>>281
千早「で、どうするの…?」
P「ハスタの言わんとする事は分かるよ、管理者としての行動としては実際正しいが…」
千早「私にはちょっとやり過ぎに見えるわ…」
P「しかし、麗花の中にいる『もう1つの存在』をただ消失させるのも忍びない…」
千早「ただ、ハスタも本気よ…」
P「そうなんだよ、そこなんだよな…」
千早「何か問題が…?」
P「俺、ハスタと相性悪いんよ。敵対関係にあった頃はキツかった…」
千早「相性が悪いって事は、ハスタはフィジカル寄りでは無さそうね…」
P「『幻術』の類は勘弁してほしいぜ…」
千早「あら、意外…」
P「『痛いとこ』を突かれたんだ…」
千早「痛いとこ…?」
P「分からないなら、そのままでいてくれ…」
千早「なんか悔しいわね…」
P「さて、少し追いかけますか…」
千早「そういえば、ノヴァが大人しいわね…」
P「バステトもだな。まさか…」
ノヴァ『なんだ、何も聞こえないぞ!?』
バステト『引っ込んでいれば、良かったよ。ヘタに出てきてるから、鼓膜やられた!』
P「何をしてんだか…」
千早「神様すら凌駕する声量なのは確かね…」
・・・
チトセ『追ってきてるな…』
麗花「どうやら、神様ってのも伊達じゃないみたい…」
チトセ『音を立てれば、逆にバレそうだな…』
麗花「どこか、隠れられそうな場所は…」
チトセ『山奥だから、人混みは難しそうだもんな…』
麗花「青梅市まで行ければいいけど…」
チトセ『山ん中はヘタに隠れると天候が心配だが…』
麗花「まぁ、何とかなるよ!」
チトセ『本当に羨ましいよ、そういうトコがな…』
・・・
バトラー「カグヤ様、呪術師の拠点に現れたようです…」
カグヤ「来たか、急ぐぞ…」
バトラー「かしこまりました…」
・・・
ハスタ「平衡感覚が失われてる、なんだあの声量は…」グルグル