251 : そこの人   2024/04/14 05:36:17 ID:R1vyT9xoz2

>>250
(騒動が集結したのちを二葉の視点から)
『Pさん達はメモリにエネルギーが貯まったからといって、次の世界へと渡っていった。最後にややさんからもキスをされて…(ギリッ』
『また、平和な世界の均衡はいつ崩れるかも分からないと、バステト様はハルカさんを「新しい管理者」にしてPさんの中へと戻っていった。本人曰く「死の淵から戻った代償」との事らしい』
『「負のオーラ」に染まらなかった「奇蹟」の一部はそのまま野良猫たちが持つ事になった。また、リッくんが集めていた分はまるまるハルカさんの管理下に置かれた』
『それと市長は今回の騒動を引き起こした事や自身も巻き込まれた際のダメージが尾を引いて任期中ながら退任する事になった。それと恋の事は心配しなくても杞憂だったみたい、何故なら…』
・・・
(退任した市長が入院している病院。便宜上『市長』と記載)
市長「この子が…」
恋「『あの人(市長の息子』と私の間に生まれた息子です。おばあちゃんよ、挨拶して…」
息子「はじめまして…」
市長「はじめまして、貴方のおばあちゃんになるのよ…」
・・・
『恋は私や他の同級生達より遅れての卒業となっていた。というのも、予てからの持病で先が長くなかった『息子さん』は自分より年下ながら恋愛感情を抱いていた恋に告白。恋もその想いを受け入れて、ロマンティクスしていた』
『結果、恋は出産と育児のために休学。その間、市長と会っていなかったのは息子さんの死と向き合えていないと感じていたかららしい。私とシッポの心配は杞憂だったのだ…』
『ややさんは引っ越さずにハヅキとニチカ、それにルカ、ハナ、ハルキと新しい生活をスタートしている。傘下だった野良猫達は散り散りになった。雫さんも折を見て、様子を見に来ている』
『そして、Pさん達は…』
続く