ひっそり続けるSSスレ その11
1 : Pサマ   2024/03/05 01:25:24 ID:tpkEddyWFQ
その10までいったので、キリよく改題しただけの話
150 : 箱デューサー   2024/03/30 14:33:00 ID:pZHb.KVLQU
>>148
一方その頃
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「あ、あのプロメア様?」
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「プロメア様!!」
プロメア「あっすみません!?聞いてなかった!!」
ヤーネフェルト「プロメア様、大変申し訳ないのですが・・・」
トモ「その書物は・・・」
プロメア「素晴らしい物ですね、世界にはまだこれ程の知識があるのですから」
ヤーネフェルト「いえ、そうではなく・・・」
トモ「(明らかに外に出てはいけない感じの書物・・・」
ヤーネフェルト「(然も、紙の具合からしても相当な年代物・・・」
プロメア「玲花さん、コレを仕舞って中央60番八段目にある物を!!」
玲花「分りましたプロメア様・・・」
トモ「何でホイホイ言う事聞いてるんですか!?」
凌牙「マスターロゴスも四賢神も居ない現在、主神たるプロメア神に忠を尽くすのが剣士たる者の礼儀だ・・・」
トモ「いえ、そうですが・・・」
ヤーネフェルト「一応聞きますが、その本は・・・」
プロメア「ヤーネフェルト、神たる私がまさか、略奪などすると思いですか?」
ヤーネフェルト「いえ、そのような事は・・・」
プロメア「安心してください、私はその様な愚かな真似はしません・・・」
トモ「(でもどう見ても・・・」
プロメア「密かに侵入し内容を暗記し、当時のインクや物で完全に復元し保存してるだけです・・・極めて無罪です」
トモ「(それは一種のデジタル万引きでは!?」
プロメア「万引きではありません、本や知識が死蔵されるのが罪です、私は其れを解放してるの過ぎません!!」
玲花「流石ですプロメア様」
トモ「えぇ~・・・」
デザスト「だから言っただろ、コイツは本に関してはマジで狂ってるってよ」
・・・
自分の世界の事など知る由もなかった
151 : P殿   2024/03/30 15:08:06 ID:E0tCap7I3I
>>150
デザスト「あの父親がいつ戻ってくるかも分からんが…」
プロメア「パパ如きが神様に逆らおうなど…」
デザスト「『パパ』だから、逆らうんだろ?」
トモ「そうでなければ…」
ヤーネフェルト「三千世界は景色を失っていたでしょう…」
デザスト「というより、ナチュラルに心を読むな!」ベシン
プロメア「ちょっと、誰のおかけで復活出来たと思ってんの!?」
デザスト「誰も頼んじゃいねーよ!」
トモ「デザスト…」ウルッ
デザスト「あーもう、泣くなよ!」
凌牙「形無しだな…」
玲花「そうですね…」
・・・
(おとぎ話の世界、王宮上位階層)
修羅「貴様ら、貴族だろう!」
クリサン「それがどうした…?」
修羅「親に習わなかったのか!?」
クリサン「あんな親から何を習えと…」
修羅「何…!?」
クリサン「ただ、ウェヌスと出会わせ、婚約を結んでくれた事だけだ。感謝しているのはな…」
ウェヌス「私も大好き、愛してるー!」
P「高潔過ぎんだろ…」
フロンス「わたしもジュリアンまではキスしかいってませんよ…」
P「止めてやれ、多分アイツ(修羅)には効きすぎる…」
修羅「こんな破廉恥で穢れた王家はぶっ壊してやる!」
クリサン「言ったな…!」カチン
ウルフェ「え、アイツ。あんななの…?」
P「同じ黒騎士でも知らない事だらけか…」
ウルフェ「黙りゃ!」クワッ
P「それしか無いのか…」
ウルフェ「ビッキーに拒まれ、打ちひしがれていた私にチカラを大臣は与えてくれた…」
P「使えるってなれば、種族に見境は無いのな…」
フロンス「そういう『世界』なんですよ、ここは…」
続く
152 : Pちゃん   2024/03/30 15:22:08 ID:E0tCap7I3I
>>151
ウルフェ「覚悟しろ、この『ラムタオ流・戦術カルラ』で貴様を葬ってやる!」
P「(ギジウェポンを渡すか、でも…!」
ジュリアン「フロンス!ウェヌス第一王女!」
フロンス「ジュリアン!」
ウェヌス「もう、私のことは『お義姉さま』と呼ぶようにって…」プクー
ジュリアン「あれ、キャラクター変わってる…?」
フロンス「クリサンの愛に当てられたみたい…」
P「ちょうどいい、そこの赤組2番手…」
ジュリアン「スチュアートより序列が上だな、分かってるじゃねぇか…」
P「俺はアイツ(ウルフェ)と戦う間、ウェヌスとフロンスを守れるか?」
ジュリアン「おいおい、アタシを誰だと思っているんだ。最強クリサン部隊の副団長ジュリアンだぜ…!」ニカッ
P「それじゃ、頼むぜ…!(瞳に紅蓮を宿し、吸血鬼の王たるマントをはためかせる音葉」
ジュリアン「なんだ、この強さのオーラ…!」
ウルフェ「やり手のようだな。だが、私の相手ではない…!(目を見開き、読心する音葉」クワッ
P「T2マグナム!」ッターンッターン
ウルフェ「なんだ、貴様は…」フルフル
P「ん…?」
ウルフェ「なんなんだ、貴様はーっ!?」
(見えないバリアのようなもので銃撃を防ぐ音葉)
P「防御された…!?」
・・・
(王宮敷地内の森)
ビッキー「みんな、派手にやってるなぁ…」
モモ「そうだね…」
リカ「クリサン大団長率いる皆様も加わって、何よりです…」
「ったく、ウルフェったら…」
ビッキー「ん…?」
モモ「どうしたの、ビッキー…?」
ビッキー「なんか、聞き覚えのある名前が…」
リカ「聞き覚えのある名前…?」
グリット「だから、私達『狼人族』がナメられるんだって…」
ビッキー「こんな物陰で何してんの?」
グリット「あ、しまった…(青ざめる音葉」サーッ
153 : ごしゅPさま   2024/03/30 15:27:22 ID:E0tCap7I3I
補足
ウルフェ:黒騎士のリーダー格にして、『ラムタオ流・戦術カルラ』という技を用いて、敵を屠るのを得意としているが…
グリット:ウルフェと同じ狼人族で、黒騎士のメンバー。ビッキーにフラれて落ち込むウルフェを支えようとしていたところを大臣に一緒に拾われた
ウルフェが読んだ『Pの精神世界』:修羅が読心したクリサンの精神世界以上に爛れている。修羅に唖然としてたウルフェもキレるレベルなので、修羅が読心すると…
154 : ぷろでゅーさー   2024/03/30 20:21:29 ID:Jw6UL0kMxU
>>152
春香「えっ?千早ちゃんの昔?」
静香「そうです。憧れていたけどよく知らないと気付いて」
美希「あんまり期待しない方が良いの・・・」
翼「えぇ~何でですか~?」
春香「うん、そうだよね・・・」遠い目
美希「まだ美希の方が可愛げが合ったよね?」
春香「私からしたらどっちもどっちかな~」
静香「いったい何が・・・」
春香「一言で言うと『狂犬』だね・・・」
翼「狂犬?」
美希「別名『キレすぎたナイフ』も合ったよね~」
春香「今の穏やかな菩薩みたいな千早ちゃんとは想像できないと思うけどね・・・」
美希「もう目に付く物全てが敵って感じだよね~」
静香「(・0・)」
翼「あっ静香ちゃん固まっちゃた」
美希「アレだよね。所謂『憧れは理解から最も遠い感情』だね」
春香「言わないお約束だよ!?」
・・・
千早「ふぅ・・・」
完全に沈黙してる四人の黒騎士
兵士「スゴい・・・」
スチュアート「黒騎士達を無傷で・・・同じ女性として畏怖感じますね!」
ノヴァ『お疲れ』
千早「先は助かったわ。何か心の奥を抉られた感じがして」
ノヴァ『気にすることはないよ。人の家に土足で踏み込んだ奴らが悪いからね。軽い脅しをね・・・」
千早「貴女の脅しは洒落にならない気がするわ」
ノヴァ『それより』
千早「何かしら?」
ノヴァ『さっきの分身は何、ボク知らないんだけど?』
千早「何って寝惚けた分身をしたから、本物の分身をみせただけよ?何か問題でもあるの?」
ノヴァ『アッハイ』
155 : 夏の変態大三角形   2024/03/30 21:38:07 ID:8Ss/5d/gdo
>>154
ビッキー「あれ、キミは…」
グリット「あー、そのー…」
ビッキー「ウルフェと一緒に居たコだよね?」
グリット「久しぶりです…」
モモ「ウルフェ…?」
ビッキー「知り合いの狼人族、ここ何年か会ってないけど…」
グリット「(もう、脈も無いわ…」
リカ「それで一体、何をしてるんですか…?」
グリット「私はそのですねー…」
・・・
P「いきなり、なんなのさ…?」
ウルフェ「貴様、ビッキーだけでは飽き足らず…」ワナワナ
P「なるほど、お前『読心』が出来るのか…」
ジュリアン「『読心』?」
P「平たく言うと、人の考えが読めるみたいな」
フロンス「(ジュリアンの事を考えてみる音葉」
ウルフェ「フロンス第四王女、そこの副団長と同衾しているだと…」
フロンス「うわ、ホントだ」
ジュリアン「って、アタシの事を考えてたのかよ…」
P「厄介だな。勝手に覗いておいて、それをいちいちツッコまれるのも…」
ウルフェ「黙りゃ!」
P「俺はただ…」
ウルフェ「貴様だけは生かしておけん!(二振りの細剣を取り出す音葉」
P「愛するオンナの事を考えていただけなのに…(エンドナイフをサーベルモードに変化させる音葉」
ウルフェ「(いくぞ、グリット!」
・・・
グリット「(分かったわ、ウルフェ!※念動力を発現させる音葉」
ビッキー「そのですねじゃ、分かんないぞ…」
グリット「ある貴族の方にお仕事を斡旋してもらったの、その報告にウルフェが行ってて…」
ビッキー「あ、生きてたんだ…」
グリット「あ、もう、そんな扱いなんですね…」
ビッキー「だって、会う度に鶏をそのまま揚げたやつ渡してくるんだけど…」
モモ「そのまま…」
リカ「随分、ワイルド…」
ビッキー「そのままだから、美味しくなかったんだよね。多分、シメてからの鮮度が良くなかった…」
グリット「(こりゃ、モテんわ」
156 : Pたん   2024/03/30 22:20:08 ID:lWqTXHhAHQ
>>155
レイナ「バステト~降りておいで~」
バステト「ムスッ」
ユキナ「ダメだ降りてこない・・・」
琴葉「機嫌が悪いのかな・・・」
千鶴「猫は元々一匹で生きれる動物ですから」
伊織「聞いた話だと家猫って自分を上に見るらしいわよ」
琴葉「つまり・・・」
暁「勝手に人の家にドカドカ入ってきた犬と狐が気に入らないんでしょ」
レイナ「そうなの?」
千鶴「ですがラッキーは良い子ですわよ?」
ラッキー「わふぅ!!」
バステト「マーオ」
暁「あっダメだコレは」
伊織「ダメな威嚇ね」
バステト「マーオ!!」
千鶴「狐さんは怪我のせいでだいたい寝てるから大丈夫ですわよ?」
バステト「マーオ!!!!」
暁「喧嘩腰の威嚇だ・・・」
周子ケミー「スースースー」
琴葉「どんどん大きくなってる・・・」
千鶴「取りあえずバステトから離しておきますわね」
・・・
家猫バステトの機嫌は過去最悪だった
157 : Pチャン   2024/03/30 22:41:24 ID:8Ss/5d/gdo
>>156
暁「てか、良かったのかな…」
千鶴「ハイ、お着替えですわ…」
暁「やっぱ、ダメなんだ…」
琴葉「まぁ、ヴリトラが居るから心配はしてないし…」
暁「それじゃ、今日はクロ兄さんと未来姉さんのアパートに泊まってくよ…」
伊織「恵美も頑なよね…」
紬「似たもの夫婦なんですよ…」
暁「オーマジオウ曰く…」
オーマジオウ【師は間もなく、戻ってくる公算となっている…】
暁「って…」
ヴリトラ『暁、そろそろ帰ってきそうだ…』
暁「分かった、じゃ行ってきます…」
・・・
バステトの機嫌の問題で誰も家から出れなかったので、暁に取りにこさせた模様
・・・
(おとぎ話の世界)
P「テメーだけのチカラで戦えねぇやつに負けるつもりは毛頭ねぇんだよ!」
ウルフェ「何おう!」
P「これで終わりだ!」カチッ
『フィジカル・インテリ・メンタル、マキシマムドライブアライブ!』
P「終焉の一閃!(トリコロールカラーの飛ぶ斬撃を放つ音葉」
ウルフェ「何をしてるんだ、グリットぉ!」
・・・
グリット「もう、勝ち目無いでしょう。色んな意味で…」
・・・
ウルフェ「ぐあーっ!?(斬撃を諸に受け、鎧が砕ける音葉」
修羅「ウルフェが負けるだと…!?」
クリサン「余所見してるだけの余裕があるとはな…!(素早い縦斬りを見せる音葉」
修羅「バカな、この俺が敗れるだと…!?(あまりにも早い斬撃に心が折られる音葉」
クリサン「強さはチカラなんかじゃない、生きる意思さ…!」
修羅「そうかよ…」バタッ
・・・
(地下牢)
ビッキー「よっ!」ガチャン
ステラ「助かったぜ!」
モモ「ステラ、良かった…」
リーオ「ありがとう、この恩は返させてもらうわ!」
リカ「とんでもないです!」
リーオ「さて、残るは大臣だけね…」メラッ
158 : プロデューサーさま   2024/03/31 12:05:05 ID:f/HosnqkWY
>>157
バサバサ
千早「Pさん!!」
ノヴァ『そっちも終わったみたいだね』
P「千早にノヴァ?なんで外に居るんだ?」
千早「私との相性が良く、完全な纏が出来た事で・・・」
ノヴァ「僕は短時間だけなら顕現出来る様になったのさ」
千早「私も纏状態の維持が出来るので大幅な戦力アップですね」
P「それでそっちの連中は如何した?」
千早「全員KOです」
ノヴァ「まあ暫くは起きないんじゃないか?」
P「後は・・・」ピキユーン
ノヴァ「おや?」
千早「この音は・・・」
P「エネルギーが溜まった音だ」
ノヴァ「時間切れって奴だね」
・・・
空猫珈琲店の世界
ミャオ「おや?おやおや~?」
シッポ「どうしたのよ?」
ミャオ「この石ころから何だか懐かしい気配がしまして~」
シッポ「そうね、何となくだけど・・・」
カニャ「どうしたの二人共~」
シッポ「これ何か分かるかしら?」
カニャ「美味しい物?」
シッポ「石を食べない」猫パンチ
カニャ「アダッ!?」
シッポ「何となくですが~バステト様の匂いが感じられますね~」
・・・
この石こそバステトの知性の塊、この街に散らばった彼女の記憶と自我である
159 : そこの人   2024/03/31 15:15:33 ID:eZDPitfoD2
>>158
P「まぁ、後は挨拶してってとこだな…」
ノヴァ「まぁ、そうだね…」
千早「凄いわね、この人(修羅)も頭から縦に斬られてはいるけど…」
ジュリアン「気絶だけで済んでる。流石だな…」
クリサン「ステラとリーオ大司教も無事助けられたとの事だ…」
P「じゃ、諸悪の根元を叩くだけか…」
・・・
ステラのナレーション:この後、母上(ルナ王妃)を巻き込んで心中しようとした大臣と降伏に応じなかった叛逆兵の一部を取り押さえて、この騒ぎは終結した。そして…
・・・
ステラ「え、オレ、もう王子じゃなくていいのか!」
ルナ「元々、その予定だったのが流れただけでもあるし…」
P「というより、どうすんだ。直接送り届けられないぞ…」
ステラ「待つよ。P先生なら、何とかしてくれるんだろ?」
P「期待はするなよ。寧ろ、この間に『果穂とルゥ』がリードしてるかもだが…」
ステラ「なら、抜き返すだけだよ。果穂とルゥから…(スペードのQの報酬カードのような表情になる音葉」ニコッ
P「さ、さよか…」ヒクッ
ノヴァ「さて、次に向かう世界でこの先のルートは確定する…」
千早「そうなの…?」
ノヴァ「残りは『空猫、魅裏怨、パンゲア』な訳だが…」
P「感情的にはパンゲアがラストだといいが…」
ノヴァ「ボクとしても、そのつもりだよ…」
ルナ「決めたわ…」
リーオ「王妃様…?」
ルナ「クリサン、ウェヌス。あなた達にこの王宮を任せたいの…」
クリサン「謹んで…」
ウェヌス「お受けします…!」
千早「国の歴史が動いたのね…」
ノヴァ「そうだね…」
ビッキー「もう、行くの…?」
P「すまないな、俺も管理者の端くれ。自分の世界が心配なんだ…」
ビッキー「また、来るよね…?」
P「約束するよ…」
ノヴァ「また、やってるよ…」
千早「いいのよ。そこが私達の好きな彼の姿だから…」
160 : 毎日変態   2024/03/31 16:22:25 ID:CB7kvCkQk6
>>159
P「此処は・・・」
千早「のどかな雰囲気ですね」
ノヴァ『なるほど此処はバステトの世界だね・・・』時間切れで精神に戻った
P「各平行世界で一番平和な世界だからな」
千早「そうですね。それよりも・・・」
ニャーニャーニャーニャー
千早「猫が多くないですか?」
足下に群がる猫の群れ
P「うん、そうだね」
ノヴァ『ニャーニャー煩いなー』
千早「猫アレルギーじゃなくて良かったと思うわ」
P「まあタケ達の知り合いで猫アレルギーの奴いるが」
・・・
留美「可愛いわね・・・ヘブシッ!!ホントに、ズビッ」
瞳子「留美さん!!顔が大変なことに!?」
美優「涙と鼻水で、作画が・・・!?」
みく「何で猫カフェに来たんだにゃ・・・」
李衣菜「好きだからじゃない?」
みく「猫ちゃんもビビってるにゃ・・・」
李衣菜「好きって奴は何処までもロックだねぇ・・・」
みく「リーナちゃんはロックを間違えてるにゃ・・・」
・・・
P「さて此処ではどれ位滞在するんだか・・・」
千早「さあそれは解りませんね。あら?」
P「どうした千早?」
千早「何だか綺麗な石が落ちてて、宝石でしょうか?」石らしき物体を拾う音葉
P「宝石には見えないな?」
ノヴァ『うん?コレは、なんかバステトの匂いがする・・・』
161 : 変態大人   2024/03/31 20:06:13 ID:eZDPitfoD2
>>160
P「無臭だが…」スンスン
千早「篠宮さんなら、分かりそうだけど…」スンスン
ノヴァ「キミが深手を負ったバステトを救い出そうとして、吸い出した『神格と権能』のカケラかもね…」
P「とりあえず、保管しておこう。他のネコに使われたりしたら厄介だ…」
ノヴァ「こういう時、戦闘術や適合術は便利だね…」
千早「そう?」
ノヴァ「特撮番組よろしくアイテムを自由に取り出せる…」
P「いや、これもデバイス使ってるぞ」
ノヴァ「そうなの?」
P「文字通りのアイテムボックスだな…」
千早「正確には、スマホのアプリよ」
P「ハルシュタイン騒ぎの1年前に俺が開発した」ドヤ
二葉「あ、P先生!」
P「よう、二葉…」
二葉「いつ来たんですか?」
P「つい、さっき…」
二葉「あの、珈琲店に来てください。大変なんです!」
千早「最上さんに似てるわね…」
ノヴァ「そうだね」
P「何があったんだ…」
二葉「ネコ達が『変な石』を拾って、ナワバリ争いしてるんです!」
ノヴァ「あちゃー…」
千早「早速、回収したわね…」
二葉「ところで誰ですか、この人たち…」
P「途中の平行世界で会った同行者達だが…」
二葉「詳しい事は後で聞きます…」プイッ
千早「あら…?」
ノヴァ「どうやら、好意的では無いのかな」
・・・
二葉は千早が「ライバルの1人」である事を本能的に感じ取った模様
・・・
(Pの世界、高坂海美の自室)
あねね「そろそろ、話してもらえる。貴女と海美ちゃんに何が起きてるのかを…」
海美BV「それもそうだね…」
環「うみみはうみみじゃないの…?」
海美BV「私は『平行世界』の人間。『この世界』の高坂海美は私の中でずっとウズウズしてる…」
環「あー…」
あねね「でしょうねー…」
(海美達の精神世界)
海美『早く動きたいよー、P先生まだー!?』
162 : ボス   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
163 : 夏の変態大三角形   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
164 : 師匠   2024/04/01 05:36:24 ID:DWbbBS6qqI
>>162
シッポ「(マズい、私は野良猫…」
カニャ「(いくら、この世界がネコに優しくても…」
ミャオ「(流石に食品を扱う方々が治療をする訳には…」
二葉「お姉ちゃん、空猫Pさん!」
一夏「二葉!」
空猫P「あれ、久々だな!」
P「そうなるんだな、今の日付は…」
三奈「もうすぐ春です…」
千早「私達の世界と時間の流れは同じなのね…」
悠利「救急箱は一応持ってきたけど…」
P「貸してくれ、俺達が治療する。シッポもそれでいいな?」
シッポ「(はい…」
三奈「Pさんなら、誰よりも安心出来るからって…」
ノヴァ『凄いな、ネコの言葉が分かるのか…』
悠利「懐中時計から声が…」
二葉「また、神様とやらですか…?」
P「そうだな、バステトとは異なる世界のではあるが…」
ノヴァ『キミは本当に節操が無い。平行世界間の管理者たちは交わる事が無いと思ってたのにねぇ…』
P「俺だけのせいにするなよ…」
千早「それじゃ、ケガを見せて…」
シッポ「(何となく拒否の姿勢を見せる音葉」プイッ
千早「あらっ…?」
ノヴァ『どうやら、そこの黒髪ムスメとシナジーが同じなんだろう…』
二葉「黒髪ムスメって私のことですか…?」ムスッ
ノヴァ『左様ww』
P「あんまり、からかってやるな…」
千早「『元の世界』の2人はそうでもないだけに…」
P「『人となり』を知ってくれれば、大丈夫だろうけど…」
ノヴァ『果たして、そこまでの時間があるかどうか…』
P「とりあえず、借りるぞ…」
悠利「分かった…」
二葉「むぅ…」
一夏「悔しい…?」
二葉「そうね、あの人は通じ合ってる気がする…」
三奈「だとしたら…」
・・・
ゆきよ「ねぇ、菜々子。また、Pさん来たって…」
菜々子「ふーん、そうなんだ…」
ゆきよ「あり、どうしたの…?」
菜々子「別にー…」
・・・
(Pの世界)
美奈子「最近、ほっとかれてるとか思ってないし…」
165 : 彦デューサー   2024/04/01 11:25:24 ID:zaFOkThuk6
>>164
P「そんな状況なのか・・・」
カニャ「猫達の様子がなんか変なんです・・・」
ミャオ「う~ん、何処が変なんでしょ~?」
シッポ「ネタに走らない」猫パンチ
ミャオ「ほわぁあああ~」
P「どうやら、近辺の猫達が派閥を造って争ってるらしい」
三奈「うん、大きなグループに分かれてるの・・・」
一夏「それは知らなかったわ・・・」
三奈「特に大きなグループはこう呼ばれてる『四皇』と・・・」
P「ワン〇ースかよ・・・」
千早「つまりさっきの猫達はその傘下って事ね・・・」
二葉「いったい何処の猫たちなの?」
三奈「シッポ知ってる?」
シッポ「アイツ等は猫界隈で通称『カミサマ』って呼ばれてる猫一派ね」
カニャ「凄い派手な猫だったよねぇ~」
ミャオ「バッシバシでしたね~」
P「う~ん、何だかそんな奴知り合いに居る気がする・・・」
千早「偶然ですね。私もです・・・」
シッポ「別の一派に姉弟猫が居るわ・・・姉弟が二枠使ってる」
カニャ「お姉さんは灰色でキレイな猫だよね~何だろう人間的に厨二的な言葉で、何言ってるか分かんないけど」
ミャオ「弟さんはクールでしたね~」
P「う~ん、これまた人間で知り合いが居るな~」
千早「何だか残りが怖くなってきました・・・」
三奈「残りは?」
カニャ「確か、最大派閥の猫達が居たよね?」
ミャオ「猫達から『ハル閣下』と呼ばれてましたね~」
シッポ「とても恐ろしい連中よ・・・」
P「」顔で手を隠し天を見る音葉
千早「」眉間に手を当てて押し黙る音葉
ノヴァ『テラワロスwww』
166 : Pくん   2024/04/01 13:31:03 ID:8b.FR212yU
>>165
三奈「ただ…」
P「ん…?」
三奈「シッポ達も『四皇』に次ぐだけの勢力とも言われてる…」
シッポ「え…!?」
千早「それは何故…?」
三奈「単純に『石の所持量』が多いから…」
ノヴァ『なるほどな…』
カニャ「リッくんが拾ってくるんだよね…」
P「リッくんは元気か?」
シッポ「わんぱく過ぎて、今日も石を拾ってくるんだわ…」
P「そうか…」
二葉「というより…」
一夏「ナチュラルにネコと喋ってる…」
悠利「『人間猫屋敷』に近づいてる…」
千早「私はノヴァを経由して聞こえてるけど…」
P「あー、思い当たる節はある…」
ミャオ「ほほー」
P「バステトから吸い取った『神格と権能』が少し残ってんだろうなぁ。捨てたと思ってたのに…」
ノヴァ『推測ではあるが…』
P「ふむ…」
ノヴァ『アザトース空間を彷徨った結果、石となって戻ってきたのだろう。で、バラけたと…』
空猫P「そういえば、ネコ達が騒ぎ出す数日前くらいに隕石騒動があったな…」
P「これはやったか…?」
千早「やってますね…」
ノヴァ『断言しよう、キミが悪い!』
P「だよなぁ…」
二葉「それじゃ、Pさんに解決してもらいましょう!」
P「ふぁっつ!?」
二葉「そのアザトースとの戦いで私達も怖い思いはしたんですから…」
P「それはそうかもしれんが…」
一夏「(ティン)そうね、その方がいいわ」
P「一夏さん…?」
三奈「三奈は賛成です…」
P「三奈…?」
悠利「悪い、僕は何も言えない…」
P「悠利?」
空猫P「俺は部外者だ、エレニャは飼い猫だしな」ピューイ
P「誰も助けてくれない!?」
二葉「決まりですね…」ニッコリ
千早「強かね…」
ノヴァ『これだから、三千世界の人間は面白い…!』ニヤリ
167 : 師匠   2024/04/01 15:11:18 ID:zaFOkThuk6
>>166
路地裏のゴミ捨て場
ルカ「チッニャーニャーうるせぇぞお前ら!!」
ニチカ「しょうがないでしょアンタボスなんだから」
ルカ「うるせぇ何でアタシが、そしてなんでテメェがいんだよ!!」
ニチカ「そんな事私が聞きたい位ですよ!!」
ルカ「ハッ凡そ美琴(飼い主)とハヅキ(姉猫)に見捨てられたか?」
ニチカ「言わないよね・・・」
ルカ「あん?」
ニチカ「言わないよねぇ!そんな事!!」
ルカ「急にキレんな!!」
野良猫「おぉ!!リーダーと副リーダーがお互い気合いを入れてるぞ!!」
野良猫「流石ですぜェ!!リーダー!!」
野良猫ズ「ひゃっはー!!」
ルカ「そしてお前らは何でそんな世紀末思考なんだよ!!」
・・・
高級住宅街
ラン(蘭子)「ハッハハハハ!!良くぞ集まった我が眷属共よ!!」
野良猫「イェーイ!!!」
ラン「これより我は大いなる使命と共に我が王国を建国せん!!」
野良猫「イェーイ!!」
ラン「ナーッハハハハハハ!!着いて参れ我が血族よ!」
カオル「姉さんには付き合い切れん・・・」
ラン「何で、お姉ちゃんにそんな事言うの!!?」
カオル「ぐぅううう!?」
・・・
P「近所だとこうなってるんだな」
シッポ「カミサマはリーダーと副リーダーはお互いど付き合いする仲らしい」
P「副リーダーが誰なのか俺は分かったわ・・・」
千早「まぁ居るでしょうね、彼女が居ると」
ミャオ「喧嘩する程何とやらですね~」
168 : Pサマ   2024/04/01 22:46:37 ID:p19AM8ytKk
>>167
P「しかし、今回ばかりは…」
ノヴァ『いつものようなパワープレイは出来まいな…』
千早「そうね、相手が悪過ぎるわ…」
P「ただ、ネコ達がそこらで騒いでいるのは事実…」
シッポ「今はまだいいけど…」
ミャオ「保健所が痺れを切らせば、間引かれてしまいますね…」
カニャ「間引かれる…?」
P「早い話が駆除だ。生活の迷惑になるからな…」
カニャ「それはイヤかも…」
P「二葉たちは俺に押し付けたら、押し付けたで…」
二葉『家の手伝いや春からの準備もあるので、今日は帰りますね…』
P「って、去りやがるし…」
千早「まぁ、貴方なら何とかしてくれるって信頼の現れなのかも…」
P「千早…」
千早「少し、羨ましい…」
シッポ「あの…」
千早「どうしたの、シッポ…?」
シッポ「さっきはごめんなさい、素っ気ない態度を取って…」
千早「気にしてないわ。大体はこの人(P)が悪いから…」
P「千早…?」
ミャオ「おや、リッくん…」
リッくん「あ、Pさん。来てたんだ…」
P「久しぶりだな…って!」
シッポ「また、石を持ってきたのね…」
リッくん「石が呼んでるんだ…」
千早「石が…?」
P「そうか、ティンときた…」
シッポ「何か、分かったんですか…?」
P「リッくん、瞳を見せてくれ…」
リッくん「どうぞ…」
P「僅かだが、管理者権限が入ってるな…」
ノヴァ『バステトが何かをしたのかな…?』
P「可能性はある。バステトの養ネコに最も寄り添っていたのはリッくんだからな…」
シッポ「どうするの、そんなに集めて…?」
リッくん「分からないけど、集めていればいい事があるかなって…」
P「もう、バステトを戻してはやれないのにな…」
続く
169 : 下僕   2024/04/01 23:24:47 ID:DWbbBS6qqI
>>168
ミャオ「おや、それは何故でしょうか…?」
P「家猫として過ごした時間が長い。そんでもって、普通のネコよりも寿命は長い…」
シッポ「どのくらいなんですか…?」
P「助けるためとはいえ、吸血種にしてしまった。下手したら、何もしてない健康な人間よりも長いかもしれん…」
リッくん「なら、誰かが代わりにならなきゃ…」ポツリ
P「四皇と呼ばれているネコは下手をしたら、石のチカラに魅入られている可能性がある…」
シッポ「リッくんは成長したとはいえ、他のボスネコに比べたら…」
P「石を取り入れた所で差は埋まらないだろうな…」
リッくん「そうか…」シュン
P「さて、どうしたもんか…」
・・・
(Pの世界)
あねね「色々、聞きたい事はあるのだけれど…」
海美BV「はい…」
あねね「あのセーラー服はP先生の趣味なのかなぁって…」
海美BV「多分…」
海美『キッパリと言わないで!』
環「目の色が変わった!?」
あねね「『こっち』の海美ちゃんが出る時はそうなるんだ…」
海美BV「そうですね…」
環「うみみはどうやったら、戻るの…?」
海美BV「P先生のチカラが居るかも…」
あねね「本当、私が日本を発ってから何が起きたんだが…」
海美『言えない、絶対に言えない。私と同じくらいかそれ以上に慕ってるお姉ちゃんには絶対に…』
・・・
姉妹仲の危機である
170 : イルデューサー   2024/04/02 11:58:07 ID:Ks4NGrNLCw
>>169
路地裏ゴミ捨て場
野良猫「姉後!!大変ですぜ!!」
ルカ「姉後言うなつってんだろう・・・」
野良猫「隣町の奴らが連れてかれちまった!!」
ルカ「チッまたか・・・」
ハナ「これで何件目?」
ハルキ「多分ですが4件目ですね」
野良猫「畜生!俺達が何したってんだ!!」
野良猫「そうだ!唯平和に暮らしてたのに!!」
野良猫「コレも全てあの丘が住宅街になったせいだ!!」
野良猫「それのせいで住処と餌場を奪われたカラス共がこの街に!!」
野良猫「俺達は自分達の住処を護る為に戦ったのに!!何で俺達猫が処分されるんだ!」
ルカ「人間様様だな、都合が悪ければアタシらに八つ当たりだ」
ニチカ「住み難くなりましたよね・・・」
ルカ「だからと言ってただ黙ってるほどアタシらも弱くねぇ・・・」
ハルキ「でも下手に攻撃すると保健所が黙ってないんですよ!」
ハナ「聞いた話だけど新しい市長って動物嫌いだって~」
ルカ「その為にこの『石』だ、コレでアイツら人間をな・・・」
・・・
千早「すみません。態々泊めて貰って・・・」
一夏「良いですよ。別に知らない中じゃ無いんですから」
千早「ありがとうございます。あらこのポスターは?」
一夏「新しくなった市長のポスターです・・・」
ノヴァ「うはぁジ〇リに出てく様なケバイ悪役ババアだなぁ!?」
千早「失礼よ、でも凄いわね・・・」
一夏「新しい市長は急激な都市開発を進めてるんです、アソコの丘の住宅街が見えますか・・・?」
千早「アソコかしら?」
一夏「元々あそこは市の管理する自然区だったんです」
ノヴァ「今じゃ見る影もないね」
一夏「市長が人を呼び込む経済を潤すと言う理由で開発されたんです」
千早「それって強硬過ぎるんじゃ・・・」
続く
171 : ハニー   2024/04/02 12:11:59 ID:Ks4NGrNLCw
>>170
一夏「勿論市議会からは反発があったそうです。でも」
ノヴァ「成程、黙らせて強行採決に出たと・・・」
一夏「ハイ、それに以前から宣伝して居たみたいで人を呼ぶこむことに成功して」
千早「市長派が強気で居るって訳ね・・・」
ノヴァ「ふぅ~む、何となくだけどこの件に関係があるかもしれないね」
千早「街を散策して居て気付いたけど、此処等辺も工事が多いわね・・・」
ノヴァ「それも市長の都市開発が起因じゃない?」
一夏「あの丘の森は春には桜が生い茂る名所だったんです。今では見る影もないですが」
ノヴァ「聞けば聞くほどこの市長あまり良い感じじゃないね」
一夏「急な開発に景観や街並みが反発も相次いでますね・・・」
ノヴァ「見た目以上にジ〇リのケバイ悪役ババアだな・・・」
千早「聞いていいかしら?」
一夏「はい?」
千早「最近になって、例えばカラスとかが増えたとか?」
一夏「そう言えば丘の開発を機にカラスが増えた様な・・・」
千早「大体わかって来たわね、開発で動物達のパワーバランスが崩れたんだわ」
ノヴァ「成程ね~住処を終れた生き物は別の縄張りを求めて移動する・・・」
千早「結果、争いが起きた・・・」
ノヴァ「恐らくだけどこの不細工ババァはこうなる事を見越してるんじゃない?」
千早「多分街に人を呼び込むのに動物の命を軽視してる動きね・・・」
一夏「そう言えば此処で休憩を取る市の職員さんが愚痴と言うか市長に対する苦言を漏らしていたよ記憶があります・・・」
172 : 3流プロデューサー   2024/04/02 16:03:02 ID:YubGt7vJmw
>>171
(悠利の自室)
P「どうした、急に呼んで…」
悠利「(唇の前に指を当てて、メモ紙を差し出す音葉」
P「どれどれ…」
悠利『今からする話は一夏ちゃん達に出来れば聞かれたくない。何とか出来ないか?』
P「ちょっと、待ってくれ…(部屋じゅうを見回す音葉」
悠利「どうした…?」
P「居た…(クローゼットへと歩き出す音葉」
悠利「ん…?」
ガラッ
P「やっぱりな…」
三奈「むぅ…」
悠利「三奈ちゃん…」
P「悪いな、三奈。今回は悠利たっての希望なんだ…(首根っこから持ち上げる音葉」グイッ
三奈「私達は『家族』なのに…」
悠利「ごめんね、三奈ちゃん。まだ話すのに決心がつかないんだ…」
P「今回は見逃してやってくれ。明日の朝、オムライス作ってやっから…」
三奈「分かりました…(部屋を出ていく音葉」
バタン…
P「そして、人払い…」パチン…バツン
悠利「今、何か聞こえなかったか…?」
P「大方、二葉あたりだろうよ…」
悠利「え…?」
・・・
(二葉の自室)
二葉「あ、聞こえなくなった…」
三奈「多分、Pさんが何かした…」
二葉「いったい、何を話すつもりなんだろう…」
続く
173 : せんせぇ   2024/04/02 16:14:57 ID:YubGt7vJmw
悠利「現市長は父さんの『政敵』なんだ…」
P「どうやら、そうみたいだな…(市長選の新聞記事を読む音葉」
悠利「父さんは選挙後に言ってたよ、『当面は冷や飯だな』って…」
P「政治の世界はややこしいからな。ハンコ1つ押すのも楽じゃない…(知事代行の時を思い出す音葉」
悠利「ただ『政敵』になったのは、数年前の話。それまでは同じ派閥に所属しながら、市政を担っていたとか…」
P「拗れたきっかけは…」
悠利「市長には娘が居るんだが…(写真を手渡す音葉」
P「まぁ、見てくれは綺麗だが…」
(お見合いのような普通の写真と派手な格好をしている写真を見比べる音葉)
悠利「見合い話が出てね、父さんが調べたんだよ…」
P「俺も息子や娘が居るから、気持ちは分かるよ…」
悠利「見合い話を断ってから、袂を分かったらしいんだが…」
P「なるほど、百瀬市議の政策とは真逆だな…」
悠利「父さんは『街と自然の共生』、市長は『街づくりから始まる人々の生活』を公約に掲げていたよ…」
P「俺は自分の世界では研究者なんだ。故にどちらの理念も分かるが…」
悠利「何か引っかかるのか…?」
P「この街の歴史を考えれば、現市長より百瀬市議の方が支持されやすい…」
悠利「そうなのか…?」
P「ウラはある、絶対にな…!」
・・・
(市長室)
市長「例の『ブツ』は…」
秘書「野良猫達から集めました…」
市長「よし…」
(視線の先には『神格と権能のカケラ』が存在していた)
174 : エビさん   2024/04/02 20:37:23 ID:Ks4NGrNLCw
>>173
千早「裏取りですか・・・」
P「あぁ・・・頼めるか?」
千早「確かに昔そう言うのやってましたけど、『黒歴史』ですよソレ」
P「今は頼れるのは千早だけだ、頼む」
千早「し、仕方ないですね。今回だけですよ・・・」テレッ
ノヴァ(精神で休んでる)『(チョロ・・・』
千早「そう言うPは如何するんですか?」
P「俺は猫達に会いに行ってくる。先ずは『カミサマ』の所だ」
千早「そう言えば最大派閥のハル閣下の居場所は」
P「あぁシッポも三奈も居場所は把握してないらしい・・・」
千早「そうなんですか・・・」
P「どうも役所の連中も翻弄されてるらしい。厄介だな」
千早「何処でも彼女はそうなんですね」
・・・
????
パチパチパチッ
「・・・」
焚き火の前に丸太に座る人物の姿
「・・・」
その姿は猫耳が生え尻尾が複数に分かれていた
「さて、アンタはこの件をどう解決するだろうね・・・」
「ニャー・・・」
「分ってるさ、時間が無いのも・・・」
「ニャオン・・・」
「自分の事は自分が良く分ってる・・・そうでしょ『私』」
バステト「にゃ・・・」
『バステト』「自分に心配されるとはね・・・」ナデェ
バステト「にゃあ・・・」
『バステト』「『私』、今は帰りな、此処は死者の一時の安らぎの地。生者が言てはいけない。大丈夫さ此処は時間の概念が無いからね・・・」
バステト「なお~ん・・・」そのまま消える様に現実に変える音葉
175 : プロちゃん   2024/04/02 22:15:25 ID:YubGt7vJmw
>>174
(Pの世界、Pの仕事部屋)
バステト「(目を覚ます音葉」パチクリ
プロメア「お、目を覚ましたね…」ナデゴロ
バステト「んなぁーおん…」クァーッ
プロメア「すっかり、普通のネコだね…」
バステト「フーッ…」
プロメア「はい、お水…」
バステト「(皿に入った水を飲む音葉」ピチャピチャ…
プロメア「私も『あなた』みたいになれたらなぁ…」
ガチャ…
恵美「プロメア、ご飯食べるー?」
プロメア「うん、食べる♪」
恵美「バステトは落ち着いた?」
プロメア「そうだね、少し寝起きなのもあるかもだけど…」
・・・
(空猫世界)
P「はぁーっ…」
二葉「ため息つくと幸せ逃げますよ…」
P「何で、着いてきてん?」
二葉「私が投げたので…」
P「まぁ、1人より心強いよ。この場ではね…」
(Pと二葉の前には無数の野良猫が気を立たせていた)
二葉「ただ、これでも減った方なんです…」
P「マジか…」
ハナ「お兄さん、何の用かなー?(少し銀色が入った青毛のネコが話しかけてくる音葉」
P「キミ達のボスネコに会いたいんだが…」
ハナ「んー、今は出払ってるよー」
P「そうか、じゃ改めるよ…」
ハナ「あ、待って。名前は?」
P「P…」
ハナ「私は『ハナ』」
P「(ハナって、まさか…?」
ハナ「何か初めて会うのに、そうじゃないのは何でだろう?」
P「アハハ、何でだろうなぁ…(思い当たる節がある音葉」
二葉「Pさん…?」
・・・
蘭子とルカが分かれた時にPは羽那と『絡み』があった(手は出してないと本人は言い張ってる)
176 : 変態お化け   2024/04/02 22:59:49 ID:Ks4NGrNLCw
>>175
ハナ「あはははー、面白い人ー」
ハルキ「ハナちゃん「、揶揄うのはそこ迄ですよ(薄桃色のふわふわ猫が出て来る」
P「(『カミサマ』と「ハナ」と言うとまさかな・・・」
ハナ「あっハルキちゃんー」
P「(あぁやっぱりか・・・」
ハルキ「人間さん私達のボスに何か用ですか?」
P「あぁ話が聞きたかったんだが留守なら良い・・・」
ハルキ「伝言くらいなら出来ますよ?」
P「そこ迄の様じゃないんだ。また後で・・・」
ハナ「もしかしてあの『石』の事ー?」
一斉に周りの猫が殺気立つ音葉
二葉「ヒッ・・・」
・・・
遠くで見てるシッポ「マズいわね・・・」
遠くで見てる三奈「アソコのグループは武闘派揃いだから如何しよう・・・」
遠くで見てるシッポ「アイツ等は爆竹程度じゃひるまないわ・・・」
・・・
P「(勘が鋭い・・・!!」
ハルキ「ハナちゃん!!急に失礼だよ!!」
ハナ「だって急にルカちゃんに用がある人ってそう言うのでしょー?」
ハルキ「でもだよ・・・」
「ハイハイ落ち着いて下さいよ・・・」
一斉に猫達が振り向く音葉
「全くそんなんだから保健所にマークされるんですよ。少しは大人しく出来ないんですか?リーダーのルカさんの影響を受けすぎですよ・・・」
ハナ「ニチカちゃんお帰りー」
ハルキ「ニチカちゃん帰ってきてたんですね」
ニチカ「ハイハイ只今ですよ。それで人間さん、一応話聞きますよ。No.2なんで私」
177 : おやぶん   2024/04/03 00:56:21 ID:ugHvFsUX1M
>>176
二葉「あなた、近所の緋田さんところのニチカちゃんよね…?」
ニチカ「え…?」
P「飼い猫なのに、野良猫の集会に参加するんだな…?」
ニチカ「ちょっと、そこ五月蠅いですよ!」プンスコ
P「(しかも、七草妹に似てやがる…」
・・・
Pは『自分の世界』の七草にちかにしてやられた事がある(研究都市でバイトさせろ)があるので、羽那とは別のベクトルで少し苦手意識がある。ちなみにPからの呼び名は『七草妹(※七草姉』、『緋田』、『斑鳩』、『郁田』、『鈴木』
・・・
P「で、ニチカだったな。話を聞くと言ったな…」
ニチカ「えぇ。不本意ながら、そこの2匹にも頼まれているので…」
P「伝言はこうだ、『石を集めるのを止めろ。取り返しがつかなくなる前にな』と…」
ニチカ「伝えてはおきますけど、ウチのボスは止まる気はさらさらありませんよ…」
P「そうか、分かった…」
二葉「え、行くんですか…?」
P「ここで『No.2』と必要以上の議論をしても進まないからな…」
ニチカ「聞こえてますよー」
P「そういう訳だ、後はお前たちの判断に任せるがな…」
・・・
(空猫珈琲店近くの公園)
P「チクショウ、どこの世界に行っても休まらねぇ…」
二葉「どれだけの世界を回ってきたんですか…?」
P「ひーふー、ここで5つ目で残り2つは回る予定だな…」
二葉「そうですか…」
P「昼は何にする。うどんかなんかでいいか?」
二葉「お蕎麦食べに行きませんか、美味しいお店があるんです!」
P「(顔は似てるのに、麺の趣味は真逆なのか…」
・・・
補足
①二葉はPを介した状態でネコの言葉を伝えられているので、ネコに話しかける事は出来ても、その逆は出来てない
②『Pの世界』の最上静香とは違い、うどんよりそばがすき
③M.S「P兄さん、何ですかそのオンナは?後なんですか、その画像は?」

178 : ごしゅPさま   2024/04/03 07:05:15 ID:lLPrrGkMXc
>>177
蕎麦屋
P「それで四皇の残り二人の姉弟だが・・・」
二葉「それは三奈が既に知ってます、私天ぷら蕎麦特で」
P「笊蕎麦で特って・・・(高い奴だコレ」
二葉「その猫の居場所はアソコの丘の住宅街しかも高級住宅街の一角だそうです」
P「と言う事は飼い猫か・・・?」
二葉「二匹とも血統書付きの由緒ある飼い猫ですね。三奈がそう言ってました」
P「何故飼い猫が?」
二葉「行き場を追われた猫を庇護下に置いたそうです。実際傘下の猫は一番弱いそうです」
P「だが猫の『四皇』に名を連ねるのは・・・」
二葉「まず二匹が特別で尚且つ姉の猫が優れたカリスマ性を持ってるそうです」
P「動物はボスに強さとカリスマ性を求めるからな」
二葉「そこに弟の猫の統率力で組織化したそうです・・・」
P「成程な~」
二葉「それにアソコは市長自ら作った場所故に市長側も迂闊に手が出せないそうです」
P「自分で呼び込んだ手前、手が出せんか・・・」
二葉「お金持ちも多いので一般ピーポーな私達では入る事が出来ない場所です」
P「そこの野良猫たちは大人しいのか・・・」
二葉「弱い猫の集まりみたいなので、でもシッポ曰
・・・
三奈「ボスへの貢物として『石』を献上してるって、守って貰ったお礼にだって・・・」
シッポ「ボスの方も配下への建前上断らず受け取ってるわ」
・・・
二葉「三奈経由でそう聞きました・・・」
P「ふぅ~む、飼い主を調べて何とか会う事は出来ないかな・・・」
179 : 我が下僕   2024/04/03 13:38:06 ID:EGnNhP79I2
>>178
(蕎麦屋→街の真ん中にある大型ショッピングモール※補足にて説明)
二葉「そこなんですよね…」
P「『何か』あるんだな…?」
二葉「有り体に言えば、『昔ながらの商店街』と『市長が呼び込んだ住宅街』には『壁』があります…」
P「なるほどな…」
二葉「お店側にしてみれば、お客様に貴賎はありませんからね…」
P「そらそうだな…(かつての研究都市でヒカリを嫌々ながらも受け入れた事を思い出した音葉」
二葉「で、どうしますか…?」
P「やりようが無いんじゃ、仕方ない。今日のところは解散だな…」
二葉「そうですか…」シュン
P「あのな、二葉…ん?」
二葉「どうしたんですか?」
???「(沢山の荷物を抱えながらもエレベーターに乗り損ねている妙齢の女性が立ち尽くしている音葉」
P「ったく…」スタスタ
二葉「そっちは駐車場ですよ…?」スタスタ
P「大丈夫ですか…?」
???「私のこと…?」
P「貴女の事ですよ…」
???「大丈夫、慣れてるから…」
P「(似てるな、つくづく似てる…」
(Pの瞳に写る、その女性は『緋田美琴』の姿そのものではあるが…)
二葉「エレベーターきましたよ…」
P「お、誰も乗ってないな…」
???「あの…」
P「どうかしましたか…?」
???「運ぶの手伝ってもらっていいかな…?」
P「いいですよ、半分もらえれば…」
二葉「じゃ、私が残った半分をもらいますね…」
???「貴方、名前は…?」
P「Pといいます…」
二葉「二葉です…」
???「ありがとう、私は『やや』。緋根やや…」
180 : 貴殿   2024/04/03 13:45:16 ID:EGnNhP79I2
補足
緋根やや:平行世界の緋田美琴にあたる人物。生活力は美琴に比べると人並みで運転免許証も取得している。
かつては『YA-YA』の名で大ヒット連発をしていた元アイドル的歌手。家族との時間が欲しくて、人気絶頂のまま引退し、現市長が誘致を薦めていた『住宅街』へ引っ越すも、両親が急逝したうえに、一緒に来ていた『飼い猫』にも去られてしまう
急激な環境の変化に適応しきれていないのか、歌手時代の稼ぎや手元に残った両親の遺産で生活している。また、去られた飼い猫とは別に野良猫を『2匹』引き取っているが…
大型ショッピングモール
前市長が任期の終盤に推し進めていた政策の一つ。『商店街』と『住宅街』の境目にあり、商店街との補完を果たしている
ややは必要最低限の生活用品をよく買いに来ている
・・・
『美琴』の名前を空猫世界チックに合わせてみたよ
181 : ぴぃちゃん   2024/04/03 20:10:40 ID:lLPrrGkMXc
>>179
やや「ありがとう、助かった」
二葉「いえ、困ってる人を助けるのは当たり前です」
やや「お礼もしたいし、どう?」
二葉「ですが・・・」
やや「気にしなくていい、家も直ぐそこだし・・・」
P「(あそこの方角は・・・」
二葉「(高級住宅街・・・四皇が居る拠点!!」
P「(棚から牡丹餅だな・・・」
二葉「(此処でこまねいても進展はないですし・・・」
やや「どうかな?今日は友人が来る位で暇だし」
二葉「分りました。お邪魔させていただきます・・・」
P「あぁそうしよう」
やや「じゃあ乗って直ぐに出すから・・・」
ググググッ・・・ボフン
二葉「・・・」
P「・・・エンスト」
やや「失敗したね・・・」
二葉「マニュアルですか?」
やや「私はオートマでも何かこうなる」
P「生きずらいな・・・」
・・・
ハヅキ「ZZZZZ」大の字で寝てる音葉
ニチカ「只今って姉さん。はしたない・・・」
ハヅキ「ファァ~・・・ニチカお帰り~・・・」
ニチカ「お帰りじゃないよ。余りにも液体化し過ぎだよ・・・」
ハヅキ「天気が良いですからね~・・・」
ニチカ「はぁ~・・・」
「うりゃ、脱走猫のお帰りかい?」ヒョイ
ニチカ「うわっ!?アンタは目黒雫!!」
雫「あははは~元気で宜しい!!」
ニチカ「うわぁああ!!脇をわしゃわしゃするな~!!」
雫「って言うかややはまで帰ってないのか~今日来るって言ったのに~」
ニチカ「は~な~せ~!!」
ハヅキ「ZZZZZ」
182 : お父さんネズミさん   2024/04/03 20:18:59 ID:lLPrrGkMXc
捕捉
目黒雫:平行世界の及川雫に当る人物。性格はおっとりな基盤世界とは違い社交的で親しみやすいムードメーカー的な存在。ややとは学生時代の友人
現在はプロゴルファーとして世界中の試合に参加し、賞金ランキングでも上位にいる。本人は友人が心配と言う理由で『住宅街』に引っ越している。
とある社交界でも有名な大富豪一族の分家出身であるが本人は意図的に隠している。但し必要になれば躊躇無く使う位には強か

元ネタはメジロパーマー
183 : そこの人   2024/04/03 20:58:41 ID:EGnNhP79I2
>>181
ブゥーン…
雫「お、帰ってきたな…」
ニチカ「出迎えなきゃ…」
雫「待って…(首根っこを掴む音葉」
ニチカ「ぐえっ、って何!?」フシャー
雫「やや『だけ』じゃないね…」
ニチカ「『だけ』じゃないって、お客さん連れてきた…って、ええっ!?」
雫「私が見てくるから、一旦待てる?」
ニチカ「分かりましたー」ニャー
雫「OK、いいコだ…(喉下をゴロゴロする音葉」ナデゴロ
ニチカ「くすぐったいですってー」ニャーゴ
雫「じゃ、行ってくるかな…」
・・・
やや「これで、荷物は全部かな…」
P「駐車スペースに入れてくるから、二葉も先に行っててくれ…」
二葉「分かりました」
やや「運転、上手いんだね…」
P「通勤で運転するからな…」
二葉「ややさん、ここはPさんに任せて…」
やや「うん、分かった。って、あれ…?」
二葉「どうかしましたか?」
やや「さっき話した『友人』がもう来てるみたい…」
ガチャ
雫「おかえり、合鍵で先に入らせてもらってるよ…」
やや「いらっしゃい、お客さんが2人居るんだけど…」
雫「なるほど、ドライバーさんがもう1人かな?」
やや「もう止めてって、二葉ちゃん…?」
二葉「え、プロゴルファーの目黒雫さん!?」
雫「ご明察♪」
二葉「そんな凄い方とお友達なんですか!?」
やや「学生の時からの仲なの…」
二葉「そうなんですね…」
P「緋根さん、車の鍵を返したいんだが…」
やや「ありがとう、Pさん…」
雫「どういう経緯?」
やや「ショッピングモールで助けてもらったの…」
雫「なるほどね…(Pを警戒するような視線で見つめる音葉」ジッ…
ニチカ「もう、雫さん。まだですかー」ニャー
P「(えっ…!?」
二葉「(飼い猫だったの…!?」
ニチカ「(何で、居るんですか!?」
・・・
雫の補足:ニチカとハヅキに対しては大体ニュアンスで接している
184 : おやぶん   2024/04/03 21:41:35 ID:lLPrrGkMXc
>>183
ニチカ「(何でこの人が此処に・・・!?」
P「(コイツ、住宅街トロイ裏を行き来しているのか!?」
二葉「(まさか、私達のあの時間の意味は!?」
やや「只今ニチカ、イイ子にしてた?」ナデナデ
ニチカ「うへへへへ~・・・って違う違う!!」
雫「珍しいねニチカがこんな風に面白い行動するの」
やや「始てだね、いい傾向だね・・・」
ニチカ「キッ!!」余計な事言ったら引っ掻くと言う眼
雫「どうやら嫌われてるみたいだね~♪」
P「あ、あぁ何か猫に嫌われるみたいで~」
二葉「そそ、そうなんですよ~」
やや「若干声が上ずってるね。何もない家だけど上がって・・・」
雫「あっハヅキが寝てるから気を付けてね~」
二葉「あの子のお姉さんですかね・・・?」
ニチカ「えぇそうですよ!!何でこんな場所で再会するのか知りませんが!!」シャー!!
P「お前こそ抜け道でも知ってるのか?」
ニチカ「教える気は無いですよ!!」プイッ
そそくさと家の中に入って行く音葉
雫「本当に珍しいねニチカがこんな風にプリプリするの」
やや「他人には結構ドライなのにね・・・」
雫「もしかして、ニチカと何処かで会ったとか?」
P「ハハハッイヤソンナマサカ・・・」
二葉「エェホントウニ・・・」
雫「片言になってるけど・・・」
ハヅキ「・・・」半目を開けて外の様子を伺っている音葉
185 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/04/04 05:21:55 ID:2c9wCwhncU
>>184
(緋根家リビング※1F)
雫「へぇー、『商店街』の娘なんだね…」
二葉「そうなりますね…」
やや「気にしなくていいよ、私がこの家にしたのは前職の煩わしさから逃れるためだったから…」
雫「私はそんなややを支えるためかな…」
P「とはいっても、目黒さんはプロゴルファーだろ…」
雫「近くに居られればいいのさ…」
P「なるほど…」サクッ
やや「もう少し、引っ越すのが遅かったらルームシェアしてたかも…」
雫「それはそれで嬉しいけど…」
二葉「何か、困りごとでも…?」
雫「トロフィーやメダルで溢れてきたからね、ルームシェアしてたら部屋が手狭になってたよ…」
P「(うーん、ベクトルは違うが分かるかも※Pは騒動解決に貢献した際に謝礼金や報奨金を貰い過ぎて、土地を買ったくらい」
やや「比較的、お金に余裕はあるの。でも…」
二葉「でも…?」
やや「そろそろ、働かなきゃとは思ってるの…」
雫「あんたの場合は前職がねぇ…」
P「(緋田と同い年くらいで『親の遺産抜き』でも比較的裕福に暮らしてる…」
雫「(頭のいい人の見方をしてる…※Pの目ざとい視線に気付く音葉」
P「(短いスパンで稼げる前職だから芸能関係か…」
雫「コーヒー、淹れてくるね…」
やや「分かった…」
二葉「ありがとうございます…!」
P「なら、俺も手伝うよ…」
・・・
(キッチン)
雫「二葉ちゃん、意外と食べるんだね…」
P「昼もそこそこ食べたろうに…(会計時の金額を思い出す音葉」
雫「一つ、いいかな…?」
P「な、なんだ…?」
雫「貴方、何者…?」
・・・
(2F、ネコ達の部屋)
ハヅキ「ニチカ、大変…!(外の様子を伺っていたところから急に呼びかける音葉」
ニチカ「どうしたの…?(不貞寝から転寝しかけてたところを起こされた音葉」
ハヅキ「市の職員が『ウチーダ姉弟』の傘下野良猫を連れ出してたの…」
ニチカ「ええーっ!?」
186 : Pちゃん   2024/04/04 05:28:41 ID:2c9wCwhncU
補足
ウチーダ姉弟:2匹揃って『猫四皇』をそれぞれ拝命されてしまっている
ルカ、ハル閣下とは違い、『飼い猫』である事や住宅街が現市長の肝入りである事から、集まってくる野良猫の排除や駆除に消極的とされていた
しかし、『猫四皇』達における『バステト石』の収集率は2番目に多く…
187 : Pサマ   2024/04/04 07:14:09 ID:ekcoQ4Boi6
>>185
市長宅
千早「やっと裏が取れたわ」
ノヴァ『やるじゃん~♪』
千早「昔ならもっと早く調べれたわ、鈍ったわね・・・」
ノヴァ『それよりも・・・』
千早「えぇ・・・」
ノヴァ『まさか、市長も利用されてる側だったとはね・・・』
千早「市長選の時に後ろ盾になった存在が居て、いろんな便宜を図る見返りに『石』を要求してると・・・」
ノヴァ『市長自身は『石』の効果を知らないと・・・』
千早「疑問を持っても逆らえない関係と言う訳ね」
ノヴァ『しかも業者も含め全てがこの議員の息が掛かった奴か~』
千早「私達の世界ならある程度Pが無茶で来たけど・・・」
ノヴァ『此処は平行世界、暴を取れば警察沙汰だ』
千早「難しいわね・・・」
ノヴァ『それに此奴が『石』を集める理由も分かる』
千早「それは?」
ノヴァ『コイツ、裏金問題や色々な不祥事が起きて追及されてたのにある時ぱったりとそれが止まった、この意味が分かるね?』
千早「まさか!!」
ノヴァ『バステトはこの世界の全能神だ、欠片である『石』にも力がある』
千早「『石』の力で、洗脳したと?」
ノヴァ『可能だよ。だから僕達は苦戦を強いられるよ。恐らく警察のトップもコイツの洗脳下だね・・・』
千早「それだけじゃ無くて相手の立場自体も強敵よ・・・」
ノヴァ『だね、この世界じゃコネも何もないから近付く事も出来ない』
千早「えぇ、相手が政府の幹事長だなんて・・・」資料を写メする音葉
ノヴァ『ピンとズレてるよ・・・』
千早「くっ」
188 : 変態大人   2024/04/04 08:12:10 ID:4jFIuIcHp.
>>187
ノヴァ『(ただ、この世界の人間で無い事が幸いする部分はありそうだけど…』
千早「よし、撮れたわ…」
ノヴァ『それじゃ、早急に去ろう。ボクのチカラもそろそろ限界だからね…』
千早「えぇ…」
ガチャ
警備員「失礼しまーす…(ハンドライトで照らしながら部屋に入る音葉」
・・・
(緋根家キッチン)
P「何者とは…?」
雫「研究者にしては若い部類。でも、街づくりについての意見は的確…」
P「(余計な事を喋り過ぎたかな…」
雫「調べれば出てきそうなのに、1件もヒットしないのはおかしい…」
P「まだまだ若輩故さ…」
雫「でも、それは研究者としてならの話…」
P「えっ…」
雫「私達の記憶には残って無くても、インターネットの海には残り続ける記録…(徐ろにスマホの画面を見せる音葉」
P「それは…っ!?」
雫「これ『貴方』だよね…?」
P「(こればかりは言い逃れ出来ねぇ…!」
(見せられたのはPがアザトースに『ライトニング・レグルス』で最期の一撃を与えてる動画)
P「アイオートのヤツ…」ポツリ
雫「1つ答えろ。ややには『理解ってて』近付いたのか、『そうじゃないのか』を…(元アイドル歌手という観点で」
P「何を指してるかは皆目検討付いてないが、俺達が緋根と会ったのは本当に偶然だ。ある目的の為にな…」
雫「なら、いいんだ…」
ニチカ「あ、居た!」
雫「ニチカ、どうしたん…?(近付こうとする音葉」
ニチカ「今はアンタの相手をしてられないの!(俊敏な動きを見せて、Pの眼前に立つ音葉」
雫「ニチカ…?(本気で拒絶された事に驚きが隠せない音葉」
P「どうしたんだよ…?」
ニチカ「お願いがあります…」






『私達の仲間を助けて…!』
189 : 変態マスター   2024/04/04 20:47:58 ID:ekcoQ4Boi6
>>188
LINE!
P「ん?LINEが・・・ッ!!」
表示画面「今はまだ動くな『来訪者』よ」
雫「どうかした?」
P「すまない、少し席を外す・・・」
入力「お前は誰だ!!」
「自己紹介がまだだったね。私は通称『閣下』と呼ばれている」
P「閣下だと!?まさか・・・!!」
「ご名答。『四皇』と呼ばれる者『ハルカ』だ」
P「何故猫がLINE出来る!何故俺の番号を知ってる!!」
「警戒してるな。無理もない。そうだな先ずは私の正体を明かそう。但し明かすのは君と共に『来た』仲間だけだ」
P「(千早とノヴァの事も知ってるのか!!」
「私の正体はバステト様が遺した『セーフティ』だ。そして番号を知ってるのは人間の仲間がハッキングしてるからだ」
P「ハッキングだと!?侵入された痕跡さえないぞ!?」
「彼女は神童とも言えるハッカーだ。君でも気付かないよ」
P「お前はバステトのセーフティだと言ったな。その証拠はあるのか?」
「ふぅ~む、口頭では示せないな。宜しい。その子の仲間を助ける序に私達と合流しよう」
P「場所は何処だ・・・」
「君も良くする空猫喫茶店に16時に落合おう。私達『慈愛の怪盗団』と」
部屋がログアウトしました
P「慈愛の怪盗団だと・・・?」
・・・
ハルカ:猫四皇最強と言われる正体はバステトの遺したセーフティ。何故最大派閥と言われる最大の理由が人間を『相棒』とし猫達を匿っているからである。
その為か人語も喋れる普段は猫の真似をしてる。但し猫なので入力は『相棒』がやっている

慈愛の怪盗団:ハルカと相棒とその仲間達で結成された人知れず悪を挫き秘宝の回収を行う現代の義賊集団。
優れた能力を持つ仲間達を持ち、Pですら気付けないハッキング技術を持つ人物もいる。
現在は最大のオタカラと言われる『バステトの奇蹟』の回収と悪人の打倒及び改心
知っての通り自分が嵌ってるペルソナ5の『心の怪盗団』がモデル
190 : ペルソナ5の件は初耳っすよww   2024/04/04 23:35:57 ID:4Tj2m5gzeY
>>189
P「(今の時間は『14:37』…」
ニチカ「どうかしたんですか…?」
P「『閣下』が接触してきた…」
ニチカ「えっ…!?」
P「16時に珈琲店か…」
ニチカ「『珈琲店』って『商店街』ですよね…」
P「そうだな…」
ニチカ「『ショッピングモール』で街が分断されてるんで、バスで移動するにしても…」
P「そろそろ出ないとってところか…」
雫「帰るの…?」
P「そうだな…」
雫「送っていこうか…?」
P「根掘り葉掘り聞かれそうだから、断っておくよ…」
雫「それは残念、でも…」
P「ん…?」
雫「調べさせてもらうよ…」
P「好きにしろ…」
・・・
(住宅街→ショッピングモールへ移動するバスの車中)
二葉「お土産までもらっちゃった…」
P「(ニチカは後で合流するとは言ってたが…」パチン
二葉「で、何があったんですか…?」
P「ニチカ曰く『住宅街』に住み着いている野良猫も捕獲対象に入ったらしい…」
二葉「え…?」
P「それと『閣下』が接触してきた…」
二葉「えっ…!?」
P「16時に珈琲店で待ち合わせてる…」
二葉「なんか、急に動き出しましたね…」
P「そうだな。千早も情報を得てきて、珈琲店に向かってる…」
二葉「そうですか…」
P「(しかし、黒幕と思わしき幹事長の名前が『悪井』って…」
・・・
(市庁舎内主賓室)
市長「悪井幹事長、例の『モノ』でございます…」
悪井「いつも、すまないね…」
市長「いえ。こちらこそ、幹事長には返しても返し足りない恩ばかりですから…」
悪井「(思えば、あの『屈辱』を忘れた事は無かった…」
(悪井が思い起こすのはあの『暑い夏』…)
・・・
(ショッピングモール→商店街)
P「二葉ちゃーん…」
二葉「すーっ…(すっかり寝てる音葉」
P「もうすぐ、着くんだがなぁ…」
・・・
かつて、アザトースが引き起こした『地球統合』。その負の影響が芽を出そうとしている…
191 : 言ってなかったからねwww   2024/04/05 07:16:05 ID:CljvBduTMc
>>190
幹事長見送り後
秘書「市長、応接室にお客様が・・・」
市長「どなたかしら?」
秘書「ごにょごにょ・・・」
市長「ッ!!直ぐに向かうわ・・・」
応接室
市長「恋ちゃん・・・」
恋「御久し振りです、おばさま」
市長「私に何か用かしら・・・?」
恋「おばさまが行っている猫狩りの件についてです・・・」
市長「ッ」
恋「私もこの街に暮らし多くを知っています。歴史も、それなのにこの件を行う意味がどの様な意味を齎すかお分かりの筈です!!」
市長「・・・」
恋「巷では市長は動物を嫌い、街からそう言った物を排除していると言われてます・・・」
市長「そ、それは・・・」
恋「そうではないでしょ!!そうであったのなら何故私が幼少期に子猫をプレゼントしあの子が亡くなった時も一緒に悲しんではいない筈です!!」
市長「・・・」悲痛な表情になる音葉
恋「貴女がどうしてこの様な事をしてまで街を変えるのですか!!そのような厚化粧をしてまで自分を悪役としての仮面を被るのですか!!」
市長「恋ちゃん、私は・・・」
恋「そんな事をして・・・あの人は、亡くなった『奇蹟』が母親である貴女を見てどう思うと思いですか!!」立ち上がり部屋を出て行く音葉
秘書「市長・・・」
市長「許して恋ちゃん・・・駄目な大人でごめんね」
・・・
萩野恋:平行世界の月岡恋鐘。自信家でポジティブで豪快な性格とは真逆の気高く気品に溢れた性格。代償なのか髪型が代わり胸が縮んでいる。こちらもかなりの名家の出身
・・・
怪盗団役のキャラ誰にしようか考えてなかった
192 : それじゃ、宿題ということで(笑)   2024/04/05 08:03:37 ID:wwbtZ6g29c
>>191
秘書「市長…(ハンカチを差し出す音葉」
市長「ありがとう…(涙を拭う音葉」
秘書「いえ…」
市長「今日のスケジュールは…」
秘書「先程の幹事長の応対でラストです…」
市長「少し書類が残っていたわね、その確認をしたら帰りましょう…」
秘書「かしこまりました…」
・・・
(商店街、空猫珈琲店最寄りのバス停)
ニチカ「(そろそろ、着きそうかな…」
プシュー
P「(くそう、二葉が起きやしねぇ…※背中に二葉を背負いながらも両手いっぱいに荷物やお土産を保持している音葉」
二葉「Pさん…」ムニャムニャ
P「何の夢を見ているんだが…」
ニチカ「ようやく、来ましたね…」フンス
P「七草妹…?」ポカン
(Pの前に現れたのは『七草にちか』その人であるが、しかし…)
ニチカ「七草?」ムッ
P「じゃない…?」
ニチカ「誰なんですか、それ?」
P「まさか、お前。ネコの方のニチカ…!?」
ニチカ「『ネコの方』って意味が分かりませんけど、そうですよ…」
P「知り合いに居るんだ、見た目が似てる奴が…(研究都市での『初対面の時』や『その時に起きた出来事』を思い出して、テンションが下がる音葉」
ニチカ「荷物、持ちますから…」
P「悪いな…」
ニチカ「早くしないと、『16時』になりますよ…」
P「後20分。まぁ、間に合うだろうが…(バス停から珈琲店までは徒歩5分ほど」
・・・
(空猫珈琲店)
千早「あ、来たわ…」
ハルカ「オンナが増えてるわね…」
ノヴァ『相変わらず、どこで拾ってくるんだがww』
千早「はぁー、全く…」
・・・
ニチカ(人間態):『石』のチカラで見た目が『七草にちか』になった状態のニチカ。『自分の世界』でにちかを雇い入れるきっかけの事が思い出されて、Pは少し気まずい←
193 : Pくん   2024/04/05 18:40:26 ID:CljvBduTMc
>>192
ハルカ「初めましてだね。『来訪者』さん」
P「俺の知り合いに似た雰囲気の猫さんだな・・・」
千早「私もさっき会ったばかりだけど似てるわ」
ハルカ「まあそんな事より君は猫だね?何処で人化を?ん?あぁ成程ね」
P「自分だけ分かった風に言うなよハルカ・・・」
ハルカ「バステト様の『奇蹟』で認知を変えたね?」
ニチカ「ギクッ!!」
P「認知?」
ハルカ「所謂集合無意識に干渉して自分を人間に見える様にしたんですよ」
P「お前・・・」
ニチカ「ルカさんだって同じ事してますよ!!」
ハルカ「取り敢えずその話は一先ず置いといて、相棒を紹介しますね」
カランカラン
P「あっ!!お、お前は!!」
ハルカ「私の相棒の・・・」
詩花「ハイ白井詩花です!!」
P「ん?白井?黒井じゃなくて?」
詩花「ハイそうです、白井詩花です!!さっきのお姉さんのも同じ事聞かれました」
千早「ハイ私も驚きました、この世界の黒井さん。滅茶苦茶善人です・・・」
P「うそ~ん・・・」
詩花「そうですよ。パパは私が正義感でやらかした時に私の冤罪を晴らす為に頑張ってくれたんです。それとほとぼり冷めるまで高木さんの所も紹介してくれましたし」
P「」( ゚д゚)
千早「そうなりますよね・・・」
・・・
ジョーカー役は詩花に決定!!
残りは余談で発表!
194 : P殿   2024/04/05 18:50:19 ID:CljvBduTMc
余談
スカル:なんちゃって不良で金髪の樹里
パンサー:クォーターでお調子者のちとせ
フォックス:変態的アーティストのロコ
クイーン:真面目さが隠しきれない冬優子
ナビ:なんかハッキングも出来そうな引き籠り甜花
ノワール:社長令嬢天然の琴歌
モルガナ:猫になった春香さん

以上!!宿題提出!!仕事中考え捲って頭痛い!!
195 : Pしゃん   2024/04/05 18:50:22 ID:CljvBduTMc
余談
スカル:なんちゃって不良で金髪の樹里
パンサー:クォーターでお調子者のちとせ
フォックス:変態的アーティストのロコ
クイーン:真面目さが隠しきれない冬優子
ナビ:なんかハッキングも出来そうな引き籠り甜花
ノワール:社長令嬢天然の琴歌
モルガナ:猫になった春香さん

以上!!宿題提出!!仕事中考え捲って頭痛い!!
196 : ご主人様   2024/04/05 23:07:55 ID:iM5JCYvB.I
>>193
(秘匿性のある話をしているので人払いはしてある。一夏達にも伝達済みでノヴァの懐中時計が仲介の役割を果たす事になっている)
P「こっちの『黒井社長』は会う度にクドクドウダウダ嫌味しか言わんのに…」
千早「それはPさんのせいでもあるのよ…?」
P「うぐっ、それは…」
ハルカ「痴話喧嘩はそこまでにしてもらえるかな?」
P「うす…」
千早「ごめんなさい…」
詩花「私達が黒幕と踏んでる『悪井幹事長』ですが…」
ハルカ「バステトの『神格と権能』、一纏めに『奇蹟』と呼ばせてもらうわ…」
P「その『奇蹟』を手にしたと思われた辺りから、様子が変わったと思ってたが…」
千早「この画像を見てもらえる…」
詩花「『隕石騒ぎ』の少し前から、バッシングが止んでる…?」
ハルカ「というよりは雲隠れしてたみたい…」
P「この『三千世界』にも悪井が溢れてるとはな…」
ハルカ「『平行世界』でどれだけの悪井氏に会ったの…?」
P「直接相対した訳じゃないんだ。2度その名前を聞いたがいずれも、間接的だった…」
詩花「『雲隠れ』から再び表舞台に立つようになった際も、バッシングされる事が無かったんです…」
P「その間に…」
ハルカ「『奇蹟』を手中にした…」
千早「ただ、調べて分かった事なんだけど…」
詩花「発言が幹事長までに登り詰めた人間とは思えないくらいに弱いんです…」
ハルカ「まるで『人が変わった』かのようにね…」
千早「人が変わった…」
P「そう思われるようになったのはいつくらいからだ…?」
詩花「そうですね、大体…」
ハルカ「キミとアザトースの決戦後くらいかな…」
P「まさかとは思いたいが、悪井は『入れ替わってる』可能性がある…」
ハルカ「え…?」
P「俺の予想が当たっていればの話だが…」
197 : プロちゃん   2024/04/05 23:50:42 ID:CljvBduTMc
>>196
ハルカ「いえ、有り得なくない!」
詩花「うん、『あの時』と同じだ・・・」
P「何か有るのか?」
ハルカ「さっきも話した認知学の話になる、要は自分を別人に見せかけるのは可能よ!」
千早「そうなの!?」
詩花「私達が『ヤルダバオート』に騙されて彼の出来レースを歩かされた見たいに・・・」
ハルカ「でも『ヤルダバオート』も『デミウルゴス』も倒したし、一体誰が・・・」
樹里「んな事より先ずはコイツの依頼が先じゃねぇか?」
ニチカ「えっ?私?」
ちとせ「そうそう、黒幕は私達が引っ掻き合わせばボロを出すって~」
ロコ「このサンドイッチはデリシャスです!!」
樹里「聞いた話だとコイツのボスも認知歪めて人に化けてんだろ?」
ニチカ「えっ?う、うん、一部幹部を連れて・・・」
冬優子「それで?ボスは何しに行ったの?」
ロコ「サンドイッチ!ワンモアプリーズ!!」
ニチカ「えぇっと・・・」
甜花「監視カメラの映像ハッキング成功。ある時刻を最後に消えてる」
琴歌「この時刻は14時半位かな?」
ロコ「タマゴサンドベリーヤミー!!」
樹里「さっきからうるせぇぞロコ!!」
ちとせ「今大事な話してるの!!」
ニチカ「あっ!!あぁあああああ!!??!」
P「どうした!?」
詩花「何か思い出したの!?」
ニチカ「大変だ、急いで下さい!!」
冬優子「何が大変なのよ!!」
甜花「えっ?これって・・・?」
琴歌「消えたんじゃなくて・・・『奇蹟』を使って」
甜花「まさか!!強制的に『パレス』を!?」
琴歌「でも誰の!?」
冬優子「まさか、市長の!?」
ニチカ「急いで止めて下さい!ルカさんは復讐する為に市長を!!」






『認知世界内で爆破させて殺す気です!!』
・・・
二葉、シッポ達も同行する予定
198 : Pさん   2024/04/06 02:00:23 ID:WvsUXX6/og
>>197
P『ノヴァ!』
ノヴァ『おー、聞こえてるよー』
P『「カミサマ」のボスと幹部は市庁舎に向かったって話だ…』
ノヴァ『行くかい?』
P『ったりめーだ』
ノヴァ『その前に…』
P『ん…?』
いち
199 : 失敗、やり直し   2024/04/06 02:23:49 ID:WvsUXX6/og
>>197
P『ノヴァ!』
ノヴァ『おー、聞こえてるよー』
P『「カミサマ」のボスと幹部は市庁舎に向かったって話だ…』
ノヴァ『行くかい?』
P『ったりめーだ』
ノヴァ『その前に…』
P『ん…?』
一夏「Pさん、すみません。サンドイッチの代金は払ってくれる?」
P『なんだ、そんな事か。待っててくれ(パチン』
(人払いを解除する音葉)
P「で、お幾ら万円だ…?」
一夏「結構、食べてるのよ…」
P「ロコぉ!」
ロコ「もう、なんですか!」
P「お前、食べ過ぎだぞ!」
(まぁまぁな金額のレシートを見せつける音葉)
ロコ「ソーリー、昨日の夜からノットイートだったもので!」
P「足りっかな、二葉がアホみたいに蕎麦食べやがるから…」
千早「貴女達、喫茶店なんだからお金は持ってきなさいよ…」
ハルカ「緊急だったし…」
P「後でビタ一文、揃えてもらうぞ…」
詩花「それは大丈夫ですけど…」
P「市庁舎の爆破はシャレにならんぞ…」
(ドアを開く音葉)
「わっほ!?」
P「おっと、失礼。急いでたもので…あっ」
菜々子「あ、Pさん…」
P「菜々子…」
菜々子「あ、ちょっと待って…OKだよ(と言いながら瞳を閉じる音葉」
菜々子の脳内『了解!』
P「ん…?」
「わっほい!(開いた瞳の色は菜々子の『緑がかった青』から見覚えのある『マリンブルー』に変化している音葉」
P「あれ、もしかして…」
美奈子「えいっ…んっ」
P「むぐっ…!?」
(店の入口という衆人監視に近い状況でMTMをする音葉)
美奈子「ぷはぁっ…」
P「え、何で…?」
美奈子「『3日くらい前』から、また繫がるようになってきて…///」
P「そうなのか…」
続く
200 : 毎日変態   2024/04/06 02:38:49 ID:WvsUXX6/og
>>199
ノヴァ『平行世界を周ってきたから、閉じたはずのゲートが緩んできたか…っ!?』
(千早に意識を向けて、驚く音葉)
P「それとさ、美奈子…」
千早「(何故か戦闘オーラが出ている音葉」ゴゴゴ…
ノヴァ『(ボクは何も見なかった…!』gkbr
P「それとさ、美奈子…」
美奈子「どうしたの?」
P「『意識』は美奈子かもしれんが、その身体は菜々子のだぞ…」
美奈子「それなら、大丈夫。2人で話して、決めた事だから…」
P「待ってくれ、それって…」
千早「Pさん、早く行きましょう…」ニッコリ
P「そうだな…(心做しか頭痛がしてる音葉」
ハルカ「痴話喧嘩だ…」
(P達がフィンガースナップで市庁舎に向かってから数分後の事)
ドタバタバタ…
三奈「あ、起きた…」
ガチャン
一夏「いらっいませって、あら…?」
恋「お久しぶりです、一夏さん…」
悠利「誰なのかな、気品が高く見えるけど…」ポソッ
三奈「『萩野恋』さん、二葉お姉ちゃんの高校からの友達…」ポソッ
悠利「なるほど…」
ガチャッ
二葉「あー、どうしよう寝てたわ!」
一夏「おはよう、二葉…」
二葉「お姉ちゃん、起き抜けでそうそうだけど…」
一夏「う、うん…」
二葉「Pさんは…?」
菜々子「先に行っちゃったよ…」
二葉「あんの…」
一夏「あの…?」
二葉「あの『銀髪細マッチョの女たらし』めー!」
悠利「ぶはっ…」
三奈「悠利さん…?」
悠利「ブワッハッハッハッハー!」
恋「えっ…!?」
続く
201 : 変態大人   2024/04/06 06:53:04 ID:WvsUXX6/og
>>200
悠利「確かにそうだな、あの人は『稀代の女たらし』だ、アッハッハッハー!」
二葉「って、恋じゃない。どうしたのよ?」
恋「市長を、おばさまをどうしたら止められるんだろうって考えてたらね…」
二葉「うん…」
恋「『脳内』で聞こえてくる声に従って来たんだけど…」
一夏「どんな声かしら…」
恋鐘『こういう時はPさんに任せるばーい。きっと、何とかしてくるはずばーいって…』
二葉「きっと、それは『平行世界』の自分からの声よ」
恋「『平行世界』…?」
二葉「詳しい事は車内で説明するわ。だから、市庁舎に行きましょう…(無理やり車に乗り込もうとする音葉」
三奈「待って…!」
二葉「どうしたの…?」
三奈「『これ』を持っていって…(小袋を渡す音葉」
二葉「『これ』は…?」
シッポ「リッくんが集めていた、『奇蹟の石』のカケラよ…」
(※三奈の訳で二葉と喋る感じになる音葉)
二葉「『奇蹟の石』…?」
シッポ「貴女が寝てる間にPさんとハルカさんとの間で呼称が統一されたの。覚えておきなさい…」
二葉「ウィッス」
シッポ「おそらく、Pさん達にも『奇蹟』は必要になるわ…」
二葉「概ね理解したわ。ありがとう、シッポ!」
シッポ「それじゃ、行きましょうか…」
二葉「待って…」
シッポ「あら、何か問題でも?」
二葉「三奈が居ないと、貴女の言葉を理解出来ないの…」
シッポ「それなら、『奇蹟』を少し借りるわ…」ペカーッ
(不思議な光がシッポを包んだ、そして…)
二葉「( ゚д゚)」ポカーン
シッポ「結局、この姿なのね…(超ビーチバレー世界の志保の姿になる音葉」
二葉「( ゚д゚)」ポカーン
シッポ「これなら、私の言葉が通訳なしでも分かるでしょ?」
二葉「アッハイ」
恋「早く行きましょう、二葉とえっと…」
シッポ「シッポでいいわ」
恋「分かりました、シッポさん…」
202 : ダーリン   2024/04/06 07:12:41 ID:WvsUXX6/og
補足
美奈子と菜々子:P(と千早のノヴァ)が平行世界を跋扈した結果、閉じたはずのゲートが少しだけ開いたりしている(これには鏡晶葉も後々ではあるが、信じられないと言った模様)。菜々子は美奈子とメモ書きで互いにやり取りを交わしていた模様
シッポと志保:これまで二度ほど猫耳や尻尾が生えた経験がある『超ビーチバレー世界の志保』との精神的な繋がりから、『奇蹟』を使ってJK姿の志保に変身した音葉。その時点で『イノセントボディ』から成長した(※)二葉よりもスタイルが良かったため、二葉は「( ゚д゚)」とさせられている
(※)Pが二葉をおぶさっている時に背中に『二葉のお山』を多少意識していた模様。なお、『Pの世界』の最上静香はお察し…
M.S「なんですか、この注釈は!?」
203 : プロデューサー様   2024/04/06 09:05:08 ID:PNuyNnS5tw
>>201
市庁舎前
P「時間食ったな!」
ハルカ「帰宅ラッシュ時の渋滞は考慮してなかった!」
千早「これからどうするのハルカ?」
樹里「詩花、『ナビ』開けるか?」
P「ナビ?」
詩花「待ってて起動っと・・・」
ナビを開始します
ちとせ「えっ?パスワードは!?」
ハルカ「イレギュラーだからパスワードが無い?」
二葉「何が起こるの!?うわぁ!?」
P「ナンジャコリャ!?」
千早「世界が歪む!?」
グニャッアアアアー
・・・
詩花「やっぱり・・・」
ハルカ「コレはまるで牢獄ね」
冬優子「いったい誰の牢獄なのかしらね」
ロコ「デンジャーな気配がしますね・・・」
P「ナンジャコリャ!?」
千早「嘘でしょう!?服と景色が変わってるわ!?」
二葉「アレ?私は変わってない?」
ニチカ「私もだけど・・・」
シッポ「私達は今の状態が異常なのよニチカさん」
P「俺の格好スゲェ悪趣味だな・・・」
千早「コッテコテな吸血鬼ですね・・・」
P「千早は・・・歌姫って感じだな似合うぞ」
千早「ちょっと!?」顔が茹で上がる音葉
ノヴァ「成る程、大衆の意識がどう思ってるかって奴か・・・」FFのバハムートみたいな格好に成ってる音葉
甜花「なんだ16Ver.か・・・」
琴歌「格好いいですね~」
・・・
ルカ「チッ!誰か来やがったな!お前ら、可愛がってやれ!」
幹部猫達「「「ヘイ!姐さん!!」」」全員出て行く音葉
ルカ「アタシはテメェにたっぷりと聞きたいことがあるんだよ。市長さんよぉ!!!!!」
市長の影「・・・」
204 : プロデューサーちゃん   2024/04/06 12:08:25 ID:PNuyNnS5tw
補足
二葉達はPが途中で徒歩の切り替えた際の帰宅ラッシュに巻き込まれた最中に合流できた
205 : 兄ちゃん   2024/04/06 20:34:05 ID:WvsUXX6/og
>>203
P「だとすれば、認識が変化していない二葉達が頼りか…」
恋「おばさまは大丈夫かしら…」
P「しん…」
二葉「大丈夫よ、この人が絶対に助けてくれるから!」
恋「あの、よろしくお願いします…」ペコリ
P「あぁ、任せてくれ…」
千早「今、全力で…」
シッポ「フラグを叩き折っていったわね…」
ニチカ「ルカ…」ギュッ
ハルカ「ただ、よく見ると…」
詩花「牢獄には見えますが…」
樹里「外敵を捕らえるというよりは…」
琴歌「自らを捕らえてるかのように見えます…」
甜花「市長さんの心の中…?」
ロコ「きっと、イマジネーションがダークになってます…」
P「つまり、あの『街づくり』は自分の意思じゃない…」
(かつて、鏡晶葉のやらかしで瓦礫だらけになった『県立研究都市』の事を思い出す音葉)
P「やるせねぇな。そんなの…(目の色を変える音葉」
ノヴァ「ようやく、心のエンジンが点火してきたな。ボク達が知ってる、いつものキミになってきた…」ニヤリ
・・・
(緋根家リビング)
雫「そろそろ、おいとましようかなぁ…」
やや「夜ご飯、一緒に食べようと思ったのに…」
雫「弥明後日にはまた発つからね、準備を…」
TV『速報です、市庁舎が謎の集団によって占拠されました…』
雫「あらー、大変だね…」
やや「うん、そうだね…」
TV『防犯カメラには占拠を主導した集団が市庁舎に訪れるところが映されており…』
雫「派手な髪色してるわね…」
やや「え、うそ…」
雫「どうしたの、やや…?」
やや「ルカ、何で…!?」
・・・
(市長室)
ルカ「何でだ、どうして…」






『「石」が少ねぇんだよ…!』
人間態の姿を得たところで、共に過ごしてきたニンゲンには理解るのである。大事に過ごしてきたパートナーなのだから…
206 : ボス   2024/04/06 21:33:13 ID:NGJ2Ey4LCg
>>205
ハルカ「ムムムッ・・・」
P「何だよデフォルメハルカ、ジロジロ見て・・・?」
ハルカ「Pさんのアルカナは『愚者<ワイルド>』ですね」
詩花「私と同じ・・・!?」
千早「それだとどうなるの?」
ハルカ「複数の影<ペルソナ>を行使する事が出来るね」
P「複数と言う事はこいつ等の事か・・・」
出現する霊獣達
樹里「うおっ!?スゲェ!!」
ちとせ「8~9体程居るわ!!」
P「何体かは身内の護衛に着けてるが残りでも十分過ぎる強さだ」
レグルス「ゴォルルル!!」
ロコ「おぉ~グッドデザインですね!!ぜひスケッチを!!はっ!!画材が無い!!」
冬優子「後にしなさい・・・」
詩花「成程、私と同じ主人公<トリックスター>なんですねPさんは」
ハルカ「想定外の収穫だね、このパレス攻略も行ける!」
千早「私のアルカナは何かしら?」
ハルカ「ふぅ~む、私と同じ『魔術師』だね」
樹里「こっちもダブるのか・・・」
ハルカ「人には人のアルカナがあるからね」
ノヴァ「そう言う事、千早。如何やらボクは君の影<ペルソナ>の様だ。しっかり使いこなしてよ」
千早「問題ないわ。貴女もしっかりねノヴァ」
甜花「マップ作成完了。やっぱりシャドウがいっぱいだ・・・」
琴歌「只の猫ちゃんがどうやって・・・」
ハルカ「多分『奇蹟』を行使して産み出したんたんだと思う・・・」
詩花「真なる神の力はそんな事も出来るの!?」
ハルカ「偽神達とは違う正真正銘の『真神』の力だからかな・・・」
P「兎に角急ぐぞ!!」
詩花「あっ!!言い忘れてました!!」
P「何だよ」
詩花「潜入中は正体バレを防ぐ為にコードネームを使用します!!」
続く
207 : ミスター・オールドタイプ   2024/04/06 22:01:48 ID:NGJ2Ey4LCg
>>206
P「何だよコードネームって・・・」
千早「正にスパイね・・・」
詩花「カッコイイですよねコードネームって!!」
P&千早「「おっおう・・・」」
詩花「ちなみに私はジョーカーです!!」
樹里「アタシはスカル」
ちとせ「パンサーだよ」
ロコ「フォーックスです!!」
甜花「ナビ・・・」
琴歌「ノワールです」
冬優子「最悪な事にクイーンよ・・・」
ノヴァ「えっそっちの意味?」
冬優子「違うわい!!」
恋「そっちの意味とは?」
二葉「知らなくていいと思うわ・・・」
シッポ「人間達は特殊ね・・・」
ニチカ「本能に生きてればいいのにね・・・」
P「俺は何でかバットマンのロゴみたいなマスクだよ」
千早「私はコレは青い鳥のマスクね・・・」
詩花「皆さんの意見を聞きましょう!!」
P「手短にな・・・」
・・・
????
『バステト』「・・・」
ユラァ・・・
『バステト』「ふん!!」
滲み出た黒い靄を踏み潰す音葉
『バステト』「お前は現実世界には出させないよ。私が此処に居る間は」
???『オォオオオオ』消える音葉
『バステト』「急げよP、私が『本体』を抑える間に『意識体』を潰し此処に戻して来い」
少しずつだが『バステト』が蝕まれ消え始めている音葉
『バステト』「奴が私の『神格と権能』を全て集まれば抑えきれなくなる。ナイア消滅後に誕生した人類無意識集合体の悪意『反救世主<ネガメサイア>』は・・・」
・・・
『反救世主<ネガメサイア>』・我ながらペルソナっぽい名前に出来た気分のラスボス
208 : Pサマ   2024/04/06 23:05:09 ID:WvsUXX6/og
>>207
P「しかし、このシャドウ達は厄介だな…」
千早「『市長の姿』を形どっているのが厄介ね…」
恋「いったい、どうして…」
詩花「おそらく、市長が確保してる『奇蹟』の影響でしょう。しかし…」
ハルカ「それにしては、スケールが小さい…」
冬優子「市長は『序列2番・カミサマ傘下』の野良猫達を捕らえる事で『奇跡』を確保してると思っていたのだけれど…」
甜花「この程度のシャドウなら、ほんの少しの『奇蹟』があれば幾らでも呼び出せる…」
樹里「それでもって…」
ちとせ「本人がどこに居るのかも掴めてない…」
千早「そうなの?」
ニチカ「同じように『奇蹟』を使っているからです…」
シッポ「市長室のある方に意識を向けると、なんとなく分かるんてすよ…」
ノヴァ「市長が『奇蹟』を集めている訳ではないのか…」
二葉「それなら、なんの為に…!?」
P「悪井だ、悪井が市長に石を集めさせていた…」
幹部猫「やいやい!」
P「誰だ…?」ギロッ
・・・
(市役所、地下回の倉庫)
秘書「私が連絡するまで、絶対に『ここ』を動いてはいけません…」
市長「分かりました…」
秘書「私は一旦、様子を見てきます…」ガチャ
市長(どうして、こんな事に…」
・・・
ニチカ「こんなバカな事はよして!」
幹部猫「ニチカの姉御!?」
幹部猫「居ねぇと思ったら…」
ニチカ「ハナやハルキは止めてなかったの!?」
幹部猫「リーダーが押し切ったんだ、あの2匹は軟禁同然に足止めしてある…」
シッポ「こんな事をしても、私達『野良猫』の現状が良くなる訳じゃないのよ…」
幹部猫「そんな事は分かってんだよ!」
幹部猫「でも、おかしいんだ。市長のヤツ、うんともすんとも言いやしねぇ…」
P「やはり、入れ替わってるか…」
恋「それだとしたら、どこに…
・・・
余談:萩野恋のドライバーの名前(名字)は『大拓(だいたく』
209 : おにいちゃん   2024/04/07 00:56:33 ID:ymrvoMbMU2
>>208
幹部猫「たとえ間違っても姐さんを見捨てれねえんだ!!」
幹部猫「俺達を救ってくれた姐さんは!!俺達にとっては『カミサマ』なんだよ!!」
ニチカ「アンタ達は・・・」
P「生半な覚悟じゃないってか・・・」
千早「やるしかないわね・・・」
詩花「来ます!!アルセーヌ!!」
幹部猫「うおおおおお!!」変身する音葉
樹里「ちっ!シャドウ化しやがった!!」
ちとせ「やるしかないわ!!」
冬優子「こう言う奴は拳骨しかないのよ・・・」
ロコ「理解出来ます。でも間違ってます」
甜花「・・・ナビを開始するよ」
琴歌「本当に思うのなら此処で止めないといけないんだよ!」
シッポ「・・・」
二葉「何だかもどかしい・・・」
恋「おばさま・・・」
・・・
最奥の牢獄
市長のシャドウ「・・・」
ルカ「ククククッ・・・アッハハハ!!!」
市長のシャドウ「私は駄目な人間ヨ」
ルカ「そんな納得できると思ってんのか!!」
胸ぐらを掴む音葉
市長のシャドウ「・・・」
ルカ「どれだけ仲間が死んだと思ってる!!」
懐から認知の影響でできた写真を出す音葉
ルカ「コイツは烏から家族を守る為に片目を失った!!その代償が家族がテメェ等に連れ攫われたんだぞ!!」
投げ飛ばす音葉
ルカ「フゥーフゥーフゥー!!!」
市長のシャドウ「あの人は言った。便宜を図れば・・・『息子』に再び合わせてやると」
ルカ「何?」
市長のシャドウ「悪井幹事長はそう言ったわ・・・」
ルカ「悪井だと?オイ、ふざけんなよ・・・」
市長のシャドウ「この様な事をしても『あの子』は帰ってこないのに・・・」
ルカ「ふざけんなよ・・・ややの両親を事故死させてそれを自分の秘書に擦り付けて自殺に追い遣ってのうのうと生きてやがるあのクソ野郎の関係者ならな!」
残り少ない『奇蹟』を取り出す音葉
210 : 毎日変態   2024/04/07 12:37:18 ID:jb25ErjCpI
>>209
ハルカ「貴方達は先に行きなさい…!」
詩花「ここは私達が何とかします…」
P「分かった…」
千早「私達は市長室に向かいましょう…!」
二葉「恋…」
恋「私はおばさまを探したい…!」
シッポ「なら、私と二葉が一緒に探すわ…」
ニチカ「なら、私はルカを止めに行く…!」
P「決まりだな、行くぞ…!」
(P・千早・ノヴァ・ニチカ:市長室のルカの元へ)
(二葉・シッポ・恋:市役所のどこかに居る市長を探す事に)
(ハルカをはじめとした『慈愛の怪盗団』:シャドウ達の足止め)
・・・
P「野良猫達に感化されて、他のシャドウ達まで『敵意』を向けてくるとはな…!」
千早「私達はいいけど…」
ノヴァ「キミ(ニチカ)はきつくないかい…!」
ニチカ「大丈夫、『奇蹟の石』はまだ残してあるので…」
(敵意化したシャドウとはいえ、使っている『奇蹟』の量が少ないので、Pや千早ほどの実力者なら振り払う程度で問題無いが、戦い慣れしていないニチカは人間態に変化する『奇蹟』を消費しながらの移動になっている)
P「ここが市長室か…」
千早「どう…?」
ニチカ「ルカはここに居ます…」
ノヴァ「『奇蹟』をどんどん使ってるね、早く止めないと…」
P「開けるぞ…っ!?」
(Pの視線に映ったのはいつもより更に派手になった『斑鳩ルカ』の姿だった…)
・・・
(緋根家玄関前)
雫「本気なの、やや!?」
やや「当たり前じゃない、私は…」
(『飼い猫』に去られた日の事を思い出す音葉)
やや「私はまだ、ルカを諦めたわけじゃないから…!」
雫「分かったよ、一緒に行こう…」
やや「いいの…?」
雫「運転はこの雫さんに任せなさい。ハヅキ、留守番を頼むよ…」
ハヅキ「にゃぁーっ…」
やや「ルカ、待ってて…!」
211 : Pしゃん   2024/04/07 13:27:46 ID:jb25ErjCpI
212 : あなた様   2024/04/07 13:46:48 ID:ICVgkwNEI6
>>210
ルカ「・・・来やがったか」
恋「おばさま!!」
ルカ「安心しろ、まだ死んじゃいねぇ。タップリと礼をしねといけねぇからな」
ニチカ「もう止めて下さいよ!!こんな事しても意味ないでしょ!!」
ルカ「・・・」イラァ
P「お前がやってるのは只の八つ当たりだ」
ルカ「テメェ等何時もそうだな。口では可哀想だ、同情するだの言って、本心は何とも思ってねぇくせによ!!」
P「何だと・・・!」
ルカ「アタシは知ってんだよ。テメェ等人間の醜さ!!」
千早「野良猫は確かに人の其れを見易いけどそこまでは」
ルカ「ちげぇよ!!アタシは只の野良猫じゃねぇ元飼い猫だ。緋根ややのな!!」
ニチカ「えっ・・・」
P「何・・・だと・・・!?」
二葉「ややさんの元飼い猫・・・!?」
ルカ「だから知ってんだよ。アイツの両親が事故死して苦しんでる時、それを餌にする糞見てぇな奴らも!世間からの薄っぺらい同情を口にして影では嘲笑うゴミ共を!!被害者であるアイツを勝手な思い込みで傷付けるクズ共を!!!」
ニチカ「そんな事が・・・」
P「(マズいぞコイツは想定外だ!!」
ルカ「それとニチカ。テメェもだ!!」
ニチカ「エッ私!?」
ルカ「お前どんな気持ちでアイツの傍に居たよ?どんな気持ちでアタシの傍に来たよ?何も知らねぇ小娘がムカつくんだよ!!」
ニチカ「私は・・・」
ルカ「コレは攻撃でもねェ!宣戦布告でもねぇ!お前達への『逆襲』だ!!!」
身体から負の念が放出して巨大な悪魔に変貌する音葉
ノヴァ「ヤバいねぇ・・・コイツは」
P「でけぇ三頭のキマイラかよ!!」
ルカ「ルォオオオオアアアアアア!!!!」
憤怒幻想魔獣・ルカキマイラ戦
・・・
此処では恋のペルソナ覚醒も消化する。ペルソナは『ゼノビア』
・・・
仮面ライダーゼロスリーって・・・アウトサイダーズの予算テレビ本編急じゃん
213 : 仕掛け人さま   2024/04/07 20:04:00 ID:jb25ErjCpI
>>212
P「それより、二葉さん…?」
二葉「なんですか…?」
P「市長がなして、カミサマに捕らわれているん?」
二葉「それなんですけど…」
(回想)
恋「どこか隠れられそうなところ…」
シッポ「ありきたりだけど、備品の倉庫とかは…」
二葉「ありそうね…」
恋「倉庫はちず」
214 : すまん、やり直し   2024/04/07 20:17:03 ID:jb25ErjCpI
>>212
P「それより、二葉さん…?」
二葉「なんですか…?」
P「市長がなして、カミサマに捕らわれているん?」
二葉「それなんですけど…」
(回想)
恋「どこか隠れられそうなところ…」
シッポ「ありきたりだけど、備品の倉庫とかは…」
二葉「ありそうね…」
恋「倉庫は地図や案内板には載らない…」
シッポ「アタリは付きそうね…」
二葉「問題はどこにあるか…ん?」
恋「どうかしたの…?」
二葉「あのスーツの人、逃げ遅れたのかしら…?」
秘書「(周りを警戒するように歩き回ってる音葉」
恋「あの人は…」
シッポ「知ってるんですか…?」
恋「おばさまの秘書をしてる方です。あの人なら…」
二葉「市長の居場所を知ってるかも…」
恋「でも、凄く警戒してるし。割らなさそう…」
シッポ「大丈夫、私に任せて…(どこからともなくバレーボールを取り出す音葉」
二葉「どこから出したの、それ…?」
シッポ「私はいっとき、『ビーチバレーが盛んな世界』の女の子と繋がってたの。Pさんに会いたい一心で…」
二葉「気になるワードはあったけど、何とか出来るなら…」
恋「お願いします…!」
シッポ「任せてっ…!(強めのサーブを放つ音葉」
(回想終わり)
恋「それでおばさまと地下の倉庫で会って、話をしてたのですが…」
シッポ「市長さんが持ってた『奇蹟』が強く光りだして…」
二葉「気付いたら、カミサマに取り込まれてるというか…」
市長「(諦観の表情でキマイラの首元に拘束されている音葉」
秘書「市長はずっと、悩んでおられた…」
P「『何』に対してだ…」
秘書「前市長がショッピングモールを完成させた事で退く事が決まった時、市長の息子さんが病死したが、市長は死に目にも会えなかった…」
P「それは何故…?」
続く
215 : MADE IN 変態   2024/04/07 20:37:44 ID:jb25ErjCpI
>>214
秘書「市会議員としての職務を優先させてほしいという息子さんの言葉があった。彼は母親が街を良くしたいのは知っていたから…」
恋「おばさま…」
秘書「息子を失い、選挙戦も上手くいかない。そんな時に悪井は接近してきた…」
ルカ「グルアァァァァァァッ!」
ニチカ「ルカ…」
ハルカ「もう、こんな事にまで…」
P「すまない、市長もろともピンチだ…」
詩花「『奇蹟』を負の方向に使えば…」
冬優子「街自体も負の気が蔓延します…」
樹里「今、この街は反市長派が優勢…」
ロコ「パーラメントはメイヤーのエムティーディーを出そうとするところまでいってるそうですが…」
二葉「エムティーディー…?」
P「『Motion to dismiss』、解任動議か…」
琴歌「当選から2年、ヒトは増えましたが…」
甜花「その分、不満も多くなった…」
ちとせ「街づくりって難しいのね。何となくだけど、そう感じるの…」
P「後は悪井が何故接触してきたかだが…」
秘書「悪井は『石』を集めていた。野良猫をはじめとする動物達を駆除する為の方便として街づくりを勧めていたのだと思う…」
恋「そんなっ…」
P「問題は悪井がどこでそんな知恵を付けてきたかだ。俺の予想が正しければ、アイツは『超ビーチバレー世界』でムショ送りになってるはず…」
千早「その人はいったい、何をしたの…?」
P「シッポの見た目をした女の子にドーピングをした。下手すれば、死に繫がるようなクスリをな…」
ノヴァ「執行猶予も付かなかったのかい…?」
P「あの世界じゃ超ビーチバレーは世界レベルの国技なんだ…」
ハルカ「『世界』は広いもんだ…」
P「チャンスがあるとすれば、アザトースが行った『地球統合』だろうな。そのタイミングで『成り代わった…」
恋「それじゃ、おばさまは…」
P「利用されたんだろう、きっとな…」
216 : 変態マスター   2024/04/07 21:34:48 ID:ICVgkwNEI6
>>215
高級住宅街
ラン「ノアさんを離せ!!」
カオル「その人は僕らの飼い主だ!そして汚い手で姉さんの友人を触るな!!」
悪井「オマエタチノイシヲワタセバカイヌシトトモハカイホウシヨウ」
ノア「・・・」昏睡状態
アスカ(猫)「・・・」昏睡状態
ラン「ぐぅううう!?」
カオル「(なんだこの人間は!!明らかに普通じゃないぞ!!」
悪井?「ぅうう・・・助け・・・」
カオル「ん?」
悪井「サァオトナシクアタセ」
ラン「分かった!!渡す!だから二人を!!」
カオル「姉さん駄目だ!!コレは罠だ!!」
悪井「ダマレ!!」闇のオーラが出て外に投げ飛ばす音葉
カオル「うわあああ!?」バリーン
ラン「お願いです!!渡すから弟もノアさんもアスカも傷付けないで下さい!!」
悪井「イイコダ」
ラン「くぅ・・・」部下達に命令する音葉
悪井「オマエハワレノドウグニナッテモラウ」
・・・
カオル「姉さん」ヨロォ・・・
???「大丈夫っすか?」拾い上げる音葉
カオル「頼む・・・誰か」
???「怪盗団と別行動してたらまさかとは思って無かったっすよ」
カオル「うぅ・・・」
???「悪井!アンタは竹録志紀が必ず成敗してやるっすよ!!」
カオルを連れて一旦この場を離れる音葉
・・・
竹録志紀:平行世界の一ノ瀬志希。基底世界の倫理観ゆるキャラのマッドとは違い情熱的なスポコン根性体育会系の公安警察。ややとは先輩後輩関係
公安先輩から怪盗団の話を聞き協力体制を築いてる。
悪井の事故の件に疑問を持ち彼を逮捕し罪を償わせる事に自分の警察人生を賭けている
実は既にペルソナ覚醒済みで持ちペルソナは神フレイ
元ネタはバンブーメモリー。

この世界ののあさんは完全外国人のノア・アンダーソンと言う女性になっている。

悪井は普通でなくラスボスの意識体に憑依されている。
217 : プロデューサー様   2024/04/08 07:08:02 ID:Ti3epFe/w2
>>216
恋「利用された…」
P「人は死んでしまえば、『完全』に戻ってくることはない…(失った人や仲間の事を思い出す音葉」
二葉「えぇ、そうね…(両親の死後、進路を巡り一夏と衝突していた時の事を思い出す音葉」
シッポ「だからこそ、生きとし生ける者は前を向く必要がある…」
ハルカ「失われた人を思う事はあっても…」
千早「それだけで日常は送れないもの…(未来からきたユウに『もつ一つの未来』の顛末を聞いた事を思い出す音葉」
P「問題はキマイラになったルカをどうするかだ…」
ニチカ「市長さんを救い出しても、2人が気付かないといけない…」
P「ナビ、ウィークポイントの洗い出しを頼むぞ!」
甜花「合点承知の助…!」
恋「おばさま。お願い、前を向いて…!」
・・・
(市役所近くの駐車場)
やや「着いた、けど…」
雫「なんか、禍々しいよ…」
やや「でも、分かる。一番、暗いとこに居る…」
雫「急ごう、今ならまだ入れそうだ…」
やや「うん…!」
・・・
(高級住宅街の空き家)
悪井「コレデイイノダ、コレデ…」
ランコ「何をしようと言うの…?」
(ランコの周りに今まで回収した『奇蹟』を敷き詰めている音葉)
悪井「コレデ…」









『バステトヲヨビヨセラレル…』
(正確にはバステトのシャドウ、バステトを呼べる事が出来るのはたった1人だけ…)
218 : プロデューサー様   2024/04/08 12:27:28 ID:/2MxU1PjcQ
>>217
千早「ノヴァ!!早速だけど出番よ!!」仮面を外す音葉
ノヴァ『合点承知の助だよ!!』
千早&ノヴァ「「フレイダイン!!」」
核熱放射を撃ち出す音葉
ルカ「ゴロァアアアアア!!!」
三つの顔からアギ系、ブフ系、ジオ系の攻撃を同時発射する音葉
ハルカ「三属性を同時に!!」
詩花「最上位階級の魔法を打ち消す威力ですね!!」
ルカ「ギャロアアアア!!!」
腕を振り下ろし斬撃を飛ばす音葉
樹里「アブねぇ!?避けろ!!」
ちとせ「わわぁ!?」
冬優子「市長さんを救うのもしないといけないのに!!」
ロコ「真正面からのアタックは市長がデンジャーです!!」
琴歌「冬優子ちゃん!!ヨハンナで動き捲って!!私も弾幕を張るから!!」
冬優子「分ったわ!!ヨハンナ!!」バイク型のペルソナが出て来る音葉
琴歌「行くよ!!」銃を移動しながら側面狙いで撃ち捲る音葉
甜花「急げ急げ・・・!!」
・・・
二葉「まるで怪獣との戦いじゃない・・・」
ニチカ「・・・」
シッポ「何時までも落ち込まない!!今は彼女を救う事を考える!!」
ニチカ「そう・・ですね・・・」
シッポ「(ショックが大きいか・・・」
二葉「(無理もないわよね・・・」
恋「(おばさま、私は・・・」
?『本当は分ってたでしょ?』
恋「えっ?」
?『『奇蹟』が亡くなった後、自分が助ければ良かったのに」
恋「私は・・・」
?『でも貴女は自分に言い訳をし、彼の死を認めたくなかった』
恋「違います!私は!!」
?『なら何で戻ってきた?』
恋「私はあの人を救うと決めた!だから向き合うと決めたんです!!それが奇蹟の私の大切な人との約束だから!!」
?『やっと聞けましたわね。ならば契約よ』
恋「っ!?」猛烈な頭痛が発生する音葉
恋『我は汝、汝は我!』
続く
219 : プロデューサーちゃん   2024/04/08 12:40:49 ID:/2MxU1PjcQ
>>218
シッポ「萩野さん!?」
二葉「しっかりして下さい!!大丈夫!?」
ニチカ「何が起きてるんですか・・・?」
二葉「分らない急に頭を抱えて・・・」
シッポ「えっ?」
ニチカ「奇蹟が反応してる?」
・・・
ルカ「ヌゥ!?何だ!?」
ハルカ「この気配はまさか!!」
詩花「私達と同じ!!」
P「何が起きてるんだ!!」
詩花「目覚めるんです!!叛逆の使者が!!」
ルカ「だから何だってんだぁあああ!!!」
・・・
恋『悲しみに呑まれても、羞恥に晒されても、折れず屈せず!己の意思を憑き通す!黄金の精神を!!』
恋「うぅうううう!!!!」
恋『目覚めさせるのだ!過去を亡き者にせず!前歩き出す悪への叛逆を!!』
恋「はぁあああ!!『ゼノビア!!』」顔に出現した仮面を引き千切る音葉
・・・
『バステト』「・・・」ピクッ
空を見上げる音葉
『バステト』「フッ・・・悪に叛逆する強気心だな・・・」
・・・
蒼炎の中から蒼き衣を纏いて出て来る音葉
二葉「服装が変わった・・・?」
シッポ「後ろに誰か居る・・・」
ニチカ「」唖然とする音葉
恋「私がおばさまを目を覚まさせます!!受け入れ乗り越える明日へ進める為に!!」
220 : プロデューサーちゃん   2024/04/08 14:04:53 ID:SC4TvjPD9k
>>219
恋「Pさん、『ゼノビア』が告げています…」
P「え…?」
恋「『諸悪の根源』を絶ちなさいと…」
P「『諸悪の根源』…」
ハルカ「おそらく、悪井のことね…」
P「近くに居るって事か…」
ハルカ「私達の『協力者』が場所を掴んでるわ…」
千早「『協力者』?」
ハルカ「名は『竹録志紀』、公安警察の人間よ…」
ノヴァ「義賊同然の存在とはいえ、公権力の協力を得ているとは…」
P「で、悪井の場所は…」
ハルカ「『高級住宅街』の空き家だって」
P「遠いな…」
(市役所は商店街とショッピングモールの中間地点)
千早「移動型のデバイスがあれば…」
P「飛んでいくにしても、この世界じゃリスクが…」
やや「Pさん…!?」
雫「え、コスプレ…?」
(混乱の隙を突いて、堂々と入り込んできた音葉)
P「緋根に目黒…!?」
やや「ここに私の飼ってたネコが来てるはず…」
P「今、あんなんだぜ…(親指を向ける音葉」
雫「三ツ首のネコ…!?」
P「緋根、頼みがある…!」
やや「え、何…?」
P「車、貸してくれ!」
やや「それくらいなら、いいけど…」
P「サンキュー、恩に着るぜ!(握手しながら手をブンブンする音葉」
やや「ちょっと、顔が近い…///」
P「あ、悪い…」
ノヴァ「(まーた、無意識に…」
・・・
(ややから借りた車の中)
P「よし、行くぞ…!」
千早「えぇ…」チラッ
ノヴァ「それはいいけど…」チラッ
(2人して後部座席を見る音葉)
P「ん、どうした…ん!?」チラッ
(バックミラーに尻どころか頭を隠しきれてない二葉とシッポの姿)
P「なして!?」
二葉「恋はややさん達にお任せしました!」
シッポ「それに入り組んだ道なら私達の方が案内出来ますよ…」
P「しゃーない、乗りかかった船だ…!(車を発進させる音葉」
221 : Pさぁん   2024/04/08 20:43:11 ID:yiHmGTRuLI
>>220
近くの駐車場
志紀「どう言う事っすか!!」
電話「上から言われてる悪井幹事長の逮捕は止められてる」
志紀「納得出来る訳がないっすよ!!相手はすぐそこなんっすよ!!」
電話「・・・」
志紀「だんまりっすか局長!!貴女は前の件でも今回でも同じ轍を踏むと言うんっすか!!」
電話「お前の気持ちは分かるだが・・・オイ何をする!!」
「俺だ竹録・・・」
志紀「先輩?どうしてそこに?」
「『偶々』局長に用事が合ったんだよ。俺から一言いいたい事が有る」
志紀「・・・」
「お前はお前の信じる『正義』を突き進め。怪盗団と同じにな」
「何を勝手な・・・!!」
志紀「任務了解っす!!」電話を切る音葉
カオル「・・・」
志紀「大丈夫っすよ。飼い主さんはアタシが救うっす」ポンポン
キキッーーーー!!!
Pたちの乗る車が通過する音葉
志紀「ちょ!?コラァー!!危険運転っすよ!!!!」
・・・
千早「Pさん・・・」
シッポ「・・・」
二葉「」後ろを確認する音葉
P「何だ?どうかしたか?」
千早「後ろから私服が・・・」
P「何?」後ろを確認する音葉
明らかにすぐ後ろに着けてる志紀の車
ノヴァ『急ぎ過ぎたね~』
P「oh・・・」
222 : ぴぃちゃん   2024/04/09 06:50:21 ID:BG87XkKk6g
>>221
P「ここまで来たら、関係ねぇか…」
千早「えっ…?」
P「おそらく、アレが公安だ…」
二葉「もしかして、ハルカさん…」
シッポ「私達の事、伝えてないんじゃ…」
(2人揃って、青ざめる音葉)
P「まぁ、街全体がこんな状況だ…」
ノヴァ「仮に伝えていたとしても、伝わってない可能性はあるよ…」
・・・
志紀「ゴラァッ、止まれっすよー!」
カオル「大丈夫なのだろうか…?」
志紀「なんなんすかねぇ、あの車は…」
・・・
P「それにしても、高級住宅街なのに空き家とはね…」
二葉「市長の政策も始めは軌道に乗っていたんです、ただ…」
シッポ「ここ半年くらいから建売の買い手が付かなくなっていったんです…」
P「ただ、悪井の目的はあくまで『奇蹟』…」
千早「その為に刈り取られた自然を何だと思っているのかしら…」
ノヴァ「ここで憤っても、やり場は無いだろう…」
P「『奇蹟』の気配、この家だ…!」
(車を止める音葉)
・・・
志紀「ようやく、止めたっすね…」
カオル「ここから、姉さんの気配がする…」
志紀「どこのどいつっすか、免許証を提示して…」
P「『慈愛の怪盗団』…」
志紀「どうして、その名を…!?」
P「『平行世界』からの来訪者である俺達とも協力関係を築いているからな…」
千早「ここに『四皇』の一角が…」
志紀「だとしたら、このネコのお姉さんっす…」
二葉「空き家とはいっても、鍵は…」
P「掛かってないな、不用心なのか…」
千早「それとも、ここで決めてしまおうてハラなのか…」
P「竹録志紀、どうする…?」
志紀「行くっすよ、人が替わっても悪井の所業を見過ごせない…!」
・・・
書きたい展開:『Pvs悪井』にアイオートが茶々を入れます
223 : おにいちゃん   2024/04/09 11:16:16 ID:RFyTDr43Ug
>>222
服装が解党服にチェンジする音葉
志紀「これは!!」
P「またパレスか!!」
千早「でも雰囲気が全然違います!!」
二葉「何ですかこのオドロドロしい場所は・・・」
シッポ「・・・色んな人の声が聞こえる」
志紀「『メメントス』!!」
P「『メメントス』?何だそれは?」
志紀「ハルカから聞いてないんっすか?通常パレスを造れる人間は極少数なんっすよ」
千早「成程、よっぽど心に澱みが無いとパレスは出来ないのね」
志紀「『メメントス』は集合無意識領域所謂『人類皆のパレス』って奴っすね・・・」
P「『人類皆のパレス』か・・・それが何で此処に?」
志紀「悪井の奴、人を集めて何かする気っすね・・・」
千早「幸い此処は広くないわ。行きましょう!!」
二葉「直ぐそこに人の気配が・・・」
シッポ「でも明らかに人じゃないわ・・・」
P「黒幕が御出でって奴か・・・開けるぞ」
・・・
悪井「キタナ・・・」
志紀「悪井!!此処までっすよ!!書状は脱税!横領!殺人罪その他諸々で現行犯っす!」
P「大人しく捕まるんだな。嫌なら痛い目を見るぞ」
悪井「ナルホド、コレハキツイナ・・・」
千早「人の気配じゃない・・・」
二葉「気持ち悪い・・・」
悪井「ヤツヲヨビダスタメニトッテオイタガヒトツテイドモンダイナ」
シッポ「『奇蹟』を!!」
P「何をする気だ!!」
悪井「」ゴクリ
志紀「飲み込んだ・・・」
悪井「!?!??」
眼と鼻と口から血を出し人形の様に倒れる音葉
二葉「ひっ・・・」
ノヴァ「ッ!!気を付けろP!!」
P「何だ!!」
ノヴァ「今、一人の人間の魂が消え、別の何かに変わった・・・」
悪井?(CV飛田展男)「諸君、初めましてだな・・・」
起き上がる音葉
悪井?「私の名は『反救世主<ネガメサイア>』、滅びを謳歌する者なり」
224 : へっぽこ大名行列   2024/04/09 13:45:03 ID:BG87XkKk6g
>>223
P「音がメサイア…?」
ネガメサ「急に歌わせてもらおう〜♪」
P「根がメサイア…?」
ネガメサ「まぁ、言い得て妙だね…」
千早「何で、二人してふざけてるのよ」ペシン
P「アイツのノリが良すぎる…」
ネガメサ「いやはや、この男(悪井BV)は実に面白い…」
P「面白い…?」ピクッ
ネガメサ「この男の記憶を覗いたみたが、クックックッ…」
志紀「え、何がどうなってるっすか…?」
P「竹録、少し頭貸せ…」コツン
志紀「わ、顔が近いっす!///」
二葉「むぅ…」ハイライトオフ
シッポ「ふーん…」ハイライトオフ
千早「まぁ、記憶を共有した方が早いものね…」ハイライトオフ
志紀「どどどどういう事っすかー!?」
P「今、見せた『記憶』が全てだ。あの悪井は『超ビーチバレー世界』でそこのシッポと同じ姿をした女の子に死なせる可能性のあるクスリを盛ったんだ…!」
シッポ「えっ…!?」ゾクッ
P「あの世界じゃ、超ビーチバレーは世界レベルの国技だ。それをアマチュアとはいえ、選手を危うく殺すとなれば…」
ネガメサ「左様、この男は座して死を待つのみだった…」
P「アザトースが地球統合を行った結果…」
ネガメサ「『悪井』どうしは出会ってしまった。そして、願った…」
P「『願った』…?」
ネガメサ「入れ替わってくれとな…」
P「『アレ』はそういう事か…」
千早「アレ…?」
P「色々あって、『超ビーチバレー世界』には訪れていたんだが、ムショ送りになった悪井が錯乱して精神病患者の方に送られたっていう記事を…」
シッポ「デートしてる時に見たんですよね…?」
二葉「えっ…!?」
ノヴァ「ほほー…」
千早「詳しい事は後で伺いますね…」ハイライトオフニッコリ
P「ウィッス…」
ネガメサ「そして、悪井は成り代わったとは言っても…」
志紀「政治的手腕までは難しかったみたいっすね…」
225 : Pさぁん   2024/04/09 13:52:27 ID:BG87XkKk6g
補足
悪井BVが悪井幹事長と入れ替わった際に政治面での汚職が酷く、入れ替わった事を後悔したくらいではあったが、その直後くらいに『隕石騒動』が勃発
そこから『奇蹟』のチカラである程度好き勝手出来る事を悟ると、脱税や横領をしなくなった。その為、公安は過去数年の脱税や横領を縦に逮捕、立件を図っていた
補足②
Pはパンゲアと超ビーチバレー世界をよく訪れていた。パンゲアでは鏡舞、超BV世界では海美、風夏、そして志保と逢瀬を重ねていた
なので、シッポにバレた(ここ重要←)
226 : Pサン   2024/04/09 15:47:48 ID:BG87XkKk6g
>>225
「風花」だわ
227 : プロデューサーくん   2024/04/09 19:18:56 ID:RFyTDr43Ug
>>224
ネガメサ「だがそれも一興だったがな・・・」
P「お前は何時奴に憑依した」
ネガメサ「奴が奇跡を使い、一連の事件の揉消しを図って居た時よ・・・」
千早「貴方はいったい何者なんですか・・・」
シッポ「人ではないですね・・・」
ネガメサ「私は君達が人間が産み出した『モノ』だよ。人の内に無意識領域にある『絶滅願望』が溜りに溜り私は誕生した・・・」
ノヴァ「有り得ないね。そう言った悪性情報は世界の廃棄抗によって分解される。人が人による絶滅を防ぐ為に・・・」
二葉「そうなんですか・・・?」
ノヴァ「うん、所謂世界の循環システムって奴だね。世界が人を自身の一部と認識してるからだ・・・」
ネガメサ「確かに私は吹けば消える哀れな存在だ。アレは起きる迄はな・・・」
P「アザトースか!!」
千早「世界のネガティブマインド・・・」
ネガメサ「奴が滅びた際に世界に悪性情報が溢れたのだよ」
ノヴァ「ちっ!!そう言う事か!!アイツ、表の世界に出れなくなっただけで只で黙る存在じゃないか!!」
ネガメサ「だが私の存在を察知したバステトは死して尚人を護る為に私の上に蓋を敷いたのだ・・・」
P「バステト、あいつ・・・」
ネガメサ「御蔭で私は外に出る事が出来ず途方に暮れていたのだよ」
志紀「だけどそうならなかったと」
ネガメサ「そうだ、藁にも縋る想いの奴が、偶然にも認知学を触れ私の意識体を引っ張り出したのだよ。結果私の肉体に成ってくれたよ」
シッポ「貴方の目的は何なの!!」
ネガメサ「私の目的は『奇蹟』を使い、バステトを呼び出しバステトを殺し」





『我が使命、メメントスを介し人類同士の心を繋ぎ、一心不乱の絶滅戦争を起こすだよ』
228 : 兄(C)   2024/04/10 07:53:15 ID:WzGbkBUNzA
>>227
P「は…?」
ネガメサ「『人の業』、その果ては『滅亡』だ。私がそれを起こす…!」
P「テメェ、何を言ってやがる…!」ギリッ
ネガメサ「『ここ』がその始まり、『平穏』を切り崩し、生きとし生ける者達から『負のパワー』を生み出させてもらう…!」
P「その為に奇蹟を…」
ネガメサ「あの『キマイラ』はその序章にしか過ぎないのだよ…」
P「序章だと…?」ピクッ
ネガメサ「そして、準備は整った!」
(ランコの周りの『奇蹟』が鈍色の輝きを放つ音葉)
カオル「姉さん!?(慌てて飛びつこうとする音葉」
志紀「ダメっす!(巻き込ませまいと身体を抑え込む音葉」
ネガメサ「出でよ、信仰を破壊する先兵『デザストシャドウ』!」
(発光が消え、視界が開ける音葉)
二葉「アレって…」
シッポ「デザスト様にソックリね…」
(髪が黒で、肌がやや褐色気味の見た目『大崎甘奈』が闇のオーラを纏って、仁王立ちしている音葉)
ネガメサ「調べさせてもらったよ。この世界における『デザスト』への信仰をな…」
志紀「えっ…」
ネガメサ「そして、一つの結論に辿り着いた。デザストを仇なす者に仕立てあげれば…」
P「ふざけんなよ!」
ネガメサ「ん…?」
P「この世界でそんな事は許さねぇ。この俺が…!」
(右腕に新たな『使い魔』の紋様が浮かぶ音葉)
ネガメサ「最も多くの『奇蹟』を使った『シャドウ』には誰も勝てまい!」
P「ほざいてろ、ダァホ。行くぜ、第十四の…」
『待て…』
(P以外の時間の流れが止まる音葉)
P「何が起きた…!?」
アイオート『呼び寄せるのなら、その数字は「違う」だろう…』
P「アイオート…?」
アイオート『我を呼ぶための紋様はお前の左腕に刻まれている…』
P「え、そうなのか…?」
アイオート『だから、次の数字を叫ぶんだな…』パチン
(時間の流れが戻る音葉)
続く
229 : プロ太郎さん   2024/04/10 08:04:28 ID:WzGbkBUNzA
>>228
P「ハハ、そうか…」
ネガメサ「何が可笑しい…?」
P「仕切り直しか…」
ネガメサ「仕切り直し…?」
P「疾やがれ、『第十五の使い魔』!」
志紀「使い魔!?」
二葉「何を呼び寄せるつもりなの…?」
P「『バステト・シン』!」
(突き上げた右腕の紋様が強い発光を齎す音葉)
シッポ「何この強いチカラ…」
カオル「だが、懐かしくも温かみがある…」
(発光が収まり、視界が再び開ける音葉)
バステト「んもう、あんちゃんは本当に無茶すんだから…」
P「だけど、懐かしいだろ?」
バステト「うん、そうだね。久しぶりのシャバって感じがする…!」
二葉「出た、ギャル神…」
シッポ「バステト様…」
カオル「よくぞ、戻ってきました…!」
志紀「風紀が乱れてるっすー!」
P「バステト、まずはあのシャドウを何とかしたい…」
バステト「わっちに任せて、あんちゃんはネガメサイアを頼むよ…!」
P「あぁ…!」
バステト「このどこよりも『平和な世界』を壊そうとするやつはわっちが全力で叩き潰すから!」
・・・
バステト・シン:Pの中に残されていたバステトの奇蹟を媒介として『使い魔』として顕現させた状態のバステト。『シン』にはシャドウに対しての『真体』、この世界における『神』のダブルミーニングを持たせている。戦闘面においては『Pと同等』のチカラを持つ
二葉曰く「相変わらず見た目はギャルなうえに、よりギャルしてる。絶対、Pさんの趣味が出てる」
230 : プロちゃん   2024/04/10 11:02:38 ID:z4SauI.7Nw
>>229
ノヴァ「・・・」バシッ
バステト「アダァ!?」
千早「ちょっとノヴァ!?」
ノヴァ「久し振りだね化け猫・・・」
バステト「やってくれたねトカゲ・・・」
ノヴァ「また会えて嬉しいよ。大分姉妹が減ったからね・・・」
バステト「アリアの事は薄々気付いてた・・・アイツらしい最後だった」
ノヴァ「ボクも千早の中で見てたからね・・・」
千早「えっそうだったの。最近話掛けられたから気付かなかったわ」
ノヴァ「今は積もる話は後だ。あの影野郎を消すか!!」
バステト「わっちも久し振りに暴れるか!!ずっと座りっぱなしで鈍ってたんでね!!」
志紀「ハハッ頼もしい限りっすね・・・」
P「さて俺は・・・」
ネガメサ「ハハッ・・・」
P「何笑ってやがる」
ネガメサ「態々自分から出て行くとはな。愚かだな君は」
バステト「ぬかせ、お前を倒すのはわっちじゃない。選ばれし『トリックスター』達だ」
ネガメサ「何?」
バババババババババ
「ショータイム!!」
ヘリに変身したハルカから降りて来る三人の人影
詩花「お待たせしました!!ヒーロー到着です!」
亜夜「ふん!!伊邪那美クラスって奴ねやってやるわ!」
心白「あの人ニュクスに似た雰囲気がします」
P「オイオイ頼もしい援軍だ事で・・・」
バステト「嘗てこの世界は裏側で数度危機が訪れた。その度世界を救ったトリックスター。それが彼女達だ!!『反救世主<ネガメサイア』!お前はこの四人の星に敗れる!!」
ネガメサ「・・・」
続く
231 : Pちゃん   2024/04/10 11:21:24 ID:z4SauI.7Nw
>>230
ネガメサ「バステトよ・・・君は何故こうまでして人を護る?人を愛する?」
バステト「何を今更・・・」
ネガメサ「君が人を護っても人はお前に何も返さない。逆に私やニュクスの様な『終末装置』を産み出し、伊邪那美の様な願いを歪ませ叶える存在を生み、ヤルダバオートやデミウルゴスの様な怠惰の極の願望器を育て上げた。コレは君にとって何の得がある?何もないでは無いか?それなのに何故?」
P「・・・」
ネガメサ「人は君を認知しない。人は過ちを繰り返す。コレは君にとって裏切り行為だ。それなのに君は何故滅び逝く彼らを守護し愛する?必要ともされないに?」
亜夜「ばっかじゃないのコイツ・・・」
心白「そうですね」
詩花「初めから分かり切ってるんです・・・」
ネガメサ「何?」
バステト「必要だから愛するんじゃない。愛するから必要なんだ
P「確かに人は過ちを繰り返す」
詩花「ですがその中から必ず過ちを正す人が出て来る」
亜夜「失敗も繰り返すでしょうね。でも・・・」
心白「それがやがて大きな成長に繋がるんです」
P「人間を舐めるよ!終末装置!」
ネガメサ「ならば、私も真の姿を持って人を終らせよう・・・」
背後から巨大な色々な物は組み合わさった何かが出現し融合する音葉
詩花「人間は存外捨てた物じゃ無いんです!!来い!サタナエル!!」
亜夜「悪性情報が人を語るなっての!!伊邪那岐大神!!」
心白「本当の救いは自分で掴む物です!メサイア!!」
バステト「わっちの選んだトリックスター達を舐めるなよ!!」
悪性情報集合体・『反救世主<ネガメサイア>』
232 : プロデューサー様   2024/04/10 12:08:08 ID:z4SauI.7Nw
捕捉
ルカキアイラは仲間達の後押しもあり移動
その途中で歴代のトリックスターの二人が『声』に呼ばれて合流し現在に至る
『声』の正体は『バステト』。ベルベットルームを通し二人を呼び寄せた

亜夜:ペルソナⅣ担当、心白:ペルソナⅢ担当
233 : 監督   2024/04/10 14:05:31 ID:WzGbkBUNzA
>>231
ネガメサ「相手をするのは私だけでは無い事を理解しているかな?」
シャドウ「お任せを、マスター」シュバッ
バステト「隙が無いね、でも…(後ろを見る音葉」チラッ
カオル「姉さん…」
バステト「あのコ(カオル)の取り込まれたお姉さんを助けないとね…」
P「竹録、二葉とシッポを避難させろ!」
志紀「は、はいっす!」
二葉「Pさん…」
シッポ「必ず、戻ってきてよ…」
千早「分かったわ…」
ノヴァ「何が起きた…?」
千早「キマイラがこっちに向かってるみたい…」
P「もう、しっちゃかめっちゃかだな…」
ネガメサ「それが戦いというものだ!」
P「黙らっしゃい!」
バステト「アザトースとの悪縁は…」
P/バステト『ここで断ち切らせてもらう!』
・・・
(市役所前)
やや「そうか、車はPさんに貸してるんだった…」
恋「どういうことなの、大拓!」
大拓「ごめーん、お嬢。バッテリーが上がっちゃてる、ぴえん…」
冬優子「ちょっと、どうすんのよ…」
ちとせ「ここから『住宅街』はショッピングモールを挟んでるしねぇ…」
甜花「タクシーも捕まらない…」
琴歌「かくなる上はヒッチハイク!」
ロコ「それはリアリスティックではありません…」
樹里「いったい、どうすれば…」
雫「なら、こうする♪」
(リムジンが到着する音葉)
やや「雫…」
雫「使えるものは使わないとね。例え、それが少し微妙な仲の実家だとしてもね…」
やや「ありがとう…!」
雫「行こう、私達にはこの顛末を見届ける義務がある…!」
234 : 貴殿   2024/04/10 19:39:03 ID:z4SauI.7Nw
>>233
ノヴァ「バステト!!ボクの奥義を使う!!」
バステト「どれ!!」
千早「複数選択がある程技が有るの!?」
ノヴァ「『ゼタフレア』だ!チャージに時間がかかるから暫く任せる!!」
バステト「任された!!」
ノヴァ「千早!!演唱を開始するよ!!」
千早「分ったわ!!」
口の周りに強大なエネルギーが溜まって行く音葉
・・・
P「しかし醜い外見だな・・・」
詩花「人類の持つ悪性情報の集合体ですからね・・・」
亜夜「そんな外見で『反救世主<ネガメサイア>』って言う名前も皮肉よね・・・」
P「(こっちの世界でも亜夜は変わらんな・・・」
亜夜「全くもっとハイカラな格好にして欲しいわよ!!」
P「(あっ微妙に違う部分もある、ハイカラって・・・」
心白「でも規模的にニュクス程の大きさじゃないね・・・」
詩花「ニュクスって確か衛星サイズの本体が居たって言う・・・」
心白「そう、皆の力が在って再封印出来た。だから・・・」
亜夜「コイツの場合はそうは言えないわよ・・・倒さないと人類が危ないんだから」
P「そうだ、コイツは人類にとって害にかならない!!」
ネガメサ「私を倒せると思うかね?私は人類の総意の意思だ・・・」
亜夜「悪いけどアタシはそんな気持ちは全くないわ!!」
心白「同じくです。人生はまだ始まったばかり早々に終わらせる気はありません」
詩花「Pさん!!最後に決めたいセリフがあるんです!!」
P「良いぜカッコよく決めようじゃないか・・・」
・・・
最後の決め台詞は銃を合わせて『JACKPOT』でお願い
235 : ごしゅPさま   2024/04/11 08:02:18 ID:znbaPMb7Ys
>>234
(空き家の玄関前)
志紀「『平行世界』の存在に成り代わられたという事は…」
二葉「この世界の悪井幹事長はもう裁けない…」
シッポ「Pさんが『ゲート』を通してくれれば、話は変わるかも…」
志紀「でも、アタシの知ってる『悪井』は…」
シッポ「ちょっと、待ってください…(『奇蹟』のチカラを使って、志保BVの記憶にアクセスする音葉」
二葉「便利よね、そのチカラ…」
シッポ「他人の記憶を覗き込んでるようなモノだから、あまりいい気分では無いけど…」
志紀「で、悪井は…」
シッポ「もう長いこと、精神病棟に居るみたいですね。最も『向こう(超ビーチバレー世界』はこちらと時間の流れが異なってはいるみたいですが…」
志紀「そうっすか…」
カオル「ん…っ!?」ニャッ
二葉「どうしたの、弟ネコさん…?」
志紀「向こうはショッピングモールや商店街の方っすね…」
シッポ「大変、キマイラが飛んできてる…!」
二葉「えっ…!?」
志紀「キマイラ…?」
シッポ「野良猫の序列2位『カミサマ』のボスが奇蹟を必要以上に行使して、姿を変化させたんです…」
二葉「恋達は大丈夫なのかしら…」
志紀「ん、先輩…?(電話に出る音葉」
先輩『首尾はどうだ、簡単でいい』
志紀「『悪井』はもう検挙出来ないっす。ヒトを辞めてしまった…」
先輩『相分かった。それと、住宅街に凄く飛ばしてくるリムジンが来るんだが、検挙はしないでくれ…』
志紀「それはどうして…?」
先輩『アイブラック…』
志紀「アイブラックっすか…」ゲンナリ
二葉「アイブラックって…」
シッポ「世界的企業のアイブラックよね…?」
続く
・・・
補足
アイブラック:雫の実家が経営してる会社で世界的企業ではあるが、それでも分家にしか過ぎない。雫は男兄弟が継ぐものだと思ってるのでゴルファーになった
236 : ごしゅPさま   2024/04/11 08:26:23 ID:b6GPY.TUKI
>>235
(リムジン車内)
大拓「ウェイウェーイ、飛ばしてるけどいいのかシズちん!」
雫「問題無いよー!」
やや「うん、凄いね…」
ロコ「うぅ、ストマックからリバースしそう…」
樹里「わー、待て待て待て!」
冬優子「緊急車両かってくらい、信号がスルー出来てるわね…」
甜花「流石、アイブラック…」
琴歌「それよりもリーダーと詩花さんはどうしたのでしょうか…?」
恋「『神様』が呼ぶ声がしたと言っていましたが…」
ちとせ「キマイラとは違うもんね…」
大拓「それって、バステト神の事じゃないのー?」
雫「それが復活しなくて、『奇蹟』が出来たんじゃなかったっけ…?」
やや「あ…」
恋「どうかしましたか…?」
やや「何となくだけど、Pさんからバステトのオーラを感じたなって…」
『え…?』
・・・
(VS悪井・バステトシャドウ)
シャドウ「今度こそ、消えろ。私は貴女に成り代わる…!」
バステト「ほざいてろ、わっちはもう消えない。もう一度、生きると決めたから!」
(激しいラッシュを打ち合う音葉)
ネガメサ「私を倒しても、ヒトの意思は消えない!」
P「なら、その都度つぶす!」
亜夜「それが私達の意思よ!」
詩花「私達にはその覚悟があります!」
心白「その戦いに果てがなくとも…」
P「俺達は歩みを止めねぇ!」
バステト「あんちゃん、技を借りるよ…!」
シャドウ「(技と聞いて、身構える音葉」
バステト「まずは帰してもらうね、Release!」
シャドウ「まさか、止めろーっ!(媒介にしてランコと分離させられる音葉」
ネガメサ「な、んだと…!?」
P「諦めろ、お前の降霊術もそこまでだったんだよ…(T2マグナムを構える音葉」
ネガメサ「しまった…!」
P「轟け…」
P/詩花/亜夜/心白『JACK POT!』
(慈悲も与えない銃撃が放たれようとする音葉)
237 : 3流プロデューサー   2024/04/11 10:43:45 ID:Snos.23bz2
>>236
バステト「ノヴァ!!準備は!!」
ノヴァ「誰に言ってる!!ボクは最強だよ!準備はとっくに出来てるよ!!」
千早「!!!!」超高速神言発動中
バステト「なら!!デェエエエイ!!」蹴り上げる音葉
シャドウ「ぐわぁ!?」
ノヴァ「ジャスト・・・」
千早「誤差修正・・・ロック!」
千早&ノヴァ「「ゼタ!!フレア!!!!」」
瞬間的に太陽と見間違えるほどの強力な熱線がシャドウを焼き貫き大気圏を突破する音葉
バステト「相変わらずの馬鹿火力だね~認知世界だから良かったよ」
ノヴァ「通常世界には全く影響ないから使ったんだよ」
千早「ハァ・・・ハァ・・・想像以上に体力を持ってかれた・・・」
・・・
ネガメサ「私は・・・オォオオオオオ!!!!」
亜夜「醜いモニュメントはとっとと退場願うわ・・・」
ネガメサ「人の・・・破滅・・・を・・・」
心白「破滅願望があると同じで生きる願望も人の意思です・・・」
詩花「人が人である限り棄てる事は出来なくても、受け入れて尚前に進む・・・」
P「それが人間って奴だ、何度でも言うぞ」
P/詩花/亜夜/心白「人間を舐めるな!!」
ネガメサ「オォオオオオオ!!!」崩れ落ちる様に消滅していく音葉
P「これで終わりだ・・・」
238 : 変態インザカントリー   2024/04/11 14:11:42 ID:JNswFmepUQ
>>237
ネガメサ「ま、だだ…(思念体となり奇蹟と繋がろうとする音葉」
P「チッ、しぶといな…(スカルのT2メモリを準備する音葉」
バステト「お姉さんネコは弟さんのところに送るね!(フィンガースナップで送り届ける音葉」
千早「っ…!?」
ノヴァ「どうしたんだい、千早…?」
千早「やっぱり、貴女達は敵に回せないなって…」
ノヴァ「アレはアレでバステトが異常なんだよ…」
千早「えっ…?」
ノヴァ「行動原理がまんまPそのものだ…」
P「バステト、『奇蹟のカケラ』を撃ち抜くぞ!」
バステト「構わん、やりたまえよ。もう、あんな輝きをしてる以上は救えないから!」
ネガメサ「さ、せる、かぁー!(最後のチカラを振り絞って、奇蹟に入り込む音葉」
P「『奇蹟』ごと滅ぼす!(T2スカルメモリをマグナムにセットする音葉」カチッ
『スカル、マキシマムドライブ!』
P「スカルパニッシャー!」ッダーン
(破壊光弾を連射する音葉)
ネガメサ「間に、あえーっ!」
(かろうじて生き残り、外へと逃げていく音葉)
亜夜「いったい、どこに行こうと!?」
心白「そういえば、市役所を襲ってたキマイラがこっちに来てるって…」
千早「それて萩野さん達も向かってるって連絡があったけど…」
バステト「あんちゃん…」
P「ネガメサイアはキマイラと融合しようとしている…!」
・・・
恋「ハイ、分かりました…!」
雫「電話の主はなんて…?」
恋「悪井幹事長だったエネルギー体がキマイラを狙っていると…」
やや「ねぇ…」
雫「どうしたん…?」
やや「そのキマイラがさ、悪井幹事長だったやつと融合したら…」
甜花「融合解除させないと、ルカさんが危ないかも…」
やや「えっ…!?」
239 : 監督   2024/04/11 20:36:02 ID:Snos.23bz2
>>238
基本世界
恵美「Pったらいつ帰って来るんだろうね~」
カヨコ「あうあう・・・」
恵美「まぁ風来坊なのは遺伝だろからねぇ~」
カヨコ「・・・」まあそうだろうねっという顔
琴葉「ただいま~」
恵美「おかえり~」
琴葉「カヨコちゃんもただいま」
カヨコ「」プイッ
琴葉「えぇっと・・・」
恵美「ありゃりゃ~そっぽ向いちゃったか~」
琴葉「恵美にだけ懐くんだもの・・・悔しいよ」
恵美「まぁママだしねアタシ」
ピンポーン
恵美「あれ?宅配便だっけ?」
琴葉「私が出るよ。恵美は座ってて」
恵美「よろ~」
・・・
琴葉「ハーイ・・・あら?」
宝太郎「此処って所さんの家であってますか?」
琴葉「そうですけど、貴方は?」
宝太郎「俺は一ノ瀬宝太郎って言います。こっちは」
りんね「九条りんねです」
琴葉「一ノ瀬・・・もしかして志希さんの親戚の?」
宝太郎「そうです。よかった~」
りんね「一ノ瀬、話が脱線する前に渡しておけ・・・」
宝太郎「そうだね。あのコレを・・・」
琴葉「コレは・・・」夜烏の仮面を受け取る音葉
宝太郎「それは志希さんの形見です・・・」
琴葉「えっ・・・」
りんね「彼女はグリオンとの決戦で一ノ瀬を庇い・・・」
宝太郎「グリオンは俺が倒しました。だけど、一応と思って・・・」
琴葉「そう、なんだね。辛かったでしょ?」
宝太郎「はい・・・」
・・・
志希はグリオンとの決戦で致命傷を負い、宝太郎の成長を見届け消滅。長期フェイドアウト
勝負自体はドレッド参式相手に有利に進めていた
240 : 3流プロデューサー   2024/04/12 07:32:45 ID:nsoNI2Xex2
>>239
琴葉「でも、大丈夫かなって気もしてるの…」
宝太郎「えっ…?」
琴葉「志希さんはPくんより高位の吸血鬼ではあるし…」
りんね「P先生、吸血鬼だったのか…」
琴葉「彼の話はまた今度にするとして、志希さんならそのうち『ふらっと』戻ってくる気がしてるわ…」
宝太郎「そうですね…!」
琴葉「それにPくんも直に戻ってくるわ。だから、あなた達の戦いを続けて。ね…?」
宝太郎「分かりました…!」
りんね「それでは、失礼します…!」
(2人して、去る音葉)
琴葉「ふふっ、青春してるわね…」
・・・
恵美「直に戻るって言っても、もう4日目だよ…」
【それは仕方の無いことなのです、奥方よ…】
恵美「うわ、どっからの声だ…」
オーマジオウ【時空に干渉して、話をさせてもらっている…】
恵美「オーマジオウ、って事は果穂…」
オーマジオウ【その名で呼ばれるのも久しいですね…】
恵美「で、『仕方の無いこと』って…?」
オーマジオウ【『平行世界』間のゲートが閉じられた事で各世界間の時間共有が同期しなくなったのです…】
恵美「もうちょい、噛み砕いてよ」
オーマジオウ【必ずしも同じ時間が流れている訳では無いという事です。ただ、師(せんせい)が基本は行き来をしていましたので、『この世界』が基準みたいなところはあります…】
恵美「直に戻るって聞いたけど、もう『4日目』の夕方だよ…」
オーマジオウ【師はちゃんと戻ってきますよ。その過程で…】
恵美「また、誰かを助けようとしてるんだよね…」
オーマジオウ【助け、助けられる。それが今の師の生き方なのでしょう…】
・・・
後の有識者により、『所恵美の長い1日』と名付けられるとかそうじゃないとか。フフッ、いいんじゃないかな…?
(この世界の『逢魔降臨暦』より一部抜粋)
241 : 兄ちゃん   2024/04/12 12:40:28 ID:GsnYpUGZ4M
>>240
ルカ「(クソクソクソクソクソ!!!」
回想
やや「もう止めようルカ・・・」
ルカ「ナッ!?」
終了
ルカ「(何でアイツがこんな所に来るんだ!!チクショウ!!」
・・・
やや「ルカ・・・」
樹里「思った以上にはえな・・・」
冬優子「あの巨体であのスピードってインチキね・・・」
甜花「それでいて認知世界での移動だから障害物がない・・・」
ちとせ「マズいって事よね・・・」
琴歌「こちらは避けながらの移動ですしね・・・」
ロコ「スピードアップでお願いします!!」
雫「これで限界だって!!」
恋「ッ!!何か来ます!!」
・・・
ルカ「ぐぉ!?」何かに飛び掛かられる音葉
ハナ「そこ迄だよルカちゃん!!」
ハルキ「もう止めて下さい!!」
ルカ「テメェ等!!邪魔すんな!!そもそも何でテメェ等が!!」
ハナ「『石』を隠し持ってたんだよ!!」
ハルキ「こうなると思ってたから!!」
・・・
P「あいつ等!!」
バステト「アレは『ネメアの金獅子』と『スフィンクス』だ!!」
ハルカ「認知を歪めて対抗してる!!」
P「だが『反救世主<ネガメサイア>』の奴が・・・ん?」
・・・
ネガメサ「今だ!!私はまだ!!」
「させませんよ~」
ネガメサ「ぐわぁあああ!?」ドスン
ハヅキ「私の家族が大分お世話に成りましたね?」
ネガメサ「何だコレは・・・!?」
・・・
ニチカ「お姉ちゃん!?」
P「でかぁ!?」
バステト「ありゃ凄い『太陽の獅子』だ・・・」
ハルカ「獅子神話の中でも最古の歴史ですね」
242 : der変態   2024/04/12 14:00:25 ID:sfAObfdcRc
>>241
P「『奇蹟』にそれだけのチカラが眠っていた…」
二葉「って、事ですよね…?」
シッポ「でも、この世界は『争い』と一番無縁と言われているはず…」
「生存戦争よ…」
P「アンタは…」
ノア「私はノア。まずはランコを助けてもらったお礼をするわ、どうもありがとう…」
バステト「それで生存戦争って…」
ノア「『この世界』か成り立つうえで隠されはしたけど、欠かせない歴史…」
P「だとしたら、バステトがその勝者だというのか…?」
ノア「そうね。でも、今の彼女にその記憶は存在しない…」
ハルカ「それはどうして…?」
ノア「消したのよ、悲しく凄惨な争いだったから。忘れ、奇蹟として自らの中に閉じ込めていた…」
千早「それが解き放たれたのは…」
ノヴァ「Pがバステトを生かすために血を送った事でキャパが溢れたんだ…」
バステト「あんちゃんのせいだったのか!(爪を立てる音葉」ジャキッ
P「だけど、アザトースの攻撃で死んでも同じだったろうが!(慌ててエンドナイフを構える音葉」
ノア「まぁ、分裂して『この世界』に再び降り注いだのが直接の原因ではあるのだけれど…」
千早「ネガメサイアはニチカのお姉さんに何とかしてもらうとして…」
ノヴァ「キマイラカミサマの方だな…」
P「何とかしてやれんのは俺達じゃない…」
二葉「えっ…」
シッポ「どうするんです…?」
P「分かってんだろ、ニチカ…」
ニチカ「ぐっ…(理解してるけど反応に困ってる音葉」
P「そして、緋根…」
やや「私…?」
P「キマイラ。いや、ルカはお前達の言葉を求めている…」









『かつて「傍に居た者(やや)」と今「傍に居る者(ニチカ)」の言葉を欲しがっているんだ。きっとな…』
243 : 魔法使いさん   2024/04/12 14:04:06 ID:sfAObfdcRc
補足:ややは到着したタイミングだと思ってもろて
244 : プロデューサーはん   2024/04/12 23:05:52 ID:5ZGo7Vusc2
>>242
ルカ「どけぇええええええ!!!」
ハルキ「もう何もかもから逃げないで下さい!!」
ハナ「そんな事しても何も変わらないよ!!」
ルカ「うるせぇ!!アタシは逃げてねぇ!!!」
ハナ「それなら何で飼い主さんから逃げるの!!!」
ルカ「ぐっ!!!」
ハルキ「自分でもどこか間違ってるって思ってるんですよね!!」
ルカ「うるせぇ!!」
・・・
樹里「左右の首を潰しておいて良かったぜ・・・」
ちとせ「御蔭で二人の行動に対処出来てないね」
ロコ「ベストと言う訳ですね!!」
冬優子「でも依然として警戒をしないと・・・」
・・・
ネガメサ「己・・・この私が!!」
ハヅキ「トドメをお願いしますねジョーカーさん」
ネガメサ「なにぃ!?」
「言われるまでもありません!!!」空中ワイヤーアクションを駆使し眼前まで移動する音葉
ハルカ「やっちゃいなさい!!ジョーカー!!」
詩花「これで本当の終わりです!!」眼前に銃を構える音葉
ネガメサ「よせぇえええええ!!!」
詩花「覚えて置いて下さい・・・怪盗団は悪を成敗すると!!」
ダーン!!!!
・・・
P「アッチは決着だな!!」
やや「凄いね飛べるんだ・・・」
ニチカ「シッポを引っ張ててでも連れて帰りますよ!!」
245 : 夏の変態大三角形   2024/04/12 23:59:01 ID:9u6Qv1wg0s
コナン観てきたのよ、情緒壊れる
246 : やべ、ずっと寝てたわ。夜明けのラヴィットやってなかったし   2024/04/13 14:07:36 ID:5p7s5v5Wr.
>>244
P「だが、問題は…」
二葉「首元に拘束されている市長ですね…」
シッポ「涙の跡ですかね…」
千早「化粧が落ちてるけど…」
ノヴァ「オンナの見た目を取ってる立場から言わせてもらっても、化粧控えめの方が美人に見えるね…」
恋「おそらく、ペルソナ…」
ニチカ「仮面…」
やや「そうする事で、『弱い自分』を守ろうとしてた…」
『キャッ!(空からハナとハルキが落下してくる音葉』
二葉「大丈夫!?」
シッポ「酷いケガ、もう無理はよした方が…」
ハルキ「そうだね…」
ハナ「そうさせてもらおうかな…」
P「ニチカ…」
ニチカ「な、なんですか…」
P「いい加減、覚悟を決めろ。緋根はもう…」
ニチカ「えっ…」
やや「(ルカを力強く見つめる眼差しをする音葉」
ニチカ「分かりましたよ、分かりましたー!(その思いに呼応するかのように『奇蹟』が覚醒する音葉」
恋「眩しっ…」
(やがて、光が晴れる音葉)
やや「えっ…」
千早「それって…」
ニチカ「見た目に何の変化も…(自分の手や腕を見回す音葉」
P「あるぞ、背中にな…」
ニチカ「って、ええーっ!?(天使のような翼が生えてきている音葉」
P「懐かしいな、天使の羽根だ。俺もいっとき生やしてた…」
ニチカ「え、死んだことあるんですか?」
P「ちがわい、天使の保護を受けてた時期があるんだ」
ニチカ「これでいったい、どうしろと…」
やや「一緒にいこう、ニチカちゃん…」
ニチカ「ややさん…」
P「緋根の手を取って、空中を浮かぶイメージで上がってみろ…」
ニチカ「それでは、ややさん…」
やや「うん…(差し出された手を取る音葉」
ニチカ「ルカ…!(強い決意で空へ浮かぶ音葉」
恋「私もおばさまへ伝えたい言葉が…」
P「それなら、俺がエスコートしよう…(お姫様抱っこで空へと飛び上がる音葉」
二葉「しまった…!」
シッポ「落ち着きなさいって…」
247 : 散髪と買い物してた   2024/04/13 16:30:09 ID:M/qZowpThE
>>246
鏡晶葉「そっかそっか・・・」
光「・・・」
麗奈「・・・」
鏡晶葉「暗い顔するなってアイツの事だ、どうせヒョッコリ現れるさ」
泉「分ってはいるんですが・・・」
光「見知った人が突然いなくなるのは結構来るからな・・・」
麗奈「アイツのあのお気楽騒がしいのも聞けないと寂しいわね」
光「何だかんだでムードメーカーだったからな」
泉「出来れば私達が生きてる間にリホップして欲しいですね」
鏡晶葉「・・・そうだな」
・・・
他県の学園自治区大聖堂
クロ「そうか。寂しく成るな」
クラリス「何か合ったのですか?」ヌッ
クロ「あぁ志希がな・・・」
クラリス「心中お察しします・・・」
クロ「取り敢えずだが設備の件は大方済ませた」
クラリス「申し訳ありません。幾分機械に疎く・・・」
クロ「心配するなこう言うのは俺達の仕事だ」
クラリス「それにこの学園はミッション系で機械に触れる機会が少ないのでそれはもう」
クロ「それにしても偉くデカい学園だな。まるで都市規模だ・・・」
クラリス「はい、複数の学園からなる学園です、その中で『パテル』『フィリウス』『ダンクトゥス』の三校が中心的な存在です」
クロ「その中央理事は大変じゃないのか?」
クラリス「主の教えを広めるのが私の仕事なので・・・ん?」
クロ「喧嘩か・・・」
クラリス「少し待って居てください。コラ喧嘩などしてはいけません。友人に暴力を振るうなどそんな事しては天国に行けませんよ」
生徒「申し訳ありませんシスタークラリス
生徒「すみませんシスター」
クロ「(なんやかんやで立派な聖職者なんだな」
クラリス「良いですか?暴力を振るって良いのは、異教徒共と隣の県の化け物(ゲヘナ)共だけですよ」ニッコリ
クロ「ちょっと待て!?」
248 : そういえば、萩野恋は「れん」と「こい」のどっちなのか?   2024/04/13 20:19:07 ID:5p7s5v5Wr.
>>247
クロ「教師が暴力の行使を許可しちゃイカン!」
クラリス「今更、何を」ケッ
クロ「ほら、お前たちもそろそろ授業の時間じゃないのか…」
生徒「そうですわね…」
生徒「ありがとうございます…」
(お礼を言いながら、小走りで去っていく音葉)
クラリス「P様は教師のクセして、雷獅子を纏った右腕で殴っていたではありませんか」プンスコ
クロ「それを言われると、少し弱いが…」
クラリス「何やら疲れが見えますが…」
クロ「気にするな、心労だ。今んとこはな…」
クラリス「見てくれは変わっても、性根は変わりませんね…」ププッ
クロ「それじゃ、請求書は後々送るから…」
クラリス「分かりましたわ、お疲れ様です…」
クロ「おう…」
・・・
(空猫世界)
ルカ「来やがったな…」ギリッ
ニチカ「うん、来たよ…」
やや「ルカ…」
P「さぁ、萩野…!」
恋「おばさま!」
市長「恋、ちゃん…」
ニチカ「私は知ってましたよ、アナタがややさんの所に居たのは…」
ルカ「じゃあ、何で…!?」
ニチカ「いつか、戻ってこられるようにその架け橋になりたかった…」
ルカ「えっ…」
やや「ニチカちゃん…」
ニチカ「ややさんは時々、寝ながら泣いてるの。その時は決まって…」
やや『ルカ、ルカ、どうして…』
ニチカ「って、零してる…」
やや「そう、なんだ…」
ルカ「いや、本人…」
ニチカ「アンタはいつまで意地を張ってんの…?」
ルカ「んだと!?」
ニチカ「作られた街に罪は無い…」
ルカ「うるせぇ、そんなの…!」
ニチカ「分かってたら、どうして去ったんですか!?」
ルカ「ぐ…」
やや「ルカ、あそこが嫌なら引っ越す。だから、お願い…!」
ルカ「やや…」
ニチカ「その『奇蹟』を早く手放して、さぁ!」
ルカ「う、うわぁぁぁぁぁっ!」
249 : Pちゃま   2024/04/13 20:57:14 ID:VpQwQFX6WU
>>248
ルカ「お前はそれで良いのかよ!!家族を奪われて!!それを餌にする糞共を!!口だけ同情するカス共を野放しにして!!」
やや「確かにあの時は辛かったよ・・・でもね」
ニチカ「一番辛かったのはルカさんが勝手な解釈で復讐しに家を出て行った事!!」
ルカ「なっ・・・何だと!?嘘だ!!!」
ニチカ「嘘なんかじゃない!!」
ハヅキ「だったら私達を拾う際にあんな泣きそうな表情しませんよ」
やや「え、そんな顔してたの・・・」
ニチカ「えぇ~・・・」
ハヅキ「無意識だったんですか~?」
ルカ「」動きが完全に止まる音葉
恋「今です!!ゼノビア!!」鎖を使い市長の元迄一気に詰め寄る音葉
・・・
遠くで見てる雫「うん、してた・・・無意識だったの?」
「随分と面白い友人を持ってね。良くってよ」
雫「正直近くに居て助かりましたよ。瑞樹さん・・・」
瑞樹「フフッそうね。偶然と言うのも愛さないといけないわね」
「姉様・・・」
雫「正直本家や実家の力を借りずに済ませたかったんですけどね」
瑞樹「あら、つまらない事を言うのね。お婆様が孫である私達にそんな意地悪する人だと思いかしら?」
雫「お婆様がそんな事する筈無いでしょ。ただ・・・」
瑞樹「はぁ・・・何時までも『あの二人』に固執するのは結構よ。でも・・・」
「行き過ぎる固執は二人に重荷に成りますよ雫さん」
雫「分ってます・・・」
瑞樹「なら偶には本家に顔を出しなさい。お婆様も皆、貴女を待ってるわ。出しなさい」
執事「分りましたお嬢様方」
「ご機嫌様雫さん」
ブロロロロロロロロ・・・
雫「アメリカツアーが終わったら帰ってみるかな・・・」
・・・
名前は萩野恋(はぎのこい)です
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