高校で2度目の、そして最後の春休みを目前にしたある日、僕の元へ1通の手紙が届いた
差出人不明のその手紙には、ただ一言、『あなたにあいたい』そう書かれていた
小学校1年の4月から4年の7月まで下宿していた青森の病院の娘、幽谷霧子
小学4年の8月から翌3月までいた仙台で後輩だった、綾瀬穂乃香
小学5年の4月から10月までいた札幌で後輩だった、紫雲清夏
小学5年の11月から翌3月までいた大阪で後輩だった、横山奈緒
小学6年の4月から9月までいた広島でクラスメイトの姉だった、新田美波
小学6年の10月から翌3月までいた名古屋でクラスメイトだった、水野翠
中学1年の7月から8月まで、夏休みの間だけいた京都で偶然知り合った、四条貴音
中学1年の9月から翌3月までいた長崎で先輩だった、月岡恋鐘
中学2年の4月から7月までいた金沢でクラスメイトだった、白石紬
中学2年の8月から翌3月までいた横浜でクラスメイトだった、田中摩美々
中学3年の4月から9月までいた高松でクラスメイトだった、北川真尋
中学3年の10月から翌3月までいた福岡でバンド仲間だった、ジュリア
手紙を出してくれたのはきっと、この12人の女の子の誰かだ