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(王宮上空)
P「やはり、赤組の親分も赤組だったか…」
千早「それは貴方にも言えることよ…」
ノヴァ『キミらはこの状況でよくイチャつけるもんだね…』
(千早はP程は長く滑空出来ないので、途中からPがお姫様抱っこをしている音葉)
P「まぁ、王宮内の下位階層はサイバトロン赤組に任せておくか…」
千早「私達はどうするの…?」
P「上位階層から行こう。きっと、手薄だ…」
・・・
(王宮内、玉座の間)
大臣「下位階層が突破されただと…!?」ガタッ
叛逆兵「『血気盛ん』なクリサンの部隊がすぐに戻ってきまして…」
大臣「ぐぬぬ…」
ルナ「諦めなさい、大臣。貴方は見誤ったわ…」
大臣「ルナ…」カチン
ルナ「この国にとって、プロメア神がどれだけ偉大なのかを、『私達』王家はそれを知っているからこそ大事にしてきたの…」
大臣「キミまで、王家の思想に…」ギリッ
ルナ「プロメア神、ヤーネフェルト様が戻ってきたら、この比では無いわ。悪いことは言わない、降伏なさい…!」
大臣「黙りゃ!」
ルナ「何を…!?」
叛逆兵「報告します!」
大臣「次は何があった!」
叛逆兵「以前、この国を訪れていた。『P』なる者とその仲間が上位階層から侵入!」
大臣「兵どもはどうした!?」
叛逆兵「対応しておりますが…」
大臣「仕方ない、出したくは無かったが…」
ルナ「(まだ、何かを隠していたの…?」
大臣「『奴ら』を呼べ、賊どもを駆逐させろ!」
叛逆兵「ははっ!」
・・・
(王宮上位階層)
P「もう1人は俺の仲間が救けたからよ…」
ウェヌス「これで残りは王子、いえ…」
フロンス「末妹のステラが地下牢に…」
P「ったく、元に戻っても迷惑かけるやっちゃな…」
ウェヌス「それって…」
P「ストップ。誰か居る…」
「そこまでだ、賊よ。『黒騎士』が一角、この『修羅』が剣の錆にしてやろう…!」