>>68
ケント「ハァアアアア!!!」
百合子「うぐくぅうう!!!」
ケント「彼女は優しい人だった!!何故彼女が犠牲にならないといけなかった!!」
百合子「うぅううう!!」押され始める音葉
ケント「お前達剣士達が世界を救っても彼女は戻ってこない!!」
百合子「くぅうううう!!」
ケント「自分達だけが幸せな時間を過ごす事が!!お前達の正義か!!」
百合子「うぅう・・・」ゴロゴロ
変身が解ける音
ケント「ハァ・・・ハァ・・・これで終わりだ」
百合子「始から分かってました・・・」
ケント「うっ!?」
百合子「デートしてる時も一緒にゼミを受けてる時も・・・何処か別の何かを見てるのを」
ケント「なっ!?」
百合子「それでも良かったと思った、私がその代わりに成るのならと・・・」
ケント「何故立てるんだ、何が君をそこまで駆り立てる!?」
百合子「私は物語の虫で異性を好きになる事なんて一度もなかった!!だけど初めて声をかけて貰った時!!」
(回想)
ケント「君もその本が好きなのかい?」
百合子「えっ!?そのあの!?」
ケント「俺も何だ。君はどの辺りが好きなんだい?」
・・・
百合子「始て異性を好きになれた!!例えそれが偽りでも!!」
ケント「うぐっ!?」気迫に押される
百合子「この気持ち!!この想いは!!嘘なんかじゃない!!」
涙が落ちランプドアランジーナに落ちる
『アラビアーナナイト!!』