42 :
ぷろでゅーさー 2024/11/16 10:06:12
ID:Hj9y2mzgsw
負け戦 波の下にも 都あり
そう語って二位の尼は幼き安徳天皇を抱きかかえて壇ノ浦にて入水しました。当時の宗教観・人生観とともに、海中には異世界、というより厭世の末の理想郷があると考えられていたことが見て取れますね。
そうそう、壇ノ浦の戦いのエピソードのひとつに、イルカが関わるものがあります。海戦の最中現れたイルカの群れがこちらに戻ってくるのを見て敗色を悟った平家軍門の者もいたと。今でも関門海峡にはイルカが現れることはあります。ただ海流の問題でダイビングには向きませんね。なにしろ戦のあと海中に持ち去られた宝剣が探し出せなかったという話も残っています。いずれにしても海は