>>30
(とあるアパート、クロと未来の部屋)
エレナ「スゴーイ、ココまで揃ってる♪」
鏡志保「でも、服とか入ってないんですね」
未来「ちょっと、タンスまで開けないでよ!」
クロ「これから必要なモノしか持ってきてないから…」
エレナ「え、ソウなの?」
鏡志保「でも、高校は卒業してますよね…?」
クロ「段階を分けて、持ってきてるから…」
未来「後はママがね…」
恵美『せめて、月内は居て!』
未来「って…」
鏡志保「なるほど…」
エレナ「じゃ、フタリはもう…」
クロ「帰るとこだよ…」
未来「ご飯もまだだし…」
鏡志保「それなら、店屋物でも頼めば…」
エレナ「ナイスアイディーア♪」
クロ「ちょっと待て!」
未来「お金をそんなには…」
エレナ「ワタシ達のオゴりだよ〜♪」
鏡志保「引っ越しのお祝いくらいさせてください。『この人(クロ』が居る以上、交流は避けられないわけだし…」
クロ「うぐっ…」
未来「それはそうだけど…」
・・・
(所家、Pの仕事部屋⇔ブルーバード、鏡晶葉の研究室)
P「目下の悩みは『聖剣使い達の消失』だけじゃない…」
鏡晶葉『そうだな、「平行世界」とのゲートが閉じてる件もある…』
P「高坂(あねね)や環は海美に俺から言われた事を伝えてはいないみたいだが…」
鏡晶葉『何故だ…?』
P「海美が尻尾を出さなくなったみたいでな…」
鏡晶葉『ほほぅ…』
P「『こっちの海美』と『あっち(超BV世界)の海美』はスペックが逆な所もある…」
鏡晶葉『「融合状態」が続けば…』
P「一体化しかねないし、そうなれば風花(BV)にも影響が出るかもしれない。早めに何とかしないとな…」