ピコプラと踊る宇宙人ジョーンズ？

中居正広
是非ジョーンズさんと共におねシンを踊っていただきたい


いや、ウマ娘のあのCMに対抗するにはそれくらいやらないと！

この惑星の住人たちは、売れないアイドルには厳しい。

春香「新曲です！よろしくお願いします！」

モブ「天海春香ぁ？聞いたことないんだけど」

モブ2「今時アイドルなんてオワコンっしょwww行こ行こ」

板前ジョーンズ「」(打ち水かける)

ザバーッ！

モブ「うわっ！」

モブ2「冷たっ！」

ただ……

春香「ハァ、今日もぜんぜんダメだったなぁ……。ううん、めげちゃ駄目だよね！　明日があるさ明日が！」

春香「……♪明日はきっといい日になる　いい日になる　いい日になるでしょう」

モブ「…良い……」

モブ2「グスッ…俺なんか涙でてきた…毎日辛くてさあ……でも明日はきっと、きっと……」

ジョーンズ「」ｸﾞｽｯ

この惑星の住人たちはみな、アイドルに魅了される。

――缶コーヒーの、BOSS。

りあむ「♪BOSS！君は友達さ！」

りあむ「♪BOSS！決してボクを見捨てないでお願いBOSS！」

りあむ「♪I CAN'T LIVE WITHOUT YOU～」

りあむ「ですよね！ボク、この日のためにYouTubeで予習してきたんですよ、偉いでしょ！」

早苗「……そのCMにジョーンズさん出てこないけどね？」

→炎上

自分の好きが世間にウケるとは限らない･･･って感じの莉緒姉さんが思いついた。

この惑星において、自分の好きが、世間にウケるとは限らない。

バンッ！

清掃員ジョーンズ「」ﾋﾞｸｯ！

莉緒「私が最下位！？　なんで！？　男の人って、こういうセクシーなの好きでしょ！？」

P「いや……あそこまで露骨に肌をさらされると、逆に引いちゃうって言うか……」

真美「りおっちは残念美人の典型ですなー」

莉緒「何よもう……知らない！」

パサリ……(莉緒のブロマイドが落ちる)

清掃員ジョーンズ「……」ﾋﾟﾗｯ

ただ……

莉嘉「お姉ちゃんまたそのブロマイド見てるー。本当に好きなんだねっ」

美嘉「……うん。莉緒ねえは、私の憧れなんだ」

理解(わか)ってくれる人は、必ずどこかに居る。

清掃員ジョーンズ「……ｲｲｼﾞｬﾅｲ」

――缶コーヒーの、BOSS。

こうですねわかりません。

>>7
莉緒のWhy?か美嘉のNudie★のどちらをCMで流すか真剣に悩むやん
ジョーンズさんとジュピターの３１５プロに入るまでのCMをしてほしい

りあむ｢ボク、エメマン派なんだよね｣

わけあってアイドルになったSideMチームとの調和性は高いと思う
ジョーンズとFRAMEが一緒にBOSSを飲んで欲しい

EScapeの3人とシュールな笑い作り出して、「この惑星のアンドロイドはクールだ」で締めて欲しい。

>>10
FRAMEでもいいしSEMでもいいしなんなら彩でもいい
もともと働く大人がターゲットだから前職持ちの多いsideMと親和性高いのよね

スマホ『りあむ｢ボク、エメマン派なんだよね｣』

あきら「レインボーマウンテンの宣伝に来て、なんで“エメマンの方が好き”とか言っちゃうんデスか！　よりにもよって他社デスよ他社！　そりゃ炎上しマスよバカなんじゃないデスか！？」

この惑星の住人たちは、空気を読まねば叩かれる。

りあむ「だ、だって“好きな缶コーヒーは？”とか聞かれたらつい答えちゃうじゃん！ 罠だよ嵌められたんだボクは！！」

あきら「そこは嘘でもレインボーマウンテンって言っときゃ良い話じゃないデスか！」

りあむ「ヤだよそんなのキモチワルイ！ ボクは自分に正直に生きていたいんだ！」

ただ……。

アイス売りのジョーンズ「ﾘﾝｺﾞﾉ　ｼｬｰﾍﾞｯﾄ　ﾄﾞｳｿﾞ」

りあむ「ちくしょう見てろよ……空気読まなくても叩かれなくなるくらい、ビックになってやる……！　……シャーベットうまっ！」ｼｬﾘｼｬﾘ

あきら「……りあむサン独りじゃ無理ゲーだろうし、私も付き合いマスよ……」ｼｬﾘｼｬﾘ

あかり「3人いっしょなら、きっとなれるんご♪」ｼｬﾘｼｬﾘ

この惑星の住人たちは、叩かれて、叩かれて、強くなる。

――缶コーヒーの、BOSS。
……エメラルドマウンテンも、よろしくお願いします。

>>7
ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

真剣な者が必ずしも報われないというのは、この惑星においても同じようだ。

黒井「なんだこのザマは！　お前たちはもうクビだ！！」

バタンッ！

Jupiter「「「……っ」」」

冬馬「……クソッ！」ﾀﾞﾝｯ!

翔太「冬馬くん……」

齋藤「黒井社長も相変わらずだな」ﾇｯ

冬馬「うわっ！　なんだアンタ！？」

北斗「ここ関係者以外立ち入り禁止ですよ？」

齋藤「ファンのみんなを喜ばせようと真剣に取り組んでいた君たちを、黒井社長はこうも簡単に切り捨てる。アイドルを、自分の駒のようにしか見ていない。私に言わせりゃ、パッションが足らんよパッションが！」

冬馬「オッサンの悪口を言うんじゃねえ！」

翔太「確かに僕たちは真剣だったけど、クロちゃんの言うことも解っちゃうんだよねー」

北斗「実力主義の事務所ですから。結果がすべてで、俺たちは結果を出せなかった。それだけです」

ただ……。

齋藤「なるほど、確かにいい目をしているなお前たち。……私のところで、もう一度、やってみないか？」(名刺を差し出す)

北斗「315プロ……？」

翔太「社長！？」

齋藤「あと、これは“ファン”からの差し入れだそうだ。……ジョーンズくん！」

秘書ジョーンズ「ｱﾀﾗｼｲ　BOSS　ﾃﾞｽ」

この惑星の住人たちは、真剣な者を、けっして見捨てない。

冬馬・翔太・北斗「」ｺﾞｸｯ

――缶コーヒーの、BOSS。
限定コラボ缶、発売！

(外)

齋藤「コーヒー、3人とも喜んでたぞ。
……心配するな。あとは任せろ」

黒井「……フン。好きにしろ」

この惑星の前衛芸術は、なかなか評価されにくい。


審査員A「ンマッ、なんですのこのガラクタの山！　ただ雑に積み上げただけじゃありませんの！　これは思考の放棄よ！　アートへの冒涜ですわ！！」

審査員B「こんな稚拙な作品、僕なら恥ずかしくて、世に出せないね！」

審査員ジョーンズ「…！　…！」
（↑最高点で評価しているのを必死にアピールしている）


千鶴「……コロちゃん……」

ロコ「言いたいように言わせておけば良いのです。
エバリュエーションなんて、はなからノットホープ。
ロコは、ロコにしかクリエイトできないものを、エクスプレッションしているだけなのです。
バッシングされても、ロコはノンストップです！！」

千鶴「……」ｸﾞｯ


ただ…。


学芸員「……こちらが、“ロコアート”の最高傑作と言われている、『永遠の輝き』です！」

初老の男性「おお……！　コレが、あの有名な……！」

女子高生「……すごい……」

外国人「『永遠の輝き』！　コレが観たくて、はるばるジャパンに来たんだ！」

学芸員「発表当時は酷評され、日の目を見ることはありませんでした。
ですがロコの死後、各界の重鎮を発端として見直されたことをきっかけに、世界中で大絶賛されたのです！
……一見、ただガラクタを積み上げただけに見えるこのオブジェは、かつてのアイドル仲間を表現しており、内部には７６５カラットもの巨大な人口ダイヤモンドが隠され――」


評価されるのは、最後まで続けられた者だけだ。


学芸員ジョーンズ「……ｳﾝｳﾝ」

誇らしげに微笑む老婦人「……」ｺﾞｸｯ

――缶コーヒーの、ＢＯＳＳ。

後方彼氏面の老婦人が3人くらいいそう

菜々さんとジョーンズさんの共演を見たい

この惑星にいると、他の惑星から来た宇宙人と遭遇することがある。


安部菜々「はるばるウサミン星からやって来ました！　ナナです！　キャハッ！」

記者ジョーンズ「っ！？」ﾋﾞｸｯ！

悪徳記者「……ああ、そういう“設定”だろ。どうせ周りも分かってるって」


なんだ、違うのか……。


安部菜々「それじゃあ皆さん、いっきますよ～！　ミンミンミン！　ミンミンミン！　ウーサミン！！」

まばらな観客席「……」

安部菜々「あ、あれぇ？　緊張してるのかなぁ？　恥ずかしがらないで、もう一度――」

ギャル「まだソレやんの？　くっそサムイんだけど」

安部菜々「っ！」

安部菜々「…あ、あはは……えーっと…その……」

安部菜々「……」

悪徳記者「……ま、アイツは“無理”だろ。追うだけ無駄だ。そんなことより、他に金になりそうなアイドルを――」

記者ジョーンズ「……」


ただ、何者であろうと……。


安部菜々「……あ、もしもしお母ちゃん？　うん、宅急便、来たよ。いつもありがとうねー」

安部菜々「えーと、おじいちゃんの大根に、また落花生！？　もう、こんなにいらないって、いっつも……！」

（老夫婦と犬の写真）

安部菜々「……もう、なんでこんな事しよるん？　LINEで良いでしょ今時さ……」

パタッ、パタッ。（写真に、水滴が落ちる）

安部菜々「おがあちゃん、わだじ、頑張るからぁっ……！　やっと掴んだチャンス、絶対、夢、かなえるがらぁっ……！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

（隣の空き部屋）

悪徳記者「……ｽﾞｽﾞｯ。いつか、記事にしてやりてぇな……。３文ゴシップじゃなく、立派なインタビュー記事としてよ……」

記者ジョーンズ「……ｳｻﾐﾝ……」ｽﾞｽﾞｯ


なりふり構わず頑張る姿は、胸にくる。


記者２人「」ｺﾞｸｯ

――缶コーヒーの、ＢＯＳＳ。

>>19
やめてくれ７代目になってからメルヘンデビュー聞くときに気を抜くと涙腺に来るんや
ジョーンズさんも７代目になった時インタビュー時、一緒に泣きそう
このみさんにふとした時、お姉さんを感じるジョーンズさんは存在する

この惑星には、働く者に感謝を表す日があると聞いてはいたが……。



長介「ごめん姉ちゃん！　きょう勤労感謝の日だったから、俺たち、その……」

かすみ「私が悪いの！　がんばってるお姉ちゃんに、少しでも休んで欲しかったから。私がみんなに声をかけたの！」

浩太郎「……俺だって。……“ありがとう”って、言いたかったし……」

（ドロドロの台所とぐちゃぐちゃの料理）

ガラッ！

プロデューサージョーンズ「 ｼｬﾁｮｳｶﾗ ﾉ　ｻｼｲﾚ　ﾃﾞ……」

伊織「バカッ！　空気読みなさいよ！！」


ただ、たとえ不器用だったとしても――。


やよい「……いただきます」

長介「姉ちゃん！？」

かすみ「そんな、無理して食べなくても！！」

やよい（黒こげで固くなった秋刀魚……）ｻｸｯ

やよい（にがい……）

やよい（水の多すぎたご飯……）ぱくっ

やよい（しょっぱすぎるお味噌汁……）ｽﾞｽﾞｯ

やよい（……たしかに、ひどい出来。でも、なんでかな）ぱくっ

やよい（……なんでかなぁ……）ｽﾞｽﾞｯ

やよい「お箸が、止まらないよぉ……！！」

かすみ「お姉ちゃん……」

やよい「こんなに美味しいの、お姉ちゃん食べたことない！！　……うれしい！　うれしいよぉ！！」ぽろぽろ


――気持ちは、伝わる。


伊織「……ぐすっ。ちょっとこのコーヒーしょっぱすぎるわ。不良品じゃないの……？」

プロデューサージョーンズ「……ﾎﾞｽﾆ ﾎｳｺｸ　ｼﾃｵｷ　ﾏｽ 」ぐすっ


――すべての働く者と、支える者へ。
　　缶コーヒーの、ＢＯＳＳ。

……すべての働く者にも、やがて、終わりは訪れる。



タモリ「ジョーンズ君も、とうとう定年退職か」

宇宙大統領みゆき（以下みゆき）「長い間の地球調査任務、本当にお疲れ様！」

ジョーンズ「……ｵｿﾚｲﾘﾏｽ」

タモリ「……最後に、ひとついいかな？」

ジョーンズ「ﾅﾝﾃﾞｼｮｳｶ？」

タモリ「調査という目的のためとはいえ、君は地球という星の、あらゆる仕事を経験してきた。
　そんな君が最後に選んだ仕事は、“アイドル事務所のプロデューサー”だった。
　……その理由（わけ）を、聴かせてくれるかい？」

ジョーンズ「……」スッ

パチンッ！

ブオンッ

タモリ「……これは……地球のライブ映像、か……？」

みゆき「うそっ！　ここって国際宇宙ステーションじゃないの！？」

天海春香「――この空の向こう側には　どんな世界が待ってるの♪」

――たとえ、冷たくされても。

百瀬莉緒・城ケ崎美嘉「溢れ出した胸の鼓動で　眠れない夜に♪」

――誰にも、理解（わか）ってくれなくても。

夢見りあむ・砂塚あきら・辻野あかり「水平線の　向こうの方へ♪」

――言葉１つで、叩かれたとしても。

天ヶ瀬冬馬・伊集院北斗・御手洗翔太「流星を追って　伸ばした手♪」

――真剣な想いが、報われなくとも。

ロコ・二階堂千鶴「さあ、立ちあがって　走り出したら♪」

――誰にも、評価されなかったとしても。

安部菜々「旅に出よう、私と♪」

――なりふり構わず、頑張るしかなかったとしても。

高槻やよい・水瀬伊織「遠く遠くまで♪」

――たとえ、不器用だろうと。

全員「「――輝きを　追いかけて♪」」


―― 夢を諦められぬ者たちを、私は支えたいと、思ったのだ。

タモリ「……凄いな。全ての地球人がこれを見ているというのか……」

みゆき「みんなキラキラしていて、とっても素敵ね」


安部菜々『♪無謀な夢を見て　叶えたいよ　全部！！』


ジョーンズ「……」

ジョーンズ「……ｿﾛｿﾛ ｼｭｯｼｬﾉ ｼﾞｶﾝﾃﾞｽ」


――♪ヘッドライト・テールライト


タモリ「お、おい！　出社って、まだ仕事するつもりなのかね！？」

みゆき「行かせておあげなさい。……それもまた、彼の生き方よ」


――♪旅は　まだ　終わらない

――♪ヘッドライト・テールライト


社長「――そういうわけで、これからも変わらず、ジョーンズ君にはわが社のプロデューサーを務めてもらう！
　……これからは“嘱託”という扱いにはなるが、今後ともよろしく頼むよ！」

ジョーンズ「 ｱﾗﾀﾒﾃ ﾖﾛｼｸ ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ 」


――♪旅は　まだ　終わらない


「……よかった！　プロデューサー、まだ居てくれるんですね！！」

「私、プロデューサーに相談したいことが、沢山あるんです！」

「これからも、よろしくお願いしますね！」


「「「プロデューサー！！！」」」


――生きている限り、プロデュース（仕事）は終わらない。


ジョーンズ「……ゴクッ」


――缶コーヒーの、ＢＯＳＳ。


ジョーンズ「……ウマイ」

元々「頼まれてもいねえのに勝手に書いちゃう」シリーズだったので需要がないの分かってるけど書いてしまってすまぬ。

迷ってたら、偶然 中島みゆきの『ファイト！』動画に辿り着いてしまいどうしようもなかった。
書きたかったものすべて書けたので、個人的には満足ですが。

お邪魔しました。

>>27
いいものをありがとう