【安価SS】ドラえもん「これは僕と>>4ちゃんが体験したある出来事のお話」【ミリオン】
1 : 1   2023/05/28 21:37:08 ID:Uk5Z9gKEZM
ドラえもん「やあ、今日も来たんだね……え?またあの話が聞きたいの?しょうがないなあ、じゃあ最初から話すね。そう、あれは>>6の出来事…」

(>>4は下記のアイドル以外の劇場アイドル32人の誰か)
(>>6は春、夏、秋、冬のいずれか)

――――――――――――――――――――――
★過去作はこちら
①春日未来編
②ロコ編
③伊吹翼編
④周防桃子編
⑤最上静香編
⑥真壁瑞希編

⑦二階堂千鶴編
【安価SS】ドラえもん「おはよう、>>4ちゃん」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?read=26691&ukey=0&log=past&res=625
~あらすじ~
千鶴の役に立ちたいと強く願うドラえもん。
しかしやることなすこと失敗ばっかり!
その上、色々な悪人たちの恨みを買ってしまい、さあ大変!
果たしてドラえもんは千鶴の役に立つことができるのか!?

★番外編
【ミリドラ安価SS】ドラえもん「動画のネタを出せだって!?」【伊吹翼番外編】
http://imasbbs.com/patio.cgi?read=28327&ukey=1
――――――――――――――――――――――

↓↓↓過去作の登場人物の一部を表にまとめました↓↓↓
752 : 最低最悪変態プロデューサー   2023/11/06 17:59:07 ID:C8cBMSKAMs
ジョジョキタコレ
753 : プロデューサーはん   2023/11/06 18:51:56 ID:0WDM5LnCOw
確かに水桜は可奈のスタンド、と言えなくもないわな
754 : プロヴァンスの風   2023/11/06 19:47:36 ID:AjJwM163/M
連続蹴りだとゴールドエクスペリエンスの無駄無駄ラッシュの派生があるな
755 : 1   2023/11/06 21:32:02 ID:YGIBMLs3Dw
デマオン「貴様、誰に向かって口をきいている?…図に乗るなァァ!!」ブンッ

水桜「!!」ガッ

デマオンの巨大な拳と水桜の蹴りがぶつかり合う。

デマオン(互角だと…!?)

水桜「それっ!」
デマオン「ご…っ!」

水桜「次っ!」
デマオン「ぐはっ!」

水桜「ほらほらほらほらほらほらほらほらァ!!」
デマオン「ぐわああああっ!!」

デマオン(バカな!なんだこの速さは…この、強さはっ!?)

ドラえもん「すごいぞ!蹴りだけでデマオンを押してる!」

水桜「とどめーっ!!」ゲシッ

デマオン「…がっ!」パッ
可奈「え…」

水桜「…あ」

可奈「うわあああああああああああああああ!ふんふんふん!」

空中で平泳ぎをするも何の意味もなく、そのまま落下していく。

水桜「!!」ビュンッ

可奈「助けてええええええええ!!」

水桜「よっと!」ガシッ

可奈「…あ、あれ?」キョロキョロ

水桜「危なかったわね」

可奈「あ、ありがとう……って浮いてる!?」

水桜「あんた、ほんといちいち驚くわね」ドヨーン

可奈「だって驚くことしかないもん!」

水桜「はは、そりゃそうか……上に行くからしっかり捕まってて」

可奈「う、うん」

水桜「…ふんっ!!」ピョンッ

可奈「うわああああ!空中でジャンプしたー!?」

水桜「だからいちいち驚くな!!」
756 : 1   2023/11/06 21:32:29 ID:YGIBMLs3Dw
ドラえもん「…」ポカーン

水桜「はい、到着!」スタッ

ドラえもん「可奈ちゃん、大丈夫!?」

可奈「うん、この子のおかげで何とか…」

水桜「ちょっとあんたね、黙ってみてないで助けに行きなさいよ!」

ドラえもん「この状況で助けに行けるわけないだろ!」グルグル

水桜「あ、そうか。縛られてるんだったわね」ボオッ

可奈「今度は足が燃えた!」

水桜「はあっ!」シュッ

ドラえもん「あちちち!」

水桜「これで動けるでしょ?」

ドラえもん「あ、ありがとう……ところで、君はいったい…?」

水桜「私はこの子の覚醒によって生み出された“力”……魔力でできた精神体、みたいなもんね」

可奈「じゃあ私もみんなみたいに魔法が使えるようになったの!やった~!」

水桜「まあ見ての通り、私の場合はちょっと特殊……おっと、敵が来るわよ」

可奈&ドラえもん「「え?」」


デマオン「ぐおおおおおおおおおおおおお!!」ズオオオオ

可奈「巨大化したー!!」ガーン

デマオン「牛魔王の力だ…三人とも捻り潰してくれるわ!!」

水桜「やれるもんならやってみなさいよ!ギッタギタのメッタメタにしてやる!」

デマオン「だかが分身ごときが増長するなああああああああ!!」

水桜「…ドラえもん、力を貸してちょうだい」

ドラえもん「分かった!何でも言ってくれ!」


A:じゅうたんを猛スピードで飛ばして三人でデマオンに特攻する
B:ドラえもんをデマオンにシュゥゥゥーッ!!
C:ドラえもんを踏み台にしてデマオンの顔面にキック
>>758
757 : 兄ちゃん   2023/11/06 21:57:12 ID:AjJwM163/M
Bドラえもんマグナム
758 : プロデューサーさま   2023/11/06 23:49:57 ID:wvuzpK5znw
B
この後自分たちも飛んでドラと同時攻撃するアバンストラッシュX方式ならなお良し
759 : 1   2023/11/08 21:57:04 ID:DcCKmIAVa2
水桜「私があんたをキックするから、ボールのように相手に突っ込んでいくのよ!」

ドラえもん「わか……え?」

水桜「シュゥゥゥーッ!!」バシィッ

ドラえもん「ぎゃああああああああああ!!」ビュンッ

デマオン「!?」

ドラえもん「こ、こうなったらやけくそだ!うおおおおおおお喰らええええええええ!!」ドンッ
デマオン「が、はっ!」

可奈「超エキサイティング…」

ドラえもん「や、やったぞ!」ガッシリ

無数の人型「…」
ドラえもん「…改めて間近で見ると、マネキンみたいなのがたくさんくっつき合ってて、本当に気持ち悪いなあ…。早く離れたいけど、このままじゃ落ちちゃうし、どうしよう…」

デマオン「おのれ、許さん!許さんぞ!粉々に砕いてくれるわ!!」ブンッ

ドラえもん「うわああ!」

水桜「うおりゃあああああ!跳び蹴りィィ!!」ゲシッ

デマオン「ぐはあああっ!!」

ドラえもん「待って!それなら最初から跳び蹴りでいいじゃないか!僕がボールになる必要なかったよね!?」ガビーン

水桜「バカね、あんたが囮になったから上手くいったんじゃない」

ドラえもん「なんだかモヤモヤするなあ」

可奈「二人とも、早くこっちに来て!」

ドラえもん「助かる!」


デマオン(ば、バカな…!このわしが…あんな分身ごときに押されているだと!)ゼェゼェ

デマオン(おのれえええ!やはりあの小娘は早々に消さねば!……ん、ぐっ!?)

デマオン「ぐ、おお…おおおおおお!」


ドラえもん「なんだ?急に苦しみだしたぞ?」

水桜「私の蹴りが効いてるようね」ニヤニヤ

ドラえもん「そう、なのかな…?」
760 : 1   2023/11/08 21:57:53 ID:DcCKmIAVa2
デマオン(魂が削られるこの感覚…、まさか…星梨花…!)

デマオン(人にして悪魔にも劣らない邪悪な精神と力を兼ね備えた存在…だからこそわしは貴様のことを認めていた。……本当に、貴様ほどの者が敗れたというのか…!?)

デマオン(志半ばで命を落とすとはさぞ無念だろう…。だが貴様の死は無駄にはしない)


~学園の外~

志尊可奈「…」

翼(魔法)「あの子大丈夫かな?ずっと星梨花のことを見てるけど」

マナカナ「そっとしておいてやりなさいよ。アイツはやっと自分の運命に決着をつけたんだから」

志尊可奈(…こうしてみると普通の女の子なんですね。私はお前のことを心の底から憎んでいたけど、あの千鶴という女性や精霊の女の子のようにお前のことを心配してくれる人もいたんだ。お前が闇に堕ちさえしなければ…)

志尊可奈「…約束、破ってしまってごめんなさい」ボソッ

翼(魔法)「え?」

志尊可奈「…いえ、何でもありません。それよりも早く学園に戻りましょう。星梨花も連れて、みんなの所に…」

マナカナ「っ!何よあれ!!」

マナカナが空を指さすと、無数の腕が重なり合いながらこちらに迫ってきていた。

マナカナ「あの腕、星梨花を掴んで行くつもりよ!」

志尊可奈「なっ!」
761 : 1   2023/11/08 21:58:46 ID:DcCKmIAVa2
デマオン(貴様はアーティファクトの一部となり、古代魔法そのものとなるのだ!魂は魔力となり、永遠にアーティファクトの中で生き続ける!貴様の意思はわしが受け継ぐ、だから安心するがいいぞ!!)

ドラえもん「突然腕を生やしたと思ったら、何かを掴んできたぞ!」

可奈「あれって…こっちの世界の星梨花ちゃん!?」

ドラえもん「星梨花ちゃんがアーティファクトに取り込まれていく…!?」

デマオン「ワハハハハ!!力がみなぎってくるぞ!!これが覚醒した魔法使いの力か!素晴らしいではないか!!」

依り代であった星梨花を取り込んだことで、先ほどまでとは比較にならないほどパワーアップしたのだった。

デマオン「くくく…さて、先刻の礼をしなければな。……まずは貴様から消し去る!魔力の一片も残さず完全にな!!」

水桜「…!」


安価内の書き込みの「IDに書かれている数字の合計値」によって結果が以下の通りに
なお数字が一つもない、もしくは0の場合は『偶数』とする

偶数:攻撃を受けるも、何とか生き残る
奇数:大ダメージを受け、消えてしまう
>>762~764
762 : 変態大人   2023/11/08 22:36:20 ID:/1wbPxIW2k
ドラえもん「ドラドラドラドラドラ!!」
763 : プロ太郎さん   2023/11/09 00:13:59 ID:D4vZIyR4XY
奇数ルート絶対デッドエンドになる可能性あるやつだよね
可奈本人の戦闘力上がってる描写ないし
764 : Pくん   2023/11/09 11:08:07 ID:Acm9NwDcjw
よし
765 : 1   2023/11/10 22:24:43 ID:UJfuJ0bjbE
1+2 +4+4 +9=20
偶数ルート


水桜(こいつ…さっきよりも魔力が桁違いな量に…!)

デマオン「どうした?この力を目の当たりにして恐ろしくなったか?」 ニヤリ

水桜「調子に乗るんじゃ…ないわよっ!」ビュンッ

デマオン「より強力な力を手に入れたのだ。調子に乗るなというのは無理だろう?」

水桜「また蹴り入れてやる!!」ブンッ
デマオン「!」ドスッ

水桜「…」ニィ

デマオン「…かゆいな」

水桜「効いて、ない!?」

デマオン「“半身”を取り込んだのでな、ようやく力が馴染んできた…もう貴様に後れを取ることはない!」ブンッ
水桜「きゃあっ!」

デマオン「待たせてすまなかったな。ようやく“冥界のアーティファクト”の真価を貴様らに見せてやれそうだ!」

水桜「真価…?」

デマオン「…マフーガの風の力と、ブリザーガの氷の力…これらを組み合わせて、放つ!!」

ドラえもん「合体技!?」

水桜「くっ、あああ!!」

デマオン「まだ終わらんぞ!コトハとカオリの持つデストルドーの力を同時に放つ!!」

水桜「っ!!」

デマオン「『デストレイピア・ファイナル・トルネード』!!『アトミック・デストレーション』!!」

水桜「ぐああああああ!!」

可奈「ドラえもん!」

ドラえもん「うん!」

二人は落下してくる水桜を受け止める。

可奈「大丈夫?」

水桜「何とか、ね…」
766 : 1   2023/11/10 22:25:16 ID:UJfuJ0bjbE
ドラえもん「恐らく今までは本調子じゃなかったんだ…。星梨花ちゃんを取り込んだことで、完全にアーティファクトの力を使いこなせるようになったんだと思う」

水桜「なんだっていい。あいつを倒すってことには変わりないでしょ」キッ

デマオン(これだけの攻撃を受けてもなお形を保っていられるとは…それほど奴を形成している魔力量が高いということか)

デマオン「やはり貴様の存在は捨て置けんな、可奈」

可奈「私!?」

水桜「ちょっと待ちなさいよ!私はまだ消えてない!」

デマオン「優先順位が変わった。そこの小娘から消すことにする」

可奈「…!」ビクッ

ドラえもん「させるもんか!!」ザザッ

デマオン「立ち向かってくるのなら別に構わん。どのみち消える命…先か後か、の違いだけだ」

可奈「…ドラえもん、『あれ』を貸して」

ドラえもん「可奈ちゃん?」

可奈「私がここに来たのは守られるためじゃないよ…私も一緒に戦う!」


多数決。多い方を採用。

可奈の言う『あれ』とは?
A:コエカタマリン
B:消火器
>>767~769
767 : プロデューサーさん   2023/11/10 22:54:05 ID:zxWkESlAhs
768 : レジェンド変態   2023/11/10 23:01:54 ID:huvx58r4mQ
A可奈に使わせずして誰に使わせるというのか
ジャイアンもいたわ……
769 : プロデューサー殿   2023/11/10 23:48:58 ID:kRBkZYFybU
まあAだよなぁ
770 : ご主人様   2023/11/11 07:51:51 ID:vUPhapRppg
可奈3人+水桜(あと翼も?)で絶唱してほしい
771 : プロデューサーさん   2023/11/11 10:18:24 ID:sadjdZ5eMo
翼さんみたいな絶唱顔はヤバいって!
772 : 1   2023/11/11 22:20:09 ID:6TUf33N2N.
ドラえもん「…そうだね!一緒に戦おう!」ゴソゴソ

『コエカタマリン』~!

可奈「…っぷはー!よーし、行くぞ~♬やるぞ~♬頑張るぞ~♬」

デマオン「くくく、死ぬ覚悟ができたようだな」

可奈「死なないよ。私は生きる…生きて、絶対にトップアイドルになるんだ!」スゥゥゥ

ワ ー ! ! !

デマオン「ぐぅ!声が、実体化した…!?……だがこの程度の攻撃でわしが倒せるものかァ!!」ブンッ

ロ - ! ! !

デマオン「何!?」ガッシリ

ドラえもん「やった!『ロ』がデマオンの拳にはまったぞ!」

可奈「…」スゥゥゥ

ワ - ! ! !
水桜「よっと!」スチャ

水桜は文字の上を飛び移りながら、デマオンの元へと向かっていく。

デマオン「…っ!」

水桜「喰らええええええ」ブンッ

デマオン「…馬鹿め!」スゥ
水桜「消えた!?」

デマオン「消えたのではない」

ドラえもん「え!?」クルッ

可奈「いつの間に後ろに!?」

デマオン「周りをよく見てみろ」

デマオン1「虫けらどもめ」

デマオン2「覚悟するがいい」

デマオン3「全員消し去ってやる」

ドラえもん「デマオンが増えた!?」ガーン

デマオン「バグル帝王の分身能力を発動したのだ。貴様らに本物のわしが見抜けるかな?」

ドラえもん「いったいどれを攻撃すればいいんだ…?」


どのデマオンを攻撃する?
安価を取ったレスの『秒数』が『奇数』だった場合、選択したデマオンは本物とし、ダメージを与えられる。
A:デマオン
B:デマオン1
C:デマオン2
D:デマオン3
>>774
773 : Pサン   2023/11/12 01:09:12 ID:Qo5nCDGm4s
各個撃破すればいつかはダメージを与えられるはず
774 : プロデューサー様   2023/11/12 03:28:01 ID:c4lK.IdHPc
どーれーにーしーよーうーこれ!(C)
775 : 1   2023/11/12 14:06:11 ID:sswCpJE5Ys
奇数、成功

ドラえもん「ドッカーン!」
水桜「とりゃああ!」
可奈「ワ ー! ! !」

デマオン「ぬぅ…何故わしが本体だと分かった…!?」

水桜「私の眼を持ってすれば、本物か偽物かを見分けるなんて造作もないわ!」ドヤァ

ドラえもん「本当は勘なんだけどね」

可奈「当たってよかったね!」

水桜「あんたたちねえ!」ガビーン

デマオン「おのれ…!」ギリッ

ドラえもん「一人ひとりは大した力はないかもしれない…、けどみんなで力を合わせればこんなんだって乗り越えられる!お前なんかに負けるもんか!僕たちは必ず可奈ちゃんやこの世界を守って見せる!!」

可奈「ドラえもん…!」ジーン

デマオン「…口を開けば、守る守ると…!貴様のキレイごとはもううんざりだ!!」カッ

デマオンが目を大きく見開くのと同時に、可奈たちを衝撃波が襲う。

ドラえもん「これは…衝撃波!?」

水桜「こいつ…次から次へと色んな技を…!とりあえず、じゅうたんにしがみついて…

ドラえもん「うわああああああ!」ヒュウウウ
水桜「しまっ…!きゃあああ!」ヒュウウウウ

可奈「二人ともー!!」

デマオン「守りたいなら守ればいい!この一撃から全てを守ることが出来ると言うのなら、わしに見せてみろ!!」スゥ

デマオンが空高く腕を上げると、一瞬だけ空が光った。

デマオン「星よ、雷となれ!!」
776 : 1   2023/11/12 14:06:45 ID:sswCpJE5Ys
一方その頃、ドラえもんと水桜は――

ドラえもん「うわああああああ!!」ドスン

水桜「いたたた…」

このみ「ドラちゃん!」

ドラえもん「え…あ!このみさん!それにみんなも!!」

このみ「無事だったのね、良かった…」ウルウル

ミクジン「壊れたと思ったら突然姿も消えるしで、ぼく心配したんですよ!」ウルウル

ドラえもん「心配かけちゃってごめん」

ヒグマ「死霊どもが突然消えたことも驚いたが、どうして空から……なんだありゃあ!?」

水桜「あ、あれって…隕石!?」


可奈「すごい大きい隕石…!?」

デマオン「あれを完全に阻止できなければ、貴様らも学園も…いや、この大陸全土が滅びるぞ!!フフフ、ワハハハハハハハ!!」

可奈「…ウ ワ ア ア ア ア ア ! ! !」

デマオン「無駄な足掻きを!貴様一人でわしに抵抗するつもりか?」

可奈「一人じゃない…一人じゃないよ!みんなはまだ、諦めてなんてない!私だって…絶対に諦めない!!」

デマオン「…虫けらめ、大人しくしていれば一瞬で死ねたものを」

可奈「私は諦めない…絶対にドラえもんたちが来てくれる…!だからお前なんか怖くない…!」
777 : 1   2023/11/12 14:07:41 ID:sswCpJE5Ys
~学園~

ロコ(魔法)「大魔王、なんてクレイジーなことを…!しかしあなたの思い通りにはさせません!」


ロコ(魔法)『学園の皆さん、聞こえていますか?』

瑞希(魔法)「この声は…学園長、ですか」

ロコ(魔法)『敵が大規模攻撃を仕掛けてきました!』

志保「ええ、良く見えてます…」

ジャイアン「あんなの喰らったらひとたまりもないぜ」

ロコ(魔法)『私と教師たちで結界を張ります!ですが、それだけで防ぐことは正直不可能に近いでしょう……お願いです、あなたたちの魔力を私たちに貸してください!』

瑞希(魔法)「学園長が我々に助けを求めるほどとは…これは私たちも……」

紗代子(魔法)「はい!気合を入れないといけませんね!」

ひなた「あたしたちも手を貸すよ」

志保「全員の力を合わせればきっと上手く行くはずよ」

ジャイアン「くそっ!俺に出来ることは応援してやる事だけだ…!すまねえ!」

志保「何言ってるんですか。そこにいてくれるだけでも十分ありがたいですよ」

ひなた「正直、あたしらもちょっこし限界きてるからねぇ、そうやってそばにいてくれると安心するんだわぁ」

ジャイアン「志保…ひなた…!そうか、そう言うことならここでお前たちを応援するぜ!何があっても、俺はお前たちと一緒だ!!」

ひなた「えへへ」

志保「まったく」フッ
778 : 1   2023/11/12 14:08:18 ID:sswCpJE5Ys
~学園の外~

美奈子(魔法)「琴葉ちゃん、私たちも!」

琴葉(魔法)「うん!私たちに出来ることを…最後までやり通す!」

ドラえもん「…」

このみ「ドラちゃん?」

ドラえもん「僕は…決着をつけに行ってくる!」

水桜「そうね、それにあっちには本体の私が残ってるし、ここでジッとなんてしてられないわ」

このみ「でもどうやって…」

ドラえもん「まだこれがある…」ゴソゴソ

『どこでも大ほう』~!

ドラえもん「僕はこれを使って移動できる!」

水桜「私は空を飛べるから問題ないわ」

ヒグマ「さらっと言うけどすごいなあんた…」

ミクジン「って言うかどちら様ですか!?」

水桜「んなことはどうだっていいの!あんたたちはこのみさんたちを守るのよ!いい?」

ミクジン「は、はい!」ビシッ
ヒグマ「う、うっす!」ビシッ

水桜「…で、どうする?」

ドラえもん「僕は…」


多数決。多い方を採用。
A:デマオンと戦う
B:隕石を破壊する
>>779~781

ついに最終決着目前!?
779 : Pサン   2023/11/12 14:10:28 ID:Cqz1Ho4dsQ
A
780 : プロヴァンスの風   2023/11/12 17:48:04 ID:zVc4cyNWTk
A
781 : プロデューサーくん   2023/11/12 21:31:05 ID:c4lK.IdHPc
A
デマオンをぶっ倒してそのあと隕石を壊す!
782 : 1   2023/11/14 21:30:51 ID:qhCUPepKbU
ドラえもん「デマオンと戦う!可奈ちゃんを助けに行くんだ!」

水桜「…そうね、やっぱりあんたはそれを選ぶわよね」フッ

そう言うと、水桜はドラえもんに微笑みかける。

水桜「これからも“私”のそばにいてちょうだいね」

ドラえもん「もちろんだ!」

水桜「…なら私が先に行って隕石を破壊する。あいつが私の方に意識を向けてる隙に思いっきりやっちゃって!」

ドラえもん「…わかった」

水桜「ありがとう…じゃあ行ってくる!」ビュンッ

ドラえもん「…後は任せてくれ」


水桜「うおおおおおおおおおお!!」ビュウウウン

可奈「もう一人の私!」

デマオン「我が魔法に特攻するつもりか?どうやら完全に頭がおかしくなってしまったようだな!」

水桜「ぶっ壊してやる!……はああああああああっ!!」ブンッ

水桜が渾身の蹴りを隕石に放つ。
脚は隕石にめり込み、その箇所からヒビが発生していく。
しかし――

水桜「っ!」ギリッ

デマオン「やはり完全に破壊することはできなかったようだな!分かりきっていた結果だが、実際に見ると実に滑稽な姿じゃないか!」

水桜「んんんんぐあああああああああ!!」グイイイ

デマオン「悪あがきはよせ!貴様の力では我が魔法を破壊することなど不可能!そのまま地上に押しつぶされるがいい!そして、大切なものを守れずにこの地と共に滅びろ!!それが貴様の結末だ!!フフフ、ワハハハハハハハ!!」

水桜「…私が大切なものを守れないですって?ふざけたこと言ってんじゃないわよ。私は絶対に諦めない!」

デマオン「減らず口を!この状況を理解していないのか!?今の貴様にはどうすることもできはしない!!諦めろ!!」

水桜「…だから諦めないって、“私”が言ってんのよ!!」
783 : 1   2023/11/14 21:31:23 ID:qhCUPepKbU
可奈「…私、は…私でしか、ない…可能性、でしか、ない…」

デマオン「なんだ急にぶつぶつと…?」

可奈(私に出来ること…色々と考えたけど、やっぱりこれしか思いつかない…!)

水桜「そう、それでいい…」ニィ

可奈(私に出来ること…それは…!)

可奈「世界にひとつだけの…音を持つ『希望』!!」

可奈(全力で歌うこと!!)ニッ


可奈「Rat A Tat!!!叩こう 夢のとびらを 今~♬ Rat A Tat!!!叩こう 思いっきり叩こう!♬」

可奈が歌いだすのと同時に、『コエカタマリン』で固体化した歌声がデマオンへと向かっていく。

デマオン「な、なんだこれは!?無数の文字がわしに…!!」ズッシリ


――色もカタチも輝きも違う

ロコ(魔法)「これがあなたの力なのですね、ワンダフルです!」


紗代子(魔法)「な、なにこれ…」

瑞希(魔法)「力がみなぎってくるぞ…むんっ」

ひなた「これってもしかして…」

志保「ふっ…可奈らしいわね」


千鶴(魔法)「…力が戻ってくる」

美奈子(魔法)「すごい…際限なく魔力が出てくる…!」

琴葉(魔法)「これなら行ける!!」

このみ「楽しそうに歌ってる姿が目に浮かぶわね」

ドラえもん「…うん」


――私たちの全てが未来

志尊可奈「この歌は…!」

マナカナ「間違いなくあいつね」

翼(魔法)「魔力が戻ってきた…っていうか前以上に力が湧いてきてるみたい!歌でこんなことが出来ちゃうなんてすごいね、あっちの可奈は!」

マナカナ「…何せアイツの歌は世界を救う力があるからね」

志尊可奈「それが…アイドル!」
784 : 1   2023/11/14 21:32:03 ID:qhCUPepKbU
水桜「矢吹可奈の真の力よ!!」

――きらめけ 世界!

水桜「おりゃあああああああああ!!」ミシッ

デマオン「我が魔法が押されているだと!?」

水桜「よく見ておきなさい!あんたの目の前にいるのはね、いずれ世界でトップを取るアイドル!その歌は…みんなを幸せにする力を持つ!あんたみたいな悪党じゃ絶対に止められない!!私は…“私”は…絶対に夢を……」

ミシッ…!ミシッ…!!

デマオン「なっ…!?」

水桜「諦めないいいいいいいいい!!」

バキンッ!!

デマオン「バカな!わしの、最大の魔法が…破られただとォォ!?」

水桜「…」チラッ

可奈「もう一人の私…」

水桜(そんな顔しないでよ…大丈夫、私はいつでも心の中にいる…!だから今は、思いっきり歌って…)ニコッ

可奈「…うん!」

可奈の背後で隕石が爆発を起こし、発生した光の中で水桜もその姿を消してしまう。
喪失感はない。彼女の言った通り、可奈の心の中に戻っていっただけ。
そして可奈はデマオンの方を向き、再び歌を紡いだ。

可奈「もっとカラフルに もっとあらぶるよ♬ みんな みんな 未来だよ~♬ 気づかれずに終わらせはしない♬ 届け 届け 『希望』の音♬」

デマオン「まただ…この文字がわしの力を奪っていく…!やつの魔法は分身を作るものではなかったのか…!これがやつの…真の魔法だというのか!?」


このみ「…ドラちゃん、準備は良い?」

ドラえもん「うん!お願い!!」

このみ「行くわよ…発射!!」グイッ
785 : 1   2023/11/14 21:32:31 ID:qhCUPepKbU
デマオン「ぐぬぅ…認めるものか…!たかが歌にわしが脅かされるなど、あってはならないのだああああああああ!!」

ドラえもん「待て!デマオオオオオオオオオン!!」ビュンッ

デマオン「何!?いつの間に!?」

可奈(ドラえもん…私の応援、受け取って…!)

ドラえもん(うん!後は任せてくれ!!)

可奈「Rat A Tat!!!叩こう 夢のとびらを 今~♬ Rat A Tat!!!叩こう 思いっきり叩こう!♬」
ドラえもん「うおおおおおおおおおおおおおお!!」

デマオン「っ!!」


――二人の脳裏に浮かんだのはこれまでの軌道

仲間たちとの北海道旅行、志尊可奈やマナカナとの出会い、可奈の吸湿を決意したこと、三悪魔たちとの戦い、魔法界でのこと、そこで出会った新しい仲間たちのこと、志尊可奈と一緒に歌ったこと、星梨花やデマオンとの激闘――

出会いと別れを繰り返し、それぞれの想いや誓いを胸にここまで頑張ってきた。

全ては託された想いのために――

全ては大切な友達のために――

様々な想いは一つに紡がれた そして今、大きな力となった――


ドラえもん「僕たちの勝ちだあああああああ!!」

ドラえもんの自慢の石頭が“冥界のアーティファクト”を貫いた。
786 : 1   2023/11/14 21:32:50 ID:qhCUPepKbU
デマオン「ば、バカなァァァアアアアアア!!」

ドラえもん「大人しく冥界に帰るんだ!デマオン!!」

ドラえもんが手に持っているのは“冥界のアーティファクト”のコア。
大きな損傷を与えた状態でコアを失ったことでアーティファクトは崩壊をはじめ、禍々しいその姿が崩れ消えていく。
それはデマオンの身体も同様だった。

デマオン「わしは死なぬ…!わしは…すべての次元を支配する…王なのだ!わしの存在は未来、永劫…!」

ドラえもん「違うね!お前はもう終わりだ!」

デマオン「おのれ…おのれぇ…わし、のや、野望は…わしの…野望は…」

その言葉を最期に、デマオンの身体は“冥界のアーティファクト”と共に崩れ、消滅した。
787 : 1   2023/11/14 21:33:32 ID:qhCUPepKbU
このみ「やった…!勝ったんだわ、私たち!!」

ヒグマ「流石兄貴たちだぜ!!」

ミクジン「これでやっと平和な日常が戻ってくる…!」ジーン

ヒュウウウウウウウウ…

ヒグマ「おい、上から落ちてきてるのって…!」

千鶴(魔法)「っ!星梨花!!」バッ

デマオンの消滅により、取り込まれていた星梨花は気を失ったまま落下している。
千鶴は落ちてくるパートナーの元へ、必死に走っていく。

千鶴(魔法)「星梨花ァァァアアアアア!!」

ガシッ!
千鶴(魔法)「星梨花!しっかりしろ!目を開けてくれ!星梨花!!」

星梨花(魔法)「……んん、ここは…」

千鶴(魔法)「星梨花…!」ギュッ

星梨花(魔法)「えーと、あの…」

千鶴(魔法)「無事でよかった…本当に、良かった…!」

星梨花(魔法)「えーと…はい、無事、です?」

千鶴(魔法)「本当に…よかった…!」

星梨花(魔法)「…?」


可奈「…終わったんだ、やっと…全部…」フラッ

ドラえもん「可奈ちゃん…!?」

可奈「えへへ…やったよ、ドラ、えもん…」バタンッ


安価内の書き込みの「IDに書かれている数字の合計値」によって結果が以下の通りに
なお数字が一つもない、もしくは0の場合は『偶数』とする

可奈が目を覚ますと…?
偶数:魔法学園のベッドの中(魔法界のみんなとお別れできるルート)
奇数:事務所のベッドの中(魔法界のみんなとお別れできずに帰還するルート)
>>788~791
788 : ハニー   2023/11/14 21:54:59 ID:Dy6bYUlJ7s
おはよう朝ごはん
789 : 毎日変態   2023/11/14 22:11:30 ID:r2voMx9dyc
頑張ったよ可奈……
790 : EL変態   2023/11/14 22:13:19 ID:92KkK39yR.
空気を読んで偶数にしてくれ
791 : バカP   2023/11/14 22:42:49 ID:wxMcWb1aWk
可奈3人で仲良く15段パンケーキたべてほし〜な〜
792 : EL変態   2023/11/14 23:41:18 ID:92KkK39yR.
>>791
4人な
793 : 1   2023/11/15 20:51:27 ID:ac7sSYyrKE
6+7 +2+9 +9+2+3+9 +1=48
偶数ルート


可奈「…あれ、ここ…どこ?」

ドラえもん「可奈ちゃん!」

可奈「ドラえもん…?……ドラえもん!」

ドラえもん「良かった!目が覚めたんだね!君は3日間ずっと学園の医務室で眠ってたんだ!」

可奈「3日も!?そんなに眠ってたんだ、私…」

志保「そうよ、お寝坊さん」

可奈「志保ちゃん!それにみんなも!」

このみ「志保ちゃんってば、さっきまでずっとソワソワしっぱなしだったのよ」フフフ

志保「こ、このみさん…!」///

ジャイアン「よくやったな可奈!流石俺の担当にして一番弟子だぜ!」

ひなた「可奈ちゃんは世界を救ったヒーローだねぇ」

可奈「私がヒーローだとしたら、それはみんなも同じだよ。私だけの力じゃどうしようもなかったもん!みんな…本当にありがとう!」

ジャイアン「いやあ、照れるぜ!」

ドラえもん「えへへへ」

志保「二人とも変な顔しないでください」

ドラえもん&ジャイアン「「ええ!?」」ガビーン

志保「…冗談ですよ」フッ

ジャイアン「相変わらず冗談がきついだもんな~!」

このみ「ふふっ、プロデューサーってば」

ひなた「あははは!」

ドラえもん「あははははは!」

志保「…」フフッ

可奈(何だか久しぶりに安心しちゃうなあ)ニッコリ

笑いあう仲間たちの様子を見て、可奈は心が穏やかになっていくのを感じた。

ジャイアン「よっしゃ!他のやつらにも可奈が起きたこと教えに行くか!」

ドラえもん「そうだね!」

可奈「あ、ちょっと待って」


可奈が呼び止めた相手は?
A:志保
B:ひなた
C:このみ
>>795
794 : 下僕   2023/11/15 21:00:36 ID:DdkoOMmprg
A隙あらばかなしほ
795 : そなた   2023/11/15 21:30:38 ID:/Xi.99Nhek
ここはあえてのひなっこ
796 : 変態マスター   2023/11/15 21:32:01 ID:dCmEdqdXAY
やっぱりAかな
797 : 1   2023/11/17 20:56:47 ID:LFTMwsTmXo
可奈「ひなたちゃん!」

ひなた「どうしたんだい?もしかしてどこか痛いとこでも……」

可奈「私が悪魔にさらわれた時、ひなたちゃんのおばあちゃんちに行ったって本当!?」

ひなた「え?あ、うん、そうだよぉ…」

可奈「う、羨ましい!」

ひなた「え?」

可奈「私もまた行きたかったよー!考えてみればトラブル続きで北海道旅行、全然できなかったし!……いっぱいいっぱい!遊びたいし~♬美味しい物も!食べたいし~♬」

ひなた「…あははははは!」

可奈「何で急に笑うの!?」ガビーン

ひなた「ごめんねぇ。ただ、いつも通りで安心したんだよぉ。最近は物騒な出来事ばっかりだったからねぇ」

可奈「…うん、そうだね」

ひなた「でもそれももう終わりだべさ!だからこの先はいっぱい楽しいことが待ってるはずだよぉ」

可奈「うん!私もそう思う!」

ひなた「これからはたっくさん楽しいことしようねぇ」ニッコリ

可奈「ひなたちゃんと一緒にいっぱい楽しんじゃお~♬」

ひなた「えへへへ」

ひなた(北海道、旅行かぁ…)
798 : 1   2023/11/17 20:57:15 ID:LFTMwsTmXo
数十分後。

ヒグマ「可奈姐さん!」

ミクジン「目を覚ましたと聞いて飛んできました!」

可奈「二人とも!心配かけてごめんね」

ミクジン「気にしないでください。一流ガイドとして役目を果たしたまでです」

ヒグマ(ガイド関係あるのか…?)

可奈「ガイド、か…」

ミクジン「どうしました?」

可奈「北海道旅行のこと思い出しちゃって…」

ミクジン「あ…」

可奈「さっきひなたちゃんにも話したんだけど、結局あまり旅行できなかったから…ちょっと残念だなって思ってて…」

ヒグマ「姐さんたちもアイドルの仕事があるし、そう長くは休めないもんな」

可奈「うん……あ、でも!この事件があったから志尊ちゃんやマナカナちゃんたちに出会えたわけだし、悪いことばっかりじゃなかったよね!えへへへ!」

二人「「…」」


更に数十分後。

コンコン

可奈「誰だろう?……開いてますよ~!」

ガチャ


入ってきたのは?
A:魔法界の翼
B:魔法界の紗代子と瑞希
C:魔法界の琴葉と美奈子
>>800
799 : P君   2023/11/17 21:24:18 ID:N0c3rbOh4I
A
800 : Pチャン   2023/11/17 22:54:53 ID:5kArzjstIM
なんで全員は無理なんだろう
Cで、なんやかんやミリマグことみなは可奈の事を心配してたということに
801 : P君   2023/11/18 12:40:50 ID:Gf.VGdTRjs
星梨花の処遇はどうなるやろな
学園追放くらいしないと甘すぎるだろうし
802 : 1   2023/11/19 13:14:15 ID:Ilt9AReD6g
琴葉(魔法)「こんにちは」

可奈「あ!琴葉さんと美奈子さん!」

美奈子(魔法)「お菓子作ってきたんだけど、どう……」
可奈「いただきます!!」

琴葉(魔法)(即答…!)

可奈「!!」パクパク

美奈子(魔法)「元気そうでよかった!まだまだあるからたくさん食べてね♪」

可奈「ふぁい!」モグモグ

琴葉(魔法)「…あの、あの時は…ありがとう」

可奈「ふえ?あの時?」

琴葉(魔法)「初めて会った時、あなたは私に『やってみなくちゃ分からない』って言ってたでしょ?あなたのあの言葉があったからこそ、戦う決心ができたの。本当に…ありがとう!」ペコリ

可奈「ちょ、ちょっと待ってください!頭を上げてくださいよ~!」

美奈子(魔法)「ふふ、琴葉ちゃんは真面目だからねえ」

可奈「むしろお礼を言うのは私の方で…今をこうしていられるのも、琴葉さんと美奈子さん、それにみんながいてくれたからだと思ってます!一緒に戦ってくれて、ありがとうございました!」ペコリ

美奈子(魔法)(このまま放っておいたら二人ともずっと頭下げてそうだなあ)タハハ

美奈子(魔法)「可奈ちゃんも無理しないでしばらくゆっくりしててね。しばらくはこっちにいるんでしょ?」

可奈「え…あ、はい」

美奈子(魔法)「そっか!じゃあまた今度ゆっくり話そうね!……琴葉ちゃん」

琴葉(魔法)「あ、そうだね…。じゃあ私たちはこれで…」

可奈「…そっか、帰るってことは…ここのみんなとお別れしないといけないってことなんだ…」

一方その頃――


多数決。多い方を採用。
A:マナカナパートへ
B:志尊可奈パートへ
>>805
803 : 1   2023/11/19 13:16:32 ID:Ilt9AReD6g
ミス

正:804~806
804 : ハニー   2023/11/19 15:20:38 ID:.yXuyllKMs
B
805 : Pチャン   2023/11/19 22:08:25 ID:kEcmEaT9TE
B
806 : do変態   2023/11/19 22:30:05 ID:PPvmqJ25ec
まあBだな
807 : 1   2023/11/20 23:05:06 ID:wvowXLnVo6
千鶴(魔法)「急に呼び出してすまないな」

志尊可奈「…あの、用件と言うのは?」

千鶴(魔法)「星梨花のことだ」

志尊可奈「確かアーティファクトが崩壊した時に、取り込まれていた彼女が解放されたと聞いていますが…今、彼女は?」

千鶴(魔法)「…あそこだ」

千鶴が指さす先には、お花畑で楽しそうに遊んでいる星梨花の姿があった。

星梨花(魔法)「できました!お花の冠です!」

ロコ「エクセレントな花冠ですね!」

星梨花(魔法)「えへへ♪褒められちゃいました♪」


志尊可奈「…」

千鶴(魔法)「学園長が言うには、星梨花はこれまでの記憶をすべて失っているそうだ。自分が魔法使いであることすら忘れてしまっている。……自分が何をしてきたのか、もだ」

志尊可奈「記憶を…」

千鶴(魔法)「…今日、星梨花は塔に連れていかれる」

志尊可奈「塔?」

千鶴(魔法)「禁忌を犯した者は塔に送られることになっている。それ以外の詳細は不明だが、恐らく塔の中で星梨花は自分の罪と向き合うことになるだろう」

志尊可奈「そう、ですか…」


星梨花(魔法)「あ!千鶴さん!」

千鶴(魔法)「やあ、星梨花。何をしていたんだ?」

星梨花(魔法)「えへへ、学園長さんにお花の冠の作り方を教えてもらっていました!……なので、千鶴さんにあげます!」

千鶴(魔法)「…ありがとう、大切にするよ」

星梨花(魔法)「本当ですか!嬉しいです♪」

志尊可奈(この感じ、演技ではなさそう。本当に記憶を…)
808 : 1   2023/11/20 23:05:23 ID:wvowXLnVo6
星梨花(魔法)「あの、この方は?」

千鶴(魔法)「ああ…彼女は私の友人だ」

星梨花(魔法)「千鶴さんの?ならわたしともお友だちですね!……初めまして!わたしは星梨花と言います!よろしくお願いします!」

志尊可奈「え、ええ…よろしく…」

星梨花(魔法)「これから仲良くしてくれると嬉しいです♪」

志尊可奈「…」

星梨花(魔法)「…あれ?どうかしました?」

志尊可奈「いや…何でもありません…」

星梨花(魔法)「?」

ロコ(魔法)「セリカ、そろそろ…」

星梨花(魔法)「あ…もう行かないとダメ、ですか?」

ロコ(魔法)「ええ、これは学園のルールですから。さあ、行きましょう」

星梨花(魔法)「…はい」シュン

ロコ(魔法)「チヅル、後のことは私に任せて」

千鶴(魔法)「…はい、よろしくお願いします」

星梨花(魔法)「千鶴さん…わたしのこと、待っててくれますか?」

千鶴(魔法)「当たり前じゃないか」ニコッ

そう言うと、千鶴は星梨花を正面から強く抱きしめる。

千鶴(魔法)「何日でも何年でも、私はずっと星梨花を待ち続ける…!だから絶対に私の元に戻ってきてくれ!」

星梨花(魔法)「…はい!」
809 : 1   2023/11/20 23:06:00 ID:wvowXLnVo6
志尊可奈「…行ってしまいましたね」

千鶴(魔法)「…ああ」

志尊可奈「…えーと、私たちも戻りましょうか」

千鶴(魔法)「…薄々気づいていたんだ」

志尊可奈「…え?」

千鶴(魔法)「星梨花の記憶のことさ。学園長は記憶喪失だと言っていたが、それは真実ではない。星梨花の精神はあの戦いの中で“あちら側”に連れていかれてしまったのだろう」

志尊可奈「古代魔法の代償、というやつですか…。じゃあさっきの星梨花は?」

千鶴(魔法)「恐らく星梨花の中にある良心、のようなものだろう。どのみち、私の知っている星梨花はもう戻ってこない…」

志尊可奈「それがわかっていて、それでも待ち続けるんですか?」

千鶴(魔法)「…闇に堕ちようが、記憶が消えようが、星梨花は私にとって大事なパートナー…いや、友なんだ。どんな風に変わったってそれは永遠に変わらない。私は星梨花が望む限りずっとそばに居続ける。これから先ずっと…な」
810 : 1   2023/11/20 23:06:25 ID:wvowXLnVo6
千鶴と別れた後、志尊可奈は学園へと戻るために一人歩いていた。

志尊可奈「…はぁ」

翼(魔法)「ため息なんてついてどうしたの?」ヒョッコリ

志尊可奈「うわああっ!」ビクッ

翼(魔法)「あはは!リアクション面白すぎ♪」

志尊可奈「びっくりさせないでくださいよ!……えーと、あなたはマナカナさんの…」

翼(魔法)「うん!伊吹翼で~す♪」

志尊可奈「こんなところで何やってるんですか?」

翼(魔法)「それ、こっちのセリフだし。……まあいいや!ちょっと来てくれないかな?」

志尊可奈(またですか…)

翼(魔法)「ドラえもんたちが君のこと探してたんだよね~」

志尊可奈「ドラえもんさんたちが?」

翼(魔法)「そうそう!だから…ほら、箒乗って!」

志尊可奈「箒って…二人乗りでも大丈夫なんですか?」

翼(魔法)「大丈夫大丈夫!前に可奈を乗せて飛んだことあるし!」

志尊可奈「はぁ、それなら…」

翼(魔法)「それじゃあ行くよ……えいっ!」ビュンッ
志尊可奈「!?」

翼(魔法)「全速力だー!!」

志尊可奈「速い速い!速すぎます!!」

翼(魔法)「喜んでもらえて嬉しいよ!昔は全然箒乗れなくって~」

志尊可奈「喜んでるように見えます!?スピード落としてほしいんですけど!」ガビーン


一方その頃、ドラえもんは――

ドラえもん「マナカナちゃんめ、いったいどこに行ったんだ…?」キョロキョロ

マナカナ(あいつらしつこいわね…)

ドラえもん「別に悪い話じゃないのに、何で逃げるんだろう?」

マナカナ(うっさい、ほっとけ!私は…)

ガサガサ
マナカナ(やばっ!)


マナカナを見つけたのは?
A:志保
B:ひなた
C:このみ
D:ジャイアン
>>812
811 : MADE IN 変態   2023/11/20 23:09:45 ID:GvDhzWm6XQ
A
この組合せでのかなしほも見てみたい
812 : EL変態   2023/11/21 01:07:08 ID:f1XRpQtq56
A
813 : EL変態   2023/11/21 10:28:59 ID:AE1baobZZg
マグせりは精神喪失エンドか
マグちづには悪いけど、当然の結末だったな
814 : 1   2023/11/22 20:39:30 ID:BXPUBw.qa6
ガシッ!
志保「見つけたぁ…!」カッ

マナカナ「ぎゃああああああああああ!!オバケエエエエ!!」

志保「失礼ね。私よ、私」

マナカナ「はぁはぁ…び、びっくりさせんじゃないわよ!」

志保「勝手に驚いてたのはそっちでしょ……それよりも何で逃げるのよ?」

マナカナ「そんなの私の勝手でしょ!」

志保「ここでの最後の思い出作りがしたいって話がそんなに嫌だった?」

マナカナ「…」ムゥ

翼(魔法)「みんなと別れるのが嫌なんだよね?」スタッ

マナカナ「翼、いつの間に…!」ドキッ

志保「へえ、そうなの?」ニヤニヤ

志尊可奈「意外とセンチメンタルなんですね」

マナカナ「う、うっさい!」

翼(魔法)「特にあっちの世界の可奈を随分気にしてるもんね~!あ~あ!妬けちゃうな~!」ニヤァ

マナカナ「だからそんなんじゃ…」

志保「…」ジー
志尊可奈「…」ジー

マナカナ「っ!わかった!認めるわよ!私はね、アンタたちと別れるのが寂しいの!!最後の思い出作りとか余計に別れを意識しちゃって嫌だったの!!どうよ分かった!?」

志尊可奈(見事に開き直った…)

志保「>>816
815 : へっぽこ大名行列   2023/11/22 21:12:52 ID:gMmDXfovRE
私のところの可奈なら大丈夫よ。あの娘は強いから
816 : プロデューサーさん   2023/11/22 21:45:07 ID:khMTx5j4Jk
>>815
これ採用
817 : 1   2023/11/23 21:08:49 ID:gh9LkrrudY
志保「私のところの可奈なら大丈夫よ。あの娘は強いから」

マナカナ「それは…わかるけど…」

志保「可奈は楽しいことが好きだから。だからあなたたちとは楽しい思い出を作っておきたいの。可奈に限らず、みんなも…私も、ね」

マナカナ「志保…」

翼(魔法)「お別れが嫌で逃げ回ってたら、それこそ後悔が残っちゃうかもよ~」

マナカナ「うぐっ…」

志尊可奈「そうですね、悔いのない別れをするべきです」

マナカナ「…そうね。我ながららしくなかったわ…!だったら思いっきり楽しい思い出を作ろうじゃない!」

ドラえもん「よく言った!」ガサガサ

マナカナ「あんたたちいつの間に!?」

ドラえもん「『わかった!認めるわよ!』のところから」

マナカナ「一番聞かれたくないところから!!」ガビーン

志尊可奈(セリフどころか、器用に顔まで再現してる…)

このみ「ふふっ、青春ねえ」ニコニコ

ミクジン「まさに友情って感じですね」ニヤニヤ

マナカナ(こ、こいつらぁ…!)カァ

ドラえもん「それじゃあ早速可奈ちゃんを呼びに行ってきてよ!」

ジャイアン「頼んだぜ!」ポンッ

マナカナ「…は?」

唖然としたマナカナと対象的に、他のメンバーはニコニコと笑みを浮かべる。

マナカナ「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」
818 : 1   2023/11/23 21:09:20 ID:gh9LkrrudY
マナカナ「…何でこんなことに」

翼(魔法)「いいじゃん!パパっと誘っちゃおうよ~!」

志尊可奈「そうですよ」

マナカナ「アンタたち、簡単に言うわね…」

ヒグマ「いざとなったらオレがフォローしてやるぜ!」

マナカナ「クマにフォローしてもらわなくても結構よ……行くわよ!」ガチャ

可奈「あれ?マナカナちゃん!それに翼ちゃんと志尊ちゃんとクマさんも!」

マナカナ「…あ、アンタに話があるわ!」ドンッ

可奈「!?」ビクッ

志尊可奈「なんで無駄に威圧感出すんですか…」ボソッ

翼(魔法)「あっちの可奈、驚いちゃってるよ?」ボソッ

可奈「な、なに…かな?」

マナカナ「>>820
819 : プロデューサー君   2023/11/23 23:05:19 ID:hw7YnjkyNs
……ありがと
820 : 最低最悪変態プロデューサー   2023/11/23 23:38:42 ID:eevCRsHRJE
(しばらく顔真っ赤のまま何も言えず、結局フォローされながら可奈を遊びに誘うセリフを絞り出す)
821 : 1   2023/11/24 17:54:09 ID:f.4XwF7XZ6
マナカナ「…」///

可奈(え?大人しくなっちゃった……はっ!もしかして顔を真っ赤にするほど怒ってるってこと!?)ガタガタ

志尊可奈「き、気まずい…」ボソッ

ヒグマ「野生の世界でももっとうまくやるぜ?」ボソッ

翼(魔法)「…」スタスタ

志尊可奈「翼さん…!?」

翼(魔法)「この子ね、君と一緒に遊びたいらしいよ!」

志尊&ヒグマ((直球!!))ガビーン

マナカナ「ちょ!」

可奈「私と…?」

マナカナ「え、あ…えーと…」

翼(魔法)「ほら、早く言っちゃいなよ~♪」ボソボソ

マナカナ「~~~!」///

可奈「マナカナちゃん?」

マナカナ「アンタ、もうすぐ…帰っちゃうんでしょ?」

可奈「…うん、そう、なんだ」

マナカナ「…だったら!最後に思い出を、一緒に私と…遊ぶわよ!」

志尊可奈「やった!」

ヒグマ「言ったぞ!」

翼(魔法)「いえーい!」ッパン

マナカナ「あんたたち盛り上がりすぎでしょ!」

可奈「あははは!な~んだ!てっきり何か悪いことして怒られるのかと思ってた!……もちろんいいよ!一緒に遊ぼうよ!」ニッコリ

マナカナ「…うん!」


何とか可奈を誘うことに成功したマナカナ。行は学園内を移動することに――

志尊可奈「確かこの部屋に連れてくるように言ってましたね」

マナカナ「全寮が共有で使ってる談話室ね」

可奈「とりあえず開けてみようか!」ガチャ

マナカナ「え!?」

志尊可奈「これは…」

翼(魔法)「私知ってる!」パァ

ヒグマ「間違いねえ…これは…!」

可奈「北海道の!」


北海道のどこ?
>>823
822 : ダーリン   2023/11/24 18:00:12 ID:ZPOqxpXpak
トマム アイスビレッジ
823 : Pはん   2023/11/24 18:39:55 ID:0e34xHAOyM
小樽運河
これからの時期はイルミネーションだなんだと良いらしい
824 : 1   2023/11/25 22:54:11 ID:ZZXcVAAAPI
可奈「小樽運河だ!」

マナカナ「部屋の中に水路!?どうなってるの!?」

翼(魔法)「昔テレビで見たことあるよ!ガス灯がライトアップするとキレイだって有名の…」

ドラえもん「その通り!どうだい?キレイだろ?」

可奈「ドラえもん!」

マナカナ「やっぱりこれ、アンタが…?」

ドラえもん「うん!『室内旅行機』を使って、小樽運河を映し出してるんだよ」

翼(魔法)「すっごーい!まるで本物みたい!」

可奈「うん!本当に小樽運河に来たみたい!」

ドラえもん「これで少しでも旅行をした気分になってもらえると嬉しいな」

可奈「もしかして…私のために?」

ドラえもん「えへへ」

可奈「ど、ドラえも~ん!!ありがとう!!」ダキッ

ドラえもん「喜んでもらえてよかったよ」

志尊可奈「…」フフッ

ひなた「みんな~!料理を持ってきたよぉ」

可奈「料理!」ドンッ
ドラえもん「いてっ!」ゴロン

このみ「『グルメテーブルかけ』でたくさん出せるわよ!どんどん食べてね!」

可奈「わーい!そうさせてもらいま~す♪」

志保「可奈」ジー

可奈「志保ちゃん…あ、ははは…ほどほどにするから大丈夫だよぉ~」

志保「別にいいわよ」

可奈「…え?」

志保「今日は特別に好きなだけ食べればいいわよ。せっかくの集まりなんですもの」

可奈「し、志保ちゃん!好き!!」ダキッ

志保「…」フッ

志尊可奈(謎のドヤ顔…)
825 : 1   2023/11/25 22:54:27 ID:ZZXcVAAAPI
ジャイアン「うめ…これもうめぇ…!」ガツガツ

ミクジン「みっともないなあ、もう少しゆっくり食べましょうよ」

ジャイアン「何言ってんだ!美味いもんを前に大人しくなんてしてられるか!お前も喰え!ほら、焼きトウモロコシやるぞ!」

ミクジン「あっつ!無理に顔に近づけ…あっつ!」


楽団ロボット「!!」ドンドン

ひなた「わあ、めんこいロボットだねぇ」

ドラえもん「『ムードもりあげ楽団』に楽しい雰囲気になる演奏をしてもらってるんだ」

翼(魔法)「確かに!何だかテンション上がってきたかも~♪」


このみ「ねえねえ、ドラちゃん!せっかくだし、いつもの『あれ』、出してもらえないかしら?」

ドラえもん「ああ、このみさんお気に入りのあれか…」ゴソゴソ

『ホンワカキャップ』~!

このみ「このキャップを通して飲む飲み物はどんなものでもほんわか酔えちゃうのよね~♪」キュッキュッ

ドラえもん「ジュースで酔いすぎないように気を付けてよね」

このみ「分かってるわよ♪フフフ~ン♪」

ドラえもん(大丈夫かなあ)


可奈「!!」バクバクモグモグ

志保「美味しそうに食べてるわね」

可奈「だって美味しいんだもん!美味しい物を前にしたら大人しくなんてできないよ!」

志保「どこかで聞いたようなセリフね……ん、何だかあっちが騒がしいわね。ちょっと見てくるわ」

可奈「いってらっしゃ~!」モグモグ
826 : 1   2023/11/25 22:55:34 ID:ZZXcVAAAPI
紗代子(魔法)「…行くよ」

ヒグマ「いつでも来い」

瑞希(魔法)「はっけよーい…のこった」

紗代子(魔法)「ふん!!」
ヒグマ「おりゃあ!!」

ジャイアン「うおおおお!行け行け!!どっちも頑張れ!!」

翼(魔法)「クマと相撲できるなんて、やっぱりすごいなあ」

ひなた「あたし以外でヒグマと渡り合える人がいるなんてすごいねぇ」

ミクジン「改めてみると、あんな魔法使いありなんですかね?」

志保「…まあ、あの筋肉には結構助けられたし…い、いいんじゃないかしら…」


琴葉(魔法)「な、何やってるのあなたたち!?」

美奈子(魔法)「遊びに来たよ♪」

琴葉(魔法)「何で紗代子とクマが相撲を…!?」

このみ「あんら~!待ってたわよ、二人とも~!」ヒック

琴葉(魔法)「あなた、この間と雰囲気が…もしかして飲酒ですか!未成年なのに!?」

このみ「ひっく…、しつれいねえ!私はみせーねんでもないし、いんしゅでもないわよぉ
!ジュースよ、ジュース!」

琴葉(魔法)「明らかにジュース飲んでる人の様子と違いますよ!?」ガビーン

このみ「じゃあ飲んでみたらわかるわよ!ほら、このみお姉さんのオレンジジュースを分けてあ・げ・る!!」グイッ
琴葉(魔法)「ごふっ!」

このみ「いい飲みっぷりね~!じゃんじゃん飲みなさい!」

美奈子(魔法)(琴葉ちゃん、ドンマイ!)ナムナム
827 : 1   2023/11/25 22:55:51 ID:ZZXcVAAAPI
マナカナ「…キレイね、人間界にはこんなところがあるのね」

可奈「マナカナちゃ~ん!」

マナカナ「アンタ……って量多すぎっ!」ガビーン

可奈「マナカナちゃんの分も一緒に持ってきたんだ~!一緒に食べようよ!」

マナカナ「あ、ありがとう。じゃあいただくわね」

可奈「…」モグモグ

マナカナ「…」モグモグ

可奈「…ねえ、マナカナちゃん」

マナカナ「…ん?」モグモグ

可奈「>>829
828 : Pチャン   2023/11/26 06:52:12 ID:THLvbH42dU
「私は歌が大好きで目指せトップアイドル~ なんだけどマナカナちゃんは偉大な魔法使いを目指しているんだよね」

「私は魔法のことよくわからないけど、私とマナカナちゃんの目指してるのそんなに違わない気がして……」

「ねえ、住む世界は違うけど、お互い絶対に夢叶えようよ!」


ちょっと長すぎたかも
829 : 魔法使いさん   2023/11/30 08:22:53 ID:buDK70SEsA
離れてても私たちずっと友達だよね?(不安そうな感じで)
830 : 1   2023/11/30 20:32:45 ID:5zhDPapPsE
可奈「離れてても私たちずっと友達だよね?」ソワソワ

マナカナ「…!」

マナカナ(そっか、この子も同じなんだ…)

マナカナ「やっぱりあんたは紛れもなく私ね」

可奈「え?」

マナカナ「何でもない!……たとえ離れ離れになったって、私はアンタのことをずっと友達だと思ってるわ」

可奈「マナカナちゃん…!」

マナカナ「…フン!この天才魔法使いの私の友達になれたこと光栄に思いなさいよね!」

可奈「えへへ、うん!」

マナカナ「それと!」ガシッ
可奈「!?」

マナカナは可奈の顔を両手でガッシリと掴む。

マナカナ「この先どんなことがあったって、私はずっとここで頑張り続ける!だからアンタも負けるんじゃないわよ!あんたも『矢吹可奈』なんだったらね!」フッ

可奈「…うん!私もトップアイドルになるために頑張る!だってこれは私の夢なんだもん!」ニィ

マナカナ「ふふ…」
可奈「えへへ…」

二人「「はははははは!!」」

志尊可奈「仲良きことは美しきかな、という感じですね」

可奈「志尊ちゃん!」ビクッ

マナカナ「いるならいるって言いなさいよね!」

志尊可奈「すみません、楽しそうにしていたものでお邪魔してはいけないと思って」

可奈「そんなことないよ!一緒にお話ししようよ!」

マナカナ「ほら、ここ!早く座りなさい!」パンパン

志尊可奈「…では」スチャ
831 : 1   2023/11/30 20:33:06 ID:5zhDPapPsE
マナカナ「こうして改めて見ると不思議よね。こうしてこの場に同じ顔の人間が3人も揃うのって」

可奈「そっくりびっくり同じ可奈~♬」

志尊可奈「…二人とも、本当にありがとうございました」

マナカナ「いきなり何よ改まっちゃって」

志尊可奈「今回の一件、あなたたちの協力がなければ私は…」

可奈「な~んだ!そんなこと気にしなくてもいいよ!」

マナカナ「私たちは私たちのやりたいようにしただけよ、お礼なんていらないわ」

可奈「友達のためだもんね!」

マナカナ「感謝しなさいよ!この天才魔法使いに友達になれたことを!」

可奈「それさっきも言ってたけど持ちネタ?」

マナカナ「んなわけないでしょ!」ガビーン

可奈「あ!わかった!照れ隠しだ!」

マナカナ「ぐぬ…この!」グニィ

可奈「ふひゃあ!ほっぺ引っ張らないれ~!」

志尊可奈「…ふふ、あははは!」

可奈「志尊ちゃんに笑われた!?」ガーン

志尊可奈「いえ違うんです。ただ、純粋に今の状況が楽しくて……本当にありがとうございました」

マナカナ「じゃあもっと楽しみなさいよね!」

志尊可奈「はい」

可奈「あ、そういえば志尊ちゃんは…」


A:歌は好き?
B:お菓子は好き?
C:志保ちゃんは好き?
>>833
832 : Pサマ   2023/11/30 20:48:16 ID:KlEqQMrBw.
Aジャイアンも交えてリサイタルやっちゃおう世!
833 : 監督   2023/11/30 22:11:53 ID:f4Jv2Ue6mY
あえてのB
そろそろ癒しをだな
834 : レジェンド変態   2023/12/01 02:18:11 ID:Vw/rfH.5KM
これは15段パンケーキフラグか?
835 : 1   2023/12/01 22:29:40 ID:6SiELCCirA
可奈「お菓子は好き?」

志尊可奈「まあ人並みには」

可奈「だったら一緒に食べようよ!」

マナカナ「ナイスアイディアね!」

可奈「この『グルメテーブルかけ』に頼めば何でも出てくるんだよ!えーと…パンケーキ!」

ボンッ!
志尊可奈「でかっ!」ガビーン

マナカナ「15段重ねのパンケーキ…いいセンスね!流石私よ!」

可奈「いや~、それほどでも~!」テレテレ

志尊可奈「この15段重ねを…一人一つずつ、ですか?」ポカーン

マナカナ「アンタ、甘いものは正義って言葉を知らないの?」

可奈「甘いものは食べれば食べるだけ幸せになれるんだよ!」

志尊可奈「な、なるほど…。そういうものなんですね」

マナカナ「ほら、パクっといっちゃいなさい」

志尊可奈「…では、いただきます」パクッ

可奈「どう?」

志尊可奈「…美味しい」モグモグ

可奈「でしょでしょ♪」

志尊可奈「考えてみれば、こうやって甘味を楽しむなんて今まで出来なかった…確かにこれは正義…新たな発見です」

マナカナ「アンタも分かってきたじゃない!その調子で次の段も攻めていくのよ!」

志尊可奈「…!」モグモグ

可奈「志尊ちゃんが気に入ってくれてよかった~♪」

マナカナ「じゃあ私たちもそろそろいただきましょうか」

可奈「うん!」モグモグ

マナカナ「ってもう食べてる!」
836 : 1   2023/12/01 22:29:56 ID:6SiELCCirA
志尊可奈「…」モグモグ

マナカナ「黙々と食べてるわね」

可奈「よっぽど気に入ったんだね!じゃあこのフルーツ乗ったの食べる?」

志尊可奈「…」コクッ

可奈「はい、どうぞ!あーん!」スゥ

志尊可奈「…」パクッ

可奈「どう?」

志尊可奈「…美味しいです」モグモグ

マナカナ「こっちのも美味しいわよ。ホットチョコレート付き…ほら」

志尊可奈「…」アーン

マナカナ「…やっぱやめ~」パクッ

志尊可奈「マナカナさん、あなたという人は…」ムスッ

マナカナ「あはは!ジョークよジョーク!はいどうぞ」

志尊可奈「…これも美味しい」モグモグ

マナカナ(完全に餌付けされてる小動物ね)

志尊可奈「…甘いものがこんなに美味しいなんて…今日のこと、ずっと忘れられなさそうです」

マナカナ「そんな大げさな…」

志尊可奈「いいえ。あなたたちとパンケーキを食べたこと、一生忘れません」

マナカナ「あんた…」

可奈「じゃあいつかまた、三人でパンケーキを食べようよ!」

マナカナ「…そうね。私たち三人の…約束」

志尊可奈「…はい、必ず…!」

三人は微笑み、パンケーキを一口食べる。今日と言う日を忘れないように、じっくりと味わいながら――
837 : 1   2023/12/01 22:30:39 ID:6SiELCCirA
翌日。

ロコ(魔法)「本当にベリーサンクスです。あなたたちのおかげで魔法界に平和が戻りました」

ドラえもん「僕らの方こそ、色々と協力してくれてありがとうございました」

ロコ(魔法)「いつか人間と魔法使いが互いに手を取り合って生きていく世界が当たり前になるよう、私も努力していきます」

ドラえもん「僕もそう願ってます!その未来が実現することを…!」


紗代子(魔法)「みんなのこと、忘れないよ!」

瑞希(魔法)「あなたたちに出会えて本当に良かったです」

ひなた「あたしたちも二人に出会えてよかったよぉ」

ジャイアン「気が向いたらこっちの世界に遊びに来てくれ!歓迎するぜ!」


琴葉(魔法)「…」ウップ

美奈子(魔法)「琴葉ちゃん大丈夫?」サスサス

このみ「ほんっとうにごめんなさい!楽しすぎてつい悪乗りを…!」

琴葉(魔法)「き、気にしないでください…私も、その…ほとんど覚えていませんし。もし醜態をさらしてたら…むしろ忘れてほしいくらいです」

ヒグマ「お、おう…そうだな」

ミクジン「ぼくたちは何も見てませんよ!」

琴葉(魔法)「いったい何したの私!?」ガビーン


翼(魔法)「別世界の人間界か~!わたしも行ってみたいな~!」

志保「いつでも遊びに来て、待ってるから」

翼(魔法)「うん!いつか絶対に行くからね!」
838 : 1   2023/12/01 22:30:59 ID:6SiELCCirA
マナカナ「…」

可奈「マナカナちゃん!本当にありがとう!」

志尊可奈「あなたには感謝しています」

マナカナ「…私だって…アンタたちには…」

可奈「マナカナちゃん!」ガシッ
マナカナ「!」

可奈「絶対に…また会おうね!約束だよ!!」

マナカナ「…うん!約束…するわ!」ウルッ

志尊可奈「…」ウルッ

ドラえもん「じゃあみんな、帰ろうか」

マナカナ「…また、会いましょう」

可奈「うん!今度は一緒に北海道旅行しようね!約束だよ!!」

ドラえもん「マナカナちゃん、みんな!元気でね!」

志保「離れていてもずっと友だちよ」

ひなた「風邪ひかないようにねえ!」

このみ「また会えるって信じてるわ!」

可奈「絶対に!絶対だからね!!」

マナカナ「…うん!」

ヒュウン…
翼(魔法)「寂しくなっちゃうね」

マナカナ「…そうね」

翼(魔法)「あれれ、やけに素直だね」

マナカナ「うっさいわね!……ねえ、翼」

翼(魔法)「ん?」

マナカナ「改めて…その…よろしく、ね」テレテレ

翼(魔法)「えへへ!もちろんだよ♪」

マナカナ(…私はもうニンゲンを見下さない。私にとってニンゲンは大事な仲間…。翼、そして…もう一人の私とその子孫……これからもずっと…!!)
839 : 1   2023/12/01 22:31:42 ID:6SiELCCirA
~現代~

可奈「…戻ってきたんだね」

ドラえもん「あっちの世界に行ってたった数日だったけど、随分と懐かしく思えるね」

このみ「あれだけ濃密な体験をしてきたんですもの。そう思うのも無理はないわ」

志尊可奈「…ミクジン」

ミクジン「はい!帰りの案内はお任せください!」

ひなた「あれ?もう帰っちゃうのかい?」

可奈「もっとゆっくりしていけばいいのに!」

志尊可奈「そうしたいのは山々ですが…その、早く家族の顔が見たくて…」

ドラえもん「そっか。星梨花ちゃんを倒したことで歴史が変わったから…」

このみ「失ったものが全部戻ってきたのね」

志尊可奈「はい、本当にあなたたちのおかげです…」

志保「…家族との思い出、これからたくさん作ってちょうだい」

志尊可奈「…はい!」

ひなた「たまには遊びに来てね。ばあちゃんもきっと志尊ちゃんに会いたいって思ってると思うから」

志尊可奈「ええ、絶対に遊びに行きます」

ヒグマ「今度うちの家族も紹介するぜ!」

ジャイアン「他のアイドルや俺の心の友たちもな!」

志尊可奈「楽しみにしていますね」

可奈「…志尊ちゃん!」


最後の安価!

可奈の行動、もしくはセリフ
>>842
840 : Pサン   2023/12/01 22:58:39 ID:jULulVxsjU
さよならは言わないよ!代わりに一緒に歌おう!
841 : ダーリン   2023/12/02 02:41:56 ID:qv7A8g.RBI
今度劇場の公演に呼ぶから(マナカナ達も)、みんなで一緒に歌おう!的な事をいう
842 : ハニー   2023/12/02 11:54:39 ID:8UpzIaSx9A
↑上コメ
843 : 1   2023/12/02 22:28:28 ID:J.pz.VIGGA
可奈「今度、劇場の公演にみんなを呼ぶから、その時は一緒に歌おうね!」

志尊可奈「歌…、そうですね。あの時一緒に歌ったこと、今でも忘れていません。私も…また一緒に歌いたいです!」

可奈「うん!約束、だよ!」

志尊可奈「はい!」


ミクジン「それじゃあ行きましょうか」

ドラえもん「きみも元気でね」

ミクジン「またドラさんたちのお役に立てて良かったです!」

ジャイアン「え?役に?お前が?」

ミクジン「なっ…ぼくだって頑張っただろー!」プンプン

ジャイアン「ガハハ、冗談だ!」

ミクジン「まったくもう!」

志尊可奈「みなさん、本当にありがとうございました!」

ドラえもん「元気でね!」

可奈「また会おうね!!」

志尊可奈「必ず…会いに行きます!だから皆さん、お元気で!!」

ヒュウン…

志保「行ってしまったわね」

可奈「…うん」

ドラえもん「僕たちも帰ろうか、劇場に」

可奈「…そうだね!帰ろう!私たちの…劇場へ!!」
844 : 1   2023/12/02 22:28:43 ID:J.pz.VIGGA
~未来~

ミクジン「ではぼくはここで!」

志尊可奈「ありがとうございました、あなたを頼って本当に良かった」

ミクジン「そう言ってもらえてよかったです!でも次は普通に旅行を申し込んでくださいね」

志尊可奈「ふふ、はい」

ミクジン「では…またのご利用お待ちしております!」ヒュウン

志尊可奈「…ここが私の住んでいた時代…。破壊の跡も、人の悲鳴も聞こえない…普通の街並み…」スタスタ

志尊可奈「本当に歴史が変わったんだ……ということは!」タッタッ

志尊可奈「はぁ…はぁ…!あった!私の…家!」

志尊可奈「昔、写真で見た通りだ…。私の家、ここに…私の家族が…」

ガチャ
女性「あら?〇〇じゃない!こんなところに立ってどうしたの?」

志尊可奈「おかあ…さん」

志尊の母「どうしたの?何だか様子が変よ?」

志尊可奈「お母さん…お母さんお母さん!!」ダキッ

志尊の母「あらあら、今日は随分と甘えん坊さんね」

志尊の父「おっ!〇〇!ちょうどいい所に帰ってきたな!」

志尊可奈「お父さん…!」

志尊の父「見てみろ!さっき大物を釣り上げてな!今日はこいつで美味しいもの作ってやるからな!」

志尊の母「ここだと寒いでしょ?早く家に入って暖まりなさい」

志尊可奈「…うん!」

――ただいま
845 : 1   2023/12/02 22:29:05 ID:J.pz.VIGGA
~現代~

あれから数日が経ち、一行は平和な日常を過ごしていた。

可奈「ふぅ…レッスン終了~!」

このみ「お疲れ様!」

志保「お疲れ様です」

可奈「つ、疲れた…」

ドラえもん「可奈ちゃんってば、いきなり寝転がるなんて行儀が悪い」

可奈「だってもうヘトヘトなんだもん」

志保「まったくもう…」

ひなた「みんな~、ばあちゃんからりんごが届いたよぉ!」ガチャ

可奈「うわあ、美味しそうなりんご!」ヒョコッ

志保「復活が早い!」ガビーン

このみ「いつも本当にありがとうね。私も今度お礼しなくっちゃ…」

可奈「お礼かあ…パンケーキ好きなのかな?」

志保「可奈じゃあるまいし…」

可奈「えええ!パンケーキは美味しいんだよ!甘いものは正義なんだよ!」

ドラえもん「まあ僕に言わせれば、甘いから良いってわけじゃない。どら焼きだってそうさ、どら焼きは……」

このみ「あはは…その話、長くなりそうね?」

ガチャ!
未来「うわああああああ!」タッタッ

翼「未来、早くドア閉めて!」

未来「わかった!」バタン

ひなた「二人とも、そんなに慌ててどうしたんだい?」

志保「少しは静かにしなさいよ」

未来「その“静香”ちゃんだよ!」

志保「いや、意味わかんないし…」

翼「わたしたち、静香ちゃんに追われてて…」

静香「とおうっ!!」バキンッ

可奈「うわあ!扉を突き破ってきた!」ガビーン

ドラえもん「君は超人か何かか」
846 : 1   2023/12/02 22:29:23 ID:J.pz.VIGGA
静香「あなたたち…私のうどん弁当によくも生クリームを入れてくれたわね…」

翼「だって未来が『これ入れたら美味しくなりそうだね』って言うから…」チラッ

未来「えー!翼だって笑いながら『そうだね』、って言ってたじゃん!」

静香「問答無用!!」カッ

星梨花「静香さん、お二人も悪気があってやったことじゃないと思うんです。きっと静香さんを喜ばせようと思って…」

静香「確かに星梨花の言うとおりだわ」

ドラえもん「変わり身早い!」ガビーン

志保「私たちはいったい何を見せられてるの…」ドヨーン

このみ「あはは、あの子たちは本当に相変わらずね」

可奈「…」ニコニコ

翼「どうしたの?わたしたちのことジッと見て」

可奈「何でもないよ。ただ、やっぱりいつものみんなは安心するな~って思っただけ」

翼「?」

未来「あ、そうだドラえもん!またあの話を聞かせてよ!」

星梨花「未来さん、あの話って何ですか?」

未来「この間、可奈たちが大冒険をしてきたんだって!しかも魔法の世界で!」

翼「そうそう!その話、わたしもまた聞きたいな~♪」

静香「二人とも、この後レッスンが…」

星梨花「大冒険のお話ですか!すごいです!わたしにもぜひ聞かせてください!」ワクワク

静香「…まあ、まだ時間はあるものね」

志保「静香…」ドヨーン

ひなた「それじゃあ、話を聞きながらりんごでも食べようねぇ」

可奈&未来「「わーい!」」

星梨花「それで、魔法の世界でどんな冒険をしてきたんですか?」ワクワク

ドラえもん「そうだね、それじゃあ話そうかな」


ドラえもん「これは僕と可奈ちゃんが体験したある出来事のお話…」


矢吹可奈 編 完!
イメージED曲「あめにうたおう♪」
847 : 1   2023/12/02 22:31:26 ID:J.pz.VIGGA
半年と言う長い期間かけたにもかかわらず、最後まで付き合ってくださった皆さん!本当にありがとうございました!
コメントも全部見させてもらってます。ありがとうございます、励みになります!

大長編っぽい導入になったと思ったら、気づいたら本当に大長編になっててノリノリで書かせていただきました。
前回が比較的日常回といった感じでしたが、今回はファンタジー世界でアイドルとドラえもんたちの大冒険!

久しぶりにミリマグの設定やドラえもんの大長編を読み直して、双方の要素を取り入れつつ、オリジナル要素も加えたり、とこうやって世界観を繋ぎ合わせていくのはクロスオーバーの醍醐味と言った感じで非常に楽しませてもらいました。
特に今回はヒグマやいちぽむ似の悪魔など、オリジナルキャラたちも多く登場したので設定を考えるのは楽しかったです。

今年はライブやアニメとミリオンもたくさん盛り上がっていますが、私もこの勢いに乗って全力でミリオンを楽しんでいこうと思います。
また次回作を書く際は、安価に参加したり、ただ読んでくれたりと、皆さんに楽しんでもらえると嬉しいです。

最後に表の最新版を。一部のキャラはイメージで。
星梨花はイメージ通りの悪い顔してるイラストが出たので、そちらを使用。

それでは、また次回よろしくお願いします!

848 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2023/12/03 12:33:01 ID:ueon24aoXQ
今回もお疲れ様です!
849 : せんせぇ   2023/12/03 15:09:57 ID:LVp9ZAZv7.
800スレを超える長編お疲れ様です
始めの北海道旅行からここまで話しが広がるとは思いませんでした
自分もちっちゃい頃はドラえもんっ子だったのですがミクジンとか 居たなそんな奴!もう忘れてたわ! ってなりました
自分も最近ミリオンのSSを書き始めたのですが勝手にアイドルをサイボーグや超能力者にしていいのだろうかと悩んでいたこともありましたが
このシリーズを見てこんな先駆者様がいるなら別にいいよね……ってなりました
志尊可奈等のタイムトラベルネタもドラえもんならではですし
数々の安価を綺麗に捌きドラえもんネタの豊富さもお見事でした
次回作もお待ちしてます
850 : Pさぁん   2023/12/03 20:41:07 ID:sU9w50wBjI
乙〜次回も楽しみに待ってます
851 : Pくん   2023/12/03 22:41:21 ID:rQ0yzzP6Bs
1さん今回もありがとうございました。
今回の悪役は救いのないタイプでしぶとかったですね。

そういえば1さんもミリアニや10thツアーは観られてますか?
何かの機会に感想とか伺いたいですね。
次回作も楽しみにしています。
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