>>148
一方その頃
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「あ、あのプロメア様?」
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「プロメア様!!」
プロメア「あっすみません!?聞いてなかった!!」
ヤーネフェルト「プロメア様、大変申し訳ないのですが・・・」
トモ「その書物は・・・」
プロメア「素晴らしい物ですね、世界にはまだこれ程の知識があるのですから」
ヤーネフェルト「いえ、そうではなく・・・」
トモ「(明らかに外に出てはいけない感じの書物・・・」
ヤーネフェルト「(然も、紙の具合からしても相当な年代物・・・」
プロメア「玲花さん、コレを仕舞って中央60番八段目にある物を!!」
玲花「分りましたプロメア様・・・」
トモ「何でホイホイ言う事聞いてるんですか!?」
凌牙「マスターロゴスも四賢神も居ない現在、主神たるプロメア神に忠を尽くすのが剣士たる者の礼儀だ・・・」
トモ「いえ、そうですが・・・」
ヤーネフェルト「一応聞きますが、その本は・・・」
プロメア「ヤーネフェルト、神たる私がまさか、略奪などすると思いですか?」
ヤーネフェルト「いえ、そのような事は・・・」
プロメア「安心してください、私はその様な愚かな真似はしません・・・」
トモ「(でもどう見ても・・・」
プロメア「密かに侵入し内容を暗記し、当時のインクや物で完全に復元し保存してるだけです・・・極めて無罪です」
トモ「(それは一種のデジタル万引きでは!?」
プロメア「万引きではありません、本や知識が死蔵されるのが罪です、私は其れを解放してるの過ぎません!!」
玲花「流石ですプロメア様」
トモ「えぇ~・・・」
デザスト「だから言っただろ、コイツは本に関してはマジで狂ってるってよ」
・・・
自分の世界の事など知る由もなかった