546 : 夏の変態大三角形   2021/10/29 17:57:18 ID:0cE.KRnr/M

可憐「あくまで過去形……。!! も、もしかして、準備が整ったってことですか……!?だったら、」

琴葉「どうかしらね。ただ言えるのは……後戻りはできないってこと。ううん、それは初めからね、私にしてみれば」

可憐「うっ……」

琴葉「海美ちゃん、あなたはついてきてくれる。そうよね?あなたは覚悟がある。可憐さんよりも前に、あの日、あの時、あの場所で誓ってくれたわよね?」

海美「………いいの?」

琴葉「うん?」

海美「まだ私、琴葉のそばにいて、いいの……?」

琴葉「当たり前でしょう?こんな茶番でたった一回、負けただけで、どうにかしてしまうほどの仲じゃない。でしょ?」

海美「

琴葉「ふふっ、私もよ。可憐さん、その顔だと、どうやらあなたは私に、ううん、私たちとは相容れないようね」

可憐「………」

琴葉「大丈夫、安心して。口止めなんてしないわ。あなたが知ったすべてをそこにいる『お姉ちゃん』たちに話してあげればいいわ。でも―――そうね、もう一度、言うわ。何も変えられないわよ」