214 : すまん、やり直し   2024/04/07 20:17:03 ID:jb25ErjCpI

>>212
P「それより、二葉さん…?」
二葉「なんですか…?」
P「市長がなして、カミサマに捕らわれているん?」
二葉「それなんですけど…」
(回想)
恋「どこか隠れられそうなところ…」
シッポ「ありきたりだけど、備品の倉庫とかは…」
二葉「ありそうね…」
恋「倉庫は地図や案内板には載らない…」
シッポ「アタリは付きそうね…」
二葉「問題はどこにあるか…ん?」
恋「どうかしたの…?」
二葉「あのスーツの人、逃げ遅れたのかしら…?」
秘書「(周りを警戒するように歩き回ってる音葉」
恋「あの人は…」
シッポ「知ってるんですか…?」
恋「おばさまの秘書をしてる方です。あの人なら…」
二葉「市長の居場所を知ってるかも…」
恋「でも、凄く警戒してるし。割らなさそう…」
シッポ「大丈夫、私に任せて…(どこからともなくバレーボールを取り出す音葉」
二葉「どこから出したの、それ…?」
シッポ「私はいっとき、『ビーチバレーが盛んな世界』の女の子と繋がってたの。Pさんに会いたい一心で…」
二葉「気になるワードはあったけど、何とか出来るなら…」
恋「お願いします…!」
シッポ「任せてっ…!(強めのサーブを放つ音葉」
(回想終わり)
恋「それでおばさまと地下の倉庫で会って、話をしてたのですが…」
シッポ「市長さんが持ってた『奇蹟』が強く光りだして…」
二葉「気付いたら、カミサマに取り込まれてるというか…」
市長「(諦観の表情でキマイラの首元に拘束されている音葉」
秘書「市長はずっと、悩んでおられた…」
P「『何』に対してだ…」
秘書「前市長がショッピングモールを完成させた事で退く事が決まった時、市長の息子さんが病死したが、市長は死に目にも会えなかった…」
P「それは何故…?」
続く