690 : 兄(C)   2025/04/12 11:00:47 ID:cfPyLGBmUw

>>689
(所家リビング)
ガチャ…
麗華「あら、居たのね。兄さん…」
P「おう、麗華…」
(少し思い詰めてる表情な音葉)
恵美「P…?」
琴葉「どうかしたの…?」
伊織「とは言うけど、早く吐いちゃった方がいいんじゃない…?」
かほ『奥さんのセリフじゃないよね、それ…』
P「そうだな…」
(観念したかのように『ディスク』を机の上に置く音葉)
かほ『これ、兄さんの戦闘データ…?』
P「泉が共有用にまとめてくれたんだ…」
恵美「去年のGW以降だ…」
琴葉「Pと恵美が『平行世界』を回ってた時の…」
伊織「普段のPと何がどう違うのかしら…」
麗華「全然違うわよ、ここ数年の戦闘データと…」
P「見てたんだな…」
麗華「母さんに呼ばれてね…」
恵美「それ、アタシにも見せてもらっていい?」
P「いいぞ、減るモノでも無いしな…」
(デバイスに入れて、再生する音葉)
琴葉「一見すると、いつものPの戦い方だけど…」
伊織「いえ、違うわ…」
かほ『流石…♪』
恵美「うん、所々違うとこがある…」
琴葉「あれ、私だけ…?」
かほ『まぁ、分からないのが普通だから…』
P「俺も気付いてから、ビックリしたよ…」
(画面の中のPは戦闘が始まり、エンドナイフを取り出すがすぐにエンドサーベルへ変換させている)
P「エンドサーベルは一見すると、エンドナイフより面が大きいから上位互換には見えるが、実はそうじゃない…」
恵美「え、そうなの?」
P「『T2メモリ』との連携を主にしてるからな。『T2マグナム』に出来ない近接戦闘との差別化もある…」
麗華「単純に斬りつけるだけなら、エンドナイフの状態の方が実は強いのよ…」
かほ『最も、それに気付いていたのは母さんと「宇流徒羅」の何人か…』
P「『宇流徒羅』が関わってるのかよ…」
かほ『大丈夫よ、兄さん寄りの人達だから…』
恵美「そういえばさ、『Pの瞳、紅くなってないよね…』?」