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文香「(とは言うものの…」
一希「陸、ラッキー、俺から離れるな…」
陸「うん…」
ラッキー「バウ…」
文香「(さっき、胸に浮かんだのは『厄災の文字』。つまり、私達『11人』のうち『自分以外の誰か』に何かが起きたということ…」
間宮「なんだ、あのオーラは…!?」
文香「(今のところは『戦隊とライダーのチカラ』で抑え込めてはいるけど…」
一希「(かつて、聞いてはいたが…」
(回想、『聖剣使い』としての戦いを終えた後の事)
一希「(しまった。久々に書いていたら、徹夜してしまった。休日とはよくないな…」
ガララッ
文香「きゃっ…(とっさに身体を隠す音葉」
一希「す、すまない!(すぐに後ろを振り向き扉を閉める音葉」
文香「ご、ごめんなさい…///」
一希「いや、その、こちらこそ…///」
文香「(一希もお風呂まだだったのね…///」
一希「(胸の辺りに浮かんでた星のマークはいったい…?」
ガララッ
文香「一希、もう大丈夫だから…」
一希「あぁ、悪い…」
文香「その、見ましたか…」
一希「いや、大事なところは隠れていたが…」
文香「胸の星マークは隠せていなかった…」
一希「それは『あの街』がかつて…」
文香「『厄災の棲み家』と言われていた頃の名残です…」
(回想終わり)
一希「(オーラが少し淀んでいる。『今の文香』は大丈夫かもしれないが…」
文香「(変身力を持たない、他の『煌めきの姫達』に何かあれば…」
間宮「まひるとケントはやられた。なら、俺もここまでか…」
文香「(くる…!」
間宮「俺だけでもお前を倒すっ…!」
・・・
百合子「文香さんに早く届けないと…」
(魔法の絨毯に乗って移動している音葉)
百合子「(ケントさん…」
(ケントの肉体は『聖剣』『ソードライバー』『ワンダーライドブック』諸共消滅した)
百合子「(おそらく、『児童養護施設』があった場所に…!」