>>214
秘書「市会議員としての職務を優先させてほしいという息子さんの言葉があった。彼は母親が街を良くしたいのは知っていたから…」
恋「おばさま…」
秘書「息子を失い、選挙戦も上手くいかない。そんな時に悪井は接近してきた…」
ルカ「グルアァァァァァァッ!」
ニチカ「ルカ…」
ハルカ「もう、こんな事にまで…」
P「すまない、市長もろともピンチだ…」
詩花「『奇蹟』を負の方向に使えば…」
冬優子「街自体も負の気が蔓延します…」
樹里「今、この街は反市長派が優勢…」
ロコ「パーラメントはメイヤーのエムティーディーを出そうとするところまでいってるそうですが…」
二葉「エムティーディー…?」
P「『Motion to dismiss』、解任動議か…」
琴歌「当選から2年、ヒトは増えましたが…」
甜花「その分、不満も多くなった…」
ちとせ「街づくりって難しいのね。何となくだけど、そう感じるの…」
P「後は悪井が何故接触してきたかだが…」
秘書「悪井は『石』を集めていた。野良猫をはじめとする動物達を駆除する為の方便として街づくりを勧めていたのだと思う…」
恋「そんなっ…」
P「問題は悪井がどこでそんな知恵を付けてきたかだ。俺の予想が正しければ、アイツは『超ビーチバレー世界』でムショ送りになってるはず…」
千早「その人はいったい、何をしたの…?」
P「シッポの見た目をした女の子にドーピングをした。下手すれば、死に繫がるようなクスリをな…」
ノヴァ「執行猶予も付かなかったのかい…?」
P「あの世界じゃ超ビーチバレーは世界レベルの国技なんだ…」
ハルカ「『世界』は広いもんだ…」
P「チャンスがあるとすれば、アザトースが行った『地球統合』だろうな。そのタイミングで『成り代わった…」
恋「それじゃ、おばさまは…」
P「利用されたんだろう、きっとな…」