>>631
佑芽「だから、そういう意味だと…」
ダンツ『佑芽ちゃんはお姉さんに勝つ気があるのかなって…』
佑芽「ダンツちゃんが少し嫌いです、最近…」
ブライアン「(なんか、嫌われるような事をするヤツだったか…?」
(普段の人当たりの良さを知ってるだけに内心驚く音葉)
佑芽「うーん、何でだろう…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
ダンツ「うーん…」
(机に突っ伏している音葉)
泉「どうしたの、ダンツちゃん…?」
ダンツ「なんで、あんな事を言ってしまったんだろう…」
鏡晶葉「『言った』…?」
ダンツ「その、実は…」
(佑芽との間に起こった出来事を話す音葉)
鏡晶葉「まぁ、分からん事も無いが…」
泉「だから、学園の方で話題になってたんだ…」
ダンツ「話題…?」
泉「そう、佑芽ちゃんが咲季ちゃんに宣戦布告してたの…」
(SNSに上がっている動画を見せる音葉)
ダンツ「佑芽ちゃん…」
プシュー
P「うーす…」
(胃もたれを未だに引きずっている音葉)
鏡晶葉「なんだ、随分な重役出勤じゃないか…」
P「コインパーキングに車を取りに行ってたからな…」
泉「それ、今日の朝にするって話だったよね…」
(流れるような作業でコーヒーを淹れる音葉)
P「それがな…」
(コインパーキングに駐めた後の事を話す音葉)
ダンツ「なるほど…」
鏡晶葉「それで昼になって、『愛増市』に向かったわけか…」
P「酒酔いをしてないのが、救いだったよ…」
泉「帝都ほどじゃないけど、都市部はコインパーキングが高くなるね…」
P「恵美からも釘を刺されたよ…」
ダンツ「そういえば、私達の世界でもトレーナーさん達がそんな会話してたなぁ…」
(ダンツにトレーナーは居ない設定なので、他のトレーナー達の会話を聞いていた音葉)
P「とりあえず、中華街で食べてた時間までは『接待交際費』で計上出来そうではあるがな…」