714 : ぷろでゅーさー   2025/05/14 08:33:28 ID:irUPkBCfTc

>>713
ナツ「面目ない…」
桜庭「話がある。父親達には付いてきてもらおう…」
・・・
(診断室)
桜庭「治療としてはまず、2つのプランがある」
ナツ「2つ…?」
桜庭「目をそのままにするか、義眼などで補うか…」
小宮父「姉の方は『義眼』をしてましたね…」
桜庭「マノメタルもすっかり定着したが、デタラメである事に変わりはない。ただ、彼女の場合は…」
ナツ「『鏡インテリジェンス』の業務上、隻眼になれなかった…」
桜庭「実は予め、連絡を貰っていた。小宮果穂『本人』からな…」
小宮父「そうなんですか…!?」
桜庭「『千里眼』とやらで予期していたのだろう、彼女が望んだのは『細胞を用いての復元治療』だ…」
ナツ「県立研究都市で治験研究を行うとされている…」
桜庭「まだ、10代の少女に行わせるかどうか悩んだが…」
小宮父「本人が望むのなら…」
桜庭「それに治験を行うのは、所のラボだからな…」
・・・
(地下駐車場入口)
P「果穂が例の『治験』を行うって、どういう事だ!?」
『彼女がそう望んだのだよ、Pくん♪』
P「一旦向かう、話はその時に詳しく聞かせてもらうぞ…」
鏡志希『それは分かってるよ…』
・・・
『細胞を用いての復元治療』
所ラボが所有する『治療機』でかつて、『鏡世界の一ノ瀬志希』の機能が喪失した内臓を治した事や『ローンウルフ』に変身、『ライダー滅亡迅雷』との激しい戦闘の末に瀕死状態だった陥った握野英雄を復活させた実績を背景に鏡志希をリーダーとして、ヒトの再生治療を取り組もうとするプロジェクトが行われようとしていた
千里眼で見通していた果穂が自ら、その治験の1号に名乗り出る形とはなったが…