>>450
手毬「・・・」正座中
学マスP「随分と増量してますが何が?」
手毬「そんなに増えてないわ・・・」
咲季「いや、どう見てもピー㎏増えてるわね。目視で確認出来るわ」
ことね「嘘…流石にそれはヤバくない…」
手毬「そんなに増えてないわ!!!」
学マスP「食事制限してる筈ですが?何処で?」ゴゴゴゴゴゴ
手毬「うぅ・・・実は・・・」
ホワンホワンホワンテマリーン
・・・
手毬「お腹空いた・・・咲季のディストピア飯じゃ限界・・・」
良い匂いがする音葉
手毬「この臭いは・・・中華!!」
佐竹飯店に吸い込まれる音葉
手毬「(やってしまった・・・吸い寄せられるように入っちゃった・・・」
美奈子「わほっーい!ご注文は?」
手毬「え、ではこの・・・ハッ!!」
一瞬拉麺炒飯餃子セットを頼もうとする音葉
手毬「(駄目よ。今は食事制限中!此処で手を出しては駄目!!」グッ!
炒飯に指を差す音葉
美奈子「ふふっ、下手ですね月村さん。へったぴさ・・・欲望の開放の仕方が下手」
手毬「何で私の名前を!?」
美奈子「ジャージに書いてるからね。月村さんが本当に欲しいのはこっち・・・こってりした物で満たしたい!でしょ?」
手毬「うぐっ・・・」
美奈子「でも、それだと後々きつくなるから、しょぼい半炒飯で誤魔化そうとする。月村さん、ダメなんだよ。そう言うのは実にダメ!折角お腹を満たそうと言うのにその妥協は痛まし過ぎる!それではかえってストレスになる!」
手毬「うぅ・・・」
美奈子「食べれなかったセットメニューがチラつて全然スッキリしない、心の毒が残ったままです!自分へのご褒美って奴だよ。小出しは駄目!やる時はキッチリ出す!それでこそ次の励みになるんだよ?違う?」
手毬「セットでお願いします・・・」
美奈子「わほっーい!ご注文ありがとうございます!」
奈緒「悪魔が居る・・・」