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P「(ん、未来からメッセージ…」
未来『クロさん、まだ仕事してるの?』ポコン
P「(『もう帰してるって志希からは聞いてるぞ』と…」
恵美『あり、急に呼び捨てしてる』ポコン
P「(これ、家族グループの方か。『ヤツの遠い親戚が学園に居るから、呼び方を変える事にした』」
恵美『なら、いいけど』ポコン
P「(『帰り途中で見つけたら、拾っておくよ。今日は車だから』」
未来『分かった』ポコン
P「(ちょっと、気まずそうにしてたもんな…」
(回想、『旧跡地』から戻ってすぐの頃。県立研究都市食堂)
P「クロ、須藤。相席いいかな?」
クロ「まぁ、いいが…」
霧彦「所長。珍しいですね、こちらにいらすなんて…」
P「ようやく見つかったからな…」
クロ「あの瓦礫だらけの中からか…?」ギョッ
P「これで『平行世界』との断絶解消に向けて動けるが…」
霧彦「問題は依然として山積みですよ…」
P「そこなんだよな。それより、クロ…」
クロ「なんだよ…」
P「連絡くらいは入れとけ。未来が危うくまな板まで『斬る』とこだった…」
霧彦「所長、『切る』の間違いではなく…?」
P「味噌汁に入れる大根ごとまな板を『斬る』勢いだったな…」
霧彦「だから、言ったんだ。連絡しなくていいのかって…」
クロ「修羅場過ぎて、全然スマホも見てなかった…」
(回想終わり)
P「(だったもんな。バス停には居ないから、駅まで歩いてんかな…」
・・・
(歩分市、県立研究都市から少し離れたところ)
クロ「(気まず。メッセージ開けねぇし…」
(なんて考えてる間に溜まっていくメッセージ)ポコンポコン
クロ「さて、どうしたもんか…」トボトボ
・・・
クロ:見た目がミリアニPぽくなって、更にエレナのアプローチが熱くなってきたのと、未来が嫉妬深くなったのが目下の悩み。未来の高校卒業を機に実家近くにアパートを借りて2人で住もうとしているが…