>>111
(その時、特に起こってもほしくない『ミラクル』が発動してしまった。と同時に『白夜の聖典』の効果が切れた…)
・・・
(所家)
恵美「今のはいったい…?」
(Pがカヨコに付けていた『サダルメリク・ダーブル』によって、守護られた音葉)
・・・
(百瀬珈琲店)
暁「今のは…」
ヴリトラ『分からんが…』
【浄化の光に近かった。師が心配だ…】
・・・
文香「ふみっ…?」
一希「大丈夫か、文香…!?」
文香「一希、私はいーったあーっい!?」
百合子「文香さん…!?」
文香「なんか、急に身体のあちこちが痛いのですが…」
英寿「それは俺から説明しよう…」
・・・
P「砂浜…?」
(何故か、眼前に広がる砂浜と海)
P「俺は『破滅の塔』の跡地に居たはず…」
紗代子「P先生!?」
P「紗代子…?」
奈緒「大変なんです!」
P「(待て、紗代子が『先生呼び』するって事は…」
紗代子「どうしよう、海美と風花さんが…」
奈緒「多分、『そっちの世界』に行ったんじゃないかと…」
P「そうだな。海美と風花は長いこと『俺の世界』に居るぞ…」
紗代子「え…!?」
奈緒「長いことって…?」
P「風花は半年以上も目を覚ましていないし、海美に至っては今日きなってようやく会えたんだが…」
紗代子「時間の流れ方が違ってる…?」
奈緒「意味が分からへん…」
P「『こっちの世界』の今日の日付はいつだ…?」
紗代子「『2023年』の…」
奈緒「『8月10日』ですけど…」
P「え、俺…」
『タイムワープしてる…?』