>>169
路地裏ゴミ捨て場
野良猫「姉後!!大変ですぜ!!」
ルカ「姉後言うなつってんだろう・・・」
野良猫「隣町の奴らが連れてかれちまった!!」
ルカ「チッまたか・・・」
ハナ「これで何件目?」
ハルキ「多分ですが4件目ですね」
野良猫「畜生!俺達が何したってんだ!!」
野良猫「そうだ!唯平和に暮らしてたのに!!」
野良猫「コレも全てあの丘が住宅街になったせいだ!!」
野良猫「それのせいで住処と餌場を奪われたカラス共がこの街に!!」
野良猫「俺達は自分達の住処を護る為に戦ったのに!!何で俺達猫が処分されるんだ!」
ルカ「人間様様だな、都合が悪ければアタシらに八つ当たりだ」
ニチカ「住み難くなりましたよね・・・」
ルカ「だからと言ってただ黙ってるほどアタシらも弱くねぇ・・・」
ハルキ「でも下手に攻撃すると保健所が黙ってないんですよ!」
ハナ「聞いた話だけど新しい市長って動物嫌いだって~」
ルカ「その為にこの『石』だ、コレでアイツら人間をな・・・」
・・・
千早「すみません。態々泊めて貰って・・・」
一夏「良いですよ。別に知らない中じゃ無いんですから」
千早「ありがとうございます。あらこのポスターは?」
一夏「新しくなった市長のポスターです・・・」
ノヴァ「うはぁジ〇リに出てく様なケバイ悪役ババアだなぁ!?」
千早「失礼よ、でも凄いわね・・・」
一夏「新しい市長は急激な都市開発を進めてるんです、アソコの丘の住宅街が見えますか・・・?」
千早「アソコかしら?」
一夏「元々あそこは市の管理する自然区だったんです」
ノヴァ「今じゃ見る影もないね」
一夏「市長が人を呼び込む経済を潤すと言う理由で開発されたんです」
千早「それって強硬過ぎるんじゃ・・・」
続く