>>178
(蕎麦屋→街の真ん中にある大型ショッピングモール※補足にて説明)
二葉「そこなんですよね…」
P「『何か』あるんだな…?」
二葉「有り体に言えば、『昔ながらの商店街』と『市長が呼び込んだ住宅街』には『壁』があります…」
P「なるほどな…」
二葉「お店側にしてみれば、お客様に貴賎はありませんからね…」
P「そらそうだな…(かつての研究都市でヒカリを嫌々ながらも受け入れた事を思い出した音葉」
二葉「で、どうしますか…?」
P「やりようが無いんじゃ、仕方ない。今日のところは解散だな…」
二葉「そうですか…」シュン
P「あのな、二葉…ん?」
二葉「どうしたんですか?」
???「(沢山の荷物を抱えながらもエレベーターに乗り損ねている妙齢の女性が立ち尽くしている音葉」
P「ったく…」スタスタ
二葉「そっちは駐車場ですよ…?」スタスタ
P「大丈夫ですか…?」
???「私のこと…?」
P「貴女の事ですよ…」
???「大丈夫、慣れてるから…」
P「(似てるな、つくづく似てる…」
(Pの瞳に写る、その女性は『緋田美琴』の姿そのものではあるが…)
二葉「エレベーターきましたよ…」
P「お、誰も乗ってないな…」
???「あの…」
P「どうかしましたか…?」
???「運ぶの手伝ってもらっていいかな…?」
P「いいですよ、半分もらえれば…」
二葉「じゃ、私が残った半分をもらいますね…」
???「貴方、名前は…?」
P「Pといいます…」
二葉「二葉です…」
???「ありがとう、私は『やや』。緋根やや…」