>>29
中世欧州ローマ
ストラス「えっ?錬金術の在り方を変える?」
ハーゲンティ「そう、卑金属を貴金属に変える、コレを禁忌とする事にしたの」
ストラス「それって錬金術の命題から外れないかい?」
ハーゲンティ「ソロモンも言ってたでしょ、全てをモノに価値の無い物などないと」
ストラス「言ってたかな?言ってたかも」
ハーゲンティ「この技術は一見、素晴らしいけど見方を変えると命ある物全てを金に変える恐ろしい側面を持ってるの・・・」
ストラス「フムフム成程ねぇ~」
ハーゲンティ「実際弟子の一部がやらかしたの」
ストラス「あぁ~カリオストロやプレラーティだね」
ハーゲンティ「我ながら弟子の教育が下手ねぇ~だから、ホムンクルスの様な『仮初の物に生命を与える』に命題を変えるの」
ストラス「それで?黄金錬成はどうするの?」
ハーゲンティ「そう言う訳で君にこの書籍を預けます」
ストラス「えぇ~~~~~」
ハーゲンティ「えぇ~じゃありません!!もう信頼出来る72柱も少なくなったんだから!」
・・・
鏡晶葉「珍しいなアイツが失踪するのに手紙なんて」
光「そだね」
鏡晶葉「まぁ何時もの事だからあまり気にしないで良いだろ・・・」
光「いい加減だなぁ~」
鏡晶葉「そういうお前だってそうじゃないか~」
光「アッハハハハ」
鏡晶葉「アッハハハハ」
麗奈「ノリが軽すぎて軽く引くわよ・・・」
・・・
ストラス「さてと、私も行動に移るかな・・・」
クロクロウ「クロクロ!!」
ストラス「グリオンの目的は分ってる・・・黄金錬成の力は絶対に渡す訳には行かない」
・・・
並行してガッチャードも行くぜ