>>350
P「エグザスが『王都』から離れただと…!?」
鏡舞『仕方ないじゃない、エグザスが「説得」に乗ったんだから…』
ヴォーダン「となれば、デュフォンとニケが共に行動している…」
ネフティス「アリアの残し児よ、どの方角に向かっていたかは…」
鏡舞『北に向かいましたわ…』
バステト『わっち達と行き先は同じ…』
P「ニケとやらも、エクスデス達の目的は掴んでいると…」
ヴォーダン「合流出来れば僥倖、しかし…」
ネフティス「タイミングがずれてしまえば、最悪か…」
鏡舞『あ、そろそろ通信が…』ブチッ
バステト『寧ろ、繋がったのが奇跡なくらいだけど…』
P「流石、我が世界が誇るトンチキマッドサイエンティスト…」
ヴォーダン「元々は我らの世界の人間ではあるが…」
ネフティス「まぁ、それはどうでもいい…」
バステト『「目的地」はまだ少し先か…』
P「少し、冷えてきたな。ヴリトラを連れてきていれば、多少の寒さも耐えられるが…」
バステト『使い魔をカイロ代わりにすなよ…』ペシン
・・・
(北極点、鏡未来を捕らえている檻の前)
鏡未来「私を監視しているんですか…?」
ラヴァーナ「私とて、今や何も成せぬだけの存在…」
鏡未来「アリア様に忠誠を誓っていたのでしょう…?」
ラヴァーナ「そのアリア様がもう居らぬ。古代王の暗躍でな…」
鏡未来「こんな事は言いたくありませんが、『日高舞』を恨まないのですか…?」
ラヴァーナ「どの様な者でも『残し児』である者を恨むのは一番の筋違い…」
鏡未来「よく分かりません。なら、この大地を傷付けるのはいいのですか…?」
ラヴァーナ「我らの怒りの行き場が無かったからな…」
鏡未来「凄い方々の考える事には気持ちが追い付きません…」
ラヴァーナ「もうすぐで『全員』が揃う…」
鏡未来「それって…」
ラヴァーナ「『この世界』の命運が決まる…!」