ひっそり続けるSSスレ その11
1 : Pサマ   2024/03/05 01:25:24 ID:tpkEddyWFQ
その10までいったので、キリよく改題しただけの話
2 : Pサン   2024/03/07 00:33:31 ID:rsXb92xP4M
鏡晶葉「そう言えばだが・・・」
P「どした?」
鏡晶葉「最近地下空洞の入り口が頻繁に確認されているのは知ってるな?」
P「あぁ知ってる、調査の為にサボってる杏を送ったからな」
志希「何か進展でもあったのかにゃ~?」
鏡晶葉「タイタン共が妙に騒いでるって報告が『部下の方』からあった・・・」
P「タイタンが?っというかアイツヤッパリサボりやがったか・・・」
鏡晶葉「面倒事に成らない事を祈っておこう・・・」
P「まぁもしもの時が合ったら我らが『怪獣王』が動くだろうさ・・・」
志希「実はもう動いてたりしてぇ~」
二人「「そうなったら報告が来てるって~」」
志希「だよねぇ~」
P「そう言えば光、きらり、クロはどうした?」
志希「光ちゃんは自室で籠ってるねぇ~」
鏡晶葉「きらりは『パートナー』がまた『遭難』したから迎えに行った」
P「この前は無人島に置き去りにされて今度は何処旅行しに行った・・・」
志希「クロは家に追い返したよ~」
P「それは助かる未来の機嫌が悪くてな」
鏡晶葉「私も片付いたらブルーバードに戻る」
志希「志希ちゃんも家に帰る予定~」
P「ならそろそろ閉めるか・・・」
・・・
ツムリ「あの方は・・・」
周子「う~ん、こうやって会いに来たけど何話すか考えてなかったわ~」
ツムリ「お兄さんとお話ですか?」
周子「ちょっと『願い』をね~」
ツムリ「どんなことを願いを?」
周子「簡単な話、アタシが『獣』に堕ちたら兄ちゃんに止めて欲しい『願い』かな?」
ツムリ「ッ!?その様子だと」
周子「兄ちゃんと同じ、アタシは記憶じゃなくあの『能力』を継承し続けてる」
ツムリ「初代の貴女が行った『ローマの大火災』・・・」
周子「全部思い出した、だから兄ちゃん、頼むよ」
・・・
周子は初代の力『黙示録の獣・獣の王』を代々継承している
ジャマト・アウェイキングが楽しみだぜ
3 : プロデューサーさん   2024/03/07 07:11:22 ID:.hsJ9WErEk
>>2
鏡晶葉「それにしても…(意地の悪い笑顔をする音葉」ニヤニヤ
P「なんだよ…(察知して少し語尾が落ちる音葉」
志希「さっきの話かにゃ〜」
P「まぁ、ヒントは得られたような気はしてるけどな…」
(回想。応接室)
P「そういえば、いつ『こっち』に戻ってきてたんだ…?」
あねね「それは割と最近ですね。『向こう』の政情不安もあって、引退はそれよりも早かったですが…」
P「プロなら、もうちょっと稼いでるもんかと思ったが…」
あねね「プロとはいえ、私もまだ駆け出しだったので…」
P「で、なんで環と一緒に来たんだ…?」
あねね「父と母が『折角だから、挨拶しときなさい』って…」
環「たまきはちゃんと連絡した方がいいって言ったんだよ…」
あねね「帰ってきてからもそうだったけど…」
P「ん…?」
あねね「色々と変化し過ぎてて、ビックリしちゃいました…」
P「ニュースとかで情報を得ているもんかと思ってたが…」
あねね「端から見てるのと、実際に見るのとは違うものですよ…」
環「あねねー、早くうみみの事を…」
あねね「あ、ごめんね…」
P「海美に何かあったのか…?」
環「それがね、最近のうみみ。目が変なの…」
P「視力は悪くないと思うが…」
あねね「補足しますね。部屋に居る時に声を掛けたりすると、右目と左目で瞳の色が違って見える瞬間があるみたいなんです…」
環「そう、それ!」
P「『瞳の色』、普段は両方青いもんな…」
あねね「普段…?」
環「(あ、しまった。あねねはうみみが吸血鬼になったのを知らない…」
続く
4 : Pチャン   2024/03/07 07:21:39 ID:.hsJ9WErEk
>>3
P「で、環。その『変な時』の色って話せるか?」
環「おやぶん。環、もう中学を卒業するんだよ…」
P「悪い悪い、妹分ってのはいつまでもそう見えてしまうみたいでな…」
環「左目が青みがかった紫色ぽかった…(妹分呼びに少し傷つく音葉」
あねね「(あらあら…※環の心情を察する音葉」
P「青みがかった紫…あっ」
あねね「何か分かったんですか…?」
P「ティンときたよ。そういう事か…」
鏡晶葉「ピースは繋がりそうだな…」
P「俺達の前に姿が現れないのも、納得せざるを得ないわな…」
環「おやぶん…?」
あねね「お二人だけで納得されても、私達には何も伝わりませんよ…?」
鏡晶葉「だそうだ、所長…」
P「あくまで仮説ではあるが、結論はこうだ。『この世界の高坂海美』の中に『超ビーチバレー世界の高坂海美』の意識が肉体ごと入り込んでる…」
環「え…」
あねね「『超ビーチバレー世界』…?」
環「それは厄介だね…」
あねね「環、分かるの…?」
環「あ、そうか。あねねは愛増県をずっと離れてたから…」
鏡晶葉「あー…」
P「そうだよなぁ…」
あねね「待って、私だけ置いていかないで…」
(回想終わり)
P「一応、説明はしたが…」
鏡晶葉「理解が果たして、追い付いているのか…」
志希「でも、部屋を出る時に…」
あねね『ワンチャン、あるかしら…』
志希「って、無意識下で呟いてたよ…」
P「聞かなかった事に出来ないか、今の…?」
鏡晶葉「諦めろ…」
志希「今更だよね、にゃはは」
P「悩みのタネが増えてくわけだ…」
5 : 兄ちゃん   2024/03/08 11:57:55 ID:tcAfIeZtOc
>>4
鏡晶葉「そう言えば知ってるか?」
志希「何々~?」
鏡晶葉「愛増学園でアイドル科が出来るらしいぞ」
志希「へぇー芸能人養成かな~?」
P「スクールアイドルでも育てるのか?」
鏡晶葉「私も噂程度だがな・・・」
光「あぁそれならアタシも聞いたぞ、何でも新しい理事長が設立に協力したって」
P「光、出て来たのか」
光「一段落下からな」
鏡晶葉「それで?新しい理事長ってのは誰なんだ?」
光「元知事が引っ張ってきた人らしいけど・・・」
志希「元々知事が新しい事したいってごねてたからねェ~」
P「いい歳こいて何子供みたいな駄々こねてるんだアイツ・・・」
・・・
ちとせ「へぇーっくしょんぬぅ!!あぁあああ・・・」ズズズッ
千夜「お嬢様・・・」ドン引き
・・・
鏡晶葉「で?どないする?」
P「まぁええやろ」
志希「タフ語録はルールで禁止っスよね?」
光「マネモブはルール無用だろ?」
志希「怖いっすねマネモブは・・・」
鏡晶葉「まぁ始業する迄時間があるからその時で良いだろ?」
P「まぁそうだな、しかしアイドル科か・・・」
志希「元の鞘に収まるって感じかねぇ~?」
光「メタいぞ」
6 : プロデューサー   2024/03/09 15:47:32 ID:YLOxs8gEC6
>>5
P「(ん、未来からメッセージ…」
未来『クロさん、まだ仕事してるの?』ポコン
P「(『もう帰してるって志希からは聞いてるぞ』と…」
恵美『あり、急に呼び捨てしてる』ポコン
P「(これ、家族グループの方か。『ヤツの遠い親戚が学園に居るから、呼び方を変える事にした』」
恵美『なら、いいけど』ポコン
P「(『帰り途中で見つけたら、拾っておくよ。今日は車だから』」
未来『分かった』ポコン
P「(ちょっと、気まずそうにしてたもんな…」
(回想、『旧跡地』から戻ってすぐの頃。県立研究都市食堂)
P「クロ、須藤。相席いいかな?」
クロ「まぁ、いいが…」
霧彦「所長。珍しいですね、こちらにいらすなんて…」
P「ようやく見つかったからな…」
クロ「あの瓦礫だらけの中からか…?」ギョッ
P「これで『平行世界』との断絶解消に向けて動けるが…」
霧彦「問題は依然として山積みですよ…」
P「そこなんだよな。それより、クロ…」
クロ「なんだよ…」
P「連絡くらいは入れとけ。未来が危うくまな板まで『斬る』とこだった…」
霧彦「所長、『切る』の間違いではなく…?」
P「味噌汁に入れる大根ごとまな板を『斬る』勢いだったな…」
霧彦「だから、言ったんだ。連絡しなくていいのかって…」
クロ「修羅場過ぎて、全然スマホも見てなかった…」
(回想終わり)
P「(だったもんな。バス停には居ないから、駅まで歩いてんかな…」
・・・
(歩分市、県立研究都市から少し離れたところ)
クロ「(気まず。メッセージ開けねぇし…」
(なんて考えてる間に溜まっていくメッセージ)ポコンポコン
クロ「さて、どうしたもんか…」トボトボ
・・・
クロ:見た目がミリアニPぽくなって、更にエレナのアプローチが熱くなってきたのと、未来が嫉妬深くなったのが目下の悩み。未来の高校卒業を機に実家近くにアパートを借りて2人で住もうとしているが…
7 : 変態インザカントリー   2024/03/10 11:46:16 ID:Gl08Ynjnuw
>>6
にちか「・・・・」
デザイアドライバーを眺めなる音葉
にちか「・・・」ニヘェラ
・・・
ルカ「おい、美琴」
美琴「何?」
ルカ「アイツ如何にかしろ・・・」
にちかを指さす音葉
美琴「別にいいんじゃない?にちかちゃんは何時もああだし・・・」
ルカ「普通に気持ち悪いだろ!!さっきからキリッとニチャを繰り返してんのが!!」
美琴「ルカには関係ないじゃん」
ルカ「そうじゃねぇよ!!人としての感性としてだな!!」
美琴「でもルカだって、ああ言う顔してるけど?」
ルカ「えっ?」バッ!!
違うよなと言う同意を求める様に顔を向ける音葉
羽那「ニッコリ」YESともNOとも言って無い顔
はるき「・・・」何も言わず視線を逸らす顔
ルカ「・・・」
美琴「ね?」
ルカ「・・・あぁ、畜生・・・病む」
・・・
志希「ただいま~」
クロクロウ「クロクロ!!」
志希「ふぅ~ん、ほーちゃんは古代錬金術を使ったの・・・」
ガンシュート「シュー!!シュー!!」
志希「分ってる分ってる、でも今のままじゃグリオンは止めれない・・・」
クロクロウ「クロクロ!!」
志希「戻る時が来たかもね・・・」クローゼットを開ける音葉
カラスの仮面と黒衣の服を取り出す音葉
志希「ほーちゃんには奇跡を起こして貰わないとね・・・」仮面をつける音葉
ストラス「だからこそ、私も動く時だ、魔人ストラスとして・・・」
アルケミスドライバー・・・
・・・
クロクロウ&ガンシュート:EXケミーでハーゲンティが特別に造ってくれたケミー、大体クロクロウがレベル1でガンシュートがレベル9相当
8 : Pさん   2024/03/11 09:45:08 ID:6/u96euH92
>>7
(歩分市〜海理音市、Pの車中)
クロ「こうもあっさり拾われるとは…」
P「逃げも隠れもせずにトボトボ歩いてたら、分かるっちゅうねん…」
クロ「Pも悪いんだからな…」
P「インターン生の事か…」
クロ「分かってて、エレナ寄越したろ…」
P「本人の希望でもあったからな…」
クロ「それが未来にバレて、修羅場中なんだよ…」
P「んな事言ってたら、俺の奥様達はどうなる…」
クロ「それはお前の責任じゃろがい…」
P「てか、何で未来にバレたんだよ。SNSとかは控えさせてんだろ…?」
クロ「カマかけられた…」
P「搦め手は我が家の女性陣の特技だからな…」
クロ「あの手この手使って、未来には研究都市に来ないようにしてたのに…」
P「まぁ、諦めろ。いつかはバレるもんだ…」
クロ「エレナが未来と争う気が無いから、厄介なんだよ…」
エレナ『ワタシは未来の事、キラいじゃないし。クロが大好きだから、オメカケさんでもいいんだヨ…』
P「健気だなぁ…」
クロ「何がどうなって、こうなった…」
P「命がけの危機で救ってくれた。エレナにとって、お前は勇者サマに見えたんだよ…」
クロ「げ、未来から電話だ…」
P「出てもいいんだぞ…」
クロ「運転中だろうが…」
P「気にすんな、後部座席にでも移動すればいい(移動させて、かつ人払いをかける音葉」パチン
クロ「余計な気を…」
・・・
(所家)
未来「全く…」
暁「どうせ、帰ってくんだから…」
未来「家だと話せない事もあるの…」
カヨコ「(こうはなるまいと思っている音葉」
恵美「誰に似たんだが、にゃはは…」
未来「パパとママ…」
恵美「思ったよりバッサリ…」
暁「それより荷造り済んでんの?」
未来「それは大丈夫…」
カヨコ「(寂しくなるのが理解出来ている音葉」
9 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/11 11:56:20 ID:1/K3FYGArw
>>8
夏葉「果穂も遂に高校生ね・・・」
樹里「月日が経つのは早いなぁ・・・」
凛世「私達も・・・良い御歳で御座います・・・」
樹里「だな・・・」
夏葉「樹里も大学生ね、まさか大学に行くとは思わなかったわ・・・」
樹里「うるせぇ、アタシもそう言うのは考えるんだよ・・・」
夏葉「それはそうと智代子・・・」
智代子「うえぇ!?」
夏葉「貴女、大学になってもそのお菓子の暴飲暴食を続ける気かしら?」
智代子「いや~コレは私の生き様と言うか、起源と言うか~」
樹里「何時かブクブクになっちまうぞ・・・」
凛世「ブクブクの・・・智代子さんですか・・・」
智代子「想像しないでよ!?そんな事より果穂の話だよ!!」
夏葉「そう言えばそうだったわね・・・」
樹里「何か心配事でもあんのか?」
夏葉「最近果穂のこう言う関係を知って恐怖したのよ・・・」
凛世「どう言う事でしょうか・・・?」
夏葉「果穂の新しいクラスメイトに褐色長身の感情の乏しい寡黙の留学生が居たのよ!!」
樹里「その程度ピエールで慣れてるだろ」
夏葉「アイルランドの王女様が居たのよ!!」
樹里「それもピエールで慣れてるだろ、てかアイルランドって王国だったか?」
智代子「知んない」
夏葉「独特の美学とか言って眼帯付けた中二病的な子が居たのよ!!」
樹里「飛鳥で慣れてるだろ・・・」
夏葉「その中で自称普通を言う子が居たのよ!!」
智代子「いやそれ普通でしょ?」
樹里「それはヤベェな・・・」
凛世「はい、その方に・・・凛世は凄味を感じております・・・」
智代子「嘘でしょ!?」
・・・
元ネタはウマ娘です、河野ひよりさんがノーリーズン役に決まったのでやってみた(笑)
明日はジャマト・アウェイキングを見に行くぜ
10 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/12 07:18:27 ID:EmmTbWgZgE
>>9
智代子「いつから、愛増学園はそんな魑魅魍魎が跋扈するような環境に…」
樹里「いや、今更だよな…」
智代子「でも、P先生は…」
P『統合されるまではここまでトンチキじゃなかったはずだ…』
智代子「って…」
樹里「ていうか、それはもう『旧海理音高校』がトンチキなだけだったんじゃ…」
夏葉「果穂の教育によくなかったら…」
凛世「落ち着いてください、夏葉さん…」
智代子「とりあえず、夏葉ちゃんを止めようか…」
樹里「そうだな…」
・・・
(遮二舞巣市、283探偵事務所)
283P「それにしても、ここまで変わるとはな…」
サトル「『それ』、会う度に言ってませんか…?」
283P「いや、ついな…」
サトル「ザミーゴを倒す事は叶ったが…」
283P「『この街』が喪ったものが多すぎる…」
サトル「P先生は何とかしようとしてますが…」
283P「そうだな…」
照井「283…」
283P「なんだよ、照井…」
照井「『上の階』からオーラが凄いんだが…」
283P「気にするな、いつものだ…」
(上の階では千雪とはづきがニコニコしながらバチっている模様)
・・・
サトル:『平成消失』の余波でクロ同様にシャニアニPみたいな見た目に変化した。ノクチル以外にもアプローチを受け始めている
照井竜:『平成消失』の影響を受けるかと思いきや、『特異点』だった為に消える事は無かった模様。但し、デバイスに至ってはそうでなかったようで、ツインマキシマムを無理矢理に行い(※)、巻き込まれによる消滅からは逃れた
(※)ドライバーで『アクセル』、エンジンブレードで『エンジン』のマキシマムドライブを発動して切腹するようにアクセルドライバーを傷付けて破壊させた
11 : Pちゃん   2024/03/12 10:43:32 ID:KtyCIgEWa6
>>10
プロメア「・・・」
デザスト「何、ボォーっとしてんだよ」
プロメア「あっ!!ごめんなさい」
デザスト「能天気な神様だな相変わらず・・・」ズズズッ
プロメア「デザスト、いい加減カップラーメンだけを取るのは止めなさい。健康に悪い」
デザスト「お前は俺の母親か!第一メギドが健康を気にするか!」
プロメア「栄養が偏るからです!私の料理食べなさい!!」
デザスト「野菜ばっかじゃねぇか!肉食え!肉!」
プロメア「私は美容の為に菜食主義なんです!大豆でお肉成分も取れてます!」
デザスト「緑や黄色や紫やらで眼がイテェんだよ!!」
・・・
信玄「ハァ・・・ハァ・・・」
ファルシオン「・・・」
信玄「(想定外だった・・・」
ファルシオン「此処までだ剣士・・・お前も『さっきの仲間』の様に消えるんだな・・・」
信玄「悪いが俺は『一人』でな!!」
ファルシオン「やはり痕跡含め全て『消える』みたいだ、ボス・・・」
信玄「何?何を言って・・・ぐわぁ!?」ズバッ!!
■■「それがアメイジングセイレーンの力だ・・・」
信玄「君はまさか!!そんな・・・!!」
■■「悪いがお前も消えた貰う、『風の剣士』の様にね・・・」
信玄「何を言って・・・」
『■■・フェニックス』『■■■■■■■・フェニックス』
『ゲット・・・』
■■「しぃ・・・」
『抜刀・・・』
■■「変身・・・」
『■■■・フェニックス』
こうしてまた一人の剣士が世界の全ての記憶記録、痕跡含め消滅した
・・・
深罪の三重奏編も少しずつ進行中
・・・
プロメア:自宅栽培などで生活をしている。復活したデザストを無理矢理引き取った
■■■・フェニックス:詳細不明の二冊のライドブックを合体させ使う形態。全てが不明
12 : ハニー   2024/03/12 20:21:45 ID:EmmTbWgZgE
>>11
(翌日、出勤の車内。信号待ち中)
P「弁当、持たされた日にゃ帰って来ないとな…」
クロ「あぁ、そうだな…」
(回想)
未来「クロさん…」
クロ「はい、なんでしょうか…」
未来「お弁当…」
クロ「お、おう…」
未来「絶対、持って帰ってきてよね。片付かなくなるから…」
クロ「分かった…」
(回想終わり)
P「言うて、俺も紬に持たされたが…」
クロ「自衛隊がランニングしてるな…」
P「この辺は基地も近いからな。アイツらは確か、信玄の部隊だったか…」
クロ「へぇ、そんな戦国武将みたいな名前の自衛隊員が居るんだな…」
P「え、お前。何を言って…」ギョッ
クロ「P、信号変わった」
P「あ、あぁ…」
P「(なんだ、何かおかしいぞ…」
・・・
(その日の夕方)
P「ったく…」
クロ「どうしたんだ、P…?」
P「ユキナとレイナがコーヒー豆届けてくれって…」
クロ「じゃ、帰りはバラバラか…」
P「そうなるな。ったく、悠利さんに頼めばいいものを…」
クロ「ユーリ…?」
P「(まただ、また起きてる…」
P「じゃ、行ってくる…」
クロ「気をつけろよー」
P「(おかしい。一体、何が起きてる…!?」
・・・
補足
Pは特異点なうえに『完全記憶(パーフェクトメモリ』持ちなのもあり、聖剣士使い達の事を忘れていない(その事から後に『超特異点』と呼ばれてしまう)。しかし、周りとの会話にズレを覚えるようになっていく…
また、常に身に付けている『悠利(外套』も『確定された未来』の人間なのでP同様に記憶している。
13 : ミスター・不純物   2024/03/12 23:09:14 ID:KtyCIgEWa6
>>12
自宅
鏡晶葉「さてと・・・ん?何だ?」
???「御久し振りですね・・・」
鏡晶葉「パソコン越しからとは随分と礼儀知らずじゃないか?『善意の意思』さん?」
ゼイン「それは失礼をした、進捗を聞きたく・・・」
鏡晶葉「あぁドライバーはもう直ぐ完成する、何をそんなに生き急いでる?」
ゼイン「悪意を持つ者が今尚増幅しています、急がねばいけません・・・」
鏡晶葉「そうかいそうかい、なら急ぐとしよう・・・」
ゼイン「完成次第、この場所に送り頂きたい・・・では」
鏡晶葉「BOARD・・・遠いな出来上がったら紗南辺りに頼むか」
・・・
文香「ふぅ、作業終了ですね」
ありす「お疲れ様です文香さん」
文香「ありすちゃんもこんな時間まで突き合わせてごめんなさい」
ありす「私は好きでやってるので気にしないで下さい!!」フンスフンス
文香「あぁははは・・・」
???「いけない事だぞ高校生がこんな時間まで居るのは・・・」
ありす「なんの用ですか間宮さん」チッ
間宮「今露骨に舌打ちしたな」
ありす「文香さんの『幼馴染』だからと言って調子に乗らないで下さい、私は従姉妹、身内です家族です、偉いです」
間宮「いや意味が分からないぞ」
文香「ありすちゃん、良く分らない理論武装は危険よ」
ありす「それに文香さんの代わりにラッキーと『陸』のお世話をしているんですよ私は、お姉ちゃんなんです!!」フンス
文香「あぁははは・・・」
間宮「・・・」呆れ顔
文香「(アレ?あの写真、人数の割に大き過ぎるような?気のせいですね」
既に殆ど消えている嘗ての聖剣の剣士達の集合写真
・・・
補足
神クラスも記憶を保持されておりプロメアは内心かなり焦っている。英寿は何とかなるだろうと靜観し目下『ビースト化』の進行中の『妹』の監視を優先
ゼインはこの時はまだ『人類絶滅』と言う目的を隠し最大限利用している状態
14 : Pチャン   2024/03/13 07:28:01 ID:D2zatXTU96
>>13
(所家、Pの仕事部屋。※夕食後)
P「(強いタイプの人払いを掛ける音葉」パチン
カチッ…ゼロノス
悠利(外套)「珍しいな、Pが『これ(悠利(外套)の意識が入ったゼロノスライドウォッチ』を起動させるとは…」
P「聞いてほしい事がある…」
悠利(外套)「どうした、改まって…」
P「『いつから』なのかは定かじゃないが、これだけはハッキリと言える…」
悠利(外套)「(ハッキリと言える?」
P「今から言う名前には共通する事がある…」
悠利(外套)「共通する事…?」
P「信玄誠司、木場真奈美、黒野玄武…」
悠利(外套)「バスターの変身者だな…」
P「浜口あやめ、『魔法使い世界』のトモ…」
悠利(外套)「剣斬の変身者…」
P「都築圭、望月杏奈…」
悠利(外套)「スラッシュにファルシオンの変身者って、おい…」
P「百瀬悠利…」
悠利(外套)「まさか…!?」
P「『聖剣使い達』の記憶が俺以外の記憶から失われている可能性がある…」
悠利(外套)「ちょっと待て、『この世界の百瀬悠利』はコーヒーショップを経営している筈だ…」
P「『アンタ』を救おうと未来から来たユキナとレイナが切り盛りしてる…」
悠利(外套)「おいおい、何がどうなっていやがる…」
P「誰か他に記憶を共有出来ていればいいが…」
・・・
(所家リビング)
恵美「そういえば。Pとクロ、帰りはバラバラだったね」
クロ「『双子達』んとこにコーヒー豆を届けていくつってたからな…」
琴葉「全く、あの娘達は…」
千鶴「仕方ありませんわ、免許はこれからなのでしょう…」
伊織「そもそも、何であの2人が切り盛りしてるのよ…」
紬「ですよね…」
クロ「Pは『ユーリさんが居るだろ』みたいな感じでボヤいてたが…」
レイナ(幼)「ユーリ…」
ユキナ(幼)「ユーリさん…(その名を聞いて心臓に鼓動が走る音葉」ドクン
15 : ハニー   2024/03/13 11:06:04 ID:kiExhZaY4Q
>>14
P「ッ!!」窓を開ける音葉
悠利(外套)「どうした?」
P「気配が希薄過ぎて気付かなかった・・・見られていた」
悠利(外套)「何!?今まで気付かなかったぞ・・・」
P「俺もだ、まるで道に落ちた小石程度の気配だった・・・」
悠利(外套)「良く気付けたな・・・」
P「俺も驚いてるよ、僅かな違和感程度だった・・・」
悠利(外套)「何者だったんだ・・・?」
P「分らない・・・」
・・・
■■「気付かれたか・・・」
コートのフードを取る音葉
その姿は消えた筈の虚無の剣士『杏奈』であった
杏奈?「盗み聞きも出来ないとは流石と言った所か・・・」
しかしその気配雰囲気は全て別人のそれだった
杏奈?「貴方も何れ、抹消する・・・憎き剣士達と共に・・・」
『■■・フェニックス』
そのまま溶ける様に姿を消す音
・・・
百合子「ぬあ~ん!!疲れたもん~!!」
志保「世界中の本を読みたいから翻訳家になりたいと言ったのは貴女でしょ」
瑞希「あっ・・・此処間違ってます・・・」
百合子「ぬぁああああん!!」
志保「全く雷の聖剣が泣くわよ・・・」
百合子「まさか翻訳が此処まで難しい何て・・・」
志保「何当たり前の事言ってるのよ・・・」
瑞希「まだまだ終わりません。頑張りましょう・・・」
百合子「ぬぁああああん!!」
16 : Pたん   2024/03/13 17:44:41 ID:Q79JyJ8tXk
>>15
ポコン
百合子「あっ、ケントさんからだ」
志保「ケントさん…?」
瑞希「去年、オープンキャンパスであった大学生の方ですね…」
志保「なるほど…」
百合子「よしっ…」
瑞希「相当、お熱と見た…」
志保「あれだけ、P兄さんに執着してたのに…」
百合子「志保も人の事を言えないでしょ…」
志保「それは…」
瑞希「イタいとこ、突かれたな。北沢さん…」
百合子「それに叔父様は『父親』みたいな存在だったから…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「やっぱ、おかしな事になってる…」
P「(権限使って、こっそり役場の戸籍や学園の名簿を見てみたが、聖剣使い達のデータが無くなっていやがった…」
鏡晶葉「入るぞー」プシュー
P「あぁ…」
鏡晶葉「珍しく悩んでるな、天才サマ…」
P「チッ、分かるか…」
鏡晶葉「私はお前以上に天才だと自負しているからな…」ドヤッ
P「変な事を聞いていいか…?」
鏡晶葉「いいぞ…」
P「今まで『そこ』に居たはずの存在がある日、急に消えた事をお前は認識出来るか…?」
鏡晶葉「哲学だな…」
P「急に周りと話が合わなくなってな…」
鏡晶葉「だが、お前がそうなっただろう。かつて…」
P「そうだな…(ベリアル騒ぎの事を思い出す音葉」
鏡晶葉「何かが『また』起こってる事は感じ取れたよ…」
P「解決の糸口にはならなかったが…」
鏡晶葉「おい…」ビシッ
P「ヒントは得られた気がする…」
・・・
ケント:百合子が大学のオープンキャンパスで出会った青年。本がきっかけで百合子と意気投合し、交際こそしてないがデートを重ねる仲にはなった
『ケント』の元ネタは言うまでもないかな、そして『立花結菜』ポジションでもあるよ
17 : Pちゃん   2024/03/14 11:18:19 ID:zqsVNXGQog
>>16
キャンプ場
涼「良いですねこんな日も」
大吾「野郎だけでキャンプと言うのも奥じゃの!!」
一希「まあな・・・」
涼「まぁ・・・何か騒いでる人たち居ますけど」
大吾「アレは何時もの事じゃけ」
・・・
心「な~んで急にキャンプなんかするんですか~?」
瑞樹「あら、不満なのね?」
美優「あわわわ」アセアセ
菜々「美優さん!!マシュマロが溶けちゃってますよ!?」
楓「あら?早苗さん、いい感じですね~貰っていいですか?」
早苗「あげません!!」
楓「よよよ~」
心「ったくよ~麻理菜の奴、はーとをスケープゴートにしちゃっても~」
ギャーギャーギャー
・・・
涼「ま、まぁキャンプですからね・・・」
大吾「醍醐味って奴じゃ!!がはははは!!」
一希「それはそうと・・・」
二人「ん?」
一希「いい加減出てきたらどうだ?それともストーカー行為が趣味なのか?」
ファルシオン「気付いて居た様ね・・・」
涼「誰!?」
大吾「お~やっばそうな奴じゃな・・・」
一希「(ファルシオン・・・だが見た事が無いライドブックだ、警戒した方が良い」
ファルシオン「警戒を解かないとは流石ね・・・」
変身を解く音葉
一希「何の積りだ・・・」
涼「女性の方ですね・・・」
大吾「見た所、40代後半か・・・」
???「そうね、私は貴方の『母親』よ、一希、いえ水の聖剣士・・・」
・・・
父親ではなく母親に変更しました、名前どうしよう
18 : プロデューサーはん   2024/03/14 13:45:52 ID:DtVli5Z5bY
>>17
一希「俺に『母の記憶』は無い。気付いた頃には父(九十九ハヤト)と二人きりだった…」
???「無理もないわね。不仲では無かったけど、別れざるを得なかったの…」
大吾「で、何の用じゃ…?」
涼「一希さんが『聖剣使い』である事を理解してるって事は…」
???「貴方の活躍を陰日向から見ていたわ…」
一希「そうか…」
???「そういえば、まだ名乗っていなかったわね。私の名前は『まひる』…」
大吾「先生のお母さんなら、『九十九まひる』じゃないのか?」
まひる「今は理由あって旧姓を使ってるから、フルネームは『武竜(たつたけ)まひる』よ…」
涼「なるほど…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
鏡晶葉「分からんな…」
P「だろうよ。今はその名前を覚えてくれればいい…」
鏡晶葉「待てよ、P…」
P「どうした?」
鏡晶葉「『聖剣』は元々、プロメアが居た『おとぎ話の世界』から齎されたモノだろう。聖剣使い達の本拠地も繋がっていたはずだ…」
P「そうか、ノーザンベースとサウザンベースの剣士達も…」
鏡晶葉「その『消えた聖剣使い達』の存在が最近ではなく、前々から消されてたとしたら…」
P「まず、先に向こうの聖剣使い。ヤーネフェルトや神代兄妹、『写し見の聖剣使い達』に被害が…」
鏡晶葉「ただ、消えてるだけならいいが…」
P「仮に死なせていれば感じ取れるはずだ。それをしなかったって事は…」
鏡晶葉「『孤独感』を狙ってる…?」
P「『囚われの身』だったら、助けられるかもしれないが…」
・・・
武竜まひる:九十九ハヤトの妻にして、一希の母親。実は国際的なエージェントで長期の任務に就くため、ハヤト・一希と別離する事を選んだ。任務が終わり、日本に戻ってきたが…
・・・
こんな感じでどうだろうか?
19 : プロデューサー   2024/03/14 14:06:37 ID:Nj3K67e9ho
>>18
間違えた「たけたつ(まひる)」だな
20 : プロデューサーさま   2024/03/15 11:52:12 ID:xb7l.NQqEM