>>384
(愛増県、どこかのビルの屋上)
麗華「兄さんへの定期連絡は完了…」
かほ『了解…』
麗華「しかし、私がまさか『滅』になるとはね…」
かほ『それはそうだね…』
麗華「さて、ソウキチは出たかしら…」
かほ『避けるくらいなら、会えばいいのに…』
麗華「そうもいかないでしょ。『東豪寺麗華』は警察のリストに未だ入ってるうえに『かほ』は本調子じゃない…」
かほ『うっ…』
麗華「ソウキチだって、兄さんとの別件で忙しくしてんだから。すれ違いながら、家事をしていればいいのよ…」
かほ『人払いも使いようと…』
麗華「そうね。ソウキチは私が居ない間に家事をしているみたいだし…」
かほ『それにしても、あの「エボルト」って何なの…?』
麗華「次の定期連絡で兄さんに聞いてみた方がいいかもね…」
・・・
(海理音市、ソウキチの自宅兼探偵事務所)
ソウキチ「料理は作ってあるうえに洗濯や掃除も終わってる…」
P「麗華もしくは『かほ』が居ない間にやってるみたいだな…」
ソウキチ「姿を見せてくれてもいいんだがな…」
P「そうもいかないんだろう。未だに警察は麗華達をマークしてる…」
ソウキチ「そうか…」
P「最も『朝比奈りん』『三条ともみ』はもう…」
ソウキチ「だとしたら、何故麗華だけ…」
P「誰かが生かしたんだろうな、何らかの目的があって…」
・・・
【Pが戻ってきてから1ヶ月間の回想が度々入る。このパートはその中の1つ…】
(高坂家)
海美BV「ようやく、帰ってきたんだね。P先生…」
環「うみみを早く戻してあげて!」
P「まさか、海美達が『Fusion』を使うとはな…」
海美BV「それは『私達』も同じ…」
あねね「何がどうなってるのか、後で説明してくださいね…」ニッコリ
P「あぁ、分かったよ。『Release』…!」
(海美達がそれぞれの個体に戻る音葉)