>>25
(Pと間宮の帰宅後)
一希「ふぅ…」
文香「大丈夫…?」
一希「心配かけた、落ち着いてきたよ…」
文香「ハヤトさんだけではなく、母親も『聖剣使い』だなんて…」
一希「我ながら、不思議な家族関係だとは思うよ…」
まひる『声無き犠牲者の為に戦う…』
一希「(だとしたら、あの時『投げられた』のは…」
文香「一希…?」
一希「すまない。ちょっと考え事をな…」
文香「それにしても驚きました。私達『3人』以外に『聖剣使い』が居たなんて…」
一希「それはそうだな…」
・・・
(所家玄関)
P「たでーま…」
暁「おかえり、父さん…」
P「なんだ、暁。まだ寝てなかったのか…?」
暁「昼寝しすぎた…」ポリポリ
P「ココアでも飲むか…?」
暁「うん…」
・・・
P「ユキナ(幼)の様子がおかしい…?」ゴクッ
暁「昨日くらいからかな、父さんがクロ兄さんと分かれて帰ってきた日…」ゴクッ
P「双子のところにコーヒー豆を持っていった日だな」
暁「時々、ボーッとしながら…」
ユキナ(幼)『ユーリさん…』
暁「って呟いているんだけど…」
P「そうなのか…」
暁「ユーリさんって、『悠利伯父さん』の事だよね…?」
P「お前、何で覚えて…」ギョッ
暁「多分、『ヴリトラ』に守護られているからかな…」
ヴリトラ『左様。主よ「何か異様な事態」が起きてるぞ…』
P「どうやら、そのようだな…」
・・・
補足:Pは暁の守護に使い魔である『ヴリトラ』を、カヨコの守護に『サダルメリク・ダーブル』をそれぞれ付けている。故にこの2人も『聖剣使い達の消失』の影響は受けてない
(ファルシオン勢力は認識してない。後に察知するも『3歳と0歳』なので対抗は出来ないだろうと高を括るが…)