>>219
恋「Pさん、『ゼノビア』が告げています…」
P「え…?」
恋「『諸悪の根源』を絶ちなさいと…」
P「『諸悪の根源』…」
ハルカ「おそらく、悪井のことね…」
P「近くに居るって事か…」
ハルカ「私達の『協力者』が場所を掴んでるわ…」
千早「『協力者』?」
ハルカ「名は『竹録志紀』、公安警察の人間よ…」
ノヴァ「義賊同然の存在とはいえ、公権力の協力を得ているとは…」
P「で、悪井の場所は…」
ハルカ「『高級住宅街』の空き家だって」
P「遠いな…」
(市役所は商店街とショッピングモールの中間地点)
千早「移動型のデバイスがあれば…」
P「飛んでいくにしても、この世界じゃリスクが…」
やや「Pさん…!?」
雫「え、コスプレ…?」
(混乱の隙を突いて、堂々と入り込んできた音葉)
P「緋根に目黒…!?」
やや「ここに私の飼ってたネコが来てるはず…」
P「今、あんなんだぜ…(親指を向ける音葉」
雫「三ツ首のネコ…!?」
P「緋根、頼みがある…!」
やや「え、何…?」
P「車、貸してくれ!」
やや「それくらいなら、いいけど…」
P「サンキュー、恩に着るぜ!(握手しながら手をブンブンする音葉」
やや「ちょっと、顔が近い…///」
P「あ、悪い…」
ノヴァ「(まーた、無意識に…」
・・・
(ややから借りた車の中)
P「よし、行くぞ…!」
千早「えぇ…」チラッ
ノヴァ「それはいいけど…」チラッ
(2人して後部座席を見る音葉)
P「ん、どうした…ん!?」チラッ
(バックミラーに尻どころか頭を隠しきれてない二葉とシッポの姿)
P「なして!?」
二葉「恋はややさん達にお任せしました!」
シッポ「それに入り組んだ道なら私達の方が案内出来ますよ…」
P「しゃーない、乗りかかった船だ…!(車を発進させる音葉」