん人形「…」スクッ

茜ちゃん人形は茜のもとへ戻り、そのまま茜を自身の肩に乗せた。

茜「もしかして茜ちゃんを守ってくれるの?」

茜ちゃん人形「…」コクリ

茜「茜ちゃん人形ちゃん…!」ジーン

ポコえもん「よしお前ら!出し惜しみなしだ!最初から全員でかかるぞ!!」

百合子「おー!」
杏奈「うん!」
茜「行くよ、茜ちゃん人形ちゃん!」
茜ちゃん人形「…」コクリ
スネ夫(いや、本当にあの熊、誰…?)


攻撃対象
A:紬
B:ヒラリマントラー
※なお安価の秒数が“奇数”だった場合、攻撃は失敗する
>>367
366 : Pちゃん   2022/04/02 01:34:02 ID:IyILEVd3Jg
B
何となくだけど恵方巻きの妖精は後に〆て欲しい
367 : ハニー   2022/04/02 01:48:23 ID:kd5OTPXwnw
B 雑魚からかたすのは鉄則
368 : 1   2022/04/02 23:48:13 ID:UoTYvw6sac
奇数のため、攻撃失敗


ポコえもん「それ!」

四人「「「「突撃―!!」」」」

ヒラリマントラー「その程度の攻めで俺が満足するとでも…思ったか!?」

ゴオオオオオオオ

杏奈「変態マントが…」

百合子「巨大化した!?」

ヒラリマントラー「成長してるのが自分たちだけだと思ったら大間違いだぜ!むしろ心の欲望を開放している俺たちの方が能力者として上位なんだよ!」

スネ夫「それってどういうことさ!?」

ヒラリマントラー「簡単なことよ!俺たちが使う“能力”ってのは、そいつの心そのものなのさ!つまり、ボスや俺たちのように欲望に忠実な奴ほど、強い能力者になるってことだ!」

杏奈「心の…力」

紬「うちも行くやいね!」グルグル

紬は長い恵方巻を二つに分け、まるでヌンチャクのように振り回す。

ヒラリマントラー「おらあ!!」
ポコえもん「ぐわあ!!」

紬「やいねえ!!」
百合子「きゃああ!!」

スネ夫「つ、強すぎる…!やっぱり僕たちじゃどうすることも…」

ごそっ

スネ夫「こ、これはドラえもんがさっき渡してくれた道具、『>>370』!これならもしかして…!」
369 : 5流プロデューサー   2022/04/02 23:52:00 ID:ctLVgqF9KE
コエカタマリン
370 : ぷろでゅーさー   2022/04/02 23:58:51 ID:4xoCSgPB/M
クルパーでんぱ
371 : P殿   2022/04/03 00:02:16 ID:Zw2D0YtLvo
この道具はやばいぞ(笑)
372 : 1   2022/04/03 22:13:51 ID:dZNz/ZXyvI
スネ夫「この顔みたいな機械のスイッチを押せばどうにかなるはずだ!」

ビビビ…

ヒラリマントラー「…」

紬「どうしたやいね?」

ヒラリマントラー「あきた、つまんない」

紬「一体何を急に…!?」

ビビビ…

紬「…そうだ!みんなでおにごっこをするやいね!」

ヒラリマントラー「お、いいなそれ」

百合子「あたちもやるー」

杏奈「つかれるからいやだ……あんなはここで…ねる、ね」

ボンッ!
ポコえもん「ぼくもここでねましゅ」

茜「あかねちゃんはおにごっこにやりたいな~。まぜてまぜて~」

百合子「うん、いいよ~」

紬「はなみずがたれてきたやいね」チーン

ヒラリマントラー「うわあ!ぼくのからだがはなみずでぐちゃぐちゃだー」

茜「えへへへ、きたないお~」


スネ夫が使った道具は『クルパーでんぱ』。この電波の影響を受けた者は知能も身体能力も人並み以下に低下する恐ろしい道具なのだ。

スネ夫「…戦いは収まったけど、どうしようこれ…」ドヨーン

鼻水をたらし、目の焦点のあってないメンバーをスネ夫はただただ眺めることしかできなかったのであった。
373 : 1   2022/04/03 22:14:25 ID:dZNz/ZXyvI
一方、瑞希たちは…

げき子「この先よ、早く!」

ドラえもん(前にガチャ子から取り上げた道具を渡しちゃったけど、大丈夫かな…)

げき子「…あなた、私の話を聞いてるの?」

ドラえもん「え?ごめんごめん!ちゃんと聞いてるよ、ガチャ子さん」

げき子「誰よガチャ子って!私はげき子!」ガビーン

瑞希「どーどー」ポンポン

偽歩「…」コソコソ

紗代子「逃げちゃだめだよ!」グイイッ

偽歩「いたたたた!ロープが体に食い込む!!」

げき子「とにかく先を急ぎましょう!」

安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→敵に追いつかれ、戦力を分散する羽目に
奇数→敵に追いつかれず、目的地に到着
>>374~377
374 : 兄ちゃん   2022/04/03 22:27:00 ID:E6fhP3AjtE
スネ夫達のほうでまともに動けるのはスネ夫以外茜ちゃん人形しかいない…?
375 : der変態   2022/04/03 22:40:43 ID:ggXG34EoGk
せい
376 : プロデューサー様   2022/04/03 22:47:05 ID:FIfCcChgFM
デレで実質担当数人にボイスほぼ確定してしまった記念(ロリコンではない、主担当は高校生以上ばかりだ!)
377 : P殿   2022/04/03 22:59:27 ID:bG8ZWa9Dfw
いけるか
378 : 1   2022/04/04 15:31:08 ID:PeAHUZq2yI
0+43+5+27=75
奇数ルート


げき子「無事に到着できてよかったわ」

ドラえもん「ねえ、そろそろここに誰がいるのか教えてくれてもいいんじゃないの?」

げき子「会ってみればわかるわ、あなたたちがよく知っている人物だもの」


紗代子「私たちがよく知る人物…」


モワモワ…
たい焼き屋のおっちゃん「いつもたくさん買ってくれてありがとうね!お礼に一個サービスしちゃうよ!」


瑞希「ということは…」


モワモワ…
マジシャン「これが手力です」


紗代子「ふふっ」
瑞希「おぉ…」

ドラえもん「絶対違うと思う!」ガビーン


ガチャ
瑞希「ここは工場ですか?」

紗代子「研究所っぽくもあるよね」

美咲「みんな、待ってたよ!」

げき子「彼女が私たちの協力者よ」

ドラえもん「ええ!美咲さんが!?」

瑞希「驚きました……びっくりだぞ」

げき子「彼女の『人形を操る』能力はとても強力だから、戦力としては頼もしいわ」

美咲「えへへ、と言っても操れるのは私が作った人形だけなんだけどね♪」

ドラえもん「あの茜ちゃん人形を操ってたのも美咲さんだったんだね」

美咲「うん、人形の目を通して様子を探ることができるんだよ」

紗代子「た、確かに強力だ…」

瑞希「…ここに例の小籠包があると聞いてきたのですが、いったいどこにあるのですか?」

美咲「うん!もう準備してあるよ!」

そういうと、美咲は小箱を瑞希に手渡した。

瑞希「…」ガチャ

ドラえもん「見た目はただの小籠包だね」

瑞希「…この小籠包からはとてつもない力を感じます。それこそあのコーヒーの比ではないくらいの…」

ドラえもん「そんなに危険なものなら…」


多数決。多い方を採用。
A:壊してしまおう
B;保管しておこう
>>379~381
379 : プロデューサー   2022/04/04 16:13:14 ID:XLhf2q3om.
A
380 : 箱デューサー   2022/04/04 16:15:30 ID:8BHu40SqC6
B
381 : Pチャン   2022/04/04 16:16:05 ID:Ff7l7Tp2Rw
B
382 : 番長さん   2022/04/04 18:24:39 ID:qAqqr3Unu6
TFにおけるマトリクスみたいなもんなん?←未プレイ
383 : 1   2022/04/04 21:18:28 ID:PeAHUZq2yI
ドラえもん「念のため、これは保管しておこう。いい道具がある」ゴソゴソ

『チッポケット二次元カメラ』~!

ドラえもん「これはね三次元を二次元に…」

偽歩「…」ジー

紗代子「ふん!」ヌッ

偽歩「あ!こら!見えないじゃないか!」

紗代子「私がガードしておくから、お願い!」

ドラえもん「ありがとう!……まあつまり簡単に言うと、物体を写真にする道具なんだ!」

そう言うとドラえもんは、カメラで小籠包を撮影した。

美咲「なんとぉ!本当に小籠包が消えちゃった!」

げき子「あなたも大概、出鱈目よね」ジトー

ドラえもん「流石に敵も小籠包が写真になったなんて思わないだろう!」ピラピラ

瑞希「高山さん、もう大丈夫です」

紗代子「わかった!」スウッ

偽歩「あれ?あれ!?小籠包をどこに隠したんだ!?」

ドラえもん「~♬」
瑞希「~♬」

偽歩「口笛吹いてごまかすな!……まあいいよ!お前たちが余裕でいられるのも今の内さ!もうすぐお嬢がここに来るんだからね!」

ドラえもん「なんだって!?」

偽歩「そうさ!アタシらは妖力で互いの居場所を特定できるのさ!だからお嬢たちは迷わずここに来れるってわけ!」

げき子「だからさっきも…」

瑞希「そんな重要なことを話すとは、敵の余裕を窺えますね」

偽歩「…あ」

ドラえもん「絶対口を滑らせただけだ!」ガビーン

瑞希「ですが敵が来ると分かれば、こちらも迎撃準備が必要ですね」


どうやって迎え撃つ?
>>386
384 : そなた   2022/04/04 21:20:01 ID:iGiIlhBlQo
ブチギレ琴葉、再度召喚
385 : 箱デューサー   2022/04/04 21:29:49 ID:Fs9pJN81WY
鏡の世界へ誘い込む
386 : ご主人様   2022/04/04 21:32:15 ID:wMQcQSBA2o
桃太郎きびだんごをたくさん投げつけて、誰か敵1人以上を味方につける

なお、ブチギレ琴葉はピンチに誰か仲間を連れて駆け付けてくれる(はず)
387 : EL変態   2022/04/04 21:41:48 ID:NpaN0S//4Y
>>386
エレナ(もしくは中の人ダダ漏れ未来ちゃor恵美)連れてきそう
388 : ダーリン   2022/04/05 06:02:10 ID:o5QGMtEYaM
やはりジャンボガンに熱線銃の出番を作らないと……
389 : 1   2022/04/06 00:33:07 ID:Df641G3l0c
ドラえもん「この『桃太郎印のきびだんご』を使って敵のタヌキたちを味方につけるんだ!」

偽歩(な、なんだって…!)

げき子「戦力が一気に逆転するわね」

ドラえもん「気休めでしかないと思うけどね」

瑞希「…」

ドラえもん「さあ!どこからでもかかってこい!」

ドッカアアアアアアアアアン!!

突如襲い掛かる爆発に吹き飛ばされる一行。
そして舞い上がる煙の中から姿を現したのは……

アナザー麗花「きちゃいました~♪」ニコニコ

老タヌキ「小籠包を出してもらおうか」

美咲「で、出たー!」

ドラえもん「本当に出てくるやつがあるか!」ガビーン

げき子「驚いてる暇はないわ!迎え撃つわよ!」

ドラえもん「そうだった!これでも喰らえ!」ポイッ

老タヌキ「む?きびだんご?」

偽歩「っ!離せ!!」グイッ
紗代子「あっ!」

偽歩「お嬢!おじじ!みんな!危ない!!」パクッ

ドラえもん「しまった!!」

偽歩「…」クラクラ

老タヌキ「おい、どうしたのだ…?」

ボンッ!
タヌキA「青ダヌキ様、何なりとアタシに命令してください」

タヌキD「いったい何が起きたの?」

老タヌキ「…おそらくあのきびだんごには洗脳効果があるようだ。あの子はそれを知って我々のことを…」

タヌキC「そんな…ちくしょう!」

タヌキB「姉さん…」
390 : 1   2022/04/06 00:33:39 ID:Df641G3l0c
タヌキA「青ダヌキ様!」

ドラえもん「僕はタヌキじゃなくてネコ!」

美咲「どうしよう?予定と変わってきちゃったけど…」

ドラえもん「まだきびだんごは残ってる!残りのタヌキたちも一緒に…」チラッ


アナザー麗花「…」


ドラえもん「!?」ビクッ
美咲「ひっ!」ビクッ

アナザー麗花の表情からは完全に笑みが消え、無表情のまま一行を静かに見つめる。
しかしその静けさとは裏腹に、一帯の空気はピリピリと肌を刺すような緊張感に包まれていた。

瑞希(敵意が強く伝わってくる…)

老タヌキ(…をみなは幼少の頃、実の両親を流行り病で亡くしている…。その後色々あり、我ら化けダヌキと生活を共にするようになってから、をみなは我らを家族のように慕ってくれるようになった。だからこそ、をみなは家族を脅かすものを絶対に許さない…)


瑞希「…私たちは、選択を誤ったかもしれません」

ドラえもん「…え?」

瑞希「あの北上さんも私たちと同じなのです。大切な仲間を操られて、怒っていて…」

ドラえもん「…っ」
391 : 1   2022/04/06 00:34:05 ID:Df641G3l0c
老タヌキ「女、この子たちを連れて外に出ろ」

歌織「どういうこと?」

老タヌキ「命を落とすぞ」


アナザー麗花「…」スッ

ドラえもん「あの時の刀……まさかあの技を出すつもりか!?」

瑞希「広範囲の斬撃、“満月斬り”…このままでは地下一帯が崩壊します」

げき子「なっ!?」
美咲「ええええええ!?」ガーン

瑞希(今度こそ私の力で防いで…)

ドラえもん「…僕がやる」

瑞希「ドラえもんさん」

ドラえもん「元はと言えば僕のせいなんだ。だから僕があの技を防いで見せる!」

アナザー麗花「…」ゴオオッ
ドラえもん「さあ来い!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
A:攻撃を完全に防ぐことに成功
B:防ぎきれず全員に大ダメージ
>>392~395
392 : せんせぇ   2022/04/06 00:36:17 ID:glpGqW4L0c
無理なの運輸定期便。
393 : P様   2022/04/06 00:56:23 ID:mqJHAZ454.
アナザー麗花はグリマス時空の麗花というわけではなさそうなんだよな
いったい何者なんだ?
394 : プロデューサー   2022/04/06 02:37:02 ID:AlCR6nLo9M
合計がいくつになりゃええのん
395 : der変態   2022/04/06 06:09:34 ID:SjQ35zf9mo
Aになっておくれ
396 : EL変態   2022/04/06 06:36:25 ID:3AtNHjUppU
偶数かな
397 : 我が友   2022/04/06 06:55:32 ID:Df641G3l0c
>>394
間違えてました
Aが偶数、Bが奇数と考えてください
398 : Pさん   2022/04/06 07:53:05 ID:96O6O8NRyw
何となくだけど、瑞希には最終的に「そげぶ」みたいなことして麗花を更正させてほしい気がする
399 : 1   2022/04/06 23:07:03 ID:Df641G3l0c
ドラえもん「『バリヤーポイント』~!!」

アナザー麗花「またおかしな道具を使おうとしてるね…」

ドラえもん「みんな!僕の近くによるんだ!早く!!」

美咲「近くにって言われても…」

げき子「見えない壁で近づけないじゃない」

ドラえもん「いや、それでいいんだ」

アナザー麗花「けどそんなおもちゃで抵抗しようとしたって…無駄だよ!」ザシュッ

ドラえもん「ミとサとゲとタのつくもの入れ!」

瑞希「おっと」スルッ
タヌキA「うおっ!」

げき子「壁をすり抜けた?」

瑞希「しかも…」

美咲「攻撃を防いでる!!」

ドラえもん「バリヤーポイントは、自分の周り半径2mに見えない壁を張って、すべての攻撃を防ぐんだ!しかもこの壁を通り抜けるには僕が許可が必要になる!」

美咲「なるほど!それでさっきの!」

ドラえもん「どうだ!これが22世紀の科学の力だ!!」

アナザー麗花「ふ、ふふ…じゃあいいよ」

ドラえもん「?」

アナザー麗花「…本当は君たちを壊したかったけど、それはこの部屋で我慢するね…!」

美咲「地下室を壊すつもりなの!?」

ドラえもん「まずい!バリヤーポイントで怪我はしないけど、地下に閉じ込められたら出られなくなっちゃう!」

アナザー麗花「ドカンと派手に壊れちゃえ!!」

瑞希「待ってください」

アナザー麗花「いくら瑞希ちゃんのお願いでもそれは聞かないよ!」

瑞希「取引をしましょう」

アナザー麗花「?」
ドラえもん「瑞希ちゃん!?」

瑞希「私たちを見逃してください、その代わり…」


多数決。多い方を採用。
A:あなたの仲間と小籠包を渡します
B:私自身を差し出します
>>400~403
400 : おにいちゃん   2022/04/06 23:08:56 ID:oJWIP2wf/E
Aで
401 : 夏の変態大三角形   2022/04/06 23:10:24 ID:glpGqW4L0c
B

れいみず
402 : Pはん   2022/04/06 23:13:18 ID:flZbT1eiY6
B
ただしどっかのタイミングで麗花に男女平等パンチがクリーンヒットし改心
403 : 仕掛け人さま   2022/04/06 23:13:34 ID:SjQ35zf9mo
B
404 : プロデューサー殿   2022/04/06 23:18:10 ID:cM7bvn/HMQ
麗花の過去が少しずつ明らかになってくるけど、今回のミリドラは比較的シリアスでハラハラする(だがそれもいい)
405 : 1   2022/04/07 00:46:38 ID:2ryv9FfsA6
瑞希「私を差し出します」

げき子「なんですって!?」

ドラえもん「だめだ!そんなの!!」

瑞希「…」

アナザー麗花「だめだよ、私は家族を返してほしいの。それにここで青ダヌキくんたちを壊してから、この子も瑞希ちゃんも全部奪っちゃえばいいだけの話だよね」

瑞希「…そんなことをすれば小籠包も失いますよ?」

アナザー麗花「…」ピクッ

瑞希「ドラえもんさんにもしものことがあれば小籠包は消滅する仕組みになっています」

ドラえもん(瑞希ちゃん、僕らに危害が及ばないように嘘を…)

アナザー麗花「…ふぅん、そっかあ」

瑞希「…」ゴクリ

アナザー麗花「ふふ、いいよ。ここは瑞希ちゃんの言うことを聞くことにするよ」

瑞希「助かります」

瑞希はバリヤーポイントから抜け出し、アナザー麗花の前の前に立つ。

瑞希「ドラえもんさん、あとはお願いします」

ドラえもん「だめだ瑞希ちゃん!行くな!!」

アナザー麗花「じゃあ行こうか…」

アナザー麗花は手のひらを瑞希の顔に向けた瞬間、瑞希の全身から力が抜け、すぐさま意識が遠のいていった。
そして倒れた瑞希を横抱きし、小さく微笑む。

アナザー麗花「少しの間、おやすみ」フフッ

紗代子「瑞希ちゃん、私たちを助けるために…!」

美咲「なんとぉ…」

アナザー麗花「ごめんね、あとで必ず助けてあげるからね」

タヌキA「青ダヌキ様…」

アナザー麗花「…楽しみに待っててね」

声色自体は変わっていないが、怒りのこもった視線をドラえもんに向ける。

ドラえもん「瑞希ちゃん…!」
406 : 1   2022/04/07 00:47:16 ID:2ryv9FfsA6
一方、地上では。

杏奈「むに~」
百合子「むにむにむに」
ヒラリマントラー「むーにーまん」

スネ夫「ああ…もう手に負えないよ」ドヨーン

茜「みんなー!あかねちゃんのてじなみてて~」

ポコえもん「みるでしゅ」

紬「やいねやいね」

スネ夫「はあ、もう勝手にして…」

茜「えーい」グイイッ

スネ夫「ん!?き、気のせいかな…茜さんが空間に穴を作ってるように見えるけど…」ゴシゴシ

茜「ぷりんだじょ~」ヌウッ

スネ夫「気のせいじゃない!?」ガビーン

百合子「ぷろでゅーささん、さっきからうるしゃい」

スネ夫「うるさい!鼻かめ鼻を!いや、それよりも茜さん…今のもう一回…」

茜「かわいいあかねちゃんおねがい、っていってよ」

スネ夫「…可愛い茜ちゃん、お願いします」ドヨーン

茜「あい」ヌウッ

スネ吉「ええ!?ここどこ!?」

スネ夫「何もないところからスネ吉兄さんが出てきた!?」

スネ吉「スネ夫、ここはいったいどこ……」

ドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

スネ夫&スネ吉「「ん?」」

ドッカアアアアアアアアアアアアアン!!

スネ吉「ぎゃああああああああああああ!!ビュウウン

突如足元が大爆発!スネ吉は登場して即効で空高く吹き飛んでいってしまった!

アフロスネ夫「…」ゲッポ
407 : 1   2022/04/07 00:47:50 ID:2ryv9FfsA6
ヒラリマントラー「…ん?あれ、俺たちは今まで何を?」

紬「なぜ、うちらは黒焦げに…?」

老タヌキ「何を遊んでいるのだ」

歌織「無様な恰好ね」プッ

紬「なん!」イラッ

ヒラリマントラー「じいさん、地下で何があった?」

老タヌキ「それがな…」


アナザー麗花「ただいま~」ヌッ

紬「ご、ご主人様!」ビシッ

ヒラリマントラー「さっきの爆発はもしかしてボスですかい?」

アナザー麗花「うん!ちょっと嫌なことがあったから“あたっちゃった”♪」

歌織「なんというダイナミックな登場…!流石です、我が主!」キラキラ

ヒラリマントラー「当たっちゃったって……それ今度俺に対してやってもらっていいですか?」キリッ

老タヌキ「をみな、この娘は…」

アナザー麗花「えへへ、もらってきちゃった♪」

タヌキC「お嬢!姉ちゃんは?」

アナザー麗花「心配いらないよ、後で必ず迎えに行くから。それに小籠包ももらっていかなきゃいけないもんね…」チラッ

スネ夫「あわわわわわわわわ」ガタガタ

アナザー麗花「というわけで、今日はこのまま帰るね!ばいば~い♪」
老タヌキ「我が娘は必ず取り返す。努々忘れるな」

紬「恐怖しながら眠れない夜を過ごすがいいやいね!なーんなんなんなん!」ケラケラ
ヒラリマントラー「あばよ!キツネ男!あの百合子って子にもよろしく言っておいてくれや!」ビシッ
歌織「プロデューサーさん、あなたって人は本当に無様ですね」フッ

腰が抜けたスネ夫を見下ろしながら、敵一行はその場を去っていく。


敗北を喫したドラえもんたち。
傷心のまま、一行は…
A:劇場に留まる
B:琴葉の部屋に行く
>>409
408 : プロちゃん   2022/04/07 04:53:41 ID:j9BR4XeTcA
A
409 : そなた   2022/04/07 06:02:01 ID:TVPk7E3F3g
B
410 : あなた様   2022/04/07 11:17:54 ID:tRqusmBtSQ
をみな、ってアナザー麗花の本名かと思ってたけど、若い女性を指す言葉だったのね(奈良時代発祥?)。
411 : 師匠   2022/04/08 00:11:43 ID:2iNeXPRm1s
琴葉大丈夫?(また)しじみ汁のポット破壊されてない?
412 : do変態   2022/04/08 06:15:38 ID:wBAFkxMQnM
Bはブチギレ琴葉のBだったか
413 : Pくん   2022/04/08 06:25:48 ID:gfw0OZfGsY
琴葉ってフェンシングやってるから、ミリオンの中でも何気に素の戦闘力は高いほうだよね
414 : 1   2022/04/08 22:56:21 ID:d5NhbxB8tc
投稿しようとすると禁止ワードが含まれてるって出ちゃうな
415 : P君   2022/04/08 23:04:11 ID:9KObzNef0s
洗脳されるんなら、こっちも洗脳系(魂ふきこみ銃やYロウ等)や運命系(あらかじめ日記)で対抗しないと
416 : 1   2022/04/08 23:09:25 ID:d5NhbxB8tc
琴葉の部屋

ドラえもん「うわああああああん!僕のバカバカバカ!」ポカポカ

杏奈「ドラえもん、元気出して……」

紗代子「そうだよ!ドラえもんだけの責任じゃないよ!」

ポコえもん「ぼくらも何もできませんでしたし」

ドラえもん「うう…瑞希ちゃん…」シクシク

百合子「今は後悔するより前に進むことを考えよう!そうすれば明るい未来が待ってるよ!」

スネ夫「百合子さん、いいこと言うなあ」

百合子「好きな小説の受け売りなんですけどね」


琴葉「…ところでみんな」

茜「どうしたの、琴葉ちゃん?」

琴葉「どうしたのって…、なんで普通に私の部屋にいるの!?」ガビーン

スネ夫「まあまあ、そんな細かいことは気にしないでさ」

琴葉「気にします!」クワッ

茜「琴葉ちゃん、落ち着いて!」

琴葉「がるるる!」

スネ夫「…けどさ、僕は思うんだ。うちの劇場で一番頼りになるとしたらやっぱり琴葉さんだよ!」

琴葉「私が一番頼りに?そんなことありませんよ…」

スネ夫「いやいや!みんな言ってるよ?琴葉は頼りになる、ってさ!もちろん僕もそう思ってる!」

琴葉「そう、なんでしょうか…」

スネ夫「僕が保証する!琴葉さんは劇場になくてはならない存在だよ!」

琴葉「プロデューサー…私、みんなに頼られてうれしいです!私でよければみんなのために頑張ります!!」

スネ夫「その意気だ!やっぱり琴葉さんのところに来てよかったよ!」ビシッ
417 : 1   2022/04/08 23:10:56 ID:d5NhbxB8tc
茜「いやあ~、流石プロちゃんだねえ!茜ちゃん、感心しちゃったよ!」ボソボソ

杏奈「口だけは……本当にうまい……」ボソボソ

スネ夫「人聞きの悪いこと言わないでほしいなあ。実際これでたくさん仕事取ってきてるんだから、ここは褒めてくれていい場面だと思うけど」ボソボソ


琴葉「…というわけで、瑞希ちゃんを取り返すために私から提案があります!」

スネ夫「提案?」

琴葉「…ずばり、修行です!」

スネ夫「へ?」

琴葉「どんな時でも対策は大事です!言い換えれば、そう、予習です!事前の予習は実力が身につくだけでなく、メンタルの向上にもつながります!」

スネ夫「琴葉さんがメンタルの話してもなあ」ボソッ

琴葉「なんか言いましたか?」ギロッ

スネ夫「いえ、何でも!」

紗代子「琴葉さん!いいアイデアだと思います!!修行…最高です!!」ガタッ

琴葉「紗代子!」ガシッ
紗代子「琴葉さん!」ガシッ

二人は立ち上がり、がっちりと握手を交わした!

スネ夫「うわあ、暑苦しい展開になってきたなあ」
418 : 1   2022/04/08 23:11:16 ID:d5NhbxB8tc
琴葉「さあドラちゃん!プロデューサー!」
紗代子「青春の汗を流そうね!!」

スネ夫「えええ!僕も!?」ガビーン

ドラえもん「わかった!瑞希ちゃんを助けるために、僕鍛えるよ!!」

スネ夫「珍しくやる気出しちゃってるよ!」ガビーン

茜「頑張ってね!応援してるね!!」

琴葉「もちろん茜ちゃんたちも、だよ」ニッコリ

茜「…ニャ、ハハ!も、もちろんわかってるよぉ!いやあ、楽しみだなあ修行…」
百合子&杏奈「…」ドヨーン

紗代子「燃えてきたあ!!」

琴葉「最高の修業をセッティングするから楽しみにしててね!!」

ドラえもん「うおおおおおお!!」フンフンフン

ポコえもん「…大変なことになってきましたね」

スネ夫「た、助けて…」ドヨーン


修行の内容
>>421
419 : プロちゃん   2022/04/08 23:11:24 ID:UnfLcFIuGc
>>414
イエ/ローとかちび/っことか繋げちゃいけない系のやつかな
420 : ごしゅPさま   2022/04/08 23:12:47 ID:oHw1doaRak
ジャッキー・チェンの映画のような修行
421 : おにいちゃん   2022/04/08 23:13:42 ID:wBAFkxMQnM
デストル刀を使って滝を割れるまで素振り
422 : Pはん   2022/04/08 23:17:23 ID:GGsWDycUpA
精神と時の部屋みたいな道具なかったっけ
琴葉も紗代子もデストルドー側だからデストル刀もデストレイピアも使えるし武装はばっちりやいね
423 : 兄(C)   2022/04/08 23:21:28 ID:2iNeXPRm1s
どこの滝行くんですかねえ
424 : 番長さん   2022/04/08 23:24:17 ID:2iNeXPRm1s
>>423
最近すずほさんが滝行していた場所とか?(担当ダイマ)
425 : 1   2022/04/09 13:09:03 ID:B97gMrkwqE
翌日。
どこかの山の中。

琴葉「というわけで、みんなにはこのデストル刀で滝が割れるまで素振りをしてもらいます!」

ポコえもん「なんて無茶なことを…」

スネ夫「はあっくしょん!!」

百合子「春になったとはいえ、流石に水着はまだ早いですよね」

杏奈「…」ブルブル

茜「こ、琴葉ちゃん!今からでも別の修業にしてみない?例えば走り込みとか」

琴葉「甘ったれたこと禁止!!」バシッ

琴葉は手に持っている竹刀を岩にたたきつける。

スネ夫&百合子「「ひいいっ!!」」

紗代子「大丈夫だよ!努力すればきっとどうにかなる!」

茜「模造刀で滝を斬るなんて、この可愛い茜ちゃんといえど不可能だと思うなあ…」

琴葉「…あれを見て」


ドラえもん「うおおおおおおおお!」バシャバシャ

タヌキA「青ダヌキ様頑張れ~!」


琴葉「ドラちゃんは瑞希ちゃんを助けるためにあんなに頑張ってるんだよ?それを無理だなんて決めつけちゃだめだよ」

スネ夫「…全くしょうがないなあ」

百合子「私たちも気持ちは同じです!」

ポコえもん「はい!瑞希さんを助け出すためにもっと強い力を身につけないとですよね!」

杏奈「杏奈も……頑張ってみるね……」

茜「ただでさえ優秀でかわいい茜ちゃんが修行なんてしちゃったら、もはや敵なしって感じだよね!」キラーン

紗代子「これが友情…!みんな、最高に輝いてるよ!!」ジーン
426 : 1   2022/04/09 13:09:42 ID:B97gMrkwqE
茜「というわけで茜ちゃんダ~イブ!!」バッシャアアン

百合子「わ、私も!」バッシャアアン

杏奈「ポコさんも、いこ……」

ポコえもん「はい!」

ドラえもん「いきなり飛び込むやつがあるか!」

スネ夫「ドラえもん、絶対に瑞希さんを取り戻そう」

ドラえもん「スネ夫、みんな……ありがとう!」ジーン

ドラえもん(瑞希ちゃん、今は大変だと思うけど…絶対に助けに行く!だから待っててくれ!!)


一方、その頃瑞希は…

アナザー麗花「これで全部おしまいにしちゃおうねえ」ニヤッ

瑞希「…っ」
427 : 1   2022/04/09 13:10:15 ID:B97gMrkwqE
カラン
コロコロ…

アナザー麗花「1,2,3……わーいわーい!一番でゴール!」←
1位

瑞希「さ、流石は私のライバル……悔しいぞ」←2位

ヒラリマントラー「とか言いながらちゃっかり2番目にゴールしてるじゃんかよ」

歌織「まさか徹夜ですごろくをすることになるなんて思わなかったわ…」

紬「うわあああああ!!また一回休みやいねええええええ!!これで10回目えええええええ!!」ジタバタ

歌織「ふふ、まるでニートね……はい、ゴール」←3位

ヒラリマントラー「悪いなつむつむ」←4位

紬「うんがああああああああああ!!」

アナザー麗花「あはは、じゃあ最下位のキミには命令するね!……青ダヌキを壊してきて」

瑞希「…!」
紬「!!」

アナザー麗花「できるよね?」

紬「も、もちろんやいね……、お任せください!」

アナザー麗花「期待してるね」

冷たい笑顔を紬に向け、その場から去っていく。

歌織(娯楽で気が紛れたかと思っていたけど…やはり怨恨は根強く残っているようね)

ヒラリマントラー「お前ひとりで平気か?俺もついていってもいいぜ?」

紬「必要ない。この仕事はうちだけで十分やいね」

ヒラリマントラー「わかったよ!じゃあ今回はここで待ってるぜ相棒!」ニッ

紬「戻ってきたらうちの武勇伝をたっぷり聞かせてやるやいね!」ビシッ

ヒラリマントラー「おう!」

瑞希(大変なことになったぞ……ドラえもんさん、皆さん…気を付けてください)


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→ドラえもん、滝を割ることに成功
奇数→ドラえもん、滝を割ることができない
>>428~431
428 : ごしゅPさま   2022/04/09 13:13:54 ID:rLF1mDxLWg
割〜るっ!
429 : Pたん   2022/04/09 14:31:30 ID:825zM34N7o
アナザー麗花は自分の仲間を傷つけられたことで激怒しているが、そもそも自分がそういうことをしてきたことにどこで気づくかね
(分かっているが止める気はない厄介系?)
430 : 我が下僕   2022/04/09 14:35:27 ID:h6gjBuU6Gc
無理無理の無理の桃子だけど
431 : EL変態   2022/04/09 15:48:56 ID:z4N7wBkl3o
割れ
432 : プロデューサーはん   2022/04/09 17:00:11 ID:825zM34N7o
ドラえもんの場合、滝は割れなくても別なものが割れてそう
そしてつむつむはフラグ立ててしまったな…
433 : 1   2022/04/09 17:40:03 ID:B97gMrkwqE
簡単なキャラ紹介、まとめました


補足
①百合子の車に変身する能力は、リバースしたため消失。
②琴葉は妖術が解けたため、能力を消失。

434 : 1   2022/04/09 21:36:42 ID:B97gMrkwqE
54+30+27+56=167
奇数ルート


一方、ドラえもんたちは。

ドラえもん「だ、だめだー!!」バタリ

琴葉「そんな…!」ガーン

スネ夫「いや必然だと思うけどね、普通滝なんて割れないでしょ」

琴葉「頭は割れますけどね…!」ブンッ

スネ夫「ちょっと八つ当たりはやめてよー!」バシッ

杏奈「すごい……真剣白刃取り……」

紗代子「それだ!!」

百合子「ま、まさか真剣白刃取りですか?」

紗代子「うん!考えてみたらあの麗花さんのそっくりさんって刀を使ってたよね!」

ドラえもん「言われてみれば確かに…」

紗代子「そうと決まれば練習メニューを変更して、ここからは真剣白刃取りの練習しようよ!」

ドラえもん「それはもちろんいいけど…」チラッ

琴葉「ふん!ふん!」ブンブン

ドラえもん「…」ドヨーン

スネ夫「頑張れ」ポンッ
ポコえもん「治療は任せてください」ポンッ

ドラえもん「壊れる前提で言わないで……」
琴葉「きえええええええ!!」タタタタ

ドラえもん「うわ、きたーっ!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→成功
奇数→失敗
>>435~438
435 : 変態大人   2022/04/09 21:46:48 ID:6BacJcBcd2
逆立ちできないドラえもんの腕の長さじゃそもそも白刃どりは無理なのでは?
436 : 貴殿   2022/04/09 21:52:42 ID:h6gjBuU6Gc
無理やいね!
437 : プロちゃん   2022/04/09 22:06:01 ID:MmWbxePQhI
いけるか?
438 : お兄ちゃん   2022/04/09 22:26:01 ID:825zM34N7o
ドラえもん、滝ではなく種割れするんだ!
439 : 変態大人   2022/04/09 22:51:19 ID:Hd.Tm3gs7w
偶数だ!
440 : do変態   2022/04/10 07:27:47 ID:hTT6CaQs4c
ところで、水着ってバースデー水着?
441 : 1   2022/04/10 22:53:50 ID:5SbZ1bep2A
48+42+1+1=92
偶数ルート


ドラえもん「えーい!!」バシッ

紗代子「受け止めた!」

スネ夫「すごいじゃん!」

ドラえもん「いやあ、照れるなあ」

琴葉「すごいわねドラちゃん!」

ドラえもん「琴葉ちゃんのおかげだよ!」

琴葉「じゃあ今の感覚を忘れないように、もう一回行こう、か!!」ブンッ

ドラえもん「って急すぎるよー!」アタフタ


ドラえもんと琴葉が修行を始めて1時間が経ち、他のメンバーは自由行動をとっていた。

百合子「たまには自然の中を歩き回るのもいいかも」スタスタ

百合子が一人で歩いていると、地面にあるものが積まれているのを発見する。

百合子「あれは!絶版になった小説本!しかもシリーズ全部置いてある!!やったー!!」

ズボッ
百合子「きゃああああああああ!落とし穴あああああ!!」ヒュウウウウウウ


杏奈は一人で歩いていると、目の前にゲーム機が置いてあるのを発見する。

杏奈「大人気のゲーム機とそのソフト……落とし物かな……」

ズボッ
杏奈「あ……」ヒュウウウウウウ


スネ夫が一人で歩いていると、目の前に大きな鏡が置いてあるのを発見する。

スネ夫「いつ見ても……。いつまで見ても飽きないなあ、僕の顔は。美しいという言葉は、僕のためにあるんだなあ」ウットリ

ズボッ
スネ夫「ぎゃああああああああああああ!!」ヒュウウウウウウ


茜が一人で歩いていると、目の前に大きな鏡が置いてあるのを発見する。

茜「う~ん!いつ見ても茜ちゃんはかわいいなあ!可愛いという言葉は、茜ちゃんのためにあるんだよねえ!」ニコニコ

ズボッ
茜「えええええええええええええええええ!!」ヒュウウウウウウ
442 : 1   2022/04/10 22:54:11 ID:5SbZ1bep2A

四人「「「「助けてええええええ!!」」」」

ドラえもん「何やってるんだ君たちは!!」ガビーン

紬「青ダヌキ、早くしないとこいつらがどうなってもいいやいね!?」

ドラえもん「…」


A:小籠包を渡す
B:タヌキAを返す
C:知るもんか!と攻撃を仕掛ける
>>445
443 : 魔法使いさん   2022/04/10 22:56:07 ID:5XzBPyqgEE
B

生贄を出そう。
444 : 下僕   2022/04/10 23:09:58 ID:iKy9kuOwN.
B
445 : そこの人   2022/04/10 23:10:44 ID:vqSfT5h7Gk
C ジャンボガン乱射
446 : 師匠   2022/04/10 23:11:34 ID:6pc7WmusNY
C
ドラ「あっあそこに高級あんみつがっ!」っていったらきっとつむつむは釣られる
447 : ボス   2022/04/10 23:20:13 ID:hTT6CaQs4c
つまりこういうことか

448 : そこの人   2022/04/10 23:30:39 ID:Vd3vwooS46
みんなナンナンに厳しくない?
449 : ご主人様   2022/04/10 23:36:32 ID:MGSG8B.Jg.
ま、ウソ800かあらかじめ日記で、いきり金魚さんがしばらくあんみつ食べられなくようにすれば洗脳が解けそう
450 : 1   2022/04/11 23:27:31 ID:uAI6WBXNcU
ドラえもん「知るもんかー!!」ドカンッ

紬「なああん!!」ドゴッ

ドラえもん「空気砲!ショックガン!」

紬「なん!!」バキボキ
スネ夫「ちょっと!僕らにまで…」ドゴォ
百合子「タイムタイム!」

ドラえもん「ジャンボ・ガン!熱線銃!原子核破壊砲!マシンガン!ゼロ戦!」

強力なひみつ道具の数々を囚われている仲間たち諸共、紬に喰らわせていく。

紗代子「…」ドヨーン
ポコえもん「…」ドヨーン

琴葉「…短気は損気ね」

ドラえもん「誰がタヌキだ!」クルッ

琴葉「言ってないよ!」ガビーン

ドラえもん「…はっ!みんながボロボロに!誰がこんなひどいことを!?」

アフロスネ夫「お前だー!!」ビシッ

アフロ百合子「ギャグじゃなかったら大けがだったよ!」

アフロ杏奈「…」コクコク

ドラえもん「ご、ごめん…つい勢いで」

アフロスネ夫「勢いでやられたら堪ったもんじゃないよ全く…」

アフロ茜「まあまあ!ドラちゃんも謝ったことだし、ここは大目に見てあげようよ」

アフロスネ夫「まあ、敵も倒したことだしよしとす……」チラッ

紬「誰が倒れたって?」ニヤッ

アフロスネ夫「うわあああああ!!」ビクッ

ドラえもん「あれを喰らって無事だなんて約束と違う!」

紬「うちの恵方巻ですべての攻撃を打ち落としたやいね」ブンブン

紗代子「恵方巻がまるでヌンチャクのように…」

紬「今度はこっちの番やいね!!」ブンッ

ドラえもん「敵の攻撃だ!手負いのみんなは危ないから下がってて!」

茜「いやいや」
百合子「誰のせいで」
杏奈「こんなことに……」
スネ夫「なったと思ってるんだよ!!」


A:琴葉の力を借りる
B:紗代子の力を借りる
C:ポコえもんの力を借りる
>>453
451 : Pサン   2022/04/11 23:37:07 ID:1aBx75D6/A
B
452 : 我が友   2022/04/11 23:46:39 ID:Hi7JuYzDwg
B
453 : プロデューサークン   2022/04/11 23:53:49 ID:JBDCqf..ok
A
454 : 兄(C)   2022/04/11 23:54:24 ID:KIwPTGpnRc
琴葉のしじみ汁を勝手に飲んだばっかりに……(濡れ衣)
455 : プロデューサーくん   2022/04/11 23:58:41 ID:yG/ws7Ecd2
ヌンチャクよりリーチも長く、鋭い刺突ができる武装がある琴葉ならいける
洗脳されたもの同志だしね、アツい展開で紬を…
456 : Pさん   2022/04/12 00:15:04 ID:Tz2RudsN26
オルフェンズ最終回のルプスぐらい、いきり金魚を懲らしめよう
457 : 1   2022/04/12 17:38:46 ID:1ZwHCRM1Zc
ドラえもん「琴葉ちゃん、力を貸してくれ!」

琴葉「うん!」

紬「やいいいいいいいいい!!」シュッ

ポコえもん「速い!」

琴葉「ふんっ!」ガキンッ

百合子「すごい!竹刀で受け止めちゃった!」

紬「甘い!!」

ボキッ!
琴葉「!?」

紗代子「あー!!」ガーン

『名刀「電光丸」』~!

ドラえもん「これを!」

琴葉「ありがとう!……はああああっ!!」

紬「なんね!さっきよりも動きにキレが…!」

ドラえもん「レーダーが内蔵されているから、刀が敵の動きを察知して体を動かしてくれるんだ」

紬「ぐぬ…」

ドラえもん「そして僕の空気砲でダメ押しだ!!」ドッカン

紬「そうはイカの姿焼き!!」シュバッ

紬は後方へと跳び、琴葉から距離を取る。
さらに恵方巻をぬんちゃくモードからバズーカモードへと変形させ、構えた。

琴葉「遠距離からの攻撃!?」

紬「なーんなんなんなん!喰らえ!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→攻撃を喰らってしまう
奇数→攻撃を防ぐ
>>458~461
458 : 仕掛け人さま   2022/04/12 17:48:07 ID:.Vq8CTB8pY
食らうのが面白いの
459 : Pちゃん   2022/04/12 17:48:30 ID:WXr6LGdHjs
ひらりマントを使おう
460 : P殿   2022/04/12 18:00:09 ID:JwOso.8P3w
アフロになった琴葉の鼻毛真拳が見たい
461 : der変態   2022/04/12 18:00:12 ID:1ILpuFufas
バショー扇で跳ね返すか、空気砲で打ち消すか…
462 : 1   2022/04/12 20:47:44 ID:1ZwHCRM1Zc
7+30+9+12=58
偶数ルート


ドラえもん「だめだ、間に合わない!」
琴葉「…っ!」

タヌキA「青ダヌキ様…アタシが助けないと…」

ドオオオン!!
二人「「うわああああっ!!」」ドサア
タヌキA「ふべっ!」ドサッ

ポコえもん「ドラえもんさん!」
紗代子「琴葉さん!」

紬「なーんなんなんなん!やった!うちの力で青ダヌキを始末したやいね!!」ピョンピョン

ポコえもん「何を喜んでいるんですか!あなたたちは仲間だったんでしょう!?」

紬「仲間…?」
(なんね、このモヤっとした気持ちは…)

琴葉「…」グラリ

紬「…まだ立ち上がれるとは驚きやいね。けど体はボロボロ、武器も壊れて、もう本格的にどうしようもない感じやいね~?」ニヤニヤ

琴葉「…まだ諦めない!元の優しい紬ちゃんに戻すまでは!」

紬「戻す?……はっ!何を言い出すかと思えば…!うちは生まれ変わったやいね!力も!心も!あの頃の弱い白石紬はもうこの世にはいない!さあ、続きをやるやいね!どちらかが完全に消えるまで!!」

琴葉「…やるしかないんだね」ギリッ


スネ夫「まずいよまずいよ!」アタフタ

百合子「おおおおおおおちおちおちおち落ち着いてくだだだだだ」アタフタ

杏奈「百合子さんも……だよ」

茜「ドラちゃんも気絶しちゃったし、武器もなくなっちゃったし、琴葉ちゃん大ピンチだよ!!」

杏奈「せめて、何か武器があればいいんだけど……」

スネ夫「こんな山の中にあるわけないじゃないか!ドラえもんのポケットみたいに取り出せるものがあれば話は別だけど、そんなものは……あ!茜さん!!」
463 : 1   2022/04/12 20:48:07 ID:1ZwHCRM1Zc
茜「え?茜ちゃんがどうしたのかな?」

スネ夫「あの時、劇場で見た何もないところからスネ吉兄さんを取り出したあれ!あれを使えばもしかしたらこの状況をどうにかできるかもしれない!」

百合子「そ、それって茜ちゃんの能力ってことですか!?」

杏奈「…そんなこと、できるの……?」

茜「え、えーと…なんのことかな?茜ちゃん、みんなみたいな力なんて使えないよ?」

スネ夫「ここ最近、変な食べ物とか食べてたりしてない?」

百合子「例えばデパートで置いてあった、異様に安いスイーツとか?」

茜「…あ!そういえば5円で買ったプリンを食べたかも!……え?あれがもしかしてそれがユリッチたちが言ってた魔法の食べ物なの!?」

スネ夫「よし!これで何か武器を取り出せればどうにかなるかも!」

茜「って!ちょっと待ってプロちゃん!茜ちゃん、能力の使い方なんて知らないよ!」

スネ夫「そこをどうにかできないの!?」

茜「と、とりあえず試してみるね……ふん!はい!えい!やあ!」

杏奈「…何も起きない、ね」

百合子「もっとお腹に力を込めて!気を体内で循環させるイメージで!」

スネ夫「そんなことやってたの?」

百合子「いえ、言ってみただけです」ペロッ

スネ夫「こんな時に冗談言ってる場合か!」ムニー
百合子「す、すびまへ~ん」

茜「茜ちゃんの…プリティパワー…ぜん、かい!!はあああああ!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→茜ちゃん、能力覚醒!
奇数→茜ちゃんの能力、発動せず…
>>464~467
464 : 彦デューサー   2022/04/12 20:50:44 ID:btbXCR02Iw
こういうときに限って発動しないのがアイドルマスター
465 : レジェンド変態   2022/04/12 20:55:06 ID:/bNgZxFomk
現実は非情である
466 : Pちゃん   2022/04/12 21:05:10 ID:WXr6LGdHjs
467 : 5流プロデューサー   2022/04/12 21:46:01 ID:1ILpuFufas
トマホークミサイルとか茜ちゃん出してくれてもいいんやで
もしくは恵美・エレナ召喚でも
468 : 1   2022/04/14 00:21:03 ID:k6FR/zkP5.
44+6+10+1=61
奇数ルート


茜「はぁはぁ…だ、だめだ~!!」バタッ

百合子「私たちはすぐに使えたのに…何か違いがあるのかな?」

杏奈「うーん……全くわからない……」

茜(琴葉ちゃん、ドラちゃん、ごめん……。茜ちゃんがここで活躍できれば二人がこれ以上傷つかずに済んだのに…)


紬「やいやいやい!」ゲシゲシゲシ

琴葉「きゃあっ!」バタッ

ポコえもん「琴葉さん!能力を持たないあなたではこれ以上は危険です!」

琴葉「…ありがとう。けど、ここで引き下がるわけにはいかないの」

ポコえもん「え…」

琴葉「目の前で仲間が辛い目に合ってるのに、放ってなんておけない!……紬ちゃんは、こんなことを好き好んでするような人じゃない。今、一番辛いのはきっと、紬ちゃんだと思うんだ…!」

紬「そんなの…お前なんかに!」

琴葉「わかるよ。だって仲間だもの!」

紬「!!」

琴葉「私なんかにできることはたかが知れてるかもしれないけど…」

紬「だったらこれで一撃ノックアウトやいね!!」シュバッ

スネ夫「あ!!」
紗代子「琴葉さん!!」

琴葉「けど私は…」

紬「うらああああああああああああ!!」ブンッ

琴葉「今、一人じゃないから!」
469 : 1   2022/04/14 00:21:24 ID:k6FR/zkP5.
ドラえもん「真剣白刃取り!!」バシッ
紬「な、何ィィィ!!」

百合子「やった!!」

スネ夫「さっすがドラえもん!!」

ドラえもん「今だ琴葉ちゃん!!」

琴葉「はああああっ!!」ドスッ
紬「がはっ!」

琴葉は勢いをつけ、紬の腹へと手刀を突き当てた。

百合子「やった!!」

紬「っ!まだやいね!!」ガシンッ

ポコえもん「恵方巻が巨大なハンマーに!?」

紬「潰れろぉぉおおお!!」ブンッ

ドラえもん「僕たちはあきらめない!!」


A:『感情エネルギーボンベ』を使う
B『チャンピオングローブ』を使う
C『タイムふろしき』を使う
>>470~473
470 : EL変態   2022/04/14 00:23:09 ID:LcBtIUHJ86
B
471 : おやぶん   2022/04/14 00:47:17 ID:jESC9Ly7tw
B
某上条さんばりの男女平等パンチでつむつむの幻想をぶち壊すんだっ!
472 : 1   2022/04/14 01:25:14 ID:k6FR/zkP5.
なんかおかしな安価にしちゃってたんで、>>473で安価決めます
473 : EL変態   2022/04/14 01:38:27 ID:M7WB3niFjs
ここはBでいきましょう!
474 : Pしゃん   2022/04/14 06:16:51 ID:ZwbZlJp7nw
>>447
二次創作ですが、ミリオンではこうなります
https://www.pixiv.net/artworks/81600210
475 : 1   2022/04/15 13:35:04 ID:bnqA5T5rGQ
『チャンピオングローブ』~!

ドラえもん「受け取れ!」

琴葉「!」バシッ
紬「!?」

琴葉「はあああああああああ!!」ドスドスドス
紬「なんんんんんんん!!」ドゴォ

紗代子「目にも留まらぬ連続パンチ!」

ポコえもん「すごい!まるで躊躇がない!」

紬(うちが…負ける…!?こんなやつらに…)

ドラえもん「いけえええええ!!」

琴葉「これで…終わり!!」ドスッ

紬「ぐああああ!!」バタッ


――ごめん、うち、ここまでみたい…やい……


琴葉の渾身のストレートを喰らい、倒れる紬。
気を失う直前、自分の帰りを待っているであろう二人の仲間の姿を思い出し、
彼らへの言葉を最後に、意識は完全に沈んでいった。


ボンッ!
紬「」バタッ

百合子「よかった…!元の姿に戻ってる!」

琴葉「よかった…」ホッ

スネ夫「一時はどうなるかと思ったけど、本当に良かった…」

茜「う、うん…そうだね……いやあ、本当に良かった!うん、良かった!」

スネ夫(茜さん…もしかしてさっきのこと気にしてるのかな……?)
476 : 1   2022/04/15 13:35:39 ID:bnqA5T5rGQ
ドラえもん「とりあえずお医者さんカバンで紬ちゃんの手当てを…」スウッ

タヌキA「!」シュバッ

ドラえもん「…ってポケットがない!?」

タヌキA「…」ザザッ

ドラえもん「こら!僕のポケットを返せ!」

タヌキA「いやだね」

ドラえもん「なんだと!」

紗代子「どうなってるの?きびだんごで言うこと聞くはずじゃあ?」

ドラえもん「もしかして効き目が切れたのか!?」

スネ夫「そんなことあるの!?」

ドラえもん「ものにもよるんだ」

タヌキA「見てたぞ、お前の強さの秘密!このポケットを奪えばこっちのものさ!それに……ここには小籠包もあるしね!」

ドラえもん「しまった!!」

タヌキA「これで世界はミリオンワールドになる!お嬢が喜ぶぞ!!」シュッ

ドラえもん「あ、こら待て!!」タッタッ

紗代子「私も行くよ!」タッタッ

琴葉「私も!」タッタッ

ポコえもん「お医者さんカバンならぼくも持ってます!ここは任せてください!」

ドラえもん「うん、ありがとう!……絶対に捕まえてやる!」


一方、瑞希は…

瑞希「……静かだぞ」ポツーン

瑞希「…もしかしてこれはチャンスなのでは?」


A:アナザー麗花のところに行く
B:逃げる
>>478
477 : ハニー   2022/04/15 14:29:00 ID:mSfrAt76rM
B
478 : P君   2022/04/15 15:37:48 ID:tmsj0BFWI2
B
479 : 1   2022/04/15 17:33:06 ID:bnqA5T5rGQ
瑞希「今なら逃げることができそうです」スタッ


客A「うおぉ…」
客B「おおぉ…」

瑞希「1階まで降りてこられましたが、操られた人たちが大勢いますね。入口は目と鼻の先ですが…さて、どうしたものか」

安雄「全くその通りだ」
はる夫「見つからずに出たいよな」

瑞希「……とてもびっくりしました」

はる夫「とてもそんな顔には見えないぞ!」

瑞希「あなたたち、あれからずっとここにいたんですね」

安雄「出る機会を完全に失ってね、逃げ隠れしながら今日まで過ごしてたんだ」

はる夫「そんな時に君を見つけたってわけだ。どうだろう、協力してここから脱出するっていうのは?」

瑞希「断る理由はありません。よろしくお願いします」

安雄(た、助かったあああ!)ホッ
はる夫(この子は強い力を持ってるらしいから、一緒にいれば安心だ!)グッ

瑞希「一人にでも見つかれば、上のもっと強い人たちに見つかる可能性があります。なので誰にも気づかれずに出ていきたいところなのですが…」

安雄「それはできれば苦労はないよね」

三人「「「うーん…」」」

瑞希「…いいことを思いつきました。>>481というのはどうでしょう?」
480 : そなた   2022/04/15 18:09:49 ID:yUBoA0luqY
丸井マリを囮にする
失ったカードはまた課金してもらおう
481 : バカP   2022/04/15 18:12:05 ID:C7GU184hSQ
ありあわせの物を使って人影が複数あるように偽装する
482 : 1   2022/04/15 21:30:24 ID:bnqA5T5rGQ
瑞希たちは、『ありあわせの物を使って人影が複数あるように偽装する』作戦をとることにした。

安雄「顔は風船、手足はほうき……簡易的な案山子の完成さ。遠目から見れば人に見えるだろ」

はる夫「こいつが注目を集めている間に僕らは逃げるってわけだ」

安雄「そういうことだ」


瑞希「…これでよし」ポンポン

瑞希の目の前には、瑞希に似せたであろう案山子が置いてあるが、
その体のある部分は、モデルにした本人とは比較にならない大きなものがついていた。

瑞希「これからの成長を願って…」ギュッ

はる夫「お、おう…」ドヨーン

安雄「よし、行くぞ…」


ガサガサ
客C「おい、あれを見ろ…」
客D「怪しい人影が見えるぞ…」
客E「言ってみよう…」

安雄「よし、注目が案山子に集まったぞ」コソコソ

はる夫「複数箇所に置いておいたから、いい感じに分散したな」コソコソ

瑞希「入口まであと少し……これで無事脱出を――」


タヌキD「ふわああ~、眠いわあ」

瑞希「…」メトメガ
タヌキD「あ…」アウシュンカン


A:食べ物で気を引く
B:手品で気を引く
C:気絶させる
>>484
483 : あなた様   2022/04/15 21:36:02 ID:TplJtbtJr.
B
484 : ご主人様   2022/04/15 21:37:28 ID:AEe31DQis.
B
手品で催眠術みたいにできないかな?
485 : おやぶん   2022/04/15 21:55:55 ID:pwNWM5DZOE
目が逢う瞬間って2007年だったのか……隣に・神バと一緒にミリシタに来ないかな……
486 : 1   2022/04/16 21:03:18 ID:JN.6bKjm52
瑞希「…」スゥ

瑞希は無言で握りこぶしをタヌキの前に出した。

タヌキD「!」ビクッ

瑞希「…」パッ

タヌキD「うわあ、お花さんだ!」

瑞希「どうぞ、差し上げます」

タヌキD「いいの?ありがとー♪」クンクン

瑞希「その代わり、ここであったことは内緒にしてください」シー

タヌキD「…本当はだめなんだけど、わかった!ないしょないしょ、だね!」シー

瑞希「助かります……では、私たちはこれで失礼します」

タヌキD「うん!ばいば~い!」


安雄「た、助かった…!」

はる夫「一時はどうなるかと思ったよな!」

安雄「これも君のおかげだ!ありがとう!」

瑞希「いいえ、三人で協力したからこそです」

はる夫「い、いい子だ…!」ジーン

安雄「せっかくだ!ご飯をごちそうさせてくれ!ココス行こうぜ、ココス!」

はる夫「いいねそうしよう!」

瑞希「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて…」

安雄「それじゃあ出発だ!」

はる夫「おー!!」


一方、ドラえもんたちは…

安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→タヌキAからポケットと小籠包を取り返す
奇数→タヌキAからポケットと小籠包を取り返すことができなかった
>>487~490
487 : 貴殿   2022/04/16 21:09:08 ID:PNdvFjsvRw
取り返せないと囮にしかならない気がするわ
488 : Pさぁん   2022/04/16 22:32:56 ID:.BPFjynx.Q
やったか!?
489 : ぷろでゅーさー   2022/04/16 22:39:15 ID:8b2xd1vps2
さてどう戦うか
490 : プロデューサーちゃん   2022/04/16 23:17:33 ID:WiV8t1MlWQ
たのむ!大逆転劇をみたい!
491 : 変態インザカントリー   2022/04/16 23:23:58 ID:ZD3YiBdDIE
お、偶数か
492 : 1   2022/04/17 00:51:07 ID:Ee8nUHqvfA
8+56+15+33=112
偶数ルート


街中

ドラえもん「こらー!待てええ!!」タッタッ

タヌキA「待てと言われて待つ奴はいないよ!」タッタッ

紗代子「絶対に捕まえて見せる!」タッタッ

タヌキA「無理だね!人間の足でアタシに追いつけるもんか!!」ビュンッ


小池「…」ズルズル

ラーメン大好き小池さんは今日も自宅でラーメンをすすっていた。

タヌキA「よっと!」タッタッ

小池「…」ズルズル

窓からタヌキが入り込んで通り道にしても、華麗にスルーしてラーメンをすする小池さん。

ドラえもん「逃がさないぞ!!」タッタッ

窓から青ダヌキが入り込んで通り道にしても、やはりスルーしてラーメンをすする小池さん。

紗代子「お邪魔します!」タッタッ

窓からアイドルが入り込んで通り道にしても、もはやラーメンをすすることに集中している小池さんであった。

小池「…」ズルズル


路地裏

タヌキA「はは!まいてやった!ざまあみろだ!……ふぅ、ちょっと休憩しよっと」

タヌキAは置いてあるポリバケツによりかかり、休憩をとる。
493 : 1   2022/04/17 00:51:33 ID:Ee8nUHqvfA
ガタ、ガタ、ゴトッ…

タヌキA「ん?後ろから音が…」クルッ

琴葉「…」ゴゴゴゴゴゴゴ

タヌキA「ぎゃああああああああああああ!!」ガビーン

彼女の眼には、ポリバケツの中に隠れていた琴葉が立ち上がっている姿が映し出されていた。
頭にはポリバケツのふたを乗せたままの状態で指をポキポキ鳴らし、冷たい目で自分を見下ろす人間の少女。その異様で恐ろしい光景を目の当たりにし、逃げるという選択肢が完全に頭の中から消えてしまっていた。

ドラえもん「追い詰めたぞ!」

紗代子「挟み撃ち作戦大成功だね!」

タヌキA「し、しまった!」

ドラえもん「それ!とつげきー!!」

三人は一斉にタヌキAにとびかかる。
全員を覆うように砂煙が舞い、激しい攻防が始まった。

ドラえもん「捕まえたぞ!」ガシッ
タヌキA「うわあああ!離せ離せ!!」ジタバタ

ドラえもん「僕のポケットを返せ!」

琴葉「後、小籠包もね」

タヌキA「返すよ!だからお願いだから許してよ~!」

ドラえもん「よかった!僕のポケット!小籠包も無事だ!」ピラッ

タヌキA(小籠包…じゃない。あれ、写真か…?)

紗代子「よかったね!」

ドラえもん「うん!」
494 : 1   2022/04/17 00:52:10 ID:Ee8nUHqvfA
琴葉「…この子、どうしようか?」チラッ

タヌキA「いやだあああ!おうちに帰りたい!みんなに会いたいよ!帰してよおおおお!!」ドバァ

琴葉「…なんだかちょっと可哀そうになってきたかも」

ドラえもん「うん……僕としてはこれらを取り戻せば君に危害を加えるつもりはないよ」

タヌキA「…え、じゃあ」

ドラえもん「帰りなよ、仲間のところにさ」

紗代子「うん、その方がいいね」

琴葉「ええ」

タヌキA「…ふ、ふん!そんなに言うんだったら今日のところはこれくらいにしてやるよ!」

ドラえもん「はいはい」

タヌキA「お、お前らなんてお嬢にギッタギタのメッタメタにされちゃえばいいんだ!べー!!」タッタッ

琴葉「本当に見逃してよかったのかな」

ドラえもん「…仲間と離れ離れになるのは、やっぱり寂しいからね」

紗代子「…そうだね」

ドラえもん「瑞希ちゃん、今頃どうしてるのかな。無事だといいんだけど…」


ドラえもんたちは
A:山に戻る
B:街の中を歩く
>>496
495 : 変態インザカントリー   2022/04/17 00:55:47 ID:ZkGrSs8ga.
A
496 : ハニー   2022/04/17 01:34:19 ID:jivlnhXkLA
A
497 : 師匠   2022/04/17 02:40:36 ID:qTyL1TVtMY
山って?裏山?
498 : プロデューサーくん   2022/04/17 07:04:03 ID:cGW1g4tlWU
高山かも
499 : 1   2022/04/17 16:44:01 ID:Ee8nUHqvfA
ドラえもんたちは山に戻り、ポケットと小籠包を取り返したことを伝えた。

百合子「ポケットが取られたときはどうなるんだろうと思っちゃったよ」

スネ夫「ポケットのないドラえもんなんてドジえもんだもんね」

ドラえもん「なんだと!」プンプン

スネ夫「冗談だよ!冗談!」

杏奈「後は……瑞希さんやポコさんの仲間たちを、助けるだけだね……」

ポコえもん「みんな、無事だといいんですが…」

ドラえもん「考えることは山ほどあるけど、今は体を休めることが先決だ。一度街でご飯にしよう」

紗代子「そうだね!もうお腹ペコペコだよ!」

百合子「気づけばもうすぐ夜ですもんね」

琴葉「みんな、すき家なんてどうかな?」

ドラえもん「どうせしじみ汁でしょ?」

琴葉「え?どうしてわかったの?」

あははははははははは!

茜「…」

スネ夫「元気出しなよ。何事にも調子が悪いときはある」ニッ

茜「プロちゃん…」

スネ夫「それにいざとなったら僕が助けてやるさ!……できる範囲でね。まあ本音を言えば、痛いのは嫌なんだ。できれば助けてくれると嬉しいな」

茜「…全くしょうがないなあプロちゃんは!じゃあ茜ちゃんがビシッと覚醒してプロちゃんを守ってあげないとね!」

スネ夫「それは助かる!これで僕も安心だ!」

ドラえもん「二人とも、早く!」

スネ夫「うん、今行くよ!」タッタッ

茜「…ありがとう、プロちゃん」
500 : 1   2022/04/17 16:44:22 ID:Ee8nUHqvfA
一方、デパートでは

老タヌキ「…それであの娘を逃がしたのか?」

タヌキD「違うよ!手品を見せてもらって見逃したなんて、そんなことないよ!」

老タヌキ「…まあよい。あの娘と対峙して怪我がなかっただけでも幸運だ……それにあ奴も帰ってきたことだしな」チラッ

タヌキA「おじじ、みんなただいま!」

タヌキD「お姉ちゃん!」

老タヌキ「よく無事に戻ってこれたな」

タヌキA「いろいろあってさ……ねえ、お嬢はどこ?伝えたいことがあるんだ!」

老タヌキ「疲れたのだろう…今は、眠っているよ」


デパートの書店の中にある、子供が遊べる自由スペース。
周りには絵本やぬいぐるみが散乱していて、その中でアナザー麗花はすやすやと眠っていた。
501 : 1   2022/04/17 16:44:42 ID:Ee8nUHqvfA
むかしむかし、あるところに50人の女の子たちがいました。

女の子たちはアイドルに憧れており、アイドルになることを夢見ていました。

しかし、女の子たちは普通の女の子ではなかったです。

それぞれが特別な力を持っていて、それを隠してアイドルをしていました。

女の子たちは故郷の世界を離れ、ある男性と出会いました。

男性は女の子たちのアイドル活動に協力し、共に喜びも悲しみも分かち合いながら頑張ってきました。

そのため、女の子たちは男性をとても慕っていたのです。

しかしある時、悲劇が起きたのです。

男性は呪われた小籠包を口にし、呪いで眠りについてしまったのです。

どうにかして男性を救いたいと考えた彼女たちは本来の姿に戻り、

故郷であるミリオンワールドに戻って男性を救う決意をしたのです。

男性を救うには、試練をクリアして5つの小籠包を集める必要がありました。

彼女たちは協力し合い、全ての試練をクリアしました。

そして小籠塔へたどり着いたのです。

しかし、そこで更なる試練が待ち構えていました。

「本来の姿に戻り、アイドルの道をあきらめるか」

「本来の姿を捨て、普通のアイドルの道を進むか」

彼女たちは選択を迫られました。

そして――
502 : 1   2022/04/17 16:46:13 ID:Ee8nUHqvfA
少女『それで女の子たちはどうなったの?』

鳥『どうなったのでしょうねえ?』

森の中。
着物姿の少女は木に寄り掛かりながら、向かいの木の枝に乗っかっている鳥を見て言った。
いや、正確に言うと鳥かどうかも怪しい謎の生き物であった。
体こそ鳥であるのだが、顔は明らかに鳥のそれではなく、どちらかというと人間の顔に近いのだ。
鳥は自身を『トリホー』と名乗り、雑談の一つとして、昔話を彼女に聞かせたのだった。

トリホー『ですがミリオンワールドが消滅してしまったということは、つまりそういうことなんでしょうねえ』

少女『普通の道を選んだってこと…?何で?』

トリホー『簡単なお話です!女の子たちには自分を慕ってくれる存在がいたからです!世界と力を引き換えにしてでも、守りたい存在だったということです!』

少女『ふーん…なんだかよくわからないかも』

トリホー『でしょうねえ、彼女たちはあなたとは真逆なのだから』ニヤッ

少女『…』

トリホー『気を悪くしてしまったら申し訳ない……まあ、あなたの境遇には同情します。両親は普通の人間であるにも関わらず、強大な妖力を持ち生まれた突然変異体。そのせいで村の人間からは迫害を受け、唯一愛情をもって接してくれた両親は流行り病でこの世を去る。村人からは、あなたが実の両親を呪ったと誤解され、村を追い出される……幼くしてすでに壮大な人生を送っていらっしゃる…。本当に涙が出てきそうだ、ホーッホッホ!』
503 : 1   2022/04/17 16:46:49 ID:Ee8nUHqvfA
少女『別に私は気にしてないよ、だって今は新しい家族がいるもん』

トリホー『あの化けダヌキたちですか。しかし彼らもまた、世界からはじかれた哀れな異端。普通のものとは違う存在であることには変わりありません』

少女『……じぃじたちは自分たちから人間を傷つけたわけじゃないのに、妖術を使うからって理由でずっと嫌われてたって言ってた』

トリホー『いつの世も自分たちとは違う存在は、疎まれ、忌み嫌われるものです』

少女『私たちが普通の人とは違う力を持ってるから?じゃあ普通じゃない私たちはずっと嫌われてままなのかな…そんなの、おかしいと思う』

トリホー『…お嬢さん、あなたの考えを聞かせていただいても?あなたはどうすれば人と共存できると思いますかな?』

少女『うーん』

少女は腕を組み、考え始める。

少女『…同じになればいい』

トリホー『…今なんと?』

少女『みんなが私と同じになればいいんだよ。みんな一緒になればそれが“普通”になる、そうなれば誰も私たちをいじめなくなる』

トリホー『ほう!』
(自分が他者へ合わせるのではなく、他人を自分に合わせるか……なんという自分勝手!素晴らしい!)ニヤニヤ

トリホーはどこからともなくリンゴサイズの木の実を取り出し、少女の前に放り投げた。

トリホー『これはあなたの望みを叶える力を持つ品……時空間を行き来する力を得られる木の実です』

少女『じくうかん?』

トリホー『つまりこことは違う別の世界に行くことができる力です』

少女『そんなこと本当にできるの?』

トリホー『できますとも!何を隠そう、私も別の世界からここにやってきたのですから』
504 : 1   2022/04/17 16:47:39 ID:Ee8nUHqvfA
少女『へえ…そうなんだ。これを食べただけで、私もその力がもらえるんだ』

トリホー『例えばこの『知恵の木の実』、これを食べれば一時的に頭がよくなります。これはアダムとイブが食べたといわれている禁断の実をイメージして作られたものです』

少女『…』

トリホー『そう、かつてアダムとイブが禁断の果実を食べ、知恵を得た。ミリオンワールドの小籠包は人に呪いを与え、または塔のカギとなった…つまり食べ物には元来不思議な力が宿っているのです。……あなたはこの実を食べ、残りのカギを集めてミリオンワールドを復活させなさい!』

少女『でも、ミリオンワールドってなくなっちゃったんでしょ?』

トリホー『そう言われていますね、けど伝聞がすべて真実であるとは限らない。……何故ならカギはこうして存在しているのですから』スウッ

今度は小籠包を取り出し、少女に見せる。

トリホー『先の話が真実であるならば、カギをすべて集めれば小籠塔への道は開かれます。別の世界で小籠塔を完全に顕現させることができれば、その世界をミリオンワールドに作り替えることが可能でしょう。もっとも仮説にすぎませんが』

少女『ミリオンワールドはどんなことが起きてもおかしくない、不思議な世界…。もしミリオンワールドに行くことができたら私もみんなも楽しく暮らせるのかな』

トリホー『もちろん!ただし…多くの犠牲を生むことになるかもしれません』

少女『大丈夫だよ』

少女は即答した。

少女『私やみんな以外の人がどうなったって、全然大丈夫だよ。私は、私の大切な家族と一緒に楽しく面白く暮らしていきたいだけだもん』
505 : 1   2022/04/17 16:48:03 ID:Ee8nUHqvfA
トリホー『ホーッホッホ!あなたの“夢”、実に素晴らしい!ますます応援したくなってきましたよ!さあ、受け取りなさい!あなたの理想に至るまでの“鍵”、そして“力”を差し上げましょう!』

少女『…』パクッ

トリホー『…お体に変化は?』

少女『うーん、よくわからないや……ねえ』

ガシッ!
トリホー『え!?な、何を!?』

少女『どんな力なのか、君で確かめさせてよ!』ギシギシ

トリホー『わ、私はあなたを想って親切に…』

少女『嘘。君はずっと私のことを馬鹿にしてたよね。それ以上にじぃじのことを“哀れ”って言って馬鹿にしてた!聞いててすっごく嫌な気分だったんだよ…!』ギシギシ

トリホー『ぐ、ぐるじ……た、たすけ…』

少女『あはは♪壊れちゃえ♪』


老タヌキ『をみな!』

少女『じぃじ?』

トリホー『ひいいいい!!』バサァ

少女『あ…逃げられちゃった』

老タヌキ『をみな、ここで何をしている?誰かと話していたのか?』

少女『ううん……なんでもない』

老タヌキ『…そうか』

少女『…ねえ、じぃじ。もし世界が自分のものになったらどうしたい?』

老タヌキ『…質問の意図が理解できんな』

少女『私ね、世界を手に入れられるかもしれない力を、手に入れたんだよ』

老タヌキ「…どういうことだ?」

少女『私はね、この力でじぃじたちと楽しく暮らしたい。そしてね――』
506 : 1   2022/04/17 16:49:56 ID:Ee8nUHqvfA
・・・
・・


アナザー麗花「…懐かしい夢だったなあ」パチッ

老タヌキ「目が覚めたか」

アナザー麗花「じぃじ、おはよ~」

老タヌキ「もう夕方だ」

アナザー麗花「あれそうだっけ?」

タヌキA「お嬢!」バッ

アナザー麗花「うわあ!戻ってこれたんだね!!」ダキッ

タヌキA「怖かったよぉ!」

アナザー麗花「ごめんね、私がもっとしっかりしてれば…」

タヌキA「お嬢は悪くないよ!悪いのはあの青ダヌキたちだよ!……あ、そうだ!小籠包のことなんだけどさ…かくかくしかじかで」

老タヌキ「…ほう、映し絵の中に隠していたのか」

アナザー麗花「教えてくれてありがとう!ちゅー♪」
タヌキA「えへへ♪」

アナザー麗花「…さーてと、それじゃあ小籠包をいただこうかな」ニヤッ


一方、ドラえもんたちは>>509していた。
507 : 仕掛け人さま   2022/04/17 17:06:32 ID:9A2FEjouf.
未来ちゃのおっぱいを触っていた
508 : プロデューサー様   2022/04/17 17:16:14 ID:6L2fq8H5NY
茜ちゃん人形に「おもちゃの兵隊」の機能を取り付ける





トリホーって「夢幻〜」のアレ?

アナザーぷっぷかは架空世界から来たのかな?
509 : プロヴァンスの風   2022/04/17 18:46:29 ID:ZkGrSs8ga.
スネ夫に化け狐の術を習得させようとしていた
510 : おやぶん   2022/04/17 20:31:22 ID:eVirKiox9M
動物ごっこ帽子で忍術仮免許使うのか
511 : あなた様   2022/04/18 18:30:45 ID:C0F.m.no6E
のび太も呼んで化けタヌキになれるあの道具を使わせたい
512 : 1   2022/04/18 21:17:17 ID:7oAPnmk8XQ
スネ夫「…というわけで、頼むよドラえもん!」

ドラえもん「どうしたんだい急に?一緒に戦いたいだなんて…」

スネ夫「いや、みんなが頑張ってるのに僕だけ後ろで見てるだけってのもさ…、保護者としてみんなを守りたいんだ!」

ポコえもん「ぼくが言うのもなんですが、スネ夫さんはみんなの役に立ってると思いますよ?」

百合子「そうですよ!プロデューサーさんが役に立たないだなんて思ってないです!そんんなこと言ったら私だって…」シュン

杏奈「みんな……それぞれ頑張ってると思う、よ……」

スネ夫「みんな…」ジーン

ドラえもん「僕もみんなと考えは同じだよ!けど、君のその考えは尊重したい!だからいい道具を貸そう!」ゴソゴソ

『魔法事典』と『動物ごっこぼうし(キツネ)』~!

琴葉「ただの真っ白なメモ帳?」

ドラえもん「いいや。魔法事典に書き込んだ魔法は実際に使えるようになるんだ!これに使いたい魔法を書いてみるといいよ!」

百合子「そ、そんな夢みたいな道具があるなんて!」キラキラ

スネ夫「なるほどね。……でもさ、この帽子って確か」

ドラえもん「うん!未来の幼稚園児が動物ごっこするときに使うただの帽子!雰囲気づくりにいいかなと思ってさ!」

一同、ズッコケる。

スネ夫「はは…だったらそれに乗っかって、化けギツネの術を習得してやるぞ!」

ドラえもん「問題なの、魔法事典にかかれた魔法は、世界中で使えるようになっちゃうんだ!だから君だけがわかる発動条件を決めておいた方がいいよ!」

スネ夫「そうか、だったら…」

スネ夫は化けギツネの術、『狐火』を習得します。
発動条件は?
>>514
513 : P殿   2022/04/18 21:19:27 ID:WMIIQjdlBs
油揚げをドラえもんに食べさせる
514 : 貴殿   2022/04/18 21:20:23 ID:C0F.m.no6E
ジャイアンレベルの歌声を聞いて精神を研ぎ澄ませる
515 : プロデューサー   2022/04/18 21:25:32 ID:88SPEv6p9Q
>>514
??「可奈がジャイアンさんレベルですって?可奈は歌姫ですから」
516 : EL変態   2022/04/18 22:17:17 ID:itCVDxqNeE
>>515
北沢ァ!
517 : 1   2022/04/18 22:52:20 ID:7oAPnmk8XQ
スネ夫「『ジャイアンレベルの歌声を聞いて精神を研ぎ澄ませる』っと…」カキカキ

ドラえもん「ジャイアンレベルの歌声なんてそうそういないと思うけどなあ…」

スネ夫「何言ってるんだ?いるだろ、ここに」ポンッ

ドラえもん「…え?僕!?」

杏奈「ドラえもんって……歌が下手……なの?」

琴葉「そういえば一度も聞いたことないわね」

ドラえもん「失礼な!僕はそんなに下手じゃないぞ!見てろ……」スウゥッ


ホゲ~♬


百合子「!!?」

紗代子「あ、頭が…!」

茜「これは強烈だね…!」

紬「う、うう…」

ポコえもん「紬さんがうなされてます!」

ドラえもん「そ、そんな~」ガーン

スネ夫「いいぞ…研ぎ澄まされてきた……ふん!」

ボッ!

杏奈「あ、火が出た…」

百合子「プロデューサーさんの頭から」

スネ夫「何で!?」ガビーン

杏奈「あのバトル漫画みたいで……かっこいい……です」

スネ夫「え?本当に?」キリッ

杏奈「…」スッ

スネ夫「何で目をそらすの!もしかして気を使ってくれたのか!?」ガビーン

ポコえもん「まあまあ。これも立派な能力ですよ」

スネ夫「頭から狐火出すだけでどうやって戦えばいいんだよ…」
518 : 1   2022/04/18 22:53:05 ID:7oAPnmk8XQ
茜「…ふふふ、やっぱり茜ちゃんも頑張るしかないね!」

紗代子「茜ちゃん、やる気だね!」

茜「うん!プロちゃんだけにいい格好はさせられないしね!ここは茜ちゃんの見せ場を作るためにも、ビシッと頑張るしかないよね♪」グッ

スネ夫「やれやれ…」フフッ

ポコえもん(スネ夫さん、もしかして彼女を元気づけるためにわざと…)

スネ夫(さて、今度はちゃんとしたのを書こうか……ん!?)

ドラえもん「…どうしたのスネ夫。目を見開いて固まっちゃって……」クルッ


でんでんむすくん「…」ギョロ
デデンデンデデン!

ドラえもんが後ろを向くと、巨大なでんでんむすくんがギョロギョロと巨大な目を動かしながら、一行を観察していたのだった。

ドラえもん「うわあああああああ!!」

琴葉「いつの間にこんなに近くに!?」

でんでんむすくん「おいら…しょうろんぽう…うばう!あおだぬき、たおす!」ギョロ
デデンデンデデン!

A:戦う
B:逃げる
>>520


★ドラえもん豆知識
藤子・F・不二夫大全集 ドラえもん1巻「ドラえもんの歌」という回で、ドラえもんがジャイアン以上の音痴であることが明かされる。
余談だが、のび太も相当の音痴でいろいろな回でその音痴っぷりを披露している。第13巻「ちく電スーツ」ではスネ夫から「ジャイアンよりひどいや」と言われている。
ジャイアンはもちろんのこと、しずかちゃんは歌はうまいがバイオリンが下手。
対してスネ夫はドラえもん+第1巻「おいかけテレビ」でテレビ番組ジャリっ子のどじまんに出演できるくらい歌が上手いので、いつものメンバーの中で音楽の才能が最も高いのはスネ夫であると考えられる。
519 : プロデューサー殿   2022/04/18 22:57:29 ID:88SPEv6p9Q
A

スネちゃまは戦闘力以外はいいんだよね……(今の中の人的に宝物庫から色々ぶっぱしたり、ゴットフィンガーしたり、女子中学生をプリキュアにしたりできるけど 最初の関智一はエヴァでしたけどな!)
520 : 彦デューサー   2022/04/18 23:40:38 ID:itCVDxqNeE
Aスネ夫が某ガンダムファイトの人みたいになる
521 : プロデューサー君   2022/04/19 00:45:03 ID:jj9nm9mhGA
スネ吉兄さんがバラを飛ばしそうだな
522 : プロヴァンスの風   2022/04/19 01:09:58 ID:BWodttSn4g
>>519
関さん、ウルトラマンだけでもグレートとエースの2人を演じているから戦闘能力は高まるばかりよ
523 : Pーさん   2022/04/19 07:20:02 ID:zOTyi4r/fU
茜ちゃんバスター(リザルト画面の茜ちゃん台詞の空耳)はでるかな?
524 : 1   2022/04/20 00:04:40 ID:E909L1yW.6
ドラえもん「やられる前に倒してやる!」ドッカーン

でんでんむすくん「ふん!」バシッ

ドラえもん「はじき返した!?」

でんでんむすくん「!!」ブンブン

細い腕をまるでムチのように振り回し、攻撃を繰り出す。

琴葉「速い…っ!」

でんでんむすくん「!!」ガシッ

ドラえもん「しまった!」ブラーン

一瞬の隙をつかれ、ドラえもんは足をつかまれたまま、逆さ吊りの状態で捕まってしまう。

でんでんむすくん「しょうろんぽうのしゃしん、おいらによこせ!」
デデンデンデデン!

百合子「写真にしたことバレてる!?」

紗代子「きっとあの時だ…!タヌキに見られてたんだよ!」

でんでんむすくん「しゃしん、ない!おまえ、しゃしんどこかくした?」ゴソゴソ
デデンデンデデン!

ドラえもん「あひゃひゃひゃ!くすぐったい!」

でんでんむすくん「しゃしん、ない…どこだどこだ?」ゴソゴソ
デデンデンデデン!

スネ夫「ど、ドラえもんを離せ!」ボオッ

でんでんむすくん「うおお…あ、あつい…!」

スネ夫「ど、どうだ!」

でんでんむすくん「あつい…けど、きかない!」バシッ
デデンデンデデン!

スネ夫「ふべっ!」

茜「ぷ、プロちゃん!」

スネ夫「ま、まだだ…」フラフラ

でんでんむすくん「おまえ、しつこい!」バシッ
デデンデンデデン!

スネ夫「ぐは……」ヨロッ

百合子「まともに攻撃を受けちゃったのにまだ立ち上がって…」

杏奈「これ以上は……危ない……」

茜「プロちゃん…」
525 : 1   2022/04/20 00:05:13 ID:E909L1yW.6
スネ夫「僕だって…いつまでも後ろから見てるだけじゃないぞ…僕はみんなのプロデューサーなんだ…僕が守らなくちゃ……」ヨロヨロ

でんでんむすくん「おいら、しつこいの、きらい!おまえ、きらいだ!」ブンッ
デデンデンデデン!

ドラえもん「!?」
スネ夫「!!」

でんでんむすくんはドラえもんを持っている手を振り下ろし、スネ夫に攻撃を仕掛けようとしている。

茜「そんなの…だめだよ!!」

ゴゴゴゴォ…

でんでんむすくん「!?」

茜「え!?茜ちゃんの体が光って…」

ポコえもん「それに空間が…裂けた!?これはまさか時空間の……」

突如、発光しだす茜と裂けた空間…。
この場にいる誰もがこの状況を理解しようと思考を巡らせている、その刹那――

ギュイイイイン!
でんでんむすくん「ぐほぉ!!」バシン

――謎の攻撃がでんでんむすくんを襲った!

ドラえもん「あの攻撃、重力の…まさか…!」


「随分と盛り上がっているみたいですね。私も混ぜてくれませんか?」スタスタ


ドラえもん「やっぱり!瑞希ちゃんだ!!」

瑞希「はい。お待たせしました……いえい」ブイッ


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→でんでんむすくんを倒すことに成功
奇数→でんでんむすくんを倒せない
>>526~529
526 : 兄(C)   2022/04/20 00:14:53 ID:zXFUA6gtSk
真壁帰還
527 : 監督   2022/04/20 00:40:40 ID:d0tPYzJOu6
マカベー!
528 : Pはん   2022/04/20 02:04:46 ID:bjZ2DF2uTE
てか本物の麗花さんは何やってるの
529 : おにいちゃん   2022/04/20 06:15:57 ID:t5pI7W/c5s
でんでんむすむすてーんむす〜
530 : 番長さん   2022/04/20 08:14:15 ID:C/vjMFr7xs
アナザー麗花ば別世界の麗花ってことなんかな?
違うならそろそろ本名が知りたいかも。
531 : 1   2022/04/20 15:12:36 ID:E909L1yW.6
瑞希「…」モグモグ

百合子(なんか食べてるーっ!)ガビーン

瑞希「ちょっと待っててください…もぐもぐ…さっきまで…もぐ…食事していたので…」

でんでんむすくん「おいら、まてない!おまえ、たおす!」ブンブン
デデンデンデデン!

瑞希「…」スゥ

でんでんむすくん「こうげき、よけた…!?」
デデンデンデデン!

スネ夫「どうだ…驚いたか…ば、化け物め…」バタッ

茜「プロちゃん!」ガシッ

スネ夫「茜さん…能力が開花したんだね…すごいじゃないか…」

茜「と、当然だよ…!だって…茜ちゃんだよ?」

スネ夫「はは…やるじゃん…」ガクッ

茜「プロちゃーん!!」


瑞希「…」チラッ

でんでんむすくん「おまえ、こっちみろ!むし、よくない!」
デデンデンデデン!

瑞希「…そうですね。私の仲間を傷つけたあなたを無視するわけにはいきませんね」

でんでんむすくん「おまえ、たおす!」ブンブン

瑞希「重力攻撃」バッ

でんでんむすくん「ふべっ!」ドゴッ
デデンデンデデン!

瑞希「…」ゴオオオ

絶え間なく続く重力攻撃がでんでんむすくんを襲う!
止まらない連撃にでんでんむすくんは逃げられることはできなかった。

でんでんむすくん「まて、やめ、ろ…」
デデ!

瑞希「これで終わりです」

デデン!
でんでんむすくん「ふべええ!!」
デンデデン!!

ドッカアアアアアアアン!!
532 : 1   2022/04/20 15:13:17 ID:E909L1yW.6
とどめの一撃を喰らい、でんでんむすくんは爆発!
煙が消えた時には、素体のぬいぐるみが地面に転がっていた。
瑞希がぬいぐるみを拾い上げ、少しの力で握ると、
「デデンデンデデン!」と音が鳴った。

瑞希「音のなるぬいぐるみでしたか。てっきりター〇ネー〇ーかと思いました…」

ドラえもん「瑞希ちゃん!」

瑞希「ドラえもんさん、無事でよかったです」

ドラえもん「もう!それはこっちのセリフだよ!」

瑞希「そうでしたね…ふふ」

ドラえもん「もうあんな無茶な真似はしちゃだめだよ!」

瑞希「善処します」


アナザー麗花「感動の再会…よかったねえ、二人とも♪」


瑞希「北上さん…!」ザッ

アナザー麗花「だめだよ、瑞希ちゃん。勝手にいなくなったりしちゃあ…」

瑞希「…」

アナザー麗花「君たち、つむつむちゃんを倒したんだって?結構頑張ってるんだね、偉い偉い♪」

ドラえもん「…」

アナザー麗花「…けど、一番驚いたのは…君に、かな」チラッ
533 : 1   2022/04/20 15:14:19 ID:E909L1yW.6
茜「え…え!?茜ちゃん!?」

アナザー麗花「私と同じ能力を使えるなんてすごいねえ。ちょっと興味が出てきたよ」

杏奈「同じ……能力」

ポコえもん「さっきの時空間の…」

アナザー麗花「時空間に干渉できる能力。別の場所に移動したりこっちに呼び寄せたりする力」

茜「それが茜ちゃんの能力…」

アナザー麗花「君からは素質を感じるよ。使いこなせればもっと強くなる……私みたいに」スッ

ドラえもん「消えた!?」

アナザー麗花「ここだよ」パッ

ドラえもん「いつの間に僕の後ろに!?」

アナザー麗花「こうやって空間を切って繋げば、瞬間移動みたいに一瞬で間合いを詰められるんだよ。すごいでしょう?」ニコニコ

瑞希(なるほど…だから今までも瞬時に…)

アナザー麗花「ねえ、青ダヌキくん…小籠包をちょーだい♪」

ドラえもん「誰が渡すもんか!」

アナザー麗花「じゃあ、“君ごと”もらっていくね!」ガシッ

ドラえもん「うわああ!!」キュィィン

ドラえもんの頭を掴み、能力を発動しようとしている。
どうやらドラえもんを連れ去ろうとしているようだ。

瑞希の行動(多数決。多い方を採用)
A:自分も一緒に転送される
B:この場に残り、仲間たちと敵の本拠地へ向かう
>>534~536
534 : Pーさん   2022/04/20 15:40:48 ID:kfD3KRU.XE
A
535 : 我が下僕   2022/04/20 15:42:03 ID:feOnyla2jc
A
536 : プロデューサー君   2022/04/20 15:51:16 ID:1RU450gX3o
A
537 : 1   2022/04/20 21:54:05 ID:E909L1yW.6
瑞希「ドラえもんさん…!」ガシッ

とっさにドラえもんの手を掴むと同時に、三人の姿はその場から消えてなくなってしまった。

杏奈「消えた……」

百合子「いったいどこへ!?」

ポコえもん「…おそらく、あのデパートに行ったのではないでしょうか」

琴葉「まずいわね。敵は確か4つの小籠包を持ってるって言ってたよね。ということは実質全部が一か所に揃ってしまったってことに…」

ポコえもん「行きましょう!敵の本拠地へ!」

百合子「ええー!あのおっかないデパートにまた…!」

杏奈「杏奈は、行くよ……。瑞希さんとドラえもん、操られてる人たちを……助けたい……」

百合子「そ、そうだよね…!よ、よし!私も行く!!」

杏奈「大丈夫なの……?」

百合子「風の戦士に二言はないよ!」

ポコえもん「琴葉さんと紗代子さんと茜さんは、紬さんをスネ夫さんを安全な場所へお願いします!」

琴葉「うん、任せて」

茜「待って!茜ちゃんも連れてって!」

ポコえもん「しかし、茜さんは能力が開花して間もないですし…」

茜「根拠はないけど、茜ちゃんにできることがきっとあると思うんだ…!だからお願いだよ!」

ポコえもん「しかし…」
538 : 1   2022/04/20 21:54:27 ID:E909L1yW.6
スネ夫「連れてって、あげようよ…」フラッ

紗代子「プロデューサー!体の方は大丈夫なんですか!?」

スネ夫「子供の頃から暴君みたいなやつから殴られてきたからね、あいつのパンチに比べたらこれくらいのダメージなんて大したことないさ……だから僕も行くよ」b

ポコえもん「しかしですね…」

スネ夫「悪いけど、僕らもう決めたんだ」

茜「茜ちゃんもだよ!呼ばれなくたってついていくよ!」

ポコえもん「…わかりました。その代わり、無茶はしないでくださいよ?」

スネ夫「もちろん!危なくなったらすぐ逃げるよ!」

茜「プロちゃん、それ自信満々に言っちゃだめだよ~」アハハ

スネ夫「あ、そうだった」アハハ

ポコえもん「全く…頼りになりますね、あなたたちは」

スネ夫「そうと決まれば行くぞ!」タッタッ

百合子「そっちって反対方向じゃ?」

スネ夫「走っていくより、車に乗った方が早いだろ?僕の車で行こう!そう、僕の自慢の愛車でね!」パチッ
539 : 1   2022/04/20 21:55:05 ID:E909L1yW.6
デパートの屋上。

ヒラリマントラー「…」

歌織「いつまで景色を眺めているつもり?」

ヒラリマントラー「…月がきれいだと思ってな。今日はほら、満月だろ?」

歌織「やめて、気色悪いわ…」

ヒラリマントラー「…」

歌織「…いくら待ってたってあの子はもう帰ってこないわよ」

ヒラリマントラー「!」ピクッ

歌織「図星のようね。変態でもセンチメンタルになるとは驚きだわ」

ヒラリマントラー「おいおい、勘違いするなよ。俺は痛みで悦びを感じる男だぜ?仲間一人を失ったくらいで感傷的になるとでも?」

歌織「こんな時に限って素直じゃないわね、あなた…。悪いけど、傍から見たら落ち込んでるのが露骨にわかるわよ?」

ヒラリマントラー「…」
はぁ、とため息をつくと、静かに語りだした。

ヒラリマントラー「これから世界が変わっても、つむつむは変わらずここにいるって、なんかずっとそう思ってたんだ…。けどあいつはいなくなっちまった。もう俺たちのところには帰ってこないんだと思うと、なんかさ……ここが、すげえ痛いんだ…!」ギュッ

ヒラリマントラーは自身の胸にあたる部分に手を当てる。

ヒラリマントラー「俺は痛みに強いはずなんだ…。なのに、何でだか今回は耐えられそうにない…。こんなん初めてだ……」

歌織「…くだらないわね。ずっと同じ、だなんてそんなことはあり得ないわ。どんなものにも必ず変化はあるものよ…」

ヒラリマントラー「ああ、わかってるさ」

歌織「…けど、気持ちはわかるわ」

ヒラリマントラー「…え?」
540 : 1   2022/04/20 21:55:36 ID:E909L1yW.6


ドオオオン!!

ヒラリマントラー「な、なんだ!?」


ドラえもん「いたたた…」

ヒラリマントラー「青ダヌキ!?どこから出てきやがった!?」

歌織「彼だけじゃないわ…」チラッ


瑞希「…っ」
アナザー麗花「ふふ…」


歌織「瑞希ちゃん…」


アナザー麗花「じぃじ、いる?」

ボンッ!
老タヌキ「ああ」

アナザー麗花「今から小籠塔を顕現させようよ」

老タヌキ「…いよいよか」

瑞希「小籠塔…?」

ドラえもん「前に言ってたミリオンワールドを復活させるための塔のことか!?」

アナザー麗花は右手を上にあげ、指を鳴らす。
すると宙に4つの小籠包が浮かび現れた。

アナザー麗花「世界が変わる瞬間を…一緒に見れそうで嬉しいよ、瑞希ちゃん!」パチンッ

再び指を鳴らすと、4つの小籠包は高く浮かび上がる。
同時に、ドラえもんのポケットから凄いスピードで写真が飛び出し、他の4つと同じように高く浮かんでいく。

ドラえもん「しまった!」

5つの小籠包はどんどんと高く浮かび、いよいよ雲を通り抜けたと思った瞬間、
大きな光を発生させ、完全に消失してしまった。
もしや失敗したのでは、と瑞希は淡い期待を感じたのだが、その考えは空に出現したある物を見て一瞬で消え失せた。
541 : 1   2022/04/20 21:56:00 ID:E909L1yW.6
ドラえもん「な、なんだ…あれ?」

瑞希「空に…巨大な塔…?」

二人が見たものは、半透明な巨大で異質な雰囲気を出している塔。
加えて、塔は逆さまの状態で出現しており、まるで雲から生えてきたかのようだった。

歌織「あれが小籠塔…なんと歪な…」

ヒラリマントラー「ああ、なんかゾクッとしてきたぜ…」

アナザー麗花「すごいすごい!あれが小籠塔!わーい!やったよ、じぃじ!ついに小籠塔が出てきたよ!!」ピョンピョン

老タヌキ「ま、待て…、あれで本当に問題はないのか?空で塔が顕現するなどと…」

アナザー麗花「大丈夫だよ。塔が不完全な状態で出現したのは、この世界にまだ馴染んでないから…つまり今は準備段階なんだよ」


小籠塔が出現して間もない頃、琴葉と紗代子の遠くからその光景を目の当たりにしていた。

琴葉「空に塔が現れるなんて…そんな恐ろしいことが…」

紗代子「そうでしょうか?別に普通のことだと……あ、あれ?」

琴葉「紗代子…?」

紗代子「な、何ででしょうか…一瞬、『いつもの光景』だなって思っちゃってました。そんなこと、あるわけないのに…」

通行人A「お、今日は満月か。塔も“いつも”よりきれいに見えるぜ」
通行人B「“いつ見ても”きれいねえ…」

琴葉「いったい、どうなってるの…?」
542 : 1   2022/04/20 21:56:26 ID:E909L1yW.6
小籠塔が出現したことにより、世界中で起きているわずかな変化。
その空気を感じ取ったのか、アナザー麗花は語りだす。

アナザー麗花「塔は少しずつ世界に存在を馴染ませているんだよ。もう少しすれば、能力に適性のない人たちは塔がここにあることは“当たり前”だと認識するようになるの。これが第一段階。その後は少しずつ世界が変化して、異常な出来事が当たり前のように起きる楽しい世界になるよ」

老タヌキ「人々の認識改変を経て、世界そのものを改変させるということか…」

瑞希「大変なことになりましたね…。このまま私たちは指をくわえてみているだけしかできないのでしょうか…」

ドラえもん「…いいや、まだ諦めるには早いよ!あの塔はまだ不完全だ、だから塔の復活はまだ阻止できるはず!」

瑞希「つまり完全な状態になる前に塔を止められれば…」

ドラえもん「…まだ取り返しがつくかもしれない!」


一方、スネ夫たちは車でデパートへと向かっていた!

スネ夫「あれが例の塔!?空にあるなんて出鱈目な!」

百合子「それ以上に、こんな異常事態に誰も騒がないなんておかしくないですか?」

杏奈「ネットでも……特に話題になってないみたい……」ポチポチ

スネ夫「そんな馬鹿な!」

茜「いったい何がどうなってるのかな?」

ポコえもん「急ぎましょう!嫌な予感がします!」

スネ夫「大丈夫!僕の超高級車ならあっという間に到着さ……ほら、見えてきた!」


A:そのまま突っ込むぞ!
B:タケコプターで空中から乗り込むぞ!
>>545
543 : 番長さん   2022/04/20 21:59:50 ID:zXFUA6gtSk
A

スネちゃまならきっと事故廃車してもすぐ新車買えるっしょ!
544 : ご主人様   2022/04/20 22:00:49 ID:kfD3KRU.XE
B
545 : プロデューサー君   2022/04/20 22:42:57 ID:yCD7LUwNf2
B
546 : バカP   2022/04/20 23:54:26 ID:5uZO4sJLPs
この歌織さん、既に洗脳解けたか、そもそも操られたふりしてる、って可能性ない?
歌織さんや琴葉は演劇得意そうだし。
547 : 1   2022/04/21 11:58:53 ID:j19ow0FqbY
スネ夫たちは駐車場に車を駐車し、タケコプターで屋上まで飛ぶことにした。
最初はそのまま突っ込もうと提案があったが、スネ夫が大人げなく泣くのでやめた。

茜「もうすぐ屋上だね」

スネ夫「うん…」グスッ

百合子「あの、ハンカチ使います?」

スネ夫「ありがとう…」チーン

百合子(うわあ…)ドヨーン

ポコえもん「みなさん!そろそろ気を引き締めて…」


ヒラリマントラー「そいつぁ今更って感じだぜ!」ビュンッ

百合子「うわあ、出た!!」

歌織「そろそろ現れると思っていたわ」

スネ夫「歌織さん…!」

一行の目の前に現れたのは、ヒラリマントラーと歌織。
歌織はヒラリマントラーの上に乗っていて、まるで魔法の絨毯に乗っているようだった。

歌織「これから世界は生まれ変わる。その邪魔をするものは誰であろうと許さない」

スネ夫「何バカなこと言ってるんだよ!正気に戻ってくれ!」

歌織「まるで今が正気ではない言い方ね。あなたが私の何を知っているというの?何が正しのか間違っているのかなんて、他人の物差しで測れるものではないわ」

スネ夫「…っ!」

ヒラリマントラー「この狂った世界じゃお前らの常識なんて何の意味も持たねぇのさ!」

スネ夫「狂ってなんているもんか!僕らがそんなことさせない!」

茜「そうだよ!茜ちゃんと頼れる仲間たちがいるからね!」

歌織(CV:たてかべ和也)「強気なのは大いに結構…!」

スネ夫「そ、その声は!?」ビクッ

歌織(CV:たてかべ和也)「しかし圧倒的な力の前では、あなたたちの吐く言葉は小鳥の囀りに等しい…それを教えてあげるわ」スウゥッ


歌織が何かを仕掛けようとしている。
それを察したスネ夫の行動は?
>>549
548 : プロデューサー様   2022/04/21 12:04:36 ID:gE5OS20crE
逃げろー!
549 : 下僕   2022/04/21 12:16:02 ID:pvuZq4Rh8Y
保存していた歌織さんの寝起きシーン集Vol.1を大音量で公開
550 : P君   2022/04/21 12:16:56 ID:uQeLGRhzuI
>>549
公開処刑やん
551 : あなた様   2022/04/21 13:05:54 ID:wUTonEW48c
>>549
これ一撃で正気に戻りそう(笑)
552 : Pさぁん   2022/04/21 13:28:10 ID:jU4kRQU6mY
そういえば成人しているであろうスネ夫Pは肝付さんボイスでイメージしてもいいのかしら
553 : 1   2022/04/21 20:42:45 ID:j19ow0FqbY
>>552
ドラえもんメンバーの声に関しては皆さんのイメージにお任せします
554 : 1   2022/04/21 20:42:55 ID:j19ow0FqbY
スネ夫「何でジャイアンの声になってるんだ!?ひいいい、恐ろしい!!」ガクブル

百合子「落ち着いてください!……そうだ、例の物を使いましょう!」

スネ夫「例の物…そうか、あれがあった!……やい歌織さん!これを見ろ!!」バッ

歌織(CV:たてかべ和也)「スマホ…?」

スネ夫「これはな、君の寝起きシーンをまとめた映像だ…!」

百合子「こんなこともあろうかと、ある人物から極秘で入手したものです」ニヤリ

杏奈(誰なのか……もう想像がつく……)ジトー

歌織(CV:たてかべ和也)「そ、そんなもので…わ、私が止まるとでも…」

ヒラリマントラー「そうだぜ!それに実際映ってるかも怪しいぜ!だからここは検証をしてやろうじゃねえか!」

歌織(CV:たてかべ和也)「ちょっと黙りなさい!」ガビーン

スネ夫「悪いね歌織さん!ぼかぁ、人の嫌がることをするのが昔から好きでね…」

杏奈「さらっととんでもないこと言ってるよ!」

杏奈「引きます……」

スネ夫「さあ、鑑賞会の始まりだ!」ポチッ

歌織(CV:たてかべ和也)「ちょっと、やめ――」

しかしそこで待つ骨川スネ夫ではない。
彼がボタンを押したと同時に大音量で流れる寝起き動画、敵味方関係なく画面の前に集まり、その様子を眺める。

杏奈「す、すごい……」
茜「なかなかかわいらしい光景ですな~!茜ちゃんほどじゃないけどね!」
百合子「い、いいんですか!?見えちゃってますよ!?」
ポコえもん「歩きながら眠ってるんじゃないですか、これ?」
ヒラリマントラー「巻きつきたい」

歌織(CV:たてかべ和也)「…」プルプル

スネ夫「いつもの歌織さんとは違って、こういう無防備なのもなかなか良いよ……」チラッ
555 : 1   2022/04/21 20:43:34 ID:j19ow0FqbY
歌織(CV:たてかべ和也)「スネ夫―っ!!」カッ

スネ夫「ひいいいいい!!」ビクッ

歌織(CV:たてかべ和也)「これでも喰らいなさい!!」ボエ~

歌織の口から放たれた音波攻撃が一行を襲う!

茜「な、何これー!」

スネ夫「ぎゃああああ!その声で歌はやめてくれえええ!!」

茜「…あれ、タケコプターが…」ヒュウウウ

ポコえもん「まずい!落ちる!!」ヒュウウウ

百合子「茜ちゃん!」
杏奈「ポコさん…!」

歌織(CV:たてかべ和也)「まずは二人!」

ヒラリマントラー「本当にやべえな…。あれ攻撃は俺でも防げねえ…」

スネ夫「や、やっぱりあの歌声は兵器並みじゃないか…」

歌織(CV:たてかべ和也)「仲間の心配よりも、今は自分の心配をしてはどうかしら?」

スネ夫「も、もしかして僕、ピンチ?」

歌織(CV:たてかべ和也)「私が受けたこの屈辱、あなたの命で償ってもらうわ」スウゥッ

スネ夫「そうは…行くもんか!」ボオッ

ヒラリマントラー「奴の頭から炎が出てきた!なんだありゃ?」

スネ夫「僕の魔法さ」キリッ

歌織(CV:たてかべ和也)「そんな炎で私を倒せるとでも思っているのか?」

スネ夫「思ってるとも!」ボオオッ


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→歌織に攻撃が命中
奇数→攻撃は当たらない
>>556~559
556 : 箱デューサー   2022/04/21 20:46:02 ID:3G0peBtJGI
当たるの。
557 : 魔法使いさん   2022/04/21 21:07:07 ID:5faC.fwtW.
あたるかな
558 : 変態大人   2022/04/21 21:10:38 ID:zuyEUtm.kc
あたってくれ!
559 : P殿   2022/04/21 21:55:13 ID:jU4kRQU6mY
せっかくジャイアンの声がそこにあるんだ、それを活かせ!
560 : 1   2022/04/23 21:21:05 ID:EP4H.Ekzn2
2+7+38+13=60
偶数ルート


歌織(なんなの、この火力は!)

スネ夫「うおおおおお!!」ボオオッ

歌織「くっ!!」

ヒラリマントラー「おい、大丈夫か!?」

歌織「問題、ないわ…!」ギリッ

歌織はデパートの方を向き、窓ガラスのある方へと飛び降りた。

歌織「ここは任せた!」バッ
ガシャン!

スネ夫「まさか窓に飛び込むなんて、無茶なことをするなあ!」

杏奈「どうするの……?」

スネ夫「もちろん追いかけるさ!」

スネ夫は割れた窓から中の様子を確認する。
どうやらデパートの管理会社のオフィスのようだ。

スネ夫「いったいどこにいるんだ…?」

歌織「ここよ」
スネ夫「!!」

声の方を向くと、消火器をスネ夫の方へ構えている歌織の姿があった。
しかし気づいた瞬間、歌織はレバーを握っており、スネ夫は噴出された中身を直接浴びてしまうのだった。

スネ夫「しまった!火が消え…!」

歌織「…」ニヤッ


スネ夫の行動
A:逃げる
B:中に飛び込む
>>562
561 : 魔法使いさん   2022/04/23 21:42:40 ID:lzAfKUJIQw
B
562 : Pーさん   2022/04/23 21:43:24 ID:PwvIWLjA06
B

ドーン
563 : Pーさん   2022/04/23 22:17:35 ID:zpTE03JTUc
B
それでも!
564 : 1   2022/04/25 00:43:07 ID:k1m6DTyLNc
スネ夫「よ、よくもやったな!」ビュン

百合子「プロデューサーさん!私たちも!」

ヒラリマントラー「おっと!ここから先はイカせねえ!」

百合子「ひっ!」

杏奈「邪魔……だよ」スウッ

百合子「杏奈ちゃん、かっこいい!恋しちゃうかも!」キラキラ

ヒラリマントラー「おいおいおい、お前のお触りみたいなぬるい攻撃じゃ俺を倒すことはできねえぜ」

杏奈「やってみなきゃ……わからない」キッ

ヒラリマントラー「いいぜ…!攻めは俺の性に合わねえが、今日は特別だ!何せ相棒の弔い合戦だからな、派手にキメさせてもらうぜ!!」カッ


スネ夫「追い詰めたぞ!」

歌織「それはどっちのことかしらね?」

スネ夫「消火器で僕の狐火を封じたと思ってるのか?今度こそやっつけてやる!」ボオオッ

歌織「ふふ…」ニヤッ

不敵な笑みを浮かべる歌織。
次の瞬間、天井からシャワーのように水が噴出し始めたのだった。

スネ夫「し、しまった!スプリンクラーか!」ガーン

歌織「水も滴るいい男、ふふ、お似合いの姿ですね」

濡れた髪をかきあげながら、歌織は皮肉を放った。

スネ夫(まずいよこれ!と、とりあえずタケコプターで外に逃げ――)

スネ夫は空へ逃げようとするが、歌織が出現させたデストサーベルによって、タケコプターを破壊されてしまう。

歌織「まさか私と対峙して逃げられると思っているのか?……次はそのふざけた頭を丸刈りにする」

スネ夫「じ、自慢のヘヤースタイルだぞ!」

歌織「覚悟!!」タッ
565 : 1   2022/04/25 00:43:40 ID:k1m6DTyLNc
一方、茜とポコえもんは…

茜「いたたた…」

ポコえもん「茜さん、大丈夫ですか?」

茜「うん…、ポコちゃんも無事みたいでよかったよ」

ポコえもん「状況は最悪…ですけどね」チラッ

周りを見渡すと、操られた人々がぞろぞろと集まり、いまにも襲い掛かってきそうな雰囲気だった。

茜「茜ちゃん大ピンチの予感!?」ガビーン

ポコえもん「茜さん!ここは……」


A:デパートの中に入りましょう!
B:ここで戦いましょう!
>>567
566 : Pさぁん   2022/04/25 06:30:33 ID:bJQngx4u.s
A
567 : EL変態   2022/04/25 06:33:04 ID:MqC60mSXDY
A
568 : 1   2022/04/25 17:25:32 ID:k1m6DTyLNc
二人は猛スピードでデパートの中へと入り、近くにあった棚や商品を手当たり次第に自動ドアの前へ置く。

ポコえもん「これでひとまず安心ですね…」

ドンドン!
客J「おお…」
客K「ううう…」
ドンドンドン!

茜「まるでゾンビ映画みたいだね」

ポコえもん「ええ…しかし今の彼らならここに入ってくることは…」

デデン…

茜「こ、この効果音…」チラッ


「しんにゅうしゃ、みつけた」

デデンデンデデン!


ポコえもん「さ、さっきの化け物!?」

でんでんむすくんB「しんにゅうしゃ、おいら、たおす」
でんでんむすくんC「たおす、たおす」
でんでんむすくんD「たおす!」

茜「し、しかもあんなにたくさんいる!?」

でんでんむすくんE「おまえ、たおす!」ドオオン

茜「うわああああ!」

茜とポコえもんは足を回転させながら逃げ回るが、でんでんむすくん軍団は構わず追いかけてくる。


A:上の階に逃げる
B:下の階に逃げる
C:外に逃げる
>>570
569 : Pちゃま   2022/04/25 17:34:54 ID:wEQQIyT.H2
B
上に行くと麗花達に遭遇しそうだから敢えて下へ
570 : Pたん   2022/04/25 19:03:30 ID:ZuDw0wf1ms
A
ここはパニックホラーのお約束
571 : 1   2022/04/25 20:32:52 ID:k1m6DTyLNc
ポコえもん「上に逃げますよ!」ビュン
茜「オッケー!!」ビュン

でんでんむすくんE「にげるの、だめ!」
でんでんむすくんF「おまえたち、おいらたちとたたかう、ぜったい」
でんでんむすくんG「てき、おう!にがす、おこられる、」

茜「悪いけど、これにはさすがの茜ちゃんも拒否させてもらうよー!茜ちゃん、ダーッシュ!!」ビュン

ポコえもん「同じく逃げさせていただきます!」ビュン

でんでんむすくん軍団は二人を追いかけるが、現役アイドルと野球選手のダッシュ力に追いつけるはずもなく、そのまま距離を離してしまうのであった。


茜「こ、今度こそ助かったーっ!」ゼェゼェ

ポコえもん「あのぬいぐるみの化け物、まさか仲間がいるなんて…」ゼェゼェ

茜「このフロアは、誰もいないよね?」キョロキョロ

ポコえもん「…大丈夫そうですね」

茜「…」ホッ

ポコえもん「さて、ここからの行動ですが…他の皆さんと合流しましょう」

茜「プロちゃんたち大丈夫かな?」

ポコえもん「さっきの化け物以上の強敵と対峙していますからね、僕ら以上にピンチに陥ってるかもしれません!急ぎましょう!」


A:裏口に進む(スネ夫と合流)
B:外に出れる場所を探す(百合子・杏奈と合流)
C:屋上へ行く(瑞希・ドラえもんと合流)
>>574
572 : 我が下僕   2022/04/25 20:52:26 ID:N0QryUTEbY
A
573 : おやぶん   2022/04/25 21:11:03 ID:ZuDw0wf1ms
c
574 : プロデューサー様   2022/04/25 21:25:28 ID:MqC60mSXDY
C
575 : 1   2022/04/27 16:53:20 ID:XcGvi3ZRFo
ポコえもん「というわけで、屋上までやってきました!」

茜「誰かいてくれるといいね」ガチャ

瑞希「野々原さん、ポコえもんさん」

ドラえもん「二人とも!無事だったんだね!」

茜「瑞希ちゃんにドラちゃん!最初に再会できたのが二人でよかっ……」

アナザー麗花「ふふ、こんばんは~」ニッコリ

茜「うわあああ!ボスキャラもいたあああああ!」ガーン

老タヌキ「あの娘か?をみなと同じ能力の使い手というのは…」

アナザー麗花「うん、そうだよ……ねえ君、名前なんて言うの?」

茜「いやいやいや!名乗るほどの者じゃないよ!天才美少女の茜ちゃんって覚えておいてくれればそれでいいかな~」

ドラえもん「名乗ってるじゃないか」ドヨーン

アナザー麗花「あはは、君もなかなか面白いね!ほしくなっちゃうなあ」

瑞希「…」ザッ
ドラえもん「…」ザッ

茜を庇うように立ちはだかる二人の姿を見て、アナザー麗花は目を細めて笑う。

アナザー麗花「そうだね、君たちとも遊ばないといけないね」

ポコえもん「我々四人を相手にすれば、あなたでもただではすみませんよ?」

アナザー麗花「そんなことないよ!少なくとも、私は君よりは強いよ」

ポコえもん「な、舐めやがって!!ぶっ飛ばしてやるぜ!!」ボンッ

ドラえもん「全員で協力すれば勝てるさ!」

茜「茜ちゃんの大活躍に期待しちゃっていいよ!」

瑞希「はい、みなさん頼りにしています……頑張るぞ」

アナザー麗花「うんうん!盛り上がってきたね!よーし!こっちも負けずに頑張らないと!」

老タヌキ「やれやれ…。まあ、世界再誕の余興だ、たまには郷に従うのも一興か」

アナザー麗花「それじゃあ楽しい楽しいゲームの始まりで~す♪ふふ、あははは!」
576 : 1   2022/04/27 16:53:46 ID:XcGvi3ZRFo
デパートで激闘が繰り広げられている中、琴葉たちは劇場にたどり着いていた、のだが…

琴葉「わ、私たちの劇場に巨大な雪だるまが…!?」

そこには、馴染みの劇場の形はなく、季節外れの積雪と巨大な雪だるまが二体並んでいるという不思議な光景だった。

琴葉「いったい何がどうなってるの?劇場はいったいどこにいったの!?」

紗代子「何言ってるんですか、琴葉さん。うちの劇場って元々こんな感じでしたよ?」

琴葉「紗代子!?」

紗代子「どうして驚いているんですか?あ、そうだ!琴葉さんに見せたいものがあって!」

そう言うと紗代子の体が光に包まれ、身に着けている衣類が変化していく。

紗代子「ついにデストル刀を使った新必殺技が使えるようになったんですよ!」ジャキン

琴葉「紗代子、その姿…!え?必殺技?」

紗代子「これならいつアイドルモンスターが出現しても怖くありませんね!私の必殺技で、全員蹴散らして見せます!」フンス

琴葉「え…!え…!?」

琴葉は目の前で起きている異常事態についていけない様子で、目を回していた。

琴葉(あの変な塔が出現してから、明らかに周りの様子がおかしい…。紗代子も今ではこの状況を受け入れ始めているし…、何が起きているというの?)

美咲「琴葉ちゃん!紗代子ちゃん!よかった、二人とも無事だったんだね!」

琴葉「美咲さん!さ、紗代子の様子が…」

紗代子「あ!あんなところにティラノサウルスがいますよ!暴れる前に退治しないと!」

ティラノ「ぎゃおおおおおん!」

紗代子「こらー!」タッタッ

琴葉「…」
577 : 1   2022/04/27 16:54:24 ID:XcGvi3ZRFo
美咲「…多分、小籠塔の影響だよ。この世界をミリオンワールドに変えるために、少しずつ世界を改変させていってるみたい」

琴葉「世界の改変…?」

美咲「私みたいな能力者は、かつて能力の影響にあった琴葉ちゃんはこの影響を受けないみたいだけど、塔が完全な形で復活したらどうなるか…。げき子ちゃんもいつの間にかいなくなっちゃって…」

琴葉「そんな…じゃあもうみんな…」

真っ先に思い浮かんだのは、劇場で最も仲がいい恵美とエレナ。
琴葉は、彼女たちもすでにこの異常な世界の住人と化してしまったと想像するだけで、涙で視界が滲んでいくのを感じた。

美咲「私はこれから瑞希ちゃんたちと合流しようと思ってるの!」

琴葉「それって敵の本拠地に乗り込むってことですか?」

美咲「私にも出来ることがあると思うから…、琴葉ちゃんはどうする?」

琴葉「わ、私は…」


A:ここで待つ
B:一緒に攻め込む
>>579
578 : プロデューサー様   2022/04/27 16:59:49 ID:H4VBBVmoSY
B
これは行くしかないでしょう!
579 : そこの人   2022/04/27 17:06:44 ID:zbHjNpY8TU
A
ミリオンワールドが復活するなら劇場の秘められた姿が解放できるかも
580 : 1   2022/04/27 22:48:45 ID:XcGvi3ZRFo
琴葉「ごめんなさい、私はここで待つことにします…」

美咲(琴葉ちゃん、この状況にすっかり委縮しちゃってる…無理もないよね)
「大丈夫!あとは任せて!」b

琴葉「…よろしくお願いします!私はここで紗代子と……あれ!?」

美咲「どうしたの?」

琴葉「紬ちゃんが…いないんです!」

美咲「ええーっ!?」


紬「はぁはぁ…うちが行かんと…」ゼェゼェ

紬は重い体を引きずりながら、単身デパートへと歩を進める。
なぜこんな辛い状態で前に進むのか…、正直紬本人は理解してはいない。彼女の心の内の何かが、決戦の地へと突き動かしているのだ。

紬「…うっ」バタッ

チンピラA「お姉ちゃん大丈夫か~い?」

紬の前に現れたのはガラの悪そうな男たち。
しかしその風貌はまともではなく、全身黒タイツで頭部に二本の触角のようなものをくっつけた、明らかに変質者である。

チンピラB「こんなところで倒れてたら悪い悪魔にやられちゃうぜ?」
チンピラC「そう、俺たちのような悪魔にな!」
チンピラD「ヒャッハー!皆ではりきってアルマゲドンだぜーっ!」

紬「どいてください…今私は、あなたたちのコスプレに付き合っている暇は…」

チンピラE「うるせー!とっととついてこいや!」

紬「もう、なんなん…」


「おい、乱暴はやめるんだ!」ブロロロロ


チンピラF「誰だてめぇ!!」

スポーツカーに乗ってやってきたパーマの男、スネ吉はサングラスを外して、前に読んだ雑誌に載っていた『女の子を助けるときに言いたいセリフベスト10』のセリフをどや顔で放った。

スネ吉「ただ通りすがりの能力者、さ…」キリッ
581 : 1   2022/04/27 22:49:41 ID:XcGvi3ZRFo
チンピラG「能力者だぁ!たかが能力者が悪魔に勝てると思ってるのか?」

スネ吉「何が悪魔だ。君らは自分を悪魔だと思い込んでるただの異常者だよ」

チンピラA「なんだと!おいみんな!あのパーマ野郎をギッタギタにしてやろうぜ!」

スネ吉「ならば君たちに見せてやろう、僕の力をね!」ブロロロロ

そういうとスネ吉はアクセルを全力で踏み、自慢の高級車でチンピラたちに特攻を仕掛けるのであった。

チンピラたち「「「「「「「ひでぶっ!!」」」」」」」バタッ

スネ吉「他愛もないね」キリッ

紬(能力関係ない!!)ガビーン

美咲「おーい!紬ちゃーん!!」タッタッ

紬「青葉さん…」

美咲「急にいなくなってどうしたの?琴葉ちゃんが心配してたよ?」

紬「申し訳ありません。けど、この戦い…最後まで見届けたいのです。何故だか分かりませんが、そんな気がするんです…」

美咲「紬ちゃん…」

スネ吉「いいじゃないか、彼女の覚悟を尊重してあげようよ」

美咲「…あの、どちら様ですか?」

紬「なぜ見ず知らずのあなたが話を仕切っているのですか?」ジトー

スネ吉「ひどい!一応恩人だよ、僕!?」ガビーン
582 : 1   2022/04/27 22:50:01 ID:XcGvi3ZRFo
スネ吉は自分がスネ夫の従兄であること、かつて魔法のアイスを食べて能力を身に着けたことを二人に説明する。

美咲「プロデューサーさんの親戚の方とは知らず、失礼しました!」

紬(確かに顔がそっくり…)

スネ吉「いや、いいんだ!それよりこの狂った世界で正気を保っていられる者同士、この危機を一緒に乗り越えていこうじゃないか!」

美咲「はい!仲間が増えるのはありがたいです!!」

スネ吉「君もいいだろ?少なくとも、そのボロボロな体で単身敵地に乗り込むよりは生存確率も上がるはずだ」

紬「…お願いします」ムッ

スネ吉「決まりだね!じゃあ早速情報共有と行こうか!君たちはあの塔のことは知ってるかい?」

美咲「はい!」


スネ吉「なら話は早い!これは僕の仮説なんだけど、あの塔を破壊することができればこの世界の浸食を止めることができるんじゃないかと思うんだ」

紬「そんな方法があるのですか?」

スネ吉「ああ、>>585をすれば恐らく上手くいくはずだ!」
583 : Pはん   2022/04/27 23:01:22 ID:TnLJ3kAth6
インスタに唐揚げ写真を大量投稿
584 : そなた   2022/04/27 23:05:10 ID:wZoGpdqfHc
バベルになぞらえて雷を落とす
585 : ぷろでゅーさー   2022/04/27 23:16:31 ID:0qMG6SHrC6
琴葉をデストル因子に感染させ、アイドルヒーローズのラスボス3人の力を終結させるように誘導
586 : 変態大人   2022/04/28 00:03:24 ID:31NkyECCgM
ちょうど琴葉、紗代子、歌織が揃ってるからいけるね

なんやかんやで塔が劇場に向かって落下→逆シャアみたいに押し返す展開か、ガンダムWみたいに撃ち落とす展開妄想した
587 : 師匠   2022/04/28 18:15:36 ID:NLmh7v83vQ
>>585
なんで集結って打とうとしたのに今まで変換したことが無い『終結』になってるんだ……
俺のパソコン機能が狂い始めてるのかな
588 : 1   2022/04/28 21:55:01 ID:tXmUZN0m9Y
スネ吉「田中琴葉、高山紗代子、桜守歌織…あの三人のデストルパワーを集結させるのさ!そのためには彼女たちに眠るデストル因子を活性化させる!これで恐らく上手くいくはずだ!」

紬「あなた、もしかして飲み込まれていませんか?」ジトー

スネ吉「僕はいたって正常さ。つまりだよ、デストル因子って言ったけどつまり彼女たちの能力を使って塔を破壊するってことさ」

紬「あなたの言いたいことは理解しました。しかし…」

美咲「そもそも琴葉ちゃんは能力を失っていて、紗代子ちゃんはすでに正気を失っている。さらに歌織さんは敵になっていますよね」

紬「この作戦、すでに破綻しているのでは?」

スネ吉「そう言うと思ったよ。だが、それはおそらくこれで解決する」ヒョイッ

スネ吉はポケットから小さな飴玉を取り出した。

スネ吉「これは『ヒーローキャンディ(ミニ)』!魔法の食べ物の成分を元に作ったものさ」

美咲「あの食べ物を元に、ですか!?」

スネ吉「転売用に大量購入しておいてね、開発するのに大いに役立ったよ」

紬「つまりこれを食べさせることで新たに能力を開花させるということですか?」

スネ吉「その通り。能力者が魔法の食べ物を食べて第二の能力を得た、という情報はすでに調べがついている。僕の理論が正しければ、これを食べることで彼女たちに能力を与えることができるはずだ」

美咲「すごいですよスネ吉さん!これは試してみる価値あります!!」

スネ吉「いやあ、照れるなあ」

美咲「それじゃあ早速…!」

ボンッ!
美咲人形「なんとぉ!」
589 : 1   2022/04/28 21:55:29 ID:tXmUZN0m9Y
紬「何もない所からぬいぐるみが!?これが青葉さんの能力…」

美咲「この飴をもって琴葉ちゃんと紗代子ちゃんの所に行ってちょうだい!」

美咲人形「なんなんとぉ!」タッタッ

美咲「あの子が二人を連れてきてくれます!その間に私たちは準備をしていましょう!

スネ吉「ああ!そうと決まれば今の状況を確認だ!」カチカチ

スネ吉は置いてあったラジコンのプロポを動かす。それと同時に車に取り付けられていたモニターが起動する。
モニターは分割されており、4つの画面が映し出される。

スネ吉「こんなこともあろうかとドローンを飛ばしておいた。どうだい僕の操縦ぶりは?12チャンネルで4機バラバラに動かせるんだ!」

紬「一つは塔が映っていますね…後の三つは……あ!」

美咲「み、みんな!!」
590 : 1   2022/04/28 21:56:02 ID:tXmUZN0m9Y
3機のドローンは、それぞれの激闘の様子をリアルタイムで映している。
美咲たちが見た光景は、一行が絶体絶命のピンチに陥っているところだったのだ。

デパート周辺の空中。

百合子「きゃあ!」

杏奈「手も足も出ない…」

ヒラリマントラー「お前らじゃ俺には勝てねえ!俺はすべての攻撃を跳ね返せるんだからなあ!!」


デパート内。

スネ夫「が、ふへえ…」

歌織「話になりませんね…、このまま突き落としてあげましょう」クスッ


屋上。

ポコえもん「こんなバカな…!」ゲフッ

茜「これは強すぎだよ…」バタリ

アナザー麗花「あれあれ?もうおしまい?もうちょっと抵抗してくれないと面白くないよ」

ドラえもん「明らかにおかしい…」

瑞希「はい。北上さん、前より格段に強くなっています。いくらなんでもこの短期間で…」

アナザー麗花「ふふ、それはそうだよ。だって今日は満月なんだもの。満月の日は、私たちの妖力がすっごく上がるの。だから普段より力が何倍にも増すんだよ」

ドラえもん「そんなの反則だ!」

老タヌキ「総力を結集すれば勝てると思っていたか?我らに貴様らの常識が通じんことくらい当の昔に理解していると思っていたが、買い被りすぎたか」

瑞希「…」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→瑞希の反撃成功
奇数→瑞希の反撃失敗
>>591~594
591 : プロデューサー   2022/04/28 21:59:59 ID:NLmh7v83vQ
いけー!
592 : EL変態   2022/04/28 22:18:54 ID:5BbImE8eRQ
ドラえもんの道具で満月を何とかできないかな?
593 : P様   2022/04/28 22:27:50 ID:q9DbiY8Gs.
サイ○ミュ無しでドローン4機を同時に動かすってニュ○タイプよりすごいんだよな
原作だとラジコン飛行機だからドローン以上に制御難しいし
594 : ご主人様   2022/04/28 23:59:01 ID:2ZKL7F5R7E
南無阿弥陀仏
595 : 1   2022/05/01 00:03:24 ID:lBHr6orEkg
59+54+50+1=164
偶数ルート


瑞希「…!」クイッ

老タヌキ「何!?」

瑞希が放った重力波がアナザー麗花へと襲い掛かる。

アナザー麗花「!」ヒュン

だが頬にかすり傷を負ったものの、命中には至らなかった。

アナザー麗花「今のはなかなかいい奇襲だったよ♪けど……」
瑞希「まだです」シュッ

ドラえもん「重力波がこっちに戻ってきた!?」

アナザー麗花「!?」

攻撃が外れることは瑞希にとっては想定内の出来事であり、
攻撃は単なる囮にすぎなかった。
瑞希は空間を歪ませ、重力波の軌道を変えた。それにより、アナザー麗花が想定していなかった“背後からの奇襲”を可能にしたのだ。

アナザー麗花「っ!」ザッ

老タヌキ「大丈夫か!?」

アナザー麗花「うん、ちょっと頭がズキズキするだけ…」

老タヌキ「…頭から血が出ておるぞ」

アナザー麗花「大丈夫!唾つけておけば治るよ!」ペロッ

老タヌキ「足りんだろ…唾…」ドヨーン

アナザー麗花「あはは!やるね、瑞希ちゃん。ますます好きになったよ!それじゃあ次は私の番だね」

瑞希「残念ながらこれはターン制バトルではありません」ゴオオオオ

瑞希は両手を前に突き出し、手のひらに念力を集約させる。

瑞希「こんな戦いは、これで終わりにします…!」ボオオン

ドラえもん「行け―!!」

老タヌキ「真壁瑞希、やりおるな……だが」
アナザー麗花「…」ニヤッ

老タヌキ「相手が悪かった」
596 : 1   2022/05/01 00:04:51 ID:lBHr6orEkg
ピタッ!

ポコえもん「念力の塊が…」
ドラえもん「止まった!?」

なんと念弾はアナザー麗花の目と鼻の先で急停止したのだ。

瑞希「空間支配の力…!」

アナザー麗花「瑞希ちゃんも少し空間を操れるみたいだけど、私と比べたら全然大したことないね。プチトマトとスイカくらいの差があるって感じかな~!ふふっ」

ドラえもん「満月のせいで能力もパワーアップしてるんだ…」

瑞希「……悔しいぞ」

アナザー麗花「あはは!それじゃあ今度こそ、私の番、だね!!」バッ

妖力で具現化させた刀を振り下ろし、衝撃波を発生させる。

瑞希「っ!」

老タヌキ(生まれ持った“妖力”と食物で得た“能力”…二つの力を操るをみなに勝とうなど、はなから不可能なのだ…)

アナザー麗花「ほらほら、もっと頑張らないと!このままじゃ世界は私の物ってことになっちゃうよ?」


茜「茜ちゃんが力をもっと使いこなせていれば…みんなを助けられるのに…!」

ポコえもん「茜さん…」

茜「お願いだよ、茜ちゃんの力!この世界を、茜ちゃんの大好きなみんなを…守って!!」

茜の身体がでんでんむすくんとの戦闘時の比較にならないくらい光り輝く。
次の瞬間、このデパートの周りの空間がバチバチと音を鳴らして裂け始める。


「届いたぞ、お前の声!」


アナザー麗花「っ!」ザシュ

突如裂け目から聞こえてくる声、更に裂け目から出てきた槍がアナザー麗花めがけて繰り出される。
とっさに避けて急所は避けられたが、脇腹にかすり傷を負ってしまう。
597 : 1   2022/05/01 00:06:16 ID:lBHr6orEkg
???「あの攻撃を避けるとは…強いな、貴様」

姿を現したのは民族衣装を身にまとった男。
顔は仮面で隠れているが、体格からして成人男性であることがわかる。

仮面の男「大丈夫か?」

茜「う、うん…!えーと、誰、なのかな?」

仮面の男「お前と会うのは初めてだが…そこの青いのと昔、な」

ドラえもん「え!?僕…?」

仮面の男「僕のことを忘れたとは言わせないぞ、ドラモン」

ドラえもん「その恰好…僕のことをドラモンって…まさか君は…!?」

仮面の男「ああ、マヤナ国の王…『ティオ』だ」

ティオは仮面をはずし、ドラえもんの方を向き微笑む。

ドラえもん「ティオ!なんで君がここに!?」

ティオ「正直なところ、僕も理解はしていない。けど声が聞こえたんだ、大好きな者たちを守ってほしいというそこの少女の声がな」

茜「茜ちゃんの!?」

瑞希「野々原さんの能力で、異世界の扉が開いた…ということでしょうか」

ティオ「茜、とか言ったな。お前は無力ではない。現にお前の力で僕はここにいるからな。さあ、立ち上がれ!ここからが本当の反撃だぞ!」

アナザー麗花「ふふ、誰だか知らないけど…それって私を倒せるってことかな?」

ティオ「そうだ」
アナザー麗花「…」ピクッ

ティオ「貴様という闇を取り除き、この世界に再び平穏を取り戻す!太陽王の名に懸けて!!」

アナザー麗花「太陽かあ…私にはまぶしちゃうなあ!どっちかって言うと闇夜に輝く満月の方が好きなんだよね♪……だから…全部、塗りつぶしてあげるよ!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→アナザー麗花の空間能力を封じる
奇数→アナザー麗花がパワーアップしてしまう
>>598~601
598 : プロデューサー君   2022/05/01 04:46:47 ID:Fb5cUwaiy2
アナザー麗花ってもしかして助からない(救えない)系?
599 : レジェンド変態   2022/05/01 04:50:36 ID:0sZd3SVrzI
みゃお〜
600 : プロデューサーさま   2022/05/01 06:19:38 ID:2d.iQSXb/U
太陽王伝説懐かしい
601 : ボス   2022/05/01 08:56:42 ID:jwNNzPHzrk
ほう
602 : Pーさん   2022/05/01 08:59:06 ID:QbnKZS3GD6
あっ……
603 : 1   2022/05/02 23:44:06 ID:QjIigczT26
GWも副業でなかなか書けずすみません
明日の夜には上げられそうです
604 : Pチャン   2022/05/03 04:28:06 ID:Xq9Wo1KIGY
楽しく拝見していますが、あまり無理をせずに書いてくださいね?
605 : Pチャン   2022/05/03 10:15:11 ID:2dlBZLPdR2
いつも楽しく拝見し安価にも参加させてもらってます。
気長に待ってますので無理なさらずに。
待ってる間、ミリパチの超39FES打ってま~す
606 : 1   2022/05/04 03:06:23 ID:DNWL9ln3ho
コメントありがとうございます。
遅くなりましたが、あげます。



47+36+38+42=163
奇数ルート


アナザー麗花「ははっ!」シュッ

最初に動いたのはアナザー麗花。
妖術で顕現させた刀をティオに向けて横一閃。

瑞希(速い…)

ティオ「遅い!」スッ
アナザー麗花「!?」

しかしティオはその攻撃を屈んで避けてみせる。
今度は自分の番だといわんばかりに、槍をアナザー麗花へと繰り出すが、
アナザー麗花はとっさに刀を前に出し、槍を受け止めた。

アナザー麗花「そんな攻撃、ガシッと防いで……」

ビキッ!
アナザー麗花「え?」

ティオ「はあああああああ!!」

バキン、と音を立てて刃が砕け散る。

アナザー麗花「っ!」バッ

ティオ「逃げ足は速いみたいだな」

アナザー麗花「ちょっとムカッと来ちゃったなあ」

次の瞬間、眼前からアナザー麗花の姿が煙のように消えてしまう。
そして何の前触れもなく、ティオの背後へと姿を現したのだった。

ドラえもん「!!」
瑞希(空間転移…)

アナザー麗花(あはは♪バキバキになっちゃえ!)

ティオ「…まさか、そのむき出しの敵意で奇襲のつもりか?」クルッ

アナザー麗花「!?」

ティオ(ノビタ…、お前が我が国を救ってくれたように、今度は僕が……お前の世界を救う番だ!!)

ティオは肘打ちをアナザー麗花の腹部へと叩きつける。

アナザー麗花「…!」ガハッ
607 : 1   2022/05/04 03:07:03 ID:DNWL9ln3ho
ポコえもん「つ、強い…」

瑞希「あの北上さんと互角以上に渡り合えるなんて……驚きだぞ」

老タヌキ(真壁瑞希たちのように即席の能力で強化した人間とも、青ダヌキのように不思議な道具を駆使するとも違う…!日々のたゆまぬ鍛錬により磨き上げてきた肉体と力!正真正銘、あの男自身の実力!ただものではない…!)

アナザー麗花「もう怒ったよ…!絶対に、ボロボロにしちゃうんだから…!」

ティオ「何でもいい。早くかかってこい…!」

アナザー麗花「…っ!」ザザッ
老タヌキ「頭を冷やせ馬鹿者!」

アナザー麗花「じ、じぃじ…?」

老タヌキ「単純な武ならお前は奴より劣っている!このままやっても結果は変わらん!」

アナザー麗花「むむむ、そんなのわからないよ!」

老タヌキ「無理に相手の土俵に立つな!もう一度思い出せ!お前にしかない強さを!!活かすべきはそこであろう!!」


茜「あれあれ?もしかして仲間割れかな?」

瑞希「…どうやらそうではないみたいです」


アナザー麗花「私の強さ……うん、そうだった。ありがとうじぃじ」

老タヌキ「行ってこい。そして見せてやれ、お前の真の強さを」

アナザー麗花「よーし!張り切って頑張っちゃうぞ~!」


瑞希(空気が変わった…)
608 : 1   2022/05/04 03:07:26 ID:DNWL9ln3ho
ティオ(来るか…!)

アナザー麗花「ふふふ…」バッ

アナザー麗花が右腕を挙げると、人の形をした火が複数体、出現した。

ドラえもん「な、なんだあれ!?」

アナザー麗花「いっけー!」

ティオ「はああっ!」
ティオは槍を振り回し、人型の火を蹴散らしていく。

ティオ「小細工はやめろ!お前に勝ち目は……」

アナザー麗花「あれあれ?いいのかな、よそ見してて」

火の牛「ぼううおおお!!」ドシン
ティオ「がはっ!!」

突如ティオの背後から、牛の形をした火が襲い掛かる。

ティオ「馬鹿な…いつの間に背後に…!?」

アナザー麗花「さっき、むき出しの敵意で奇襲がどうって言ってたけど、火は敵意とか出さないから簡単に奇襲できちゃうね♪あはは!」

ティオ「っ!」ギリッ

老タヌキ(…あの男が“努力”で強さを得たというのならば、お前の持つ強さは我ら物の怪を超えるほどの妖力…すなわち生まれ持った“才能”!)

アナザー麗花「『狸火』…!ふふ、面白い技覚えちゃったなあ♪ほら、みんなやっちゃえ!」

アナザー麗花の一声で、人型と牛型の火の軍勢が一斉にティオに襲い掛かる。

ドラえもん「ティオ、危ない!」

ティオ(消しても消しても減るどころか増えていく!なんて妖力だ…!あのレディナ以上の力じゃないか!)

アナザー麗花「大変そうだね」ヌッ
ティオ(しまった!)

アナザー麗花「ふふふ、流石に気が散ってたら私の接近にも気付けないんだね♪」

刹那、振り下ろされた刀により大ダメージを負ってしまうティオ。

ティオ「ぐ、は…!」ドサッ

アナザー麗花「さっきのお返しだよ」
609 : 1   2022/05/04 03:08:29 ID:DNWL9ln3ho
ドラえもん「ティオ!」
瑞希「…!」

老タヌキ「勝負あったな」

アナザー麗花「やりました!えっへん♪」

ティオ「はぁ…はぁ…」

アナザー麗花「君が加勢に来たところで、結局なーんにも変わらなかったね!だから、この世界はもう私の物で決定でーす♪」

ティオ「…それは、どうかな」

アナザー麗花「?」


ドオオオオオン!!


老タヌキ「何事だ!?」

アナザー麗花「下の方から…?」

ティオ「…上がったな、反撃の狼煙が」

老タヌキ「なんだと…」

ティオ「女、お前にいいことを教えてやる……『1+1は1よりも少なくなることはない』…!まだ“私たち”の反撃は、始まったばかりだ!」


数分前、下では百合子と杏奈がヒラリマントラーと、スネ夫が歌織と対峙をしている。

ヒラリマントラー「ぐへへ…」

杏奈「最大の……ピンチ……」

百合子「…」チラッ

スネ夫「が、げふ…」

百合子(プロデューサーさんがピンチみたいだけど、こっちもピンチ…!ここはどうしよう…)

A:このままヒラリマントラーの相手をする
B;歌織を止めに行く
>>612
610 : 兄ちゃん   2022/05/04 05:41:15 ID:YcanYiqgT.
A
611 :   2022/05/04 06:15:47 ID:driNuTumi2
A
杏奈ってまだ1発撃てなかったっけ?
でも対ヒラリマントラーには効果薄いか
612 : プロちゃん   2022/05/04 10:16:15 ID:hzB0CKKMpw
A
つむつむ加勢フラグ来るか!?
つむつむはマントに行きそうだけど、歌織に行ってもヒーローズジェネシスっぽくなりそうやいね
613 : 1   2022/05/04 22:50:09 ID:DNWL9ln3ho
ヒラリマントラー「おっと、俺を無視して放置プレイしようってか?」ヌッ

百合子「じゃ、邪魔しないで!」

ヒラリマントラー「そうはいかねえな。その汚物を見るような視線をもうちょっと浴びてたいんでね」


歌織「それじゃあ、さようなら…」ゲシッ

スネ夫「」フラッ

歌織に蹴り飛ばされたスネ夫はそのまま静かに落下していく。


百合子&杏奈「「!!」」

ヒラリマントラー「終わったな、あのキツネ男」

杏奈「ひどい……」

百合子「もう私たちの知っている歌織さんじゃないんですか…?」ウルウル

歌織「ふふ、何を今更……」


『一緒に夢を叶えましょうね、プロデューサーさん!』


歌織「…っ!」クラッ

ヒラリマントラー(あいつ…)チラッ

百合子「志半ばで倒れたプロデューサーさんのためにも、私たちが絶対にあなたたちを止めて見せる!」

杏奈「杏奈たちは、絶対に負けない……!」スチャ

ヒラリマントラー「来いよ、無駄打ちだろうけどなぁ!」

杏奈「やってみなくちゃ……わからないよ!!」バンッ

ヒラリマントラー「あらよっと!」ヒラリ

杏奈「うわあ!」バッ

ヒラリマントラー「ははは!ほら言った通り…」

百合子「えーい!!」
ヒラリマントラー「何ィ!!」
614 : 1   2022/05/04 22:51:25 ID:DNWL9ln3ho
杏奈「杏奈の攻撃はただの囮!本当の狙いは百合子さんを懐に潜り込ませること!」

百合子(この時限バカ弾をくっつけて無力化する!)

百合子はドラえもんから預かった時限バカ弾を服のポケットから取り出そうとするのだが…

ヒラリマントラー「喰らえ!!」バンバン

百合子「え!?」

ヒラリマントラーの体から大量の弾が放出され、その内の数発が百合子に命中。
衝撃でタケコプターは弾き飛ばされてしまい、そのまま落下していく。

百合子「きゃあっ!」ヒュウウウウウウ

杏奈「百合子さん!!」

ヒラリマントラー「言い忘れてたが、俺にも攻撃手段があってね…。まあ、受ける方が好きだから普段は使わないようにしてるんだが、今回は特別だ。お前らの命をあいつへの手向けとさせてもらうぜ!」

百合子「ああ……私、ここで終わっちゃうんだ……もっと、活躍したかったな……」
615 : 1   2022/05/04 22:51:45 ID:DNWL9ln3ho
この後の運命を察し、静かに目を閉じる。
そんな時だった。
何かが風を切って百合子に接近し、空中で百合子の身体を受け止めたのだ。

百合子「……あれ?私、生きてる!?」パチッ

???「もう安心よ」

百合子「だ、誰ですか…?」

目を開けると、目の前には知らない大人の女性が“立っていた”。
どうやら百合子は、空を飛ぶじゅうたんに受け止めてもらったようで、
目の前の女性がそのじゅうたんを操っている様子だった。

美夜子「あたしは『美夜子』、ドラちゃんの友達よ」

百合子「ドラえもんの!?ということは…味方!?」

美夜子「ええ、別の地球からこの世界を守るためにやってきた…あなたたちの味方よ」

百合子「別の地球…?」

美夜子「とりあえず話はここまで。今は目の前の敵に集中しましょう」チラッ


ヒラリマントラー「誰だあの女!?なんだあのじゅうたん!?」

美夜子は首飾りを手に取ると、そこから飛び出してきた剣を宙でキャッチし、ヒラリマントラーへ刃を向ける。

美夜子「さあ、あたしが相手よ!!」


A:魔法攻撃を仕掛ける
B:剣で攻撃を仕掛ける
>>617
616 : プロデューサー   2022/05/04 22:59:25 ID:MuX/qA/2m6
A

もうアイドルって何なのよ!!!!!
617 : EL変態   2022/05/04 23:22:22 ID:YcanYiqgT.
B
異世界系のゲストキャラが集まってきた
618 : プロデューサーちゃん   2022/05/04 23:24:20 ID:IjyqLHHz8o
これがエケネチャンの能力か…
劇場版の仲間と共闘できるのはアツいね。これだと他のメンバーのところにも期待できそう。
619 : 1   2022/05/05 22:43:09 ID:3sGdoF8rjg
美夜子「はああっ!」シュッ

ヒラリマントラー「…あめえ!!」ヒラリ

美夜子「剣を跳ね返すなんて、まるで前に見たひらりマントみたい…」

百合子「あの変態マントはそのひらりマントが変じたモンスターなんです!」

美夜子「あ、あれがあの…!」

美夜子はかつて、魔王デマオンの配下である星一つの下級悪魔と対峙した時のことを思い出した。
その時、下級悪魔が放った魔法をドラえもんがひらりマントで跳ね返し、一撃で悪魔を滅ぼしたのだ。星一つとは言え、悪魔は人間よりも強力な魔法を操る存在…、だからこそ魔法をあっさりと跳ね返したひらりマントの強さは美夜子自身、よく理解していた。
その強力な道具が今、敵となり意志をもって自身の前の前に立っていることに、僅かながら血の気が引くのを感じた。

美夜子(だからと言って、負けるつもりは絶対にないわ!)

ヒラリマントラー「いいねえ、その目…!ゾクゾクしてきたぜぇ…!」ニチャァ

歌織「…」ユラッ

ヒラリマントラー「…さて、お楽しみはこの辺にして……歌織、休憩タイムは終わりにして、お前もまざれよ!」

歌織「…言われるまでもないわ!」バッ

歌織はヒラリマントラーめがけて颯爽と跳び、再びヒラリマントラーの上に乗る形で百合子たちと対峙する。

歌織「我が主のために、ここであなたたちには消えてもらう!」カチャ

美夜子「絶対にさせないわ!」スチャ

ほぼ同時にじゅうたんとヒラリマントラーが前進。
そして近づくと共に、美夜子の剣と歌織のデストサーベルがぶつかり合う。
にらみ合う二人、激しい唾競り合い。果たして勝負の行方は…


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→剣の勝負は美夜子の勝ち
奇数→剣の勝負は歌織の勝ち
>>620~623
620 : ご主人様   2022/05/05 22:45:56 ID:34I4u6SPXI
どうなるかね
621 : Pサマ   2022/05/05 23:08:21 ID:kT1yOvWIOc
洗脳されてる間の記憶はないんかな?
622 :   2022/05/06 06:13:40 ID:g5uFdeYkX6
どうだ
623 : der変態   2022/05/06 06:28:39 ID:nB6NSOEjro
やったか!?
624 : 1   2022/05/09 00:11:56 ID:iMXmvGbsuQ
56+21+40+39=156
偶数ルート


美夜子「はああああああ!!」

ガキンッ!
歌織「くっ!!」

百合子「すごい!あの競り合いに勝つなんて!」

美夜子「正直ギリギリだったのだけど、あなたたちを無事に守れてよかったわ」ニッコリ

百合子「かっこいい…!私が男の子だったら間違いなく恋してました!」

美夜子「あははは…」


ヒラリマントラー「おい、大丈夫か?」

歌織「ええ……正直、少し油断していたわ。一体彼女は何者なの?」

ヒラリマントラー「どっかで見たことあるんだけど思い出せねえ……ただわかるのは、ただものじゃねえってことだ」

歌織「我が主の障害になるかもしれないわね、早急に排除しなければ…」


杏奈「二人とも!敵が来るよ!」

歌織(CV:たてかべ和也)「私の最強の能力で、貴様を滅ぼす!!」

美夜子「そ、その声は!?」

ボエ~♬

歌織から発せられた強力な音の衝撃は向かいの建物の一部を抉りとる。
美夜子はとっさに距離を取って直撃は回避したものの、“音”による精神的ダメージが脳に伝わり、疲労感で膝を折るのであった。
625 : 1   2022/05/09 00:12:46 ID:iMXmvGbsuQ
美夜子「まさかまたあの歌を聴くことになるなんて思わなかったわ…」ゼェゼェ

百合子「歌織さんの広範囲攻撃に、変態マントの防御力…!強すぎるよ!」

杏奈「攻防一体の完璧なチームワーク…!」

美夜子「…完璧なことなんてないわ、必ずどこかに弱点はあるはずよ」

百合子「弱点なんて……あ」

美夜子「どうしたの?」

百合子「…あった、ありました!そうだよ、あの時確か!!」

杏奈「うん!杏奈も思い出した!」

百合子「美夜子さん!崩せるかもしれません、あの鉄壁の防御を!」

美夜子「…詳しく話を聞かせてもらえる?」

百合子「はい!あの時――」


ヒラリマントラー「…うぇぇ、相変わらず不快な歌声だぜ」

歌織「おのれ!直撃していれば倒せていたのに!!」ゲシッ

ヒラリマントラー「…この踏みつけをもっと味わっていたいところだけど、連中が攻めてきたぜ」

歌織「…あれは」


先陣を切って現れたのは…
A:百合子
B:杏奈
>>627
626 : Pチャン   2022/05/09 01:10:29 ID:CpBikKtnwA
A
627 : P君   2022/05/09 01:12:06 ID:j6.E075T32
百合子
628 : 1   2022/05/09 12:24:54 ID:iMXmvGbsuQ
百合子「…」ブウウウン

歌織「まさかあなたが先陣を切ってやってくるとはね。でもその役に立たない能力では私たちには勝てないわよ」

百合子「甘いですよ!私の力があれだけだと本気で思っているんですか?」ニヤ

歌織「…力を隠していたとでもいうの?」

百合子「能ある鷹は爪を隠す、ですよ」

ヒラリマントラー「本当にそうなのか?どう見ても実力を隠すタイプじゃねえだろ。むしろ嬉々として見せてくるタイプだ」

百合子「もしかして負けるのが怖いんですか?」

ヒラリマントラー「…なるほどな。狙いはわからねえが、俺たちを煽って何か企んでやがるな。だけどそんな安い挑発に乗るような……」

歌織「…なんですって」ピクッ

ヒラリマントラー「反応すんなよ!」ガビーン

百合子「さっきの攻撃も全然効きませんでしたし!次も楽勝ですね!」

歌織「っ!!」ブチッ

ヒラリマントラー「落ち着け!たかがガキの挑発だぜ!」

歌織「誰が子供っぽいですって!私は23歳よ!」ゴツン

ヒラリマントラー「お前のことじゃねー!……けど、ありがとうございます!」
629 : 1   2022/05/09 12:25:25 ID:iMXmvGbsuQ
美夜子「ここまでは段取り通りね」

杏奈「百合子さん、頑張れ!」

タケコプターを百合子に渡した杏奈は、美夜子のじゅうたんに乗って成り行きを見守る。

美夜子「後はタイミングね…、私たちも準備をしましょう」


歌織「…そうよ、私は大人。冷静に…冷静になるのよ、歌織…!」

ヒラリマントラー「やっと落ち着いたか」

歌織「ふふ、問題ない……百合子ちゃん、何を企んでいるかは知らないけど、あなたたちの思い通りにはならないわ!」ドヤ

百合子「…じゃあさっきの寝起き動画を拡散すると言ったらどうします?」

歌織「あなたごと滅ぼしてやる!!」シュバッ

ヒラリマントラー「即落ちしてんじゃねえええええ!!」ガビーン

百合子(ここまでは作戦通り…!あとは歌織さんと変態マントを分担させるために>>632をすれば…)
630 : 師匠   2022/05/09 12:26:50 ID:wNcNCzUxc2
藁人形に釘を刺してそれを投げつける
631 : レジェンド変態   2022/05/09 12:47:00 ID:oYU5B4gDfk
孤島サスペンスホラーの歌織さん名シーン集動画を見せつける
632 : 監督   2022/05/09 12:58:07 ID:buuLYvHpOQ
ミリオンメンバのドS動画・写真集をばらまく
(例:ドSうみみの例の手紙の生ボイス、星梨花の悪質ボイスなど)
633 : 1   2022/05/09 21:34:35 ID:iMXmvGbsuQ
百合子(このドS動画・写真集をばらまく!)バサァ

ヒラリマントラー「!」ピタッ

歌織「なぜ急に止ま……」

ヒラリマントラーはばら撒かれた端末の一つを手に取る。
あらかじめ再生されていた動画が流れており、そこには劇場アイドルの高坂海美が本来の性格からは想像もできないような被虐心をそそられるメッセージを言い放っていた。


『虐められるのが好きとか…キモッ』
『犬のくせに人間の言葉をしゃべらないでくれる?』
『ていうか立ってるのおかしいよね?這いつくばりなよ』


ヒラリマントラー「こんなものが現実に存在していたなんて…最高じゃねえか」ホロリ

歌織「何をこんな簡単な餌に!あなただって人のことを……」

百合子「いまだ!!」ガシッ
歌織「なっ!!」

百合子は歌織の腰に手を回し、そのまま空中へと連れ去った。

歌織「離しなさい!!」

百合子「嫌です!!」

歌織「ヒラリマントラー!!」

ヒラリマントラー「おっと、つい夢中になっちまったぜ…!今助けてやる……」
美夜子「立て!火柱!!」
ヒラリマントラー「!」

美夜子はヒラリマントラーの眼前に炎の柱を出現させ、移動を妨害した。

ヒラリマントラー「こいつ魔法使いだったのか!どうりでじゅうたんに乗ってるわけだ!」

美夜子「今度は当てるわ!」

ヒラリマントラー「学習能力のねえ奴だ!俺はあらゆる攻撃を跳ね返せる!お前らの策は何もかもが無意味なんだよ!」

美夜子「果たして本当にそうかしらね?」
634 : 1   2022/05/09 21:35:01 ID:iMXmvGbsuQ
百合子「歌織さん、もう終わりにしましょうよ!そしてみんなで一緒に劇場に帰りましょう!」

歌織「笑わせないで!私の存在は我が主のためだけにある!帰る場所があるとするなら、それはここ以外にないわ!」

百合子「違います!あなたは桜守歌織!私たちの仲間じゃないですか!」

歌織「仲間…?」

百合子「一緒にアイドルを頑張ってきたじゃないですか!」

歌織「っ!」ズキッ

百合子「歌織さん!」
歌織「黙りなさい!!」
百合子「!」

歌織「望み通り終わらせてあげるわ……あなたたちを滅ぼすことでね!」スウウウウ

百合子「やっぱり戦うしかないんですね……美夜子さん、今です!」

美夜子「任せて!」バッ

百合子の合図と同時に、美夜子は右腕を前に突き出す。

ヒラリマントラー「う、動けない…!?」

美夜子「私の世界の…あらゆる魔法の基礎は、“物体浮遊”にある…!」

ヒラリマントラー「それがどうした!?」

美夜子「こういうこと、よ!!」クイッ

ヒラリマントラー「か、体が勝手に…うわああああああああ!!」グイイイ


歌織(CV:たてかべ和也)「この攻撃で終わりだ!!」

ヒラリマントラー「うわああああああ!!」グイイイ

百合子「来た!!」
635 : 1   2022/05/09 21:35:33 ID:iMXmvGbsuQ
杏奈「前に劇場で歌織さんが敵として現れた時…」


歌織『…素晴らしい破壊音波ね』
ヒラリマントラー『ぐへぇ…』
紬『だ、大丈夫やいね!?』
ヒラリマントラー『流石に音の攻撃は無効化できねえ…』


杏奈「変態マントの絶対防御を崩せる唯一の手段!それが音の攻撃なんだ!」


ヒラリマントラー「待て待て待て!!」

ボエ~♬

ヒラリマントラー「ぎゃああああああ!!」
百合子「きゃああっ!」

美夜子の物体浮遊術で攻撃の軌道上に移動させられたヒラリマントラーは百合子と共に、歌織の攻撃をダイレクトに受けてしまう。

ヒラリマントラー「ト…ぶ」クラッ

怪物をも気絶させられる破壊力、同級生からは核兵器と同等と評されたジャイアンの歌声をダイレクトに受け、無事で済むはずもない。
それがたとえ痛みで悦びを感じる特殊な癖を持っていたとしてもだ。

ヒラリマントラー「」ヒュウウウウウウ

杏奈「やった!変態マントが落っこちていったよ!」

美夜子「けどまだあの女性が…!」


歌織「まさか今までの挑発は私に能力を使わせるため…!?」

百合子「はぁ…はぁ…」

歌織「けどあなたも相当のダメージを受けている!意識を保っていられるのもやっとってところかしらね!」

百合子「…そ、そうですね…、正直、もう気が遠くなりそう、で……だからここで、勝ちに、い、行かせてもらいます…!」
636 : 1   2022/05/09 21:35:56 ID:iMXmvGbsuQ
ボオオオオウ!
歌織「炎!?」


ドラえもん『問題なのは、魔法事典にかかれた魔法は、世界中で使えるようになっちゃうんだ!だから君だけがわかる発動条件を決めておいた方がいいよ!』
スネ夫『『ジャイアンレベルの歌声を聞いて精神を研ぎ澄ませる』っと…』


歌織「百合子ちゃんの頭から炎が!?」

百合子「これがプロデューサーさんの、命の炎だああああああああ!!」

歌織「ぐ、ぐあああああああああ!ば、馬鹿な、この私が…!こんなところで!!」

百合子「歌織さん!!目を、覚ましてえええええ!!」
歌織「あああああああああああ!!」

歌織を覆いつくしていた狐火は、徐々に勢いを弱めていき、やがて消えていく。
完全に気を失った百合子と歌織はそのまま落下していくが、美夜子がじゅうたんを猛スピードで飛ばし、落ち行く彼女たちを受け止め救出した。

杏奈「…大丈夫!二人とも息してる!歌織さんも、元の姿に戻ってるよ!」

美夜子「良かった…本当に良かった…!」

杏奈「けど百合子さんには後で言っておかないと!無茶しちゃだめだよ、って!」プンプン

美夜子「ふふ、そうね……さあ、二人を安全な場所まで運びましょう」

杏奈「うん!」
637 : 1   2022/05/09 21:36:26 ID:iMXmvGbsuQ
歌織たちとの激戦の最中、下では紬たちが琴葉と紗代子と再会していた。

琴葉「…事情は分かりました。私も、まだできることがあったんですね」

スネ吉「君と高山さんの力が必要だ!手を貸してくれるかい?」

琴葉「…はい!よろしくお願いします!」

美咲「琴葉ちゃん!ありがとおおおおお!!」ダキッ

琴葉「み、美咲さん!あ、あの…ハンカチどうぞ」スッ

美咲「…」チーン

スネ吉「さて、これで一人目…」

紗代子「今日もいい爆発音が響いてますね!あ、あそこで建物が壊れてますよ!」ニコニコ

紬「まるで花火を見ているかのようなテンションですね…」ドヨーン

スネ吉「とりあえず早くヒーローキャンディ(ミニ)を食べさせておとなしくさせよう」

ドオオオオン!

美咲「うわああああ!!」

スネ吉「ん?壊れた建物の瓦礫でも落ちてきて……ってあああああ僕の車があああああああ!!」ガビーン

琴葉「下敷きになっていますね…」

スネ吉「この間買ったばかりなのにいいいいい!!」

ヒュウウウウウウウ!
スネ吉「今度はなんだ!?」

スネ夫「」ドゴオオ
スネ吉「ふべええ!!」ゴツン

琴葉「空からプロデューサーが落ちてきた!?」

美咲「す、スネ吉さあああああん!!」

紬「この状況、いったいなんなん…」ドヨーン

美咲「きっと上では凄い戦いが繰り広げられているんだろうね、みんな大丈夫かな?」

紬「無事だといいのですが…」
638 : 1   2022/05/09 21:37:14 ID:iMXmvGbsuQ
紬がふと見上げると、遠くの方で平べったい何かが垂直で落下していくのを発見。
本来なら落ちてきた瓦礫と同様、近づいてまで確認する必要のないことなのだが、紬は無意識に落下物の方へと走っていった。

美咲「紬ちゃん!?どこへ行くの!?」

紬(わからない…けど、行かないといけない気がする…!)

美咲の言葉を気にも留めず、ひたすら走り続ける。
そして現場に到着した紬は、落ちてきた異様な存在を目の当たりにする。

ヒラリマントラー「」バタッ

紬「なんなんこの怪物は…?」

マントに目と手を生やした姿、明らかに異形の類であるその存在に紬は困惑する。

紬(けど、何故か懐かしいと感じてしまう…)

ヒュウウウウ!
紬「また瓦礫!?」


多数決。多い方を採用。
A:ヒラリマントラーを助ける
B:自分だけ離れる
>>639~641
639 : ぷろでゅーさー   2022/05/09 21:54:55 ID:U.Nf0sfaKk
B
640 : Pさん   2022/05/09 21:59:05 ID:h7plAeGWf.
A
641 : 兄(C)   2022/05/09 22:51:23 ID:96eas6s3Do
A
もしかしたらマントが味方になるかも
642 : 1   2022/05/10 18:51:57 ID:qTYmnwiIjU
今回のガシャ、パパは静香にピアノの道に進んで欲しかったのかな
だけど娘はピアノより別のことに興味を示している…やっぱりしずかちゃんと共通点あるなあ

え!?二人が活躍する安価SSがあるだって!?上のリンク先から見れるのか!!
へぇー!!……というわけで(?)最上静香編、現在公開中です。
以上、外出先から失礼いたしました。
643 : 1   2022/05/11 00:45:08 ID:kppiLm1xLA
紬「えいっ!」グイッ

ドオオオオン!

紬「あ、危なかった……え?なぜ私はこの人を助けて…」

ヒラリマントラー「…それは、こっちが…聞きてえよ」ムクッ

紬「ひっ!」バッ

ヒラリマントラー「…俺は“今のお前”にとっちゃ、敵だろうが。何で、俺を助けたんだよ…?」

紬「…正直、自分でもよく分かっていないんです。けど、あなたを見ていたら体が勝手に動いていて、気づいたら助けていました」

ヒラリマントラー「…そうか」

紬「おかしな話ですよね、あなたとは初めて会ったというのに…」

ヒラリマントラー「…ああ、お前本当おかしいよ」

紬「い、いきなり失礼ですね!」プンプン

ヒラリマントラー「褒めてるんだよ。どんな姿になっても、親しみを感じるぜ」

紬「はあ…」

ヒラリマントラー「ところでよ、あんたに頼みたいことがあるんだ…」

紬「頼みたいこと?」

ヒラリマントラー「ああ、あんたにしか頼めねえことなんだ…」


多数決。多い方を採用。
A:頼みを聞く
B:頼みを聞かない
>>644~646
644 : プロデューサークン   2022/05/11 00:46:45 ID:eZjbAvuhgs
A
645 : Pサマ   2022/05/11 01:18:10 ID:XvhV8JtO6I
B
646 : EL変態   2022/05/11 12:08:19 ID:MvNw40eUTc
B
難しい決断だからかみんな取らないな
647 : 1   2022/05/12 23:02:31 ID:kOZeibW9C.
紬「…すみませんが、あなたの言うことを聞くことはできません」

ヒラリマントラー「はは、だろうな…」

そう言ったヒラリマントラーはどこか寂しそうな表情を浮かべていた。

ヒラリマントラー「安心しろよ、俺はもう長くねえんだ…お前を騙してどうこうする気はねえよ」

紬「長くない、とは、つまり…」

ヒラリマントラー「まあ、そういうことさ……けど勘違いするなよ、別に怖くはねえんだ。俺は痛みに快感を覚える性質でね。ある意味これは究極のプレイみたいなもんだ、へへ…」

紬「…その割には、どこか辛そうに見えます」

ヒラリマントラー「そんなことは、ねえよ…」

そう言うとヒラリマントラーは、まるで今の表情を紬に見せまいと顔を背ける。

紬「辛いなら吐き出してしまえばいいではないですか…!最期ならなおさら…」

ヒラリマントラー「馬鹿だな、最期だからこそ貫き通したいもんもあんのさ…」

紬「そんなもの…」

ヒラリマントラー「…時間だ」

紬「…あの」

ヒラリマントラー「もう何も言うな、敵の言葉は聞きたくねえ」

紬「けど…」

ヒラリマントラー「…じゃあな、つむつむ」

紬「っ!!」

ヒラリマントラー「…」ニコッ


――“忘れられるのが辛い”なんて、らしくもねえ弱音なんて言えるわけねえよ
――お前からの慰めよりも、俺はお前の顔を最期に見れた…それだけでもう満足だ…
――言葉はもう、いらない…
――…あばよ、俺の生涯の友
648 : 1   2022/05/12 23:02:51 ID:kOZeibW9C.
紬「最後まで、訳の分からないことばかり…」

紬はひらりマントを抱きかかえ、無意識に伝う涙を片手で拭う。

紬「…おかえり」ギュッ


屋上。

ポコえもん「オラァ!!」ドゴッ

茜「いいねいいね!その調子でガンガン行ってみよう!!」

ポコえもん「オレの肩から降りろよ!」ガビーン

茜「ぽ、ポコちゃんには、か弱い茜ちゃんを守る名誉ある任務を与えよう!」

ポコえもん「…まあお前は十分頑張ったしな、後のバトルは請け負ってやるよ」

茜「あれれ、ここは『調子のいいこと言うな―』ってツッコミが入る場所じゃ…」

ポコえもん「振り落とされんなよ!」
茜「う、うん!」


ティオ「っ!倒しても倒してもきりがない!」

瑞希「北上さんの妖術で際限なく増え続けているあの炎の生き物……厄介だぞ」

ティオ「ドラモン!お前の力でどうにかならないか!」

ドラえもん「今探してる!」ゴソゴソ

瑞希「今度ポケットの中を整理しないいけませんね」

ドラえもん「うーんと…えーと…あった!!」


>>650
(ひらりマント以外)
649 : Pくん   2022/05/12 23:07:24 ID:ZMgvzVOmWI
地球はかいばくだん
650 : 師匠   2022/05/12 23:22:42 ID:tgIlmrGRJU
雨雲製造機
651 : 下僕   2022/05/12 23:31:16 ID:qz5wO9I2II
この選択はいいね~
652 : 1   2022/05/13 20:18:02 ID:zkSMem7MGQ
『雨雲製造機』~!

モクモク…

茜「小さい雨雲が出てきたよ!」

ドラえもん「その名の通り、雨雲を作り出す道具なんだ」

狸火たち「!!」バタバタ

瑞希「苦しんでいますね」

ドラえもん「集中的に雨を浴びせてるからね」

ティオ「相変わらず不思議な力を操るものだ…」


老タヌキ「あの青ダヌキ、やはり厄介だな……をみな、どうした?」

アナザー麗花「…あの二人、やられちゃったみたい」

老タヌキ「…そうか」

アナザー麗花「面白いから気に入ってたんだけどなあ、けど無くなっちゃったならしょうがないよね…」

老タヌキ「…寂しいのか?」

アナザー麗花「ううん、だってあの子たちは替えが利くから。……じぃじたちがいなくなったら嫌だけど」

老タヌキ「案ずるな、我が子を置いて去るものか」

アナザー麗花「じぃじ…」

老タヌキ「青ダヌキと他の厄介な者たちの相手は引き受けよう、お前は瑞希と決着をつけてこい」

アナザー麗花「うん」

老タヌキ「お前のことだ、あ奴と戦いたくてうずうずしておるのだろう?」

アナザー麗花「わかっちゃう?」

老タヌキ「お前のことなら何でもわかるさ」

アナザー麗花「えへへ♪」

老タヌキ「…行ってこい。何も気にせず存分に戦ってくるのだ」

アナザー麗花「ありがとう、じぃじ!大好き♪」

老タヌキ「調子のいいことを……ふっ」
653 : 1   2022/05/13 20:18:28 ID:zkSMem7MGQ
ドラえもん「妖術は破ったぞ!降参しろ!!」バッ

老タヌキ「をみなの強化された妖術を破るとはな、やはりお前は捨て置けん…!……お前たち!!」

タヌキたち「「「「おー!!!!」」」」

茜「ちっちゃいタヌキちゃんがいっぱい!?」

ポコえもん「油断するなよ!何か仕掛けてくるつもりだぜ!」

老タヌキ「貴様らに見せてやろう、我ら化けダヌキの神髄を!!」

タヌキたちはトーテムポールのように縦に重なり合い、更にそのてっぺんに老タヌキが飛び乗る。
老タヌキは木の葉を額に置き、前足をポンッと叩く。
すると、ボンッと音と共に煙が舞い、タヌキたちの姿が見えなくなる。

ポコえもん「まずい!あれは変化の術だ!」


「いかにも」


茜「な、なんかすごい声が響いて聞こえてこない?さっきより音量上がったような気が…」

ドラえもん「み、みんな!上!!」

瑞希「あれは……龍…?」

上空には巨大な蛇のような姿をした金色の龍が出現していた。

タヌキ龍「がああああああっ!!」ボヒュウウッ

ティオ「まずい!散れ!!」

タヌキ龍はドラえもんたちのいる方向を向き、口から光弾を放出。
たった一発でデパートの一部を削り取ってしまった。

タヌキ龍「ちょろちょろと逃げ惑うその姿、まるで蟻だな……次は外さん、覚悟しろ」

ドラえもん「ポコえもん、ティオ!茜ちゃんを頼む!」ブウウウン

ポコえもん「お、お前、まさか一人で…!」
654 : 1   2022/05/13 20:19:01 ID:zkSMem7MGQ
ドラえもん「やい待て!僕が相手だ!」

タヌキ龍「ほう」

瑞希「ドラえもんさん」

アナザー麗花「ふふっ、瑞希ちゃんの相手は私が一人占めしま~す♪」

瑞希「…っ」

ドラえもん「僕のことなら大丈夫だ!君は彼女の相手を頼む!」

瑞希「…わかりました。けど」

ドラえもん「?」

瑞希「…絶対に勝ってきてください。約束です」

ドラえもん「…もちろん!」


タヌキ龍「愚かなり!新世界の礎にしてくれるわ!」

ドラえもん「そんなものになるもんか!この世界は僕らが守る!!」


アナザー麗花「どっちかが倒れるまで、ドッカンバッタンと楽しもうね♪」

瑞希「望むところです」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→ドラえもん、攻撃を回避して反撃
奇数→ドラえもん、攻撃を受けて吹き飛ぶ
>>655~659
655 : プロデューサーさん   2022/05/13 20:23:47 ID:cOItsV/9i.
いけ!GODマン
656 : レジェンド変態   2022/05/13 20:30:43 ID:mA3vZ6c6kc
吹き飛ぶといいの。
657 : ハニー   2022/05/13 20:37:03 ID:ptYWfaiXr6
どうかな~
658 : プロデューサーさま   2022/05/13 20:47:08 ID:TSEa1aUeY.
アナザー麗花と老タヌキ、なんか救えなさそうな気がする…
659 : 1   2022/05/14 00:07:34 ID:o7ocvQEj9.
よく見たら締めの安価、一つ多く書いちゃってました
>>658で締めます

クライマックスまであと少し…!
660 : 下僕   2022/05/14 03:18:52 ID:OoujvQ9asQ
ドラえもんピンチか!?
661 : 1   2022/05/15 10:43:34 ID:1jx4f58OJc
47+43+3+8=101
奇数ルート


空中でドラえもんと龍が対峙している光景を目の当たりにし、地上の一行は吃驚していた。

スネ吉「なんだ、あの巨大な龍は…!?」

琴葉(瑞希ちゃん、ドラちゃん…)


タヌキ龍「来い」

ドラえもん「ドッカーン!!」

茜「出た!ドラちゃんの十八番!」

ポコえもん「やっちまえ!!」

タヌキ龍「…」

ドラえもん「どうだ!」

タヌキ龍「…もしかして今のは攻撃のつもりだったのか?」ポリポリ

ドラえもん「き、効いてない!……体が大きい分ダメージが与えられてなかったんだ!」

タヌキ龍「今度はこちらの番…っ!」バシンッ

ドラえもん「ぎゃあああああ!!」グルグル

タヌキ龍の尾を叩きつけられ、吹き飛ぶドラえもん。
ビル二つ分貫通し、三つ目のビルの壁に埋もれてしまう。

ドラえもん「ふにゅう…なんて反則的なパワーなんだ…」クラクラ

タヌキ龍「粉々にするつもりで攻撃したのだが…大した耐久力よ」

ドラえもん「と、当然さ。僕は22世紀の高性能ネコ型ロボットだからね」

タヌキ龍「ネコ?そのなりでか?」フッ

ドラえもん「誰が短足タヌキだってぇ!?」プンプン

タヌキ龍「いや、そこまでは言ってないが…」ドヨーン

ドラえもん「許せん!!」ゴソゴソ


A:石ころぼうしで奇襲をする
B:モンスターボールでヤマタノオロチを出す
C:分身ハンマーを使って数で攻める
>>664
662 : プロヴァンスの風   2022/05/15 10:50:30 ID:daTk8my9g6
A
663 : ボス   2022/05/15 10:52:07 ID:tHxlfdovt.
ひみつ道具にモンスターボールがあるのをググって知った
なのでB
でもどの選択肢も捨てがたいね
664 : 変態大人   2022/05/15 10:52:18 ID:3AufdNurBA
C
665 : 1   2022/05/15 12:11:01 ID:1jx4f58OJc
『分身ハンマー』~!

タヌキ龍「そのような卑小な武器で我らに攻撃をするつもりか?」

ドラえもん「…えいっ!」コチン

タヌキ龍「自らを攻撃だと…!血迷ったか!?」

パカ
ドラえもん2「僕ドラえもん!」

タヌキ龍「奴が二人に!?」

ドラえもん「どんどん行くぞ!」コチン

パカ
ドラえもん3「こんにちは」
ドラえもん4「僕ドラえもんです」
ドラえもん5「どら焼きおかわり!」

タヌキ龍「あのハンマーで叩くと分身を増やせるのか…」

ドラえもん「そうだ!そして僕100人分がお前の相手だ!行くぞ、みんな!!」

ドラえもんたち「おーっ!!」

タヌキ龍「笑止!すべて蹴散らしてくれる!!」

ドラえもん6「突撃だー!!」

ドラえもん7・8「「うおおおおおおお!」」

タヌキ龍「ふんっ!!」バシンッ

ドラえもん9「やろう、ぶっ〇ろしてやる!」

タヌキ龍「消えるのは貴様の方だ!!」バシンッ

ドラえもんたち「いけいけ!!」

タヌキ龍(くっ!これではキリがない!!)

ドラえもん「…」コソコソ

タヌキ龍がドラえもんの分身との戦いに集中している中、本物のドラえもんはタヌキ龍の背後に忍び寄っていた。

ドラえもん(ちょっと卑怯だけど、背後から巨大ハンマーを喰らわせてやる!!)ソロリソロリ


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
A:攻撃成功
B:攻撃失敗
>>666~669
666 : ぷろでゅーしゃー   2022/05/15 12:16:44 ID:daTk8my9g6
分が悪いんだよなあ、この秒数書き込みだと……
667 :   2022/05/15 12:39:08 ID:WSI7lOt/LU
無理なの
668 : プロデューサーさま   2022/05/15 12:58:50 ID:fZ1iAl5j.U
また合計値じゃなくて選択肢にしてるw
669 :   2022/05/15 13:07:21 ID:z0yuexMJQ2
偶数が成功?
670 : 我が友   2022/05/15 13:16:16 ID:1jx4f58OJc
選択になってる!?
Aが偶数、Bが奇数です
671 : 1   2022/05/17 00:11:41 ID:9SvX4SasP6
44+8+50+21=123
奇数ルート


ドラえもん(よしここに叩き込んで――)

ギョロッ!
ドラえもん「!?」ピタ

タヌキ龍の背中から突如として生えてきた巨大な目玉がドラえもんを凝視する。

タヌキ龍「背後からの攻撃とは、なかなか狡い手を使うのだな」クルッ

ドラえもん「気づかれた!」

タヌキ龍「ふんっ!!」バシン

ドラえもん「ふげえ!!」

目玉(タヌキA)「ざまあみろ、青ダヌキ!」

ドラえもん「そ、その声はあの時の……そうか、あの龍はタヌキたちが合体してるから…」

タヌキ龍「我らに死角はない。どこから攻撃が来ようとも、常に周りを警戒しているからな」

ドラえもんたち「うおおおおおおお!」

タヌキ龍「…貴様らもいい加減、目障りだ!」ブウンッ

ドラえもんたち「うわあああああ!」
ボンッ!

ドラえもん「ああ!分身が…」ガーン
672 : 1   2022/05/17 00:12:22 ID:9SvX4SasP6
アナザー麗花「あはは!あんなに本気のじぃじたち、初めて見たよ!」

瑞希「…確かに強いですね」

アナザー麗花「えっへん!何を隠そうじぃじは私に妖術の使い方を教えてくれた先生だもんね♪強いのは当然だよ!」

瑞希「ええ、強いです……ですが、ドラえもんさんは負けませんよ。当然、私もですが」

アナザー麗花「ふふっ、この状況でも勝つ気でいるんだね?」

瑞希「はい。勝負する以上、勝ちを取りに行くのが私のスタイルなのです。その過程でリスクを背負うことになったとしても、最後に勝つのは私たちです」

アナザー麗花「瑞希ちゃんのそういうところ、本当に好きだよ……だから私も目一杯…楽しませてもらうからねえ!!」ゴォォォ

瑞希「いざ尋常に」ゴォォォ


ティオ「お前たち、もう少し下がれ……来るぞ、大技」

茜&ポコえもん「「!!」」


アナザー麗花の右手の平から巨大な火球が出現する。

アナザー麗花「さあ、まずはあちあちの火遊びをしようよ!」

瑞希「…ならばこちらも相応の力で対抗します」

対して瑞希の背後からは、巨大な重力の塊が出現する。


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→瑞希の技が押し勝つ
奇数→アナザー麗花の技が押し勝つ
>>673~676
673 : 魔法使いさん   2022/05/17 01:11:15 ID:7NFPn006lU
マジック得意の瑞希なら重力操作で何か仕込んでそう
674 : プロヴァンスの風   2022/05/17 02:38:23 ID:3NWsvbDdQs
まあ期待はしないさ
675 : プロちゃん   2022/05/17 12:29:36 ID:iPP0RNJYlQ
ほいよ!
676 : 番長さん   2022/05/17 13:37:04 ID:Sk9XU2kmwU
重い想い
677 : 1   2022/05/17 23:44:35 ID:9SvX4SasP6
15+23+36+4=78
偶数ルート


両者の技が激しくぶつかり合う。

瑞希(やはり強い…)

アナザー麗花「あははっ!」

瑞希「けど…」グイッ

アナザー麗花(むむ、瑞希ちゃんの力が増した…!)

瑞希「この世界を正常に戻すために…負けるわけにはいきません」

アナザー麗花「!」

瑞希は更に重力弾に力を込めると、アナザー麗花の巨大火球を上回るサイズへと変化し、それを飲み込んだ。
そして技はそのままアナザー麗花に激突し、大きな爆発を生み出したのだった。

瑞希「…」ハァハァ


ポコえもん「やったぜ!」
茜「茜ちゃんたちの大勝利……」


アナザー麗花「正常、ねえ…」


茜「うわあ、出たーっ!」ドバァ

ティオ「あれを直撃してまだ立ち上がれるのか…!?」


アナザー麗花「正常とか普通とか…どうして瑞希ちゃんはそれにこだわるの?普通なことが世界にとってそんなに大事なことなの?普通であることが正しいことなの?」

瑞希「…」

アナザー麗花「そうだとしたら、普通じゃない存在はこの世界にいちゃいけないの?」

瑞希「…っ」
678 : 1   2022/05/17 23:45:42 ID:9SvX4SasP6
アナザー麗花「本当におかしいのは、“普通”とか“普通じゃない”とか、そうやって人を選別する悪い心だよ。だからね…みんなが仲良くなるためには、みんなが同じ存在になればいいんだよ。ミリオンワールドで世界を一つにすることで、ね…」

瑞希「…あなたのやろうとしていることは、世界を…人を…作り替えるということです」

アナザー麗花「そうだね」

瑞希「それは身勝手な考えです」

アナザー麗花「あはは!“お互い様だよ、世界さん”って感じかな♪」

瑞希「あなたを絶対に止めて見せます」

アナザー麗花「残念だけど、今の私、やる気満々だよ」ゴオオオオ

瑞希「こ、この力……今まで本気ではなかったのですか?」

アナザー麗花「友達はおもちゃと違うからね。すぐに壊さないように手加減してあげないと…、けどこうやって話をして気が変わったよ。……ふふ、大丈夫だよ。悪い心だけ壊して、綺麗に生まれ変わらせてあげる!そうすれば私たち、本当の仲良しさんになれるよ!!」

瑞希「…わかりました。なら戦いの中で交わしましょう」

アナザー麗花「あはははは!!」
679 : 1   2022/05/17 23:46:07 ID:9SvX4SasP6
一方、地上では。

美咲「たくさんいたドラちゃんが、一瞬で…!」

スネ吉「…のんびりしてはいられない!僕らも準備だ!!」

美咲「でもまだ歌織さんが…!」

スネ吉「た、確かにこの作戦に必要な人材だけど、このままじゃ時間が…!」

ドオオオオン!
でんでんむすくんB「てき、みつけた!」
でんでんむすくんC「てき、たおす」
でんでんむすくんD「たおす!」

スネ吉「ほら、出た!!」

でんでんむすくんB「おいら、おまえ、ふみつぶす!」

スネ吉「ひっ!」


「そうは、いかん!!」バシッ


でんでんむすくんB「ぐへ!!」ゴロオオ

イサマル「きみたち、大丈夫か?」

スネ吉「半裸男の集団!?」ガビーン

イサマル「安心してくれ、怪しいものではない。我々マヤナの民は君たちの味方だ」

美咲「み、味方…!よかったぁ!!」

イサマル「今、上では我らの王が…」
680 : 1   2022/05/17 23:47:32 ID:9SvX4SasP6
でんでんむすくんB「ゆるさない、よくも!」ババッ

カカオ「先生!」
モカ「危ない!!」

イサマル「むっ!まだ息があったか!」

でんでんむすくんB「かくごし……」

ドゴッ!
でんでんむすくんB「ふべっ!!」

美咲&スネ吉「「!?」」

琴葉「…紗代子、調子はどう?」

紗代子「はい。視界も思考も澄んでいて、もう自分自身を見失う心配もなさそうです!」

美咲「琴葉ちゃん!それに紗代子ちゃんも!」

スネ吉「よかった、僕の理論通りだ!」

イサマル「ふっ、いい目をした少女たちだ…我々も負けていられないな!」
マヤナの民たち「うおおおおおおお!」

琴葉「この世界を…大切なみんなを…守って見せる!行こう、みんな!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
下一桁が1~5→琴葉が敵を撃破
下一桁が6~9→紗代子が敵を撃破
下一桁が0→敵にやられてしまう
ぞろ目→琴葉と紗代子の二人で敵を撃破
>>681~683
681 : プロデューサー様   2022/05/18 05:56:52 ID:ErLKVeydGE
共闘は是非とも
682 : プロデューサーはん   2022/05/18 06:06:10 ID:uba86sNzFE
いけるかな
683 : 我が友   2022/05/18 06:06:14 ID:/WTEF7Q602
おはよう
684 : おやぶん   2022/05/18 07:23:16 ID:HkBs1sf44A
ついに紗代子の出番か!?
685 : 1   2022/05/18 23:54:38 ID:iV/hebj6I6
52+10+14=76
下一桁が6、紗代子が敵を撃破


でんでんむすくんC「おいら、おまえたち、たおす!」

紗代子「はああああっ!」

紗代子の手刀による刺突がでんでんむすくんの腹部に直撃し、巨体が大きく後ろへと倒れる。

でんでんむすくんD「おまえ、ゆるさない!」ドタドタ

紗代子「遅いよ!」バッ
でんでんむすくんD「!!」

紗代子「燃え上れ!私のプラチナハートォォォォ!!」メラメラ


超 高 山 拳 ! !


でんでんむすくんD「ふべえええ!!」ズザアアアアア

スネ吉(刀関係ない!)ガビーン

紗代子「もう終わり?まだやれるでしょ!さあ、もっとぶつかっていこうよ!!」

でんでんむすくんD「おまえ、こわい…」ガタガタ

スネ吉「なんか敵が可哀そうになってきたよ…」ドヨーン


でんでんむすくんB「…」ソロリソロリ
686 : 1   2022/05/18 23:55:10 ID:iV/hebj6I6
バッ!
でんでんむすくんB「うごくな」
スネ夫「」グッタリ


美咲「プロデューサーさん!」

紗代子「人質なんて卑怯だよ!」

でんでんむすくんB「ひきょうちがう、これさくせん!せんりゃく!」

紗代子「そんな卑怯な手を使う暇があるなら、もっと熱い戦いをしようよ!!」ボオオオッ

スネ吉「あっつ!」

美咲「まるで本当に燃えてるみたい!」

琴葉「って言ってる場合じゃないですよ!プロデューサーを助けないと!」

美咲「そ、そうだね!……行くよ、みんな!!」

美咲の掛け声とともに出現したのは、52人のアイドルたちを模したぬいぐるみたち。
茜ちゃん人形以外は一見小さいぬいぐるみだが、美咲の能力で作られた人形であるため、その力は茜ちゃん人形とほぼ互角である。
またこれだけの数のぬいぐるみを一度に操ることができるのも、美咲が能力者としての素質が高いからなのだ。

美咲「突撃―!!」

茜ちゃん人形「!!」シュバババババ

紗代子「うおおお!ねっけええええええつ!!」タタタタタ

イサマル「加勢しよう!いくぞ、みんな!!」

でんでんむすくんB「じゃま、させない!」
687 : 1   2022/05/18 23:56:01 ID:iV/hebj6I6
客A「あ、ああ…」
客B「うう…」

イサマル「彼らはいったい!?」

スネ吉「操られた一般人だ…くそ、この人たちを盾にするつもりか!」

紗代子「どこまでも卑怯な真似を!!」

茜ちゃん人形「…!」ジリジリ
美咲「だ、だめだよ!攻撃しちゃ!」ドオドオ

でんでんむすくんB「にげる、ここから!」ピョンッ

琴葉「跳んだ!?」

スネ吉「なんて跳躍力…!」


でんでんむすくんB「うえ、にげる!あいつら、おいつけないところ、いく!」
スネ夫「」

杏奈「絶対に逃がさないよ!」スチャ

でんでんむすくんB「!?」クルッ

美夜子「今よ!!」

杏奈「バン!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→杏奈の攻撃で敵を撃破
奇数→杏奈の攻撃で倒せず敵に逃げられる
>>688~691
688 : Pたん   2022/05/19 00:29:27 ID:jWoiC0bdoI
杏奈「狙い撃つぜ!」
689 : ボス   2022/05/19 08:18:26 ID:WHMla5dXO.
バン!
690 : Pーさん   2022/05/19 08:25:01 ID:c4tbwlPq0g
ばばんばんばんばん
691 : 兄(C)   2022/05/19 08:35:27 ID:UMcCIhHTxM
おはよう
692 : プロデューサーさん   2022/05/19 12:14:24 ID:c01tFDvPss
あーあ……
693 : 1   2022/05/19 14:33:19 ID:0mYKWZjeDU
27+26+1+27=81
奇数ルート


でんでんむすくんB「!!」グラッ

スネ夫「」ヒュウウウ

杏奈「プロデューサーさん!」

でんでんむすくんB「おまえたち、たおす、でもいま、にげる!」ピョンピョン

美夜子「敵のことは放っておきましょう!今はスネ夫さんを助けないと!」

杏奈「このままじゃプロデューサーさんが地面に……」

美夜子「させないわ、絶対に!全速力で飛ばすわよ!!」


スネ夫「…あれ、僕はいったい……って落ちてるうううう!!」ガーン

ヒュウウウウウウ
スネ夫「マ……おかあああさあああああああああああん!!」

美夜子「お願い、間に合って…!!」

スネ夫(も、もうだめだ…)


「スネ夫さん!!」バサアッ

スネ夫「!?」


杏奈「あ、あれって…!」

美夜子「あれは…鳥人間…?」
694 : 1   2022/05/19 14:33:41 ID:0mYKWZjeDU
杏奈たちが見たのは、首にマフラーを巻いた成人男性と思われる体格の鳥人間。彼はスネ夫を抱きかかえ無事を確認すると、静かにほほ笑んだ。

鳥人の青年「間に合って本当に良かった…」

スネ夫「き、君は?」

鳥人の青年「わからないのも無理はないですね、あの時の僕はまだ赤ん坊だったから…。でも僕はあなたのことをよく覚えています。故郷バードピアを救ってくれたあなたたちのことを」

スネ夫「バードピア…赤ん坊…ま、まさかあの時の…!」

スネ夫はかつて訪れた異世界で出会った鳥人間の赤ん坊のことを思い出す。すっかり成長していたが、かつての面影を感じる青年に、スネ夫は落下の恐怖よりも再会の感動で涙を流すのであった。

スネ夫「大きくなったなあ、お前…!」ダキッ

鳥人間の青年「ずっとあなたに会いたかった…!スネ夫さん…!!」ダキッ


グースケ「はは、感動の再会じゃないか」

鳥人間の青年「兄さん!」

スネ夫「もしかして君。グースケ!?」

グースケ「久しぶりだね、スネ夫!こんな時に言うのもなんだけど、元気そうでよかったよ」

スネ夫「どうして君たちがここに?」

グースケ「どこからともなく声が聞こえたんだ、助けを呼ぶ声がね。そしたらバードウェイとは違う時空間の穴も発生して、辿ってみたらこの世界だったわけさ」

鳥人間の青年「かつてあなたたちがフェニキアからバードピアを守ってくれたように、今度は僕たちがこの世界を救う番です!」

スネ夫「ありがとう、二人とも…!」

グースケ「ぼくたちだけじゃない!新・渡り鳥パトロール隊全員があなたたちの味方だ!」

グースケたちの周りに、鳥人間の集団が集まる。

スネ夫「それは頼もしいや!」

グースケ「さあ、まずは下に降りよう!君の仲間も待ってるよ!」

スネ夫「みんな……うん!」
695 : 1   2022/05/19 14:34:49 ID:0mYKWZjeDU
スネ夫「というわけで、彼らが協力してくれることになった」

杏奈「異世界の戦士に魔法使い、鳥人間……すごいメンバーが、揃ったね……」

琴葉「こんなすごい人たちと知り合いだなんて、いったい過去に何があったんですか?」

スネ夫「それは今度話すよ。あの頃の僕の大活躍と一緒に、ね」キラーン

琴葉「それは結構です」ニッコリ

スネ夫「そんなー…」ガビーン

グースケ「…状況は大体わかった。あの上空の塔までの道のり…僕らが手を貸そう!」

美夜子「私も援護するわ」

杏奈「杏奈も……お手伝いする……です」

イサマル「ならば地上の敵は我々が相手しよう」

スネ吉「あなたたちのおかげで洗脳された人たちを拘束することができたんだ、そうしてくれると助かる」

イサマル「空のことは君たちに任せてしまうが、地上のことは任せてくれ」

紗代子「任せてください!ああ、早く塔を破壊したいよ!!」フンフン
茜ちゃん人形「!!」フンフン

琴葉(デストル因子(能力)の影響で紗代子がすっかり戦闘狂に…)ガビーン
美咲「茜ちゃん人形は私と一緒に地上で待機だよ!」ドオドオ

スネ吉「スネ夫、お前は僕と一緒に地上に残るんだ。サポートを頼む」

スネ夫「わかった!」

琴葉「…後は歌織さん、ですね」

杏奈「まだ気を失ってる……ついでに、百合子さんも……」

スネ夫「よし、ここは僕に任せてよ。>>698をして起こして見せる」
696 : Pサン   2022/05/19 15:06:01 ID:c01tFDvPss
高木社長を生贄として捧げる
697 : 箱デューサー   2022/05/19 15:26:59 ID:UMcCIhHTxM
CV木村昴のリサイタルテープをヘッドフォンで聞かせる
698 : 兄ちゃん   2022/05/19 15:41:28 ID:BHxkCewGF.
歌織父の声真似
699 : Pーさん   2022/05/19 17:04:33 ID:YYsUxlWuhU
あれ?もしかして今作でこのクロスオーバー終わり?
って思うくらいに懐かしいキャララッシュ
700 : ハニー   2022/05/19 17:09:41 ID:UMcCIhHTxM
出来杉くん含めて主要メンバー出揃ったからこれで終わりかも
701 : 1   2022/05/19 22:08:15 ID:0mYKWZjeDU
★ドラえもん豆知識①

『ティオ』
大長編または映画「のび太の太陽王伝説」に登場するゲストキャラ。
マヤナ国の王子。のび太そっくりの顔を持つが、性格は正反対で気が強く横暴。
しかしのび太との出会いによって、人間的に大きく成長をし、最後には王となり国民から慕われるようになる。
戦闘力は高く、棒術が得意。ちなみに素手でジャイアンと互角に渡り合える。

『イサマル』
大長編または映画「のび太の太陽王伝説」に登場するゲストキャラ。
マヤナ国の棒術指南役。ティオの棒術の強さも彼から得たものである。
もちろん実力は高く、ジャイアンからも「先生」と呼ばれ慕われている。

『満月美夜子』
大長編または映画「のび太の魔界大冒険」に登場するゲストキャラ。
もしもボックスの「もしも魔法の世界になったら」で作られたパラレルワールドの住人。年齢はのび太たちより少し上くらい。
魔法の腕前が高く、特に魔法のじゅうたんの操縦がうまい。そのため将来はレーサーなることが夢。
リメイク版「のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」では彼女の過去など、人物像がより深く掘り下げられている。
余談だが、この作品で出てくるジャイアン、スネ夫、しずかちゃんはパラレルワールドの三人であるため、本編の彼らは美夜子さんに会ったことがない。
702 : 1   2022/05/19 22:10:31 ID:0mYKWZjeDU
★ドラえもん豆知識②
『グースケ』
大長編または映画「のび太と翼の勇者たち」に登場するゲストキャラ。
異世界・バードピアに住む鳥人。鳥人でありながら登場初期は自身の翼で空を飛ぶことができなかったが、これは赤ん坊の頃に嵐の中で空から落ちたことが原因である。
そのため空の移動は人力飛行機「スノーグース号」を使っていたが、終盤でトラウマを克服し、のび太の危機を救った。ラストには新・渡り鳥パトロール隊の隊長に就任する。
伝説の鳥人・イカロスの息子であることが作中で明かされるが、本人は最後までこの事実を知らない。

『鳥人間の青年』(仮称)
大長編または映画「のび太と翼の勇者たち」に登場するゲストキャラ。
グースケの義弟。首のマフラーがトレードマークの鳥人間の赤ん坊。
本編内でグースケの家で孵化するのだが、その時近くにいたスネ夫を最初に見たことから、刷り込みでスネ夫に懐く。以降、ずっと一緒に行動しており、スネ夫が敵に捕まった時も救出に貢献していた。
ラストで、次の再会を願いながら互いに涙を流しながら別れる。



書きたいアイドルやドラたちとの組み合わせがたくさんあるので、まだまだ書かせていただきます!
703 : 1   2022/05/19 22:10:57 ID:0mYKWZjeDU
スネ夫「こうしてこうだ……歌織、いつまで寝ているつもりだ!早く起きなさい!」

歌織「ひゃい!!」バッ

紗代子「すごい!一瞬で目を覚ました!」

琴葉「いや、それよりもプロデューサーの顔が変化したことに驚いたよ。骨格レベルでもはや別人だよ…」

スネ吉「スネ夫やその友達はなぜか、昔から物まねする時に顔まで変化させるんだよね」

歌織「あれ、ここはどこ…私、確か劇場で……」

スネ夫「実はかくかくしかじかで」

歌織「世界がそんなことになっていたなんて……それで、私の力が必要なんですね」

スネ夫「お願いできるかい?」

歌織「…正直怖いです…けど、この世界がなくなってしまうのはもっと怖い…!歌織、頑張ります!!」フンス

スネ吉「それじゃあさっそくこの飴を…」

ドオオオオオン!
スネ夫&歌織「「!?」」

琴葉「また上から音が…」

スネ吉「もうゆっくりもしていられないね……、急ごう!この作戦が上手く行けば上のみんなの助けにもなるはずだ!」

歌織「…待っててね、みんな!」パクッ


一方、紬は。

紬「…うちも行かんと」

ヒュウウウウウウ
ポンッ
紬「いたっ…、頭の上に何か落ちて……これは、ドラえもんさんのタケコプター?なぜ上からこれが…?」
704 : 1   2022/05/19 22:11:15 ID:0mYKWZjeDU
数分前の上空。
ドラえもんはタヌキ龍の圧倒的な力を受け、大ダメージを受けていた。

ドラえもん「だ、だめだ…強すぎる…」フラフラ

タヌキ龍「万策尽きたか……ふん!!」ガアァ

ドラえもん「ぎゃああ!!」

ドラえもんは敵の巨大な手により背後のビルに押し付けられる。

タヌキ龍「見ろ。塔が少しずつ実体となってきている。もう間もなく完全に顕現することだろう」

ドラえもん「そんなこと…させるもんか!」

タヌキ龍「なぜそこまで抵抗する?ミリオンワールドになったところで誰も犠牲にはならない。ただ世界の在り方が変わり、人々の認識に変化が生じるだけだ」

ドラえもん「自分たちの都合のいいように世界や人を変えるなんて間違ってる!なんでそんな酷いことができるんだ!!」

タヌキ龍「ならば己と違う者を排他しようとする人間どもの心はどうなのだ?あれこそが真の過ちではないのか!?」

ドラえもん「…!」

タヌキ龍「…をみなは幼い頃から、心ない者たちの悪意を受け続け、迫害され…心が歪んでしまった。あの子を救うには世界を変え、人々の心を一つにするしか道はない。ミリオンワールドの再誕こそがあの子の安寧なのだ!!」

ドラえもん「なんで、そこまで…」

タヌキ龍「家族、だからだ…!血のつながりも種族も関係ない…あの子は私にとってかけがえのない娘なのだ…!」

ドラえもん「家族…!」

タヌキ龍「だからこそ我らに害するものは全て排除する!貴様もだ、青ダヌキ!!」バッ

ドラえもん「っ!」

タヌキ龍は右腕を刃物へと変形させ、そのままドラえもんに振り下ろした。

タヌキ龍「…これで害は一つ消えた…!これで我らの理想にまた一歩……」
705 : 1   2022/05/19 22:12:27 ID:0mYKWZjeDU
タヌキA「じぃじ!大変だよ!」
タヌキB「塔に向かって飛んで行ってる集団がいるよ!」

タヌキ龍「なんだと!?」


グースケ「もうすぐ塔だぞ!三人とも、準備はいいかい!?」

琴葉「はい!」
紗代子「もちろんです!」
歌織「問題ありません!」


タヌキ龍「なんだあれは…!奴らはいったい…!」

タヌキC「どうする!?あいつら塔を壊すつもりだ!」
タヌキD「そんなのだめだよ!早く止めないと!」

タヌキ龍「無論……」
ドラえもん「そうはいくもんか…」

タヌキ龍「青ダヌキ!!」

ドラえもん「必殺、真剣白刃取りだ!」ガシッ

タヌキ龍「う、腕が動かん…!このままでは…っ!!」


グースケ「よし、射程圏内だ!!」

琴葉「これで!」
紗代子「私たちの最大の…!」
歌織「一撃で!!」

「「「終わらせる!!!」」」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→小籠塔の破壊に成功
奇数→小籠塔に傷をつけるが、破壊までには至らない
>>706~709
706 : 彦デューサー   2022/05/19 22:22:45 ID:cOIEqaXHO.
わっほーい!佐竹飯店特性超絶特大メガビッグ小籠包をお届けにまいりましたー!
707 : ぷろでゅーしゃー   2022/05/19 23:22:44 ID:BHxkCewGF.
や っ た か ! ?
708 : 箱デューサー   2022/05/19 23:42:19 ID:AFF38bsJm6
??「老タヌキ、お前は本当は分かっているはずだ。だからこそ、それでも麗花を止められないっていうのなら、まずはその幻想をぶち壊す!」
709 : そこの人   2022/05/20 00:20:32 ID:vktWEHcV0I
何かに似てると思ったら式神の城に似てるのか
710 : 1   2022/05/22 21:54:24 ID:7nq2030QJo
45+44+19+32=140
偶数ルート


瑞希「みなさん…」

アナザー麗花「そうはさせないよ…!」クイッ


ドォン!!
でんでんむすくん「ぎぎ「ぎあぎぎぎぎ「があああ「ああああああ」」!!!!」」

デパートの壁を破壊して飛び出してきたでんでんむすくんは、複数のでんでんむすくん同士を縫い合わせて無理やり合体させた、まさに歪な姿であった。

でんでんむすくん「よくも「たおす!!「おいら「、さっきは」」」」

グースケ「さっき逃がした怪物なのか?さっきより不気味になってるじゃないか!」

でんでんむすくん「ぐぎいいい「たおす!たおす!「お返しだ!「さっきのおおおおおお!!」!!」。」ああああ!!」

杏奈「邪魔だよ!!」バンッ
美夜子「えい!!」ビビビ

でんでんむすくん「?「ああああ」あ「いたい!「そん」なこ、うげき!」」

杏奈の能力と美夜子の剣から放出された魔法がでんでんむすくんに命中し、わずかに隙が生まれた。

スネ吉『いまだ!!』
スネ夫『琴葉さん、紗代子さん、歌織さん!頼む!!』

ドローンから二人の声が響き渡り、それと同時に三人が武器を構える。
デストル刀、デストレイピア、デストサーベル…
三人の能力を具現化した三刀はオーラを纏い、そのまま目の前に巨獣の身体を貫いた。

でんでんむすくん「し、」「いたあああああ「ぬううううう!!「あああああああ!!!」ボオオン


歌織「このまま塔に攻撃よ!」
711 : 1   2022/05/22 21:54:54 ID:7nq2030QJo
ガキン!
琴葉「見えない壁みたいなものに、は、阻まれて…!」

歌織「さすがにそう易々と壊れてくれないみたいね…!」

紗代子「けど、そんなの関係ないっ!何があろうとも絶対にやり遂げて見せる!」


タヌキ龍「ぐうっ!させるものかーっ!!」ボオオオ

タヌキ龍は首だけを小籠塔へ向け、光線を口から発射しようとエネルギーチャージを始める。

ドラえもん「みんなに攻撃なんて、させるもんか!」

タヌキ龍「!?」

ドラえもんはタヌキ龍の手刀を振り払い、その巨大な体の上によじ登り、まっすぐと彼の顔の方へと駆けて行く。

ドラえもん「未来にも」

22世紀の我が家の光景。セワシやドラミ、ドラえもんズやクロえもんをはじめとしたロボット学校の仲間たちの姿――

ドラえもん「過去にも」

のび太や彼の両親、しずか、ジャイアン、スネ夫たち、初めてこの時代にやってきて出会ったかけがえのない友人や大勢の人々――

ドラえもん「そして現在にも!」

高木社長や小鳥、美咲。そして765プロのアイドル達。
一緒にどら焼きを食べたりゲームをして遊んだり、劇場での楽しい日常が脳裏をよぎる。
そして一番印象に残っているのは、ライブで彼女たちが輝いている姿。
その中でもドラえもんは、一番の友人である瑞希のライブを見るのが大好きだった。
彼女の成長を感じられるその瞬間こそがドラえもんにとっての幸せの一部なのだ。
これからもずっと瑞希と一緒に過ごしていたい。友人としてこれからもずっとそばで――

ドラえもん「この世界には僕の大切な人たちがたくさんいるんだ!世界を変えるってことはそれが全部なくなるってことだ!人の心を変えるということはその人が消えるのと同じだ!そんなの絶対に許さない!だから絶対にこの世界を…守るんだ!!」
712 : 1   2022/05/22 21:55:16 ID:7nq2030QJo
タヌキ龍「貴様にも強い想いがあることは理解した!だが!我らも引く気は一切ない!!このままあの娘たちを滅してくれる!!」

ドラえもん「何か道具を!」ゴソゴソ

タヌキ龍「遅い!!」カアアアアア

タヌキ龍は琴葉たちに向かって、光線を放つ。
これで塔の破壊を阻止できる、そう確信を感じたその時――

紬「!!」バッ

攻撃を阻むようにタケコプターをつけた白石紬が目の前に現れ、手に持っていたひらりマントを構えた。

タヌキ龍「き、貴様“ら”ァ!!」
紬「全部…はね返して!!」

しかし、攻撃があまりに大きすぎて受け止めているだけで精一杯の様子だ。

紬「…っ!」

タヌキ龍「も、もう少しで…押し勝つ…!」

ドラえもん「!!」バッ

『ビッグライト』~!!

ドラえもん「えーい!!」

ビッグライトも光線にあたったひらりマントはどんどん大きくなっていき、タヌキ龍の攻撃を覆いつくしていく。

タヌキ龍「何ィ!!?」

ドラえもん「いっけえええええ!」
紬「はああああああああああっ!!」ヒラリ

タヌキ龍「…っ!」

跳ね返された光線はタヌキ龍にぶつかり、大きな爆発を生んだ。
瞬間、タヌキたちの変身が解けるが、飛行能力を失った彼らはそのまま落下していく。

老タヌキ(ここまでか…)


『えへへ♪じぃじの体、ふかふか~♪』
『人を抱き枕のようにしおって…離れんか』
『だーめ!じぃじはずっと私のそばにいないとだめだもん!』
『…』
『これから何があってもずっと一緒だよ、だから私を一人にしないでね…約束だよ?』
『…そんなこと。当然、お前は大切な――』


老タヌキ(我が、娘よ…)
713 : 1   2022/05/22 21:56:17 ID:7nq2030QJo
 

紗代子「血ニ塗レ塵ト砕ケ虚ロニ還レ!」
琴葉「デストレイピア・ファイナル・トルネード!」
歌織「アトミック・デストレーション!」

三人の必殺技が塔へと激突!
攻撃を受けた箇所からヒビが入り、バキバキ、と音を立てて大きく広がっていく。
そこから塔の崩壊が始まり、瞬く間に巨大な小籠塔が瓦礫と化していく光景がその場にいる全員の目に映る。
しかし瓦礫は落下中に、幻のように消滅していく。まるで最初からその場に何もなかったかのように…。


スネ夫「これって…」

スネ吉「ああ、これは…」


スネ夫&スネ吉『『塔を破壊したぞおおおお!!』』

琴葉「や、やった…!」

紗代子「私たち、やり遂げたんですね!!」

歌織「ええ…!!」


杏奈「三人とも……すごい……!」

鳥人間の青年「ええ、本当に…!」

グースケ「これで塔の浸食が止まって、世界も元通りになるはずだ…」

美夜子「だけど、まだ問題が残っているわ…」


瑞希「ドラえもんさん…」

辺りを見渡すが、ドラえもんと紬の姿が発見できず。
無事なのか、それとも爆発に巻き込まれて…など、と思考を巡らせる。

アナザー麗花「じぃじ…みんな…」

瑞希「…!」

彼女が言葉を発したことで、思考の中から一気に現実へと引き戻される。

アナザー麗花「そういう冗談、私、嫌だなあ……あはは、小籠塔まで壊れて…私の、私の夢、あれ?全部、ぜんぶ、消えちゃった…」

瑞希「北上さん…」
714 : 1   2022/05/22 21:56:45 ID:7nq2030QJo
アナザー麗花「!」バッ
瑞希「…!」

アナザー麗花は瑞希の喉元に刀を向ける。

瑞希「小籠塔はなくなりました。もう私たちには争う理由はありません」

アナザー麗花「争う理由?私は世界が欲しい、その邪魔をする人がいる、だから戦う…」

瑞希「しかし小籠塔は…」

アナザー麗花「…最初は世界を作り変えて、みんなの考えを変えようと思ったの。そうすればみんなと仲良くなれて、家族と一緒に幸せに暮らせるって……けどもうそれは叶わない…だったら――」

突き立てた刀の先端が喉の皮膚に触れ、その部分から赤く小さい液体が流れる。

アナザー麗花「力で言うことを聞かせればいいんだよ!そうすれば差別もなくなるし、逆らう人がいたら消しちゃえばいい!あはは!そうだよ!最初からそうすればよかったんだ!!あは、あははははは!!」

茜「偽物の麗花ちゃん…」

ポコえもん「心の支えだったタヌキたちがいなくなって、心が不安定になってんだ。……前にドラえもんから聞いた話だが、あいつは仲間のタヌキが攫われた時にキレてたらしいしな」

ティオ「それだけ特別な存在だったということか…」

ポコえもん(あいつの弱点を探ろうとしてたことがあったが…今だから確信できる。あいつにとっての弱点はタヌキたち…けど、この状況はとてもじゃねえが…)


アナザー麗花「さあ、続きをしようよ」

瑞希「私は…」


多数決。多い方を採用。
A:あなたを救いたい
B:あなたを倒す
>>715~717
715 : 3流プロデューサー   2022/05/22 22:15:38 ID:kvMJDXQT2U
A
その心も含めて救ってみせる!!
716 : ごしゅPさま   2022/05/22 23:52:42 ID:KepjKntt7g
A
救済だよ救済!
717 : 魔法使いさん   2022/05/23 00:57:56 ID:DFtHUdXWm6
B
718 : 1   2022/05/23 17:08:29 ID:mUpaROGatg
瑞希「…あなたを救いたい」

ポコえもん「何!?」
ティオ「なっ!」
茜「瑞希ちゃん…!」

アナザー麗花「…もしかして同情してくれてるのかな?だからと言って、私はやめるつもりはないよ?」

瑞希「ええ。言葉だけであなたを止められるとは思っていません。だからあなたと戦います」

アナザー麗花「あはははは!それでいいんだよ!誰かに言うことを聞かせるためには力で分からせるしかないだもの!」

瑞希「そんな理由で戦うつもりはありません。……あなたと理解しあうため。そのために私は戦うのです」

アナザー麗花「…理解?」

瑞希「この場であなたの考えを否定するのは簡単です。けどそれでは結局何も解決しません。なのであなたのすべてを受け止めることにします……そう、今のあなたに必要なもの、それは――」

アナザー麗花「…」


瑞希「らぶ、です」


アナザー麗花「…?」

三人(((ええ…)))ドヨーン

瑞希「今はわからなくてもいいです。それも含めて、この戦いで…」

瑞希は猛ダッシュでアナザー麗花に駆けて行く。

瑞希「…!」バッ

アナザー麗花「正面からの念力攻撃……はは、そんなもの!」ザシュッ

瑞希(念力を刀で切り裂いた…?)

アナザー麗花「…燃えちゃえ」

アナザー麗花の背後から二本の炎の手が出現し、瑞希に向かってまっすぐと伸びる。


A:能力で迎え撃つ(秒数が偶数なら成功、相手にダメージ。奇数なら失敗、ダメージを受ける)
B:避ける(秒数が偶数なら成功、ダメージ回避。奇数なら失敗、ダメージを受ける)
>>720
719 : 監督   2022/05/23 17:39:22 ID:DFtHUdXWm6
B
720 : プロデューサークン   2022/05/23 17:42:59 ID:VrpH5tZQkc
A
721 : 1   2022/05/23 22:10:15 ID:mUpaROGatg
A・奇数ルート


瑞希「そうは、いきません…」バッ

瑞希は両手から念力を放ち、炎の手を相殺…しようとするが、
なんと攻撃がぶつかり合う直前に炎が消えてしまう。

瑞希(フェイク…!)ゾワッ

アナザー麗花「がら空き♪」ニィ

アナザー麗花の斬撃が瑞希に直撃し、その衝撃で後ろへと吹き飛ぶ。

瑞希「…」ユラッ

アナザー麗花「とっさに念力でガードするなんて流石だね。それでもだいぶ痛そうだけど」

瑞希「はぁ…はぁ…」

アナザー麗花「その調子で、どんどんガードよろしくね♪」

ふらついた瑞希の様子など気にもせず、炎の妖術を繰り出していく。
瑞希も攻撃に対応しようとするが、全てを回避することはできず徐々に傷を増やしていく。

瑞希「う…」

ポコえもん「くそっ!一方的じゃねーか!」

ティオ「見ていられない!ぼくたちも行くぞ!」

茜「待ってて、今助けるよ!」

アナザー麗花「邪魔、だよ!」バッ

アナザー麗花は腕を一振りして炎を三人に向かって飛ばす。

ティオ「ぐはっ!」

アナザー麗花「君たちの出番はないから、そこでおとなしくしててよ」

瑞希「…っ」バタッ
722 : 1   2022/05/23 22:10:40 ID:mUpaROGatg
茜「瑞希ちゃん!!」

アナザー麗花「あれ…もしかしてもう終わり?ねえ、起きてよ。瑞希ちゃんも私から離れて行っちゃうの?そんなの、そんなのだめだよ……あは、あははははは!そっかあ!やっぱり私は独りぼっちなんだ!あはははは!!」

ティオ「言っていることとやっていることがめちゃくちゃではないか…!」

ポコえもん「このままじゃ世界が…!オレたちの未来が…!」


瑞希「…勝手に終わらせないで、ください」ユラッ

ティオ「ミズキ!」

茜「無事だったんだね!」

アナザー麗花「嬉しいなあ。まだ遊んでくれるんだね」

瑞希「喜んでいただけて光栄です。しかし、まだ早いですね」

アナザー麗花「…?」

瑞希「ここからお見せしますよ。種も仕掛けもない…真壁瑞希マジックショーを」ゴオオオオオ


瑞希の能力が新たに覚醒
その力とは…?
>>725
723 : ぷろでゅーしゃー   2022/05/23 22:21:02 ID:GEFkkOU1aI
幻想殺し(とあるシリーズの上条さんのやつ)
724 : プロデューサーちゃん   2022/05/23 22:25:09 ID:.DEdWG1Q5s
志保を召喚し、EScapeの結束力でパワーアップ
725 : ご主人様   2022/05/23 22:47:10 ID:qiK96VLDdk
相手の能力を打ち消す(無効化) ※幻想殺しでも可
726 : Pちゃん   2022/05/23 22:54:49 ID:Ml.6cLth1s
これは瑞希による男女平等パンチがくる…?
727 : 1   2022/05/25 23:14:48 ID:/s/6oU8lJw
アナザー麗花「それは楽しみ、だなあ!!」ブンッ

瑞希「…」

ティオ「なぜ避けない!?」

ボフッ!
アナザー麗花「あれ…!?」

茜「刀の先が…消えちゃった…」ポカーン

瑞希「はい、今のが“消えるマジック”です」

瑞希の言葉を無視し、アナザー麗花は間髪入れずに炎弾を連続して瑞希に放つ。

瑞希「ではアンコールにお答えして…」バッ

瑞希は右手をかざすと、手のひらサイズの念力の壁を作り出す。
一発目の炎弾が壁に触れて相殺――かと思いきや、次の攻撃もその次の攻撃もといった感じで、全ての炎弾は壁に触れた瞬間、まるで蒸発したかのように跡形もなく消えてしまった。

瑞希「どうですか?これが私の新しい力……“相手の能力を打ち消す力”です」

アナザー麗花「びっくりしちゃったよ。まさかここで能力をさらに進化させるなんて、やっぱり瑞希ちゃんは能力者としての才能があるんだね」

瑞希「…正直私も驚いています。まさか本当に無効化できるなんて…」

茜「思いつきだったの!?」ガビーン

瑞希「人間、やってみるものですね」b

アナザー麗花「ふふ、ますます面白いね。じゃあこれは…」


アナザー麗花「どうかな?」ボオオッ
瑞希「…!」

先ほどまで目の前にいたはずのアナザー麗花は、瞬きをした一瞬の内に瑞希の左隣に移動していた。
とっさに目線を向けるが、すでに肩を掴まれており逃げられず。加えて炎をまとった右手を瑞希へ向けて突き出していた。

茜「空間移動の能力!?」

アナザー麗花「こんがり焼いてあげるからね!」
728 : 1   2022/05/25 23:15:29 ID:/s/6oU8lJw
瑞希「…っ」バシンッ

瑞希はアナザー麗花の手をはたく。すると先ほど同様に炎は一瞬で消えてしまう。

アナザー麗花「え…炎が…!?」

瑞希「今度はこちらの番ですよ」ガシッ

ポコえもん「よし!捕まえた!!」

アナザー麗花(空間移動で逃げちゃえ……あれ…あれ!?移動、できない…?)

瑞希「無駄ですよ。その能力も無効化していますから」

アナザー麗花「…本当にすごいね。念力を操る能力からまさかこんなことまでできちゃうなんて…」

瑞希「…それは正確な情報ではありません。……私の持つ力は、念力を操る能力ではなく…“念力で超常的な存在と渡り合える”能力です」

アナザー麗花「!!」

ティオ「対能力者に特化した能力…!」

ポコえもん「それもあいつのように能力だけでなく、妖術といった別の異質な力の使い手にも対抗できる力…」

瑞希「私をすごいと言うのなら、それはあなたのおかげです。あなたのような強敵を相手にすることで私の能力は進化するのですから…」

アナザー麗花「それって私たちの相性がいいってことかな…?」

瑞希「…そうですね」

アナザー麗花「あれあれ、否定しないんだね?」

瑞希「この戦いはあなたを救うための戦いなので。否定せずに受け入れますよ」

アナザー麗花「そういえばそんなこと言ってたね。……確かに瑞希ちゃんとはお友だちになりたいけど、世界を諦めるつもりは全くないよ」

瑞希「…一つ、質問をさせてください」

アナザー麗花「ん?」

瑞希「>>731
729 : お兄ちゃん   2022/05/25 23:17:03 ID:lOn.5CmxiU
買う予定だった缶コーヒー(1つ50円)を返してください
730 : ボス   2022/05/25 23:29:04 ID:/seMObn8cI
なんでデパートだったんですか?
731 : Pさん   2022/05/25 23:42:58 ID:Qf4fm6O2NA
あなたの、お名前は?
732 : 1   2022/05/26 14:53:48 ID:ld76HmdPFo
瑞希「あなたの、お名前は?」

アナザー麗花「名前かあ、そういえば名乗って無かったよね」

瑞希「その人を理解するには、やはり名前を知ることが必須なので…」

アナザー麗花「…今まで通り好きに呼んでくれていいよ。みんなにはそうさせてるし、私自身もそういうの興味ないんだ。周りからどう呼ばれようとも、私は私だから」

瑞希(確かにお仲間の皆さんはそれぞれ独自の呼び方をしていましたが…しかし私は…)ウーン

アナザー麗花「…そんなに知りたいなら、私に勝つことができたら教えてあげてもいいよ」

瑞希「…本当ですか?」

アナザー麗花「その代わり、私が勝ったら世界はもらうね♪」

瑞希「…いいでしょう」

茜「っていいんだ!?」ガビーン
ポコえもん「っていいのかよ!」ガビーン

瑞希「大丈夫です。負けるつもりはありません…」

アナザー麗花「ふふ、自信満々マンって感じだね!でも私だって負けるつもりはないよ」

茜「でもでも!能力は封じてるんだよ!瑞希ちゃんが断然有利なのは変わらないよ!」

アナザー麗花「甘いね、プリンよりも甘いよ」

茜「にゃ!?」

アナザー麗花「瑞希ちゃんの能力は強いけど無敵じゃないよ。例えばこんな風に…」

アナザー麗花は親指と人差し指で円を作り、それを瑞希の額に向ける。

アナザー麗花「えい♪」ペチン
瑞希「っ…!!」

瑞希はデコピンを喰らったとは思えない勢いで、後方へと吹き飛んでいく。

アナザー麗花「一つ目。物理攻撃は防げない」

瑞希「…いたたた」

アナザー麗花「あはは」シュッ
瑞希(空間移動…!)

瑞希に気づかれはしたが、構わず蹴りを入れる。
更に吹き飛ぶ瑞希に追い打ちをかけるように、炎弾が飛んでくる。

瑞希「う…っ」

アナザー麗花「二つ目。念力に触れなければ能力は無効化されない」
733 : 1   2022/05/26 14:55:05 ID:ld76HmdPFo
ポコえもん「やろう…!奇襲かけて瑞希を追い詰めるつもりか!」

アナザー麗花「ふふ、油断大敵だよ」

瑞希「そうですね…油断は、いけま、せんね…」バッ

ドゴオ!
アナザー麗花「!!?」グラッ

アナザー麗花の頭上が湾曲し、重力波が放たれる。
重力波は頭に直撃し、体をふらつかせる。

瑞希「ミスディレクションはマジックの基本中の基本……先ほどのお返しです」

血をペッと吐き出し、アナザー麗花の方を向く。


瑞希(一応加減はしましたがしばらくはまともに動けないはず。私の体力も限界が近い……ならば今の内に勝負を…!)コォォォ

アナザー麗花(頭が痛い…くらくらする…意識が消えそうだよ……けど、ここで倒れて負けちゃったら、世界が手に入らない…。じぃじたちもいなくなって、夢までなくなっちゃったら…もう私には何も残らない…そんなの、すごく嫌だな…!)

アナザー麗花は再び刀を顕現させる。

瑞希(やはりまだ戦うつもりですか…)

アナザー麗花(お互い、最後の攻撃って感じかな…)

瑞希(これがラストアタック)
アナザー麗花(この一撃で、何もかも壊してあげる!)


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→瑞希の技が決まり、決着
奇数→アナザー麗花の技が決まり、決着
>>734~737
734 : レジェンド変態   2022/05/26 15:09:09 ID:bcvm/2ZSo2
ドラえも~ん、瑞希を助けて!
735 : 監督   2022/05/26 15:44:31 ID:pHroZRNL3.
頼むぞ!
736 : 我が友   2022/05/26 16:33:58 ID:odkGIKcb1M
勝ってくれ!
737 : Pしゃん   2022/05/26 20:28:37 ID:bDatCsh0V2
どきどき
738 : 高木の所の飼い犬君   2022/05/26 20:38:08 ID:as9Ysf1WNE
あ……
739 : 1   2022/05/27 21:58:42 ID:TGeUZ/bviY
9+31+58+37=135
奇数ルート


アナザー麗花「私の妖力すべてをこの技に…!」

ティオ「刀に炎を纏わせているだと…!」

ポコえもん「しかもあの構え!また満月打ちの!何度も何度もパクリやがって!!」

瑞希(私の能力ですべて無効化されると知ってなお能力勝負を挑むとは……何かを企んでいる…)

アナザー麗花「さあ、行くよ!」

瑞希(考えていても仕方ない…。何が来ようとも目の前の勝負から逃げることはしません)

瑞希「正面から受けて立ちましょう」

アナザー麗花「満月・太陽斬り!!」

瑞希「炎の斬撃…!?しかし私の念力で…!」

アナザー麗花「!!」カッ

瑞希「…!」

茜「瑞希ちゃんの動きが止まっちゃった…!」

ポコえもん「まさか幻術か!?」


瑞希『ここは…』

光のない真っ暗闇の空間にただ一人残された瑞希。
動こうとするが、まるで沼の中に足を踏み入れたように身動きが取れない。
もちろんこれは幻術なのだが、瑞希には現実のように感じている。

瑞希『うご、かない…』
740 : 1   2022/05/27 21:59:44 ID:TGeUZ/bviY
ティオ「念力に触れなければ能力は無効化されない……感覚に直接干渉する幻術の類は防ぐことができないのか」

茜「瑞希ちゃあああん!このかわいい茜ちゃんの声が聞こえるなら、正気に戻ってよ!!」

アナザー麗花「無駄だよ。このまま瑞希ちゃんは自分が攻撃を受けたことにも気づかずにやられちゃうんだから」

茜「そんなの…だめだよ!…このままじゃ瑞希ちゃんが死んじゃう!」


『嫌だよ!お父さん、お母さん!死なないで!一人に、しないでよ…!』


アナザー麗花「…死」クラッ

ふと過去の出来事を思い出し、手で顔を覆いながら一瞬だけ体がよろける。

アナザー麗花「これで私は…」


瑞希『何をしても動かない……このまま、この暗闇の中、一生私は…』

『あきらめちゃだめだよ』

瑞希『その声は…』

『君は一人じゃない!僕らがいるじゃないか!』

瑞希『ドラえもん、さん…』

『さあ、こっちへ!』

瑞希『あれは…光…!』
741 : 1   2022/05/27 22:00:12 ID:TGeUZ/bviY
茜「え!?」
ポコえもん「どういうことだ!?」
ティオ「あ、あれは…!」

アナザー麗花「!?」

四人は上空を見上げ、驚愕する。
何故なら、先ほどまで存在していた夜空が、満月が、すべて消え、
明るい朝空へと変化していたのだから。

ティオ「太陽…」

アナザー麗花「何で…!?まだ日が昇る時間じゃないはずだよ…!?」

茜「こんな不思議なことができるのは…」

ティオ「ああ、間違いなくあいつだ…!」


別のビルの屋上で、ドラえもんと紬は大の字で倒れこんでいた。

ドラえもん「ま、間に合った…」

ドラえもんは手に持っている懐中時計のようなものを見ながら言う。

ドラえもん「『スピードどけい』…。針を進めることで時間を早送りできる道具…!あいつらの力が満月で強化されているなら、時間を早めて朝にしてしまえばいいんだ」

紬「相変わらず…出鱈目なことを…」ゼェゼェ

ドラえもん「あの爆発の時、紬ちゃんが助けてくれたおかげだよ!本当にありがとう!」

紬「腕が…痛い…すみませんが…もう動けませんよ…」ゼェゼェ

ドラえもん「大丈夫!あとは僕に任せてよ!」

老タヌキ「…待て」

ドラえもん「君らはここでおとなしくしててよ」

老タヌキ「…何故我らを助けた?情けをかけたつもりか!」

ドラえもん「そんなことじゃない。ただ僕も瑞希ちゃんも、誰の犠牲も望んでないってだけさ」

老タヌキ「そんな…甘い理由で?」

ドラえもん「そう、甘いんだ僕らは」
742 : 1   2022/05/27 22:00:56 ID:TGeUZ/bviY
瑞希「…まぶしいですね」

茜「瑞希ちゃん!」

満月が消えたことに加え、アナザー麗花の精神の揺らぎ。
二つの偶然が重なり、妖術の力が弱まった隙に瑞希は幻術の世界から抜け出すことができたのだ。

瑞希(ドラえもんさん、ありがとうございます…!)ギュッ

アナザー麗花「戻ってこられたとしても、今更私の攻撃は避けられないよ!」

瑞希「…!」バッ

瑞希はとっさに念力のバリアを展開し、自身の身を守る。
しかしタイミングがわずかにズレてしまったため、完全に防ぐには至らなかった。

瑞希「…っ」フラッ

バタッ!
瑞希「…はぁ、はぁ」

アナザー麗花「私の勝ちだよ」スチャ

刃先を瑞希の喉元に突きつける。

アナザー麗花「結構大見得を切ってたけど、残念なくらいあっけなかったね。ふふ…」

瑞希「…」

アナザー麗花「でもこれでようやく終わりだ…あはは…」

瑞希「>>745
743 : 彦デューサー   2022/05/27 22:03:43 ID:cIR2TP9C9w
それで勝ったと思っているんですか?嗤えますね。
744 : 兄ちゃん   2022/05/27 22:08:36 ID:MPEGa3gOvA
あなたがこだわっているその幻想を、ぶち壊します!
745 : 下僕   2022/05/27 23:54:31 ID:6d8jz1.NFk
>>744に合わせてRaise the FLAGが流れ、瑞希の大逆転マジックが飛び出す
746 : 1   2022/05/31 01:00:12 ID:o0nfgnVB5g
書いたり直したりを繰り返してたらこんなに日にちが…
お待たせしました。続きです

後、この先は痛々しい描写があるので注意
747 : 1   2022/05/31 01:02:02 ID:o0nfgnVB5g
瑞希「あなたがこだわっているその幻想を、ぶち壊します」

刹那、右手にまとった念力をアナザー麗花の身体にたたきつける。

アナザー麗花「っ!?」バタッ

瑞希(私の予想が正しければ…直接身体に念力を撃ち込むことで、北上さんの異能の発動そのものを封じられたはず…一瞬のスキをついた大逆転のマジックショー、これで私の……)

アナザー麗花「ふ、ふふ…」

瑞希「…!」

アナザー麗花「まさかここで終わらせる気なの?これから面白く…ふふ、なるのに…!」ビュンッ

瑞希(くる…)バッ

アナザー麗花「遅いよ!」ゴスッ

戦闘態勢をとる前に、膝蹴りを瑞希の腹部へと叩きつける。

瑞希「っ!!」ゲシッ

しかし倒れながらもアナザー麗花の足を蹴り、体勢を崩させる。
瑞希はすぐさま起き上がり、馬乗りになる。
そのまま攻撃を仕掛けようと腕を上にあげるが、
それよりも早く瑞希の顔を両手でつかみ、そのまま頭突きを喰らわせる。

瑞希「う…」クラクラ

その隙をついて、勢いよく腕で瑞希を払いのける。

瑞希「…はぁ…はぁ…」
アナザー麗花「はぁ…はぁ…」

両者立ち上がり、そしてにらみ合う。

アナザー麗花「…能力なしの単純な生身の勝負なら、私の方が上みたいだね」

瑞希「否定はしませんよ……こういうのは、柄ではないのですから」

アナザー麗花「でもまだやるんだよね?」ニヤ

瑞希「当然です。負けたくないので」キッ

アナザー麗花「はは…!そうこなくっちゃ!今度こそ、完全に倒してあげるよ!!」
748 : 1   2022/05/31 01:04:58 ID:o0nfgnVB5g
一方ドラえもんは、タケコプターで瑞希のもとへ接近しようとしていた。

ドラえもん「たたたた大変だ!瑞希ちゃんを助けないと!」

老タヌキ「待て、行くな」

タヌキたち「「「「そうだ!行くな!」」」」

ドラえもん「い、いつの間に!?」

老タヌキ「我らの力をもってすれば、あの程度の拘束を解くことなど造作もない」

ドラえもん「また邪魔をするつもり?」

老タヌキ「…もうそんな力はない。先ほど使い果たしたからな……今はただ、あの二人の決着を見届けたい。それだけのことだ」

ドラえもん「決着…」チラッ

老タヌキ「貴様もここで大人しく見ていろ。そして最後まで見届けろ」
749 : 1   2022/05/31 01:05:25 ID:o0nfgnVB5g
アナザー麗花「うふふ、あははは!」ゲシッ

瑞希「が…っ」

アナザー麗花「強い能力者の瑞希ちゃんも能力が使えなきゃただの女の子って感じだね♪このままボロボロにしてやっつけてあげるよ」

瑞希「…まだ、まだ……です」

アナザー麗花「…っ!痣や傷だらけのボロボロなのに……そんなにこの世界が大事なの?」

瑞希「そんなの…当たり前、です……」

アナザー麗花「…瑞希ちゃんが思ってるほど…世界は良いものなんかじゃないよ」

瑞希「…この世界には、大切な家族や、仲間…と、の…大切な思い出があります……私は、それを失いたくない……」

アナザー麗花「…家族、仲間…思い出、かあ……ふふ、ははは、あははははは!!」

アナザー麗花は瑞希の襟首をつかみ、そのまま押し倒した。
馬乗りになり、襟首をつかんだまま頭を叩きつける。

アナザー麗花「私にはそんなもの!そんなものなかったよ!!人とは違うってだけで悪口を言われたり石を投げられた!家族が死んだ後も、家を燃やされて!思い出の品も、全部、なくなって…っ!普通じゃないのがそんなにいけないの!?ねえ!ねえ!!ねえ!!!」

瑞希「が、あ…!」ゴンッ

何度も何度も頭を叩きつけられ、その度に鈍い音が広がる。

アナザー麗花「私は私たちが普通に暮らせる世界が欲しかっただけなのに!それを求めて…何が悪いの!!?」

ぐったりとして動かない瑞希へと、両手を組んで振り下ろすが、
自身から手が離れたこの隙をついて、力強く蹴り飛ばす。

アナザー麗花「ぐ、うう…」

瑞希は痛みに耐えながら立ち上がり、アナザー麗花へと目線を向ける。
750 : 1   2022/05/31 01:07:04 ID:o0nfgnVB5g
アナザー麗花「何で、何で立ち上がるの…!もういい加減、邪魔をしないでほしいなあ…!!」

瑞希「そういう、わけには…いきません…」スタ

アナザー麗花「私を理解して受け入れてくれようとしてるなら、大人しくしててよ!!」

瑞希「だからこそ…」スタ

アナザー麗花「違うよ!口ではキレイごとを言ってても、結局瑞希ちゃんも私を否定するんだ!私が普通じゃないから嫌ってる!邪魔だって思ってる!!私の世界の人たちと同じだ!!」

瑞希「そんなことは…ありません…」スタ

アナザー麗花「ミリオンワールドに行けば私は幸せになれたんだ!誰からも嫌われることもなく、じぃじたちと平和に暮らせた!!でもそれが叶わないなら、もう力で奪うしかないんだよ!!私を邪魔だと思う人たちは、全員消してやる!!」

瑞希「ですから…っ!」バッ

瑞希はふらついた身体でアナザー麗花の眼前に立つ。

瑞希「あなたに、そんなことをしてほしくないから…こうして立ちふさがるんです…!」

バシンッ!
アナザー麗花「な…!」

瑞希の渾身の平手打ちを喰らい、一瞬面食らうアナザー麗花だが、
お返しと言わんばかりに平手打ちを打ち返す。
ボロボロの身体で強力な一打を喰らった瑞希は、後ろへと吹き飛んで倒れる。

瑞希「まだ…」ムクッ

アナザー麗花「…っ!!」ギリッ

瑞希「…さあ、続きをしましょう…」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→瑞希の勝ち
奇数→アナザー麗花の勝ち
>>751~754
751 : 我が友   2022/05/31 03:02:50 ID:Bs6QJiY5gs
うん…なんでアイドルがステゴロのガチ喧嘩してんのかわからなくなったw
能力バトルだったらミリオンならまぁ…となるんだけど
752 : 我が下僕   2022/05/31 06:55:05 ID:ruMYCxvAxU
ガンバレ二人とも!
753 : Pちゃま   2022/05/31 11:51:32 ID:Uz7RWwwLKE
アイドルって一体なんなのよ
754 : お兄ちゃん   2022/05/31 12:11:24 ID:mi96WQgKq6
ぼろぼろになりながらケンカすると言うとさよならドラえもんかな
755 : 師匠   2022/05/31 12:11:27 ID:mi96WQgKq6
ぼろぼろになりながらケンカすると言うとさよならドラえもんかな
756 : プロデューサーちゃん   2022/05/31 18:23:02 ID:uM.L5aXzig
あっ…どう収めるのだろうか…
757 : Pさぁん   2022/06/03 23:02:40 ID:Ogfk8ZuUWU
瑞希はマジックが得意なんだ、きっと何とかするはず…

あれ、そういえばこっちの世界のぷっぷかさんは?
758 : プロちゃん   2022/06/05 02:14:29 ID:nRbh3KbX1A
クライマックスでまさかスレ主失踪?
759 : 1   2022/06/05 03:03:26 ID:l.J4yLtaNQ
50+5+32+24=111
奇数ルート


地上

紗代子「頑張れえええええええええええ!!」ガンガン

スネ吉「もうちょっと丁寧にして!モニター壊れちゃうから!」ガビーン

琴葉「…」ソワソワ

歌織「大丈夫よ」ポン

琴葉「歌織さん…」

歌織「瑞希ちゃんならきっと何とかしてくれるわ。信じて待ちましょう」

琴葉「…はい」

歌織(その時はきっと彼女も心も…)



空中

タヌキA「あんなに感情的なお嬢、初めて見たよ…」

老タヌキ「をみなが長年、笑顔の裏に隠し続けていた深く暗い闇を…真壁瑞希、お前が引き出したというのか…だが、なぜがそんなことを…」

ドラえもん「…きっと瑞希ちゃんはあの人を理解しようとしているんだよ」

老タヌキ「…理解、だと?」

ドラえもん「うん。そのために会話を試みているんだ。相手の本音を聞いて、それを受け止めようとしている……想いは口にしないと伝わらないからね」

老タヌキ「想い…」

ドラえもん「瑞希ちゃんもあまり表情に出すタイプじゃないけど、自分の想いを相手に伝えるために言葉にしてる……瑞希ちゃんはあの人の本音を言葉で聞きたいんだよ」

老タヌキ「本音、か」


『…ねえ、じぃじ。もし世界が自分のものになったらどうしたい?』


老タヌキ(あの後に語ったお前の夢が永久となるか、泡沫となるかは、この戦いの結末次第ということか…)
760 : 1   2022/06/05 03:03:59 ID:l.J4yLtaNQ
屋上

アナザー麗花「無駄だよ。瑞希ちゃんが何言ったって私は止まらない!」タッ

ポコえもん「来るぞ!!」
茜「逃げて!」

アナザー麗花「それしか、もう選択肢はないんだよ!」ゲシッ

瑞希「…っ!」ドサ

アナザー麗花「…だからもう…放っておいてよ」

瑞希「……い、いえ」ムクッ

アナザー麗花「また…っ」

痛めつけても立ち上がってくる瑞希に対して、僅かに恐怖心を抱く。

瑞希「あなたの世界に対する怒りはわかります……けど、少しだけ、本当に少しだけでいいんです。目線を少し変えれば…きっと新しい道が開けると思うんです……」

アナザー麗花「…そんなの、今更無理だよ。大地も海も、空も…この目に映るものは私の怒りであり渇望なんだ。どんなに空高く手を伸ばしても、空に触れることができないからこそ、強く焦がれるんだよ。だからどんな手を使っても自分の思い通りにしてみたい……」

瑞希「力の過剰な誇示は人との関係に大きな亀裂を生みます。……過去のそれが考え方の違いから生まれた亀裂であるならまだ……しかし、これからあなたがやろうとしていることが現実になったら、今度こそ本当に憎しみの対象になってしまう……私はそれが嫌です」

アナザー麗花「…」

瑞希「初めて会った時は、とても悪い人だと思いました。けど、仲間のタヌキさんたちを操られたときに、あなたは私たちに怒りを向けてきましたね。それで私は感じたんです。本当のあなたは誰かを思いやれる人なんだと……だから私は、あなたと一緒に考えていきたいんです。傷つかない選択を……」
761 : 1   2022/06/05 03:04:37 ID:l.J4yLtaNQ
アナザー麗花「…瑞希ちゃんの言葉は本当にキラキラしててキレイだね…けどね、だからこそ痛くて苦しい」ジリ

瑞希「…」

アナザー麗花「ふふ、やっぱりもう身体が限界みたいだね。目の前まで接近したのに逃げようともしないなんて」

瑞希「はい。……正直今にも気を失いそうです」

アナザー麗花「…じゃあ終わらせてあげるよ。優しく、一瞬で」スゥ

アナザー麗花が手刀を構え、腕を上げる。

瑞希「…!」バッ
アナザー麗花「!?」

――瑞希が動いた。
右手に念力を集約させ、がら空きになったアナザー麗花の身体に向かって。

瑞希(ミスディレクション……このラストチャンスで…)

アナザー麗花「力は使い果たしたんじゃなかったの!?」


『この場であなたの考えを否定するのは簡単です。けどそれでは結局何も解決しません。なのであなたのすべてを受け止めることにします』


アナザー麗花(チャンスは今まで何回もあった……なのに、ここまで温存してたのは、私と会話をするために…!?)

瑞希(これで…私は、あなたに…!)


グラッ
瑞希「…え」

瑞希が意識していた以上に、蓄積されたダメージが瑞希の身体を限界まで追い込んでいた。
そのタイミングがよりにもよって攻撃が当たる直前にやってきてしまい、瑞希はそのまま前へと倒れる。
762 : 1   2022/06/05 03:05:21 ID:l.J4yLtaNQ
アナザー麗花「はぁ…はぁ…」

瑞希(この…大事な時に…私は何を…)

必死で身体を動かそうとするが、指一本すら動くことはなかった。
その上、力も完全に使い果たしてしまい、文字通り手も足も出ない状態だ。

アナザー麗花「…私を化かそうとするなんて、本当に瑞希ちゃんは面白いよね……けど、これで終わりだよ」

瑞希(ここまで、ですか…)


ドラえもん「待てぇええええ!!」ブウウウン

アナザー麗花「青ダヌキくん」

ドラえもん「瑞希ちゃんに手を出すな!」バッ

瑞希「ドラえもんさん…無事、だったんですね」

ドラえもん「今は僕のことより君の方だよ!」

瑞希「私は…大丈夫、ですよ…」

ドラえもん「とてもそうには見えないよ!」

アナザー麗花「かなり惜しいところまで行ったって思うよ」

ドラえもん「!!」キッ

アナザー麗花「今度は君が相手?いいよ、いくらでもやって……」


老タヌキ「待て、をみな!」

アナザー麗花「じ、じぃじ…!それにみんなも…!」

タヌキたち「「「「おじょ~!!」」」」バババッ

アナザー麗花「よかったぁ…みんな、生きてたんだね…」ウルッ

老タヌキ「お前を置いていくわけなかろう」

アナザー麗花「えへへ…」

ドラえもん「…」

アナザー麗花「ああ…待たせてごめんね」

ドラえもん「瑞希ちゃんに手を出してみろ!そんなことしたら…」

アナザー麗花「そんなことしたら?」

ティオ「私たちが容赦しない!」バッ

ドラえもん「ティオ!茜ちゃんとポコえもんも!」

茜「ふっふっふ!ついに茜ちゃんの見せ場到来かな!友情のために一肌脱いじゃうよ!」

ポコえもん「無茶はしないでくださいよ!」

茜「ポコちゃんこそ!元の姿に戻ってるじゃん!」

ドラえもん「みんな…ありがとう」ジーン
763 : 1   2022/06/05 03:06:25 ID:l.J4yLtaNQ
アナザー麗花(そっかあ…これが、瑞希ちゃんの守りたかった世界なんだね…)

老タヌキ「をみな」

アナザー麗花「?」

老タヌキ「お前はどうしたい?」

アナザー麗花「…私は」

瑞希「…」ゼェゼェ

アナザー麗花「…」スタスタ

ドラえもん「ち、近づ……」
アナザー麗花「どいて」グイッ

ドラえもんたちを押しのけ、倒れている瑞希を見下ろす。

瑞希「はぁ…はぁ…」
アナザー麗花「…」

アナザー麗花はその場にしゃがみ込み、瑞希に耳打ちする。

「――」ボソ
瑞希「…!」

「もういいや、行こ」

ドラえもん「え!?」
タヌキA「ええ!?」

老タヌキ「…そうか」

ドラえもん「逃げるつもりか!?」

「う~ん……そんな感じなの?」

ドラえもん「僕に聞くな!」ガビーン

瑞希「ま、待ってください……さっきのあれは…あなたの本当の名……」

「ばいばい、瑞希ちゃん」スゥ

瑞希「まっ――」


パチンッ


茜「…あれ?ここは?」

スネ夫「みんな!」

茜「あれあれ?プロちゃんどうしてここに?」

スネ夫「それはこっちのセリフだよ!君たちさっきまでデパートの上で……あれ?デパートが…ない」

今までこの場に存在していたはずのデパートが跡形もなく姿を消していた。
まるで最初から存在していなかったかのように…。

ポコえもん「ぼくが言うのもなんですが、まるでタヌキに化かされた気分ですね…」

瑞希「…」

ドラえもん「瑞希ちゃん?大丈夫?瑞希ちゃん……」

瑞希(結局…私はあの人を……)


こうして一夜の大決戦は幕を閉じ、数日の時が流れた…


瑞希は今いる場所は
A:自宅
B:病院
C:劇場
>>765
764 : EL変態   2022/06/05 03:35:40 ID:mtJxg3BxuA
1さんお忙しいところありがとうございます!
C

そういえばなのはで「なまえをよんで」って回があったなぁ
765 : Pーさん   2022/06/05 09:07:49 ID:xhD1Kuu/2c
B
766 : 1   2022/06/05 09:41:50 ID:l.J4yLtaNQ
お待たせして本当にすみません!
ここからはエピローグ突入です。よろしくお願いします!
767 : プロデューサー君   2022/06/06 12:49:27 ID:G93ZRU/vGs
おつ
気長に待ってるで
768 : 1   2022/06/07 00:27:54 ID:kYl718jDtg
病院。

あの決戦で怪我を負った瑞希は、数日間の入院生活を送っていた。

ドラえもん「瑞希ちゃん!リンゴ食べる?」

瑞希「大丈夫です」

スネ夫「何か欲しいものあったら買ってくるよ?」

瑞希「お気遣いなく」

スネ夫「あの日からずっと元気がないね…」ヒソヒソ
ドラえもん「うん。僕らで励ましてあげないと…」ヒソヒソ

琴葉「ここは私に任せてください」ヌッ

ドラえもん「琴葉ちゃん!」

琴葉「今本当に必要なものが何なのか、二人はわかっていない」

スネ夫「必要なもの?」

琴葉「見ててください……瑞希ちゃん、一緒にしじみ汁でもどうかしら?」グイッ

瑞希「結構です」

琴葉は左手でドラえもん、右手でスネ夫の胸倉をつかんで持ち上げる。

ドラえもん「なんで僕ら関係ない!?」ガビーン

スネ夫「そもそも病院でしじみ汁って…いたたたたた!」

瑞希「…」


数日前の大決戦後にさかのぼる。

突如、別の世界からやってきた者たちの身体が光に包まれる。

美夜子『時間みたいね』

茜『え!?でも茜ちゃん何もしてないよ?』

美夜子『力には“制限”があるものよ。それがどんな強力な力であってもね…』

茜『そっか~…。なんだか寂しくなっちゃうね、せっかく知り合えたのに』

美夜子『こうしてこの世界にやってこれたのはあなたのおかげよ。あたしの大切な友達の住む世界を救う役目を与えてくれて、ありがとう』

茜『あはは、ストレートに言われちゃうと、流石の茜ちゃんも照れちゃうな~』
769 : 1   2022/06/07 00:28:21 ID:kYl718jDtg
百合子『美夜子さああああん!!』ダキッ

美夜子『百合子さん』

百合子『私は美夜子さんの弟子になって、魔法使いになりたいんです!!だから行かないでください!!』

杏奈『百合子さん……気持ちはわかるけど、美夜子さんが困ってる……よ』

百合子『うっ…そ、そうだよね……ごめんなさい!美夜子さんにだって生活があるのに…』

美夜子『この世界に残ることはできないけど、いつかまた会える時が来たら、その時は魔法を教えてあげるわ。だからそれまで、元気でね』

百合子『美夜子さん…いえ!美夜子お姉さま!!』ギュウッ

美夜子『お、お姉さま…あはは…』


スネ夫『君たちも本当にありがとう!』

グースケ『こちらこそだよ!』

鳥人間の青年『またいつか会いましょう!今度は戦いなんて関係なく…!』

スネ夫『うん!楽しみにしてるよ!!』


ティオ『すまない』

ドラえもん『何で謝るのさ?』

ティオ『あの女のことだ。最後の最後で取り逃がしてしまい、そんな状況のままここを去ることになってしまった……本当にすまない』

ドラえもん『何言ってるんだ。ティオやマヤナ国のみんなが助けてくれたおかげで、危機を乗り越えたんだ。僕はすごく感謝してるよ!それにまたあいつらが来ても、同じようにやっつけてやるさ!』

ティオ『…そうか。お前たちならやり遂げてしまいそうだな』

ドラえもん『うふふふ』

二人は握手を交わす。

ティオ『…また何かあったら必ず助けに来る!約束だ!』

ドラえもん『ありがとう、みんな!』

ティオ『達者でな』

そして、ティオをはじめとした協力者たちはこの世界から姿を消した。
770 : 1   2022/06/07 00:28:39 ID:kYl718jDtg
ドラえもん『…行っちゃったね』

瑞希『…』

ドラえもん『…もしかしてあの人のことが気になるの?』

瑞希『…結局何もできませんでした』

ドラえもん『何を言ってるんだ!一番の功労者は君だぞ!』

瑞希『…私の言葉はあの人に届かなかった…救えなかったんです…』

ドラえもん『瑞希ちゃん…』


瑞希(あの時、もっとしっかりしていれば…こんなことには…)

窓を眺める瑞希を心配そうに見つめる三人。

麗花「…」ヌッ

瑞希「…!?」ビクッ

麗花「瑞希ちゃん、みいつけた♪」

外から窓を開けて入ってきたのは、765プロ劇場のアイドルの一人、北上麗花だった。

麗花「ぱんぱかぱーん!北上麗花!ただいま海外ロケから帰ってきました~!どんどんぱふぱふ~♪」

ドラえもん「麗花さん!どうしてここに!?」

麗花「あ、ドラちゃん♪相変わらず頭テカテカだね!」

ドラえもん「なぬ!」

スネ夫「いや、ていうか窓から…ここ、2階…」

麗花「あ、ごめんなさい。窓から入ってくるなんてはしたないですよね」

スネ夫「ええ、そっち…?」ドヨーン

麗花「瑞希ちゃん、身体の方は大丈夫?入院してたって聞いて、私びっくりぽんだったんだよ!」

瑞希「心配かけてすみません。私はもう大丈夫です…」

麗花「…そっか。あ!そういえばお土産持ってきたんだよ!アフリカのなんとかって森にある巨神像の――」
771 : 1   2022/06/07 00:29:45 ID:kYl718jDtg
翌日。
今日は瑞希の退院日。病院から瑞希とドラえもんが出てくる。

ドラえもん「忘れ物はないね」

瑞希「問題ありません」

ドラえもん「それじゃあ今日は家に帰ってゆっくりと……」

ぷっぷー!
麗花「瑞希ちゃん退院おめでとう!」

車の運転席から顔を覗かせて、二人を出迎える麗花。

瑞希「北上さん。どうして…」

麗花「もちろん二人を迎えに来たんだよ」

ドラえもん「どういうこと?」

麗花「これから退院祝いにドライブに行こうよ♪」

ドラえもん「随分と急だなあ」

瑞希「すみません、今日は…」

麗花「遠慮しなくてもいいんだよ。ほら、早く♪」

麗花の勢いに負け、車に乗る二人。
助手席にドラえもん、後部座席に瑞希といった形で発進する。

麗花「どこか行きたいところある?」

瑞希「特には……あ、しいて言うなら私の家……」

麗花「じゃあ私一押しの場所に連れてってあげるね!」

瑞希「見事にスルーされたぞ」

麗花「>>774に連れてってあげるね!」


これが最後の安価になるかな。
ちなみにこの麗花さんは正真正銘本物の北上麗花さんです。
772 : 番長さん   2022/06/07 00:31:50 ID:AWGgN6pq4Q
親不知・子不知(新潟)
773 : プロちゃん   2022/06/07 01:43:16 ID:qMr1Eu62.U
秋葉原アトレ
774 : der変態   2022/06/07 05:50:27 ID:XV9Rm0mqgE
デパートのあった場所
775 :   2022/06/08 09:39:20 ID:om3bujEKw2
麗花母に昔連れてってもらった山の上
776 : 1   2022/06/09 19:53:38 ID:qXYnzlUSz.
瑞希とドラえもんが麗花と一緒にドライブをしている間に、
劇場ではポコえもんをはじめとした山寺ベアーズのメンバーが訪れていた。

ポコえもん「みなさんのおかげで仲間たちを取り戻せました!本当になんとお礼を言ってやら…」

百合子「気にしないでよ!私たち、戦友なんだから!」ビシッ

杏奈「元気でね、ポコさん……また遊びに来てね……」

ポコえもん「お二人もぜひ22世紀に来てください!

がっちりと握手を交わす三人。
その光景を見ていたスネ夫が微笑む。

ポコえもん「スネ夫さんもありがとうございました」

スネ夫「いやいや、こちらこそみんなを助けてありがとう」

ポコえもん「そういえば先ほど瑞希さんのお宅にお邪魔したんですが、お二人ともまだ戻ってきてないみたいで…」

スネ夫「そうなの?……まあドラえもんが一緒なら安心…かな」

ポコえもん「信頼されているんですね」

スネ夫「長い付き合いだからね。瑞希さんのことはドラえもんに任せて問題ないさ。でも後のことは僕も頑張らないとね……」チラッ
777 : 1   2022/06/09 19:53:58 ID:qXYnzlUSz.
劇場の屋上では、紬が無言で空を眺めていた。

紬「…」

歌織「紬ちゃん」

紬「か、歌織さん!?」ビクッ

歌織「驚かせちゃってごめんなさい……お隣いいかしら?」

紬「ど、どうぞ」

歌織「…きれいな青空ね」

紬「ええ、とっても…」

歌織「…そのマント」

紬「ああ、これですか」

紬は片手に持っていたひらりマントを広げる。

紬「ドラえもんさんに譲ってもらったんです。不思議と愛着がわいてしまって…」

歌織「ふふ、ドラちゃんから聞いたわ。紬ちゃんのおかげで敵の大ボスの一人を倒すことができたって…」

紬「あの時は無我夢中で、とにかく私も動かないと、と必死な思いでした……それを言うなら歌織さんこそ、塔の破壊に貢献したと聞きましたよ」

歌織「私も紬ちゃんと同じよ。自分にできることを精いっぱいやった結果なの」

紬「…改めて考えると、今回の騒動は不思議なことばかりでしたね。あの北上さんにそっくりな方をはじめ、こことは違う世界があって、そこで生活をしている人間がいる…そんなことが本当にあるのですね」

歌織「あの麗花ちゃんみたいに別世界の私たちも今頃、自分たちの世界で悩んだりしながら頑張っているのかしらね」

紬「…もしかしたら私たちが“アイドルをやっていない世界”、なんてものもあるのかもしれませんね…」

歌織「…それは悲しいわね……けど」

歌織はぽんっと紬の肩に手を置く。

歌織「私たちは今、ここにいるわ」

紬「…!」

歌織「だからこそ、私たちはこの世界で精一杯頑張っていかないとね。他の世界の私たちに笑われないように」ニコッ

紬「…はい!」
778 : 1   2022/06/09 19:54:22 ID:qXYnzlUSz.
スネ夫(どうやら僕の出番はなさそうだ……さて、事務所に戻ろうかな)

物陰から二人の様子を眺めるスネ夫。
安堵の表情を浮かべながら、この場を去ろうとするが…

紗代子「プロデューサー!こんなところで何をやってるんですか?」

茜「面白いことなら、茜ちゃんも交ぜてよね!」

スネ夫「ちょ!」

ドンッ!
スネ夫「いてて…急に押さないでよね…」

歌織「プロデューサーさん?」

紬「あなた、こんなところで何を……ま、まさか盗み聞きをしていたのですか!?」

スネ夫「い、いやいや!僕も心配で…!」

紬「あなたという人は、どこまで不躾なのですか!今日という今日は許しません!」プンプン

スネ夫「ええーっ!」ガビーン

歌織「ふふ」

スネ夫「歌織さんも笑ってないで助けてよ!」

歌織「ダメです!しっかり罰を受けてくださいね♪」

スネ夫「そ、そんなー!」ガーン

茜「やっと日常が戻ってきたって感じだね!」

紗代子「うん!」

スネ夫「呑気なこと言ってないで助け……ぎゃあああああああ!!」

平和な日常を取り戻した765プロのメンバーは、今日も仲間たちとの日常を大切に過ごすのであった。
779 : 1   2022/06/09 19:54:59 ID:qXYnzlUSz.
そして瑞希とドラえもんはというと…

麗花「それでね、あの時こんなことがあって…」ペチャクチャ

ドラえもん「そりゃあすごいや!」ペチャクチャ

瑞希「…」

麗花「もしかしてお話退屈だったかな?」

瑞希「…いえ、そういうわけではなくて」

麗花「……あ、着いたよ」

ドラえもん「こ、ここって」

麗花「うん!最近評判のデパート!すっごく安く売られてるんだって……ってあれあれ?デパートがなくなっちゃってる?建物ごとお引越ししちゃったのかな?」

ドラえもん「まあ、色々とあったんだよきっと…」
瑞希「…」

麗花「ふぅん、そっか…。まあいいや!入ってみようか!」

ドラえもん「ええ!入るの!?」

麗花「レッツゴー!」


ドラえもん「わかってはいたけど、ただの広い空き地って感じになっちゃったね」

麗花「ルンルン♪ちょっとした探検って感じで面白いね!」

ドラえもん「ただ歩いてるだけじゃないか」

麗花「ここからきっとビックリドッキリなことが起きて楽しくなるよ!」

ドラえもん「そんなことあるわけ……」

ネズミ「ちゅ!」トコトコ

ドラえもん「ぎゃああああああ!!ネズミィィイイイイイイ!!」ビュウン

ネズミを見て全速力でどこかへ走っていくドラえもん。

麗花「わぁ~!ドラちゃん速い!」
780 : 1   2022/06/09 19:55:40 ID:qXYnzlUSz.
瑞希「…」

麗花「…ずっと元気なさそうだけど、私が留守の間に何かあったの?」

瑞希「…え?」

麗花「病院の時からずっと気になってたんだよ?今まで見たことないくらい落ち込んでたから…」

瑞希「心配をかけてしまったみたいで、すみません…」

麗花「なんで謝るの?私は瑞希ちゃんのこと大好きだから、友達が困ってたら助けてあげたいって思うのは当然だよ」

瑞希は麗花の言葉から、あの決戦のことを思い出していた。

瑞希(…これではあの時と逆ですね)

麗花「瑞希ちゃん?」

瑞希「…失礼しました。では少し、聞いてもらってもいいですか?」

麗花「うん!どんとこーい!」

瑞希は能力や小籠包のこと、そしてアナザー麗花のことは伏せて、これまでの騒動について掻い摘んで説明をする。

麗花「そっかあ…。瑞希ちゃんはその人と喧嘩をしちゃって……結局相手と仲直りできないまま終わっちゃったことが、ずっと心残りだったんだね」

瑞希「…結局私の言葉はあの人には届きませんでした…救ってあげられなかった…それが悔しかったんです…」

瑞希が俯き、溜め込んでいた本音を吐き出していく。
781 : 1   2022/06/09 19:56:05 ID:qXYnzlUSz.
麗花「うーん…そんなことないと思うけどなあ」

瑞希「ですが…」

麗花「だって最後に名前を教えてくれたんでしょ?」

瑞希「…!」

麗花「それって瑞希ちゃんのこと、認めたってことなんじゃないかな?」


『…そんなに知りたいなら、私に勝つことができたら教えてあげてもいいよ』


瑞希「あ、ぁ…」

気づけばボロボロと涙がこぼれ落ちる。
手で覆っても涙は止まることなくどんどんと溢れてくる。まるで今まで心に押し込めていたものをすべて吐き出すかのように――

そんな瑞希の様子を見て、麗花は瑞希の頭を優しくなでる。

麗花「…その人は不器用さんだね。はっきり言葉にすれば伝わることなのに」

瑞希「…はい、本当に……」
782 : 1   2022/06/09 19:56:49 ID:qXYnzlUSz.
某所。

「はっくしゅ!」

老タヌキ「風邪か?」

「う~ん、わかんないかな~」

老タヌキ「…ところでどうだ?力は使えるようになったのか?」

「…ダメみたい。瑞希ちゃんの能力を受けてから、もうずっとだよ。だからしばらく計画は中断だね!」

老タヌキ「…どんな力にも制限というものがある。それは真壁瑞希も例外ではない。……お前、本当はもうとっくに……」

「あはは!じぃじの言ってることは難しくってわかんないなあ♪」

老タヌキ「前から思っていたが、お前は肝心なことに限って口を閉ざす」

「…しばらく、この世界を見て回りたいんだ。自分の目で見て、自分の耳で聞く…。色々なことを知っていけば、今までわからなかったことがわかる気がするから。だから、世界をどうにかするのはその後からでもいいかな…」

老タヌキ「気の長い話だな」

「そうだね~…。けどこの世界のことをもっと知れたら、私も何かが変われるって思うの。そうしたらきっと、今度こそ瑞希ちゃんとお友達になれるかもしれないよね」


『私はね、この力でじぃじたちと楽しく暮らしたい。そしてね――』

『そして?』

『友達が欲しいんだ~!』


老タヌキ「…そうか、お前は見つけたんだな」ボソッ

「じぃじ?」

老タヌキ「こっちの話だ。……まあいいさ、我々はお前についていくだけだ。昔と変わらず、これからもだ…!」

タヌキB「そうそう!僕らはずっとお嬢と一緒だよ!」ヒョッコリ

タヌキD「お嬢と大冒険するの、あたし楽しみだよ♪」ピョン

老タヌキ「それで、行く当てはあるのか?」
783 : 1   2022/06/09 19:57:15 ID:qXYnzlUSz.
「わかんないから、パーっと適当に進んでいこうよ!」

老タヌキ「お、おう…」ドヨーン

「深海の王国とか雲の上の王国とか…地下の王国とかも面白そうかも!」

老タヌキ「そんなところに国があるのか?」

「わかんないけど、行けばきっとわかるよ!」

タヌキC「なあなあお嬢!俺、無人島とか行ってみたい!」

タヌキA「じゃあアタシは月!」

老タヌキ「揃って好き勝手言いおって」

「ふふっ…、よーし!それじゃあ次の目的地に向けてレッツゴー!!」ビシッ

老タヌキ(礼を言おう、瑞希。お前のおかげでをみなの心は救われた。いつかまた会う時があったら、改めてこの気持ちを直接言葉で届けよう……)
784 : 1   2022/06/09 19:57:35 ID:qXYnzlUSz.
瑞希「すみません、恥ずかしいところを見せてしまいました」

赤い目を擦る瑞希に対して、麗花は優しく微笑む。

麗花「ふふっ、普段は見られない激レア瑞希ちゃんって感じだったね♪」

瑞希「……そう言われると。更に恥ずかしくなってきたぞ」ポッ

麗花「でも元気になってよかった♪これで私も今日は安心して眠れそうだよ!」

瑞希「北上さんの安眠の手助けができたようで何よりです」

麗花「あはは♪」

瑞希「…本当にありがとうございました。これで次に会った時にしっかりと顔向けできそうです」

麗花「ふふっ、その時が楽しみだね」

瑞希「はい。まずはたくさんお話がしたいです。……あ、ですがその前に――」


――缶コーヒーを一緒に飲みたいですね。


真壁瑞希 編 完!!

最終決戦イメージ挿入歌「Raise the FLAG」
イメージED曲「青空っていいな」
785 : 1   2022/06/09 19:58:33 ID:qXYnzlUSz.
(1)
今回も無事に完走できました。
皆さんが読んでくれたり安価に参加してくれたり、コメント残してくれたりと…本当に嬉しく思っています。

さて、今回のお話は今までの中でも割と重い空気感になったのかな、と思います。前回の静香編の存在感が際立ちますね。
今回は自分がどんな感じで全体のストーリーを考えているのかっていう部分をお話しできればと思ってます。

まず今回最初の始まりが、『瑞希とドラえもんが50円の缶コーヒーを買いにデパートへ行く』という感じでした。
50円のコーヒーからどう話を広げようか、と……この時点ではまだ全然見通しが立っていませんでした。
で、次の安価(>>15)で杏奈が登場した時に、『デパートでカードゲーム大会して全国大会に出場するホビーアニメっぽい感じの話』というイメージが出てきました。

ですがこの場合、缶コーヒーという要素が消えてしまうので、>>19の安価で全体のイメージを決めることに。もしBが選ばれた場合、上記の内容で行こうと思ってました。
結果としては知っての通り、Aだったので当初の目的通り、コーヒーを探す話になったわけですが、この時点でもまだ話の構成が浮かんでいませんでした。しかし、>>23の安価内容によって、それが解決することになります。

まず私が思ったのは、『なぜ、百合子と紬がここにいるのか』という点。ここで売られているものはこの二人にとってとても魅力的なものなのではないか、と。
百合子と言えばファンタジーの世界に憧れ、日常的にそれらの妄想をしている女の子。もしかしてここの商品には百合子の願望を叶えられる者があるのではないか、と考えた結果、『不思議な食べ物を巡って瑞希がトラブルに巻き込まれる話』といった構成が出来上がりました。
786 : 1   2022/06/09 19:58:58 ID:qXYnzlUSz.
(2)
次に不思議な食べ物ってなんだ、と。両作品で関連付けられるものがあったか、と。
結論から言ってありました。
そう、小籠包です。グリマス時代の最後にして最大のクレイジーなイベント『Dead or Alive!ミリオンアドベンチャー』です。
この要素を取り入れて最終的に『不思議な食べ物を食べて能力者になった瑞希たちが、ミリオンワールド復活を目論む敵勢力と戦う能力バトル物』という今回の流れが出来上がりました。

じゃあ敵はどうする?→瑞希が主人公なら、瑞希のライバルである麗花さんがいいだろう
→ラクーンドッグ・レアリティを来たSHS仕様の麗花さんにしよう。タヌキが相棒という共通点があるし、何より私が好きだから!
→ドラベースからポコえもん出せば絡ませやすくていいかも→せっかく紬がいるんだし、歌織さんも登場させれば当時いなかった追加組を物語に絡ませられるのでは→大長編っぽくなってきたから、どこかで映画キャラ出せればいいな…
といった感じに、大まかなイメージができれば点と点が自然と結びつきます。

全体のイメージが完成すれば、後は安価の結果を元に自由に書いています。
結末は安価次第で大きく変化する部分なので、ざっくりとした感じでしか考えてません。
デパートに行く→敵が登場→なんか色々と起きる→最終決戦→敵を倒す→END、みたいな感じで。

後、さっきも軽く書きましたが、ポコえもんや歌織さんみたいに『この流れならこんな登場人物出せるかな』っていうイメージを軽く作ってます。
一例をあげると、未来が洗脳されて悪い子未来ちゃになって…っていう考えもあったのですが、登場させる隙がなかったのでカットしました。
逆に登場させるつもりのなかった茜ちゃんが安価で登場して活躍する、みたいなパターンもあります。多分、茜ちゃんが出てこなかったら映画キャラ出てこなかったと思います。
787 : 1   2022/06/09 19:59:16 ID:qXYnzlUSz.
(3)
といった感じで書いていきました。長くなってすみません!

私がミリドラを書くにあたって大事にしている部分の一つが、ミリオンライブとドラえもんのそれぞれの作品の要素をいかに結び付けられるか、その上で自分が書きたいものが書けるのか、という点です。

少しでも楽しんでもらえたなら本当に嬉しい限りです。皆さんのコメント、非常に励みになってます。

次回は8月か9月くらいに書きたいと思っているので、その時はまた是非よろしくお願いします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
788 : 高木の所の飼い犬君   2022/06/09 20:16:54 ID:vJD4RqDCws
1さんありがとうございました!
今回も楽しく安価に参加しながら拝見しました。
次も検討されてるとのことですが、ぜひ無理のない範囲でお願いします!
789 : Pさん   2022/06/09 20:37:42 ID:E9ZRkC4Bhc
おつ!
790 : 3流プロデューサー   2022/06/09 20:46:17 ID:6d63CCwUrA
おつでちた!


50円の缶コーヒー言ったのはおいらです。謝罪はしない!(いつぞの脱税案件のドラもおいらだ!!)
791 : 3流プロデューサー   2022/06/09 20:53:30 ID:QYy6TJTpZQ
おつー
最後まで書抜くことができるの、ほんと尊敬するわ
792 : プロデューサーはん   2022/06/09 22:20:50 ID:uzzic.G8nw
>>1 乙 今回はタイミング合わなくて安価とれなかったからボケられなかったなぁ
793 : 高木の所の飼い犬君   2022/06/10 00:37:04 ID:BYfH7qGXt6
おつ
小籠包登場にそんなロジックが…
794 : プロデューサー   2022/06/10 07:05:22 ID:O19iRZNeFY
完走お疲れさまです
次来たとき誰がPになるか楽しみですな
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