>>76
文香「火炎剣烈火…!?」
(その手には何故か握られている火炎剣烈火。そして、文香の眼前に浮かんでいる『ブレイブドラゴン』のワンダーライドブック)
間宮「な、んだとぉ…!?」
(間宮の無銘剣虚無を受け止めている烈火、しかし…)
文香「ソードライバーは…?」キョトン
・・・
(教会、礼拝堂内)
百合子「ケントさん…」グスッ
(泣き崩れる百合子の傍らでは事切れているケント)
ケント『キミはキミの人生を生きてくれ…』
百合子「叔父様は憧れでしか無かったの、本当に好きになれたのは貴方が始めてだったのに…」
ガシャン(外で何かが落ちる音葉)
百合子「なんだろう…えっ?」
(視線の先には『ソードライバー』の土台部分)
百合子「これは一体、熱い!?」
(火炎剣烈火が収まっていた影響なのか高温になっている音葉)
百合子「って事は文香さん…!?」
・・・
(ゴーカイジェット、コクピット内)
一希「『児童養護施設』の方に居るのか…!」
・・・
文香「はぁっ!」
間宮「ぐっ…!(流石に動揺してるのか押し返される音葉」
文香「(陸とラッキーを守りながら…」チラッ
間宮「『聖剣』だけあっても変身出来なければ、意味が無ぇだろう!」
陸「お母さん…!」
ラッキー「ワウッ!」
ビューン
間宮「何の音だ…?」
文香「まさか…!」
一希「はぁっ!(ワイヤーで吊りながら、ゴーカイガンを撃ち放つ音葉」ッターンッターン
間宮「九十九一希…!?」
一希「待たせた…」
文香「決着を付けたのですね…」
一希「あぁ…」
間宮「まひるを、自らの母親を…」
一希「それが『戦い』だろう…」
文香「一希、ちょっと困った事が…」
一希「困った事…?」
文香「『聖剣』だけが飛んできて、ソードライバーの土台が…」
一希「なら、ソードライバー無しで変身するしか無い…」
文香「どうやって…」
続く