>>720
飛鳥「だが、絶望の先には必ず『希望』があるものさ…」
蘭子「希望…?」
飛鳥「このページを見れば、分かるさ…」
(『とあるページ』を見せる音葉)
蘭子「おぉ、これは…!」
飛鳥「そう、これが『希望』だ…!」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「だが、治験を始めようにも…」
鏡志希「果穂ちゃんの退院が先だよね〜」
P「それと左目の細胞も取らないといけない…」
鏡志希「培養して、眼球を作り出したら…」
P「それを移植して、細胞どうしを繋ぎ合わせる…」
鏡志希「定着するまでの間、治療機で日がな一日でしょ?」
P「高校生には酷だが、仕方あるまい…」
鏡志希「成功すれば『医療』の世界は大きく変わる…」
P「費用はウチ持ちだぞ…」
鏡志希「そこは本業で稼ぐよ、別の研究でね…」
\プシュー/
美鈴「おかえりなさい、P…」ニッコリ
P「秦谷、何で居るんだ…?」
美鈴「顔パスで通してくれましたよ…」
P「それは何時間前の話だ…?」
美鈴「お昼くらいですね…」
P「サボりじゃねぇか!」
鏡志希「てか、連絡くるよね。それだったら…」
P「星南やアイドル科のトレーナー達からも連絡来てんだよ…」
(スマホの着信履歴を見せる音葉)
美鈴「あら、もうこんな時間…」
P「は…?」
美鈴「実はさっき起きたばかりなんです…」
P「しかも、寝てたのか…」
鏡志希「というより、カードキーは…?」
美鈴「メインルームから拝借しました」
P「後で俺が泉に怒られるから、止めろつったよな…」
美鈴「それより、P…」
P「なんだよ…?」
美鈴「私が目の前に居るのに、どうして『他の女性』と一緒に居るのですか…?」ハイライトオフ
鏡志希「ひっ!?」
(思わぬ一言に驚く音葉)
P「俺の視点からすると、お前が後入りしてきてんだよ…」
美鈴「佑芽さんや星南会長はまだしも…」
P「そこはいいのかよ…」