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(歩分市〜海理音市、Pの車中)
クロ「こうもあっさり拾われるとは…」
P「逃げも隠れもせずにトボトボ歩いてたら、分かるっちゅうねん…」
クロ「Pも悪いんだからな…」
P「インターン生の事か…」
クロ「分かってて、エレナ寄越したろ…」
P「本人の希望でもあったからな…」
クロ「それが未来にバレて、修羅場中なんだよ…」
P「んな事言ってたら、俺の奥様達はどうなる…」
クロ「それはお前の責任じゃろがい…」
P「てか、何で未来にバレたんだよ。SNSとかは控えさせてんだろ…?」
クロ「カマかけられた…」
P「搦め手は我が家の女性陣の特技だからな…」
クロ「あの手この手使って、未来には研究都市に来ないようにしてたのに…」
P「まぁ、諦めろ。いつかはバレるもんだ…」
クロ「エレナが未来と争う気が無いから、厄介なんだよ…」
エレナ『ワタシは未来の事、キラいじゃないし。クロが大好きだから、オメカケさんでもいいんだヨ…』
P「健気だなぁ…」
クロ「何がどうなって、こうなった…」
P「命がけの危機で救ってくれた。エレナにとって、お前は勇者サマに見えたんだよ…」
クロ「げ、未来から電話だ…」
P「出てもいいんだぞ…」
クロ「運転中だろうが…」
P「気にすんな、後部座席にでも移動すればいい(移動させて、かつ人払いをかける音葉」パチン
クロ「余計な気を…」
・・・
(所家)
未来「全く…」
暁「どうせ、帰ってくんだから…」
未来「家だと話せない事もあるの…」
カヨコ「(こうはなるまいと思っている音葉」
恵美「誰に似たんだが、にゃはは…」
未来「パパとママ…」
恵美「思ったよりバッサリ…」
暁「それより荷造り済んでんの?」
未来「それは大丈夫…」
カヨコ「(寂しくなるのが理解出来ている音葉」