ひっそり続けるSSスレ その11
1 : Pサマ   2024/03/05 01:25:24 ID:tpkEddyWFQ
その10までいったので、キリよく改題しただけの話
64 :   2024/03/20 14:09:42 ID:LLOt8C4Hmo
補足
ケント(とその彼女)は百合子より少し年上
65 : 5流プロデューサー   2024/03/20 17:07:57 ID:Gd0U9vRJSg
>>63
あきら「それで?私達は何をすれば?」コーヒーを飲みながら
道長「呼び出した本人はとっとと帰りやがったしな」
にちか「英寿さんって何も言わないことが格好いいと思ってませんか?」
祢音「まあまあ」
景和「アチッ」
海美「!!どうやらお仕事みたいですね!」
道長「そう言う事か英寿の奴・・・」
祢音「まあそうだと思ってた」
あきら「バズれば良いですが・・・」
にちか「後で文句を言いますよ!絶対!」
景和「あっ、お代此処置いておきます!」お金を置いて出て行く音葉
ミケーネ「教会から盗んだ秘匿神秘の『レギオン』を使うことになるなるなんて・・・」
ヒヨリ『相手ももうお終いですね・・・」
大量の兵隊が待ち構える音葉
ミケーネ「突撃・・・」
ガチャン
ミケーネ「誰!?」
道長「悪いがお帰り願おうか」ZONNBI
祢音「子供を狙うのは許せない!」BEAT
景和「この店は姉ちゃんも気に入ってるんだ!」NINJA
あきら「ありゃまぁコレはコレは」MAGNUM
にちか「うわぁ気持ち悪、何ですかコレ」BOOST
海美「さてさて!全力で行きましょうか!」MONSTER
66 : Pさぁん   2024/03/20 18:58:19 ID:blgRjXXFpI
>>65
(百瀬珈琲店内)
レイナ「なんか、表がエラい事になってる…」
(よりにもよって店の前でド派手に戦うライダー達)
レイナ「一旦、店仕舞いしてユキナんとこ行こう…」
・・・
ユキナ「一発勝負…」
悠利(外套)「『どこ』で行うかはPが雪霞狼を通じて合図を出すとは言ってたが…」
ガチャ
レイナ「ユキナ、暁、悠利さん。大変なの、店の前で…」
暁「あっ…」
ユキナ「忘れてた…」
悠利(外套)「レイナ…」
レイナ「あぁーっ、悠利さん!?」
ヴリトラ『驚いているところに悪いが、店の前で何があった。主の娘よ…』
レイナ「あれ、ヴリトラ。パパの使い魔のはずじゃ…」
悠利(外套)「リアクションが渋滞してるな…」
レイナ「分かんない事は後でまとめて聞く。今、起こってる事を説明させて…」
(レイナ説明中)
暁「やっぱり、追ってきてたか…」
ヴリトラ『何がそこまで駆り立てるんだが…』
ユキナ「ここまできたら、レイナにも協力してもらおう…」
レイナ「え、何をするつもりなの?」
悠利(外套)「Pと協力して『聖剣使い達』を助け出す…」
レイナ「パパはどうしたのさ?」
暁「『聖剣使い達』の居場所を探すために自ら、敵にやられた…」
レイナ「今度、お小遣いいっぱいもらってやる…」
ユキナ「行くなら、急がないと…」
暁「そうだね。とりあえず、人払いは掛けておこう…」パチン
悠利(外套)「裏口はまだ割れていないはずだ…」
ヴリトラ『道中は私が何とかしよう…』
ユキナ「雪霞狼が強く震える方角に向かえばいいんですよね…?」
悠利(外套)「あぁ…!」
(目的地は愛増学園のグラウンドとなる)
・・・
(教会、礼拝堂内)
百合子「その腕のキズは昨日、私が付けたモノですね?」
ケント「あぁ…」
百合子「貴方の彼女さんを巻き込んだ『聖剣使い』は…」
ケント「キミじゃないよ、それでも関係ないが…」
67 : エビさん   2024/03/20 19:50:57 ID:nNBMWFwDuw
>>66
ミケーネ「チッ!!こんな奴らが居るなんて聞いてない!!」
ヒヨリ「うわあああん!!もうお終いです!!」
ミケーネ「諦めない!!コレでも!!」
ミサイルランチャーを撃ち出す音葉
海美「させない!!モンスターキック!!」リボルブオン!!
ミケーネ「ハァ!?拡散スティンガーを!?」
ヒヨリ「うわあああん!!何ですかアイツ!?」
海美「お店壊したらどうする気!!弁償して貰うよ!!」
あきら「派手にやるじゃねぇか!!」
にちか「どうだ警察に伝えてやろうか!!」
ミケーネ「今更警察なんか・・・」
アサルトグレネードを構え乱射する音葉
景和「させない!!」武器を投げ全部斬りおとす音葉
ミケーネ「くそ!!化け物共が!!」
道長「お前達が弱すぎるだけだ!!」
祢音「道長挑発しない!!」
にちか「また跳弾して来た!?」
あきら「位置は特定出来た・・・後は、どっちかコマンドバックルを!!」
景和「じゃあ使って!!」投げ渡す音葉
あきら「FPSで鍛えた射撃見せてやろう!!」SET!COMMAND!
にちか「あぁぁもう!!ウザったい!!近付いてブッ飛ばす!!」BOOSTMARKⅡ!
海美「アタシはにちかちゃんを援護するよ!!」
道長「雑魚は俺達がぶっ潰す!!行け!!」
ミケーネ「マズい!!ザビーネ!バックしながら機関銃照射!!」
ザビーネ「了解・・・」
にちか「MARKⅡを舐めるなよ!!」
海美「途中で寝ないでね」
68 : ミスター・オールドタイプ   2024/03/21 06:10:39 ID:J8weZ66Wds
>>67
(百瀬珈琲店裏口)
ガチャ
レイナ「大丈夫かなぁ…」チラッチラッ
暁「さっきは英寿さんが居てくれてたから…」
ヴリトラ『おそらく、相手も手を出せていなかったのだろう…』
ユキナ「時々、雪霞狼を気にしてないといけないのがなぁ…」
悠利(外套)「(どうするんだ、オーマジオウ…※念話」
【私が贈れるのはあくまで御子息の人払いを継続するためのカイズパワーだ(念話】
悠利(外套)「(変わらねぇな、相変わらず…※念話」
・・・
(囚われの空間)
P「お、暁とユキナ達が動き出したみたいだ…」
ヤーネフェルト「分かるのですが…?」
P「この雪霞狼どうしは近付き合えば振動で知らせてくれる…」
ヤーネフェルト「『すまぁとふぉん』みたいな物でしょうか…」
P「例えが微妙だが、言わんとする事はまぁ分かるよ…」
・・・
(教会)
百合子「関係ない…?」
ケント「俺達は全ての『聖剣使い』を恨んでいる…」
百合子「私に近付いたのも…」
ケント「あぁ、キミを『聖剣使い』と知っての事だ…」
百合子「なら、仕方ありません。私は世界の為に…」
『ランプドアランジーナ、黄雷抜刀!』
ケント「なら、俺は自らの為に…」
『アメイジングセイレーン、抜刀…!』
百合子・ケント『戦う、変身!』
『黄雷一冊!ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く!』
『虚無! 神獣の炎で、全てが無に帰す!』
・・・
アンネ「終わりと始まりが次々と…(無銘剣虚無を握る手が強くなる音葉」
69 : レジェンド変態   2024/03/21 21:37:53 ID:kU2YX2tj0w
>>68
ケント「ハァアアアア!!!」
百合子「うぐくぅうう!!!」
ケント「彼女は優しい人だった!!何故彼女が犠牲にならないといけなかった!!」
百合子「うぅううう!!」押され始める音葉
ケント「お前達剣士達が世界を救っても彼女は戻ってこない!!」
百合子「くぅうううう!!」
ケント「自分達だけが幸せな時間を過ごす事が!!お前達の正義か!!」
百合子「うぅう・・・」ゴロゴロ
変身が解ける音
ケント「ハァ・・・ハァ・・・これで終わりだ」
百合子「始から分かってました・・・」
ケント「うっ!?」
百合子「デートしてる時も一緒にゼミを受けてる時も・・・何処か別の何かを見てるのを」
ケント「なっ!?」
百合子「それでも良かったと思った、私がその代わりに成るのならと・・・」
ケント「何故立てるんだ、何が君をそこまで駆り立てる!?」
百合子「私は物語の虫で異性を好きになる事なんて一度もなかった!!だけど初めて声をかけて貰った時!!」
(回想)
ケント「君もその本が好きなのかい?」
百合子「えっ!?そのあの!?」
ケント「俺も何だ。君はどの辺りが好きなんだい?」
・・・
百合子「始て異性を好きになれた!!例えそれが偽りでも!!」
ケント「うぐっ!?」気迫に押される
百合子「この気持ち!!この想いは!!嘘なんかじゃない!!」
涙が落ちランプドアランジーナに落ちる
『アラビアーナナイト!!』
70 : プロデューサー   2024/03/21 23:00:25 ID:tdEH8eEDyI
>>69
『とある千の夜に紡がれる罪と魔法の物語!』
百合子「かつて、私にはその『魔法』は使えなかった…」
(文香・一希と共闘した時の事、モヤが掛かっているが潜在的に覚えているPとの日々の事を思い起こす音葉)
ケント「『聖剣』が進化しただと…!?」
百合子「だからこそ、貴方を助けたい…!」
『月光黄雷抜刀!』
百合子「変身!」
『月華が闇を照らし出す、千と一つの物語。アラビアーナナイト〜SPARKLE NIGHT!』
・・・
(愛増学園のグラウンド)
暁「ここなんだね、ユキナ姉ちゃん…」
ユキナ「『ここ』で雪霞狼が一番震えてる…」
レイナ「後は雪霞狼どうしをリンクさせるだけか…」
悠利(外套)「ただ、向かい合わせる形じゃないと…」
ヴリトラ『「主達」は戻ってこれない…』
アンネ「させないよ…」
暁「誰…!?」
アンネ「『あの男』や『剣士達』は戻させない…」
レイナ「なら、ここは私の出番か…(自身の雪霞狼を取り出す音葉」
ヴリトラ『我も手伝えればいいが、暁を守らねば…』
悠利(外套)「(オーマジオウ…!※念話」
【やむを得ないか…!※念話】
・・・
(児童養護施設跡地)
文香「間宮さん、今なんと…?」
間宮「あの時、お前たちを襲ったのは俺だと言ったんだ…」
陸「・・・!?(その告白に衝撃が隠せない音葉」
ラッキー「バウバウ!」
間宮「そういえば『聖剣』が無くても戦えるんだもんなぁ…」
文香「(ここは分が悪い…!」
間宮「でも、分は悪そうだな…(ソードライバーを装着する音葉」ガシャン
文香「どうしたら…」
71 : おやぶん   2024/03/22 01:15:33 ID:VtBND3FVUg
>>70
百合子「ハァアアアア!!」
ケント「今までと動きが違う!!」
百合子「フッ!!ハッ!!」攻撃を華麗に避ける音葉
ケント「(迷いを振り払ったのか・・・!?」
百合子「(攻撃が緩み始めた!!」
ケント「(いや、違う・・・コレは」
百合子「悲しみの連鎖は此処で絶ち斬る!!」
必殺読破!!
空高く舞、三日月が輝き雷が煌めく!!
ケント「あっ・・・」
百合子「ハァアアアア!!!」
月光黄雷抜刀!アラビアーナナイト必殺斬り!!
雷の軌跡が過ぎ去り斬り伏せる
ケント「がぁ・・・はっ!!?」
アメイジングセイレーンライドブックに亀裂が走り変身が解ける音葉
百合子「決着です・・・」
・・・
ヤーネフェルト「烈火が!!」
P「なんだ?」
ヤーネフェルト「飛び出しました!!」
P「ミネラウバ!お前何かしたか!?」
ミネラウバ・何もしてないと言うゼスチャー
P「じゃあ何で、この空間を烈火が飛び出せた?」
ヤーネフェルト「聖剣は担い手の危機を察知出来るのでしょう、プロメア様なら何か知っているのではないでしょうか?」
P「どうだろうな」
72 : 毎日変態   2024/03/22 07:06:08 ID:AMoSQdb022
>>71
アンネ「特に『あの男』は厄介だから…!」ギリッ
レイナ「まぁ、娘の私から見てもパパは厄介だなぁとは思うよ…」
暁「レイナ姉ちゃん、それ意味合いが違うと思う…」
悠利(外套)「とにかく、あの剣士は食い止めないと…」
バリバリッ
ユキナ「え…!?」
(斬り裂かれた『空間』からソードライバーが飛び出ていく音葉)
レイナ「空間が…」
暁「斬り裂かれた…?」
アンネ「ありえない…」
悠利(外套)「ん…?」
アンネ「そんなの、ありえない。だって、『イデア・フェニックス』のチカラは完全無欠…」
【師(せんせい)の世界にそんな言葉はそぐわない…!】
ユキナ「この声って…」
レイナ「何で、アンタが『この時代』に関わってるのよ。オーマジオウ…!」
悠利(外套)「それは俺にもさっぱりではあるが…」
ヴリトラ『オーマジオウが居なければ…』
暁「ここまでは来れてなかった…」
【それよりも早く師をお救いするのだ…】
ユキナ「『聖剣』が飛び出ていったところを目星にすれば…!」ダッ
・・・
(囚われの空間)
P「これは僥倖だな…」
ヤーネフェルト「えぇ…!」
P「『完全記憶』のおかげで飛び出ていったところは覚えている…!」
・・・
ユキナ「後は雪霞狼が導いてくれるはず…!」
アンネ「邪魔をするなぁ!」ブゥン
レイナ「だが断る!」ガキィン
暁「レイナ姉ちゃん…」
ヴリトラ『もどかしいか…?』
暁「え…?」
【御子息よ、今は学びの時です…】
暁「『学び』…」
ヴリトラ『主に一番近いのは暁、お前だ…』
【だからこそ、師は人払いを授けた…】
ユキナ「感じた…!」
アンネ「止めて…」
・・・
P「いくぞ、ユキナ…!」
・・・
アンネ「止めてぇーっ!」
ユキナ・P『はぁーっ!』
(寸分の狂いも無いタイミングで振り抜かれる『2つの雪霞狼』が『2つの空間』を繋げる。そして…)
続く
73 : 監督   2024/03/22 07:30:30 ID:AMoSQdb022
>>72
文香「えっ…!?」
・・・
一希「記憶が…!」
・・・
百合子「お父さん、叔父様…」
(『残されていた』聖剣使い達に戻る記憶)
・・・
鏡晶葉「やってしまった。すまん、P…」
(露わになる後悔…)
・・・
P「流石に骨折れた…」
ヤーネフェルト「貴方様ならすぐにくっつくでしょう…」
(愛増学園のグラウンドに倒れている、他の聖剣使い達に写し見の剣士達も次々も目を覚ましていく音葉)
P「これが『この世界』にあるべき姿だ…」
暁「父さん…!」
ヴリトラ『主よ…!』
P「暁にヴリトラ、それにユキナとレイナにオーマジオウ…?」
【久しいですね、師…】
レイナ「ねぇ、パパ。アレ(アンネ)は大丈夫なの?」
(レイナが指差した先には項垂れているアンネの姿)
P「実力行使されたら、構わんな…」
ユキナ「というより、思ったよりも疲れますね…」
P「『2つの空間』を無理矢理繋げたからな…」
レイナ「というより、ママがよく許したね…?」
P「2人きりのデート、それが条件だった…」
(回想、暁に人払いを授けた後の事)
琴葉「にわかには信じ難いけど…」
P「それは理解している。だが、取り戻すには『雪霞狼』が必要なんだ…」
琴葉「デートして…」
P「え?」
琴葉「2人きりでデートがしたい…」
P「分かった。2人きりで朝から夜まで過ごそう…」
(回想終わり)
アンネ「何故だ。何故、お前の記憶から消えなかった…!?」
P「俺は『管理者』だ。故に『この世界』で生まれる命、消えていく命を感じられる…」
アンネ「アハハハ…」
P「ここいらで終わらせよう、もう…」
アンネ「そういう『カラクリ』だったのか…」
P「アカシックレコードの名代として、俺が告げる。杏奈に受肉してる『お前には生き地獄』を与える…!」
・・・
この後、デザストがトモの為に変身する
74 : 貴殿   2024/03/22 10:02:03 ID:VtBND3FVUg
>>73
アンネ「地獄だと!これ以上の地獄があるか!!私達の痛みは永遠に消える事は無くなった!!最早これまで!!」
・・・
ミケーネ「くそ!!このままじゃ・・・!!」
にちか「デエヤアアアア!!!」『LASER BOOST VICTORY』
ザビーネ「終わりだね・・・」
・・・
ヒヨリ「ひぃいいい!?レーザーが飛んできました!?」
あきら「GAMESET!!」『COMMAND TWIN VICTORY』
・・・
???『手を貸してやろう・・・』
・・・
四人の元に突如出現する巨大な獣の様な首
四人「「「「なっ!?」」」」
・・・
P「何だありゃ!?」
ヤーネフェルト「なんと悍ましい邪気!?」
アンネ「何だコイツは!?うわぁあああ!?」回収される音葉
P「しまった!?」
英寿「チッ想定外の所に『顕現』させたか、流石は俺の妹だな・・・」
P「英寿!!(ブーストマークⅨできたと言う事は・・・」
英寿「しかも一部だけで本体じゃないか、用心深さは俺に似たな・・・」
P「ありゃいったい何だ?知ってるのか正体を・・・」
英寿「あぁアレは人類が生み出した自滅因子、厄災を呼ぶ獣『人類悪』、教会に記された悪の三位一体『獣の王』であり・・・」




『俺の妹周子が堕ちた姿だ・・・』
・・・
決着は剣士達と刃王剣十聖剣で、獣との決着はジャマト・アウェイキング編まで
75 : プロヴァンスの風   2024/03/22 13:37:22 ID:BXC4LtoW2c
>>74
トモ「んっ…(目を覚ました音葉」
デザスト「ようやく起きたか…」
トモ「デザスト、どうして…?」
デザスト「お前らの『カミサマ(プロメア』に気まぐれに目覚めさせられたんだよ…」
トモ「そうですか…」
デザスト「ついでに俺も『聖剣使い』だ…(ソードライバーを見せつける音葉」
トモ「たかった…」ポソリ
デザスト「あん?」
トモ「いたかった…」ポソリ
デザスト「聞こえねーよ、もっとハッキリとな…」
トモ「会いたかった!」ダキッ
デザスト「ぐえっ!?」
トモ「もう離しませんからー!」
デザスト「絞まってる、絞まってんだよ!」
P「塩見ぃ…」
朋花「その複雑ですね…」
P「おう、朋花…」
朋花「自分と『同じ顔』をしてるヒトが怪物に抱きついてる姿を見るのは…」
英寿「天空橋社長、すまない。望月杏奈もそのまま吸収されてしまった…」
朋花「それなら、心配はしてません。この人(P)のカイズパワーが戻ればの話ですが…」
P「すぐには戻らねぇよ、空間斬りは初めてだったのもあるが…」
ユキナ「つ、かれた…」
レイナ「ユキナ!」
悠利「おい、何で『俺が』ライドウォッチからホログラムのように映し出されていやがるんだ…」
悠利(外套)「それには深いワケがあってだな…」
【あっという間に賑やかになったな…】
英寿「こうなると、アイツらの方も心配だ…」
・・・
パラッパパララ♪
一希「モバイレーツ…っ!?」
(ルカ=文香の反応が弱まっていると表示されている)
一希「残りのファルシオンが、急ぐか…(ゴーカイジェットを呼び出す音葉」
・・・
朋花とトモの違い:ヘアスタイル。トモはデザストと離別してからは髪を下ろすようになった(参考:天空橋朋花のSHS)
76 : P様   2024/03/22 16:33:09 ID:VtBND3FVUg
>>75
文香「そう簡単にやられる訳には・・・うっ!?」心臓を押える音葉
間宮「おや?どうかしたかな?」
文香「(心臓の厄災の数字が!?こんな時に何で!?」浮かび上がる10の文字
・・・
愛梨「いたっ」お腹の〇宮辺りに浮かぶ1
・・・
蘭子「魔女の一撃!?」左眼に浮かぶ2
・・・
凛「あぐっ!?」左鎖骨に浮かぶ3
加蓮「おぇ・・・」右鎖骨に浮かぶ9
・・・
卯月「痛い!?」左手に浮かぶ5
未央「あづ!?」右手に浮かぶ8
・・・
楓「ッ」喉に浮かぶ6
菜々「のうっ!?」腰に響く7
・・・
イヴ「頭痛が痛い~」御凸に浮かぶ11
・・・
間宮「まあいいさ、お前の記憶を消すのに4年もかかったからな。これで楽に済ませれる」
文香「くっ・・・何でラッキーを狙ったんですか!!」
間宮「お前の記憶を消す度にラッキーが居たからな、動物は鼻が鋭い。例え姿を偽っても俺だと気付かれ警戒されては支障がでる。その為だ」
文香「何故陸を私に・・・」
間宮「俺と同じ気持ちを味合わせる為だ、あの日父親を失った俺と同じな」
文香「くぅ・・・」
間宮「だがもう終わる。お前達を消してな!!」剣を振り下ろす音葉
文香「(ごめんなさい陸・・・」
間宮「エェアアアア!!!」
陸「お母さん!!!!生きて!!!」大声で叫ぶ音葉
文香「くっ!!」咄嗟に手が伸び何かを掴む音
間宮「何!?」
『ブレイブドラゴン!!!!』
77 : 師匠   2024/03/22 21:47:54 ID:C8toUH7RBs
>>76
文香「火炎剣烈火…!?」
(その手には何故か握られている火炎剣烈火。そして、文香の眼前に浮かんでいる『ブレイブドラゴン』のワンダーライドブック)
間宮「な、んだとぉ…!?」
(間宮の無銘剣虚無を受け止めている烈火、しかし…)
文香「ソードライバーは…?」キョトン
・・・
(教会、礼拝堂内)
百合子「ケントさん…」グスッ
(泣き崩れる百合子の傍らでは事切れているケント)
ケント『キミはキミの人生を生きてくれ…』
百合子「叔父様は憧れでしか無かったの、本当に好きになれたのは貴方が始めてだったのに…」
ガシャン(外で何かが落ちる音葉)
百合子「なんだろう…えっ?」
(視線の先には『ソードライバー』の土台部分)
百合子「これは一体、熱い!?」
(火炎剣烈火が収まっていた影響なのか高温になっている音葉)
百合子「って事は文香さん…!?」
・・・
(ゴーカイジェット、コクピット内)
一希「『児童養護施設』の方に居るのか…!」
・・・
文香「はぁっ!」
間宮「ぐっ…!(流石に動揺してるのか押し返される音葉」
文香「(陸とラッキーを守りながら…」チラッ
間宮「『聖剣』だけあっても変身出来なければ、意味が無ぇだろう!」
陸「お母さん…!」
ラッキー「ワウッ!」
ビューン
間宮「何の音だ…?」
文香「まさか…!」
一希「はぁっ!(ワイヤーで吊りながら、ゴーカイガンを撃ち放つ音葉」ッターンッターン
間宮「九十九一希…!?」
一希「待たせた…」
文香「決着を付けたのですね…」
一希「あぁ…」
間宮「まひるを、自らの母親を…」
一希「それが『戦い』だろう…」
文香「一希、ちょっと困った事が…」
一希「困った事…?」
文香「『聖剣』だけが飛んできて、ソードライバーの土台が…」
一希「なら、ソードライバー無しで変身するしか無い…」
文香「どうやって…」
続く
78 : おやぶん   2024/03/22 22:09:51 ID:C8toUH7RBs
>>77
一希「『俺達』はその方法を知っている…」
文香「えっ…」
一希「『かつての仲間』と『伝説の後継者』が見せてくれたはずだ…」
文香「仲間と…」
『レンジャーキー、貸してくださぁい!』
文香「後継者…」
『俺達は「伝説の後継者」だぜ…!』
文香「ワンダーライドブック…!」
(何かを思い出したかのように握りしめる音葉)
一希「間宮、お前の相手は俺だ…!」
『ライオン戦記、この蒼き鬣が新たに記す、気高き王者の戦いの歴史…』
間宮「2人と一匹、守りながら戦えるのかぁ…?」ニタァ
一希「変身…!」
『流水抜刀、流水一冊!百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く!』
間宮「どうせ、葬るつもりだったんだ。ここでまとめて…!」
一希「お前だけはずっと気に入らなかった。幼なじみてのも嘘のようだしなぁ…!」
ガキィン(意地と意地が鍔迫り合う形でぶつかる音葉)
文香「出来た…!」
一希「はぁっ!」
間宮「うらぁっ!」
スパァン(鍔迫り合いから互いに斬り合う音葉)
一希「ぐっ…!(変身が解除される音葉」
間宮「疲れが残ってるみたいだな…?」
一希「しまった…」
陸「お父さん…!」
間宮「これで終わりだぁっ!(虚無を振りかぶる音葉」
文香「はぁっ!(烈火で再び受け止める音葉」
間宮「何っ…!?」
一希「分かったくれたか…」ニヤリ
文香「えぇ…!(その手には仮面ライダーキーになったセイバーが握られている」
間宮「何だよ、それ…」
文香「豪快チェンジ…!(鍵状にした仮面ライダーキーをモバイレーツに差し込み回す音葉」
『仮ぁ面ぇーんライダー、セイバー!』
間宮「ここまで、何でもありとはな…!」
文香「物語の結末は私が決めます…!」
(BGM:ALMIGHTY〜仮面の約束)
79 : 我が下僕   2024/03/22 22:13:11 ID:C8toUH7RBs
補足
仮面ライダーキー:ブレイブドラゴンのワンダーライドブックを『かつての仲間』がレンジャーキーを創り出す時と『伝説の後継者』がレンジャーキーを自らの力に戻す時の事をヒントにして創り出したモバイレーツ対応の変身アイテム。腰周りのソードライバーの土台は再現されているが、本物は百合子の近くにある
かつて、ゴーカイジャーとして『仮面ライダーオーズ』の各形態になって戦った事はあった
80 : ミスター・オールドタイプ   2024/03/22 23:11:58 ID:VtBND3FVUg
>>78
圭「いやはや、僕とした事が油断したよ」
麗「記憶から消えてたなんて圭さんすみません!!」思い出して急にやって来た
真奈美「バハトの娘に真っ先にやられたよ、擬態されていたから・・・」
信玄「俺は後ろからバッサリとだ・・・」
あやめ「私は戦いましたが直ぐに消されました・・・」
凌牙「まさか我々兄妹が・・・」
玲花「それだけあのライドブックが恐ろしい物なんですお兄様・・・」
P「剣士達も続々眼を覚ましたな・・・」
ヤーネフェルト「しかし、アンネさんは何処に?」
P「吸収されたのか?」
英寿「いや、アイツの事だ。何か悪だくみする気だろう・・・」
ヤーネフェルト「そうなると、嫌な予感がします・・・」
英寿「アンタらをお仲間の所に送った方が良いな、手を貸してくれ」
P「『神様』でもこの人数はきついか?」
英寿「こっちの方が効率が良いんでね」
P「しゃあねぇな!お前ら最終決戦だ!!現場に送ってやる!!」パチン!!
英寿「送り心地は約束出来ないがな!!ハッ!!」ゴーン!!
・・・
アンネ「此処は・・・」
ヒヨリ「ひっ!?」
ザビーネ「誰アレ・・・?」
ミケーネ「化け物・・・!?」
???「今一時の命を私が伸ばしてやろう。そして奴らに負けない力を与えてやろう」
声にエコーが掛かり聞き取れない
その見た目は禍々しいギーツキラーの様でありながら六つの尾が獣の顔をした狐の化け物の様に揺らいでいる
???「私の為にな・・・」
・・・
三人はロード・オブ・ワイスに近い姿で自我はそのまま。イデア・フェニックスはエレメンタルドラゴンの顔が禍々しいファルシオンで肩マントとワイスの羽と腰マント追加の見た目
82 : プロデューサーさま   2024/03/23 12:31:21 ID:7rjou01PwU
>>81
悲しい
83 : そなた   2024/03/23 12:40:29 ID:DFFQPSsyXI
>>80
文香「(とは言うものの…」
一希「陸、ラッキー、俺から離れるな…」
陸「うん…」
ラッキー「バウ…」
文香「(さっき、胸に浮かんだのは『厄災の文字』。つまり、私達『11人』のうち『自分以外の誰か』に何かが起きたということ…」
間宮「なんだ、あのオーラは…!?」
文香「(今のところは『戦隊とライダーのチカラ』で抑え込めてはいるけど…」
一希「(かつて、聞いてはいたが…」
(回想、『聖剣使い』としての戦いを終えた後の事)
一希「(しまった。久々に書いていたら、徹夜してしまった。休日とはよくないな…」
ガララッ
文香「きゃっ…(とっさに身体を隠す音葉」
一希「す、すまない!(すぐに後ろを振り向き扉を閉める音葉」
文香「ご、ごめんなさい…///」
一希「いや、その、こちらこそ…///」
文香「(一希もお風呂まだだったのね…///」
一希「(胸の辺りに浮かんでた星のマークはいったい…?」
ガララッ
文香「一希、もう大丈夫だから…」
一希「あぁ、悪い…」
文香「その、見ましたか…」
一希「いや、大事なところは隠れていたが…」
文香「胸の星マークは隠せていなかった…」
一希「それは『あの街』がかつて…」
文香「『厄災の棲み家』と言われていた頃の名残です…」
(回想終わり)
一希「(オーラが少し淀んでいる。『今の文香』は大丈夫かもしれないが…」
文香「(変身力を持たない、他の『煌めきの姫達』に何かあれば…」
間宮「まひるとケントはやられた。なら、俺もここまでか…」
文香「(くる…!」
間宮「俺だけでもお前を倒すっ…!」
・・・
百合子「文香さんに早く届けないと…」
(魔法の絨毯に乗って移動している音葉)
百合子「(ケントさん…」
(ケントの肉体は『聖剣』『ソードライバー』『ワンダーライドブック』諸共消滅した)
百合子「(おそらく、『児童養護施設』があった場所に…!」
84 : do変態   2024/03/23 13:54:38 ID:7rjou01PwU
>>83
ハンバーガー店
奈緒「大丈夫かよお前ら、今ぽわぁって・・・」
凛「大丈夫落ち着いた、それより加蓮は・・・」
加蓮「うぐぅ・・・」
奈緒「めっちゃグロッキー状態だな・・・」
凛「(数字は皆に連動してるから、誰かに何か合った?」
奈緒「お前らそう言えばこの前も同じ事あったよな?」
凛「あの時は確か・・・カーネイジの時!!」
・・・
蘭子「おのれ~我の神秘の魔眼に!!」ズキズキ
飛鳥「・・・何かマズい事が起きそうだね」ズゴゴゴゴッ
蘭子「ふん!愚かな悪しき者は我の煉獄にて・・・ちゅうううう!!」
飛鳥「相変わらずシェイク飲む下手だね・・・」
・・・
病室
卯月「痛かった~」
藍子「大丈夫?二人共?」
茜「何か!こう!カッ!!って光りましたね!!」
美穂「これってカーネイジとの時も光ってたよね?」
未央「うえぇ・・お茶こぼして火傷した・・・」
響子「あの時は私達と悪魔を卯月ちゃんに合体させた時だよね?」
藍子「そんな事したんですか?」
美穂「ギフ、ディアブロに次ぐ大悪魔だからね」
茜「そんな事が合ったんですね!!驚きです!!」
未央「確か三位一体で『黙示録の赤き龍』になったんだっけ?」
響子「一時的で解除したら元に戻りましたけどね・・」
卯月「お陰様で私は今もリハビリ中です~」
未央「反動で今も入院ってどんだけさ・・・」
美穂の悪魔『俺達はギフ由来の悪魔じゃねぇ、そいつの数字由来だ』
チョコボみたいな響子の悪魔『キー!!』
悪魔化したドラゴン『一時的なオーバーロード故の反動だ』
未央「お~こわっ」
85 : ご主人様   2024/03/23 13:54:38 ID:7rjou01PwU
>>83
ハンバーガー店
奈緒「大丈夫かよお前ら、今ぽわぁって・・・」
凛「大丈夫落ち着いた、それより加蓮は・・・」
加蓮「うぐぅ・・・」
奈緒「めっちゃグロッキー状態だな・・・」
凛「(数字は皆に連動してるから、誰かに何か合った?」
奈緒「お前らそう言えばこの前も同じ事あったよな?」
凛「あの時は確か・・・カーネイジの時!!」
・・・
蘭子「おのれ~我の神秘の魔眼に!!」ズキズキ
飛鳥「・・・何かマズい事が起きそうだね」ズゴゴゴゴッ
蘭子「ふん!愚かな悪しき者は我の煉獄にて・・・ちゅうううう!!」
飛鳥「相変わらずシェイク飲む下手だね・・・」
・・・
病室
卯月「痛かった~」
藍子「大丈夫?二人共?」
茜「何か!こう!カッ!!って光りましたね!!」
美穂「これってカーネイジとの時も光ってたよね?」
未央「うえぇ・・お茶こぼして火傷した・・・」
響子「あの時は私達と悪魔を卯月ちゃんに合体させた時だよね?」
藍子「そんな事したんですか?」
美穂「ギフ、ディアブロに次ぐ大悪魔だからね」
茜「そんな事が合ったんですね!!驚きです!!」
未央「確か三位一体で『黙示録の赤き龍』になったんだっけ?」
響子「一時的で解除したら元に戻りましたけどね・・」
卯月「お陰様で私は今もリハビリ中です~」
未央「反動で今も入院ってどんだけさ・・・」
美穂の悪魔『俺達はギフ由来の悪魔じゃねぇ、そいつの数字由来だ』
チョコボみたいな響子の悪魔『キー!!』
悪魔化したドラゴン『一時的なオーバーロード故の反動だ』
未央「お~こわっ」
86 : 彦デューサー   2024/03/23 20:09:00 ID:2yaRaP37FE
>>84
間宮「でやぁっ!」ガキィン
文香「ふっ!」ガキィン
陸「お母さん…」
一希「(『剣士』としての実力は文香の方が上だ…」
ラッキー「バウ…」
一希「(だが、押してるのは間宮の方だ…」ギリッ
間宮「はぁーっ!」
文香「(何か突破口があれば…」
間宮「俺が味わった苦しみはこんなもんじゃない…!」
一希「(そういえば…」
文香「貴方は父親を失ったと言ってましたね…」
間宮「あぁ、そうだ。鷺沢文香、お前とメギドの戦いに俺の父は巻き込まれた…!」
一希「(だとしたら…」
間宮「俺はあの日、父を失った。その記憶しか無い…!」
一希「(それが4年ほど前だとしたら…」
間宮「それで油断を誘うつもりだとしても無駄だぁっ!」ガキィン
文香「更に激しく…!」ガキィン
間宮「うらぁっ!」
一希「(助けたいが…」チラッ
陸「怖い…」
ラッキー「わふ…」
一希「(下手に助けを入れば、陸とラッキーが狙われかねない…」
(※急に間宮が向かってきてもいいようにゴーカイガンは構えている音葉)
百合子「文香さん!」
一希「百合子さん…!」
百合子「ソードライバーの土台部分が落ちてましたよ…あれ!?」
間宮「あれは『雷の剣士』、ケントも倒れたか…」
文香「(今だ…!」
百合子「一希さん。何で、文香さんは変身出来ているんですか!?」
一希「ワンダーライドブックをレンジャーキーに変換したから…文香!」
文香「私も同じ事を考えていました…!」
間宮「何を…くっ!」
(突如、文香に押し返される音葉)
間宮「いきなり、パワーが上がった…っ!?」
文香「変身した方のソードライバーに『聖剣』が残っててよかった…!」
(『火炎剣烈火』を二振り構える音葉)
・・・
ライダーキーのセイバーは飛来したモノとは別に『火炎剣烈火』を持っていた。これはライダーキーに創り変えるのに文香の記憶とリンクしたため
87 : プロちゃん   2024/03/23 20:42:56 ID:7rjou01PwU
>>86
百合子「烈火の二刀流!!」
一希「そして増援、勝負は優勢になったな・・・」
間宮「俺は終れない!!お前達剣士を全て消し!!ボスの理想を叶える!!」
文香「ボス・・・アンネさん達の理想とは?」
間宮「世界に痛みを与える!!死者の怒りを!!」
文香「なら私達はその全てを背負う!!貴方達の怒りも私達の深罪も!!」
一希「深罪の十字架、救えなかった重みを背負うからこそ・・・」
百合子「私達は手を伸ばし続ける!!」
間宮「なっ!?」
文香「ハァアアアア!!!」二振りの一撃が直撃する音葉
間宮「ゴォア!?ガァ!?」変身が解け膝を付く音葉
文香「もう止めましょう・・・あまりにも虚し過ぎます」変身を解く音葉
間宮「おれは・・・」
陸「!!」
間宮「それでも俺は!!お前達を!!」虚無を思い切り振る
文香「・・・」
一希「マズい!!」
ガキン!!
間宮「なっ!?」
文香「陸・・・」
陸「!!」烈火で虚無を押える音葉
88 : プロデューサーさま   2024/03/23 21:43:23 ID:DFFQPSsyXI
>>87
陸「もう、いいんだよ。『僕』…」
文香「なっ…!?」
百合子「えっ…!?」
ラッキー「バウ…!?」
間宮「『僕』…?」
一希「やはりな…」
文香「どういう事なの、一希…?」
一希「間宮が父親を失った話を聞いてて、引っかかる部分があった…」
百合子「引っかかる…?」
一希「見た目から間宮の年齢を想像するに、俺や文香より少し年上くらいだろうと過程しても…」
文香「しても…?」
一希「父親と一緒に行動するのは珍しいものだなって…」
百合子「まぁ、ステレオタイプな話にはなりますが…」
一希「それに思い出した事もある。一度、英雄さんに『メギド達被害によるの犠牲者』の一覧を見せてもらった事があってな…」
間宮「まさかっ…!?」
一希「『間宮』という人間は存在した。夫婦で…」
文香「それじゃ、間宮さんはご両親を…」
一希「それだけじゃない、父親の年齢がやけに若かった。確か、30代の前半だった…」
百合子「それと陸くんに何の繋がりが…あっ!」
一希「気付いてくれたか…」
文香「そういう事なんですね…」
陸「うん…」
一希「『陸』と『間宮』は1人の人間だ…」
間宮「なら、何故…」
ラッキー「ワウ…?」
間宮「何故、俺は大人なんだ…」
一希「『陸』にとって、一番『間近』な大人の姿…」
百合子「それって…」
文香「お父さん…」
一希「『間宮陸』の父親そのものだ…」
間宮「俺は何故…!?」
陸「この施設から抜け出した日があった…」
続く
89 : 師匠   2024/03/23 22:01:37 ID:DFFQPSsyXI
>>88
文香「えっ…」
陸「その時、立ち寄った公園で『あの本(アメイジングセイレーンのワンダーライドブック』を拾ったんだ…」
一希「だが、『無銘剣虚無』はストリウスとの戦いの後は行方知れずだった…」
陸「2年前に施設のみんなで海に行った日に『剣(無銘剣虚無』も拾った…」
間宮「そうだ、気付けば俺は砂浜に居たんだ…」
百合子「そこで『2人』に分かれた…」
間宮「その後だった。まひるに出会い、盟約を交わした…」
文香「アンネや百合子さんのボーイフレンドとは…」
間宮「ケントはまひるから紹介された。アンネは最後だな…」
一希「無銘剣とワンダーライドブックを複製して、他の『聖剣使い』を襲った…」
陸「僕は、僕としての記憶を失っていた…」
文香「恐らく、私達に対する復讐の心が…」
百合子「分裂した事で陸くんから失われていた…」
ラッキー「クゥーン…」
間宮「俺は『アメイジングセイレーン』の力を使い、文香達の記憶を改ざんした…」
一希「おそらく、他の仲間と共謀して『聖剣使い達』を消失させたのだろう…」
百合子「だから、他の聖剣使い達の記憶が…」
間宮「いいのか、『陸』…」
陸「えっ…」
間宮「『お前』が『父と母』と呼んだ2人は『本当の両親』を守りきれなかったんだぞ…」
文香「それは…」
陸「記憶が無かったとしても…」
一希「陸…」
陸「『2人』は僕たちを守り、育ててくれた。その事に変わりはないよ…」
間宮「っ…」
百合子「貴方もそうやって、陸くんを見守っていたんじゃないんですか…?」
続く
90 : 箱デューサー   2024/03/23 22:11:26 ID:DFFQPSsyXI
>>89
間宮「そうか、そうだよな…っ!?」
(『間宮』と『陸』の身体が塵のように消えようとしている音葉)
一希「間宮、お前…!?」
間宮「俺達の盟約は『失敗は消えるのみ』…」
文香「陸…!?」
陸「ありがとう。お母さん、お父さん…」
百合子「ケントさんの持っていたのも消えたけど…」
間宮「『本物』は複製した後にアンネと交換した…」
一希「サヨナラか…」
陸「きっと、またどこかで会える…」
間宮「アンネの持ってる本物を破壊すれば…」
(そう言い残して消滅する音葉)
ラッキー「くぅーん…」
文香「ラッキー…」
P「あり、俺だけ飛ばし間違えた…?」
百合子「叔父様…?」
P「おう、百合子。それに一希と鷺沢まで…」
一希「他の聖剣使い達を助けてくれたのか…」
文香「ありがとうございました…」
P「超回復(キュア)」パチン
百合子「傷が癒えていく…」
一希「体力も戻ってきた…」
文香「どうしたんですか…?」
P「まだ、杏奈を取り戻せていない…」
百合子「そういえば、無銘剣の本物を持たせてるって…」
一希「そういう事なんだな…」
文香「なら、一緒に向かいます…!」
P「犬はウチの人に任せるか…」パチン
ラッキー「わふっ!?(フィンガースナップで所家に送られる音葉」
P「それじゃ、3名追加でいくぜ…!」パチン
91 : 監督   2024/03/23 22:59:10 ID:7rjou01PwU
>>90
破滅の塔が建っていた場所の跡地
文香「やっぱりここだったんですね・・・」
一希「全ての始まりか・・・」
百合子「アソコに・・・!!」
後ろ姿で佇むアンネ
アンネ「全てはあの日が始まりだ・・・」振り向く音葉
文香「私達はストリウスを倒しとグリモワールライドブックを破壊した」
アンネ「そうだ、そして杏奈が偶然欠片を拾った、恐らく彼女の義務感だろうな。それか」
一希「全知全能の書のシナリオ通りと言いたいのか?」
百合子「杏奈ちゃんを、私の親友を帰して!!」
アンネ「勘違いしては困る、杏奈は自ら私に体を貸した!!」
百合子「嘘だ!!」
杏奈「嘘じゃないよ百合子さん・・・」切り替わる音葉
文香「杏奈ちゃん?」
一希「何でだ?」
杏奈「私が小さい時からずっと傍に誰か居る感じがした・・・それが最初は分かんなかっただけど・・・」
悠利(外套)「バハトに会ってある種の想いを感じたんだろ?」
文香「悠利さん?」
一希「いや、ユーリか?どっちだ?」
杏奈「うん・・・それで、あの時」
百合子「欠片を拾ったの?」
杏奈「確信は持てなかったよ、でも成功できた」
アンネ「最初は肉体の主導権を奪い完全な受肉をしようと思ったさ」
文香「だけどしなかった・・・」
アンネ「そうだ、彼女は自ら精神の奥に引き籠り、私に主導権を譲った・・・」
続く
92 : エビさん   2024/03/23 23:13:08 ID:7rjou01PwU
>>91
アンネ「それから4年、私は準備を整えた・・・同志を集め、新たなライドブックを複製し」
文香「陸達と出会ったのも・・・」
アンネ「私が敢て虚無を置いたのさ、まさか人格の分離が発生するとは思わなかった」
一希「まひるとは母さんとは何時であった」
アンネ「計画を練って居る時にヒヨリの警戒網を突破して現れたのさ、驚いたさ」
百合子「・・・」
アンネ「しかし、結局計画は失敗だ。あの子を侮り過ぎた、まさか3歳児に足元を掬われるとは・・・」
文香「もう止めましょう。やり直せば・・・」
アンネ「いいや、それでも終われない・・・私達は『死者』。祀ろなぬ霊!!我々は未だ眠らない!!」
『ゼロ・フェニックス・・・』『インフィニティ・フェニックス・・・』
『ゲット・・・』
アンネ「死者の叫びを増怨を怨念を聞け!!剣士共!!」
『・・・抜刀』
アンネ「変身!!」
『イデア・フェニックス』
『生と死、無限と夢幻、再生と破壊、二つの神獣の相反する二重螺旋が世界を虚無と混沌に誘う!!』
アンネ「これが最終決戦だ!!来い聖剣士共!!私達を止めて見ろ!!」
後ろからロード・オブ・ワイスの3人が出現する音葉
文香「救おう、彼女達は眠らせないと・・・」
一希「あぁ母さんとの約束だ・・・」
百合子「コレが終わったら説教だよ杏奈ちゃん!!」
後ろから続々と聖剣士達が現れる音葉
タッセル『頼むよ剣士達。これ以上あの子達を苦しめないであげてね。ゆっくり眠らせてあげてね・・・』
93 : 変態大人   2024/03/24 06:09:27 ID:/HaW2uKiGk
>>92
文香「いくわよ、一希…!」
『烈火抜刀!』
一希「あぁ…!」
『流水抜刀!』
百合子「杏奈ちゃん、アングラに触れすぎだよ…」
『黄雷抜刀!』
真奈美「ようやく、こずえに会えると思ったが…」
『一刀両断!』
圭「さて、いこうか…」
『銃剣撃弾!』
悠利「飛んだ、復帰戦だが…」
ユーリ『悪くない…!』
『最光発光!』
凌牙「いくぞ、玲花…」
『界時逆回!」
玲花「えぇ、お兄様…!」
『狼煙開戦!』
ヤーネフェルト「街のケアは『写し見の剣士達』が担います…!」
『ジャアクリード!』
トモ「デザスト、本当に変身するんですか…?」
『双刀分断!』
デザスト「誰の為だと思っていやがんだよ…」
トモ「えっ…///」
『骸骨忍者伝、かつての宿敵(てき)は今日の戦友(とも)、冥府の術で魑魅魍魎!』
『変身!』
デザスト「変身…!」
『骸の咆哮!忍の残香!黒嵐渦巻く百鬼夜行!骸骨忍者伝!』
P「それじゃ、俺達は…」
英寿「ラスボスの方に向かいますか…!」
・・・
(海理音市、百瀬珈琲店前)
レイナ「また、目茶苦茶になってる…」
ユキナ「店内が無事でも、これは…」
暁「行かなくて良かったのかな…」
悠利(外套)「流石にPも行かせられないって判断したんだろうよ…」
【それが師の判断だ…】
レイナ「何、しれっと居るんだよ。オーマジオウ…」ビシッ
あきら「あれ…?」
にちか「どうかしたんですかー?」
景和「そういえば…」
祢音「海美ちゃん、居なくない…?」
道長「帰ったんだろう…」
にちか「あっ、まさか…!」
・・・
海美「見つけた…」
海美BV『(何で、尾行てきちゃったの…?』
海美「何とかしてもわらなきゃ…」









『貴女とふーちゃんを帰してあげないと…!』
94 : プロデューサー様   2024/03/24 06:24:40 ID:/HaW2uKiGk
補足
Pのカイズパワーは戻りきっていない。回復のキーマンとして海美が登場する
95 : 変態お化け   2024/03/24 10:53:12 ID:8mA1jn7p8E
>>93
英寿「見つけたぞ周子・・・」
???「あらら~気付かれたか~」
P「お前本当に塩見か?雰囲気が違うな・・・」
???「そうだよ。今の私は獣だからね・・・」
英寿「大人しく帰るってのはお前としては無いようだな・・・」
???「まだまだ享楽を味わいきって無いからね・・・」
P「悪いがお前の意思は聞いてない」パチン
???「フッ」手を伸ばす音葉
P「反応しない、いや掻き消した!!」
英寿「お前も『創世の力』を・・・」
???「この力が自分だけと思わない事だね兄ちゃん」ニチャ・・・
P「力付くで連れて帰るか・・・」
英寿「元々そうする積りだからな・・・」
???「悪いけど、今日はこいつ等と遊んでよ」
影から出て来るXギーツとギーツキラーの複製
P「あの糞面倒臭い奴らか・・・!!」
英寿「待て周子!!」set!ignition!
???「昔みたいに呼んでよ兄ちゃん、『シュウ』ってね・・・」
闇に消える音葉
・・・
アンネ「ウラァアアアア!!!」波動が出る音葉
真奈美「前よりパワーアップしてる!!」
文香「何が合ったんですか・・・!?」
百合子「アッチも尋常じゃないです!!」
ミケーネ「その程度で私を止めれるとでも!!」
凌牙「剣神と同じか!!」
玲花「援護します!!」
圭「彼女の旋律が滅茶苦茶だ・・・」
一希「だからこそ、止めないと!!」
ヒヨリ「辛いですよね?苦しいですよね?だから消えて下さい!!」
ヤーネフェルト「辛いのは貴女方でしょうに・・・」
悠利「こんな子供に復讐心が芽生えるなんて・・・」
ユーリ『この子達はあの時の件が無ければ優秀な剣士になる筈だった・・・』
ザビーネ「師匠の狂乱で私達は死んでしまった・・・」
トモ「そんな過去が・・・」
デザスト「ハッ!!あの時にそんな事が合ったのかよ!!」
トモ「他人事見たいに!!」
デザスト「他人事だからな!!」
96 : 我が友   2024/03/24 18:41:47 ID:tSY/4v/X.M
>>95
トモ「そういうとこが貴方らしいですが!」
デザスト「はっ、言ってくれるね!」
ザビーネ「ぐっ…!」
百合子「ケンカップル…?」ポカン
圭「それだけ、想いが溢れているんだろう…」
一希「はぁっ!」
ミケーネ「うらぁっ!」
凌牙「あの見た目…」
玲花「かつての戦いを思い出しますね…」
真奈美「誠司が代わりだったからな…!」
ヒヨリ「おりゃぁーっ!」
ヤーネフェルト「刺突の剣撃をここまで…」
悠利「まるで『撃たれて』いるみたいだな…」
ユーリ『耐えろ、百瀬…!』
???「ハロー、文香ちゃーん♪」
文香「周子さん…!?」
???「『11人』の中の『誰か』に異変は感じてたと思うけど…」
文香「まさか『貴女』だったとは…」
???「シューコちゃん、1人だけじゃ寂しいなぁ…」
一希「(ティン)耳を傾けるな、文香!」
???「という事で同じ『厄災』のよしみ、協力してね…」パチン
文香「っ…!?(クロスフレイムバイザーの輝きが無になる音葉」
???「さて、止められるかな…♪」パチン
文香「・・・(クロスフレイムバイザーが無から淀んだ黄色に輝く音葉」
百合子「しまった、叔父様は…っ!?」
・・・
(文香達から少し離れた場所)
P「ぐっ…」
英寿「やはり、まだ体力が…」
P「40代後半は消費が早いが、回復は遅いな…」
英寿「さて、どうするか…」
P「まずい、厄災に操られた鷺沢が向かってくる…!」
英寿「周子…!?」
「させないっ…!」
(文香の前に立ちはだかり、吹き飛ばす音葉)
文香「・・・」
(操り人形同然なので、ダメージ量に関係なく立ち上がる音葉)
???「チッ、いつの間に…」
P「海美…?」
海美「大丈夫、P先生…?」
(その瞳は『青と紫』の2色に輝いていた)
P「後で話をさせてくれよ…」
海美「分かった…」
英寿「くるぞ…!」
97 :   2024/03/24 22:55:00 ID:8mA1jn7p8E
>>96
海美「さぁ~って!!先ず一気に決めちゃうよ!!」
胸をドンドン叩く音葉
海美「アタシ達が燃えれば燃える程!!無敵だ!!」
懐からエクスバーナーバックルを取り出す音葉
『SET BURNING』
海美「行くよ!!マキナ!!」
『OVER EXPOSION』
『EX BURNER』
海美「先ずは目覚めの一発!キツイのお見舞い!!」
『READY FIGHT』
海美「ただし火傷注意だけどね!!」
文香「・・・」
・・・
愛梨「あっ!!居た居た~イヴちゃん~」
イヴ「あっ!愛梨さん~」
愛梨「相変わらずダンボールハウスなんだね~」
イヴ「聖夜以外は暇なんです~」
愛梨「じゃあそれ以外のお仕事お願いできる~?」
イヴ「何ですか~?」
愛梨「イヴちゃんは『数字持ち』で唯一の数字の力を反転出来る存在」
イヴ「そうらしいですね~聖さんがそう言ってました~」
愛梨「だから、『厄災』を反転させる力で助けて欲しいんだ~」
イヴ「おぉ~分かりました~場所は此処で良いんですね~」
ブリッツェン「ぶも」
イヴ「行ってきますね~」
愛梨「頼んだよ~」
98 : 高木の所の飼い犬君   2024/03/25 00:45:38 ID:1au.5/SJYU
>>97
英寿「周子の相手は俺がする…」
P「頼む、俺は回復の糸口を見付ける…」ハァハァゼェゼェ
英寿「戻ってきた時は、そこまで疲れていなかったよな…?」
P「回復しかけてた体力を鷺沢、一希、百合子の体力を回復させるのに使っちまったからな…」
英寿「結果的にそれで…」
P「手前の首を絞めかけてるのがなぁ…」
(視線の先には海美と対峙している文香の姿)
英寿「炎vs炎…」
P「『戦闘術』と『適合者』なら、性質の違いで勝負になるんだが…」
英寿「高坂海美を『適合者』の領域に入れたのは間違っていたか…?」
P「いや、そうじゃない。デザイアグランプリの頃までは海美も俺と同じで『無理矢理』纏わせているようなもんだった…」
英寿「それじゃ、何故…?」
P「『平行世界の高坂海美』に『適合者の素質』があったという事だろう…」
英寿「なるほどな…」
P「『瞳の色』が片方異なっていた。それに変身シークエンスも自然にこなしていた…」
英寿「それが足を引っ張る…」
P「可能性もある…」
・・・
海美「いっくよー!(右手を思い切り引く音葉」
文香「・・・(烈火を構える音葉」
海美「『フレオバースト』!(Pのライトニングレグルスを模した、海美ライダー形態の得意技」
文香「・・・(烈火に放たれた炎を纏わせ、炎状の飛ぶ斬撃にしてカウンターを放つ音葉」
海美「え、ちょっと待って…あぁっ!?(予想外のカウンターに防御する間も無い音葉」
・・・
P「あちゃー…」
英寿「『平行世界の高坂海美』は…」
P「『戦い慣れ』はしていないだろうな…」
・・・
補足:『超ビーチバレー世界』の人間で戦い慣れしてしまっているのは『仁義ない世界』や『ハスター』との戦いを経験した風花(BV )のみである。Pとアザトースの最終決戦に巻き込まれる形だった為、それは参考には出来ていない
99 : レジェンド変態   2024/03/25 06:34:02 ID:8uGmM5qZCA
>>98
ツムリ『英寿、Pさん』
P「その声はナビゲーターか」
英寿「どうした?」
ツムリ『周子のビーストⅣの反応ロスト、逃げられました』
P「塩見め、油断したぜ」
Xギーツ「悪いけど今やられる気はないんよ」
英寿「シュウ、答えろ。何故お前はビーストになった!あれだけ嫌がっていたお前が」
ギーツキラー「最初はそうやったよ。でもねぇ・・・」
P「でもねぇって何だ!」
Xギーツ「獣になってる最中に『観えた』んよ。人類の3つの結末がね・・・」
ツムリ『3つの結末・・・?』
P「なんだそりゃ?」
ギーツキラー「一つ、世界から時間さえ止まった世界」
Xギーツ「二つ、植物の反乱により世界から追放された世界」
???『三つ、世界が漂白された世界』
英寿「・・・」
ツムリ「植物・・・まさか」
・・・
イヴ「ブリッツェン急いで~」
イヴ・サンタクロース、闘魂注入、鞭が飛ぶ
ブリッツェン「ブモー」
・・・
3つ結末は
1つがグリオンの黄金の世界
2つがゴッドジャマトに滅ぼされ電脳世界に逃げた世界
3つがゼインに全てが漂白された世界
である
100 : Pーさん   2024/03/25 06:47:21 ID:8uGmM5qZCA
>>99
補足
ビーストになった理由が人類の未来を守護する為に今を壊すと言う行き過ぎた人類愛が原因
101 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/25 07:55:53 ID:CWbjyy04zQ
>>99
P「塩見、お前は重要な前提を忘れている…」
Xギーツ「前提…?」
P「この世界を誰が『管理』していると思う…」
ギーツキラー「P先生だけじゃ守りきれないから『観えた』んだよ…」
P「この俺が戻ってきて、そんな事はさせない。俺は『キングオブブラッド』だから…!」
英寿「おいおい、オーラが跳ね上がってるよ…」
P「その未来は俺が『居ない時』か『大人しくしちまってる時』に観えたもんだろうなぁ…」
Xギーツ「何が言いたいのさ…?」
P「やはり、俺は前線に出てナンボという事だ…!」シュバッ
ギーツキラー「どこに…!?」
英寿「そういう事だ、シュウ。ここからがハイライトだ…!」
・・・
海美「あれ、何で…?」ポカン
P「選手交代だ、海美…」
海美「P先生…?」
P「『拘束(バインド』…」パチン
文香「(動きを止められる音葉」
P「海美、俺の目を見てろ…」
海美「う、うん…///」
P「『LINK(リンク』…」
(Pと海美の精神世界)
海美BV「ここは…」
P「ここは俺と海美、『3人の精神世界』…」
海美「そうか、先生には分かっちゃうよね…」
P「まさか、『平行世界』の方の海美に『適合者』としての素養があったとはな…」
海美BV「私の方も色々、言いたい事はあるんだけど…」
P「お、おう…」
海美「今はどうしたら、いいの…?」
P「鷺沢はこの後、来る奴がどうにかしてくれる。俺が何とかしたいのは塩見と杏奈だ。その為には…」
海美BV「どうするの…?」
P「すまん、海美。吸血させてくれ」
海美「分かった!」
海美BV「は、はぁ!?///」
海美「でも、人払いはしてね。流石に見られながらは恥ずかしい…///」
P「あぁ、分かった…」
海美BV「吸血鬼の王って本当だったんだ…」
・・・
P「さて、復活…!」
海美「マイティセーラーでいくよー!」
続く
102 : 下僕   2024/03/25 08:08:42 ID:6NRkg7hJkE
>>101
海美BV『なんか、変な感じ…///』
P「(後は『平行世界』の方の海美が体質変化しない事を祈るばかりだが…」
パキィン
文香「(『拘束』を解除した音葉」
海美「P先生の『拘束』が…」
P「おそらく、塩見だな。どこかで『高みの見物』を決めているのかもしれん…」
・・・
ギーツキラー「悪いけど、そう簡単にやられるシューコちゃんじゃないんだよね…」
英寿「流石に『1vs2』はキツいと思ったが…」
Xギーツ「まだ、余裕そうに見えるよー?」
英寿「そろそろ、戻ってきてもらいたいがな…」
・・・
P「そろそろ、何とか出来そうだが…」
海美「どうするの…?」
P「タダで何とか出来るほど、甘くはない…!」
海美BV『見てれば、分かるよ…』
P「そこで一時的に協力してもらうぞ、『Release(リリース』」パチン
海美BV「えっ…!?」
(服装はアナザーカラーのマイティセーラー)
海美「分かれた…?」
P「いくぞ、超バレーボールの大技だ…!」
海美「了解!」
海美BV「え、何がどうなって…!」
P「俺がトスをする、2人で叩き込め…!」
海美「大丈夫、思考をリンクさせれば…!」
海美BV「あー、もう分かった!」
・・・
あねね「海美ちゃんが2人…?(物陰から見ていた音葉」
・・・
イヴ・サンタクロースはリュージソウル持ちだったか←
103 : Pサン   2024/03/25 10:28:41 ID:TLLcxKmae.
>>102
トモ「合わせて!!」
デザスト「テメェが合わせろ!!」
必殺読破!!
「「カラミティストライク!!」」
高速連続攻撃の猛襲がヒットする
ザビーネ「くっ・・・うぅ・・・」
月光黄雷抜刀!!
百合子「とどめ!!」
ザビーネ「ぁぁ・・・あっちゃん、先に行ってるね・・・」砂の様に崩れる音葉
百合子「・・・ふぅうぅうう」後味悪い顔になる音葉
ミケーネ「ザビーネ!!」
玲花「今です!!お兄様!!」
凌牙「合わせろ玲花!!」
狼煙霧虫!!一時一閃!!
二人で合体の一閃を喰らわせる音葉
ミケーネ「ぐぁああああ!!リー・・ダー・・・」手を伸ばすもそのまま崩れ去る音葉
凌牙「眠れ、ただそれだけだ」
玲花「剣士達の罪は剣士達が背負う物です・・・」
ヒヨリ「あぁ・・・あぁああ」
一希「今だ!!」
必冊氷結!!
一希「ブリザード・ブレイズ!!」
ヒヨリ「あっ・・・」凍り付き粉砕される音葉
一希「フゥ・・・苦しい闘いだった」
アンネ「残るは私だけか・・・だが!!終われんのだ!!」
必殺黙読!!
アンネ「冥轟破砕撃!!」虚無を突き立て地面各地から爆発が起きる音葉
・・・
シュウ「あのオッサン。本気みたいやね」
シュウ「でもね、アンタじゃ絶対にゴッドジャマトは殺せない・・・」
『観た』ヴィジョンを思い出す音葉
シュウ「だからこそアタシが『審判』を下す、ゴッドジャマトの脅威から世界を護る為に」
・・・
ジャマト・アウェイキングの結末知ってるとPはゴッドジャマトを殺せないと気付いた
104 : ボス   2024/03/25 10:48:34 ID:tgqDtTZgAQ
106 : へっぽこ大名行列   2024/03/25 20:28:21 ID:Jf8ouEAKRg
>>105
ワロタ
107 : 変態大人   2024/03/25 20:44:08 ID:TwO9Irh.Qo
>>103
海美/海美BV『ビッグバンズバリボー!』
(巨大な球体状のエネルギー弾をぶつける音葉)
文香「(エネルギー弾が大きすぎて烈火で捌ききれずに吹き飛ぶ音葉」
海美「で、文香さんは何とか出来るんだよね?」
P「それをやるのは俺じゃないがな…」
海美BV「でも、『アレ』だけで倒れるとは…」
P「それもそうなんだよな…」
文香「(何の事もなく立ち上がる音葉」
P「ダメージは入っているだろうけど…」
海美「元に戻ったら、一気にくる感じだよね…」
海美BV「それでも、何とかしよう…!」
P「俺は英寿を援護してくる。何かあれば…」
海美「任せて、すぐに伝えるから…!」
P「じゃあ、頼んだぞ…!」シュバッ
海美BV「『この世界』はいつも、こうなの…?」
海美「『ここ1年』くらいは比較的、平和だったけどなぁ…」
・・・
ギーツキラー「来たね、P先生…!」
P「(なんだ、速く動ける…!?」
ギーツキラー「てやっ!(大剣を振るう音葉」ブゥン
P「なんのっ…!(エンドナイフで対抗する音葉」ビュンッ
スパァン(ギーツキラーの大剣が鋭く斬り割かれる音葉)
ギーツキラー「えっ、折れた…!?」
P「一体、どうなって…っ!?」
ギーツキラー「だけど、再生なら出来る…!」
P「なんだ、おかしいぞ…」
英寿「エンドナイフ単体にあそこまでの威力があったか…?」
Xギーツ「余所見はいかんよ、兄ちゃん!」ブゥン
英寿「それはすまなかったな!」ガキィン
P「なんか、じっとしてられないぞ…!?」
ギーツキラー「一体、どうなってんの…!?」
P「仕方ない、使い魔を使おう。疾やがれ『アルナスル・ウミミウム』!」
ウミミウム『ウミミーン!(辺り一帯に衝撃波を撒き散らす音葉』
英寿「何だ…!?」
Xギーツ「うわっ、耳に響く…!?」
P「何だ、もう急におかしくなった…!?」
ギーツキラー「暴走してる…!?」
続く
108 : Pしゃん   2024/03/25 20:57:03 ID:TwO9Irh.Qo
>>107
P「『ウミミウム』を召喚んでから、身体の疼きは収まったが…」
英寿「おい、どうした…?」
P「俺にも分からん、急に鼓動が速くなってきたというか…」
英寿「Pさん、カイズパワーを何で回復した…?」
P「吸血だが…」
英寿「それかもな…」
P「え…!?」
英寿「『高坂海美』の血が、今のアンタに活力を与えている…」
P「海美は同じ吸血鬼だぞ…」
英寿「忘れたのか、『今の高坂海美』は…」
P「あっ、そうか…」
・・・
海美BV「うん…」ムズッ
海美「どうかしたの…?」
海美BV「なんか、左の首元がムズムズする…」
海美「ちょっと、見るね…あっ」
(海美BVの首元に噛まれたような跡が付いてる音葉)
・・・
(所家リビング)
恵美「なんか、急に調子が変になってきた…」
琴葉「大丈夫、恵美…?」
千鶴「熱があるわけでは無いようですが…(額に触れる音葉」
恵美「なんだろうね、身体が沸々としてくるような…」
伊織「何かやらかしてるとすれば…」
紬「P兄ちゃんやいね…」
恵美「多分、アタシの知らないとこで『吸血』したんだ…」
・・・
海美「私の左の首元、見てくれる…?」
海美BV「なんか、噛まれたような跡が…」
海美「さっき、P先生に吸血された時だね。同じ跡が付いてるもん…」
海美BV「えっ…///」
・・・
Xギーツ「ええい、やかましい!」
ギーツキラー「くらえ!」
(飛ぶ斬撃を2人して飛ばす音葉)
P「しまっ…!」
英寿「いや、多分通さない…」
ウミミウム『ウミミーン!』
(衝撃波でかき消す音葉)
・・・
あねね「きゅー…(ウミミウムの嘶きで気絶してる音葉」
???「おや、こんな所に。海美ちゃんに似てるなぁ…?」ニヤリ
109 : 3流プロデューサー   2024/03/25 22:57:15 ID:ZRNWip925E
>>108
ボーンボーンボーン!!
一希「ぬぅああああ!!」
百合子「きゃぁああ!?」
アンネ「ハッハハハハ!!!その程度が剣士共!!」
真奈美「無差別爆発か!!」
圭「何と膨大なエネルギーなんだ・・・」
トモ「これが再生と破壊の相反する力・・・」
全員変身が解ける音葉
アンネ「我等の同士の無念を全て・・・ん?」
シャンシャンシャンシャン
・・・
P「うぉおおお!?!?」しがみ付く音葉
英寿「フォートレス級ジャマト以上のエネルギーだな・・・」足元に創世の力を流す音葉
Xギーツ「この馬鹿デカいじゃじゃ馬・・・!!」剣を刺し耐える音葉
ギーツキラー「ほぼ暴走に近いやん!!」同じく
P「流石の俺もヤバいと思う・・・!!」
英寿「さてどうするかね・・・」
シャンシャンシャンシャン
P「この時期離れなベルの音は!!」
Xギーツ「まさか・・・!!」
シャンシャンシャンシャン
・・・
アンネ「何だあの空飛ぶ鹿は・・・!?」
百合子「アレはトナカイです・・・」
アンネ「何?トナカイは空想の生き物の筈だ・・・!?」
ヤーネフェルト「昔の人はどんな教育を?」
ユーリ『実在して居たのかトナカイ・・・』
悠利「マジかよ・・・」
続く
110 : 毎日変態   2024/03/25 23:09:51 ID:ZRNWip925E
>>109
シャンシャンシャンシャン
ブリッツェン「ブモーブモー・・・」ゼェハァゼェハァ
イヴ「現場に到着~それじゃあ早速~」
橇が円形を描くように回り始める音葉
・・・
Xギーツ「アカン・・・」
P「何がアカンだ」
・・・
海美「えっ!?何々!?」
海美BV「季節外れのサンタさん?」
文香「・・・」
・・・
DG控室
ツムリ「えっ!?この膨大な聖なる力は!?」
・・・
教会学園理事室
クラリス「えっ!?イヴさんが!?」
聖「大変です!?」
教員「理事に理事長何が大変なんです?」
クラリス「イヴさんは『厄災の数字』所謂『負力』を反転させ『正力』に変えれます」
聖「ただ総力が元々私と同等に合って、出力が・・・」
クラリス「簡単に言いますと、出力調整が出来てないので・・・」
聖「溢れるエネルギーは・・・」
クラリス「・・・Pさん、アーメン」
教員「考えるのを放棄ですか!?」
・・・
イヴ「ハァ~イ、反転出力『白夜の聖典』~発動で~す」
その時世界が真っ白になった
111 : 高木の所の飼い犬君   2024/03/26 00:48:25 ID:mo0Kbm/HdI
>>110
ギーツキラー「ぐあぁぁぁっ!?」
Xギーツ「流石にこれは…!?」
P「ぎやあぁぁぁぁぁぁっ!?」
英寿「おい、しっかりしろ!」
ウミミウム『ウミミーン!(Pの中へと戻っていく音葉』
・・・
???「『X』と『キラー』は消えちゃったか…」
あねね「きゅー(特に影響の無い音葉」
???「それじゃ、シューコちゃんは影響の無い所に戻りますか…」
(深い闇に戻り、やり過ごす音葉)
・・・
海美「あぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
海美BV「え、何、どうしたの!?」
海美「私は吸血鬼だから、『浄化の光』に弱いの…」
海美BV「つまり、それって…」
海美「このままだと、『消滅』する…」
海美BV「そんなの、ダメだよ!(海美の手を取る音葉」ガシッ
海美「どうするの…?」
海美BV「さっき、P先生は…」
P『一時的に協力してもらうぞ…』
海美BV「って言ってた。つまり、私達を戻す技がある…」
海美「それはそうだけど…」
海美BV「それを応用するの。一時的に私の中に貴女を入れる…」
海美「分かった、やってみよう…」
海美BV「タイミングを合わせればいいよね…?」
海美「うん…」
海美BV「いくよ、せーの…」
海美BV/海美『Fusion…!』
・・・
P「このままだと、消滅するだけだ…」
英寿「どうするんだ。とは言っても…」チラッ
イヴ「あれ、止まらない!?」
英寿「止まる気配は無さそうだが…」
P「こうなったら、賭けだ…!(ディケイドアダプターを取り出す音葉」
英寿「無茶だ、『平行世界』とはリンクが切れてる…!」
P「『オーロラカーテン』を出して、一時しのぎが出来ればいい…!(ロストをセットする音葉」パチン…カシャン
英寿「仕方ないか…」
P「どうせ、出力は半分だ。どこにも行けやしないさ…」ディケイド
(そういって、オーロラカーテンをくぐらせる音葉)
続く
112 : 師匠   2024/03/26 01:02:58 ID:mo0Kbm/HdI
>>111
(その時、特に起こってもほしくない『ミラクル』が発動してしまった。と同時に『白夜の聖典』の効果が切れた…)
・・・
(所家)
恵美「今のはいったい…?」
(Pがカヨコに付けていた『サダルメリク・ダーブル』によって、守護られた音葉)
・・・
(百瀬珈琲店)
暁「今のは…」
ヴリトラ『分からんが…』
【浄化の光に近かった。師が心配だ…】
・・・
文香「ふみっ…?」
一希「大丈夫か、文香…!?」
文香「一希、私はいーったあーっい!?」
百合子「文香さん…!?」
文香「なんか、急に身体のあちこちが痛いのですが…」
英寿「それは俺から説明しよう…」
・・・
P「砂浜…?」
(何故か、眼前に広がる砂浜と海)
P「俺は『破滅の塔』の跡地に居たはず…」
紗代子「P先生!?」
P「紗代子…?」
奈緒「大変なんです!」
P「(待て、紗代子が『先生呼び』するって事は…」
紗代子「どうしよう、海美と風花さんが…」
奈緒「多分、『そっちの世界』に行ったんじゃないかと…」
P「そうだな。海美と風花は長いこと『俺の世界』に居るぞ…」
紗代子「え…!?」
奈緒「長いことって…?」
P「風花は半年以上も目を覚ましていないし、海美に至っては今日きなってようやく会えたんだが…」
紗代子「時間の流れ方が違ってる…?」
奈緒「意味が分からへん…」
P「『こっちの世界』の今日の日付はいつだ…?」
紗代子「『2023年』の…」
奈緒「『8月10日』ですけど…」
P「え、俺…」










『タイムワープしてる…?』
113 : ご主人様   2024/03/26 06:41:31 ID:RJmqi.7KVU
>>112
全員グロッキー状態
アンネ「何だ・・・今の馬鹿げた力は・・・!?」
杏奈『多分、正の力だね』
アンネ「くっ!イデア・フェニックスの力をフルに使わなかったら危うく浄化されていた!」
文香「まだ諦めませんか・・・?」
アンネ「当然だ・・・」剣を杖に立ち上がる音葉
一希「こっちはもう限界だ・・・」
百合子「もう立てません・・・」
真奈美「すまない・・・」
圭「壮大な音色だったよ」
トモ「魔法でもあんなのはありませんよ!」
文香「此処で決着です!」
アンネ「フッ、膝が震えてるお前に何が・・・」
文香「だからこそです!」
烈火を掲げる音葉
アンネ「なにっ!?」
文香「全知の聖剣よ!再び!!」
全員の聖剣の力が烈火に集まる音
『刃王剣十聖剣!!』
アンネ「刃王剣だと!?」
文香「変身!!」
聖剣抜刀!!
刃王剣クロスセイバー!創世の十字!
煌めく星たちの奇跡とともに!
気高き力よ勇気の炎!
クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー
交わる十本の剣!!
同時に文香の背後に始まりの五人や嘗ての幼馴染み、そして父の姿の幻影が見えた
アンネ「・・・そうなんですね。お父さん」
文香「勝負は一瞬です!」
114 : 兄ちゃん   2024/03/26 07:25:30 ID:UK3QHPQVB6
>>113
(超ビーチバレー世界、大会会場)
P「ウソだろ…」
紗代子「どういう事なんですか…?」
P「『俺の世界』はとっくに2024年なんだ…」
奈緒「風花が目を覚ましてないって、どういう事なんや!?」
P「風花が『俺の世界』に辿り着いた時点で、既に気を失っていたんだ…」
恵美「風花はブレスレットしてたよね…?」
P「そうだな…」
志保「そのブレスレットは、どうなっているんですか…?」
P「俺が最後に確認した時は、淡く輝いていたよ…」
未来「海美ちゃんは…?」
P「以前、海美どうしがシンクロした事があっただろ…?」
莉緒「そうね…」
P「俺が海美達がそうなってる事に辿り着いたのは、つい最近の事だ…」
超BVP「勘のいい、アンタにしては動きが遅かったな…」
P「海美の姉妹達に相談されて、気付いたんだ。そもそも、向こうだとこっちの海美は大学生で、俺はその大学からは離れたところで研究員をしてるからな…」
ジュリア「でもさ、過ごした時間は少ないにしろ、アタシらにだって理解る事はある…」
千鶴「『貴方の世界』の高坂海美も好意を持っていらっしゃるのは端から見ても…」
P「『苦しい時』を海美に救われた事もある…」
のり子「疑問なのは、どうしてPさんが送り込まれた事なんだけど…?」
P「あわや『消滅』の所を一時凌ぎする為に『コイツ(ディケイドアダプター』を使った…」
麗花「以前、来た時に使ってたやつですねー」
P「あぁ、それでも来ない確率の方が高かった…」
歌織「それは何故…?」
P「『平行世界』間はそのゲートが塞がれたはず。少なくとも『2023年8月10日』に閉じたはずだった…」
紬「はずだった…?」
P「『閉じる』ギリギリで飛び込んできたのが海美と風花以外にも居る…」
続く
115 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/03/26 07:29:05 ID:UK3QHPQVB6
>>114
琴葉「その『例外』を除けば…」
P「居ない。そう言い切れるだけの材料はあったんだ…」
千早「でもPさんは今、ここに居ますよね…?」
P「何らかの要因が重なって、『デハフ』が解消されたとしか考えるしか…」
亜利沙「風花さんが回復して、ブレスレットが一時的に使えるようになったとかでしょうか…?」
P「あり得るなぁ…」
そら「何故、そう言えるのですか…?」
P「高位の吸血鬼である俺が『消滅』寸前まで追い込まれた。『あの光』にデハフを解消する効果があったとしたら…」
齋藤「で、今後はどうするのかね…?」
P「出来れば、すぐに戻りたいけど…」
真「そうは問屋が卸さないと…」
P「タイムワープをしていないとしたら、平行世界間での時間の流れが狂ってる可能性もある」
エレナ「スグに戻れなかったら…?」
P「あんまり、考えたくない…」ガックシ
律子「なんか、調子狂いますね…」
P「ブルトゥームはとっくの昔に消滅してる。後は一か八かでディケイドアダプターを起動させるか…」
茜「悩みのタネは尽きないかもしれないけど、まずは休もうよ。プロちゃん♪」
P「てか、メンバーが多くね?」
紗代子「今日はOG戦なので…」
P「なるほどな…」
・・・
『超ビーチバレー世界』の名に違わず、この世界では世界レベルの国技なのである
116 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/26 11:20:44 ID:LanIgLEYEw
>>115
・・・ズルッウ
Pの後ろ、ら辺から出て来る腕
紗代子「えっ!?」
律子「はっ?」
茜「にょ!?」
奈緒「なっ!?」
エレナ「わお!」
未来「えぇ~」
P「何だ?チュパカブラが豆鉄砲喰らったような顔して?」
真「いえ!?その!?何と言えばいいか!?」
志保「う、後ろ・・・」
P「後ろ?」振り向く音葉
タイミングよく引っ込む音葉
P「何もないじゃないか」ヌルッ
琴葉「いえですから!?後ろです!!」
亜利沙「あばばばばば!?」
P「全く何言ってるんだ?何もないだろ?」
タイミングよく引っ込む音葉
紗代子「コントしてる場合じゃ無いんですよ!?」
恵美「めっちゃタイミング良すぎ!?」
P「全くこんな真昼間からお化けが出る訳・・・ん?」ガシッ!!
???『捕まえた』
P「うぉおおお!?何だコレは!?凄い力だ!?」必死に踏ん張る音葉
???『オイオイ、吸血種が最強のボクに逆らうのか?』
P「俺の知り合いにそんな奴は居たがとっくにくたばってる!!」
???『あっ!そうか、君はボクが死んでる認識なんだ!!お~い皆手伝って』
???『了解ですご主人様』
???『今調合中なのでパルラお願い~」
???『おけ丸~』
???『ラドリーさんも手伝うぞ!!』
???『えっと・・・私もですか?』
P「アレ?この声は・・・ドアラアアアアア!?」引っ張られる音葉
続く
117 : そなた   2024/03/26 11:33:43 ID:LanIgLEYEw
>>116
アンネ「決着を付けるぞ・・・」
文香「・・・」
両者必殺の間合いに入る音葉
アンネ「ハァアアアア!!!」
文香「デァアアアアア!!!」
杏奈「アイタ!?」踏み込んだ瞬間に体から押し出された音葉
百合子「えっ!?」
一希「まさかアイツ!!」
両者が一瞬交差した
文香「・・・くっ」膝を付き変身が解ける音葉
アンネ「終わりだ・・・」イデア・フェニックスごと切り捨てられ
そのまま上半身と下半身別れ落ちる音
文香「・・・ワザと斬られましたね・・・」
アンネ「・・・お前の後ろに父の姿が見えた、それで答えが出た・・・」
ユーリ『アンネ・・・』
アンネ「今思えば・・・貴方は父に名誉を守ったんだな・・・」
ユーリ『俺にはそれしか方法が無かった』
ヤーネフェルト「・・・」
アンネ「何故だろうな・・・不思議と穏やか気分だ・・・」
杏奈「・・・おやすみアンネ」
アンネ「あぁ・・・今まで、傍で世話になったな、同志達に謝らないとな」
イデア・フェニックスライドブックが砕け散る音葉
アンネ「私は・・・やっと・・・眠れ・・・」
そのまま灰の様に崩れ去る音葉
118 : ぷろでゅーさー   2024/03/26 13:25:59 ID:YHLV8XLYj.
>>117
文香「ふーっ…」
一希「お疲れ様…」
文香「ありがとう…」
朋花「杏奈ちゃん…」
杏奈「ひゃっ!?」
百合子「あっ…」
朋花「良かった…」
杏奈「え…」
朋花「良かった、本当に良かった…」グスッグスッ
杏奈「ごめんなさい…」
百合子「ホッ…」
真奈美「これにて、一件落着だろうな…」
トモ「デザストー、どこに行くんですかー?」ニッコリ
デザスト「チッ…」
やーね
悠利「だが、まだ」
119 : 失敗、やり直し   2024/03/26 13:38:31 ID:YHLV8XLYj.
>>117
(平行世界間)
P「(コイツらは『勇者世界』の…」
???「さて、どうしようかなー」
P「(完全に連れていかれるまえに…※カードを投げる音葉」ヒュッ
・・・
(超ビーチバレー世界)
紗代子「P先生が居た場所に…」
奈緒「なんや、これ…」
P『海美と風花は必ず戻すから、待っていてくれ…』
紗代子「今は信じるしかないか…」
奈緒「せやな…」
・・・
(Pの世界、破滅の塔跡地)
文香「ふーっ…」
一希「お疲れ様…」
文香「ありがとう…」
朋花「杏奈ちゃん…」
杏奈「ひゃっ!?」
百合子「あっ…」
朋花「良かった…」
杏奈「え…」
朋花「良かった、本当に良かった…」グスッグスッ
杏奈「ごめんなさい…」
百合子「ホッ…」
真奈美「これにて、一件落着だろうな…」
トモ「デザストー、どこに行くんですかー?」ニッコリ
デザスト「チッ…」
ヤーネフェルト「そういえば、P殿から…」
P『この騒ぎが収まっても、どうせすぐに帰れないだろうし。プロメアの禁書狩りを手伝ってほしい』
ヤーネフェルト「と…」
玲花「それなら…」
凌牙「俺達の出番か…」
朋花「ここで倒されて良かったのかもしれません…」
杏奈「えっ…」
朋花「Pさんはアンネさんに『記憶封印(メモリーロック』を行使しようとしてましたから…」
百合子「叔父様…」
悠利「だが、まだ終わってないだろう…」
ユーリ「あぁ、まだ向こうは戦っている…」
「きゃあーっ!?」
文香「今のは…!?」
一希「聞き慣れない声だが…」
・・・
海美BV「あの女(ヒト)、どこから…」
海美『お姉ちゃん!?』
海美BV「え!?」
???「なるほど、こっちの海美ちゃんのお姉さんかぁ…」
英寿「シュウ…」
???「さて、どうしようか…?」ニヤリ
120 : 変態お化け   2024/03/26 13:39:11 ID:YHLV8XLYj.
補足
現在の高坂海美はBV世界の方が肉体のメイン。瞳の輝きは反転している(左目が青から紫、右目が紫から青になっている)
(その8が大分消えてるから、ドラゴンメイド達の特徴とか忘れてしもたわ)
121 : 監督   2024/03/26 19:54:17 ID:LanIgLEYEw
>>119
勇者世界
ノヴァ「やぁやぁ久し振り~」
P「・・・」( ゚д゚)
ノヴァ「何だい何だい?キマイラが矢の雨喰らったような顔して~?」
千早『Pさんは今の貴女を知らないからよ・・・』
ノヴァ「そうなの?人間ってそう言うの気にするんだ~」
千早『私だって急に今の貴女が声かけてきた時同じ反応したわ』
ハスキー「ご主人様、手短に・・・」
ノヴァ「ん?ああそうだね~」
P「・・・」( ゚д゚)
ノヴァ「まあ手短に言うとボク達を君の持ってる『ソレ』で君の世界に戻して欲しい」
ハスキー「要点を伝えて下さい・・・」ハァ
ノヴァ「それは・・・あっ」
千早「5分が過ぎたわね・・・」
P「はっ!?千早!!何故此処に!?」
千早「簡単に言いますと、彼女をノヴァが連れて来ようとしたら逆に引っ張られ負けしました・・・」
ノヴァ『いや~まさか最強のボクが眷属達に力負けするなんて弱体化華々しいね』頬に口と眼だけ出現する音葉
P「気持ち悪!?」
ハスキー「いきなり腕だけでナサリーを誘拐しようとすれば誰でもそうなります」
千早「説明も無しにやっても仕訳けないわ・・・」
P「言っとくがコイツは不安定だ、そもそも帰れる保証はないぞ・・・」
ナサリー「主様、出来ましたわ~ドラゴン専用のお薬~」
パルラ&ラドリー「イエ~イ!!」
チェイム「い、いえ~い・・・」
ノヴァ『それなら問題ないよ。ボクがに君の世界の境界だけ臭いで探せるから』
千早「後は場所が分かれば空間固定をノヴァが行い一時的ですがゲートが開くそうです」
ノヴァ『君の施設は優れ物なのは重々承知だけど人種と竜種は完治にはコレが必要』
ナサリー「ハイ、キメラの血の涙石、スプリガンの心臓、黒死蝶の鱗粉、世界樹の種を潰し混ぜ合わせたこの特効薬です~」
P「本当に大丈夫なのかその薬液・・・」
ハスキー「竜種には丁度良いです、人間が使えば死にますが」
122 : 番長さん   2024/03/26 22:11:12 ID:kHuCcNUolI
>>121
ハスキー「とにかく、ティルルが大変なのでしょう…」
P「あぁ、そうだな…」
ノヴァ「まぁ、ボクが話したんだけどねぇ(Pの肩からマスコットのように顔を出す音葉」にゅっ
P「だーかーらー、変なとこから顔を出すな!」
千早「『平行世界』間を移動する時は私の中に収まるから大丈夫だとは思うけど…」
P「え、千早。帰れるアテがあるんじゃ…」
ノヴァ「(・ω<)テヘペロ」
P「流石にシメるぞ、おんどれいや」
ノヴァ「まぁ、待て待て。ボクが分かってないとでも…?」
P「何おう」
ノヴァ「『カミサマ(英寿』に『管理者代行』を押し付けたろ?」
P「バレても怖くねぇやろがい…」
ノヴァ「それはまぁ、いいや。『ガイアメモリ』を見てごらんよ」
P「ディケイドメモリを…ん?」
(やや色味が失われている音葉)
ノヴァ「アダプターに差し込む前は完全にマゼンタだったはずだ…」
P「どうなってやがる…!?」
ノヴァ「それが無理矢理な『移動』の代償だね。安心したまえ、今の『平行世界』間は時間の流れが不規則だ…」
P「それはそうだろうな。『超ビーチバレー世界』は海美と風花が居なくなってすぐだったみたいだし…」
ノヴァ「キミとボクと千早で平行世界を巡って、ディケイドメモリを完全に戻していく。それが今、戻るための近道だよ…」
千早「それで初めて、ノヴァが境界を嗅ぎ出せるの…」
P「まぁ、乗りかかった船だな。次はドコに向かえばいいんだ…?」
ノヴァ「『仁義ない世界』…」
P「また、星梨花にビンタされるな…」
・・・
補足
仁義ない世界の星梨花はPがだらしないのを知ってからは出会う度に叱咤激励という名のビンタを毎度与えている。何故か対P特効が掛かってて痛い思いをしてる
123 : ボス   2024/03/26 23:06:08 ID:Ejpoh8OlQA
>>122
プロメア「終わった・・・これで全部」
カァーンカァーンカァーン
プロメア「えっ!?この音は・・・まさか!!」
突如出現するワンダーオールマイティライドブック
プロメア「全知全能の書!!いえ!これはお母様の『大号令』!?」
「各世界の歪み及び筋書きの修正を行う」
プロメア「お母様!?」
・・・
???「ん?」
あねね「うぅう・・・」
海美「お姉ちゃんを帰せ!!」
???「悪いが出来ないね。未来の為にね・・・」
英寿「お前の言う未来ってのは?」
???「兄ちゃんならわかると思うけどね、私達の様な『存在』を産み出さない為に」
ワンダーオールマイティが出現する音葉
???「なにっ!?」
英寿「コレは・・・」
・・・
文香「ワンダーオールマイティ・・・」
一希「何が起きるんだ?」
百合子「えっ?えっ?」
そして、世界の物語が修正された
・・・
修正された物語
深罪の三重奏編通りに『アンネ達と間宮達の復讐』が『アンネ達』だけの復讐に変わり、原作通り間宮達は剣を取らない物語に変わる
アンネ達はこの物語の通りに倒され『死による救済』を行われた

『大号令』
全ての頂点たる『世界(宇宙含む全て)』が行う権限、神も大特異点もこの権能の影響からは避ける事は出来ない
124 :   2024/03/26 23:52:18 ID:wuEAocUbhM
>>123
(仁義ない世界)
P「よっと…」
千早「何か、殺伐としてるわね…」
P「『龍◯如く』を地で行く世界だからな…」
ノヴァ「あー、こりゃやったな…」
P「何をやったんだよ、ノヴァ…」
ノヴァ「移動するのを待っていれば、『大号令』による修正で戻れたかもって話…」
P「つまり、それって…」
ノヴァ「『平行世界』間を無闇矢鱈に移動しなくても良かったのかもしれないって話です…」
P「だとすれば、その『大号令』でもままなってない事はあるはずだ…」
千早「そうね、必ずしも全ての事象がその通りに行われるとは限らないわ…」
ノヴァ「まぁ、適当にブラブラ過ごしていればメモリにエネルギーが貯まるはずだから…」
P「参ったな、『この世界』からは一刻も早く立ち去りたいのに…」
「それは何故ですか…?」
P「いつも、無慈悲にビンタをくらうからですよ。せりちゃん…」
星梨花「また、違うオンナの人を連れてますね。覚悟はいいですか…?」ニッコリ
千早「(あれ…?」
\バッチーン/
P「痛ぇ…」ヒリヒリ
ノヴァ「うわ、キレイな紅葉…」
千早「貴女、星梨花よね…?」
星梨花「そうですね。Pさん達の言葉を借りるなら『この世界』の星梨花です」ニコッ
P「また、成長したな…」ナデポン
星梨花「まだまだ、成長期ですっ」
P「(何故、俺の娘の星梨花は少しちんちくりん感が抜けないのだろうか…」
・・・
(Pの世界)
星梨花「へくちゅん!」
チェイス「どうした、星梨花…?」
星梨花「誰が噂でもしているのでしょうか…?」
・・・
星梨花「まぁ、いいです。少し付き合ってください…」
P「買い物か…?」
星梨花「ハイっ♪」
ノヴァ「(次の世界は『アウトサイダー』か…」
・・・
『世界』曰く「『間(ま』が悪いのは流石にどうにも出来ない」
125 : Pしゃん   2024/03/27 05:12:34 ID:Wt4F1ELRhg
>>124
ハスキー「私達の世界とは仕組みが違いますね」
ナサリー「街並みがスゴいわね~」
パルラ「これおいしそうじゃん~」
ラドリー「おぉーラドリーも気になるぞ!」
チェイム「あの先輩方・・・」
P「なんでお前等おんねん」
ハスキー「暇でしたので」
P「メイド長の言うことか」
ハスキー「仕方が無いでしょう。来客など下手したら一世紀位は来ないんですから、そもそもその程度で荒れるような宮殿では御座いません!」
千早「落ち着いて下さい」
ハスキー「失礼しました。つい」
星梨花「そうでした。この街では気を付けないと行けないことがあります!」
P「なんだ?」
星梨花「道を歩いてるとチンピラが喧嘩売ってきます!」
千早「龍◯如くね」
星梨花「でも安心して下さい。こっちが攻撃してくるまで行動しませんから」
P「チンピラなのに律儀にターン製を守るのかよ」
星梨花「仁義って奴ですね。パパも言ってました!」
ノヴァ『RPGみたいだね』
星梨花「ただしムービーに入ったら容赦なく襲ってきます!」
千早「そこまで龍◯如くなのね」
星梨花「ムービー銃には気を付けましょう」
P「メメタ」
千早「それで買い物は何処で?」
星梨花「あっそうですね。場所は超大型商業複合ビル、世界が誇る大企業」






『SEGAミレニアムタワービルです!』
・・・
メイド達は格好を今風に変え角と尻尾は収納、耳もヒトミミになっている
126 : イルデューサー   2024/03/27 07:21:20 ID:Rm8fpGew/s
>>125
P「なんか、頭痛くなってきたかも…」
千早「気に留めるなと言う方が無理かもね…」
ノヴァ「おぉ、あのチェリムまで浮かれとる…」
星梨花「はい、Pさん。カートをキリキリ押してくださいね…」ニッコリ
P「イエス、マム…」
千早「あそこまで、従順なPさんはレアよ…」
ノヴァ「さっき、こっそり聞いたんだが…」
P『この世界に来る度に同行させんのが違うオンナなせいで、その都度引っ張たかれんだよ…』
ノヴァ「って…」
千早「猛獣の調教法ね。訴えたら、勝てそうだけど…」
ハスキー「ただ、Pさんはこの世界の住人では無いので…」
P「やけに荷物が多くないかな、せりちゃん…?」
星梨花「今日はお客さんも多いみたいなので…」
P「『あの連中(メイド達』もカウントしてんの!?」
星梨花「それに今日はママの誕生日で命日なんです…」
P「そうか…」
千早「お母様を亡くされていたのね…」
星梨花「もう、何年も前の話ですけど…」
千早「(Pさん…」コソッ
P「(どしたん…?」
千早「(なんとなく感じてた違和感が分かったわ…」
P「(違和感…?」
千早「(お母様は歌織さんね…」
P「(あぁ、そうか。タッパが似てきたのか…」
・・・
(仁義Pの自宅)
星梨花「ただいまー…」
P「ちくしょう、メモリにエネルギーが貯まりきってない…」
仁義P「なんだ、また来たのか…」
P「色々あってな…」
イヴァン「おう、久しいな…」ヒック
P「まだ、夕方にもなってないのに…(呆れる音葉」
・・・
仁義Pとイヴァンは飲み友達である。同時に情報も交換している
127 : プロちゃん   2024/03/27 14:28:41 ID:gkGJi5T4ro
>>126
仁義P「仕方ないだろ今やマフィアもギャングも任侠も肩身が狭いからな・・・」
イヴァン「あのSEGAの野郎~俺達のシノギを・・・」
P「(何でこの世界のSEGAはこんなヤベェんだよ・・・」
千早「(歴史はどう変わるか分からないからですね・・・」
P「(俺達の世界じゃアミューズメントからも撤退してるんだぞ・・・」
千早「(ハード戦争の敗退のツケですね・・・」
P「(巷じゃこう言われてたな・・・」
・・・
律子「知ってますかP」
P「何がだ?」
律子「笑いの神に愛されたゲーム会社って」
P「何だSEGAの事か」
律子「知ってましたか」
P「俺はソ〇ーも任〇堂も好きだがな~」
・・・
星梨花「あっ!せがた三四郎がCMに出てます♪」
ラドリー「このおじさん凄いな~」
ナサリー「私好みの渋い叔父様ですね~」
パルラ「えっアンタ、おじ専なの?」
チェイム「はわわ・・・!?」
仁義P「知らんメンバーがいっぱいだな・・・」
ハスキー「申し訳ありません、これはツマラナイ物ですが・・・」菓子折を渡す音葉
仁義P「ご丁寧に、出来た人だな・・・」
P「(そう言えばノヴァは出てこないな」
千早「(施設でチンピラ相手にやり過ぎてPさんに叱られて、引き籠ってと言うか・・・」
P「(と言うか何だ?」
千早「(私の精神の中で不貞腐れてます。と言うか不貞寝してます」
P「(子供か!?」
イヴァン「おや~?綺麗なお嬢さんだな?俺の嫁にバガァ!?」バチーン!!
ハスキー「いきなり口説くのは失礼に値します。私を口説きたかったら後300歳は歳とって下さいね」デコピンで吹き飛ばす音葉
P「人間には無理だろそれ・・・」
128 : 変態大人   2024/03/27 16:19:37 ID:19r7fMg5uc
>>127
(翌朝)
P「結局、泊まり込んでしまった…」
ノヴァ「エネルギーが貯まらなかったんだ、仕方あるまい…」
P「ようやく出てきたか…」
ノヴァ「朝ご飯はいただきたいね。昨日は結局、何も食べてない…」
P「ウソこけ、店で試食食べまくってたやんけ」
星梨花「もうすぐ、ご飯になりますからね…」
(星梨花、ハスキー、千早で人数分の朝ご飯を作っているOTO)
P「あいよ…」
ノヴァ「そういえば、来る度に引っ叩かれるって言ってたな…」
P「せりちゃんなりのちゃんとした理由はあるんだよ…」
ノヴァ「理由…?」
P「ピエールを連れてこいって言われてんだよ…」
ノヴァ「なのに連れてこないと…」
P「連れてこれないんだ。アイツだって、彼女が居るうえに…」
ノヴァ「本命のライバルにも、休日を割いてるからって事か…」
(※本命:果穂、ライバル:ステラ・ルゥ・ナガヨシス)
P「果穂のヤツ、ナガヨシスがピエールのアパートの近くに引っ越した事で焦っていやがるしな…」
星梨花「『それ』はいい事を聞きました…」ニッコリ
P「しまった…!」
ノヴァ「あーあー…」
星梨花「連れてこれないのなら、こちらから向かいます。分かりますよね、Pさん…?」ニッコリ
P「イエス、マム…」
ノヴァ「さーて、次に向かうのは『アウトサイダー世界』だ。ハスキー達は『一旦』帰すよ…」
P「一旦…?」
ノヴァ「ティルルの治療薬の取り扱いは慎重にしてもらいたい。『平行世界』を巡っているのは…」







『ドラゴンメイド達を全員、君の世界に連れて行くためでもある…』
129 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/03/27 19:45:49 ID:gkGJi5T4ro
>>128
???「ちっ!!流石やね兄ちゃんは・・・あの一瞬で」
・・・
???「コレは・・・」
英寿「隙有りだな!!」BOOST CGARGE!
ギーツバスターQBⅨをぶん投げる音葉
???「なぐぅ!?」肩に刺さり獣の尻尾も何本か吹き飛ぶ音葉
あねね「きゃ!?」
英寿「おっと、大丈夫か?」受け止める音葉
あねね「あ、ありがとうございます」
???「くっ・・・実の妹相手にも容赦ないね!!」
英寿「誰かの幸せを奪ってでも未来を守ろうとする行為は、例え実の妹でも許されない、そして俺は認めないんでね!」
BOOST Ⅸ STRIKE!
???「ぎゃ!?」
英寿「反省するんだなバカ妹!!今直ぐ元に戻す!」腕を翳す
???「悪いけど諦め悪いんは!アンタ似だ!!」爆発に紛れる音葉
英寿「何度でも説教してやるぞ!!」
・・・
???「御蔭でこんな姿になってもたやん・・・」ギーツケミー似の狐の姿
???「力も殆ど失って、少なくともこれでゴッド誕生は阻止出来んね」
カヨコ「むぅ~むぅ~」
恵美「どしたんカヨコ?」
???「うげぇ・・・」
カヨコ「むぅ~むぅ~」
恵美「おりょ?狐さんだね・・・しかも怪我してる」
???「ヤッバ・・・今この場でPさん一家に会うとは」
恵美「何か警戒してるのかな?ほ~れ怖くない怖くない~」
カヨコ「むぅ~むぅ~」ペチペチ
???「痛いっちゅうねん、何とかしたいけど・・・これ以上は限界・・・」パタン
恵美「わわぁ!?大変動物病院!!」
・・・
今のビースト周子はマジ狐と変わらないレベルで弱体化で尚且つ自分が無意識に創世の力で狐と認識させている
130 : 仕掛け人さま   2024/03/27 22:08:30 ID:19r7fMg5uc
>>129
(動物病院での診療後→所家)
千鶴「事情は分かりましたわ…」
恵美「理解が早くて、助かるよ〜」
伊織「本来の目的を忘れてないかしら…?」
恵美「あ、暁!」
琴葉「の事なら、恵美とカヨコが出てる間に少し解決したの…」
恵美「ん、少し…?」
紬「これ、P兄ちゃんからのメッセージカード…(おずおずと差し出す音葉」
恵美「ん、ありがと…」
P『一希と文香が引き取ってる犬を送り込む。バステトとケンカしないように気を付けてくれ。P.S、暁の事はヴリトラとオーマジオウに任せてある。ちゃんと説明したいから、俺が連れて帰る。P』
恵美「暁の事は分かった。Pに任せるけど…」
亜利沙「けど…?」
恵美「犬って、何さ!?」
やよい「幸い、バステトちゃんとケンカはしてませんよー」
恵美「それなら、Pの心配は杞憂なワケだ…」
レイナ「恵美ママー」
恵美「どしたー?」
ユキナ「そのキツネさんは…?」
恵美「途中で拾った!」
カヨコ「(やれやれだぜという表情」
恵美「いや、弱りきってるとこペチペチしてたのカヨコだからね!?」
周子ケミー「(仕方ない、当面はこの姿でやり過ごそう。兄ちゃんが来たら、その時だわ…」
・・・
(アウトサイダー世界)
P「相変わらず、この世界は砂嵐が吹きすさぶな…」
千早「凄い世界ね…」
ミキ「え…」
P「ミキ…」
ミキ「なんで、居るの…?」ポカン
P「まぁ、色々あってな…」
千早「(美希に似てるわね…」
ミキ「(ダスクに似てるわね…」
(※平行世界の人間なので、当然ではある)
131 : EL変態   2024/03/28 00:22:22 ID:QABKwyEs1M
>>130
P「前に比べて街が寂れてるな・・・」
ミキ「神だったマキナの加護が無くなってエネルギー問題が深刻になってる」
千早「そうなの・・・」
P「ポストアポカリプスの世界でエネルギー問題はヤバいからな・・・」
ミキ「FDの拠点の一つだった巨大火山マキナも今じゃ死火山・・・」
ノヴァ『厳密に言えば死火山は存在しないけどね・・・』
ミキ「ううん、本当に死んでる。今まであった地熱がある時を境に全て冷え固まった」
千早「マキナが消滅した時かしら・・・」
ノヴァ『アイツそう言う所はいい加減だからな~』
ミキ「代用のエネルギー源もあるかどうかさえ分からない・・・」
P「正に世紀末だな。化石燃料さえ希少な世界だ。膨大なエネルギーを賄えたマキナの力は壮大だったんだな・・・」
ノヴァ『まぁ攻撃力はボクには劣るが破壊力は文字通りのNoだったよアイツ』
千早「何とか出来ないのかしら・・・」
ノヴァ『世界の『管理』はその世界の者が行う。コレは絶対。出来なければ神から人に次代に回すのがルールだよ』
P「そう言う意味では怠惰のブルトゥームと人よりのアリアは出来た神だな」
千早「世界の運営は神ではなく人が行う。言うは易く行うは難しね・・・」
ノヴァ『まぁボクは放任主義だったけどね~』
千早「結果魔族と人の争いある種の共存システムが出来たと・・・」
ノヴァ『どちらも滅びず栄過ぎずが一番さ』
132 : Pサマ   2024/03/28 05:51:41 ID:Qu7R2Aa7bQ
>>131
P「とは言っても、このままは良くない…」
ミキ「それはそうなの…」
P「俺は研究者だ。専門は『街づくり』…」
千早「あら…」
P「『ここ(アウトサイダー世界』にくるまでも、既に2つの『世界』を巡ってきたからな…」
ノヴァ「まさかとは思うが…」
P「あぁ、その『まさか』さ…」
ミキ「で、具体策は?」
P「この無限に吹いてる風だ、風を使う」
ノヴァ「『風力発電』は確かに手だ、でも…」
千早「道具が無いわ…」
P「それはそう。本当にそう」
ミキ「なら、ダスクとベルベットに協力させるの」
P「今はその2人が『リーダー』か…」
ノヴァ「とはいっても、『Pの世界』にはこんな言い回しがある…」 千早「『ローマは一日にして成らず』…」
P「だからこそ、『平行世界』との繋がりは途切れさせちゃいけない。もう…」
(アザトース決戦で『死んだ地球』に攻撃を加えた時のことを思い出す音葉)
P「あんな『地球(ほし』を生み出したくないからな…」
ノヴァ「まぁ、まずは『ここの人間』にやるだけやらせてみよう…」
P「設計図は興しておく。小さな事からコツコツとな…」
(その後はダスクとベルベットにも面通しをして、Pの施策を説明。まずは街単位での発電から開始、平行世界間が繋がるようになれば『世界規模』での発電もいつかは…)
・・・
P「これでまだメモリに半分くらいか…」
ノヴァ「まだ、巡ってないのは『おとぎ話』『魅裏怨』『空猫』『パンゲア』といった辺り…」
P「『パンゲア』か…」
千早「鏡舞さんとは…」
P「アリアを失ってからは連絡は取り続けてた。流石にこの半年は無理だったが…」
ノヴァ「何となく、良くない予感がする…」
P「何とかしたかった。だから、ディケイドアダプターを探してたんだ…」
・・・
(Pの世界)
英寿「まだ、死んではいないはず。どこにいったんだ、シュウ…」
133 : 我が下僕   2024/03/28 13:24:02 ID:aYcClvKg2w
>>132
繁華街
文香「新しい本の販売日にごめんね・・・」
一希「別に気にする事は無いさ。俺も購入する予定だ」
文香「そうなんだ、変に気を使わなく良かった」
一希「ああ、そうした方が良い・・・」
まひる「・・・」
擦れ違うが二人は気付かず通り過ぎる音
まひる「・・・」振り返り二人を見る音葉
楽しそうに喋る二人
まひる「幸せそうならそれも良いわ」
そのまま人混み中に何も言わずに消えていく音
・・・
大学
百合子「もぉ~杏奈ちゃんのせいだよ!!」
杏奈「百合子さん、人のせいにしては、いけない」
百合子「大学のオープンキャンパスに行きたいと言ったのに寝坊したのは誰!?」
杏奈「ふぅ~む、その話は今の宇宙が誕生するまで遡る、よ?」
百合子「今は良いよってアダッ!!?」本を落とす音
ケント「大丈夫か?」
百合子「イタタタ・・・御免なさいよそ見してました」
ケント「後、これ落としたよ」
百合子「あっすみません!?」
ケント「君もこの本が好きなのか?」
百合子「えっ?はい!この本は私の大好きな(以下略」
杏奈「(눈_눈)」
134 : 3流プロデューサー   2024/03/28 13:58:27 ID:Tk9E6.208A
>>133
杏奈「いちゃいちゃしやがって…」ポソッ
百合子「聞こえてるよ、杏奈ちゃん…?」
杏奈「しまった…」
ケント「ん…?」
百合子「な、なんでもありませんよ」アセアセ
・・・
(時は少し戻って、あねねが助けられた後の事)
あねね「海美ちゃん、その黒いセーラー服は…?」
海美BV「これは…」
海美BV「(何故、セーラー服なのかは私が聞きたい。P先生の趣味…?」
海美『違うよ、マイティセーラーは伝統ある戦闘服だよ!』
海美BV「(ステイ、分かったから…」
あねね「(瞳の色が反転してる。もしかして…」
あねね「貴女は私の『知ってる』海美ちゃんでは無いのね…?」
海美BV「そうですね。私は『この世界』の高坂海美では無いです…」
海美『さよちん先輩がお姉さんだったから、名字も違ってたよね…』
海美BV「私の本名は高山海美。『Pさんの世界』とは違う『平行世界』から来たの…」
・・・
(高坂家)
環「おかえり。あねねー、うみみー…ん?」
あねね「ただいま、環…」
海美BV「た、ただいま…」
環「うみみ…?」
海美BV「ごめんね、少し疲れちゃった。ご飯はいらない…」
環「えっ!?」
あねね「海美ちゃん…」
海美BV「ちゃんと、話はするから…(階段を登っていく音葉」
環「また、おやぶんに話さないといけないかなぁ…」
あねね「そうね…」
・・・
(アウトサイダー世界→おとぎ話の世界)
P「プロメアに代理のヤーネフェルトも居ないもんな…」
ノヴァ「ただ、元々しっかりしてたんだろうな…」
千早「比較的、統治されてるわね…」
P「ここでやれる事は少なそうだな…」
千早「Pさん…」
ノヴァ「それはフラグだぞ…」
135 : エビさん   2024/03/28 14:44:07 ID:aYcClvKg2w
>>134
リカ「あっ!!」
モモ「アンタは!!」
ビッキー「丁度いい時に来たぞ!!」
P「えっ?」
千早「ほら言った通り」
ノヴァ『生きたフラグメイカーなんだよ君は』
リカ「助けて下さいステラが!!」
モモ「それだけじゃない王国でクーデターが!!」
リカ「偉大なる大地母神のプロメア神教の廃絶まで言ってるんです!!」
P「何だと?」
ビッキー「何でもクーデター派の連中が無能な王族廃絶と」
モモ「今まで平和を築いたプロメア神の教えを捨てようとしてるの!!」
ノヴァ『ふ~む、多分だ。プロメアの教えを邪魔だと思ってる連中が居るんじゃない?』
リカ「自然を愛し平和を唄う教えが何で・・・」
モモ「私達はそれで平和に暮らせてたのになんでよ!!」
千早「もしかしてだけど、平和が気に入らない奴が居るって事?」
ノヴァ『どの世界にも居るんだよ。平和が嫌いな奴が・・・」
・・・
工事現場
里奈「ミッチーってさぁ~」
道長「何だ?」
里奈「昔と比べて柔らかくなったよね~」
道長「気のせいじゃないのか?」
里奈「いやいや~一時期めっちゃ不機嫌そうだったじゃん~」
道長「お前の見間違いだろ」
里奈「えぇ~絶対そうだって~」
拓海「休憩迄まだあんだぞサボんなっての!」ポカッ
里奈「アダッ」
・・・
あきら「だから言ったでしょりあむさん」
祢音「コレは酷いね・・・」
キューン「擁護不可能にも程があるぞ、第一お前は(以下略」
りあむ「なんでぁよぉおぉぉぉぉ!!何でボク様がネオンあきらチャンネルに出ただけでボクのXが大炎上するんだよぉぉぉぉ!!」
あきら「#汚い#顔が煩い#りあむは祢音ちゃんに擦り寄るな、だって」
祢音「大丈夫だってきっと良い事あるよりあむちゃん!!」
りあむ「うぅうう祢音ちゃんマジ天使・・・」
あきら「あっまた延焼した・・・」
りあむ「なんでだぁあああああ!!!」
136 : 下僕   2024/03/28 22:10:16 ID:GBaelb7HOU
>>135
P「てか、何でステラが…!?」
モモ「何でって、戻ってきたんだよ。急にだけど…」
P「ルゥと精神を一緒にしたはず…」
モモ「ただ、本人曰く」
ステラ『オレの中に「ルゥ」は居なくなったよ』
モモ「とは言ってたけど…」
ノヴァ「考えられるとすれば『大号令』の影響だろうね…」
P「待てよ、ルゥが元居た『世界』はもう…」
ノヴァ「待て待て、『大号令』でも戻せないものはあると仮定していたが、それはその通りだ」
千早「本当に失われたものは戻らないものね…」
P「って、事は…」
・・・
(Pの世界、ピエール宅)
ルゥ「さっき、パァーッて光ってただろ?」
果穂「そうですね」
ルゥ「その光が止んだかと思ったら、オレの中からステラが消えたんだって!」
ピエール「もしかして、元の世界に戻ったかも…」
ルゥ「それはそれで寂しくなるなぁ…」
果穂「しかし、あの光は何だったんだろう…」
ピエール「P先生なら、何か知ってそう…」
・・・
(おとぎ話の世界)
P「エネルギーが貯まるのを待つがてら、クーデターを制してくるか…」ポキポキ
千早「私達も手伝うわ、ノヴァ…!」
ノヴァ「やれやれ、平和に済むかと思ってたが…」
リカ「力強いです!」
ビッキー「よろしく頼むぞ!」
モモ「貴方達だけが頼りだから…!」
・・・
(王国、王宮内)
ステラ「せっかく、帰ってこれたのに…」ブー
(捕らえられ、牢屋に入れられている音葉)
ステラ「でも、P先生は平行世界間は閉じられたって…」
見張り「もう少し、緊張感を持ってくれよ…」
ステラ「このくらいなら、『あっちの世界(Pの世界』でも経験したしなぁ…」
見張り「どんな世界だよ…」
137 : プロデューサーちゃん   2024/03/28 22:58:17 ID:aYcClvKg2w
>>136
見張り「王子、こうは言いたくないが」
ステラ「知ってるさ、大臣は元々プロメア神様に懐疑的だ」
近くの牢獄「愚かにも程があるわよ!!何故私達の女神さまを疑うの!!」
見張り「リーオ大司教お静かに」
リーオ「コレが黙っていろですって!!国教廃絶、王権の廃止でどれだけの混乱が起きると思ってるの!!あのメタボリックの豚大臣を挽肉にしてやるわよ!!」
見張り「アンタ一応囚われの身なんだから落ち着いて!!」
ステラ「(相変わらず大司教は恐ろしいな・・・」
リーオ「くぅううう!!聖剣士達の不在にクリサン・セマス・ポンド大団長(真)が遠征の不在時にやられるなんて!!不覚!!」
ステラ「(王家に忠実な将軍の不在、完全に狙われたな」
・・・
遠征地
クリサン「えっ!?王宮でクーデターだって!?」
兵士「ハッ!!我々が不在の隙にしてやられました!!」
クリサン「直ぐに戻るよ!!ジュリアン副団長にスチュアート参謀!!準備を!!」
ジュリアン「分ってるよ!!くそ!!あの豚野郎!!挽肉してやる!!」
スチュアート「いえ、粗挽き肉団子にすべきです!!」
クリサン「わぁ~僕の部下達超物騒!?」
兵士「大変です!!クーデター派の軍隊が攻めて来ました!!」
クリサン「くっ・・・僕達を足止めする気か!!」
ジュリアン「舐めんな!!直侵攻軍だ!!」
クリサン「いや、駄目だよソレ!?」
スチュアート「いえ、クーデター派に着いた事を後悔するレベルで殲滅です!!」
クリサン「だから一々発想が物騒だって!?」
二人「「行くぜオラァアアアアア!!」」
クリサン「僕一応総司令官だよ!?」
138 : 変態大人   2024/03/29 00:14:11 ID:HLUQCYBeJk
捕捉
王国は前は国王が居たが病気により崩御し現在は妻のルナ王妃(配役:三浦あずさ)が王室を守っている。
王と王妃の間に5人の子供が居り
第一王女ウェヌス王女:篠宮可憐
第二王女マレ王女:真壁瑞希
第三王子フランマ王子(夭折):配役無し
第四王女フロンス王女:伊吹翼
第五王子ステラ王子:永吉昴
139 : P殿   2024/03/29 06:45:10 ID:wU.W1TZdP2
>>137
(王宮前)
門番「何だ…?」
P「『賊』みたいな真似はしたくなかったがな…」
千早「そこは仕方ないんじゃない…?」
P「よし、いくか…!」
(エンドナイフとT2マグナムを構える音葉)
千早「準備はいいかしら、ノヴァ?」カチッ…ノヴァ
ノヴァ『やれやれ、比較的平和を謳歌していたはずなのに…』
門番「『賊』だ、伝えなければ…」
ドドド…
P「何の音だ…?」
千早「誰か走ってくる…?」
ドドドドド…
P「馬…?」
千早「真っ直ぐ、こっちに向かってるわね…」
ドドドドドドドド…
P「うわ、めっちゃ居る!?」
千早「一旦、上がりましょう」
(2人揃って、空中に一旦上がる音葉)
門番「あ、あれは…!?」
P「知ってるのか、雷電!」
千早「分からないでしょ!」ペシン
門番「クリサン大団長の部下にして、全兵士の中でも最も血生臭いと言われている『ジュリアン副団長』に『スチュアート参謀』の部隊だぁー!」
P「クリサンは誰なのか、ピンとはこないが…」
千早「後の2人は分かったわね…」
ジュリアン「我らに続けー!」
スチュアート「覇道を止めるなー!」
兵士たち『うおおおおおー!』
(一気呵成で王宮にツッコむ音葉)
P「俺達、出番あるかね…」
千早「行くだけ、行きましょう…」
門番「恐ろしいものを見てしまった…」
P「仕事はしろよ…」ビシッ
クリサン「どうして、大将軍であるボクを置いていくんだよー…」
千早「見た目、真なのね…」
P「部下はサイバトロン赤組よろしく、物騒なのにな…」
クリサン「あ、貴方は…!?」
P「知ってるのか、雷電!」
千早「もう、ええっちゅうねん!」ペシン
クリサン「ヤーネフェルト様から、お噂はかねがね…」
P「碌な事を話していなさそうだな…」
クリサン「狼の娘を手籠にして、森の覇者になったとか、そうじゃないとか…」
P「無い事だらけだな…」
140 : エビさん   2024/03/29 09:34:39 ID:HLUQCYBeJk
>>139
ジュリアン「ちっ!!王宮への大門前に大量の叛乱兵が!!」
スチュアート「豚野郎の癖にそう言う所はいっちょ前ですね!!」
兵士達「おのれ!!裏切り者共が!!」
叛乱兵「黙れ!!最早カビの生えた王権など不要!!我等は軍国主義となるのだ!!」
スチュアート「そんな下らない事の為にプロメア神様を陥れる気か!!F〇ck!!」
叛乱兵「予定外だが王子王女を処刑する!!」
ジュリアン「何だとテメェ等!!王妃様はどうする気だ!!」
叛乱兵「無論王妃には退位及び王権破棄の宣言をして居らう為に最後まで生きて貰う!!無論最後は国民の前で処刑だがな!!」
ジュリアン「外道共が!!」
叛乱兵「なんどでも・・・」スパンッ!!
・・・
P「うわっ・・・」
千早「首を一瞬で・・・」
ノヴァ『おぉ~凄いね~早業だ』
P「首切りって高等技術だぞ、アレ」
千早「首の骨の僅かな間を斬るって言う奴ですね」
・・・
ジュリアン「クリサン大団長!!」
スチュアート「相変わらずの早業で」
クリサン「・・・・」
叛乱兵「ひぃいい!?奴は『首斬団長』『処刑人』『血染めの騎士』大団長クリサン・セマス・ポンド大団長だ!?」
クリサン「王族に手を出すだと?お前達、全員首を落とてやるぞ!!」
ジュリアン「流石だぜ団長!!」
スチュアート「では策を浮かびましたので実行させます」
クリサン「待っていろ引き摺り下ろして細切れにしてやる!!」
叛乱兵「怯えるな!!かかれ!!」
クリサン「僕は少数を率いて地下牢に出れる抜け道を使う、後は任せたよ」ボソッ
スチュアート「御意、既に手は撃ってます」ボソッ
141 : ご主人様   2024/03/29 13:56:54 ID:Rc/LnThHGU
>>140
(王宮上空)
P「やはり、赤組の親分も赤組だったか…」
千早「それは貴方にも言えることよ…」
ノヴァ『キミらはこの状況でよくイチャつけるもんだね…』
(千早はP程は長く滑空出来ないので、途中からPがお姫様抱っこをしている音葉)
P「まぁ、王宮内の下位階層はサイバトロン赤組に任せておくか…」
千早「私達はどうするの…?」
P「上位階層から行こう。きっと、手薄だ…」
・・・
(王宮内、玉座の間)
大臣「下位階層が突破されただと…!?」ガタッ
叛逆兵「『血気盛ん』なクリサンの部隊がすぐに戻ってきまして…」
大臣「ぐぬぬ…」
ルナ「諦めなさい、大臣。貴方は見誤ったわ…」
大臣「ルナ…」カチン
ルナ「この国にとって、プロメア神がどれだけ偉大なのかを、『私達』王家はそれを知っているからこそ大事にしてきたの…」
大臣「キミまで、王家の思想に…」ギリッ
ルナ「プロメア神、ヤーネフェルト様が戻ってきたら、この比では無いわ。悪いことは言わない、降伏なさい…!」
大臣「黙りゃ!」
ルナ「何を…!?」
叛逆兵「報告します!」
大臣「次は何があった!」
叛逆兵「以前、この国を訪れていた。『P』なる者とその仲間が上位階層から侵入!」
大臣「兵どもはどうした!?」
叛逆兵「対応しておりますが…」
大臣「仕方ない、出したくは無かったが…」
ルナ「(まだ、何かを隠していたの…?」
大臣「『奴ら』を呼べ、賊どもを駆逐させろ!」
叛逆兵「ははっ!」
・・・
(王宮上位階層)
P「もう1人は俺の仲間が救けたからよ…」
ウェヌス「これで残りは王子、いえ…」
フロンス「末妹のステラが地下牢に…」
P「ったく、元に戻っても迷惑かけるやっちゃな…」
ウェヌス「それって…」
P「ストップ。誰か居る…」
「そこまでだ、賊よ。『黒騎士』が一角、この『修羅』が剣の錆にしてやろう…!」
142 : 彦デューサー   2024/03/29 14:01:28 ID:Rc/LnThHGU
補足①
ルナ王妃と大臣は幼少期からの幼なじみ(2人とも貴族の出身)。大臣はルナと結ばれるものと信じて疑わなかったが、(ルナから見て)プロメア神への信仰が足りなかったため、交際相手としても見られていなかった
しかも、充てがわれた結婚相手は今は亡き国王の婚約者の最有力候補だった女性で、同じくプロメア神への信仰心が少ないからと半ば厄介払いのように押し付けられた
補足②
黒騎士団:大臣が権力を握るようになってから密かに集めていた私兵集団。そのトップに居る『修羅』は高貴で清廉な戦いを得意としているが…?
元ネタなんて、ねーでごぜーますよ(すっとぼけ
143 : 3流プロデューサー   2024/03/29 15:06:35 ID:HLUQCYBeJk
>>141
大臣「こうなったらもう一つの切り札もきれ!!」
叛乱兵「えっ!?アレを使うんですか!?」
ルナ「何を使う気ですか!!」
大臣「高い横領をして造ったんだ!今使わずして何時使う!!」
叛乱兵「しかしながらアレはまだ調整不足で!!」
大臣「構わん!!どの道王権は此処で終わり邪魔者も粛正出来るのだ!!魔導ゴーレム『ゲート・ガーディアン』を起動しろ!!」
叛乱兵「ハハァ!!・・・どうなっても知んねぇぞ(ポソッ」
大臣「これで奴らもお終いだ!!」
ルナ「何と言うお馬鹿な真似を・・・」
・・・
千早「大丈夫かしら?」
マレ「助かりました。一時はどうなるかと思ったぞ」
千早「(なんか口調も真壁さんソックリね・・・」
ノヴァ「(んまぁ~異世界の同一人物だからねぇ~」
千早「そんな事より貴女は何で王女でありながらこんな工房に?」
マレ「それはマレが魔法工学を弄っているからです。昔は父上に叱られてました」
千早「王族でも好きな事を取り込むのは良い事よ。誇りに覆う事ね」
マレ「(`・∀・´)エッヘン!!褒められたぞ」
ノヴァ『なんか調子狂うなコイツ』
千早「そこが真壁さんの良い所よ・・・」
ワァーワァーワァー
千早「何かしら?」窓から外を除く音葉
マレ「アレは!!」
千早「知ってるのかしら?」
マレ「アレは私達が作らされた、試作型魔導ゴーレム『ゲート・ガーディアン』、大臣に言われてムカついたから大幅に納期を遅らせた未完成品」
千早「強かね・・・」
マレ「試作品ですが、三体の属性ゴーレムの攻撃は危険です」
千早「見た所、上が雷、中央が風、下が水ね」
マレ「幾ら大団長の部隊でもキツイでしょう。未完でも十分強力故」
ノヴァ『千早、3分体を借りるよ』
千早「えっ?」
ノヴァ『久し振りに暴れがいのある奴が居るからね♪』
144 : EL変態   2024/03/29 16:33:55 ID:nogay/wsIo
>>143
P「1人か…(エンドナイフを構える音葉」
ウェヌス「気を付けてください…」
フロンス「この王宮を制圧出来たのは、あの『黒騎士』達があってこそだから…」
P「なるほど、相当やり手みたいだな…」
修羅「分かるぞ、得物は小さいみたいだが。貴様には相当のチカラがある…(剣を取り出す音葉」
P「『ジャマダハル』とは珍しいな…」
修羅「これが俺の流儀だぁ!」ダッ
(間合いを詰めてくる音葉)
P「(チッ、後ろにオンナが2人居んだぞ!」
ガキィン(エンドナイフでジャマダハルを受け止める音葉)
P「(『ヴリトラ』が居れば、守らせたが…」
修羅「フハハハ、どうした!」
(戦闘に夢中になってるのか、王女の存在を気にも留めていない音葉)
P「『騎士』を名乗ってる割には紳士じゃねぇとはな…!(エンドナイフに飛ぶ斬撃の波動を乗せて修羅と距離を取る音葉」ビュンッ
修羅「ならば、敢えて言おう…(ジャマダハルを震わせて熱を発生させて波動をかき消す音葉」ブゥーン
P「なんだ、あの剣は…!?」
修羅「それこそが俺の騎士道であると!(再度、距離を詰め直す音葉」ダッ
P「チェンジだ。シルバーブレイザー!(持ち替えて、銃撃を放つ音葉」ッターンッターン
修羅「無駄だぁ!(発生熱で銃撃を無効化させる音葉」
P「なんだ、この出鱈目なのに隙が無いなんて…」
修羅「(貴様がどう出るかは読めるからな…!」
P「(これじゃ、『先の先の先』だ…!」
修羅「大臣からは王女諸共『消して構わん!』と言われてるからな!(左手首に隠してたニードルガンを放つ音葉」
P「ぐあっ!(針が突き刺さる音葉」
修羅「即効性の毒だ、すぐに回る…」
ウェヌス「キャッ!?」
フロンス「Pさん!?」
『安心して、その人は不死身だから!』
フロンス「え、誰なの…!?(フロンスだけが聞こえている音葉」
145 : Pちゃま   2024/03/29 21:37:05 ID:8pve5F7JE6
>>144
ゲートガーディアンを叩きのめす音
兵士「おぉー!!あの化け物を!!」
ノヴァ「ハハハハハッ!!」
千早「暴れすぎよ!」
ノヴァ「久しぶりだからね!後・・・」
千早『どうしたの?』
ノヴァ「やり手が数名居るね・・・」
千早『えっ!?』
ノヴァ「噂のブラックナイトか・・・」
千早『何とかしないと・・・』
ノヴァ「残念だけどボクは時間切れだ・・・」
姿が元に戻る音葉
千早「いきなり!?無茶振りが過ぎるわ!?」
ノヴァ『大丈夫大丈夫、君なら出来るよ』
千早「何を根拠に・・・」
ノヴァ『ボクの力を纏うんだ、そしたら。『運命』は君の味方だ』
千早「運命・・・解ったわよ!やってみるわ!」
・・・
P「ちっ!コイツ!!」
修羅「どうした!!そこまでか!!」
タッタッタッタッタ
P「足音!?」
ウェヌス「!!クリサン!!」
フロレス「うわぁ怒ってる・・・」
修羅「来たか、最強の戦士クリサン!!」
クリサン「・・・」
何も言わずダブルサーベルを携え、シールドからブレードを取り出す音葉。ついでに足の装甲は切れ味抜群
そして激闘が開始される
P「何であんなに怒ってるんだ・・・」
フロレス「だってクリサンはウェヌスお姉様の婚約者だもん、そりゃ怒るよ・・・」
P「あっそうなの・・・」
146 : ミスター・不純物   2024/03/29 22:01:00 ID:/Wgf2jXwPI
>>145
P「にしても、痛ぇもんだな。『毒』ってのは…」ズブリ
(毒そのものは使い魔の『シャウラ・アズゥーサ』に中和させた音葉)
フロンス「うわ、本当に不死身だ…」ビクッ
P「誰かから聞いたのか…?」
フロンス「なんか、いきなり聞こえたの。わたしに似た声で…」
P「それは『平行世界』の同じ姿をした、お前に当たる人物の声だよ…」
フロンス「そうなんですね…」
ウェヌス「クリサン…///」ポーッ
P「これは『ホの字』だな…」
フロンス「ホの字…?」
P「身を焦がすほど、愛してるって事だ…」
・・・
(Pの世界、愛増学園)
静香「今、誰と話をしてたの…?」
翼「多分、『平行世界』のわたし」
未来「へぇ、凄ーい」
静香「『不死身』って事は、P兄さんの話よね…?」
翼「そうだね…」
未来「パパはどこに行ったんだが…」
静香「そういえば、暁はまだ帰ってないの…?」
未来「悠利さんとこで手伝いさせてるって、パパが連れて帰るからって話だから…」
翼「多分だけど、勝手に家から居なくなったお仕置きも兼ねてるよね…?」
未来「着替えとかは順番に持って帰ってるけど…」
(ファルシオン騒動から3日は経っているが、Pはこの1日後に『Pの世界』へと戻ってくる)
・・・
(おとぎ話の世界、王宮)
P「千早のところに黒騎士が4人だと…!?」
「そして、お前の相手は私だ…!」
P「誰だ、次は…」
「私は『ウルフェ』。狼人族だ…」ギリッ
P「何か、知らんところで恨まれてる気がしてる…」
ウルフェ「お前の命をもらおう。何故なら…」






『貴様に番となるはずだった、狼の「ビッキー」を奪われた…!』
147 : お父さんネズミさん   2024/03/29 22:52:39 ID:8pve5F7JE6
>>146
ジュリアン「此奴らがブラックナイト!!」
スチュアート「うむむ、タダならぬ殺気でしゅ・・・」
ジュリアン「この状況にビビってる奴居る!居ねぇよなぁあああ!!」
スチュアート「その通りやる気満々デスよ!」
千早「悪いけど此処は私達に譲ってくれるかしら?」
ジュリアン「何を・・・うおぉ!?」
スチュアート「こ、これはいったい・・・!?」
千早「・・・漲るわね」
ノヴァ「そうさ、今の君はボクと文字通り一心同体、所謂SPEC2ってとこだね」
ノヴァの力を纏い背中から竜の翼と鎧、大剣と明らかに場違いなランチャー的武器を背負っている
千早「久しぶりに戻るとするわ。『狂犬』と言われたあの時にね!!」
目付きが嘗ての狂犬と言われた目に変わる音葉
竜王千早「竜王纏行くわよ!」
翼から炎が溢れる音葉
・・・
凄まじい剣と剣のぶつかり合い
修羅「フハハハ!!これぞ強者の決闘だ!!」
クリサン「勘違いしてるとは、使えないね」
修羅「何とでも言うと良い!貴様を倒し俺は最強となる!」
お互い舞うように避けつつ武装がぶつかり合い
クリサン「くだらない。そんな物を誇る為に『俺』はこの場に来ては居ない!」
修羅「ならば何のためだという!決闘こそ強者の誉だ!」
クリサン「知れたこと!!彼女への『愛』の為に!!」
ウェヌス「!!!!」ズキューン
148 : へっぽこ大名行列   2024/03/30 13:15:41 ID:E0tCap7I3I
>>147
ウェヌス「私も大好きだよー!」
フロンス「うわ、やべ、壊れた…」
P「俺、自分の世界のウェヌスに当たる人間と懇意にはしてるが、ここまで感情が出てるのは見た事ないな…」
ウルフェ「貴様、この私を無視するつもりか!?」
P「ビッキーを番に出来なかったから、俺に恨みがあるは筋が違うだろ…」
ウルフェ「黙りゃ!」クワッ
フロンス「凄い、怒ってますね…」
P「あれはプライドが相当高いタイプとみた…」
ウルフェ「私は『狼人族』として、『人狼族』のトップたるビッキーを番に迎え、長らく続く対立に終止符を打とうと…!」
P「なぁ、逆じゃね…?」
フロンス「気にしたら、負けってやつじゃないですか?」
ウルフェ「私は自慢の鶏揚げをプレゼントしたんだ、そしたら…」
ビッキー『Pが作ってくれた、唐揚げの方が美味かったぞ…』
ウルフェ「って、ソデにされたんだ…!」ギリッ
P「それのどこが問題なんだ…?」
フロンス「『狼人族』は見た目がヒトに近いんですけど、知能がオオカミ寄りなんです…」
P「なるほど。ビッキーは見た目が狼(の着ぐるみ)だけど、知能はヒト寄り。故に『人狼族』…」
フロンス「で、狼人族は意中の相手に素材をそのまま揚げたものを渡すことがプロポーズになるんです…」
P「元の味が良くないと、ダメなやつじゃん…」
フロンス「だから、『人狼族と狼人族』は長年対立関係に…」
P「理解したわ…」
ウルフェ「それに…」
ビッキー『自分の身も心は既にPに捧げたからな!』
ウルフェ「っと…(血の涙を流す音葉」ギリリッ
P「あー、何か思い出したぞ。2年くらい前に泊まりがけで来た時に強い酒を飲まされたと思ったら…」
ビッキー『不束者ですが…///』
P「アレはそういう事か…」
修羅「貴様ぁ!」
P「お、何だなんだ…」
修羅「婚前交渉だと、破廉恥なっ!?」
149 : 箱デューサー   2024/03/30 13:18:30 ID:E0tCap7I3I
補足
『おとぎ話の世界』なので、ヒトとそれ以外の種族が結ばれるのも珍しいは無いが、呼称においては知能面で強く特徴が出る方が優先されるので、ウルフェは見た目が人寄りではあるが『狼人族』、ビッキーは見た目がオオカミ寄りだが『人狼族』
文字数の関係ではあるが、修羅がキレてるのはクリサンに対してなので、クリサンとウェヌスは…
150 : 箱デューサー   2024/03/30 14:33:00 ID:pZHb.KVLQU
>>148
一方その頃
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「あ、あのプロメア様?」
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「プロメア様!!」
プロメア「あっすみません!?聞いてなかった!!」
ヤーネフェルト「プロメア様、大変申し訳ないのですが・・・」
トモ「その書物は・・・」
プロメア「素晴らしい物ですね、世界にはまだこれ程の知識があるのですから」
ヤーネフェルト「いえ、そうではなく・・・」
トモ「(明らかに外に出てはいけない感じの書物・・・」
ヤーネフェルト「(然も、紙の具合からしても相当な年代物・・・」
プロメア「玲花さん、コレを仕舞って中央60番八段目にある物を!!」
玲花「分りましたプロメア様・・・」
トモ「何でホイホイ言う事聞いてるんですか!?」
凌牙「マスターロゴスも四賢神も居ない現在、主神たるプロメア神に忠を尽くすのが剣士たる者の礼儀だ・・・」
トモ「いえ、そうですが・・・」
ヤーネフェルト「一応聞きますが、その本は・・・」
プロメア「ヤーネフェルト、神たる私がまさか、略奪などすると思いですか?」
ヤーネフェルト「いえ、そのような事は・・・」
プロメア「安心してください、私はその様な愚かな真似はしません・・・」
トモ「(でもどう見ても・・・」
プロメア「密かに侵入し内容を暗記し、当時のインクや物で完全に復元し保存してるだけです・・・極めて無罪です」
トモ「(それは一種のデジタル万引きでは!?」
プロメア「万引きではありません、本や知識が死蔵されるのが罪です、私は其れを解放してるの過ぎません!!」
玲花「流石ですプロメア様」
トモ「えぇ~・・・」
デザスト「だから言っただろ、コイツは本に関してはマジで狂ってるってよ」
・・・
自分の世界の事など知る由もなかった
151 : P殿   2024/03/30 15:08:06 ID:E0tCap7I3I
>>150
デザスト「あの父親がいつ戻ってくるかも分からんが…」
プロメア「パパ如きが神様に逆らおうなど…」
デザスト「『パパ』だから、逆らうんだろ?」
トモ「そうでなければ…」
ヤーネフェルト「三千世界は景色を失っていたでしょう…」
デザスト「というより、ナチュラルに心を読むな!」ベシン
プロメア「ちょっと、誰のおかけで復活出来たと思ってんの!?」
デザスト「誰も頼んじゃいねーよ!」
トモ「デザスト…」ウルッ
デザスト「あーもう、泣くなよ!」
凌牙「形無しだな…」
玲花「そうですね…」
・・・
(おとぎ話の世界、王宮上位階層)
修羅「貴様ら、貴族だろう!」
クリサン「それがどうした…?」
修羅「親に習わなかったのか!?」
クリサン「あんな親から何を習えと…」
修羅「何…!?」
クリサン「ただ、ウェヌスと出会わせ、婚約を結んでくれた事だけだ。感謝しているのはな…」
ウェヌス「私も大好き、愛してるー!」
P「高潔過ぎんだろ…」
フロンス「わたしもジュリアンまではキスしかいってませんよ…」
P「止めてやれ、多分アイツ(修羅)には効きすぎる…」
修羅「こんな破廉恥で穢れた王家はぶっ壊してやる!」
クリサン「言ったな…!」カチン
ウルフェ「え、アイツ。あんななの…?」
P「同じ黒騎士でも知らない事だらけか…」
ウルフェ「黙りゃ!」クワッ
P「それしか無いのか…」
ウルフェ「ビッキーに拒まれ、打ちひしがれていた私にチカラを大臣は与えてくれた…」
P「使えるってなれば、種族に見境は無いのな…」
フロンス「そういう『世界』なんですよ、ここは…」
続く
152 : Pちゃん   2024/03/30 15:22:08 ID:E0tCap7I3I
>>151
ウルフェ「覚悟しろ、この『ラムタオ流・戦術カルラ』で貴様を葬ってやる!」
P「(ギジウェポンを渡すか、でも…!」
ジュリアン「フロンス!ウェヌス第一王女!」
フロンス「ジュリアン!」
ウェヌス「もう、私のことは『お義姉さま』と呼ぶようにって…」プクー
ジュリアン「あれ、キャラクター変わってる…?」
フロンス「クリサンの愛に当てられたみたい…」
P「ちょうどいい、そこの赤組2番手…」
ジュリアン「スチュアートより序列が上だな、分かってるじゃねぇか…」
P「俺はアイツ(ウルフェ)と戦う間、ウェヌスとフロンスを守れるか?」
ジュリアン「おいおい、アタシを誰だと思っているんだ。最強クリサン部隊の副団長ジュリアンだぜ…!」ニカッ
P「それじゃ、頼むぜ…!(瞳に紅蓮を宿し、吸血鬼の王たるマントをはためかせる音葉」
ジュリアン「なんだ、この強さのオーラ…!」
ウルフェ「やり手のようだな。だが、私の相手ではない…!(目を見開き、読心する音葉」クワッ
P「T2マグナム!」ッターンッターン
ウルフェ「なんだ、貴様は…」フルフル
P「ん…?」
ウルフェ「なんなんだ、貴様はーっ!?」
(見えないバリアのようなもので銃撃を防ぐ音葉)
P「防御された…!?」
・・・
(王宮敷地内の森)
ビッキー「みんな、派手にやってるなぁ…」
モモ「そうだね…」
リカ「クリサン大団長率いる皆様も加わって、何よりです…」
「ったく、ウルフェったら…」
ビッキー「ん…?」
モモ「どうしたの、ビッキー…?」
ビッキー「なんか、聞き覚えのある名前が…」
リカ「聞き覚えのある名前…?」
グリット「だから、私達『狼人族』がナメられるんだって…」
ビッキー「こんな物陰で何してんの?」
グリット「あ、しまった…(青ざめる音葉」サーッ
153 : ごしゅPさま   2024/03/30 15:27:22 ID:E0tCap7I3I
補足
ウルフェ:黒騎士のリーダー格にして、『ラムタオ流・戦術カルラ』という技を用いて、敵を屠るのを得意としているが…
グリット:ウルフェと同じ狼人族で、黒騎士のメンバー。ビッキーにフラれて落ち込むウルフェを支えようとしていたところを大臣に一緒に拾われた
ウルフェが読んだ『Pの精神世界』:修羅が読心したクリサンの精神世界以上に爛れている。修羅に唖然としてたウルフェもキレるレベルなので、修羅が読心すると…
154 : ぷろでゅーさー   2024/03/30 20:21:29 ID:Jw6UL0kMxU
>>152
春香「えっ?千早ちゃんの昔?」
静香「そうです。憧れていたけどよく知らないと気付いて」
美希「あんまり期待しない方が良いの・・・」
翼「えぇ~何でですか~?」
春香「うん、そうだよね・・・」遠い目
美希「まだ美希の方が可愛げが合ったよね?」
春香「私からしたらどっちもどっちかな~」
静香「いったい何が・・・」
春香「一言で言うと『狂犬』だね・・・」
翼「狂犬?」
美希「別名『キレすぎたナイフ』も合ったよね~」
春香「今の穏やかな菩薩みたいな千早ちゃんとは想像できないと思うけどね・・・」
美希「もう目に付く物全てが敵って感じだよね~」
静香「(・0・)」
翼「あっ静香ちゃん固まっちゃた」
美希「アレだよね。所謂『憧れは理解から最も遠い感情』だね」
春香「言わないお約束だよ!?」
・・・
千早「ふぅ・・・」
完全に沈黙してる四人の黒騎士
兵士「スゴい・・・」
スチュアート「黒騎士達を無傷で・・・同じ女性として畏怖感じますね!」
ノヴァ『お疲れ』
千早「先は助かったわ。何か心の奥を抉られた感じがして」
ノヴァ『気にすることはないよ。人の家に土足で踏み込んだ奴らが悪いからね。軽い脅しをね・・・」
千早「貴女の脅しは洒落にならない気がするわ」
ノヴァ『それより』
千早「何かしら?」
ノヴァ『さっきの分身は何、ボク知らないんだけど?』
千早「何って寝惚けた分身をしたから、本物の分身をみせただけよ?何か問題でもあるの?」
ノヴァ『アッハイ』
155 : 夏の変態大三角形   2024/03/30 21:38:07 ID:8Ss/5d/gdo
>>154
ビッキー「あれ、キミは…」
グリット「あー、そのー…」
ビッキー「ウルフェと一緒に居たコだよね?」
グリット「久しぶりです…」
モモ「ウルフェ…?」
ビッキー「知り合いの狼人族、ここ何年か会ってないけど…」
グリット「(もう、脈も無いわ…」
リカ「それで一体、何をしてるんですか…?」
グリット「私はそのですねー…」
・・・
P「いきなり、なんなのさ…?」
ウルフェ「貴様、ビッキーだけでは飽き足らず…」ワナワナ
P「なるほど、お前『読心』が出来るのか…」
ジュリアン「『読心』?」
P「平たく言うと、人の考えが読めるみたいな」
フロンス「(ジュリアンの事を考えてみる音葉」
ウルフェ「フロンス第四王女、そこの副団長と同衾しているだと…」
フロンス「うわ、ホントだ」
ジュリアン「って、アタシの事を考えてたのかよ…」
P「厄介だな。勝手に覗いておいて、それをいちいちツッコまれるのも…」
ウルフェ「黙りゃ!」
P「俺はただ…」
ウルフェ「貴様だけは生かしておけん!(二振りの細剣を取り出す音葉」
P「愛するオンナの事を考えていただけなのに…(エンドナイフをサーベルモードに変化させる音葉」
ウルフェ「(いくぞ、グリット!」
・・・
グリット「(分かったわ、ウルフェ!※念動力を発現させる音葉」
ビッキー「そのですねじゃ、分かんないぞ…」
グリット「ある貴族の方にお仕事を斡旋してもらったの、その報告にウルフェが行ってて…」
ビッキー「あ、生きてたんだ…」
グリット「あ、もう、そんな扱いなんですね…」
ビッキー「だって、会う度に鶏をそのまま揚げたやつ渡してくるんだけど…」
モモ「そのまま…」
リカ「随分、ワイルド…」
ビッキー「そのままだから、美味しくなかったんだよね。多分、シメてからの鮮度が良くなかった…」
グリット「(こりゃ、モテんわ」
156 : Pたん   2024/03/30 22:20:08 ID:lWqTXHhAHQ
>>155
レイナ「バステト~降りておいで~」
バステト「ムスッ」
ユキナ「ダメだ降りてこない・・・」
琴葉「機嫌が悪いのかな・・・」
千鶴「猫は元々一匹で生きれる動物ですから」
伊織「聞いた話だと家猫って自分を上に見るらしいわよ」
琴葉「つまり・・・」
暁「勝手に人の家にドカドカ入ってきた犬と狐が気に入らないんでしょ」
レイナ「そうなの?」
千鶴「ですがラッキーは良い子ですわよ?」
ラッキー「わふぅ!!」
バステト「マーオ」
暁「あっダメだコレは」
伊織「ダメな威嚇ね」
バステト「マーオ!!」
千鶴「狐さんは怪我のせいでだいたい寝てるから大丈夫ですわよ?」
バステト「マーオ!!!!」
暁「喧嘩腰の威嚇だ・・・」
周子ケミー「スースースー」
琴葉「どんどん大きくなってる・・・」
千鶴「取りあえずバステトから離しておきますわね」
・・・
家猫バステトの機嫌は過去最悪だった
157 : Pチャン   2024/03/30 22:41:24 ID:8Ss/5d/gdo
>>156
暁「てか、良かったのかな…」
千鶴「ハイ、お着替えですわ…」
暁「やっぱ、ダメなんだ…」
琴葉「まぁ、ヴリトラが居るから心配はしてないし…」
暁「それじゃ、今日はクロ兄さんと未来姉さんのアパートに泊まってくよ…」
伊織「恵美も頑なよね…」
紬「似たもの夫婦なんですよ…」
暁「オーマジオウ曰く…」
オーマジオウ【師は間もなく、戻ってくる公算となっている…】
暁「って…」
ヴリトラ『暁、そろそろ帰ってきそうだ…』
暁「分かった、じゃ行ってきます…」
・・・
バステトの機嫌の問題で誰も家から出れなかったので、暁に取りにこさせた模様
・・・
(おとぎ話の世界)
P「テメーだけのチカラで戦えねぇやつに負けるつもりは毛頭ねぇんだよ!」
ウルフェ「何おう!」
P「これで終わりだ!」カチッ
『フィジカル・インテリ・メンタル、マキシマムドライブアライブ!』
P「終焉の一閃!(トリコロールカラーの飛ぶ斬撃を放つ音葉」
ウルフェ「何をしてるんだ、グリットぉ!」
・・・
グリット「もう、勝ち目無いでしょう。色んな意味で…」
・・・
ウルフェ「ぐあーっ!?(斬撃を諸に受け、鎧が砕ける音葉」
修羅「ウルフェが負けるだと…!?」
クリサン「余所見してるだけの余裕があるとはな…!(素早い縦斬りを見せる音葉」
修羅「バカな、この俺が敗れるだと…!?(あまりにも早い斬撃に心が折られる音葉」
クリサン「強さはチカラなんかじゃない、生きる意思さ…!」
修羅「そうかよ…」バタッ
・・・
(地下牢)
ビッキー「よっ!」ガチャン
ステラ「助かったぜ!」
モモ「ステラ、良かった…」
リーオ「ありがとう、この恩は返させてもらうわ!」
リカ「とんでもないです!」
リーオ「さて、残るは大臣だけね…」メラッ
158 : プロデューサーさま   2024/03/31 12:05:05 ID:f/HosnqkWY
>>157
バサバサ
千早「Pさん!!」
ノヴァ『そっちも終わったみたいだね』
P「千早にノヴァ?なんで外に居るんだ?」
千早「私との相性が良く、完全な纏が出来た事で・・・」
ノヴァ「僕は短時間だけなら顕現出来る様になったのさ」
千早「私も纏状態の維持が出来るので大幅な戦力アップですね」
P「それでそっちの連中は如何した?」
千早「全員KOです」
ノヴァ「まあ暫くは起きないんじゃないか?」
P「後は・・・」ピキユーン
ノヴァ「おや?」
千早「この音は・・・」
P「エネルギーが溜まった音だ」
ノヴァ「時間切れって奴だね」
・・・
空猫珈琲店の世界
ミャオ「おや?おやおや~?」
シッポ「どうしたのよ?」
ミャオ「この石ころから何だか懐かしい気配がしまして~」
シッポ「そうね、何となくだけど・・・」
カニャ「どうしたの二人共~」
シッポ「これ何か分かるかしら?」
カニャ「美味しい物?」
シッポ「石を食べない」猫パンチ
カニャ「アダッ!?」
シッポ「何となくですが~バステト様の匂いが感じられますね~」
・・・
この石こそバステトの知性の塊、この街に散らばった彼女の記憶と自我である
159 : そこの人   2024/03/31 15:15:33 ID:eZDPitfoD2
>>158
P「まぁ、後は挨拶してってとこだな…」
ノヴァ「まぁ、そうだね…」
千早「凄いわね、この人(修羅)も頭から縦に斬られてはいるけど…」
ジュリアン「気絶だけで済んでる。流石だな…」
クリサン「ステラとリーオ大司教も無事助けられたとの事だ…」
P「じゃ、諸悪の根元を叩くだけか…」
・・・
ステラのナレーション:この後、母上(ルナ王妃)を巻き込んで心中しようとした大臣と降伏に応じなかった叛逆兵の一部を取り押さえて、この騒ぎは終結した。そして…
・・・
ステラ「え、オレ、もう王子じゃなくていいのか!」
ルナ「元々、その予定だったのが流れただけでもあるし…」
P「というより、どうすんだ。直接送り届けられないぞ…」
ステラ「待つよ。P先生なら、何とかしてくれるんだろ?」
P「期待はするなよ。寧ろ、この間に『果穂とルゥ』がリードしてるかもだが…」
ステラ「なら、抜き返すだけだよ。果穂とルゥから…(スペードのQの報酬カードのような表情になる音葉」ニコッ
P「さ、さよか…」ヒクッ
ノヴァ「さて、次に向かう世界でこの先のルートは確定する…」
千早「そうなの…?」
ノヴァ「残りは『空猫、魅裏怨、パンゲア』な訳だが…」
P「感情的にはパンゲアがラストだといいが…」
ノヴァ「ボクとしても、そのつもりだよ…」
ルナ「決めたわ…」
リーオ「王妃様…?」
ルナ「クリサン、ウェヌス。あなた達にこの王宮を任せたいの…」
クリサン「謹んで…」
ウェヌス「お受けします…!」
千早「国の歴史が動いたのね…」
ノヴァ「そうだね…」
ビッキー「もう、行くの…?」
P「すまないな、俺も管理者の端くれ。自分の世界が心配なんだ…」
ビッキー「また、来るよね…?」
P「約束するよ…」
ノヴァ「また、やってるよ…」
千早「いいのよ。そこが私達の好きな彼の姿だから…」
160 : 毎日変態   2024/03/31 16:22:25 ID:CB7kvCkQk6
>>159
P「此処は・・・」
千早「のどかな雰囲気ですね」
ノヴァ『なるほど此処はバステトの世界だね・・・』時間切れで精神に戻った
P「各平行世界で一番平和な世界だからな」
千早「そうですね。それよりも・・・」
ニャーニャーニャーニャー
千早「猫が多くないですか?」
足下に群がる猫の群れ
P「うん、そうだね」
ノヴァ『ニャーニャー煩いなー』
千早「猫アレルギーじゃなくて良かったと思うわ」
P「まあタケ達の知り合いで猫アレルギーの奴いるが」
・・・
留美「可愛いわね・・・ヘブシッ!!ホントに、ズビッ」
瞳子「留美さん!!顔が大変なことに!?」
美優「涙と鼻水で、作画が・・・!?」
みく「何で猫カフェに来たんだにゃ・・・」
李衣菜「好きだからじゃない?」
みく「猫ちゃんもビビってるにゃ・・・」
李衣菜「好きって奴は何処までもロックだねぇ・・・」
みく「リーナちゃんはロックを間違えてるにゃ・・・」
・・・
P「さて此処ではどれ位滞在するんだか・・・」
千早「さあそれは解りませんね。あら?」
P「どうした千早?」
千早「何だか綺麗な石が落ちてて、宝石でしょうか?」石らしき物体を拾う音葉
P「宝石には見えないな?」
ノヴァ『うん?コレは、なんかバステトの匂いがする・・・』
161 : 変態大人   2024/03/31 20:06:13 ID:eZDPitfoD2
>>160
P「無臭だが…」スンスン
千早「篠宮さんなら、分かりそうだけど…」スンスン
ノヴァ「キミが深手を負ったバステトを救い出そうとして、吸い出した『神格と権能』のカケラかもね…」
P「とりあえず、保管しておこう。他のネコに使われたりしたら厄介だ…」
ノヴァ「こういう時、戦闘術や適合術は便利だね…」
千早「そう?」
ノヴァ「特撮番組よろしくアイテムを自由に取り出せる…」
P「いや、これもデバイス使ってるぞ」
ノヴァ「そうなの?」
P「文字通りのアイテムボックスだな…」
千早「正確には、スマホのアプリよ」
P「ハルシュタイン騒ぎの1年前に俺が開発した」ドヤ
二葉「あ、P先生!」
P「よう、二葉…」
二葉「いつ来たんですか?」
P「つい、さっき…」
二葉「あの、珈琲店に来てください。大変なんです!」
千早「最上さんに似てるわね…」
ノヴァ「そうだね」
P「何があったんだ…」
二葉「ネコ達が『変な石』を拾って、ナワバリ争いしてるんです!」
ノヴァ「あちゃー…」
千早「早速、回収したわね…」
二葉「ところで誰ですか、この人たち…」
P「途中の平行世界で会った同行者達だが…」
二葉「詳しい事は後で聞きます…」プイッ
千早「あら…?」
ノヴァ「どうやら、好意的では無いのかな」
・・・
二葉は千早が「ライバルの1人」である事を本能的に感じ取った模様
・・・
(Pの世界、高坂海美の自室)
あねね「そろそろ、話してもらえる。貴女と海美ちゃんに何が起きてるのかを…」
海美BV「それもそうだね…」
環「うみみはうみみじゃないの…?」
海美BV「私は『平行世界』の人間。『この世界』の高坂海美は私の中でずっとウズウズしてる…」
環「あー…」
あねね「でしょうねー…」
(海美達の精神世界)
海美『早く動きたいよー、P先生まだー!?』
162 : ボス   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
163 : 夏の変態大三角形   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
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