もう・・・お兄ちゃんやっと起きたの?こんな時間まで寝て・・・
1 : ぷろでゅーしゃー   2018/03/01 13:28:25 ID:yAa5Xx3cg6
朝ご飯、冷めちゃったけどチンして食べるんだよ。桃子は撮影があるから夕飯も一人だけど大丈夫だよね。ちゃんと食べなきゃダメだよ?
・・・え?お、お小遣いなんてあげないからっ!お兄ちゃん、昨日も散髪代って言ってたのにパチンコで使っちゃって・・・。
・・・・・はぁ、わかった。はい、これ渡しておくからちゃんと身だしなみ整えて、職業安定所?に行ってお仕事探すんだよ。パチンコとかお酒とかにムダづかいしちゃダメだからね!大丈夫。お兄ちゃん、やれば出来るって桃子知ってるから新しいお仕事だってすぐ見つかるよ・・・・。

いけない、もう行かなきゃ!「今の」プロデューサーと打ち合わせ行ってくるから、お兄ちゃんまたね!出かけるときはちゃんと顔洗っていくんだよ!いってきまーす!
2 : ごしゅPさま   2018/03/01 13:34:31 ID:WK54K7dRwA
😇
3 : プロデューサー   2018/03/01 13:46:11 ID:Ctzrq5MIOQ
なにここ?闇に堕ちた二人(Pとアイドル)を書いてけばいいの?ふむ…
4 : 我が下僕   2018/03/01 17:00:58 ID:b2mB7RIfYY
桃子共依存説は説得力あるからやめなされ…やめなされ…
5 : Pくん   2018/03/01 17:26:49 ID:yex3eM3jZY
これ駅まで迎えに行くのだけは、欠かさないんだよな・・・。

「ちょっとだらしないところあるけど、
桃子に一番やさしくしてくれるの、お兄ちゃんだし・・・」

律子「いい加減、目を覚ましなさい、桃子っ!」
春香「わ、わたしもそう思う。プロ・・・いえあの人は
もう、私たちと一緒に頑張っていた頃のあの人じゃ・・・」
6 : 我が下僕   2018/03/01 17:41:49 ID:EtMqLyUepM
ヒモになりたいアイドルちゃんはミリには沢山いるよね
7 : ハニー   2018/03/01 17:42:48 ID:Uiy4wqkUrk
ただいま。さ、帰ろ。

…お兄ちゃん、髪型、朝と変わってないよ。お金はどうしたの?
…またパチンコに使っちゃったんだ。桃子があれだけ言ったのに…。

…明日はちゃんとお仕事探してきてよね。お兄ちゃんなら大丈夫だから。桃子がついてるもん。だから、明日こそはちゃんとして?約束だよ?今度こそ破ったら許さないからね?

…うん、わかればいいの。さ、早く帰ってご飯にしよ?
8 : 我が下僕   2018/03/01 17:59:14 ID:LHf9CdOyTI
ヒェー、でもこういうの好き
9 : 我が下僕   2018/03/01 20:19:24 ID:bmn7EwwyJ2
桃子に養われたい
10 : Pちゃま   2018/03/01 20:20:50 ID:AI03aVezIY
未成年相手だけど一線も超えてるぽいなぁ(薄い本読みすぎ
11 : お兄ちゃん   2018/03/01 20:45:43 ID:TznXYeeRZw
読んだ感じ4年後くらいでイメージしてた。桃子と両親の問題は解決しなくて元プロデューサーと二人暮らし
12 : 兄ちゃん   2018/03/01 23:05:01 ID:CQ9OZzcGTc
いやー、きっついなこれ
(いいぞもっとやれ)
13 : 彦デューサー   2018/03/01 23:23:26 ID:lKut3zsyfc
育「ねえ、このみさん」
このみ「なあに、育ちゃん?」
育「・・・ヒモってなあに?」
このみ「・・・えっ?ちょっと急になにを!?」
育「昨日ね、うちでお父さんとお母さんが話してたの。あの人はヒモになったって・・・」
このみ「そ、そんな・・・!」
このみ「う、うーん、何だろうね~。お姉さんもよくわからないわ・・・えへへ」
育「そうなんだ・・・」
このみ(いったい、なにやってのよ!あの男は・・・!!)
14 : プロデューサーはん   2018/03/02 00:03:09 ID:jq8t4jLwW2
せめて将来の桃子は守護らねば…
15 : おやぶん   2018/03/02 00:10:04 ID:YZlwe6fhg.
Pがこんなになった日にはのり子あたりに二三発殴られてそう
16 : 我が下僕   2018/03/02 00:38:26 ID:EQPxQMa7dE
おそらくPがこうなった背景には責めるに責められない事情があるのだろう
たぶん誰か死んでる
17 : ハニー   2018/03/02 01:13:13 ID:E5HGYwAoEM
シタPの有能からの一転してこれだったら絶対なにかあった
18 : ハニー   2018/03/02 04:00:47 ID:01OX8scE92
Pは鬱で桃子だけが事情を知ってる設定で読むと刺さる
19 : おやぶん   2018/03/02 08:18:13 ID:lfvrKXnl.6
もがみんあたりを相当無理してプロデュースしたのに結局親にアイドル引退させられたとかかな.
結果他のアイドルとPに歪みが生まれたり、もがみんに対して自責の念に駆られたりで壊れたと.
20 : ぷろでゅーしゃー   2018/03/02 08:26:41 ID:NE.ze0QNM2
>>18
Pが嫉妬からテレビ業界の悪い奴らにパワハラまがいのことをされ続けて壊れたみたいな妄想をしてしまった…
21 : Pチャン   2018/03/02 09:23:13 ID:kHVZeeaBhU
まあPが壊れたのは確実なんやろなぁ
22 : せんせぇ   2018/03/02 13:09:43 ID:vXzYvZqMBM
お兄ちゃん、やればできるって桃子知ってるからのセリフが、どうしようもなくダメになったのを感じさせる。大きな理由とかなくて
23 : プロデューサー殿   2018/03/02 17:42:37 ID:ApMAzhyjcs
一度ドン底に落ちてPのおかげで這い上がれた桃子だからこそね…
24 : Pさぁん   2018/03/02 18:09:31 ID:u2HBrzPBEc
CLANNAD的な
25 : プロちゃん   2018/03/02 22:24:07 ID:hqJaoYIn86
…今日も迎えに来てくれたの?別に良いって言ってるのに。

…泣いてるの?やめなよ、みんな見てるよ。お兄ちゃん、泣かないで。桃子まで悲しくなってくるじゃない。大丈夫、お兄ちゃんのおかげで桃子は大丈夫だから。だから…
26 : 我が下僕   2018/03/02 22:41:18 ID:VXLhGoP/SI
シアター屋上…
琴葉「あれ?・・・桃子ちゃん?」
桃子「・・・えっ、えっ・・・」
琴葉「桃子ちゃん!?・・・泣いてるの?いったい、どうしたの!?」
桃子「琴葉・・・さん・・・桃子がいけないの・・・?ちっちゃいとき、みんなが喜んでくれるから、桃子、子役をがんばったの・・・でも、お金が入ってくるようになって、お父さんとお母さんが・・・でも、お兄ちゃんと一緒ならって、桃子、765でもう一度がんばったの・・・でも、でも・・・桃子のお金で、お兄ちゃんまで・・・」
琴葉「桃子ちゃん・・・」
桃子「琴葉さん・・・桃子がいけないの?桃子ががんばると、大好きな人がみんなダメになっちゃうよ・・・えっ・・・えっ・・・」ガバッ!
桃子「琴葉・・・さん?」
琴葉「悪くない!桃子ちゃんは悪くないよ!」
桃子「琴葉さん・・・」
琴葉「・・・さない・・・」桃子「え?」琴葉「...ゆるさない・・・」
琴葉「桃子ちゃんをこんなに悲しませるあの男!絶対に許さない!!」ダッ!
桃子「こ、琴葉さん!どうしたの!?待って!どこへ行くの・・・!?」
27 : そなた   2018/03/02 23:53:46 ID:D3dzS3xs5g
あかん琴葉それは無神経に地雷踏んで今までにない形相でガチギレされて反論できないフラグや
28 : プロちゃん   2018/03/03 00:33:04 ID:jtCgyNZJAM
この感じだと他のアイドル達とあまり交流を持ててなかったのか…?
29 : プロちゃん   2018/03/03 01:46:56 ID:5MI91tbBJw
Pを傷つけた人間をボコリに行くのかPをボコリに行くのかすごく気になる
30 : ごしゅPさま   2018/03/03 21:42:45 ID:3GbLVlVEcQ
>>28
ダメになった後色々やらかしてしまったのではあるまいか……
31 : そなた   2018/03/03 22:26:35 ID:f6RgBeQQyM
>>28
深い事情までは知らないっぽいから意図的にPが距離を取ったかな。
桃子の他に育ちゃんも実は全部知ってるけどみんなのためにあえて何も知らないふりをしている可能性。
32 : ご主人様   2018/03/03 22:29:41 ID:5MI91tbBJw
環「お仕事行った時知らないおじさんががおやぶんをいじめてるところを見てしまったんだ…」

ありそうでこわい
33 : プロデューサー殿   2018/03/04 00:10:21 ID:ymj9UB8Wnk
ダッダッダ…
琴葉「はっ・・・」
恵美「にゃははっ 水臭いなあもう・・・アイツをぶん殴りに行くんでしょ?つきあうよ」
琴葉「恵美・・・」
恵美「行こっ、下でエレナも待ってる」
琴葉「うん。私、あの人のこと本気で尊敬してた…尊敬だけじゃない、それ以上の気持ちも…でも、いえ、だからこそ!許せないの!」
恵美「うん・・・それって、裏切りだと思う・・・桃子や琴葉や、私たちへの・・・」
桃子「待ってーー!!」
恵美「!?」ヒシッ
桃子「やめて!お願い!お兄ちゃんは悪くないの!桃子がいけないの!桃子が・・・桃子がちゃんと頑張れば、お兄ちゃんは・・・お兄ちゃんはまた・・・!」
琴葉「桃子ちゃん・・・でも!」
桃子「お願い、琴葉さん!恵美さん!お兄ちゃんをぶったりしないで!」
琴葉「桃子ちゃん・・・」
恵美「桃子・・・」
34 : ハニー   2018/03/04 00:11:54 ID:RBzTVgU8eU
辛い…
35 : 箱デューサー   2018/03/04 00:21:36 ID:/NCkv/rA92
こーれから一緒にこーれから一緒にー
36 : Pくん   2018/03/04 00:34:28 ID:t/E/J6wHxw
エレナ「コトハとメグミ遅いナ~…あの人には目を覚まして貰わないと!って言ってたのニ…」
37 : 兄ちゃん   2018/03/04 01:35:40 ID:NsYptNCMkQ
>>35
恵美と琴葉のどっちかが逮捕されるフラグですかね(不穏)
38 : プロデューサーちゃん   2018/03/04 10:51:29 ID:iuI9N2UV.o
>>37
生きることは悲しいかい 信じる言葉はないかい
39 : あなた様   2018/03/05 13:17:02 ID:rAqN1Qn0hM
家、向かい合ってうつむいたまま座るPと桃子

桃子「今日ね、シアターのみんなに言われちゃった・・・桃子はこれ以上、お兄ちゃんと一緒にいちゃダメだって・・・」
桃子「・・・えっ?ちがうよっ、桃子はそんなこと思ってないよ・・・桃子は、お兄ちゃんとずっと一緒だよ・・・でも、桃子ね、ちょっぴり悲しくなっちゃった」
桃子「お兄ちゃんは、わがままばっかりだった桃子のこと、ずっと信じてくれて、一緒に頑張ってくれたよね。シアターも有名になって、39プロジェクトのみんなもどんどんお仕事が増えて・・・桃子ね、あの頃のお兄ちゃんの笑顔を思い出すと・・・なんだか、悲しくなっちゃって・・・うっ・・・うくっ・・・」
40 : ぷろでゅーしゃー   2018/03/05 13:30:25 ID:H56hiKolec
これはわっふるわっふるの予感
41 : ごしゅPさま   2018/03/05 13:37:03 ID:WZU6scfaNk
桃子ォ…
42 : プロちゃん   2018/03/05 18:43:27 ID:odtMxJoi12
救いの手はないんですか…
43 : せんせぇ   2018/03/05 20:29:59 ID:3mIVhvTiaw
そもそも冷静に考えれば元子役がPを「お兄ちゃん」って呼ぶ必然性も特にないことを考えれば
桃子ってキャラをデザインしたやつの業の深さが分かる
それに加えて元子役って部分に更に色々重たい設定を付け加えてるわけだからね…
44 : せんせぇ   2018/03/06 19:12:18 ID:5O0ZxPERJ2
>>43
あれは自分に近い男に、言い方は悪いけど媚びるためのものだった気がする 間違ってたらスマソ
45 : ごしゅPさま   2018/03/06 19:43:18 ID:ZodSXk4Ujs
>>44
共存のはじまりか・・・出会いから、つまり・・・
46 : そなた   2018/03/07 17:19:47 ID:UwDptHXEp.
ガチャッ
桃子「ただいま!お兄ちゃん、今日はどうしたの?駅まで来てくれな・・・?」
シーン・・・
桃子「お兄ちゃん?・・・」
ガラン・・・
桃子「なんだ、お兄ちゃんいないの・・・どこいったのかな?あれっ?・・・これ、手紙!?」
桃子「お兄ちゃんの字・・・えっ?・・・俺は桃子の邪魔にしかならない・・・桃子には必要のない人間だ・・・さよ・・・なら!!?」
ガタッ
桃子「そんな・・・そんな!お兄ちゃん!桃子を置いて行っちゃだめっ!!」
ガチャッ!
桃子「桃子をひとりにしないでー!」
タタタ・・・
47 : おにいちゃん   2018/03/07 17:24:25 ID:rbaeL6ps9.
自殺だけは(アカン)
48 : せんせぇ   2018/03/07 17:29:20 ID:oMgpIVcCIA
マズイですよ!
49 : せんせぇ   2018/03/07 17:44:13 ID:RBU/cBv0Po
玄関前で首吊り死体になっていない分まだ理性はあるようだ
50 : おにいちゃん   2018/03/07 18:00:30 ID:UwDptHXEp.
トゥルルル…
??「はいほー!桃子ちゃん、こんな時間に姫にご用なのです?」
桃子「ま、まつり・・・さん・・・はあっはあっ、お兄ちゃんが・・・」
まつり「ほ?」
桃子「お兄ちゃんがどこにもいないの!家にいなくて、近くを探したんだけど、いつも行ってるコンビニにもいなくて・・・それから・・・」
まつり「桃子ちゃん・・・?」
桃子「ときどき隅っこでお酒飲んでる立ち飲み屋さんにもいなくて、駅で聞いてみたけど誰も見てないって・・・!」
まつり「桃子ちゃん」
桃子「桃子、どうすればいいの!・・・桃子が、桃子が昨日、お兄ちゃんにあんなこと言ったから・・・お兄ちゃんは・・・お兄ちゃんは・・・はっ!?まさか・・・じ、じさ・・・」
まつり「しっかりして!桃子ちゃん!」桃子「えっ・・・まつり・・・さん?」
まつり「プロ・・・桃子ちゃんのお兄ちゃんは、きっと大丈夫・・・落ち着いて」
桃子「大丈夫・・・って、どうして、そんなことがわかるのよ!?無責任なこと言わないで!」
まつり「うん、私、わかるよ・・・それはね・・・」
51 : おやぶん   2018/03/07 18:10:47 ID:RmP13ZepwE
予想以上に伸びるスレでドキドキが止まらない
52 : お兄ちゃん   2018/03/07 18:56:56 ID:rbaeL6ps9.
どき…どき…
53 : 兄ちゃん   2018/03/07 21:53:10 ID:uS/UWSZRPw
さてそろそろ大オチか
54 : ハニー   2018/03/08 09:27:46 ID:RNjVRvyvfg
こういうの辛いけど嫌いじゃないよ
55 : 我が下僕   2018/03/08 14:10:32 ID:ADKcZS9MNs
何だかまつりだと安心感ある
56 : 我が友   2018/03/08 16:13:03 ID:htYPbkhA4s
まさかプロデューサーはもういなくて、桃子が造っていた幻みたいな事はないよね?そんな救いがない事ないよね?
57 : 兄ちゃん   2018/03/08 18:07:11 ID:GifGZdx8r6
「姫だって、いくらマシュマロが大好きでも、毎日そればっかり食べてたら胸が詰まって苦しくなるのです。ね、桃子ちゃん?」
「マシュマロって・・・もうっ、なんの話してんのっ!?」
「お兄ちゃんは、いつも桃子ちゃんにやさしくしてくれるよね?」
「え、う、うん・・・」
「だからね、いまのお兄ちゃんは、自分のせいで桃子ちゃんに悲しい思いをさせちゃたって、反省してるんだよ。だから、これ以上、桃子ちゃんを悲しませたりしないはず。安心して」
「そ、そうなのかな・・・でも、それは桃子が昨日、お兄ちゃんに変なこと言っちゃったから・・・桃子のせいだから!どうしよう・・・桃子・・・桃子が悪い子になっちゃったから・・・お兄ちゃんが、お兄ちゃんが・・・」
「あのね、桃子ちゃんも、桃子ちゃんのお兄ちゃんもね、全然、悪くないよ」
「え?・・・どういうこと?」
「桃子ちゃんのためにがんばらなきゃって気持ちが強すぎたんだよ。自分のことよりも桃子ちゃんのことばっかりになって、ちょっとだけ、どうしたらいいかわからなくなっちゃんだよ・・・おにぃ・・・私たちの、プロデューサーさんはね」
「まつりさん・・・」
58 : バカP   2018/03/08 19:00:24 ID:pTa.YIGwNo
「まつりさん・・・桃子、どうしたらいい?お兄ちゃんのために、何をしてあげたらいいのかな?」
「・・・今は、待っててあげて。お兄ちゃんは必ず戻ってくるから」
「でも、もしかしたら…」
「桃子ちゃん。お兄ちゃんだって、わかってるよ。桃子ちゃんが一番悲しむのは、お兄ちゃんが桃子ちゃんの前からいなくなることだって。だから、必ずお兄ちゃんは帰ってきてくれるから」
「・・・わかった。桃子、もう少し待ってみる。ありがと、まつりさん。おやすみ」
「・・・お礼なんていらないのです。おやすみ、桃子ちゃん」

ピッ

(プロデューサーさん・・・桃子ちゃんは、プロデューサーさんをずっと信じてる。私には、ああ言ってあげることしかできないから…必ず、帰ってきて。もうこれ以上、桃子ちゃんを悲しませないで…)
59 : Pチャン   2018/03/08 23:14:19 ID:hFrDvHxnFk
まつりが信じるように諭すって言うのがいいよね
60 : せんせぇ   2018/03/08 23:57:35 ID:r3p5fWJnkM
瑞希「ジュリアさんはどう思いますか?・・・桃子ちゃんとあの人のこと」
ジュリア「ええっ?なんであたしに?そういう話題は苦手って知ってんだろ?」
瑞希「はい・・・でも、未来ちゃんたちには聞けなくて」ジュリア「まあ、中学生にはな・・・こんなはずじゃなかったのにって、思うよ」
瑞希「家族と一緒に暮らせなくなった桃子ちゃんを、あの人が引き取るって言ったときは、私もこれでいいんだって思いました・・・でも、桃子ちゃんは変わってしまった」
ジュリア「ああ、良く言えば天使みたいだった・・・あの、小生意気でわがままばっかりの桃子はどっかに行っちまったな」
瑞希「はい・・あの人にいい子に思われよう、絶対に見捨てられないようにしようと・・・」
ジュリア「でも、あんな、らしくない桃子は見たくなかった。どんだけワガママ娘でも、桃子は桃子らしいのが一番だ・・・ってな」
瑞希「はい。ジュリアさんなら、きっとそう言うと思いました・・・でも、あの人はそうは思わなかった・・・」
ジュリア「・・・ったく、どこの王女様の下僕だよって感じになっちまったもんな・・・あーっ!思い出すだけでモヤモヤしてくる!」
瑞希「・・・もとのようになれるのでしょうか・・・私たち、みんな・・・」
61 : プロデューサー   2018/03/09 01:06:43 ID:XwbS7HoFto
それぞれの意思が交錯する感じいいぞぉ
62 : Pくん   2018/03/09 01:13:22 ID:AkY5T84zJk
瑞希が苗字呼びを卒業したってがみずももの関係も進んでいるんだな
63 : ぷろでゅーしゃー   2018/03/09 23:46:24 ID:svN793pwwE
リレーSSの様相(これどう締めるんだろ)
64 : プロデューサーちゃん   2018/03/12 22:01:05 ID:DhISGSu1xQ
続きが気になるから一応あげておこう
65 : あなた様   2018/03/13 13:19:09 ID:8Q3l7sqFIE
あげあげ
66 : プロデューサー   2018/03/13 23:17:38 ID:DhP1JDl4Pk
桃子「ここ・・・どこ?真っ白で何も見えない・・・誰かいる・・・お兄ちゃん!?お兄ちゃん!どこに行ってたの!どうして桃子を一人にしたの!・・・え?行こう・・・?どこへ・・・あ、お兄ちゃんの手・・・あったかい・・・うん、桃子、お兄ちゃんと行く・・・もう離れない・・・」
??「ももこ・・・」桃子「桃子、ずっと一緒だよ、お兄ちゃん・・・」??「桃子っ・・・!」桃子「はっ・・・し、志保さん・・・」
志保「・・・大丈夫?」桃子「・・・夢・・・お兄ちゃん・・・」りく「桃子お姉ちゃーん!おはようーー!」ガバッ!桃子「り、りく君・・・?」
志保母「桃子ちゃん、起きて!朝ご飯よ!」桃子「そうだった・・・私、志保さんの家に・・・」志保「涙・・・」桃子「ええっ!?・・・はっ!?」ぐしぐし・・・
志保「顔を洗って、朝ご飯、ちゃんと食べて、シアターへ行くわよ」
桃子「う、うん・・・ありがと・・・」志保「・・・」
67 : せんせぇ   2018/03/13 23:28:29 ID:Ky/AZK2vAo
待ってました!
68 : 仕掛け人さま   2018/03/14 23:33:45 ID:EHBoO8yKlk
あげあげ
69 : せんせぇ   2018/03/15 00:59:40 ID:rC9Pfh2UIE
やっと続きが読めるのか…!
それにしても色々と気になる展開だ
70 : 彦デューサー   2018/03/15 11:14:33 ID:Kur64Qjeso
レッスン中・・・
静香「志保」志保「なに?」静香「・・・桃子、どう?」
志保「今は、落ち着いて過ごしてるわ」
静香「そう・・・ねえ、志保。どうして桃子を家に?」志保「えっ?・・・」
静香「あなたが自分から誰かの面倒を見るなんて、言い出すと思わなかったから」
志保「バカにしてるの?・・・私、レッスンに戻るから」
静香「あ、待って!私、バカになんか・・・」
志保「・・・少しだけ、桃子の気持ちがわかった気がしたから」静香「えっ?」
志保「最初に、歌織さんが桃子を預かろうとしてくれたけど・・・あの子、ちょっと困ったような顔をしてた」静香「それって・・・」
志保「歌織さんには、お父さんとお母さんがいる」
静香「ああ、一度シアターで会った、立派なお父さんと優しそうなお母さん・・・」
志保「今の桃子には、そういうのかえって辛いのかなって・・・少しだけわかった気がしたの」静香「志保・・・」
71 : Pチャン   2018/03/17 21:53:13 ID:aG25X/u4qw
終演後…
奈緒「はっ・・・はっ・・・も、桃子は!?」
美奈子「もう落ち着いた。さっき可奈ちゃんが付き添って、志保ちゃんと一緒に帰ったよ」
奈緒「そうか・・・でも、桃子がステージであんなミスするなんて・・・」
美奈子「ミスくらい誰にでもあるから」
奈緒「ミスしたって、いつもの桃子なら簡単にカバーしてたはずや!でも、今日の桃子は・・・もう、どないしたらええねん!このまんまやったら、桃子は・・・桃子はもう・・・」
美奈子「・・・う、うん。」
奈緒「あーっ!もう我慢でけへん!社長んとこ行ってくる!」
美奈子「奈緒ちゃん・・・?」
奈緒「このまんまじゃ桃子はほんとにアカン!ぜーんぶアイツのせいや!最後まで責任取ってもらわな!」
美奈子「ちょ、ちょっと奈緒ちゃん!」
奈緒「地の果てまで追っかけて、首に縄かけてでも連れ戻したるわ!」
ダダダッ!
72 : プロデューサー様   2018/03/18 10:38:30 ID:RAm.ZRdDT.
貴音「ただいま戻りました。おや、律子嬢お一人ですか」
律子「お帰りなさい。ちょっとスケジュールの調整をね。貴音も遅かったじゃない」
貴音「収録が少々長引いたもので。…調整とは、桃子の、でしょうか」
律子「…ええ。今のあの子にこのままのペースで仕事をさせるのは、ちょっと難しいかなって」
貴音「私もそう思います。我々皆、何時でもふぉろーに入る準備は整えておりますゆえ、どうか遠慮なく」
律子「ありがと。…けど、このままってわけにはいかないのよね」
貴音「…そうですね。桃子の心の傷を癒せなければ、解決とは言えません」
律子「ええ。私たちにできることがあればいいんだけど、桃子の心の空白を埋められるのは…」
貴音「あの方しかいない、というわけですね」
73 : プロデューサー様   2018/03/18 10:41:19 ID:RAm.ZRdDT.
律子「…あの二人は、お互いを思いすぎてたのよね」
貴音「桃子はあの方の優しさに報いるため懸命に尽くした…自分自身を変えてまでも」
律子「…プロデューサーはプロデューサーで、桃子の心の穴を埋めることしか頭になくなっちゃったのよね。その結果」
貴音「律子嬢、それ以上は」
律子「ごめんなさい、これは言わない方がいいわね。…あの時はこれで桃子が救われると思ったんだけど、どこで間違っちゃったんだろう…。もっといい選択肢があったんじゃないかって、思っちゃうのよね…」
貴音「…どのように思っても、過去は書き換えられません。私たちがなすべきは、今何ができるかを考えることです」
律子「…それもそうね。私はもう少し残るわ。気をつけて帰るのよ」
貴音「律子嬢も、くれぐれもご無理をなさらぬように。それでは、失礼いたします」
74 : 兄ちゃん   2018/03/18 21:56:13 ID:t/qzxKkKW.
奈緒「はっはっは・・・!」ガチャ ??「では、失礼します・・・」
新P「おや、横山さんじゃありませんか?」奈緒「プ、プロデューサーさん・・・」
新P「・・・ずいぶんあわてているようですが、何かあったのですか?」
奈緒「いやあ、その・・・」
新P「何かあったらのなら、まずはプロデューサーである私に報告を」
奈緒「え?それはもちろんですけど・・・今日は、小鳥さんに個人的な相談で・・・」
新P「個人的ですか。まあ、そういうことなら。では・・・」
奈緒「はい!おつかれさんでした~」
奈緒「新しいプロデューサーさん・・・真面目なのはええんやけど、どうも苦手や・・・」
奈緒「はっ、そんなんどうでもええ・・・!」ガチャ!「社長!」
高木「ん?・・・よ、横山君!?どうしたのかね!?」
奈緒「社長!私にプロ・・・ああ、ややこしい!前のプロデューサーやった、あの人を探しに行かせてください!」
75 : お兄ちゃん   2018/03/21 12:15:42 ID:gdBAImAIy.
待ってるぜ
76 : Pくん   2018/03/21 17:46:29 ID:gVwpms9uV6
あげ
77 : プロデューサー殿   2018/03/21 21:05:16 ID:bvyIGW7/CQ
社長「うむ・・・私も彼をこのままにして置くわけにはいかないと思っていたが・・・何ぶん、人手が・・・」
奈緒「せやから、私が行こう思てるんです!お願いします!」
社長「しかし、高校生である横山君に頼むわけにも・・・」
??「わたくしが引率すれば、よろしいのはでなくて?社長」奈緒「千鶴!?」
千鶴「大人のレディであるわたくしが、しっかり監督しますから、安心してよろしくてよ!」
それに・・・わたく、いえ私も、責任を感じているのです。こうなってしまうまで、何もしてなかったと・・・ですから」
社長「いいだろう!二人はちょうど公演が終わったところだ。オフということで・・・」
バン!
桃子「千鶴さん、奈緒さん!桃子を置いて行こうとしてたでしょ・・・!」
可奈「ご、ごめんなさい!桃子ちゃん、急に走り出してここへ・・・!」
桃子「お兄ちゃんは・・・お兄ちゃんは桃子のプロデューサーなんだからっ!!」
78 : 我が下僕   2018/03/21 23:15:28 ID:7FnpDnMF7c
支援
79 : せんせぇ   2018/03/22 00:14:50 ID:xOx51tD60k
新P「では、何かあったらすぐに連絡を。くれぐれも気をつけてくださいね」
千鶴「重々わかっていますわ。私がいますから、ご心配なく」
奈緒「ほな、いってきます」

社長「…不満げ、だね」
新P「そうではないですが…彼女たちはアイドルです。どんな理由であれ、仕事に大きな穴を開けるのは望ましくありません」
社長「確かにその通りだが、今回は少々事情があってね」
新P「…前のプロデューサーを探しに行く、と聞きましたが」
社長「…聞いていたのかね」
新P「ええ、まあ。…前のプロデューサーには、何があったのですか」
社長「…それは、聞いておいた方がいいことかね?」
新P「既に事務所と関係のない人間のために、ここまで躍起になる理由がどうにもわかりかねるもので」
社長「…事務所との関係が切れたとしても、彼女らと彼の絆は簡単には切れないものなのだよ。特に、周防君とはね…」
80 : 我が下僕   2018/03/22 00:47:01 ID:3bxOAccVag
新P「絆…ですか。私は彼のことを52人ものアイドルと劇場を預かる立場でありながら、一人にかまけ過ぎたダメプロデューサー、としか評価できないのですが」
貴音「それは聞き捨てなりませんね」
新P「四条さん。ここにいるということは、無事に収録は終わったようですね。お疲れ様です」
貴音「いえ、これもアイドルとして当然のこと。それより、先の貴方の言葉。確かに貴方の言葉は全て否定されるべきものではありません。しかし…」
新P「ああ、周防さんの置かれていた状況はもちろん把握していますよ。ですが…だからなんだと言うんです?」
高木・貴音「!?」
新P「彼女はプロ意識も高く、才能もあり、十分トップアイドルの素質があった。私にとって彼は…あの男は、周防さんの芽を摘み取った許せない存在ですよ」
81 : プロデューサーちゃん   2018/03/22 01:07:07 ID:3bxOAccVag
完結までにできれば全員喋ってほしいので
まだ喋ってないキャラリスト
小鳥 美咲 真 雪歩
響 美希 伊織 亜美 真美
千早 あずさ やよい 未来
翼 エミリー 麗花 ひなた
海美 歌織 可憐 紬 紗代子
朋花 昴 風花 百合子 茜
星梨花 のり子 歩 亜利沙
美也 杏奈 莉緒 ロコ (環)
環はカウントしていいか微妙だったのでカッコ
個人的に紬には涙声で「あなたは…バカなのですか?」を言ってほしい
82 : プロデューサー   2018/03/22 01:28:48 ID:WZ4W8M/DMQ
やよい「千鶴さんと奈緒さんと桃子ちゃん…行っちゃったね」
伊織「はぁ…どうなっちゃうのかしらね。3人の珍道中にならきゃいいんだけど」
83 : ごしゅPさま   2018/03/22 23:38:55 ID:xOx51tD60k
新P「あの男は、プロデューサーという仕事の本分を忘れた。そして一人の、優秀なアイドルの未来を奪った。…私はプロデューサーとして、あの男を許すわけにはいかないのです」
社長「…だからこそだ」
新P「社長?」
社長「結果論だが、彼が周防君を気にかけ過ぎたことが今の状況を作ったのは事実だ。だから、彼はその責任を取らなくてはいけない。彼にしか、その責任は取れない」
新P「…なぜあの男に肩入れをするのですか。社長もあの男の、いわば被害者でしょう」
社長「言ったはずだよ。彼と彼女たちの絆は、簡単には切れないのだと。彼女たちをここまで連れてきたのは、紛れもない彼なのだから。…まあ、しばらく彼女たちを見守ろうじゃないか」
新P「…私では…」
社長「君、どうかしたかね?」
新P「いえ、社長がそこまで言われるのでしたら、私も静観することにしましょう」
84 : ご主人様   2018/03/24 13:19:12 ID:FO.doa5S1M
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85 : ご主人様   2018/03/25 17:20:18 ID:wi9aFi6iu6
ガタンゴトン…
奈緒「美味い!やっぱり旅のお供言うたら、駅弁やな~♪」
千鶴「あら、あちらには日帰り温泉もあるようですわ」
奈緒「そら楽しみや!あの人の実家て、めっちゃいい所やんか!」
桃子「・・・奈緒さん、千鶴さんっ!もう!真面目にお兄ちゃんを探す気あるの!?」
奈緒「そら、当たり前や!草の根分けても探したるわ!」
桃子「そうは見えないんだけど」
千鶴「こうして移動してる時にピリピリしていても始まりませんわ、桃子ちゃん」
桃子「もうっ!いい加減なことばっかり!みんな嫌い!大っ嫌い!」
奈緒「桃子・・・嫌いて、そんな・・・」
桃子「だって、みんなお兄ちゃんを悪く言ってばっかり・・・悪いのは桃子なのに・・・」
千鶴「それは、少し違いましてよ、桃子ちゃん」
桃子「えっ・・・?」
奈緒「うんうん」
86 : プロデューサー殿   2018/03/25 18:28:11 ID:wi9aFi6iu6
千鶴「みんな怒ってるのかも・・・でもそれは、あの方を嫌いになったからではありませんわ」
桃子「・・・どういうこと?」
奈緒「きっと、なに水臭いことしてんねんって、思うてんのとちゃうやろか」
千鶴「わかり合ってると思っていたのに、あの人は苦しんでることを誰にも言わずに一人でしょいこんで、姿を消してしまった」
奈緒「今まで一緒に頑張ってきた時間は、いったい何やったん!・・・て、きっとみんなそう思ってる」
桃子「でも、桃子がもっとちゃんとすれば、お兄ちゃんは・・・桃子がいけないんだよ・・・」
千鶴「桃子ちゃん!・・・桃子ちゃんは、何でもできるわけじゃありませんわ」
奈緒「せや!私は頭のええ方やないけど、みんなに支えてもらって何とかなっとるんやで」
千鶴「考えてみて。桃子ちゃんの目には、あの・・・お兄ちゃんだけしか映らなくなって、あの人の目にも桃子ちゃんだけ・・・それって、いいことかしら?」
87 : Pちゃま   2018/03/25 20:28:00 ID:wi9aFi6iu6
桃子「・・・桃子が、お兄ちゃんをひとりじめしてたって・・・こと?」
奈緒「うーん、それはちょっとちゃうと思うけどな・・・あの人だって・・・」
桃子「お兄ちゃんね、お家でたくさん、桃子を抱っこしてくれたよ・・・」
千鶴「え?・・・」
桃子「桃子を膝の上にのっけて・・・」
奈緒「え゛?」
(ひそひそひそ・・・)
千鶴「まさかあの人に限って、そんな不埒なこと・・・」
奈緒「ど、どないしょ・・・」
桃子「・・絵本、読んでくれたんだ」
千鶴&奈緒「絵本?」
桃子「うん、それもようちえんじが読むやつだよ。バカみたいでしょ・・・でもね、桃子、うれしかった。お父さんにだって、してもらったことなかったから」
奈緒「桃子・・・」
桃子「それって、悪いことなのかな?お兄ちゃんに、そうやってやさしくしてもらって、すごくうれしかったの・・・それをもっと、ずーっとしてほしいって思っちゃいけなかったのかな?」
88 : ぷろでゅーしゃー   2018/03/27 14:10:56 ID:nOqyBiy.hY
あげ
89 : ぷろでゅーしゃー   2018/03/29 00:43:01 ID:8gj5sRZmHw
支援
90 : 我が下僕   2018/03/29 10:09:22 ID:a/K8aqpSxA
桃子「すー、すー…」
千鶴「…天使みたい、ですわね。桃子ちゃんの寝顔」
奈緒「…なんも言えへんかった。桃子の家のこと考えたら…」
千鶴「ええ…誰よりもしっかりしてるから、つい忘れてしまうけど、まだほんの子供なのよね…。」
奈緒「桃子から、あの人を取り上げるなんて、できんわ」
千鶴「…まずは、あの方を見つけましょう」
奈緒「せやな…。」
ガタンゴトン…
91 : ごしゅPさま   2018/03/29 10:10:01 ID:aHqepnKH3.
支援
92 : 仕掛け人さま   2018/03/29 19:25:42 ID:OyH/ZNVpBQ
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