>>753
(県立研究都市、所ラボ)
P「で、何で『ウチ(所ラボ』に来てんだよ…」
杏「病院は嫌だ…」
P「諸星ぃ…」
きらり「杏ちゃん、ちょっと目を離すと逃げるんだもん…」
P「なるほど、病院で『正確なデータ』を取られるのが嫌なんだな…？」
きらり「正直に言うと…」
杏「普通の病院じゃ、治療させてもらえないかも…」
P「お前、何をしたんだよ…！？」
杏「ショウマの為に無茶し過ぎた、虫歯云々の前に…」
P「治療機にぶっ込む前にやる事がありそうだな…」
杏「はぁーっ！？」
きらり「そうなるよねぇ…」
杏「きらり、嘘を付いたのか！？」
P「嘘も何も、この涼しい館内でフラフラの時点でアウトだ…」
杏「フラフラって、そんな…」
P「双葉。お前、鏡で自分の顔を見たか…？」
杏「えっ…」
泉「はい、P…」
(ヒト1人の顔なら充分に映せるサイズの鏡を手渡す音葉)
P「悪いな、泉…」
きらり「あっ…」
杏「うえっ…！？」
(姿見に映った自分の表情を見て驚く音葉)
P「思ったよりヒドいもんだぞ…」
杏「肌荒れにクマ、杏とは無縁だと思ってたんだけどなぁ…」
きらり「どうするの…？」
P「治療機は果穂の治験にも使ってるからなぁ…」
杏「イヤな予感がする…」
P「この『県立研究都市』の中の病院に行くか…！」
きらり「病院あるんだ…」
杏「イヤだあぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
・・・
(愛増学園)
ポッケ「なんだ…？」
ダンツ「凄い叫び声だね…？」
佑芽「どの方向から聞こえたの…？」
千奈「花海さんが聞こえなかったのですか？」
広「良かった、佑芽はまだ人間辞めてない…」
佑芽「ヒドいよ、広ちゃん！？」
・・・
補足
かつて『滅亡迅雷騒ぎ』の時に晶葉、りん、ともみ達の生命維持に使用していた施設が県立研究都市内の病院として機能されている