381 : プロデューサー様   2024/05/16 01:56:15 ID:F50ioIaji2

>>380
(Pの世界、所家リビング。Pが平行世界へと送り込まれてから、4日目の夜)
ヴリトラ『ぬっ…』
暁「どうしたの、ヴリトラ…?」
ヴリトラ『感じる…』
ダーブル『(カヨコの傍から顕現する音葉』
千鶴「アナタは確か、アサギの血を介して顕現した『サダルメリク・ダーブル』…」
琴葉「何で、カヨコの傍から…」
伊織「ヴリトラと同じでしょ、Pがカヨコを守護(まも)らせる為に付けてたとか…」
紬「それが出てきたって事は…」
悠利(外套)『そういう事だろうな…』
琴葉「え、悠利さん…!?」
悠利(外套)『よう、田中。話を戻すが、ヴリトラやダーブルが見える形で顕現してるって事は…』
【師(せんせい)と奥方の帰還が近い証…】
伊織「アンタ、確か…!?」
紬「オーマジオウ…!」
【だが、些か人数が多いようですね…】
悠利(外套)『また、何でだ…?』
千鶴「大方、オンナでしょうに…」
琴葉「恵美も一緒なら、いいんだけど…」
伊織「ここまで来て、流石に一緒じゃないって事は無いわよ…」
紬「それもそうですね…」
(徐ろに立ち上がり、出掛け支度を済ませる音葉)
暁「で、どこに行くの…?」
千鶴「学園ですわよ…」
ヴリトラ『確かにそこなら、広い…』
琴葉「カヨコも連れて行った方が良さそうね…」
カヨコ「・・・(不安そうな表情を隠さない音葉」
伊織「大丈夫よ。パパもママも帰ってくるから…」
悠利(外套)『暁、俺達も行くぞ…』
暁「亜利沙姉さん達はどうするのさ…?」
紬「それなら、大丈夫かと。この家、元々セキュリティが万全ですし…」
【なら、決まりですな。御子息よ、早く向かいましょう…】
続く