>>84
間宮「でやぁっ!」ガキィン
文香「ふっ!」ガキィン
陸「お母さん…」
一希「(『剣士』としての実力は文香の方が上だ…」
ラッキー「バウ…」
一希「(だが、押してるのは間宮の方だ…」ギリッ
間宮「はぁーっ!」
文香「(何か突破口があれば…」
間宮「俺が味わった苦しみはこんなもんじゃない…!」
一希「(そういえば…」
文香「貴方は父親を失ったと言ってましたね…」
間宮「あぁ、そうだ。鷺沢文香、お前とメギドの戦いに俺の父は巻き込まれた…!」
一希「(だとしたら…」
間宮「俺はあの日、父を失った。その記憶しか無い…!」
一希「(それが4年ほど前だとしたら…」
間宮「それで油断を誘うつもりだとしても無駄だぁっ!」ガキィン
文香「更に激しく…!」ガキィン
間宮「うらぁっ!」
一希「(助けたいが…」チラッ
陸「怖い…」
ラッキー「わふ…」
一希「(下手に助けを入れば、陸とラッキーが狙われかねない…」
(※急に間宮が向かってきてもいいようにゴーカイガンは構えている音葉)
百合子「文香さん!」
一希「百合子さん…!」
百合子「ソードライバーの土台部分が落ちてましたよ…あれ!?」
間宮「あれは『雷の剣士』、ケントも倒れたか…」
文香「(今だ…!」
百合子「一希さん。何で、文香さんは変身出来ているんですか!?」
一希「ワンダーライドブックをレンジャーキーに変換したから…文香!」
文香「私も同じ事を考えていました…!」
間宮「何を…くっ!」
(突如、文香に押し返される音葉)
間宮「いきなり、パワーが上がった…っ!?」
文香「変身した方のソードライバーに『聖剣』が残っててよかった…!」
(『火炎剣烈火』を二振り構える音葉)
・・・
ライダーキーのセイバーは飛来したモノとは別に『火炎剣烈火』を持っていた。これはライダーキーに創り変えるのに文香の記憶とリンクしたため