【ミリ安価SS】 『>>4のアトリエ』
1 : 3流プロデューサー   2019/05/28 19:41:18 ID:AAuhR.bTz6
新作の情報が来たので。

のどかな街バン・ナムコ。街はずれに一人で暮らす>>4。
亡き祖母の後を継いで錬金術士として生活していましたが、肝心の錬金術の腕前はまったく上達しません。
祖母の残してくれた財産はもう少しで底をつきてしまいそうでした。
23 : 兄ちゃん   2019/05/28 23:42:32 ID:AAuhR.bTz6
というわけで2人は近くの森へ。
残っていたらまた明日の夜に進めたいと思います。
24 : 我が下僕   2019/05/29 00:25:57 ID:aLBgwlGFvo
Daの絆を感じる
25 : ダーリン   2019/05/29 01:10:22 ID:8XkpEsD512
ベースがソフィーのアトリエっぽい感じに見えるな、ストーリー全部は覚えてないから雰囲気がだが

…あのキャラポジにこのみさん来たら笑うしかない
26 : お兄ちゃん   2019/05/29 01:26:56 ID:oJ768rON7Q
将来イケメンになるぽっちゃり昴か…
27 : プロデューサーはん   2019/05/29 20:02:45 ID:DIsmuOtVwA
~近くの森改めモヨリの森~

麗花「あっ、あの茂みの近くでうろうろしているの、昴ちゃんじゃないかな?」
瑞希「そこそこ大きな木の棒を持っていますが、いったい何を……と、茂みの中に入っていきましたね」
麗花「んー。街の近くといっても、ここには魔物が出るっていう話だから心配だね」
瑞希(台詞のわりには終始、ニコニコしていますが、触れないでおきましょう)

昴を追いかける2人。

昴「あっれー、どこまで飛んでいったんだ? たぶんここらへんだと思うんだけど……」
何やら探しものをしている彼女。しかし彼女は気づいていませんでした、すぐ背後に迫る気配に。
28 : P殿   2019/05/29 20:16:17 ID:DIsmuOtVwA
そう、それはいつも無表情な幼馴染の指の気配だったのです。

瑞希「昴さん、昴さん」ツンツン 昴の肩のあたりをつつく
昴 「うひゃぁっ!? ―――って、瑞希!? それに麗花も」
瑞希「思えば幼馴染3人が揃うのは珍しいことなのでした。最後に揃ったのは古のドラゴンを退治したときだったはずです」
昴 「なんだそれ!? っていうか、どこを見ていっているんだよ……」
麗花「昴ちゃん、そんな木の棒振り回して、何しているのー? ハチの巣駆除?」
昴 「いや、ちがうけど……何気に瑞希の台詞スルーしているし、マイペース過ぎるだろ……」

妹分にあたる昴と久しぶりに会えていくらか高揚する瑞希といつもどおりの麗花でした。
彼女の話を聞くと、どうやらぷに玉と木の棒でヤキュウの練習をしていたとのこと。
けれども、ぷに玉をどこかに飛ばし過ぎてしまったようなのでした。
 
ところでこのお話の永吉家は>>31屋を営んでいるのでした。
29 : せんせぇ   2019/05/29 20:32:13 ID:11Hzmn7eRU
わーいわーい
30 : プロデューサー様   2019/05/29 20:33:06 ID:iY8AYr26LI
精神と時の部屋
31 : ぷろでゅーしゃー   2019/05/29 20:34:43 ID:cb.OtPa3lA
キリン屋さん
32 : プロデューサー様   2019/05/29 20:41:08 ID:Prm8MLTTiE
(なんなん…)
33 : あなた様   2019/05/29 21:01:39 ID:DIsmuOtVwA
キリン → KIRIN → ビール? → 酒場?

麗花「ところで昴ちゃん。店番サボっているみたいね。お母さん、怒っていたよ?」
昴 「げ。い、いやぁ、だってさぁ、昼間からうちの酒場に来る人なんてろくな奴いないし……」
瑞希「お酒より昴さん目当てなのでは?」
麗花「看板娘ってことだね~♪」
昴 「うぇ!? だったら、なおさらごめんだよ……」

そんなこんなで3人で話していると、草むらからなにか青い物体が飛び出してきました。

瑞希「! みなさん、敵襲のようです」
麗花「戦闘のチュートリアルはあるの?」
昴 「ちゅ、ちゅーと……? なんだそれ」

青ぷに × 3 があらわれた!!
34 : 兄(C)   2019/05/29 21:15:13 ID:DIsmuOtVwA
杖や木の棒でぽかぽか叩いていたら倒せました。
新しくぷに玉も手に入ったことで昴、そして調合素材として使えるので瑞希にも嬉しいイベントでした。

昴 「……と、さすがにこれぐらいなら楽勝だな」
瑞希「圧倒的勝利……いぇい」
麗花「美味しそうな見た目しているよね~」
昴・瑞希「え?」

酒場に帰りたがらない昴をとくに説得することもなく、素材集めを手伝ってもらうことにした瑞希。
やがて空が夕焼け色に染まって―――。
昴 「オレ、そろそろ帰らなきゃ。瑞希の手伝いしていたって話せば、母さんもわかってくれるよな」
瑞希「むむ……うまいこと出汁に使われたぞ、瑞希」
麗花「あっ、私も教会へ行く用事があるんだった」
そうして3人は街へと戻ります。瑞希は2人にお礼を言って、1人街はずれのアトリエに帰るのでした。
35 : Pさん   2019/05/29 21:24:04 ID:DIsmuOtVwA
瑞希(今日は久しぶりに調合して、森にいって、それから……)

アトリエまでの帰り道、瑞希はいろいろなことを考えます。
一人暮らしになった瑞希のことを街の人たちは何かと面倒を見てくれます。
思えば、今日の麗花にしても依頼というより、様子を見に来てくれたのだと思いました。

瑞希(もっと錬金術が上達すれば街の人たちの役に立てるのでしょうか)

帰ったら、ほとんど手つかずになっていた亡き祖母の書架を調べてみようと決意する瑞希。
瑞希(千里の道も一歩から、まずは今日採取した素材を使って………ん? あれは―――)

アトリエの近くの空き地。そこに誰か見知らぬ女の子が倒れているのでした。
瑞希 「あの、大丈夫ですか?」
>>39 「う、うーん……」
36 : Pちゃま   2019/05/29 21:40:11 ID:iY8AYr26LI
御仕立マスヨ
37 : Pーさん   2019/05/29 21:40:28 ID:5c.q8cwmIQ
このみ
38 : 師匠   2019/05/29 21:42:46 ID:CXaSEbIDEk
百合子
39 : おやぶん   2019/05/29 21:44:01 ID:FBo8uBRZHc
育ちゃんさん
40 : 夏の変態大三角形   2019/05/29 22:05:40 ID:DIsmuOtVwA
女の子は瑞希の呼びかけに応じて目を覚まします。瑞希が見るに、外傷は一切ありません。顔色もよいです。

瑞希(こんなところで横になっていたから思わず声をかけてしまいましたが……寝ていただけ?)
育 「う……う、うん? お姉ちゃん……?」
瑞希「いえ、私はあなたのお姉ちゃんではありません」
育 「!? わっ、だ、だだだ誰ぇ!?」

努めてにこやかに応じた瑞希でしたが、女の子は飛び起きると警戒した様子で距離をとりました。

瑞希「あの……こんなところで眠っていると風邪をひいてしまいますよ」
そんな瑞希の言葉を女の子は聞かずにあたりをきょろきょろと見回して、
育 「!! 嘘……お姉ちゃんがいない! ど、どこにやったの!?」
瑞希(目覚めたばかりで寝ぼけているのか、すごい慌てぶりですね)
41 : プロデューサーちゃん   2019/05/29 22:10:28 ID:DIsmuOtVwA
こんなところに小さな女の子が一人でお昼寝していた―――。
それは確かに妙だな、と瑞希は思います。

ひとまず、取り乱している女の子を落ち着かせて事情を聞かねばと考えた瑞希が女の子に近寄ったその時、

>>45「その子から離れて!!」(口調は安価先のキャラで改変してください)
瑞希に対してそう叫ぶ声とともに誰かが走り寄ってくるのでした。
42 : プロデューサークン   2019/05/29 22:15:02 ID:68kDX6Vip.
盛り上がってまいりました
43 : プロデューサー   2019/05/29 22:18:31 ID:FBo8uBRZHc
(o・∇・o)<せりか~
44 : Pくん   2019/05/29 22:22:05 ID:0KmTd6Z4GE
朋花
45 : Pちゃん   2019/05/29 22:22:27 ID:1XXydRmXsI
あえてのかおにゃん
46 : Pはん   2019/05/29 22:41:52 ID:DIsmuOtVwA
瑞希は自分たちのほうに向かって駆けてくるその綺麗なお姉さんに半ば見蕩れつつ、言われたとおり女の子から数歩離れます。
そして敵意はないのだと言わんばかりに瑞希は両手をあげさえしました。

育 「歌織お姉ちゃん!」
歌織「育ちゃん! 大丈夫? 何か変なことされなかった?!」
育 「う、うん。それよりもどこに行っていたの……?」
歌織「え? その……近くに井戸があって、ちょうど喉が渇いていたから……」

そこまで言ってから綺麗なお姉さんは首を横にぶんぶんと振り、
歌織「ううん、心配させてごめんね。一瞬でも目を離した私が悪かったわ!」
そうして女の子を抱きしめます。

瑞希(美しい姉妹愛ですね)
そんなことを考えている瑞希。抱きしめられて少々苦しそうにしている女の子と目が合いました。 
47 : Pサン   2019/05/29 22:47:52 ID:DIsmuOtVwA
育「えっと……」
よくよく見れば自分の姉よりも幼く、胸囲については自分とさほど変わらない少女。
女の子は綺麗なお姉さんの背中をぱしぱしと叩いて、自分からはがして瑞希に訊ねます。

育「……あなたは?」

瑞希はむしろ彼女たちこそ何者だろうと思いました。
ですが、それを口にはせずにアトリエのほうを指差し、そこに一人で暮らしいる
いたいけな美少女であることを説明しました。

歌織「ねぇ、もしかして貴女―――」
綺麗なお姉さんは瑞希が地面に置いた杖、そして採集物の入ったカゴ、
それから瑞希の顔をまじまじと見つめてから訊きます。

歌織「錬金術士?」
48 : せんせぇ   2019/05/29 22:51:15 ID:DIsmuOtVwA
綺麗なお姉さんの眼差しにはどこか期待らしき色がありました―――。

瑞希のアトリエ近くでお昼寝(?)していた2人。
彼女たちの目的とは? 

明日の夜につづく……かもしれません。
49 : プロデューサー様   2019/05/30 01:03:07 ID:CQZ75O5Wu6
楽しみに待ってるで
50 : der変態   2019/05/30 20:05:10 ID:2NhhaVpYsc
※瑞希からの呼称は名前+さんで統一します。苗字が違う姉妹もあれですし。

アトリエ内
瑞希「ふむ……つまり、お二人はこの町にいる錬金術士を訪ねてきたわけですね」

瑞希は歌織が淹れてくれたお茶を飲んで言いました。
無論、アトリエの主として当初は瑞希がお茶を淹れようとしたのですが、
そもそも茶葉自体、麗花が気まぐれに持ってきてくれたもので、瑞希にはお茶を飲む習慣がなかったのです。
それでも二人の客のために思案する瑞希を歌織が助けてくれたわけなのでした。
育はというと、そういった二人をよそに物の少ないアトリエ内を見渡しては欠伸を噛み殺していました。

歌織「ええ、私たちの村……ここから1時間ほど歩いたところにあるのだけれど、そこに錬金術士はいないの」
瑞希は歌織から村の名前を聞いて、永吉さんところの酒場にも時々、そこからやってくる人がいるのを思い出しました。
ようするにこのバン・ナムコと交流がある村なのです。とはいえ、街道は十二分に整備されてはいないはず。
瑞希(歌織さん…見かけによらず腕がたつ方なのでしょうか。育さんと二人で魔物が出そうな道を抜けてくるなんて)
51 :   2019/05/30 20:17:31 ID:2NhhaVpYsc
地の文(?)多めで、苦手な人すみません。

歌織の腰元に魔法具らしきものを認めて瑞希は興味を惹かれましたが、下手に話を長引かせるのも悪いかなと思い、瑞希は再び話し始めます。

瑞希「お二人が噂を聞いたという錬金術士はおそらく私の祖母です。けれども……祖母は既に他界しました」
内面はともかく、ほとんど表情を変えることなくそう言った瑞希に対して、二人は驚きと気まずさを表にしました。
歌織「! そう……だったの。ごめんなさい。えっと、でもあなた……瑞希ちゃんも錬金術士なのよね?」
おそるおそるといったふうに彼女は瑞希に訊ねます。
瑞希「はい、ただ技術面では祖母の半分にも届かないので……そのお役に立てるかどうかは保証しかねますが」
と、そこで瑞希はまだ彼女たちがどうして錬金術士を探していたのか聞いていないことに思い当たりました。
少なくとも単なる薬、たとえば風邪や腰痛に効く薬を求めて、というわけではないのでしょう。
それから彼女たちの話しぶりから察するに村の使者というわけでもなさそうなので、個人的な依頼であることも予想できます。
52 : 我が下僕   2019/05/30 20:18:03 ID:2NhhaVpYsc
つまるところ、何か特別なものを調合してほしい、そういう事情のはずです。
調合するのが錬金術士なのですから。
考えを巡らす瑞希と続けて詳細を話すかどうか迷う歌織。
その妙な間を裂いたのは育の声でした。

育 「私たち、>>56が必要なのっ!」
53 : プロデューサークン   2019/05/30 20:21:36 ID:M6okrrK3qE
ちょっと遠すぎない?加速
54 : Pたん   2019/05/30 20:22:14 ID:EufQt3s8Eo
踏み台
55 : 貴殿   2019/05/30 20:22:26 ID:h59z86ipFw
わーいわーい
56 : 下僕   2019/05/30 20:42:16 ID:M6okrrK3qE
どんな病も癒す幻の薬
57 : Pーさん   2019/05/30 20:57:58 ID:2NhhaVpYsc
瑞希「どんな病も癒す幻の薬……ですか?」
歌織「………………」
育 「お姉ちゃん、次の町に行こう? その……瑞希さんには悪いけれど、このアトリエを見る限りあれを調合できるとは思えないよ」
歌織「育、そんな言い方は」
瑞希「いえ、いいんです。確かに私はそんな万能な薬を調合したこともなければレシピだって知りませんから」
育 「ほら。……ゆっくりなんかしていられないし、早く次の―――」
瑞希「ただ、」

2人の表情を見て、瑞希は内心、穏やかな気持ちではありませんでしたがやはり淡々とした物言いで口を挟みました。

瑞希「ただ、祖母が遺してくれた本には何か手がかりがあるかもしれません」
言葉どおり確証などありませんでした。

瑞希「今日はこの街に、何だったらここに泊まっていてください。もう日も沈んで、暗くなればお二人だって街の外は危ないでしょうから」
お二人が眠っている間、今日は徹夜をして自分が調べてみますから、と瑞希は言います。
58 : EL変態   2019/05/30 21:07:23 ID:2NhhaVpYsc
瑞希の真摯な表情に気まり悪そうな育。歌織は瑞希に目くばせをします。
瑞希が思うに、詳しい話は育が眠りについてから、ということなのでしょう。

麗花「でも、ここって3人分もベッドないよね? どうするのー?」
瑞希「ええ、たしかにそうですね。どうし………いつからいたんですか、麗花さん」

3人の間に流れつつあった暗い空気。それを割る陽気な風のごとく、彼女はそこにいました。

麗花「今日の集会で、シスターがね、手作りのクッキーをたっくさん持ってきてくれたんだ~♪
   それで瑞希ちゃんにもおすそ分けしなきゃって思って、来ちゃいました」
59 : プロデューサーくん   2019/05/30 21:13:43 ID:2NhhaVpYsc
口調が原作と著しく解離している場合、ご指摘お願いします。正直、自信ないです。

歌織「えっと……瑞希ちゃん、この方は?」
育 「ど、どこから現れたの!?」

麗花「う~ん……二人が泊まれる場所となると~」
その2人の言葉など耳に入らなかったように彼女は考え始めます。

瑞希(この街に宿がないわけではないですが……)
麗花(昴ちゃんのところ、お部屋空いているんじゃないかな?)
瑞希(麗花さん、脳内に直接……!?)

永吉家は昴の兄たちが独り立ちしてもっと大きな街へと行っているので部屋が空いているはずでした。
60 : Pはん   2019/05/30 21:29:50 ID:2NhhaVpYsc
麗花が遅ればせながら育と歌織に自己紹介した後、4人は永吉さんの酒場に行くこととなりました。
麗花「それに酒場といえば情報収集にぴったりだよね!」
マイペースながらも、この引っ張ってくれる幼馴染をありがたいと改めて思う瑞希でした。

~カフェ兼大衆酒場『スッゲー』~
昴「あれ? 瑞希に麗花、さっきぶりじゃん。もしかして手伝いにきてくれたのか?!」

お店に入ると昴が先ほどとは打って変わって可愛らしい服を着てウェイトレスを務めているのでした。

昴「……うん? その2人は……?」
瑞希は簡潔に説明と要求をしました。

昴「い、いきなりだな。――よし、待ってろ、オレ、頼んでみるから!」
突然の頼みをよく訊かずに次の行動に移す昴。そこにあるのは瑞希に対する信頼でした。
61 : P様   2019/05/30 21:43:53 ID:2NhhaVpYsc
午後7時過ぎ。スッゲーは多くの人でにぎわっていました。
そして主として男性たちが久しぶりに目にする瑞希、そして見慣れぬ育や歌織に興味を示しているようです。
最初こそ育はそうした視線が慣れないのか少しおどおどとした様子でしたが、堂々としている歌織を見て、なんのこれしきというふうな態度で姉にぴったりとくっつくのでした。
麗花に声をかける数人の男女がいて、彼女はそれぞれと軽くおしゃべりをし、瑞希は錬金術よりも得意なのではと言われる手品を披露することを求められ、タネを持ってこなかったことをちょっぴり後悔していました。


昴母「瑞希に麗花……何か事情があるみたいだねぇ」
奥のほうから出てきた昴母が4人を眺めて言います。
瑞希「急なお願いですみません」
その言葉に昴母は溜息を一つつきました。
昴母「そう、水臭いこと言わないでおくれよ。もっと瑞希は私らに頼ってもいいんだからね。空き部屋だって、前にも話したにさ――」

瑞希は祖母が亡くなった際、昴母から空き部屋に住むことを誘われていました。
アトリエがどれだけ大切な場所であっても、いえ、大切な場所であるからこそ
瑞希一人には広すぎることを知っていたからです。
62 : ぷろでゅーしゃー   2019/05/30 21:55:40 ID:2NhhaVpYsc
度重なる脱字失礼しました。一瞬、安価SSってこと忘れていたとか、ないですよ、はい。

さて、そんなこんなで空き部屋に泊まることになった2人。
4つある昴兄の部屋のうち、既に一つは物置と化していて、もう一つは言いつけによって使用禁止。
そして残り二つのうち、どうやら一つには既に先客がいるようでした。部屋に案内しつつ会話する昴。

昴 「ああ、そういえば一昨日から旅人?が泊まっているんだよ。すっげー、美人なんだぜ」
瑞希「へぇ……どんな方なのですか?」
昴 「ん? どんなって……オレもそんなに話していないんだけど、」

>>65「あれ? 昴(ちゃん)と……お友達?」
63 : おにいちゃん   2019/05/30 21:56:49 ID:nUHpZvrbLY
ロコ!
64 : 下僕   2019/05/30 21:58:04 ID:0kLxvngo5U
朋花
65 : 夏の変態大三角形   2019/05/30 21:58:51 ID:yduDFHurCM
琴葉
66 : お兄ちゃん   2019/05/30 22:15:14 ID:2NhhaVpYsc
琴葉はまた出てくる予定です。(未定)

昴 「あっ、噂をすればじゃん! ほら、この人、琴葉。な? 美人だろ?」
瑞希「はい」
麗花「うわぁー、また新たな仲間だね!」

琴葉「??? えっと……。あれ? 貴女、どこかで……」
幼馴染3人組の反応に惑う琴葉は歌織に視線を移して、口にします。

歌織「え? き、気のせいだと思うわ。私はそんなに有名ではないから」
何かひっかかる言い方ではありますが、回収されない伏線なのかもしれませんね、と瑞希は思いました。

琴葉は昴母との約束でお店の手伝いがあるようで、話を早々に切り上げて店のほうへと向かいました。
67 : 変態インザカントリー   2019/05/30 22:26:33 ID:2NhhaVpYsc
クッキーはアトリエに置いてきました。

~昴兄の部屋~

そう多くない荷物を下ろした2人。
麗花「せっかくだから、ここで夕食にしようよ、瑞希ちゃん」
瑞希「ええ、そう思っていました。育さん、歌織さんもそうしませんか?」
歌織「そうね。せめてご飯代を払っていかないと私の気が済まないわ」
昴母のはからいで宿代はタダなのでした。ただし数日にわたるとなると琴葉と同様、手伝いは必要みたいでしたが。

さて、店内に戻ると思った以上に人がいます。5人一緒には座れないでしょう。
68 : 番長さん   2019/05/30 22:26:45 ID:2NhhaVpYsc
育は歌織と共に食事をするとして、瑞希は>>71と相席となりました。

次のうちどれか一人(4はゲストキャラ扱い。以降の登場は未定)
1 麗花
2 昴
3 琴葉
4 任意のアイドル名
69 : P君   2019/05/30 22:31:28 ID:Ss5ciSAwdk
70 : 兄ちゃん   2019/05/30 22:32:52 ID:yduDFHurCM
1
71 : あなた様   2019/05/30 22:50:22 ID:1xXMjXtDi.
3
72 : あなた様   2019/05/30 23:05:22 ID:2NhhaVpYsc
では次回は琴葉と瑞希の会話シーンから。物語進めたいです。
手に余るのでこれ以降、新キャラがバンバン登場!ってことはないかもしれません。
安価SSゆえ、下手に書き溜めするつもりないです。
気長にお付き合いしてくださると嬉しいです。

明日の夜、続きを書く予定。
73 : バカP   2019/05/31 00:17:01 ID:E8d0xm98QI
楽しみだ
74 : Pはん   2019/05/31 19:56:42 ID:LPIBMzrI8c
賑やかな店内の隅に琴葉が一人腰掛けて食事をしているところに瑞希が近づきます。

瑞希「? 琴葉さん、お店の手伝いをするという話ではなかったのですか」

そう口にしてから少し不躾だったかなと瑞希は思います。けれども琴葉はまったく気に留めず、
琴葉「あっ、瑞希ちゃん……だったよね。えっとね、『腹がへっては戦はできないよ!』って言われて先に夕食いただいているの」

瑞希「そうでしたか。あの、相席してもかまいませんか?」
琴葉「もちろん!」
笑顔が素敵な人だなと瑞希は思いました。それから彼女が口にしている料理を見やります。
ちょうどいいサイズにスライスされたバゲットにサラダ、それにスープ。たしかに食べるのにそう時間のかからないものでした。

瑞希「くんくん……なんだか嗅ぎ慣れない香りのスープですね」
特に鼻を動かす仕草もせずに瑞希はそう言います。
琴葉「ふふっ。実はね、これ私の地元の湖でとれた『ブルーシジミ』を使ったものなんだ」
75 : 仕掛け人さま   2019/05/31 20:09:33 ID:LPIBMzrI8c
瑞希「『ブルーシジミ』ですか? 聞いたことのない食べ物?ですね」
琴葉「私の村の特産品の一つなの。貝なんだけれど、このしじみ汁が美味しくてね」
そう言って彼女はまたスプーンで掬い口元に運びました。

琴葉「旅に出る際、お母さんが持っていけってね。それでさっき厨房を貸してもらって自分用に作ったの」
瑞希「? とはいえ、貝ということはそう長く保存がきかないのでは……」
地理に詳しくはありませんが、先に自己紹介したときに聞いた琴葉の出身の村はバン・ナムコの近辺ではなかったはずです。
だとしたら、どうやって琴葉はこの貝をこれまで保存していたのか、瑞希は気になりました。
76 : Pたん   2019/05/31 20:15:39 ID:LPIBMzrI8c
琴葉「そこはほら、氷の魔法でちょいちょいっとね。それでももう5日目だったから、傷みそうではあったんだけれど」
瑞希「琴葉さんは魔法の心得がおありなんですね」
琴葉「そう大したものではないけどね。ねぇ、それよりも瑞希ちゃんって――」

何か言いかけた琴葉でしたが、昴が注文をとりにきて会話を中断します。
酒場といっても瑞希はお酒は飲めません。お腹は空いていたので、>>79>>81を注文しました。
77 : 番長さん   2019/05/31 20:17:35 ID:ZGdhOqiq1I
しじみ汁
78 : der変態   2019/05/31 20:24:07 ID:SjNAUZJmI6
たこ焼き
79 : 兄(C)   2019/05/31 20:25:13 ID:J71s2BuzxY
プリン
80 : 下僕   2019/05/31 20:26:09 ID:EqeYfma5Bk
あさり汁
81 : プロデューサー   2019/05/31 20:35:37 ID:RdKHbDAojo
シャーベット
82 : プロちゃん   2019/05/31 20:49:20 ID:LPIBMzrI8c
え、えぇ……夕食とはなんだったのか。

昴 「え!? プリンにシャーベットって……うちじゃ冷やす設備が充分じゃないというか。そんなのもとよりメニューにないっていうか……」
瑞希「その点については問題ありません。こちらに委員長の異名を持ち冷気を自在に操る高貴なる女性魔導士がいますから」
琴葉「瑞希ちゃん!?」

瑞希「冗談です」(ドヤッ

このあと、めちゃくちゃ もぐもぐした。

【琴葉の出身村シル・エットの情報を入手した!】
83 : 我が友   2019/05/31 20:53:54 ID:LPIBMzrI8c
瑞希の食事中に琴葉は先に食べ終え昴と手伝いを代わりました。
結局、琴葉の旅の目的は聞きそびれたまま。
どうやらこのバン・ナムコは旅の経由地でしかないとはわかったのですが。

そして場面は飛び――――。
~瑞希のアトリエ~
午後10時
瑞希「…………薬関係の本はこれだけあるようですね」
もともと錬金術士として名をはせたわけでもない瑞希の祖母。
アトリエにあった薬に関する本は(>>84の末尾一桁)冊+1冊だけでした。

※+1冊は物語冒頭で調べたもの。
84 : Pサマ   2019/05/31 20:58:40 ID:J71s2BuzxY
かもんぬ
85 : 下僕   2019/05/31 20:59:53 ID:RdKHbDAojo
wktk
86 : 監督   2019/05/31 21:04:40 ID:LPIBMzrI8c
瑞希(奇しくも今朝、麗花さんに頼まれたときに調べたこの1冊だけ、ですか)
それは書名からしても明らかに駆け出しの薬師か錬金術士向けに書かれたものでした。

瑞希「困りましたね……これでは……」
ダメ元でもう一度読んでみましたがやはりそれらしき記述はありません。
あの2人にどう話したらいいのだろうと瑞希は悩みます。

そのときドアがノックされる音が鳴りました。
開くとそこにいたのは、>>88

1.麗花

2.歌織
87 : Pしゃん   2019/05/31 21:07:08 ID:D6Pg7xTzLY
雪だるま将軍
88 : 箱デューサー   2019/05/31 21:07:21 ID:iUPYTcHlG2
2
89 : プロヴァンスの風   2019/05/31 21:15:52 ID:LPIBMzrI8c
そこにいたのは部屋で育を寝かしつけてきた歌織でした。

瑞希「歌織さん………」
歌織「………。その様子だと、手がかりはなかったみたいね」
瑞希「すみません、お力になれなくて」
歌織「そんなこと言わないで。瑞希さんは悪くないわ。悪いのは、」
そこで歌織は口を閉じてしまいました。その翳りのある表情はしかし一変して、
歌織「素敵な宿に酒場を紹介してもらって助かったわ。ありがとう、瑞希ちゃん」
ぎこちない笑顔で彼女は。
瑞希「………明日にはもうここを発たれるのですか?」
歌織「どうでしょう? 正直、あてらしいあてがないの。育ちゃんは次の町、なんて言っていたけれど次はどこに行ったらいいのか……」
90 : 兄ちゃん   2019/05/31 21:22:39 ID:LPIBMzrI8c
重い沈黙。破ったのは瑞希でした。

瑞希「事情をお聞きしてもかまいませんか?」
なぜ、と言われたらどう返せばいいのかわからないまま瑞希は切り出します。

歌織はゆっくりと窓辺へ移動し、足を止めてカーテンをそっと開きます。
「今夜は月が綺麗ね、憎らしいほどに」 そう呟くのを瑞希は耳にしました。

瑞希「………………」
歌織「呪いを受けたのよ」
瑞希「!! 呪い、ですか」
歌織「ええ。実は私たちにはもう一人姉妹がいるのだけれど、彼女は呪われてしまったの」
窓の外に目をやり瑞希に背を向けたまま歌織は話します。
歌織「ちょうど、こんな月夜のことだった――――」
91 : せんせぇ   2019/05/31 21:31:30 ID:LPIBMzrI8c
歌織の妹、育の姉にあたる>>94はある月夜に、村はずれの花畑で夜にしか咲かない花を採集しようとしたらしいのです。
それは他でもなく大好きな両親、そして姉と妹への日頃の感謝のしるし、プレゼントであったことが残された彼女の日記からうかがえます。
家族には黙って寝床を抜け出す作戦も含めて。

しかし――――
歌織「花畑の近くに住んでいたお爺さんが>>94の叫び声を聞いたそうなの。駆けつけたときにはもう手遅れ、>>94は……」
瑞希「……呪われていた?」
首肯する歌織。眩い結晶に閉じ込められ、まるで大きな宝石になっていたのだと、歌織は話します。
92 : 兄(C)   2019/05/31 21:37:28 ID:J71s2BuzxY
うみみ
93 : 5流プロデューサー   2019/05/31 21:54:27 ID:RdKHbDAojo
ksk
94 : ハニー   2019/05/31 22:04:34 ID:D6Pg7xTzLY
まつり
95 : 仕掛け人さま   2019/05/31 22:16:02 ID:LPIBMzrI8c
※展開に行き詰ったら姫による自力救済エンドになりますご容赦ください。

歌織「村長が言うには『失われた神々の霊薬』があれば解呪もできるのではないかって。でもその薬は市井に広く流通していないばかりか、そもそも実在が怪しく、もし可能性があるとしたら――――」
瑞希「錬金術士ってことですね……」
歌織「ええ、しかも凄腕の。けれど村長を含め私たちの村に錬金術士について詳しく知る人はいなかった」

瑞希のほうに向き直った歌織は目元をぬぐって言います。
歌織「かろうじて得た情報がここバン・ナムコに『錬金術士がいたような気がする』なんてレベルのものだった」

瑞希「幸か不幸か、明日も私は忙しくありません」
歌織「え?」
瑞希「街の人たちの中に腕のいい錬金術士の所在を知っている人がいるかもしれません」
歌織「瑞希ちゃん……」
瑞希「歌織さん、私決めました」
96 : 兄ちゃん   2019/05/31 22:26:16 ID:LPIBMzrI8c
瑞希「私は歌織さんたちと共にその『失われた神々の霊薬』を調合できる錬金術士を探しに旅に出ます」
歌織「……」
瑞希「あるいはそのレシピを探し出して、なんとか作ってみせます。さらに言うなら、別の解呪の方法を探してみせます」

歌織「瑞希ちゃん……気持ちは嬉しいわ。けれど、あなたには麗花ちゃんや昴ちゃんみたいな大切なお友達がこの街にはいるじゃない」
優しげな笑みを浮かべ歌織は言いました。しかし、瑞希は首を横に振ります。
瑞希「何も今生の別れを告げるつもりはありません。ちゃんと錬金術士として腕を磨いて、ここに帰ってきて、それで――」

歌織は表情こそそう大きく変わらない瑞希が内なる情熱を燃やしているの気づきます。
そう、めらめらと。

瑞希「この街の人たちの役に立てる、そんな錬金術士になるんです!」
祖母を失ってからどこかぼんやりと、でも表面上はクールに生きてきた瑞希。
でも、自分の未熟さを知ることで、大いなる旅立ちを決意したのでした。
97 : Pちゃま   2019/05/31 22:38:27 ID:LPIBMzrI8c
というわけでオープニングおわり。冗長過ぎてびっくりです。
今後の流れとしては
1.バン・ナムコで情報収集
2.得た情報を頼りに移動(パーティーの編成はその都度)
3.問題ないし課題解決
4.とあるアイテムによってバン・ナムコに即時帰還
5.上記1~4を繰り返し、『失われ(ry』を調合できる錬金術士を発見
  orレシピを発見し、かつ瑞希の調合レベルが作れる相当になる→無事、解呪
になると思います。

以下が打ち切り(まつり姫自力回復エンド)の条件となります。
a)スレッドが落ちる。
b)安価をとる人がいなくなる。
c)書き手がいなくなる
98 : P君   2019/05/31 22:44:16 ID:RdKHbDAojo
期待
99 :   2019/05/31 22:44:56 ID:J71s2BuzxY
楽しみンゴ
100 : レジェンド変態   2019/05/31 22:48:01 ID:LPIBMzrI8c
早ければ明日の夕方あたりに再開したいと思います。
軽く読み直して、原作キャラへの愛が少々足りない気がして反省しています。

今夜はお付き合いありがとうございました。
101 : P様   2019/06/01 18:36:35 ID:NcMbhG4g..
前回までのあらすじ
呪われた姫(村娘)を救うためには『失われた神々の霊薬』が必要。瑞希は決意で満たされた。

【1日目】
翌朝。瑞希はさっそく行動に出ることにしました。すなわちバン・ナムコでの情報収集です。
それともし旅に出るのであればその準備やパーティー編成も必要になってくるはずです。

瑞希「朝食はアトリエ内で済ませました。さて、まずはどこへ行きましょう……わくわく」
102 : Pさん   2019/06/01 18:37:12 ID:NcMbhG4g..
行動残り回数:4  各場所で()内の人物と出会える/会話できる

1.酒場(歌織・育・昴・昴母)
2.教会前(麗花・シスター・町人A)
3.旧市街広場(町人B・町人C)
4.近くの森(琴葉)
5.街の出入り口(町人D)

>>104
103 : プロデューサー   2019/06/01 18:41:34 ID:GdsMtp1Ocw
1
104 : Pしゃん   2019/06/01 19:04:20 ID:kL.nF7psdQ
4
105 : do変態   2019/06/01 19:28:51 ID:NcMbhG4g..
~近くの森~

瑞希(旅立つ前におばあ様に報告しておかないとですね)
近くの森の1区画は墓地となっていて、そこには瑞希の祖母も眠っているのでした。
管理している街の人がいるのでしょう、墓所そのものはもちろん、魔物を寄せ付けないようにする柵や献花も含めて手入れが行き届いていました。

祖母に決意を報告し終えた瑞希が目を開き、何気なくあたりを見回すと、墓地の外側に琴葉が歩いているのを見かけました。
琴葉も瑞希に気がついたらしく、二人は互いに距離を詰めていきます。

琴葉「おはようございます、瑞希ちゃん。……誰かのお墓参り、かな」
変に話をそらすのも何か間違っている気がして、琴葉も素直に訊きます。
そして瑞希も素直に祖母のことを話すのでした。
106 : P様   2019/06/01 19:35:35 ID:NcMbhG4g..
琴葉は朝の散歩をしていたと話します。これから街のほうに戻るのだと。2人は自然といっしょに帰ることにしました。

琴葉「ところで昨夜は聞きそびれちゃったけれど、瑞希ちゃんは錬金術士なんだよね?」
瑞希「はい。まだまだ未熟ですが」
琴葉「あの………『ペンデローク』って知っている?」
瑞希「『ペンデローク』ですか? それなら――――」

>>107  下二桁 50以上で知っている。90以上なら持っている。
107 : P様   2019/06/01 19:36:29 ID:mdqqTA0K6o
どうかな?
108 : 仕掛け人さま   2019/06/01 19:37:01 ID:mdqqTA0K6o
あっ…ごめん瑞希…
109 : Pさん   2019/06/01 19:42:01 ID:NcMbhG4g..
瑞希「知りませんね。もしかして、『ブルーシジミ』同様、琴葉さんの地元の……?」
琴葉「ううん、そうじゃないの。実はね、昨夜話したとおり、私は氷魔法がちょっとだけ使えるんだけれどね、ここ数日魔法具の調子がよくないの」
瑞希「ふむ……」
琴葉「それでね、この魔法具を回復させるための材料としてたしか『ペンデローク』っていうのが必要だったはずなんだ」
瑞希「たしか……というのは?」
琴葉「えーっと、そうだなぁ、私の旅の目的含めて話そうかな」
瑞希「ぜひお願いします。……ひょっとして婿探しですか?」
琴葉「ち、ちがうよ!?」
110 : プロデューサーさま   2019/06/01 19:50:27 ID:NcMbhG4g..
瑞希「錬金術士ジョークです、ふふふ」
琴葉(案外、茶目っ気がある子なんだ……)

こうして瑞希は琴葉から旅の目的を聞きました。
琴葉には>>113という幼馴染がいて、彼女は一年前にとある街の見聞院に勤めることになったそうなのです。
見聞院というのは世界各地からあらゆる情報を集める機関で世界の要所に点在する施設でもあります。
先日、琴葉が18歳の誕生日を迎えた頃、幼馴染から手紙があり、最近は余裕が出てきたから一度遊びに来たらどうかとお誘いがありました。

琴葉「私の魔法具は元々、その子のものだったんだけどね、その子が昔、修理するときに『ペンデローク』が必要だなって言っていたのを思い出したの」
111 : プロデューサーちゃん   2019/06/01 20:01:56 ID:kL.nF7psdQ
加速
112 : der変態   2019/06/01 20:05:00 ID:mVjF8kzsPw
ksk
113 : 兄(C)   2019/06/01 20:14:25 ID:GdsMtp1Ocw
めぐみぃ
114 : 3流プロデューサー   2019/06/01 20:23:01 ID:NcMbhG4g..
※念のため。  瑞希からの呼称は名前+さんで統一設定

瑞希(恵美さんという方……魔法具の知識があるのも興味がありますが、それ以上に彼女が勤める見聞院……)
『失われた神々の霊薬』に関する情報もあるのではないか、そう瑞希は思いました。

琴葉「瑞希ちゃん?」
何か考え事をし始めた瑞希に声をかける琴葉。
瑞希「琴葉さんっ!」
琴葉「!? ち、近いよ、顔!」
ずずいっと顔を寄せた瑞希に琴葉は焦ります。
瑞希「あっ、すいません……柄にもなく興奮してしまいました」

瑞希「琴葉さんはいつごろ、バン・ナムコを発たれる予定なのですか?」
琴葉「えっと……魔法具の調子がよくなりしだいかな、あはは……」
115 : バカP   2019/06/01 20:31:39 ID:NcMbhG4g..
瑞希は方針を考えます。※麗花たちのこともあるので、どれを選んでもすぐ出発はないです。

1.『ペンデローク』の情報を入手→それ自体をどこかで入手→魔法具修復→琴葉に同行
2.琴葉におおよその地理を教えてもらい先に旅立つ
3.魔法具を捨てて脳筋になるのを勧める
4.それでも、きっと麗花さんなら、なんとかしてくれる……っ!
5.その他(自由記述。実現可能な範囲で)

>>117
116 : プロデューサーくん   2019/06/01 20:33:07 ID:S2Q8LklPXI
加速
117 : P君   2019/06/01 20:33:36 ID:pwqEO6js8k
2
118 : 番長さん   2019/06/01 20:33:59 ID:ONFqBEAhKI
5:町の中心部に住む伝説(自称)の錬金術師に相談
119 : 貴殿   2019/06/01 20:44:11 ID:NcMbhG4g..
瑞希(まつりさんのことを考えれば一刻も早く薬を手に入れるべきでしょうね。見聞院のことを歌織さんたちに伝え、準備が整い次第発ちましょう)

瑞希「琴葉さん、その、『ペンデローク』についてはもし手に入った場合はお渡しますね」
琴葉「え? あ、うん。ありがとう、瑞希ちゃん」
瑞希「いえ、お礼を言うのはこちらです。それで、私の方からもお願いがありまして」
琴葉「?」

琴葉から【トコロタウンの見聞院への地図】を手に入れた!

瑞希(さて、次はどこに行きましょうか)行動残り回数:3  >>121 
1.酒場(歌織・育・昴母)
2.教会前広場(町人A・麗花・昴)
3.旧市街広場(町人D)
4.街の入り口(町人E)
120 : Pたん   2019/06/01 21:02:08 ID:mVjF8kzsPw
GALAXY NOTE765
121 : 箱デューサー   2019/06/01 21:04:33 ID:S2Q8LklPXI
2
122 : 番長さん   2019/06/01 21:17:55 ID:NcMbhG4g..
~教会前広場~

瑞希(なにやらいつも以上に活気があるようです。あれは麗花さんに、昴さん)
2人に近づき、朝の挨拶しました。
麗花「あっ、瑞希ちゃん! おはよう~」
昴 「瑞希! いいところに来てくれた! 麗花ったら、オレにも歌わせようとするんだ、なんとかしれくれよ!」
瑞希「?」
昴 「えっと、なんか教会で子供たちのために歌の稽古っていうか、そーいうのやるらしいんだけど、麗花が協力してくれって。でも、オレ、歌うのはそんなに得意ってわけじゃないし………」

瑞希(ふむ……どうしましょうか) 安価下
1.私は昴さんの歌、好きですよ
2.麗花さん、ここは代わりに私が……
3.それよりも大切な話があるんです。
4.では、伴奏お願いします、昴さん。
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