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P「で、環。その『変な時』の色って話せるか?」
環「おやぶん。環、もう中学を卒業するんだよ…」
P「悪い悪い、妹分ってのはいつまでもそう見えてしまうみたいでな…」
環「左目が青みがかった紫色ぽかった…(妹分呼びに少し傷つく音葉」
あねね「(あらあら…※環の心情を察する音葉」
P「青みがかった紫…あっ」
あねね「何か分かったんですか…?」
P「ティンときたよ。そういう事か…」
鏡晶葉「ピースは繋がりそうだな…」
P「俺達の前に姿が現れないのも、納得せざるを得ないわな…」
環「おやぶん…?」
あねね「お二人だけで納得されても、私達には何も伝わりませんよ…?」
鏡晶葉「だそうだ、所長…」
P「あくまで仮説ではあるが、結論はこうだ。『この世界の高坂海美』の中に『超ビーチバレー世界の高坂海美』の意識が肉体ごと入り込んでる…」
環「え…」
あねね「『超ビーチバレー世界』…?」
環「それは厄介だね…」
あねね「環、分かるの…?」
環「あ、そうか。あねねは愛増県をずっと離れてたから…」
鏡晶葉「あー…」
P「そうだよなぁ…」
あねね「待って、私だけ置いていかないで…」
(回想終わり)
P「一応、説明はしたが…」
鏡晶葉「理解が果たして、追い付いているのか…」
志希「でも、部屋を出る時に…」
あねね『ワンチャン、あるかしら…』
志希「って、無意識下で呟いてたよ…」
P「聞かなかった事に出来ないか、今の…?」
鏡晶葉「諦めろ…」
志希「今更だよね、にゃはは」
P「悩みのタネが増えてくわけだ…」