>>416
春樹「分かった、付いてきて…」
道長「あぁ…」
夕美「葉月…」
・・・
(Pvsワカモ)
ワカモ「燃やし尽くしてやるぅ!」
(炎を纏った拳をぶつけようとする音葉)
P「今だ!」
ワカモ「何を…!?」
・・・
ツムリ「行きます、座標は…!」
・・・
(愛増県西部『とある土地』)
ワカモ「何、この瓦礫…?」
P「ご明察…」
ワカモ「『ここ』はいったい…」
P「『旧県立研究都市』、人はここをそう呼ぶ…」
ワカモ「なっ…!?」
P「ここなら、心置きなくやれる…」パチン
(北上式の人払いを掛ける音葉)
ワカモ「やられた、あの志希ちゃんを閉じ込めた『人払い』…!」
P「イタズラキツネ娘を一旦、家に帰してやらんとな…」
ワカモ「それは兄ちゃんのため…?」
P「今のお前には良くも悪くも『浮世』しか映ってないのか…?」
ワカモ「何が言いたいん?」
P「お前が自分自身を知らなさ過ぎるって話だ、『塩見周子』!」
ワカモ「今の『あたし』をそう呼ぶなぁっ!」
P「なんどでも呼んでやるさ、塩見周子…!」
ワカモ「しつこい!」
(文字通り『怒りの炎』を燃やす音葉)
P「変なもんに『囚われやがって』…!」
ワカモ「何度言えば、分かるの。この世界の、アンタの為でもあるんだ!」
P「お前が『塩見周子』である事の誇りを取り戻すまで、俺は呼び続けるぞ…!」
ワカモ「あたしの名は『ワカモ』、今は『ワカモ』なんだぁっ!」
P「俺の世界の命運を、お前が…」
ワカモ「あぁぁぁぁ!(炎を纏ったエネルギー弾を放つ音葉」
P「『お前ら兄妹』が勝手に決めてんじゃねぇ!」スパァン
(エネルギー弾をエンドナイフで真っ二つに斬る音葉)
ワカモ「んなっ…!?」
P「その『ドライバー』を先ずは斬る!」
・・・
(葉月と春樹の隠れ家)
春樹「ここだよ…」ガチャ
(開けたドアの先には外の景色を切なげに見つめる葉月の姿があった…)