【ミリオンSS】恵美「怪奇ハタ人間!」
1 : 矢橋P   2023/11/17 21:51:20 ID:GOGM/pKROo
前作で無事SS初心者を卒業した者です
前作は一回完結したのですが筆を置いた途端アイデアが浮かび、またact4の全員出演発表で興奮が冷めやらぬままで創作意欲が爆上がりしたのでまた戻って来てしまいました。

🚩注意🚩
・このSSは パワポケ×怪奇ハタ人間のSS 昴「……怪奇ハタ人間?」の続編です
・プロデューサーは登場しません
・登場キャラクターはミリオンメインですがパワポケからも登場します

前作 
http://imasbbs.com/patio.cgi?read=29603

前作を見て無い方用の前作のあらすじと用語集を載せてからスタートします
463 : ミスター・オールドタイプ   2024/02/14 22:19:48 ID:kKAkvG68tQ
AM7:00

恵美「みんなおはよー!」

響「およはうだぞ」

恵美「なんか朝早く目が覚めっちゃってさ、ご飯はもう作ってあるんだ。レトルトだけど」

真美「めぐちん気が利く~。いいお嫁さんになるよ」
464 : 変態大人   2024/02/14 22:20:58 ID:kKAkvG68tQ

カンタ「環お姉ちゃんどうかしたの?」

環「ううん。何でもないぞ」

環(朝になっておきためぐみは笑顔で、昨日と変わらないようにみえた。けど……)
 
465 : へっぽこ大名行列   2024/02/14 22:22:22 ID:kKAkvG68tQ
朝食終了


響「今日はこの島をもう一度探索し直そうと思うんだ」

カンタ「あれ、それって今までやってるよ」

伊織「説明不足だったわね、昨日ハタ人間が全く居なかったでしょ?」

響「つまりこの島で何かが起きてる可能性が高いぞ」

伊織「それにハームレスの暴走。あれも宇宙人にとっては不測の事態だったと思うのよ」
466 : プロデューサーさま   2024/02/14 22:24:27 ID:kKAkvG68tQ
真美「ってことはもしかしたら宇宙人の中でゴタゴタが起きているかも。ならチャンスじゃな~い?」

響「流石にそこまで好都合なことにはなってないと思うけどね」

伊織「あと宇宙人の本拠地も掴んでおかないと。真と千早はおそらくそこにいる」

恵美「わかったよ。今日はそれでいこう」
467 : プロデューサーちゃん   2024/02/14 22:25:20 ID:kKAkvG68tQ
環「……ねぇ、めぐみ」

恵美「どしたの環」

環「めぐみはお友達のことが……」


ウーーー!ウーーー!ウーーー!
468 : プロちゃん   2024/02/14 22:28:21 ID:kKAkvG68tQ
恵美「何!」

カンタ「これ島のサイレンだよ。防災訓練の時に聞いたことある」

カンタ「でも、今までハタ現象が起きた時でさえ鳴らなかったのに……」

惠美(何だろう、胸騒ぎがする……)

真美「ひびきん、いおりん、どうしよう」

響「ひとまず様子を探ってみよう。準備が出来たら外の様子を見に行くぞ」
469 : Pサマ   2024/02/14 22:30:57 ID:kKAkvG68tQ





「……目標が動き出しました」

「そうか。それじゃ始めようかパーティーをね」
 
470 : 変態インザカントリー   2024/02/14 22:32:29 ID:kKAkvG68tQ
AM 9:30 パライソタウン中心街


カンタ「昨日と同じでハタ人間居ないね」キョロキョロ

伊織「それに不気味なくらい静かだわ」

恵美「確かにそうなんだけど……何だろう。昨日と何か違う」

響「恵美も気付いたか。これよくない予感がするぞ……」

真美「えー、真美にはわかんないんだけど説明してよ」

恵美「うまく言葉に出来ないんだけど、なんだか作為的というか仕組まれているっていうか……」
471 : 変態マスター   2024/02/14 22:33:34 ID:kKAkvG68tQ



🚩ハタ人間1「ハタ無し!」

🚩ハタ人間2「ハタ無し!」

🚩ハタ人間3「ハタ無し!」
472 : プロヴァンスの風   2024/02/14 22:34:35 ID:kKAkvG68tQ
カンタ「ハタ人間だ!」

恵美「もう、突然現れないでよ」

環「よし、ハタ人間ならたまきにまかせて」チャキ

伊織「いえ、なんだか変だわ。下手に戦わないで逃げるわよ」

環「そうか、わかったぞ」
473 : ぴぃちゃん   2024/02/14 22:35:28 ID:kKAkvG68tQ
真美「じゃまずそこの路地に……」


🚩ハタ人間4「ハタ無し!」

🚩ハタ人間5「ハタ無し!」

🚩ハタ人間6「ハタ無し!」

🚩ハタ人間7「ハタ無し!」


真美「うえっ、こっちからも出た!」

響「中心街はもう危険だ。一旦倉庫街に戻ろう」ダダダッ

恵美「そうだね」ダダダッ
474 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/02/14 22:36:33 ID:kKAkvG68tQ
恵美「何とかハタ人間巻けた。これで倉庫街に……」ハアハア


🚩ハタ人間8「ハタ無し!」

🚩ハタ人間9「ハタ無し!」

🚩ハタ人間10「ハタ無し!」
×10 以下省略
475 : ご主人様   2024/02/14 22:37:16 ID:kKAkvG68tQ
カンタ「そんな、倉庫街の入り口に大量のハタ人間が……」

伊織(どういうことなの、動きが読まれ過ぎてる)ゾクッ

真美「いおりん、ひびきん、これじゃ……」

響「今は余計なことを考えちゃ駄目。とにかく少しでも逃げるぞ」ダダダッ

環「うん……」ダダダッ
476 : 監督   2024/02/14 22:37:52 ID:kKAkvG68tQ
「こっちの道は……」



🚩ハタ人間「ハタ無し!」

🚩ハタ人間「ハタ無し!」

🚩ハタ人間「ハタ無し!」

🚩ハタ人間「ハタ無し!」

「駄目か……」
477 : 変態大人   2024/02/14 22:38:53 ID:kKAkvG68tQ
「ここなら……」


🚩ハタ人間「ハタ無し!」🚩ハタ人間「ハタ無し!」🚩ハタ人間「ハタ無し!」 


「ここも駄目だ」
478 : 番長さん   2024/02/14 22:39:23 ID:kKAkvG68tQ
パライソタウン中心街 バスターミナル広場


恵美「…………」ハアハア

響「………………」ハアハア

伊織「…………」ハアハア

真美「…………」ハアハア

カンタ「…………」ハアハア
479 : 高木の所の飼い犬君   2024/02/14 22:40:03 ID:kKAkvG68tQ
恵美(路地みたいな狭いところを避けて逃げていたらここまで来ちゃったな)

恵美(ここはパライソタウンバスの集合地)

恵美(パライソタウンは電車も地下鉄も無いからこのバスターミナルが実質パライソタウンの駅みたいなものだ)

恵美(そのためバスターミナルの前は大きな広場になっていてベンチやモニュメント、噴水まである)

恵美(本土から来た人間がパライソタウンで待ち合わせする場所は大抵この場所になる。アタシだって毎回この場所で……)

恵美(いけない、思い出を振り返っている場合じゃない)
480 : P君   2024/02/14 22:44:39 ID:kKAkvG68tQ
真美「もう……限界だよ」

伊織「……ここが終着点みたいね。ここの周りハタ人間に包囲されてるわ、もう出ることも出来ない」

恵美「まんまとここにおびき寄せられたってこと?」

恵美(いったい何の為に……)
481 : ボス   2024/02/14 22:46:42 ID:kKAkvG68tQ
マゼンタ「その通り。せっかくの舞台だもの、どうせなら広い方がいいじゃないか」

真美「ああ……」ビクッ

伊織「出たわね」

恵美「マゼンタ……」
482 : プロデューサー様   2024/02/14 22:47:58 ID:kKAkvG68tQ
マゼンタ「君たちがまさかハームレスを倒してしまうなんて驚いたよ」

マゼンタ「アレはボク達でも手に負えなかったから君たちが倒してくれて助かったけどね」

マゼンタ「ここまで泳がせておいてよかったよ」

恵美「あんたらのためにやったわけじゃない!」チャキ

マゼンタ「フフフ…もう良い夢は充分見ただろう」

マゼンタ「これからは悪夢を見る時間さ」
483 : ミスター・オールドタイプ   2024/02/14 22:48:43 ID:kKAkvG68tQ
恵美「何言っているのさ……」

「メグミーー」

恵美「え……」ガタッ

恵美(まさかまさかまさか)ガタガタ


🚩エレナ「久しぶりだネ」

恵美「エ……レナ?」
484 : MADE IN 変態   2024/02/14 22:49:44 ID:kKAkvG68tQ
🚩権田正男「おー、カンタ」

カンタ「お父ちゃん!?」

🚩権田奈津姫「カンタ、元気にしてた?」

カンタ「あれ、お母ちゃん病気で島に居ないはずじゃ……」

🚩奈津姫「そんなことありません、ずっと島にいました。それより……」

🚩奈津姫「カンタ、何でハタを付けてないの」
485 : 下僕   2024/02/14 22:50:43 ID:kKAkvG68tQ
真美「まこりん!」

響「遅かったか……」グッ


🚩真「やあ響、真美、伊織、しばらくぶりだね」

🚩真「ってハタを付けて無いじゃないか。駄目だよ、ぼく達ASが模範を見せないと」
486 : Pしゃん   2024/02/14 22:51:12 ID:kKAkvG68tQ
伊織「みんな、落ち着きなさい!」

伊織「これは偽物よ。あたし達に都合いいハタ人間を短時間で複数も用意出来るわけないわ」
487 : P殿   2024/02/14 22:52:05 ID:kKAkvG68tQ
🚩エレナ「むー、失礼だネ。メグミ~」

ギュッ

恵美「!!」

🚩エレナ「これでもワタシ偽物かナ?」

恵美(間違いない。本物のエレナだ)

惠美(だとしたらもう……)

ガクッ

環「めぐみ!」
488 : へっぽこ大名行列   2024/02/14 22:53:18 ID:kKAkvG68tQ
🚩真「ボクもちょっとショックだよ……。そうだ響、響ならこれでわかってくれるよね?」

響「!!」


バキッ ドカッ


真美「ひびきん!」

響「っ、いきなりだね真」

🚩真「さすが響だ。腕は鈍ってないようだね」

響「伊織……、あの真は本物だ。真と何度も組み手しているから間違えるわけないぞ」

伊織「ぐっ。どうして……」
489 : 監督   2024/02/14 22:55:05 ID:kKAkvG68tQ
ルチア「ケケケ、種明かしをしてやろうカ?」スッ

響「お前は……ルチア!?」

伊織「何であんたがこんなところに居るのよ」
490 : 変態インザカントリー   2024/02/14 22:56:11 ID:kKAkvG68tQ
環「あの人だれ?」

響「“南米の魔女“と呼ばれる超能力者だぞ」

真美「そのうえで世界中で悪に加担するテロリスト。真美たち超能力者のかざかみにも置きたくないね」

伊織「あんたみたいな超能力者がどれほど超能力者の偏見を生んだかわかっているの!」

ルチア「ケケケ、今は超能力者談義をしている場合じゃないだロ」
491 : お父さんネズミさん   2024/02/14 22:59:41 ID:kKAkvG68tQ
伊織「そうか、あんたが絡んでいるならこの状況も納得だわ」

カンタ「ねぇ、あの人なんなの?超能力ってどういうこと?」

響「ルチアはリーディングの能力者なんだぞ」

カンタ「りーでぃんぐ?」

伊織「テレパシーの一種よ。例えば今頭に浮かんでいることを読むのが一般的に知られているテレパシーでしょ?それとはちょっと違ってリーディングは相手の心の深層を覗くことが出来る能力なのよ」

真美「例えるなら頭の中をパソコンだとして通常のテレパシーが開いているディスク画面を覗く能力ならリーディングはしまってるファイルの中を覗く能力ってところだね」

ルチア「そう、それが凡俗なリーディング。だがルチアのリーディングは相手に触れずに“視る“だけで心の中を覗くことが出来ル」

伊織「彼女にかかれば人の思い出、境遇、ステータス等あらゆる情報が丸裸にされるのよ。あたし達の情報だってもう筒抜けでしょうね」

マゼンタ「まあまあ、それまでにして続けようじゃないかこの悪夢を」
492 : 魔法使いさん   2024/02/14 23:01:13 ID:kKAkvG68tQ
🚩エレナ「ネー、メグミ。何ですぐこの島に来なかったノ?夏休み入ったらコトハに会いに行こうって言ったのメグミだよネ」

恵美「それは……用事があってちょっと遅れて……」

🚩エレナ「フーン、メグミが遅れてる間にワタシハタ付けられちゃったヨ。メグミが居てくれたらそうならなかったかもしれないのにネ」

恵美「うう……」

🚩エレナ「コトハはすぐにワタシの元に来てくれたヨ?メグミって薄情なんだネ」

恵美「そんなこと……」
493 : 5流プロデューサー   2024/02/14 23:01:47 ID:kKAkvG68tQ
🚩エレナ「ワタシ寂しかったんだヨ?安全なところでノホホンとしてたメグミにはわからないだろうけどネ」

恵美「ごめんエレナ……」

🚩エレナ「いまさら謝ってもモウ遅いヨ。ネ、コトハ」

恵美「あ……」

🚩琴葉「恵美」スッ

恵美「琴葉……」
494 : 師匠   2024/02/14 23:03:04 ID:kKAkvG68tQ

環「ひびき!めぐみが、めぐみがたいへんなんだ」

響「あれが恵美の言ってた友達か」

環「たぶん。めぐみ、友だちを思う気持ちは人一倍強いんだぞ。でも最近はりおのこととか色々あってその気持ちをがまんしてたんだ」

伊織「押し殺して張り詰めてた気持ちが最悪の形で決壊したのね。あの子あのままじゃまずいわ」
495 : Pくん   2024/02/14 23:04:09 ID:kKAkvG68tQ
🚩真「おっと、邪魔はさせないよ」スッ

響「真こそ、そこをどいて!」

🚩真「二人とも無粋だなぁ。あの子達を邪魔しちゃだめだよ」

🚩真「千早もそう思うでしょ」

🚩千早「……そうね」スッ

真美「千早お姉ちゃん!?」
496 : 高木の所の飼い犬君   2024/02/14 23:05:32 ID:kKAkvG68tQ
マゼンタ「あれは幻覚かい?ルチア」

ルチア「そうダ、幻覚の一種だヨ」

ルチア「人間には思い込みというものがあるだロ」

ルチア「物を無くした時、有りもしないところにあそこに置いたはずた!とかあそこにしまったはずなのに!とかナ」

ルチア「ルチアのリーディングは人の心を読むだけじゃなく心の奥にしまった思いを具現化させることも出来るんだナ」

ルチア「人間には心の奥に閉じ込めているやましい気持ちが一つや二つはあるだろウ?それを無理やりさらけ出させるのがルチアの真骨頂なのダ」

ルチア「例えバ……」カッ!
497 : 我が下僕   2024/02/14 23:06:37 ID:kKAkvG68tQ

自衛官1「…………」スッ

自衛官2「…………」スッ

自衛官3「…………」スッ

伊織「あなた達は……」
498 : Pサマ   2024/02/14 23:07:23 ID:kKAkvG68tQ

自衛官1「ASと一緒なら大丈夫だと思っていたのに!」

自衛官2「お前達がしっかりしないからあの時俺はマゼンタに殺された!」

自衛官3「俺はハームレスに食われた!」


真美「うう……」


自衛官1「なのになぜお前達は生き残っているんだ!」
 
499 : Pサマ   2024/02/14 23:08:52 ID:kKAkvG68tQ
ルチア「あれはASの心の奥底にあった任務を果たせず少しでも犠牲者を出してしまった自責の念サ。それをちょっと具現化させてやっタ」

マゼンタ「でも本人の心の中から無理やり出した幻覚ならすぐに幻覚だとばれないかい?」

ルチア「ケケケ、問題ないサ。始めに現実を見せつけその後に幻覚を見せる。そうすると現実と幻覚の境界線が曖昧になって何が現実でどれが幻覚かわからなくなるのダ」

ルチア「ルチアはこのやり方で何十人の人間の心を壊してきた」 

ルチア「結局人間は体を傷つけられることよりも心を覗かれることの方が何倍も苦しいのサ。それが出来るルチアの能力こそ地上最凶の能力なのダ」

マゼンタ「クク……確かにそうだね。人類の中で君だけは敵に回したくないよ」
500 : プロ太郎さん   2024/02/14 23:09:28 ID:kKAkvG68tQ

🚩琴葉「恵美、遅かったじゃない。私とエレナを1カ月も放っていたくせに今さら何で来たの?」

🚩エレナ「ほーんとだネ、待ちくたびれてどうでもよくなったヨ」

恵美「……そんなことない」グス

恵美「二人を見捨ててなんていないよ!アタシは二人を助けるためにここまで来たんだ!」

🚩琴葉「もう手遅れなのに?」


恵美「あ……」

🚩エレナ「ワタシ達がハタ人間になっているところを見て満足した?メグミの冒険はこれで終わりだネ」
501 : せんせぇ   2024/02/14 23:10:04 ID:kKAkvG68tQ

🚩正男「カンタこっちに来い」

🚩奈津姫「お母さん達があなたにハタを付けてあげますからね」


カンタ「うん……」フラー

環「カンタ!行っちゃダメだぞ!」ガシッ

カンタ「でも……もう……」
502 : プロデューサー   2024/02/14 23:10:35 ID:kKAkvG68tQ
マゼンタ「そうだよ。全てを諦めて楽になりな」

マゼンタ「だいたい反抗してどうするつもりだい?ここには島中のハタ人間が包囲しているんだ。ざっと1万人以上のね」

マゼンタ「それら全員をけしかければ君たちなんてあっという間さ。だから最後ぐらい最も親しい人間に合わせてあげようっていうボクなりの気遣いなんだけどなぁ」

マゼンタ「最後に目標の人物に会えてよかったじゃないか、さあ諦めな」

マゼンタ「そして絶望しろ!絶望仕切った後にハタ人間にしてやるよ」
503 : ごしゅPさま   2024/02/14 23:11:24 ID:kKAkvG68tQ

環「いやだ!ぜったいに諦めるもんか!」

マゼンタ「うざいなぁ……ルチア」

ルチア「まかせロ」カッ!
504 : 箱デューサー   2024/02/14 23:11:56 ID:kKAkvG68tQ

🚩海美「たまき~」


環「うみみ!」グラッ

🚩海美「やっと会えたね。でも……」

🚩海美「私、ハタ立てられちゃった。もう環とは遊べないかな」

環「…………」
505 : P様   2024/02/14 23:12:35 ID:kKAkvG68tQ
🚩海美「そうだ!環もハタを立てればいいんだよ!私が付けてあげ……」

バシュッ

🚩海美「」シュウウウウ

環「そんなこと、うみみは言わないぞ」チャキ



マゼンタ「これは驚いた。キミのことはあの女の金魚のフンだと思っていたけど。この中で一番心折れなさそうなのは意外だった」

ルチア「ケケケ、番狂わせってヤツカ」
506 : 魔法使いさん   2024/02/14 23:13:12 ID:kKAkvG68tQ
環「めぐみを傷つけるんならめぐみの友だちでもようしゃできないぞ」バシュッバシュッ

🚩琴葉「」シュウウウウ

🚩エレナ「おっと、危ないネ」ヒョイ

環「めぐみ!しっかりして」

恵美「……環?」
507 : 5流プロデューサー   2024/02/14 23:13:52 ID:kKAkvG68tQ
環「めぐみがここで折れたら……みんな助からないよ」

恵美「ごめん環。アタシはもう……どうなってもいいや」

環「りおに大事なものたくされたんでしょ!つばきのおじちゃんにだって!」

恵美「……あ」


マゼンタ「友情かい?そういうの見たくないんだよなぁ」

マゼンタ「そうだこれを見せればもっと絶望するだろ。莉緒!」
508 : Pちゃん   2024/02/14 23:14:14 ID:kKAkvG68tQ
シュタッ

🚩莉緒「……はい」


環「りお!」

恵美「莉緒さん!」
509 : ミスター・オールドタイプ   2024/02/14 23:14:53 ID:kKAkvG68tQ
マゼンタ「本当は殺すつもりだったんだけどさあ。みんなに敵対するぐらいなら死んだ方がましよ なんて言うもんだから生かしてハタ人間にしてやったよ」

マゼンタ「ちなみに君たちの拠点などの細かい情報もこいつから聞き出したんだよ。どうだい仲間に裏切られる気分は?」

恵美「莉緒さん……」

環「……いくらりおでも宇宙人の味方するなら敵だぞ」チャキ

マゼンタ「莉緒、あのガキを取り押さえろ」

🚩莉緒「……わかったわ」
510 : der変態   2024/02/14 23:16:10 ID:kKAkvG68tQ
環「りお、ごめん」バシュッ

🚩莉緒「…………」サッ

バシン

環「あっ」

恵美(莉緒さんが環のクリアワルザーを蹴り飛ばした……)

🚩莉緒「…………」ガシッ

環「りおーーはなしてー」ジタバタ

マゼンタ(そして後ろから羽交い締めか。あのガキを一回も傷つけずに無力化させたね。確かにボクの命令には違反はしてないけどさ……)

マゼンタ(子供好きな意識がまだ残っているようだね)

ルチア「よい手際ダ。いい手駒を手に入れたナ、マゼンタ」
511 : Pしゃん   2024/02/14 23:16:52 ID:kKAkvG68tQ

<ワーワー

マゼンタ「なんだうるさいな」
 
512 : 魔法使いさん   2024/02/14 23:17:54 ID:kKAkvG68tQ
🚩エレナ「はーぁ、メグミはワタシ達よりもあの子の方が大事なんだネ」

恵美「アタシは……友達に優劣なんか……付けてない」グス

🚩エレナ「もういいヨ、メグミの自己満足はもうやめてワタシ達と一緒にハタ人間になった方がハッピーだヨ~」

恵美「そうだね……」フラフラ

🚩エレナ「あっコトハ!!」

琴葉「……」スッ
513 : 彦デューサー   2024/02/14 23:18:46 ID:kKAkvG68tQ
恵美「……」チラ

恵美(そうだアタシもハタになって二人と一緒に……)


ガシッ グイッ


恵美「こ、琴葉?」
514 : do変態   2024/02/14 23:19:43 ID:kKAkvG68tQ
琴葉「恵美、私の頭をちゃんと見て。ハタ立ってないでしょ」

恵美「あ、ああ……」


ギュッ


琴葉「恵美のことエリさんから聞いたよ。今までよく頑張ったね」


恵美「ご、琴葉ーーーっ」
515 :   2024/02/14 23:20:14 ID:kKAkvG68tQ
恵美「ごめんごめんごめん!二人を置き去りにしたのアタシのせいなんだ」

琴葉「そんなことないよ。こうして会いに来てくれたじゃない」

恵美「でも、エレナが。エレナがハタ人間に」

琴葉「それは私の責任。パライソ高校で立て籠もった時エレナも一緒にいたの。でもその時私はエレナを守れなかった……」

琴葉「聞いて恵美。ハタ人間のハタは取り除けるの。だからエレナは助けられる」

恵美「本当に!」

琴葉「でもそれは後。今は手を貸して!」
516 : プロ太郎さん   2024/02/14 23:21:04 ID:kKAkvG68tQ
バシュッ バシュッ バシュッ バシュッ

🚩莉緒「っ……」サッ

環「緩んだ」ダッ


マゼンタ「何だこれは!」

杏奈「イェーイ!クリアワルザーを改造して作った新型クリアランチャー凄い性能だね……って海美さん!?」
517 : 箱デューサー   2024/02/14 23:21:36 ID:kKAkvG68tQ
海美「環ーー」

環「うみみー」


ドカッ


海美「痛たた……。もう環はどこでも元気だね」

環「うみみ……偽物じゃないよね?」

海美「何言ってんのこの私を忘れたかーっ」グシャグシャ

環「あー、本物のうみみだぞ」
518 : P君   2024/02/14 23:22:20 ID:kKAkvG68tQ
のり子「まったく、二人ともいきなり飛び出しちゃうんだから。ま、気持ちは分かるけどね」

杏奈「もう、杏奈達のサポートがなかったからやばかったよ」


瑞希「私も田中さんの方に加勢しに行きますので高山さんもそっちの準備お願いします。今回の作戦の肝ですから」

紗代子「まかせて!」
519 : プロヴァンスの風   2024/02/14 23:22:53 ID:kKAkvG68tQ
パァン パァン パァン


自衛官1「」シュウウウウ
自衛官2「」シュウウウウ
自衛官3「」シュウウウウ

🚩千早「」シュウウウウ

🚩真「くっ」サッ


ヘルガ「邪魔者は片付けた……会いに行ってやれ」

千早「ええ」
520 : Pサン   2024/02/14 23:23:28 ID:kKAkvG68tQ
真美「千早お姉ちゃん!?」

伊織「本当に千早なのね」

響「でも真が……」

千早「菊地さんは大丈夫。元に戻せるわ」

千早「水瀬さんに我那覇さん、それに真美」

千早「つらいかもしれないけど……力を貸して。今大事な時なの」

響「久しぶりに会ってさっそくそれ?でも千早らしいぞ」

真美「とーぜんだよ。なんてったって真美達は平和を守るASだもの」
521 : 監督   2024/02/14 23:23:59 ID:kKAkvG68tQ
ルチア「ナンダナンダ!どういうことダ!?」

マゼンタ「クックックッ……」

ルチア「マゼンタ?」

マゼンタ「ようやく現れてくれたね。この島の上層部の最後の生き残り達!」

マゼンタ「しかも防衛局の連中までいるじゃないか。最高だ、最高だよ!」

マゼンタ「さあ、ハタ人間達よ!もう遠慮は要らない。こいつらをやっつけろ!」
522 : せんせぇ   2024/02/14 23:24:34 ID:kKAkvG68tQ

🚩ハタ人間達「ハタ無しハタ無し……」


ガガガガガガガガガガッ


ワークポット×10「ゴゴゴ……」


🚩ハタ人間達「………………!」


恵美(アタシ達にハタ人間が殺到する前に戦車達がハタ人間の行く手を遮った)
523 : レジェンド変態   2024/02/14 23:25:21 ID:kKAkvG68tQ

ブラッド「よう!早い再会になっちまったな」

恵美「ブラッドまで!これどういうこと?」

ブラッド「心配するな。こいつらは宇宙人から拝借したやつで今は俺達の管理下さ」

ブラッド「始まるぜ。生き残りの全てを使った最大の作戦が」
524 : ご主人様   2024/02/14 23:26:13 ID:kKAkvG68tQ
可憐「電源完了。マイクコード準備出来ました」

亜利沙「スピーカー設置完了。音響もオッケーです!」

百合子「私にも手伝えることないかな」ゴホゴホ

エリ「百合子は病人なんだから出てきちゃだめだよ」

※恵理は百合子達と同級生で顔見知りです

百合子「うん、でもこんな時に私だけ黙っているわけにはいかないよ」
525 : プロデューサーちゃん   2024/02/14 23:27:16 ID:kKAkvG68tQ

紗代子「千早さん準備出来たよ」

響「千早、何をするつもりなの?その機材は何?」

千早「私は今から歌を歌い続けるからみんなには私とその周りを守ってほしいの」


伊織「歌を?……そうか、わかったわ」

響「あ、……まてよ。でもそんなこと可能なのか?」

真美「なになにどういうこと?真美にも説明してよーー」
526 : 変態大人   2024/02/14 23:28:53 ID:kKAkvG68tQ
マゼンタ「チッ、この広場の入り口をワークポットで塞がれたか」

マゼンタ「だが、そんなのただの時間稼ぎだろ」

琴葉「時間を稼ぐだけで充分なの」

マゼンタ「何!?」

ヘルガ「準備は整った。始めようか反転攻勢を!」
527 : ミジンコプロデューサー   2024/02/14 23:30:27 ID:kKAkvG68tQ

ら~ら~ら~


カンタ「綺麗な歌……」

ルチア「ヤツらスピーカーを用意して歌を流してるゾ」

マゼンタ「幻想曲?狂詩曲?葬送曲?何でもいい、ふざけるなよ……ん?」


(みなさん聞こえますか)

マゼンタ「これは……」
528 : イルデューサー   2024/02/14 23:31:38 ID:kKAkvG68tQ
(聞こえてるのなら……自分の意識をしっかり持ってください)


ルチア「これはテレパシーか。同じテレパスのルチアには分かるゾ」

伊織「奇遇だったわね。千早もテレパスなのよ、あんたとは正反対だけどね!」

響「ルチア、君が人の心を覗く能力なら千早は自分の心を相手に伝える能力なんだぞ」

真美「しかも千早お姉ちゃんは歌に自分の思いを乗せることが出来るっしょ!」

ルチア「何だト!」
529 :   2024/02/14 23:32:40 ID:kKAkvG68tQ

(お願いです)

(どうかハタに支配されないで)

(強い意志を持ってください)



🚩ハタ人間達「うーん……」 「俺は……」 「私は何を……」



ルチア「おいマゼンタ。ハタ人間が正気に戻ってるゾ」

マゼンタ「馬鹿な、そんなことがあるっていうのか……」
 
530 : 下僕   2024/02/14 23:36:02 ID:kKAkvG68tQ

琴葉「ハタ人間にされた人達を救う方法を模索していた私達はハタに支配されない麗花さんを見て」

琴葉「ハタの意志にに介入出来たならハタの支配に抗えることを知った」

琴葉「そして千早さんと出会ってその方法に辿り着いた。まさか貴方達がハタ人間を一カ所に集めてくれるとは思わなかったけど」
 
531 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/02/14 23:36:45 ID:kKAkvG68tQ
マゼンタ「いや、まだだ。お前達」


🚩エレナ「頭が痛いヨ……」

🚩正男・奈津姫「どうなっているんだ・いるの」

🚩真「ボクは……」

🚩莉緒「環ちゃん……」


マゼンタ「フフ……ハタ人間の権限はボクが持っている。外の連中はともかく中のこいつらはボクの命令には逆らえない」

マゼンタ「要はその歌を止めればいいんだろ?やってしまえ」
532 : P様   2024/02/14 23:37:26 ID:kKAkvG68tQ
惠美「琴葉、アタシはエレナを止める」

琴葉「恵美大丈夫なの?」

恵美「大丈夫、やらせて」

琴葉「わかった、私は正男さんを止める」

カンタ「ぼくも手伝うよ」
 
533 : レジェンド変態   2024/02/14 23:37:57 ID:kKAkvG68tQ
瑞希「高坂さん、一緒に百瀬さんを止めましょう」

海美「わかったよ。…環もやるんでしょ」

環「うん、これ以上りおをあいつらの好きにはさせはたくないぞ」
 
534 : ハニー   2024/02/14 23:38:25 ID:kKAkvG68tQ

🚩真「……千早」ウーン

伊織「あんたのこんなに情けない姿を見る日が来るなんてね」

伊織「…でもあたし達はたまたまハタを付けられなかっただけ」

響「助けに行ってあげれなくてごめんね真」

真美「今楽にさせてあげるからね、まこりん!」
535 : Pさん   2024/02/14 23:39:22 ID:kKAkvG68tQ
恵美「エレナ!」

🚩エレナ「うー、メグミ。ハタを付けなきゃ、ハタを付けなきゃ」

ギュッ

🚩エレナ「メ……グミ」


恵美「にゃはは。さっきのお返し」

恵美「もうアタシ、エレナを一人にしないよ」

恵美「ごめん、寂しかったよねエレナ」

🚩エレナ「……メグミーー」ダキッ
536 : せんせぇ   2024/02/14 23:40:44 ID:kKAkvG68tQ
ルチア「こうなったラ……」カッ!

ルチア「如月千早!キサマは幼少期に大切な弟を亡くしているだろウ」


如月優「お姉ちゃん……」スッ

千早「……無駄よルチア」

千早「あなたの能力は心の弱った人間なら効果的なのだろうけど」

千早「私には果たすべき使命と支えてくれる仲間がいる」

如月優「……」ニッコリ

如月優「……」シュウウウウ
537 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/02/14 23:41:54 ID:kKAkvG68tQ
ルチア「クッ……」

(ルチア、出身地は南国のとある島)

ルチア「ナッ!?」

(出生時からリーディングの能力に目覚め、島の人達から巫女と崇められる)

ルチア「何故キサマがルチアの過去を知っていル!」

ルチア「心カ、ルチアの心を読んだのカ?」
538 : お父さんネズミさん   2024/02/14 23:43:13 ID:kKAkvG68tQ
千早「違う」

千早「自分と同じテレパスの人間。あなたのことは前から気になって調べていたの」

(だけどそれに目を付けたアメリカの超能力研究所が彼女を無理やり拘束して……)


ルチア「ヤメロ、ヤメロヤメロヤメロ!」
539 : 魔法使いさん   2024/02/14 23:43:51 ID:kKAkvG68tQ

響「ルチアの過去が千早のテレパシーを通じて自分達も伝わってくるぞ」

伊織「わざとみんなの心に暴露するなんて。千早、相当ルチアに怒っているようね」

真美「千早お姉ちゃんおっかない~」
540 : Pたん   2024/02/14 23:45:05 ID:kKAkvG68tQ
(数々の実験に使われたのち、幸せ草で作られた超能力を無理やり強化する薬を飲まされて超能力が更に強力になった。だけど……)

(薬の副作用で人格は完全に歪んでしまった)


ルチア「それ以上ハ……」


(そして何とか研究所を抜け出して故郷に帰ると……故郷の島は別の実験場になっていた)

ルチア「チックショーー」ジタバタ

(それ以後世界中に憎悪を向けるテロリストになった。可哀想な女性よ)

ルチア「ウググ……」

マゼンタ(ルチアはもう駄目そうだね)
541 : Pはん   2024/02/14 23:45:49 ID:kKAkvG68tQ
🚩莉緒「環ちゃん……ありがとう」バタン

海美「やったね」

環「りお……」
 
542 : Pサン   2024/02/14 23:46:14 ID:kKAkvG68tQ

🚩正男「カンタ強くなったなぁ……」
バタン

🚩奈津姫「ほんとね……」バタン

カンタ「お父ちゃんお母ちゃん……」
543 : 下僕   2024/02/14 23:46:44 ID:kKAkvG68tQ
響「捕まえたぞ」ガシィ

🚩真「……いいよ響。ボクをそのまま押さえてて。あの子がボクを止めるまで」

杏奈「ごめんね」バシュッ

🚩真「後は頼んだよ」バタン
544 : ボス   2024/02/14 23:47:15 ID:kKAkvG68tQ
琴葉「恵美そろそろ……」

恵美「エレナ、ちょっと眠っててくれる?」

🚩エレナ「もうちょっとこうしていたかったけど仕方ないネ」

🚩エレナ「まだ言いたいことあるし後で3人でじっくり話そうヨ」

恵美「約束する。今度こそね!」

バシュッ
545 : Pくん   2024/02/14 23:47:53 ID:kKAkvG68tQ
恵美「最後はあんただけだよマゼンタ」

マゼンタ「ボクだけ?まだボクが残ってるの間違いだろ?」

マゼンタ「実際そこまで慌ててもいないんだよ。ボク一人で君たちを皆殺しにすればいいだけだからね!」
546 : そなた   2024/02/14 23:51:40 ID:kKAkvG68tQ
今回はここまで
いよいよこのSSもクライマックスです
547 : Pしゃん   2024/02/15 20:35:37 ID:JYDOdteNo.
島原エレナ  恵美と琴葉の親友

琴葉と並び恵美の大親友。中学生の頃は三人共に同じ学校でずっと一緒だった
琴葉が一人パライソ高校に行っても三人の距離は変わることはなかったが
今回行動力がある彼女は恵美を待ちきれず単独でパライソタウンに向かったことで1ヶ月のすれ違いが生まれてしまった
ハタ怪異が起きた際は素早く琴葉と合流出来たのだが、パライソ高校ワークポット襲撃事件でハタ人間化してしまいその事が琴葉が主導するパライソホールでの対決に繋がっていく
彼女がこの物語に与えた影響は大きい
548 : バカP   2024/02/15 20:37:09 ID:JYDOdteNo.
菊池真  パワフルなAS隊員

響と対を成す肉弾戦を得意とするAS隊員
作中では語られなかったが有している能力は硬質化(オリハルコン・ミューテーション)であり、攻撃目的では無く専ら防御に使用されることが多い
最大限活用すれば銃弾すら弾く硬度になるため(ただし、かなり痛いらしい)銃撃戦においても防弾チョッキ無しで体を張り対象者を護衛する事も出来る
他のAS隊員より早い段階で拘束から脱出したもののそれに危惧したギャスビゴー星人にハタを立てられてしまった
549 :   2024/02/15 20:39:32 ID:JYDOdteNo.
如月千早  思いを伝えるAS隊員

AS13人の中でも実質副リーダー的存在であり、今回の自衛隊・AS救出作戦のリーダーでもある
戦闘や応用能力こそ低いものの彼女の能力 共感(エンパシー)は指揮や連絡等には最適で部隊の指令の要になる
そのため本人も常に冷静で適切な判断が出来るような精神を心がけている
更に自身の誇りでもある歌に共感を乗せることで能力の範囲と対象が飛躍的に上昇するようだ
550 : プロヴァンスの風   2024/02/15 20:41:13 ID:JYDOdteNo.
ルチア  南米の魔女

褐色でやや幼さを残した南国の出身を思わせる女性だが世界中の人間を憎むテロリスト
言葉が片言で言動にも幼さを感じさせるが性格も大分歪んでしまっている
マゼンタとは自分に近いものを感じており一緒に彼の考えがより人類を恐怖に落とし入れれると共感し彼のスカウトを受け意気投合している
彼女の能力は使い方次第で心を閉ざした人を開いて救う聖母のような使い方も出来るはずだが使う意志一つで邪悪な結果をもたらしてしまう
余談だがあの世界では日本と違いアメリカではサイボーグより超能力者に比重を置いておりこのような悲劇が生まれてしまった
551 : お兄ちゃん   2024/02/16 22:54:34 ID:bzf7JGt7cI
いよいよマゼンタ戦!期待!
ルチアはパワプロでもこんな感じのキャラなんですか?すこし可哀想ですね
552 : Pーさん   2024/02/16 23:27:44 ID:lUxWeh2vw.
>>551
ルチアはパワポケでも最終作で突然登場したうえ出番もあまりなかったのであまり明言出来ないのでシリーズwikiを引用させてもらうと……

 南の島でジャジメントがオカルトテクノロジーの研究のため見付け出した最強の具現化能力者で、自分を「虫の神ガガブブ様」に仕える神官だと思い込み、実際のその神を自身の能力により実在させているため、その力を自由に引き出すことができる。そのため彼女の発言には虫を神聖視し人間を下等なものだとするなど、人格破綻気味の不気味なもの多く、笑い方も「ケケケ」と変わっている。
 その術は心を操るというもので、対象の心の中の感情や性質を覗き見たり、増幅させることができる。これにより心のバランスを崩すことで、対象の性格をねじ曲げて崩してしまうことができる強力な力。意図的に猜疑心や攻撃性を高めることで自滅や同士討ちを誘ったりする他、時間をかければ対象の性格をよりルチアにとって都合の良いモノに変えることも可能。これにより人喰いゴキブリやドラコといった生物兵器を自在に操っている。ただし、最初からバランスが傾ききっている人間に対しては武器として使っても効果が薄い。
パワポケ考察wikiより引用

……うん。このSSより凶悪な能力で性格はそんなに変わらないですが悲しい過去も無い分邪悪だと思います
553 : ダーリン   2024/03/12 10:58:05 ID:0Sfgxh56Bs
保守
554 : 矢橋P   2024/03/24 23:20:20 ID:RnSnvbtamg
>>1です
保守してくれた方いつもありがとうございます
近々続きを投下します
どうかあとちょっとお待ちください
555 : 矢橋P   2024/03/26 20:30:54 ID:QN1Ow6Ai06
投下します
556 : プロデューサーくん   2024/03/26 20:31:33 ID:QN1Ow6Ai06

琴葉「ねえ恵美、あのマゼンタについて何か知ってる?」

恵美「一回だけ対峙したことあるけど……よくわからない」

恵美「宇宙人ぽくはないけど、あいつ普通の人間じゃない」
 
557 : 彦デューサー   2024/03/26 20:32:56 ID:QN1Ow6Ai06

マゼンタ「さ~あ~目覚めよ~、悪夢を見る時間は終わり。これからは血を見る時間、だ」チャキ

瑞希「二本の剣……それがあなたの武器ですかマゼンタさん」

マゼンタ「おや、瑞希。キミにはまだ見せてなかったかな」

瑞希(……マゼンタさんとは初対面だったと思うのですがどこか含みがありますね)

琴葉「危ない!」
 
558 : 変態インザカントリー   2024/03/26 20:33:55 ID:QN1Ow6Ai06
ガキン

恵美(マゼンタがいきなり振り下ろした二本の剣を瑞希さんのステッキ?と琴葉のサーブルの二人がかりで受け止めていた)

琴葉「瑞希さん大丈夫?」ググッ

瑞希「ええ……。このバトンを対戦闘用に新調したかいがありましたね」ググッ

琴葉「私も。前の戦いの時にへし折られてから実戦用にしてもらった」ググッ

マゼンタ「二人がかりでもボクの斬撃を受け止めたのは大したものだよ。でも……」ニュルニュル
559 : おにいちゃん   2024/03/26 20:34:55 ID:QN1Ow6Ai06

恵美(マゼンタの背中から剣を掴んだ二本のアームが伸びてきた!)

海美「何なのあれ……」

カンタ「テレビで出てくる怪人みたいだよ……」

マゼンタ「ボクの流派は四刀流さ!」チャキ

環「まずいぞ!」

瑞希(私と田中さん二人がかりでも二刀抑えるのが限界。その上で二刀も増えるんですか)ギリッ
 
560 : 番長さん   2024/03/26 20:37:06 ID:QN1Ow6Ai06
恵美「この化け物!」パァンパァン

マゼンタ「目障りだ、いい加減学習してほしいなぁ」キーン キーン

杏奈「銃弾が効かない!?」

恵美(あー、そうだ。前対峙した時も莉緒さんの拳銃効かなかったじゃん)

恵美(でも琴葉や瑞希さん……だっけ、が傍に居る以上グレネード使うわけにもいかない)

マゼンタ「まずは二人……おや忘れてたASが居るんだったね」ググググッ

真美「二人とも……今のうちに……」ウーン

恵美(そっか、ロボットのアームなら真美の能力の範囲内だ)

恵美「琴葉に瑞希さん!この子の超能力で動きを止めてるうちに離れて!」

琴葉「うん、わかった!」サッ

瑞希「助かりました」サッ
561 : 変態マスター   2024/03/26 20:38:12 ID:QN1Ow6Ai06

マゼンタ「…………」プルプル

マゼンタ「フン…」ブン

真美「…………」ハァハァハァ

恵美(真美のテレキネシスでもちょっとの時間稼ぎにしかならなかった。むしろ真美の体力消耗の方が激しい……)


海美(私なんて見てただけなのに汗と心臓の鼓動でいっぱいいっぱいだよ……
 
562 : ぴぃちゃん   2024/03/26 20:39:07 ID:QN1Ow6Ai06
マゼンタ「ようやく動けるよ。……それにしてもこの下りまた繰り返す気かい?」

恵美「この下り?」

伊織「……あたし達は一回マゼンタと戦っているのよ。救出作戦の時に」

響「あの時は自分と真で正面は抑えて真美のテレキネシスで援護、と伊織のビームと千早の射撃で後方攻撃をした」

マゼンタ「”でも勝てませんでした”……だろう?」

響「ぐっ……」
 
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