>>24
杏奈?「雷の剣士の件は?」
???「順調に進んでいる。もう直ぐ行動に移る」
杏奈?「しくじるなよ・・・」
???「解っている。目的達成のために・・・」
立ち去る音
まひる「あの子も順調みたいね?」
杏奈?「戻った所だが、昼間の件は?」
まひる「親から子への宿題っと言ったところね」
杏奈?「息子故の手心かと思ったが?」
まひる「私の信念がその程度で覆るとでも?変わらないわ。私は声無き犠牲者の代弁者よく、『アンネ』」
アンネ「それを聞いて安心した」
まひる「それで炎の剣士は?」
アンネ「彼方も順調に進んでいる。少し時間が掛かったがたいした問題じゃない」
まひる「有名人だと記憶抹消も時間が掛かるようね、貴女の『ゼロ・フェニックス』と『インフィニティ・フェニックス』を組み合わせた『イデア・フェニックス』を使ったらどう?」
アンネ「『イデア・フェニックス』は力を使えば相応の負荷が掛かる。余力を残したい故に連発は出来ない」
まひる「そう。それと奴は気を付けた方が良いわ。彼は記憶抹消が効いてないみたい」
アンネ「やはりか」
まひる「驚かないのね?」
アンネ「奴の規格外は『創世の神』と同様だ。用心に越したことはない」
まひる「貴女はこれからどうするの?」
アンネ「私は『奴』居場所を突き止めた。私達で襲撃を駆ける。父の無念を晴らす!」
まひる「(さて、一希、貴方の正義の答えは彼女をどう響くかしら?この『声無き犠牲者その人』に」