>>336
(パンゲア大陸、どこかの空中)
P「だがなぁ…」
ヴォーダン「どうした、人間よ…」
P「俺がつぶやいたのはあくまで『仮説』だぜ、本気にされた挙げ句、実はダメでしたーってなったらどうすんの?」
ヴォーダン「さぁな…」
P「まぁ、俺は刺し違えてでも止めるよ。生憎、死なないからな…」
バステト『わっちはどうなるん!?』
P「お前と俺と一緒だよ…」
バステト『あ、そ…///』
ヴォーダン「『布石』とやらを見つけ出して、アリア様が蘇れば我らも止まるであろうよ…」
P「果たして、そんな上手くいくものだろうか…?」
ヴォーダン「それは何故(なにゆえ)…?」
バステト『じゃ、今の今に至るまで起きていなかったのはどうしてって話な訳よ…』
ヴォーダン「それは我らが主が起こすべきでは無いと判断してのこと…」
P「それがそもそも『変な話』なんだ。おそらく、全テオスの中で1、2を争うくらいに『人間が大好き』なアリアが自分の消滅をリミッターにする訳がない…」
バステト『アナタ達が人間嫌いというなら、そのリミッターは一生解除されないはず…』
ヴォーダン「だとすれば、綻びがあったのだろうよ…」
P「その『綻び』がどこから崩壊していったかだ…」
バステト『もしくは誰か「裏切り者」でも居たんじゃない…?』
ヴォーダン「何…?」ピクッ
P「かの『テオス・アイオート』もたった1人の裏切り(テオスナイア)を見過ごしていた。それに行き過ぎた忠誠は時に顕示欲に成り代わる…」
バステト『それと気になるのは、アリアが本格的に顕現し始めた時期なんだよね…』
ヴォーダン「というと…?」
バステト『どうして、国内の政情不安を放っていたのか…』
P「個人的な考えではあるが『聖廟』に入ることで『不穏分子』を抑え込んでたんじゃないか?」
ヴォーダン「むぅ…」