89 : 師匠   2024/03/23 22:01:37 ID:DFFQPSsyXI

>>88
文香「えっ…」
陸「その時、立ち寄った公園で『あの本(アメイジングセイレーンのワンダーライドブック』を拾ったんだ…」
一希「だが、『無銘剣虚無』はストリウスとの戦いの後は行方知れずだった…」
陸「2年前に施設のみんなで海に行った日に『剣(無銘剣虚無』も拾った…」
間宮「そうだ、気付けば俺は砂浜に居たんだ…」
百合子「そこで『2人』に分かれた…」
間宮「その後だった。まひるに出会い、盟約を交わした…」
文香「アンネや百合子さんのボーイフレンドとは…」
間宮「ケントはまひるから紹介された。アンネは最後だな…」
一希「無銘剣とワンダーライドブックを複製して、他の『聖剣使い』を襲った…」
陸「僕は、僕としての記憶を失っていた…」
文香「恐らく、私達に対する復讐の心が…」
百合子「分裂した事で陸くんから失われていた…」
ラッキー「クゥーン…」
間宮「俺は『アメイジングセイレーン』の力を使い、文香達の記憶を改ざんした…」
一希「おそらく、他の仲間と共謀して『聖剣使い達』を消失させたのだろう…」
百合子「だから、他の聖剣使い達の記憶が…」
間宮「いいのか、『陸』…」
陸「えっ…」
間宮「『お前』が『父と母』と呼んだ2人は『本当の両親』を守りきれなかったんだぞ…」
文香「それは…」
陸「記憶が無かったとしても…」
一希「陸…」
陸「『2人』は僕たちを守り、育ててくれた。その事に変わりはないよ…」
間宮「っ…」
百合子「貴方もそうやって、陸くんを見守っていたんじゃないんですか…?」
続く