ひっそり続けるSSスレ その11
1 : Pサマ   2024/03/05 01:25:24 ID:tpkEddyWFQ
その10までいったので、キリよく改題しただけの話
2 : Pサン   2024/03/07 00:33:31 ID:rsXb92xP4M
鏡晶葉「そう言えばだが・・・」
P「どした?」
鏡晶葉「最近地下空洞の入り口が頻繁に確認されているのは知ってるな?」
P「あぁ知ってる、調査の為にサボってる杏を送ったからな」
志希「何か進展でもあったのかにゃ~?」
鏡晶葉「タイタン共が妙に騒いでるって報告が『部下の方』からあった・・・」
P「タイタンが?っというかアイツヤッパリサボりやがったか・・・」
鏡晶葉「面倒事に成らない事を祈っておこう・・・」
P「まぁもしもの時が合ったら我らが『怪獣王』が動くだろうさ・・・」
志希「実はもう動いてたりしてぇ~」
二人「「そうなったら報告が来てるって~」」
志希「だよねぇ~」
P「そう言えば光、きらり、クロはどうした?」
志希「光ちゃんは自室で籠ってるねぇ~」
鏡晶葉「きらりは『パートナー』がまた『遭難』したから迎えに行った」
P「この前は無人島に置き去りにされて今度は何処旅行しに行った・・・」
志希「クロは家に追い返したよ~」
P「それは助かる未来の機嫌が悪くてな」
鏡晶葉「私も片付いたらブルーバードに戻る」
志希「志希ちゃんも家に帰る予定~」
P「ならそろそろ閉めるか・・・」
・・・
ツムリ「あの方は・・・」
周子「う~ん、こうやって会いに来たけど何話すか考えてなかったわ~」
ツムリ「お兄さんとお話ですか?」
周子「ちょっと『願い』をね~」
ツムリ「どんなことを願いを?」
周子「簡単な話、アタシが『獣』に堕ちたら兄ちゃんに止めて欲しい『願い』かな?」
ツムリ「ッ!?その様子だと」
周子「兄ちゃんと同じ、アタシは記憶じゃなくあの『能力』を継承し続けてる」
ツムリ「初代の貴女が行った『ローマの大火災』・・・」
周子「全部思い出した、だから兄ちゃん、頼むよ」
・・・
周子は初代の力『黙示録の獣・獣の王』を代々継承している
ジャマト・アウェイキングが楽しみだぜ
3 : プロデューサーさん   2024/03/07 07:11:22 ID:.hsJ9WErEk
>>2
鏡晶葉「それにしても…(意地の悪い笑顔をする音葉」ニヤニヤ
P「なんだよ…(察知して少し語尾が落ちる音葉」
志希「さっきの話かにゃ〜」
P「まぁ、ヒントは得られたような気はしてるけどな…」
(回想。応接室)
P「そういえば、いつ『こっち』に戻ってきてたんだ…?」
あねね「それは割と最近ですね。『向こう』の政情不安もあって、引退はそれよりも早かったですが…」
P「プロなら、もうちょっと稼いでるもんかと思ったが…」
あねね「プロとはいえ、私もまだ駆け出しだったので…」
P「で、なんで環と一緒に来たんだ…?」
あねね「父と母が『折角だから、挨拶しときなさい』って…」
環「たまきはちゃんと連絡した方がいいって言ったんだよ…」
あねね「帰ってきてからもそうだったけど…」
P「ん…?」
あねね「色々と変化し過ぎてて、ビックリしちゃいました…」
P「ニュースとかで情報を得ているもんかと思ってたが…」
あねね「端から見てるのと、実際に見るのとは違うものですよ…」
環「あねねー、早くうみみの事を…」
あねね「あ、ごめんね…」
P「海美に何かあったのか…?」
環「それがね、最近のうみみ。目が変なの…」
P「視力は悪くないと思うが…」
あねね「補足しますね。部屋に居る時に声を掛けたりすると、右目と左目で瞳の色が違って見える瞬間があるみたいなんです…」
環「そう、それ!」
P「『瞳の色』、普段は両方青いもんな…」
あねね「普段…?」
環「(あ、しまった。あねねはうみみが吸血鬼になったのを知らない…」
続く
4 : Pチャン   2024/03/07 07:21:39 ID:.hsJ9WErEk
>>3
P「で、環。その『変な時』の色って話せるか?」
環「おやぶん。環、もう中学を卒業するんだよ…」
P「悪い悪い、妹分ってのはいつまでもそう見えてしまうみたいでな…」
環「左目が青みがかった紫色ぽかった…(妹分呼びに少し傷つく音葉」
あねね「(あらあら…※環の心情を察する音葉」
P「青みがかった紫…あっ」
あねね「何か分かったんですか…?」
P「ティンときたよ。そういう事か…」
鏡晶葉「ピースは繋がりそうだな…」
P「俺達の前に姿が現れないのも、納得せざるを得ないわな…」
環「おやぶん…?」
あねね「お二人だけで納得されても、私達には何も伝わりませんよ…?」
鏡晶葉「だそうだ、所長…」
P「あくまで仮説ではあるが、結論はこうだ。『この世界の高坂海美』の中に『超ビーチバレー世界の高坂海美』の意識が肉体ごと入り込んでる…」
環「え…」
あねね「『超ビーチバレー世界』…?」
環「それは厄介だね…」
あねね「環、分かるの…?」
環「あ、そうか。あねねは愛増県をずっと離れてたから…」
鏡晶葉「あー…」
P「そうだよなぁ…」
あねね「待って、私だけ置いていかないで…」
(回想終わり)
P「一応、説明はしたが…」
鏡晶葉「理解が果たして、追い付いているのか…」
志希「でも、部屋を出る時に…」
あねね『ワンチャン、あるかしら…』
志希「って、無意識下で呟いてたよ…」
P「聞かなかった事に出来ないか、今の…?」
鏡晶葉「諦めろ…」
志希「今更だよね、にゃはは」
P「悩みのタネが増えてくわけだ…」
5 : 兄ちゃん   2024/03/08 11:57:55 ID:tcAfIeZtOc
>>4
鏡晶葉「そう言えば知ってるか?」
志希「何々~?」
鏡晶葉「愛増学園でアイドル科が出来るらしいぞ」
志希「へぇー芸能人養成かな~?」
P「スクールアイドルでも育てるのか?」
鏡晶葉「私も噂程度だがな・・・」
光「あぁそれならアタシも聞いたぞ、何でも新しい理事長が設立に協力したって」
P「光、出て来たのか」
光「一段落下からな」
鏡晶葉「それで?新しい理事長ってのは誰なんだ?」
光「元知事が引っ張ってきた人らしいけど・・・」
志希「元々知事が新しい事したいってごねてたからねェ~」
P「いい歳こいて何子供みたいな駄々こねてるんだアイツ・・・」
・・・
ちとせ「へぇーっくしょんぬぅ!!あぁあああ・・・」ズズズッ
千夜「お嬢様・・・」ドン引き
・・・
鏡晶葉「で?どないする?」
P「まぁええやろ」
志希「タフ語録はルールで禁止っスよね?」
光「マネモブはルール無用だろ?」
志希「怖いっすねマネモブは・・・」
鏡晶葉「まぁ始業する迄時間があるからその時で良いだろ?」
P「まぁそうだな、しかしアイドル科か・・・」
志希「元の鞘に収まるって感じかねぇ~?」
光「メタいぞ」
6 : プロデューサー   2024/03/09 15:47:32 ID:YLOxs8gEC6
>>5
P「(ん、未来からメッセージ…」
未来『クロさん、まだ仕事してるの?』ポコン
P「(『もう帰してるって志希からは聞いてるぞ』と…」
恵美『あり、急に呼び捨てしてる』ポコン
P「(これ、家族グループの方か。『ヤツの遠い親戚が学園に居るから、呼び方を変える事にした』」
恵美『なら、いいけど』ポコン
P「(『帰り途中で見つけたら、拾っておくよ。今日は車だから』」
未来『分かった』ポコン
P「(ちょっと、気まずそうにしてたもんな…」
(回想、『旧跡地』から戻ってすぐの頃。県立研究都市食堂)
P「クロ、須藤。相席いいかな?」
クロ「まぁ、いいが…」
霧彦「所長。珍しいですね、こちらにいらすなんて…」
P「ようやく見つかったからな…」
クロ「あの瓦礫だらけの中からか…?」ギョッ
P「これで『平行世界』との断絶解消に向けて動けるが…」
霧彦「問題は依然として山積みですよ…」
P「そこなんだよな。それより、クロ…」
クロ「なんだよ…」
P「連絡くらいは入れとけ。未来が危うくまな板まで『斬る』とこだった…」
霧彦「所長、『切る』の間違いではなく…?」
P「味噌汁に入れる大根ごとまな板を『斬る』勢いだったな…」
霧彦「だから、言ったんだ。連絡しなくていいのかって…」
クロ「修羅場過ぎて、全然スマホも見てなかった…」
(回想終わり)
P「(だったもんな。バス停には居ないから、駅まで歩いてんかな…」
・・・
(歩分市、県立研究都市から少し離れたところ)
クロ「(気まず。メッセージ開けねぇし…」
(なんて考えてる間に溜まっていくメッセージ)ポコンポコン
クロ「さて、どうしたもんか…」トボトボ
・・・
クロ:見た目がミリアニPぽくなって、更にエレナのアプローチが熱くなってきたのと、未来が嫉妬深くなったのが目下の悩み。未来の高校卒業を機に実家近くにアパートを借りて2人で住もうとしているが…
7 : 変態インザカントリー   2024/03/10 11:46:16 ID:Gl08Ynjnuw
>>6
にちか「・・・・」
デザイアドライバーを眺めなる音葉
にちか「・・・」ニヘェラ
・・・
ルカ「おい、美琴」
美琴「何?」
ルカ「アイツ如何にかしろ・・・」
にちかを指さす音葉
美琴「別にいいんじゃない?にちかちゃんは何時もああだし・・・」
ルカ「普通に気持ち悪いだろ!!さっきからキリッとニチャを繰り返してんのが!!」
美琴「ルカには関係ないじゃん」
ルカ「そうじゃねぇよ!!人としての感性としてだな!!」
美琴「でもルカだって、ああ言う顔してるけど?」
ルカ「えっ?」バッ!!
違うよなと言う同意を求める様に顔を向ける音葉
羽那「ニッコリ」YESともNOとも言って無い顔
はるき「・・・」何も言わず視線を逸らす顔
ルカ「・・・」
美琴「ね?」
ルカ「・・・あぁ、畜生・・・病む」
・・・
志希「ただいま~」
クロクロウ「クロクロ!!」
志希「ふぅ~ん、ほーちゃんは古代錬金術を使ったの・・・」
ガンシュート「シュー!!シュー!!」
志希「分ってる分ってる、でも今のままじゃグリオンは止めれない・・・」
クロクロウ「クロクロ!!」
志希「戻る時が来たかもね・・・」クローゼットを開ける音葉
カラスの仮面と黒衣の服を取り出す音葉
志希「ほーちゃんには奇跡を起こして貰わないとね・・・」仮面をつける音葉
ストラス「だからこそ、私も動く時だ、魔人ストラスとして・・・」
アルケミスドライバー・・・
・・・
クロクロウ&ガンシュート:EXケミーでハーゲンティが特別に造ってくれたケミー、大体クロクロウがレベル1でガンシュートがレベル9相当
8 : Pさん   2024/03/11 09:45:08 ID:6/u96euH92
>>7
(歩分市〜海理音市、Pの車中)
クロ「こうもあっさり拾われるとは…」
P「逃げも隠れもせずにトボトボ歩いてたら、分かるっちゅうねん…」
クロ「Pも悪いんだからな…」
P「インターン生の事か…」
クロ「分かってて、エレナ寄越したろ…」
P「本人の希望でもあったからな…」
クロ「それが未来にバレて、修羅場中なんだよ…」
P「んな事言ってたら、俺の奥様達はどうなる…」
クロ「それはお前の責任じゃろがい…」
P「てか、何で未来にバレたんだよ。SNSとかは控えさせてんだろ…?」
クロ「カマかけられた…」
P「搦め手は我が家の女性陣の特技だからな…」
クロ「あの手この手使って、未来には研究都市に来ないようにしてたのに…」
P「まぁ、諦めろ。いつかはバレるもんだ…」
クロ「エレナが未来と争う気が無いから、厄介なんだよ…」
エレナ『ワタシは未来の事、キラいじゃないし。クロが大好きだから、オメカケさんでもいいんだヨ…』
P「健気だなぁ…」
クロ「何がどうなって、こうなった…」
P「命がけの危機で救ってくれた。エレナにとって、お前は勇者サマに見えたんだよ…」
クロ「げ、未来から電話だ…」
P「出てもいいんだぞ…」
クロ「運転中だろうが…」
P「気にすんな、後部座席にでも移動すればいい(移動させて、かつ人払いをかける音葉」パチン
クロ「余計な気を…」
・・・
(所家)
未来「全く…」
暁「どうせ、帰ってくんだから…」
未来「家だと話せない事もあるの…」
カヨコ「(こうはなるまいと思っている音葉」
恵美「誰に似たんだが、にゃはは…」
未来「パパとママ…」
恵美「思ったよりバッサリ…」
暁「それより荷造り済んでんの?」
未来「それは大丈夫…」
カヨコ「(寂しくなるのが理解出来ている音葉」
9 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/11 11:56:20 ID:1/K3FYGArw
>>8
夏葉「果穂も遂に高校生ね・・・」
樹里「月日が経つのは早いなぁ・・・」
凛世「私達も・・・良い御歳で御座います・・・」
樹里「だな・・・」
夏葉「樹里も大学生ね、まさか大学に行くとは思わなかったわ・・・」
樹里「うるせぇ、アタシもそう言うのは考えるんだよ・・・」
夏葉「それはそうと智代子・・・」
智代子「うえぇ!?」
夏葉「貴女、大学になってもそのお菓子の暴飲暴食を続ける気かしら?」
智代子「いや~コレは私の生き様と言うか、起源と言うか~」
樹里「何時かブクブクになっちまうぞ・・・」
凛世「ブクブクの・・・智代子さんですか・・・」
智代子「想像しないでよ!?そんな事より果穂の話だよ!!」
夏葉「そう言えばそうだったわね・・・」
樹里「何か心配事でもあんのか?」
夏葉「最近果穂のこう言う関係を知って恐怖したのよ・・・」
凛世「どう言う事でしょうか・・・?」
夏葉「果穂の新しいクラスメイトに褐色長身の感情の乏しい寡黙の留学生が居たのよ!!」
樹里「その程度ピエールで慣れてるだろ」
夏葉「アイルランドの王女様が居たのよ!!」
樹里「それもピエールで慣れてるだろ、てかアイルランドって王国だったか?」
智代子「知んない」
夏葉「独特の美学とか言って眼帯付けた中二病的な子が居たのよ!!」
樹里「飛鳥で慣れてるだろ・・・」
夏葉「その中で自称普通を言う子が居たのよ!!」
智代子「いやそれ普通でしょ?」
樹里「それはヤベェな・・・」
凛世「はい、その方に・・・凛世は凄味を感じております・・・」
智代子「嘘でしょ!?」
・・・
元ネタはウマ娘です、河野ひよりさんがノーリーズン役に決まったのでやってみた(笑)
明日はジャマト・アウェイキングを見に行くぜ
10 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/12 07:18:27 ID:EmmTbWgZgE
>>9
智代子「いつから、愛増学園はそんな魑魅魍魎が跋扈するような環境に…」
樹里「いや、今更だよな…」
智代子「でも、P先生は…」
P『統合されるまではここまでトンチキじゃなかったはずだ…』
智代子「って…」
樹里「ていうか、それはもう『旧海理音高校』がトンチキなだけだったんじゃ…」
夏葉「果穂の教育によくなかったら…」
凛世「落ち着いてください、夏葉さん…」
智代子「とりあえず、夏葉ちゃんを止めようか…」
樹里「そうだな…」
・・・
(遮二舞巣市、283探偵事務所)
283P「それにしても、ここまで変わるとはな…」
サトル「『それ』、会う度に言ってませんか…?」
283P「いや、ついな…」
サトル「ザミーゴを倒す事は叶ったが…」
283P「『この街』が喪ったものが多すぎる…」
サトル「P先生は何とかしようとしてますが…」
283P「そうだな…」
照井「283…」
283P「なんだよ、照井…」
照井「『上の階』からオーラが凄いんだが…」
283P「気にするな、いつものだ…」
(上の階では千雪とはづきがニコニコしながらバチっている模様)
・・・
サトル:『平成消失』の余波でクロ同様にシャニアニPみたいな見た目に変化した。ノクチル以外にもアプローチを受け始めている
照井竜:『平成消失』の影響を受けるかと思いきや、『特異点』だった為に消える事は無かった模様。但し、デバイスに至ってはそうでなかったようで、ツインマキシマムを無理矢理に行い(※)、巻き込まれによる消滅からは逃れた
(※)ドライバーで『アクセル』、エンジンブレードで『エンジン』のマキシマムドライブを発動して切腹するようにアクセルドライバーを傷付けて破壊させた
11 : Pちゃん   2024/03/12 10:43:32 ID:KtyCIgEWa6
>>10
プロメア「・・・」
デザスト「何、ボォーっとしてんだよ」
プロメア「あっ!!ごめんなさい」
デザスト「能天気な神様だな相変わらず・・・」ズズズッ
プロメア「デザスト、いい加減カップラーメンだけを取るのは止めなさい。健康に悪い」
デザスト「お前は俺の母親か!第一メギドが健康を気にするか!」
プロメア「栄養が偏るからです!私の料理食べなさい!!」
デザスト「野菜ばっかじゃねぇか!肉食え!肉!」
プロメア「私は美容の為に菜食主義なんです!大豆でお肉成分も取れてます!」
デザスト「緑や黄色や紫やらで眼がイテェんだよ!!」
・・・
信玄「ハァ・・・ハァ・・・」
ファルシオン「・・・」
信玄「(想定外だった・・・」
ファルシオン「此処までだ剣士・・・お前も『さっきの仲間』の様に消えるんだな・・・」
信玄「悪いが俺は『一人』でな!!」
ファルシオン「やはり痕跡含め全て『消える』みたいだ、ボス・・・」
信玄「何?何を言って・・・ぐわぁ!?」ズバッ!!
■■「それがアメイジングセイレーンの力だ・・・」
信玄「君はまさか!!そんな・・・!!」
■■「悪いがお前も消えた貰う、『風の剣士』の様にね・・・」
信玄「何を言って・・・」
『■■・フェニックス』『■■■■■■■・フェニックス』
『ゲット・・・』
■■「しぃ・・・」
『抜刀・・・』
■■「変身・・・」
『■■■・フェニックス』
こうしてまた一人の剣士が世界の全ての記憶記録、痕跡含め消滅した
・・・
深罪の三重奏編も少しずつ進行中
・・・
プロメア:自宅栽培などで生活をしている。復活したデザストを無理矢理引き取った
■■■・フェニックス:詳細不明の二冊のライドブックを合体させ使う形態。全てが不明
12 : ハニー   2024/03/12 20:21:45 ID:EmmTbWgZgE
>>11
(翌日、出勤の車内。信号待ち中)
P「弁当、持たされた日にゃ帰って来ないとな…」
クロ「あぁ、そうだな…」
(回想)
未来「クロさん…」
クロ「はい、なんでしょうか…」
未来「お弁当…」
クロ「お、おう…」
未来「絶対、持って帰ってきてよね。片付かなくなるから…」
クロ「分かった…」
(回想終わり)
P「言うて、俺も紬に持たされたが…」
クロ「自衛隊がランニングしてるな…」
P「この辺は基地も近いからな。アイツらは確か、信玄の部隊だったか…」
クロ「へぇ、そんな戦国武将みたいな名前の自衛隊員が居るんだな…」
P「え、お前。何を言って…」ギョッ
クロ「P、信号変わった」
P「あ、あぁ…」
P「(なんだ、何かおかしいぞ…」
・・・
(その日の夕方)
P「ったく…」
クロ「どうしたんだ、P…?」
P「ユキナとレイナがコーヒー豆届けてくれって…」
クロ「じゃ、帰りはバラバラか…」
P「そうなるな。ったく、悠利さんに頼めばいいものを…」
クロ「ユーリ…?」
P「(まただ、また起きてる…」
P「じゃ、行ってくる…」
クロ「気をつけろよー」
P「(おかしい。一体、何が起きてる…!?」
・・・
補足
Pは特異点なうえに『完全記憶(パーフェクトメモリ』持ちなのもあり、聖剣士使い達の事を忘れていない(その事から後に『超特異点』と呼ばれてしまう)。しかし、周りとの会話にズレを覚えるようになっていく…
また、常に身に付けている『悠利(外套』も『確定された未来』の人間なのでP同様に記憶している。
13 : ミスター・不純物   2024/03/12 23:09:14 ID:KtyCIgEWa6
>>12
自宅
鏡晶葉「さてと・・・ん?何だ?」
???「御久し振りですね・・・」
鏡晶葉「パソコン越しからとは随分と礼儀知らずじゃないか?『善意の意思』さん?」
ゼイン「それは失礼をした、進捗を聞きたく・・・」
鏡晶葉「あぁドライバーはもう直ぐ完成する、何をそんなに生き急いでる?」
ゼイン「悪意を持つ者が今尚増幅しています、急がねばいけません・・・」
鏡晶葉「そうかいそうかい、なら急ぐとしよう・・・」
ゼイン「完成次第、この場所に送り頂きたい・・・では」
鏡晶葉「BOARD・・・遠いな出来上がったら紗南辺りに頼むか」
・・・
文香「ふぅ、作業終了ですね」
ありす「お疲れ様です文香さん」
文香「ありすちゃんもこんな時間まで突き合わせてごめんなさい」
ありす「私は好きでやってるので気にしないで下さい!!」フンスフンス
文香「あぁははは・・・」
???「いけない事だぞ高校生がこんな時間まで居るのは・・・」
ありす「なんの用ですか間宮さん」チッ
間宮「今露骨に舌打ちしたな」
ありす「文香さんの『幼馴染』だからと言って調子に乗らないで下さい、私は従姉妹、身内です家族です、偉いです」
間宮「いや意味が分からないぞ」
文香「ありすちゃん、良く分らない理論武装は危険よ」
ありす「それに文香さんの代わりにラッキーと『陸』のお世話をしているんですよ私は、お姉ちゃんなんです!!」フンス
文香「あぁははは・・・」
間宮「・・・」呆れ顔
文香「(アレ?あの写真、人数の割に大き過ぎるような?気のせいですね」
既に殆ど消えている嘗ての聖剣の剣士達の集合写真
・・・
補足
神クラスも記憶を保持されておりプロメアは内心かなり焦っている。英寿は何とかなるだろうと靜観し目下『ビースト化』の進行中の『妹』の監視を優先
ゼインはこの時はまだ『人類絶滅』と言う目的を隠し最大限利用している状態
14 : Pチャン   2024/03/13 07:28:01 ID:D2zatXTU96
>>13
(所家、Pの仕事部屋。※夕食後)
P「(強いタイプの人払いを掛ける音葉」パチン
カチッ…ゼロノス
悠利(外套)「珍しいな、Pが『これ(悠利(外套)の意識が入ったゼロノスライドウォッチ』を起動させるとは…」
P「聞いてほしい事がある…」
悠利(外套)「どうした、改まって…」
P「『いつから』なのかは定かじゃないが、これだけはハッキリと言える…」
悠利(外套)「(ハッキリと言える?」
P「今から言う名前には共通する事がある…」
悠利(外套)「共通する事…?」
P「信玄誠司、木場真奈美、黒野玄武…」
悠利(外套)「バスターの変身者だな…」
P「浜口あやめ、『魔法使い世界』のトモ…」
悠利(外套)「剣斬の変身者…」
P「都築圭、望月杏奈…」
悠利(外套)「スラッシュにファルシオンの変身者って、おい…」
P「百瀬悠利…」
悠利(外套)「まさか…!?」
P「『聖剣使い達』の記憶が俺以外の記憶から失われている可能性がある…」
悠利(外套)「ちょっと待て、『この世界の百瀬悠利』はコーヒーショップを経営している筈だ…」
P「『アンタ』を救おうと未来から来たユキナとレイナが切り盛りしてる…」
悠利(外套)「おいおい、何がどうなっていやがる…」
P「誰か他に記憶を共有出来ていればいいが…」
・・・
(所家リビング)
恵美「そういえば。Pとクロ、帰りはバラバラだったね」
クロ「『双子達』んとこにコーヒー豆を届けていくつってたからな…」
琴葉「全く、あの娘達は…」
千鶴「仕方ありませんわ、免許はこれからなのでしょう…」
伊織「そもそも、何であの2人が切り盛りしてるのよ…」
紬「ですよね…」
クロ「Pは『ユーリさんが居るだろ』みたいな感じでボヤいてたが…」
レイナ(幼)「ユーリ…」
ユキナ(幼)「ユーリさん…(その名を聞いて心臓に鼓動が走る音葉」ドクン
15 : ハニー   2024/03/13 11:06:04 ID:kiExhZaY4Q
>>14
P「ッ!!」窓を開ける音葉
悠利(外套)「どうした?」
P「気配が希薄過ぎて気付かなかった・・・見られていた」
悠利(外套)「何!?今まで気付かなかったぞ・・・」
P「俺もだ、まるで道に落ちた小石程度の気配だった・・・」
悠利(外套)「良く気付けたな・・・」
P「俺も驚いてるよ、僅かな違和感程度だった・・・」
悠利(外套)「何者だったんだ・・・?」
P「分らない・・・」
・・・
■■「気付かれたか・・・」
コートのフードを取る音葉
その姿は消えた筈の虚無の剣士『杏奈』であった
杏奈?「盗み聞きも出来ないとは流石と言った所か・・・」
しかしその気配雰囲気は全て別人のそれだった
杏奈?「貴方も何れ、抹消する・・・憎き剣士達と共に・・・」
『■■・フェニックス』
そのまま溶ける様に姿を消す音
・・・
百合子「ぬあ~ん!!疲れたもん~!!」
志保「世界中の本を読みたいから翻訳家になりたいと言ったのは貴女でしょ」
瑞希「あっ・・・此処間違ってます・・・」
百合子「ぬぁああああん!!」
志保「全く雷の聖剣が泣くわよ・・・」
百合子「まさか翻訳が此処まで難しい何て・・・」
志保「何当たり前の事言ってるのよ・・・」
瑞希「まだまだ終わりません。頑張りましょう・・・」
百合子「ぬぁああああん!!」
16 : Pたん   2024/03/13 17:44:41 ID:Q79JyJ8tXk
>>15
ポコン
百合子「あっ、ケントさんからだ」
志保「ケントさん…?」
瑞希「去年、オープンキャンパスであった大学生の方ですね…」
志保「なるほど…」
百合子「よしっ…」
瑞希「相当、お熱と見た…」
志保「あれだけ、P兄さんに執着してたのに…」
百合子「志保も人の事を言えないでしょ…」
志保「それは…」
瑞希「イタいとこ、突かれたな。北沢さん…」
百合子「それに叔父様は『父親』みたいな存在だったから…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「やっぱ、おかしな事になってる…」
P「(権限使って、こっそり役場の戸籍や学園の名簿を見てみたが、聖剣使い達のデータが無くなっていやがった…」
鏡晶葉「入るぞー」プシュー
P「あぁ…」
鏡晶葉「珍しく悩んでるな、天才サマ…」
P「チッ、分かるか…」
鏡晶葉「私はお前以上に天才だと自負しているからな…」ドヤッ
P「変な事を聞いていいか…?」
鏡晶葉「いいぞ…」
P「今まで『そこ』に居たはずの存在がある日、急に消えた事をお前は認識出来るか…?」
鏡晶葉「哲学だな…」
P「急に周りと話が合わなくなってな…」
鏡晶葉「だが、お前がそうなっただろう。かつて…」
P「そうだな…(ベリアル騒ぎの事を思い出す音葉」
鏡晶葉「何かが『また』起こってる事は感じ取れたよ…」
P「解決の糸口にはならなかったが…」
鏡晶葉「おい…」ビシッ
P「ヒントは得られた気がする…」
・・・
ケント:百合子が大学のオープンキャンパスで出会った青年。本がきっかけで百合子と意気投合し、交際こそしてないがデートを重ねる仲にはなった
『ケント』の元ネタは言うまでもないかな、そして『立花結菜』ポジションでもあるよ
17 : Pちゃん   2024/03/14 11:18:19 ID:zqsVNXGQog
>>16
キャンプ場
涼「良いですねこんな日も」
大吾「野郎だけでキャンプと言うのも奥じゃの!!」
一希「まあな・・・」
涼「まぁ・・・何か騒いでる人たち居ますけど」
大吾「アレは何時もの事じゃけ」
・・・
心「な~んで急にキャンプなんかするんですか~?」
瑞樹「あら、不満なのね?」
美優「あわわわ」アセアセ
菜々「美優さん!!マシュマロが溶けちゃってますよ!?」
楓「あら?早苗さん、いい感じですね~貰っていいですか?」
早苗「あげません!!」
楓「よよよ~」
心「ったくよ~麻理菜の奴、はーとをスケープゴートにしちゃっても~」
ギャーギャーギャー
・・・
涼「ま、まぁキャンプですからね・・・」
大吾「醍醐味って奴じゃ!!がはははは!!」
一希「それはそうと・・・」
二人「ん?」
一希「いい加減出てきたらどうだ?それともストーカー行為が趣味なのか?」
ファルシオン「気付いて居た様ね・・・」
涼「誰!?」
大吾「お~やっばそうな奴じゃな・・・」
一希「(ファルシオン・・・だが見た事が無いライドブックだ、警戒した方が良い」
ファルシオン「警戒を解かないとは流石ね・・・」
変身を解く音葉
一希「何の積りだ・・・」
涼「女性の方ですね・・・」
大吾「見た所、40代後半か・・・」
???「そうね、私は貴方の『母親』よ、一希、いえ水の聖剣士・・・」
・・・
父親ではなく母親に変更しました、名前どうしよう
18 : プロデューサーはん   2024/03/14 13:45:52 ID:DtVli5Z5bY
>>17
一希「俺に『母の記憶』は無い。気付いた頃には父(九十九ハヤト)と二人きりだった…」
???「無理もないわね。不仲では無かったけど、別れざるを得なかったの…」
大吾「で、何の用じゃ…?」
涼「一希さんが『聖剣使い』である事を理解してるって事は…」
???「貴方の活躍を陰日向から見ていたわ…」
一希「そうか…」
???「そういえば、まだ名乗っていなかったわね。私の名前は『まひる』…」
大吾「先生のお母さんなら、『九十九まひる』じゃないのか?」
まひる「今は理由あって旧姓を使ってるから、フルネームは『武竜(たつたけ)まひる』よ…」
涼「なるほど…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
鏡晶葉「分からんな…」
P「だろうよ。今はその名前を覚えてくれればいい…」
鏡晶葉「待てよ、P…」
P「どうした?」
鏡晶葉「『聖剣』は元々、プロメアが居た『おとぎ話の世界』から齎されたモノだろう。聖剣使い達の本拠地も繋がっていたはずだ…」
P「そうか、ノーザンベースとサウザンベースの剣士達も…」
鏡晶葉「その『消えた聖剣使い達』の存在が最近ではなく、前々から消されてたとしたら…」
P「まず、先に向こうの聖剣使い。ヤーネフェルトや神代兄妹、『写し見の聖剣使い達』に被害が…」
鏡晶葉「ただ、消えてるだけならいいが…」
P「仮に死なせていれば感じ取れるはずだ。それをしなかったって事は…」
鏡晶葉「『孤独感』を狙ってる…?」
P「『囚われの身』だったら、助けられるかもしれないが…」
・・・
武竜まひる:九十九ハヤトの妻にして、一希の母親。実は国際的なエージェントで長期の任務に就くため、ハヤト・一希と別離する事を選んだ。任務が終わり、日本に戻ってきたが…
・・・
こんな感じでどうだろうか?
19 : プロデューサー   2024/03/14 14:06:37 ID:Nj3K67e9ho
>>18
間違えた「たけたつ(まひる)」だな
20 : プロデューサーさま   2024/03/15 11:52:12 ID:xb7l.NQqEM
>>18
まひる「貴方達の行いは『正義』ではないわ・・・」
一希「なっ!?」
大吾「なんじゃこのおばさんは!!」
涼「一希さん達は世界を救ったんですよ!!」
まひる「そうね、貴方達は世界を救った、ただ『世界を救った』だけ」
一希「何が言いたいのか理解出来ないな」
大吾「世界を救うのが悪い事だと言うんか!!」
まひる「ふふ、悪い魔王を倒し世界を救ってハッピーエンド、確かに美しく感動的な物語ね、青く透き通ってるわ」
涼「どういう意味ですか?」
まひる「私は、声なき犠牲者の為に戦う。空が償いであり、今の私の正義だ」
一希「声なき犠牲者・・・?」
まひる「今日はその意味の宿題を与えるわ・・・」アメイジング・ワンダー!
一希「ぐっ!?」膝から崩れる音葉
大吾「一希!!どうしたんじゃ!!」
涼「顔色が悪いですよ!?」
まひる「答えを待ってるわよ、愛しい我が子」そのまま去る
・・・
公園
志狼「駄目だ、サッカーボールにも興味示さない」
梨沙「不幸自慢しろって訳じゃないけど何かに反応して欲しいわよ」
晴「だな、苛めにあって無いか不安だぜ」
梨沙「逆よ、存在感が無いせいで誰にも相手されないのよ」
桃華「それは苛めより酷いのでわ?」
ありす「酷いですよ、迎えに行くとき何時も一人ぼっちですから」
直央「お父さんを亡くしたのが余程きつかったんだね・・・」
文香「陸・・・」
ありす「如何にか出来ないんですかね」
21 : 変態お化け   2024/03/15 14:05:03 ID:JVMHWbq5QQ
>>20
文香「陸、今日は一希も帰ってくるの…」
ありす「そういえば、キャンプが今日まででしたね…」
陸「・・・」
ラッキー「ワン!」
陸「(嬉しそうに駆け寄る音葉」
ありす「ラッキーには勝てないか…」
文香「帰りましょう、ありすちゃん…」
ありす「はい…」
・・・
(九十九家)
文香「暗い…」
ありす「道が混んでるのかな…?」
陸「・・・」
ラッキー「ワフ…」
文香「仕方ありません、ご飯を先に作りましょう…」ガチャ
ありす「そうですね…」
陸「・・・」
ラッキー「わん…」
・・・
(キャンプ場、旧県立研究都市近く)
P「そうか、まひるに会ったのか…」
涼「しかも、『聖剣使い」でした…」
P「何…?」
大吾「で、先生に『何か』をしてたんじゃ…」
P「それで、一希がグロッキーな訳か…」
(車の中でダウンしてる音葉)
瑞樹「ごめんなさいね、私達も慌てちゃって…」
P「仕方あるまい、俺の土地でもあるからな…」
(※副業で『県立研究都市』外の土地をキャンプ場にしたりして、収入を得ている音葉)
心「病院に連れてくのか…?」
P「容態は落ち着いてきてる。本人が行かない選択をしたら、家に送るよ…」
涼「そういえば、一希さん。最近、養護施設の子供を1人引き取ってるんだよなぁ…」
P「なして?」
大吾「齋藤市長から頼まれたんじゃ、周辺のご家庭で1人ずつ預かっとる…」
P「なるほどな…」
・・・
(一希の車中)
一希「ん…(目を覚ます音葉」
(自身が車の中で寝かされていた事に気付く音葉)
一希「そうか、俺は母親を名乗る人に…」
・・・
陸:九十九家の近くにある児童養護施設に居た少年。施設が全焼した事がきっかけで齋藤市長の計らいもあり九十九家にて一旦引き取られている。ラッキーは愛犬
22 : ぴぃちゃん   2024/03/15 20:10:55 ID:JVMHWbq5QQ
今更ながら見つけたんだが、ナニこの盛り合わせww
https://twitter.com/KaneKosugi74/status/1697117639741730852?t=ugxq_Mv1lfIU2zwQqe7feQ&s=19
23 : プロデューサー   2024/03/16 09:25:08 ID:Xf6B7mPuDQ
>>21
文香「えっ?かのんくんと仁奈ちゃんは付き合ってる?」
ありす「正直驚きましたよ、昔から仲良かったのでまさかとは・・・」
文香「桃華ちゃんと直央君もそうですが、最近の子は進んでますね・・・」
ありす「全く学生なのに交際だなんて不純です!!」
文香「硬すぎますよありすちゃん・・・」
ありす「学生の本文は学業です!それを疎かは・・・」
間宮「そう言ってると行き遅れるぞ?」
ありす「チッ何用ですか間宮さん・・・」
間宮「だから何で君は俺に対してそんな塩対応なんだ?」
ありす「塩対応ではありません、氷河対応です・・・」
文香「間宮さん気にしないでありすちゃんは思春期ですから・・・」
間宮「俺に対してだけ特に酷いのは思春期関係ないと思うが・・・」
ありす「それで?何用ですか?ご飯でも集りに来たんですか?お医者さんの高収入なのに?貧しいんですか?お医者さんなのに?」
文香「あ、ありすちゃん・・・」
間宮「陸の様子を見に来たんだ。用がなくちゃ来ちゃいけないのか?」
ありす「大有ですね・・・」
間宮「全く、そんな事言ってると好きな男捕えるぞ?」
ありす「ハァ!?誰が志郎君なんか!?あの朴念仁の唐変木何処が!?バレンタインさえ気づかないし、最近梨沙さんや晴さんがアプローチしてるのに全く気付かないあのクソボケの何処が(以下略」
文香「あ、ありすちゃん・・・」
・・・
間宮:文香の『幼馴染』の男性、定期的に陸の様子を見に来るなど人当たりの良い。ありすからは塩対応を超える氷対応を受けている
・・・
コイツだけは原作通りのキャラで行く
24 : おやぶん   2024/03/16 14:12:09 ID:7w8A4HxYlE
>>23
ピンポーン
ありす「誰だろう、こんな時間に…」
間宮「車の音がするから、宅配業者じゃ…」
ありす「だとしても、もう夜に近いのに…」
文香「私、出てくるね…」
ガチャ
P「よう、鷺沢…」
文香「Pさん、どうしたんですか…っ!?」
一希「うーん…」
文香「一希、何があったの…!?」
P「どうやら、母親と名乗る『聖剣使い』にやられたとか…」
文香「母親、聖剣使い…!?」
P「おかげでキャンプは中座。病院に行こうにも、預かってる子供が心配だからって病院には行きたがらないし…」
文香「事情は大体分かりましたけど…」
P「客人が居るのか…」
ありす「そうですね…」
P「ありす。まだ、入り浸ってんのか…」
ありす「んなっ…!?」
間宮「おや、県立研究都市のエラい先生じゃないですか…」
P「誰だ…?」
文香「私が長野に居た時の幼なじみです、名前は…」
間宮「間宮です、医者をしてます…」
P「んじゃ、悪いが少し診てやってくれ。必要なら金は俺が出す…」
間宮「なら、お代は大丈夫です。ここで晩御飯をいただくので…」
ありす「んなっ…」
P「それでいいな、一希…」
一希「不本意だが、仕方ない…」
文香「(一希もなんだかんだで間宮さんを嫌ってるのが…」
・・・
『セイバー編』後の文香と一希:なんだかんだで一緒に住み続けて、互いに『それ以上』の関係には進もうとしているが、ありすの存在がなんだかんだでネックになってる(当のありす「さっさとくっ付け。面倒くさい」)
また、2人は認識出来ていないが、『聖剣使い達の消失』と時を同じくして現れた間宮が文香の幼なじみだったのが影響して、一希が踏み出しきれてないのもある。ありすが間宮に塩対応なのもそこに由来している
25 : プロデューサーちゃん   2024/03/16 18:02:19 ID:6yIGEU3i.g
>>24
杏奈?「雷の剣士の件は?」
???「順調に進んでいる。もう直ぐ行動に移る」
杏奈?「しくじるなよ・・・」
???「解っている。目的達成のために・・・」
立ち去る音
まひる「あの子も順調みたいね?」
杏奈?「戻った所だが、昼間の件は?」
まひる「親から子への宿題っと言ったところね」
杏奈?「息子故の手心かと思ったが?」
まひる「私の信念がその程度で覆るとでも?変わらないわ。私は声無き犠牲者の代弁者よく、『アンネ』」
アンネ「それを聞いて安心した」
まひる「それで炎の剣士は?」
アンネ「彼方も順調に進んでいる。少し時間が掛かったがたいした問題じゃない」
まひる「有名人だと記憶抹消も時間が掛かるようね、貴女の『ゼロ・フェニックス』と『インフィニティ・フェニックス』を組み合わせた『イデア・フェニックス』を使ったらどう?」
アンネ「『イデア・フェニックス』は力を使えば相応の負荷が掛かる。余力を残したい故に連発は出来ない」
まひる「そう。それと奴は気を付けた方が良いわ。彼は記憶抹消が効いてないみたい」
アンネ「やはりか」
まひる「驚かないのね?」
アンネ「奴の規格外は『創世の神』と同様だ。用心に越したことはない」
まひる「貴女はこれからどうするの?」
アンネ「私は『奴』居場所を突き止めた。私達で襲撃を駆ける。父の無念を晴らす!」
まひる「(さて、一希、貴方の正義の答えは彼女をどう響くかしら?この『声無き犠牲者その人』に」
26 : der変態   2024/03/16 18:12:38 ID:6yIGEU3i.g
アンネ:杏奈に受肉した虚無の剣士の娘の魂。非業の死を遂げた後呪霊となり転生を繰り返したが受肉出来るほどの力は無かったが、最終決戦の最後に偶然にも破損したグリモワールの欠片を広い復活受肉した。剣士達に怨みを持ち、復讐計画を掲げた。今事件の黒幕。現在は嘗ての友人達を『インフィニティ・フェニックス』で仮初めの復活をさせ憎き女神プロメアを付け狙っている
インフィニティ・フェニックス:エターナル・フェニックスが変貌したライドブック。永遠と再生を司る。形状はエレメンタルドラゴンのリデコ兼リカラー
ゼロ・フェニックス:エターナル・フェニックスから分かれた新たなライドブック。無と破壊を司る。形状はプリミティブ・ドラゴンのリデコ兼リカラー
イデア・フェニックス:二冊を組み合わせた究極のライドブック。現状能力は不明
27 : せんせぇ   2024/03/16 18:32:57 ID:Zg.Atg3Kuk
>>25
(Pと間宮の帰宅後)
一希「ふぅ…」
文香「大丈夫…?」
一希「心配かけた、落ち着いてきたよ…」
文香「ハヤトさんだけではなく、母親も『聖剣使い』だなんて…」
一希「我ながら、不思議な家族関係だとは思うよ…」
まひる『声無き犠牲者の為に戦う…』
一希「(だとしたら、あの時『投げられた』のは…」
文香「一希…?」
一希「すまない。ちょっと考え事をな…」
文香「それにしても驚きました。私達『3人』以外に『聖剣使い』が居たなんて…」
一希「それはそうだな…」
・・・
(所家玄関)
P「たでーま…」
暁「おかえり、父さん…」
P「なんだ、暁。まだ寝てなかったのか…?」
暁「昼寝しすぎた…」ポリポリ
P「ココアでも飲むか…?」
暁「うん…」
・・・
P「ユキナ(幼)の様子がおかしい…?」ゴクッ
暁「昨日くらいからかな、父さんがクロ兄さんと分かれて帰ってきた日…」ゴクッ
P「双子のところにコーヒー豆を持っていった日だな」
暁「時々、ボーッとしながら…」
ユキナ(幼)『ユーリさん…』
暁「って呟いているんだけど…」
P「そうなのか…」
暁「ユーリさんって、『悠利伯父さん』の事だよね…?」
P「お前、何で覚えて…」ギョッ
暁「多分、『ヴリトラ』に守護られているからかな…」
ヴリトラ『左様。主よ「何か異様な事態」が起きてるぞ…』
P「どうやら、そのようだな…」
・・・
補足:Pは暁の守護に使い魔である『ヴリトラ』を、カヨコの守護に『サダルメリク・ダーブル』をそれぞれ付けている。故にこの2人も『聖剣使い達の消失』の影響は受けてない
(ファルシオン勢力は認識してない。後に察知するも『3歳と0歳』なので対抗は出来ないだろうと高を括るが…)
28 : Pサン   2024/03/16 21:12:26 ID:6yIGEU3i.g
>>27
千鶴「P-PP!!!!」
P「何だ?」
恵美「おおお客さん!!!」
P「恵美までどうしたんだ」
琴葉「とと兎に角来て!!!!」
P「全く・・・って」
英寿「よっ、お邪魔」
P「浮世英寿・・・」
伊織「ああアンタいつもスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターと知り合ったのよ!?」
紬「なんなん!?」
亜梨沙「おひょー!サイン貰いましたああ!!!」
P「少し二人だけにしてくれ・・・」
何やかんやあって書斎へ
英寿「愉快な家族だな」
P「お陰様でな・・・で?改めて何のようだ?」
英寿「アンタに率直に聞きたい。『昨日まで合った物』が突然無くなったらどう思う?」
P「!そうだな。『落ちた』か『外れた』か」
英寿「落ちた後も外された痕跡もない状態なら?」
P「『始めから無かった』だ」
英寿「OK、アンタは記憶があるな」
P「アンタもな、今回の件に協力してくれるのか」
英寿「それが出来ないことを伝えたくてな」
P「別件か?」
英寿「あぁ、つい最近だ。『妹』が消息を絶った」
P「『妹』、周子か!まさか・・・」
英寿「いや、消されては居ない、現にアイツの行方を友人達に聞いたら全員『連絡が取れてない』『最近会ってない』と言われた」
P「なら何でだ?」
英寿「スエルの最悪の置き土産が孵ったって所だ」
P「スエル。デザグラの最高責任者だった未来人か」
英寿「奴は周子の厄災の印にデザグラの悪意を集まるように細工したようだ」
P「奴は消し去っただろ?」
英寿「それでも蓄積された物が残ったんだろうな」
P「何処までも傲慢な奴だ」
英寿「俺はパトロールと称してアイツを捜索する。だから手伝えないって話だ」
P「大切なんだな。アイツの事が」
英寿「お兄ちゃんだからな。2千年寂しい思いをさせたからな」
P「ならしかたない」
英寿「それと飯がまだなら俺も一緒で良いか?」
P「それは帰れ」
29 : ミスター・オールドタイプ   2024/03/16 21:42:45 ID:Zg.Atg3Kuk
>>28
(所家玄関前)
英寿「じゃあ、任せたぜ。『管理者』さん…」
P「理解(わか)ってるさ、『神様』…」
ブロロ…
暁「いいの、あっさり帰して…?」
P「家族は大事だ…」
(脳裏に浮かぶ『恵美たちと離別してた時』の記憶)
P「だから、それは尊重してやらないといけない…」
暁「で、もうすぐ朝ご飯出来るって…」
P「相分かった…」
・・・
カヨコ「(いきむ音葉」
P「暁、おしり拭き取ってくれ…」
暁「なして?」
P「カヨコがうんCした…」
暁「どこの夢見さんだよ…」
\やむぞー/
P「それにしても、相変わらず淡々としてるな…」
カヨコ「(はよ拭かんかいの顔をしてる音葉」
恵美「アタシん時は感情見えるんだけどなぁ…」
暁「それは母さんが凄いだけだよ…」
・・・
(所家近くのとあるアパート)
クロ「とりあえず、家電や家具は持ち込めたと…」
未来「それ以外で必要なやつはまた今度だね」
クロ「後は隣近所に軽く挨拶して帰るか…」
未来「私はこっち行くね(左隣」ピンポーン
クロ「んじゃ、俺はこっち(右隣」ピンポーン
・・・
エレナ「ハーイ、って未来…?」ポカン
未来「エレナちゃん、何で…?」
エレナ「そういう事か、引っ越してきたんだネ♪」
・・・
クロ「(そういえば、この表札。何で鏡で書いたような文字に…」
鏡志保「すいません、おまたせしました…っ!?」
クロ「鏡の志保、パンゲアに居るはずじゃ…!?」
鏡志保「閉ざされる大分前に移住してたんです、家族と…」
・・・
島原エレナ:大学生、県立研究都市にインターンで働いている。クロに好意を持っており、未来のライバルその1
鏡志保:かつての戦いでクロに諭された事もあり、除隊して家族揃って『Pの世界』へ移住。県営の団地からある程度の広さがあるアパートに引っ越した。未来のライバルその2
30 : der変態   2024/03/17 10:56:11 ID:fl8W9lFwDo
>>29
中世欧州ローマ
ストラス「えっ?錬金術の在り方を変える?」
ハーゲンティ「そう、卑金属を貴金属に変える、コレを禁忌とする事にしたの」
ストラス「それって錬金術の命題から外れないかい?」
ハーゲンティ「ソロモンも言ってたでしょ、全てをモノに価値の無い物などないと」
ストラス「言ってたかな?言ってたかも」
ハーゲンティ「この技術は一見、素晴らしいけど見方を変えると命ある物全てを金に変える恐ろしい側面を持ってるの・・・」
ストラス「フムフム成程ねぇ~」
ハーゲンティ「実際弟子の一部がやらかしたの」
ストラス「あぁ~カリオストロやプレラーティだね」
ハーゲンティ「我ながら弟子の教育が下手ねぇ~だから、ホムンクルスの様な『仮初の物に生命を与える』に命題を変えるの」
ストラス「それで?黄金錬成はどうするの?」
ハーゲンティ「そう言う訳で君にこの書籍を預けます」
ストラス「えぇ~~~~~」
ハーゲンティ「えぇ~じゃありません!!もう信頼出来る72柱も少なくなったんだから!」
・・・
鏡晶葉「珍しいなアイツが失踪するのに手紙なんて」
光「そだね」
鏡晶葉「まぁ何時もの事だからあまり気にしないで良いだろ・・・」
光「いい加減だなぁ~」
鏡晶葉「そういうお前だってそうじゃないか~」
光「アッハハハハ」
鏡晶葉「アッハハハハ」
麗奈「ノリが軽すぎて軽く引くわよ・・・」
・・・
ストラス「さてと、私も行動に移るかな・・・」
クロクロウ「クロクロ!!」
ストラス「グリオンの目的は分ってる・・・黄金錬成の力は絶対に渡す訳には行かない」
・・・
並行してガッチャードも行くぜ
31 : ミジンコプロデューサー   2024/03/17 11:53:28 ID:PZS1LfX5Pw
>>30
(とあるアパート、クロと未来の部屋)
エレナ「スゴーイ、ココまで揃ってる♪」
鏡志保「でも、服とか入ってないんですね」
未来「ちょっと、タンスまで開けないでよ!」
クロ「これから必要なモノしか持ってきてないから…」
エレナ「え、ソウなの?」
鏡志保「でも、高校は卒業してますよね…?」
クロ「段階を分けて、持ってきてるから…」
未来「後はママがね…」
恵美『せめて、月内は居て!』
未来「って…」
鏡志保「なるほど…」
エレナ「じゃ、フタリはもう…」
クロ「帰るとこだよ…」
未来「ご飯もまだだし…」
鏡志保「それなら、店屋物でも頼めば…」
エレナ「ナイスアイディーア♪」
クロ「ちょっと待て!」
未来「お金をそんなには…」
エレナ「ワタシ達のオゴりだよ〜♪」
鏡志保「引っ越しのお祝いくらいさせてください。『この人(クロ』が居る以上、交流は避けられないわけだし…」
クロ「うぐっ…」
未来「それはそうだけど…」
・・・
(所家、Pの仕事部屋⇔ブルーバード、鏡晶葉の研究室)
P「目下の悩みは『聖剣使い達の消失』だけじゃない…」
鏡晶葉『そうだな、「平行世界」とのゲートが閉じてる件もある…』
P「高坂(あねね)や環は海美に俺から言われた事を伝えてはいないみたいだが…」
鏡晶葉『何故だ…?』
P「海美が尻尾を出さなくなったみたいでな…」
鏡晶葉『ほほぅ…』
P「『こっちの海美』と『あっち(超BV世界)の海美』はスペックが逆な所もある…」
鏡晶葉『「融合状態」が続けば…』
P「一体化しかねないし、そうなれば風花(BV)にも影響が出るかもしれない。早めに何とかしないとな…」
32 : プロデューサーさん   2024/03/17 13:10:35 ID:fl8W9lFwDo
>>31
鏡晶葉『それとだ』
P「なんだ?」
鏡晶葉『剣士達の消失の件でだな・・・』
P「あぁそれで?」
鏡晶葉『ディアブロの時は全員居たんだよな?』
P「あぁ世界各国に散らばってクリスパーを倒す為にな」
光『それ本当に全員揃ってたのか?』
鏡晶葉『記憶が無い私達が言うのも何だが・・・』
P「揃っていた、いや、一人居なかった」
鏡晶葉『つまり・・・』
P「待て晶葉、お前は疑ってるのか?」
鏡晶葉『万に一つの可能性を言っている』
P「杏奈がそんなことすると思ってるのか!!アイツは百合子の親友だぞ!!」
鏡晶葉『お前が身内を疑いたくない理由は百も承知だ』
光『だからアタシらも二択にしたんだ・・・』
鏡晶葉『最初に消されたか、はたまた『別人』に成り変われたか』
P「アイツに限ってそれは無いだろ!」
鏡晶葉『私のダディが死んだことを偽って生きてた様に、可能性は例え0.1でも考慮するのが私達科学者だ・・・』
光『思い出してくれ、メギドと最終決戦後どうなった?』
・・・
プロメア「うぅ」ジャラジャラ
アンネ「良い状態だなプロメア」
プロメア「アンネ、何故貴女が・・・」
アンネ「私は祀ろわぬ霊として生きて居る」
プロメア「悪霊として受肉したと言うんですか!!」
アンネ「そうだ、忘れるなプロメア。死者は決して眠らない」ガシッ
プロメア「ぐぅ・・・」ググッ
アンネ「我等の声は怨嗟と増怨となり生き続ける!!我らを忘却の彼方に押し込める愚かな豚共を呪い続ける!!」
まひる「止めなさい死ぬわよ」
プロメア「ゲホゲホ!!アンネ・・・」
アンネ「お前は最後のメインだ、残り三人を消し、最後に貴様を消す・・・」
まひる「(声なき犠牲者は眠らないか・・・」
プロメア「(ごめんなさい父、私達の撒いた種が此処まで大きい何て・・・」
デザスト(天井裏)「(コイツは予想外だな、どうすっかね?」
33 : プロデューサーくん   2024/03/17 14:07:03 ID:PZS1LfX5Pw
>>32
デザスト「(とりあえず、今は消されないみたいだな。機を見て、連れ出せばいいんだろうけど…」
まひる「(誰かが居るのかを感じ取っている音葉」
デザスト「(参ったな、ここ(天井裏)を出るのにも一苦労しそうだが…」
プロメア「うぅ…」
デザスト「(見捨てるのも気分が乗らねぇ…」
アンネ「どうしたの…?」
まひる「何か居る…」
デザスト「(さて、こんな時はあの『無敵の父親』を呼ぶしかねぇか…※瞬間移動でその場を離れる音葉」
・・・
P「それは確かにそうだが…」
デザスト「お話中、悪いが…」
光『お前はデザスト…!?』
鏡晶葉『倒されたんじゃ…』
デザスト「色々あんだよ。で、用があるのはお前だ…」
P「どういう事だ…?」
デザスト「プロメアが襲われた」
P「は…!?」
光『だとしたら、お前はどうして「そこ」に居るんだ?』
デザスト「1人は望月杏奈の肉体に宿った『怨念』、もう1人はオンナだったが…」
鏡晶葉『おい、まさか…』
P「まひるか…」
デザスト「ただ、今の段階でやられてはいないだろうよ。『最後のメイン』と言い放っていたからな…」
P「向かうぞ。デザスト、場所を教えろ…」
デザスト「知らねぇのか…?」
P「教えてもらえなかったんだよ…」
プロメア『自立のために頼りたくない』
P「ってな…」
デザスト「そういえば、トモはどうしてる…?」
P「多分だが…」













『プロメアを襲った奴らに「囚われてる」…』
34 : 下僕   2024/03/17 16:28:02 ID:fl8W9lFwDo
>>33
デザスト「アイツの住んでる所は此処から10km離れた森だ」
鏡晶葉『あぁ有名なアソコか・・・』
P「知ってるのか?」
光『何でも入って直ぐに入り口に戻される通称『迷いの森』と言われてるんだ』
鏡晶葉『無論衛星写真も森の上空からは撮影出来ずで概要が一切不明だ』
デザスト「アイツはその森の最深部の聖域って場所で日夜複写した本を読んで自給自足の生活をしてるんだよ」
P「森全体に人払いを掛けてるのか・・・」
デザスト「アイツは本に関する感性はぶっ壊れてるからな、表に出たらヤベェ奴もタップリあるぜ?」
P「急ぐぞ、これ以上失う訳には行かない!!」
救えず消えていくアリアと別れを嘆く鏡舞を思い出しながら
鏡晶葉『私も直ぐに向かう』ジュウガドライバーを持って出て行く音葉
・・・
???「リーダー」
アンネ「どうしたミケーネ?」
ミケーネ「ついさっきヒヨリから報告があった・・・」
アンネ「何事だ?」
ミケーネ「『奴』が動き出した、時間もかからず此処に来る」
まひる「此処に来るって事かしらね」
アンネ「チッ!まだ奴とぶつかるには早過ぎる!場所を移す!!」
まひる「なら私が殿を務めるわ・・・」
アンネ「頼むぞ・・・」
ミケーネ「それとアンタ、メギドにまで聖剣を与えるって節操がないにも程があるわ、ホント反吐が出る!!」ゲシッ
プロメア「うぅ・・・」
アンネ「移動するぞ・・・」
ミケーネ「了解・・・」
・・・
カフェテリア
可奈「えぇ~教会を下見に行く!!」
百合子「声が大きいよ!?」
志保「」唖然
星梨花「凄いです!!そこまで進んじゃったんですか!!」
瑞希「むむむ、コレは予想外だぞ・・・」
百合子「えぇっと時間が落ち着いたらって言われて・・・それで、ね?」
可奈「おひょー!!」
志保「」啞然
星梨花「わぁ~お幸せにですね♪」
35 : エビさん   2024/03/17 16:38:45 ID:fl8W9lFwDo
迷いの森の聖域;通称プロメアハウス、彼女が日夜人知れず当時の紙や獣皮やパピルス、粘土板やインクで複写した書物が眠る。収納している物には明らかに焚書した物や表に出たら世界や宗教観が引っ繰り返るヤバい文書などが置いてある。
規模的にアレクサンドロス図書館以上のデカさ
後日Pが人生で一番青ざめる案件に成り、プロメアにガチ説教した。尚彼女もそこに関しては一切妥協せず譲らず大喧嘩になり、無事出禁にした・・・
36 : 仕掛け人さま   2024/03/17 17:04:22 ID:PZS1LfX5Pw
>>34
志保「急展開過ぎない…?」
百合子「それはそうかもね…」
可奈「でも、麗花さんに比べたら…」
志保「比較対象が違うでしょ…」
星梨花「チェイスさんも踏み込んでくれたら…」
瑞希「おや、意外ですね…」
星梨花「パパは心配ないって言ってるのに…」
百合子「(パパか…」
・・・
(旧県立研究都市近く、迷いの森入口)
P「ここが『迷いの森』…」
デザスト「そりゃ、出るのは難しい訳だ…」
鏡晶葉「人払いをどうやって解除するかだが…」
P「ジュリアから『ブレイク』を教わっておいて正解だったな…(ギジファイターを取り出す音葉」
鏡晶葉「それは『快盗』の…」
P「『ダイヤルファイター』の解錠技術を応用する…(結界が貼られている箇所にギジファイターをセットする音葉」パリーン
デザスト「壊れたな…」
P「急ぐぞ、結界はすぐに蘇る…」
鏡晶葉「あぁ…」
・・・
(プロメアハウス図書館エリア)
まひる「来たわね…」
P「久しぶりだな、ハヤトとの結婚式以来か…」
まひる「えぇ、そうね…」
プロメア「パパ…」
P「なるほど、『殿』だな…」
デザスト「流石に『仲間は』逃がしてるか…(ソードライバーをセットする音葉」
鏡晶葉「だが、『聖剣使い達』の行方を吐かせるには1人でも充分だろう…(ジュウガドライバーをセットする音葉」
まひる「『殿』といえども、死ぬつもりは無いわ…(ソードライバーをセットする音葉」
P「『この世界』の管理者として告げる。例え、知り合いでも許さねぇ…!(目を紅に光らせ、エンドナイフを構える音葉」
プロメア「うっ…(気力の限界か気絶する音葉」
37 : せんせぇ   2024/03/17 19:17:09 ID:fl8W9lFwDo
>>36
・・・パッーン
まひる「えっ?」
鏡晶葉「ん?」
P「今の音は・・・」
デザスト「!!伏せろ!!」
P「何!?ぐっ!?」肝臓付近に激痛が走る音葉
鏡晶葉「ぐわぁ!?」左方付近に激痛が走る音葉
デザスト「ちっ!!」伏せさせると同時に複数の着弾音
まひる「今のは狙撃・・・ヒヨリね」
P「大丈夫か!!」
鏡晶葉「何だ今のは!!」
デザスト「狙撃だ、何処から撃ったかは特定出来ねぇ」
P「気配探知が機能しなかったぞ・・・」
まひる「元音の聖剣候補生だった少女の狙撃ね。彼女の眼と耳なら当然ね・・・」
・・・
探知範囲外のビル屋上
ヒヨリ「えへへへ痛いですね苦しいですね辛いですね。でも、一発で死ねなかった事の方がもっと辛いですよね・・・」ジャキッン
土気色で目が死んでいる少女が超ロングレンジライフルを構える音
・・・
ありす「ラッキー落ち着いて・・・うごごごご!?」
ラッキー「わふわふ!!」
文香「ラッキーに遊ばれてる・・・」
一希「ははっ・・・」
陸「・・・」ラッキーと戯れる
文香「一希大丈夫?もう少し休んだ方が・・・」
一希「少しくらい外に出た方が回復も早いだろしな」
文香「でも・・・」
ラッキー「ばう!!」
ありす「文香さん!!一希さん!!」
文香「ありすちゃん?ッ!!」
ファルシオン「デアアアアアア!!!」
一希「ファルシオン!?」
文香「二人共!ラッキー!」咄嗟に走りだす音葉
38 : イルデューサー   2024/03/17 20:11:13 ID:tQFhSh0APQ
>>37
P「だが、どうって事はねぇ!(吸血鬼の不死能力で回復する音葉」カッ
鏡晶葉「ぐっ、肩をやられた…」
デザスト「どうすんだ、手負いが2人居んだぞ…!」
P「退くぞ、俺の方も『超回復』は何度も使えない…」
まひる「『超回復』…」ポツリ
P「まひる、次は容赦しねぇ…!」パチン
(フィンガースナップでまとめて退却する音葉)
まひる「さながら、『超特異点』ってところかしら。北上くん…」
(本当に会うのは久々なため、旧姓のまま呟く音葉)
・・・
(ビル屋上)
ヒヨリ「ダメです、目標ロスト」
まひる『なら、私達も立ち去りましょう…』
ヒヨリ「戻りはしないでしょうね…」
まひる『その可能性があるとすれば、私達が敗れた時だわ…』
・・・
(海理音総合病院、受付)
桜庭「急にどうした、所…っ!?」
(鏡晶葉をお姫様抱っこしているPと、プロメアをお姫様抱っこしているデザスト)
P「連絡も無しで申し訳ないが、大怪我してるのが2人居る…」
デザスト「1人は銃撃、もう1人は暴行。早く治してやれ…」
桜庭「豊川くん、桜庭だ。ストレッチャーを2人分、急いでくれ!」
風花『分かりました!』
P「ふぅ…」
デザスト「お前も撃たれてんだろうが…」
P「なぁに、この痛みは『回復の証』だ…」
桜庭「一体、何がどうなって…」
P「あぁ、本当にな…」prr
デザスト「何の音だ…?」
P「英雄から、もしもし…」
英雄『大変だ、Pさん!』
P「落ち着け、どうした…」
英雄『一希と文香さんが「聖剣使い」に襲われている!』
・・・
握野英雄:『滅亡迅雷」騒ぎの時に深く傷付くも治療機と海理音総合病院での療養を経て、㈱FRAMEの社長のまま刑事へと特例ながら復帰。照井や早苗の口添えもあったが『平成消失』によるライダー戦力の保持の意味合いもある模様
39 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/03/17 23:29:53 ID:fl8W9lFwDo
>>38
ファルシオン「消えろおおおお!!」
ありす「陸!!」ギュ!!
陸「!!!!」
一希「マズい!!ぐっ!?」膝から崩れる音葉
文香「(二人が・・・いえ!?この軌道は!!」
ラッキー「うおっふ!!」
文香「ラッキー!!」
ラッキー「わふっ!!」ギュ
文香「うぅううう!!」肩を軽く斬られる音葉
ファルシオン「チッ!!仕留めそこなったか!!」
文香「くっ!!何故ラッキーを狙うんです!?」
一希「動物を狙うだと・・・まひる、彼女じゃないのか!?」
ファルシオン「だが、運良くお前に当ったからお釣りとしては上々だ」
ラッキー「ウルルルルルル!!!」
文香「(烈火が有れば・・・」
烈火は再び返還して手元にはない状態
ファルシオン「愛犬共々消えるがいい!!」
ありす「文香さん!!」
陸「あっ・・・お・・・」
ファルシオン「この力で消して・・・ぐわぁ!?」何かに殴られる音葉
文香「えっ?」
一希「アレはファイズ!?だが形状が違う・・・」
ファルシオン「オノレ!!!」
ネクストファイズ「・・・」
『start up』
ファルシオン「何!?ぐおわぁ!?」高速ラッシュを喰らう音葉
『3、2、1、TIMEOUT』『Reformation・・・』
ファルシオン「クソッ!!」撤退する音葉
ネクストファイズ「マッ・・・グッ!?」変身解除する音葉
ありす「えぇえええ!?」
志狼「ぐぅううう!?体がいてぇええ!?」
泉「光さん、Ver.βでのアクセルは体の負担が大きいわよ!」
光「バイトで志願したテスターで体が頑丈な志狼が全身筋肉痛になっちゃったな」
40 : プロデューサー様   2024/03/18 00:39:46 ID:ShRpdm.Evk
>>39
志狼「ここまで痛いなんて、聞いてねぇ…」
ありす「志狼くんが、何で…?」ポカン
光「まぁ、オトコには色々あるんだ」
泉「どうしよう、このままじゃ…」
ファルシオン「何だか、分からんが…!(無銘剣虚無を構える音葉」
ありす「しまった…!」
一希「間に合え…ルカぁ!(ゴーカイサーベルを投げる音葉」
ファルシオン「何だ…!?」
文香「ふっ!(逆手で受け取る音葉」
ファルシオン「その『剣』は…!?」
文香「はぁっ!」
(無銘剣虚無とゴーカイサーベルが鍔迫り合う音葉)
一希「ソードライバーは『セット』しなければいけないが…」
ファルシオン「っ…」
一希「『こっち(ゴーカイサーベル』はその手間が無いからな…」
ファルシオン「『聖剣使い』じゃないのか…?」
文香「知らなかったのなら、教えてあげる…」
ありす「あ、その口調は…」
一希「俺達は巷を騒がせた…」
ジョー・ルカ『宇宙海賊だ…!』
ありす「はっ、良かった。後ろにイメージが見えるだけだ…!」
ファルシオン「何だとぉ…?」
文香「ラッキー、陸をお願い…」
ラッキー「ワウ!(陸を押し出して連れてく音葉」
一希「悪い、文香。まだ気分が優れないみたいだ…(ゴーカイガンを構える音葉」
文香「室内だから、あんまり無茶はしないでほしいんだけど…」
ファルシオン「今日のところは退いておこう。だが、次はない…(霞のように消える音葉」
・・・
『モバイレーツとレンジャーキー』が一希がまひると対峙するうえでのキーアイテムにしたいんだが
41 : プロ太郎さん   2024/03/18 07:02:07 ID:TGqxqvXS7A
>>40
ありす「無茶するんですから!!」
志狼「ぎゃああああ!?イテェから触るなぁあああ!?」
泉「とは言え戦闘データが取れたのは上々ですね」
光「やっぱり実戦に勝る物は無いね」
泉「バグなども取れますね」
光「これでネクスト計画も進めそうだ!!」
文香「ッ!!」
ありす「文香さん!!大丈夫ですか!!」
志狼「急に離すな!?うがぁあああ!?」
一希「大丈夫か?」
文香「大丈夫です、軽傷です・・・」
一希「アイツはまひるではない気がする・・・」
ありす「えっ!?じゃあ・・・」
光「ファルシオンは複数居るって事か?」
泉「聖剣って一振りしかないのでは?」
文香「虚無は謎の多い聖剣ですので・・・」
ありす「百合子さんに連絡しないと!!」
・・・
百合子「わかりました!気を付けます・・・まさかファルシオンが二人居るなんて」
何者かが背後から近づく音葉
百合子「!!」黄雷抜刀!!
ファルシオン「!!」
百合子「ファルシオン!?あの公園から此処までどれ位離れてると!?」
ファルシオン「・・・」ギギギギッ
百合子「まさかファルシオンは3人いると!?」ギギギギッ
ファルシオン「・・・答える必要は無い」
百合子「だったら倒して聞くだけです!!」
42 : P様   2024/03/18 07:46:37 ID:VRz/mOM4T6
>>41
百合子「変身!」
『ランプドアランジーナ!黄雷抜刀!』
ファルシオン「悪いが、キミを討たせてもらう…!」
・・・
(九十九家)
P「ファルシオンは撤退した…?」
文香「すみません、ご足労いただいたのに…」
P「いや、無事ならいいんだが…」
一希「はぁ…」
志狼「ぐあぁぁ…」
P「無事じゃねぇのも何人か居そうだが…」
ありす「それより大変です!」
P「まだ、何かあんのか…?」
ありす「ファルシオンは『複数』存在している可能性があります!」
P「はぁ!?」
ありす「現状、『聖剣使い』は3人…」
P「その事なんだが、プロメアがデザスト復活させててな…」
文香「えっ…」
P「何故か『聖剣』持ってたんだが…」
文香「はぁーっ!?」
ありす「お姉ちゃん、海賊出てます!」
P「現状、確認出来るだけの『聖剣使い』は4人な訳か…」
一希「(現状…?」
ありす「そうだ、百合子さんが危ないんです!」
・・・
(海理音市内)
百合子「はぁっ!」
ファルシオン「ぐっ…!」
百合子「(あれ、なんだか…」
ファルシオン「やるじゃないか…」
百合子「(思ったより、強くない…?」
ファルシオン「流石だな、トリプルチェンジャー…」
百合子「何故、それを…!?」
ファルシオン「それを知ったところでどうする…?」ダッ
(回想、百瀬悠利が一番最初に消失した日)
悠利「なんだ、このファルシオンは…」
ユーリ「『エターナルフェニックス』意外の変身形態は聞いた事が無いぞ…」
悠利「ユーリ、最光シャドーを出せ…」
ユーリ「何…?」
悠利「ここは『二対一』の方が良さそうだ…(ゼロノスベルトをセットする音葉」
ユーリ「そういう事か…」
『GOLD or SILVER』
悠利・ユーリ『変身!』
ファルシオン「まずは『2人』…」
(健闘虚しく、この後に悠利とユーリは『消失』してしまう)
43 : バカP   2024/03/18 20:39:40 ID:TGqxqvXS7A
>>42
百合子「(見えた!!隙の糸!!」
ファルシオン「何!?ぐぅ!?」
咄嗟に躱すも片腕に当る音葉
百合子「手応えあり!!追撃!!」
ファルシオン「(くっ!!雷の剣士!やはり素早い!!」
百合子「全て話して貰います!!」『必殺読破!』
ファルシオン「マズい!!」
百合子「トルエノ・デストローダ!!」
ファルシオン「(マズい!!正体がバレて・・・!!」
ボファン!!!!
百合子「うわぁ煙幕!?いえ!?スモークグレネード!?」
ファルシオン「ハッ!?」
ミケーネ「何やってるの?」グレネードランチャーを持ちながら
ファルシオン「すまない、油断した・・・」
ミケーネ「油断?後少しでやられる所で?」
百合子「うわぁああ見えません!?ゴッホゴッホ!!」
ミケーネ「今のうちに撤収する・・・」
ファルシオン「あぁ・・・」
百合子「ゲッホゲッホ!!」
ファルシオン「・・・」撤収する音葉
44 : ご主人様   2024/03/19 00:03:06 ID:rk48cckxpo
>>43
百合子「けほっ…」
P「百合子!」
百合子「叔父様…!」
P「大丈夫か…!?」
百合子「はい、何とか…」
P「しかし、何なんだ。『3体のファルシオン』…」
百合子「びっくりしました…」
P「うち『1人』は尻尾を掴んでいる…」
百合子「本当ですか!?」
P「一希の母親、何故か旧姓を名乗っているが。名は『武竜まひる』…」
百合子「だとすれば、私を襲ったファルシオンがまひるさんかどうかは直接出会せば分かるかもしれません…」
P「何故、言い切れるんだ…?」
百合子「さっき対峙したファルシオンの腕に一撃を入れました。スーツ越しにキズが付いているはず…」
P「なるほどな…」
百合子「ありすちゃんから文香さんと一希さんが襲われた事は伺っていますが…」
P「お前ら3人はに加えて、デザストにも気を付けるよう言っておかねぇとな…」
百合子「デザスト…?」
P「どうやら、プロメアが復活させたみたいなんだ。おまけに『聖剣使い』にまでしてた。まだ、変身するところは見てないが…」
百合子「やりたい放題してますね…」
P「全くだ。おまけに県境にある県有の森に自分の図書館まで建てていやがった…」
百合子「興味はあるけど、大丈夫なんですか…?」
P「デザストが大丈夫じゃないとは言ってたが…」
百合子「それはもうアウトですね…」
続く
45 : 彦デューサー   2024/03/19 00:04:28 ID:rk48cckxpo
>>44
P「(百合子を送り届けだが…※家路につく音葉」
アンネ「待っていたよ、『管理者』…」
P「なるほど、杏奈に受肉したのか…」
アンネ「『霊体』だけではダメだった。かつて『虚無』を用いた事があったからこそ…」
P「で、俺に何の用だ。『聖剣使い』じゃないぞ…」
アンネ「『記憶』を持ってる貴方が一番のお邪魔虫。消えてもらう…」
『かつてから伝わる不死鳥の伝説が今、現実となる…』
P「お前を倒せば、『皆』戻ってきそうだな…(エンドナイフを構える音葉」
・・・
(どこかの異空間)
ヤーネフェルト「参りましたね…(ソードライバーと火炎剣烈火をを睨みながら思案する音葉」
(その周りには気絶させられている『他の聖剣使い達』と『写し見の剣士達』)
ヤーネフェルト「何とかして『ここ』から出る方法を考えねば…」
・・・
この後、Pがアンネに『敗れる』過程を書きます。しかし、終わりの始まりともなります…
46 : 我が下僕   2024/03/19 07:14:39 ID:eJB9VkMIYM
>>45
アンネ「シッ!!」ガキン!!
P「オラァ!!」ガキン!!
アンネ「チッ!!」ギギギギッ
P「お前らに消された仲間は何処だ!!」
アンネ「知らん。消した人間は世界から消え、抹消されたそれだけだ!!」
P「ライドブックの力はそこまで万能じゃない筈だが?」
アンネ「奴らは今や人としての本当の死を迎えただけだ!!」ギャン!!
P「人としての本当の死だと?」
アンネ「本当の死とは人々から『忘却』される事・・・我等と同じな」
P「お前の目的は何だ!!」
アンネ「我等の怨念を解放し、世界の生と死のバランスを崩す、我等と同じ痛みを与える」
P「そんな事が出来ると思ってるのか!!」
アンネ「出来るさ、その為の究極のライドブックが!!」
『ゼロ・フェニックス・・・』
『インフィニティ・フェニックス・・・』
『ゲット・・・』
P「何だあのライドブックは・・・エレメンタルプリミティブドラゴンと同じか?」
アンネ「しぃ・・・」
『抜刀・・・』
背後から赤紫色の骸骨の不死鳥と紅蓮の不死鳥がぶつかり合いながら交わる
『イデア・フェニックス』」
『生と死、無限と夢幻、再生と破壊、二つの神獣の相反する二重螺旋が世界を虚無と混沌に誘う!!』
47 : 仕掛け人さま   2024/03/19 08:29:02 ID:CvHuSY/Dps
>>46
P「(ティンときた…」
アンネ「消えろ…!」
P「(さて、ここからは『お前』の仕事だ…」
アンネ「はぁっ!」
P「(頼んだぜ、俺の『後継者』…!」
パチン
・・・
(所家、Pの仕事部屋)
暁「父さん、遅いな…」
ヴリトラ『姪を送り届けるとは言ってたが…』
ガコン
暁「机の上に懐中時計…?」
ヴリトラ『これは主が常日頃持ち合わせてるライドウォッチ…』
暁「メモが付いてる…っ!?」
P【暁、ヴリトラ。これ(メモ)を見ているって事は俺は『消失』したという事だ】
暁「うわ、本当にやりやがった…」
ヴリトラ『読み進めよう…』
P【俺は『消失』した先で『聖剣使い達』と合流する。そのうえで暁とヴリトラには大きい方の双子(ユキナとレイナ)の元へ向かってほしい】
暁「向かうつったって、俺まだ『3歳』だぞ…」
ヴリトラ『その為に主は「人払い」を授けたのか…』
暁「はぁ!?」
P【今、なんとか出来るのは暁とヴリトラだけだ。過酷かもしれないが頼む】
暁「やるしかないか…(『悠利(外套)』のライドウォッチをリュックに仕舞って出掛ける準備をする音葉」
ヴリトラ『急ぐぞ、主が「消失」したという事は我ら(暁、ヴリトラ、カヨコ、悠利(外套))以外は誰も認識が出来ていないという事だ…』
暁「そうだな。やるしかないか…!」パチン
・・・
補足
>>27>>28の間でPは暁とヴリトラに『自身が消失した』後、『悠利(外套)』の意識が入ったライドウォッチを持って、ユキナ(とレイナ)の元へ向かうように指示を出していた。その際に『人払い』も教えていた
48 : Pさん   2024/03/19 19:47:17 ID:eJB9VkMIYM
>>47
アンネ「クククッ!!遂に最大級の敵を排除でき・・・ぐぅあが!?」膝から崩れる音葉
大型の装甲車が現れる音葉
ミケーネ「ヒヨリ!!リーダーを回収!!ザビーネは応急処置!!」
ヒヨリ「リーダー!!肩借りて!!出して!!」
アンネ「ウグァゴホッ!ゲハッ!!」
ヒヨリ「ザビーネ姐さんまだですか!?」
ザビーネ「応急剤を打つよ・・・結構キツイけど耐えてね・・・」
アンネ「ぐぅうううう!!」
ザビーネ「・・・また『魂』が消耗されてる・・・」
ミケーネ「ザビーネ、率直に聞く、リーダーは後どれ位現世に居れる?」
ザビーネ「後一回変身するとアンネの魂は完全に消滅する・・・」
アンネ「構わんさ、私達全員、生きたい訳じゃない・・・」
三人「・・・」
アンネ「私達に『明日』は無い、世界に刻まなければならない!!私達は決して、過去の存在ではないと!!」
・・・
百合子「敵の目的は何なんですか?」
文香「一希は分かりますか?」
一希「まひるの言った、声なき犠牲者の為に戦うと・・・」
百合子「声なき犠牲者?」
プロメア「声なき犠牲者は、過去の戦いで亡くなった人です・・・」
文香「プロメアさん!!」
一希「気が付いたか!!」
プロメア「アンネ達とその仲間の目的は分ってます・・・」
百合子「それっていったい何ですか!?」
プロメア「私達剣士達への復讐と自分達を忘れ去った世界への逆襲です・・・」
一希「何だと!?」
プロメア「アンネ達はメギドとの戦いで亡くなった人達の遺族と共謀して事を起こしたんです・・・」
文香「何故そんな事を・・・」
プロメア「理屈では解っても、心が許さないんです・・・」





『自分達の大切な人達が帰ってこない事に・・・』
・・・
アンネ達は生きる帰る事が望みではない、自分達死者を忘れた世界と平和を貪る人々に自分達と同じ痛みを与える為に・・・
49 : おやぶん   2024/03/19 19:57:01 ID:eJB9VkMIYM
補足
『イデア・フェニックス』の代償は使用者の魂そのものを消費する事で莫大な力を行使する。使用者はもちろんアンネの魂そのもので依代の杏奈には影響は無い。元々相反する力を纏うのでそれ位の代償は付き物である

アンネ達の最終目標は『イデア・フェニックス』の力でクリフィトの紋章を造り祀ろわぬ死者を世界に溢れさせ生と死のパワーバランスを壊し自分達『死者』の怒りを表す事。四人共自分達が生き返る気など元々考えてない。その為最終的に全員が死ぬ気である

アンネ以外の三人は魂を土人形に入れている所謂『スワイプマン』、インフィニティ・フェニックスか使用者が消えると元の土塊に戻る

と言う訳で四人は絶対に生き返るのではなく、『死を持っての救済』で行く
50 : プロデューサーくん   2024/03/19 22:20:25 ID:.sy3/nle/o
>>48
プロメア「っ…!?」
百合子「どうかしたの、プロメアさん…?」
プロメア「まだ、少しダメージが残ってるみたい…」
一希「無理はしないでくれ…」
文香「しかし、デザストは協力してくれるでしょうか…?」
百合子「気まぐれである事は確かですから…」
一希「しかし、『聖剣使い』は少ない…」
プロメア「(パパ…※悟られないように静かに涙する音葉」ツーッ
・・・
(囚われの空間)
P「やっぱりな…」
(Pの周りには気絶させられている『聖剣使い達』と『写し見の剣士達』)
ヤーネフェルト「おや、P…」
P「久しぶりだな、ヤーネフェルト…」
ヤーネフェルト「『貴方』まで囚われたのですか…?」
P「いや、俺は進んで『ここ』に来た…」
ヤーネフェルト「なんと…」
P「『火炎剣烈火』を返還しているのは聞いていたからな。それに何とかする為の『切り札』もある(とある『アイテム』を見せつける音葉」
ヤーネフェルト「『それ』は…?」
P「問題は俺の『後継者』が導けるかどうかだ…」
・・・
(所家リビング)
暁「人払いが解けちまう…」
ヴリトラ『玄関までは行けるが…』
暁「そこでバレちまう…」
ヴリトラ『我の魔力を送り込みたいが…』
暁「父さんはダメだって、言ってたしな…」
・・・
(百瀬珈琲店)
ユキナ「また、あの声が聞こえる」
『忘れないで、貴女が「あの人」を忘れてはいけないの…』
ユキナ「『あの人』って誰なの…?」
・・・
(嘗て存在していた『確定されていた未来』)
「流れが良くないな…」
「ならば、私が立ち上がる時か…」
「師の子息よ、ここはお任せあれ…」












『この「オーマジオウ」に…!』
51 : ハニー   2024/03/19 22:22:36 ID:.sy3/nle/o
補足①
暁も『人払い』をある程度使えるまでにはなったが、幼さ故に安定せず、玄関まで行ったところで大抵戻される。カヨコを除いた恵美達から『Pの存在』が抜け落ちたこともあり、理由をうまく説明出来ないのも外出が出来ない一因となっている
ヴリトラの魔力を与えれば人払いは持続するが、まだ幼い身体には毒となってしまうため、Pが断固反対している
しかし、悠利(外套)が嘗て存在していたのオーマジオウには策があるようで…
補足②
ユキナに語りかけているのは『悠利』の存在を潜在的に感じ取っている幼いユキナ
補足③
Pは予め琴葉に100%理解されないと分かっていながらも自分の身に起こる事を説明していた。ヤーネフェルトに見せつけた『それ』にして『切り札』がその証
52 : 兄ちゃん   2024/03/19 23:29:24 ID:eJB9VkMIYM
>>50
一希「・・・」
百合子「一希さん?どうかしたんですか?」
一希「俺は明日、奴に・・・まひるに会う」
文香「本気なの?」
百合子「何故ですか?」
一希「プロメアとの会話で、何故あの人が声なき犠牲者の為に戦うのかと・・・」
文香「その答えが出たの?」
一希「あの人は俺に宿題と言った、なら息子の俺はそれに答えるのが術だ・・・」
百合子「答えが出たんですか・・・」
一希「海賊の俺も剣士の俺も、すべてな・・・」病室を出る音葉
百合子「あっ!!」
文香「どうかしたんですか百合子ちゃん?」
百合子「明日は私も用事があるんです!!」
文香「お付き合いしてる人?」
百合子「えっ!?あの!?その!?」
文香「フフッお幸せに・・・」
百合子「・・・ファイ」フシュー
・・・
まひる「・・・答えは出たみたいね」
???「行くのか?」
まひる「今日でお別れね・・・」
???「縁起でもない事を・・・」
まひる「そうかしら?今のあの子が相手だと、相打ちの可能性もあるわ」
???「下らない、俺達は剣士達を消し去るまで終われない!!」
???「そうだな、生きてまた会おう」
まひる「貴方達もね・・・」
続く
53 : プロ太郎さん   2024/03/19 23:41:20 ID:eJB9VkMIYM
>>52
しかし、此処でPは予期せぬミスをしてしまった
鏡晶葉「Wonderful!遂に完成したぞ!!ゼインドライバーが!!」
PLLLL
紗南『何?今忙しいんだけど?』
鏡晶葉「ヘイヘイ!そう言うなお前にspecialな仕事を頼みたい・・・」
紗南『何がさ?』
鏡晶葉「ある品物をある場所にと届けて欲しい」
紗南『その場所って何処さ?』
鏡晶葉「人類基盤史研究所通称『BOARD』だ!」
・・・
通信衛星アーク跡地
アーク『愚かな・・・『管理者』よ。お前は私が予測した計算の中で一番最悪を引いた』
・・・
BOARD
ゼイン『間も無く私は完成する、『管理者』よ。コレも私の計算の内だ』
・・・
鏡晶葉はPとの繋がりでゼインに対して少なからず疑心があったが、その繋がりが無くなったので何も考えずにゼインドライバーを完成させてしまった。但しゼインがやらかしたら自分で破壊する気ではある
54 : 高木の所の飼い犬君   2024/03/20 00:47:37 ID:JT9C/5Du62
>>53
(所家、Pの仕事部屋※今は暁の部屋として認識されている)
暁「(椅子に座ってぼんやりしている音葉」
恵美「よし、居る…」バタン
ヴリトラ『奥方がまた様子を伺っていたな…』
暁「目の前で何度も脱走しようとするところを見てたら、そうなるよ…」
ヴリトラ『主が「消失」して、12時間以上は経ってる…』
暁「『人払い』が安定して使えるようになれば…」
カチッ…
【ならば、私が力を貸そう…】
ヴリトラ『その声…!?』
暁「え、誰…!?」
【かつて、私は貴方の父に師事していた…】
暁「それって果穂さんの話…?」
ヴリトラ『もしくは鏡世界の小宮果穂の事かもしれんが…』
【だが、私は師を失った。その世界線では御子息である貴方は誕生せず、また奥方も同じ運命を辿ったからだ…】
暁「そんな…」
ヴリトラ『だが、今は違う…!』
【使い魔殿、その通りだ。そして、貴方が今『世界』を戻す鍵…!】
暁「だけど、まだ人払いが安定しない…」
【そこでリンクを繋げる。懐中時計を出してくれ…】
暁「これか…(『悠利(外套)』の意識が入った懐中時計を見せる音葉」
【その懐中時計とリンクを繋いで、私のカイズパワーを送り込む。それを人払いのエネルギーにするのだ…】
ヴリトラ『それしかないか…』
暁「皆を。いや、父さんを救うにはね…」
【いくぞ、御子息…!】
・・・
(所家玄関前)
暁「外に出れた…」
ヴリトラ『油断は禁物だ、暁…!』
【此度の敵は我が師の気配感知をすり抜け、銃による攻撃を行っている…】
暁「見つからないといいが…」ダッ
・・・
(最高市、児童養護施設跡地)
文香「嫌な事件だったね…」
ラッキー「わふ…」
陸「・・・(伏し目になる音葉」
間宮「やぁ、文香…」
文香「間宮さん…」
ラッキー「がるっ…!」
陸「・・・!(ラッキーが間宮に敵意を見せてるのを驚く音葉」
55 : そこの人   2024/03/20 07:04:32 ID:nNBMWFwDuw
>>54
とあるビルの屋上
まひる「来たわね・・・」
一希「あぁ・・・」
まひる「その様子なら答えは出たみたいね・・・」
一希「その前に聞きたい、貴女は何故彼女達に手を貸す・・・」
まひる「私は世界中を飛び回り、その度人々を救って来た」
一希「・・・」
まひる「だけどね。その度見て来たのよ、理不尽に命を奪われる人達を」
一希「・・・」
まひる「だから再度問うは貴方の正義は?」
一希「貴方は優しんだな・・・母さん」
まひる「!」驚いたような表情をする
一希「だからこそ、俺も答える!俺の正義を!俺達の罪を!」ライオンセンキ!
まひる「そう・・・なら受けて立つわ!」アメイジングセイレーン!
・・・
百合子「着いた・・・此処だよね」
アプリに案内された教会に着く音葉
百合子「ケントさんはもう来てるのかな・・・」
ケント「・・・」腕を抑える音葉
・・・
最終決戦が幕を開ける、悲しき罪の終りを
・・・
暁「慎重に・・・」
英寿「よっ!」
暁「おわ!?スター・オブ・(以下略」
英寿「逆にコソコソしてると怪しまれるぞ」
暁「そんな事より妹さんは良いの?」
英寿「アイツの居場所は特定出来た、後はアイツを呼び寄せるだけだ」
暁「それで僕に何か?」
英寿「余裕が出来たからな、少しだけ手を貸す事にした」
56 : 下僕   2024/03/20 07:04:33 ID:nNBMWFwDuw
>>54
とあるビルの屋上
まひる「来たわね・・・」
一希「あぁ・・・」
まひる「その様子なら答えは出たみたいね・・・」
一希「その前に聞きたい、貴女は何故彼女達に手を貸す・・・」
まひる「私は世界中を飛び回り、その度人々を救って来た」
一希「・・・」
まひる「だけどね。その度見て来たのよ、理不尽に命を奪われる人達を」
一希「・・・」
まひる「だから再度問うは貴方の正義は?」
一希「貴方は優しんだな・・・母さん」
まひる「!」驚いたような表情をする
一希「だからこそ、俺も答える!俺の正義を!俺達の罪を!」ライオンセンキ!
まひる「そう・・・なら受けて立つわ!」アメイジングセイレーン!
・・・
百合子「着いた・・・此処だよね」
アプリに案内された教会に着く音葉
百合子「ケントさんはもう来てるのかな・・・」
ケント「・・・」腕を抑える音葉
・・・
最終決戦が幕を開ける、悲しき罪の終りを
・・・
暁「慎重に・・・」
英寿「よっ!」
暁「おわ!?スター・オブ・(以下略」
英寿「逆にコソコソしてると怪しまれるぞ」
暁「そんな事より妹さんは良いの?」
英寿「アイツの居場所は特定出来た、後はアイツを呼び寄せるだけだ」
暁「それで僕に何か?」
英寿「余裕が出来たからな、少しだけ手を貸す事にした」
57 : 仕掛け人さま   2024/03/20 07:53:45 ID:ptIzFDqQGw
>>55
暁「どうする、ヴリトラ…?」
ヴリトラ『今、「管理者」たる主が居ない以上は…』
英寿「だろ…?」
【仕方あるまい…】
英寿「いくぞ、この世界の為にもな…(意味深な視線を送る音葉」
・・・
(大分離れたマンションの屋上)
ヒヨリ「まさか、『神』が現れるとは…」
ミケーネ『放って置けばいいものを…』
ザビーネ『「あの男」の息子とはいえ、まだ「3つ」だぞ…』
ヒヨリ「念の為ではある…」
・・・
英寿「『珈琲店』までは送ってやれる。そこから先はお前自身のミッションだ…」
暁「あぁ、分かってるよ…」
英寿「フッ…」
暁「何、鼻で笑ってんの…?」
英寿「何でもないさ…」
英寿「(親子だなって、思っただけさ…※デザイアグランプリをPと衝突しながらも協力して切り抜けた事を思い出す音葉」
・・・
百合子「お待たせしました、ケントさん…」
ケント「大丈夫だよ、そこまで待ったわけじゃない…」
百合子「腕に包帯…?」
ケント「『これ』か。公園で木に引っ掛かった風船を取ろうとして、ドジったんだ…」
百合子「そうですか…」
P『いいか、百合子。人が何か説明するのに伏し目がちになる時は怪しいんだ(と言いながら本人は恵美に睨まれながら正座をしている』
悠利『翻訳者か、悪くはないと思うぞ。問題は読解力だけだが…(煎れたてのコーヒーを差し出す音葉』
百合子「(今のって…?」
ケント「百合子…?」
百合子「あ、ごめんなさい。ちょっとボーッとしちゃって…」
・・・
文香「どうしたの、ラッキー…?」
ラッキー「ぐるる…!」
陸「(声にはしてないが、あわあわしている音葉」
間宮「やっぱり、分かってしまうか…」










『自分を襲ったやつのニオイは…』
・・・
存在は『消失』しても潜在的な意識は働く。それが『親子の絆』なのであると鏡晶葉は後年、発表している
58 : ミスター・オールドタイプ   2024/03/20 08:55:21 ID:W3BT07fjag
>>57
一希「フッ!ハッ!」ガキン
まひる「ぬぅ!でぁ!」ガキン
一希「俺は決して忘れては居ない!」
まひる「口では何とでも言える!海賊だった貴方は特にね!」
一希「それも含めてだ!!!」
まひる「何を!!」
一希「俺はあの時から変わらない!ザンギャックの悪行に怒り、バスコのような奴に怒り、剣士の時も!声無き犠牲者を!忘れては居ない!」
まひる「ならば、コレを超えてみろ!」
アメイジング・ワンダー!!
一希「ぐぅううあああ!?!?」
血みどろの死者に群がられ恨み節を吐かれる幻覚を見せられる
「何故助けてくれなかった・・・」
「助けを求めたのに・・・」
「この人殺し・・・」
一希「だかこそ!背負う!お前達を救えなった!罪の十字架を!!!!」
レンジャーキーを取り出す音葉
まひる「何!?」驚愕の表情を浮かべる
・・・
百瀬珈琲店
あきら「英寿さんに此処で待機って連絡ですけど」
祢音「皆居るなんてね」
にちか「まあ英寿の事ですし」
道長「アイツの事だ。何か企んでるんだろ?」
景和「でも英寿が素直に俺達に頼んでくれて嬉しいよね!」
海美「うんうん!」
ガチャン
全員『英寿?(さん?)』
暁「よし着いた」
道長「始めてのおつかいか?」
59 : P様   2024/03/20 09:21:06 ID:LInJi4qWaU
>>58
英寿「よし、集まってるな…」
景和「一体、どうしたんだよ。英寿…」
祢音「それに暁くんまで…」
道長「ソイツの家からここまではまぁまぁ距離があるはずだ…」
英寿「俺が出来るのはここまでだ、暁…」
暁「助かりました…」
ヴリトラ『我らだけではここまで来れたかどうかも分からない…』
(オーマジオウはユキナとレイナの存在理由に配慮しているのかリンクを繋げたまま姿を現さなくなっている)
にちか「って、暁くんの後ろの何ですか…!?」ギョッ
あきら「ドラゴン…?」
海美「ヴリトラだよね、使い魔の…」
ヴリトラ『覚えているのか、高坂海美よ…』
海美「だって、一緒に戦ってきたじゃん!」
P『疾やがれ、第十三の使い魔「ヴリトラ」!』
海美「あれ、でも何か記憶にモヤが…」
英寿「なるほど、潜在的な意識は残ってるのか…」
海美「うーん…」
ヴリトラ『主が直接血液を注いたと聞く…』
レイナ「あれ、どうしたの暁…?」
暁「レイナ姉ちゃん、ユキナ姉ちゃんは?」
ユキナ「今、休憩取ってるとこだよ。呼ぶ?」
暁「それなら、僕が部屋に行くよ。大事な話があるんだ…」
・・・
一希「豪快チェンジ!」ゴーカイジャー!
P『いいか、一希。全ての命を救おうだなんて事は神様でも出来やしねぇ』
P『消えてしまった灯火はもう点かないからよ』
P『だが、可能性がある限りは諦めるな。消える寸前なら、まだ救える。それが俺達の戦いだ…』
ジョー「そう教わったんだ。誰かは忘れたが…!」
まひる「北上くんの記憶が潜在的に残ってる…!?」
・・・
補足
Pや悠利の記憶が潜在的に残っているのはファルシオン勢力にすれば『誤算』なのである
雑談
Pが海美とロマンティクスしたタイミングがヴリトラがちとせから離反する前だった話だったかは過去ログ追わないとなぁ←
60 : Pチャン   2024/03/20 09:22:13 ID:LInJi4qWaU
>>59
間違えた途中のユキナもレイナよ
61 : ミスター・不純物   2024/03/20 13:19:28 ID:Gd0U9vRJSg
>>59
ジョー「ハァアアアア!!!!」
まひる「エァアアアア!!!!」
一瞬のすれ違い
まひる「ガハッ!?」血の塊が噴き出す音葉
ジョー「何故だ・・・」
まひる「何故かしら・・・ね?」変身が溶けて倒れる音葉
一希「何でワザと外した!」近寄る音葉
まひる「・・・宿題に合格した・・・から?」
一希「待ってろ直ぐに手当てを・・!!」
まひる「大きく、なったわね・・・」
一希「今更何を!!」
まひる「聞きたい・・・アンネ達は、世界を呪おうとしてる」
一希「何!?」
まひる「死者は眠らない。でも何処かで終わらせないと、あの子達は永久に不幸の、まま」
一希「・・・母さん」
まひる「貴方達が終わらせて、その為に刃王剣を!!」
一希「十聖剣を?だがアレは・・・」
まひる「彼が・・・きっと準備してる、筈よ」
一希「彼?」
まひる「信じなさい、例え消えても、繋がる絆を」
一希「母さん!!」
まひる「嬉しいわね、息子に・・・見送られる・・・のは」
事切れる音
一希「解ったよ母さん、俺達が彼女達を救う。必ず!!」
62 : 箱デューサー   2024/03/20 13:57:11 ID:LLOt8C4Hmo
>>61
一希「だが、『彼』とは誰なんだ…?」
・・・
(百瀬珈琲店、ユキナの部屋)
コンコンコン
ユキナ「はーい?」
暁「お邪魔するね、ユキナ姉ちゃん…」
ユキナ「暁、どうしたの…!?」
暁「今、『この世界』で何が起きてるかは…」
ユキナ「何となくは聞いてるけど、お店も忙しくて…」
暁「それで、ユキナ姉ちゃんに『会ってもらいたい』人が居るんだ…」
(リュックからゼロノスのライドウォッチを取り出す音葉)
ユキナ「ライドウォッチを起動させればいいのね?」
暁「うん…」コクン
ユキナ「分かったわ…(ウェイクベゼルを回し、ライドオンスターターを押す音葉」
カチッ…ゼロノス
悠利(外套)「久しぶりだな、ユキナ…」
ユキナ「どうして、私の名を…?」
暁「帽子取った方がいいんじゃ…」
悠利(外套)「あ、そうか…」
ユキナ「え、何で…(全てを思い出した音葉」
悠利(外套)「すまない、ユキナ…」
ユキナ「そんな、どうして…(震え声になる音葉」
悠利(外套)「俺はもう『あの時代』に帰れなくなった…」
ユキナ「悠利さん…!」
悠利(外套)「ユキナ、落ち着いて聞いてほしい…」
ユキナ「はい…」グスッ
悠利(外套)「『この時代』の百瀬悠利を助けるには、お前がPと力を合わせなければならない…!」
ユキナ「私がお父さんと…」
暁「父さんは今、『聖剣使い』の人達と一緒に囚われているはず…」
悠利(外套)「というより、自分でそうしたと言ったほうが正しいのかな…」
続く
63 : Pさぁん   2024/03/20 14:08:02 ID:LLOt8C4Hmo
>>62
(数分後)
ユキナ「あの父ならやりそうな事ですね…(今までの経緯を聞いて呆れる音葉」
悠利(外套)「Pの方は準備が粗方終わっているはずだ…」
暁「次はユキナ姉ちゃんの方だ…」
ユキナ「私は何をすればいいの…?」
暁「『雪霞狼(セッカロウ』を使うんだ…」
ユキナ「え…?」
悠利(外套)「Pは田中(琴葉)から予め雪霞狼を借り受けてる。囚われている『聖剣使い達』を救うために…」
ユキナ「それで私は何をすれば…」
暁「雪霞狼の結界をも切り裂く力を応用して…」
悠利(外套)「Pとタイミングを合わせて、空間を切り裂く。失敗が許されない一発勝負だ…」
・・・
(教会)
百合子「そういえば、ケントさん。話って…?」
ケント「あぁ、この『教会』で話をしたかったんだ…」
百合子「それはどうして…?」
ケント「ここは…」ガシャン
百合子「え、ソードライバー。何で…!?」
ケント「俺が高校時代に付き合って彼女と将来を誓いあい、そして…」アメイジンクセイレーン










『お前達「聖剣使い」の戦いに巻き込まれて、逝った場所でもある…!』
64 :   2024/03/20 14:09:42 ID:LLOt8C4Hmo
補足
ケント(とその彼女)は百合子より少し年上
65 : 5流プロデューサー   2024/03/20 17:07:57 ID:Gd0U9vRJSg
>>63
あきら「それで?私達は何をすれば?」コーヒーを飲みながら
道長「呼び出した本人はとっとと帰りやがったしな」
にちか「英寿さんって何も言わないことが格好いいと思ってませんか?」
祢音「まあまあ」
景和「アチッ」
海美「!!どうやらお仕事みたいですね!」
道長「そう言う事か英寿の奴・・・」
祢音「まあそうだと思ってた」
あきら「バズれば良いですが・・・」
にちか「後で文句を言いますよ!絶対!」
景和「あっ、お代此処置いておきます!」お金を置いて出て行く音葉
ミケーネ「教会から盗んだ秘匿神秘の『レギオン』を使うことになるなるなんて・・・」
ヒヨリ『相手ももうお終いですね・・・」
大量の兵隊が待ち構える音葉
ミケーネ「突撃・・・」
ガチャン
ミケーネ「誰!?」
道長「悪いがお帰り願おうか」ZONNBI
祢音「子供を狙うのは許せない!」BEAT
景和「この店は姉ちゃんも気に入ってるんだ!」NINJA
あきら「ありゃまぁコレはコレは」MAGNUM
にちか「うわぁ気持ち悪、何ですかコレ」BOOST
海美「さてさて!全力で行きましょうか!」MONSTER
66 : Pさぁん   2024/03/20 18:58:19 ID:blgRjXXFpI
>>65
(百瀬珈琲店内)
レイナ「なんか、表がエラい事になってる…」
(よりにもよって店の前でド派手に戦うライダー達)
レイナ「一旦、店仕舞いしてユキナんとこ行こう…」
・・・
ユキナ「一発勝負…」
悠利(外套)「『どこ』で行うかはPが雪霞狼を通じて合図を出すとは言ってたが…」
ガチャ
レイナ「ユキナ、暁、悠利さん。大変なの、店の前で…」
暁「あっ…」
ユキナ「忘れてた…」
悠利(外套)「レイナ…」
レイナ「あぁーっ、悠利さん!?」
ヴリトラ『驚いているところに悪いが、店の前で何があった。主の娘よ…』
レイナ「あれ、ヴリトラ。パパの使い魔のはずじゃ…」
悠利(外套)「リアクションが渋滞してるな…」
レイナ「分かんない事は後でまとめて聞く。今、起こってる事を説明させて…」
(レイナ説明中)
暁「やっぱり、追ってきてたか…」
ヴリトラ『何がそこまで駆り立てるんだが…』
ユキナ「ここまできたら、レイナにも協力してもらおう…」
レイナ「え、何をするつもりなの?」
悠利(外套)「Pと協力して『聖剣使い達』を助け出す…」
レイナ「パパはどうしたのさ?」
暁「『聖剣使い達』の居場所を探すために自ら、敵にやられた…」
レイナ「今度、お小遣いいっぱいもらってやる…」
ユキナ「行くなら、急がないと…」
暁「そうだね。とりあえず、人払いは掛けておこう…」パチン
悠利(外套)「裏口はまだ割れていないはずだ…」
ヴリトラ『道中は私が何とかしよう…』
ユキナ「雪霞狼が強く震える方角に向かえばいいんですよね…?」
悠利(外套)「あぁ…!」
(目的地は愛増学園のグラウンドとなる)
・・・
(教会、礼拝堂内)
百合子「その腕のキズは昨日、私が付けたモノですね?」
ケント「あぁ…」
百合子「貴方の彼女さんを巻き込んだ『聖剣使い』は…」
ケント「キミじゃないよ、それでも関係ないが…」
67 : エビさん   2024/03/20 19:50:57 ID:nNBMWFwDuw
>>66
ミケーネ「チッ!!こんな奴らが居るなんて聞いてない!!」
ヒヨリ「うわあああん!!もうお終いです!!」
ミケーネ「諦めない!!コレでも!!」
ミサイルランチャーを撃ち出す音葉
海美「させない!!モンスターキック!!」リボルブオン!!
ミケーネ「ハァ!?拡散スティンガーを!?」
ヒヨリ「うわあああん!!何ですかアイツ!?」
海美「お店壊したらどうする気!!弁償して貰うよ!!」
あきら「派手にやるじゃねぇか!!」
にちか「どうだ警察に伝えてやろうか!!」
ミケーネ「今更警察なんか・・・」
アサルトグレネードを構え乱射する音葉
景和「させない!!」武器を投げ全部斬りおとす音葉
ミケーネ「くそ!!化け物共が!!」
道長「お前達が弱すぎるだけだ!!」
祢音「道長挑発しない!!」
にちか「また跳弾して来た!?」
あきら「位置は特定出来た・・・後は、どっちかコマンドバックルを!!」
景和「じゃあ使って!!」投げ渡す音葉
あきら「FPSで鍛えた射撃見せてやろう!!」SET!COMMAND!
にちか「あぁぁもう!!ウザったい!!近付いてブッ飛ばす!!」BOOSTMARKⅡ!
海美「アタシはにちかちゃんを援護するよ!!」
道長「雑魚は俺達がぶっ潰す!!行け!!」
ミケーネ「マズい!!ザビーネ!バックしながら機関銃照射!!」
ザビーネ「了解・・・」
にちか「MARKⅡを舐めるなよ!!」
海美「途中で寝ないでね」
68 : ミスター・オールドタイプ   2024/03/21 06:10:39 ID:J8weZ66Wds
>>67
(百瀬珈琲店裏口)
ガチャ
レイナ「大丈夫かなぁ…」チラッチラッ
暁「さっきは英寿さんが居てくれてたから…」
ヴリトラ『おそらく、相手も手を出せていなかったのだろう…』
ユキナ「時々、雪霞狼を気にしてないといけないのがなぁ…」
悠利(外套)「(どうするんだ、オーマジオウ…※念話」
【私が贈れるのはあくまで御子息の人払いを継続するためのカイズパワーだ(念話】
悠利(外套)「(変わらねぇな、相変わらず…※念話」
・・・
(囚われの空間)
P「お、暁とユキナ達が動き出したみたいだ…」
ヤーネフェルト「分かるのですが…?」
P「この雪霞狼どうしは近付き合えば振動で知らせてくれる…」
ヤーネフェルト「『すまぁとふぉん』みたいな物でしょうか…」
P「例えが微妙だが、言わんとする事はまぁ分かるよ…」
・・・
(教会)
百合子「関係ない…?」
ケント「俺達は全ての『聖剣使い』を恨んでいる…」
百合子「私に近付いたのも…」
ケント「あぁ、キミを『聖剣使い』と知っての事だ…」
百合子「なら、仕方ありません。私は世界の為に…」
『ランプドアランジーナ、黄雷抜刀!』
ケント「なら、俺は自らの為に…」
『アメイジングセイレーン、抜刀…!』
百合子・ケント『戦う、変身!』
『黄雷一冊!ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く!』
『虚無! 神獣の炎で、全てが無に帰す!』
・・・
アンネ「終わりと始まりが次々と…(無銘剣虚無を握る手が強くなる音葉」
69 : レジェンド変態   2024/03/21 21:37:53 ID:kU2YX2tj0w
>>68
ケント「ハァアアアア!!!」
百合子「うぐくぅうう!!!」
ケント「彼女は優しい人だった!!何故彼女が犠牲にならないといけなかった!!」
百合子「うぅううう!!」押され始める音葉
ケント「お前達剣士達が世界を救っても彼女は戻ってこない!!」
百合子「くぅうううう!!」
ケント「自分達だけが幸せな時間を過ごす事が!!お前達の正義か!!」
百合子「うぅう・・・」ゴロゴロ
変身が解ける音
ケント「ハァ・・・ハァ・・・これで終わりだ」
百合子「始から分かってました・・・」
ケント「うっ!?」
百合子「デートしてる時も一緒にゼミを受けてる時も・・・何処か別の何かを見てるのを」
ケント「なっ!?」
百合子「それでも良かったと思った、私がその代わりに成るのならと・・・」
ケント「何故立てるんだ、何が君をそこまで駆り立てる!?」
百合子「私は物語の虫で異性を好きになる事なんて一度もなかった!!だけど初めて声をかけて貰った時!!」
(回想)
ケント「君もその本が好きなのかい?」
百合子「えっ!?そのあの!?」
ケント「俺も何だ。君はどの辺りが好きなんだい?」
・・・
百合子「始て異性を好きになれた!!例えそれが偽りでも!!」
ケント「うぐっ!?」気迫に押される
百合子「この気持ち!!この想いは!!嘘なんかじゃない!!」
涙が落ちランプドアランジーナに落ちる
『アラビアーナナイト!!』
70 : プロデューサー   2024/03/21 23:00:25 ID:tdEH8eEDyI
>>69
『とある千の夜に紡がれる罪と魔法の物語!』
百合子「かつて、私にはその『魔法』は使えなかった…」
(文香・一希と共闘した時の事、モヤが掛かっているが潜在的に覚えているPとの日々の事を思い起こす音葉)
ケント「『聖剣』が進化しただと…!?」
百合子「だからこそ、貴方を助けたい…!」
『月光黄雷抜刀!』
百合子「変身!」
『月華が闇を照らし出す、千と一つの物語。アラビアーナナイト〜SPARKLE NIGHT!』
・・・
(愛増学園のグラウンド)
暁「ここなんだね、ユキナ姉ちゃん…」
ユキナ「『ここ』で雪霞狼が一番震えてる…」
レイナ「後は雪霞狼どうしをリンクさせるだけか…」
悠利(外套)「ただ、向かい合わせる形じゃないと…」
ヴリトラ『「主達」は戻ってこれない…』
アンネ「させないよ…」
暁「誰…!?」
アンネ「『あの男』や『剣士達』は戻させない…」
レイナ「なら、ここは私の出番か…(自身の雪霞狼を取り出す音葉」
ヴリトラ『我も手伝えればいいが、暁を守らねば…』
悠利(外套)「(オーマジオウ…!※念話」
【やむを得ないか…!※念話】
・・・
(児童養護施設跡地)
文香「間宮さん、今なんと…?」
間宮「あの時、お前たちを襲ったのは俺だと言ったんだ…」
陸「・・・!?(その告白に衝撃が隠せない音葉」
ラッキー「バウバウ!」
間宮「そういえば『聖剣』が無くても戦えるんだもんなぁ…」
文香「(ここは分が悪い…!」
間宮「でも、分は悪そうだな…(ソードライバーを装着する音葉」ガシャン
文香「どうしたら…」
71 : おやぶん   2024/03/22 01:15:33 ID:VtBND3FVUg
>>70
百合子「ハァアアアア!!」
ケント「今までと動きが違う!!」
百合子「フッ!!ハッ!!」攻撃を華麗に避ける音葉
ケント「(迷いを振り払ったのか・・・!?」
百合子「(攻撃が緩み始めた!!」
ケント「(いや、違う・・・コレは」
百合子「悲しみの連鎖は此処で絶ち斬る!!」
必殺読破!!
空高く舞、三日月が輝き雷が煌めく!!
ケント「あっ・・・」
百合子「ハァアアアア!!!」
月光黄雷抜刀!アラビアーナナイト必殺斬り!!
雷の軌跡が過ぎ去り斬り伏せる
ケント「がぁ・・・はっ!!?」
アメイジングセイレーンライドブックに亀裂が走り変身が解ける音葉
百合子「決着です・・・」
・・・
ヤーネフェルト「烈火が!!」
P「なんだ?」
ヤーネフェルト「飛び出しました!!」
P「ミネラウバ!お前何かしたか!?」
ミネラウバ・何もしてないと言うゼスチャー
P「じゃあ何で、この空間を烈火が飛び出せた?」
ヤーネフェルト「聖剣は担い手の危機を察知出来るのでしょう、プロメア様なら何か知っているのではないでしょうか?」
P「どうだろうな」
72 : 毎日変態   2024/03/22 07:06:08 ID:AMoSQdb022
>>71
アンネ「特に『あの男』は厄介だから…!」ギリッ
レイナ「まぁ、娘の私から見てもパパは厄介だなぁとは思うよ…」
暁「レイナ姉ちゃん、それ意味合いが違うと思う…」
悠利(外套)「とにかく、あの剣士は食い止めないと…」
バリバリッ
ユキナ「え…!?」
(斬り裂かれた『空間』からソードライバーが飛び出ていく音葉)
レイナ「空間が…」
暁「斬り裂かれた…?」
アンネ「ありえない…」
悠利(外套)「ん…?」
アンネ「そんなの、ありえない。だって、『イデア・フェニックス』のチカラは完全無欠…」
【師(せんせい)の世界にそんな言葉はそぐわない…!】
ユキナ「この声って…」
レイナ「何で、アンタが『この時代』に関わってるのよ。オーマジオウ…!」
悠利(外套)「それは俺にもさっぱりではあるが…」
ヴリトラ『オーマジオウが居なければ…』
暁「ここまでは来れてなかった…」
【それよりも早く師をお救いするのだ…】
ユキナ「『聖剣』が飛び出ていったところを目星にすれば…!」ダッ
・・・
(囚われの空間)
P「これは僥倖だな…」
ヤーネフェルト「えぇ…!」
P「『完全記憶』のおかげで飛び出ていったところは覚えている…!」
・・・
ユキナ「後は雪霞狼が導いてくれるはず…!」
アンネ「邪魔をするなぁ!」ブゥン
レイナ「だが断る!」ガキィン
暁「レイナ姉ちゃん…」
ヴリトラ『もどかしいか…?』
暁「え…?」
【御子息よ、今は学びの時です…】
暁「『学び』…」
ヴリトラ『主に一番近いのは暁、お前だ…』
【だからこそ、師は人払いを授けた…】
ユキナ「感じた…!」
アンネ「止めて…」
・・・
P「いくぞ、ユキナ…!」
・・・
アンネ「止めてぇーっ!」
ユキナ・P『はぁーっ!』
(寸分の狂いも無いタイミングで振り抜かれる『2つの雪霞狼』が『2つの空間』を繋げる。そして…)
続く
73 : 監督   2024/03/22 07:30:30 ID:AMoSQdb022
>>72
文香「えっ…!?」
・・・
一希「記憶が…!」
・・・
百合子「お父さん、叔父様…」
(『残されていた』聖剣使い達に戻る記憶)
・・・
鏡晶葉「やってしまった。すまん、P…」
(露わになる後悔…)
・・・
P「流石に骨折れた…」
ヤーネフェルト「貴方様ならすぐにくっつくでしょう…」
(愛増学園のグラウンドに倒れている、他の聖剣使い達に写し見の剣士達も次々も目を覚ましていく音葉)
P「これが『この世界』にあるべき姿だ…」
暁「父さん…!」
ヴリトラ『主よ…!』
P「暁にヴリトラ、それにユキナとレイナにオーマジオウ…?」
【久しいですね、師…】
レイナ「ねぇ、パパ。アレ(アンネ)は大丈夫なの?」
(レイナが指差した先には項垂れているアンネの姿)
P「実力行使されたら、構わんな…」
ユキナ「というより、思ったよりも疲れますね…」
P「『2つの空間』を無理矢理繋げたからな…」
レイナ「というより、ママがよく許したね…?」
P「2人きりのデート、それが条件だった…」
(回想、暁に人払いを授けた後の事)
琴葉「にわかには信じ難いけど…」
P「それは理解している。だが、取り戻すには『雪霞狼』が必要なんだ…」
琴葉「デートして…」
P「え?」
琴葉「2人きりでデートがしたい…」
P「分かった。2人きりで朝から夜まで過ごそう…」
(回想終わり)
アンネ「何故だ。何故、お前の記憶から消えなかった…!?」
P「俺は『管理者』だ。故に『この世界』で生まれる命、消えていく命を感じられる…」
アンネ「アハハハ…」
P「ここいらで終わらせよう、もう…」
アンネ「そういう『カラクリ』だったのか…」
P「アカシックレコードの名代として、俺が告げる。杏奈に受肉してる『お前には生き地獄』を与える…!」
・・・
この後、デザストがトモの為に変身する
74 : 貴殿   2024/03/22 10:02:03 ID:VtBND3FVUg
>>73
アンネ「地獄だと!これ以上の地獄があるか!!私達の痛みは永遠に消える事は無くなった!!最早これまで!!」
・・・
ミケーネ「くそ!!このままじゃ・・・!!」
にちか「デエヤアアアア!!!」『LASER BOOST VICTORY』
ザビーネ「終わりだね・・・」
・・・
ヒヨリ「ひぃいいい!?レーザーが飛んできました!?」
あきら「GAMESET!!」『COMMAND TWIN VICTORY』
・・・
???『手を貸してやろう・・・』
・・・
四人の元に突如出現する巨大な獣の様な首
四人「「「「なっ!?」」」」
・・・
P「何だありゃ!?」
ヤーネフェルト「なんと悍ましい邪気!?」
アンネ「何だコイツは!?うわぁあああ!?」回収される音葉
P「しまった!?」
英寿「チッ想定外の所に『顕現』させたか、流石は俺の妹だな・・・」
P「英寿!!(ブーストマークⅨできたと言う事は・・・」
英寿「しかも一部だけで本体じゃないか、用心深さは俺に似たな・・・」
P「ありゃいったい何だ?知ってるのか正体を・・・」
英寿「あぁアレは人類が生み出した自滅因子、厄災を呼ぶ獣『人類悪』、教会に記された悪の三位一体『獣の王』であり・・・」




『俺の妹周子が堕ちた姿だ・・・』
・・・
決着は剣士達と刃王剣十聖剣で、獣との決着はジャマト・アウェイキング編まで
75 : プロヴァンスの風   2024/03/22 13:37:22 ID:BXC4LtoW2c
>>74
トモ「んっ…(目を覚ました音葉」
デザスト「ようやく起きたか…」
トモ「デザスト、どうして…?」
デザスト「お前らの『カミサマ(プロメア』に気まぐれに目覚めさせられたんだよ…」
トモ「そうですか…」
デザスト「ついでに俺も『聖剣使い』だ…(ソードライバーを見せつける音葉」
トモ「たかった…」ポソリ
デザスト「あん?」
トモ「いたかった…」ポソリ
デザスト「聞こえねーよ、もっとハッキリとな…」
トモ「会いたかった!」ダキッ
デザスト「ぐえっ!?」
トモ「もう離しませんからー!」
デザスト「絞まってる、絞まってんだよ!」
P「塩見ぃ…」
朋花「その複雑ですね…」
P「おう、朋花…」
朋花「自分と『同じ顔』をしてるヒトが怪物に抱きついてる姿を見るのは…」
英寿「天空橋社長、すまない。望月杏奈もそのまま吸収されてしまった…」
朋花「それなら、心配はしてません。この人(P)のカイズパワーが戻ればの話ですが…」
P「すぐには戻らねぇよ、空間斬りは初めてだったのもあるが…」
ユキナ「つ、かれた…」
レイナ「ユキナ!」
悠利「おい、何で『俺が』ライドウォッチからホログラムのように映し出されていやがるんだ…」
悠利(外套)「それには深いワケがあってだな…」
【あっという間に賑やかになったな…】
英寿「こうなると、アイツらの方も心配だ…」
・・・
パラッパパララ♪
一希「モバイレーツ…っ!?」
(ルカ=文香の反応が弱まっていると表示されている)
一希「残りのファルシオンが、急ぐか…(ゴーカイジェットを呼び出す音葉」
・・・
朋花とトモの違い:ヘアスタイル。トモはデザストと離別してからは髪を下ろすようになった(参考:天空橋朋花のSHS)
76 : P様   2024/03/22 16:33:09 ID:VtBND3FVUg
>>75
文香「そう簡単にやられる訳には・・・うっ!?」心臓を押える音葉
間宮「おや?どうかしたかな?」
文香「(心臓の厄災の数字が!?こんな時に何で!?」浮かび上がる10の文字
・・・
愛梨「いたっ」お腹の〇宮辺りに浮かぶ1
・・・
蘭子「魔女の一撃!?」左眼に浮かぶ2
・・・
凛「あぐっ!?」左鎖骨に浮かぶ3
加蓮「おぇ・・・」右鎖骨に浮かぶ9
・・・
卯月「痛い!?」左手に浮かぶ5
未央「あづ!?」右手に浮かぶ8
・・・
楓「ッ」喉に浮かぶ6
菜々「のうっ!?」腰に響く7
・・・
イヴ「頭痛が痛い~」御凸に浮かぶ11
・・・
間宮「まあいいさ、お前の記憶を消すのに4年もかかったからな。これで楽に済ませれる」
文香「くっ・・・何でラッキーを狙ったんですか!!」
間宮「お前の記憶を消す度にラッキーが居たからな、動物は鼻が鋭い。例え姿を偽っても俺だと気付かれ警戒されては支障がでる。その為だ」
文香「何故陸を私に・・・」
間宮「俺と同じ気持ちを味合わせる為だ、あの日父親を失った俺と同じな」
文香「くぅ・・・」
間宮「だがもう終わる。お前達を消してな!!」剣を振り下ろす音葉
文香「(ごめんなさい陸・・・」
間宮「エェアアアア!!!」
陸「お母さん!!!!生きて!!!」大声で叫ぶ音葉
文香「くっ!!」咄嗟に手が伸び何かを掴む音
間宮「何!?」
『ブレイブドラゴン!!!!』
77 : 師匠   2024/03/22 21:47:54 ID:C8toUH7RBs
>>76
文香「火炎剣烈火…!?」
(その手には何故か握られている火炎剣烈火。そして、文香の眼前に浮かんでいる『ブレイブドラゴン』のワンダーライドブック)
間宮「な、んだとぉ…!?」
(間宮の無銘剣虚無を受け止めている烈火、しかし…)
文香「ソードライバーは…?」キョトン
・・・
(教会、礼拝堂内)
百合子「ケントさん…」グスッ
(泣き崩れる百合子の傍らでは事切れているケント)
ケント『キミはキミの人生を生きてくれ…』
百合子「叔父様は憧れでしか無かったの、本当に好きになれたのは貴方が始めてだったのに…」
ガシャン(外で何かが落ちる音葉)
百合子「なんだろう…えっ?」
(視線の先には『ソードライバー』の土台部分)
百合子「これは一体、熱い!?」
(火炎剣烈火が収まっていた影響なのか高温になっている音葉)
百合子「って事は文香さん…!?」
・・・
(ゴーカイジェット、コクピット内)
一希「『児童養護施設』の方に居るのか…!」
・・・
文香「はぁっ!」
間宮「ぐっ…!(流石に動揺してるのか押し返される音葉」
文香「(陸とラッキーを守りながら…」チラッ
間宮「『聖剣』だけあっても変身出来なければ、意味が無ぇだろう!」
陸「お母さん…!」
ラッキー「ワウッ!」
ビューン
間宮「何の音だ…?」
文香「まさか…!」
一希「はぁっ!(ワイヤーで吊りながら、ゴーカイガンを撃ち放つ音葉」ッターンッターン
間宮「九十九一希…!?」
一希「待たせた…」
文香「決着を付けたのですね…」
一希「あぁ…」
間宮「まひるを、自らの母親を…」
一希「それが『戦い』だろう…」
文香「一希、ちょっと困った事が…」
一希「困った事…?」
文香「『聖剣』だけが飛んできて、ソードライバーの土台が…」
一希「なら、ソードライバー無しで変身するしか無い…」
文香「どうやって…」
続く
78 : おやぶん   2024/03/22 22:09:51 ID:C8toUH7RBs
>>77
一希「『俺達』はその方法を知っている…」
文香「えっ…」
一希「『かつての仲間』と『伝説の後継者』が見せてくれたはずだ…」
文香「仲間と…」
『レンジャーキー、貸してくださぁい!』
文香「後継者…」
『俺達は「伝説の後継者」だぜ…!』
文香「ワンダーライドブック…!」
(何かを思い出したかのように握りしめる音葉)
一希「間宮、お前の相手は俺だ…!」
『ライオン戦記、この蒼き鬣が新たに記す、気高き王者の戦いの歴史…』
間宮「2人と一匹、守りながら戦えるのかぁ…?」ニタァ
一希「変身…!」
『流水抜刀、流水一冊!百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く!』
間宮「どうせ、葬るつもりだったんだ。ここでまとめて…!」
一希「お前だけはずっと気に入らなかった。幼なじみてのも嘘のようだしなぁ…!」
ガキィン(意地と意地が鍔迫り合う形でぶつかる音葉)
文香「出来た…!」
一希「はぁっ!」
間宮「うらぁっ!」
スパァン(鍔迫り合いから互いに斬り合う音葉)
一希「ぐっ…!(変身が解除される音葉」
間宮「疲れが残ってるみたいだな…?」
一希「しまった…」
陸「お父さん…!」
間宮「これで終わりだぁっ!(虚無を振りかぶる音葉」
文香「はぁっ!(烈火で再び受け止める音葉」
間宮「何っ…!?」
一希「分かったくれたか…」ニヤリ
文香「えぇ…!(その手には仮面ライダーキーになったセイバーが握られている」
間宮「何だよ、それ…」
文香「豪快チェンジ…!(鍵状にした仮面ライダーキーをモバイレーツに差し込み回す音葉」
『仮ぁ面ぇーんライダー、セイバー!』
間宮「ここまで、何でもありとはな…!」
文香「物語の結末は私が決めます…!」
(BGM:ALMIGHTY〜仮面の約束)
79 : 我が下僕   2024/03/22 22:13:11 ID:C8toUH7RBs
補足
仮面ライダーキー:ブレイブドラゴンのワンダーライドブックを『かつての仲間』がレンジャーキーを創り出す時と『伝説の後継者』がレンジャーキーを自らの力に戻す時の事をヒントにして創り出したモバイレーツ対応の変身アイテム。腰周りのソードライバーの土台は再現されているが、本物は百合子の近くにある
かつて、ゴーカイジャーとして『仮面ライダーオーズ』の各形態になって戦った事はあった
80 : ミスター・オールドタイプ   2024/03/22 23:11:58 ID:VtBND3FVUg
>>78
圭「いやはや、僕とした事が油断したよ」
麗「記憶から消えてたなんて圭さんすみません!!」思い出して急にやって来た
真奈美「バハトの娘に真っ先にやられたよ、擬態されていたから・・・」
信玄「俺は後ろからバッサリとだ・・・」
あやめ「私は戦いましたが直ぐに消されました・・・」
凌牙「まさか我々兄妹が・・・」
玲花「それだけあのライドブックが恐ろしい物なんですお兄様・・・」
P「剣士達も続々眼を覚ましたな・・・」
ヤーネフェルト「しかし、アンネさんは何処に?」
P「吸収されたのか?」
英寿「いや、アイツの事だ。何か悪だくみする気だろう・・・」
ヤーネフェルト「そうなると、嫌な予感がします・・・」
英寿「アンタらをお仲間の所に送った方が良いな、手を貸してくれ」
P「『神様』でもこの人数はきついか?」
英寿「こっちの方が効率が良いんでね」
P「しゃあねぇな!お前ら最終決戦だ!!現場に送ってやる!!」パチン!!
英寿「送り心地は約束出来ないがな!!ハッ!!」ゴーン!!
・・・
アンネ「此処は・・・」
ヒヨリ「ひっ!?」
ザビーネ「誰アレ・・・?」
ミケーネ「化け物・・・!?」
???「今一時の命を私が伸ばしてやろう。そして奴らに負けない力を与えてやろう」
声にエコーが掛かり聞き取れない
その見た目は禍々しいギーツキラーの様でありながら六つの尾が獣の顔をした狐の化け物の様に揺らいでいる
???「私の為にな・・・」
・・・
三人はロード・オブ・ワイスに近い姿で自我はそのまま。イデア・フェニックスはエレメンタルドラゴンの顔が禍々しいファルシオンで肩マントとワイスの羽と腰マント追加の見た目
82 : プロデューサーさま   2024/03/23 12:31:21 ID:7rjou01PwU
>>81
悲しい
83 : そなた   2024/03/23 12:40:29 ID:DFFQPSsyXI
>>80
文香「(とは言うものの…」
一希「陸、ラッキー、俺から離れるな…」
陸「うん…」
ラッキー「バウ…」
文香「(さっき、胸に浮かんだのは『厄災の文字』。つまり、私達『11人』のうち『自分以外の誰か』に何かが起きたということ…」
間宮「なんだ、あのオーラは…!?」
文香「(今のところは『戦隊とライダーのチカラ』で抑え込めてはいるけど…」
一希「(かつて、聞いてはいたが…」
(回想、『聖剣使い』としての戦いを終えた後の事)
一希「(しまった。久々に書いていたら、徹夜してしまった。休日とはよくないな…」
ガララッ
文香「きゃっ…(とっさに身体を隠す音葉」
一希「す、すまない!(すぐに後ろを振り向き扉を閉める音葉」
文香「ご、ごめんなさい…///」
一希「いや、その、こちらこそ…///」
文香「(一希もお風呂まだだったのね…///」
一希「(胸の辺りに浮かんでた星のマークはいったい…?」
ガララッ
文香「一希、もう大丈夫だから…」
一希「あぁ、悪い…」
文香「その、見ましたか…」
一希「いや、大事なところは隠れていたが…」
文香「胸の星マークは隠せていなかった…」
一希「それは『あの街』がかつて…」
文香「『厄災の棲み家』と言われていた頃の名残です…」
(回想終わり)
一希「(オーラが少し淀んでいる。『今の文香』は大丈夫かもしれないが…」
文香「(変身力を持たない、他の『煌めきの姫達』に何かあれば…」
間宮「まひるとケントはやられた。なら、俺もここまでか…」
文香「(くる…!」
間宮「俺だけでもお前を倒すっ…!」
・・・
百合子「文香さんに早く届けないと…」
(魔法の絨毯に乗って移動している音葉)
百合子「(ケントさん…」
(ケントの肉体は『聖剣』『ソードライバー』『ワンダーライドブック』諸共消滅した)
百合子「(おそらく、『児童養護施設』があった場所に…!」
84 : do変態   2024/03/23 13:54:38 ID:7rjou01PwU
>>83
ハンバーガー店
奈緒「大丈夫かよお前ら、今ぽわぁって・・・」
凛「大丈夫落ち着いた、それより加蓮は・・・」
加蓮「うぐぅ・・・」
奈緒「めっちゃグロッキー状態だな・・・」
凛「(数字は皆に連動してるから、誰かに何か合った?」
奈緒「お前らそう言えばこの前も同じ事あったよな?」
凛「あの時は確か・・・カーネイジの時!!」
・・・
蘭子「おのれ~我の神秘の魔眼に!!」ズキズキ
飛鳥「・・・何かマズい事が起きそうだね」ズゴゴゴゴッ
蘭子「ふん!愚かな悪しき者は我の煉獄にて・・・ちゅうううう!!」
飛鳥「相変わらずシェイク飲む下手だね・・・」
・・・
病室
卯月「痛かった~」
藍子「大丈夫?二人共?」
茜「何か!こう!カッ!!って光りましたね!!」
美穂「これってカーネイジとの時も光ってたよね?」
未央「うえぇ・・お茶こぼして火傷した・・・」
響子「あの時は私達と悪魔を卯月ちゃんに合体させた時だよね?」
藍子「そんな事したんですか?」
美穂「ギフ、ディアブロに次ぐ大悪魔だからね」
茜「そんな事が合ったんですね!!驚きです!!」
未央「確か三位一体で『黙示録の赤き龍』になったんだっけ?」
響子「一時的で解除したら元に戻りましたけどね・・」
卯月「お陰様で私は今もリハビリ中です~」
未央「反動で今も入院ってどんだけさ・・・」
美穂の悪魔『俺達はギフ由来の悪魔じゃねぇ、そいつの数字由来だ』
チョコボみたいな響子の悪魔『キー!!』
悪魔化したドラゴン『一時的なオーバーロード故の反動だ』
未央「お~こわっ」
85 : ご主人様   2024/03/23 13:54:38 ID:7rjou01PwU
>>83
ハンバーガー店
奈緒「大丈夫かよお前ら、今ぽわぁって・・・」
凛「大丈夫落ち着いた、それより加蓮は・・・」
加蓮「うぐぅ・・・」
奈緒「めっちゃグロッキー状態だな・・・」
凛「(数字は皆に連動してるから、誰かに何か合った?」
奈緒「お前らそう言えばこの前も同じ事あったよな?」
凛「あの時は確か・・・カーネイジの時!!」
・・・
蘭子「おのれ~我の神秘の魔眼に!!」ズキズキ
飛鳥「・・・何かマズい事が起きそうだね」ズゴゴゴゴッ
蘭子「ふん!愚かな悪しき者は我の煉獄にて・・・ちゅうううう!!」
飛鳥「相変わらずシェイク飲む下手だね・・・」
・・・
病室
卯月「痛かった~」
藍子「大丈夫?二人共?」
茜「何か!こう!カッ!!って光りましたね!!」
美穂「これってカーネイジとの時も光ってたよね?」
未央「うえぇ・・お茶こぼして火傷した・・・」
響子「あの時は私達と悪魔を卯月ちゃんに合体させた時だよね?」
藍子「そんな事したんですか?」
美穂「ギフ、ディアブロに次ぐ大悪魔だからね」
茜「そんな事が合ったんですね!!驚きです!!」
未央「確か三位一体で『黙示録の赤き龍』になったんだっけ?」
響子「一時的で解除したら元に戻りましたけどね・・」
卯月「お陰様で私は今もリハビリ中です~」
未央「反動で今も入院ってどんだけさ・・・」
美穂の悪魔『俺達はギフ由来の悪魔じゃねぇ、そいつの数字由来だ』
チョコボみたいな響子の悪魔『キー!!』
悪魔化したドラゴン『一時的なオーバーロード故の反動だ』
未央「お~こわっ」
86 : 彦デューサー   2024/03/23 20:09:00 ID:2yaRaP37FE
>>84
間宮「でやぁっ!」ガキィン
文香「ふっ!」ガキィン
陸「お母さん…」
一希「(『剣士』としての実力は文香の方が上だ…」
ラッキー「バウ…」
一希「(だが、押してるのは間宮の方だ…」ギリッ
間宮「はぁーっ!」
文香「(何か突破口があれば…」
間宮「俺が味わった苦しみはこんなもんじゃない…!」
一希「(そういえば…」
文香「貴方は父親を失ったと言ってましたね…」
間宮「あぁ、そうだ。鷺沢文香、お前とメギドの戦いに俺の父は巻き込まれた…!」
一希「(だとしたら…」
間宮「俺はあの日、父を失った。その記憶しか無い…!」
一希「(それが4年ほど前だとしたら…」
間宮「それで油断を誘うつもりだとしても無駄だぁっ!」ガキィン
文香「更に激しく…!」ガキィン
間宮「うらぁっ!」
一希「(助けたいが…」チラッ
陸「怖い…」
ラッキー「わふ…」
一希「(下手に助けを入れば、陸とラッキーが狙われかねない…」
(※急に間宮が向かってきてもいいようにゴーカイガンは構えている音葉)
百合子「文香さん!」
一希「百合子さん…!」
百合子「ソードライバーの土台部分が落ちてましたよ…あれ!?」
間宮「あれは『雷の剣士』、ケントも倒れたか…」
文香「(今だ…!」
百合子「一希さん。何で、文香さんは変身出来ているんですか!?」
一希「ワンダーライドブックをレンジャーキーに変換したから…文香!」
文香「私も同じ事を考えていました…!」
間宮「何を…くっ!」
(突如、文香に押し返される音葉)
間宮「いきなり、パワーが上がった…っ!?」
文香「変身した方のソードライバーに『聖剣』が残っててよかった…!」
(『火炎剣烈火』を二振り構える音葉)
・・・
ライダーキーのセイバーは飛来したモノとは別に『火炎剣烈火』を持っていた。これはライダーキーに創り変えるのに文香の記憶とリンクしたため
87 : プロちゃん   2024/03/23 20:42:56 ID:7rjou01PwU
>>86
百合子「烈火の二刀流!!」
一希「そして増援、勝負は優勢になったな・・・」
間宮「俺は終れない!!お前達剣士を全て消し!!ボスの理想を叶える!!」
文香「ボス・・・アンネさん達の理想とは?」
間宮「世界に痛みを与える!!死者の怒りを!!」
文香「なら私達はその全てを背負う!!貴方達の怒りも私達の深罪も!!」
一希「深罪の十字架、救えなかった重みを背負うからこそ・・・」
百合子「私達は手を伸ばし続ける!!」
間宮「なっ!?」
文香「ハァアアアア!!!」二振りの一撃が直撃する音葉
間宮「ゴォア!?ガァ!?」変身が解け膝を付く音葉
文香「もう止めましょう・・・あまりにも虚し過ぎます」変身を解く音葉
間宮「おれは・・・」
陸「!!」
間宮「それでも俺は!!お前達を!!」虚無を思い切り振る
文香「・・・」
一希「マズい!!」
ガキン!!
間宮「なっ!?」
文香「陸・・・」
陸「!!」烈火で虚無を押える音葉
88 : プロデューサーさま   2024/03/23 21:43:23 ID:DFFQPSsyXI
>>87
陸「もう、いいんだよ。『僕』…」
文香「なっ…!?」
百合子「えっ…!?」
ラッキー「バウ…!?」
間宮「『僕』…?」
一希「やはりな…」
文香「どういう事なの、一希…?」
一希「間宮が父親を失った話を聞いてて、引っかかる部分があった…」
百合子「引っかかる…?」
一希「見た目から間宮の年齢を想像するに、俺や文香より少し年上くらいだろうと過程しても…」
文香「しても…?」
一希「父親と一緒に行動するのは珍しいものだなって…」
百合子「まぁ、ステレオタイプな話にはなりますが…」
一希「それに思い出した事もある。一度、英雄さんに『メギド達被害によるの犠牲者』の一覧を見せてもらった事があってな…」
間宮「まさかっ…!?」
一希「『間宮』という人間は存在した。夫婦で…」
文香「それじゃ、間宮さんはご両親を…」
一希「それだけじゃない、父親の年齢がやけに若かった。確か、30代の前半だった…」
百合子「それと陸くんに何の繋がりが…あっ!」
一希「気付いてくれたか…」
文香「そういう事なんですね…」
陸「うん…」
一希「『陸』と『間宮』は1人の人間だ…」
間宮「なら、何故…」
ラッキー「ワウ…?」
間宮「何故、俺は大人なんだ…」
一希「『陸』にとって、一番『間近』な大人の姿…」
百合子「それって…」
文香「お父さん…」
一希「『間宮陸』の父親そのものだ…」
間宮「俺は何故…!?」
陸「この施設から抜け出した日があった…」
続く
89 : 師匠   2024/03/23 22:01:37 ID:DFFQPSsyXI
>>88
文香「えっ…」
陸「その時、立ち寄った公園で『あの本(アメイジングセイレーンのワンダーライドブック』を拾ったんだ…」
一希「だが、『無銘剣虚無』はストリウスとの戦いの後は行方知れずだった…」
陸「2年前に施設のみんなで海に行った日に『剣(無銘剣虚無』も拾った…」
間宮「そうだ、気付けば俺は砂浜に居たんだ…」
百合子「そこで『2人』に分かれた…」
間宮「その後だった。まひるに出会い、盟約を交わした…」
文香「アンネや百合子さんのボーイフレンドとは…」
間宮「ケントはまひるから紹介された。アンネは最後だな…」
一希「無銘剣とワンダーライドブックを複製して、他の『聖剣使い』を襲った…」
陸「僕は、僕としての記憶を失っていた…」
文香「恐らく、私達に対する復讐の心が…」
百合子「分裂した事で陸くんから失われていた…」
ラッキー「クゥーン…」
間宮「俺は『アメイジングセイレーン』の力を使い、文香達の記憶を改ざんした…」
一希「おそらく、他の仲間と共謀して『聖剣使い達』を消失させたのだろう…」
百合子「だから、他の聖剣使い達の記憶が…」
間宮「いいのか、『陸』…」
陸「えっ…」
間宮「『お前』が『父と母』と呼んだ2人は『本当の両親』を守りきれなかったんだぞ…」
文香「それは…」
陸「記憶が無かったとしても…」
一希「陸…」
陸「『2人』は僕たちを守り、育ててくれた。その事に変わりはないよ…」
間宮「っ…」
百合子「貴方もそうやって、陸くんを見守っていたんじゃないんですか…?」
続く
90 : 箱デューサー   2024/03/23 22:11:26 ID:DFFQPSsyXI
>>89
間宮「そうか、そうだよな…っ!?」
(『間宮』と『陸』の身体が塵のように消えようとしている音葉)
一希「間宮、お前…!?」
間宮「俺達の盟約は『失敗は消えるのみ』…」
文香「陸…!?」
陸「ありがとう。お母さん、お父さん…」
百合子「ケントさんの持っていたのも消えたけど…」
間宮「『本物』は複製した後にアンネと交換した…」
一希「サヨナラか…」
陸「きっと、またどこかで会える…」
間宮「アンネの持ってる本物を破壊すれば…」
(そう言い残して消滅する音葉)
ラッキー「くぅーん…」
文香「ラッキー…」
P「あり、俺だけ飛ばし間違えた…?」
百合子「叔父様…?」
P「おう、百合子。それに一希と鷺沢まで…」
一希「他の聖剣使い達を助けてくれたのか…」
文香「ありがとうございました…」
P「超回復(キュア)」パチン
百合子「傷が癒えていく…」
一希「体力も戻ってきた…」
文香「どうしたんですか…?」
P「まだ、杏奈を取り戻せていない…」
百合子「そういえば、無銘剣の本物を持たせてるって…」
一希「そういう事なんだな…」
文香「なら、一緒に向かいます…!」
P「犬はウチの人に任せるか…」パチン
ラッキー「わふっ!?(フィンガースナップで所家に送られる音葉」
P「それじゃ、3名追加でいくぜ…!」パチン
91 : 監督   2024/03/23 22:59:10 ID:7rjou01PwU
>>90
破滅の塔が建っていた場所の跡地
文香「やっぱりここだったんですね・・・」
一希「全ての始まりか・・・」
百合子「アソコに・・・!!」
後ろ姿で佇むアンネ
アンネ「全てはあの日が始まりだ・・・」振り向く音葉
文香「私達はストリウスを倒しとグリモワールライドブックを破壊した」
アンネ「そうだ、そして杏奈が偶然欠片を拾った、恐らく彼女の義務感だろうな。それか」
一希「全知全能の書のシナリオ通りと言いたいのか?」
百合子「杏奈ちゃんを、私の親友を帰して!!」
アンネ「勘違いしては困る、杏奈は自ら私に体を貸した!!」
百合子「嘘だ!!」
杏奈「嘘じゃないよ百合子さん・・・」切り替わる音葉
文香「杏奈ちゃん?」
一希「何でだ?」
杏奈「私が小さい時からずっと傍に誰か居る感じがした・・・それが最初は分かんなかっただけど・・・」
悠利(外套)「バハトに会ってある種の想いを感じたんだろ?」
文香「悠利さん?」
一希「いや、ユーリか?どっちだ?」
杏奈「うん・・・それで、あの時」
百合子「欠片を拾ったの?」
杏奈「確信は持てなかったよ、でも成功できた」
アンネ「最初は肉体の主導権を奪い完全な受肉をしようと思ったさ」
文香「だけどしなかった・・・」
アンネ「そうだ、彼女は自ら精神の奥に引き籠り、私に主導権を譲った・・・」
続く
92 : エビさん   2024/03/23 23:13:08 ID:7rjou01PwU
>>91
アンネ「それから4年、私は準備を整えた・・・同志を集め、新たなライドブックを複製し」
文香「陸達と出会ったのも・・・」
アンネ「私が敢て虚無を置いたのさ、まさか人格の分離が発生するとは思わなかった」
一希「まひるとは母さんとは何時であった」
アンネ「計画を練って居る時にヒヨリの警戒網を突破して現れたのさ、驚いたさ」
百合子「・・・」
アンネ「しかし、結局計画は失敗だ。あの子を侮り過ぎた、まさか3歳児に足元を掬われるとは・・・」
文香「もう止めましょう。やり直せば・・・」
アンネ「いいや、それでも終われない・・・私達は『死者』。祀ろなぬ霊!!我々は未だ眠らない!!」
『ゼロ・フェニックス・・・』『インフィニティ・フェニックス・・・』
『ゲット・・・』
アンネ「死者の叫びを増怨を怨念を聞け!!剣士共!!」
『・・・抜刀』
アンネ「変身!!」
『イデア・フェニックス』
『生と死、無限と夢幻、再生と破壊、二つの神獣の相反する二重螺旋が世界を虚無と混沌に誘う!!』
アンネ「これが最終決戦だ!!来い聖剣士共!!私達を止めて見ろ!!」
後ろからロード・オブ・ワイスの3人が出現する音葉
文香「救おう、彼女達は眠らせないと・・・」
一希「あぁ母さんとの約束だ・・・」
百合子「コレが終わったら説教だよ杏奈ちゃん!!」
後ろから続々と聖剣士達が現れる音葉
タッセル『頼むよ剣士達。これ以上あの子達を苦しめないであげてね。ゆっくり眠らせてあげてね・・・』
93 : 変態大人   2024/03/24 06:09:27 ID:/HaW2uKiGk
>>92
文香「いくわよ、一希…!」
『烈火抜刀!』
一希「あぁ…!」
『流水抜刀!』
百合子「杏奈ちゃん、アングラに触れすぎだよ…」
『黄雷抜刀!』
真奈美「ようやく、こずえに会えると思ったが…」
『一刀両断!』
圭「さて、いこうか…」
『銃剣撃弾!』
悠利「飛んだ、復帰戦だが…」
ユーリ『悪くない…!』
『最光発光!』
凌牙「いくぞ、玲花…」
『界時逆回!」
玲花「えぇ、お兄様…!」
『狼煙開戦!』
ヤーネフェルト「街のケアは『写し見の剣士達』が担います…!」
『ジャアクリード!』
トモ「デザスト、本当に変身するんですか…?」
『双刀分断!』
デザスト「誰の為だと思っていやがんだよ…」
トモ「えっ…///」
『骸骨忍者伝、かつての宿敵(てき)は今日の戦友(とも)、冥府の術で魑魅魍魎!』
『変身!』
デザスト「変身…!」
『骸の咆哮!忍の残香!黒嵐渦巻く百鬼夜行!骸骨忍者伝!』
P「それじゃ、俺達は…」
英寿「ラスボスの方に向かいますか…!」
・・・
(海理音市、百瀬珈琲店前)
レイナ「また、目茶苦茶になってる…」
ユキナ「店内が無事でも、これは…」
暁「行かなくて良かったのかな…」
悠利(外套)「流石にPも行かせられないって判断したんだろうよ…」
【それが師の判断だ…】
レイナ「何、しれっと居るんだよ。オーマジオウ…」ビシッ
あきら「あれ…?」
にちか「どうかしたんですかー?」
景和「そういえば…」
祢音「海美ちゃん、居なくない…?」
道長「帰ったんだろう…」
にちか「あっ、まさか…!」
・・・
海美「見つけた…」
海美BV『(何で、尾行てきちゃったの…?』
海美「何とかしてもわらなきゃ…」









『貴女とふーちゃんを帰してあげないと…!』
94 : プロデューサー様   2024/03/24 06:24:40 ID:/HaW2uKiGk
補足
Pのカイズパワーは戻りきっていない。回復のキーマンとして海美が登場する
95 : 変態お化け   2024/03/24 10:53:12 ID:8mA1jn7p8E
>>93
英寿「見つけたぞ周子・・・」
???「あらら~気付かれたか~」
P「お前本当に塩見か?雰囲気が違うな・・・」
???「そうだよ。今の私は獣だからね・・・」
英寿「大人しく帰るってのはお前としては無いようだな・・・」
???「まだまだ享楽を味わいきって無いからね・・・」
P「悪いがお前の意思は聞いてない」パチン
???「フッ」手を伸ばす音葉
P「反応しない、いや掻き消した!!」
英寿「お前も『創世の力』を・・・」
???「この力が自分だけと思わない事だね兄ちゃん」ニチャ・・・
P「力付くで連れて帰るか・・・」
英寿「元々そうする積りだからな・・・」
???「悪いけど、今日はこいつ等と遊んでよ」
影から出て来るXギーツとギーツキラーの複製
P「あの糞面倒臭い奴らか・・・!!」
英寿「待て周子!!」set!ignition!
???「昔みたいに呼んでよ兄ちゃん、『シュウ』ってね・・・」
闇に消える音葉
・・・
アンネ「ウラァアアアア!!!」波動が出る音葉
真奈美「前よりパワーアップしてる!!」
文香「何が合ったんですか・・・!?」
百合子「アッチも尋常じゃないです!!」
ミケーネ「その程度で私を止めれるとでも!!」
凌牙「剣神と同じか!!」
玲花「援護します!!」
圭「彼女の旋律が滅茶苦茶だ・・・」
一希「だからこそ、止めないと!!」
ヒヨリ「辛いですよね?苦しいですよね?だから消えて下さい!!」
ヤーネフェルト「辛いのは貴女方でしょうに・・・」
悠利「こんな子供に復讐心が芽生えるなんて・・・」
ユーリ『この子達はあの時の件が無ければ優秀な剣士になる筈だった・・・』
ザビーネ「師匠の狂乱で私達は死んでしまった・・・」
トモ「そんな過去が・・・」
デザスト「ハッ!!あの時にそんな事が合ったのかよ!!」
トモ「他人事見たいに!!」
デザスト「他人事だからな!!」
96 : 我が友   2024/03/24 18:41:47 ID:tSY/4v/X.M
>>95
トモ「そういうとこが貴方らしいですが!」
デザスト「はっ、言ってくれるね!」
ザビーネ「ぐっ…!」
百合子「ケンカップル…?」ポカン
圭「それだけ、想いが溢れているんだろう…」
一希「はぁっ!」
ミケーネ「うらぁっ!」
凌牙「あの見た目…」
玲花「かつての戦いを思い出しますね…」
真奈美「誠司が代わりだったからな…!」
ヒヨリ「おりゃぁーっ!」
ヤーネフェルト「刺突の剣撃をここまで…」
悠利「まるで『撃たれて』いるみたいだな…」
ユーリ『耐えろ、百瀬…!』
???「ハロー、文香ちゃーん♪」
文香「周子さん…!?」
???「『11人』の中の『誰か』に異変は感じてたと思うけど…」
文香「まさか『貴女』だったとは…」
???「シューコちゃん、1人だけじゃ寂しいなぁ…」
一希「(ティン)耳を傾けるな、文香!」
???「という事で同じ『厄災』のよしみ、協力してね…」パチン
文香「っ…!?(クロスフレイムバイザーの輝きが無になる音葉」
???「さて、止められるかな…♪」パチン
文香「・・・(クロスフレイムバイザーが無から淀んだ黄色に輝く音葉」
百合子「しまった、叔父様は…っ!?」
・・・
(文香達から少し離れた場所)
P「ぐっ…」
英寿「やはり、まだ体力が…」
P「40代後半は消費が早いが、回復は遅いな…」
英寿「さて、どうするか…」
P「まずい、厄災に操られた鷺沢が向かってくる…!」
英寿「周子…!?」
「させないっ…!」
(文香の前に立ちはだかり、吹き飛ばす音葉)
文香「・・・」
(操り人形同然なので、ダメージ量に関係なく立ち上がる音葉)
???「チッ、いつの間に…」
P「海美…?」
海美「大丈夫、P先生…?」
(その瞳は『青と紫』の2色に輝いていた)
P「後で話をさせてくれよ…」
海美「分かった…」
英寿「くるぞ…!」
97 :   2024/03/24 22:55:00 ID:8mA1jn7p8E
>>96
海美「さぁ~って!!先ず一気に決めちゃうよ!!」
胸をドンドン叩く音葉
海美「アタシ達が燃えれば燃える程!!無敵だ!!」
懐からエクスバーナーバックルを取り出す音葉
『SET BURNING』
海美「行くよ!!マキナ!!」
『OVER EXPOSION』
『EX BURNER』
海美「先ずは目覚めの一発!キツイのお見舞い!!」
『READY FIGHT』
海美「ただし火傷注意だけどね!!」
文香「・・・」
・・・
愛梨「あっ!!居た居た~イヴちゃん~」
イヴ「あっ!愛梨さん~」
愛梨「相変わらずダンボールハウスなんだね~」
イヴ「聖夜以外は暇なんです~」
愛梨「じゃあそれ以外のお仕事お願いできる~?」
イヴ「何ですか~?」
愛梨「イヴちゃんは『数字持ち』で唯一の数字の力を反転出来る存在」
イヴ「そうらしいですね~聖さんがそう言ってました~」
愛梨「だから、『厄災』を反転させる力で助けて欲しいんだ~」
イヴ「おぉ~分かりました~場所は此処で良いんですね~」
ブリッツェン「ぶも」
イヴ「行ってきますね~」
愛梨「頼んだよ~」
98 : 高木の所の飼い犬君   2024/03/25 00:45:38 ID:1au.5/SJYU
>>97
英寿「周子の相手は俺がする…」
P「頼む、俺は回復の糸口を見付ける…」ハァハァゼェゼェ
英寿「戻ってきた時は、そこまで疲れていなかったよな…?」
P「回復しかけてた体力を鷺沢、一希、百合子の体力を回復させるのに使っちまったからな…」
英寿「結果的にそれで…」
P「手前の首を絞めかけてるのがなぁ…」
(視線の先には海美と対峙している文香の姿)
英寿「炎vs炎…」
P「『戦闘術』と『適合者』なら、性質の違いで勝負になるんだが…」
英寿「高坂海美を『適合者』の領域に入れたのは間違っていたか…?」
P「いや、そうじゃない。デザイアグランプリの頃までは海美も俺と同じで『無理矢理』纏わせているようなもんだった…」
英寿「それじゃ、何故…?」
P「『平行世界の高坂海美』に『適合者の素質』があったという事だろう…」
英寿「なるほどな…」
P「『瞳の色』が片方異なっていた。それに変身シークエンスも自然にこなしていた…」
英寿「それが足を引っ張る…」
P「可能性もある…」
・・・
海美「いっくよー!(右手を思い切り引く音葉」
文香「・・・(烈火を構える音葉」
海美「『フレオバースト』!(Pのライトニングレグルスを模した、海美ライダー形態の得意技」
文香「・・・(烈火に放たれた炎を纏わせ、炎状の飛ぶ斬撃にしてカウンターを放つ音葉」
海美「え、ちょっと待って…あぁっ!?(予想外のカウンターに防御する間も無い音葉」
・・・
P「あちゃー…」
英寿「『平行世界の高坂海美』は…」
P「『戦い慣れ』はしていないだろうな…」
・・・
補足:『超ビーチバレー世界』の人間で戦い慣れしてしまっているのは『仁義ない世界』や『ハスター』との戦いを経験した風花(BV )のみである。Pとアザトースの最終決戦に巻き込まれる形だった為、それは参考には出来ていない
99 : レジェンド変態   2024/03/25 06:34:02 ID:8uGmM5qZCA
>>98
ツムリ『英寿、Pさん』
P「その声はナビゲーターか」
英寿「どうした?」
ツムリ『周子のビーストⅣの反応ロスト、逃げられました』
P「塩見め、油断したぜ」
Xギーツ「悪いけど今やられる気はないんよ」
英寿「シュウ、答えろ。何故お前はビーストになった!あれだけ嫌がっていたお前が」
ギーツキラー「最初はそうやったよ。でもねぇ・・・」
P「でもねぇって何だ!」
Xギーツ「獣になってる最中に『観えた』んよ。人類の3つの結末がね・・・」
ツムリ『3つの結末・・・?』
P「なんだそりゃ?」
ギーツキラー「一つ、世界から時間さえ止まった世界」
Xギーツ「二つ、植物の反乱により世界から追放された世界」
???『三つ、世界が漂白された世界』
英寿「・・・」
ツムリ「植物・・・まさか」
・・・
イヴ「ブリッツェン急いで~」
イヴ・サンタクロース、闘魂注入、鞭が飛ぶ
ブリッツェン「ブモー」
・・・
3つ結末は
1つがグリオンの黄金の世界
2つがゴッドジャマトに滅ぼされ電脳世界に逃げた世界
3つがゼインに全てが漂白された世界
である
100 : Pーさん   2024/03/25 06:47:21 ID:8uGmM5qZCA
>>99
補足
ビーストになった理由が人類の未来を守護する為に今を壊すと言う行き過ぎた人類愛が原因
101 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/25 07:55:53 ID:CWbjyy04zQ
>>99
P「塩見、お前は重要な前提を忘れている…」
Xギーツ「前提…?」
P「この世界を誰が『管理』していると思う…」
ギーツキラー「P先生だけじゃ守りきれないから『観えた』んだよ…」
P「この俺が戻ってきて、そんな事はさせない。俺は『キングオブブラッド』だから…!」
英寿「おいおい、オーラが跳ね上がってるよ…」
P「その未来は俺が『居ない時』か『大人しくしちまってる時』に観えたもんだろうなぁ…」
Xギーツ「何が言いたいのさ…?」
P「やはり、俺は前線に出てナンボという事だ…!」シュバッ
ギーツキラー「どこに…!?」
英寿「そういう事だ、シュウ。ここからがハイライトだ…!」
・・・
海美「あれ、何で…?」ポカン
P「選手交代だ、海美…」
海美「P先生…?」
P「『拘束(バインド』…」パチン
文香「(動きを止められる音葉」
P「海美、俺の目を見てろ…」
海美「う、うん…///」
P「『LINK(リンク』…」
(Pと海美の精神世界)
海美BV「ここは…」
P「ここは俺と海美、『3人の精神世界』…」
海美「そうか、先生には分かっちゃうよね…」
P「まさか、『平行世界』の方の海美に『適合者』としての素養があったとはな…」
海美BV「私の方も色々、言いたい事はあるんだけど…」
P「お、おう…」
海美「今はどうしたら、いいの…?」
P「鷺沢はこの後、来る奴がどうにかしてくれる。俺が何とかしたいのは塩見と杏奈だ。その為には…」
海美BV「どうするの…?」
P「すまん、海美。吸血させてくれ」
海美「分かった!」
海美BV「は、はぁ!?///」
海美「でも、人払いはしてね。流石に見られながらは恥ずかしい…///」
P「あぁ、分かった…」
海美BV「吸血鬼の王って本当だったんだ…」
・・・
P「さて、復活…!」
海美「マイティセーラーでいくよー!」
続く
102 : 下僕   2024/03/25 08:08:42 ID:6NRkg7hJkE
>>101
海美BV『なんか、変な感じ…///』
P「(後は『平行世界』の方の海美が体質変化しない事を祈るばかりだが…」
パキィン
文香「(『拘束』を解除した音葉」
海美「P先生の『拘束』が…」
P「おそらく、塩見だな。どこかで『高みの見物』を決めているのかもしれん…」
・・・
ギーツキラー「悪いけど、そう簡単にやられるシューコちゃんじゃないんだよね…」
英寿「流石に『1vs2』はキツいと思ったが…」
Xギーツ「まだ、余裕そうに見えるよー?」
英寿「そろそろ、戻ってきてもらいたいがな…」
・・・
P「そろそろ、何とか出来そうだが…」
海美「どうするの…?」
P「タダで何とか出来るほど、甘くはない…!」
海美BV『見てれば、分かるよ…』
P「そこで一時的に協力してもらうぞ、『Release(リリース』」パチン
海美BV「えっ…!?」
(服装はアナザーカラーのマイティセーラー)
海美「分かれた…?」
P「いくぞ、超バレーボールの大技だ…!」
海美「了解!」
海美BV「え、何がどうなって…!」
P「俺がトスをする、2人で叩き込め…!」
海美「大丈夫、思考をリンクさせれば…!」
海美BV「あー、もう分かった!」
・・・
あねね「海美ちゃんが2人…?(物陰から見ていた音葉」
・・・
イヴ・サンタクロースはリュージソウル持ちだったか←
103 : Pサン   2024/03/25 10:28:41 ID:TLLcxKmae.
>>102
トモ「合わせて!!」
デザスト「テメェが合わせろ!!」
必殺読破!!
「「カラミティストライク!!」」
高速連続攻撃の猛襲がヒットする
ザビーネ「くっ・・・うぅ・・・」
月光黄雷抜刀!!
百合子「とどめ!!」
ザビーネ「ぁぁ・・・あっちゃん、先に行ってるね・・・」砂の様に崩れる音葉
百合子「・・・ふぅうぅうう」後味悪い顔になる音葉
ミケーネ「ザビーネ!!」
玲花「今です!!お兄様!!」
凌牙「合わせろ玲花!!」
狼煙霧虫!!一時一閃!!
二人で合体の一閃を喰らわせる音葉
ミケーネ「ぐぁああああ!!リー・・ダー・・・」手を伸ばすもそのまま崩れ去る音葉
凌牙「眠れ、ただそれだけだ」
玲花「剣士達の罪は剣士達が背負う物です・・・」
ヒヨリ「あぁ・・・あぁああ」
一希「今だ!!」
必冊氷結!!
一希「ブリザード・ブレイズ!!」
ヒヨリ「あっ・・・」凍り付き粉砕される音葉
一希「フゥ・・・苦しい闘いだった」
アンネ「残るは私だけか・・・だが!!終われんのだ!!」
必殺黙読!!
アンネ「冥轟破砕撃!!」虚無を突き立て地面各地から爆発が起きる音葉
・・・
シュウ「あのオッサン。本気みたいやね」
シュウ「でもね、アンタじゃ絶対にゴッドジャマトは殺せない・・・」
『観た』ヴィジョンを思い出す音葉
シュウ「だからこそアタシが『審判』を下す、ゴッドジャマトの脅威から世界を護る為に」
・・・
ジャマト・アウェイキングの結末知ってるとPはゴッドジャマトを殺せないと気付いた
104 : ボス   2024/03/25 10:48:34 ID:tgqDtTZgAQ
106 : へっぽこ大名行列   2024/03/25 20:28:21 ID:Jf8ouEAKRg
>>105
ワロタ
107 : 変態大人   2024/03/25 20:44:08 ID:TwO9Irh.Qo
>>103
海美/海美BV『ビッグバンズバリボー!』
(巨大な球体状のエネルギー弾をぶつける音葉)
文香「(エネルギー弾が大きすぎて烈火で捌ききれずに吹き飛ぶ音葉」
海美「で、文香さんは何とか出来るんだよね?」
P「それをやるのは俺じゃないがな…」
海美BV「でも、『アレ』だけで倒れるとは…」
P「それもそうなんだよな…」
文香「(何の事もなく立ち上がる音葉」
P「ダメージは入っているだろうけど…」
海美「元に戻ったら、一気にくる感じだよね…」
海美BV「それでも、何とかしよう…!」
P「俺は英寿を援護してくる。何かあれば…」
海美「任せて、すぐに伝えるから…!」
P「じゃあ、頼んだぞ…!」シュバッ
海美BV「『この世界』はいつも、こうなの…?」
海美「『ここ1年』くらいは比較的、平和だったけどなぁ…」
・・・
ギーツキラー「来たね、P先生…!」
P「(なんだ、速く動ける…!?」
ギーツキラー「てやっ!(大剣を振るう音葉」ブゥン
P「なんのっ…!(エンドナイフで対抗する音葉」ビュンッ
スパァン(ギーツキラーの大剣が鋭く斬り割かれる音葉)
ギーツキラー「えっ、折れた…!?」
P「一体、どうなって…っ!?」
ギーツキラー「だけど、再生なら出来る…!」
P「なんだ、おかしいぞ…」
英寿「エンドナイフ単体にあそこまでの威力があったか…?」
Xギーツ「余所見はいかんよ、兄ちゃん!」ブゥン
英寿「それはすまなかったな!」ガキィン
P「なんか、じっとしてられないぞ…!?」
ギーツキラー「一体、どうなってんの…!?」
P「仕方ない、使い魔を使おう。疾やがれ『アルナスル・ウミミウム』!」
ウミミウム『ウミミーン!(辺り一帯に衝撃波を撒き散らす音葉』
英寿「何だ…!?」
Xギーツ「うわっ、耳に響く…!?」
P「何だ、もう急におかしくなった…!?」
ギーツキラー「暴走してる…!?」
続く
108 : Pしゃん   2024/03/25 20:57:03 ID:TwO9Irh.Qo
>>107
P「『ウミミウム』を召喚んでから、身体の疼きは収まったが…」
英寿「おい、どうした…?」
P「俺にも分からん、急に鼓動が速くなってきたというか…」
英寿「Pさん、カイズパワーを何で回復した…?」
P「吸血だが…」
英寿「それかもな…」
P「え…!?」
英寿「『高坂海美』の血が、今のアンタに活力を与えている…」
P「海美は同じ吸血鬼だぞ…」
英寿「忘れたのか、『今の高坂海美』は…」
P「あっ、そうか…」
・・・
海美BV「うん…」ムズッ
海美「どうかしたの…?」
海美BV「なんか、左の首元がムズムズする…」
海美「ちょっと、見るね…あっ」
(海美BVの首元に噛まれたような跡が付いてる音葉)
・・・
(所家リビング)
恵美「なんか、急に調子が変になってきた…」
琴葉「大丈夫、恵美…?」
千鶴「熱があるわけでは無いようですが…(額に触れる音葉」
恵美「なんだろうね、身体が沸々としてくるような…」
伊織「何かやらかしてるとすれば…」
紬「P兄ちゃんやいね…」
恵美「多分、アタシの知らないとこで『吸血』したんだ…」
・・・
海美「私の左の首元、見てくれる…?」
海美BV「なんか、噛まれたような跡が…」
海美「さっき、P先生に吸血された時だね。同じ跡が付いてるもん…」
海美BV「えっ…///」
・・・
Xギーツ「ええい、やかましい!」
ギーツキラー「くらえ!」
(飛ぶ斬撃を2人して飛ばす音葉)
P「しまっ…!」
英寿「いや、多分通さない…」
ウミミウム『ウミミーン!』
(衝撃波でかき消す音葉)
・・・
あねね「きゅー…(ウミミウムの嘶きで気絶してる音葉」
???「おや、こんな所に。海美ちゃんに似てるなぁ…?」ニヤリ
109 : 3流プロデューサー   2024/03/25 22:57:15 ID:ZRNWip925E
>>108
ボーンボーンボーン!!
一希「ぬぅああああ!!」
百合子「きゃぁああ!?」
アンネ「ハッハハハハ!!!その程度が剣士共!!」
真奈美「無差別爆発か!!」
圭「何と膨大なエネルギーなんだ・・・」
トモ「これが再生と破壊の相反する力・・・」
全員変身が解ける音葉
アンネ「我等の同士の無念を全て・・・ん?」
シャンシャンシャンシャン
・・・
P「うぉおおお!?!?」しがみ付く音葉
英寿「フォートレス級ジャマト以上のエネルギーだな・・・」足元に創世の力を流す音葉
Xギーツ「この馬鹿デカいじゃじゃ馬・・・!!」剣を刺し耐える音葉
ギーツキラー「ほぼ暴走に近いやん!!」同じく
P「流石の俺もヤバいと思う・・・!!」
英寿「さてどうするかね・・・」
シャンシャンシャンシャン
P「この時期離れなベルの音は!!」
Xギーツ「まさか・・・!!」
シャンシャンシャンシャン
・・・
アンネ「何だあの空飛ぶ鹿は・・・!?」
百合子「アレはトナカイです・・・」
アンネ「何?トナカイは空想の生き物の筈だ・・・!?」
ヤーネフェルト「昔の人はどんな教育を?」
ユーリ『実在して居たのかトナカイ・・・』
悠利「マジかよ・・・」
続く
110 : 毎日変態   2024/03/25 23:09:51 ID:ZRNWip925E
>>109
シャンシャンシャンシャン
ブリッツェン「ブモーブモー・・・」ゼェハァゼェハァ
イヴ「現場に到着~それじゃあ早速~」
橇が円形を描くように回り始める音葉
・・・
Xギーツ「アカン・・・」
P「何がアカンだ」
・・・
海美「えっ!?何々!?」
海美BV「季節外れのサンタさん?」
文香「・・・」
・・・
DG控室
ツムリ「えっ!?この膨大な聖なる力は!?」
・・・
教会学園理事室
クラリス「えっ!?イヴさんが!?」
聖「大変です!?」
教員「理事に理事長何が大変なんです?」
クラリス「イヴさんは『厄災の数字』所謂『負力』を反転させ『正力』に変えれます」
聖「ただ総力が元々私と同等に合って、出力が・・・」
クラリス「簡単に言いますと、出力調整が出来てないので・・・」
聖「溢れるエネルギーは・・・」
クラリス「・・・Pさん、アーメン」
教員「考えるのを放棄ですか!?」
・・・
イヴ「ハァ~イ、反転出力『白夜の聖典』~発動で~す」
その時世界が真っ白になった
111 : 高木の所の飼い犬君   2024/03/26 00:48:25 ID:mo0Kbm/HdI
>>110
ギーツキラー「ぐあぁぁぁっ!?」
Xギーツ「流石にこれは…!?」
P「ぎやあぁぁぁぁぁぁっ!?」
英寿「おい、しっかりしろ!」
ウミミウム『ウミミーン!(Pの中へと戻っていく音葉』
・・・
???「『X』と『キラー』は消えちゃったか…」
あねね「きゅー(特に影響の無い音葉」
???「それじゃ、シューコちゃんは影響の無い所に戻りますか…」
(深い闇に戻り、やり過ごす音葉)
・・・
海美「あぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
海美BV「え、何、どうしたの!?」
海美「私は吸血鬼だから、『浄化の光』に弱いの…」
海美BV「つまり、それって…」
海美「このままだと、『消滅』する…」
海美BV「そんなの、ダメだよ!(海美の手を取る音葉」ガシッ
海美「どうするの…?」
海美BV「さっき、P先生は…」
P『一時的に協力してもらうぞ…』
海美BV「って言ってた。つまり、私達を戻す技がある…」
海美「それはそうだけど…」
海美BV「それを応用するの。一時的に私の中に貴女を入れる…」
海美「分かった、やってみよう…」
海美BV「タイミングを合わせればいいよね…?」
海美「うん…」
海美BV「いくよ、せーの…」
海美BV/海美『Fusion…!』
・・・
P「このままだと、消滅するだけだ…」
英寿「どうするんだ。とは言っても…」チラッ
イヴ「あれ、止まらない!?」
英寿「止まる気配は無さそうだが…」
P「こうなったら、賭けだ…!(ディケイドアダプターを取り出す音葉」
英寿「無茶だ、『平行世界』とはリンクが切れてる…!」
P「『オーロラカーテン』を出して、一時しのぎが出来ればいい…!(ロストをセットする音葉」パチン…カシャン
英寿「仕方ないか…」
P「どうせ、出力は半分だ。どこにも行けやしないさ…」ディケイド
(そういって、オーロラカーテンをくぐらせる音葉)
続く
112 : 師匠   2024/03/26 01:02:58 ID:mo0Kbm/HdI
>>111
(その時、特に起こってもほしくない『ミラクル』が発動してしまった。と同時に『白夜の聖典』の効果が切れた…)
・・・
(所家)
恵美「今のはいったい…?」
(Pがカヨコに付けていた『サダルメリク・ダーブル』によって、守護られた音葉)
・・・
(百瀬珈琲店)
暁「今のは…」
ヴリトラ『分からんが…』
【浄化の光に近かった。師が心配だ…】
・・・
文香「ふみっ…?」
一希「大丈夫か、文香…!?」
文香「一希、私はいーったあーっい!?」
百合子「文香さん…!?」
文香「なんか、急に身体のあちこちが痛いのですが…」
英寿「それは俺から説明しよう…」
・・・
P「砂浜…?」
(何故か、眼前に広がる砂浜と海)
P「俺は『破滅の塔』の跡地に居たはず…」
紗代子「P先生!?」
P「紗代子…?」
奈緒「大変なんです!」
P「(待て、紗代子が『先生呼び』するって事は…」
紗代子「どうしよう、海美と風花さんが…」
奈緒「多分、『そっちの世界』に行ったんじゃないかと…」
P「そうだな。海美と風花は長いこと『俺の世界』に居るぞ…」
紗代子「え…!?」
奈緒「長いことって…?」
P「風花は半年以上も目を覚ましていないし、海美に至っては今日きなってようやく会えたんだが…」
紗代子「時間の流れ方が違ってる…?」
奈緒「意味が分からへん…」
P「『こっちの世界』の今日の日付はいつだ…?」
紗代子「『2023年』の…」
奈緒「『8月10日』ですけど…」
P「え、俺…」










『タイムワープしてる…?』
113 : ご主人様   2024/03/26 06:41:31 ID:RJmqi.7KVU
>>112
全員グロッキー状態
アンネ「何だ・・・今の馬鹿げた力は・・・!?」
杏奈『多分、正の力だね』
アンネ「くっ!イデア・フェニックスの力をフルに使わなかったら危うく浄化されていた!」
文香「まだ諦めませんか・・・?」
アンネ「当然だ・・・」剣を杖に立ち上がる音葉
一希「こっちはもう限界だ・・・」
百合子「もう立てません・・・」
真奈美「すまない・・・」
圭「壮大な音色だったよ」
トモ「魔法でもあんなのはありませんよ!」
文香「此処で決着です!」
アンネ「フッ、膝が震えてるお前に何が・・・」
文香「だからこそです!」
烈火を掲げる音葉
アンネ「なにっ!?」
文香「全知の聖剣よ!再び!!」
全員の聖剣の力が烈火に集まる音
『刃王剣十聖剣!!』
アンネ「刃王剣だと!?」
文香「変身!!」
聖剣抜刀!!
刃王剣クロスセイバー!創世の十字!
煌めく星たちの奇跡とともに!
気高き力よ勇気の炎!
クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー
交わる十本の剣!!
同時に文香の背後に始まりの五人や嘗ての幼馴染み、そして父の姿の幻影が見えた
アンネ「・・・そうなんですね。お父さん」
文香「勝負は一瞬です!」
114 : 兄ちゃん   2024/03/26 07:25:30 ID:UK3QHPQVB6
>>113
(超ビーチバレー世界、大会会場)
P「ウソだろ…」
紗代子「どういう事なんですか…?」
P「『俺の世界』はとっくに2024年なんだ…」
奈緒「風花が目を覚ましてないって、どういう事なんや!?」
P「風花が『俺の世界』に辿り着いた時点で、既に気を失っていたんだ…」
恵美「風花はブレスレットしてたよね…?」
P「そうだな…」
志保「そのブレスレットは、どうなっているんですか…?」
P「俺が最後に確認した時は、淡く輝いていたよ…」
未来「海美ちゃんは…?」
P「以前、海美どうしがシンクロした事があっただろ…?」
莉緒「そうね…」
P「俺が海美達がそうなってる事に辿り着いたのは、つい最近の事だ…」
超BVP「勘のいい、アンタにしては動きが遅かったな…」
P「海美の姉妹達に相談されて、気付いたんだ。そもそも、向こうだとこっちの海美は大学生で、俺はその大学からは離れたところで研究員をしてるからな…」
ジュリア「でもさ、過ごした時間は少ないにしろ、アタシらにだって理解る事はある…」
千鶴「『貴方の世界』の高坂海美も好意を持っていらっしゃるのは端から見ても…」
P「『苦しい時』を海美に救われた事もある…」
のり子「疑問なのは、どうしてPさんが送り込まれた事なんだけど…?」
P「あわや『消滅』の所を一時凌ぎする為に『コイツ(ディケイドアダプター』を使った…」
麗花「以前、来た時に使ってたやつですねー」
P「あぁ、それでも来ない確率の方が高かった…」
歌織「それは何故…?」
P「『平行世界』間はそのゲートが塞がれたはず。少なくとも『2023年8月10日』に閉じたはずだった…」
紬「はずだった…?」
P「『閉じる』ギリギリで飛び込んできたのが海美と風花以外にも居る…」
続く
115 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/03/26 07:29:05 ID:UK3QHPQVB6
>>114
琴葉「その『例外』を除けば…」
P「居ない。そう言い切れるだけの材料はあったんだ…」
千早「でもPさんは今、ここに居ますよね…?」
P「何らかの要因が重なって、『デハフ』が解消されたとしか考えるしか…」
亜利沙「風花さんが回復して、ブレスレットが一時的に使えるようになったとかでしょうか…?」
P「あり得るなぁ…」
そら「何故、そう言えるのですか…?」
P「高位の吸血鬼である俺が『消滅』寸前まで追い込まれた。『あの光』にデハフを解消する効果があったとしたら…」
齋藤「で、今後はどうするのかね…?」
P「出来れば、すぐに戻りたいけど…」
真「そうは問屋が卸さないと…」
P「タイムワープをしていないとしたら、平行世界間での時間の流れが狂ってる可能性もある」
エレナ「スグに戻れなかったら…?」
P「あんまり、考えたくない…」ガックシ
律子「なんか、調子狂いますね…」
P「ブルトゥームはとっくの昔に消滅してる。後は一か八かでディケイドアダプターを起動させるか…」
茜「悩みのタネは尽きないかもしれないけど、まずは休もうよ。プロちゃん♪」
P「てか、メンバーが多くね?」
紗代子「今日はOG戦なので…」
P「なるほどな…」
・・・
『超ビーチバレー世界』の名に違わず、この世界では世界レベルの国技なのである
116 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/26 11:20:44 ID:LanIgLEYEw
>>115
・・・ズルッウ
Pの後ろ、ら辺から出て来る腕
紗代子「えっ!?」
律子「はっ?」
茜「にょ!?」
奈緒「なっ!?」
エレナ「わお!」
未来「えぇ~」
P「何だ?チュパカブラが豆鉄砲喰らったような顔して?」
真「いえ!?その!?何と言えばいいか!?」
志保「う、後ろ・・・」
P「後ろ?」振り向く音葉
タイミングよく引っ込む音葉
P「何もないじゃないか」ヌルッ
琴葉「いえですから!?後ろです!!」
亜利沙「あばばばばば!?」
P「全く何言ってるんだ?何もないだろ?」
タイミングよく引っ込む音葉
紗代子「コントしてる場合じゃ無いんですよ!?」
恵美「めっちゃタイミング良すぎ!?」
P「全くこんな真昼間からお化けが出る訳・・・ん?」ガシッ!!
???『捕まえた』
P「うぉおおお!?何だコレは!?凄い力だ!?」必死に踏ん張る音葉
???『オイオイ、吸血種が最強のボクに逆らうのか?』
P「俺の知り合いにそんな奴は居たがとっくにくたばってる!!」
???『あっ!そうか、君はボクが死んでる認識なんだ!!お~い皆手伝って』
???『了解ですご主人様』
???『今調合中なのでパルラお願い~」
???『おけ丸~』
???『ラドリーさんも手伝うぞ!!』
???『えっと・・・私もですか?』
P「アレ?この声は・・・ドアラアアアアア!?」引っ張られる音葉
続く
117 : そなた   2024/03/26 11:33:43 ID:LanIgLEYEw
>>116
アンネ「決着を付けるぞ・・・」
文香「・・・」
両者必殺の間合いに入る音葉
アンネ「ハァアアアア!!!」
文香「デァアアアアア!!!」
杏奈「アイタ!?」踏み込んだ瞬間に体から押し出された音葉
百合子「えっ!?」
一希「まさかアイツ!!」
両者が一瞬交差した
文香「・・・くっ」膝を付き変身が解ける音葉
アンネ「終わりだ・・・」イデア・フェニックスごと切り捨てられ
そのまま上半身と下半身別れ落ちる音
文香「・・・ワザと斬られましたね・・・」
アンネ「・・・お前の後ろに父の姿が見えた、それで答えが出た・・・」
ユーリ『アンネ・・・』
アンネ「今思えば・・・貴方は父に名誉を守ったんだな・・・」
ユーリ『俺にはそれしか方法が無かった』
ヤーネフェルト「・・・」
アンネ「何故だろうな・・・不思議と穏やか気分だ・・・」
杏奈「・・・おやすみアンネ」
アンネ「あぁ・・・今まで、傍で世話になったな、同志達に謝らないとな」
イデア・フェニックスライドブックが砕け散る音葉
アンネ「私は・・・やっと・・・眠れ・・・」
そのまま灰の様に崩れ去る音葉
118 : ぷろでゅーさー   2024/03/26 13:25:59 ID:YHLV8XLYj.
>>117
文香「ふーっ…」
一希「お疲れ様…」
文香「ありがとう…」
朋花「杏奈ちゃん…」
杏奈「ひゃっ!?」
百合子「あっ…」
朋花「良かった…」
杏奈「え…」
朋花「良かった、本当に良かった…」グスッグスッ
杏奈「ごめんなさい…」
百合子「ホッ…」
真奈美「これにて、一件落着だろうな…」
トモ「デザストー、どこに行くんですかー?」ニッコリ
デザスト「チッ…」
やーね
悠利「だが、まだ」
119 : 失敗、やり直し   2024/03/26 13:38:31 ID:YHLV8XLYj.
>>117
(平行世界間)
P「(コイツらは『勇者世界』の…」
???「さて、どうしようかなー」
P「(完全に連れていかれるまえに…※カードを投げる音葉」ヒュッ
・・・
(超ビーチバレー世界)
紗代子「P先生が居た場所に…」
奈緒「なんや、これ…」
P『海美と風花は必ず戻すから、待っていてくれ…』
紗代子「今は信じるしかないか…」
奈緒「せやな…」
・・・
(Pの世界、破滅の塔跡地)
文香「ふーっ…」
一希「お疲れ様…」
文香「ありがとう…」
朋花「杏奈ちゃん…」
杏奈「ひゃっ!?」
百合子「あっ…」
朋花「良かった…」
杏奈「え…」
朋花「良かった、本当に良かった…」グスッグスッ
杏奈「ごめんなさい…」
百合子「ホッ…」
真奈美「これにて、一件落着だろうな…」
トモ「デザストー、どこに行くんですかー?」ニッコリ
デザスト「チッ…」
ヤーネフェルト「そういえば、P殿から…」
P『この騒ぎが収まっても、どうせすぐに帰れないだろうし。プロメアの禁書狩りを手伝ってほしい』
ヤーネフェルト「と…」
玲花「それなら…」
凌牙「俺達の出番か…」
朋花「ここで倒されて良かったのかもしれません…」
杏奈「えっ…」
朋花「Pさんはアンネさんに『記憶封印(メモリーロック』を行使しようとしてましたから…」
百合子「叔父様…」
悠利「だが、まだ終わってないだろう…」
ユーリ「あぁ、まだ向こうは戦っている…」
「きゃあーっ!?」
文香「今のは…!?」
一希「聞き慣れない声だが…」
・・・
海美BV「あの女(ヒト)、どこから…」
海美『お姉ちゃん!?』
海美BV「え!?」
???「なるほど、こっちの海美ちゃんのお姉さんかぁ…」
英寿「シュウ…」
???「さて、どうしようか…?」ニヤリ
120 : 変態お化け   2024/03/26 13:39:11 ID:YHLV8XLYj.
補足
現在の高坂海美はBV世界の方が肉体のメイン。瞳の輝きは反転している(左目が青から紫、右目が紫から青になっている)
(その8が大分消えてるから、ドラゴンメイド達の特徴とか忘れてしもたわ)
121 : 監督   2024/03/26 19:54:17 ID:LanIgLEYEw
>>119
勇者世界
ノヴァ「やぁやぁ久し振り~」
P「・・・」( ゚д゚)
ノヴァ「何だい何だい?キマイラが矢の雨喰らったような顔して~?」
千早『Pさんは今の貴女を知らないからよ・・・』
ノヴァ「そうなの?人間ってそう言うの気にするんだ~」
千早『私だって急に今の貴女が声かけてきた時同じ反応したわ』
ハスキー「ご主人様、手短に・・・」
ノヴァ「ん?ああそうだね~」
P「・・・」( ゚д゚)
ノヴァ「まあ手短に言うとボク達を君の持ってる『ソレ』で君の世界に戻して欲しい」
ハスキー「要点を伝えて下さい・・・」ハァ
ノヴァ「それは・・・あっ」
千早「5分が過ぎたわね・・・」
P「はっ!?千早!!何故此処に!?」
千早「簡単に言いますと、彼女をノヴァが連れて来ようとしたら逆に引っ張られ負けしました・・・」
ノヴァ『いや~まさか最強のボクが眷属達に力負けするなんて弱体化華々しいね』頬に口と眼だけ出現する音葉
P「気持ち悪!?」
ハスキー「いきなり腕だけでナサリーを誘拐しようとすれば誰でもそうなります」
千早「説明も無しにやっても仕訳けないわ・・・」
P「言っとくがコイツは不安定だ、そもそも帰れる保証はないぞ・・・」
ナサリー「主様、出来ましたわ~ドラゴン専用のお薬~」
パルラ&ラドリー「イエ~イ!!」
チェイム「い、いえ~い・・・」
ノヴァ『それなら問題ないよ。ボクがに君の世界の境界だけ臭いで探せるから』
千早「後は場所が分かれば空間固定をノヴァが行い一時的ですがゲートが開くそうです」
ノヴァ『君の施設は優れ物なのは重々承知だけど人種と竜種は完治にはコレが必要』
ナサリー「ハイ、キメラの血の涙石、スプリガンの心臓、黒死蝶の鱗粉、世界樹の種を潰し混ぜ合わせたこの特効薬です~」
P「本当に大丈夫なのかその薬液・・・」
ハスキー「竜種には丁度良いです、人間が使えば死にますが」
122 : 番長さん   2024/03/26 22:11:12 ID:kHuCcNUolI
>>121
ハスキー「とにかく、ティルルが大変なのでしょう…」
P「あぁ、そうだな…」
ノヴァ「まぁ、ボクが話したんだけどねぇ(Pの肩からマスコットのように顔を出す音葉」にゅっ
P「だーかーらー、変なとこから顔を出すな!」
千早「『平行世界』間を移動する時は私の中に収まるから大丈夫だとは思うけど…」
P「え、千早。帰れるアテがあるんじゃ…」
ノヴァ「(・ω<)テヘペロ」
P「流石にシメるぞ、おんどれいや」
ノヴァ「まぁ、待て待て。ボクが分かってないとでも…?」
P「何おう」
ノヴァ「『カミサマ(英寿』に『管理者代行』を押し付けたろ?」
P「バレても怖くねぇやろがい…」
ノヴァ「それはまぁ、いいや。『ガイアメモリ』を見てごらんよ」
P「ディケイドメモリを…ん?」
(やや色味が失われている音葉)
ノヴァ「アダプターに差し込む前は完全にマゼンタだったはずだ…」
P「どうなってやがる…!?」
ノヴァ「それが無理矢理な『移動』の代償だね。安心したまえ、今の『平行世界』間は時間の流れが不規則だ…」
P「それはそうだろうな。『超ビーチバレー世界』は海美と風花が居なくなってすぐだったみたいだし…」
ノヴァ「キミとボクと千早で平行世界を巡って、ディケイドメモリを完全に戻していく。それが今、戻るための近道だよ…」
千早「それで初めて、ノヴァが境界を嗅ぎ出せるの…」
P「まぁ、乗りかかった船だな。次はドコに向かえばいいんだ…?」
ノヴァ「『仁義ない世界』…」
P「また、星梨花にビンタされるな…」
・・・
補足
仁義ない世界の星梨花はPがだらしないのを知ってからは出会う度に叱咤激励という名のビンタを毎度与えている。何故か対P特効が掛かってて痛い思いをしてる
123 : ボス   2024/03/26 23:06:08 ID:Ejpoh8OlQA
>>122
プロメア「終わった・・・これで全部」
カァーンカァーンカァーン
プロメア「えっ!?この音は・・・まさか!!」
突如出現するワンダーオールマイティライドブック
プロメア「全知全能の書!!いえ!これはお母様の『大号令』!?」
「各世界の歪み及び筋書きの修正を行う」
プロメア「お母様!?」
・・・
???「ん?」
あねね「うぅう・・・」
海美「お姉ちゃんを帰せ!!」
???「悪いが出来ないね。未来の為にね・・・」
英寿「お前の言う未来ってのは?」
???「兄ちゃんならわかると思うけどね、私達の様な『存在』を産み出さない為に」
ワンダーオールマイティが出現する音葉
???「なにっ!?」
英寿「コレは・・・」
・・・
文香「ワンダーオールマイティ・・・」
一希「何が起きるんだ?」
百合子「えっ?えっ?」
そして、世界の物語が修正された
・・・
修正された物語
深罪の三重奏編通りに『アンネ達と間宮達の復讐』が『アンネ達』だけの復讐に変わり、原作通り間宮達は剣を取らない物語に変わる
アンネ達はこの物語の通りに倒され『死による救済』を行われた

『大号令』
全ての頂点たる『世界(宇宙含む全て)』が行う権限、神も大特異点もこの権能の影響からは避ける事は出来ない
124 :   2024/03/26 23:52:18 ID:wuEAocUbhM
>>123
(仁義ない世界)
P「よっと…」
千早「何か、殺伐としてるわね…」
P「『龍◯如く』を地で行く世界だからな…」
ノヴァ「あー、こりゃやったな…」
P「何をやったんだよ、ノヴァ…」
ノヴァ「移動するのを待っていれば、『大号令』による修正で戻れたかもって話…」
P「つまり、それって…」
ノヴァ「『平行世界』間を無闇矢鱈に移動しなくても良かったのかもしれないって話です…」
P「だとすれば、その『大号令』でもままなってない事はあるはずだ…」
千早「そうね、必ずしも全ての事象がその通りに行われるとは限らないわ…」
ノヴァ「まぁ、適当にブラブラ過ごしていればメモリにエネルギーが貯まるはずだから…」
P「参ったな、『この世界』からは一刻も早く立ち去りたいのに…」
「それは何故ですか…?」
P「いつも、無慈悲にビンタをくらうからですよ。せりちゃん…」
星梨花「また、違うオンナの人を連れてますね。覚悟はいいですか…?」ニッコリ
千早「(あれ…?」
\バッチーン/
P「痛ぇ…」ヒリヒリ
ノヴァ「うわ、キレイな紅葉…」
千早「貴女、星梨花よね…?」
星梨花「そうですね。Pさん達の言葉を借りるなら『この世界』の星梨花です」ニコッ
P「また、成長したな…」ナデポン
星梨花「まだまだ、成長期ですっ」
P「(何故、俺の娘の星梨花は少しちんちくりん感が抜けないのだろうか…」
・・・
(Pの世界)
星梨花「へくちゅん!」
チェイス「どうした、星梨花…?」
星梨花「誰が噂でもしているのでしょうか…?」
・・・
星梨花「まぁ、いいです。少し付き合ってください…」
P「買い物か…?」
星梨花「ハイっ♪」
ノヴァ「(次の世界は『アウトサイダー』か…」
・・・
『世界』曰く「『間(ま』が悪いのは流石にどうにも出来ない」
125 : Pしゃん   2024/03/27 05:12:34 ID:Wt4F1ELRhg
>>124
ハスキー「私達の世界とは仕組みが違いますね」
ナサリー「街並みがスゴいわね~」
パルラ「これおいしそうじゃん~」
ラドリー「おぉーラドリーも気になるぞ!」
チェイム「あの先輩方・・・」
P「なんでお前等おんねん」
ハスキー「暇でしたので」
P「メイド長の言うことか」
ハスキー「仕方が無いでしょう。来客など下手したら一世紀位は来ないんですから、そもそもその程度で荒れるような宮殿では御座いません!」
千早「落ち着いて下さい」
ハスキー「失礼しました。つい」
星梨花「そうでした。この街では気を付けないと行けないことがあります!」
P「なんだ?」
星梨花「道を歩いてるとチンピラが喧嘩売ってきます!」
千早「龍◯如くね」
星梨花「でも安心して下さい。こっちが攻撃してくるまで行動しませんから」
P「チンピラなのに律儀にターン製を守るのかよ」
星梨花「仁義って奴ですね。パパも言ってました!」
ノヴァ『RPGみたいだね』
星梨花「ただしムービーに入ったら容赦なく襲ってきます!」
千早「そこまで龍◯如くなのね」
星梨花「ムービー銃には気を付けましょう」
P「メメタ」
千早「それで買い物は何処で?」
星梨花「あっそうですね。場所は超大型商業複合ビル、世界が誇る大企業」






『SEGAミレニアムタワービルです!』
・・・
メイド達は格好を今風に変え角と尻尾は収納、耳もヒトミミになっている
126 : イルデューサー   2024/03/27 07:21:20 ID:Rm8fpGew/s
>>125
P「なんか、頭痛くなってきたかも…」
千早「気に留めるなと言う方が無理かもね…」
ノヴァ「おぉ、あのチェリムまで浮かれとる…」
星梨花「はい、Pさん。カートをキリキリ押してくださいね…」ニッコリ
P「イエス、マム…」
千早「あそこまで、従順なPさんはレアよ…」
ノヴァ「さっき、こっそり聞いたんだが…」
P『この世界に来る度に同行させんのが違うオンナなせいで、その都度引っ張たかれんだよ…』
ノヴァ「って…」
千早「猛獣の調教法ね。訴えたら、勝てそうだけど…」
ハスキー「ただ、Pさんはこの世界の住人では無いので…」
P「やけに荷物が多くないかな、せりちゃん…?」
星梨花「今日はお客さんも多いみたいなので…」
P「『あの連中(メイド達』もカウントしてんの!?」
星梨花「それに今日はママの誕生日で命日なんです…」
P「そうか…」
千早「お母様を亡くされていたのね…」
星梨花「もう、何年も前の話ですけど…」
千早「(Pさん…」コソッ
P「(どしたん…?」
千早「(なんとなく感じてた違和感が分かったわ…」
P「(違和感…?」
千早「(お母様は歌織さんね…」
P「(あぁ、そうか。タッパが似てきたのか…」
・・・
(仁義Pの自宅)
星梨花「ただいまー…」
P「ちくしょう、メモリにエネルギーが貯まりきってない…」
仁義P「なんだ、また来たのか…」
P「色々あってな…」
イヴァン「おう、久しいな…」ヒック
P「まだ、夕方にもなってないのに…(呆れる音葉」
・・・
仁義Pとイヴァンは飲み友達である。同時に情報も交換している
127 : プロちゃん   2024/03/27 14:28:41 ID:gkGJi5T4ro
>>126
仁義P「仕方ないだろ今やマフィアもギャングも任侠も肩身が狭いからな・・・」
イヴァン「あのSEGAの野郎~俺達のシノギを・・・」
P「(何でこの世界のSEGAはこんなヤベェんだよ・・・」
千早「(歴史はどう変わるか分からないからですね・・・」
P「(俺達の世界じゃアミューズメントからも撤退してるんだぞ・・・」
千早「(ハード戦争の敗退のツケですね・・・」
P「(巷じゃこう言われてたな・・・」
・・・
律子「知ってますかP」
P「何がだ?」
律子「笑いの神に愛されたゲーム会社って」
P「何だSEGAの事か」
律子「知ってましたか」
P「俺はソ〇ーも任〇堂も好きだがな~」
・・・
星梨花「あっ!せがた三四郎がCMに出てます♪」
ラドリー「このおじさん凄いな~」
ナサリー「私好みの渋い叔父様ですね~」
パルラ「えっアンタ、おじ専なの?」
チェイム「はわわ・・・!?」
仁義P「知らんメンバーがいっぱいだな・・・」
ハスキー「申し訳ありません、これはツマラナイ物ですが・・・」菓子折を渡す音葉
仁義P「ご丁寧に、出来た人だな・・・」
P「(そう言えばノヴァは出てこないな」
千早「(施設でチンピラ相手にやり過ぎてPさんに叱られて、引き籠ってと言うか・・・」
P「(と言うか何だ?」
千早「(私の精神の中で不貞腐れてます。と言うか不貞寝してます」
P「(子供か!?」
イヴァン「おや~?綺麗なお嬢さんだな?俺の嫁にバガァ!?」バチーン!!
ハスキー「いきなり口説くのは失礼に値します。私を口説きたかったら後300歳は歳とって下さいね」デコピンで吹き飛ばす音葉
P「人間には無理だろそれ・・・」
128 : 変態大人   2024/03/27 16:19:37 ID:19r7fMg5uc
>>127
(翌朝)
P「結局、泊まり込んでしまった…」
ノヴァ「エネルギーが貯まらなかったんだ、仕方あるまい…」
P「ようやく出てきたか…」
ノヴァ「朝ご飯はいただきたいね。昨日は結局、何も食べてない…」
P「ウソこけ、店で試食食べまくってたやんけ」
星梨花「もうすぐ、ご飯になりますからね…」
(星梨花、ハスキー、千早で人数分の朝ご飯を作っているOTO)
P「あいよ…」
ノヴァ「そういえば、来る度に引っ叩かれるって言ってたな…」
P「せりちゃんなりのちゃんとした理由はあるんだよ…」
ノヴァ「理由…?」
P「ピエールを連れてこいって言われてんだよ…」
ノヴァ「なのに連れてこないと…」
P「連れてこれないんだ。アイツだって、彼女が居るうえに…」
ノヴァ「本命のライバルにも、休日を割いてるからって事か…」
(※本命:果穂、ライバル:ステラ・ルゥ・ナガヨシス)
P「果穂のヤツ、ナガヨシスがピエールのアパートの近くに引っ越した事で焦っていやがるしな…」
星梨花「『それ』はいい事を聞きました…」ニッコリ
P「しまった…!」
ノヴァ「あーあー…」
星梨花「連れてこれないのなら、こちらから向かいます。分かりますよね、Pさん…?」ニッコリ
P「イエス、マム…」
ノヴァ「さーて、次に向かうのは『アウトサイダー世界』だ。ハスキー達は『一旦』帰すよ…」
P「一旦…?」
ノヴァ「ティルルの治療薬の取り扱いは慎重にしてもらいたい。『平行世界』を巡っているのは…」







『ドラゴンメイド達を全員、君の世界に連れて行くためでもある…』
129 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/03/27 19:45:49 ID:gkGJi5T4ro
>>128
???「ちっ!!流石やね兄ちゃんは・・・あの一瞬で」
・・・
???「コレは・・・」
英寿「隙有りだな!!」BOOST CGARGE!
ギーツバスターQBⅨをぶん投げる音葉
???「なぐぅ!?」肩に刺さり獣の尻尾も何本か吹き飛ぶ音葉
あねね「きゃ!?」
英寿「おっと、大丈夫か?」受け止める音葉
あねね「あ、ありがとうございます」
???「くっ・・・実の妹相手にも容赦ないね!!」
英寿「誰かの幸せを奪ってでも未来を守ろうとする行為は、例え実の妹でも許されない、そして俺は認めないんでね!」
BOOST Ⅸ STRIKE!
???「ぎゃ!?」
英寿「反省するんだなバカ妹!!今直ぐ元に戻す!」腕を翳す
???「悪いけど諦め悪いんは!アンタ似だ!!」爆発に紛れる音葉
英寿「何度でも説教してやるぞ!!」
・・・
???「御蔭でこんな姿になってもたやん・・・」ギーツケミー似の狐の姿
???「力も殆ど失って、少なくともこれでゴッド誕生は阻止出来んね」
カヨコ「むぅ~むぅ~」
恵美「どしたんカヨコ?」
???「うげぇ・・・」
カヨコ「むぅ~むぅ~」
恵美「おりょ?狐さんだね・・・しかも怪我してる」
???「ヤッバ・・・今この場でPさん一家に会うとは」
恵美「何か警戒してるのかな?ほ~れ怖くない怖くない~」
カヨコ「むぅ~むぅ~」ペチペチ
???「痛いっちゅうねん、何とかしたいけど・・・これ以上は限界・・・」パタン
恵美「わわぁ!?大変動物病院!!」
・・・
今のビースト周子はマジ狐と変わらないレベルで弱体化で尚且つ自分が無意識に創世の力で狐と認識させている
130 : 仕掛け人さま   2024/03/27 22:08:30 ID:19r7fMg5uc
>>129
(動物病院での診療後→所家)
千鶴「事情は分かりましたわ…」
恵美「理解が早くて、助かるよ〜」
伊織「本来の目的を忘れてないかしら…?」
恵美「あ、暁!」
琴葉「の事なら、恵美とカヨコが出てる間に少し解決したの…」
恵美「ん、少し…?」
紬「これ、P兄ちゃんからのメッセージカード…(おずおずと差し出す音葉」
恵美「ん、ありがと…」
P『一希と文香が引き取ってる犬を送り込む。バステトとケンカしないように気を付けてくれ。P.S、暁の事はヴリトラとオーマジオウに任せてある。ちゃんと説明したいから、俺が連れて帰る。P』
恵美「暁の事は分かった。Pに任せるけど…」
亜利沙「けど…?」
恵美「犬って、何さ!?」
やよい「幸い、バステトちゃんとケンカはしてませんよー」
恵美「それなら、Pの心配は杞憂なワケだ…」
レイナ「恵美ママー」
恵美「どしたー?」
ユキナ「そのキツネさんは…?」
恵美「途中で拾った!」
カヨコ「(やれやれだぜという表情」
恵美「いや、弱りきってるとこペチペチしてたのカヨコだからね!?」
周子ケミー「(仕方ない、当面はこの姿でやり過ごそう。兄ちゃんが来たら、その時だわ…」
・・・
(アウトサイダー世界)
P「相変わらず、この世界は砂嵐が吹きすさぶな…」
千早「凄い世界ね…」
ミキ「え…」
P「ミキ…」
ミキ「なんで、居るの…?」ポカン
P「まぁ、色々あってな…」
千早「(美希に似てるわね…」
ミキ「(ダスクに似てるわね…」
(※平行世界の人間なので、当然ではある)
131 : EL変態   2024/03/28 00:22:22 ID:QABKwyEs1M
>>130
P「前に比べて街が寂れてるな・・・」
ミキ「神だったマキナの加護が無くなってエネルギー問題が深刻になってる」
千早「そうなの・・・」
P「ポストアポカリプスの世界でエネルギー問題はヤバいからな・・・」
ミキ「FDの拠点の一つだった巨大火山マキナも今じゃ死火山・・・」
ノヴァ『厳密に言えば死火山は存在しないけどね・・・』
ミキ「ううん、本当に死んでる。今まであった地熱がある時を境に全て冷え固まった」
千早「マキナが消滅した時かしら・・・」
ノヴァ『アイツそう言う所はいい加減だからな~』
ミキ「代用のエネルギー源もあるかどうかさえ分からない・・・」
P「正に世紀末だな。化石燃料さえ希少な世界だ。膨大なエネルギーを賄えたマキナの力は壮大だったんだな・・・」
ノヴァ『まぁ攻撃力はボクには劣るが破壊力は文字通りのNoだったよアイツ』
千早「何とか出来ないのかしら・・・」
ノヴァ『世界の『管理』はその世界の者が行う。コレは絶対。出来なければ神から人に次代に回すのがルールだよ』
P「そう言う意味では怠惰のブルトゥームと人よりのアリアは出来た神だな」
千早「世界の運営は神ではなく人が行う。言うは易く行うは難しね・・・」
ノヴァ『まぁボクは放任主義だったけどね~』
千早「結果魔族と人の争いある種の共存システムが出来たと・・・」
ノヴァ『どちらも滅びず栄過ぎずが一番さ』
132 : Pサマ   2024/03/28 05:51:41 ID:Qu7R2Aa7bQ
>>131
P「とは言っても、このままは良くない…」
ミキ「それはそうなの…」
P「俺は研究者だ。専門は『街づくり』…」
千早「あら…」
P「『ここ(アウトサイダー世界』にくるまでも、既に2つの『世界』を巡ってきたからな…」
ノヴァ「まさかとは思うが…」
P「あぁ、その『まさか』さ…」
ミキ「で、具体策は?」
P「この無限に吹いてる風だ、風を使う」
ノヴァ「『風力発電』は確かに手だ、でも…」
千早「道具が無いわ…」
P「それはそう。本当にそう」
ミキ「なら、ダスクとベルベットに協力させるの」
P「今はその2人が『リーダー』か…」
ノヴァ「とはいっても、『Pの世界』にはこんな言い回しがある…」 千早「『ローマは一日にして成らず』…」
P「だからこそ、『平行世界』との繋がりは途切れさせちゃいけない。もう…」
(アザトース決戦で『死んだ地球』に攻撃を加えた時のことを思い出す音葉)
P「あんな『地球(ほし』を生み出したくないからな…」
ノヴァ「まぁ、まずは『ここの人間』にやるだけやらせてみよう…」
P「設計図は興しておく。小さな事からコツコツとな…」
(その後はダスクとベルベットにも面通しをして、Pの施策を説明。まずは街単位での発電から開始、平行世界間が繋がるようになれば『世界規模』での発電もいつかは…)
・・・
P「これでまだメモリに半分くらいか…」
ノヴァ「まだ、巡ってないのは『おとぎ話』『魅裏怨』『空猫』『パンゲア』といった辺り…」
P「『パンゲア』か…」
千早「鏡舞さんとは…」
P「アリアを失ってからは連絡は取り続けてた。流石にこの半年は無理だったが…」
ノヴァ「何となく、良くない予感がする…」
P「何とかしたかった。だから、ディケイドアダプターを探してたんだ…」
・・・
(Pの世界)
英寿「まだ、死んではいないはず。どこにいったんだ、シュウ…」
133 : 我が下僕   2024/03/28 13:24:02 ID:aYcClvKg2w
>>132
繁華街
文香「新しい本の販売日にごめんね・・・」
一希「別に気にする事は無いさ。俺も購入する予定だ」
文香「そうなんだ、変に気を使わなく良かった」
一希「ああ、そうした方が良い・・・」
まひる「・・・」
擦れ違うが二人は気付かず通り過ぎる音
まひる「・・・」振り返り二人を見る音葉
楽しそうに喋る二人
まひる「幸せそうならそれも良いわ」
そのまま人混み中に何も言わずに消えていく音
・・・
大学
百合子「もぉ~杏奈ちゃんのせいだよ!!」
杏奈「百合子さん、人のせいにしては、いけない」
百合子「大学のオープンキャンパスに行きたいと言ったのに寝坊したのは誰!?」
杏奈「ふぅ~む、その話は今の宇宙が誕生するまで遡る、よ?」
百合子「今は良いよってアダッ!!?」本を落とす音
ケント「大丈夫か?」
百合子「イタタタ・・・御免なさいよそ見してました」
ケント「後、これ落としたよ」
百合子「あっすみません!?」
ケント「君もこの本が好きなのか?」
百合子「えっ?はい!この本は私の大好きな(以下略」
杏奈「(눈_눈)」
134 : 3流プロデューサー   2024/03/28 13:58:27 ID:Tk9E6.208A
>>133
杏奈「いちゃいちゃしやがって…」ポソッ
百合子「聞こえてるよ、杏奈ちゃん…?」
杏奈「しまった…」
ケント「ん…?」
百合子「な、なんでもありませんよ」アセアセ
・・・
(時は少し戻って、あねねが助けられた後の事)
あねね「海美ちゃん、その黒いセーラー服は…?」
海美BV「これは…」
海美BV「(何故、セーラー服なのかは私が聞きたい。P先生の趣味…?」
海美『違うよ、マイティセーラーは伝統ある戦闘服だよ!』
海美BV「(ステイ、分かったから…」
あねね「(瞳の色が反転してる。もしかして…」
あねね「貴女は私の『知ってる』海美ちゃんでは無いのね…?」
海美BV「そうですね。私は『この世界』の高坂海美では無いです…」
海美『さよちん先輩がお姉さんだったから、名字も違ってたよね…』
海美BV「私の本名は高山海美。『Pさんの世界』とは違う『平行世界』から来たの…」
・・・
(高坂家)
環「おかえり。あねねー、うみみー…ん?」
あねね「ただいま、環…」
海美BV「た、ただいま…」
環「うみみ…?」
海美BV「ごめんね、少し疲れちゃった。ご飯はいらない…」
環「えっ!?」
あねね「海美ちゃん…」
海美BV「ちゃんと、話はするから…(階段を登っていく音葉」
環「また、おやぶんに話さないといけないかなぁ…」
あねね「そうね…」
・・・
(アウトサイダー世界→おとぎ話の世界)
P「プロメアに代理のヤーネフェルトも居ないもんな…」
ノヴァ「ただ、元々しっかりしてたんだろうな…」
千早「比較的、統治されてるわね…」
P「ここでやれる事は少なそうだな…」
千早「Pさん…」
ノヴァ「それはフラグだぞ…」
135 : エビさん   2024/03/28 14:44:07 ID:aYcClvKg2w
>>134
リカ「あっ!!」
モモ「アンタは!!」
ビッキー「丁度いい時に来たぞ!!」
P「えっ?」
千早「ほら言った通り」
ノヴァ『生きたフラグメイカーなんだよ君は』
リカ「助けて下さいステラが!!」
モモ「それだけじゃない王国でクーデターが!!」
リカ「偉大なる大地母神のプロメア神教の廃絶まで言ってるんです!!」
P「何だと?」
ビッキー「何でもクーデター派の連中が無能な王族廃絶と」
モモ「今まで平和を築いたプロメア神の教えを捨てようとしてるの!!」
ノヴァ『ふ~む、多分だ。プロメアの教えを邪魔だと思ってる連中が居るんじゃない?』
リカ「自然を愛し平和を唄う教えが何で・・・」
モモ「私達はそれで平和に暮らせてたのになんでよ!!」
千早「もしかしてだけど、平和が気に入らない奴が居るって事?」
ノヴァ『どの世界にも居るんだよ。平和が嫌いな奴が・・・」
・・・
工事現場
里奈「ミッチーってさぁ~」
道長「何だ?」
里奈「昔と比べて柔らかくなったよね~」
道長「気のせいじゃないのか?」
里奈「いやいや~一時期めっちゃ不機嫌そうだったじゃん~」
道長「お前の見間違いだろ」
里奈「えぇ~絶対そうだって~」
拓海「休憩迄まだあんだぞサボんなっての!」ポカッ
里奈「アダッ」
・・・
あきら「だから言ったでしょりあむさん」
祢音「コレは酷いね・・・」
キューン「擁護不可能にも程があるぞ、第一お前は(以下略」
りあむ「なんでぁよぉおぉぉぉぉ!!何でボク様がネオンあきらチャンネルに出ただけでボクのXが大炎上するんだよぉぉぉぉ!!」
あきら「#汚い#顔が煩い#りあむは祢音ちゃんに擦り寄るな、だって」
祢音「大丈夫だってきっと良い事あるよりあむちゃん!!」
りあむ「うぅうう祢音ちゃんマジ天使・・・」
あきら「あっまた延焼した・・・」
りあむ「なんでだぁあああああ!!!」
136 : 下僕   2024/03/28 22:10:16 ID:GBaelb7HOU
>>135
P「てか、何でステラが…!?」
モモ「何でって、戻ってきたんだよ。急にだけど…」
P「ルゥと精神を一緒にしたはず…」
モモ「ただ、本人曰く」
ステラ『オレの中に「ルゥ」は居なくなったよ』
モモ「とは言ってたけど…」
ノヴァ「考えられるとすれば『大号令』の影響だろうね…」
P「待てよ、ルゥが元居た『世界』はもう…」
ノヴァ「待て待て、『大号令』でも戻せないものはあると仮定していたが、それはその通りだ」
千早「本当に失われたものは戻らないものね…」
P「って、事は…」
・・・
(Pの世界、ピエール宅)
ルゥ「さっき、パァーッて光ってただろ?」
果穂「そうですね」
ルゥ「その光が止んだかと思ったら、オレの中からステラが消えたんだって!」
ピエール「もしかして、元の世界に戻ったかも…」
ルゥ「それはそれで寂しくなるなぁ…」
果穂「しかし、あの光は何だったんだろう…」
ピエール「P先生なら、何か知ってそう…」
・・・
(おとぎ話の世界)
P「エネルギーが貯まるのを待つがてら、クーデターを制してくるか…」ポキポキ
千早「私達も手伝うわ、ノヴァ…!」
ノヴァ「やれやれ、平和に済むかと思ってたが…」
リカ「力強いです!」
ビッキー「よろしく頼むぞ!」
モモ「貴方達だけが頼りだから…!」
・・・
(王国、王宮内)
ステラ「せっかく、帰ってこれたのに…」ブー
(捕らえられ、牢屋に入れられている音葉)
ステラ「でも、P先生は平行世界間は閉じられたって…」
見張り「もう少し、緊張感を持ってくれよ…」
ステラ「このくらいなら、『あっちの世界(Pの世界』でも経験したしなぁ…」
見張り「どんな世界だよ…」
137 : プロデューサーちゃん   2024/03/28 22:58:17 ID:aYcClvKg2w
>>136
見張り「王子、こうは言いたくないが」
ステラ「知ってるさ、大臣は元々プロメア神様に懐疑的だ」
近くの牢獄「愚かにも程があるわよ!!何故私達の女神さまを疑うの!!」
見張り「リーオ大司教お静かに」
リーオ「コレが黙っていろですって!!国教廃絶、王権の廃止でどれだけの混乱が起きると思ってるの!!あのメタボリックの豚大臣を挽肉にしてやるわよ!!」
見張り「アンタ一応囚われの身なんだから落ち着いて!!」
ステラ「(相変わらず大司教は恐ろしいな・・・」
リーオ「くぅううう!!聖剣士達の不在にクリサン・セマス・ポンド大団長(真)が遠征の不在時にやられるなんて!!不覚!!」
ステラ「(王家に忠実な将軍の不在、完全に狙われたな」
・・・
遠征地
クリサン「えっ!?王宮でクーデターだって!?」
兵士「ハッ!!我々が不在の隙にしてやられました!!」
クリサン「直ぐに戻るよ!!ジュリアン副団長にスチュアート参謀!!準備を!!」
ジュリアン「分ってるよ!!くそ!!あの豚野郎!!挽肉してやる!!」
スチュアート「いえ、粗挽き肉団子にすべきです!!」
クリサン「わぁ~僕の部下達超物騒!?」
兵士「大変です!!クーデター派の軍隊が攻めて来ました!!」
クリサン「くっ・・・僕達を足止めする気か!!」
ジュリアン「舐めんな!!直侵攻軍だ!!」
クリサン「いや、駄目だよソレ!?」
スチュアート「いえ、クーデター派に着いた事を後悔するレベルで殲滅です!!」
クリサン「だから一々発想が物騒だって!?」
二人「「行くぜオラァアアアアア!!」」
クリサン「僕一応総司令官だよ!?」
138 : 変態大人   2024/03/29 00:14:11 ID:HLUQCYBeJk
捕捉
王国は前は国王が居たが病気により崩御し現在は妻のルナ王妃(配役:三浦あずさ)が王室を守っている。
王と王妃の間に5人の子供が居り
第一王女ウェヌス王女:篠宮可憐
第二王女マレ王女:真壁瑞希
第三王子フランマ王子(夭折):配役無し
第四王女フロンス王女:伊吹翼
第五王子ステラ王子:永吉昴
139 : P殿   2024/03/29 06:45:10 ID:wU.W1TZdP2
>>137
(王宮前)
門番「何だ…?」
P「『賊』みたいな真似はしたくなかったがな…」
千早「そこは仕方ないんじゃない…?」
P「よし、いくか…!」
(エンドナイフとT2マグナムを構える音葉)
千早「準備はいいかしら、ノヴァ?」カチッ…ノヴァ
ノヴァ『やれやれ、比較的平和を謳歌していたはずなのに…』
門番「『賊』だ、伝えなければ…」
ドドド…
P「何の音だ…?」
千早「誰か走ってくる…?」
ドドドドド…
P「馬…?」
千早「真っ直ぐ、こっちに向かってるわね…」
ドドドドドドドド…
P「うわ、めっちゃ居る!?」
千早「一旦、上がりましょう」
(2人揃って、空中に一旦上がる音葉)
門番「あ、あれは…!?」
P「知ってるのか、雷電!」
千早「分からないでしょ!」ペシン
門番「クリサン大団長の部下にして、全兵士の中でも最も血生臭いと言われている『ジュリアン副団長』に『スチュアート参謀』の部隊だぁー!」
P「クリサンは誰なのか、ピンとはこないが…」
千早「後の2人は分かったわね…」
ジュリアン「我らに続けー!」
スチュアート「覇道を止めるなー!」
兵士たち『うおおおおおー!』
(一気呵成で王宮にツッコむ音葉)
P「俺達、出番あるかね…」
千早「行くだけ、行きましょう…」
門番「恐ろしいものを見てしまった…」
P「仕事はしろよ…」ビシッ
クリサン「どうして、大将軍であるボクを置いていくんだよー…」
千早「見た目、真なのね…」
P「部下はサイバトロン赤組よろしく、物騒なのにな…」
クリサン「あ、貴方は…!?」
P「知ってるのか、雷電!」
千早「もう、ええっちゅうねん!」ペシン
クリサン「ヤーネフェルト様から、お噂はかねがね…」
P「碌な事を話していなさそうだな…」
クリサン「狼の娘を手籠にして、森の覇者になったとか、そうじゃないとか…」
P「無い事だらけだな…」
140 : エビさん   2024/03/29 09:34:39 ID:HLUQCYBeJk
>>139
ジュリアン「ちっ!!王宮への大門前に大量の叛乱兵が!!」
スチュアート「豚野郎の癖にそう言う所はいっちょ前ですね!!」
兵士達「おのれ!!裏切り者共が!!」
叛乱兵「黙れ!!最早カビの生えた王権など不要!!我等は軍国主義となるのだ!!」
スチュアート「そんな下らない事の為にプロメア神様を陥れる気か!!F〇ck!!」
叛乱兵「予定外だが王子王女を処刑する!!」
ジュリアン「何だとテメェ等!!王妃様はどうする気だ!!」
叛乱兵「無論王妃には退位及び王権破棄の宣言をして居らう為に最後まで生きて貰う!!無論最後は国民の前で処刑だがな!!」
ジュリアン「外道共が!!」
叛乱兵「なんどでも・・・」スパンッ!!
・・・
P「うわっ・・・」
千早「首を一瞬で・・・」
ノヴァ『おぉ~凄いね~早業だ』
P「首切りって高等技術だぞ、アレ」
千早「首の骨の僅かな間を斬るって言う奴ですね」
・・・
ジュリアン「クリサン大団長!!」
スチュアート「相変わらずの早業で」
クリサン「・・・・」
叛乱兵「ひぃいい!?奴は『首斬団長』『処刑人』『血染めの騎士』大団長クリサン・セマス・ポンド大団長だ!?」
クリサン「王族に手を出すだと?お前達、全員首を落とてやるぞ!!」
ジュリアン「流石だぜ団長!!」
スチュアート「では策を浮かびましたので実行させます」
クリサン「待っていろ引き摺り下ろして細切れにしてやる!!」
叛乱兵「怯えるな!!かかれ!!」
クリサン「僕は少数を率いて地下牢に出れる抜け道を使う、後は任せたよ」ボソッ
スチュアート「御意、既に手は撃ってます」ボソッ
141 : ご主人様   2024/03/29 13:56:54 ID:Rc/LnThHGU
>>140
(王宮上空)
P「やはり、赤組の親分も赤組だったか…」
千早「それは貴方にも言えることよ…」
ノヴァ『キミらはこの状況でよくイチャつけるもんだね…』
(千早はP程は長く滑空出来ないので、途中からPがお姫様抱っこをしている音葉)
P「まぁ、王宮内の下位階層はサイバトロン赤組に任せておくか…」
千早「私達はどうするの…?」
P「上位階層から行こう。きっと、手薄だ…」
・・・
(王宮内、玉座の間)
大臣「下位階層が突破されただと…!?」ガタッ
叛逆兵「『血気盛ん』なクリサンの部隊がすぐに戻ってきまして…」
大臣「ぐぬぬ…」
ルナ「諦めなさい、大臣。貴方は見誤ったわ…」
大臣「ルナ…」カチン
ルナ「この国にとって、プロメア神がどれだけ偉大なのかを、『私達』王家はそれを知っているからこそ大事にしてきたの…」
大臣「キミまで、王家の思想に…」ギリッ
ルナ「プロメア神、ヤーネフェルト様が戻ってきたら、この比では無いわ。悪いことは言わない、降伏なさい…!」
大臣「黙りゃ!」
ルナ「何を…!?」
叛逆兵「報告します!」
大臣「次は何があった!」
叛逆兵「以前、この国を訪れていた。『P』なる者とその仲間が上位階層から侵入!」
大臣「兵どもはどうした!?」
叛逆兵「対応しておりますが…」
大臣「仕方ない、出したくは無かったが…」
ルナ「(まだ、何かを隠していたの…?」
大臣「『奴ら』を呼べ、賊どもを駆逐させろ!」
叛逆兵「ははっ!」
・・・
(王宮上位階層)
P「もう1人は俺の仲間が救けたからよ…」
ウェヌス「これで残りは王子、いえ…」
フロンス「末妹のステラが地下牢に…」
P「ったく、元に戻っても迷惑かけるやっちゃな…」
ウェヌス「それって…」
P「ストップ。誰か居る…」
「そこまでだ、賊よ。『黒騎士』が一角、この『修羅』が剣の錆にしてやろう…!」
142 : 彦デューサー   2024/03/29 14:01:28 ID:Rc/LnThHGU
補足①
ルナ王妃と大臣は幼少期からの幼なじみ(2人とも貴族の出身)。大臣はルナと結ばれるものと信じて疑わなかったが、(ルナから見て)プロメア神への信仰が足りなかったため、交際相手としても見られていなかった
しかも、充てがわれた結婚相手は今は亡き国王の婚約者の最有力候補だった女性で、同じくプロメア神への信仰心が少ないからと半ば厄介払いのように押し付けられた
補足②
黒騎士団:大臣が権力を握るようになってから密かに集めていた私兵集団。そのトップに居る『修羅』は高貴で清廉な戦いを得意としているが…?
元ネタなんて、ねーでごぜーますよ(すっとぼけ
143 : 3流プロデューサー   2024/03/29 15:06:35 ID:HLUQCYBeJk
>>141
大臣「こうなったらもう一つの切り札もきれ!!」
叛乱兵「えっ!?アレを使うんですか!?」
ルナ「何を使う気ですか!!」
大臣「高い横領をして造ったんだ!今使わずして何時使う!!」
叛乱兵「しかしながらアレはまだ調整不足で!!」
大臣「構わん!!どの道王権は此処で終わり邪魔者も粛正出来るのだ!!魔導ゴーレム『ゲート・ガーディアン』を起動しろ!!」
叛乱兵「ハハァ!!・・・どうなっても知んねぇぞ(ポソッ」
大臣「これで奴らもお終いだ!!」
ルナ「何と言うお馬鹿な真似を・・・」
・・・
千早「大丈夫かしら?」
マレ「助かりました。一時はどうなるかと思ったぞ」
千早「(なんか口調も真壁さんソックリね・・・」
ノヴァ「(んまぁ~異世界の同一人物だからねぇ~」
千早「そんな事より貴女は何で王女でありながらこんな工房に?」
マレ「それはマレが魔法工学を弄っているからです。昔は父上に叱られてました」
千早「王族でも好きな事を取り込むのは良い事よ。誇りに覆う事ね」
マレ「(`・∀・´)エッヘン!!褒められたぞ」
ノヴァ『なんか調子狂うなコイツ』
千早「そこが真壁さんの良い所よ・・・」
ワァーワァーワァー
千早「何かしら?」窓から外を除く音葉
マレ「アレは!!」
千早「知ってるのかしら?」
マレ「アレは私達が作らされた、試作型魔導ゴーレム『ゲート・ガーディアン』、大臣に言われてムカついたから大幅に納期を遅らせた未完成品」
千早「強かね・・・」
マレ「試作品ですが、三体の属性ゴーレムの攻撃は危険です」
千早「見た所、上が雷、中央が風、下が水ね」
マレ「幾ら大団長の部隊でもキツイでしょう。未完でも十分強力故」
ノヴァ『千早、3分体を借りるよ』
千早「えっ?」
ノヴァ『久し振りに暴れがいのある奴が居るからね♪』
144 : EL変態   2024/03/29 16:33:55 ID:nogay/wsIo
>>143
P「1人か…(エンドナイフを構える音葉」
ウェヌス「気を付けてください…」
フロンス「この王宮を制圧出来たのは、あの『黒騎士』達があってこそだから…」
P「なるほど、相当やり手みたいだな…」
修羅「分かるぞ、得物は小さいみたいだが。貴様には相当のチカラがある…(剣を取り出す音葉」
P「『ジャマダハル』とは珍しいな…」
修羅「これが俺の流儀だぁ!」ダッ
(間合いを詰めてくる音葉)
P「(チッ、後ろにオンナが2人居んだぞ!」
ガキィン(エンドナイフでジャマダハルを受け止める音葉)
P「(『ヴリトラ』が居れば、守らせたが…」
修羅「フハハハ、どうした!」
(戦闘に夢中になってるのか、王女の存在を気にも留めていない音葉)
P「『騎士』を名乗ってる割には紳士じゃねぇとはな…!(エンドナイフに飛ぶ斬撃の波動を乗せて修羅と距離を取る音葉」ビュンッ
修羅「ならば、敢えて言おう…(ジャマダハルを震わせて熱を発生させて波動をかき消す音葉」ブゥーン
P「なんだ、あの剣は…!?」
修羅「それこそが俺の騎士道であると!(再度、距離を詰め直す音葉」ダッ
P「チェンジだ。シルバーブレイザー!(持ち替えて、銃撃を放つ音葉」ッターンッターン
修羅「無駄だぁ!(発生熱で銃撃を無効化させる音葉」
P「なんだ、この出鱈目なのに隙が無いなんて…」
修羅「(貴様がどう出るかは読めるからな…!」
P「(これじゃ、『先の先の先』だ…!」
修羅「大臣からは王女諸共『消して構わん!』と言われてるからな!(左手首に隠してたニードルガンを放つ音葉」
P「ぐあっ!(針が突き刺さる音葉」
修羅「即効性の毒だ、すぐに回る…」
ウェヌス「キャッ!?」
フロンス「Pさん!?」
『安心して、その人は不死身だから!』
フロンス「え、誰なの…!?(フロンスだけが聞こえている音葉」
145 : Pちゃま   2024/03/29 21:37:05 ID:8pve5F7JE6
>>144
ゲートガーディアンを叩きのめす音
兵士「おぉー!!あの化け物を!!」
ノヴァ「ハハハハハッ!!」
千早「暴れすぎよ!」
ノヴァ「久しぶりだからね!後・・・」
千早『どうしたの?』
ノヴァ「やり手が数名居るね・・・」
千早『えっ!?』
ノヴァ「噂のブラックナイトか・・・」
千早『何とかしないと・・・』
ノヴァ「残念だけどボクは時間切れだ・・・」
姿が元に戻る音葉
千早「いきなり!?無茶振りが過ぎるわ!?」
ノヴァ『大丈夫大丈夫、君なら出来るよ』
千早「何を根拠に・・・」
ノヴァ『ボクの力を纏うんだ、そしたら。『運命』は君の味方だ』
千早「運命・・・解ったわよ!やってみるわ!」
・・・
P「ちっ!コイツ!!」
修羅「どうした!!そこまでか!!」
タッタッタッタッタ
P「足音!?」
ウェヌス「!!クリサン!!」
フロレス「うわぁ怒ってる・・・」
修羅「来たか、最強の戦士クリサン!!」
クリサン「・・・」
何も言わずダブルサーベルを携え、シールドからブレードを取り出す音葉。ついでに足の装甲は切れ味抜群
そして激闘が開始される
P「何であんなに怒ってるんだ・・・」
フロレス「だってクリサンはウェヌスお姉様の婚約者だもん、そりゃ怒るよ・・・」
P「あっそうなの・・・」
146 : ミスター・不純物   2024/03/29 22:01:00 ID:/Wgf2jXwPI
>>145
P「にしても、痛ぇもんだな。『毒』ってのは…」ズブリ
(毒そのものは使い魔の『シャウラ・アズゥーサ』に中和させた音葉)
フロンス「うわ、本当に不死身だ…」ビクッ
P「誰かから聞いたのか…?」
フロンス「なんか、いきなり聞こえたの。わたしに似た声で…」
P「それは『平行世界』の同じ姿をした、お前に当たる人物の声だよ…」
フロンス「そうなんですね…」
ウェヌス「クリサン…///」ポーッ
P「これは『ホの字』だな…」
フロンス「ホの字…?」
P「身を焦がすほど、愛してるって事だ…」
・・・
(Pの世界、愛増学園)
静香「今、誰と話をしてたの…?」
翼「多分、『平行世界』のわたし」
未来「へぇ、凄ーい」
静香「『不死身』って事は、P兄さんの話よね…?」
翼「そうだね…」
未来「パパはどこに行ったんだが…」
静香「そういえば、暁はまだ帰ってないの…?」
未来「悠利さんとこで手伝いさせてるって、パパが連れて帰るからって話だから…」
翼「多分だけど、勝手に家から居なくなったお仕置きも兼ねてるよね…?」
未来「着替えとかは順番に持って帰ってるけど…」
(ファルシオン騒動から3日は経っているが、Pはこの1日後に『Pの世界』へと戻ってくる)
・・・
(おとぎ話の世界、王宮)
P「千早のところに黒騎士が4人だと…!?」
「そして、お前の相手は私だ…!」
P「誰だ、次は…」
「私は『ウルフェ』。狼人族だ…」ギリッ
P「何か、知らんところで恨まれてる気がしてる…」
ウルフェ「お前の命をもらおう。何故なら…」






『貴様に番となるはずだった、狼の「ビッキー」を奪われた…!』
147 : お父さんネズミさん   2024/03/29 22:52:39 ID:8pve5F7JE6
>>146
ジュリアン「此奴らがブラックナイト!!」
スチュアート「うむむ、タダならぬ殺気でしゅ・・・」
ジュリアン「この状況にビビってる奴居る!居ねぇよなぁあああ!!」
スチュアート「その通りやる気満々デスよ!」
千早「悪いけど此処は私達に譲ってくれるかしら?」
ジュリアン「何を・・・うおぉ!?」
スチュアート「こ、これはいったい・・・!?」
千早「・・・漲るわね」
ノヴァ「そうさ、今の君はボクと文字通り一心同体、所謂SPEC2ってとこだね」
ノヴァの力を纏い背中から竜の翼と鎧、大剣と明らかに場違いなランチャー的武器を背負っている
千早「久しぶりに戻るとするわ。『狂犬』と言われたあの時にね!!」
目付きが嘗ての狂犬と言われた目に変わる音葉
竜王千早「竜王纏行くわよ!」
翼から炎が溢れる音葉
・・・
凄まじい剣と剣のぶつかり合い
修羅「フハハハ!!これぞ強者の決闘だ!!」
クリサン「勘違いしてるとは、使えないね」
修羅「何とでも言うと良い!貴様を倒し俺は最強となる!」
お互い舞うように避けつつ武装がぶつかり合い
クリサン「くだらない。そんな物を誇る為に『俺』はこの場に来ては居ない!」
修羅「ならば何のためだという!決闘こそ強者の誉だ!」
クリサン「知れたこと!!彼女への『愛』の為に!!」
ウェヌス「!!!!」ズキューン
148 : へっぽこ大名行列   2024/03/30 13:15:41 ID:E0tCap7I3I
>>147
ウェヌス「私も大好きだよー!」
フロンス「うわ、やべ、壊れた…」
P「俺、自分の世界のウェヌスに当たる人間と懇意にはしてるが、ここまで感情が出てるのは見た事ないな…」
ウルフェ「貴様、この私を無視するつもりか!?」
P「ビッキーを番に出来なかったから、俺に恨みがあるは筋が違うだろ…」
ウルフェ「黙りゃ!」クワッ
フロンス「凄い、怒ってますね…」
P「あれはプライドが相当高いタイプとみた…」
ウルフェ「私は『狼人族』として、『人狼族』のトップたるビッキーを番に迎え、長らく続く対立に終止符を打とうと…!」
P「なぁ、逆じゃね…?」
フロンス「気にしたら、負けってやつじゃないですか?」
ウルフェ「私は自慢の鶏揚げをプレゼントしたんだ、そしたら…」
ビッキー『Pが作ってくれた、唐揚げの方が美味かったぞ…』
ウルフェ「って、ソデにされたんだ…!」ギリッ
P「それのどこが問題なんだ…?」
フロンス「『狼人族』は見た目がヒトに近いんですけど、知能がオオカミ寄りなんです…」
P「なるほど。ビッキーは見た目が狼(の着ぐるみ)だけど、知能はヒト寄り。故に『人狼族』…」
フロンス「で、狼人族は意中の相手に素材をそのまま揚げたものを渡すことがプロポーズになるんです…」
P「元の味が良くないと、ダメなやつじゃん…」
フロンス「だから、『人狼族と狼人族』は長年対立関係に…」
P「理解したわ…」
ウルフェ「それに…」
ビッキー『自分の身も心は既にPに捧げたからな!』
ウルフェ「っと…(血の涙を流す音葉」ギリリッ
P「あー、何か思い出したぞ。2年くらい前に泊まりがけで来た時に強い酒を飲まされたと思ったら…」
ビッキー『不束者ですが…///』
P「アレはそういう事か…」
修羅「貴様ぁ!」
P「お、何だなんだ…」
修羅「婚前交渉だと、破廉恥なっ!?」
149 : 箱デューサー   2024/03/30 13:18:30 ID:E0tCap7I3I
補足
『おとぎ話の世界』なので、ヒトとそれ以外の種族が結ばれるのも珍しいは無いが、呼称においては知能面で強く特徴が出る方が優先されるので、ウルフェは見た目が人寄りではあるが『狼人族』、ビッキーは見た目がオオカミ寄りだが『人狼族』
文字数の関係ではあるが、修羅がキレてるのはクリサンに対してなので、クリサンとウェヌスは…
150 : 箱デューサー   2024/03/30 14:33:00 ID:pZHb.KVLQU
>>148
一方その頃
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「あ、あのプロメア様?」
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「プロメア様!!」
プロメア「あっすみません!?聞いてなかった!!」
ヤーネフェルト「プロメア様、大変申し訳ないのですが・・・」
トモ「その書物は・・・」
プロメア「素晴らしい物ですね、世界にはまだこれ程の知識があるのですから」
ヤーネフェルト「いえ、そうではなく・・・」
トモ「(明らかに外に出てはいけない感じの書物・・・」
ヤーネフェルト「(然も、紙の具合からしても相当な年代物・・・」
プロメア「玲花さん、コレを仕舞って中央60番八段目にある物を!!」
玲花「分りましたプロメア様・・・」
トモ「何でホイホイ言う事聞いてるんですか!?」
凌牙「マスターロゴスも四賢神も居ない現在、主神たるプロメア神に忠を尽くすのが剣士たる者の礼儀だ・・・」
トモ「いえ、そうですが・・・」
ヤーネフェルト「一応聞きますが、その本は・・・」
プロメア「ヤーネフェルト、神たる私がまさか、略奪などすると思いですか?」
ヤーネフェルト「いえ、そのような事は・・・」
プロメア「安心してください、私はその様な愚かな真似はしません・・・」
トモ「(でもどう見ても・・・」
プロメア「密かに侵入し内容を暗記し、当時のインクや物で完全に復元し保存してるだけです・・・極めて無罪です」
トモ「(それは一種のデジタル万引きでは!?」
プロメア「万引きではありません、本や知識が死蔵されるのが罪です、私は其れを解放してるの過ぎません!!」
玲花「流石ですプロメア様」
トモ「えぇ~・・・」
デザスト「だから言っただろ、コイツは本に関してはマジで狂ってるってよ」
・・・
自分の世界の事など知る由もなかった
151 : P殿   2024/03/30 15:08:06 ID:E0tCap7I3I
>>150
デザスト「あの父親がいつ戻ってくるかも分からんが…」
プロメア「パパ如きが神様に逆らおうなど…」
デザスト「『パパ』だから、逆らうんだろ?」
トモ「そうでなければ…」
ヤーネフェルト「三千世界は景色を失っていたでしょう…」
デザスト「というより、ナチュラルに心を読むな!」ベシン
プロメア「ちょっと、誰のおかけで復活出来たと思ってんの!?」
デザスト「誰も頼んじゃいねーよ!」
トモ「デザスト…」ウルッ
デザスト「あーもう、泣くなよ!」
凌牙「形無しだな…」
玲花「そうですね…」
・・・
(おとぎ話の世界、王宮上位階層)
修羅「貴様ら、貴族だろう!」
クリサン「それがどうした…?」
修羅「親に習わなかったのか!?」
クリサン「あんな親から何を習えと…」
修羅「何…!?」
クリサン「ただ、ウェヌスと出会わせ、婚約を結んでくれた事だけだ。感謝しているのはな…」
ウェヌス「私も大好き、愛してるー!」
P「高潔過ぎんだろ…」
フロンス「わたしもジュリアンまではキスしかいってませんよ…」
P「止めてやれ、多分アイツ(修羅)には効きすぎる…」
修羅「こんな破廉恥で穢れた王家はぶっ壊してやる!」
クリサン「言ったな…!」カチン
ウルフェ「え、アイツ。あんななの…?」
P「同じ黒騎士でも知らない事だらけか…」
ウルフェ「黙りゃ!」クワッ
P「それしか無いのか…」
ウルフェ「ビッキーに拒まれ、打ちひしがれていた私にチカラを大臣は与えてくれた…」
P「使えるってなれば、種族に見境は無いのな…」
フロンス「そういう『世界』なんですよ、ここは…」
続く
152 : Pちゃん   2024/03/30 15:22:08 ID:E0tCap7I3I
>>151
ウルフェ「覚悟しろ、この『ラムタオ流・戦術カルラ』で貴様を葬ってやる!」
P「(ギジウェポンを渡すか、でも…!」
ジュリアン「フロンス!ウェヌス第一王女!」
フロンス「ジュリアン!」
ウェヌス「もう、私のことは『お義姉さま』と呼ぶようにって…」プクー
ジュリアン「あれ、キャラクター変わってる…?」
フロンス「クリサンの愛に当てられたみたい…」
P「ちょうどいい、そこの赤組2番手…」
ジュリアン「スチュアートより序列が上だな、分かってるじゃねぇか…」
P「俺はアイツ(ウルフェ)と戦う間、ウェヌスとフロンスを守れるか?」
ジュリアン「おいおい、アタシを誰だと思っているんだ。最強クリサン部隊の副団長ジュリアンだぜ…!」ニカッ
P「それじゃ、頼むぜ…!(瞳に紅蓮を宿し、吸血鬼の王たるマントをはためかせる音葉」
ジュリアン「なんだ、この強さのオーラ…!」
ウルフェ「やり手のようだな。だが、私の相手ではない…!(目を見開き、読心する音葉」クワッ
P「T2マグナム!」ッターンッターン
ウルフェ「なんだ、貴様は…」フルフル
P「ん…?」
ウルフェ「なんなんだ、貴様はーっ!?」
(見えないバリアのようなもので銃撃を防ぐ音葉)
P「防御された…!?」
・・・
(王宮敷地内の森)
ビッキー「みんな、派手にやってるなぁ…」
モモ「そうだね…」
リカ「クリサン大団長率いる皆様も加わって、何よりです…」
「ったく、ウルフェったら…」
ビッキー「ん…?」
モモ「どうしたの、ビッキー…?」
ビッキー「なんか、聞き覚えのある名前が…」
リカ「聞き覚えのある名前…?」
グリット「だから、私達『狼人族』がナメられるんだって…」
ビッキー「こんな物陰で何してんの?」
グリット「あ、しまった…(青ざめる音葉」サーッ
153 : ごしゅPさま   2024/03/30 15:27:22 ID:E0tCap7I3I
補足
ウルフェ:黒騎士のリーダー格にして、『ラムタオ流・戦術カルラ』という技を用いて、敵を屠るのを得意としているが…
グリット:ウルフェと同じ狼人族で、黒騎士のメンバー。ビッキーにフラれて落ち込むウルフェを支えようとしていたところを大臣に一緒に拾われた
ウルフェが読んだ『Pの精神世界』:修羅が読心したクリサンの精神世界以上に爛れている。修羅に唖然としてたウルフェもキレるレベルなので、修羅が読心すると…
154 : ぷろでゅーさー   2024/03/30 20:21:29 ID:Jw6UL0kMxU
>>152
春香「えっ?千早ちゃんの昔?」
静香「そうです。憧れていたけどよく知らないと気付いて」
美希「あんまり期待しない方が良いの・・・」
翼「えぇ~何でですか~?」
春香「うん、そうだよね・・・」遠い目
美希「まだ美希の方が可愛げが合ったよね?」
春香「私からしたらどっちもどっちかな~」
静香「いったい何が・・・」
春香「一言で言うと『狂犬』だね・・・」
翼「狂犬?」
美希「別名『キレすぎたナイフ』も合ったよね~」
春香「今の穏やかな菩薩みたいな千早ちゃんとは想像できないと思うけどね・・・」
美希「もう目に付く物全てが敵って感じだよね~」
静香「(・0・)」
翼「あっ静香ちゃん固まっちゃた」
美希「アレだよね。所謂『憧れは理解から最も遠い感情』だね」
春香「言わないお約束だよ!?」
・・・
千早「ふぅ・・・」
完全に沈黙してる四人の黒騎士
兵士「スゴい・・・」
スチュアート「黒騎士達を無傷で・・・同じ女性として畏怖感じますね!」
ノヴァ『お疲れ』
千早「先は助かったわ。何か心の奥を抉られた感じがして」
ノヴァ『気にすることはないよ。人の家に土足で踏み込んだ奴らが悪いからね。軽い脅しをね・・・」
千早「貴女の脅しは洒落にならない気がするわ」
ノヴァ『それより』
千早「何かしら?」
ノヴァ『さっきの分身は何、ボク知らないんだけど?』
千早「何って寝惚けた分身をしたから、本物の分身をみせただけよ?何か問題でもあるの?」
ノヴァ『アッハイ』
155 : 夏の変態大三角形   2024/03/30 21:38:07 ID:8Ss/5d/gdo
>>154
ビッキー「あれ、キミは…」
グリット「あー、そのー…」
ビッキー「ウルフェと一緒に居たコだよね?」
グリット「久しぶりです…」
モモ「ウルフェ…?」
ビッキー「知り合いの狼人族、ここ何年か会ってないけど…」
グリット「(もう、脈も無いわ…」
リカ「それで一体、何をしてるんですか…?」
グリット「私はそのですねー…」
・・・
P「いきなり、なんなのさ…?」
ウルフェ「貴様、ビッキーだけでは飽き足らず…」ワナワナ
P「なるほど、お前『読心』が出来るのか…」
ジュリアン「『読心』?」
P「平たく言うと、人の考えが読めるみたいな」
フロンス「(ジュリアンの事を考えてみる音葉」
ウルフェ「フロンス第四王女、そこの副団長と同衾しているだと…」
フロンス「うわ、ホントだ」
ジュリアン「って、アタシの事を考えてたのかよ…」
P「厄介だな。勝手に覗いておいて、それをいちいちツッコまれるのも…」
ウルフェ「黙りゃ!」
P「俺はただ…」
ウルフェ「貴様だけは生かしておけん!(二振りの細剣を取り出す音葉」
P「愛するオンナの事を考えていただけなのに…(エンドナイフをサーベルモードに変化させる音葉」
ウルフェ「(いくぞ、グリット!」
・・・
グリット「(分かったわ、ウルフェ!※念動力を発現させる音葉」
ビッキー「そのですねじゃ、分かんないぞ…」
グリット「ある貴族の方にお仕事を斡旋してもらったの、その報告にウルフェが行ってて…」
ビッキー「あ、生きてたんだ…」
グリット「あ、もう、そんな扱いなんですね…」
ビッキー「だって、会う度に鶏をそのまま揚げたやつ渡してくるんだけど…」
モモ「そのまま…」
リカ「随分、ワイルド…」
ビッキー「そのままだから、美味しくなかったんだよね。多分、シメてからの鮮度が良くなかった…」
グリット「(こりゃ、モテんわ」
156 : Pたん   2024/03/30 22:20:08 ID:lWqTXHhAHQ
>>155
レイナ「バステト~降りておいで~」
バステト「ムスッ」
ユキナ「ダメだ降りてこない・・・」
琴葉「機嫌が悪いのかな・・・」
千鶴「猫は元々一匹で生きれる動物ですから」
伊織「聞いた話だと家猫って自分を上に見るらしいわよ」
琴葉「つまり・・・」
暁「勝手に人の家にドカドカ入ってきた犬と狐が気に入らないんでしょ」
レイナ「そうなの?」
千鶴「ですがラッキーは良い子ですわよ?」
ラッキー「わふぅ!!」
バステト「マーオ」
暁「あっダメだコレは」
伊織「ダメな威嚇ね」
バステト「マーオ!!」
千鶴「狐さんは怪我のせいでだいたい寝てるから大丈夫ですわよ?」
バステト「マーオ!!!!」
暁「喧嘩腰の威嚇だ・・・」
周子ケミー「スースースー」
琴葉「どんどん大きくなってる・・・」
千鶴「取りあえずバステトから離しておきますわね」
・・・
家猫バステトの機嫌は過去最悪だった
157 : Pチャン   2024/03/30 22:41:24 ID:8Ss/5d/gdo
>>156
暁「てか、良かったのかな…」
千鶴「ハイ、お着替えですわ…」
暁「やっぱ、ダメなんだ…」
琴葉「まぁ、ヴリトラが居るから心配はしてないし…」
暁「それじゃ、今日はクロ兄さんと未来姉さんのアパートに泊まってくよ…」
伊織「恵美も頑なよね…」
紬「似たもの夫婦なんですよ…」
暁「オーマジオウ曰く…」
オーマジオウ【師は間もなく、戻ってくる公算となっている…】
暁「って…」
ヴリトラ『暁、そろそろ帰ってきそうだ…』
暁「分かった、じゃ行ってきます…」
・・・
バステトの機嫌の問題で誰も家から出れなかったので、暁に取りにこさせた模様
・・・
(おとぎ話の世界)
P「テメーだけのチカラで戦えねぇやつに負けるつもりは毛頭ねぇんだよ!」
ウルフェ「何おう!」
P「これで終わりだ!」カチッ
『フィジカル・インテリ・メンタル、マキシマムドライブアライブ!』
P「終焉の一閃!(トリコロールカラーの飛ぶ斬撃を放つ音葉」
ウルフェ「何をしてるんだ、グリットぉ!」
・・・
グリット「もう、勝ち目無いでしょう。色んな意味で…」
・・・
ウルフェ「ぐあーっ!?(斬撃を諸に受け、鎧が砕ける音葉」
修羅「ウルフェが負けるだと…!?」
クリサン「余所見してるだけの余裕があるとはな…!(素早い縦斬りを見せる音葉」
修羅「バカな、この俺が敗れるだと…!?(あまりにも早い斬撃に心が折られる音葉」
クリサン「強さはチカラなんかじゃない、生きる意思さ…!」
修羅「そうかよ…」バタッ
・・・
(地下牢)
ビッキー「よっ!」ガチャン
ステラ「助かったぜ!」
モモ「ステラ、良かった…」
リーオ「ありがとう、この恩は返させてもらうわ!」
リカ「とんでもないです!」
リーオ「さて、残るは大臣だけね…」メラッ
158 : プロデューサーさま   2024/03/31 12:05:05 ID:f/HosnqkWY
>>157
バサバサ
千早「Pさん!!」
ノヴァ『そっちも終わったみたいだね』
P「千早にノヴァ?なんで外に居るんだ?」
千早「私との相性が良く、完全な纏が出来た事で・・・」
ノヴァ「僕は短時間だけなら顕現出来る様になったのさ」
千早「私も纏状態の維持が出来るので大幅な戦力アップですね」
P「それでそっちの連中は如何した?」
千早「全員KOです」
ノヴァ「まあ暫くは起きないんじゃないか?」
P「後は・・・」ピキユーン
ノヴァ「おや?」
千早「この音は・・・」
P「エネルギーが溜まった音だ」
ノヴァ「時間切れって奴だね」
・・・
空猫珈琲店の世界
ミャオ「おや?おやおや~?」
シッポ「どうしたのよ?」
ミャオ「この石ころから何だか懐かしい気配がしまして~」
シッポ「そうね、何となくだけど・・・」
カニャ「どうしたの二人共~」
シッポ「これ何か分かるかしら?」
カニャ「美味しい物?」
シッポ「石を食べない」猫パンチ
カニャ「アダッ!?」
シッポ「何となくですが~バステト様の匂いが感じられますね~」
・・・
この石こそバステトの知性の塊、この街に散らばった彼女の記憶と自我である
159 : そこの人   2024/03/31 15:15:33 ID:eZDPitfoD2
>>158
P「まぁ、後は挨拶してってとこだな…」
ノヴァ「まぁ、そうだね…」
千早「凄いわね、この人(修羅)も頭から縦に斬られてはいるけど…」
ジュリアン「気絶だけで済んでる。流石だな…」
クリサン「ステラとリーオ大司教も無事助けられたとの事だ…」
P「じゃ、諸悪の根元を叩くだけか…」
・・・
ステラのナレーション:この後、母上(ルナ王妃)を巻き込んで心中しようとした大臣と降伏に応じなかった叛逆兵の一部を取り押さえて、この騒ぎは終結した。そして…
・・・
ステラ「え、オレ、もう王子じゃなくていいのか!」
ルナ「元々、その予定だったのが流れただけでもあるし…」
P「というより、どうすんだ。直接送り届けられないぞ…」
ステラ「待つよ。P先生なら、何とかしてくれるんだろ?」
P「期待はするなよ。寧ろ、この間に『果穂とルゥ』がリードしてるかもだが…」
ステラ「なら、抜き返すだけだよ。果穂とルゥから…(スペードのQの報酬カードのような表情になる音葉」ニコッ
P「さ、さよか…」ヒクッ
ノヴァ「さて、次に向かう世界でこの先のルートは確定する…」
千早「そうなの…?」
ノヴァ「残りは『空猫、魅裏怨、パンゲア』な訳だが…」
P「感情的にはパンゲアがラストだといいが…」
ノヴァ「ボクとしても、そのつもりだよ…」
ルナ「決めたわ…」
リーオ「王妃様…?」
ルナ「クリサン、ウェヌス。あなた達にこの王宮を任せたいの…」
クリサン「謹んで…」
ウェヌス「お受けします…!」
千早「国の歴史が動いたのね…」
ノヴァ「そうだね…」
ビッキー「もう、行くの…?」
P「すまないな、俺も管理者の端くれ。自分の世界が心配なんだ…」
ビッキー「また、来るよね…?」
P「約束するよ…」
ノヴァ「また、やってるよ…」
千早「いいのよ。そこが私達の好きな彼の姿だから…」
160 : 毎日変態   2024/03/31 16:22:25 ID:CB7kvCkQk6
>>159
P「此処は・・・」
千早「のどかな雰囲気ですね」
ノヴァ『なるほど此処はバステトの世界だね・・・』時間切れで精神に戻った
P「各平行世界で一番平和な世界だからな」
千早「そうですね。それよりも・・・」
ニャーニャーニャーニャー
千早「猫が多くないですか?」
足下に群がる猫の群れ
P「うん、そうだね」
ノヴァ『ニャーニャー煩いなー』
千早「猫アレルギーじゃなくて良かったと思うわ」
P「まあタケ達の知り合いで猫アレルギーの奴いるが」
・・・
留美「可愛いわね・・・ヘブシッ!!ホントに、ズビッ」
瞳子「留美さん!!顔が大変なことに!?」
美優「涙と鼻水で、作画が・・・!?」
みく「何で猫カフェに来たんだにゃ・・・」
李衣菜「好きだからじゃない?」
みく「猫ちゃんもビビってるにゃ・・・」
李衣菜「好きって奴は何処までもロックだねぇ・・・」
みく「リーナちゃんはロックを間違えてるにゃ・・・」
・・・
P「さて此処ではどれ位滞在するんだか・・・」
千早「さあそれは解りませんね。あら?」
P「どうした千早?」
千早「何だか綺麗な石が落ちてて、宝石でしょうか?」石らしき物体を拾う音葉
P「宝石には見えないな?」
ノヴァ『うん?コレは、なんかバステトの匂いがする・・・』
161 : 変態大人   2024/03/31 20:06:13 ID:eZDPitfoD2
>>160
P「無臭だが…」スンスン
千早「篠宮さんなら、分かりそうだけど…」スンスン
ノヴァ「キミが深手を負ったバステトを救い出そうとして、吸い出した『神格と権能』のカケラかもね…」
P「とりあえず、保管しておこう。他のネコに使われたりしたら厄介だ…」
ノヴァ「こういう時、戦闘術や適合術は便利だね…」
千早「そう?」
ノヴァ「特撮番組よろしくアイテムを自由に取り出せる…」
P「いや、これもデバイス使ってるぞ」
ノヴァ「そうなの?」
P「文字通りのアイテムボックスだな…」
千早「正確には、スマホのアプリよ」
P「ハルシュタイン騒ぎの1年前に俺が開発した」ドヤ
二葉「あ、P先生!」
P「よう、二葉…」
二葉「いつ来たんですか?」
P「つい、さっき…」
二葉「あの、珈琲店に来てください。大変なんです!」
千早「最上さんに似てるわね…」
ノヴァ「そうだね」
P「何があったんだ…」
二葉「ネコ達が『変な石』を拾って、ナワバリ争いしてるんです!」
ノヴァ「あちゃー…」
千早「早速、回収したわね…」
二葉「ところで誰ですか、この人たち…」
P「途中の平行世界で会った同行者達だが…」
二葉「詳しい事は後で聞きます…」プイッ
千早「あら…?」
ノヴァ「どうやら、好意的では無いのかな」
・・・
二葉は千早が「ライバルの1人」である事を本能的に感じ取った模様
・・・
(Pの世界、高坂海美の自室)
あねね「そろそろ、話してもらえる。貴女と海美ちゃんに何が起きてるのかを…」
海美BV「それもそうだね…」
環「うみみはうみみじゃないの…?」
海美BV「私は『平行世界』の人間。『この世界』の高坂海美は私の中でずっとウズウズしてる…」
環「あー…」
あねね「でしょうねー…」
(海美達の精神世界)
海美『早く動きたいよー、P先生まだー!?』
162 : ボス   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
163 : 夏の変態大三角形   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
164 : 師匠   2024/04/01 05:36:24 ID:DWbbBS6qqI
>>162
シッポ「(マズい、私は野良猫…」
カニャ「(いくら、この世界がネコに優しくても…」
ミャオ「(流石に食品を扱う方々が治療をする訳には…」
二葉「お姉ちゃん、空猫Pさん!」
一夏「二葉!」
空猫P「あれ、久々だな!」
P「そうなるんだな、今の日付は…」
三奈「もうすぐ春です…」
千早「私達の世界と時間の流れは同じなのね…」
悠利「救急箱は一応持ってきたけど…」
P「貸してくれ、俺達が治療する。シッポもそれでいいな?」
シッポ「(はい…」
三奈「Pさんなら、誰よりも安心出来るからって…」
ノヴァ『凄いな、ネコの言葉が分かるのか…』
悠利「懐中時計から声が…」
二葉「また、神様とやらですか…?」
P「そうだな、バステトとは異なる世界のではあるが…」
ノヴァ『キミは本当に節操が無い。平行世界間の管理者たちは交わる事が無いと思ってたのにねぇ…』
P「俺だけのせいにするなよ…」
千早「それじゃ、ケガを見せて…」
シッポ「(何となく拒否の姿勢を見せる音葉」プイッ
千早「あらっ…?」
ノヴァ『どうやら、そこの黒髪ムスメとシナジーが同じなんだろう…』
二葉「黒髪ムスメって私のことですか…?」ムスッ
ノヴァ『左様ww』
P「あんまり、からかってやるな…」
千早「『元の世界』の2人はそうでもないだけに…」
P「『人となり』を知ってくれれば、大丈夫だろうけど…」
ノヴァ『果たして、そこまでの時間があるかどうか…』
P「とりあえず、借りるぞ…」
悠利「分かった…」
二葉「むぅ…」
一夏「悔しい…?」
二葉「そうね、あの人は通じ合ってる気がする…」
三奈「だとしたら…」
・・・
ゆきよ「ねぇ、菜々子。また、Pさん来たって…」
菜々子「ふーん、そうなんだ…」
ゆきよ「あり、どうしたの…?」
菜々子「別にー…」
・・・
(Pの世界)
美奈子「最近、ほっとかれてるとか思ってないし…」
165 : 彦デューサー   2024/04/01 11:25:24 ID:zaFOkThuk6
>>164
P「そんな状況なのか・・・」
カニャ「猫達の様子がなんか変なんです・・・」
ミャオ「う~ん、何処が変なんでしょ~?」
シッポ「ネタに走らない」猫パンチ
ミャオ「ほわぁあああ~」
P「どうやら、近辺の猫達が派閥を造って争ってるらしい」
三奈「うん、大きなグループに分かれてるの・・・」
一夏「それは知らなかったわ・・・」
三奈「特に大きなグループはこう呼ばれてる『四皇』と・・・」
P「ワン〇ースかよ・・・」
千早「つまりさっきの猫達はその傘下って事ね・・・」
二葉「いったい何処の猫たちなの?」
三奈「シッポ知ってる?」
シッポ「アイツ等は猫界隈で通称『カミサマ』って呼ばれてる猫一派ね」
カニャ「凄い派手な猫だったよねぇ~」
ミャオ「バッシバシでしたね~」
P「う~ん、何だかそんな奴知り合いに居る気がする・・・」
千早「偶然ですね。私もです・・・」
シッポ「別の一派に姉弟猫が居るわ・・・姉弟が二枠使ってる」
カニャ「お姉さんは灰色でキレイな猫だよね~何だろう人間的に厨二的な言葉で、何言ってるか分かんないけど」
ミャオ「弟さんはクールでしたね~」
P「う~ん、これまた人間で知り合いが居るな~」
千早「何だか残りが怖くなってきました・・・」
三奈「残りは?」
カニャ「確か、最大派閥の猫達が居たよね?」
ミャオ「猫達から『ハル閣下』と呼ばれてましたね~」
シッポ「とても恐ろしい連中よ・・・」
P「」顔で手を隠し天を見る音葉
千早「」眉間に手を当てて押し黙る音葉
ノヴァ『テラワロスwww』
166 : Pくん   2024/04/01 13:31:03 ID:8b.FR212yU
>>165
三奈「ただ…」
P「ん…?」
三奈「シッポ達も『四皇』に次ぐだけの勢力とも言われてる…」
シッポ「え…!?」
千早「それは何故…?」
三奈「単純に『石の所持量』が多いから…」
ノヴァ『なるほどな…』
カニャ「リッくんが拾ってくるんだよね…」
P「リッくんは元気か?」
シッポ「わんぱく過ぎて、今日も石を拾ってくるんだわ…」
P「そうか…」
二葉「というより…」
一夏「ナチュラルにネコと喋ってる…」
悠利「『人間猫屋敷』に近づいてる…」
千早「私はノヴァを経由して聞こえてるけど…」
P「あー、思い当たる節はある…」
ミャオ「ほほー」
P「バステトから吸い取った『神格と権能』が少し残ってんだろうなぁ。捨てたと思ってたのに…」
ノヴァ『推測ではあるが…』
P「ふむ…」
ノヴァ『アザトース空間を彷徨った結果、石となって戻ってきたのだろう。で、バラけたと…』
空猫P「そういえば、ネコ達が騒ぎ出す数日前くらいに隕石騒動があったな…」
P「これはやったか…?」
千早「やってますね…」
ノヴァ『断言しよう、キミが悪い!』
P「だよなぁ…」
二葉「それじゃ、Pさんに解決してもらいましょう!」
P「ふぁっつ!?」
二葉「そのアザトースとの戦いで私達も怖い思いはしたんですから…」
P「それはそうかもしれんが…」
一夏「(ティン)そうね、その方がいいわ」
P「一夏さん…?」
三奈「三奈は賛成です…」
P「三奈…?」
悠利「悪い、僕は何も言えない…」
P「悠利?」
空猫P「俺は部外者だ、エレニャは飼い猫だしな」ピューイ
P「誰も助けてくれない!?」
二葉「決まりですね…」ニッコリ
千早「強かね…」
ノヴァ『これだから、三千世界の人間は面白い…!』ニヤリ
167 : 師匠   2024/04/01 15:11:18 ID:zaFOkThuk6
>>166
路地裏のゴミ捨て場
ルカ「チッニャーニャーうるせぇぞお前ら!!」
ニチカ「しょうがないでしょアンタボスなんだから」
ルカ「うるせぇ何でアタシが、そしてなんでテメェがいんだよ!!」
ニチカ「そんな事私が聞きたい位ですよ!!」
ルカ「ハッ凡そ美琴(飼い主)とハヅキ(姉猫)に見捨てられたか?」
ニチカ「言わないよね・・・」
ルカ「あん?」
ニチカ「言わないよねぇ!そんな事!!」
ルカ「急にキレんな!!」
野良猫「おぉ!!リーダーと副リーダーがお互い気合いを入れてるぞ!!」
野良猫「流石ですぜェ!!リーダー!!」
野良猫ズ「ひゃっはー!!」
ルカ「そしてお前らは何でそんな世紀末思考なんだよ!!」
・・・
高級住宅街
ラン(蘭子)「ハッハハハハ!!良くぞ集まった我が眷属共よ!!」
野良猫「イェーイ!!!」
ラン「これより我は大いなる使命と共に我が王国を建国せん!!」
野良猫「イェーイ!!」
ラン「ナーッハハハハハハ!!着いて参れ我が血族よ!」
カオル「姉さんには付き合い切れん・・・」
ラン「何で、お姉ちゃんにそんな事言うの!!?」
カオル「ぐぅううう!?」
・・・
P「近所だとこうなってるんだな」
シッポ「カミサマはリーダーと副リーダーはお互いど付き合いする仲らしい」
P「副リーダーが誰なのか俺は分かったわ・・・」
千早「まぁ居るでしょうね、彼女が居ると」
ミャオ「喧嘩する程何とやらですね~」
168 : Pサマ   2024/04/01 22:46:37 ID:p19AM8ytKk
>>167
P「しかし、今回ばかりは…」
ノヴァ『いつものようなパワープレイは出来まいな…』
千早「そうね、相手が悪過ぎるわ…」
P「ただ、ネコ達がそこらで騒いでいるのは事実…」
シッポ「今はまだいいけど…」
ミャオ「保健所が痺れを切らせば、間引かれてしまいますね…」
カニャ「間引かれる…?」
P「早い話が駆除だ。生活の迷惑になるからな…」
カニャ「それはイヤかも…」
P「二葉たちは俺に押し付けたら、押し付けたで…」
二葉『家の手伝いや春からの準備もあるので、今日は帰りますね…』
P「って、去りやがるし…」
千早「まぁ、貴方なら何とかしてくれるって信頼の現れなのかも…」
P「千早…」
千早「少し、羨ましい…」
シッポ「あの…」
千早「どうしたの、シッポ…?」
シッポ「さっきはごめんなさい、素っ気ない態度を取って…」
千早「気にしてないわ。大体はこの人(P)が悪いから…」
P「千早…?」
ミャオ「おや、リッくん…」
リッくん「あ、Pさん。来てたんだ…」
P「久しぶりだな…って!」
シッポ「また、石を持ってきたのね…」
リッくん「石が呼んでるんだ…」
千早「石が…?」
P「そうか、ティンときた…」
シッポ「何か、分かったんですか…?」
P「リッくん、瞳を見せてくれ…」
リッくん「どうぞ…」
P「僅かだが、管理者権限が入ってるな…」
ノヴァ『バステトが何かをしたのかな…?』
P「可能性はある。バステトの養ネコに最も寄り添っていたのはリッくんだからな…」
シッポ「どうするの、そんなに集めて…?」
リッくん「分からないけど、集めていればいい事があるかなって…」
P「もう、バステトを戻してはやれないのにな…」
続く
169 : 下僕   2024/04/01 23:24:47 ID:DWbbBS6qqI
>>168
ミャオ「おや、それは何故でしょうか…?」
P「家猫として過ごした時間が長い。そんでもって、普通のネコよりも寿命は長い…」
シッポ「どのくらいなんですか…?」
P「助けるためとはいえ、吸血種にしてしまった。下手したら、何もしてない健康な人間よりも長いかもしれん…」
リッくん「なら、誰かが代わりにならなきゃ…」ポツリ
P「四皇と呼ばれているネコは下手をしたら、石のチカラに魅入られている可能性がある…」
シッポ「リッくんは成長したとはいえ、他のボスネコに比べたら…」
P「石を取り入れた所で差は埋まらないだろうな…」
リッくん「そうか…」シュン
P「さて、どうしたもんか…」
・・・
(Pの世界)
あねね「色々、聞きたい事はあるのだけれど…」
海美BV「はい…」
あねね「あのセーラー服はP先生の趣味なのかなぁって…」
海美BV「多分…」
海美『キッパリと言わないで!』
環「目の色が変わった!?」
あねね「『こっち』の海美ちゃんが出る時はそうなるんだ…」
海美BV「そうですね…」
環「うみみはどうやったら、戻るの…?」
海美BV「P先生のチカラが居るかも…」
あねね「本当、私が日本を発ってから何が起きたんだが…」
海美『言えない、絶対に言えない。私と同じくらいかそれ以上に慕ってるお姉ちゃんには絶対に…』
・・・
姉妹仲の危機である
170 : イルデューサー   2024/04/02 11:58:07 ID:Ks4NGrNLCw
>>169
路地裏ゴミ捨て場
野良猫「姉後!!大変ですぜ!!」
ルカ「姉後言うなつってんだろう・・・」
野良猫「隣町の奴らが連れてかれちまった!!」
ルカ「チッまたか・・・」
ハナ「これで何件目?」
ハルキ「多分ですが4件目ですね」
野良猫「畜生!俺達が何したってんだ!!」
野良猫「そうだ!唯平和に暮らしてたのに!!」
野良猫「コレも全てあの丘が住宅街になったせいだ!!」
野良猫「それのせいで住処と餌場を奪われたカラス共がこの街に!!」
野良猫「俺達は自分達の住処を護る為に戦ったのに!!何で俺達猫が処分されるんだ!」
ルカ「人間様様だな、都合が悪ければアタシらに八つ当たりだ」
ニチカ「住み難くなりましたよね・・・」
ルカ「だからと言ってただ黙ってるほどアタシらも弱くねぇ・・・」
ハルキ「でも下手に攻撃すると保健所が黙ってないんですよ!」
ハナ「聞いた話だけど新しい市長って動物嫌いだって~」
ルカ「その為にこの『石』だ、コレでアイツら人間をな・・・」
・・・
千早「すみません。態々泊めて貰って・・・」
一夏「良いですよ。別に知らない中じゃ無いんですから」
千早「ありがとうございます。あらこのポスターは?」
一夏「新しくなった市長のポスターです・・・」
ノヴァ「うはぁジ〇リに出てく様なケバイ悪役ババアだなぁ!?」
千早「失礼よ、でも凄いわね・・・」
一夏「新しい市長は急激な都市開発を進めてるんです、アソコの丘の住宅街が見えますか・・・?」
千早「アソコかしら?」
一夏「元々あそこは市の管理する自然区だったんです」
ノヴァ「今じゃ見る影もないね」
一夏「市長が人を呼び込む経済を潤すと言う理由で開発されたんです」
千早「それって強硬過ぎるんじゃ・・・」
続く
171 : ハニー   2024/04/02 12:11:59 ID:Ks4NGrNLCw
>>170
一夏「勿論市議会からは反発があったそうです。でも」
ノヴァ「成程、黙らせて強行採決に出たと・・・」
一夏「ハイ、それに以前から宣伝して居たみたいで人を呼ぶこむことに成功して」
千早「市長派が強気で居るって訳ね・・・」
ノヴァ「ふぅ~む、何となくだけどこの件に関係があるかもしれないね」
千早「街を散策して居て気付いたけど、此処等辺も工事が多いわね・・・」
ノヴァ「それも市長の都市開発が起因じゃない?」
一夏「あの丘の森は春には桜が生い茂る名所だったんです。今では見る影もないですが」
ノヴァ「聞けば聞くほどこの市長あまり良い感じじゃないね」
一夏「急な開発に景観や街並みが反発も相次いでますね・・・」
ノヴァ「見た目以上にジ〇リのケバイ悪役ババアだな・・・」
千早「聞いていいかしら?」
一夏「はい?」
千早「最近になって、例えばカラスとかが増えたとか?」
一夏「そう言えば丘の開発を機にカラスが増えた様な・・・」
千早「大体わかって来たわね、開発で動物達のパワーバランスが崩れたんだわ」
ノヴァ「成程ね~住処を終れた生き物は別の縄張りを求めて移動する・・・」
千早「結果、争いが起きた・・・」
ノヴァ「恐らくだけどこの不細工ババァはこうなる事を見越してるんじゃない?」
千早「多分街に人を呼び込むのに動物の命を軽視してる動きね・・・」
一夏「そう言えば此処で休憩を取る市の職員さんが愚痴と言うか市長に対する苦言を漏らしていたよ記憶があります・・・」
172 : 3流プロデューサー   2024/04/02 16:03:02 ID:YubGt7vJmw
>>171
(悠利の自室)
P「どうした、急に呼んで…」
悠利「(唇の前に指を当てて、メモ紙を差し出す音葉」
P「どれどれ…」
悠利『今からする話は一夏ちゃん達に出来れば聞かれたくない。何とか出来ないか?』
P「ちょっと、待ってくれ…(部屋じゅうを見回す音葉」
悠利「どうした…?」
P「居た…(クローゼットへと歩き出す音葉」
悠利「ん…?」
ガラッ
P「やっぱりな…」
三奈「むぅ…」
悠利「三奈ちゃん…」
P「悪いな、三奈。今回は悠利たっての希望なんだ…(首根っこから持ち上げる音葉」グイッ
三奈「私達は『家族』なのに…」
悠利「ごめんね、三奈ちゃん。まだ話すのに決心がつかないんだ…」
P「今回は見逃してやってくれ。明日の朝、オムライス作ってやっから…」
三奈「分かりました…(部屋を出ていく音葉」
バタン…
P「そして、人払い…」パチン…バツン
悠利「今、何か聞こえなかったか…?」
P「大方、二葉あたりだろうよ…」
悠利「え…?」
・・・
(二葉の自室)
二葉「あ、聞こえなくなった…」
三奈「多分、Pさんが何かした…」
二葉「いったい、何を話すつもりなんだろう…」
続く
173 : せんせぇ   2024/04/02 16:14:57 ID:YubGt7vJmw
悠利「現市長は父さんの『政敵』なんだ…」
P「どうやら、そうみたいだな…(市長選の新聞記事を読む音葉」
悠利「父さんは選挙後に言ってたよ、『当面は冷や飯だな』って…」
P「政治の世界はややこしいからな。ハンコ1つ押すのも楽じゃない…(知事代行の時を思い出す音葉」
悠利「ただ『政敵』になったのは、数年前の話。それまでは同じ派閥に所属しながら、市政を担っていたとか…」
P「拗れたきっかけは…」
悠利「市長には娘が居るんだが…(写真を手渡す音葉」
P「まぁ、見てくれは綺麗だが…」
(お見合いのような普通の写真と派手な格好をしている写真を見比べる音葉)
悠利「見合い話が出てね、父さんが調べたんだよ…」
P「俺も息子や娘が居るから、気持ちは分かるよ…」
悠利「見合い話を断ってから、袂を分かったらしいんだが…」
P「なるほど、百瀬市議の政策とは真逆だな…」
悠利「父さんは『街と自然の共生』、市長は『街づくりから始まる人々の生活』を公約に掲げていたよ…」
P「俺は自分の世界では研究者なんだ。故にどちらの理念も分かるが…」
悠利「何か引っかかるのか…?」
P「この街の歴史を考えれば、現市長より百瀬市議の方が支持されやすい…」
悠利「そうなのか…?」
P「ウラはある、絶対にな…!」
・・・
(市長室)
市長「例の『ブツ』は…」
秘書「野良猫達から集めました…」
市長「よし…」
(視線の先には『神格と権能のカケラ』が存在していた)
174 : エビさん   2024/04/02 20:37:23 ID:Ks4NGrNLCw
>>173
千早「裏取りですか・・・」
P「あぁ・・・頼めるか?」
千早「確かに昔そう言うのやってましたけど、『黒歴史』ですよソレ」
P「今は頼れるのは千早だけだ、頼む」
千早「し、仕方ないですね。今回だけですよ・・・」テレッ
ノヴァ(精神で休んでる)『(チョロ・・・』
千早「そう言うPは如何するんですか?」
P「俺は猫達に会いに行ってくる。先ずは『カミサマ』の所だ」
千早「そう言えば最大派閥のハル閣下の居場所は」
P「あぁシッポも三奈も居場所は把握してないらしい・・・」
千早「そうなんですか・・・」
P「どうも役所の連中も翻弄されてるらしい。厄介だな」
千早「何処でも彼女はそうなんですね」
・・・
????
パチパチパチッ
「・・・」
焚き火の前に丸太に座る人物の姿
「・・・」
その姿は猫耳が生え尻尾が複数に分かれていた
「さて、アンタはこの件をどう解決するだろうね・・・」
「ニャー・・・」
「分ってるさ、時間が無いのも・・・」
「ニャオン・・・」
「自分の事は自分が良く分ってる・・・そうでしょ『私』」
バステト「にゃ・・・」
『バステト』「自分に心配されるとはね・・・」ナデェ
バステト「にゃあ・・・」
『バステト』「『私』、今は帰りな、此処は死者の一時の安らぎの地。生者が言てはいけない。大丈夫さ此処は時間の概念が無いからね・・・」
バステト「なお~ん・・・」そのまま消える様に現実に変える音葉
175 : プロちゃん   2024/04/02 22:15:25 ID:YubGt7vJmw
>>174
(Pの世界、Pの仕事部屋)
バステト「(目を覚ます音葉」パチクリ
プロメア「お、目を覚ましたね…」ナデゴロ
バステト「んなぁーおん…」クァーッ
プロメア「すっかり、普通のネコだね…」
バステト「フーッ…」
プロメア「はい、お水…」
バステト「(皿に入った水を飲む音葉」ピチャピチャ…
プロメア「私も『あなた』みたいになれたらなぁ…」
ガチャ…
恵美「プロメア、ご飯食べるー?」
プロメア「うん、食べる♪」
恵美「バステトは落ち着いた?」
プロメア「そうだね、少し寝起きなのもあるかもだけど…」
・・・
(空猫世界)
P「はぁーっ…」
二葉「ため息つくと幸せ逃げますよ…」
P「何で、着いてきてん?」
二葉「私が投げたので…」
P「まぁ、1人より心強いよ。この場ではね…」
(Pと二葉の前には無数の野良猫が気を立たせていた)
二葉「ただ、これでも減った方なんです…」
P「マジか…」
ハナ「お兄さん、何の用かなー?(少し銀色が入った青毛のネコが話しかけてくる音葉」
P「キミ達のボスネコに会いたいんだが…」
ハナ「んー、今は出払ってるよー」
P「そうか、じゃ改めるよ…」
ハナ「あ、待って。名前は?」
P「P…」
ハナ「私は『ハナ』」
P「(ハナって、まさか…?」
ハナ「何か初めて会うのに、そうじゃないのは何でだろう?」
P「アハハ、何でだろうなぁ…(思い当たる節がある音葉」
二葉「Pさん…?」
・・・
蘭子とルカが分かれた時にPは羽那と『絡み』があった(手は出してないと本人は言い張ってる)
176 : 変態お化け   2024/04/02 22:59:49 ID:Ks4NGrNLCw
>>175
ハナ「あはははー、面白い人ー」
ハルキ「ハナちゃん「、揶揄うのはそこ迄ですよ(薄桃色のふわふわ猫が出て来る」
P「(『カミサマ』と「ハナ」と言うとまさかな・・・」
ハナ「あっハルキちゃんー」
P「(あぁやっぱりか・・・」
ハルキ「人間さん私達のボスに何か用ですか?」
P「あぁ話が聞きたかったんだが留守なら良い・・・」
ハルキ「伝言くらいなら出来ますよ?」
P「そこ迄の様じゃないんだ。また後で・・・」
ハナ「もしかしてあの『石』の事ー?」
一斉に周りの猫が殺気立つ音葉
二葉「ヒッ・・・」
・・・
遠くで見てるシッポ「マズいわね・・・」
遠くで見てる三奈「アソコのグループは武闘派揃いだから如何しよう・・・」
遠くで見てるシッポ「アイツ等は爆竹程度じゃひるまないわ・・・」
・・・
P「(勘が鋭い・・・!!」
ハルキ「ハナちゃん!!急に失礼だよ!!」
ハナ「だって急にルカちゃんに用がある人ってそう言うのでしょー?」
ハルキ「でもだよ・・・」
「ハイハイ落ち着いて下さいよ・・・」
一斉に猫達が振り向く音葉
「全くそんなんだから保健所にマークされるんですよ。少しは大人しく出来ないんですか?リーダーのルカさんの影響を受けすぎですよ・・・」
ハナ「ニチカちゃんお帰りー」
ハルキ「ニチカちゃん帰ってきてたんですね」
ニチカ「ハイハイ只今ですよ。それで人間さん、一応話聞きますよ。No.2なんで私」
177 : おやぶん   2024/04/03 00:56:21 ID:ugHvFsUX1M
>>176
二葉「あなた、近所の緋田さんところのニチカちゃんよね…?」
ニチカ「え…?」
P「飼い猫なのに、野良猫の集会に参加するんだな…?」
ニチカ「ちょっと、そこ五月蠅いですよ!」プンスコ
P「(しかも、七草妹に似てやがる…」
・・・
Pは『自分の世界』の七草にちかにしてやられた事がある(研究都市でバイトさせろ)があるので、羽那とは別のベクトルで少し苦手意識がある。ちなみにPからの呼び名は『七草妹(※七草姉』、『緋田』、『斑鳩』、『郁田』、『鈴木』
・・・
P「で、ニチカだったな。話を聞くと言ったな…」
ニチカ「えぇ。不本意ながら、そこの2匹にも頼まれているので…」
P「伝言はこうだ、『石を集めるのを止めろ。取り返しがつかなくなる前にな』と…」
ニチカ「伝えてはおきますけど、ウチのボスは止まる気はさらさらありませんよ…」
P「そうか、分かった…」
二葉「え、行くんですか…?」
P「ここで『No.2』と必要以上の議論をしても進まないからな…」
ニチカ「聞こえてますよー」
P「そういう訳だ、後はお前たちの判断に任せるがな…」
・・・
(空猫珈琲店近くの公園)
P「チクショウ、どこの世界に行っても休まらねぇ…」
二葉「どれだけの世界を回ってきたんですか…?」
P「ひーふー、ここで5つ目で残り2つは回る予定だな…」
二葉「そうですか…」
P「昼は何にする。うどんかなんかでいいか?」
二葉「お蕎麦食べに行きませんか、美味しいお店があるんです!」
P「(顔は似てるのに、麺の趣味は真逆なのか…」
・・・
補足
①二葉はPを介した状態でネコの言葉を伝えられているので、ネコに話しかける事は出来ても、その逆は出来てない
②『Pの世界』の最上静香とは違い、うどんよりそばがすき
③M.S「P兄さん、何ですかそのオンナは?後なんですか、その画像は?」

178 : ごしゅPさま   2024/04/03 07:05:15 ID:lLPrrGkMXc
>>177
蕎麦屋
P「それで四皇の残り二人の姉弟だが・・・」
二葉「それは三奈が既に知ってます、私天ぷら蕎麦特で」
P「笊蕎麦で特って・・・(高い奴だコレ」
二葉「その猫の居場所はアソコの丘の住宅街しかも高級住宅街の一角だそうです」
P「と言う事は飼い猫か・・・?」
二葉「二匹とも血統書付きの由緒ある飼い猫ですね。三奈がそう言ってました」
P「何故飼い猫が?」
二葉「行き場を追われた猫を庇護下に置いたそうです。実際傘下の猫は一番弱いそうです」
P「だが猫の『四皇』に名を連ねるのは・・・」
二葉「まず二匹が特別で尚且つ姉の猫が優れたカリスマ性を持ってるそうです」
P「動物はボスに強さとカリスマ性を求めるからな」
二葉「そこに弟の猫の統率力で組織化したそうです・・・」
P「成程な~」
二葉「それにアソコは市長自ら作った場所故に市長側も迂闊に手が出せないそうです」
P「自分で呼び込んだ手前、手が出せんか・・・」
二葉「お金持ちも多いので一般ピーポーな私達では入る事が出来ない場所です」
P「そこの野良猫たちは大人しいのか・・・」
二葉「弱い猫の集まりみたいなので、でもシッポ曰
・・・
三奈「ボスへの貢物として『石』を献上してるって、守って貰ったお礼にだって・・・」
シッポ「ボスの方も配下への建前上断らず受け取ってるわ」
・・・
二葉「三奈経由でそう聞きました・・・」
P「ふぅ~む、飼い主を調べて何とか会う事は出来ないかな・・・」
179 : 我が下僕   2024/04/03 13:38:06 ID:EGnNhP79I2
>>178
(蕎麦屋→街の真ん中にある大型ショッピングモール※補足にて説明)
二葉「そこなんですよね…」
P「『何か』あるんだな…?」
二葉「有り体に言えば、『昔ながらの商店街』と『市長が呼び込んだ住宅街』には『壁』があります…」
P「なるほどな…」
二葉「お店側にしてみれば、お客様に貴賎はありませんからね…」
P「そらそうだな…(かつての研究都市でヒカリを嫌々ながらも受け入れた事を思い出した音葉」
二葉「で、どうしますか…?」
P「やりようが無いんじゃ、仕方ない。今日のところは解散だな…」
二葉「そうですか…」シュン
P「あのな、二葉…ん?」
二葉「どうしたんですか?」
???「(沢山の荷物を抱えながらもエレベーターに乗り損ねている妙齢の女性が立ち尽くしている音葉」
P「ったく…」スタスタ
二葉「そっちは駐車場ですよ…?」スタスタ
P「大丈夫ですか…?」
???「私のこと…?」
P「貴女の事ですよ…」
???「大丈夫、慣れてるから…」
P「(似てるな、つくづく似てる…」
(Pの瞳に写る、その女性は『緋田美琴』の姿そのものではあるが…)
二葉「エレベーターきましたよ…」
P「お、誰も乗ってないな…」
???「あの…」
P「どうかしましたか…?」
???「運ぶの手伝ってもらっていいかな…?」
P「いいですよ、半分もらえれば…」
二葉「じゃ、私が残った半分をもらいますね…」
???「貴方、名前は…?」
P「Pといいます…」
二葉「二葉です…」
???「ありがとう、私は『やや』。緋根やや…」
180 : 貴殿   2024/04/03 13:45:16 ID:EGnNhP79I2
補足
緋根やや:平行世界の緋田美琴にあたる人物。生活力は美琴に比べると人並みで運転免許証も取得している。
かつては『YA-YA』の名で大ヒット連発をしていた元アイドル的歌手。家族との時間が欲しくて、人気絶頂のまま引退し、現市長が誘致を薦めていた『住宅街』へ引っ越すも、両親が急逝したうえに、一緒に来ていた『飼い猫』にも去られてしまう
急激な環境の変化に適応しきれていないのか、歌手時代の稼ぎや手元に残った両親の遺産で生活している。また、去られた飼い猫とは別に野良猫を『2匹』引き取っているが…
大型ショッピングモール
前市長が任期の終盤に推し進めていた政策の一つ。『商店街』と『住宅街』の境目にあり、商店街との補完を果たしている
ややは必要最低限の生活用品をよく買いに来ている
・・・
『美琴』の名前を空猫世界チックに合わせてみたよ
181 : ぴぃちゃん   2024/04/03 20:10:40 ID:lLPrrGkMXc
>>179
やや「ありがとう、助かった」
二葉「いえ、困ってる人を助けるのは当たり前です」
やや「お礼もしたいし、どう?」
二葉「ですが・・・」
やや「気にしなくていい、家も直ぐそこだし・・・」
P「(あそこの方角は・・・」
二葉「(高級住宅街・・・四皇が居る拠点!!」
P「(棚から牡丹餅だな・・・」
二葉「(此処でこまねいても進展はないですし・・・」
やや「どうかな?今日は友人が来る位で暇だし」
二葉「分りました。お邪魔させていただきます・・・」
P「あぁそうしよう」
やや「じゃあ乗って直ぐに出すから・・・」
ググググッ・・・ボフン
二葉「・・・」
P「・・・エンスト」
やや「失敗したね・・・」
二葉「マニュアルですか?」
やや「私はオートマでも何かこうなる」
P「生きずらいな・・・」
・・・
ハヅキ「ZZZZZ」大の字で寝てる音葉
ニチカ「只今って姉さん。はしたない・・・」
ハヅキ「ファァ~・・・ニチカお帰り~・・・」
ニチカ「お帰りじゃないよ。余りにも液体化し過ぎだよ・・・」
ハヅキ「天気が良いですからね~・・・」
ニチカ「はぁ~・・・」
「うりゃ、脱走猫のお帰りかい?」ヒョイ
ニチカ「うわっ!?アンタは目黒雫!!」
雫「あははは~元気で宜しい!!」
ニチカ「うわぁああ!!脇をわしゃわしゃするな~!!」
雫「って言うかややはまで帰ってないのか~今日来るって言ったのに~」
ニチカ「は~な~せ~!!」
ハヅキ「ZZZZZ」
182 : お父さんネズミさん   2024/04/03 20:18:59 ID:lLPrrGkMXc
捕捉
目黒雫:平行世界の及川雫に当る人物。性格はおっとりな基盤世界とは違い社交的で親しみやすいムードメーカー的な存在。ややとは学生時代の友人
現在はプロゴルファーとして世界中の試合に参加し、賞金ランキングでも上位にいる。本人は友人が心配と言う理由で『住宅街』に引っ越している。
とある社交界でも有名な大富豪一族の分家出身であるが本人は意図的に隠している。但し必要になれば躊躇無く使う位には強か

元ネタはメジロパーマー
183 : そこの人   2024/04/03 20:58:41 ID:EGnNhP79I2
>>181
ブゥーン…
雫「お、帰ってきたな…」
ニチカ「出迎えなきゃ…」
雫「待って…(首根っこを掴む音葉」
ニチカ「ぐえっ、って何!?」フシャー
雫「やや『だけ』じゃないね…」
ニチカ「『だけ』じゃないって、お客さん連れてきた…って、ええっ!?」
雫「私が見てくるから、一旦待てる?」
ニチカ「分かりましたー」ニャー
雫「OK、いいコだ…(喉下をゴロゴロする音葉」ナデゴロ
ニチカ「くすぐったいですってー」ニャーゴ
雫「じゃ、行ってくるかな…」
・・・
やや「これで、荷物は全部かな…」
P「駐車スペースに入れてくるから、二葉も先に行っててくれ…」
二葉「分かりました」
やや「運転、上手いんだね…」
P「通勤で運転するからな…」
二葉「ややさん、ここはPさんに任せて…」
やや「うん、分かった。って、あれ…?」
二葉「どうかしましたか?」
やや「さっき話した『友人』がもう来てるみたい…」
ガチャ
雫「おかえり、合鍵で先に入らせてもらってるよ…」
やや「いらっしゃい、お客さんが2人居るんだけど…」
雫「なるほど、ドライバーさんがもう1人かな?」
やや「もう止めてって、二葉ちゃん…?」
二葉「え、プロゴルファーの目黒雫さん!?」
雫「ご明察♪」
二葉「そんな凄い方とお友達なんですか!?」
やや「学生の時からの仲なの…」
二葉「そうなんですね…」
P「緋根さん、車の鍵を返したいんだが…」
やや「ありがとう、Pさん…」
雫「どういう経緯?」
やや「ショッピングモールで助けてもらったの…」
雫「なるほどね…(Pを警戒するような視線で見つめる音葉」ジッ…
ニチカ「もう、雫さん。まだですかー」ニャー
P「(えっ…!?」
二葉「(飼い猫だったの…!?」
ニチカ「(何で、居るんですか!?」
・・・
雫の補足:ニチカとハヅキに対しては大体ニュアンスで接している
184 : おやぶん   2024/04/03 21:41:35 ID:lLPrrGkMXc
>>183
ニチカ「(何でこの人が此処に・・・!?」
P「(コイツ、住宅街トロイ裏を行き来しているのか!?」
二葉「(まさか、私達のあの時間の意味は!?」
やや「只今ニチカ、イイ子にしてた?」ナデナデ
ニチカ「うへへへへ~・・・って違う違う!!」
雫「珍しいねニチカがこんな風に面白い行動するの」
やや「始てだね、いい傾向だね・・・」
ニチカ「キッ!!」余計な事言ったら引っ掻くと言う眼
雫「どうやら嫌われてるみたいだね~♪」
P「あ、あぁ何か猫に嫌われるみたいで~」
二葉「そそ、そうなんですよ~」
やや「若干声が上ずってるね。何もない家だけど上がって・・・」
雫「あっハヅキが寝てるから気を付けてね~」
二葉「あの子のお姉さんですかね・・・?」
ニチカ「えぇそうですよ!!何でこんな場所で再会するのか知りませんが!!」シャー!!
P「お前こそ抜け道でも知ってるのか?」
ニチカ「教える気は無いですよ!!」プイッ
そそくさと家の中に入って行く音葉
雫「本当に珍しいねニチカがこんな風にプリプリするの」
やや「他人には結構ドライなのにね・・・」
雫「もしかして、ニチカと何処かで会ったとか?」
P「ハハハッイヤソンナマサカ・・・」
二葉「エェホントウニ・・・」
雫「片言になってるけど・・・」
ハヅキ「・・・」半目を開けて外の様子を伺っている音葉
185 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/04/04 05:21:55 ID:2c9wCwhncU
>>184
(緋根家リビング※1F)
雫「へぇー、『商店街』の娘なんだね…」
二葉「そうなりますね…」
やや「気にしなくていいよ、私がこの家にしたのは前職の煩わしさから逃れるためだったから…」
雫「私はそんなややを支えるためかな…」
P「とはいっても、目黒さんはプロゴルファーだろ…」
雫「近くに居られればいいのさ…」
P「なるほど…」サクッ
やや「もう少し、引っ越すのが遅かったらルームシェアしてたかも…」
雫「それはそれで嬉しいけど…」
二葉「何か、困りごとでも…?」
雫「トロフィーやメダルで溢れてきたからね、ルームシェアしてたら部屋が手狭になってたよ…」
P「(うーん、ベクトルは違うが分かるかも※Pは騒動解決に貢献した際に謝礼金や報奨金を貰い過ぎて、土地を買ったくらい」
やや「比較的、お金に余裕はあるの。でも…」
二葉「でも…?」
やや「そろそろ、働かなきゃとは思ってるの…」
雫「あんたの場合は前職がねぇ…」
P「(緋田と同い年くらいで『親の遺産抜き』でも比較的裕福に暮らしてる…」
雫「(頭のいい人の見方をしてる…※Pの目ざとい視線に気付く音葉」
P「(短いスパンで稼げる前職だから芸能関係か…」
雫「コーヒー、淹れてくるね…」
やや「分かった…」
二葉「ありがとうございます…!」
P「なら、俺も手伝うよ…」
・・・
(キッチン)
雫「二葉ちゃん、意外と食べるんだね…」
P「昼もそこそこ食べたろうに…(会計時の金額を思い出す音葉」
雫「一つ、いいかな…?」
P「な、なんだ…?」
雫「貴方、何者…?」
・・・
(2F、ネコ達の部屋)
ハヅキ「ニチカ、大変…!(外の様子を伺っていたところから急に呼びかける音葉」
ニチカ「どうしたの…?(不貞寝から転寝しかけてたところを起こされた音葉」
ハヅキ「市の職員が『ウチーダ姉弟』の傘下野良猫を連れ出してたの…」
ニチカ「ええーっ!?」
186 : Pちゃん   2024/04/04 05:28:41 ID:2c9wCwhncU
補足
ウチーダ姉弟:2匹揃って『猫四皇』をそれぞれ拝命されてしまっている
ルカ、ハル閣下とは違い、『飼い猫』である事や住宅街が現市長の肝入りである事から、集まってくる野良猫の排除や駆除に消極的とされていた
しかし、『猫四皇』達における『バステト石』の収集率は2番目に多く…
187 : Pサマ   2024/04/04 07:14:09 ID:ekcoQ4Boi6
>>185
市長宅
千早「やっと裏が取れたわ」
ノヴァ『やるじゃん~♪』
千早「昔ならもっと早く調べれたわ、鈍ったわね・・・」
ノヴァ『それよりも・・・』
千早「えぇ・・・」
ノヴァ『まさか、市長も利用されてる側だったとはね・・・』
千早「市長選の時に後ろ盾になった存在が居て、いろんな便宜を図る見返りに『石』を要求してると・・・」
ノヴァ『市長自身は『石』の効果を知らないと・・・』
千早「疑問を持っても逆らえない関係と言う訳ね」
ノヴァ『しかも業者も含め全てがこの議員の息が掛かった奴か~』
千早「私達の世界ならある程度Pが無茶で来たけど・・・」
ノヴァ『此処は平行世界、暴を取れば警察沙汰だ』
千早「難しいわね・・・」
ノヴァ『それに此奴が『石』を集める理由も分かる』
千早「それは?」
ノヴァ『コイツ、裏金問題や色々な不祥事が起きて追及されてたのにある時ぱったりとそれが止まった、この意味が分かるね?』
千早「まさか!!」
ノヴァ『バステトはこの世界の全能神だ、欠片である『石』にも力がある』
千早「『石』の力で、洗脳したと?」
ノヴァ『可能だよ。だから僕達は苦戦を強いられるよ。恐らく警察のトップもコイツの洗脳下だね・・・』
千早「それだけじゃ無くて相手の立場自体も強敵よ・・・」
ノヴァ『だね、この世界じゃコネも何もないから近付く事も出来ない』
千早「えぇ、相手が政府の幹事長だなんて・・・」資料を写メする音葉
ノヴァ『ピンとズレてるよ・・・』
千早「くっ」
188 : 変態大人   2024/04/04 08:12:10 ID:4jFIuIcHp.
>>187
ノヴァ『(ただ、この世界の人間で無い事が幸いする部分はありそうだけど…』
千早「よし、撮れたわ…」
ノヴァ『それじゃ、早急に去ろう。ボクのチカラもそろそろ限界だからね…』
千早「えぇ…」
ガチャ
警備員「失礼しまーす…(ハンドライトで照らしながら部屋に入る音葉」
・・・
(緋根家キッチン)
P「何者とは…?」
雫「研究者にしては若い部類。でも、街づくりについての意見は的確…」
P「(余計な事を喋り過ぎたかな…」
雫「調べれば出てきそうなのに、1件もヒットしないのはおかしい…」
P「まだまだ若輩故さ…」
雫「でも、それは研究者としてならの話…」
P「えっ…」
雫「私達の記憶には残って無くても、インターネットの海には残り続ける記録…(徐ろにスマホの画面を見せる音葉」
P「それは…っ!?」
雫「これ『貴方』だよね…?」
P「(こればかりは言い逃れ出来ねぇ…!」
(見せられたのはPがアザトースに『ライトニング・レグルス』で最期の一撃を与えてる動画)
P「アイオートのヤツ…」ポツリ
雫「1つ答えろ。ややには『理解ってて』近付いたのか、『そうじゃないのか』を…(元アイドル歌手という観点で」
P「何を指してるかは皆目検討付いてないが、俺達が緋根と会ったのは本当に偶然だ。ある目的の為にな…」
雫「なら、いいんだ…」
ニチカ「あ、居た!」
雫「ニチカ、どうしたん…?(近付こうとする音葉」
ニチカ「今はアンタの相手をしてられないの!(俊敏な動きを見せて、Pの眼前に立つ音葉」
雫「ニチカ…?(本気で拒絶された事に驚きが隠せない音葉」
P「どうしたんだよ…?」
ニチカ「お願いがあります…」






『私達の仲間を助けて…!』
189 : 変態マスター   2024/04/04 20:47:58 ID:ekcoQ4Boi6
>>188
LINE!
P「ん?LINEが・・・ッ!!」
表示画面「今はまだ動くな『来訪者』よ」
雫「どうかした?」
P「すまない、少し席を外す・・・」
入力「お前は誰だ!!」
「自己紹介がまだだったね。私は通称『閣下』と呼ばれている」
P「閣下だと!?まさか・・・!!」
「ご名答。『四皇』と呼ばれる者『ハルカ』だ」
P「何故猫がLINE出来る!何故俺の番号を知ってる!!」
「警戒してるな。無理もない。そうだな先ずは私の正体を明かそう。但し明かすのは君と共に『来た』仲間だけだ」
P「(千早とノヴァの事も知ってるのか!!」
「私の正体はバステト様が遺した『セーフティ』だ。そして番号を知ってるのは人間の仲間がハッキングしてるからだ」
P「ハッキングだと!?侵入された痕跡さえないぞ!?」
「彼女は神童とも言えるハッカーだ。君でも気付かないよ」
P「お前はバステトのセーフティだと言ったな。その証拠はあるのか?」
「ふぅ~む、口頭では示せないな。宜しい。その子の仲間を助ける序に私達と合流しよう」
P「場所は何処だ・・・」
「君も良くする空猫喫茶店に16時に落合おう。私達『慈愛の怪盗団』と」
部屋がログアウトしました
P「慈愛の怪盗団だと・・・?」
・・・
ハルカ:猫四皇最強と言われる正体はバステトの遺したセーフティ。何故最大派閥と言われる最大の理由が人間を『相棒』とし猫達を匿っているからである。
その為か人語も喋れる普段は猫の真似をしてる。但し猫なので入力は『相棒』がやっている

慈愛の怪盗団:ハルカと相棒とその仲間達で結成された人知れず悪を挫き秘宝の回収を行う現代の義賊集団。
優れた能力を持つ仲間達を持ち、Pですら気付けないハッキング技術を持つ人物もいる。
現在は最大のオタカラと言われる『バステトの奇蹟』の回収と悪人の打倒及び改心
知っての通り自分が嵌ってるペルソナ5の『心の怪盗団』がモデル
190 : ペルソナ5の件は初耳っすよww   2024/04/04 23:35:57 ID:4Tj2m5gzeY
>>189
P「(今の時間は『14:37』…」
ニチカ「どうかしたんですか…?」
P「『閣下』が接触してきた…」
ニチカ「えっ…!?」
P「16時に珈琲店か…」
ニチカ「『珈琲店』って『商店街』ですよね…」
P「そうだな…」
ニチカ「『ショッピングモール』で街が分断されてるんで、バスで移動するにしても…」
P「そろそろ出ないとってところか…」
雫「帰るの…?」
P「そうだな…」
雫「送っていこうか…?」
P「根掘り葉掘り聞かれそうだから、断っておくよ…」
雫「それは残念、でも…」
P「ん…?」
雫「調べさせてもらうよ…」
P「好きにしろ…」
・・・
(住宅街→ショッピングモールへ移動するバスの車中)
二葉「お土産までもらっちゃった…」
P「(ニチカは後で合流するとは言ってたが…」パチン
二葉「で、何があったんですか…?」
P「ニチカ曰く『住宅街』に住み着いている野良猫も捕獲対象に入ったらしい…」
二葉「え…?」
P「それと『閣下』が接触してきた…」
二葉「えっ…!?」
P「16時に珈琲店で待ち合わせてる…」
二葉「なんか、急に動き出しましたね…」
P「そうだな。千早も情報を得てきて、珈琲店に向かってる…」
二葉「そうですか…」
P「(しかし、黒幕と思わしき幹事長の名前が『悪井』って…」
・・・
(市庁舎内主賓室)
市長「悪井幹事長、例の『モノ』でございます…」
悪井「いつも、すまないね…」
市長「いえ。こちらこそ、幹事長には返しても返し足りない恩ばかりですから…」
悪井「(思えば、あの『屈辱』を忘れた事は無かった…」
(悪井が思い起こすのはあの『暑い夏』…)
・・・
(ショッピングモール→商店街)
P「二葉ちゃーん…」
二葉「すーっ…(すっかり寝てる音葉」
P「もうすぐ、着くんだがなぁ…」
・・・
かつて、アザトースが引き起こした『地球統合』。その負の影響が芽を出そうとしている…
191 : 言ってなかったからねwww   2024/04/05 07:16:05 ID:CljvBduTMc
>>190
幹事長見送り後
秘書「市長、応接室にお客様が・・・」
市長「どなたかしら?」
秘書「ごにょごにょ・・・」
市長「ッ!!直ぐに向かうわ・・・」
応接室
市長「恋ちゃん・・・」
恋「御久し振りです、おばさま」
市長「私に何か用かしら・・・?」
恋「おばさまが行っている猫狩りの件についてです・・・」
市長「ッ」
恋「私もこの街に暮らし多くを知っています。歴史も、それなのにこの件を行う意味がどの様な意味を齎すかお分かりの筈です!!」
市長「・・・」
恋「巷では市長は動物を嫌い、街からそう言った物を排除していると言われてます・・・」
市長「そ、それは・・・」
恋「そうではないでしょ!!そうであったのなら何故私が幼少期に子猫をプレゼントしあの子が亡くなった時も一緒に悲しんではいない筈です!!」
市長「・・・」悲痛な表情になる音葉
恋「貴女がどうしてこの様な事をしてまで街を変えるのですか!!そのような厚化粧をしてまで自分を悪役としての仮面を被るのですか!!」
市長「恋ちゃん、私は・・・」
恋「そんな事をして・・・あの人は、亡くなった『奇蹟』が母親である貴女を見てどう思うと思いですか!!」立ち上がり部屋を出て行く音葉
秘書「市長・・・」
市長「許して恋ちゃん・・・駄目な大人でごめんね」
・・・
萩野恋:平行世界の月岡恋鐘。自信家でポジティブで豪快な性格とは真逆の気高く気品に溢れた性格。代償なのか髪型が代わり胸が縮んでいる。こちらもかなりの名家の出身
・・・
怪盗団役のキャラ誰にしようか考えてなかった
192 : それじゃ、宿題ということで(笑)   2024/04/05 08:03:37 ID:wwbtZ6g29c
>>191
秘書「市長…(ハンカチを差し出す音葉」
市長「ありがとう…(涙を拭う音葉」
秘書「いえ…」
市長「今日のスケジュールは…」
秘書「先程の幹事長の応対でラストです…」
市長「少し書類が残っていたわね、その確認をしたら帰りましょう…」
秘書「かしこまりました…」
・・・
(商店街、空猫珈琲店最寄りのバス停)
ニチカ「(そろそろ、着きそうかな…」
プシュー
P「(くそう、二葉が起きやしねぇ…※背中に二葉を背負いながらも両手いっぱいに荷物やお土産を保持している音葉」
二葉「Pさん…」ムニャムニャ
P「何の夢を見ているんだが…」
ニチカ「ようやく、来ましたね…」フンス
P「七草妹…?」ポカン
(Pの前に現れたのは『七草にちか』その人であるが、しかし…)
ニチカ「七草?」ムッ
P「じゃない…?」
ニチカ「誰なんですか、それ?」
P「まさか、お前。ネコの方のニチカ…!?」
ニチカ「『ネコの方』って意味が分かりませんけど、そうですよ…」
P「知り合いに居るんだ、見た目が似てる奴が…(研究都市での『初対面の時』や『その時に起きた出来事』を思い出して、テンションが下がる音葉」
ニチカ「荷物、持ちますから…」
P「悪いな…」
ニチカ「早くしないと、『16時』になりますよ…」
P「後20分。まぁ、間に合うだろうが…(バス停から珈琲店までは徒歩5分ほど」
・・・
(空猫珈琲店)
千早「あ、来たわ…」
ハルカ「オンナが増えてるわね…」
ノヴァ『相変わらず、どこで拾ってくるんだがww』
千早「はぁー、全く…」
・・・
ニチカ(人間態):『石』のチカラで見た目が『七草にちか』になった状態のニチカ。『自分の世界』でにちかを雇い入れるきっかけの事が思い出されて、Pは少し気まずい←
193 : Pくん   2024/04/05 18:40:26 ID:CljvBduTMc
>>192
ハルカ「初めましてだね。『来訪者』さん」
P「俺の知り合いに似た雰囲気の猫さんだな・・・」
千早「私もさっき会ったばかりだけど似てるわ」
ハルカ「まあそんな事より君は猫だね?何処で人化を?ん?あぁ成程ね」
P「自分だけ分かった風に言うなよハルカ・・・」
ハルカ「バステト様の『奇蹟』で認知を変えたね?」
ニチカ「ギクッ!!」
P「認知?」
ハルカ「所謂集合無意識に干渉して自分を人間に見える様にしたんですよ」
P「お前・・・」
ニチカ「ルカさんだって同じ事してますよ!!」
ハルカ「取り敢えずその話は一先ず置いといて、相棒を紹介しますね」
カランカラン
P「あっ!!お、お前は!!」
ハルカ「私の相棒の・・・」
詩花「ハイ白井詩花です!!」
P「ん?白井?黒井じゃなくて?」
詩花「ハイそうです、白井詩花です!!さっきのお姉さんのも同じ事聞かれました」
千早「ハイ私も驚きました、この世界の黒井さん。滅茶苦茶善人です・・・」
P「うそ~ん・・・」
詩花「そうですよ。パパは私が正義感でやらかした時に私の冤罪を晴らす為に頑張ってくれたんです。それとほとぼり冷めるまで高木さんの所も紹介してくれましたし」
P「」( ゚д゚)
千早「そうなりますよね・・・」
・・・
ジョーカー役は詩花に決定!!
残りは余談で発表!
194 : P殿   2024/04/05 18:50:19 ID:CljvBduTMc
余談
スカル:なんちゃって不良で金髪の樹里
パンサー:クォーターでお調子者のちとせ
フォックス:変態的アーティストのロコ
クイーン:真面目さが隠しきれない冬優子
ナビ:なんかハッキングも出来そうな引き籠り甜花
ノワール:社長令嬢天然の琴歌
モルガナ:猫になった春香さん

以上!!宿題提出!!仕事中考え捲って頭痛い!!
195 : Pしゃん   2024/04/05 18:50:22 ID:CljvBduTMc
余談
スカル:なんちゃって不良で金髪の樹里
パンサー:クォーターでお調子者のちとせ
フォックス:変態的アーティストのロコ
クイーン:真面目さが隠しきれない冬優子
ナビ:なんかハッキングも出来そうな引き籠り甜花
ノワール:社長令嬢天然の琴歌
モルガナ:猫になった春香さん

以上!!宿題提出!!仕事中考え捲って頭痛い!!
196 : ご主人様   2024/04/05 23:07:55 ID:iM5JCYvB.I
>>193
(秘匿性のある話をしているので人払いはしてある。一夏達にも伝達済みでノヴァの懐中時計が仲介の役割を果たす事になっている)
P「こっちの『黒井社長』は会う度にクドクドウダウダ嫌味しか言わんのに…」
千早「それはPさんのせいでもあるのよ…?」
P「うぐっ、それは…」
ハルカ「痴話喧嘩はそこまでにしてもらえるかな?」
P「うす…」
千早「ごめんなさい…」
詩花「私達が黒幕と踏んでる『悪井幹事長』ですが…」
ハルカ「バステトの『神格と権能』、一纏めに『奇蹟』と呼ばせてもらうわ…」
P「その『奇蹟』を手にしたと思われた辺りから、様子が変わったと思ってたが…」
千早「この画像を見てもらえる…」
詩花「『隕石騒ぎ』の少し前から、バッシングが止んでる…?」
ハルカ「というよりは雲隠れしてたみたい…」
P「この『三千世界』にも悪井が溢れてるとはな…」
ハルカ「『平行世界』でどれだけの悪井氏に会ったの…?」
P「直接相対した訳じゃないんだ。2度その名前を聞いたがいずれも、間接的だった…」
詩花「『雲隠れ』から再び表舞台に立つようになった際も、バッシングされる事が無かったんです…」
P「その間に…」
ハルカ「『奇蹟』を手中にした…」
千早「ただ、調べて分かった事なんだけど…」
詩花「発言が幹事長までに登り詰めた人間とは思えないくらいに弱いんです…」
ハルカ「まるで『人が変わった』かのようにね…」
千早「人が変わった…」
P「そう思われるようになったのはいつくらいからだ…?」
詩花「そうですね、大体…」
ハルカ「キミとアザトースの決戦後くらいかな…」
P「まさかとは思いたいが、悪井は『入れ替わってる』可能性がある…」
ハルカ「え…?」
P「俺の予想が当たっていればの話だが…」
197 : プロちゃん   2024/04/05 23:50:42 ID:CljvBduTMc
>>196
ハルカ「いえ、有り得なくない!」
詩花「うん、『あの時』と同じだ・・・」
P「何か有るのか?」
ハルカ「さっきも話した認知学の話になる、要は自分を別人に見せかけるのは可能よ!」
千早「そうなの!?」
詩花「私達が『ヤルダバオート』に騙されて彼の出来レースを歩かされた見たいに・・・」
ハルカ「でも『ヤルダバオート』も『デミウルゴス』も倒したし、一体誰が・・・」
樹里「んな事より先ずはコイツの依頼が先じゃねぇか?」
ニチカ「えっ?私?」
ちとせ「そうそう、黒幕は私達が引っ掻き合わせばボロを出すって~」
ロコ「このサンドイッチはデリシャスです!!」
樹里「聞いた話だとコイツのボスも認知歪めて人に化けてんだろ?」
ニチカ「えっ?う、うん、一部幹部を連れて・・・」
冬優子「それで?ボスは何しに行ったの?」
ロコ「サンドイッチ!ワンモアプリーズ!!」
ニチカ「えぇっと・・・」
甜花「監視カメラの映像ハッキング成功。ある時刻を最後に消えてる」
琴歌「この時刻は14時半位かな?」
ロコ「タマゴサンドベリーヤミー!!」
樹里「さっきからうるせぇぞロコ!!」
ちとせ「今大事な話してるの!!」
ニチカ「あっ!!あぁあああああ!!??!」
P「どうした!?」
詩花「何か思い出したの!?」
ニチカ「大変だ、急いで下さい!!」
冬優子「何が大変なのよ!!」
甜花「えっ?これって・・・?」
琴歌「消えたんじゃなくて・・・『奇蹟』を使って」
甜花「まさか!!強制的に『パレス』を!?」
琴歌「でも誰の!?」
冬優子「まさか、市長の!?」
ニチカ「急いで止めて下さい!ルカさんは復讐する為に市長を!!」






『認知世界内で爆破させて殺す気です!!』
・・・
二葉、シッポ達も同行する予定
198 : Pさん   2024/04/06 02:00:23 ID:WvsUXX6/og
>>197
P『ノヴァ!』
ノヴァ『おー、聞こえてるよー』
P『「カミサマ」のボスと幹部は市庁舎に向かったって話だ…』
ノヴァ『行くかい?』
P『ったりめーだ』
ノヴァ『その前に…』
P『ん…?』
いち
199 : 失敗、やり直し   2024/04/06 02:23:49 ID:WvsUXX6/og
>>197
P『ノヴァ!』
ノヴァ『おー、聞こえてるよー』
P『「カミサマ」のボスと幹部は市庁舎に向かったって話だ…』
ノヴァ『行くかい?』
P『ったりめーだ』
ノヴァ『その前に…』
P『ん…?』
一夏「Pさん、すみません。サンドイッチの代金は払ってくれる?」
P『なんだ、そんな事か。待っててくれ(パチン』
(人払いを解除する音葉)
P「で、お幾ら万円だ…?」
一夏「結構、食べてるのよ…」
P「ロコぉ!」
ロコ「もう、なんですか!」
P「お前、食べ過ぎだぞ!」
(まぁまぁな金額のレシートを見せつける音葉)
ロコ「ソーリー、昨日の夜からノットイートだったもので!」
P「足りっかな、二葉がアホみたいに蕎麦食べやがるから…」
千早「貴女達、喫茶店なんだからお金は持ってきなさいよ…」
ハルカ「緊急だったし…」
P「後でビタ一文、揃えてもらうぞ…」
詩花「それは大丈夫ですけど…」
P「市庁舎の爆破はシャレにならんぞ…」
(ドアを開く音葉)
「わっほ!?」
P「おっと、失礼。急いでたもので…あっ」
菜々子「あ、Pさん…」
P「菜々子…」
菜々子「あ、ちょっと待って…OKだよ(と言いながら瞳を閉じる音葉」
菜々子の脳内『了解!』
P「ん…?」
「わっほい!(開いた瞳の色は菜々子の『緑がかった青』から見覚えのある『マリンブルー』に変化している音葉」
P「あれ、もしかして…」
美奈子「えいっ…んっ」
P「むぐっ…!?」
(店の入口という衆人監視に近い状況でMTMをする音葉)
美奈子「ぷはぁっ…」
P「え、何で…?」
美奈子「『3日くらい前』から、また繫がるようになってきて…///」
P「そうなのか…」
続く
200 : 毎日変態   2024/04/06 02:38:49 ID:WvsUXX6/og
>>199
ノヴァ『平行世界を周ってきたから、閉じたはずのゲートが緩んできたか…っ!?』
(千早に意識を向けて、驚く音葉)
P「それとさ、美奈子…」
千早「(何故か戦闘オーラが出ている音葉」ゴゴゴ…
ノヴァ『(ボクは何も見なかった…!』gkbr
P「それとさ、美奈子…」
美奈子「どうしたの?」
P「『意識』は美奈子かもしれんが、その身体は菜々子のだぞ…」
美奈子「それなら、大丈夫。2人で話して、決めた事だから…」
P「待ってくれ、それって…」
千早「Pさん、早く行きましょう…」ニッコリ
P「そうだな…(心做しか頭痛がしてる音葉」
ハルカ「痴話喧嘩だ…」
(P達がフィンガースナップで市庁舎に向かってから数分後の事)
ドタバタバタ…
三奈「あ、起きた…」
ガチャン
一夏「いらっいませって、あら…?」
恋「お久しぶりです、一夏さん…」
悠利「誰なのかな、気品が高く見えるけど…」ポソッ
三奈「『萩野恋』さん、二葉お姉ちゃんの高校からの友達…」ポソッ
悠利「なるほど…」
ガチャッ
二葉「あー、どうしよう寝てたわ!」
一夏「おはよう、二葉…」
二葉「お姉ちゃん、起き抜けでそうそうだけど…」
一夏「う、うん…」
二葉「Pさんは…?」
菜々子「先に行っちゃったよ…」
二葉「あんの…」
一夏「あの…?」
二葉「あの『銀髪細マッチョの女たらし』めー!」
悠利「ぶはっ…」
三奈「悠利さん…?」
悠利「ブワッハッハッハッハー!」
恋「えっ…!?」
続く
201 : 変態大人   2024/04/06 06:53:04 ID:WvsUXX6/og
>>200
悠利「確かにそうだな、あの人は『稀代の女たらし』だ、アッハッハッハー!」
二葉「って、恋じゃない。どうしたのよ?」
恋「市長を、おばさまをどうしたら止められるんだろうって考えてたらね…」
二葉「うん…」
恋「『脳内』で聞こえてくる声に従って来たんだけど…」
一夏「どんな声かしら…」
恋鐘『こういう時はPさんに任せるばーい。きっと、何とかしてくるはずばーいって…』
二葉「きっと、それは『平行世界』の自分からの声よ」
恋「『平行世界』…?」
二葉「詳しい事は車内で説明するわ。だから、市庁舎に行きましょう…(無理やり車に乗り込もうとする音葉」
三奈「待って…!」
二葉「どうしたの…?」
三奈「『これ』を持っていって…(小袋を渡す音葉」
二葉「『これ』は…?」
シッポ「リッくんが集めていた、『奇蹟の石』のカケラよ…」
(※三奈の訳で二葉と喋る感じになる音葉)
二葉「『奇蹟の石』…?」
シッポ「貴女が寝てる間にPさんとハルカさんとの間で呼称が統一されたの。覚えておきなさい…」
二葉「ウィッス」
シッポ「おそらく、Pさん達にも『奇蹟』は必要になるわ…」
二葉「概ね理解したわ。ありがとう、シッポ!」
シッポ「それじゃ、行きましょうか…」
二葉「待って…」
シッポ「あら、何か問題でも?」
二葉「三奈が居ないと、貴女の言葉を理解出来ないの…」
シッポ「それなら、『奇蹟』を少し借りるわ…」ペカーッ
(不思議な光がシッポを包んだ、そして…)
二葉「( ゚д゚)」ポカーン
シッポ「結局、この姿なのね…(超ビーチバレー世界の志保の姿になる音葉」
二葉「( ゚д゚)」ポカーン
シッポ「これなら、私の言葉が通訳なしでも分かるでしょ?」
二葉「アッハイ」
恋「早く行きましょう、二葉とえっと…」
シッポ「シッポでいいわ」
恋「分かりました、シッポさん…」
202 : ダーリン   2024/04/06 07:12:41 ID:WvsUXX6/og
補足
美奈子と菜々子:P(と千早のノヴァ)が平行世界を跋扈した結果、閉じたはずのゲートが少しだけ開いたりしている(これには鏡晶葉も後々ではあるが、信じられないと言った模様)。菜々子は美奈子とメモ書きで互いにやり取りを交わしていた模様
シッポと志保:これまで二度ほど猫耳や尻尾が生えた経験がある『超ビーチバレー世界の志保』との精神的な繋がりから、『奇蹟』を使ってJK姿の志保に変身した音葉。その時点で『イノセントボディ』から成長した(※)二葉よりもスタイルが良かったため、二葉は「( ゚д゚)」とさせられている
(※)Pが二葉をおぶさっている時に背中に『二葉のお山』を多少意識していた模様。なお、『Pの世界』の最上静香はお察し…
M.S「なんですか、この注釈は!?」
203 : プロデューサー様   2024/04/06 09:05:08 ID:PNuyNnS5tw
>>201
市庁舎前
P「時間食ったな!」
ハルカ「帰宅ラッシュ時の渋滞は考慮してなかった!」
千早「これからどうするのハルカ?」
樹里「詩花、『ナビ』開けるか?」
P「ナビ?」
詩花「待ってて起動っと・・・」
ナビを開始します
ちとせ「えっ?パスワードは!?」
ハルカ「イレギュラーだからパスワードが無い?」
二葉「何が起こるの!?うわぁ!?」
P「ナンジャコリャ!?」
千早「世界が歪む!?」
グニャッアアアアー
・・・
詩花「やっぱり・・・」
ハルカ「コレはまるで牢獄ね」
冬優子「いったい誰の牢獄なのかしらね」
ロコ「デンジャーな気配がしますね・・・」
P「ナンジャコリャ!?」
千早「嘘でしょう!?服と景色が変わってるわ!?」
二葉「アレ?私は変わってない?」
ニチカ「私もだけど・・・」
シッポ「私達は今の状態が異常なのよニチカさん」
P「俺の格好スゲェ悪趣味だな・・・」
千早「コッテコテな吸血鬼ですね・・・」
P「千早は・・・歌姫って感じだな似合うぞ」
千早「ちょっと!?」顔が茹で上がる音葉
ノヴァ「成る程、大衆の意識がどう思ってるかって奴か・・・」FFのバハムートみたいな格好に成ってる音葉
甜花「なんだ16Ver.か・・・」
琴歌「格好いいですね~」
・・・
ルカ「チッ!誰か来やがったな!お前ら、可愛がってやれ!」
幹部猫達「「「ヘイ!姐さん!!」」」全員出て行く音葉
ルカ「アタシはテメェにたっぷりと聞きたいことがあるんだよ。市長さんよぉ!!!!!」
市長の影「・・・」
204 : プロデューサーちゃん   2024/04/06 12:08:25 ID:PNuyNnS5tw
補足
二葉達はPが途中で徒歩の切り替えた際の帰宅ラッシュに巻き込まれた最中に合流できた
205 : 兄ちゃん   2024/04/06 20:34:05 ID:WvsUXX6/og
>>203
P「だとすれば、認識が変化していない二葉達が頼りか…」
恋「おばさまは大丈夫かしら…」
P「しん…」
二葉「大丈夫よ、この人が絶対に助けてくれるから!」
恋「あの、よろしくお願いします…」ペコリ
P「あぁ、任せてくれ…」
千早「今、全力で…」
シッポ「フラグを叩き折っていったわね…」
ニチカ「ルカ…」ギュッ
ハルカ「ただ、よく見ると…」
詩花「牢獄には見えますが…」
樹里「外敵を捕らえるというよりは…」
琴歌「自らを捕らえてるかのように見えます…」
甜花「市長さんの心の中…?」
ロコ「きっと、イマジネーションがダークになってます…」
P「つまり、あの『街づくり』は自分の意思じゃない…」
(かつて、鏡晶葉のやらかしで瓦礫だらけになった『県立研究都市』の事を思い出す音葉)
P「やるせねぇな。そんなの…(目の色を変える音葉」
ノヴァ「ようやく、心のエンジンが点火してきたな。ボク達が知ってる、いつものキミになってきた…」ニヤリ
・・・
(緋根家リビング)
雫「そろそろ、おいとましようかなぁ…」
やや「夜ご飯、一緒に食べようと思ったのに…」
雫「弥明後日にはまた発つからね、準備を…」
TV『速報です、市庁舎が謎の集団によって占拠されました…』
雫「あらー、大変だね…」
やや「うん、そうだね…」
TV『防犯カメラには占拠を主導した集団が市庁舎に訪れるところが映されており…』
雫「派手な髪色してるわね…」
やや「え、うそ…」
雫「どうしたの、やや…?」
やや「ルカ、何で…!?」
・・・
(市長室)
ルカ「何でだ、どうして…」






『「石」が少ねぇんだよ…!』
人間態の姿を得たところで、共に過ごしてきたニンゲンには理解るのである。大事に過ごしてきたパートナーなのだから…
206 : ボス   2024/04/06 21:33:13 ID:NGJ2Ey4LCg
>>205
ハルカ「ムムムッ・・・」
P「何だよデフォルメハルカ、ジロジロ見て・・・?」
ハルカ「Pさんのアルカナは『愚者<ワイルド>』ですね」
詩花「私と同じ・・・!?」
千早「それだとどうなるの?」
ハルカ「複数の影<ペルソナ>を行使する事が出来るね」
P「複数と言う事はこいつ等の事か・・・」
出現する霊獣達
樹里「うおっ!?スゲェ!!」
ちとせ「8~9体程居るわ!!」
P「何体かは身内の護衛に着けてるが残りでも十分過ぎる強さだ」
レグルス「ゴォルルル!!」
ロコ「おぉ~グッドデザインですね!!ぜひスケッチを!!はっ!!画材が無い!!」
冬優子「後にしなさい・・・」
詩花「成程、私と同じ主人公<トリックスター>なんですねPさんは」
ハルカ「想定外の収穫だね、このパレス攻略も行ける!」
千早「私のアルカナは何かしら?」
ハルカ「ふぅ~む、私と同じ『魔術師』だね」
樹里「こっちもダブるのか・・・」
ハルカ「人には人のアルカナがあるからね」
ノヴァ「そう言う事、千早。如何やらボクは君の影<ペルソナ>の様だ。しっかり使いこなしてよ」
千早「問題ないわ。貴女もしっかりねノヴァ」
甜花「マップ作成完了。やっぱりシャドウがいっぱいだ・・・」
琴歌「只の猫ちゃんがどうやって・・・」
ハルカ「多分『奇蹟』を行使して産み出したんたんだと思う・・・」
詩花「真なる神の力はそんな事も出来るの!?」
ハルカ「偽神達とは違う正真正銘の『真神』の力だからかな・・・」
P「兎に角急ぐぞ!!」
詩花「あっ!!言い忘れてました!!」
P「何だよ」
詩花「潜入中は正体バレを防ぐ為にコードネームを使用します!!」
続く
207 : ミスター・オールドタイプ   2024/04/06 22:01:48 ID:NGJ2Ey4LCg
>>206
P「何だよコードネームって・・・」
千早「正にスパイね・・・」
詩花「カッコイイですよねコードネームって!!」
P&千早「「おっおう・・・」」
詩花「ちなみに私はジョーカーです!!」
樹里「アタシはスカル」
ちとせ「パンサーだよ」
ロコ「フォーックスです!!」
甜花「ナビ・・・」
琴歌「ノワールです」
冬優子「最悪な事にクイーンよ・・・」
ノヴァ「えっそっちの意味?」
冬優子「違うわい!!」
恋「そっちの意味とは?」
二葉「知らなくていいと思うわ・・・」
シッポ「人間達は特殊ね・・・」
ニチカ「本能に生きてればいいのにね・・・」
P「俺は何でかバットマンのロゴみたいなマスクだよ」
千早「私はコレは青い鳥のマスクね・・・」
詩花「皆さんの意見を聞きましょう!!」
P「手短にな・・・」
・・・
????
『バステト』「・・・」
ユラァ・・・
『バステト』「ふん!!」
滲み出た黒い靄を踏み潰す音葉
『バステト』「お前は現実世界には出させないよ。私が此処に居る間は」
???『オォオオオオ』消える音葉
『バステト』「急げよP、私が『本体』を抑える間に『意識体』を潰し此処に戻して来い」
少しずつだが『バステト』が蝕まれ消え始めている音葉
『バステト』「奴が私の『神格と権能』を全て集まれば抑えきれなくなる。ナイア消滅後に誕生した人類無意識集合体の悪意『反救世主<ネガメサイア>』は・・・」
・・・
『反救世主<ネガメサイア>』・我ながらペルソナっぽい名前に出来た気分のラスボス
208 : Pサマ   2024/04/06 23:05:09 ID:WvsUXX6/og
>>207
P「しかし、このシャドウ達は厄介だな…」
千早「『市長の姿』を形どっているのが厄介ね…」
恋「いったい、どうして…」
詩花「おそらく、市長が確保してる『奇蹟』の影響でしょう。しかし…」
ハルカ「それにしては、スケールが小さい…」
冬優子「市長は『序列2番・カミサマ傘下』の野良猫達を捕らえる事で『奇跡』を確保してると思っていたのだけれど…」
甜花「この程度のシャドウなら、ほんの少しの『奇蹟』があれば幾らでも呼び出せる…」
樹里「それでもって…」
ちとせ「本人がどこに居るのかも掴めてない…」
千早「そうなの?」
ニチカ「同じように『奇蹟』を使っているからです…」
シッポ「市長室のある方に意識を向けると、なんとなく分かるんてすよ…」
ノヴァ「市長が『奇蹟』を集めている訳ではないのか…」
二葉「それなら、なんの為に…!?」
P「悪井だ、悪井が市長に石を集めさせていた…」
幹部猫「やいやい!」
P「誰だ…?」ギロッ
・・・
(市役所、地下回の倉庫)
秘書「私が連絡するまで、絶対に『ここ』を動いてはいけません…」
市長「分かりました…」
秘書「私は一旦、様子を見てきます…」ガチャ
市長(どうして、こんな事に…」
・・・
ニチカ「こんなバカな事はよして!」
幹部猫「ニチカの姉御!?」
幹部猫「居ねぇと思ったら…」
ニチカ「ハナやハルキは止めてなかったの!?」
幹部猫「リーダーが押し切ったんだ、あの2匹は軟禁同然に足止めしてある…」
シッポ「こんな事をしても、私達『野良猫』の現状が良くなる訳じゃないのよ…」
幹部猫「そんな事は分かってんだよ!」
幹部猫「でも、おかしいんだ。市長のヤツ、うんともすんとも言いやしねぇ…」
P「やはり、入れ替わってるか…」
恋「それだとしたら、どこに…
・・・
余談:萩野恋のドライバーの名前(名字)は『大拓(だいたく』
209 : おにいちゃん   2024/04/07 00:56:33 ID:ymrvoMbMU2
>>208
幹部猫「たとえ間違っても姐さんを見捨てれねえんだ!!」
幹部猫「俺達を救ってくれた姐さんは!!俺達にとっては『カミサマ』なんだよ!!」
ニチカ「アンタ達は・・・」
P「生半な覚悟じゃないってか・・・」
千早「やるしかないわね・・・」
詩花「来ます!!アルセーヌ!!」
幹部猫「うおおおおお!!」変身する音葉
樹里「ちっ!シャドウ化しやがった!!」
ちとせ「やるしかないわ!!」
冬優子「こう言う奴は拳骨しかないのよ・・・」
ロコ「理解出来ます。でも間違ってます」
甜花「・・・ナビを開始するよ」
琴歌「本当に思うのなら此処で止めないといけないんだよ!」
シッポ「・・・」
二葉「何だかもどかしい・・・」
恋「おばさま・・・」
・・・
最奥の牢獄
市長のシャドウ「・・・」
ルカ「ククククッ・・・アッハハハ!!!」
市長のシャドウ「私は駄目な人間ヨ」
ルカ「そんな納得できると思ってんのか!!」
胸ぐらを掴む音葉
市長のシャドウ「・・・」
ルカ「どれだけ仲間が死んだと思ってる!!」
懐から認知の影響でできた写真を出す音葉
ルカ「コイツは烏から家族を守る為に片目を失った!!その代償が家族がテメェ等に連れ攫われたんだぞ!!」
投げ飛ばす音葉
ルカ「フゥーフゥーフゥー!!!」
市長のシャドウ「あの人は言った。便宜を図れば・・・『息子』に再び合わせてやると」
ルカ「何?」
市長のシャドウ「悪井幹事長はそう言ったわ・・・」
ルカ「悪井だと?オイ、ふざけんなよ・・・」
市長のシャドウ「この様な事をしても『あの子』は帰ってこないのに・・・」
ルカ「ふざけんなよ・・・ややの両親を事故死させてそれを自分の秘書に擦り付けて自殺に追い遣ってのうのうと生きてやがるあのクソ野郎の関係者ならな!」
残り少ない『奇蹟』を取り出す音葉
210 : 毎日変態   2024/04/07 12:37:18 ID:jb25ErjCpI
>>209
ハルカ「貴方達は先に行きなさい…!」
詩花「ここは私達が何とかします…」
P「分かった…」
千早「私達は市長室に向かいましょう…!」
二葉「恋…」
恋「私はおばさまを探したい…!」
シッポ「なら、私と二葉が一緒に探すわ…」
ニチカ「なら、私はルカを止めに行く…!」
P「決まりだな、行くぞ…!」
(P・千早・ノヴァ・ニチカ:市長室のルカの元へ)
(二葉・シッポ・恋:市役所のどこかに居る市長を探す事に)
(ハルカをはじめとした『慈愛の怪盗団』:シャドウ達の足止め)
・・・
P「野良猫達に感化されて、他のシャドウ達まで『敵意』を向けてくるとはな…!」
千早「私達はいいけど…」
ノヴァ「キミ(ニチカ)はきつくないかい…!」
ニチカ「大丈夫、『奇蹟の石』はまだ残してあるので…」
(敵意化したシャドウとはいえ、使っている『奇蹟』の量が少ないので、Pや千早ほどの実力者なら振り払う程度で問題無いが、戦い慣れしていないニチカは人間態に変化する『奇蹟』を消費しながらの移動になっている)
P「ここが市長室か…」
千早「どう…?」
ニチカ「ルカはここに居ます…」
ノヴァ「『奇蹟』をどんどん使ってるね、早く止めないと…」
P「開けるぞ…っ!?」
(Pの視線に映ったのはいつもより更に派手になった『斑鳩ルカ』の姿だった…)
・・・
(緋根家玄関前)
雫「本気なの、やや!?」
やや「当たり前じゃない、私は…」
(『飼い猫』に去られた日の事を思い出す音葉)
やや「私はまだ、ルカを諦めたわけじゃないから…!」
雫「分かったよ、一緒に行こう…」
やや「いいの…?」
雫「運転はこの雫さんに任せなさい。ハヅキ、留守番を頼むよ…」
ハヅキ「にゃぁーっ…」
やや「ルカ、待ってて…!」
211 : Pしゃん   2024/04/07 13:27:46 ID:jb25ErjCpI
212 : あなた様   2024/04/07 13:46:48 ID:ICVgkwNEI6
>>210
ルカ「・・・来やがったか」
恋「おばさま!!」
ルカ「安心しろ、まだ死んじゃいねぇ。タップリと礼をしねといけねぇからな」
ニチカ「もう止めて下さいよ!!こんな事しても意味ないでしょ!!」
ルカ「・・・」イラァ
P「お前がやってるのは只の八つ当たりだ」
ルカ「テメェ等何時もそうだな。口では可哀想だ、同情するだの言って、本心は何とも思ってねぇくせによ!!」
P「何だと・・・!」
ルカ「アタシは知ってんだよ。テメェ等人間の醜さ!!」
千早「野良猫は確かに人の其れを見易いけどそこまでは」
ルカ「ちげぇよ!!アタシは只の野良猫じゃねぇ元飼い猫だ。緋根ややのな!!」
ニチカ「えっ・・・」
P「何・・・だと・・・!?」
二葉「ややさんの元飼い猫・・・!?」
ルカ「だから知ってんだよ。アイツの両親が事故死して苦しんでる時、それを餌にする糞見てぇな奴らも!世間からの薄っぺらい同情を口にして影では嘲笑うゴミ共を!!被害者であるアイツを勝手な思い込みで傷付けるクズ共を!!!」
ニチカ「そんな事が・・・」
P「(マズいぞコイツは想定外だ!!」
ルカ「それとニチカ。テメェもだ!!」
ニチカ「エッ私!?」
ルカ「お前どんな気持ちでアイツの傍に居たよ?どんな気持ちでアタシの傍に来たよ?何も知らねぇ小娘がムカつくんだよ!!」
ニチカ「私は・・・」
ルカ「コレは攻撃でもねェ!宣戦布告でもねぇ!お前達への『逆襲』だ!!!」
身体から負の念が放出して巨大な悪魔に変貌する音葉
ノヴァ「ヤバいねぇ・・・コイツは」
P「でけぇ三頭のキマイラかよ!!」
ルカ「ルォオオオオアアアアアア!!!!」
憤怒幻想魔獣・ルカキマイラ戦
・・・
此処では恋のペルソナ覚醒も消化する。ペルソナは『ゼノビア』
・・・
仮面ライダーゼロスリーって・・・アウトサイダーズの予算テレビ本編急じゃん
213 : 仕掛け人さま   2024/04/07 20:04:00 ID:jb25ErjCpI
>>212
P「それより、二葉さん…?」
二葉「なんですか…?」
P「市長がなして、カミサマに捕らわれているん?」
二葉「それなんですけど…」
(回想)
恋「どこか隠れられそうなところ…」
シッポ「ありきたりだけど、備品の倉庫とかは…」
二葉「ありそうね…」
恋「倉庫はちず」
214 : すまん、やり直し   2024/04/07 20:17:03 ID:jb25ErjCpI
>>212
P「それより、二葉さん…?」
二葉「なんですか…?」
P「市長がなして、カミサマに捕らわれているん?」
二葉「それなんですけど…」
(回想)
恋「どこか隠れられそうなところ…」
シッポ「ありきたりだけど、備品の倉庫とかは…」
二葉「ありそうね…」
恋「倉庫は地図や案内板には載らない…」
シッポ「アタリは付きそうね…」
二葉「問題はどこにあるか…ん?」
恋「どうかしたの…?」
二葉「あのスーツの人、逃げ遅れたのかしら…?」
秘書「(周りを警戒するように歩き回ってる音葉」
恋「あの人は…」
シッポ「知ってるんですか…?」
恋「おばさまの秘書をしてる方です。あの人なら…」
二葉「市長の居場所を知ってるかも…」
恋「でも、凄く警戒してるし。割らなさそう…」
シッポ「大丈夫、私に任せて…(どこからともなくバレーボールを取り出す音葉」
二葉「どこから出したの、それ…?」
シッポ「私はいっとき、『ビーチバレーが盛んな世界』の女の子と繋がってたの。Pさんに会いたい一心で…」
二葉「気になるワードはあったけど、何とか出来るなら…」
恋「お願いします…!」
シッポ「任せてっ…!(強めのサーブを放つ音葉」
(回想終わり)
恋「それでおばさまと地下の倉庫で会って、話をしてたのですが…」
シッポ「市長さんが持ってた『奇蹟』が強く光りだして…」
二葉「気付いたら、カミサマに取り込まれてるというか…」
市長「(諦観の表情でキマイラの首元に拘束されている音葉」
秘書「市長はずっと、悩んでおられた…」
P「『何』に対してだ…」
秘書「前市長がショッピングモールを完成させた事で退く事が決まった時、市長の息子さんが病死したが、市長は死に目にも会えなかった…」
P「それは何故…?」
続く
215 : MADE IN 変態   2024/04/07 20:37:44 ID:jb25ErjCpI
>>214
秘書「市会議員としての職務を優先させてほしいという息子さんの言葉があった。彼は母親が街を良くしたいのは知っていたから…」
恋「おばさま…」
秘書「息子を失い、選挙戦も上手くいかない。そんな時に悪井は接近してきた…」
ルカ「グルアァァァァァァッ!」
ニチカ「ルカ…」
ハルカ「もう、こんな事にまで…」
P「すまない、市長もろともピンチだ…」
詩花「『奇蹟』を負の方向に使えば…」
冬優子「街自体も負の気が蔓延します…」
樹里「今、この街は反市長派が優勢…」
ロコ「パーラメントはメイヤーのエムティーディーを出そうとするところまでいってるそうですが…」
二葉「エムティーディー…?」
P「『Motion to dismiss』、解任動議か…」
琴歌「当選から2年、ヒトは増えましたが…」
甜花「その分、不満も多くなった…」
ちとせ「街づくりって難しいのね。何となくだけど、そう感じるの…」
P「後は悪井が何故接触してきたかだが…」
秘書「悪井は『石』を集めていた。野良猫をはじめとする動物達を駆除する為の方便として街づくりを勧めていたのだと思う…」
恋「そんなっ…」
P「問題は悪井がどこでそんな知恵を付けてきたかだ。俺の予想が正しければ、アイツは『超ビーチバレー世界』でムショ送りになってるはず…」
千早「その人はいったい、何をしたの…?」
P「シッポの見た目をした女の子にドーピングをした。下手すれば、死に繫がるようなクスリをな…」
ノヴァ「執行猶予も付かなかったのかい…?」
P「あの世界じゃ超ビーチバレーは世界レベルの国技なんだ…」
ハルカ「『世界』は広いもんだ…」
P「チャンスがあるとすれば、アザトースが行った『地球統合』だろうな。そのタイミングで『成り代わった…」
恋「それじゃ、おばさまは…」
P「利用されたんだろう、きっとな…」
216 : 変態マスター   2024/04/07 21:34:48 ID:ICVgkwNEI6
>>215
高級住宅街
ラン「ノアさんを離せ!!」
カオル「その人は僕らの飼い主だ!そして汚い手で姉さんの友人を触るな!!」
悪井「オマエタチノイシヲワタセバカイヌシトトモハカイホウシヨウ」
ノア「・・・」昏睡状態
アスカ(猫)「・・・」昏睡状態
ラン「ぐぅううう!?」
カオル「(なんだこの人間は!!明らかに普通じゃないぞ!!」
悪井?「ぅうう・・・助け・・・」
カオル「ん?」
悪井「サァオトナシクアタセ」
ラン「分かった!!渡す!だから二人を!!」
カオル「姉さん駄目だ!!コレは罠だ!!」
悪井「ダマレ!!」闇のオーラが出て外に投げ飛ばす音葉
カオル「うわあああ!?」バリーン
ラン「お願いです!!渡すから弟もノアさんもアスカも傷付けないで下さい!!」
悪井「イイコダ」
ラン「くぅ・・・」部下達に命令する音葉
悪井「オマエハワレノドウグニナッテモラウ」
・・・
カオル「姉さん」ヨロォ・・・
???「大丈夫っすか?」拾い上げる音葉
カオル「頼む・・・誰か」
???「怪盗団と別行動してたらまさかとは思って無かったっすよ」
カオル「うぅ・・・」
???「悪井!アンタは竹録志紀が必ず成敗してやるっすよ!!」
カオルを連れて一旦この場を離れる音葉
・・・
竹録志紀:平行世界の一ノ瀬志希。基底世界の倫理観ゆるキャラのマッドとは違い情熱的なスポコン根性体育会系の公安警察。ややとは先輩後輩関係
公安先輩から怪盗団の話を聞き協力体制を築いてる。
悪井の事故の件に疑問を持ち彼を逮捕し罪を償わせる事に自分の警察人生を賭けている
実は既にペルソナ覚醒済みで持ちペルソナは神フレイ
元ネタはバンブーメモリー。

この世界ののあさんは完全外国人のノア・アンダーソンと言う女性になっている。

悪井は普通でなくラスボスの意識体に憑依されている。
217 : プロデューサー様   2024/04/08 07:08:02 ID:Ti3epFe/w2
>>216
恋「利用された…」
P「人は死んでしまえば、『完全』に戻ってくることはない…(失った人や仲間の事を思い出す音葉」
二葉「えぇ、そうね…(両親の死後、進路を巡り一夏と衝突していた時の事を思い出す音葉」
シッポ「だからこそ、生きとし生ける者は前を向く必要がある…」
ハルカ「失われた人を思う事はあっても…」
千早「それだけで日常は送れないもの…(未来からきたユウに『もつ一つの未来』の顛末を聞いた事を思い出す音葉」
P「問題はキマイラになったルカをどうするかだ…」
ニチカ「市長さんを救い出しても、2人が気付かないといけない…」
P「ナビ、ウィークポイントの洗い出しを頼むぞ!」
甜花「合点承知の助…!」
恋「おばさま。お願い、前を向いて…!」
・・・
(市役所近くの駐車場)
やや「着いた、けど…」
雫「なんか、禍々しいよ…」
やや「でも、分かる。一番、暗いとこに居る…」
雫「急ごう、今ならまだ入れそうだ…」
やや「うん…!」
・・・
(高級住宅街の空き家)
悪井「コレデイイノダ、コレデ…」
ランコ「何をしようと言うの…?」
(ランコの周りに今まで回収した『奇蹟』を敷き詰めている音葉)
悪井「コレデ…」









『バステトヲヨビヨセラレル…』
(正確にはバステトのシャドウ、バステトを呼べる事が出来るのはたった1人だけ…)
218 : プロデューサー様   2024/04/08 12:27:28 ID:/2MxU1PjcQ
>>217
千早「ノヴァ!!早速だけど出番よ!!」仮面を外す音葉
ノヴァ『合点承知の助だよ!!』
千早&ノヴァ「「フレイダイン!!」」
核熱放射を撃ち出す音葉
ルカ「ゴロァアアアアア!!!」
三つの顔からアギ系、ブフ系、ジオ系の攻撃を同時発射する音葉
ハルカ「三属性を同時に!!」
詩花「最上位階級の魔法を打ち消す威力ですね!!」
ルカ「ギャロアアアア!!!」
腕を振り下ろし斬撃を飛ばす音葉
樹里「アブねぇ!?避けろ!!」
ちとせ「わわぁ!?」
冬優子「市長さんを救うのもしないといけないのに!!」
ロコ「真正面からのアタックは市長がデンジャーです!!」
琴歌「冬優子ちゃん!!ヨハンナで動き捲って!!私も弾幕を張るから!!」
冬優子「分ったわ!!ヨハンナ!!」バイク型のペルソナが出て来る音葉
琴歌「行くよ!!」銃を移動しながら側面狙いで撃ち捲る音葉
甜花「急げ急げ・・・!!」
・・・
二葉「まるで怪獣との戦いじゃない・・・」
ニチカ「・・・」
シッポ「何時までも落ち込まない!!今は彼女を救う事を考える!!」
ニチカ「そう・・ですね・・・」
シッポ「(ショックが大きいか・・・」
二葉「(無理もないわよね・・・」
恋「(おばさま、私は・・・」
?『本当は分ってたでしょ?』
恋「えっ?」
?『『奇蹟』が亡くなった後、自分が助ければ良かったのに」
恋「私は・・・」
?『でも貴女は自分に言い訳をし、彼の死を認めたくなかった』
恋「違います!私は!!」
?『なら何で戻ってきた?』
恋「私はあの人を救うと決めた!だから向き合うと決めたんです!!それが奇蹟の私の大切な人との約束だから!!」
?『やっと聞けましたわね。ならば契約よ』
恋「っ!?」猛烈な頭痛が発生する音葉
恋『我は汝、汝は我!』
続く
219 : プロデューサーちゃん   2024/04/08 12:40:49 ID:/2MxU1PjcQ
>>218
シッポ「萩野さん!?」
二葉「しっかりして下さい!!大丈夫!?」
ニチカ「何が起きてるんですか・・・?」
二葉「分らない急に頭を抱えて・・・」
シッポ「えっ?」
ニチカ「奇蹟が反応してる?」
・・・
ルカ「ヌゥ!?何だ!?」
ハルカ「この気配はまさか!!」
詩花「私達と同じ!!」
P「何が起きてるんだ!!」
詩花「目覚めるんです!!叛逆の使者が!!」
ルカ「だから何だってんだぁあああ!!!」
・・・
恋『悲しみに呑まれても、羞恥に晒されても、折れず屈せず!己の意思を憑き通す!黄金の精神を!!』
恋「うぅうううう!!!!」
恋『目覚めさせるのだ!過去を亡き者にせず!前歩き出す悪への叛逆を!!』
恋「はぁあああ!!『ゼノビア!!』」顔に出現した仮面を引き千切る音葉
・・・
『バステト』「・・・」ピクッ
空を見上げる音葉
『バステト』「フッ・・・悪に叛逆する強気心だな・・・」
・・・
蒼炎の中から蒼き衣を纏いて出て来る音葉
二葉「服装が変わった・・・?」
シッポ「後ろに誰か居る・・・」
ニチカ「」唖然とする音葉
恋「私がおばさまを目を覚まさせます!!受け入れ乗り越える明日へ進める為に!!」
220 : プロデューサーちゃん   2024/04/08 14:04:53 ID:SC4TvjPD9k
>>219
恋「Pさん、『ゼノビア』が告げています…」
P「え…?」
恋「『諸悪の根源』を絶ちなさいと…」
P「『諸悪の根源』…」
ハルカ「おそらく、悪井のことね…」
P「近くに居るって事か…」
ハルカ「私達の『協力者』が場所を掴んでるわ…」
千早「『協力者』?」
ハルカ「名は『竹録志紀』、公安警察の人間よ…」
ノヴァ「義賊同然の存在とはいえ、公権力の協力を得ているとは…」
P「で、悪井の場所は…」
ハルカ「『高級住宅街』の空き家だって」
P「遠いな…」
(市役所は商店街とショッピングモールの中間地点)
千早「移動型のデバイスがあれば…」
P「飛んでいくにしても、この世界じゃリスクが…」
やや「Pさん…!?」
雫「え、コスプレ…?」
(混乱の隙を突いて、堂々と入り込んできた音葉)
P「緋根に目黒…!?」
やや「ここに私の飼ってたネコが来てるはず…」
P「今、あんなんだぜ…(親指を向ける音葉」
雫「三ツ首のネコ…!?」
P「緋根、頼みがある…!」
やや「え、何…?」
P「車、貸してくれ!」
やや「それくらいなら、いいけど…」
P「サンキュー、恩に着るぜ!(握手しながら手をブンブンする音葉」
やや「ちょっと、顔が近い…///」
P「あ、悪い…」
ノヴァ「(まーた、無意識に…」
・・・
(ややから借りた車の中)
P「よし、行くぞ…!」
千早「えぇ…」チラッ
ノヴァ「それはいいけど…」チラッ
(2人して後部座席を見る音葉)
P「ん、どうした…ん!?」チラッ
(バックミラーに尻どころか頭を隠しきれてない二葉とシッポの姿)
P「なして!?」
二葉「恋はややさん達にお任せしました!」
シッポ「それに入り組んだ道なら私達の方が案内出来ますよ…」
P「しゃーない、乗りかかった船だ…!(車を発進させる音葉」
221 : Pさぁん   2024/04/08 20:43:11 ID:yiHmGTRuLI
>>220
近くの駐車場
志紀「どう言う事っすか!!」
電話「上から言われてる悪井幹事長の逮捕は止められてる」
志紀「納得出来る訳がないっすよ!!相手はすぐそこなんっすよ!!」
電話「・・・」
志紀「だんまりっすか局長!!貴女は前の件でも今回でも同じ轍を踏むと言うんっすか!!」
電話「お前の気持ちは分かるだが・・・オイ何をする!!」
「俺だ竹録・・・」
志紀「先輩?どうしてそこに?」
「『偶々』局長に用事が合ったんだよ。俺から一言いいたい事が有る」
志紀「・・・」
「お前はお前の信じる『正義』を突き進め。怪盗団と同じにな」
「何を勝手な・・・!!」
志紀「任務了解っす!!」電話を切る音葉
カオル「・・・」
志紀「大丈夫っすよ。飼い主さんはアタシが救うっす」ポンポン
キキッーーーー!!!
Pたちの乗る車が通過する音葉
志紀「ちょ!?コラァー!!危険運転っすよ!!!!」
・・・
千早「Pさん・・・」
シッポ「・・・」
二葉「」後ろを確認する音葉
P「何だ?どうかしたか?」
千早「後ろから私服が・・・」
P「何?」後ろを確認する音葉
明らかにすぐ後ろに着けてる志紀の車
ノヴァ『急ぎ過ぎたね~』
P「oh・・・」
222 : ぴぃちゃん   2024/04/09 06:50:21 ID:BG87XkKk6g
>>221
P「ここまで来たら、関係ねぇか…」
千早「えっ…?」
P「おそらく、アレが公安だ…」
二葉「もしかして、ハルカさん…」
シッポ「私達の事、伝えてないんじゃ…」
(2人揃って、青ざめる音葉)
P「まぁ、街全体がこんな状況だ…」
ノヴァ「仮に伝えていたとしても、伝わってない可能性はあるよ…」
・・・
志紀「ゴラァッ、止まれっすよー!」
カオル「大丈夫なのだろうか…?」
志紀「なんなんすかねぇ、あの車は…」
・・・
P「それにしても、高級住宅街なのに空き家とはね…」
二葉「市長の政策も始めは軌道に乗っていたんです、ただ…」
シッポ「ここ半年くらいから建売の買い手が付かなくなっていったんです…」
P「ただ、悪井の目的はあくまで『奇蹟』…」
千早「その為に刈り取られた自然を何だと思っているのかしら…」
ノヴァ「ここで憤っても、やり場は無いだろう…」
P「『奇蹟』の気配、この家だ…!」
(車を止める音葉)
・・・
志紀「ようやく、止めたっすね…」
カオル「ここから、姉さんの気配がする…」
志紀「どこのどいつっすか、免許証を提示して…」
P「『慈愛の怪盗団』…」
志紀「どうして、その名を…!?」
P「『平行世界』からの来訪者である俺達とも協力関係を築いているからな…」
千早「ここに『四皇』の一角が…」
志紀「だとしたら、このネコのお姉さんっす…」
二葉「空き家とはいっても、鍵は…」
P「掛かってないな、不用心なのか…」
千早「それとも、ここで決めてしまおうてハラなのか…」
P「竹録志紀、どうする…?」
志紀「行くっすよ、人が替わっても悪井の所業を見過ごせない…!」
・・・
書きたい展開:『Pvs悪井』にアイオートが茶々を入れます
223 : おにいちゃん   2024/04/09 11:16:16 ID:RFyTDr43Ug
>>222
服装が解党服にチェンジする音葉
志紀「これは!!」
P「またパレスか!!」
千早「でも雰囲気が全然違います!!」
二葉「何ですかこのオドロドロしい場所は・・・」
シッポ「・・・色んな人の声が聞こえる」
志紀「『メメントス』!!」
P「『メメントス』?何だそれは?」
志紀「ハルカから聞いてないんっすか?通常パレスを造れる人間は極少数なんっすよ」
千早「成程、よっぽど心に澱みが無いとパレスは出来ないのね」
志紀「『メメントス』は集合無意識領域所謂『人類皆のパレス』って奴っすね・・・」
P「『人類皆のパレス』か・・・それが何で此処に?」
志紀「悪井の奴、人を集めて何かする気っすね・・・」
千早「幸い此処は広くないわ。行きましょう!!」
二葉「直ぐそこに人の気配が・・・」
シッポ「でも明らかに人じゃないわ・・・」
P「黒幕が御出でって奴か・・・開けるぞ」
・・・
悪井「キタナ・・・」
志紀「悪井!!此処までっすよ!!書状は脱税!横領!殺人罪その他諸々で現行犯っす!」
P「大人しく捕まるんだな。嫌なら痛い目を見るぞ」
悪井「ナルホド、コレハキツイナ・・・」
千早「人の気配じゃない・・・」
二葉「気持ち悪い・・・」
悪井「ヤツヲヨビダスタメニトッテオイタガヒトツテイドモンダイナ」
シッポ「『奇蹟』を!!」
P「何をする気だ!!」
悪井「」ゴクリ
志紀「飲み込んだ・・・」
悪井「!?!??」
眼と鼻と口から血を出し人形の様に倒れる音葉
二葉「ひっ・・・」
ノヴァ「ッ!!気を付けろP!!」
P「何だ!!」
ノヴァ「今、一人の人間の魂が消え、別の何かに変わった・・・」
悪井?(CV飛田展男)「諸君、初めましてだな・・・」
起き上がる音葉
悪井?「私の名は『反救世主<ネガメサイア>』、滅びを謳歌する者なり」
224 : へっぽこ大名行列   2024/04/09 13:45:03 ID:BG87XkKk6g
>>223
P「音がメサイア…?」
ネガメサ「急に歌わせてもらおう〜♪」
P「根がメサイア…?」
ネガメサ「まぁ、言い得て妙だね…」
千早「何で、二人してふざけてるのよ」ペシン
P「アイツのノリが良すぎる…」
ネガメサ「いやはや、この男(悪井BV)は実に面白い…」
P「面白い…?」ピクッ
ネガメサ「この男の記憶を覗いたみたが、クックックッ…」
志紀「え、何がどうなってるっすか…?」
P「竹録、少し頭貸せ…」コツン
志紀「わ、顔が近いっす!///」
二葉「むぅ…」ハイライトオフ
シッポ「ふーん…」ハイライトオフ
千早「まぁ、記憶を共有した方が早いものね…」ハイライトオフ
志紀「どどどどういう事っすかー!?」
P「今、見せた『記憶』が全てだ。あの悪井は『超ビーチバレー世界』でそこのシッポと同じ姿をした女の子に死なせる可能性のあるクスリを盛ったんだ…!」
シッポ「えっ…!?」ゾクッ
P「あの世界じゃ、超ビーチバレーは世界レベルの国技だ。それをアマチュアとはいえ、選手を危うく殺すとなれば…」
ネガメサ「左様、この男は座して死を待つのみだった…」
P「アザトースが地球統合を行った結果…」
ネガメサ「『悪井』どうしは出会ってしまった。そして、願った…」
P「『願った』…?」
ネガメサ「入れ替わってくれとな…」
P「『アレ』はそういう事か…」
千早「アレ…?」
P「色々あって、『超ビーチバレー世界』には訪れていたんだが、ムショ送りになった悪井が錯乱して精神病患者の方に送られたっていう記事を…」
シッポ「デートしてる時に見たんですよね…?」
二葉「えっ…!?」
ノヴァ「ほほー…」
千早「詳しい事は後で伺いますね…」ハイライトオフニッコリ
P「ウィッス…」
ネガメサ「そして、悪井は成り代わったとは言っても…」
志紀「政治的手腕までは難しかったみたいっすね…」
225 : Pさぁん   2024/04/09 13:52:27 ID:BG87XkKk6g
補足
悪井BVが悪井幹事長と入れ替わった際に政治面での汚職が酷く、入れ替わった事を後悔したくらいではあったが、その直後くらいに『隕石騒動』が勃発
そこから『奇蹟』のチカラである程度好き勝手出来る事を悟ると、脱税や横領をしなくなった。その為、公安は過去数年の脱税や横領を縦に逮捕、立件を図っていた
補足②
Pはパンゲアと超ビーチバレー世界をよく訪れていた。パンゲアでは鏡舞、超BV世界では海美、風夏、そして志保と逢瀬を重ねていた
なので、シッポにバレた(ここ重要←)
226 : Pサン   2024/04/09 15:47:48 ID:BG87XkKk6g
>>225
「風花」だわ
227 : プロデューサーくん   2024/04/09 19:18:56 ID:RFyTDr43Ug
>>224
ネガメサ「だがそれも一興だったがな・・・」
P「お前は何時奴に憑依した」
ネガメサ「奴が奇跡を使い、一連の事件の揉消しを図って居た時よ・・・」
千早「貴方はいったい何者なんですか・・・」
シッポ「人ではないですね・・・」
ネガメサ「私は君達が人間が産み出した『モノ』だよ。人の内に無意識領域にある『絶滅願望』が溜りに溜り私は誕生した・・・」
ノヴァ「有り得ないね。そう言った悪性情報は世界の廃棄抗によって分解される。人が人による絶滅を防ぐ為に・・・」
二葉「そうなんですか・・・?」
ノヴァ「うん、所謂世界の循環システムって奴だね。世界が人を自身の一部と認識してるからだ・・・」
ネガメサ「確かに私は吹けば消える哀れな存在だ。アレは起きる迄はな・・・」
P「アザトースか!!」
千早「世界のネガティブマインド・・・」
ネガメサ「奴が滅びた際に世界に悪性情報が溢れたのだよ」
ノヴァ「ちっ!!そう言う事か!!アイツ、表の世界に出れなくなっただけで只で黙る存在じゃないか!!」
ネガメサ「だが私の存在を察知したバステトは死して尚人を護る為に私の上に蓋を敷いたのだ・・・」
P「バステト、あいつ・・・」
ネガメサ「御蔭で私は外に出る事が出来ず途方に暮れていたのだよ」
志紀「だけどそうならなかったと」
ネガメサ「そうだ、藁にも縋る想いの奴が、偶然にも認知学を触れ私の意識体を引っ張り出したのだよ。結果私の肉体に成ってくれたよ」
シッポ「貴方の目的は何なの!!」
ネガメサ「私の目的は『奇蹟』を使い、バステトを呼び出しバステトを殺し」





『我が使命、メメントスを介し人類同士の心を繋ぎ、一心不乱の絶滅戦争を起こすだよ』
228 : 兄(C)   2024/04/10 07:53:15 ID:WzGbkBUNzA
>>227
P「は…?」
ネガメサ「『人の業』、その果ては『滅亡』だ。私がそれを起こす…!」
P「テメェ、何を言ってやがる…!」ギリッ
ネガメサ「『ここ』がその始まり、『平穏』を切り崩し、生きとし生ける者達から『負のパワー』を生み出させてもらう…!」
P「その為に奇蹟を…」
ネガメサ「あの『キマイラ』はその序章にしか過ぎないのだよ…」
P「序章だと…?」ピクッ
ネガメサ「そして、準備は整った!」
(ランコの周りの『奇蹟』が鈍色の輝きを放つ音葉)
カオル「姉さん!?(慌てて飛びつこうとする音葉」
志紀「ダメっす!(巻き込ませまいと身体を抑え込む音葉」
ネガメサ「出でよ、信仰を破壊する先兵『デザストシャドウ』!」
(発光が消え、視界が開ける音葉)
二葉「アレって…」
シッポ「デザスト様にソックリね…」
(髪が黒で、肌がやや褐色気味の見た目『大崎甘奈』が闇のオーラを纏って、仁王立ちしている音葉)
ネガメサ「調べさせてもらったよ。この世界における『デザスト』への信仰をな…」
志紀「えっ…」
ネガメサ「そして、一つの結論に辿り着いた。デザストを仇なす者に仕立てあげれば…」
P「ふざけんなよ!」
ネガメサ「ん…?」
P「この世界でそんな事は許さねぇ。この俺が…!」
(右腕に新たな『使い魔』の紋様が浮かぶ音葉)
ネガメサ「最も多くの『奇蹟』を使った『シャドウ』には誰も勝てまい!」
P「ほざいてろ、ダァホ。行くぜ、第十四の…」
『待て…』
(P以外の時間の流れが止まる音葉)
P「何が起きた…!?」
アイオート『呼び寄せるのなら、その数字は「違う」だろう…』
P「アイオート…?」
アイオート『我を呼ぶための紋様はお前の左腕に刻まれている…』
P「え、そうなのか…?」
アイオート『だから、次の数字を叫ぶんだな…』パチン
(時間の流れが戻る音葉)
続く
229 : プロ太郎さん   2024/04/10 08:04:28 ID:WzGbkBUNzA
>>228
P「ハハ、そうか…」
ネガメサ「何が可笑しい…?」
P「仕切り直しか…」
ネガメサ「仕切り直し…?」
P「疾やがれ、『第十五の使い魔』!」
志紀「使い魔!?」
二葉「何を呼び寄せるつもりなの…?」
P「『バステト・シン』!」
(突き上げた右腕の紋様が強い発光を齎す音葉)
シッポ「何この強いチカラ…」
カオル「だが、懐かしくも温かみがある…」
(発光が収まり、視界が再び開ける音葉)
バステト「んもう、あんちゃんは本当に無茶すんだから…」
P「だけど、懐かしいだろ?」
バステト「うん、そうだね。久しぶりのシャバって感じがする…!」
二葉「出た、ギャル神…」
シッポ「バステト様…」
カオル「よくぞ、戻ってきました…!」
志紀「風紀が乱れてるっすー!」
P「バステト、まずはあのシャドウを何とかしたい…」
バステト「わっちに任せて、あんちゃんはネガメサイアを頼むよ…!」
P「あぁ…!」
バステト「このどこよりも『平和な世界』を壊そうとするやつはわっちが全力で叩き潰すから!」
・・・
バステト・シン:Pの中に残されていたバステトの奇蹟を媒介として『使い魔』として顕現させた状態のバステト。『シン』にはシャドウに対しての『真体』、この世界における『神』のダブルミーニングを持たせている。戦闘面においては『Pと同等』のチカラを持つ
二葉曰く「相変わらず見た目はギャルなうえに、よりギャルしてる。絶対、Pさんの趣味が出てる」
230 : プロちゃん   2024/04/10 11:02:38 ID:z4SauI.7Nw
>>229
ノヴァ「・・・」バシッ
バステト「アダァ!?」
千早「ちょっとノヴァ!?」
ノヴァ「久し振りだね化け猫・・・」
バステト「やってくれたねトカゲ・・・」
ノヴァ「また会えて嬉しいよ。大分姉妹が減ったからね・・・」
バステト「アリアの事は薄々気付いてた・・・アイツらしい最後だった」
ノヴァ「ボクも千早の中で見てたからね・・・」
千早「えっそうだったの。最近話掛けられたから気付かなかったわ」
ノヴァ「今は積もる話は後だ。あの影野郎を消すか!!」
バステト「わっちも久し振りに暴れるか!!ずっと座りっぱなしで鈍ってたんでね!!」
志紀「ハハッ頼もしい限りっすね・・・」
P「さて俺は・・・」
ネガメサ「ハハッ・・・」
P「何笑ってやがる」
ネガメサ「態々自分から出て行くとはな。愚かだな君は」
バステト「ぬかせ、お前を倒すのはわっちじゃない。選ばれし『トリックスター』達だ」
ネガメサ「何?」
バババババババババ
「ショータイム!!」
ヘリに変身したハルカから降りて来る三人の人影
詩花「お待たせしました!!ヒーロー到着です!」
亜夜「ふん!!伊邪那美クラスって奴ねやってやるわ!」
心白「あの人ニュクスに似た雰囲気がします」
P「オイオイ頼もしい援軍だ事で・・・」
バステト「嘗てこの世界は裏側で数度危機が訪れた。その度世界を救ったトリックスター。それが彼女達だ!!『反救世主<ネガメサイア』!お前はこの四人の星に敗れる!!」
ネガメサ「・・・」
続く
231 : Pちゃん   2024/04/10 11:21:24 ID:z4SauI.7Nw
>>230
ネガメサ「バステトよ・・・君は何故こうまでして人を護る?人を愛する?」
バステト「何を今更・・・」
ネガメサ「君が人を護っても人はお前に何も返さない。逆に私やニュクスの様な『終末装置』を産み出し、伊邪那美の様な願いを歪ませ叶える存在を生み、ヤルダバオートやデミウルゴスの様な怠惰の極の願望器を育て上げた。コレは君にとって何の得がある?何もないでは無いか?それなのに何故?」
P「・・・」
ネガメサ「人は君を認知しない。人は過ちを繰り返す。コレは君にとって裏切り行為だ。それなのに君は何故滅び逝く彼らを守護し愛する?必要ともされないに?」
亜夜「ばっかじゃないのコイツ・・・」
心白「そうですね」
詩花「初めから分かり切ってるんです・・・」
ネガメサ「何?」
バステト「必要だから愛するんじゃない。愛するから必要なんだ
P「確かに人は過ちを繰り返す」
詩花「ですがその中から必ず過ちを正す人が出て来る」
亜夜「失敗も繰り返すでしょうね。でも・・・」
心白「それがやがて大きな成長に繋がるんです」
P「人間を舐めるよ!終末装置!」
ネガメサ「ならば、私も真の姿を持って人を終らせよう・・・」
背後から巨大な色々な物は組み合わさった何かが出現し融合する音葉
詩花「人間は存外捨てた物じゃ無いんです!!来い!サタナエル!!」
亜夜「悪性情報が人を語るなっての!!伊邪那岐大神!!」
心白「本当の救いは自分で掴む物です!メサイア!!」
バステト「わっちの選んだトリックスター達を舐めるなよ!!」
悪性情報集合体・『反救世主<ネガメサイア>』
232 : プロデューサー様   2024/04/10 12:08:08 ID:z4SauI.7Nw
捕捉
ルカキアイラは仲間達の後押しもあり移動
その途中で歴代のトリックスターの二人が『声』に呼ばれて合流し現在に至る
『声』の正体は『バステト』。ベルベットルームを通し二人を呼び寄せた

亜夜:ペルソナⅣ担当、心白:ペルソナⅢ担当
233 : 監督   2024/04/10 14:05:31 ID:WzGbkBUNzA
>>231
ネガメサ「相手をするのは私だけでは無い事を理解しているかな?」
シャドウ「お任せを、マスター」シュバッ
バステト「隙が無いね、でも…(後ろを見る音葉」チラッ
カオル「姉さん…」
バステト「あのコ(カオル)の取り込まれたお姉さんを助けないとね…」
P「竹録、二葉とシッポを避難させろ!」
志紀「は、はいっす!」
二葉「Pさん…」
シッポ「必ず、戻ってきてよ…」
千早「分かったわ…」
ノヴァ「何が起きた…?」
千早「キマイラがこっちに向かってるみたい…」
P「もう、しっちゃかめっちゃかだな…」
ネガメサ「それが戦いというものだ!」
P「黙らっしゃい!」
バステト「アザトースとの悪縁は…」
P/バステト『ここで断ち切らせてもらう!』
・・・
(市役所前)
やや「そうか、車はPさんに貸してるんだった…」
恋「どういうことなの、大拓!」
大拓「ごめーん、お嬢。バッテリーが上がっちゃてる、ぴえん…」
冬優子「ちょっと、どうすんのよ…」
ちとせ「ここから『住宅街』はショッピングモールを挟んでるしねぇ…」
甜花「タクシーも捕まらない…」
琴歌「かくなる上はヒッチハイク!」
ロコ「それはリアリスティックではありません…」
樹里「いったい、どうすれば…」
雫「なら、こうする♪」
(リムジンが到着する音葉)
やや「雫…」
雫「使えるものは使わないとね。例え、それが少し微妙な仲の実家だとしてもね…」
やや「ありがとう…!」
雫「行こう、私達にはこの顛末を見届ける義務がある…!」
234 : 貴殿   2024/04/10 19:39:03 ID:z4SauI.7Nw
>>233
ノヴァ「バステト!!ボクの奥義を使う!!」
バステト「どれ!!」
千早「複数選択がある程技が有るの!?」
ノヴァ「『ゼタフレア』だ!チャージに時間がかかるから暫く任せる!!」
バステト「任された!!」
ノヴァ「千早!!演唱を開始するよ!!」
千早「分ったわ!!」
口の周りに強大なエネルギーが溜まって行く音葉
・・・
P「しかし醜い外見だな・・・」
詩花「人類の持つ悪性情報の集合体ですからね・・・」
亜夜「そんな外見で『反救世主<ネガメサイア>』って言う名前も皮肉よね・・・」
P「(こっちの世界でも亜夜は変わらんな・・・」
亜夜「全くもっとハイカラな格好にして欲しいわよ!!」
P「(あっ微妙に違う部分もある、ハイカラって・・・」
心白「でも規模的にニュクス程の大きさじゃないね・・・」
詩花「ニュクスって確か衛星サイズの本体が居たって言う・・・」
心白「そう、皆の力が在って再封印出来た。だから・・・」
亜夜「コイツの場合はそうは言えないわよ・・・倒さないと人類が危ないんだから」
P「そうだ、コイツは人類にとって害にかならない!!」
ネガメサ「私を倒せると思うかね?私は人類の総意の意思だ・・・」
亜夜「悪いけどアタシはそんな気持ちは全くないわ!!」
心白「同じくです。人生はまだ始まったばかり早々に終わらせる気はありません」
詩花「Pさん!!最後に決めたいセリフがあるんです!!」
P「良いぜカッコよく決めようじゃないか・・・」
・・・
最後の決め台詞は銃を合わせて『JACKPOT』でお願い
235 : ごしゅPさま   2024/04/11 08:02:18 ID:znbaPMb7Ys
>>234
(空き家の玄関前)
志紀「『平行世界』の存在に成り代わられたという事は…」
二葉「この世界の悪井幹事長はもう裁けない…」
シッポ「Pさんが『ゲート』を通してくれれば、話は変わるかも…」
志紀「でも、アタシの知ってる『悪井』は…」
シッポ「ちょっと、待ってください…(『奇蹟』のチカラを使って、志保BVの記憶にアクセスする音葉」
二葉「便利よね、そのチカラ…」
シッポ「他人の記憶を覗き込んでるようなモノだから、あまりいい気分では無いけど…」
志紀「で、悪井は…」
シッポ「もう長いこと、精神病棟に居るみたいですね。最も『向こう(超ビーチバレー世界』はこちらと時間の流れが異なってはいるみたいですが…」
志紀「そうっすか…」
カオル「ん…っ!?」ニャッ
二葉「どうしたの、弟ネコさん…?」
志紀「向こうはショッピングモールや商店街の方っすね…」
シッポ「大変、キマイラが飛んできてる…!」
二葉「えっ…!?」
志紀「キマイラ…?」
シッポ「野良猫の序列2位『カミサマ』のボスが奇蹟を必要以上に行使して、姿を変化させたんです…」
二葉「恋達は大丈夫なのかしら…」
志紀「ん、先輩…?(電話に出る音葉」
先輩『首尾はどうだ、簡単でいい』
志紀「『悪井』はもう検挙出来ないっす。ヒトを辞めてしまった…」
先輩『相分かった。それと、住宅街に凄く飛ばしてくるリムジンが来るんだが、検挙はしないでくれ…』
志紀「それはどうして…?」
先輩『アイブラック…』
志紀「アイブラックっすか…」ゲンナリ
二葉「アイブラックって…」
シッポ「世界的企業のアイブラックよね…?」
続く
・・・
補足
アイブラック:雫の実家が経営してる会社で世界的企業ではあるが、それでも分家にしか過ぎない。雫は男兄弟が継ぐものだと思ってるのでゴルファーになった
236 : ごしゅPさま   2024/04/11 08:26:23 ID:b6GPY.TUKI
>>235
(リムジン車内)
大拓「ウェイウェーイ、飛ばしてるけどいいのかシズちん!」
雫「問題無いよー!」
やや「うん、凄いね…」
ロコ「うぅ、ストマックからリバースしそう…」
樹里「わー、待て待て待て!」
冬優子「緊急車両かってくらい、信号がスルー出来てるわね…」
甜花「流石、アイブラック…」
琴歌「それよりもリーダーと詩花さんはどうしたのでしょうか…?」
恋「『神様』が呼ぶ声がしたと言っていましたが…」
ちとせ「キマイラとは違うもんね…」
大拓「それって、バステト神の事じゃないのー?」
雫「それが復活しなくて、『奇蹟』が出来たんじゃなかったっけ…?」
やや「あ…」
恋「どうかしましたか…?」
やや「何となくだけど、Pさんからバステトのオーラを感じたなって…」
『え…?』
・・・
(VS悪井・バステトシャドウ)
シャドウ「今度こそ、消えろ。私は貴女に成り代わる…!」
バステト「ほざいてろ、わっちはもう消えない。もう一度、生きると決めたから!」
(激しいラッシュを打ち合う音葉)
ネガメサ「私を倒しても、ヒトの意思は消えない!」
P「なら、その都度つぶす!」
亜夜「それが私達の意思よ!」
詩花「私達にはその覚悟があります!」
心白「その戦いに果てがなくとも…」
P「俺達は歩みを止めねぇ!」
バステト「あんちゃん、技を借りるよ…!」
シャドウ「(技と聞いて、身構える音葉」
バステト「まずは帰してもらうね、Release!」
シャドウ「まさか、止めろーっ!(媒介にしてランコと分離させられる音葉」
ネガメサ「な、んだと…!?」
P「諦めろ、お前の降霊術もそこまでだったんだよ…(T2マグナムを構える音葉」
ネガメサ「しまった…!」
P「轟け…」
P/詩花/亜夜/心白『JACK POT!』
(慈悲も与えない銃撃が放たれようとする音葉)
237 : 3流プロデューサー   2024/04/11 10:43:45 ID:Snos.23bz2
>>236
バステト「ノヴァ!!準備は!!」
ノヴァ「誰に言ってる!!ボクは最強だよ!準備はとっくに出来てるよ!!」
千早「!!!!」超高速神言発動中
バステト「なら!!デェエエエイ!!」蹴り上げる音葉
シャドウ「ぐわぁ!?」
ノヴァ「ジャスト・・・」
千早「誤差修正・・・ロック!」
千早&ノヴァ「「ゼタ!!フレア!!!!」」
瞬間的に太陽と見間違えるほどの強力な熱線がシャドウを焼き貫き大気圏を突破する音葉
バステト「相変わらずの馬鹿火力だね~認知世界だから良かったよ」
ノヴァ「通常世界には全く影響ないから使ったんだよ」
千早「ハァ・・・ハァ・・・想像以上に体力を持ってかれた・・・」
・・・
ネガメサ「私は・・・オォオオオオオ!!!!」
亜夜「醜いモニュメントはとっとと退場願うわ・・・」
ネガメサ「人の・・・破滅・・・を・・・」
心白「破滅願望があると同じで生きる願望も人の意思です・・・」
詩花「人が人である限り棄てる事は出来なくても、受け入れて尚前に進む・・・」
P「それが人間って奴だ、何度でも言うぞ」
P/詩花/亜夜/心白「人間を舐めるな!!」
ネガメサ「オォオオオオオ!!!」崩れ落ちる様に消滅していく音葉
P「これで終わりだ・・・」
238 : 変態インザカントリー   2024/04/11 14:11:42 ID:JNswFmepUQ
>>237
ネガメサ「ま、だだ…(思念体となり奇蹟と繋がろうとする音葉」
P「チッ、しぶといな…(スカルのT2メモリを準備する音葉」
バステト「お姉さんネコは弟さんのところに送るね!(フィンガースナップで送り届ける音葉」
千早「っ…!?」
ノヴァ「どうしたんだい、千早…?」
千早「やっぱり、貴女達は敵に回せないなって…」
ノヴァ「アレはアレでバステトが異常なんだよ…」
千早「えっ…?」
ノヴァ「行動原理がまんまPそのものだ…」
P「バステト、『奇蹟のカケラ』を撃ち抜くぞ!」
バステト「構わん、やりたまえよ。もう、あんな輝きをしてる以上は救えないから!」
ネガメサ「さ、せる、かぁー!(最後のチカラを振り絞って、奇蹟に入り込む音葉」
P「『奇蹟』ごと滅ぼす!(T2スカルメモリをマグナムにセットする音葉」カチッ
『スカル、マキシマムドライブ!』
P「スカルパニッシャー!」ッダーン
(破壊光弾を連射する音葉)
ネガメサ「間に、あえーっ!」
(かろうじて生き残り、外へと逃げていく音葉)
亜夜「いったい、どこに行こうと!?」
心白「そういえば、市役所を襲ってたキマイラがこっちに来てるって…」
千早「それて萩野さん達も向かってるって連絡があったけど…」
バステト「あんちゃん…」
P「ネガメサイアはキマイラと融合しようとしている…!」
・・・
恋「ハイ、分かりました…!」
雫「電話の主はなんて…?」
恋「悪井幹事長だったエネルギー体がキマイラを狙っていると…」
やや「ねぇ…」
雫「どうしたん…?」
やや「そのキマイラがさ、悪井幹事長だったやつと融合したら…」
甜花「融合解除させないと、ルカさんが危ないかも…」
やや「えっ…!?」
239 : 監督   2024/04/11 20:36:02 ID:Snos.23bz2
>>238
基本世界
恵美「Pったらいつ帰って来るんだろうね~」
カヨコ「あうあう・・・」
恵美「まぁ風来坊なのは遺伝だろからねぇ~」
カヨコ「・・・」まあそうだろうねっという顔
琴葉「ただいま~」
恵美「おかえり~」
琴葉「カヨコちゃんもただいま」
カヨコ「」プイッ
琴葉「えぇっと・・・」
恵美「ありゃりゃ~そっぽ向いちゃったか~」
琴葉「恵美にだけ懐くんだもの・・・悔しいよ」
恵美「まぁママだしねアタシ」
ピンポーン
恵美「あれ?宅配便だっけ?」
琴葉「私が出るよ。恵美は座ってて」
恵美「よろ~」
・・・
琴葉「ハーイ・・・あら?」
宝太郎「此処って所さんの家であってますか?」
琴葉「そうですけど、貴方は?」
宝太郎「俺は一ノ瀬宝太郎って言います。こっちは」
りんね「九条りんねです」
琴葉「一ノ瀬・・・もしかして志希さんの親戚の?」
宝太郎「そうです。よかった~」
りんね「一ノ瀬、話が脱線する前に渡しておけ・・・」
宝太郎「そうだね。あのコレを・・・」
琴葉「コレは・・・」夜烏の仮面を受け取る音葉
宝太郎「それは志希さんの形見です・・・」
琴葉「えっ・・・」
りんね「彼女はグリオンとの決戦で一ノ瀬を庇い・・・」
宝太郎「グリオンは俺が倒しました。だけど、一応と思って・・・」
琴葉「そう、なんだね。辛かったでしょ?」
宝太郎「はい・・・」
・・・
志希はグリオンとの決戦で致命傷を負い、宝太郎の成長を見届け消滅。長期フェイドアウト
勝負自体はドレッド参式相手に有利に進めていた
240 : 3流プロデューサー   2024/04/12 07:32:45 ID:nsoNI2Xex2
>>239
琴葉「でも、大丈夫かなって気もしてるの…」
宝太郎「えっ…?」
琴葉「志希さんはPくんより高位の吸血鬼ではあるし…」
りんね「P先生、吸血鬼だったのか…」
琴葉「彼の話はまた今度にするとして、志希さんならそのうち『ふらっと』戻ってくる気がしてるわ…」
宝太郎「そうですね…!」
琴葉「それにPくんも直に戻ってくるわ。だから、あなた達の戦いを続けて。ね…?」
宝太郎「分かりました…!」
りんね「それでは、失礼します…!」
(2人して、去る音葉)
琴葉「ふふっ、青春してるわね…」
・・・
恵美「直に戻るって言っても、もう4日目だよ…」
【それは仕方の無いことなのです、奥方よ…】
恵美「うわ、どっからの声だ…」
オーマジオウ【時空に干渉して、話をさせてもらっている…】
恵美「オーマジオウ、って事は果穂…」
オーマジオウ【その名で呼ばれるのも久しいですね…】
恵美「で、『仕方の無いこと』って…?」
オーマジオウ【『平行世界』間のゲートが閉じられた事で各世界間の時間共有が同期しなくなったのです…】
恵美「もうちょい、噛み砕いてよ」
オーマジオウ【必ずしも同じ時間が流れている訳では無いという事です。ただ、師(せんせい)が基本は行き来をしていましたので、『この世界』が基準みたいなところはあります…】
恵美「直に戻るって聞いたけど、もう『4日目』の夕方だよ…」
オーマジオウ【師はちゃんと戻ってきますよ。その過程で…】
恵美「また、誰かを助けようとしてるんだよね…」
オーマジオウ【助け、助けられる。それが今の師の生き方なのでしょう…】
・・・
後の有識者により、『所恵美の長い1日』と名付けられるとかそうじゃないとか。フフッ、いいんじゃないかな…?
(この世界の『逢魔降臨暦』より一部抜粋)
241 : 兄ちゃん   2024/04/12 12:40:28 ID:GsnYpUGZ4M
>>240
ルカ「(クソクソクソクソクソ!!!」
回想
やや「もう止めようルカ・・・」
ルカ「ナッ!?」
終了
ルカ「(何でアイツがこんな所に来るんだ!!チクショウ!!」
・・・
やや「ルカ・・・」
樹里「思った以上にはえな・・・」
冬優子「あの巨体であのスピードってインチキね・・・」
甜花「それでいて認知世界での移動だから障害物がない・・・」
ちとせ「マズいって事よね・・・」
琴歌「こちらは避けながらの移動ですしね・・・」
ロコ「スピードアップでお願いします!!」
雫「これで限界だって!!」
恋「ッ!!何か来ます!!」
・・・
ルカ「ぐぉ!?」何かに飛び掛かられる音葉
ハナ「そこ迄だよルカちゃん!!」
ハルキ「もう止めて下さい!!」
ルカ「テメェ等!!邪魔すんな!!そもそも何でテメェ等が!!」
ハナ「『石』を隠し持ってたんだよ!!」
ハルキ「こうなると思ってたから!!」
・・・
P「あいつ等!!」
バステト「アレは『ネメアの金獅子』と『スフィンクス』だ!!」
ハルカ「認知を歪めて対抗してる!!」
P「だが『反救世主<ネガメサイア>』の奴が・・・ん?」
・・・
ネガメサ「今だ!!私はまだ!!」
「させませんよ~」
ネガメサ「ぐわぁあああ!?」ドスン
ハヅキ「私の家族が大分お世話に成りましたね?」
ネガメサ「何だコレは・・・!?」
・・・
ニチカ「お姉ちゃん!?」
P「でかぁ!?」
バステト「ありゃ凄い『太陽の獅子』だ・・・」
ハルカ「獅子神話の中でも最古の歴史ですね」
242 : der変態   2024/04/12 14:00:25 ID:sfAObfdcRc
>>241
P「『奇蹟』にそれだけのチカラが眠っていた…」
二葉「って、事ですよね…?」
シッポ「でも、この世界は『争い』と一番無縁と言われているはず…」
「生存戦争よ…」
P「アンタは…」
ノア「私はノア。まずはランコを助けてもらったお礼をするわ、どうもありがとう…」
バステト「それで生存戦争って…」
ノア「『この世界』か成り立つうえで隠されはしたけど、欠かせない歴史…」
P「だとしたら、バステトがその勝者だというのか…?」
ノア「そうね。でも、今の彼女にその記憶は存在しない…」
ハルカ「それはどうして…?」
ノア「消したのよ、悲しく凄惨な争いだったから。忘れ、奇蹟として自らの中に閉じ込めていた…」
千早「それが解き放たれたのは…」
ノヴァ「Pがバステトを生かすために血を送った事でキャパが溢れたんだ…」
バステト「あんちゃんのせいだったのか!(爪を立てる音葉」ジャキッ
P「だけど、アザトースの攻撃で死んでも同じだったろうが!(慌ててエンドナイフを構える音葉」
ノア「まぁ、分裂して『この世界』に再び降り注いだのが直接の原因ではあるのだけれど…」
千早「ネガメサイアはニチカのお姉さんに何とかしてもらうとして…」
ノヴァ「キマイラカミサマの方だな…」
P「何とかしてやれんのは俺達じゃない…」
二葉「えっ…」
シッポ「どうするんです…?」
P「分かってんだろ、ニチカ…」
ニチカ「ぐっ…(理解してるけど反応に困ってる音葉」
P「そして、緋根…」
やや「私…?」
P「キマイラ。いや、ルカはお前達の言葉を求めている…」









『かつて「傍に居た者(やや)」と今「傍に居る者(ニチカ)」の言葉を欲しがっているんだ。きっとな…』
243 : 魔法使いさん   2024/04/12 14:04:06 ID:sfAObfdcRc
補足:ややは到着したタイミングだと思ってもろて
244 : プロデューサーはん   2024/04/12 23:05:52 ID:5ZGo7Vusc2
>>242
ルカ「どけぇええええええ!!!」
ハルキ「もう何もかもから逃げないで下さい!!」
ハナ「そんな事しても何も変わらないよ!!」
ルカ「うるせぇ!!アタシは逃げてねぇ!!!」
ハナ「それなら何で飼い主さんから逃げるの!!!」
ルカ「ぐっ!!!」
ハルキ「自分でもどこか間違ってるって思ってるんですよね!!」
ルカ「うるせぇ!!」
・・・
樹里「左右の首を潰しておいて良かったぜ・・・」
ちとせ「御蔭で二人の行動に対処出来てないね」
ロコ「ベストと言う訳ですね!!」
冬優子「でも依然として警戒をしないと・・・」
・・・
ネガメサ「己・・・この私が!!」
ハヅキ「トドメをお願いしますねジョーカーさん」
ネガメサ「なにぃ!?」
「言われるまでもありません!!!」空中ワイヤーアクションを駆使し眼前まで移動する音葉
ハルカ「やっちゃいなさい!!ジョーカー!!」
詩花「これで本当の終わりです!!」眼前に銃を構える音葉
ネガメサ「よせぇえええええ!!!」
詩花「覚えて置いて下さい・・・怪盗団は悪を成敗すると!!」
ダーン!!!!
・・・
P「アッチは決着だな!!」
やや「凄いね飛べるんだ・・・」
ニチカ「シッポを引っ張ててでも連れて帰りますよ!!」
245 : 夏の変態大三角形   2024/04/12 23:59:01 ID:9u6Qv1wg0s
コナン観てきたのよ、情緒壊れる
246 : やべ、ずっと寝てたわ。夜明けのラヴィットやってなかったし   2024/04/13 14:07:36 ID:5p7s5v5Wr.
>>244
P「だが、問題は…」
二葉「首元に拘束されている市長ですね…」
シッポ「涙の跡ですかね…」
千早「化粧が落ちてるけど…」
ノヴァ「オンナの見た目を取ってる立場から言わせてもらっても、化粧控えめの方が美人に見えるね…」
恋「おそらく、ペルソナ…」
ニチカ「仮面…」
やや「そうする事で、『弱い自分』を守ろうとしてた…」
『キャッ!(空からハナとハルキが落下してくる音葉』
二葉「大丈夫!?」
シッポ「酷いケガ、もう無理はよした方が…」
ハルキ「そうだね…」
ハナ「そうさせてもらおうかな…」
P「ニチカ…」
ニチカ「な、なんですか…」
P「いい加減、覚悟を決めろ。緋根はもう…」
ニチカ「えっ…」
やや「(ルカを力強く見つめる眼差しをする音葉」
ニチカ「分かりましたよ、分かりましたー!(その思いに呼応するかのように『奇蹟』が覚醒する音葉」
恋「眩しっ…」
(やがて、光が晴れる音葉)
やや「えっ…」
千早「それって…」
ニチカ「見た目に何の変化も…(自分の手や腕を見回す音葉」
P「あるぞ、背中にな…」
ニチカ「って、ええーっ!?(天使のような翼が生えてきている音葉」
P「懐かしいな、天使の羽根だ。俺もいっとき生やしてた…」
ニチカ「え、死んだことあるんですか?」
P「ちがわい、天使の保護を受けてた時期があるんだ」
ニチカ「これでいったい、どうしろと…」
やや「一緒にいこう、ニチカちゃん…」
ニチカ「ややさん…」
P「緋根の手を取って、空中を浮かぶイメージで上がってみろ…」
ニチカ「それでは、ややさん…」
やや「うん…(差し出された手を取る音葉」
ニチカ「ルカ…!(強い決意で空へ浮かぶ音葉」
恋「私もおばさまへ伝えたい言葉が…」
P「それなら、俺がエスコートしよう…(お姫様抱っこで空へと飛び上がる音葉」
二葉「しまった…!」
シッポ「落ち着きなさいって…」
247 : 散髪と買い物してた   2024/04/13 16:30:09 ID:M/qZowpThE
>>246
鏡晶葉「そっかそっか・・・」
光「・・・」
麗奈「・・・」
鏡晶葉「暗い顔するなってアイツの事だ、どうせヒョッコリ現れるさ」
泉「分ってはいるんですが・・・」
光「見知った人が突然いなくなるのは結構来るからな・・・」
麗奈「アイツのあのお気楽騒がしいのも聞けないと寂しいわね」
光「何だかんだでムードメーカーだったからな」
泉「出来れば私達が生きてる間にリホップして欲しいですね」
鏡晶葉「・・・そうだな」
・・・
他県の学園自治区大聖堂
クロ「そうか。寂しく成るな」
クラリス「何か合ったのですか?」ヌッ
クロ「あぁ志希がな・・・」
クラリス「心中お察しします・・・」
クロ「取り敢えずだが設備の件は大方済ませた」
クラリス「申し訳ありません。幾分機械に疎く・・・」
クロ「心配するなこう言うのは俺達の仕事だ」
クラリス「それにこの学園はミッション系で機械に触れる機会が少ないのでそれはもう」
クロ「それにしても偉くデカい学園だな。まるで都市規模だ・・・」
クラリス「はい、複数の学園からなる学園です、その中で『パテル』『フィリウス』『ダンクトゥス』の三校が中心的な存在です」
クロ「その中央理事は大変じゃないのか?」
クラリス「主の教えを広めるのが私の仕事なので・・・ん?」
クロ「喧嘩か・・・」
クラリス「少し待って居てください。コラ喧嘩などしてはいけません。友人に暴力を振るうなどそんな事しては天国に行けませんよ」
生徒「申し訳ありませんシスタークラリス
生徒「すみませんシスター」
クロ「(なんやかんやで立派な聖職者なんだな」
クラリス「良いですか?暴力を振るって良いのは、異教徒共と隣の県の化け物(ゲヘナ)共だけですよ」ニッコリ
クロ「ちょっと待て!?」
248 : そういえば、萩野恋は「れん」と「こい」のどっちなのか?   2024/04/13 20:19:07 ID:5p7s5v5Wr.
>>247
クロ「教師が暴力の行使を許可しちゃイカン!」
クラリス「今更、何を」ケッ
クロ「ほら、お前たちもそろそろ授業の時間じゃないのか…」
生徒「そうですわね…」
生徒「ありがとうございます…」
(お礼を言いながら、小走りで去っていく音葉)
クラリス「P様は教師のクセして、雷獅子を纏った右腕で殴っていたではありませんか」プンスコ
クロ「それを言われると、少し弱いが…」
クラリス「何やら疲れが見えますが…」
クロ「気にするな、心労だ。今んとこはな…」
クラリス「見てくれは変わっても、性根は変わりませんね…」ププッ
クロ「それじゃ、請求書は後々送るから…」
クラリス「分かりましたわ、お疲れ様です…」
クロ「おう…」
・・・
(空猫世界)
ルカ「来やがったな…」ギリッ
ニチカ「うん、来たよ…」
やや「ルカ…」
P「さぁ、萩野…!」
恋「おばさま!」
市長「恋、ちゃん…」
ニチカ「私は知ってましたよ、アナタがややさんの所に居たのは…」
ルカ「じゃあ、何で…!?」
ニチカ「いつか、戻ってこられるようにその架け橋になりたかった…」
ルカ「えっ…」
やや「ニチカちゃん…」
ニチカ「ややさんは時々、寝ながら泣いてるの。その時は決まって…」
やや『ルカ、ルカ、どうして…』
ニチカ「って、零してる…」
やや「そう、なんだ…」
ルカ「いや、本人…」
ニチカ「アンタはいつまで意地を張ってんの…?」
ルカ「んだと!?」
ニチカ「作られた街に罪は無い…」
ルカ「うるせぇ、そんなの…!」
ニチカ「分かってたら、どうして去ったんですか!?」
ルカ「ぐ…」
やや「ルカ、あそこが嫌なら引っ越す。だから、お願い…!」
ルカ「やや…」
ニチカ「その『奇蹟』を早く手放して、さぁ!」
ルカ「う、うわぁぁぁぁぁっ!」
249 : Pちゃま   2024/04/13 20:57:14 ID:VpQwQFX6WU
>>248
ルカ「お前はそれで良いのかよ!!家族を奪われて!!それを餌にする糞共を!!口だけ同情するカス共を野放しにして!!」
やや「確かにあの時は辛かったよ・・・でもね」
ニチカ「一番辛かったのはルカさんが勝手な解釈で復讐しに家を出て行った事!!」
ルカ「なっ・・・何だと!?嘘だ!!!」
ニチカ「嘘なんかじゃない!!」
ハヅキ「だったら私達を拾う際にあんな泣きそうな表情しませんよ」
やや「え、そんな顔してたの・・・」
ニチカ「えぇ~・・・」
ハヅキ「無意識だったんですか~?」
ルカ「」動きが完全に止まる音葉
恋「今です!!ゼノビア!!」鎖を使い市長の元迄一気に詰め寄る音葉
・・・
遠くで見てる雫「うん、してた・・・無意識だったの?」
「随分と面白い友人を持ってね。良くってよ」
雫「正直近くに居て助かりましたよ。瑞樹さん・・・」
瑞樹「フフッそうね。偶然と言うのも愛さないといけないわね」
「姉様・・・」
雫「正直本家や実家の力を借りずに済ませたかったんですけどね」
瑞樹「あら、つまらない事を言うのね。お婆様が孫である私達にそんな意地悪する人だと思いかしら?」
雫「お婆様がそんな事する筈無いでしょ。ただ・・・」
瑞樹「はぁ・・・何時までも『あの二人』に固執するのは結構よ。でも・・・」
「行き過ぎる固執は二人に重荷に成りますよ雫さん」
雫「分ってます・・・」
瑞樹「なら偶には本家に顔を出しなさい。お婆様も皆、貴女を待ってるわ。出しなさい」
執事「分りましたお嬢様方」
「ご機嫌様雫さん」
ブロロロロロロロロ・・・
雫「アメリカツアーが終わったら帰ってみるかな・・・」
・・・
名前は萩野恋(はぎのこい)です
250 : 毎日変態   2024/04/14 05:07:26 ID:R1vyT9xoz2
>>249
恋「おばさま!」
市長「本当は、わかってるの…」
恋「もう、いいのよ…」
市長「何を、したって…」
恋「だから、前を向いて!」
市長「あの子は戻ってこないって…(涙を流して、瞳に生気を宿す音葉」
P「最後の一仕事だ、その前に萩野…!」
恋「えいっ!(市長をルカの拘束から開放する音葉」
市長「こい、ちゃん…(気絶する音葉」
恋「大丈夫です、あの人の『意思』はまだ生きてる…」
P「ニチカに緋根、萩野は先に降りててくれ…」
ニチカ「何をするつもりですか…?」
P「大人しくしてる、今がチャンスだ。コイツ(ルカ)と奇蹟を分離させる…!」
やや「お願い…!」
恋「それじゃ、行きましょう…!」
(先行して、地上へ戻る音葉)
ルカ「そんな、わたしは…」
P「ショックを受けてるとこに悪いが、ここいらでチェックメイトだ…!」
ルカ「ややが…」
P「『Release』!(最低限の奇蹟以外と分離させる音葉」
ルカ「おとうさんとおかあさんと…(その一言を残し、ネコに戻って落下する音葉」
やや「ルカ…(地上で優しく受け止める音葉」
P「『負のオーラ』に染まった『奇蹟』はこれで全部か…」
ハヅキ「そのようですねー」
(Pの眼前にはキマイラとネガメサイアが融合したような『奇蹟の残りカス』が顕現している音葉)
P「疾やがれ、第五の使い魔『ライトニング・レグルス』!(雷撃の獅子を放ち、破壊しつくす音葉」
ニチカ「これで終わったの…?」
ハルカ「いいえ…」
バステト「新しい始まりが訪れる…」
続く(というより後日談)
251 : そこの人   2024/04/14 05:36:17 ID:R1vyT9xoz2
>>250
(騒動が集結したのちを二葉の視点から)
『Pさん達はメモリにエネルギーが貯まったからといって、次の世界へと渡っていった。最後にややさんからもキスをされて…(ギリッ』
『また、平和な世界の均衡はいつ崩れるかも分からないと、バステト様はハルカさんを「新しい管理者」にしてPさんの中へと戻っていった。本人曰く「死の淵から戻った代償」との事らしい』
『「負のオーラ」に染まらなかった「奇蹟」の一部はそのまま野良猫たちが持つ事になった。また、リッくんが集めていた分はまるまるハルカさんの管理下に置かれた』
『それと市長は今回の騒動を引き起こした事や自身も巻き込まれた際のダメージが尾を引いて任期中ながら退任する事になった。それと恋の事は心配しなくても杞憂だったみたい、何故なら…』
・・・
(退任した市長が入院している病院。便宜上『市長』と記載)
市長「この子が…」
恋「『あの人(市長の息子』と私の間に生まれた息子です。おばあちゃんよ、挨拶して…」
息子「はじめまして…」
市長「はじめまして、貴方のおばあちゃんになるのよ…」
・・・
『恋は私や他の同級生達より遅れての卒業となっていた。というのも、予てからの持病で先が長くなかった『息子さん』は自分より年下ながら恋愛感情を抱いていた恋に告白。恋もその想いを受け入れて、ロマンティクスしていた』
『結果、恋は出産と育児のために休学。その間、市長と会っていなかったのは息子さんの死と向き合えていないと感じていたかららしい。私とシッポの心配は杞憂だったのだ…』
『ややさんは引っ越さずにハヅキとニチカ、それにルカ、ハナ、ハルキと新しい生活をスタートしている。傘下だった野良猫達は散り散りになった。雫さんも折を見て、様子を見に来ている』
『そして、Pさん達は…』
続く
252 : 貴殿   2024/04/14 05:43:21 ID:R1vyT9xoz2
>>251
(魅裏怨世界)
P「相変わらず、おどろおどろしいな…」
千早「そうね…」
ノヴァ『ここはそういう世界だ…』
バステト『そうだね…』
ハスタ「ようやく、来ましたか…」
P「ハスタ…」
ハスタ「ティルルは無事なんですか…?」
P「肉体的にはな…」
ノヴァ『最後の一仕事のために他のドラゴンメイドを総動員する必要があってね。平行世界を渡るための「エネルギー」を溜めているのさ…』
ハスタ「なるほど…」
P「のんびり過ごさせてもらえればありがたいが…」
バステト『どうも、そういう訳にはいかないみたいだね…』
千早「えっ、そうなの…?」
ハスタ「そうですね…」










『まるで貴方(P)の来訪を待っていたかのようにね…』
253 : P君   2024/04/14 08:52:42 ID:A4wxFg2QE6
>>252
ハスタ「まあ積もる話は私の社で・・・」ズルッ
頭が地面に落ちる音葉
P「」( ゚д゚)
千早「」( ゚д゚)
ノヴァ『ゲラゲラゲラゲラ!!』
バステト『あっひゃひゃひゃひゃ!!』
ハスタ「・・・」
拾い上げてそのまま首の上にブリキ人形の様に押し込める音葉
ハスタ「私の社で話しましょうか」
P「無かったことには出来ないからな!!」
千早「何処のどなたが首が落ちたのを無視できますか!!」
ハスタ「チッ、細かい事を気にすると禿げますよ。Mr.熱血馬鹿」
P「禿げとらんわ!!しかも今舌打ちしただろ!!」
千早「今は気にするところではないでしょ!!」
ハスタ「サッサと行きますよ」ズルッ
今度は左腕が落ちる音葉
ハスタ「全く・・・」グイグイグイッ
ノヴァ『あぁ~面白~』
バステト『お前何時からそんなビックリドッキリ神に成ったんだ?』
ハスタ「何度も言わせないで、社で話すと言ったでしょ」転移する音葉
・・・
空の彼方・ハスタの社
ハスタ「・・・」
P「何か喋れよ」
千早「それでティルルさんが居なくなった後何が合ったんですか」
P「少なくともお前がバラバラになってるのは確かだ」
千早「まさか、想定以上に恐ろしい相手が!?」
ハスタ「まぁ私が呪術師とやりあってこうなっただけですよ・・・」
ノヴァ『へぇ~呪いの神と言われる君がそこ迄バラバラにされる程の奴が居るんだ~』
バステト『昔、呪いの王を名乗る若造に大人気なくキレて肉片も残さず滅したお前がね~』
ハスタ「平安時代の話はいいでしょ・・・」
P「切れたナイフだったのか・・・」
254 : 師匠   2024/04/14 17:30:05 ID:V2KUcrmnPE
>>253
P「とりあえず『そのまま』だと、見るに耐えん。『超回復(キュア』」パチン
ハスタ「いったい、何を…っ!?」
千早「傷口が塞がった…」
P「とりあえず、応急処置だな。これで完全に回復する訳じゃない…」
ハスタ「ティルルが居た頃はもっといい治療をしてもらえました…」
ノヴァ『大変だな、どの世界も…』
バステト『ティルルが居なくなって、どのくらいが経ってるの…?』
ティルル「3ヶ月ほどですね…」
P「改めて、時の流れがバラバラなのを感じるな…」
千早「ゲートが開通されたら、どうなるのかしら…」
ノヴァ『そればかりはやってみないと分からないな…』
P「やる事が増えたな。ったく、アキハの奴め…」
千早「ここでは何をしたらのいいかしら…」
ノヴァ『呪術師が何をしてるのかが気になる…』
バステト『叩いて終わるだけなら、ハスタもここまで苦戦はしてないだろうし…』
ハスタ「そうですね…」
・・・
(Pの世界、所家リビング)
静香「『平行世界』の私から連絡がありました…(メモ書きを見せる音葉」
恵美「バステト神が復活した…」
千鶴「ネコちゃんの方は居ますわよね…?」
琴葉「今はプロメアちゃんと一緒に居るけど…」
伊織「Pの使い魔になったって書いてあるわね…」
紬「どういう事やいね…」
カヨコ「…(そういう事やいね」
静香「後、美奈子さんが意識だけを向こうに飛ばして、P兄さんとイチャついたとか…」
恵美「アタシもそれが出来たらなぁ…」
千鶴「まずは記憶の共有が出来るようになってからった事らしいですけど…」
伊織「美奈子はそれを極めたと…」
琴葉「羨ましいような、そうじゃないような…」
紬「『平行世界』はコリゴリやいね…(入れ替えられた事がある音葉」
静香「『これ』を送りつけてきた世界の私は蕎麦派らしいのと、私よりスタイルが良いみたいです…」ハイライトオフ
255 : Pチャン   2024/04/14 18:22:56 ID:uhti5r/VYw
>>254
ハスタ「ただ普通の呪術師も呪詛師も私に挑み馬鹿は居ないはず」
P「その言い方だと普通じゃないようだな」
ハスタ「余程の愚か者か、呪霊位よ。私に挑むのは」
千早「余程の愚か者だったと?」
ハスタ「珍しい術者でしたし」
P「特徴を教えてくれ」
ハスタ「そうね。ある日突然やって来たわ。第一声が」
『この世界を征服する』
ハスタ「と言う愚か者極まれりだったわ」
P「突然やって来て?」
千早「きな臭いですね・・・」
ハスタ「最初は術者達に任せてたわ。でもあまりにもだらしないので私が相手したわ」
ノヴァ『何でそれで君がバラバラになったんだい?』
ハスタ「まあ多勢に無勢だったわ。面倒だったせいもある。お陰で久し振りに術式を使ったわ・・・」
P「どんな格好の連中だったんだ?」
ハスタ「そうね・・・」
邪神説命中
P「コレはどう見ても・・・」
千早「カッシーン・・・」
ハスタ「へぇ、そう言う名前ですか・・・」
バステト『何でだ?』
ノヴァ『おかしいね・・・』
P「平成ライダーは消えたはずだ・・・」
千早「それは私も確認してます」
ハスタ「思い出した。連中、こう名乗ってたわ『ハンドレッド』と・・・」
・・・
???「この世界にディケイドの力を感じるな・・・」ライダーケミーカードを見る音葉
・・・
カグヤ様参戦!!!!
先に言っておきます。アリア、クトゥルは復活させません
256 : あなた様   2024/04/14 18:55:55 ID:V2KUcrmnPE
>>255
P「ハンドレッド…」
千早「100…」
ノヴァ『「平成消失」しても、キミ(P)のように抜け道を作ってるヤツも居る…』
バステト『つまり、別の次元の存在…』
P「厄介なもんだ…」
・・・
(Pの世界、クロと未来のアパート)
クロ「たでーま…」
未来「おっかえりー!」
暁「おかえりなさい…」
クロ「ただいま、未来。暁もありがとうな…」
暁「もう、夜だよ…」
クロ「恵美さんはまだ頑なんだな…」
未来「『Pの責任なんだから、Pに取らせる!』って…」
ヴリトラ『何やら、使い魔が増えた予感がする…』
悠利(外套)『Pは本当に節操がねぇんだな…』
クロ「あまり、言ってやるな…」
未来「ただ、早く帰ってきてほしいかなぁ…」
クロ「何かあったのか…?」
未来「海美ちゃんのお家が大変かなぁって…」
暁「海美さんどうしが未だに入れ替わったままらしいし…」
クロ「となれば、入院してる豊川風花もだな。目を覚ましてないとか…」
ピンポーン
未来「どっちだろう…」
暁「誰かなのはもう分かっているんだね…」
クロ「1Fにはオートロックがあるし、外部の客は入りづらいからな…」
未来「いい加減、出るか…」ガチャ
鏡陸「こんばんは…」
未来「鏡の陸くん…!?」
クロ「鏡志保じゃないとな…」
暁「驚くのそこなんだ…」
鏡陸「お姉ちゃんはまだ仕事から帰ってきてないので…」
クロ「今日は隣の県に行ってたから、会ってなかったわ…」
未来「浮気…?」ギロッ
クロ「同じところ(県立研究都市)で働いているんだから、会うこともあろうよ」
暁「大変だね、こうはなりたくない…」
ヴリトラ『フラグだ…』
悠利(外套)『フラグが建った』
・・・
クトゥルは透の中で休眠したままって事だな
257 : P殿   2024/04/14 20:50:12 ID:Mw25b2PeWQ
>>256
ハスタ「恐らくですが、私が蹴散らしたので最後ではないでしょうね・・・」
ノヴァ『カッシーンは1機みたら複数居ると思った方が良いね』
バステト『全くゴ〇ブ〇じゃないんだから・・・』
P「しかし、想定外だったな・・・」
千早「全くですよ・・・」
ハスタ「相手が機械となると術者はキツいですね」
P「科学は呪い等を否定する為に発達した・・・」
千早「全身が機械のカッシーンは正に天敵ですね・・・」
P「そもそもが既存の技術じゃない」
ハスタ「ならコレもコイツらの仲間ですか?」
千早「ダイマッジーンまで・・・」
P「クォーツァーかコイツらは・・・」
ハスタ「コレだけデカいとそれだけで脅威。見つけ次第に排除して貰います・・・」
P「となると俺等は・・・」
ハスタ「ここに行って・・・」
千早「東京の山中ですね・・・」
ハスタ「此処に呪術師の東京での拠点がある、そこで接触を」
ノヴァ『お前は来ないのかい?』
ハスタ「私は呪術師側にも呪い側にも着かない。それが私のスタンスよ・・・」
バステト『神は常に中立でアレか、変わったなハスタ』
ハスタ「変わるものよ。神だって喪えば苦しい物よ・・・」
ノヴァ『言えてる』
P「早速向かうか・・・」
千早「そうね」
258 : Pたん   2024/04/15 06:42:12 ID:RllXgdkHQ.
>>257
P「というか、ナチュラルに『東京』つってるな…」
千早「そうね、気付かなかった…」
ハスタ「『こちら』の歴史では先の大戦にて敗戦国となっています。故に『東京』です…」
ノヴァ『バステト、キミの世界でもそうじゃないかい?』
バステト『後はブルトゥーム(超ビーチバレー世界)のところもかな…』
P「(後、現実世界に近かったのは『リッチの世界』と『アザトースの世界』…」
千早「改めて『認識』が恐ろしさを持つものと思わされるわね…」
P「そうだな…」
・・・
(東京西部、呪術師の拠点)
可憐「んー…」ソワソワ
律子「分かりやすいくらいにそわそわしてるわね、可憐…」
可憐「そ、そうかなぁ…」
翼「にゃあ…(ネコのわたしにも分かるわよと言わんばかりに前足で器用に触れる音葉」
可憐「今朝、こんな『メモ書き』が…(それを撮影したスマホの画面を見せる音葉」
律子「どれどれ…」
『多分、Pさんが訪れると思うのでよろしくお願いします 平行世界の篠宮可憐』
翼「にゃあ…(あの人、また来るんだ…」
律子「何年か前に私と入れ替わってた存在(※テオスナイア)を圧倒したって聞きましたけど…」
可憐「私達にとっても、追い風にはなるかと…」
律子「だと、いいんだけどねぇ…」
・・・
(東京都内某所)
ボス「そうですか…」







『テオスハスタに動きありと…』
259 : 5流プロデューサー   2024/04/15 10:57:10 ID:YXMH.EGeDo
>>258
ハスタ「敵の動きが読めない以上は近場の『東京』が良いでしょ。『京都』は離れすぎているので・・・」
P「術者の拠点は2つあるのか・・・」
ハスタ「そうよ。嘗ての首都と今の首都の二つ・・・」
千早「何故そんなに・・・?」
ハスタ「日本は世界的にも呪いが発生しやすいのよ・・・」
千早「そうなんですか・・・?」
P「日本はそういった類の物が広がり易いからな」
ハスタ「江戸時代には日常的に怪談『百物語』と言う物があったくらいよ」
P「取り敢えず早速行くとするか・・・」
千早「そうですね・・・」
ノヴァ『さてさて・・・吉と出るか凶と出るか』
バステト『まぁ気になるね。『ハンドレッド』って奴の目的が』
ハスタ「じゃあ、とっと行って下さい」
P「本当に可愛げないなコイツ・・・」
バステト『コイツはこんな奴だよ』
ハスタ「貴方に言われたくないですよMr.女誑し。色んな世界で旗を立てるのが好きなんでしょ?此処でも建てたらどうです?」
ノヴァ『もう建ってると思うね~』
ハスタ「まぁ私は貴方が黒ひげ危機一髪になる姿も見たいですがね」
・・・
東京郊外
カグヤ「・・・」
地面などの痕跡を見る音葉
カグヤ「『ハンドレッド』がここにも居るのか・・・」
バトラー「そうの様で御座いますな」
カッシーン「・・・」ゾロゾロ
カグヤ「早速御出ましか。見せてやるよ伝説の輝きをな・・・」
バトラー「はい、カグヤ様」ドライバーを渡す音葉
カグヤ「俺の伝説を目に焼き付けろ・・・」
『CHEMYRIDE』
カグヤ「変身!!」
『LE・LE・LE・LEGEND』
その姿はどう見ても金色のディケイドだった
260 : 番長さん   2024/04/15 14:12:05 ID:.zXCdTDgeQ
>>259
(移動してる電車内)
P「カッシーンとダイマジーンか…」
千早「ハスタでも苦戦を強いられているのは気掛かりね…」
P「駅で下りたら、沢山居そうだな…」
バステト『ちょっと、あんちゃん。フラグ建てないでよ!』
ノヴァ『滅多な事を言うと、180度違ったところから弾が飛んでくるんだからさ』
(流石に電車内での会話は憚れたので、メッセージアプリに念話を飛ばして会話する音羽)
千早「ですって…」
P「いや、そうはならんやろ…」プシュー
ワーキャーワーキャー
千早「何やら騒がしいわね…」
P「おいおい、事件か…?」
バステト『扉が開かないね…?』
千早「ねぇ、あれって…(思わぬものを見て、指をさす音葉」
P「ん、どうした。千早って、え?」
(窓の向こうを眺めるとホームをカッシーンが闊歩している音葉)
ノヴァ『はえーよ、フラグ回収…』
P「流石にこねーだろって思って、人払いはしてないぞ…」
千早「というより、停めてる場合じゃないんじゃ…」
ノヴァ『気付かれるのも時間の問題だろう…』
バステト『こうなれば、電車を出してもらった方が…』
P「このまま、動くみたいだが…」
千早「身を潜めていましょう。下手に動いたらバレそう…」
(そのまま電車は動き出す音葉)
P「次の停車駅にカッシーンが居たら、ヤバいな…」
千早「敵に私達の事がバレてるという事よね…」
ノヴァ『おそらく、ハスタの動きを察知されたか…』
バステト『思ったより、大変だね。この世界は…』
P「そうだな…ん?」
(視線の先には降りる筈の駅を通過されたのか少し慌てる北上麗花の姿がある音葉)
P「(悪いな、麗花。ここは耐えてくれ…!」
261 : Pサマ   2024/04/15 15:07:08 ID:YXMH.EGeDo
>>260
P「着いたな・・・」キョロキョロ
千早「・・・居ないですね」
ノヴァ『にしても簡素だね・・・』
バステト『いんや、何か変だ・・・』
P「第一村人発見。聞いてみるか・・・」
千早「すいません」
街の人「何でしょうか?」
千早「この駅周辺が静かなのは何でなんですか?」
街の人「あぁ、さっき、最近姿を見せる妙な奴が居たんだ・・・」
P「(カッシーン!」
千早「(やっぱり此処にも・・・」
P「それでその妙な奴は何処に・・・?」
街の人「それが金色の格好をしたこれまた妙な奴が蹴散らしたんだ」
P「金色の格好・・・」
ノヴァ『(術師じゃないよ。ハスタ曰彼らは表立って認知されてないって・・・』
バステト『(闇に生きて闇を狩るのが呪術師だそうだ・・・』
千早「(となると・・・一体誰が・・・」
P「そいつに関して分ってることがありますか?」
街の人「うぅ~ん、見て話したって奴は聞いてないね・・・」
街の人「それなら私は写真を偶然取れたわ・・・」
千早「それならその写真を見せてくれます?」
街の人「良いですよ。アプリで、あったコレですよ」
P「ッ!!」
千早「ディケイド・・・!?」
P「コイツが何処に行ったか分かるか!!」
街の人「えっ?確か・・・服装が変わったと思ったらそのまま山の方に行ったわね」
千早「山の方って・・・」
バステト『(もしかしてカッシーン共は!!』
ノヴァ『(コレは先手を打たれた!!』
P「急ぐぞ!!」地図アプリを起動する音葉
262 : レジェンド変態   2024/04/16 07:35:39 ID:4ZH7KGK2OU
>>261
(時を同じくして終点駅)
麗花「どうしよう…」
(カッシーン騒ぎが他の駅にも派生してたせいで終点までノンストップ運行にされてしまい、途方に暮れている音葉)
麗花「代行でタクシーは出てるけど…」
(麗花以外にも並んでいる人が複数居るのと、割と山奥の駅な為にタクシー自体が到着するのが遅い音葉)
麗花「可奈ちゃん達は…」チラッ
(メッセージアプリを開く音葉)
可奈『今日の集まりは中止かなー?』
瑞希『その方が良さそうです、残念ですが…』
美奈子『そうだね…』
可奈『蓮田さんにも伝えなきゃなー』
麗花「うーん…」
(集まりが無くなって、唐突に暇になった音葉)
麗花「山でも登ってみようかしら…?」
・・・
(ハスタの社)
ハスタ「集まりが中止…」
可奈『ごめんね、麗花さんも不審者騒ぎに巻き込まれたみたいだし…』
ハスタ「これはカッシーン…」
(可奈から送られた画像を見ている音葉)
ハスタ「まだ彼女の、麗花の中には『ぷっぷかさん』の残滓がある…」
・・・
(東京西部、呪術師拠点)
紬「カッシーンと対峙してる金色の派手な戦士が山に入ってきたやいね…」
可憐「また、それを追ってPさん達も入ってきました」
律子「よし、ここまでは『計画通り』…!」
紬「えっ…!」
可憐「これって…?」
律子「次はどうしたの…?」
可憐「別の登山道に僅かながら『ぷっぷかさん』の反応が…」
律子「いや、アレは3年前に対処したはず…!?」
・・・
ハスタ「ごく僅かでも、彼女のポテンシャルを考えると残滓でも油断は出来ない。それが『ぷっぷかさん』…」
263 : P様   2024/04/16 10:49:30 ID:q1/CRsUCLk
>>262
ハスタ「・・・」少し考え込む音葉
自分の腕の一部を引き千切り変異させる音葉
ビヤーキー「・・・」
シャンタク鳥「キー!!」
ハスタ「ビヤーキーは麗花をシャンタク鳥はP達の所へ」
ビヤーキー「・・・」コクリ
シャンタク鳥「キー!!」
ハスタ「『ぷっぷかさん』のポテンシャルは嘗て私が魂事喰らい尽くした呪いの王級、特級の呪霊すら可愛く見える。何事も無ければいいけど・・・」
思い出されるカッシーン共との戦いの最中『ぷっぷかさん』に斬撃でバラバラにされる自分とカッシーン共の記憶
ハスタ「残滓だけでも術式が使えるとは。呪い呪われとはこの事ね・・・」
・・・
山腹
カッシーン「ゴォア!?」チュドーン
未来「よし!!」
真「凄いね、呪力だけの強化で此処までなんて・・・」
未来「私は術式が無いからこうするしか方法がないんですよ~でへへへ」
真「とは言え、まさか機械が敵何て想定外だよ・・・」
未来「一直線でぶっ壊すしかないですからね~」
真「御蔭で身体強化の術式持ちが駆り出される始末だよ。呪霊の方がまだましだよ」
未来「そもそもこれ何ですか~?」
真「分かんないね。こんな高性能な機械自体初めて見るよ僕」
未来「なんでしょうね~?」
真「呪霊も力を持ち変な奴らも出て来る。呪術師は毎年人手不足。やになるよ僕は」
未来「でも真さんは特級も倒せる実力者じゃないですか~」
真「まぁ~ね~」テレテレテレ
・・・
山道・第二付近
千早「随分と走りましたけど・・・」
P「あの金色のディケイドさえ見つからねぇ・・・」
ノヴァ『仮にアイツがディケイドと同じ力があるなら・・・』
バステト『コイツの復活も早まるってもんだね!!』
P「出来れば話し合いで解決したいんだがね・・・!!』
264 : 夏の変態大三角形   2024/04/16 14:01:56 ID:EEuxUi5D9s
>>263
カッシーン「はぁっ!」
P「お出ましってか…!(エンドナイフを構える音葉」
千早「いくわよ、ノヴァ!」カチッ…ノヴァ
ノヴァ「やれやれ、ようやくか…!」
P「疾やがれ、第十五の使い魔『バステト・シン』!」
バステト「人づかいが荒いんだから、もう!」
P「ヒトではないだろう、少なくとも…」
未来「え、誰、何!?」
真「あ、律子が言ってた『吸血鬼』ってもしかして…!」
千早「未来と真、でも…」
P「『平行世界』の人間だ、俺達の知ってる2人じゃないよ…」
未来「春日未来でーす!」
真「菊地真、よろしく!」
P「Pだ、ふっ!」スパァン
千早「如月千早よ、はぁっ!」バコーン
バステト「我が名はバステト、かつて神だった者だよ♪」ザシュッ
(次々とカッシーン達をなぎ払っていく音葉)
・・・
(P達とは別の山の参道)
麗花「そろそろ、戻った方がいいかなぁ…」
カッシーン「たぁっ!」
(人間の反応を見つけて、集団行動から離れていた音葉)
麗花「駅で見たヒトだ…」
カッシーン「命、もらい受ける…!」
麗花「私、ずっと眠ってた事があるので、それは嫌ですね!」
(楽器箱の中から、ラッパを取り出す音葉)
カッシーン「何を…?」
麗花「すーっ…(大きく息を吸い込む音葉」
カッシーン「こんな所で演奏会か…?」
(槍の先を向けて、襲いかかろうとする音葉)
麗花「ぷっ…(マウスピースに息を吹き込む音葉」










『ぷっぷかぷーーーーーーーーー!!!!!!!!』
265 : EL変態   2024/04/16 15:10:51 ID:q1/CRsUCLk
>>264
山中離れた崖の上
カグヤ「・・・あの男か?」
バトラー「はい、ディケイドの反応が感知出来ました」
カグヤ「成程、アイツか」
バトラー「どうなさいますかカグヤ様?」
カグヤ「今は様子を見る。奴がハンドレッドの仲間ではないにしろ、平行世界の移動方法を持つ奴が居るのに用心を越したことはない」
バトラー「わかりました。そのようにします」
カグヤ「お前はどんな輝きを見せるんだ・・・」
・・・
P「今何か音が聞こえたような・・・」
カッシーン「よそ見とはいい身分だな!!」
未来「セェイ!!!」正拳突きを撃ち込む音葉
真「そこだ!!」追撃の空中間足蹴りを撃ち込む音葉
カッシーン「ぐわぁあああ!?」
真「考え事は銭湯の後でお願いしますよ!!」
P「・・・すまん」
千早「微かにラッパの音が聞こえたような・・・」
ノヴァ「ボクははっきりと聞こえただけど・・・」
バステト「なーんか嫌な予感がするね。例えるなら・・・」
二人「「ソニックブラスト?」」
・・・
鏡晶葉の自宅
鏡晶葉「アイツはまだ戻ってこなかったな・・・全くコレから忙しくなると言うのに」
フートンに潜り寝る音葉
鏡晶葉「はっ!!ナイスなアイディアが思い浮かんだぞ!!」
飛び起きる音葉
鏡晶葉「ん?私の部屋はこんな雰囲気だったか?と言うか埃っぽい・・・」
布団から出て窓を開ける音葉
鏡晶葉「・・・・・・はぁ?」
外を見るとそこは嘗ての故郷鏡面世界だった
鏡晶葉「何故私は故郷に帰ってきてる・・・?」
266 : プロデューサーさん   2024/04/16 16:43:50 ID:30BO8X7ImY
>>265
麗花「ふぅ…」
(汗を軽く拭う音葉)
麗花「危なかった…」
(少し離れたところでは無惨を越え、バラバラになったカッシーンの姿)
麗花「これ以上行くと、危ないかな。一旦、駅にもーどろっ♪」
・・・
カグヤ「規格外は『もう一人』居るみたいだな…」
バトラー「どう、なされますか…?」
カグヤ「さっきの『演奏』を見ただろう。ヘタに手を出せば…」
バトラー「そうですな…」
カグヤ「一旦、様子見だ。本当にな…」
・・・
P「こんなところか…」
千早「出てこなくなったわね…」
ノヴァ「それじゃ、ウォッチの方に戻らせてもらうよ…」
バステト「あんちゃん。わっち達から、少し話があるよ…」
P「話…?」
真「そういえば、少し離れた所の大気が震えてたね…」
未来「そうですね…」
千早「ラッパみたいな音だったわね…」
P「ラッパ…?」ヒクッ
バステト「なんだよ、あんちゃん。心当たりが…」
P「何となく、あるんだ…」
ノヴァ『何となく…?』
P「まさか『この世界』でも出鱈目なスペック持ちだとは思ってはいなかったが…」
ノヴァ『大気を震えさせる程のラッパ音なんて…』
バステト『最早、ソニックブームだよ…』
P「千早、どんな感じで聞こえたかを覚えてるか…?」
千早「言語にするなら『ぷっぷかぷー』かしら?」
P「卒倒しそう…」
真「まるで心当たりがある言い方ですね…」
P「やはり『規格外』だったか…」
未来「いったい、何のことを言ってるんですか?」
P「おそらく、それは北上麗花の吹いたラッパだ…」
千早「え…?」
P「ソニックブーム級って事は、この世界の北上麗花は大分『戦い慣れ』しているようだな…(片手で頭を抱える音葉」
267 : ミスター・オールドタイプ   2024/04/16 22:18:04 ID:zqXkG.PaVc
>>266
シャンタク鳥『ヤレヤレ予想通りですか・・・』バサバサ
P「うぉなんだコイツ!」
千早「鳥にしては冒涜的過ぎる見た目ですね・・・」
ノヴァ『ハスタか』
バステト『覗きとは感心しないね』
ハスタ『コレは私の化身シャンタク鳥、私の『眼』となって外界を監視してる・・・』
P「一応聞くぞ・・・」
ハスタ「貴方の想像通りよ。北上麗花には特級過呪怨霊だった頃の残滓が残ってるわ・・・」
P「チッ!マジかよ・・・」
千早「それはいったい何の話ですか?」
ハスタ「彼が各世界を旅した時の話よ・・・」
P「説明すれば長くなるが、北上麗花は一時期幽体離脱で・・・」
ハスタ「あの時の彼女は時間が経つに連れ呪力も影響力も増大したのよ。それこそ人一人を簡単に支配下に置くレベルに・・・」
P「時間が経てば街全体を支配下に置いて取り消しが着かんレベルなると所だった・・・」
千早「何処の世界でもあの人は規格外ね・・・」
P「目が覚めて回復したと思ったが・・・」
ハスタ「永久に憑き纏う物よ。呪い呪われの連鎖は・・・」
P「悪趣味なことで・・・」
バステト『コイツとクトゥルはアイオートから生まれたけど』
ノヴァ『本質はナイア側に近い悪趣味な邪神だからね』
シャンタク鳥「そこは認めるわ。ただアイツみたいな破壊願望は一切無いわ」
千早「コレからどうしますか?」
P「そうだな。まずはアイツらと一緒に・・・」
真「うわぁ!?なんだコイツ!」
未来「呪霊!?でもなんか変です!?」
P「なっ!?アイツは」
千早「どうして此処に!?」
P「ヘルギフテリアン!!」
・・・
Pはギフ、ディアブロの地球外生命体特有のフィールド書き換えにより管理者権限が機能できず、思い掛けずかなりの苦戦を強いられたのでギフ、ディアブロ系列はかなり苦手意識がある
268 : Pはん   2024/04/17 06:47:03 ID:UFD/KsOfwE
>>267
ヘルギフ「ほう、私を知っているのか…?」
千早「どういう事…?」
ノヴァ『コイツも「平行世界」の存在って事か?』
P「『三千世界』とはよく言うものだな…(エンドナイフを構える音葉」
バステト『わっちとノヴァは召喚べるまでに時間掛かるよ…!』
未来「どどどどうするんですか!?」
真「まずは一発、てりゃぁっ!(左半身が吹き飛ぶほどの一撃を与える音葉」
未来「やった!」
P「いや、ダメだ…」
真「ダメって、いったい…っ!?」
ヘルギフ「中々、やるようだが…(即座に復活する音葉」
真「え、何で…?(即座に復活したことに動揺する音葉」
千早「真!」
ヘルギフ「葬らせてもらう…!(超高速のパンチを放とうとする音葉」
P「スティールウィップ!(真の首根っこめがけて、ハンド部分を伸ばす音葉」
真「ぐえっ!?(首根っこを掴まれたので、流石に声が出る音葉」
P「回収!」
真「いきなりは苦しい…!」
シャンタク鳥『で、どうするんですか…?』
P「お前らの拠点が近くにあるはずだ…」
未来「それはそうだけど…」
ヘルギフ「やり手が居るみたいだな…」
千早「Pさん、早く…!」
P「これなら、いけるか…!」カチッ…
T2メモリ『サイクロン!』
(サイクロンメモリをT2マグナムにセットする音葉)
P「はぁっ!(銃口から竜巻を起こして煙幕代わりにする音葉」
・・・
(呪術師拠点)
可憐「未来ちゃん、真ちゃんともに撤退出来たようです…」
律子「真の攻撃を受けても倒れずに即座に復活…」
紬「もう、なんやいね…」ツムツムツムツム
・・・
(駅前)
麗花「人の列は無くなったけど、タクシーも来てないか…」
ビヤーキー「(あれが北上麗花…っ!?」
ヘルギフ「ほう、まだ人間が…」
麗花「あれ、さっきのとは違う…?(少し構える音葉」
ビヤーキー「(さて、お手並み拝見…」
269 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/04/17 07:49:55 ID:kYIou99C/w
補足
魅裏怨世界の北上麗花はぷっぷかさんによる臨死体験を経てからはPの世界などにおける浮世離れした感じよりはやや現実的な性格になっている
言葉使いも少し俗っぽい
270 : Pさぁん   2024/04/17 11:28:04 ID:BZTakkCHwU
>>268
P「撒けたか・・・」
千早「まさか、ヘルギフテリアンが居るなんて・・・」
P「見た目が化物だからな・・・」
ノヴァ『君らしくないね』
バステト『そもそもアイツ何なんだ?』
千早「アレはギフが作り出したギフテリアンって言う眷属の集合体・・・」
シャンタク鳥『ギフ?あぁ・・・マリアが言っていた悪魔と言う種族ね』
P「奴の恐ろしい所は戦闘力もそうだがあの再生力だ・・・」
ノヴァ『身体が左半分消し飛んでも直ぐに再生したね・・・』
バステト『あんちゃんもそれ位出来るんじゃないの?』
P「馬鹿言え。加齢と度重なる死闘で能力が落ちて回数制に成ったよ・・・」
千早「それ以上にアレは只の量産可能な上級戦闘員でしか無い事」
P「流石にギフが死んだ今は量産は無理だが一体だけでも相当だ」
千早「今思うとギフ、ディアブロの後からですね。回数制になったのは・・・」
P「ギフはまだ慈悲が合ったが、ディアブロは容赦なかったからな・・・」
シャンタク鳥『成程ね、マリアが如何に戦力を整える為に色々仕出かしたわけね』
ノヴァ『アイオート最高傑作のアイツが殺しきれない時点で相当だよ』
バステト『奴さんは底が知れないね・・・』
P「この世界でヘルギフテリアンを倒せる奴が居るのかどうか・・・」
千早「せめて最強フォーム相当の武力が有ればヘルギフテリアンは倒せるけど・・・」
・・・
ビヤーキー「(ハスタ様・・・映像を送ります」
ハスタ『良好。左目に透過したわ・・・』
ビヤーキー「(北上麗花と先ほどの者が対峙しております」
ハスタ『この映像は私だけに共有して・・・』
ビヤーキー「(居世界の者には良いのですか?会話などは?」
ハスタ『この会話も念話で彼らには聞こえてないわ。それに・・・』





『彼女を危険と判断した時に私が駆除する為にも彼らは何も知らない方が良いわ・・・』
271 : P様   2024/04/17 16:27:26 ID:W.ew33/nYU
>>270
麗花「はぁー…」
ヘルギフ「溜め息とは余裕だな…」
麗花「『悪魔』ってやつはどこの世界にも居るもんだなって…」
(脳裏を過(よ)ぎる少女の断末魔)
麗花「ろくでもない世界もあれば、そうじゃない世界もある…」
ビヤーキー「ポエム…?」
ヘルギフ「さっきから何を言って…」
麗花「めんどくせぇから、とっととやろうぜ…(目付きが急に変わる音葉」キッ
ヘルギフ「纏ったオーラが変わった…」
ビヤーキー「何がどうなってる…?」
麗花「はっ!」
・・・
(呪術師拠点)
P「こんな山中にあるとはな…」
紬「お久しぶりです…」
可憐「お、お久しぶりです…」
P「て、本物の律子だよな…?」
律子「失礼ですね。ホンモノもニセモノも無いとは思いますが…」
千早「それにしても、コンピュータで監視してるのね…」
律子「意外と思うでしょ?」
P「千早、触るなよ…」
千早「分かってますよ…」
可憐「えっ…!?」
律子「何かあったの、可憐?」
可憐「駅前で反応のあった『特級扱い呪霊』が…」
P「ヘルギフテリアンがどうかしたのか…?」
可憐「反応がロストしました…」
P「倒されただと…!?」
・・・
麗花「ふぅー…」
(回想)
ヘルギフ「バカな、再生しないだと…!?」
麗花「お前、再生するのか。厄介だな…」
ヘルギフ「何者だ、貴様。ただの人間ではあるまい…?」ギリッ
麗花「さぁな、答える義理もねぇよ…(右手をヘルギフテリアンの方に向ける音葉」
ヘルギフ「次は何を…?」
麗花「生命が擦り切れるまで、救済措置はない…」
ヘルギフ「何をするつもりだぁっ!?」
麗花「選択肢は『延命』か『粉砕』か…」
ヘルギフ「なんだ、これは…?(棘に絡まれて、目の前が暗くなる音葉」
麗花「エンダーエンダー…!」
ヘルギフ「ぐあぁぁぁぁぁ!?」
(回想終わり)
麗花「もう、やりすぎだよ。チヒロくん!」
272 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/04/17 16:32:36 ID:W.ew33/nYU
補足
チヒロくん:『ぷっぷかさん』に魂を引きずられた『別の平行世界』の北上麗花。性別は男性なので、肉体が女性である事に困惑している。自身がかつて経験した『エンダー/ゲーム』をベースに技を構成している
普段は北上麗花の精神世界に潜んでいる。麗花が時々俗っぽい言葉使いになるのもチヒロくんの影響
※『息子のチヒロ』との混同を避けるため、くん付表記にしています
273 : 5流プロデューサー   2024/04/17 16:34:51 ID:W.ew33/nYU
間違えた『チトセ』だった。カタカナだけならくん付表記しなくても大丈夫か…
274 : プロデューサー様   2024/04/18 02:31:50 ID:kJitKBYNNA
>>271
ハスタ「今のは妙だ・・・明らかに魂が二人分ある・・・ッ!!」
・・・
ノヴァ『うん?」
バステト『にゃ?』
・・・
プロメア「♪~♪~♪」無断複製虫
ヤーネフェルト「プロメア様、その・・・」
百合子「ハァ・・・ハァ・・・何という本の数・・・私此処に住みます!!」
杏奈「百合子さん・・・」ドン引き
文香「あの、落ち着いて・・・ね?」
プロメア「ッ!」
・・・
神々の円卓
プロメア「此処は円卓・・・」
ハスタ「意識だけ招集とは何か用アイオート?」
ノヴァ「何か問題でもあったの?」
バステト「えぇ~わっちはもう神じゃ無いのに何で?」
クトゥル「ZZZZZZZ」
マキア(小さい比)「・・・」
アイオート『此処に招集した理由は一つ。新たに4つの席を追加する』
ハスタ「っ!!昇格世界が4つも!!」
プロメア「まさか4つも!?」
リリス「まぁ空席状況は良くないから仕方ないわね・・・」
ノヴァ「何で君生きてんの?何時復活したん?」
リリス「良い女は秘密が幾つもある物よ・・・」
ノヴァ「コイツぅ~・・・まあ、あの世界見れば君が生きてるの納得出来るよ」
リリス「世界の運営は人に譲渡済み私は優々気楽に生きてるわ・・・」
バステト「それで?新しい昇格した姉妹は誰?」
アイオート『席に着くがいい・・・』
続く
275 : イルデューサー   2024/04/18 03:01:20 ID:kJitKBYNNA
>>274
???「久しぶりねプロメア」
プロメア「えっ!?ルドミラ姉様!?」
ノヴァ「おぉ~ルドミラじゃん~久~」
ルドミラ「貴女、ノヴァよね?キャラが違わない?」
ノヴァ「再生復活したらこうなった~どっちもボクなんだし良くない?」
ルドミラ「昔の貴女は凛々しい騎士だったのに・・・ハァ・・・」
ハスタ「諦めなさい誰もが通った道世・・・」
???「おやおや懐かしい顔触れに手前、酷く心が躍っていますよ」
全員「ゲッ・・・アンタは」
シュロ「今宵も素晴らしき人類の輝きを見て、手前涙が止まりませぬ」
バステト「よりにもよって此奴かよ・・・」
ハスタ「あんなデスゲームまみれの世界で何で昇格できるのよ・・・」
シュロ「おやおや~?知りませんか?人は日常から非日常になる時成長の兆しが出るのです。その劇の中に繰り広げられる、人類賛歌とはまさにコレ!!手前泣きます!!」
プロメア「泣いちゃった・・・」
ノヴァ「それでいてガチの感涙だから手に負えないよ・・・」
???「あはぁ~久しぶり~」
ハスタ「・・・ドグマ」
ドグマ「ハスタ姉様も元気~?あはぁ~私は元気~」
ハスタ「チッ」
ドグマ「あ~今舌打ちした~」
ハスタ「悪趣味なアンタと一緒にされたら困るって言ってるのよ・・・」
クトゥル「ZZZZZZZZ」
ドグマ「ひど~い、同じ邪神族なのにその態度は無いよ~」
ハスタ「チッ」
???「いや~やっと昇格ですか~長かったですよホント!!」
全員「何だミステリーか・・・」
ミステリー「私の扱い酷くないですか!?」
・・・
昇格した神々の詳細は次回
276 : 5流プロデューサー   2024/04/18 03:42:57 ID:kJitKBYNNA
テオス・ルドミラ
担当世界:悪役?令嬢世界
通称氷の女皇。高貴な口調であるがよく笑い、他人を卑下する様な態度は一切取らず真の高貴と言える神。厳しく𠮟咤をするがその裏には強く成長して欲しいと言う優しさが含まれている。慈愛と厳格の女神である
神としての知名度は主神として祀られている
世界が限りなく近く極めて遠い故かプロメアから姉様と言われている

テオス・シュロ
担当世界:エンダー/ゲーム
通称人類愛者。芝居掛った口調と動作が特徴。世界のせいで勘違いされがちだが根は善性の塊の善神。人とは素晴らしい者だと信じ、試練を乗り越え成長する者だと信じ、その中で物語られる人類賛歌を喉が枯れるほど叫び泣く。それが神視線なのを除いて・・・
紛れも無く善神だが、人からしたら傍迷惑な存在
神としての知名度は皆無。本人曰く神頼みは堕落の極なのでと

テオス・ドグマ
担当世界:彼ハ誰ノ彼岸
通称:狂気の愛神。ゆるふわな口調と雰囲気が特徴だが、れっきとした邪神。人々を狂わし世界が狂気に満ちるのを愛する歪んだ女神。常に目を閉じてるがその瞳は白目も瞳孔も存在しない『血の複眼』。同時期に産れた邪神三人を姉と呼ぶがハスタからは嫌われている
神としての知名度は『ツァトゥグア様』と呼ばれ祀られている。過干渉も平気で行う

テオス・ミステリー
担当世界:ミステイク・マダー
通称謎の頂。ミステリーなどの謎を愛するドジっ子。謎を解き明かすのが大好きだが大体見当外れな方向に行ってします。皆からは馬鹿と思われている。残当である
神としての知名度は無い。謎を追い過ぎて完全に忘れ去られてる
277 : 変態お化け   2024/04/18 10:41:23 ID:0MupjKyG/w
>>275
ノヴァ『はっ…!』
バステト『戻ってこれた…?』
千早「どうしたの…?」
ノヴァ『意識だけではあるが、アイオートに呼ばれた…』
P「だろうな…」
バステト『あんちゃんの世界からは誰も来てなかったけど…』
P「俺も呼ばれてたんだ。でも『テオス』の名は持ってないから…」
アイオート『キミはオブザーバーだ』
P「ってね…」
千早「どんな集まりなのよ…」
ノヴァ『平たく言えば「平行世界」が増えた…』
バステト『正確に言えば、地球(ほし)として顕現する事が認められたってところかな…』
P「とは言って、管理者不在の世界を蔑ろにするわけでは無い。そこはアイオートが見ていくとは言っていたが…」
ノヴァ『そういえば、プロメアがビクビクしてたわね…』
バステト『大方、禁書を複製してるのをわっちら経由であんちゃんにバラされたくないってとこだとは思うけど…』
P「ヤーネフェルト達は止められなかったか…」
千早「プロメアさんはそんな事をしてるの…?」
P「してるのよ、これがまた…」
可憐「あのぅ…」
P「悪い。ヘルギフテリアンがロストした件だったな…」
律子「同時に強いエネルギーも感じました…」
紬「ですが、それも一瞬で消えました…」
P「駅前か…」
千早「また麗花さんかしら…?」
P「かもな…」
シャンタク鳥『・・・』
P「どうした…?」
シャンタク鳥「いえ、なんでもない…」
P「なら、いいが…(とは言いつつ、集められた時のハスタの表情を思い出す音葉」
・・・
(駅前)
麗花「あれ、蓮田ちゃんだ…」
ハスタ「北上麗花…」
麗花「うん…?」
チトセ『コイツ、いつもと様子が違う…?』
ハスタ「ごめんなさい…」








『これが「私の判断」…(力を開放する音葉』
278 : プロヴァンスの風   2024/04/18 10:44:19 ID:0MupjKyG/w
補足
麗花(※時々チトセを入れ替えさせている)、可奈、瑞希、美奈子、ハスタ(※蓮田として)、可憐(いつでも来れる訳ではない)はよく集まって演奏したり、遊んだりしている
279 : プロデューサーくん   2024/04/18 11:38:06 ID:kJitKBYNNA
>>277
麗花「えっ?えっ?」
チトセ『コイツ何なんだいったい・・・!?』
ハスタ「正体を明かす、私はこの世界の神、テオス・ハスタ・・・呪いの神だ」
麗花「い、意味が分かんないよ・・・神様って」
チトセ『神なんて空想の存在の筈じゃないのか・・・!!』
ハスタ「やはりね、『ぷっぷかさん』の力で魂がもう一つある。一つの肉体と言う器に二つの魂が同時に存在はあってはならない・・・」
麗花「それっていけない事なの・・・?」
ハスタ「人の内に受肉した呪霊も相手の魂によって精神の深淵に追い遣られる。それが当たり前の常識・・・」
チトセ『つまりどう言う事なんだ・・・』
ハスタ「何方かの魂を私の手で文字通り消す・・・術式解放」
麗花「術式・・・?」
ハスタ「私は複数の術式を宿す。まぁ神様特権ね・・・その一つ『直接魂を触れ、魂の形状を操作し対象の肉体も形状も無理矢理変化させる』術式・・・」
チトセ『魂を直接触れるってマズいな・・・』
ハスタ「人は自分の魂ほど知覚出来ない、故に防御不可の即死術式・・・悪く思わないでよ。これも世界の為・・・」
・・・
プロメア「・・・」ダラダラダラ
ヤーネフェルト「プロメア様?脂汗は酷いですがいったい何が?」
玲花「腹痛ですか?直ぐに薬を持って参ります」
プロメア「いえ、大丈夫です・・・ルドミラ姉様にもバレたかもしれない(ボソッ」
文香「・・・さっきまで陽気に鼻歌交りに複製していたプロメアさんが・・・」
一希「余程の事が有ったのか・・・」
百合子「フォォォォォォォォォ!!!この本は滅多にお目にかかりしぇん!?!?!」
杏奈「百合子さん、キャラが迷子だよ・・・」
プロメア「・・・どうしよう」ダラダラダラ
280 : ボス   2024/04/18 17:33:56 ID:GJxlqQd7lA
>>279
プロメア「パパに助けを求めたいけど…」
ヤーネフェルト「逆を突かれそうですね…」
文香「一希、そういえば…」
一希「シャンプーが切れそうだったな…」
杏奈「あれ…?」スン
百合子「どうしたの、杏奈ちゃん?」
杏奈「文香さんと一希さん、同じニオイがします…」
文香「あっ…!///」
一希「しまった…///」
百合子「2人とも、まさか…!」
プロメア「同じ家に住んでるんだから、当たり前じゃないの?」
百合子「でも、シャンプーって分けません?」
プロメア「あー、メアの時はそんな感じだったわ…」
杏奈「プロさんの時は…」
プロメア「所家は基準にならないわよ。家族が多いんだから…」
文香「(よし…!」
一希「(話題が逸れてくれ…」
百合子「ると思いますか?」
杏奈「2人暮らしで同じシャンプーはもう…」
百合子「フフフ、ロマンティクス!」
プロメア「やめい!」ペシン
・・・
(魅裏怨世界、奥多摩駅前※終着駅)
チトセ『代わってくれ、アイツの懐に飛び込む…』
麗花「分かりましたー」パチン
ハスタ「無駄、この術式からは逃れられない…!」
チトセ「逃げられないなら、向かうまでだ!」シュバッ
(一瞬でハスタの耳元にまで近付く音葉)
ハスタ「速っ…!?」
チトセ「いけっ、麗花!」パチン
ハスタ「何を…!?」
麗花「すーっ…」
チトセ『鼓膜の用意は出来てるか?』
ハスタ「は?」
麗花「わぁっ!!!!!!!!!!!!(クソデカボイスを耳元で発する音葉」
ハスタ「あぐっ…!?(展開してた術式が消失する音葉」
麗花「じゃ、蓮田ちゃん。また今度ねー♪(素早く走り去る音葉」
チトセ『逃げれたらの話だがな…』
ハスタ「みっ、みみ、みみが、みみ…」キーン
・・・
P「ルビーの鳴き声を完全に防ぐ耳栓が無かったら、死んでたな…」
千早「えぇ、そうね…」
(近くまで来て見ていた音葉)
281 : プロデューサーさま   2024/04/18 19:32:23 ID:kJitKBYNNA
>>280
ハスタ「くっ!!この程度なら・・・反転で!!」
音響のせいで方向感覚がズレていて立てない音葉
ハスタ「ちっ!!」体を引き千切り変異させる音葉
ロイガー「ウオロロロ・・・」
ツァーム「グルゥルル・・・」
ハスタ「奴を追え!!まさかここ迄なんて・・・」
・・・
カグヤ「アッチは追い駆けっこ俺は彼方に行くとするか」
バトラー「はい、カグヤ様」
・・・
真「はぁ~結局術式使う暇なかったね・・・」
未来「私なんか無いから苦戦しますよ・・・」
可憐「まあまあ・・・」
真「可憐は良いよ、結構強い術式持ってるんだから・・・」
可憐「でもあの機械には苦戦したよ・・・」
真「それでも負傷した皆の中では唯一無事じゃん・・・」
未来「回復の反転も持ってますしね~・・・」
可憐「アレは呪力消費が多いから多様出来ないよ・・・」
ズーン!!!
三人「「「!!」」」
カッシーン「・・・」
真「さっきの奴!?」
未来「でも格好が違わないですか?」
可憐「赤い機体・・・!!」
・・・
カッシーンカスタム(見た目仮面ライダーストリウスの顔だけ変えた奴):指揮官型カッシーンの総スペックを三倍の性能にカスタムした新型
282 : 高木の所の飼い犬君   2024/04/18 23:40:19 ID:N5hacXto.I
>>281
千早「で、どうするの…?」
P「ハスタの言わんとする事は分かるよ、管理者としての行動としては実際正しいが…」
千早「私にはちょっとやり過ぎに見えるわ…」
P「しかし、麗花の中にいる『もう1つの存在』をただ消失させるのも忍びない…」
千早「ただ、ハスタも本気よ…」
P「そうなんだよ、そこなんだよな…」
千早「何か問題が…?」
P「俺、ハスタと相性悪いんよ。敵対関係にあった頃はキツかった…」
千早「相性が悪いって事は、ハスタはフィジカル寄りでは無さそうね…」
P「『幻術』の類は勘弁してほしいぜ…」
千早「あら、意外…」
P「『痛いとこ』を突かれたんだ…」
千早「痛いとこ…?」
P「分からないなら、そのままでいてくれ…」
千早「なんか悔しいわね…」
P「さて、少し追いかけますか…」
千早「そういえば、ノヴァが大人しいわね…」
P「バステトもだな。まさか…」
ノヴァ『なんだ、何も聞こえないぞ!?』
バステト『引っ込んでいれば、良かったよ。ヘタに出てきてるから、鼓膜やられた!』
P「何をしてんだか…」
千早「神様すら凌駕する声量なのは確かね…」
・・・
チトセ『追ってきてるな…』
麗花「どうやら、神様ってのも伊達じゃないみたい…」
チトセ『音を立てれば、逆にバレそうだな…』
麗花「どこか、隠れられそうな場所は…」
チトセ『山奥だから、人混みは難しそうだもんな…』
麗花「青梅市まで行ければいいけど…」
チトセ『山ん中はヘタに隠れると天候が心配だが…』
麗花「まぁ、何とかなるよ!」
チトセ『本当に羨ましいよ、そういうトコがな…』
・・・
バトラー「カグヤ様、呪術師の拠点に現れたようです…」
カグヤ「来たか、急ぐぞ…」
バトラー「かしこまりました…」
・・・
ハスタ「平衡感覚が失われてる、なんだあの声量は…」グルグル
283 : 箱デューサー   2024/04/19 07:10:25 ID:/YI8RcSTY6
>>282
真「つ・・・強い・・・」ガクッ
未来「うぅ~ん・・・」気絶
可憐「ハァ・・・ハァ・・・」
カッシーンC「此処の東京拠点を潰せば残りは京都・・・」
可憐「京都も狙ってるんですか!!」
カッシーンC「無論、お前達はこの世界の防人。そして防人はこの日本が一番多い」
可憐「(呪霊発生が世界的に多いのが日本と言うのもバレてる・・・」
カッシーンC「よってお前達の排除はこの世界の支配を意味する」
可憐「(どうしたら・・・」
・・・
回想
律子「可憐、貴女の『本当の術式』だけど・・・」
可憐「はい・・・」
律子「確かに強力ね・・・正直驚いてる、何で此処まで」
可憐「・・・私のせいなんです」
律子「先生も言ってたわね、愛ほど【歪んだ呪い】はないと、まさにそれね」
可憐「だからこそ、使いこなします・・・」
律子「使いどころを間違えないでよ・・・」
・・・
先生「僕達呪術師は呪い呪われの連鎖だ、自分達は幸せには出来ない」
可憐「・・・」
先生「でも誰かの幸せを護る事は出来る。僕はそう思うね」
・・・
可憐「・・・逝くよ【紅蓮】」
【アァ・・・任せろ姉貴】
可憐「術式解放・・・」
カッシーンC「何だコレは・・・」
可憐「私のせいで貴女を延々と縛り続ける罪を許して・・・」
可憐の後ろ巨大な悪霊の様な何かが出現する音葉
・・・
先生:現在最強の術師。こちらの世界のPみたいな存在。現在は全国各地で暴れてるカッシーンやギフテリアン対処の為拠点を離れて対処中。ハンドレッドもコイツが最強と理解してるので無尽蔵に戦力投入し足止めを続行
284 : プロデューサーさん   2024/04/19 13:32:30 ID:BhxNKd4JTI
>>283
紅蓮【いくぞ…!】
・・・
(Pの世界、愛増学園食堂※時系列は順不同)
可憐「今、P先生はハスタさんの『世界』に居るみたいです…」
律子「それじゃ、戻ってくるのも近そうですね…」
可憐「だといいんですけど…」
茜「その様子だと、また巻き込まれているみたいだね…」
可憐「そうですね…」
律子「ただで帰れない男ですね、本当に…」
茜「まぁ、それがプロちゃんたる所以なんだろうね…」
律子「それはそれとして…」チラッ
可憐「何かあるんですか…?」チラッ
茜「あー、アレね…」チラッ
ありす「(歩道が広いではないか…行けの顔をしている音葉」
晴「今までで、一番やべー顔してるぞ…」ヒソッ
志狼「こないだ、一希とふみ姉ちゃんとこ泊まってからだよな…」ヒソッ
梨沙「大方、予想はつくけど…」ヒソッ
千枝「それじゃ、答え合わせをしようか…」ヒソッ
小春「お泊りって事は一希さんと文香さんが…」ヒソッ
桃華「ステイですわ、小春さん!」ビシッ
仁奈「なんか、しょーもない感じがするでごぜーますよ…」ヒソッ
かのん「一希くんと文香さんが同じシャンプーを使ってたとか…」ヒソッ
『あー…』
直央「それ、正解かも…」ヒソッ
『えっ…!?』ザワッ
直央「この間、スーパーで買い物してる2人を見かけて…」
梨沙「決まりね…」
晴「決まりだ…」
小春「決まり手は同じシャンプー〜♪」
ありす「貴様ら、ヒソヒソうるさいんですよ!」
志狼「キャラが崩壊してるぞ、ありす!」
ありす「た・ち・ば・な・で・す!」ビシッ
桃華「ダメですわ。あーなったら、もう…」
律子「若いっていいわね…」
可憐「律子さん…」
茜「プラズマだね…」
可憐「教頭まで…」
・・・
P「へっくちょい…」
千早「何を急にカワイイくしゃみを…」
285 : Pちゃん   2024/04/19 20:25:23 ID:/YI8RcSTY6
>>283
先生「いや~来てくれて助かるよ~僕一人だったら心細かったよぉ~」
雨彦「良く言う、アンタ一人で如何にかなるだろ?」
先生「いやいや~僕だって人間だよ?疲れもするしお腹もすく。そんな時襲われたらさ~・・・」
小梅「・・・」
雨彦「・・・」
先生「あれ~?僕って人間扱いされてないって感じかなぁ~?」
雨彦「人間だが理不尽だとは思ってるがな」
小梅「人だけど、人で無しかな・・・?」
先生「僕だって傷付くんだよ君達~」
歌鈴「アノ~何で私此処に居るんですか!?3級相当しかない私が!?」
先生「それは君の術式がこういう時に役立つからさ」
歌鈴「只の術式の出力強化やバフくらいしか役立たない私がですかぁ~!?」
先生「どんな術式でも適材適所って奴が肝心さ」
歌鈴「先生・・・」
PLLLLL
先生「もしもし?僕だけど?どったの律子?」
律子『今何処ですか!?拠点にあの機械人が攻めて来たんですよ!?』
先生「真達を控えさせてたけど?」
律子『二人はやられました!!急いで戻って下さい!!』
先生「そうしたいのは山々なんだけどね~可憐は?」
律子『術式を使ってます!!』
先生「なら大丈夫、彼女は勝つよ。絶対にね・・・」
律子『先生!?ちょっ・・・』ブツン
雨彦「良いのか?」
先生「大丈夫」
・・・
紅蓮【うぉおおおおお!!】ハンマーナックルを叩き込む音葉
カッシーンC「むぅううん!!」槍で受け止める音葉
可憐「此処!!」距離詰め刀を振り被る音葉
カッシーンC「甘い!!」蹴りを入れる音葉
可憐「くっ!!」
カッシーンC「どけぇい!!」
紅蓮【ぐぅ!!】顔に蹴りを入れられる音葉
可憐「(完全に互角、いえ、私がまだ紅蓮と併せきれて無い・・・」
カッシーンC「出来るようだがまだまだだ」
可憐「(私は、この子を縛るだけじゃなく、足も引っ張るの・・・」
紅蓮【姉貴・・・】
286 : 番長さん   2024/04/20 15:13:24 ID:T7keEDNUw2
>>285
(Pの世界、愛増学園)
可憐「はっ…!」
律子「可憐…?」
可憐「誰なの、この声…?」
茜「どこからともなく聞こえる声…」
律子「最近、界隈で話題になってるやつですかね…」
可憐「似てます、昔の私に…」
茜「というより、それは可憐ちゃんの『声』だね。きっと…」
可憐「私の声…?」
律子「というよりは『平行世界の篠宮可憐』だったりして…」
可憐「よく、耳を澄ましてみます…」
『私は、この子を縛るだけじゃなく、足も引っ張るの…』
可憐「足を引っ張る…?」
律子「ねぇ、可憐。その『声』をメモ書きに出来る…?」
可憐「わ、分かりました…」サラサラ~
茜「走り書きでも10人中、10人が読めそうな文字なのは流石だねぇ…」
律子「はいはい、茶化さないの。『この子を縛る』…」
茜「『足も引っ張る』…」
可憐「誰かと一緒に戦っている…」
律子「ハスタの世界は呪術が盛んって聞いてるわね…」
茜「となると、あずさちゃんみたいに『式神』を使ってたり…」
律子「P殿のような『使い魔』を使役してる可能性もあったりして…」
可憐「導き出せる答えは…」
律子「自信を持つことね…」
茜「それは『ここ』の可憐ちゃんにも言えるかにゃぁ…」
可憐「うぅ…」
律子「可憐は少し…」
・・・
(魅裏怨世界)
紅蓮【まだ、そんな事を言ってるのか…】
可憐「紅蓮…?」
紅蓮【そんな考えで術式を扱うなといつも言ってるはずだ…】
可憐「で、でも、私は…」
紅蓮【姉貴は充分強い。もっと、自信を持て…】
カッシーンC「何をごちゃごちゃと…」
紅蓮【私はお前の中に強さを見出した。だから、共に戦っている…】
可憐「紅蓮…」
紅蓮【大体、姉貴は自分を卑下し過ぎだ。謙遜なんてカワイイもゆじゃない。そんなんだから…】
・・・
律子「頭でっかちなのよ…」
・・・
紅蓮【頭でっかちなんて言われるんだ…】
287 : エビさん   2024/04/20 19:00:47 ID:6LEjG6lXyE
>>286
可憐「だ・・・」
・・・
愛増学園
可憐「だ・・・」
・・・
可憐S「誰の頭がデッカイですか!!!!」
・・・
可憐「そう言う紅蓮は小さい頃怖い話みておねしょしたでしょ!!」
紅蓮【生前のガキの頃の話だろ、そう言う姉貴は朝起きた時のヘアケアが無駄に長いだろ】
可憐「そう言う紅蓮は小さい頃からお肉ばかりでお野菜取らなかったでしょ!!」
紅蓮【私は肉だけで強く成れる野菜は要らん・・・】
カッシーンC「何をごちゃごちゃと・・・」
可憐「本当なら・・・あの時死ぬのは私の筈だったのに何で・・・」
紅蓮【・・・】
可憐「術師の才能は貴女の方が上なのに、何で私を・・・」
紅蓮【姉貴は私には無い物がったからだ・・・】
可憐「私が貴女に無い物がある訳ないよ・・・」
紅蓮【姉貴、アンタは友や仲間とのと繋がりあるだろ、アタシはぶっきらぼうでそう言うのが薄く、個人プレイばっかりだ・・・】
可憐「私は貴女を恐れてた、才能も何もかも上の貴女が・・・私なんか出来損ない姉でしか無いのに・・・」
紅蓮【何言ってるんだ姉貴、アンタはアタシの憧れだ。アンタが居たからアタシは生きて来れた。だがらアンタに託すんだよ】
可憐「紅蓮・・・」
紅蓮【最高の姉だから、アタシはこうして今もアンタの傍に居るんだ・・・あの件を自分のせいにしないでくれ姉ちゃん・・・】
可憐「紅蓮・・・」
カッシーンC「ごちゃごちゃと、排除する!!」
続く
288 : Pサン   2024/04/20 19:24:39 ID:6LEjG6lXyE
>>287
先生「可憐は才能は豊かだよ」
雨彦「だが妹の紅蓮に劣等感を感じていたな・・・」
小梅「何て言うか、余裕ないよね・・・」
先生「僕が可憐を認めてるのは、あの『ぷっぷかさん』の件を解決した事だよ」
雨彦「『ぷっぷかさん』か、人が利用する事で、特級案件に成ったあの事件の事か・・・」
先生「そ、あの件は失敗したら僕が祓う案件だった。だけどね・・・」
小梅「可憐さんは祓わず、解決したんだよね・・・」
先生「そう生霊だった彼女を救うと言う誰も思いつかない方法でね」
雨彦「あの件は親友たちが騒いでたな。俺も驚いた・・・」
小梅「妹さんの紅蓮さんも凄いけどそう言う所は、お姉さんの方が上だよね・・・」
先生「そ、それで僕は彼女の開花に期待したんだ。だけど・・・」
小梅「あの事件だね・・・」
雨彦「因習村での呪霊案件、信仰で特級にまで成長した件か」
小梅「それで紅蓮さんは可憐さんを庇って・・・」
先生「妹を喪ったショック、死を受け入れたくない心、それらが紅蓮を特級の呪霊に変えた。姉の『愛』でね・・・」
雨彦「アンタは言ったな。『愛』ほど歪んだ呪いは無いと、まさにその通りだな」
先生「それの負い目か。可憐は自分の能力に蓋をした・・・」
歌鈴「この人達話してる片手間で屠ってる・・・」
・・・
本拠地医務室
奈緒「桃子。起きとるか~」
桃子「起きてるけど・・・」
奈緒「可憐が頑張っとるのにウチ等こんな事していいんか?」
桃子「良くないよ・・・」
奈緒「戦えんでも、ウチ等が可憐と紅蓮を支えなアカンって思うんや」
桃子「私もそう思う・・・」
奈緒「何時までも心に引っ掛かとたら可憐が安心出来ん!!行くで桃子!!」
桃子「何してんの早く行くよ・・・」ドアの前に居る音葉
奈緒「って何時の間に!?」飛び起きる音葉
桃子「二人には全力でやって貰わないと・・・」
289 : そこの人   2024/04/21 09:28:23 ID:q5nwUPIWNg
>>288
(Pの世界、愛増学園)
律子「( ゚д゚)」ポカーン
茜「( ゚д゚)」ポカーン
ありす「( ゚д゚)」ポカーン
梨沙「( ゚д゚)」ポカーン
晴「( ゚д゚)」ポカーン
千枝「( ゚д゚)」ポカーン
小春「( ゚д゚)」ポカーン
仁奈「( ゚д゚)」ポカーン
直央「( ゚д゚)」ポカーン
志狼「( ゚д゚)」ポカーン
かのん「( ゚д゚)」ポカーン
桃華「( ゚д゚)」ポカーン
その他の皆さん「( ゚д゚)」ポカーン
可憐「は、はうっ…///」
律子「ちょっと、からかい過ぎたかしら…」
茜「食堂中の皆が驚いているから、ちょっとどころじゃ…」
可憐「あ、あの、意味は分かってはいるんですけど…」ワタワタ
律子「大丈夫よ、身体的特徴の話じゃないから…(髪型のボリュームの事は敢えて言わない音葉」
茜「そ、そうだよ。律子さんが『そんな事』でからかうなんて…(毛のボリュームは気にしてたけど、口にはしない音葉」
可憐「なら、いいんですけど…」
・・・
(魅裏怨世界)
P「今のは…」
千早「爆発的に『気』が上がっていたわね…」
P「行こう…」
千早「この世界は『彼女』達が守り手だものね…」
P「最も、『コイツ』がそれを許してくれるかどうかだが…」
シャンタク鳥『悪いけど…』
ビヤーキー『この先は通さない…』
バステト『ハスタは本気みたいだね…』
ノヴァ『それはそれで面白そうだ…』
P「ステイ、この好戦的神様め…」
千早「彼女たちも心配だけど…」
P「ハスタもだな、使命に囚われ過ぎてる…」
・・・
ハスタ「ようやく、動けるようになった。こんな感覚はPと初めて敵対した時以来かな…」
・・・
(山中の休憩所)
麗花「チトセくん、作戦会議です…」
チトセ『そうだな。いつまでも逃げっぱなしはラチが明かない…』
・・・
カグヤ様にハンドレッドきたやんけ…
290 : プロデューサーくん   2024/04/21 10:26:40 ID:2s2P2HBZSY
>>289
???「あはははぁ~こんにちは~♪」
P「誰だ!」
千早「市川さん?いえ、違うわ・・・」
シャンタク鳥『お前は、何故ここに居る!』
???「それはですね~怖い人達の後ろをこっそり着いてきたんです~♪」
ビヤーキー『よく嘘を付けたな!お前の能力なら簡単に出来るだろう!』
P「知ってるのかバステト?」
バステト『・・・』
千早「ノヴァ?」
ノヴァ『・・・』
???「アレレ~皆さん黙りですか~?」
千早「彼女はいったい何?」
P「纏ってる雰囲気はふわふわだが、根源的な何かが変だ・・・」
シャンタク鳥『ドグマ!』
ドグマ「えぇ~だってクトゥル姉様は全然起きないし、バルトゥーム姉様は死んでるから暇なんだもん~」
P「ドグマ?」
バステト『テオス・ドグマ、邪神4姉妹の末っ子・・・」
ノヴァ『ふわふわした雰囲気に惑わされないでよ。コイツの能力は・・・』
シャンタク鳥『夢を操る権能・・・』
P「夢だと・・・?」
ドグマ「そうですよ~夢と言っても色々ですね~♪」
バステト『夢を現実にする力・・・』
ドグマ「例えば人の夢に介入して、皆に同じ夢を見させたり~」
ノヴァ『コイツは大概狂った夢しか見せないよ・・・』
P「ひでぇ奴だな・・・」
バステト『お前は人を夢遊病状態にして操って来ただろう』
ドグマ「まあまあ、私は今日は暇潰しに来ただけですよ~♪」
千早「なんて自由な神なの・・・」
ドグマ「ハスタ姉様に困ってるんですね~?手を貸してあげますよ~ショゴス」
手から粘性の生物を出す音葉
ショゴス「テケリリ」
シャンタク鳥『アンタは!!』
ドグマ「姉様はお堅いんだもん~だから~♪」パチンッ
周りから大量のミニガンが出て来る音葉
ドグマ「楽しく遊びましょ姉様?」
・・・
ドグマは本当に遊びに来ただけです
・・・
幹部はダークライダーか
291 : ごしゅPさま   2024/04/21 18:05:25 ID:XXs.IGCmT6
>>290
P「待て、ドグマと言ったな…」
ドグマ「うん〜」
P「俺達はハスタと戦(や)り合おうって話をしてる訳じゃない…」
ドグマ「でも、結果的には『そう』なってますよね〜?」
P「端からはそう見えるんだろうなぁ…」
シャンタク鳥『それは私達も分かってますよ…』
ビヤーキー『私達は足止めです。特に「この人(P)」が相手となると本気でやっても勝てるかどうかは分かりません…』
ドグマ「へぇー、そうなんだー」
ショゴス『テケリ・リ…?』
バステト『ってか、その使役してるヤツは…』
ドグマ「カワイイでしょ、ショゴスって言うんだー」
ショゴス『テケリ・リ…///』テレッ
ノヴァ『テレてやがる…!』
千早「ヒト並の感情はあるみたいね…」
P「てか、この『ミニガン』も種類が豊富過ぎんだろ…」
ドグマ「だってー、シャンタク鳥にビヤーキーは飛ぶからー」
シャンタク鳥『飛ぶからなんなのよ…』
ビヤーキー『パターンが欲しいってとこでしょ…』
P「とりあえず仕舞ってくれ、使うつもりは無い…」
ドグマ「ふーん…」
千早「つまらなさそうにしてる…」
ノヴァ『自分の望む答えを与えられなかったからだろうな…』
バステト『めーっちゃ厄介…』
ドグマ「バステトちゃん、めちゃめちゃギャルしてるーww」
バステト『草生やすな!』
ドグマ「使い手に影響受けるの本当なんだー」
バステト『ぐっ…』
P「バステト、落ち着け。そこで乗れば思うツボだ…」
千早「Pさんが言えることかしら…?」
ノヴァ『対煽り耐性ゼロなのに…』
P「黙らっしゃい!」
バステト『早速煽られてる…』
ドグマ「アハハ、面白ーい♪」
P「目は笑ってないだろ…」
ショゴス『テケリ・リ…』
ドグマ「で、いつまでやってるんですか…?」ハイライトオフ
P「お前が飽きるまでだよ…!」ニヤリ
292 : 5流プロデューサー   2024/04/21 19:26:35 ID:aJIhrscp.s
>>291
ドグマ「・・・つまんないな!!」目をカッ開く音葉
千早「うえっ・・・」
ノヴァ『相変わらず・・・気持ち悪い目してるよ・・・』
P「さっきの眼はブラフかよ・・・」
バステト『白目も瞳も存在しない『血の複眼』・・・』
P「成程邪神と言われるのも納得だな・・・」
シャンタク鳥『(ある意味チャンス・・・』
ビヤーキー「(ドグマが来てくれたお陰で・・・」
・・・
ハスタ「いい加減大人しくしてくれる?」
麗花「もう追い着いちゃった・・・!!」
チトセ『ストーカー行為が好きなのかよ・・・』
ハスタ「相手の臭いを追跡してるだけよ・・・」
麗花「変態だよ~」
ハスタ「私もいい加減にしたいから、さっきまでとは違う、全力で排除する」
チトセ『作戦通りやるぞ・・・!!』
麗花「そうだね!!」
ハスタ「呪装・阿修羅・・・」
六本腕の三顔になる音葉
麗花「わぁ~お・・・」
チトセ『流石に想定外だぞコレは・・・』
ハスタ「これで終わりだ・・・」ヴァジュラと風の槍を取り出す音葉
更に印を結び術式を全開放する音葉
ハスタ「呪いの神として全力で潰す・・・」
・・・
紅蓮【行くぞ姉貴!!】
可憐「行こう、紅蓮!!」
二人「「私(アタシ)達姉妹の全力を!!」」
カッシーンC「ならば迎え撃つのみ・・・」
奈緒「(頑張れや二人共・・・」
桃子「(信じてるから・・・」
293 : ぷろでゅーしゃー   2024/04/22 08:17:39 ID:kVktbI7BGQ
>>292
ズキュン!
シャンタク鳥『っ…!?』
ドグマ「どこに行こうとしてるの…?」
ビヤーキー『そう都合よくはいかないか…』
P「(いざとなれば、俺以外は移動させるしか…」
ドグマ「つまんない事は許さないよー」
千早「ためらいもなく、撃ってきたわね…」
ショゴス『テケリ・リ…』
P「あのテケリリ野郎にも気を付けないとな…」
ドグマ「ショゴスー、シャンタクちゃんとビヤーキーちゃん見張っててー」
ショゴス『テケリ・リ!』
P「あのミニガンは厄介だな…」
千早「反動が少なく、連射に優れてる…」
ノヴァ『隙が無いというか…』
バステト『ドグマらしいといえば、そこまでか…』
・・・
(休憩所前)
チトセ『これは厄介だな…』
麗花「逃げようにも逃げにくいね…」
ハスタ「『もう1人』の俊足ぷりも対策はしました。もちろん、貴女のバカみたいな肺活量と声量にもね…」
麗花「それは困ったね…」
チトセ『そうだな、困った…』
・・・
(休憩所の最寄り駅)
可奈「休憩所まではどのくらいだっけ?」
瑞希「少し歩きますね…」
美奈子「しかし、蓮田ちゃんを相手にしないといけないのか…」
可奈「でも、麗花さんは大切な友達だし…」
瑞希「チトセさんは貴重な人材です…!」
美奈子「チトセくんが居なかったら…」









『麗花ちゃんが本当の意味で「ぷっぷかさん」になるところだったもんね…』
294 : ダーリン   2024/04/22 20:44:44 ID:9yeTl0glrs
>>293
可憐「エェアアアアア!!!」日本刀を叩き付ける音葉
カッシーンC「甘い!!」槍で抑え音葉
紅蓮【隙だらけだよ!!!!】ボディを殴る音葉
カッシーンC「ごぉあ!?」
吹き飛び壁を貫く音葉
カッシーンC「己ぇええええ!!我等ハンドレッドを舐めるな!!」
槍にエネルギーを溜めて撃ち出す音葉
可憐「紅蓮・・・行くよ!!」
紅蓮【あぁ!!決めるぞ姉貴!!】
紅蓮の呪力の塊を刀に乗せる音葉
可憐「破壊ではなく貫く一撃・・・薔花紅蓮!!」
赤い閃光突きを放ちカッシーンCのエネルギーを貫く音葉
カッシーンC「がはぁ・・・・馬鹿な我等・・・ハンドレッドが・・・」
ボディを綺麗に貫いた穴が開く音葉
可憐「確かに貴方は強かったです。とても・・・」
紅蓮【だが、アタシと姉貴が相手なのが運の尽きだったな・・・】
カッシーンC「ボス、この世界の侵攻は・・・失敗です、うぉああああ!!!」
チュドーーーーーン!!!!
奈緒「しゃあ!!やったで二人共!!」
桃子「まあまあね。でも桃子達の方がもっと上手くコンビネーションが出来るよ」
紅蓮【ぬかせ、アタシは同じ母親から生まれたんだぞ】
奈緒「何のマウントやねん・・・」
・・・
カグヤ「ふ~ん、中々やるな。まあまあと褒めて置くか」
バトラー「ではカグヤ様。これからどうします?」
カグヤ「無論、ディケイドの力を持つ奴の所に行く。出所を聞く為にもな・・・」
バトラー「素直に教えるでしょうか?」
カグヤ「その時は俺が楽しむまでだ。行くぞゴージャスタイムだ・・・」
295 : ぴぃちゃん   2024/04/23 07:52:21 ID:DDr1EjYff6
>>294
P「いい加減、埒があかねぇ…」イラッ
ドグマ「それはこっちのセリフなんですよねぇ…」イラッ
P「(大量のミニガン、対処するには…」
ドグマ「変な事、考えてますね…?」
P「この場をどうするかって事しか考えてねぇよ…」
千早「これほどまでに何も出来ないなんて…」
ノヴァ『膠着状態とはこの事か…』
バステト『あの「おかし」なヤツ(ショゴス)もよく分からないし…』
ショゴス『テケリ・リ…』
P「(それに妙な『気配』を感じる…」
・・・
(休憩所前)
ハスタ「これを世間では『詰み』と言うらしいですね…」
麗花「蓮田ちゃん、勝負は下駄を履くまで分からないって教わらなかった…?」
ハスタ「教わった事はありませんですね…」
チトセ『(そろそろのはずなんだが…』
ハスタ「因果は終わらせる。それが『管理者』たる私の役目…」
麗花「チトセくんを消させる訳にはいかないんだよね…」
ハスタ「敢えて聞きましょう、それは何故…?」
麗花「私が『ぷっぷかさん』に成りきらなかったのはチトセくんが私の身体に宿ってくれていたからだよ…」
ハスタ「は…?」
可奈「その通り!」
美奈子「って、蓮田さん凄い事になってる…」
瑞希「『アレ』が彼女の本気なのでしょう…」
ハスタ「いつの間に…」
チトセ「チェンジだ、麗花…」パチン
ハスタ「だとしても、生きとし生ける者の『道理』がある…」
チトセ「俺がその『道理』を失ったとしたら…?」
ハスタ「まさか、ドグマ…!?」
チトセ「俺は最後の最期でしくった。そこをぷっぷかさんに引っ張られた…」
ハスタ「やってくれたな…」
チトセ「同情は要らない、欲しいのは『生きられる』という概念。それだけだ…」
・・・
恐らくエンダーエンダー本編とは異なるかなぁ、配信でCD買ってないけど
296 : お父さんネズミさん   2024/04/23 12:03:10 ID:LXzOqItBGw
>>295
場所は変わり鏡面世界
鏡晶葉「どう言う事だ・・・」
荒れ果てた故郷に驚愕する音葉
鏡晶葉「確かに故郷は荒れているがコレは明らかに異様な光景だ・・・」
草木は枯れ果て、地面が荒野となって居る
鏡晶葉「アリアが死んだだけでは有得ない現象だ・・・」
手持ちの小型衛星を打ち上げて見る音葉
鏡晶葉「なっ・・・何だコレは・・・」
明らかに地形が代わり嘗ての地図とは完全に違う形になっていた
鏡晶葉「世界が引き裂かれてる・・・」
・・・
鏡舞「何でこんな事になっちゃたのかね~」
鏡愛「ママ、笑い事じゃないでしょ・・・」
エグザス「すまぬ、私のせいだ・・・」
鏡愛「違うよそんなんじゃないよ!!」
鏡舞「古代王の出現は私達も予想してなかった事よ・・・でもね」
エグザス「許せとは言わん。嘗ての同胞がこのような暴挙に出ようとは・・・」
鏡舞「アリアが死んで3年、まさかあんな事になるとはね・・・」
エグザス「私を含めたアリア様の眷属神・五闘神が・・・」
鏡舞「こう言ってたわね・・・」
・・・
ネフティス「貴様達人間には失望した!」
ヴォーダン「絶えぬ戦、傲り昂り・・・」
ニケ「それだけでは無く、我等が主を!!」
ラヴァーナ「コレは神罰である!!」
・・・
鏡舞「って言って世界がこうなった・・・」
エグザス「同胞達は死して尚主に忠を尽くしていた・・・」
鏡舞「・・・ホント、偉大過ぎるよ母さん」
・・・
五闘神:アリアが創り出した最強の眷属。エグザスもその一人
古代王との戦いで4人が討取られるが死して尚も忠誠を誓い、人の世に成ってもアリアの願いで見守る姿勢であったが・・・古代王の復活、絶えぬ戦、その他諸々、そしてアリアを崩御させた事に完全に人類に失望。復活し世界を引き裂いた
297 : Pはん   2024/04/23 13:54:39 ID:dMrxUHKzjo
>>296
鏡晶葉「大体、状況は掴めた。私がやるべき事は一つ、王都を目指す…!」
(小型衛星の状況とかつての地図を重ね合わせる音葉)
鏡晶葉「とはいっても、前みたいに陸続きではない…」
(寸断されている箇所は『水辺』になっている音葉)
鏡晶葉「『水辺』は船を使うとして…」
(王都の位置に赤丸を付ける音葉)
鏡晶葉「問題は鏡舞が私と会ってくれるかどうかなのと、Pが到着するタイミングだな…」
(詰めれる限りの荷物をバッグに入れて、出発する音葉)
・・・
(魅裏怨世界)
P「面倒事は一つで充分だっつーの…」
ドグマ「何をボヤいているんですか?」
P「お前には到底分からんことよ…」
ドグマ「へぇ…」カチン
千早「面倒くさくなってきて、ぶっきらぼうになってるわね…」
ノヴァ『ああいう対応をドグマは嫌っているんだよなぁ…』
バステト『(あんちゃんに余裕が無いのも事実みたい…』
シャンタク鳥『なんだ、この気配…!』
ビヤーキー『Pやドグマとは違う…!』
ショゴス『テケリ・リ…!』
・・・
カグヤ「そろそろか…!」
・・・
(休憩所前)
チトセ「俺は受験戦争の敗者だった。だからこそ『あのゲーム』には勝ちたかった…」
(脳裏を過ぎる『少女の断末魔』、そして『自らの最期』)
チトセ「まぁ、最後の最後でツメが甘かったんだろう…」
ハスタ「甘かった…」
チトセ「結局は死んだ挙げ句、魂を『この世界』に引っ張られた…」
瑞希「4年間寝ていたのに、筋肉量があまり落ちてなかったのは驚きました…」
美奈子「まぁ、今となっては納得せざるを得ませんが…」
可奈「それにチトセくんの魂は麗花さんの身体に根付いてる…」
ハスタ「なっ…!?」
チトセ「俺を消そうとすれば…」パチン
麗花「私の存在も消えちゃうってこと…」
ハスタ「もう、そんなところまで…」ギリッ
298 : ぷろでゅーさー   2024/04/23 18:36:21 ID:LXzOqItBGw
>>297
ドグマ「ムカつくな~加齢臭の酷いオッサンの癖に~!!」
P「人が常日頃からケアしてる所を言ってんじゃねぇよ!!」
千早「やっぱり気にしてたんですね・・・」
ノヴァ『あんなんでも年頃の娘が居る親だからね~』
P「兎も角だ、いい加減諦めろ聞かん坊が・・・」
ドグマ「嫌ですよ~ショゴス~・・・」
ショゴス「テケリ・リ!!」
ドグマ「分裂からの・・・」
ショゴス「テケリ・リ!!」
増殖の如く分離する音葉
ドグマ「夢幻変換・・・」パチンッ
ショゴス「テケリ・リ!!」
大量のショゴスたちが大量の近代兵器や近未来兵器に形を変える音葉
千早「あんな事も出来るの!?」
バステト『夢は記憶の整理だ!だから大量のデータが混ざったりする!!』
ノヴァ『コレは多分、こう言う夢を見てる人間から創ったな!!』
ドグマ「まだまだ遊んでもらいますよ~オジサン♪」
・・・
ハスタ「それでも、世界の歪みを野放しには・・・」
可奈「蓮田さん・・・」
瑞希「・・・」
美奈子「どうしたら・・・」
ハスタ「(そう、私にはコレしか・・・」
バルトゥーム(幻聴)【ハスタちゃんって硬いようね】
クトゥル(幻聴)【うん、面倒くさいよね】
ハスタ「(黙れ・・・うるさい・・・」
バルトゥーム(幻聴)【もう少し肩肘張らずに生きても良いと思うな~】
クトゥル(幻聴)【私みたいに】肩が有り得ない位落ちる音葉
バルトゥーム(幻聴)【うおっ!それは抜き過ぎ!!】
ハスタ「黙れ!お前達をこれ以上喪いたくないから、こうなったんだ!!!」
299 : 夏の変態大三角形   2024/04/23 21:29:38 ID:kTFEabJx2A
>>298
麗花「ハスタちゃん…」
ハスタ「何でだ、なんでみんな…」
チトセ『どうすんだ…』
麗花「チトセくん、ハスタちゃんに近付いて」
チトセ『正気か!?』
麗花「私達はハスタちゃんの友達だよ…」
チトセ『何かあれば、2人揃って消滅(きえ)るんだぞ…』
麗花「それはその時だよ、私達は『一蓮托生』だから…!」パチン
チトセ「ったくよ…」シュバッ
可奈「チトセくん!?」
美奈子「無茶だよ!」
瑞希「もう止められないぞ…」
ハスタ「なんだ、お前まで私を哀れんで…」
チトセ「落ち着け、ハスタ…」パチン
麗花「私達は友達でしょ…(優しく抱きしめる音葉」ギュッ
ハスタ「えっ…」
麗花「いつだって、隣にいてあげる。死んでもずーっと…」
チトセ『ヤンデレみたいになってる…』
ハスタ「だけど、私は…」
麗花「ずっと、頑張ってきたもんね…」
ハスタ「神様だから、管理者だから…」
麗花「偉い偉い…」ナデナデ
ハスタ「ふえっ…(人間態に戻る音葉」
可奈「凄い…」
瑞希「流石です…!」
美奈子「まるでお母さんみたいだ…」
チトセ『(俺の家族もこれくらい暖かったらなぁ…』
・・・
ドグマ「あーもう、つまんなーい!」
P「いきなり、キレだした…」
ノヴァ『多分、自分の幻影に引っ掛かった「誰か」のチカラが弱まったんだ…』
バステト『チャンスだよ!』
千早「私達もいくわよ、ノヴァ!」
P「この兵器の大群をなんとかする。『啼け、種子島』!(三千丁の火縄銃を召喚して、兵器に撃ち込む音葉」
ショゴス『テケリ・リ!(物凄く焦りだす音葉』
ドグマ「もう、知らな〜い。なんだよ、人間に絆されちゃって〜」プクー
P「人間に絆される…?」
千早「ハスタも影響を受けてたという事かしら…?」
ドグマ「飽きた。帰ります、次はこうはいきませんよ…(ショゴスを連れて消えるように去る音葉」
300 : Pはん   2024/04/24 00:05:34 ID:SeAdw2OSww
>>299
バステト『ったく、相変わらずの嵐の様な奴だよ・・・』
ノヴァ『荒らし嫌がらせ混乱の元だもんね・・・』
千早「とは言え、何もなくて良かった・・・」
P「情緒不安定にも程があるだろ。あんなんで良く神様出来るな・・・」
ノヴァ『アイツ統治してないぞ。逆に人に任せて自分に貢がせるやり方してる』
千早「どうやって知名度を確保してるのよ・・・」
バステト『多分だけどマリアもやってた預言者の様なシステム作って宗教化してるんだと思うね。アイツの世界良く知らんけど・・・』
カグヤ「如何やら想定以上に出来るみたいだな・・・」
P「誰だ・・・」
千早「ヤケに派手派手な人が出て来ましたね・・・」
ノヴァ『ん?コイツから感じる臭いは・・・』
カグヤ「見た所、相当な人外を連れてるみたいだな・・・」
バトラー「何とかカグヤ様を知らないとは!!」
カグヤ「良し今日は特別に教えてやろう。俺の名鳳桜・カグヤ・クォーツ。存分にカグヤ様と呼び輝きを拝め」
バトラー「今日も輝いております!!」ドンドンパフパフ
バステト『うわっこってりラーメンに次郎系のトッピングした奴が来たな・・・』
千早「やめて、聞いただけで胸焼けしてきたわ・・・」
カグヤ「そして、又の名を・・・」
レジェンドライバーを取り出す音葉
P「!!」
カグヤ「仮面ライダーレジェンド。教えて貰うぞ。お前が仮面ライダーディケイドとどう言う関係なのか。その力の出所を・・・」
・・・
可憐「っ!!」
紅蓮【姉貴、行けるか・・・】
可憐「Pさん達の所に行こう!!」
紅蓮【あぁとびっきりヤベェ呪霊の気配がしている・・・】
・・・
とびっきりヤベェ呪霊はドグマが去る際に夢幻変換で創り出した。
人が根源的な恐れる物の呪霊化で行く。候補は任せた
301 : 毎日変態   2024/04/24 09:21:12 ID:9EFqn9x1zc
>>300
P「鳳桜つったな、お前が言う『その力』ってのはコイツの事だな…(魅裏怨世界でのエネルギーが溜まりきった移動用のディケイドメモリを見せる音葉」
カグヤ「それは『ダブル』の…」
P「元を辿れば、そうなんだろうな…」
カグヤ「まるで違うと言いたげだな…」
P「端子は青だ…」
カグヤ「T2ガイアメモリ…!」
P「それと『これ』だ…(ディケイドアダプターを取り出す音葉」
カグヤ「ディケイドライバー…?」
P「このメモリと一緒に使うアダプターだ。もっとも、本来は『もう1つのディケイドメモリ』と一緒にダブルドライバーで使う事を想定していたものだが…」
カグヤ「一緒に…?」
P「『俺の世界』で一部の『ライダーシステム』が扱えなくなった。その影響で『もう1つ』は消えてしまったからな…」
カグヤ「オーロラカーテンシステムが不通になりかけたのは、そういう事か…」
P「俺達だって、平行世界間の移動を試みた訳じゃない…」
カグヤ「どういう事だ…?」
P「味方の強力過ぎる攻撃をやり過ごすのにオーロラカーテンを使おうと思ったら、何故か他の平行世界に移動していた…」
千早「私達はまた別の事情があるけれど…」
P「門矢センセイにも長いこと会ってねぇな、元気にやってりゃいいけどさ…」
・・・
(休憩所の中)
ハスタ「恥ずかしい…///」
麗花「ふふ、カワイイ…」ナデナデ
チトセ『おい、相手は「管理者」だぞ…』
ハスタ「もう、なんとでもいってください…」
チトセ『語彙力が…』
可奈「とりあえず、大丈夫って事でいいのかな…?」
美奈子「うん、そうだね♪」
瑞希「いいえ、まだです…」
チトセ『は…!?』
麗花「向こうの方から感じる…」
ハスタ「とても、強く恐ろしい『気』を…!」
・・・
P「なんだ、コイツぁ…!?」
超特級呪霊『ヒユケキオテトカウ…!』
302 : ごしゅPさま   2024/04/24 09:21:57 ID:9EFqn9x1zc
補足
もしかすると、Pが誰よりも何よりも恐れる存在がベースになっている
303 : プロ太郎さん   2024/04/24 12:14:10 ID:V46r/8/yxM
>>301
ドーン!!
可憐「遅くなりました!!」
千早「篠宮さんと・・・誰?」
可憐「この子は亡くなった妹の【紅蓮】です」
ノヴァ『よくこんな見た目で誰って言えるね。ボクから見ても十分怪物の類だよ』
千早「人を見かけで判断してはいけないわ。顔が怖くても心は綺麗な人はいっぱい居るわ」
バステト『あぁ~あんちゃんの友人二名がまさにそんな感じね~』
千早「タケさんはそうだけど、タクさんは・・・うぅ~ん。小奇麗かしら、多分」
ノヴァ『多分って・・・』
P「話は後だ・・・ありゃ何だ?」
可憐「アレは恐らく呪胎です・・・」
P「呪胎?何だそりゃ?」
紅蓮【簡単に言えば、羽化する前の呪霊だ。羽化するとどうなるか分からんからコイツは全て特級案件だ、だが・・・】
可憐「胎動してる力で既に特級案件を超えてます。羽化すると前例のない呪霊になるかと」
P「マジかよ。何で急に・・・否待てよ」
記憶を思い返す音葉
ドグマ「飽きた。帰ります、次はこうはいきませんよ…(ショゴスを連れて消えるように去る音葉」
密かにフィンガースナップをしていた記憶
P「アイツ・・・!!」
ノヴァ『最後の最後まで人の嫌な事をする奴だよアイツは!!』
可憐「多分羽化阻止は不可能です・・・」
紅蓮【羽化はもう目の前だな。この呪霊、自然の化身より深いな・・・】
可憐「根源的な恐れ。闇・・・?」
紅蓮【人が永遠に克服出来ない部分の呪霊か。面倒だな・・・」
P「闇は夜とは違うからな・・・さてどうなる」
カグヤ「・・・」
304 : 変態大人   2024/04/24 13:54:31 ID:9EFqn9x1zc
>>303
超特級呪霊『ニワド、キオタトカニウナ…?』
P「何か、言葉を発してる…?」
千早「聞き取れそうかしら…」
超特級呪霊「ニワド、ニワド…」
ノヴァ『ニワド…?』
バステト『うーん、ちょっと分からない…』
紅蓮【とっとと、やった方が早いだろ…!】
可憐「落ち着いて紅蓮、ヘタにやってしまうと…」
ハスタ「呪いが広がりますよ…」
P「ハスタ…」
可奈「あ、Pさんだ。お久しぶりでーす♪」
瑞希「なんと、びっくり。とんでもない場面に出会してる…」
美奈子「本当だ。蓮田ちゃん、どうするの…?」
チトセ「どうするも、何も祓うんだろ…?」
P「麗花にしちゃ、喋りが荒いな…?」
チトセ「俺は死後、ぷっぷかさんに魂を引っ張られた存在。今は北上麗花の肉体を借りて生きている…」
可憐「あれ、そうなると麗花さんは…」
チトセ「待ってろ…」パチン
麗花「ぱんぱかぱーん!」
P「1人の中に2つの魂は本当だったか…」
ノヴァ『後はコイツが何を訴えてるのか…』
バステト『めーっちゃ気になってる…』
麗花「いったい、どうしたんですか…?」
ハスタ「ちょっと、麗花…!」
麗花「しーっ…」
超特級呪霊「(おもむろにPの方を向く音葉」
P「うわ、なんだよ。俺…?」
超特級呪霊『プーギイキテク…』
麗花「うんうん…」
超特級呪霊『ワテルトキオレノワミテトレナヌ…』
麗花「なるほど〜」
可奈「分かるの、麗花さん…?」
麗花「なんとなく!」
チトセ『プー…』
瑞希「どうしたんですか、チトセさん…」
チトセ『本当になんとなくだが「プー」って、アンタの事じゃないか…?』
P「俺?」
チトセ『アンタを見て「プー」って言ったんだ。これを「ピー」に変換出来るんじゃないかってな…』
カグヤ「なるほど…」
・・・
さぁ、みんなで考えよう(実質1人しか居ないけど←)
305 : ぴぃちゃん   2024/04/24 16:02:06 ID:nnwLIb0ypw
やべ、少し間違えてる…
306 : プロデューサーさん   2024/04/24 17:52:56 ID:Z6AVu6ehxg
補足
「ワテルトキオレノワミテトレナヌ…」

「ワテロトキオレナヲミテトレナヌ…」
に訂正で
307 : 貴殿   2024/04/24 19:40:33 ID:Z6AVu6ehxg
>>306
補足
「ワテルトキオレノワミテトレナヌ…」

「ワテロトキオレナワミテトレナヌ…」
に訂正で
308 : ミジンコプロデューサー   2024/04/24 20:12:50 ID:V46r/8/yxM
>>304
奈緒「あぁ~追い付いた~!!」
桃子「コレって・・・」
可憐「二人共!!」
奈緒「遅くなったわ・・・ゼェ、ハァ・・・」
桃子「可憐、律子さんから連絡・・・」
可憐「律子さん?どうしたんですか?」
律子『そっちにヤバい存在が確認されたのは知ってるわ。それで先生が帰還するそうよ』
可憐「でも先生はあの機械人の対処で・・・」
紬『その件ですが、あの機械は突如全て消えたそうです』
律子『それで連絡が行ってこっちに戻るそうよ』
奈緒「先生が居ったら100人力やん!!」
桃子「でも直ぐには戻れないんでしょ。態々私達を反転で治療させたくらいだし」
律子『正解、選抜メンバーも一緒だから少し時間が掛かるわ・・・』
紬『確か先生達は北海道網走ですよね。ノンストップで帰還しても・・・』
桃子「人数連れてるから、出力を抑えて飛ばないといけない。多分50分は掛かるね」
可憐「50分間、この超特級を相手ですか・・・」
紅蓮【アタシらとこいつ等で何とかなるだろう。まぁアイツが来れば状況は有利になるが】
可憐「やりましょう・・・先生が来るまで私達で抑えます!!」
律子『頼んだわよ。Pさん』
P「何だ?」
律子『部外者にこう言うのはアレですけど三人をフォローしつつアレを抑えて下さい』
紬『あんなのが街に出たら被害は尋常じゃないないです』
P「任せろ、それに・・・」
律子『はい?』
P「別にアレを倒してしまっても構わんのだろ?」
律子『貴方って人は・・・』
P「こっちは豪華メンバー揃い踏みだ。問題ない・・・」
309 : お兄ちゃん   2024/04/24 20:12:51 ID:V46r/8/yxM
>>304
奈緒「あぁ~追い付いた~!!」
桃子「コレって・・・」
可憐「二人共!!」
奈緒「遅くなったわ・・・ゼェ、ハァ・・・」
桃子「可憐、律子さんから連絡・・・」
可憐「律子さん?どうしたんですか?」
律子『そっちにヤバい存在が確認されたのは知ってるわ。それで先生が帰還するそうよ』
可憐「でも先生はあの機械人の対処で・・・」
紬『その件ですが、あの機械は突如全て消えたそうです』
律子『それで連絡が行ってこっちに戻るそうよ』
奈緒「先生が居ったら100人力やん!!」
桃子「でも直ぐには戻れないんでしょ。態々私達を反転で治療させたくらいだし」
律子『正解、選抜メンバーも一緒だから少し時間が掛かるわ・・・』
紬『確か先生達は北海道網走ですよね。ノンストップで帰還しても・・・』
桃子「人数連れてるから、出力を抑えて飛ばないといけない。多分50分は掛かるね」
可憐「50分間、この超特級を相手ですか・・・」
紅蓮【アタシらとこいつ等で何とかなるだろう。まぁアイツが来れば状況は有利になるが】
可憐「やりましょう・・・先生が来るまで私達で抑えます!!」
律子『頼んだわよ。Pさん』
P「何だ?」
律子『部外者にこう言うのはアレですけど三人をフォローしつつアレを抑えて下さい』
紬『あんなのが街に出たら被害は尋常じゃないないです』
P「任せろ、それに・・・」
律子『はい?』
P「別にアレを倒してしまっても構わんのだろ?」
律子『貴方って人は・・・』
P「こっちは豪華メンバー揃い踏みだ。問題ない・・・」
310 : プロデューサーちゃん   2024/04/24 21:47:52 ID:9dwxwKh9zc
>>308
チトセ『おい、待て…』
P「ん、なんだよ…」
チトセ『俺の話を聞いてたか、コイツ(超特級呪霊)はアンタに呼びかけているんだぞ…』
P「それはそうなんだろうけど…」
ハスタ「でも、ここで留めておくのも大事…」
チトセ『今、コイツ(超特級呪霊)の言語の法則性を考えてるから…』
麗花「私もチトセくんの言う事に賛成かなー」
律子『現場が一枚岩じゃないわねー…』
P「どうしたもんか…」
・・・
飛鳥「やぁ、久しぶりだね。さて、モノの本に依れば…」
『Pはこの後、無抵抗でフルボッコされる』
飛鳥「と書いてあるね。あの彼が無抵抗でフルボッコされるとは相当な事だよ…」
・・・
チトセ『「ペー」が「ピー」で合っていれば、他の言葉…』ブツブツ
可憐「で、どうしますか…?」
P「過度に攻撃すると、チトセがキレるしなぁ」
奈緒「でも、止めなアカンのでしょ?」
桃子「本当に危なくなったら、本気でやればいい…」
P「それでいくしかないか…」
・・・
(Pの世界、所家リビング)
千鶴「恵美、そろそろ晩御飯の支度を…」
(しかし、がらんどうなリビング)
千鶴「カヨコしか居ませんわね…」
琴葉「千鶴さん、どうかした?」
千鶴「琴葉、恵美は…?」
琴葉「リビングでカヨコの面倒を見てたはずだけど…?」
カヨコ「(この世の絶望を集めたような表情をしている音葉」
千鶴「カヨコ!?」
琴葉「恵美に何かあった…!?」
ガチャ
伊織「ただいまー」
紬「今、帰りました…」
千鶴「おかえりなさい…」
琴葉「2人とも、大変なの…」
伊織「どうしたのよ…?」
紬「カヨコさんも顔が凄い事に…」
千鶴「恵美が居なくなりましたわ…」
琴葉「私がトイレに行ってる、僅か数分の間に…」
カヨコ「(青ざめながら、この数分にあった事を思いだそうとする音葉」
続く
311 : プロデューサー   2024/04/24 21:55:06 ID:9dwxwKh9zc
>>310
『やはー』
『許しておけないから、あの「おじさん」の大切なヒトを連れていきますねー』
『何も知らずに倒しちゃえばいいんですよーだ』
・・・
カヨコ「(『このままだと、お父さんがお母さんを…』と考えるも、誰にも伝わらない音葉」
・・・
(魅裏怨世界)
恵美「(超特級呪霊の中で急に連れてこられたので気を失っている音葉」
チトセ『なんか、嫌な予感がする…』
麗花「焦っちゃ、メですよ。チトセくん…」
チトセ『それは分かってる。これが最初のワードか…』
可奈「解けそうですか?」
チトセ『「ニワド、キオタトカニウナ」はこうだ、「ナンデ、カエッテコナイノ」…』
美奈子「何で、帰ってこないの…」
瑞希「まるで奥さんみたい…」
チトセ『「プーギイキテク」は「ピーガアカツキ」』
ハスタ「アカツキって、あの人の息子も『暁』って名前でしたね…」
チトセ『今すぐ、Pを止めろ!』
麗花「任せて!」
チトセ『最後のワード(ワテロトキオレナワミテトレナヌ)はこうか…』









『「Pが暁を連れて帰るのを待っているのに」だ…』
312 : ご主人様   2024/04/24 22:57:33 ID:V46r/8/yxM
>>311
日本上空
先生「・・・三人共」
雨彦「何だ?」左肩に捕まってる音葉
小梅「どうしたの・・・?」右手で抱えられている音葉
歌鈴「な、何ですかぁ!?」
先生「悪いけど、三人で戻ってくれるかな?」
雨彦「はぁ?」
小梅「・・・うん?」
歌鈴「な、なんだっ!?」
先生「凄く嫌な予感がするからね。それじゃ離すよ。小梅頼むよ」
雨彦「待て、急に何を・・・」
先生「それじゃ僕はまっしぐらさせて貰う・・・」三人を降ろす音葉
雨彦「おい!!」
歌鈴「フンギャロ!?」
小梅「・・・出て来て」空飛ぶ霊を呼び出す音葉
雨彦「どうしたんだあの人は・・・」
歌鈴「わかりませんよ、死ぬかと思いました・・・」
・・・
先生「さて、身軽になったし。大体後20分程度だな。間に合ってくれよ」
・・・
???
ドグマ「あは~気分いいですね~」
ショゴス「テケリ・リ!!」
ナイトゴーン「・・・」
ドグマ「あれ、どうしたんですか~?」
ナイトゴーン「・・・」ゴニョゴニョ
ドグマ「呼んでいいですよ~」
ドアを開ける音葉
ルドミラ「お前と言う子は・・・」
ドグマ「いったい何の用ですか?ルドミラ?態々『夢』に干渉して・・・」
ルドミラ「自分が愚かな事をしたって分ってるの!」
ドグマ「まぁ~そうですね~」
ルドミラ「自分の命扱いすら軽いなんてお前は・・・」
ドグマ「だってそうでしょ~?とっくの昔に私は・・・」





『『夢』の中でしか触れ合え無い存在に成り下がったんですから~』
313 : Pさん   2024/04/25 01:19:48 ID:14s0Pv6J1Q
補足
ドグマの正体は概念存在『ナイトメア』、『タタリ』と呼ばれるモノ
夢を操る故に夢の中でしか存在しない。同時に夢存在する限り滅びない不滅の存在
今まで見た彼女は所謂『夢』から干渉し構築したアバターでしか無い。元々自分の世界でしか干渉出来ない存在だったがハンドレッドが世界に穴を開けてしまった故に各世界を認識し干渉したのである
314 : ごしゅPさま   2024/04/25 07:57:31 ID:JqfRYey8KM
>>312
麗花「ぱんぱかぱーん!」
P「うお、何だ!?」
麗花「チトセくんが『あのコ(超特級呪霊』のメッセージを解読出来そうなんです!」
P「そうなのか?」
千早「で、何と言ってるの…?」
麗花「最初に言っていた(ニワド、キオタトカニウナ)のは『何で、帰ってこないの』と言ってるらしくて…」
P「ウチのカミさん方みたいな事を言い出してるな…」
麗花「その次の『プーギイキテク』は『Pが暁』という事らしいです…」
P「暁の事まで知ってる…!?」
千早「となると、最後の一文は…」
・・・
ドグマ「やはー、ダメですよ。それを知ったら、おじさん気付いちゃうから…」パチン
・・・
超特級呪霊『イィィィィィィィテ!』
奈緒「何や!」
桃子「急に気が!」
可憐「羽化しないで暴れようとしてる…!?」
P「最後の一文は何だ!?」
麗花「それを今から伝えようとしてるみたいですけど…」
奈緒「もう、アカン!」
桃子「攻撃して止めるよ!」
可憐「Pさん!」
P「ぐっ…!」
千早「私が聞くわ、チトセ!」
麗花「じゃ、交代!」パチン
チトセ「最後の一文は『Pが暁を連れて帰るのを待っているのに』だ
…」
千早「それじゃ、アレ(超特級呪霊)の正体って…」
ノヴァ『所恵美か、ドグマのヤツ…!』
チトセ「その『トコロメグミ』っていったい…」
千早「Pさんが世界で何より大切にしてるヒトよ…」
ノヴァ『暁は3人居る子供の中の1人だ。「まだ3歳ながら」Pが平行世界を巡る前に起きた騒ぎの解決の一助を担った…』
チトセ「あの怪物(超特級呪霊)の中にその奥さんが居るなら、早く何とかしないと…」
ハスタ「おそらく、何とかしようとするとドグマが邪魔をしてくる…」
ノヴァ『厄介なやつめ…!』
カグヤ「なら、このカグヤ様が直々にPを止めよう」
千早「恵美はどうしたら…」
??「そこは僕が何とかしよう…」
315 : プロデューサーちゃん   2024/04/25 11:18:35 ID:mOebfZwTK2
>>314
先生「お待たせ♪」
ハスタ「チっ・・・」露骨に嫌な顔する音葉
千早「貴方が・・・でも貴方は」
先生「おろ?僕の事知ってるんだ。成程君達が訪問者だね」
ハスタ「で?用件は何ですかMr.ヒトデナシ・・・」
先生「相変わらず僕の事嫌ってるね君」
ハスタ「当然でしょ。貴方が契約すれば私は此処まで荒れる事は無かったんですよ!!」
麗花「おやおや~?訳アリかな~?」
千早「その様ね・・・」
先生「えぇ~でも僕ってそう言うの好きじゃ無いんだよねぇ~自由で居たいって言うか」
ハスタ「管理者に成る事がどれだけ嫌って言うんですか!!」
先生「ほらさぁ僕って一応教師じゃない?生徒達を教え導くって言うかさ~」キリッ
PLLLL
律子『教える内容が高等過ぎて殆どの生徒が脱落してますよね?』ピッ
ハスタ「・・・」
先生「さて、今は目の前の相手に集中しますか」
麗花「話しかえたね~」
千早「明らかに話逸らしましたね・・・」
先生「まあ、今はそう言った話は脇に置いた方が良いからね・・・」目隠しを外す音葉
ハスタ「で?どうなんですか?」
先生「行けるね。この『眼』が全て教えてくれたよ。それとハスタ。君も協力してくれないか?君の『眼』も必要だ。魂の位置を教えてくれ」
ハスタ「しょうがないですね」仮面を外し額の第三の眼を開く音葉
千早「アレって・・・」
ハスタ「開眼『輪廻転生眼』そして、術式解放『天上樂蘆』・・・」
先生「おや?君本来の術式も使ってくれるのかい?」
ハスタ「彼女を救う為よ。サッサとして下さい夏目・・・」
・・・
先生の名前はアニシャニPの中の人の名前にしました
316 : 毎日変態   2024/04/25 14:20:10 ID:JqfRYey8KM
>>315
カグヤ「ストップだ、P…!」
P「鳳桜、何のマネだ…?」
カグヤ「お前はアイツら(チトセ達)の話を聞いてなかったのか…?」
P「話、俺の方を向いて何か言ってる…」
カグヤ「(何かおかしい…?」
P「いや、何の事だか…」
カグヤ「そういう事か…」
バトラー「何か分かったのですか…?」
カグヤ「『テオスドグマ』は去り際に瞳術を放っていたか…」
バトラー「むむ、それは厄介な…」
カグヤ「『先生』と『テオスハスタ』のチカラだけでは、コイツの妻は助けられない…!」
P「何で、恵美の話をしてるんだ。恵美は家で帰りを待ってるはず…」
カグヤ「全く持って、面倒な事をしてくれた…」
『レジェーンドドライバー!』
カグヤ「伝説の輝きを見せてやる…」
『ケミーライド!』
P「なんか、眩しい…!」
カグヤ「変身…!」
『レレレレジェンド!』
P「金ピカの仮面ライダー…?」
カグヤ「ゴージャスタイムだ…!」
・・・
(パンゲア、王都付近の草原)
鏡晶葉「時間は掛からなかったが、労力を使ったな…」
(カバンの中には動かなくなった移動用デバイスばかり)
鏡晶葉「問題は鏡舞だ…」
(思い出されるアリアを喪ったことを知った時の鏡舞の慟哭)
鏡晶葉「私なんかに二度と会いたくは無いだろうが…」
「何、シケた面してんのよ…」
鏡晶葉「その声は…!?」
鏡舞「久しぶりね…」
鏡晶葉「いいのか、王の母がこんな所をフラフラして…」
鏡舞「そういうアンタはこんな所で何をしてんのよ…」
鏡晶葉「王都を目指して、ここまで来た。時間は掛かったが…」
鏡舞「昔の貴女なら、すぐに着いてたわね…」
鏡晶葉「すまなかった、私が判断を誤らなければ…」
鏡舞「その事はもういいわ…」
鏡晶葉「えっ…」
鏡舞「許す代わりに教えなさい。この『三千世界』に何が起きてるのかを…」
317 : そこの人   2024/04/25 14:20:40 ID:JqfRYey8KM
補足
Pはカグヤに⇔無抵抗』でフルボッコされる訳ではない
318 : プロヴァンスの風   2024/04/25 20:22:42 ID:uhcZPUlImQ
>>316
パンゲア王城城下町
鏡舞「成程ね。そっちの世界の未来人の黒幕が・・・」
鏡晶葉「そうだ。四次元ゲートと言われる高度な科学で世界を封鎖された」
鏡舞「通りで。それと・・・」
鏡晶葉「ダディの件は全て片付いた。最後の最後でやらかしたけどな・・・」
鏡舞「お父さんと和解出来なくても何処かで踏ん切りが付いたのならそれで良し!」
鏡晶葉「次に私が聞きたい。この世界が滅茶苦茶になったのは?」
鏡舞「五闘神の4柱が復活したのよ・・・」
鏡晶葉「何!?あの伝説の!!」
エグザス「そうだ。嘗ての同胞達だ・・・」
鏡愛「もうママ勝手に何処か行かないでよ!!」
鏡晶葉「これは皇帝陛下にエグザスドラグーン・・・」
鏡舞「4柱の神はお互いの力で世界を引き裂いたのよ・・・」
エグザス「この大陸も多くが代わり、一部は沈没した」
鏡晶葉「一番驚いたのは隆起して海底の道が浮上した事だな・・・」
鏡絵里「遅くなりました・・・」
鏡舞「どうだった?」
鏡絵里「第8都市、第10都市は壊滅して、第12都市は無人化魔物の巣になってます」
エグザス「ぬぅ・・・此処まで甚大な被害とは・・・」
鏡舞「これでこの王都第1都市以外だと第2、第3、第6、第9が無事、第4、第5が半壊、第7、第8、第10が壊滅、第11、第12が無人化、残りは不明か」
鏡晶葉「大陸の一部と一緒に沈んだのもあるのか・・・?」
エグザス「第18と第20都市がそうだ・・・」
鏡晶葉「残りの神々は何処に・・・」
エグザス「同胞達は此処だ・・・」地図を指さす音葉
鏡晶葉「此処はオリジナルハート!!」
エグザス「主の居城近くに巨大な瓦礫の塔『アレキサンダー』に彼らは居る・・・」
319 : ごしゅPさま   2024/04/26 07:21:14 ID:8RxXp1lnCE
>>318
鏡晶葉「だとすれば、エラい事態だ…」
鏡舞「まぁ、それはそうね…」
鏡晶葉「『こちらの世界(Pの世界』はなんやかんやあって、Pが『3日ほど』居なくなっている…」
鏡愛「へ…!?」
鏡舞「何があったのよ…」
鏡晶葉「代理の管理者曰く…」
英寿『様々な要因が重なったが、平行世界間を動いてる可能性はある…』
鏡晶葉「とは言ってた。平行世界間で繋がりがあるオンナからも酷似した証言が取れてる…」
鏡舞「それじゃ、そのうち来るかも…?」
鏡晶葉「可能性はある。そう、可能性はな…」
・・・
(魅裏怨世界)
カグヤ「くっ、レジェンド達もタダじゃないんだぞ!」
P「次々とライダー達を出してきやがって…!」
カグヤ「だが…」
・・・
先生「私とハスタだけでは『彼女』を救い出せない…」
千早「そうなんですか…?」
ハスタ「悔しいけど、このロクデナシの言うことは本当です…」
先生「それが『テオスドグマ』の最後の抵抗だったのかもしれません…」
千早「どうしたら、恵美さんを助けられるのかしら…」
先生「毒リンゴを食べさせられた白雪姫は王子のキスで目を覚ます…」
ハスタ「出た出た…」イラッ
先生「メタな事を言えば、王子の唇や唾液には魔女の毒に対して強かったとも言える…」
ノヴァ『確かにメタだな…』
先生「私とハスタで魂の顕現までは行えても、解放までは至らない…」
ハスタ「だからこそ、Pを早く正気に戻さないと…」
先生「しかし、認識の書き換えとは恐ろしいね…」
ハスタ「というよりはドグマの気まぐれが酷いだけ…」
先生「彼(カグヤ)だけで相手するのは厳しいかもな…」
ハスタ「何か策でもあるんですか…?」
先生「そうだな、無理矢理にでも『エラー』を与えてみたりとかは出来ないかなぁって…」
ハスタ「1人、それを起こせそうな人なら居るかも…」チラッ
(視線の先には麗花を捉える音葉)
麗花「ん…?」
320 : ご主人様   2024/04/26 07:26:55 ID:8RxXp1lnCE
補足
Pはカグヤがレジェンドライドで召喚しているライダー達をエンドナイフで撫で斬りにしている。その為、カグヤの信念(ライダー達への敬意)への地雷に少し触れている
321 : ミスター・オールドタイプ   2024/04/26 12:25:54 ID:04q/cwLeXw
>>319
先生「と言う訳で宜しく!!」肩ポン
麗花「えっ?なにっ?」
チトセ『な、なんだっ!?』
ハスタ「あのコンフェにかかた馬鹿男をコレで叩いてくればいいです・・・」
麗花「コレは・・・」
奈緒「むぅ!アレは!!」
桃子「奈緒知ってるの?」
奈緒「アレは伝説の呪具『覇理閃』!!まさかこの目に拝もうとは!!」
紅蓮【馬鹿やってないで早くするぞ馬鹿】
奈緒「おう、誰が馬鹿や紅蓮!!」
麗花「私出来ますか?」
先生「大丈夫大丈夫。君なら行ける」グッ
可憐「そんな無茶苦茶な・・・」
先生「君だから出来ると僕は思ってる。大丈夫、君の魂の声に聴くんだ」
麗花「・・・魂」
ハスタ「私達はその間まで『アレ』を食い止めます」
先生「二人共行ける?」
奈緒「誰に言うとんねん。バッチ行けるで!!」術式『猛虎魂』
桃子「桃子を舐めないでよお兄ちゃん」術式『ネメシス』
可憐「Pさんを宜しくお願いしますね・・・」
紅蓮【奴が如何言う奴か知らんが、勝率が上がるなら期待してる】
麗花「うん!行きます!」ハリセンを受け取る音葉
先生「じゃあ行ってらっしゃい~」
麗花「わ~い!!」フワッと飛んで行く音葉
ハスタ「全く近年は特級バーゲンセールですね・・・」
先生「彼女を祓わなくて良かったと思ってるよ僕は・・・」
ハスタ「此処まで呪術界のレベルが上がった元凶が何を言ってるんですか?」
先生「僕の誕生は切っ掛けに過ぎないよ。じゃあやるか術式反転『赫』・・・」
322 : プロデューサー殿   2024/04/26 14:04:28 ID:NOtRsHhW4g
>>321
麗花「それにしても…」
チトセ『「魂の声」っていったい…』
【なるほど、あなた達が平行世界の「私」なんだね!】
麗花「チトセくん、今喋った?」
チトセ『いや、特に何も…』
【んーここですよー】
麗花「もしかして…」
チトセ『ハリセンからなのか…?』
【ぱんぱかぱーん!】
麗花「同じ声…」
チトセ『って事は「平行世界」の北上麗花か…』
【せーいかーい!】
麗花「凄い天真爛漫…」
チトセ『で、俺達はどうすればいい?』
【タイミングよく、Pの頭をパーン!ってすればOKかな!】
麗花「容赦ないね…」
チトセ『確かに…』
【大丈夫、そんなヤワな子に産んだ覚えはありませんから♪】
麗花「えっ…」
チトセ『親子なの!?』
麗花「でも、名字が…」
【それは恵美ちゃんのところに婿入りしたからね】
チトセ『なるほどな…』
・・・
バステト『あんちゃん、わっちにいい考えがある!』
P「そうか、任せたぞ。疾やがれ、バステト!」
バステト「はい、拘束(バインド)」
P「ぐえっ…!?」
カグヤ「なるほど、それなら…」
『ウィザードライダー!』
カグヤ「ゴージャスタイムだ…」
『レジェンドライド!』
カグヤ「頼むぞ…!」
ウィザード「コクン」
『バインド、プリーズ!』
P「ぐわっ、何だ、動けん!?」
カグヤ「今だ!」
バステト「お願い!」
【それじゃ、しっかり振り切って!】
麗花「了解しました!」
チトセ『いくぞ!』
【せーの!】
麗花「ぱんぱかぱーん!」スッパァーン
P「ぶへっ!?(1カメ」
P「ぶへっ!?(2カメ」
P「ぶへっ!?(3カメ」
P「ぶへっ!?(4カメ」
バステト「全部一撃のはずなのに、オーバーキルが過ぎるなぁ…」
・・・
(Pの世界)
莉緒「かーさん…?」
麗花「Pを助けるために魂だけで仕事してきたよ!」
莉緒「何をしてるんだか…」
323 : エビさん   2024/04/26 15:46:00 ID:04q/cwLeXw
>>322
超特級呪霊「オォオオオオオ・・・!!」
奈緒「オラァ!先生の術式ひるんどる場合じゃないで!!喰らえガオ!!」
虎の牙型の攻撃が飛び落ちる音葉
奈緒「今日は阪神が勝ったからアタシも調子がうなぎ登りや!!!」
ガオォオオオオ!!!!
桃子「よくそんな波の激しい術式使えるね・・・」
奈緒「ええやんけ、コレがアタシや!!」
桃子「まぁ良いけど、ねっ!!!」五寸釘をトンカチで撃ち出す音葉
超特級呪霊「オォオオオオオ!?」
桃子「あぁ~桃子の術式ももう少し可愛ければな~・・・」
奈緒「釘の何処が可愛いんや・・・」
先生「いや~ホント三人共よく育ってくれたよ僕は嬉しい・・・」
桃子「そんな事より大丈夫なの?」
先生「ん?あぁ問題ないよ。もう準備は整ってる・・・」
ハスタ「小癪ですが・・・」呪霊の頭部に乗っている音葉
奈緒「うお!?何時の間に!!」
ハスタ「例えどれだけ大きかろうと私の『眼』から逃げられない・・・」
両手を手刀の要領で突き刺す音葉
ハスタ「捕まえた、後は・・・ッ!!」上を見上げる音葉
超特級呪霊「オォオオオ!!」
闇の腕がハスタめがけて落ちて来る音葉
可憐「させない!!」
紅蓮【邪魔するな!!!】
二人が擦れ違いざまに全て斬り伏せる音葉
ハスタ「後は貴方の出番ですよ夏目!!」
先生「じゃあ仕上げと行くか・・・術式順転『蒼』、術式反転『赫』・・・」
奈緒「やばぁ!!」
桃子「離れないと!!」
可憐「紅蓮!!」
紅蓮【言われるまでも無い!!】
ハスタ「早くしなさい!掴んでるこっちもキツイ!!」
先生「虚式『茈』・・・」
324 : Pサマ   2024/04/27 06:42:11 ID:EX2wEqB8bQ
>>323
(超特級呪霊のガワが剥がれ『所恵美』が姿を見せる音葉)
千早「恵美さん!」
ハスタ「やはり…」
先生「良かった、目立った外傷は見られないが…」
ノヴァ『気絶したように眠っているね…』
可憐「そして『ブロック』が掛かっているようにも思えます…」
奈緒「折角、ここまできたのに…」
桃子「お兄ちゃんには何とか出来ないの?」
先生「『この人』を眠りの闇から助け出すのは僕の役目ではありませんからね…」
P「んあっ…!?」
バステト「あ、起きたよー」
P「俺はいったい…?」
チトセ『テオスドグマの瞳術に当てられたんだ…』
P「そうか…」
カグヤ「それだけだったら、良かったんだがな…」
バトラー「あちらをご覧ください…(手を指し示す音葉」
(Pの視線の先には『超特級呪霊のオーラ』から解放されるも目を覚まさない恵美が居る音葉)
P「何で、恵美が…!?」
先生「テオスドグマの最後っ屁みたいなモノですよ…」
P「シノノメ…?」
ハスタ「違いますよ。強いて言えば平行世界の存在でしょうか…」
先生「夏目と申します。皆からは『先生』と呼ばれていますが…」
P「さよか。で、あの恵美は…」
ハスタ「正真正銘、貴方の奥さんですよ…」
P「ドグマ『渾身の嫌がらせ』って訳か…(律子に言い放った発言を思い出す音葉」
麗花「なので、先生さんからハリセンを貰って…」
チトセ『平行世界を繋いで、アンタの母親にも協力してもらった…』
瑞希「母は強し…」
美奈子「どんなお母さんなんですか…?」
P「見た目は本当に北上麗花だよ。生き方や行動が規格外なだけで…」
可奈「で、どうするんですか…?」
P「どうするって…?」
可奈「先生さんが…」
先生『毒リンゴを食べさせられた白雪姫は王子のキスで目を覚ます…』
可奈「って…///」
P「それは比喩だろ…」
先生「えぇ、モノの例えですね」
続く
325 : 彦デューサー   2024/04/27 11:30:37 ID:EX2wEqB8bQ
>>324
可奈「ふえっ…!?///」
P「ただ、闇のオーラに囚われているとしたら…」
千早「解き放つのがPさんって事なのよね…」
ノヴァ『大丈夫か…?』
バステト「あの技、ずっと使ってないよね…?」
P「やるしかねぇだろ、俺にしか出来ねぇ…」
奈緒「お手並み拝見やな…」
桃子「そうだね…」
P「ふぅー…」
千早「Pさん…」
P「いくぜ『浄化(ピュリフィケイション』…!」パチン
(浄化の波動が恵美の周りのオーラを晴らしていく)
恵美「ん…」
P「はぁ、どうだ…(久しぶりの行使で体力とカイズパワーの両方が消費されている音葉」
恵美「あれ、何で…」
P「よう、恵美。何か久々だな…」
恵美「うん、そうだね。3日くらいしか経ってないのに久しぶりな気がするよ。にゃはは…」
千早「平行世界間の時間の流れが本当に異なっているのね…」
ノヴァ『そうなると、1人増えるのか…』
恵美「増えるって…?」
P「おそらく、恵美もこのまま…」
先生「戻せないってところかな…」
恵美「シノノメ…?」
P「平行世界のな…」
恵美「あ、それとP…」ニッコリ
P「ん、どうした…?(恵美が急にアルカイック・スマイルをしてきたので少しビビっている音葉」
恵美「アタシを倒そうとしてたよね…?」ハイライトオフ
P「いや、それはテオスドグマの瞳術の影響もあってだし…」
恵美「問答無用、愛する旦那様に倒されそうになったアタシの気持ちをよーく考えろ!(レンゲルバックルを装着する音葉」
『Open up…』
P「め、恵美さん…?」
恵美「変身…!」
『Absorb Queen』
P「ラウズアブゾーバー、まさか…!?」
『Evolution King』
恵美「お仕置きだからね、覚悟して…!」
P「暁、迎えに行けなかったら、ゴメンな…」
恵美「うらぁぁぁっ!」
・・・
補足:愛は時に人を傷付ける…
326 : 3流プロデューサー   2024/04/27 12:21:29 ID:Q4w8qcGVrw
>>325
カグヤ「・・・」
落ちていたディケイドアダプターを弄る音葉
バトラー「終わりましたカグヤ様」
カグヤ「よし、オイ」
千早「何ですか?」
カグヤ「受け取れ」投げ渡す音葉
千早「わっ!?」受け取る音葉
ノヴァ『乱暴だな君は・・・!』
カグヤ「喜ぶ事だな。このカグヤ様が特別にレジェンドライバーのエネルギーを与えてやった。光栄に思え・・・」
千早「本当だ。コレならでも何でです?」
カグヤ「お前達はまだまだ輝ける。そして黄金の精神を持っている。それだけだ」
バトラー「カグヤ様、ハンドレッドはこの世界から撤退したようです」
カグヤ「ならこの世界に留まる意味は無いな。行くぞ」
バトラー「はいカグヤ様」
オーロラカーテンが出現する音葉
カグヤ「また会おう・・・」
オーロラカーテンが消える音葉
千早「何て言うか。掴み所が分からないわね・・・」
ノヴァ『でもアイツかなり強いね。それとリスペクトが有る』
・・・
バトラー「宜しかったのですか?無償で?」
カグヤ「何を言ってる?対価は既に頂いてる」データを渡す音葉
バトラー「おぉ!!コレはレジェンドライダーの!!」
カグヤ「コレで次の段階に進めるぞ。俺の更なる輝きの為の」
ちゃっかり蓄積されたレジェンドライダーの最終フォームなどのデータをコピーしている
・・・
P達の世界
杏「あぁ~何でだよクソォ~」
職員「所長に言われてるんですサボらせるなって」
杏「ヤイヤイ杏は上司だぞ!現場主任だぞ!どっちがえらいと思ってる!」
職員「所長ですが・・・」
杏「ぐぅぅぅ!!」
職員「主任!見てください!!」
杏「あんだい!!」
職員「コレです!!」写真を渡す音葉
杏「また、この『手形』・・・何だってんだコレ・・・」
・・・
地下世界で少しずつ異変が始まっている
327 : Pくん   2024/04/27 14:43:58 ID:.x440zWs8k
ゴジラ×コング、観るぜ!
328 : ぷろでゅーさー   2024/04/27 19:21:34 ID:Q4w8qcGVrw
感想
雰囲気が完全に昭和ゴジラと北斗の拳やマッドマックスが混ざった映画
IQが著しく低下して行くのが感じ取れる。
コングが殆ど主役で偶にゴジラが出て来て最後は共闘と言う流れ。人間ドラマは薄目で怪獣ドラマが主体。
スカーキングがシンプルな世紀末のコテコテなカスな悪役。
結構怪獣が多く出て一部は雑に死ぬ。
329 : Pしゃん   2024/04/28 10:05:25 ID:O/JxmSnquw
>>326
(魅裏怨世界)
恵美「ったく…(変身解除した音葉」
P「(だった肉塊に成り果てた音葉」
可憐「これは見せられませんね…」
バステト『ざまーねーにゃ…』
可奈「モザイクかかってる…?」
ハスタ「視認するのは危険ですから…」
先生「ですが、直に戻りますよ…」
美奈子「え、あの状態から…!?」
チトセ『びっくり人間かよ…』
奈緒「まぁ、ヒトかどうかも怪しいが…」
瑞希「そういえば、そうでしたね…」
桃子「あ、モザイクが動き出した…」
麗花「流石、不死の吸血鬼ですね!」
恵美「そんな、いいもんじゃないかも…」
紅蓮【おい、待て…】
P「リザレクションはされるが、ここまでのは初めてだそ…」
恵美「ふーんだ!」プイッ
P「俺はずっと、会いたかったってのに…」
恵美「え…///」トゥンク
千早「そこまでよ、お二人さん…」
ノヴァ『ディケイドメモリにエネルギーが貯まっているはずだ…』
P「ホントだ…」
ノヴァ『次でラストだ…』
P「パンゲアか…」
恵美「鏡舞は大丈夫かなぁ…」
千早「それと、カグヤさんが…」
カグヤ『先に待っているぞ、ゴージャスにな…』
千早「って…」
P「キザだねぇ…」
ノヴァ『いくぞ、移動は早いほうがいいからな…』
恵美「本当に行くんだ…(さり気なく腕を組む音葉」
千早「えぇ、そうよ…(対抗したいのか逆の腕に組み付く音葉」
恵美「おっ…」
千早「(恵美からの視線を思わず避ける音葉」
バステト『いや、バトらないでよ…』
ノヴァ『ハスタ、任せてるぞ…』
ハスタ「当たり前です、舐めないでください…」
先生「本当に移動してるんだね…」
麗花「それじゃ、遊びに行こうか!」
チトセ『今、何時だと思ってんだ!』
可奈「流石に厳しいかなー」
可憐「立川辺りに出て、ご飯なら…」
紅蓮【姉貴、焼き肉だ。焼き肉にしろ…】
・・・
(パンゲア)
P「なんじゃ、こりゃぁ!?」
330 : プロデューサーはん   2024/04/28 11:09:55 ID:Kzhny4SZ36
>>329
千早「パンゲア大陸が・・・」
ノヴァ『おぉ~綺麗にバラバラだなぁ~』
バステト『大地が死んでる。草も枯れて荒れ地だ・・・』
恵美「普通に地殻変動って訳じゃないよね・・・」
P「いや、此処まで大規模な地殻変動は普通は起きない・・・」
バステト『なら普通じゃない事が起きたって事だね・・・』
千早「アリアが死んでしまったから・・・?」
恵美「でも千の先を見ると言うアリアがこんな凡ミスするとは思えないね・・・」
千早「では何が・・・」
ノヴァ『皆、一歩下がって・・・』
P「何?」一歩下がる音葉
千早「いったい何が?」一歩下がる
恵美「何事?」一歩下がる
三人が元居た所に槍が刺さる音葉
千早「えっ!?」
恵美「なっなんだぁ!?」
P「随分なご挨拶だな!!」上を見上げる音葉
上空に天馬の戦車を引く鎧姿の女性騎士が居る
ニケ「今すぐこの世界から去れ主の古き友よ・・・」
P「テメェは誰だ!行き成り何しやがる!!」
ニケ「私の名は勝利の女神ニケ。アリア様が創造せし五闘神が一柱!!」
千早「五闘神・・・」
恵美「聞いた事が無いね」
ニケ「知らぬのも無理はない。私は今まで死んでいた・・・」
P「死んでいた?」
恵美「蘇ったって事!?」
バステト『アリアの奴だからきっと時限式だろうね・・・』
ニケ「今この世界の人類は神罰の最中、だが貴様達はこの世界の者に在らず!よって神罰の対象外!今直ぐ去れば私も是を見過ごす!」
331 : P殿   2024/04/28 23:43:19 ID:O/JxmSnquw
>>330
P「そうしたいのは山々なんだが…」
ノヴァ『ボクたちは今しがた「この世界」に辿り着いたばかりなんだ…』
バステト『悪いけど、聞ける頼みとそうじゃない頼みがあるかなぁ…』
ニケ「何…!?」
恵美「言葉が足りないって!」
千早「ごめんなさい、正確に言えば立ち去る事が出来るまでに時間をいただきたいの…」
P「それにアリアのやつには、色々と迷惑させられた…」
ニケ「今回のみだ、今回のみ『その言い分』を聞こう…」
(と言い残し立ち去る音葉)
ノヴァ『話が分かるようで何よりだ…』
バステト『次はこうもいかないかもしれないけど…』
恵美「『五闘神』って事はあと4人居るんだよね…」
千早「参ったわね…」
P「とりあえず、王都を目指そう。以前のマップなら持ってる…」
ノヴァ『ただ、役に立つかどうか…』
バステト『大分、地形は変わってるね…』
恵美「王都に行けば、鏡舞が居るか…」
千早「でも、他の『五闘神』に出会す可能性も考慮しないとな…」
「おぉ、婿殿。来ておったか…」
P「エグザスドレイク…」
エグザス「ハハッ、久しいな…」
ノヴァ『お前はアリアに忠誠を誓ってた…』
エグザス「左様。我もまた『五闘神』が1人…」
バステト『良かった…』
恵美「これで王都に迎えそう…」
エグザス「それは保証しよう…」
P「エグザス。平行世界間のゲートが閉じてから、何が起きた…?」
エグザス「道中でそれは話す。今は我から離れるなよ…」
千早「分かったわ…」
・・・
(パンゲア王都、王城)
鏡舞「エグザスから、ダーリン達を拾ったって…」
鏡晶葉「エグザス以外の『五闘神』の反応があったから、ビックリはしたが…」
鏡愛「乗り切ったみたいね…」
鏡舞「とりあえず、エグザスが一緒なら安心だけど…」
鏡晶葉「どう、説明したらいいものか…」
鏡愛「そうですね…」
332 : 兄(C)   2024/04/29 09:44:20 ID:1J9zy/iM8Q
>>331
エグザス「そうか。相対したのはニケであったか・・・運が良かったな」
恵美「そうなの?」
エグザス「ニケは真面目な女だ。異世界のお主等は対象外とするであろう・・・」
千早「彼女もそう言ってたわね・・・」
恵美「こっちの言い分も聞いてくれたしね」
P「・・・」
エグザス「婿殿よ。考えすぎるな主の死を救えなかったのをはお主のせいではない」
P「だがアリアが死ななければこんな事には・・・」
恵美「こらっ」コツン
P「恵美・・・」
恵美「そんな事言ってると逆にアリアに失礼でしょ。あの子言ってたでしょ!」
アリア『私の神生に思い残すことは無い・・・』
恵美「最後の後悔も無く。皆で見送ったでしょ・・・」
P「そうだったな。アイツはアイツの生涯を満足したんだったな・・・」
エグザス「うむ。そう言ってくれれば主も眠れる物だ・・・」
千早「それと残りの3柱は誰ですか・・・」
エグザス「そうだな。話しておこう・・・」
P「あの戦車を率いた戦女神がニケだったな・・・」
エグザス「そうだ、そして四腕の昆虫戦神のラヴァーナ。こ奴は武人だ。実力を認めればある程度融通が利く・・・」
バステト『へ~』
エグザス「もう一人はネフティス。蒼き焔凰女神だ。気まぐれで破天荒な女だ。一番最後に創られたからだろう。だが主から魔導機器の主任を仕られている」
ノヴァ『よくそんな奴任命したなアイツ」
エグザス「最後はアイツだ。正直に言うと奴が出て来なくてホッとしている」
P「そんなにヤバいのかそいつは」
エグザス「うむ。奴は私と同格の軍神、総合戦闘力は私より上で主に最も深い忠誠を持つ、黒き軍神ヴォーダン・・・」
P「ヴォーダン・・・」
エグザス「奴は人を絶対に許さない気で居る・・・」
333 : 下僕   2024/04/29 18:49:24 ID:8e.tfDiWWY
>>332
(パンゲア王都)
P「流石に王都付近は落ち着いているな…」
エグザス「大陸の中心地だからな…」
ノヴァ『ただ、活気は見られないな…』
バステト『アリアが喪われたから…』
エグザス「それもあるが…」
千早「大陸が変化させられた事も要因かしら…」
恵美「ここが王城…」
P「久々に来るが、相変わらずデケェもんだ…」
千早「『おとぎ話の世界』のお城も立派だったけど…」
エグザス「逆に負の遺産でもある。それは春日(ハルノヒ)王朝が示していたが…」
P「そういえば、そういう事もあったな…」
ノヴァ『前王「春日未来」はどうしてる…』
エグザス「数年前に王都を離れ、のどかな地方へと移ったが…」
バステト『今は分からないよね…』
エグザス「最悪の事態は想定している…」
千早「大人しく過ごさせてもらいましょう…」
恵美「そうだね…」
P「流石に今回ばかりはな…」
・・・
(王城、謁見の間)
エグザス「陛下、鏡舞、連れてきたぞ…」
鏡愛「お義父さん、お久しぶりです…」
P「あぁ、しばらくだな…」
鏡舞「ダーリン…」
P「鏡舞…」
鏡舞「寂しかった…」ギュッ
P「すまなかった、ゲートがこんなに長く閉じるとは思わなくてな…」
恵美「そういえば、平行世界間で過ぎた時間はそれぞれ違うんだよね?」
P「大体はな。鏡愛、連絡が取れなくなってからどれくらい経ってる…?」
鏡愛「8ヶ月くらいかな?」
P「俺達の世界と同じくらいか…」
鏡晶葉「まさか、本当に到着していたとはな…」
P「アキハ、何で…?」
鏡晶葉「分からんよ、目が覚めたら『戻ってきていた』としか言えない…」
鏡舞「鏡晶葉と情報は共有出来てるけど…」
鏡愛「私達はエグザス様以外の『五闘神』に対して、何も出来ていません…」
P「流石に戦って分かるような相手ならなぁ…」
エグザス「ここまでの事態になっておらぬ…」
P「うーん…」
334 : 監督   2024/04/29 20:17:42 ID:1J9zy/iM8Q
>>333
P「そもそも何で五闘神は世界を滅茶苦茶にしたんだ?」
鏡愛「それはね・・・」
鏡舞「母さんの死に今まで我慢したのが限界に達したそうよ・・・」
恵美「どう言う事?」
千早「アリアが人を愛してたの知ってるわ・・・」
鏡舞「やっぱり原因はアレね・・・」
鏡晶葉「古代王か・・・」
P「あのクソ野郎か・・・」
鏡絵里「ただの王が強欲により主神アリア様に歯向かったが五闘神の逆鱗に触れたそうです・・・」
エグザス「うむ。あの男は愚かにも全てを欲した。それが世界の王たる神の地位さえも」
恵美「欲って際限が無いからね。一度上がった生活水準は下げれないし」
千早「あの王様は欲の器の底が抜けてたのよね・・・」
P「あぁ奴は俺が観た人類の中で最も狂ってる奴だ」
エグザス「特にヴォーダンはこの件に怒り心頭であった」
鏡絵里「古文書ではその後彼と戦い。ヴォーダン神は古代王を追い詰めるも落命」
エグザス「だが結果的に奴は焦りからかメダルの過剰融合で自爆したがな・・・」
P「だが奴はグリードに近い体で復活しアリアに復讐をした・・・」
恵美「多分アリアが生きてたから四人は抑えてたんだろうね・・・」
鏡舞「私達人類の問題なのね・・・」
ヴォーダン「その通りだ・・・」
天井を破り降臨する音葉
エグザス「ヴォーダン!!」
ヴォーダン「テュフォンよ、何時まで人間に組する、護る必要などない」
鏡愛「テュフォン?」
鏡絵里「古文書に書かれたエグザス様の嘗ての名です」
エグザス「その名は捨てた名だ」
ヴォーダン「最早この世界に未来は無い。諦め我等と共に世界を終らせるぞ」
鏡晶葉「それは違うな。世界はアリアがバランスを取っていた。アイツが自分亡き後に世界が壊れない様にする筈だ!」
P「そうだな。アイツはそう言う所は確りしている」
ヴォーダン「如何やら頭の切れる者が居る様だな・・・」
335 : そなた   2024/04/30 07:12:01 ID:M5RYdxB732
>>334
P「そう、しっかりしてるからこそ『おかしい』んだ…」
ヴォーダン「ん…?」
P「あの何事にも慎重に慎重を重ね、石橋を叩きに叩いて渡るアリアが『タダ』で消える訳が無い…」
鏡舞「ダーリン…?」
P「結果的にノヴァは復活してるわけだし、シャクではあるがあのナイアですら保険を使ってたくらいだ…」
ノヴァ『おう、何やら聞き捨てならないワードが聞こえたね…?』
P「あのアリアの事だ、パンゲア中に『布石』を残しててもおかしくは…」
ヴォーダン「それは面白い『仮説』だ…」
P「って、声に出てたのか…?」
鏡晶葉「バリバリに出てたぞ…」
ヴォーダン「人間、その『仮説』を証明しろ…」
P「『証明しろ』って、言ってもお前らに襲われるのがオチだ…」
ヴォーダン「なら、我らがパンゲアを連れ回す…」
P「は?」
恵美「え!?」
千早「えっ…!?」
ノヴァ『なっ…!?』
バステト『ちょっ…!?』
鏡晶葉「あっ…」
鏡愛「へ…!?」
鏡舞「ちょっと、待って…!」
ヴォーダン「デュフォンよ、この人間をしばらく借り受ける…!」
P「ぐえー(首根っこを掴まれてる音葉」プラーン
エグザス「婿殿!?」
ヴォーダン「まずは我らと主を再会させよ、行くぞ人間!」
P「あーれー」
バステト『って事は、わっちもじゃーん!?』
(嵐のように立ち去る音葉)
恵美「え、ちょっと待って…」
鏡舞「どういう事なの…?」
千早「Pさんが誘拐された…?」
ノヴァ『有り体に言えば、そうなるね…』
鏡愛「こういうのをエラいこっちゃと言うんでしょうか…?」
エグザス「陛下、そうではございますが…」
鏡晶葉「すぐに救い出さなければ…!」
ピコン
(恵美のスマホに着信が入るが、バタバタして気付く事が無い音葉)
『アイテムBOXに「ディケイドメモリ」「ディケイドアダプター」が追加されました』
336 : Pさん   2024/04/30 10:10:45 ID:E.zrxbxxtY
>>335
鏡愛「絵里さん!!何処行ったか分かる!!」
鏡絵里「お待ちください。これ」パンパン
愛夏「呼びましたか~?」ヌッ
宇宙「何か用ですか?」ヌッ
レトラ「何々~?」ヌッ
鏡絵里「宇宙、ヌルポ」
宇宙「ガッ!分りました。直ぐに調べます!」
愛夏「えっえっ?」
レトラ「わぁ~何の暗号か何か~?」
宇宙「直ぐに追跡信号を出すわ。行くわよ二人共」
鏡絵里「これで大丈夫ね・・・」
恵美「何が!?」
千早「それで伝わるのが恐ろしいわ!!」
鏡晶葉「如何やら阿吽の呼吸と言うのかシンクロと言うのか・・・」
エグザス「ぬぅ・・・瓦礫の城に連れてかれれば打つ手が無いぞ・・・」
鏡舞「そうね。一部都市が攻略に軍を送ったけど『裁きの光』で一瞬で壊滅だもんね」
鏡晶葉「えぇい相変わらずトラブルを持ち込む!!」
ノヴァ『まぁ何とかなるんじゃないの?』
千早「何て暢気な・・・」
ノヴァ『でもアイツ『布石』は残してるかな・・・』
恵美「どう言う事?」
ノヴァ『アイツ常々言ってたな・・・』
アリア『神が何時までも世界に踏ん反り返るのは如何なもんかね?』
ノヴァ『何処かでアイツは消える積りで居たんだと思う・・・』
恵美「それってつまり・・・」
千早「古代王の襲撃前から準備していたと?」
ノヴァ『多分自分が居なくなっても世界が安定して行ける『要石』を残したんだと思う』
・・・
再三言っているがアリアは復活しません。確定事項です
337 : 変態お化け   2024/05/01 06:32:28 ID:IkxFI888eM
>>336
(パンゲア大陸、どこかの空中)
P「だがなぁ…」
ヴォーダン「どうした、人間よ…」
P「俺がつぶやいたのはあくまで『仮説』だぜ、本気にされた挙げ句、実はダメでしたーってなったらどうすんの?」
ヴォーダン「さぁな…」
P「まぁ、俺は刺し違えてでも止めるよ。生憎、死なないからな…」
バステト『わっちはどうなるん!?』
P「お前と俺と一緒だよ…」
バステト『あ、そ…///』
ヴォーダン「『布石』とやらを見つけ出して、アリア様が蘇れば我らも止まるであろうよ…」
P「果たして、そんな上手くいくものだろうか…?」
ヴォーダン「それは何故(なにゆえ)…?」
バステト『じゃ、今の今に至るまで起きていなかったのはどうしてって話な訳よ…』
ヴォーダン「それは我らが主が起こすべきでは無いと判断してのこと…」
P「それがそもそも『変な話』なんだ。おそらく、全テオスの中で1、2を争うくらいに『人間が大好き』なアリアが自分の消滅をリミッターにする訳がない…」
バステト『アナタ達が人間嫌いというなら、そのリミッターは一生解除されないはず…』
ヴォーダン「だとすれば、綻びがあったのだろうよ…」
P「その『綻び』がどこから崩壊していったかだ…」
バステト『もしくは誰か「裏切り者」でも居たんじゃない…?』
ヴォーダン「何…?」ピクッ
P「かの『テオス・アイオート』もたった1人の裏切り(テオスナイア)を見過ごしていた。それに行き過ぎた忠誠は時に顕示欲に成り代わる…」
バステト『それと気になるのは、アリアが本格的に顕現し始めた時期なんだよね…』
ヴォーダン「というと…?」
バステト『どうして、国内の政情不安を放っていたのか…』
P「個人的な考えではあるが『聖廟』に入ることで『不穏分子』を抑え込んでたんじゃないか?」
ヴォーダン「むぅ…」
338 : プロデューサーくん   2024/05/01 10:56:48 ID:0iW8SjEAcM
>>337
場所変わり研究都市・怪獣観測所(モナーク)
光「ハイハイ。どうもすみません。ではでは~」
ガチャン
クロ「またお小言か?」
光「そうだよ。今度はバフォメットとムシュフシュ(バラゴン)が衝突の件だよ・・・」
キタカミ「この前はアプス(マンダ)とティアマット、その前はアバドンとアナンシ(クモンガ)だったな・・・」
光「ドイツもコイツも好き放題暴れてその度王様(ゴジラ)が仲裁してるよ・・・」
キタカミ「どいつもこいつも面従腹背か・・・」
クロ「今の所穏健派はゴジラの配下達とベヒモス、メトシェラか・・・」
キタカミ「自然環境の『破壊者』が多すぎるだろ・・・」
PLLLL
クロ「ハイもしもし。はい・・・モーケレ・ムベンベとテュポーン(バラン)が・・・」
光「コングとゴジラの衝突移行この有様だよ・・・」
キタカミ「絶対王権とは行かないか。アンギラスはどうしてる?」
光「ラドンの監視。ゴジラからのアルファコールでそうしてる・・・」
キタカミ「はぁ~きらりは今何処に?」
光「またアメリカだよ。杏は最近戻ってきたけど同じくアメリカ・・・」
キタカミ「ジアの件か?」
光「志希がやられちゃったからな・・・」
キタカミ「部族に次いで養母もか、辛いな・・・」
ビービービー!!!
キタカミ「今度は何だ!!」
職員「コードレッド発令!ゴジラが移動開始しました!!!」
光「場所は!!」
職員「予想移動場所はイタリア首都ローマです!!」
キタカミ「近くに他の怪獣は居るのか!!」
職員「水棲怪獣スキュラです!!」
・・・
桃華「最近ヒョウ君と一緒ではありませんのね」
小春「そうなの。何かこう言ってたの~」
ヒョウ「地下から信号感知したから暫く戻れない」
桃華「最近の事情と何か関係があるんでしょうか?」
小春「何もなければ良いんですけどね~」
339 : 変態大人   2024/05/02 20:22:40 ID:TTmEay4qac
>>338
(パンゲア)
P「まぁ、アリアの場合は『ヒトが好き』というより『ヒトが織り成すモノが好き』なとこはある…」
バステト『あー…』
ヴォーダン「どういう事だ…?」
P「割とこっちの世界に来ては、鏡舞に連れ戻されるのを繰り返してはいたが…」
ヴォーダン「何をされていたのだ…」
P「鏡舞の着せ替え人形は嫌だー!なんて宣わってはいたが…」
バステト『本当にイヤだったら、最終的に連れていかれないもんね…』
ヴォーダン「我らに見えていない主の姿があったか…」
P「それに『要石』は悪用出来るかもしれん…」
バステト『あー、なんとなく分かるかも…」
ヴォーダン「どのように悪用しようと言うのだ…?」
P「『見せかけ』のテオスアリアを作り出して、傀儡にしたりとか…」
バステト『そして、自分が傀儡に変わって神様を気取れたりとか…』
ヴォーダン「だが、その『見せかけ』をどう作ろうと言うのだ…!?」
P「居るだろ、この世界には…」
バステト『ロイヤルファミリー、その生き残り…』
ヴォーダン「まさか…!?」
P「そのまさかかもしれんぞ…」












『春日(ハルノヒ)未来、かつての皇帝だった少女がな…』
・・・
扁桃炎MAXし過ぎて、入院になっちまったわ←
340 : プロ太郎さん   2024/05/02 21:51:53 ID:kvdn2AebOo
>>339
ヴォーダン「(ネフティス!!」
ネフティス「(何?」
ヴォーダン「(元皇帝春日はいるか!!」
ネフティス「(居るわよ?それがどうかしたの?」
ヴォーダン「(見張って居ろ!!」
ネフティス「(アンタねぇ要件言いなさいよ。行き成りじゃ分かんないでしょ?」
ヴォーダン「(その者を利用する者が出るやも知れん!!」
ネフティス「(どう言う意味?アリア様の代わりにしようって馬鹿でも居るって言うの?」
ヴォーダン「(そのまさかだ!!」
ネフティス「(ッ!分かったわ、直ぐ近くに居るから・・・」
・・・
鏡未来「・・・」
ネフティス「(この抜け殻みたいになった元皇帝がね・・・」
鏡未来「どうして世界を・・・」
ネフティス「アンタ達が主を死なせたからよ。いえ、それ以前にアンタの血族は主を蔑にした。覚えてるかしら?古代王は!」
鏡未来「私の御先祖様のお兄さんですよね」
ネフティス「知ってたみたいね。そうよ。アイツの全弟がアンタの先祖。皮肉よね兄の様にならないと願いながら子孫がコレじゃねぇ?」
鏡未来「・・・」
ネフティス「私自身は別にどうでも良いわアンタの事。ただ監視させて貰う」
鏡未来「・・・どうしてですか?」
ネフティス「アンタを利用されるのを阻止する為よ・・・ッ!!」ガタッ
鏡未来「どうかしたんですか?」
ネフティス「この気配!何でよ!!あいつ等は主が廃棄処分した筈よ!!」
鏡未来「アレって昔絵本に乗ってた・・・」
ネフティス「何処のドイツよ!此奴等を復活させたのは!!」
デスゲイズ「ギャオオオン!!」
フンババ「ウボァーーーー!!」
ネフティス「ヴォーダンの話はマジみたいね!!」炎が噴き出す音葉
・・・
お大事に
341 : Pはん   2024/05/04 00:33:41 ID:NBbG5q2jjI
>>340
ヴォーダン「同胞が一角、ネフティスに見張りを付けさせたぞ…」
P「そのネフティスが『信頼』に値するかどうかは置いておくとして…」
バステト『まぁ、言ってしまうと「五闘神」全員がわっちらにしてみれば「候補」ってな訳で…』
P「その中で、エグザス(テュフォン)≒ヴォーダン、ネフティスが『候補』の筆頭からは遠ざかっては居る…」
ヴォーダン「1つ聞かせてもらうが、テュフォンの厚すぎる忠誠心に疑いは…」
P「持つなというのは詭弁だろうな。簡単に言えば、エグザスこそ様々な意味で『中立』だ。成り代わろうとも思えるし、成り代わらずにそのまま忠臣を続けていられる…」
バステト『まぁ、少し厳しい話をするとアンタら(ヴォーダン、ネフティス、ニケ、ラヴァーナ)は世界を崩し過ぎてる…』
ヴォーダン「それでしか、我らがこの世界の人間に示すしか無かったのだ。怒りをな…」
P「ただ、その気持ちは分かるよ。俺もかつてはそうした事がある…」フッ
(過去の自分の行動を省みて、やや自虐的に笑みを浮かべる音葉)
ヴォーダン「ほう…」
バステト『まぁ、このあんちゃんの場合はやり方に綻びがあったから「テオス・アイオート」が態々出張るとこに至ったと…』
P「それが引いては『テオスナイア』の討伐に繋がるとは…」
ヴォーダン「なるほどな『神格破壊者』、我はとんだ『人間』を連れて来たのかもしれない…」
バステト『いや、どうも。タダの人間じゃないんだよねぇ…』
ヴォーダン「は…?」
P「俺は吸血鬼の王(キング・オブ・ブラッド)にして、テオスマリアの世界を引き継ぎし者。神格的にはお前らの主『テオスアリア』と同じだ…」ニッ
バステト『わっちも元神格管理者だよー☆』
ヴォーダン「何なんだ、お前らは!?」
・・・
(これは少し『未来』の話)
未来「なんか、ボーッとす…うぷ」
342 : 変態お化け   2024/05/04 01:05:18 ID:RM5sLtBctU
>>340
ネフティス「フン・・・」パンパン
鏡未来「す、凄い。伝説の魔獣を倒した・・・」
ネフティス「太陽の神とも名高い私を舐めない事ね。それより」クルリ
鏡未来「何でしょうか・・・」
ネフティス「何でしょうじゃないわ。アンタを私達の拠点に連れて行くわ」
鏡未来「えっ?」
ネフティス「如何やらあんたを狙ってる奴が居るのが分かった。なら少なくとも3柱が常駐している『アレキサンダー』は安全よ。私特性魔導生物も居るし・・・」
鏡未来「それでも私が其処に行くと変に勘繰る人が居るんじゃ・・・」
ネフティス「こんな状況で陰謀論出す馬鹿居ないわよ。滅茶苦茶にした本人が言うのも何だけどそんな余裕無いわよ」
鏡未来「じゃ、じゃあ・・・」
ネフティス「サッサと行く・・・がっ!?」後ろから攻撃される音葉
鏡未来「ネフティス様・・・!?」
ネフティス「ぐぅ・・・誰だ!?」後ろを振り向く音葉
????「ファファファ油断したなネフティス・・・」
ネフティス「お前は・・・古代王の!!」
鏡未来「えっ!?古代王の時代って800年前ですよ!!まさかガラみたいに!?」
ネフティス「違う!コイツは『人』じゃないわ!!コイツは!!」
????「ファファファお喋りは此処までだ。しねい!!」
ネフティス「エクスデス!!貴様の正体は!!」
閃光が全てを飲み込む音葉
・・・
王宮
鏡晶葉「Whoこいつは何だ?」
エグザス「こいつは主が嘗て破棄した失敗作!!」
鏡舞「クジャタって昔話の魔物じゃない!!」
千早「早速ね・・・」
恵美「もう厄介事ばっかり!!」
鏡晶葉「No、此処は私がやろう。隠しても分かるぞ消耗してるだろ?」
千早「うぐぅ・・・」
恵美「う~ん、頼める?」
鏡晶葉「言われるまでも無い。Comeon!化物!!」ジュウガ!
クジャタ「ブォオオオ!!」
343 : 毎日変態   2024/05/04 08:45:29 ID:xpRhhpOhgM
>>342
ヴォーダン「む…」
P「どうした…?」
ヴォーダン「ネフティスの反応が弱くなっている…?」
バステト『「五闘神」が一角なのに…?』
P「おい、待てよ。鏡の未来がネフティスと一緒だって…」
ヴォーダン「『襲撃者』に襲われたか、それとも…」
バステト『どうする…?』
P「鏡の未来を避難させている場所に一旦向かおう…」
ヴォーダン「そうだな、ネフティスも心配だ。向かわせたのは我でもあるしな…」
バステト『じゃ、急ごう。もう王宮よりは「そっち」の方が近いんでしょ…?』
ヴォーダン「その通りだ…」
P「それと『アッチ』にはアキハが居る。アイツの倫理観や道徳観はともかくとして、強さはガチだ…」
・・・
(Pの世界、百瀬珈琲店)
暁「母さんまで居なくなったって…!?」
千鶴『とりあえず、1回帰ってきなさいな!』
琴葉『誰か何か分かる人が居てくれればいいんだけど…』
暁「分かった、急ぐよ…」ガチャン
悠利「んじゃ、帰るんだな…?」
オーマジオウ【そうするしかあるまい…】
ヴリトラ『何かあったんだろうなぁ…』
暁「そういう時、大概は『父さん』絡みだからなぁ…」
悠利(外套)『まぁ、それもヤツの宿命みたいなもんさ…』
・・・
(未来とクロの家)
未来「(食欲が起きない…」ボーッ
鏡志保「未来、大丈夫なの…?」
エレナ「なんか、今日はサエないね…?」
クロ「たでーまー…」
未来「おかえりー…」ポヤーッ
クロ「なんか、今日の未来はぽややんってしてるな…」
・・・
(パンゲア)
P「あの小屋か…」
ヴォーダン「あぁ…」
バステト『室内が荒らされている…』
ヴォーダン「ネフティス!?」
ネフティス「うぅ…」
P「落ち着け、回復(キュア)」パチン
ネフティス「礼を言わせてくれ…」
ヴォーダン「我からもだ…」
P「気にするな、これくらいはな…」
バステト『で、何が起きたの…?』
344 : ぴぃちゃん   2024/05/04 11:13:47 ID:RM5sLtBctU
>>343
ネフティス「奴よ。800年前の古代王の側近の一人・・・」
P「あのガラって奴か?」
※ガラは随分昔にP達の世界に現れ倒されている
ネフティス「いえ、ガラじゃないわ。そもそもアイツはもう死んでる・・・」
ヴォーダン「では何者だ?」
ネフティス「エクスデス・・・古に失われた魔術師の最後の一人・・・」
P「待て800年前の人間が何故生きてる。グリード化したのか?」
ヴォーダン「何故奴は生きて居る?」
ネフティス「私もさっき知ったわ。アイツは初めから人間じゃない。アイツは『樹木』よ」
バステト『有得ない!?植物人間とでも!?』
ネフティス「ヴォーダン、パンゲア大陸の極北東を覚えてる?」
ヴォーダン「主が霊地として定めた『ソピア大森林』だな。主もお気に入りの地の・・・」
ネフティス「恐らく奴はその内の一つの樹に邪念が宿り誕生したんだと思う・・・」
P「樹は純粋だ、だから善悪の概念が無いんだな・・・」
バステト『そいつの目的は何?アリアの代わりを造って何を?』
ヴォーダン「まさか!奴は主が封じた禁忌の力を!!」
ネフティス「聖廟の最奥に封じた万物万能の力『無』を・・・!?」
・・・
鏡晶葉「さてさて、デカい牛。覚悟するんだな!!」
『レックス!メガロドン!イーグル!マンモス!プテラ!ライオン!ジャッカル!コング!カマキリ!ブラキオ!』
鏡晶葉「変身!!」
『スクランブル!』
『十種の遺伝子、強き志!爆ぜろ!吠えろ!超越せよ!』
『仮面ライダージュウガ!』
『Go Over・・・!』
恵美「あの時の・・・」
鏡晶葉「その件は私も深く反省している。だが今は違う!!」
クジャタ「ブオオオオオ!!!」
345 : ボス   2024/05/04 19:11:34 ID:jG2K78JkmQ
>>344
(Pの世界、未来とクロの家)
未来「ごめんなさい、何かダルくって…」
クロ「無理はしなくていい。明日、病院に行こう…」
鏡志保「もう、受付の時間は過ぎてますしね…」
エレナ「少し、熱っぽいネー…」
鏡陸「風邪かな?」
鏡志保母「とりあえず、今は皆のご飯よ…」ニッコリ
クロ「すいません、お礼は今度改めて…」
鏡志保母「今日は私が腕によりをかけて作ったから…!」
未来「ありがとうございます…」
鏡志保母「ふふっ、気にしないで」
(所家)
暁「ただいま…」
ヴリトラ『それで首尾は…?』
伊織「ペットカメラを見たんだけど…」
紬「本当に僅かな時間で居なくなったんです…」
カヨコ「…(最悪の事態しか考えられず、生気を失っていく音葉」
琴葉「カヨコもずっとこうで…」
千鶴「こういう時、風の便りでもあれば…」
(Pが平行世界を巡り始めて、4日目の夜。『Pの世界』の時系列としてはもうすぐ戻ってはくるのだが…)
(パンゲア、大陸端)
ネフティス「そして、察しての通りだが…」
ヴォーダン「『ハルノヒ未来(鏡未来』は連れていかれたか…」
ネフティス「気絶させられている間にな…」
P「なぁ、聞かせてもらっていいか?」
ヴォーダン「どうした…?」













P『その「聖廟』は俺がかつてアリアに向かわせられたのとは別のモノって事でいい」か?』
346 : 師匠   2024/05/04 20:48:07 ID:RM5sLtBctU
>>345
ヴォーダン「当然だ。オリジナルハートは主の生物製造所を兼ねた工房だ・・・」
ネフティス「聖廟は私達も立ち入らない禁足地・・・」
P「場所は?」
ヴォーダン「場所は此処だ。今は分断されているが嘗ての北の極地」
P「北極点か・・・」
ネフティス「でも聖廟を開ける事は不可能よ・・・」
P「どうしてそう言い切れる。お前達も入れない場所に?」
ヴォーダン「我等五闘神の力が必要であるから。聖廟を封印する際に主がそう決めた」
バステト『・・・『無』ね』
P「どうした何か知ってるのかバステト?」
バステト『昔プロメアから聞いたんだよ。『無』の事を』
・・・
プロメア「『無』とは始まりにして終わり。まさに万物万能の力です」
バステト「ほぉ~そんな凄い物見た事あるんか?」
プロメア「私の世界では『全知全能の書』と言われていた物があります。マリアは『真理』と呼んでましたね」
バステト「知ってるのなら何で使わないんだ?」
プロメア「アレは制御は出来ません。マリアも封印する程です・・・」
バステト「触らぬ神に祟りなしって事かい?」
プロメア「その通りです」
・・・
P「神々でも制御出来ないか・・・」
ヴォーダン「主もその力の一片を操るしか出来なかった。『無』は誤れば呑まれ消える・・・」
・・・
クジャタ「ブムモオオオオオ!!」
鏡晶葉「おおっと!!Powerは素晴らしいが!!」角を掴む音葉
千早「凄い。あの突進を止めた・・・」
エグザス「だがクジャタの恐ろしさはこの程度では無いぞ・・・」
鏡舞「確かクジャタは・・・」
鏡愛「気を付けて!!!トライディザスターが来る!!」
鏡晶葉「何だって?」
クジャタ「ブオオオオオ!!」
鏡晶葉「ん?ほほぉ~必殺技で来るか。受けて立つさ!!」
バイスタンプを4回動作する音葉
クジャタ「ブオオオオオ!!」手を離され距離を取る音葉
鏡晶葉「Come on!!」
347 : der変態   2024/05/05 10:44:18 ID:3Zr/lYQnFk
>>346
恵美「というかさ…」
千早「どうしたの、恵美さん…?」
恵美「アキハって、あんなにエキセントリックだったかなって…?」
千早「まぁ、科学者って往々にして『そういうとこ』があるわよね…」
恵美「Pもそうだしね…///」
千早「えぇ、そうね…///」
鏡舞「何で、猥談ぽくなってんのよ…」
・・・
P「へっくちょん!」
バステト『なんか、ムダにカワイイめのクシャミで少し腹立つ…』
P「誰か、妙な噂をしていやがるな…」
ヴォーダン「ヒトは噂とやらでクシャミをするのか…?」
P「と言い伝えられている…」
ネフティス「迷信の様なものか…」
P「イグザクトリー…」
バステト『で「ハルノヒ未来」はどうするの…?』
P「あくまで『平行世界』の存在だし、俺の娘はあくまで『所未来』だけ、ただ…」
ヴォーダン「エクスデスに捕らえられているのは確かだ…」
ネフティス「油断したとはいえ、私の落ち度。助けなければ『五闘神』の名が泣く…!」
P「とはいえ、エグザスは『王都』の守護。他2人の立ち位置がなぁ…」
バステト『場合に寄れば、エクスデスの上に居るかも分からない…』
ヴォーダン「主がデュフォン以外の我ら『4人』に復活を許さなかった理由が読めん…」
ネフティス「ニケ、ラヴァーナとも話が出来ればいいのだがな…」
P「ラヴァーナとやらに会った事は無いから、何とも言えんが…」
バステト『「ニケ」は一度見逃してもらった手前、衝突は避けられそうに無いかも…』
ヴォーダン「だが、このまま手をこまねいて動かぬという訳にもいかぬだろう…」
ネフティス「お前たちが『元の世界』に帰る為にもな…」
バステト『仕方ないか…』
P「やるっきゃねぇのは確かだしな…」
・・・
鏡未来「んっ…」
エクスデス「目覚めたか…」
鏡未来「ここは…」
エクスデス「お前の知る由もない所よ…」
348 : 夏の変態大三角形   2024/05/05 11:50:40 ID:M5sCv4epwc
>>347
クジャタ「ブオオオオオ!!」三属性の一撃が飛んでくる音葉
鏡晶葉「(距離速度・・・大凡予測」
鏡愛「わわわっ!?」
エグザス「避けねば!!」
鏡舞「これが伝説のトライディザスター!!」
恵美「トライアタックみたいな!?」
千早「当たったらヤバいってレベルじゃないですよ!?」
ノヴァ『いいね!ラーニングしよ!!』
クジャタ「ブオオオオオ!!」
鏡晶葉「1,2,3!!」一瞬の隙間を縫う様に避ける音葉
クジャタ「ブモッ!?」避けられた事に驚く音葉
鏡晶葉「科学者を舐めたらイケないぞ・・・」
ジュウガアメイジングフィニッシュ!!
二連続の回し蹴りを放つ音葉
クジャタ「ボゴァアアア!?」チュドーーーーーン!!!!
鏡晶葉「That`s all」パンパン
鏡愛「わぁ~凄いです!!」
エグザス「よもや伝説の魔獣を倒すとは・・・」
鏡絵里「大変です!!幽閉地で前皇帝が誘拐されたそうです!!」
鏡舞「嘘でしょ!?一体誰が!?」
鏡絵里「噂では800年前の魔術師エクスデスだと!」
エグザス「馬鹿なぁ!?何故奴が生きて居る!!」
鏡絵里「分かりません!!ですが確かな情報です!!」
ドゴゴゴゴゴーーーーン!!!
エグザス「今度は何だ!!」
ニケ「デュフォン!!」
鏡舞「戦女神ニケ!?」
恵美「さっきの戦車乗ってた奴!!」
千早「何用ですか!!」
ノヴァ『何か様子が変だね。焦ってるみたいだ・・・』
エグザス「何が合ったと言うのだニケよ!!」
ニケ「してやられました・・・」







『私達4柱の力の証が奪われてました!!』
349 : バカP   2024/05/05 19:44:08 ID:rcFmHlbyqs
>>348
エグザス「な、んだと…!?」
ニケ「次のターゲットは貴方ですよ、エグザス…!」
エグザス「我とて、例外では無いと…!」
鏡舞「エグザス、ここ(王宮)を早く離れなさい!」
鏡晶葉「おそらく、あのデカい牛も『エクスデス』とやらの差し金だろう…」
エグザス「ここが今生の別れかもな…」
鏡舞「そういうの、ダーリンの世界では『フラグ』って言うのよ…」ビシッ
鏡愛「必ず、戻ってきてください。おじい様!」
エグザス「えぇ、必ず。ニケ、参るぞ…!」
ニケ「詳しい事は道中で説明します!」
(といって、2人揃って去る音葉)
千早「嵐のような時間だったわ…」
恵美「Pたちは大丈夫かなぁ…」
ノヴァ『「4柱の力の証」が奪われたと言っていたな…』
鏡晶葉「『五闘神』全員となると、黒幕の思うツボになりかねんぞ…」
鏡舞「それはそうね…」
鏡晶葉「我々はまだ『相手の全容』を掴んでいない…」
・・・
(パンゲア北極点)
鏡未来「さむっ…」
エクスデス「目覚めましたな、前皇帝…」
鏡未来「私はもう『そんな立場』ではありませんよ…」
エクスデス「私どもは見ていました…」
鏡未来「・・・」
エクスデス「『悪辣なる三つ首の竜』を身に宿していた事だけはある…」
???「そこまでにするんだな…」
エクスデス「何を仰る。かつての主に背を向けようとしているのに…」
鏡未来「まさか…!?」
ラヴァーナ「『力の証』なら貸し与えているだろう、早くやるんだな…」
・・・
(パンゲア、幽閉地からの移動の最中)
ヴォーダン「我らの『力の証』が…」
ネフティス「いつの間に奪われていたのだ…?」
P「『力の証』ねぇ…」
バステト『あんちゃんだと、何に例えればピンとくるのか…』
P「『それ』が奪われていると、どうなるん…?」
350 : せんせぇ   2024/05/05 21:15:15 ID:M5sCv4epwc
>>349
ヴォーダン「聖廟の封印を解く事が出来る・・・」
ネフティス「だけど私達は主への忠誠心は決して揺るがないわ」
P「裏切り者が居ると考えないのか?」
バステト『それかアリアへの高過ぎる忠誠心が悪い方向に向いたとか?』
ヴォーダン「馬鹿を言うな!!『無』の恐ろしさは我等はよく知っている!!」
ネフティス「嘗ての主の弟子が『無』の力を手にし悍ましい怪物になったのよ!!」
P「そいつはどうなったんだ?」
ネフティス「主が次元境界の彼方へと吹き飛ばし封印したわ・・・」
バステト『おほぉ~相変わらず力技だなアイツ~』
ヴォーダン「『無』は誤れば世界を無へと返す程の力だ・・・貴様の『心臓』にある物と同じようにな・・・」
ネフティス「よくそんな物騒な物を入れてられるわね。何時喰い破るか心配で溜ったもんじゃないわよ!!」
・・・
とある場所
『すまないと思うけど束の間の命を君に与えるよ・・・』
鏡???「アリア神・・・いえその残り火」
『これは残滓だよ・・・』
鏡???「私はどれだけ動けますか?」
『無茶は出来ないよ。君の命も蠟燭の炎みたいな物だ。燃料は大事に使うんだね・・・』
鏡???「問題ない。束の間の命。存分に使わせて貰う!!」
『最後に君にはコレを装備したまえ。一応死人だからね・・・』
鏡???「まぁ確かに、何か凄い悪役みたいな鎧ですな・・・」
『何だね君はボクのセンスを疑うかい・・・?』
鏡???「大丈夫ですよ!?顔も隠せますし・・・」
『じゃあ後は任せたよ。ハルヒノを救いたまえ。そして世界を・・・』消滅する音葉
鏡???「やりますよ。妻と娘達が愛した世界を護る為に・・・」仮面鎧とマントを装備する音葉
・・・
大体FF4のゴルヘーザをイメージしてる。カッコイイし
351 : そなた   2024/05/06 16:59:53 ID:o6nOBib4wM
>>350
P「エグザスが『王都』から離れただと…!?」
鏡舞『仕方ないじゃない、エグザスが「説得」に乗ったんだから…』
ヴォーダン「となれば、デュフォンとニケが共に行動している…」
ネフティス「アリアの残し児よ、どの方角に向かっていたかは…」
鏡舞『北に向かいましたわ…』
バステト『わっち達と行き先は同じ…』
P「ニケとやらも、エクスデス達の目的は掴んでいると…」
ヴォーダン「合流出来れば僥倖、しかし…」
ネフティス「タイミングがずれてしまえば、最悪か…」
鏡舞『あ、そろそろ通信が…』ブチッ
バステト『寧ろ、繋がったのが奇跡なくらいだけど…』
P「流石、我が世界が誇るトンチキマッドサイエンティスト…」
ヴォーダン「元々は我らの世界の人間ではあるが…」
ネフティス「まぁ、それはどうでもいい…」
バステト『「目的地」はまだ少し先か…』
P「少し、冷えてきたな。ヴリトラを連れてきていれば、多少の寒さも耐えられるが…」
バステト『使い魔をカイロ代わりにすなよ…』ペシン
・・・
(北極点、鏡未来を捕らえている檻の前)
鏡未来「私を監視しているんですか…?」
ラヴァーナ「私とて、今や何も成せぬだけの存在…」
鏡未来「アリア様に忠誠を誓っていたのでしょう…?」
ラヴァーナ「そのアリア様がもう居らぬ。古代王の暗躍でな…」
鏡未来「こんな事は言いたくありませんが、『日高舞』を恨まないのですか…?」
ラヴァーナ「どの様な者でも『残し児』である者を恨むのは一番の筋違い…」
鏡未来「よく分かりません。なら、この大地を傷付けるのはいいのですか…?」
ラヴァーナ「我らの怒りの行き場が無かったからな…」
鏡未来「凄い方々の考える事には気持ちが追い付きません…」
ラヴァーナ「もうすぐで『全員』が揃う…」
鏡未来「それって…」
ラヴァーナ「『この世界』の命運が決まる…!」
352 : Pちゃま   2024/05/06 18:39:56 ID:QcMg5GUZCI
>>351
場所が変わりP世界
静香「確かに何だか様子が変ですね・・・」
クロ「そう思うか・・・」
静香「明らかにボォーっとしていると言うか・・・」
翼「上の空って感じー?」
静香「そうね。そう言った感じね」
星梨花「病気ですか?」
静香「インフルエンザさえ裸足で逃げだす未来が病気・・・」
クロ「一応医者には見せたが・・・」
翼「何て帰って来たんですか?」
クロ「至って健康体だそうだ。名医達が口を揃えてこう言う・・・」
星梨花「そうなんですね」
翼「じゃあ何が原因なの~」
静香「それが分からないから困ってるんでしょ!!」
星梨花「弱りますね・・・」
クロ「必ず何か原因がある筈なんだ・・・」
静香「頭が痛い案件ね。未来は何時もそうよ・・・」
翼「困っちゃうよねぇ~」
クロ「いったい何が原因なんだ。まさか平行世界か?」
・・・
北極点から少し離れた地点
鏡???「アレが聖廟の入り口か・・・」
懐から自身の存在感を石ころレベルまで下げる道具を出す音葉
鏡???「場合よっては破壊してでも止める」






『世界の管理者さえ確実に喰い殺す力を絶対に渡さない為に・・・』
禁断の魔書『メテオ』を懐に仕舞う音葉
353 : せんせぇ   2024/05/07 09:00:02 ID:Imww3TA8nM
>>352
(海理音総合病院)
風花「本当に良かったの、未来ちゃん…?」
未来「まだ、大丈夫…?」
風花「どのみち『分かって』しまうのよ…」
未来「それは、そうだけど…」
風花「不安…?」
未来「私は、急に『大人』になったから…」
風花「こんな例え方は良くないかもしれないけど、世界のどこかにはもっと早く『生命』に出会う人も居るの…」
未来「そうですね…」
風花「それに私達の身近な存在にもいらっしゃるでしょう…」
未来「おばあちゃん…」
風花「不安かもしれないけど、しっかりサポートするわ…」
未来「それじゃ、クロさんを呼びますね…」
・・・
(パンゲア北極点近辺)
P「『聖廟』にいい思い出が無くてな…」
バステト『「イイ思い」はしたって聞いたけど…』
ヴォーダン「何をしとるのだ…」
P「お前の敬愛する主様の策略だよ…」
ネフティス「しかし、前を固めてあるな…」
P「エグザスとニケがどう来るかだな…」
ヴォーダン「結局、合流せずか…」
ネフティス「先に入り込んでる可能性もあるかもしれん…」
バステト『そういえば、もう1人居るんだよね…?』
ヴォーダン「ラヴァーナも『力の証』は奪われているはず…」
ネフティス「念じてはいるが、返事がこない…」
P「ますます、エクスデスとやらがどんな存在なのか…」
バステト『ホントにね…』
354 : プロちゃん   2024/05/07 13:36:54 ID:Y/dX70zvBY
>>353
聖廟の入り口で爆発が起きる音葉
P「何だ!!」
バステト『急に爆発が起きたにゃ!?』
ヴォーダン「只事では無いな・・・」
ネフティス「急ぐわよ!!」
P「・・・ん?」
爆炎と煙の中に僅かに人影が見えた
P「今のは一体誰だ・・・?」
・・・
エグザス「出遅れたか・・・」
ニケ「ラヴァーナの奴何故応答しないのだ・・・」
エグザス「アヤツはいったい何を考えているのだ・・・」
ニケ「彼に限って裏切るなど有得ません・・・」
・・・
エクスデス「ファファファ。とうとう来たな・・・」
鏡未来「でも封印は五闘神の力の証全てが必要じゃあ・・・」
エクスデス「ファファファ。物を知らんようだな。封印を開けるには五闘神の力か・・・」
鏡未来「まさか・・・」
エクスデス「気付いたようだな。最後の一つの代わりに王家の血でも代用できるのだ」
鏡未来「私を傀儡にする気では・・・」
エクスデス「私は自らの手で『無』手に入れ世界を我が物とする。その為に五闘神の柱から力を奪ったのだ・・・だがアリアの奴がセーフティを掛けていたとは思わなかったが」
鏡未来「まさか五闘神の復活は貴方が・・・」
エクスデス「御蔭で楽に証を手にし、奴らが暴れている間に準備も出来たのだ」
・・・
ラヴァーナ「貴様は何者だ・・・」
鏡???「軍神ラヴァーナ・・・悪いが先を急いでいる。エクスデスを止める為に」
ラヴァーナ「死人が何故に?」
鏡???「世界を護る為だ。妻と娘達が眠るこの地を消させない為に・・・」
355 : P様   2024/05/08 20:51:20 ID:EQs0Hdg.iA
>>354
ラヴァーナ「『妻と娘』…」
鏡???「(まぁ、『娘』の方は今も元気にしてるとは思うが…」
・・・
(Pの世界、県立研究都市)
鏡果穂「はっくちゅい!」
イズ「ブレスユー」パチン
鏡果穂「誰か噂でもしているんですかね…」
イズ「気を付けてください、季節の変わり目ではありますので…」
鏡果穂「えぇ、分かってます…」
・・・
(パンゲア北極点聖廟)
鏡???「それよりも、五闘神の1人である貴方が何故エクスデスに手を…」
ラヴァーナ「理解されぬ事情もある。今、私はエクスデスに手を貸さなければならぬだけだ…」
鏡???「なら、止めるしか無さそうだな…!」
ラヴァーナ「来てみよ、我が真名を忘れた訳ではあるまい…」
鏡???「(『四腕の昆虫戦神・ラヴァーナ』…!」
・・・
(聖廟入口)
P「ツルがうじゃうじゃしとんな…」
ヴォーダン「おのれ、エクスデス…」ギリッ
ネフティス「うざったらしいが、斬り刻んでいくしかあるまい…」
P「それなら、任せろ。疾やがれ『バステト・シン』…」
バステト「こんな時だけ、人使いが荒いんだから…!(爪を立てる音葉」ジャキーン
P「燃やせればな…(エンドナイフとシルバーブレイザーを装備する音葉」
ヴォーダン「我らではこの狭い入口を破壊しかねん…」
ネフティス「それにエクスデスの奴を叩くのに蓄えを残しておきたいからな…」
P「んじゃ、行くか…!」
356 : 箱デューサー   2024/05/09 12:07:03 ID:Z0LHpj1S12
>>355
ヴォーダン「退いて居るがいい・・・」空間に穴を開け物を取り出す音葉
ネフティス「久しぶりに見たわね主が渡した必殺の神器の一つ・・・」
バステト「嫌な予感がする。わっちは下がるよ・・・」
P「同じく・・・」
ヴォーダン「三種の神器が一つ『轟槍グングニル』!!貫けい!!」豪腕から槍を投げる音葉
・・・
最奥・封印の扉
エクスデス「とうとう、着いたぞ・・・」
鏡未来「この中に禁忌の力が・・・」
エクスデス「正確にはこの扉の奥の世界に鎮座している・・・さて」剣を抜く音葉
鏡未来「・・・」
エクスデス「ほぉ、肝は座っている様だな前皇帝よ・・・」
鏡未来「ヤルなら早くして下さい。覚悟は出来てます!!」
エクスデス「では、遠慮なくやらせて貰おう・・・」
鏡未来「くっ!!」眼を瞑る音葉
ヒュ!!
鏡未来「えっ?」頬に切り傷が出来る音葉
エクスデス「ファファファ。驚いた様だな。門を開ける程度に命など取らん。血が有れば良いのだからな。あの神らしい考えよ・・・」
鏡未来「私を生かす意味が有るのですか・・・」
エクスデス「儂が世界を制する為に貴様は傀儡政権とし生きて貰わんと行かんのでな」
鏡未来「・・・」
エクスデス「門は開かれ出現するぞ時空の狭間が!!」
357 : せんせぇ   2024/05/09 20:16:15 ID:Rxo32tkYm.
>>356
(聖廟周辺)
エグザス「なぁ、ニケよ…」
ニケ「・・・」
エグザス「本当にこっちの方で合ってるのか…?」
ニケ「・・・」
エグザス「何とか言ってみろ…」
ニケ「すまない、急に吹雪きだしたもので迷った…」
エグザス「はぁ…(クソデカため息」
ニケ「まさか、こうなるなんて…」
エグザス「ったく…」
・・・
ダイセッセンドゴーン
ラヴァーナ「なんだ…?」
鏡???「さぁな…」
ラヴァーナ「まぁ、いい…」
鏡???「そうだな、気に留めるだけの程でもあるまい…」
・・・
(崩落した聖廟の入口)
P「おめぇ、自分が何を言ったのか忘れたのか…!?」イラッ
バステト「危うく、生き埋めだよ!」ジャキーン
ヴォーダン「だが、邪魔なツルは除けられただろう…」
ネフティス「諦めろ、主が呆れる程の脳筋だったのだ。コイツは…」
P「果たして、帰れるのか…」
ヴォーダン「もう1回、破壊すればいい…」
バステト「アリアが居たら、折檻してたろうに…」
ネフティス「それはそうだな…」
・・・
(聖廟最奥部)
エクスデス「門が壊れた…!?」
鏡未来「残念でしたね…」
エクスデス「くそ、もう一度『陣』を書き直さねば…」
鏡未来「(その時はもう一度、私の血が…※傷に触れて、複雑な気持ちになる音葉」
358 : ご主人様   2024/05/09 21:10:59 ID:6Cmi3J8BRg
>>357
ガコンッ!!バゴンッ!!
エクスデス「むっ!!」
ギギギギギギギッ・・・
鏡未来「扉の奥から何かの手が・・・」
ピシューン!!扉の奥から何かの眼が光る音葉
エクスデス「ファッファファ、まさか反応しこじ開けて来るとはな・・・」
鏡未来「でもいったい何が・・・」
バババッーン!!扉が開かれて何かが高速で入り口まで飛び出す音葉
エクスデス「アリア神は嘗て不要な物を次元の狭間に捨てたと言っていたが『アレ』もその一つであるのだろうな・・・」
鏡未来「今のは・・・」
・・・
ラヴァーナ「ぬっ!!」
鏡???「今のは何だ・・・?」
ラヴァーナ「我の眼を追えなかっただと・・・」
鏡???「あの大きさであの速度・・・」
・・・
入り口寸前の階段
???〈修正プログラム 最終レベル〉
???〈全システムチェック終了〉
???〈メインシステムキドウ 全武装解除〉
???〈戦闘モード起動〉
システムモニター映し出される危険のマーク
???〈ターゲット確認〉
Ω〈排除開始〉
・・・
Ω:遥か昔アリアとリッチが共同で何か最強の兵器創ろうぜ気合を入れて創った最強最悪の最終破壊兵器。自己進化、自己再生、自動生成など是でもかと詰め込んだ結果暴走し手に負えなくなり【破棄】した兵器。最強武装は『波動砲』。その他の武装も凶悪である
359 : あなた様   2024/05/09 23:06:22 ID:Rxo32tkYm.
>>358
(入口から少し進んだ所にある洞穴、人払いで察知されないようにしている音葉)
P「おいおい、何だよ『アレ』は…」
ヴォーダン「分からんが…」
バステト「この場所にあるって事はアリアが創ったって事だよね…」
ネフティス「この聖廟は主が眠っていた所とは違って、不要な開発物を破棄する為に用いていたらしい…」
P「アレはゴミ扱いなのか…」
バステト「というか、あの『トンチキ』具合にリッチの面影を感じる…」
・・・
(Pの世界、鏡インテリジェンス)
イズ「ハックション」
鏡果穂「え、クシャミするんですか…?」
イズ「誰かが私の噂をしているみたいですね…」
鏡果穂「えぇ…」
イズ「私がかつて『テオスリッチ』だった事を鑑みれば、同じ『神格保持者』の仕業かと…」
鏡果穂「うーん…」
・・・
(聖廟中層部)
Ω〈敵、排除…〉ピピピ…
ラヴァーナ「来たか…!」
鏡???「入口付近にまだ居たはずだが…!?」
Ω〈入口付近にターゲット確認出来ず…〉
ラヴァーナ「どうやら、我々も敵と認識されているみたいだな…」
鏡???「やるしかないのか…」ギリッ
・・・
(聖廟入口外側)
エグザス「見事に崩落してるな…」
ニケ「これはきっと、ヴォーダンの仕業…」
エグザス「まぁ、ヤツならやりかねんが…」
ニケ「なら、私の『戦車』で破壊する…」
エグザス「おい、待て。ここは言っても『聖廟』…」
ニケ「フォイア!」
・・・
(入口付近の洞穴)
ドドドーン
P「また爆発が…」
ネフティス「きっと、ニケだな…」
ヴォーダン「という事はデュフォンも一緒か…」
バステト「入口に光が射してる…」
P「派手にやり過ぎじゃねぇか…」
エグザス「婿殿達は先に進んでいるだろうか…」
ニケ「少し先に戦いの気配が…」
P「あ、人払い解除してないから気付かれてない…」
バステト「早よ解除せぇ!」パシン
360 :   2024/05/10 07:51:49 ID:cBxqvGaELY
>>359
Ω〈排除開始〉
体の一部が開き大量のミサイルが発射される音葉
エグザス「ぬうっ!!」
ニケ「何だアレは・・・!!」
エグザス「下がって居ろ!!ハッアアアア!!!」
炎のブレスで全て焼き払う音葉
Ω〈対象の行動を修正 プログラム変更〉
ラヴァーナ「お前達か!!」
ニケ「アレはいったい何なんだ!!」
ラヴァーナ「恐らく主が過去に作成した『品物』だ!!」
エグザス「Ωか!!」
ニケ「知ってるの!?」
エグザス「主が手に負えなくなり『破棄』した破壊兵器だ!!」
ラヴァーナ「あのお方は・・・」
・・・
エクスデス「ファファファ運が良い物だな。コレで奥に進める物だ・・・」
鏡未来「此処が・・・」
エクスデス「そうだ。此処が次元の狭間だ。さあ行くとしよう『無』を手にする為に」
鏡未来「(皆・・・」
・・・
鏡晶葉「ふぅ時間かかったな・・・」
千早「そうね」
恵美「でもうだうだ言ってられないよ・・・」
鏡晶葉「分ってる。北極点まで距離が有る急ごう・・・」
ノヴァ『それなら僕に任せるんだね。一っ飛びで連れて行ってあげるよ」
千早「頼むわ・・・」ノヴァ
鏡舞「それじゃあ急ぎましょうか!」
鏡晶葉「何でついて来たんだYOUは・・・」
鏡舞「戦力は多い方が良いでしょ?」
361 : 下僕   2024/05/10 11:23:22 ID:0Ped/wkKOI
>>360
恵美「それにPには聞かなきゃいけない事もあるし…」
(スマホ内のアイテムBOXに贈られた『ディケイドメモリ』と『ディケイドアダプター』を見せながら、少し怒り気味に話す音葉)
千早「連れ去られた時点で帰れなくなる事を覚悟したって事なのでしょうけど…」
鏡舞「そんなのお天道さんが許しても、私達が許さないわよって話じゃない?」
鏡晶葉「やれやれ、実に面倒くさい話だ…」
ノヴァ『お喋りも一旦そこまでにするんだね。着くのは一瞬だ…』
千早「行くわよ!」カチッ…
・・・
(聖廟内部)
P「なんか『嫌な予感』がする…」
バステト「『それ』と人払いを解除しない事の関連性は?」
ヴォーダン「だが、主の『破棄物』がデュフォン達と戦ってるのは些か僥倖…」
ネフティス「『隙』を突いて、奥に抜けるのも手かもしれん…」
P「よし、それで行こう!」
バステト「完っ全に便乗なんだけど…」
ヴォーダン「我らの目的は『エクスデスの撃破』と『ハルノヒ未来の奪還』だ…」
ネフティス「『主の残し児』があの者を生かした意味を見い出す為にもな…」
・・・
(聖廟最奥部)
鏡未来「やっぱり、嫌だ…」
エクスデス「ん…?」
鏡未来「私は『アリア様』にはならない…」
エクスデス「貴様…!」イラッ
鏡未来「私は『ハルノヒ未来』!『この世界』で生きる『1人の人間』なの!」
エクスデス「この期に及んでぇっ!」
(怒りのあまり、剣を振り下ろそうとする音葉)
鏡???「よく言った!」ガキィン
(間に入り、剣を防ぐ音葉)
鏡未来「誰…!?」
鏡???「俺こそ『テオスアリアの意思』…!」
エクスデス「何を…!」
鏡未来「お、兄ちゃんなの…?」
鏡???「(分かるものなんだな…」
エクスデス「兄だと…?」
鏡???「あぁ…」








ツバサ『今は俺がお前を守ろう、未来…!』
362 : 彦デューサー   2024/05/10 12:46:44 ID:eR4XAhli9g
>>361
Ω〈対象複数検知・・・?〉ピピッ
ラヴァーナ「むっ・・・」
Ω〈認識数値、存在数値、異常・・・〉
ニケ「私達以外にも存在を認知してる・・・?」
Ω〈エラーコード発生 波動砲起動 範囲殲滅開始〉
エグザス「まさか・・・」
・・・
P「今なんて言ったんだアイツ・・・?」
バステト「波動砲の起動って言ってたね」
ヴォーダン「認識は感知出来ていないが・・・」
ネフティス「数はバレてるって事・・・!?」
P「腐ってもアリアとリッチの合作って事かよ・・・!?」
・・・
下層の階段入り口に陣取る音葉
Ω〈波動砲・・・発射〉
口部から強大な破壊の閃光が発射される音葉
・・・
エクスデス「死人が何用か・・・」
ツバサ「お前に妹は渡さない。そして『無』も渡さない・・・」
鏡未来「お兄ちゃん・・・」
エクスデス「フン、燃えカス如きに何が出来る?もう燃料も残ってはいないだろ?」
ツバサ「そんな物関係ないさ・・・」
エクスデス「何?」
ツバサ「家族を思う意思が俺を突き動かす!お前を此処で倒す!先祖達の遺した汚点!」
鏡未来「お兄ちゃん・・・!!」
エクスデス「ファファファファ!!では美しき兄妹愛と共に・・・死ねい!!」
363 : 5流プロデューサー   2024/05/10 21:26:32 ID:sRff1lDji2
>>362
P「(人払い解除して、『リリィ・メサルティム』で防御するか…(周りを見回す音葉」
バステト「どうするにゃ、あんちゃん…」
P「何か、方法があるはずだ…」
ヴォーダン「時間は無いぞ…!」
ネフティス「この狭い空間で『波動砲』は流石にまずい…!」
P「違う、『リリィ・メサルティム』には防御以外に使い道はある…!(人払いを解除する音葉」パチン
エグザス「やはり、居たか。婿殿…!」
ニケ「何処から生えてきた!?」
バステト「キノコみたいに言わないで!」
ラヴァーナ「なるほど、此奴らが『他次元』からの…」
Ω〈発射準備完了…〉
P「死にたくねぇ奴は俺の後ろに付け!」
バステト「策があるんだね!」
エグザス「信じるぞ、婿殿!」
ヴォーダン「仕方あるまい…!」
ネフティス「背に腹は代えられん…!」
ニケ「こんな狭いとこじゃなければ、まだ対抗出来たのに…!」
ラヴァーナ「お手並み拝見…」
Ω〈波動砲発射!〉ズドーン
P「疾やがれ、第一の使い魔『リリィ・メサルティム』!」
リリィ『(結晶板を複数顕現させ、波動砲の流れを最奥部を流し込む音葉』
バステト「何をしてるの!?」
P「これは賭けだ…」
・・・
(最奥部)
ツバサ「くっ、強い…!」
鏡未来「お兄ちゃん、大丈夫…?」
ツバサ「問題ない、お前を守り切れれば…」
エクスデス「ここまでのようだな、ん…?」
(眩い光源が向かってくる音葉)
ツバサ「鏡未来!(光源から守るように抱きしめる音葉」
鏡未来「んっ…(すんでの所で回避する音葉」
エクスデス「なんだ、この光…っ!?」
\チュドーン/(『リリィ・メサルティム』の結晶板によって導かれた波動砲をモロに受ける音葉)
・・・
(聖廟入口)
Ω〈波動砲発射確認、クールタイム突入〉
恵美「なら、そこまでだね…(Open up」
千早「そうね…」カチッ…ノヴァ
364 : Pちゃま   2024/05/10 23:31:24 ID:eR4XAhli9g
>>363
Ω〈超危険存在を感知〉
P「何?」
Ω〈排除排除排除〉
ヴォーダン「まさか暴走か・・・」
ネフティス「元々壊れていたけど此処までとは・・・」
「まあ僕が相手するからだろうね・・・」
P「その声は・・・」
「巻き込まれたくなかったら右に避けるんだ・・・」
P「全員飛べ!!」
ノヴァ「アトミックレイ!!」
無数の閃光がΩに直撃する音葉
恵美「到着!!」
千早「直撃したけどどうかしら・・・」
鏡舞「アレが昔聞いたテンション上がって創った合作【Ω】・・・」
鏡晶葉「何てエネルギーだ。都市数十個分のエネルギーを持ってるぞ」
P「来たのか・・・」
恵美「まぁね」
鏡舞「ダーリンだけに任せっきりってのもダメと思ったからね・・・」
ノヴァ「やれやれ、まさかあれを直撃して無傷とは・・・」
Ω〈・・・〉ピュキーン
千早「装甲がとても頑丈ね・・・」
エグザス「婿殿達よ。先に行け・・・」
ニケ「そうね。今はエクスデスを止めるのが先決・・・」
ヴォーダン「先ほど波動砲を何処かに飛ばしたのであろう?」
ネフティス「それがエクスデスなら今がチャンスよ!!」
ラヴァーナ「・・・」
P「大丈夫かよ?」
エグザス「我等五武神を舐めるな。五柱揃えば負けはせぬ!」
・・・
最奥部
ツバサ「やったか・・・?」
鏡未来「凄い衝撃だった・・・」
ツバサ「当たれば流石に・・・」
エクスデス「当たればな・・・」
巨大な樹木が出現する音葉
ツバサ「それが真の姿かエクスデス!!」
エクスデス「ファファファファ!!戦いの最中、私は遂に手にしたのだ!!『無』をな!」
鏡未来「そんな・・・」
ツバサ「その力はお前如きが使いこなせると思うな!!」
エクスデス「ならばお前達を先に無に還してくれよう!!」
365 : 仕掛け人さま   2024/05/11 06:43:58 ID:.C84EnZbj2
>>364
恵美「それと、P…(スマホを操作しながら話しかける音葉」
P「あっ…(アイテムBOXを見て、思い出す音葉」
恵美「まぁ、Pの考えてる事も分かるけど…」
千早「貴方が居ないと、解決しない問題が山積みなのを忘れないでください…」
ノヴァ「これは手厳しい…」
バステト「悪い事は出来ないって話だね…」
P「そうだな…」
鏡舞「早く聖廟の奥に向かいましょう…」
P「『波動砲』を上手く飛ばしたつもりではあるから、エクスデス以外の敵は排除出来たはずだ…」
・・・
(最奥部)
エクスデス「配下どもは消滅してしまったが、些細な問題!」
ツバサ「(さっきのエネルギー光源か…!」
エクスデス「ロイヤルファミリーも関係無い、私が『テオスアリア』と成り代わるのみ!」
鏡未来「そんな事、アリア様は望まない…!」
エクスデス「だが、貴様ら『ヒト』はテオスアリアを守り切れなかっただろう!」
ツバサ「だから、『私に成る』とな。愚かな事よ…」
エクスデス「ん…?」
鏡未来「その声…」
ツバサ「『この者』に宿した残り火も僅かだ、ここからは私も共に戦おう…!(瞳の色が片方『テオスアリア』のものになる音葉」
エクスデス「何故だ…!?」
ツバサ「いいのか、出てきて…?」
アリア『問題ない、もうすぐで援軍はくる…!』
P「ん、283P!?」
千早「に見えるけど、違うわよね…?」
恵美「でも、どこか懐かしい気持ち…」
鏡舞「貴方、春日ツバサ…!?」
アリア『ようやく来たか、「愛しの娘」よ…』
鏡舞「その声、アリアなの…?」
アリア『「春日ツバサ」に最後のチカラを託していた…』
P「なるほど、入口で感じた妙な気配はお前だったか…」
ツバサ「『人払い』は難しいですね…」
エクスデス「雑魚が幾ら集まろうとも、私には『無』がある!」
P「『無』か…(『世界の再生』を思い出す音葉」
366 : Pちゃん   2024/05/11 09:37:40 ID:03Zf2HmInc
>>365
エクスデス「では最後としよう!!」
アリア「世界は終らない。それと君は『無』を勘違いしている・・・」
エクスデス「ファファファファ!!何をだと言うのだ!!この力を!!」
アリア「『無』とは原初の力。光が産まれる前の原始・・・君が思ってる以上に強大で悍ましい程純粋だよ・・・」
ツバサ「それが『無』か・・・」
アリア「さて、舞。僕から君にまた力を貸してあげるよ・・・」
鏡舞「アリア・・・」
メダルが再び変化する音葉
アリア「それとP・・・」
P「何だ?」
アリア「気を付けるんだ。アレは想像以上に強大な力だよ」
P「分ってるよ。それ位は・・・」
アリア「なら良い・・・」再び消える音葉
恵美「それじゃあ悪い樹は伐採しようか!!」
千早「そうね。時には間引かないと森が枯れるわ・・・」
ノヴァ「なら燃やすが早いね・・・」
鏡舞「どっちが早いか勝負と行こうかしら!!」
タカ!クジャク!コンドル!タージャートル!エタニティイイイ!!
ツバサ「未来下がってるんだ・・・」
鏡未来「ううん。私も祈るよ。勝利の為に・・・」
ツバサ「そうか、強く成ったな・・・」
P「なら行くか・・・」
ツバサ「隙を作って下さい。その隙にメテオを奴に叩き込む!」
P「あぁ任せろ・・・!!」
・・・
コレはあく迄第一形態の戦い。
『無』との本当の戦いはこの後の第二形態に成ってからである・・・
367 : 5流プロデューサー   2024/05/12 14:21:08 ID:yGxIJ2/vK.
>>366
P「木を燃やすなら、森の中ってな!」カチッ…ヒート
『ヒート、マキシマムドライブ!』
P「ヒートパニッシャー!(強力な火炎光弾を放つ音葉」
エクスデス「無駄だぁ、そんな『炎』如きで私は燃やせん!」
恵美「ブリザードベノム!(毒まじりの吹雪を放つ音葉」
エクスデス「ぐ、なんだ、気分が…」
(熱している状態から急激に冷やされた事と、毒が混ざっている為に状態異常に陥る音葉)
千早「くらいなさい『運命(デスティニー』!」
(名無し砲から強力なエネルギー光線を放つ音葉)
エクスデス「ぐぁっ!?」
(樹木となったのか的が大きいため、大ダメージを受ける音葉)
鏡舞「こうなったら、私も!」
『エタニティスキャン!』
鏡舞「エタニティブレイザー!」
(三色の光を纏った炎の不死鳥をエネルギー弾として放つ音葉)
エクスデス「なんだ、さっきの『炎』とはまた違うだと…!?」
P「今だ、決めろハルノヒ!」
ツバサ「いいですとも!」
(聖廟そのものを破壊しかねない勢いで隕石エネルギーを次々とぶつける音葉)
・・・
(聖廟中部)
Ω〈異常事態、異常事態!〉
エグザス「なんだ、このエネルギーは!?」
ニケ「エクスデスがやらかしたか…?」
ネフティス「いや、違う…!」
ラヴァーナ「先行して奥に向かった『黒魔道士』のものだ…!」
・・・
P「外に出るぞ!」パチン
(フィンガースナップでエクスデスとΩ以外を外へと送り込む音葉)
\ズガガガーン/
・・・
(聖廟入口付近)
P「聖廟そのものが無くなった…」
ツバサ「物理的に押し潰したんだ、エクスデスやトンチキなメカも無事じゃあるまいよ…」
・・・
そろそろ、帰してあげようよ…
・・・
そして、退院明けの社畜は疲れたわ
368 : プロデューサーくん   2024/05/12 16:15:41 ID:su3GvIXbw6
>>367
アリア『いや、まだだ・・・』
P「何だって?」
恵美「まだ続くの?」
バキン
ツバサ「アレは・・・罅?」
鏡舞「いや、待ってよ。空に罅っておかしいじゃん」
バキン!!ビキビキ・・・
エグザス「まさか・・・」
ヴォーダン「エクスデスの生命反応は消えているだが!!」
バガーン!!空間が割れ誰かがこじ開けて出て来る音葉
ネフティス「何あの混沌とした物は・・・!?」
ニケ「明らかに異質・・・」
鏡未来「悪魔や魔獣、その他諸々だ・・・」
アリア『エクスデスを依り代にしたようだ・・・』
千早「じゃあアレはエクスデスではないと・・・」
ノヴァ「ケェーだから原初の『無』に手を出すなって言われるんだよ・・・気持ち悪いな・・・」
バステト「因果応報、求めた力は手に余る代物だったと・・・」
アリア『エクスデスの自我も意識も消えてる。アレは謂わば原初の混沌を表し『無』の化身だね・・・』
P「無の化身・・・」
ネオエクスデス「わたしは ネオエクスデス すべての記憶 すべてのそんざい すべての次元を消し そして わたしも消えよう 永遠に!!」
・・・
原初の混沌を表し無の化身が現る。最終決戦なり
・・・
エボルトの奴また進化しやがった
369 : MADE IN 変態   2024/05/13 05:43:08 ID:lOCSF195Gw
>>368
鏡舞「それにしても、参ったわね…」
千早「それはそうね…」
アリア『何かあったのか…!?』
ノヴァ『いや、さっきので決めようとしてたんだ…』
鏡舞「だから、全力でぶっ放しちゃって…」
アリア『そういう事か…』
P「恵美は…」
恵美「通常フォームで放ったから、まだ大丈夫だけど…」
ツバサ「俺もまた1発くらいなら…っ!?」
(姿が薄くなりかける音葉)
鏡未来「お兄ちゃん…!?」
アリア『ハッキリ言うよ、次に「メテオ」を放てば…』
ツバサ「威力の強弱に関わらず、消えるってか…」
鏡未来「そんな…」
エグザス「我らもまだいけるぞ…」
ニケ「あのトンチキメカはまだ倒せそうに無かったからね…」
ネフティス「ラヴァーナ、お前は…」
ラヴァーナ「無論。我らの『証』は取り戻した。ヤツ(エクスデス)に付く道理も無くなったしな…」
ネオエクスデス「波動砲発射…」
P「疾やがれ、『リリィ・メサルティム』!」
(急に放たれた波動砲を防御する音葉)
恵美「今のって…!?」
千早「あのメカが放っていた…」
アリア『押し潰される前に取り込んでいたのか…』
鏡舞「とんだ『置き土産』を残してくれたわよね…」ジトー
アリア『目覚めさせたヤツが一番悪い…!』
P「だとしたら、ソイツ(エクスデス)はもう居ねぇよ…」
(エンドナイフを構える音葉)
ツバサ「で、どうするんだ…?」
エグザス「戦えぬ者は離れた方がいい…」
ニケ「デュフォンの言う通りだ…」
ネフティス「波動砲以外の攻撃手段もあろう…」
ラヴァーナ「我らだけでは防ぎきれん…」
鏡舞「分かったわ…」
千早「私達は離れていましょう…」
ノヴァ『恵美さん。申し訳ないが、警護してくれるかい…?』
恵美「それじゃ、未来も…」
鏡未来「分かりました…」
ツバサ「お願いします…!」
P「それじゃ、いくか…!」
370 : 魔法使いさん   2024/05/13 11:20:19 ID:k8SueJNsfw
禁止ワードが分からんので張れなかった
371 : プロデューサーさん   2024/05/13 11:20:51 ID:k8SueJNsfw
画像がはれん
372 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/05/13 11:26:35 ID:k8SueJNsfw
>>369
魔人「真空刃」
真空の風が飛んでくる音葉
P「おっと!!」
マントを出して防ぐ音葉
恵美「今のって・・・」
P「真空刃って奴か、見えないが音で判断するしか無いな・・・」
恵美「アタシそんなに良くないよ・・・」
P「なら俺が護ってやるよ・・・」
恵美「もう、カッコいい事言って~」
P「うっ!!」
エグザス「そう言うのは終ってからにい!!」
「サンダーレイン」
「ブリザードロック」
「ファイヤーストーム」
ニケ「私の守りの盾を舐めるな!!!」
盾の周りから防御壁が出現する音葉
ヴォーダン「如何やら奴は複数居るようだ・・・」
P「アレが全部奴って事か・・・」
ヴォーダン「ならば!!」空間から剣を取り出す音葉
ラヴァーナ「使うか。主が遣わした神剣『斬鉄剣』を!!」
恵美「何か凄いのが出て来たね」
P「三種の神器って奴か・・・」
ヴォーダン「来い!!!」
空から大型の馬が駆け下りて来る音葉
恵美「うわぉ凄い馬・・・」
ヴォーダン「援護を頼むぞ!!ハァ!!!」
373 : バカP   2024/05/13 14:12:21 ID:ZNnRxjMyUg
>>372
ラヴァーナ「なら、私が共に向かおう…!」
(大型馬に乗ったヴォーダンと共に前線に出る音葉)
モンスター「(竜や獣の群れがブレス攻撃を放つ音葉」
ニケ「はっ!(防御壁を展開して、攻撃を防ぐ音葉」
ヒューマン「(何処かから取り込んだ『ヒトの女性』が手からエネルギー弾を放つ音葉」
ニケ「『ヒト』をも取り込んでいるだと…!?(防御しつつも驚く音葉」
P「『分析(アナライズ』、そういう事か…!」
ツバサ「何か分かったのか?」
P「今のエクスデスは頂点(魔人)が『本体』だとすれば、それを補うかのように『トンチキメカ(Ω』『モンスター』『ヒューマン』の計4つで攻撃を放ってくる…」
ニケ「ヴォーダンとラヴァーナはもう出てるぞ…」
P「まずは行かせよう、危なくなれば引っ込める事は出来る…」
エグザス「戦えぬ者達の避難をどうする?」
P「ウチのカミさんにまずは任せるが…」
恵美「なら、これ!」
『ABSORB QUEEN、EVOLUTION KING』
P「『本来』のキングフォームでも、防御面に問題は無いはずだ…!」
鏡舞「ごめんなさい、チカラになれなくて…」
エグザス「気にするな、本来なら終わっていた戦いだ…」
千早「『ハルノヒ』さんは守るわ、そのくらいならいけるでしょう…?」
ノヴァ『当たり前だ…!』
恵美「必ず、帰ってきてね…」
P「分かってるよ…」
アリア『今度こそ、今生の別れだよ…』
鏡舞「寂しくなること、言うもんじゃないわよ…」
ツバサ「未来、お前は生きるんだ。1人の人間として…」
鏡未来「うん、分かった…!」
(恵美の殿のもと、北極点から移動する音葉)
ヴォーダン/ラヴァーナ『ぐあぁぁぁっ!?』
ニケ「ヴォーダン、ラヴァーナ!?」
エグザス「やはり、2人だけでは限界か…!?」
P「一時的に戻す、次は俺達(P、ツバサ、エグザス、ニケ)で行くぞ!」
374 : プロデューサーちゃん   2024/05/13 15:04:36 ID:k8SueJNsfw
>>373
ヴォーダン「その首貰った!!!!」
一角獣「ギャァアアア!!」
ラヴァーナ「最低限の仕事は出来たか・・・」
魔人「グラビガプレッシャー」
強力な重力波で二人と一頭を圧し潰す音葉
悪魔獣「ブリザードロック」
黄金龍「ファイヤーストーム」
ヴォーダン/ラヴァーナ『ぐあぁぁぁっ!?』
P「マズいぞ・・・」パチンッ
ツバサ「(メテオは切り札として打てる術はホーリーとバイオだ!!」
魔人「宇宙の法則が乱れる・・・」
両腕を空に掲げ天変地異が荒れ来る音葉
エグザス「奴め無の力を・・・」
ニケ「私の盾で防ぐ!撃った後を頼む!!」
全てのパーツ「グランドクロス」
魔人「アルマゲスト」
ニケ「私の盾の後ろに避難しろ!!」
P「言われるまでも無いっての!!」
ツバサ「物凄いエネルギーだ・・・」
繰りだされる破滅への執行
・・・
場所変わり・基本世界
紗南「着いた。此処がBOARDか・・・」
看板を見る音葉
紗南「言われた品物を早く納品するかぁ~」
ゼインと書かれたアタッシュケースを持って入室する音葉
375 : そなた   2024/05/14 20:23:22 ID:eKrnPVXkq6
>>374
ニケ「かはっ…!?」
エグザス「ニケ…!?」
P「大ダメージに加えて、状態異常まで…!」
ツバサ「『盾』で防ぎ切る限界を越えたのか…」
ニケ「体力は問題ない、状態異常だけでも回復出来んか…?」
P「俺がやってみよう、『浄化(ピュリフィケイション』…!」パチン
ツバサ「浄化してどうするんだよ…」
エグザス「回復させるのではダメなのか…?」
P「体力に問題無いとは言っても、状態異常が回復の足枷になる場合もある…」
ニケ「いい判断ではあるが、状態異常そのものが解除された訳ではないか…」
P「厄介だな、エリクサーでも作れればな…」
ツバサ「しかし、ニケ様の『盾』が無いと厳しいぞ…」
エグザス「『Ω』の波動砲がいつ飛んでくるかも分からんしな…」
P「隙が出来ればいいんだよな…?」
ニケ「何をするつもりだ…?」
エグザス「無茶はするなよ、婿殿…!」
ツバサ「無理を通せば道理に必ずなるわけじゃないんだぞ…!」
P「やけに止めるじゃねぇかよ…?」
ニケ「お前は『帰る』のだろう…!」
ヴォーダン「さて、復帰だ…!」
ラヴァーナ「お前達はただ巻き込まれたにしか過ぎない…」
エグザス「それこそ、我々の事情なんだ。だから…」
P「だからって、見捨てて理由にはならねぇだろ…!」
ツバサ「っ…!」
P「そもそも、平行世界を巡れる事そのものが『おかしな話』だったんだ…」
エグザス「そうなってしまったからな…」
P「でも、こうして巡ったうえで起きた事に理由は存在しねぇし、俺が首を突っ込むのは事態の解決を早めるため、引いては『俺が管理者となってる世界』に早く帰るためだ…」
ネフティス「だが、どうする。守りの要であるニケは本調子じゃない…」
ヴォーダン「ヒット&アウェイを狙おうにも…」
ラヴァーナ「回復薬でもあればな…」
376 : プロデューサーちゃん   2024/05/15 12:45:43 ID:w7pz4b6zFk
>>375
アリア『仕方ないね・・・』
エグザス「主!何を・・・!!」
P「ぐおっ!?」
胸から『何か』を取り出す音葉
P「アリア、お前何をしたんだ!?」
アリア『君の中の『蝕んでいたモノ』の一部を貰っただけだよ・・・』
ツバサ「あの『喰い破ろう』としてた力・・・」
アリア『全部とまでは行かないけど少しは楽になるよ・・・』
P「・・・」心臓部が落ち着いて居る音葉
ネフティス「主!何をする積りですか!!」
アリア『奴を倒す究極秘術を使う・・・』
ラヴァーナ「エヌ・オーを倒した究極秘術『ビッグバーン』を!!」
ヴォーダン「しかしながら今の貴女はアストラル体!『ビッグバーン』を使えば!!」
アリア『僕は完全にこの世から消えるね・・・』
P「アリア!何故そうまでして!」
アリア『君は帰る場所。待って居る人達が居る。そう言うのは過ぎ去った者の役目だ。それに、この先も地獄の様な日々は君みたいな大人が必要だ・・・』
ツバサ「アリア・・・なら俺も!!」
アリア『君は最後は家族に何か言っておくんだ。それ位の猶予はあるからさ・・・』
エグザス「主・・・」
アリア『五闘神、君達が人間を信じられないのは嘗ての弟子エヌ・オーが番だった『五賢神』を滅ぼしたからだろ?』
ヴォーダン「・・・」
アリア『だから最後のオーダーを与える。人を許し僕亡き後の世界を見守るんだ・・・』
エグザス「オーダーを受諾・・・」
ニケ「御意のままに主・・・!!」
ネフティス「主命を受けました!!」
ラヴァーナ「主!!御意!!」
ヴォーダン「招致!!」
アリア『(舞、愛と幸せに暮らすんだね。我が愛しき『娘』よ・・・』
・・・
鏡舞「アリア・・・?」
・・・
アリア『さあ、受けまえ!『創生と終焉の劫火』を!』『無』と『終』を合わせる音
377 : MADE IN 変態   2024/05/15 12:45:43 ID:w7pz4b6zFk
>>375
アリア『仕方ないね・・・』
エグザス「主!何を・・・!!」
P「ぐおっ!?」
胸から『何か』を取り出す音葉
P「アリア、お前何をしたんだ!?」
アリア『君の中の『蝕んでいたモノ』の一部を貰っただけだよ・・・』
ツバサ「あの『喰い破ろう』としてた力・・・」
アリア『全部とまでは行かないけど少しは楽になるよ・・・』
P「・・・」心臓部が落ち着いて居る音葉
ネフティス「主!何をする積りですか!!」
アリア『奴を倒す究極秘術を使う・・・』
ラヴァーナ「エヌ・オーを倒した究極秘術『ビッグバーン』を!!」
ヴォーダン「しかしながら今の貴女はアストラル体!『ビッグバーン』を使えば!!」
アリア『僕は完全にこの世から消えるね・・・』
P「アリア!何故そうまでして!」
アリア『君は帰る場所。待って居る人達が居る。そう言うのは過ぎ去った者の役目だ。それに、この先も地獄の様な日々は君みたいな大人が必要だ・・・』
ツバサ「アリア・・・なら俺も!!」
アリア『君は最後は家族に何か言っておくんだ。それ位の猶予はあるからさ・・・』
エグザス「主・・・」
アリア『五闘神、君達が人間を信じられないのは嘗ての弟子エヌ・オーが番だった『五賢神』を滅ぼしたからだろ?』
ヴォーダン「・・・」
アリア『だから最後のオーダーを与える。人を許し僕亡き後の世界を見守るんだ・・・』
エグザス「オーダーを受諾・・・」
ニケ「御意のままに主・・・!!」
ネフティス「主命を受けました!!」
ラヴァーナ「主!!御意!!」
ヴォーダン「招致!!」
アリア『(舞、愛と幸せに暮らすんだね。我が愛しき『娘』よ・・・』
・・・
鏡舞「アリア・・・?」
・・・
アリア『さあ、受けまえ!『創生と終焉の劫火』を!』『無』と『終』を合わせる音
378 : プロデューサー様   2024/05/15 14:07:54 ID:3qsh8syZn6
>>377
アリア『そして、ニケよ。状態異常を取り払おう…』パアッ
ニケ「主が回復してくれたぞ。『盾』で防いだ後に攻撃を放て!」エグザス「心得た!」
ネフティス「守りきった後に…」
ラヴァーナ「5点を同時攻撃するぞ!」
ヴォーダン「また、つまらぬ物を斬ってしまうか…!」
P「その発言は危ねぇのよ…」ビシッ
ツバサ「これが文字通り『最期のチャンス』…!」
魔人「はぁぁぁっ!(魔法攻撃を放つ音葉」
ニケ「もう効かん!(全ての『盾』で防御する音葉」
魔人「なんだと…!?」
エグザス「はぁっ!」
ネフティス「てやぁっ!」
ラヴァーナ「とりゃっ!」
ヴォーダン「うおおおお!」
(『Ω』『モンスター』『ヒューマン』を各個撃破する音葉)
魔人「貴様らぁっ!」
P「うわ、キレたぞ!?」
魔人「ミールストーム!」
(青紫色の禍々しい竜巻を放つ音葉)
ニケ「ぐはっ!?」
ヴォーダン「なんだ、これは…!?」
ネフティス「万全な状態なニケの『盾』でも防ぎきれないか…!?」
ラヴァーナ「だが、我らが受け切れば…」
エグザス「行け、婿殿にハルノヒ!」
魔人「メテオ!」
(隕石群が降り注ごうとする音葉)
アリア『まだ、放つのか!?』
ツバサ「させるか『メテオ』!」
(別角度から隕石群を降り注がせ、相殺する音葉)
P「いくぞ、エンドナイフ。『終焉の一閃』!」
(赤く光らせた刀身で魔人ごと袈裟斬りしていく音葉)
ネオエクスデス「無とはいったい・・・・・・うごごご!!」
(と言い残して、消滅する音葉)
P「今度こそ、終わりだ…!」
アリア『あぁ…!』
ツバサ「今度こそ、本当にサヨナラだ。未来…」
(『メテオ』を放った影響でアリアの残り火ごと消えかかる音葉)
379 : プロデューサーちゃん   2024/05/15 22:57:42 ID:w7pz4b6zFk
>>378
アリア『受けよ究極秘術『ビッグバーン』!!』
圧縮し縮退域まで達したエネルギー球を墜とす音葉
アリア『八十多重結界・・・』
極厚な結界で有害な放射線やガンマ線バーストを漏れない様にする音葉
アリア『封印門形成・開!!』
そう言った有害物質を次元の狭間に押し込める音葉
ネオエクスデスはそのまま完全消滅する音葉
P「おっかねぇ技だな・・・」
アリア『いやはや僕自身も此処まで強く成るとは思ってなかったよ・・・』
P「エンドナイフの力が年々強大化していたからな・・・」
アリア『これで少しは過ごしやすくなっただろ?』
P「礼は言わないぞ・・・」
アリア『素直に受け取りたまえよ・・・』
足元から消え始める音葉
P「今度こそ、本当にお別れだな・・・」
アリア『僕は死なないよ。君達が覚えてる限り僕は生き続ける・・・』
P「そうだな・・・」
アリア『家に帰って息子や娘を可愛がりたまえよ・・・』
P「暁もカヨコも心配してるだろうからな・・・」
アリア『偶にで良いが舞と愛にも会いに行ってやって欲しい。約束だ』
P「あぁ約束する・・・絶対にな」
アリア『あぁ安心した・・・』
・・・
Pの家
琴葉「カヨコちゃん落ち込んでるね・・・」
千鶴「まだ幼児で母親と離れ離れはキツイですから・・・」
伊織「まさか麗花に高い高いされても表情筋が微妙な変化しかしない何て・・・」
千鶴「将来はきっと大物になりそうですわね・・・」
琴葉「出来れば普通の子に成って欲しいけどね・・・」
紬「なるでしょうか・・・あの人の娘の中で一番血が濃い気がしますけど・・・」
伊織「信じなさい信じなさい・・・」
380 : プロデューサー様   2024/05/16 00:42:23 ID:F50ioIaji2
>>379
ツバサ「俺からも礼を言おう。そして『アイツ(283P』をよろしく頼む…」
P「分かってるよ…」
アリア『さて、そろそろだ。僕らはいつまでも見守り続けるよ…』
・・・
エグザス「主は『行ったか』…」
P「あぁ…」
ニケ「そして、ハルノヒの兄も…」
P「そうだな…」
ヴォーダン「我らにはまだ仕事が残っている…」
ラヴァーナ「『この地』をまたあるべき姿に戻さねば…」
エグザス「時間は掛かるだろうな…」
P「いつか終わるだろう、止まない雨はないのと同じようにな…」
・・・
(翌日。王都、王宮内/王の間)
P「ディケイドメモリにエネルギーは貯まったぞ…」
ノヴァ『それでは、ドラゴンメイド達を呼んでおくよ…』
鏡晶葉「ディケイドメモリとアダプターをT2マグナムとT2メモリで補えればなぁ…」
P「T2メモリでもディケイドには変換出来ないからなぁ…」
恵美「ようやく帰れるね…」
千早「私達にとっては長かったけど…」
ノヴァ『それでいて、短いような旅路だったな…』
P「また、しばらく会えなくなるな…」
鏡舞「大丈夫よ、私なら…///」
恵美「ゆうべはおたのしみだったようで…」ジトー
千早「えぇ、そうね」ジトー
P「これでも、帰らねばならぬ…!」
鏡愛「強く生きてください…」
ノヴァ『ドラゴンメイド達も集合出来た。後は広いところでポイントを探して「キミの世界」を探すだけだ…!』
P「帰っても、問題は山積みなんだよな…」
鏡舞「あら、またオンナかしら…?」
P「ある意味で正解だ。別の平行世界が関わってる…」
鏡晶葉「その辺も含めて、問題が山積みなんだ…」
ノヴァ『さぁ、帰ろう。ティルルが心配だ…』
P「(こうして、俺達は『元の世界』へと帰還した。少しのお客を連れて…」
続く
381 : プロデューサー様   2024/05/16 01:56:15 ID:F50ioIaji2
>>380
(Pの世界、所家リビング。Pが平行世界へと送り込まれてから、4日目の夜)
ヴリトラ『ぬっ…』
暁「どうしたの、ヴリトラ…?」
ヴリトラ『感じる…』
ダーブル『(カヨコの傍から顕現する音葉』
千鶴「アナタは確か、アサギの血を介して顕現した『サダルメリク・ダーブル』…」
琴葉「何で、カヨコの傍から…」
伊織「ヴリトラと同じでしょ、Pがカヨコを守護(まも)らせる為に付けてたとか…」
紬「それが出てきたって事は…」
悠利(外套)『そういう事だろうな…』
琴葉「え、悠利さん…!?」
悠利(外套)『よう、田中。話を戻すが、ヴリトラやダーブルが見える形で顕現してるって事は…』
【師(せんせい)と奥方の帰還が近い証…】
伊織「アンタ、確か…!?」
紬「オーマジオウ…!」
【だが、些か人数が多いようですね…】
悠利(外套)『また、何でだ…?』
千鶴「大方、オンナでしょうに…」
琴葉「恵美も一緒なら、いいんだけど…」
伊織「ここまで来て、流石に一緒じゃないって事は無いわよ…」
紬「それもそうですね…」
(徐ろに立ち上がり、出掛け支度を済ませる音葉)
暁「で、どこに行くの…?」
千鶴「学園ですわよ…」
ヴリトラ『確かにそこなら、広い…』
琴葉「カヨコも連れて行った方が良さそうね…」
カヨコ「・・・(不安そうな表情を隠さない音葉」
伊織「大丈夫よ。パパもママも帰ってくるから…」
悠利(外套)『暁、俺達も行くぞ…』
暁「亜利沙姉さん達はどうするのさ…?」
紬「それなら、大丈夫かと。この家、元々セキュリティが万全ですし…」
【なら、決まりですな。御子息よ、早く向かいましょう…】
続く
382 : プロデューサー様   2024/05/16 05:48:47 ID:pA/s/jc5jI
>>381
(愛増学園グラウンド)
暁「ここでいいんだよね…?」
ヴリトラ『あぁ、気配は感じている…』
カヨコ「(ホンマに帰ってくるんかいなと言いたげな表情」
ダーブル『(ヴリトラと同じくPの気配を感じ取っている音葉』
千鶴「あれは…!?」
(グラウンドの中心部にオーロラカーテンが展開される音葉)
・・・
(パンゲア、王都近くの草原)
P「よし、全員揃ってるな!」
恵美「うん!」
鏡晶葉「結局、いい対策は浮かばなかった…」
ノヴァ『今、出来る最善策でいくしかないよ…』
千早「とにかく、早く戻らなきゃ…!」
ハスキー「ようやく、ティルルに会えますね…」
ナサリー「そうだね…」
パルラ「でも、治療中なんだよね…?」
ラドリー「ラドリー達が持ってくる薬があれば大丈夫!」
チェイム「ドキドキしてます…」
P「行くぞ!」カチッ…
『ディケイド!(メモリとアダプターが同時に起動して、オーロラカーテンが展開される音葉』
・・・
P「うお、真っ暗だ…」
恵美「って、事は夜…?」
千早「あら、千鶴さん達が居る…」
ノヴァ『迎えに来てくれたみたいだね…』
琴葉「恵美!(カヨコを抱えながら、走り出す音葉」
恵美「琴葉にカヨコ!」
カヨコ「(戻ってきてくれて嬉しいのとビックリした表情になる音葉」
P「暁、すまなかった…」
暁「いや、僕は大丈夫だったよ。ヴリトラに時計の悠利さん。それに…」
【久しいですね、師…】
P「オーマジオウ…」
伊織「意外と早く帰ってきたじゃない…」
千早「え、そうなの…?」
紬「P兄ちゃん達が居なくなって、もうすぐで4日目が終わろうとしていたところではありますが…」
ノヴァ『本当に平行世界間の時間の流れが不安定だったんだな…』
・・・
P「っていうのが、1ヶ月前の話だ…」
風花BV「大変でしたね…」
P「戻ってきてから、ここまでの1ヶ月もまた大変だったが…」
383 : プロデューサー様   2024/05/16 05:49:43 ID:pA/s/jc5jI
補足
風化(BV)は目覚めはしたけど、依然として入院中
384 : プロデューサーちゃん   2024/05/16 06:55:21 ID:cwSEfY1L.2
>>382
P「先ず世界各国が滅茶苦茶になってた事だな・・・」
風花BV「怪獣事変ですね・・・」
P「あぁスキュラが各国の核施設襲撃で遂に王様がキレてローマで撃滅して・・・」
風花BV「ニュースになってましたよ。フランスは原子力発電所が襲撃されて、エジプトではゴジラとコングが激闘し観光地のピラミッドが全滅したそうです」
P「アイツ、コングの事嫌い過ぎだろ、モスラも出て来るしよ。そしたら数分後にリオデジャネイロでコングとゴジラが二体の怪獣を共同で撃退だ・・・」
・・・
回想
P「何それ・・・」
キタカミ「報告通りだ。杏曰『間に合わなかったら世界はシーモによって氷河期に逆戻りしてスカーキング率いるグレイト・エイプ族に侵攻されてた』と」
光「コレが経ったの数日の出来事だよ・・・」
P「でこの映像は何かね?」
キタカミ「コロッセオで寝てるゴジラさんですが?」
コロッセオで丸くなって寝てる怪獣王の映像が映し出されている音葉
光「丁度いいベットに成ったみたいだ・・・」
・・・
P「それと、ゼイン・・・」
風花BV「ゼイン・・・?」
P「鬼の居ぬ間にの何とやら、遂に動き出しやがった・・・」
風花BV「善の意思の化身が何故ですか?」
P「極まった善は一欠けらの悪すら許さない。麗華が言うには・・・」
麗華『アイツよりアークの方が遥かにマシよ。アイツは自分以外全て道具に見てる』
P「如何にかしないとな行けないが行方知れず・・・」
風花BV「そんな事が合ったんですか・・・」
P「(それと家に何かが居た僅かな痕跡が合ったんだが。誰も知らないと来た・・・」
・・・
周子ケミーはPが帰還するのを察し創世の力で記憶操作し逃走
麗華は仲間達の遺志を継ぎ現在ライダー滅になっている
385 : プロデューサー様   2024/05/16 13:55:24 ID:yJzkc4cU4M
>>384
(愛増県、どこかのビルの屋上)
麗華「兄さんへの定期連絡は完了…」
かほ『了解…』
麗華「しかし、私がまさか『滅』になるとはね…」
かほ『それはそうだね…』
麗華「さて、ソウキチは出たかしら…」
かほ『避けるくらいなら、会えばいいのに…』
麗華「そうもいかないでしょ。『東豪寺麗華』は警察のリストに未だ入ってるうえに『かほ』は本調子じゃない…」
かほ『うっ…』
麗華「ソウキチだって、兄さんとの別件で忙しくしてんだから。すれ違いながら、家事をしていればいいのよ…」
かほ『人払いも使いようと…』
麗華「そうね。ソウキチは私が居ない間に家事をしているみたいだし…」
かほ『それにしても、あの「エボルト」って何なの…?』
麗華「次の定期連絡で兄さんに聞いてみた方がいいかもね…」
・・・
(海理音市、ソウキチの自宅兼探偵事務所)
ソウキチ「料理は作ってあるうえに洗濯や掃除も終わってる…」
P「麗華もしくは『かほ』が居ない間にやってるみたいだな…」
ソウキチ「姿を見せてくれてもいいんだがな…」
P「そうもいかないんだろう。未だに警察は麗華達をマークしてる…」
ソウキチ「そうか…」
P「最も『朝比奈りん』『三条ともみ』はもう…」
ソウキチ「だとしたら、何故麗華だけ…」
P「誰かが生かしたんだろうな、何らかの目的があって…」
・・・
【Pが戻ってきてから1ヶ月間の回想が度々入る。このパートはその中の1つ…】
(高坂家)
海美BV「ようやく、帰ってきたんだね。P先生…」
環「うみみを早く戻してあげて!」
P「まさか、海美達が『Fusion』を使うとはな…」
海美BV「それは『私達』も同じ…」
あねね「何がどうなってるのか、後で説明してくださいね…」ニッコリ
P「あぁ、分かったよ。『Release』…!」
(海美達がそれぞれの個体に戻る音葉)
386 : プロデューサーちゃん   2024/05/16 20:20:21 ID:cwSEfY1L.2
>>385
海美「・・・」カチャン
ENTRY
海美「起動するね。と言う事はこのデザイアドライバーは・・・」
P「分らん。あの仮面野郎(スエル)の嫌がらせだからな・・・」
あねね「でも良かった。これで貴女も自分の世界に返れるわね・・・」
海美BV「もう一つやら無いといけない事が有る・・・」
P「分ってるよ風花BVの事だろ。言われなくても・・・すまん電話だ」ピリリリリ
「もしもし俺俺~」
P「生憎歳が行った息子はいません」
「酷いな~俺だよ元太だよ~」
P「何の用だ元太。またバズるとか言って失敗する動画の企画ならボツにするぞ!」
元太「いやいや~今回は俄然行けるネタだって~」
P「お前のその話で成功した試しがない。よって!」
元太「ネオンあきらTVとコラボ企画で・・・」
P「ボツ!!」ピッ
※元太とPはギフ騒動の後、歳も近くお互いが気が合う友人に成っている
・・・
とある団地
拓海「今度の仕事場所は此処か・・・」
里菜「年季が入ってる~」
道長「その分老朽化してるんだろうな・・・」
拓海「だな。古き良き時代だが時代遅れってのもな・・・」
里菜「早々二人共知ってる~?」
拓海「な、何だよ急に・・・!?」
里菜「この団地って出るんだってさぁ~・・・」
拓海「で、出るって何がだよ!?」
里菜「子供の幽霊がだって~・・・」
拓海「ばっばっばっば馬鹿言ってねえで直ぐに取り掛かるぞ!?!?」
里菜「たくみんってば分り易い~♪」
道長「ったく・・・ん?」
視線の先に子供が居る音葉
「此処、壊すの?」
道長「直すんだ。古くなってるからな・・・」
里菜「ミッチー何してんの?」
道長「いや、子供が居たからな・・・」
里菜「子供?何処に?」
道長「えっ?」視線の先には誰も居ない音葉
里菜「まさか・・・マジ?」
道長「そう、みたいだな・・・」
・・・
回想編第一幕・ジャマト・アウェイキング 開始
387 : プロデューサー様   2024/05/17 08:33:37 ID:AO.B.QiU2Q
>>386
P「ったく、あの男はよ…」
海美「P先生…?」
P「あぁ、悪いな。それにしても…」
(『2人の海美』をじっと見比べる音葉)
P「同じ髪型されてるんじゃ『瞳の色以外』で見比べるのも大変だしなぁ…」
環「おやぶん、環にいい考えがある!」
P「本当ですか、司令官!?」
あねね「分かりづらいネタは止めてくださいね…?」ニッコリ
P「で、環。いい考えとは…?」
環「『超ビーチバレー』のうみみの髪型を変えるとかどう?」
海美「いいね!」
海美BV「なるほど…」
P「それなら、早速取り掛かるか?」
環「で、何がいいかなぁ…?」
海美「んー、女子力の強い髪型…」
海美BV「別にそこにこだわらなくても…」
あねね「ヘアゴムを使えれば…」ボソッ
海美BV「それだ…!」
P「(よし、この隙に…」
あねね「こっそり帰ろうとか考えてませんよね?」
P「ウィッス…」
海美「(まぁ、何処にいっても分かるけど…」
あねね「海美ちゃん『達』にも色々聞かせてもらうからね…」
海美「アッハイ」
海美BV「オカノシタ」
環「あーあー、たまきは知ーらないっと…」
P「(これが二次性徴か…!?※環の成長に何かしらの衝撃を受ける音葉」
・・・
(高坂家リビング、父親と母親は外出で席を外してる。環にも席を外してもらいたかったが『大体、分かってるから大丈夫だよ』と同席されてしまっている)
P「という事なんだが…(ここ数年のアレやらコレやらを話した音葉」
あねね「経緯は色々と分かりました。『こっち』の海美ちゃんが吸血鬼になったり、『あっち』の海美ちゃんと約束を交わしたりした事は…」
環「もう、おやぶんの嫁じゃん…」
海美「ちょっと、環…!///」
海美BV「お嫁さん…///」
あねね「解せないなぁ…」
P「ん…?」
あねね「私のアプローチはのらりくらりと回避してましたよね?」
388 : プロヴァンスの風   2024/05/17 12:54:07 ID:SQ1juvMFW.
>>387
あねね「あっ!」
海美「お姉ちゃんどうかしたの?」
あねね「今日は祢音あきらチャンネルの生放送があるんだった」
海美BV「祢音あきらチャンネル?」
P「今やチャンネルの人気番組だ。祢音とあきらの共同チャンネルだ」
あねね「今日はどんな内容かしら!」ワクワク
海美「お姉ちゃんはファンだね・・・」
・・・
あきら「えぇー皆様にまずは、お詫びを申し上げます」
祢音「いきなりどうしたの?」
あきら「この前やらかした、ウチのりあむさんですが。首になりました・・・」
祢音「えぇ・・・」
あきら「昔のよしみで助けましたが。またやらかしましてね・・・」
祢音「あのゲーム配信だね。酷かったね・・・」
あきら「お陰で巻き添え食らう所でしたよ・・・」
祢音「りあむちゃんは今何処にいる?」
あきら「輿水さんとお笑い動画を撮りにブラジルに行ってますよ」
祢音「あっ」
あきら「逸れましたけど、今日は話題のパン屋に行くんですよね?」
祢音「そう此処がとても美味しいって評判なんだって!」
・・・
にちか「じゃあ、りあむさん達は暫く帰ってきませんね」
景和「そうだね」
にちか「私達もついて行きますか」
美琴「私もパン買おうかな。お腹空いたから・・・」
389 : プロデューサー様   2024/05/17 13:57:40 ID:voFgpzVP56
>>388
P「そういえば、さっき元太が言ってたな…」
海美BV「それ、勿体なかったんじゃ…」
P「あんまり、いいもんじゃねぇよ。こういうのはな…」
あねね「えー、P先生。本当に勿体なーい」
海美「でも、先生がこの手の動画に出るとね…」
『出たな、トンチキ県の筆頭格』
『令和のドン・ファン』
『爆発しる』
『今日はどの奥さん連れてた?』
『今日は奥さんじゃない女性とデートしてたぞ』
『文春砲が唯一キャンセルされる男』
海美「って、コメントが並ぶんだよね…」
あねね「ねぇ、海美ちゃん…」
海美「どうしたの、お姉ちゃん…?」
あねね「幾つか『気になるコメント』があるんだけど…?」ニッコリ
海美BV「あっ…(察し」
P「今から入れる保険はありますか?」
環「もう助からないぞ…」
海美「え、どれ?」
あねね「この『今日はどの奥さん連れてた?』と『今日は奥さんじゃない女性とデートしてたぞ』ってやつかな…」
海美「でも、割と日常的だし…」
あねね「え?」
海美「うん?」
P「(気配を悟られないようにそっと逃げようとする音葉」
あねね「何処に行こうとしてるんですか…?」ニッコリ
P「いや、お茶を飲み過ぎたかなーって…」
あねね「トイレは向かって左ですよ。どうして、右に歩いているんですか…?」
P「迷ったかな、アハハ…」
環「親分、詰みだぞ…」
海美BV「じたばたせずに大人しくしていれば…」
あねね「海美ちゃん、P先生って奥さんが何人居るの?」
海美「5人だよ…」
あねね「それ以外に関係している女性は?」
海美「もう数え切れないかなぁ…」
P「あっ、海美もグルだ!」
環「今頃、気付いたぞ…」
海美BV「アプローチのくだりから、何となく察してはいたけど…」
あねね「私、もう…」
P「ん…?」
海美BV「あまり、いい予感がしない…」
あねね「我慢しなくていいよね?」ニッコリ
390 : プロデューサーちゃん   2024/05/17 22:25:49 ID:u/uNdhiFWk
>>389
祢音「此処が今話題のパン屋さんヤドリギベーカリーです!」
あきら「今は珍しい露店型のお店ですね」
祢音「早速一ついただきます!」
あきら「同じく一つ下さい」
葉月「ハイ、どうぞ」
祢音「う~ん美味しい!」
あきら「ふむふむ。外側はクッキー生地のサクサクで中はふわふわの昔懐かしいメロンパンですね。アタシもよく食べてました」
祢音「ご夫婦で経営してるんですね♪」
葉月「そうなんです」
あきら「旦那さんは脱サラしたそうですね。若いのに凄い決心ですね」
清春「身を斬る覚悟だったけど彼女の為ならと思ってね」
あきら「成程、一途な想いのラブラブですね。何処かのドン・ファンも見習うべきですね」
祢音「言うねあきらちゃん・・・」
・・・
沙羅「いや~生放送する祢音ちゃん達は可愛い~」
景和「ちゃっかり姉ちゃんも何で居るのさ・・・」
沙羅「ボディガードでしょ?未来の警察官くん!」ベシッ
景和「イテッ」
にちか「噂になる訳ですね。結構あっさりした甘味でイケますよ」ムシャムシャ
美琴「そうだね」
にちか「美琴さん、二個買ってましたよね?もう食べちゃったんですか?」
美琴「お腹ペコペコだったので・・・」
お巡りさん「すいません」
景和「あっ!お勤めご苦労様です!!」ビシッと敬礼する音葉
お巡りさん「はぁ?」
にちか「この人警察官目指してるんですよ。形から入るタイプなんです」
お巡りさん「あっそう言う事・・・」
沙羅「何か合ったんですか?」
お巡りさん「最近ここら辺で身元不明の子供が目撃されてるんですよ」
美琴「(ん?」
にちか「へぇ事件ですか?」
お巡りさん「もしそうだったらマズいので探すのを協力して貰えますか?」
391 :   2024/05/18 07:55:25 ID:G3QmclHpDY
>>390
にちか「いいのかなぁ…」
美琴「私達はあくまでも『民間人』だし…」
景和「それはそうか…」
沙羅「まぁ、常識の範囲内で協力はしますので…」
お巡りさん「すいません、何卒よろしくお願いします…」
(と言い残して、立ち去る音葉)
にちか「身元不明の子供…」
美琴「言われれば気にはなるけど…」
景和「一応、写真も渡されたはしたが…」
沙羅「まぁ、可能な範囲で協力しましょ?」
・・・
(高坂家からの帰り道)
P「危なかった…」
バステト『顕現せずに中から見てたけど、いつも「あぁ」なの?』
ヴリトラ『主は危ない橋を渡りすぎてる…』
P「うぐっ…」
バステト『で「高山海美」も残るとは…』
ヴリトラ『だが、仕方あるまい…』
(回想)
P「え、町内会の旅行で居ない…!?」
あねね「そうなんです…」
環「たから、うみみBを連れてかれるとご飯が食べれない…」
海美「環、どういう事かな!?」
海美BV「確かに『ジョシタミンα』『キャワピタンX』『ツルスベミンR-2』を初めて見た時は驚いた…」
海美「確かな『筋』から手に入れたんだよ!」
あねね「確かな筋って、誰なの…?」
海美「莉緒ねぇ!」
P「まさかの俺の身内!?」
環「というより、うみみBの料理が普通に美味しいし…」
あねね「私達(高坂3姉妹)も料理は割とさっぱりだから、出来れば居てほしいなぁって…」
海美「え、ヒドくない…?」
海美BV「割と正当な評価だとは思うけど…」
P「女子力スパイス群を入れなきゃいいだけだろうが…」
海美「だけど、女子力が身に付かないよー!」
P「こんなんで身に付くかよ!」
(回想終わり)
P「後、海美Bの解決方がまさかのサイドテール…」
バステト『まぁ、まだ帰れる宛は無さそうだし…』
ヴリトラ『良かったのでは…』
P「次は恵美との誕生日デートか…」
(回想幕間もまだまだ続く…)
392 : プロヴァンスの風   2024/05/18 09:41:09 ID:2TfrVQHtGY
>>391
街外れのジャマト研究所
ジャマト「ジャー」
ジャマト「ジャジャ!!」
凜「ほら喧嘩しないの・・・」
みのり「友達同士の喧嘩はダメだよ」
ジャマト「アレレロルラ・・・」
ジャマト「テテムラ・・・」
ジャマト「キョキョファ!!」
大智「今日君達が学ぶのは愛と共存だ・・・」
英寿「よう、調子良さそうだな、ナッジスパロウ」
大智「これはこれは神様、態々のご来訪を・・・」
英寿「街のパトロールのついでだ・・・」
凜「周子は見付かった?」
英寿「いや、相変わらず雲隠れしている・・・」
凜「皆が心配してるのに何処行ったんだか・・・」
英寿「今日はもう一人は居ないのか?」
みのり「夕美ちゃんは最近はよく出て行くよ?」
凜「最近多いよね・・・」
大智「彼女は彼女のなりの仕事があるんだよ」
・・・
片付けをしてる二人を見守る夕美
夕美「(本当に上手く行って良かった・・・私達(ジャマト)と人間の共存が」
・・・
地下水道の管理室
闇の中で鈍く光る7つの瞳
???「いやーやっと癒えたわ・・・」
二つ目に減り闇から出て来る音葉
???「さてさて何処にいるかね~クイーンとゴッド」
狐面を被る音葉
ワカモ「このワカモが成敗して挙げましょうか・・・」
※ワカモは嘗ての周子の名前、シュウはあくまでこの時代での渾名
393 : そこの人   2024/05/18 16:20:23 ID:G3QmclHpDY
>>392
(回想幕間)
恵美「結局『平行世界の海美』はそのまま高坂家に居るんだ?」
P「折角だから、家事を姉(あねね)と環には習っとけつっといたよ…」
恵美「『こっちの海美』には言わなくて良かったの?」
P「海美は基礎は出来てる。女子力スパイス群が無ければ大丈夫なんだよ…」
恵美「でも、莉緒ねぇでしょ。提供したのは」
P「本人に聞いたら…」
莉緒『昔に使ってた余りよ。お菓子向けなんだけどね』
P「海美の使い方の問題だった…」
恵美「それより、今年はどこに行くの?」
P「そうだな…」
カヨコ「(スンゴイ睨みつけている音葉」
P「カヨコも連れていかなきゃならんしな…」
(※テオスドグマに連れて行かれたのがすっかりトラウマになってるカヨコ)
恵美「そうだね…」
P「ドライブしつつ、アウトレットモールで買い物しながらかな…」
恵美「新しい服とか買いたかったし、賛成!」
P「ん、クロ…?」ペコン
クロ『今日、ウチに来れるか?』
P「珍しいな。『恵美とカヨコと出掛けるから、夕方以降でも大丈夫か?』
と…」
クロ『分かった』
P「恵美、夕方くらいにクロと未来んとこ行くけど…」
恵美「アタシならOKだよ」
カヨコ「(仕方あるまいという表情」
P「ありがとうな…」
・・・
(買い物デートを終えて、クロと未来の家へ)
P「で、どうしたんだ…」
クロ「Pが戻る少し前から未来の体調が優れなくてな。検査してもらったら、その…」
P「ん…?」
クロ「デキてたんだ…」
P「そうか…」
クロ「ただ、俺以上に未来が不安になってて…」
・・・
(別室、恵美と未来とカヨコ)
未来「私って、急に成長したから…」
恵美「そっか…」
未来「おばあちゃんみたいになれるかなって…」
恵美「大丈夫。未来はちゃんと成長してるから…」
未来「ママ…」
恵美「それにアタシ達もサポートする…」
未来「うん…!」
394 : プロデューサーちゃん   2024/05/18 21:17:50 ID:AbkuxEAF9c
>>393
あきら「何で引き受けたんですか・・・」
景和「だって事件が合ったらマズいでしょ・・・」
にちか「無駄に正義感が強いんですよ・・・」
あきら「噂ではこの団地出るって噂なんですけど・・・」
沙羅「で、出るってまさか・・・!?」
祢音「ぐ、偶然だって!?」
角からぬっと出て来る
沙羅「ぎゃあああああ!?」
祢音「きゃあああああ!?」
拓海「うおわぁ!?なんだお前等!?」
道長「こんな所で何してんだ・・・」
祢音「何だ道長か・・・」
にちか「驚かせないで下さいよ!!!」
美琴「あきらちゃんがビックリして腰抜かしてる」
あきら「二人の声が大き過ぎるからです!!」
景和「何で此処に居るのさ・・・」
道長「仕事だからだよ!!」
拓海「お前らこそ何コソコソやってんだ。怪し過ぎだぞ・・・」
美琴「此処等辺に子供を見なかった?」
里菜「うんにゃ?見てないね~たくみんは?」
拓海「同じくだ。道長どうなんだ?」
道長「子供・・・」
・・・
「此処壊すの?」
・・・
道長「あぁ見たな・・・」
景和「ホント!!」
あきら「なら本当に事件性が有るんじゃ・・・」
道長「こっちだ。来い」
にちか「着いて行きましょう!!」
祢音「そうだね!」
里菜「たくみんはどうする?」
拓海「何かマズい雰囲気みてだな。着いて行くぞ。こう言うのは多い方が良いしな」
里菜「あいあいさ~」
395 : ふじりなは「里奈」だよ   2024/05/19 10:17:00 ID:DMS1nWWDcI
>>394
(愛増学園)
ヨナ「そういえば、向井さんや藤本さん達と行動する事が減ったよな…?」
タク「アイツらだって卒業すりゃ、自分の進む道に行くだろうがよ…」
ヨナ「そんなもんか」
タク「お前だって、チビどもが高等部に上がったらよ。頻度は減ったろ…?」
ヨナ「いや、案外そうでも…(少しゲンナリする音葉」
タク「Oh…」
ヨナ「たまにさ、休みの日に来たりするんだけど。その度に美優と張り合ってるというか…」
美優「ホントよ、私の身にもなってほしい…」
ヨナ「って、何で居るの…?」
美優「お弁当を忘れてたから、届けに来たの。スマホ見てないでしょ…?」
ヨナ「あ、ゴメン…」
タク「へーへー、おアツい事で…」
美優「仁奈ちゃんにも届けてこないと…」
タク「ったく、親子揃ってそそっかしいな…」
ヨナ「面目も無い…」
・・・
(クロと未来の部屋からの帰り道)
P「まさか、エレナと鏡の志保が両隣とは…」
恵美「アタシなら、ストレスになりそう…」
P「まぁ、体調が悪くなりはじめた時にはなんとなく察してはいたみたいだな…」
恵美「大学はどうするのかな…?」
P「今日日はリモートで授業受けれたりするから、学びたいという生徒には門戸を開いてるよ…」
恵美「それは安心だね…」
カヨコ「(せやなというカオをしている音葉」
P「後は未来しだいな部分はあるけどな…」
恵美「これでアタシもおばあちゃんになるのか…」
カヨコ「(なら、アタシは叔母さんだよ…」
P「さて、夕飯はなんだろうな…」
恵美「今日は千鶴と琴葉が作ってくれるはずだけど…」
P「それじゃ、肉料理としじみ汁だな…」
恵美「にゃはは、間違い無いね…」
・・・
(Pと恵美から少し離れたところの物陰)
ワカモ「そうやって、笑いながら話せるのもいつまでになるかな…」
396 : プロヴァンスの風   2024/05/19 14:14:20 ID:W9AnT0tKU2
>>395
パーン
道長「!!」
景和「今の音って・・・!!」
祢音「まさか!!」
にちか「拳銃の発砲音!?」
あきら「そんな!なんで!?」
拓海「スゲェ悪い予感がしやがる!!」
里奈「急ごう≡≡≡ヘ(*--)ノ!!」
沙羅「待って皆!!」
・・・
夕美「そんな・・・」
急いで戻ってきた
お巡りさん「・・・こ、これは正当防衛だ!」
撃たれて倒れた清春と必死に呼びかける葉月と息子の春樹
夕美「何でこんな事に・・・」
葉月【ユルサナイ・・・】
夕美「葉月!!ダメ!!」
葉月【ウァアアアア!!!】
擬態を解き真の姿たるクイーン・ジャマトが出現する
・・・
海美「P!!!」スゴい勢いで走ってくる音葉
P「どうした海美?」
恵美「何かあったの?」
カヨ子「・・・」
海美「大変だよ!ジャマトが現れた!それも上位種の!!」
P「何だと・・・」
海美「急いで皆と合流しよう!」
恵美「P!!!急がないと!!」
P「いや、俺達は別だ」
海美「どうして!!」
P「多分だが、この状況になって『もう一匹の狐』が動く。俺達はそれを抑える!」
397 : ぷろでゅーさー   2024/05/19 17:53:23 ID:DMS1nWWDcI
>>396
ワカモ「流石だね、P先生♪」
P「塩見…!」
海美「シオシオ…」
恵美「まずいなぁ…」
P「(恵美とカヨコだけでも逃がしておきたい…」
ワカモ「今のあたしは『ワカモ』と呼んでほしいなぁ…」
P「それは聞き入れ難いな…」
ワカモ「呼んでくれたら、奥さん達は見逃してあげるのに…」
海美「P先生…」
P「なめられたもんだな…」
恵美「そうだね…」
カヨコ「(全力でメンチを切る音葉」ギロッ
ワカモ「ホントに0歳児なのかな、凄いメンチ切ってくるけど…?」
P「ここ2年くらい『なんやかんや』あったが、平行世界を巡る中でカンが戻ってきたようでな…」
恵美「アタシもPがまた戦うようになって、吸血鬼として強化されてきたかも…!(レンゲルラウザー・ダガーモードを変身無しで顕現させる音葉」
ワカモ「ライダーの武器を変身無しで顕現させるって、それはもう『神の所業』なんだけど…」
P「忘れたか、塩見…」
ワカモ「何を…?」
P「『この世界』の管理者は俺だぞ、その妻である恵美が強化されるのも当然の理…」
ワカモ「その理論はおかしい…」
海美「(そっか、P先生はトラッシュトークに持ち込む事でシオシオを行かせないようにもしてるんだ…!」ティン
ワカモ「(チッ、トラッシュトークばかりで先に進まない…!」
P「(あれ、いつの間にかトラッシュトークばかりになってるな。まぁ、いいか…」
恵美「(ずっと喋ってばかりだけど、大丈夫かな…?」
カヨコ「(さっきから、喋ってばっかで話が進まねぇな…」
P「ラチが明かねぇな…」
ワカモ「それはこっちのセリフだよ…」
P「(さて、どうするかな…」
・・・
(県営団地)
道長「なんだ、これは…」
拓海「夕美、何があったんだよ!?」
夕美「ダメ、葉月…」
景和「倒れてるのは、まさか…っ!?」
(景和の視線の先には倒れた清春。そして…)
398 : プロデューサーちゃん   2024/05/19 19:56:20 ID:KX.pjTDexQ
>>397
クイーン【ニクイ!あの人を殺したニンゲンがニクイ!!】
春樹「お母さん!!」
夕美「春樹離れてて!!」
クイーン【ウワアアアアア!!!】周りを巻き込みながら暴れる音葉
夕美「駄目って言ってるでしょ!!」
身体から植物の蔦が出て来て包む様に擬態を解く音葉
拓海「なっ!?」
里奈「えっ!?」
あきら「まさか・・・そんな!?」
オフィキナリス【とまれええええ!!!】
にちか「ジャ・・・ジャマト・・・」
美琴「あの子もジャマトなんだ・・・」
道長「うっ!?」心臓部を押さえる音葉
景和「今はあのジャマトを止める為に夕美さんに協力しよう!」
祢音「そうだね。沙羅さん達は皆の避難を!!」
沙羅「任せて!!行きましょう三人共!!」
美琴「驚くよりもこっちが優先だよ・・・」
拓海「あっあぁ・・・夕美お前・・・」
里奈「そうだね!!見なさんこっちだよ!!」
美琴「(ッ!!さっきのお巡りさんが居ない。やっぱり何かおかしい。躊躇無く発砲したのも含めて・・・彼は本当に警官?」
景和「変身!!」NINJA!
祢音「変身!!」BEAT!
あきら「変身!!」MAGNUM!
にちか「変身!!」BOOST!
道長「変身!!」ZOMBIE!
READY FIGHT!!
・・・
オフィキナリスは古代の薔薇に近い種の薔薇。古代の血を引きながら今を生きるジャマト。
長い期間人間と共にあったため人間の良いも悪いも全てを見て来た。故にデザグラを心底嫌っている。クイーン同様の擬態型なので夕美似の人を食べた訳ではない
399 : レジェンド変態   2024/05/19 21:27:50 ID:DMS1nWWDcI
>>398
美琴「こんな時、頼りになるのは…」
(脳裏に浮かぶ『1人の男』)
美琴「やっぱり、あのヒトしか…」ダッ
(強い決意を持って、走り出す音葉)
拓海「里奈!」
里奈「任せるぽよー!」
(美琴を追いかける音葉)
春樹「お母さん…?」
拓海「落ち着け、お前の母ちゃんはお前を守りたいんだ!」
クイーンJ【あの警官は何処に行ったぁぁぁぁぁぁぁ!】
オフィキナリス【葉月、そこまでだぁぁぁぁぁっ!】
・・・
里奈「待つぽよ!」ガシッ
(追い付いた美琴の腕を掴む音葉)
美琴「強い…!」
(里奈の力強さに驚く音葉)
里奈「何処行くぽよ、あの『お巡り』が居るかもしれないのに…」
美琴「だとしたら、こんな時に頼りに出来るのはもう…!」
里奈「なら、アタシがバイクで一緒に行動する。『そのまま』よりはまだマシでしょ…」
美琴「分かった…」
里奈「後ろに乗って、メットはあるから…」
・・・
(P/恵美/海美vsワカモ※周子)
P「強い気が2つ…!?」
恵美「あの方角って…」
カヨコ「(何があるんやというカオ」
海美「ジャマト…!」
ワカモ「やっぱり、出たか。片方はクイーンだな…」
P「クイーン…?」
ワカモ「それじゃ、あたしは先に向かわせてもらうよ…」シュバッ
(瞬間移動で居なくなる音葉)
P「これ幸いだ、恵美とカヨコは…」
里奈「おーい…!」ブロロー
美琴「良かった…!」
P「藤本に緋田…」
海美「何で、2人が…!?」
美琴「Pを探しに来たの、こんな時は頼りになるから…」
恵美「へー、分かってんじゃん」
カヨコ「(いや、認めんのかいという顔」
P「話は移動しながら聞く。緋田と海美は一緒に向かおう…」
美琴「分かった…」
海美「任せて!」
P「藤本、恵美とカヨコを送ってくれ…」
里奈「任せてちゃーん」
P「あの方角の団地はもうすぐで建て替えの筈なんだがな…」
400 : プロデューサーちゃん   2024/05/20 01:57:23 ID:TetD.3urLw
>>399
オフィキナリス【皆!!】
あきら「ジャマトだったことは今は置いておいて!!」
にちか「あの人を止める方が先です!!」
クイーン・J【ウワアアアアア!!】
オフィキナリス【お願い葉月を止めてあの子は今錯乱してる!】
あきら「言われるまでも無いです!!」
スナイパーモードに替えて狙撃する音葉
クイーン・J【アァアアアアア!!!】
触手で弾く音葉
にちか「どわぁ!?上位種特有の植物の蔦!?」
景和「お願いです!落ち着いて下さい!!」
祢音「こんな事しても旦那さんは喜びません!!」
クイーン・J【ニクイ!ニンゲンガニクイ!!】
道長「聞く耳持たずか・・・力付くで止めるぞ!!」
にちか「それしか、ないんですか!!」
BOOST TIME!
にちか「痛かったらすみませんね!!」
加速した拳をぶつける音葉
クイーン・J【アァアアアアア!!】
道長「これで!!」
春樹「お母さん!!」
拓海「あっ!おい待て!!」
春樹「お母さん!!止めて!!」
クイーン・J【は・・・春樹・・・】
あきら「落ち着いた・・・?」
にちか「その様ですね・・・」
突如空から四次元ゲートが開き誰かが出現する音葉
・・・
ワカモ「この気配は・・・何で?」
・・・
P「何だと、全く同じ気配が!!」
海美「うん!どう言う事!?」
・・・
英寿「・・・」急いで現場に向かう音葉
・・・
エース「・・・」
そこに居たのは白髪の『浮世英寿』の姿だった
祢音「英寿!?」
景和「そんななんで!?」
道長「・・・!?」
エース「世界を滅ぼす元凶を・・・俺が倒す」
DOOMS GEATS
401 : そなた   2024/05/20 08:52:56 ID:8Bqq2OdR8o
>>400
P「何がどうなってやがる…!?」
海美「同じ『気配』って…?」
美琴「平行世界の人下の気配とかじゃなくて…?(移動能力を持っていないので、Pにお姫様だっこをされている音葉」
P「あぁ、これは『浮世英寿』の気配で間違い無いが…」
海美「何かあるの…?」
P「俺の『知ってる』浮世の気配と『知らない』浮世の気配がある…」
美琴「だとしたら、急がないと…」
P「だから、ブルースペイダー呼ぶつったべや…」
海美「それだと、私が乗れないもん!」
P「あのなぁ…」
美琴「ふふっ…」
P「何が可笑しいんだよ…」
美琴「Pはいつもバタバタしてるんだなぁって…」
P「っ…///」
海美「む…」
P「少し急ぐぞ、しっかり掴まってろよ…」
美琴「うん、分かった…!」ギュッ
・・・
(所家玄関前)
恵美「ありがと、もう大丈夫だよ…」
カヨコ「(世話んなったなという顔」
里奈「問題ないぽよ〜」ブロロー
恵美「本当に大丈夫だよね、P…」
カヨコ「(待つしか出来んかという顔」
暁「おかえり、母さん…」
恵美「あ、ただいま。暁…」
千鶴「あら、恵美とカヨコだけですの…?」
恵美「Pは『県営団地』の方に…」
琴葉「『県営団地』って、もうすぐ建て直す所よね…?」
恵美「『クロと未来』の家から帰る途中で捕まったんだよね…」
伊織「今回は誰なのかしら…?」
恵美「最初は2人して周子に足止めくらって、周子が急に居なくなったと思ったら、美琴が連れて行っちゃって…」
紬「そういえば、クロさんと未来さんは何と…」
恵美「デキたんだって…」
亜利沙「え…?」
やよい「えっ…」
ユキナ「本当に…?」
レイナ「私達、おばちゃんじゃん!」
暁「いや、それなら『ユリ』が居るじゃん…」
悠利(外套)『賑やかだな、どんな時でも…』
恵美「あれ、悠利さん。居たの…?」
悠利(外套)『ヴリトラの代わりにな…』
402 : プロデューサーちゃん   2024/05/20 12:41:20 ID:cGMQ4UEGyk
>>401
エース「世界を滅ぼす元凶は・・・俺が倒す」
DOOMS GEATS
SET JUDGMENT!
エース「変身」
REVOLVE ON
JUDGMENT BOOST
DOOMS GEATS!
黄金のギーツへと変身する音葉
READY FIGHT
道長「金色のギーツだろ・・・」
あきら「Xギーツに次ぐ第三のギーツですか・・・」
にちか「何が何だか分かんないんですけど・・・!?」
オフィキナリス【敵なの味方なの!!】
BOOST CHARGE
あきら「ちょ!?」
にちか「えっ!?嘘でしょ!?」
オフィキナリス【みんな伏せて!!】
BOOST TACTICAL VICTORY
黄金の九つの斬撃が6人に直撃し変身が解ける音葉
景和「何で・・・!?」
この一瞬の隙を突き葉月達が場を離れる音葉
夕美「葉月!!うぅ・・・」
英寿「大丈夫か・・・」
景和「英寿!?」
あきら「ど、如何言う事ですか!?」
にちか「何で英寿さんが二人も!?」
祢音「じゃあアレは偽物?」
英寿「・・・」エースを見つめる音葉
エース「・・・」
英寿「お手並み拝見と行こうか・・・」
BOOST MARK Ⅸ
SET IGNITION
英寿「変身!」
REVOLVE ON
DYNAMITE BOOST
GEATS Ⅸ
READY FIGHT!
今二人のギーツが激突する!
403 : der変態   2024/05/20 15:54:11 ID:8Bqq2OdR8o
>>402
ワカモ「遂に出会っちゃったか、『2人のギーツ』…!」
・・・
P「エネルギーが跳ね上がった…!」
海美「どっちも英寿さんのだ…」
美琴「英寿さんが2人…?」
P「とにかく、向かわないと分からないな…」
・・・
(県営団地)
英寿「はっ!」ガキィン
エース「ふっ…!」ガキィン
(『2人のギーツ』が色の異なる『ギーツバスターQB9』のブレードモードで鍔競り合う音葉)
景和「何がどうなってんだ…」
祢音「エースが4人の時も混乱したけど…」
道長「今回は単純に強い…!」
にちか「美琴さんは大丈夫かな…」
あきら「こんな時でも自分の心配はしないんですね…」
拓海「居ない…」
道長「どうした、拓海?」
拓海「あの『子供』が居ねぇんだよ!」
景和「あのジャマトを『お母さん』と呼んでたよな…?」
夕美「葉月も行っちゃったか…」
拓海「夕美、後で話してもらうぞ。あの親子の事…」
夕美「うん、分かった…」
祢音「あれ、沙羅さんは…?」
景和「『母親ジャマト』が暴れ回る前に避難させたけど…」
にちか「まるで達人どうしの戦い…」
あきら「どっちが勝つのか…」
景和「『白いギーツ』が勝ってくれないと困るけど…」
P「ここか…!」
海美「到着!」
美琴「にちかちゃん、大丈夫?」
にちか「私は大丈夫ですけど…」ジロッ
(お姫様抱っこから下りるのを見ていた音葉)
P「だから、ブルースペイダーが良かったんだ…」
海美「多分、にっちゃんが睨むのは変わらなかったと思うけど…」
P「おう、せやな…」
にちか「分かってんなら、やらなきゃいいんじゃないんですかー?」
P「色々あって、やらざるを得ない時もある。それにしても…」
(2人のギーツがぶつかってる音葉)
P「何だ、あの状況は…?」
404 : プロデューサーちゃん   2024/05/20 19:08:02 ID:cGMQ4UEGyk
>>403
英寿「なら・・・」
RAILGUN
MAGNUM BOOSTER
二丁拳銃を用いて格闘戦を織り交ぜながら銃撃を行う音葉
エース「フッ!!ハッ!」
レーザーを避けながら巧みに格闘と斬撃を織り交ぜながら叩く音葉
P「完全に互角・・・!!」
海美「コレじゃ援護も出来ないよ・・・」
美琴「いや、下手な援護はかえって英寿の邪魔になる・・・」
にちか「悔しいですがコレは美琴さんの言う通りです・・・」
あきら「それに英寿さんは破壊しながらその都度修正してます・・・」
P「俺にも出来ん芸当だ。闘いながら他を治す。集中力と演算力は俺以上の領域だ」
美琴「だからこそ一瞬の隙が勝敗を分ける・・・」
英寿「・・・」
DYNAMITE BOOST TIME
エース「・・・」
JUDGMENT BOOST TIME
P「来るぞ!離れろ!!」
全員が余波に巻き込まれない様に下がる音葉
エース「ハァアアア!!」
DOOMS GEATS VICTORY
金色のレジェンドキュウビが駆け抜ける音葉
英寿「フッ!!ハァアアア!!」
BOOST Ⅸ VICTORY
避け地面を掴みブレーキの要領で減速しレジェンドキュウビが駆け抜ける音葉
エース「ダァアアア!!ハァ!!」
レジェンドキュウビを避けそのまま加速しエネルギーを溜めたギーツバスターを叩き込む
英寿「フッ!ハッ!!」
斬撃を受け流し背後に回りレジェンドキュウビを撃ち出す音葉
そのままぶつかり合い爆発四散!
英寿「なら・・・ハッ!!」
エース「ハッ!!」
お互い腕を伸ばし、荘厳な鐘の音が聞こえ地面が抉れる音葉
その瞬間全員が驚愕する音葉
P「なっ!?」
英寿「お前も創世の力を・・・!!」
エース「流石はギーツ。なら・・・」
その瞬間二人は消える音葉
P「あのギーツも創世の力を持つだと・・・」
海美「じゃあ、アレって英寿さん、本人なの?」
P「言える事は一つ俺達は二人の創世の力を持つ敵相手しながら。今回の騒動を解決しないといけない・・・」
405 : 箱デューサー   2024/05/22 05:58:11 ID:Gucl.AV5Ro
>>404
にちか「でも…」
美琴「ん…?」
にちか「『それ(創世の力』に近いものをPさんも持ってますよね…」
美琴「そうだね…」
P「というより、何処に行ったんだ。浮世と『もう1人のギーツ』はま…」
シュタッ
(誰かが降り立つ音葉)
海美「英寿さん…?」
P「いや、違う…!」
エース「あぁ、その通りだ…!」
P「浮世はどうした…?」
エース「拘束させてもらった…」
景和「なっ…!?」
エース「あのままだと、千日手だったからな…」
祢音「貴方はいったい…」
エース「俺もまた『浮世英寿』だ…」
あきら「ナルホド、そういう事ですか…」
P「知ってるのか、雷電!」
あきら「調子こいてる時のりあむさんみたいな事は言わないで…」
P「ウィッス」
エース「流石だ、砂塚あきら。勘はいいみたいだな…」
あきら「今、自分たちの前に居る『浮世英寿』は…」
拓海「もったいぶらずに早く言ってくれ…」
あきら「『未来』の浮世英寿ですね…」
エース「ご明察…」
P「なるほど…」
エース「なら、大体は想像が付くだろう。俺が過去である『ここ』に現れた理由が…」
P「理解はしたくはないがな…」
拓海「あれ…?」
海美「どうしたの、たくみん…?」
拓海「道長のヤツもどっかに消えたぞ…?」
エース「ほう…」
P「吾妻が居ない…?」
エース「なら、俺が『ここ(県営団地』に居る理由は無い…!」
(そう言い残して、消えるように立ち去る音葉)
・・・
ワカモ「厄介な状況になったね…(物陰から目を光らせるように眺める音葉」
・・・
(県営団地から離れたところ)
道長「何処行ったんだ、あの子供は…」
(駆け回りながら、春樹を探している音葉)
406 : プロヴァンスの風   2024/05/22 06:39:07 ID:B5ln2X4ytY
>>405
拓海「それと夕美・・・って」
コツゼンと姿を消す音葉
拓海「夕美の奴もいねぇ!」
里奈「何処行ったの!?」
P「相葉がどうかしたのか?」
祢音「夕美さんはジャマトだったんです・・・」
海美「えっ(;゜O゜)!?」
P「植物系の種族だと思ってたがジャマトだったか・・・」
あきら「古代のデザグラでグランドエンドで置き去りされたジャマトの末裔なんでしょうね・・・」
P「成る程、通りで相葉がデザグラを敵視してた訳か・・・」
景和「それよりももう一人って英寿以外に居るんですか、創世の力を持つ人間が・・・」
P「あぁ、アイツの実の妹だ・・・」
にちか「周子さんが・・・!?」
拓海「どう言う事だよ!説明しろよ!!」
美琴「それよりもまずは未来の英寿が『何故』現在に現れたかを考えましょう・・・」
にちか「解ることは未来で『何か』合ったんでしょうね」
P「ゴッドジャマト・・・」
景和「えっ?」
祢音「何ですか、それ?」
P「塩見が言っていた。俺はゴッドジャマトを倒せないと・・・」
あきら「ゴッドジャマト・・・安直なネームですね」
にちか「ジャマトの神様ですかね?」
あきら「もしかして、さっきの親子が関係してるのかも!?」
海美「そうなの!?」
P「なら急いで探すぞ!未来の英寿と塩見よりも先に!」
あきら「二手に分かれましょう!」
にちか「ウィンさん達にも協力を仰ぎましょう!」
景和「ウィン達は今県外だ。だから俺達だけで探さないと」
にちか「肝心な時に!!」
美琴「P・・・」
P「どうした?」
美琴「話したい事があるの・・・」
P「何だ?」
美琴「さっきのお巡りさんが発砲したこと・・・」
P「なんだと・・・」
407 : ミスター・不純物   2024/05/22 13:51:43 ID:iltvW6BFTE
>>406
P「警察官が発泡出来る条件は限られているはずだ…」
美琴「『警察法第13条』だよね、飛鳥の影響で知ってるんだ…」
P「撃たれたのは『あの人』か…」
(視線の先には撃たれ、事切れた清春の姿)
沙羅「こっちです!」
照井「所…」
英雄「Pさん…」
P「照井、英雄…」
早苗「はーい、規制線張るわよー」
氷川「入らないでくださーい」
P「『あの人(清春』の事は警察に任せよう…」
美琴「そうだね…」
海美「うん…」
にちか「後はあの『エース』さんですよね…」
景和「俺達が知ってる方の『英寿』も心配だ…」
祢音「撮影してた映像は…」
あきら「警察に提出ですね、チャンネル活動もお休みかな…」
沙羅「奥さんと息子さんもどうなるのかしら…」
P「話はしておこう。向井や吾妻も探してはいるだろうけど…」
英雄「Pさん、少し耳に入れておきたい話が…」
照井「被害者に息子が居ると聞いたが、戸籍は『被害者と妻』だけだ…」
美琴「出生届が出てない…?」
早苗「それだけじゃないの…」
氷川「被害者を撃ったとされる警察官ですが、数日前から行方不明だったんですが…」
にちか「何ですか、急に含みを持たせて…」
桃子「今日、西側の県境で遺体として発見されたの…」
P「桃子、何で…?」
桃子「今日から復帰したの。『分析(アナライズ』も含めて、必要だって言われて…」
海美「だから、年度末バタバタしてたんだ…」
P「つまり、景和達に協力を求めてきたヤツは…」
景和「誰かがそのフリをした、偽者…」
沙羅「いったい、何の為に…?」
P「母親がジャマトだった事も含めて、色々とウラがありそうだな。白い浮世の事もあるが…」
・・・
(県内某所)
葉月「春樹…」
春樹「お母さん…」
警察官「見つけたぞ…(物陰から見ている音葉」
(再会を果たした親子に『悪意』が迫る…)
408 : ハニー   2024/05/22 18:36:54 ID:iltvW6BFTE
>>407
「警察官職務執行法第7条」だったわ
409 : プロデューサーちゃん   2024/05/22 20:51:31 ID:dhow8XOsaU
>>407
バン!!
ルーク「コアーブポラ?」
夕美「コクオイズ!!」
ルーク「ツ?ポキョケラレレジラサキョバイア」
夕美「やっぱりそう言う事なんだね・・・!!」
ルーク「ラサツームテテオ?」
夕美「トツームケファツロスピゼラビビキョラサキャビポビビピジ!!」
ルーク「コスイズキョ」
夕美「もしそうだとしたら今回の件は・・・」
・・・
Pと海美チーム
海美「いったい何がどうなってるのか。わっかんないよ~」
P「家族を襲った奴と未来の英寿と塩見の目的は違うだろうな・・・」
海美「そうなの?」
P「恐らく後者の二名は歴史改変に動いてる・・・」
海美「確か『ゴッドジャマト』に関するんだよね?」
P「ゴッドがあの親子に関するのか、それとも別の何かなのか・・・情報不足だ」
海美「未来の英寿さんか周子ちゃんに接触する?」
P「恐らく無理だ。あの未来の英寿の行動具合から協力は不可、そして・・・」
ワカモ「同じく私も協力は出来ない・・・」
海美「ワッザ!?」
P「出たな塩見・・・」
ワカモ「ワカモって言ってもアンタは聞かないだろうね・・・」
P「此処で出て来たと言う事は・・・」
ワカモ「ゴッドを始末できないアンタは大人しくして貰おうと思ってね・・・」
P「何度も言うが、それは俺次第だ・・・」
海美「そうだよ!!」
ワカモ「知れば知るほど、正体に近付けば近づくほどアンタはゴッドを殺せない。だからアタシがクイーンとゴッドを始末する・・・」
続く
410 : プロデューサーちゃん   2024/05/22 21:08:49 ID:dhow8XOsaU
>>409
P「言ってくれるな・・・」
海美「Pならきっと今回も解決してくれるよ!!」
ワカモ「何も知らない人ほど、楽観的やね・・・」
P「邪魔するなら只じゃ済まんぞ塩見・・・」
海美「アタシも居るんだから!!」
ワカモ「そう言うと思ったよ・・・」
SET ENTRY
海美「えっ!?ディザイアドライバー!!」
ワカモ「フフフッ・・・」
手の平に創世の力で大型レイズバックルを創造する音葉
DESASTER GEATS
SET DESTRUCTION
P「・・・ッ」
海美「まさか・・・だよね?」
ワカモ「・・・フッ変身」
指で狐を造りそのままフィンガースナップに移行
DESTRUCTION BOOST!
DESASTER GEATS!!
ワカモ「・・・」
見た目はブーストマーク2に近いが禍々しい朱色のボディと七つの角の様な王冠のマスクを持ち、その力は未知数
READY FIGHT・・・
P「海美・・・」
海美「何?」
P「急いで七草妹達と合流しろ・・・」
海美「えっ!?何で?」
P「急げ!速く!!」
海美「アッハイ!!」急いでその場を後にする音葉
P「今回ばかりは俺が本気で足止めしないとな・・・」フル装備になる音葉
ワカモ「良い判断だね・・・」
・・・
夕美「あっ!道長君!!」
道長「お前は・・・」
春樹「あっ・・・」
夕美「春樹?どうして此処に葉月は?」
道長「コイツはさっき、ジャマト達に襲われていた。俺がそれを倒した所だ」
夕美「・・・やっぱり」ボソッ
道長「どうかしたか?」
夕美「ううん、何でもない。取り敢えず安全な場所に行こう!」
411 :   2024/05/23 13:59:07 ID:rIlJGdXFTU
>>410
春樹「お母さん…」
道長「大丈夫だ、お前の母親は少し混乱してしまっただけだ…」
夕美「私達が会わせてあげるからね…」
春樹「うん…」
道長「(おい、聞こえるか…?※ジャマト同士が使える念話みたいなものだと思ってくれれば」
夕美「(貴方がどうして…!?」
道長「(かつての『デザグラ』で俺もまた『ジャマト』になりかけたからな…」
夕美「(そうなんだ…」
道長「(さて、コイツ(春樹)の母親は何処に居るんだが…」
夕美「(ある程度のチカラを使えば、ジャマト体が保てなくなって『ヒト』の形態に戻るはず…」
道長「(そうか…」
・・・
(県内/Pvsワカモ)
P「はぁっ!」
(シルバーブレイザーとT2マグナムを同時に撃ち放つ音葉)
ワカモ「はっ!」
(ブーストフォームマークⅡ由来の高速移動で回避するも、Pの正確な射撃の前に近付けない音葉)
ワカモ「しゃーない…!」
(突然消える音葉)
P「急に居なくなったが…」
・・・
ワカモ「逃げた訳じゃないよー…」
(ワンピ◯スのドアドア◯実みたいな亜空間に潜む音葉)
・・・
P「だとすれば、『白いエース』みたく突然現れたりしそうだな…」
・・・
ワカモ「倒せばしなくても、不意討ちで行動不能くらいには出来るよね…!」
・・・
P「エンドサーベル!(エンドナイフに持ち替えて、拡張形態にする音葉」
・・・
ワカモ「無駄だよー!」
・・・
P「『平行世界』を巡って、得た新しいチカラだ…!」カチッ…ディケイド
『マキシマムドライブ!』【ファイナルウェイブ!】
(ディケイドメモリをセットする音葉)
・・・
ワカモ「一体、何を…!?」
・・・
P「次元斬り!」
(ワカモが襲ってくると予測した方向へ斬撃を与える音葉)
・・・
ワカモ「あぐっ!?」
(急所こそ外したが、アーマーが斬撃を受ける音葉)
・・・
P「手応えアリ…!」ドヤッ
412 :   2024/05/23 14:02:19 ID:rIlJGdXFTU
補足
次元斬り:平行世界を巡って、色々とエネルギーを蓄えたディケイドメモリをエンドサーベル対応にアップデートして放てるようになった
その場に居る敵は斬れないが、エネルギー体や亜空間の敵を斬り払えるようになる
413 : プロデューサーちゃん   2024/05/23 20:13:33 ID:6UKoc.m4EQ
>>411
???「面白そうな事してるじゃない」
夕美「アンタは・・・!!」ギリッ
ベロバ「久しぶりね・・・」
夕美「ベロバ!!何で此処に居るの!!」
道長「ついさっき現れた、今度は何を企んでる!!」
ベロバ「別に~?ただミッチー。アンタと一緒に終わりを迎えようとしてるだけよ?」
道長「何度も言わせるな。俺はお前の思惑に乗る気は無いと!!」
ベロバ「そう?でもアンタも気付いてるんじゃない?自分の中のジャマトの力が増大してるって事に?」
夕美「えっ!?そうなの道長君!!」
道長「勝手に想像するんだな。着いて来るなら勝手にしろ!!」春樹を連れて公園に向かう音葉
夕美「私はアンタ達スポンサーを一生許さない!」
ベロバ「ふん・・・くっ!?」ブブッ
アバターがブレる音葉
ベロバ「この体もそんなに長く持たないわね・・・」
・・・
にちか「あっ!!」
あきら「ヒエル!!」
美琴「知り合い?」
にちか「まあそうですね・・・」
あきら「どうして此処に?未来に帰って新しいデザグラの運営に携わったんじゃ・・・」
ヒエル「ハァ・・・ハァ・・・未来はもうお終いです」
あきら「どう言う意味?」
ヒエル「未来の人類はゴッドジャマトによって滅亡してしまうんです・・・」
にちか「ゴッドジャマトっていったい何なの!!」
ヒエル「ゴッドジャマトはジャマトの破壊神。瞬く間に人類を滅亡に追い遣った存在」
美琴「難しい話ね・・・」
ヒエル「人類は肉体を電脳体に変え『メタバース』に逃げ繁栄を築きました・・・」
あきら「所謂バーチャルダイブで不滅の存在になった訳ですか。理想的な・・・」
にちか「成程、命の危機が亡くなったから娯楽に飢えてのデザグラ・・・」
ヒエル「でも結局滅亡からは逃げられなかった。ゴッドがメタバース空間に出現し人類は滅びへと突き進んでます・・・」
続く
414 : プロデューサーちゃん   2024/05/23 20:30:38 ID:6UKoc.m4EQ
>>413
回想メタバース空間
ヒエル「ニラム!コレはいったいどう言う事ですか!!」
ニラム「人類の滅亡の瞬間だ・・・」
視線の先にメタバース空間を破壊し尽くしているゴッドジャマトの姿
消えていく人々のアバター
ヒエル「ゴッドジャマト・・・1000年間動きが無かったのに!!」
ニラム「『彼』が遂に力尽き封印が解けたのだろう・・・」
ヒエル「彼?」
ニラム「遥か昔の英雄。自らの贖罪で抑え続けた『元管理者』・・・」
エース「で?どうするんだ?」
ヒエル「エース・・・」
ヴィジョンドライバーの認証ボタンを押し四次元ゲートを開く音葉
ニラム「世界を救えるのは君達に掛っている。ギーツ世界を変えれるか」
エースはそのままゲートを潜っていく音葉
ニラム「君も彼らに世界の事を伝えるんだ・・・」
ヒエル「分かった!!」
同じくゲートを潜る音葉
・・・
あきら「それが未来の現状・・・」
にちか「そんな怪物が何時出現するか分かんないのにどうやって・・・」
ヒエル「ゴッドジャマトの誕生は現在の、今日この日なんです!!」
あきら「はぁ?」
にちか「えっ?」
美琴「と言う事は・・・」
・・・
県営団地
海美「あっ!」
景和「海美ちゃん?」
祢音「どうしたの?走ってきて?」
海美「周子ちゃんとPが・・・」
景和「遂にぶつかったんだ・・・」
海美「どうしよう。助けたいけど・・・」
祢音「それ程の強さって事だよね・・・」
ざわざわ
景和「どうかしたんですか?」
英雄「殺人事件だ・・・さっきとは別の」
海美「英雄さん!!どうしたんですか!!」
英雄「異臭がするって聞いて駆け付けたんだ。そしたら・・・」
早苗「この団地の町内会長と副会長の遺体が合ったのよ。死後数日経ってる」
景和「じゃあ、あの時から!!」
祢音「嫌な予感がする・・・急ごう二人共!!」
415 : おにいちゃん   2024/05/24 07:32:43 ID:HIXaU/syis
>>414
(団地、部屋の中)
桃子「『分析(アナライズ』…」ピピッ
早苗「どう…?」
桃子「死亡推定時期は、今日遺体が見つかった『萩谷蒼斗』巡査と同じだね…」
照井「ライダー達に協力を要請してきた『警察官』のモンタージュが上がった…」
英雄「まんま、萩谷巡査だ…!?」
氷川「今、街で行動してる萩谷巡査は…」
早苗「ニセモノって訳ね…」
桃子「これ以上は調べられない、解剖に回そう…」
照井「そうだな…」
・・・
(Pvsワカモ)
ワカモ「くっ…!(変身解除こそされなかったものの、ダメージが目立つ音葉」
P「まだ、やるか…?」
ワカモ「言ってるでしょ、『未来』を変える為に動いてるって…」
P「『ゴッド』を始末出来ない俺は不要らしいな…」
ワカモ「だから、『未来』から兄ちゃんが来たんだよ…」
P「まるで『現在の俺』のせいとでも言いたげだな…」
ワカモ「だって、実際にそうだった。あたしが視た『未来』に貴方は居なかった!」
P「何で居なかったんだ?」
ワカモ「え…?」
P「いや『管理者』の俺が居ないって、相当の事が無いとありえんだろ…」
ワカモ「それは…」
P「だから、答えてくれ。お前が視た『未来』に何故、俺は居なかった…!」
ワカモ「分からない…」
P「え…?」
ワカモ「『そこまで』は分からなかった。理解してるのは『Pさんが居ない未来』でゴッドジャマトが跋扈していた事だけ…」
P「単純にたまたま居なかっただけとかじゃないのか…?」
ワカモ「それはあの『白い兄ちゃん』じゃないと分からないかもね、『ゴッドジャマト』の誕生を阻止する為に現れたんだろうし…」
P「ふむ…」
ワカモ「(隙が出来た…!」
P「『幻想蝙蝠(ホロウバッツ…』」
ワカモ「なっ…!?(周子の周りを小さいコウモリが飛び回ってる音葉」
P「悪いな、さっきからずっと飛ばしてたんだ…」
416 : プロデューサーちゃん   2024/05/24 10:45:39 ID:e02PVxWzxk
>>415
ワカモ「なら・・・此処からが本番と言う事!!」
DESTRUCTION BOOST TIME
P「(来るか・・・!!」
ワカモ「うわぁあああ!!」
周りから九つの鬼火を呼び出す音葉
ワカモ「行けぇええええ!!」
鬼火が一斉に掃射される音葉
P「だったらこっちも・・・ッ!!」
空間が歪み始める音葉
ワカモ「捕えた・・・そのまま!!」
創世の力で空間を圧裂爆破する音葉
P「アブねぇ!!」マントで防ぎながら出て来る音葉
鬼火が落ちて来る音葉
P「炎にはコレだ!来いグラキエス!!」
冷凍波動で消し去る音葉
ワカモ「そう来ると思ったよ・・・」後ろに回り込む音葉
P「なにっ!!腕に鬼火を纏って!!」
ワカモ「くらえぇ!!」鬼火纏のライダー霞斬りを発動する音葉
DESASTER GEATS VICTORY
P「ちっ!!」マントを纏う音葉
ドゴーン!!
ワカモ「チッ!!手応え無し・・・」
P「そうでもねぇよマントを滅茶苦茶にしやがって・・・!!」
ワカモ「なら・・・もう一段ギアを上げようか!!」完全鬼火纏状態になる音葉
P「(ナビゲーター聞こえるか!!」
ツムリ「ハイ、モニタリングしてます」
P「(俺が合図を出したら俺と塩見を隔離しろ!!」
ツムリ「分りました。ご武運を・・・」
・・・
公園
夕美「春樹お母さんは何処に居るの・・・」
春樹「言えない」
夕美「コレは重要な事なの・・・」
春樹「だってお父さんの命を奪ったのは人間だよ。悪いのは人間じゃないの?」
夕美「春樹・・・」
道長「確かに人間も良い奴と悪い奴もいる。だけどな・・・本当に悪い奴はな」
夕美「道長君?」
道長「自分の幸せの為に、他人の幸せを踏み躙る奴だ・・・」
夕美「・・・」
道長「それにな、俺もジャマトの力がある。だけど人間と生きてる」
春樹「・・・」
道長「お前の幸せを護る為に、教えてくれ・・・」
417 : プロデューサーさま   2024/05/25 01:29:17 ID:VpX8.Cuuyo
>>416
春樹「分かった、付いてきて…」
道長「あぁ…」
夕美「葉月…」
・・・
(Pvsワカモ)
ワカモ「燃やし尽くしてやるぅ!」
(炎を纏った拳をぶつけようとする音葉)
P「今だ!」
ワカモ「何を…!?」
・・・
ツムリ「行きます、座標は…!」
・・・
(愛増県西部『とある土地』)
ワカモ「何、この瓦礫…?」
P「ご明察…」
ワカモ「『ここ』はいったい…」
P「『旧県立研究都市』、人はここをそう呼ぶ…」
ワカモ「なっ…!?」
P「ここなら、心置きなくやれる…」パチン
(北上式の人払いを掛ける音葉)
ワカモ「やられた、あの志希ちゃんを閉じ込めた『人払い』…!」
P「イタズラキツネ娘を一旦、家に帰してやらんとな…」
ワカモ「それは兄ちゃんのため…?」
P「今のお前には良くも悪くも『浮世』しか映ってないのか…?」
ワカモ「何が言いたいん?」
P「お前が自分自身を知らなさ過ぎるって話だ、『塩見周子』!」
ワカモ「今の『あたし』をそう呼ぶなぁっ!」
P「なんどでも呼んでやるさ、塩見周子…!」
ワカモ「しつこい!」
(文字通り『怒りの炎』を燃やす音葉)
P「変なもんに『囚われやがって』…!」
ワカモ「何度言えば、分かるの。この世界の、アンタの為でもあるんだ!」
P「お前が『塩見周子』である事の誇りを取り戻すまで、俺は呼び続けるぞ…!」
ワカモ「あたしの名は『ワカモ』、今は『ワカモ』なんだぁっ!」
P「俺の世界の命運を、お前が…」
ワカモ「あぁぁぁぁ!(炎を纏ったエネルギー弾を放つ音葉」
P「『お前ら兄妹』が勝手に決めてんじゃねぇ!」スパァン
(エネルギー弾をエンドナイフで真っ二つに斬る音葉)
ワカモ「んなっ…!?」
P「その『ドライバー』を先ずは斬る!」
・・・
(葉月と春樹の隠れ家)
春樹「ここだよ…」ガチャ
(開けたドアの先には外の景色を切なげに見つめる葉月の姿があった…)
418 : プロヴァンスの風   2024/05/25 06:48:36 ID:1c.74vpYUg
>>417
ゴーン
鐘の音と共に場所が変わる音葉
夕美「えっ?此処はさっきの道」
道長「これはまさか・・・!!」
エース「悪いな。状況が変わった。クイーンを排除する」
階段を降りてくる無慈悲な処刑人
道長「ジャマトでも母親だぞ!」
エース「少数の為に多数を犠牲にするのかバッファ?」
夕美「何が貴方をそこまで変えたの英寿・・・」
エース「話す気は無い・・・」
道長「お前はコイツを連れて行け。今なら間に合う」
エース「勝ち目はないぞ」
道長「悪いが俺は諦めが悪い!」ZONNBI
エース「そうか、なら実力で排除するまでだ」DOOMS GEATS
二人「「変身」」
・・・
夕美「春樹、一つ聞いて良い?」
春樹「何、夕美お姉ちゃん」
夕美「貴方を買い物に行かせたのは誰?」
春樹「男の人だよ」
夕美「特徴はどんな些細なことでも良いから・・・」
春樹「顔に包帯をして怪我してた・・・」
夕美「ッ!!」立ち止まる音葉
春樹「お姉ちゃん?」
夕美「何処まで愚かな事をするの!!」
春樹「どうしたのお姉ちゃん?」
夕美「蒼斗!いえ『キング・ジャマト』!!!」
・・・
あきら「ツムリさんから連絡クイーンの居場所が分かったって!」
にちか「この位置は景和さん達が近いですね!」
あきら「急いで合流しましょう!」
・・・
海美「そのお巡りさん正体って・・・」
景和「間違いないと思う・・・」
祢音「店主さんからあの人を奪おうとしたジャマト・・・」
海美「人の幸せを奪って自分の物にしようなんて、赦せない!」
景和「俺達だけで止めよう!こんな最低な事を」
419 : 書いてたが、うっかり消えた…orz   2024/05/25 10:48:30 ID:VpX8.Cuuyo
>>418
(葉月と春樹の隠れ家)
ガチャ…
葉月「ん…?」
(扉が開いたのを察知して振り向くが誰も居ない)
葉月「気の所為かな…?」
・・・
(県営団地付近)
蒼斗「貴方がたは…」
景和「その説はどうも…」
祢音「悪いけど、刑事さんから貴方の正体を聞いてるの…」
海美「あの2人(葉月、春樹)は何処…?」
蒼斗「そこまで割れちまってるのか…」
(徐ろに帽子を顔の前にスライドさせる音葉)
景和「えっ…!?」
祢音「それが『本当に貴方』なのね…」
海美「ウソ…?」
蒼斗「まぁ、この顔を見てヒビらねぇヤツは『居ねぇ』よ…」
(顔を包帯でグルグル巻きにしている音葉)
あきら「追いついた…!」
にちか「何ですか。アレ…!?」
蒼斗「『ライダー』が何人増えたところで同じ事…」
(ヒトの身体のまま、禍々しいオーラを放つ音葉)
景和「皆、気を付けろ!」
祢音「この『気』はジャマト…!?」
海美「しかも、強い…!」
あきら「さっき、『未来のエース』さんとやった時も大変だったのに…」
にちか「って、あれ。居なくなった…?」
(禍々しいオーラを放ちきったところで居なくなっている音葉)
景和「撒かれた…!」
・・・
(旧県立研究都市)
ワカモ「ドライバーを斬ったところで、あたしには『創世の力』が…」
P「それは果たして、どうかな…?」
ワカモ「何、その自信…?」
P「その胸のキズ、何で消えてないんだ…?」ニタリ
ワカモ「えっ、何で…!?」
(『次元斬り』でやられた時のキズが消えてない事に驚く音葉)
P「そのキズはお前がその『レイズバックル』を持つ限り消えない…」
ワカモ「なら、同じレイズバックルを…!」
P「構築しても無駄だ、『傷の記憶』は消えない…!」
ワカモ「(ダメだ『斬られた時の記憶』が邪魔してくる…!」
P「さぁ、ケリを付けようぜ。塩見周子…!」
ワカモ「まだ、呼ぶんか…!」ギリッ
420 : プロヴァンスの風   2024/05/25 11:54:45 ID:1c.74vpYUg
今からウマ娘の映画を見ます
書くのが遅れる
421 : 書いてたが、うっかり消えた…orz   2024/05/25 12:11:53 ID:l9DtlTXeEA
>>420
了解
422 : プロデューサーちゃん   2024/05/25 17:33:40 ID:BkyolDbF.A
>>419
夕美「急ごう!!」
春樹「うん!!」
夕美「ッ!!伏せて!!」
攻撃が飛んでくる音葉
オパビニア「・・・」
夕美「キングの連れかしら・・・?」
オパビニア「ベルクテヴォモイズ、イズキョピピファアガ」
夕美「そんなに人の血が入ったハーフが気に入らないのねキングのバカは!!」
オパビニア「ゼラテウ・・・」
ポーンジャマト達「ジャジャ!!」
夕美「多すぎる・・・私だけじゃ」
拓海「オラァ!!」
里奈「ドッセイ!!」鉄パイプで殴打する音葉
夕美「二人共!!どうして!!」
拓海「ダチが困ってんなら助けるのが当たり前だろ?」
里奈「そうそう!それにアタシらだけじゃないよ~」
ウィン「ツムリの嬢ちゃんに言われて急いで戻ってきたんだが・・・」
冴「随分と賑やかな状態だね・・・」
一徹「まだまだ若い者だけに任せっきりにするのは行けないからね」
夕美「皆さん・・・」
ウィン「行け雑魚は俺達に任せろ!」
冴「その子をしっかり守るんだよ」
夕美「分りました!春樹行こう!一徹さんも無茶しないで!」
一徹「大丈夫大丈夫、元気が有れば頑張れる!」
拓海「来いよ植物共。言っとくがアタシは本気出せばライダーより強いぜ?」ボキボキッ
里奈「喧嘩番長だもんねぇ~」
拓海「うるせぇ!!」
423 : P様   2024/05/25 19:28:06 ID:VpX8.Cuuyo
>>422
(旧県立研究都市)
ワカモ「いい加減にしてよ!」
P「ん…?」
ワカモ「何がしたいのさ、アンタは!?」
P「何がしたいって、言われてもな…」
ワカモ「あたしはこの先の未来でゴッドジャマトが『この世界』を蹂躙した結果が視えたから、ここまでしてるのに…」
P「誰が頼んだんだ、そんな事…」
ワカモ「え…?」
P「だーかーらー、誰が『ここまで』やってくれってお願いしたんだって…」
ワカモ「誰って、それは…」
P「独り善がりに兄(英寿)や友(奏、美嘉、志希、フレデリカ、紗枝)を見放してまで、やる事なのか…?」
ワカモ「だって、1000年先の未来では誰も何もしていないから…」
P「そんな先の未来(こと)なんて、誰も分かんねぇよ。俺だって、生きてるかどうかも分からん…」
ワカモ「『不老不死の吸血鬼』が何、弱気な事を…!」
P「『不老不死』つったって、万能じゃねぇだろ。こないだもイヴの『やらかし』で死にかけた…そうか!」
ワカモ「何が『そうか!』よ…」
P「俺が『居なくなってる』時に視てしまったんだよ…」
ワカモ「『居なくなってる』時…?」
P「聖剣使い達の失踪事件に巻き込まれてる時に視てしまった『未来』がそれだ、何故なら『俺の存在』は殆どの人間が感知していなかった…」
ワカモ「なら…」
P「ん…?」
ワカモ「今なら、1000年先でゴッドジャマトが出ても止められるって言うの…?」
P「さぁな、そこまでは分からんが。言える事は1つだ…」
ワカモ「何よ…?」
P「テメーだけが戦ってると思うな。ヒトってもんはな、毎日『何かしら』と戦ってるモノだぜ…」
・・・
エース「諦めろ、道長…!」
道長「クソッ…!」
(力量差で変身解除させられている音葉)
424 : プロデューサーちゃん   2024/05/25 21:20:10 ID:BkyolDbF.A
>>423
道長「うぅうう!!」
ボロボロの状態で起き上がる音葉
ベロバ「ボロボロね。ザマァないわね」
道長「今、構ってる暇は無い!!」
ベロバ「そう、でも私はそうじゃないのよね!!」
ジャマトの植物で出来た剣を突き刺す音葉
道長「お前!!何を!!」
ベロバ「これでアンタの中のジャマトの力を覚醒させて、究極のジャマトに変貌する」
エース「・・・」
ベロバ「そしてアンタと一緒に世界の終わりを見届けるわ!」
道長「うぁあああああ!!!」身体からジャマトの力が暴走する音葉
・・・
隠れ家
蒼斗「そうだ、人間こそが俺達でジャマトの世界を創ろう・・・」
葉月「人間は・・・悪・・・」
海美「Wasshoi!!!!」ドゴーン!!
殺戮者のエントリーだ!!
景和「騙されるな!!」
祢音「旦那さんを撃ったのはそいつよ!!」
にちか「よくもまぁいけしゃあしゃあとそんな嘘ブレますね!」
あきら「アンタほど腐り果てたクズは居ない!!」
葉月「えっ・・・」突っぱねる様に離れる音葉
蒼斗「もう此処までバレたのならしかた無いか・・・」
包帯を解き顔を整形する音葉
葉月「ッ・・・そんな」
その顔は夫を撃ったあの時の警官と同じだった
海美「・・・」珍しく牙をむき出しにして怒っている
景和「コイツ・・・!!」
葉月「よく・・・よくも!あの人の命を!!」
クイーン・J【ウワアアアアア!!】
蒼斗「奇跡の力・・・それは俺の物だ!!」
キング・J【アッハハハハ!!】クイーンを殴り付ける音葉
にちか「自分の物に成らなかった即攻撃!」
あきら「何処まで外道なんだ貴様は!!」
海美「・・・ぶっ潰す!!」
5人が一斉に動くと同時にキング派のジャマトが一斉に出て来る音葉
425 : 毎日変態   2024/05/25 22:21:46 ID:VpX8.Cuuyo
>>424
(高坂家)
海美BV「似合うかな…?///(SHSの髪型を見せる音葉」
あねね「いいと思うよ!」
環「似合ってるよ!」
海美BV「P先生に見せたいなぁ…」ボソッ
あねね「そういえば、海美ちゃん戻ってこないわね…」
環「おやぶんを追いかけて行ったけど…」
海美BV「多分、戦ってる。変身する度に私の鼓動も熱くなってくるから…」
・・・
景和「ポーンジャマト…!?」
祢音「多分、大智の所で育てられていないか…」
あきら「もしくは連れられて染められたか…」
にちか「だとしたら、胸クソ悪いですね…」
海美「ふざけるな!(瞳の中の炎が燃え上がる音葉」
・・・
(旧県立研究都市)
ワカモ「戦ってる…」
P「俺だって、例外じゃねぇよ。研究テーマの成果がノルマに達していなければ、評価は下がる…」
ワカモ「こんな時に何を言ってるの…?」
P「加えて、苦手なヒカリさんと『あの場所』でどうやったら会わないかって試行錯誤もしないとなぁ…」
ワカモ「アンタ、さっきから可笑しな事しか言ってない!」
P「いや、俺は至って真面目な話をしてるぞ」
ワカモ「なっ…!?」
P「流石の俺だって、TPOは弁えてるさ…」
ワカモ「どの口が…!」
P「そりゃ、元には戻れねぇよな…」
ワカモ「はぁ…?」
P「お前、誰にも言わずに『そうなっちまって』いるんだろ…」
ワカモ「緊急事態だったからね…」
P「そうなるとだ、愛増学園はてんやわんやだろうな…」
ワカモ「ん…?」
P「お前が残してきた仕事、溜めてたであろう事務処理。それらを行うのは誰の仕事か…」
ワカモ「・・・(別の意味で事の重大さに気付き始める音葉」
P「加えて、年度末だ。次年度へ向けての『あれやこれや』だってあるだろうに…」
ワカモ「止めろ…」
P「まさか、未来を視たのを『これ幸い』にと逃げたとかじゃないよな…?」
426 : プロデューサーちゃん   2024/05/25 23:14:45 ID:BkyolDbF.A
>>425
道長「俺は諦めない!!」
・・・
美琴「・・・」
ヒエル「大丈夫でしょうか・・・」
美琴「大丈夫だよ。きっとね・・・」
・・・
拓海「オラオラオラオラオラオラオラァ!!!!」
里奈「出たぁ!たくみんのオラオララッシュ!タクちゃんがよく餌食になってる奴だ!!」
ウィン「夏樹が良く言ってた奴だな!!流石だ!!」
冴「一徹さん大丈夫?」
一徹「また腰が・・・」ピキッ
・・・
海美「ガァア!!」
ジャマト「じゃ!?」首を圧し折る音葉
あきら「そこら辺の廃材でも喰らえ!!」
ジャマト「じゃああ!!?」頭をかち割る音葉
にちか「鍛えられたこの動き!!」
ジャマト「じゃ!?」足払いを踊る要領で喰らう音葉
景和「だぁああ!!」壁走りで蹴りを入れる音葉
祢音「えいっ!!」ロッカーの扉をぶつける音葉
・・・
道長「未来がどうなろうと知った事か!俺は叶えて見せる!ギーツが目指した、誰もが幸せになる世界を!目の前の小さな幸せを守らないで!何が守れるだ!」
英寿「それでこそバッファ。お前の願い、確かに受け取った・・・」
ベロバ「究極のジャマトになっちゃいなさい!」
英寿「バッファ、お前は仮面ライダーだ。お前の願い貫いて見せろ!!!」創世の力が発動する音葉
道長「うわぁあああ!!・・・これは」
願いによりジャマトの力が一つのバックルに変貌する音葉
ベロバ「はぁ何あれ・・・」
エース「・・・何?」
SET LIBERATION
道長「変身!!」心臓を叩く音葉
AWAKENING POWER
PLOSION RAGE
READY FIGHT!!
427 : ミスター・馬車馬   2024/05/26 16:27:27 ID:VvmXJtB9Cw
>>426
道長「ここからが本番だ…!」
エース「厄介な事になったな…」
ベロバ「何なのよ、『アレ』は…」
・・・
ワカモ「違う、あたしは逃げたわけじゃない…」
(頭を抱えながら、全力で否定する音葉)
P「担任を受け持つと大変だよなぁ、分かる。分かるぞー…」
ワカモ「なんで、あんなに大変なの、意味が分からない…」
P「高校生にもなると、早いヤツは1年のうちから進路を見定めているからなぁ…」
ワカモ「最近の学生って、何であんなに意識高いん…」
P「加えて、愛増学園は県屈指の教育機関だからなぁ…」
ワカモ「何処の誰なん、学園の近くに研究都市を移転させたんは…!」ドンッ
(怒りのあまり、地面を叩く音葉)
P「前知事だよ、俺はイヤだつったんだが…」
ワカモ「『あんなん(県立研究都市』が学校の真裏にあるもんだから、生徒が気軽に行けるんよ…」
P「まぁ、その方がインターン生とかも受け入れやすいんだよね…」
ワカモ「『前んとこ(今居る場所』だったら、交通費の申請くらいしか面倒な事が無かったのに…」
P「奇しくも『ここ』なんだよな…」
ワカモ「あたしはデザグラが憎い!」
P「実はそうだったのか…」
ワカモ「他の教員は、あたしの苦労を分かってくれない…」
P「あー、いつものヤツラじゃない人間ばっかりか…」
・・・
(県立研究都市の麓)
???1「ここだね、周子ちゃんが居るっていうのは…」
???2「P先生曰く『これがラストチャンス』って事らしいけど…」
???3「ここでシューコちゃんを逃がせば、高校教師の名が折れるってモンだね!」
???1「折れはしないけど…」
???2「業務量の負担は軽減したいわね…」
(『友』の声はイタズラキツネに届くのか…?)
428 : 日本ダービー、見に行ってた。そして負けた   2024/05/26 21:08:08 ID:3rSgif/1Bc
>>427
キング・J【オラァアアア!!】一撃を浴びせる音葉
クイーン・J【ウワアアアアア!!】
変身が解けて倒れる音葉
海美「お前!!」SET BURNING
あきら「コイツ!!」SET
景和「!!」SET AVENGE
祢音「許せない!!」SET
にちか「何処までも外道なんですか!!」SET UP
五人「「「「「変身!!」」」」」
海美「うおぉああああ!!」炎の拳で殴り付ける音葉
キング・J【俺を舐めるな人間がぁあああ!!】
海美「ぐっ!?コイツ硬い!!」
あきら「隙有り!!」
地面を潜水して背後から銛で刺す音葉
キング・J【アァアアアアア!!!】
腕の蔦で防いでそのまま投げつける音葉
あきら「どわぁ!?」
にちか「だったらこれならどうだ!!」
ベクトル操作で色々な物をぶつける音葉
キング・J【ジャマトでの奇声で解読不能】
手からのエネルギー弾で縦横無尽に撃ち出す音葉
にちか「無茶苦茶ですよ此奴!!」
景和「それでも俺達が止めるんだ!!」
ズババババン!!
祢音「こんな奴に未来を滅茶苦茶にさせない為に!!」
海美「お前をゴッドにさせはしない!!」
・・・
道長「うおぉああああ!!」チェーンソークローで切り裂く音葉
エース「チッ」カウンターを狙う音葉
道長「ぐぅ!うぁあああ!!」
エース「にぃ!!ハァアアア!!」
激しい攻撃の打ち合いを行う音葉
ベロバ「結局アタシの思い通りに成らなかったわね・・・でも、それでこそミッチーよ」消滅する音葉
・・・
英寿「うおぉああああ!!」拘束を引き千切りそのまま脱出する音葉
・・・
エース「ハァアア!!」
道長「まだだあああ!!」壁を昇り攻撃を避ける音葉
エース「何ッ!!」
道長「ラァア!!」PLOSION RAGE VICTORY
エース「ぐおっ!!!」のけぞる音葉
道長「コレが俺達の力だ!!」
エース「中々やるな。なら、その力を造り変え・・・ん?」
脱出をした英寿が現れる音葉
429 : テレビで見てたけど、ノリさん凄かったわね   2024/05/26 21:48:53 ID:VvmXJtB9Cw
>>428
英寿「ここは俺に任せろ…」
道長「大丈夫なのか…?」
英寿「俺を誰だと思ってるんだ?」
道長「任せたぞ…」
(変身解除して、春樹を連れて行く音葉)
・・・
(旧県立研究都市)
周子「もう、どうしたらええんよ…」
P「まさか、ここまで落ち込むとは…」
「prr…(スマホが鳴る音葉」
P「はいはい、もしもし…」
???1『呼んでおいて、入れないって…』
P「あぁ、悪い。一旦、入れるようにはしておく…」パチン
(3人くらいの人間が入れるようにしている音葉)
周子「待って、誰を呼んでるん…?」
P「今の『お前』に必要なヤツらさ…」
周子「今の『あたし』…?」
P「よし、全員来たな…」パチン
(全員入ったのを確認して、再度閉じる音葉)
周子「しまった、またトラッシュトークにハマってた…」
P「さて、そろそろ終わらせようぜ。その為に呼んだんだからな…」
???1→美嘉「うわっ、本当に瓦礫だらけ!」
???2→奏「よくもまぁ、こんな所で戦ってたわね…」
???3→フレデリカ「ボンジュール、シューコちゃん!」
周子「1人、足りないような…」
P「アイツは『錬金アカデミー』に掛かりっきだったうえに…」
(志希がフェードアウトしてるのは恵美から聞いてる音葉)
周子「あれ、そうだったん…?」
美嘉「ちょっと待って、それはアタシ達も聞いてないよ!?」
奏「とうりで姿を見ないわけね…」
フレデリカ「まぁ、『研究都市』側のヒトでもあったからねぇ…」
P「まぁ、宝太郎達もよくやってるし。そろそろ、ひょっこり戻ってくるだろうよ…」
美嘉「さて、周子ちゃん…?」ゴゴゴ…
奏「いい加減、油を売ってないで戻ってきなさいな…」ゴゴゴ…
フレデリカ「そろそろ、仏のフレちゃんも大変かなぁ…」ゴゴゴ…
周子「いや、その待って。まだ、諸問題が…」
430 : ノリマジックに負けた。めっちゃ悔しい   2024/05/26 22:36:40 ID:3rSgif/1Bc
>>429
景和「はぁああ!!」
祢音「はぁあああ!!」
海美「でぁあああ!!」
BUJIN SWORD STRIKE
FANTASY STRIKE
EX BURNER STRIKE
キング・J【ゴゥアアアアアア!!】
にちか「決まった!!」
あきら「いや、何かおかしい!!」
キング・J【ウルァアアアアア!!】
耐え抜きそのままカウンターで五人を吹き飛ばす音葉
海美「がはっ!?」
にちか「何て頑丈な奴・・・」
あきら「クソッ!!」
景和「このままじゃ・・・」
「ウォオオオオ!!!!」
祢音「道長!!」
道長「おぉおおおお!!」
キング・J【邪魔者が・・・消えろ!!】
そのまま光弾を発射するが全て弾き返される音葉
キング・J【何!!】
道長「オラァ!!」
キング・J【グワァ!?】切り裂かれる音葉
そのまま蔦を出すも全て切り裂かれる
キング・J【舐めるな!!】取っ組み合う音葉
道長「それが俺のセリフ・・・だぁ!!」強力なヘッドバッドを浴びせる音葉
キング・J【がっはっ!?】完全にひるむ音葉
道長「うおぉああああ!!」
PLOSION RAGE STRIKE
キング・J【がぁああ!?】身を引き裂かれる傷を負う音葉
景和「道長さん!!」
海美「遅刻だよ!!」
祢音「コレで・・・」
道長「あぁ決めるぞ!!」
BUJIN SWORD VICTORY
FANTASY STRIKE
EX BURNER VICTORY
PLOSION RAGE VICTORY
四連続のライダーキックのフルコースを喰らう音葉
キング・J【うぁ・・・あぁあ・・・ぐぁああああ!?】
遂に救いようの無い悪魔の化身は正義の鉄槌に爆発四散する音葉
続く
431 : 完全に穴馬だった・・・   2024/05/26 22:51:51 ID:3rSgif/1Bc
>>430
にちか「遂に消し飛んだんですね・・・」
あきら「何処までも救いようの無い奴でしたね・・・」
夕美「葉月!!」
あきら「夕美さん?」
春樹「お母さん!!」
葉月「うぅ・・・」
夕美「葉月駄目だよ、しっかりして!!」
葉月「ごめんなさい・・・夕美さん・・・」
春樹「お母さん!!死んじゃやだよ!!」
葉月「ごめんね、春樹・・・幸せになって・・・」
そのまま息を引き取る
夕美「葉月!!」
海美「・・・あの傷じゃ。もう」
景和「何でこんな事に・・・」
祢音「ただ幸せに暮らしたかっただけなのに・・・」
道長「・・・」
P「遅れてしまった。が・・・」
英寿「・・・」
エース「・・・」
P「ハッピーエンドとは行かないか・・・」
(周子はおいて来た)
春樹「・・・」
夕美「どうしてこんな事に・・・」
春樹「・・・こんな世界・・・」
夕美「春樹?」
春樹「滅んじゃえばいいんだぁああ!!!」
膨大な破壊の力と背後に浮かび上がる【ゴッドジャマト】の影
夕美「春樹!?きゃっ!!」吹き飛ばされる音葉
景和「まさか、あの子が!?」
祢音「ゴッドジャマト!?」
P「成程、そう言う事かよ。俺が倒せない訳だ!クソッたれが!!」マジ切れする音葉
海美「あの子は『被害者』でしかない・・・」
あきら「悪人でも何でもない、ただ世界を滅ぼせるだけの力を持った被害者・・・」
にちか「Pさんが始末出来ない訳ですよ!クソッたれ!!」
P「誰があの子を裁く権利があるんだよ・・・」
エース「アイツがゴッドか、審判を下すまでだ・・・ん?」ガシッ
英寿「神様だからって調子に乗るな・・・」
道長「・・・」ただ無言で近付く音葉
432 : Pチャン   2024/05/27 03:58:08 ID:O..w/NGELY
>>431
P「そうだ、神がいつ如何なる時も万能だと思うな…」ジャキン
(英寿が後ろから肩を掴み、Pが正面に回ってエンドナイフで『エース』をそれぞれ牽制する音葉)
エース「っ…!」
春樹「うわぁぁぁぁ!」
(蔦を伸ばして、道長と認識してないまま攻撃する音葉)
道長「ぐっ…!」
(攻撃に耐えながらも、歩みを止めない音葉)
夕美「春樹、道長くん…!」
道長「春樹…!」
春樹「お父さん、お母さん…!」
(目の前でそれぞれ事切れた『父と母』の最期が脳裏から離れない音葉)
道長「ぐっ…!」
(春樹が呟いた事の意味を考える音葉)
春樹「あぁぁぁぁぁぁ…っ!?」
(ここに来て、道長が近付いている事にようやく気付く音葉)
道長「春樹、俺は大丈夫だ…」
(そう言いながら、優しく抱擁する音葉)
春樹「お兄ちゃん…」
道長「お前は両親に守られた。その愛をもって『幸せになれ』…!」
春樹「うん…」
(春樹自身を覆ってた『ゴッドジャマト』のオーラが鎮まる音葉)
エース「なっ…!?」
英寿「流石のお前も驚いたか…」
P「『1000年』という時の中で、お前は『仲間達』を失っていったんだろうな…」
エース「あぁ…」
P「そして、それは俺にも言える事だ…」
英寿「そうか、そうだな…」
(仲間を失い、孤独に晒された『自ら』の姿を見つめる音葉)
エース「だが、『今のお前達』はゴッドジャマトの『起源』を食い止めた…」
(視線の先には道長と春樹を囲む夕美や景和達の姿が映る音葉)
P「すると、どうなる…?」
英寿「未来が『分岐』する…」
エース「俺は『一旦』帰ろう、俺は俺なりのやり方で『ゴッド』を止める…」
(そう言い残して、『未来』へと帰っていく音葉)
P「帰ったか…」
英寿「それより『シュウ』はどうした…?」
P「ドライバーなら、回収済みだ…」
英寿「なら、俺が預かろう…(受け取る音葉」
433 : ぷろでゅーしゃー   2024/05/27 12:34:05 ID:qPrWhykIGE
>>432
P「ジャマトの影の騒乱はこうやって終わった訳だ・・・」
風花BV「成程、でも驚きました」
P「何がだ?」
風花BV「Pさんでも躊躇するんですね」
P「当たり前だ。ゴッドジャマトは幸せを奪われ、ただ世界を壊す力を持っただけの被害者だ。あの子をやっちまったら俺は皆から失望される・・・」
風花BV「私も貴方が世界の為とは言え罪もない子供を始末したら失望しますよ・・・」
P「30世紀の未来でゴッドジャマトが暴れてたのもそう言う事だったんだよ」
風花BV「それと相葉さんは?」
P「あぁ向井に詰められてたな。自分がジャマトだと隠してた事と・・・」
・・・
夕美「春樹の事は私は最初、養子だと思ってたの」
拓海「んだよ。どうしてそう思うんだ?」
夕美「春樹は半年前に突然現れたの。半年間ずっと見守ってたから」
里奈「軽くストーカーみたいな事してない?」
夕美「違うよ!?葉月と清春さんが上手く生活できてるか見守る為にだよ!?」
ウィン「で、半年後唐突にあの子供が現れたと?」
夕美「ジャマトは植物。有機生殖での繫殖出来ない。私もジャマトの樹から生まれたし」
拓海「あぁ良く分んねぇな」
里奈「つまり~植物と動物は子供出来ないって事でしょ~?」
ウィン「クイーンは普通のジャマトじゃなかったんだな」
夕美「もっと疑問に思って五十鈴さんに伝えるべきだった。私のミスのせいで」
拓海「別にお前のミスじゃねぇだろ。仮に伝えても、あの屑野郎は動いてたと思うぜ」
里奈「偶々皆とが居たから被害が最小限で済んだんだし」
拓海「コレからお前や道長が親代わりに『愛』を教えりゃいいだろ」
夕美「皆・・・」
・・・
P「『愛』は全てを救うって奴だな」
風花BV「臭いセリフは来ますね」
P「良いだろ別に・・・」
風花BV「他に何か合ったのですか?」
P「いや、別に?(言えねよな、プロメアと大喧嘩して図書館から追い出されたなんて」
434 : Pはん   2024/05/28 00:07:08 ID:nxuTAd045U
>>433
【回想編その1.5:神様との親子喧嘩】
P「(ゴッドジャマト騒ぎは解決し、ヒトとジャマトの子である春樹は五十鈴大智の庇護を受けつつ、吾妻道長、そして『何故か』相葉夕美と一緒に暮らしていた…」
P「(どうやら、相葉の方が吾妻にシンパシーを感じているらしい。大丈夫か、この地域…?」
P「(そして、俺は『ある問題』が解決したかどうかを確認する為に百合子と杏奈を連れて、『旧県立研究都市』近くに存在していた筈のプロメアの『図書館』へと車を走らせていたのだが…」
(図書館近く、森の入口)
P「ん、結界が厚くなってる…?」
百合子「いつ、また敵対勢力に襲われるかも分からないとの事なので、結界は強化されてます!」
杏奈「杏奈達は結界内に入れるように特性の『ワンダーライドブック』を貰ってるんです…」
百合子「おじ様、手を!」
P「なるほど。手を繋いでいれば、一緒に入れると…」
杏奈「出るのにワンダーライドブックを要りませんから、大丈夫…」
P「さて、本はどのくらい『処理』されたのやら…」
百合子「(あっ…」
杏奈「(杏奈は忠告した。でも、百合子さんも一緒になって盛り上がってた…」
P「さて、ようやく着いた…ん?」
(目の前の図書館が以前訪れた時より大きくなってる音葉)
P「(つд⊂)」ゴシゴシ
杏奈「まぁ…」
P「( ゚д゚)」
百合子「そうなりますよね…」
P「どうなっとんじゃ!」
・・・
(図書館屋内)
\どうなっとんじゃ!/
プロメア「げ、パパが来た…」
ヤーネフェルト「どうなさるおつもりですか、これだけの『禁書』…」
デザスト「だーから、言ったんだ。とっとと捨てておけって…」
トモ「捨てれる訳がないので、正確には焚書ですね…」
プロメア「そんな事、出来る訳が無いでしょ!」
P「じゃ、どうするつもりだったんだ。増えてるじゃねぇか!」
プロメア「げっ…!」
435 : お兄ちゃん   2024/05/28 13:05:09 ID:am9KV1PS6U
>>434
プロメア「私は悪くない!悪いのはこの子達を日の眼に出さない人が悪い!!」
P「明らかに世界の価値観が分かる文献は外には出せねぇんだよ!!」
プロメア「そんな悪魔の所業が許される訳ない!!」
P「じゃあなんだレプリカの『死海文書』は!!」
(マリアに関する表に出ると世界が引っ繰り返るレベル)
プロメア「その程度で引っ繰り返る世界なんてありえません!!」
P「宗教間の混乱は世界が乱れるんだよ!!」
百合子「案の定大喧嘩しちゃったね・・・」
杏奈「この前は粘土板も複製してたね・・・」
百合子「凄いよね。当時の土で完全再現したの。凄く興奮しちゃった」
杏奈「ちょっと何言ってるか分かんない」
P「兎に角一部は焚書しろ!!」
プロメア「そこまで言うのなら私にも考えがある!!」
P「おうなんだって言うんだ!!」
何処からともなくフードを被り口元に何かを装着する音葉
百合子「あっ!あれは!!」
杏奈「知ってるの百合子さん?」
ゴウランガ!その姿は奥ゆかしいアトモスフィアを感じる姿であった!深紅のマスク、メンポに書かれしP殺の文字!本の守護者のエントリーだ!
百合子「ニンジャです!ニンジャが居ます!!」
杏奈「ニンジャが居ると思いますか?おかしいと思いませんか?あなた」
プロメア「ドーモ、P=サン。プロメアです」
P「ッ!ド、ドーモ、プロメア=サン」
一見おかしいと思われるが、アイサツは神聖な儀式だ。古事記にもそう書いてある
プロメア「イヤーッ!!!」
P「グワーッ!!」
アイサツの終了コンマ秒にプロメアは距離を詰め、カラテの連打である!
恐るべしカラテの連打!その光景は囲んで棒で叩くが如し!このままではPはネギトロになってしまう!
杏奈「百合子さんはさっきから誰に話してるの・・・」
※ナレーションは全て百合子の独白である
436 : ミスター・馬車馬   2024/05/28 13:05:09 ID:am9KV1PS6U
>>434
プロメア「私は悪くない!悪いのはこの子達を日の眼に出さない人が悪い!!」
P「明らかに世界の価値観が分かる文献は外には出せねぇんだよ!!」
プロメア「そんな悪魔の所業が許される訳ない!!」
P「じゃあなんだレプリカの『死海文書』は!!」
(マリアに関する表に出ると世界が引っ繰り返るレベル)
プロメア「その程度で引っ繰り返る世界なんてありえません!!」
P「宗教間の混乱は世界が乱れるんだよ!!」
百合子「案の定大喧嘩しちゃったね・・・」
杏奈「この前は粘土板も複製してたね・・・」
百合子「凄いよね。当時の土で完全再現したの。凄く興奮しちゃった」
杏奈「ちょっと何言ってるか分かんない」
P「兎に角一部は焚書しろ!!」
プロメア「そこまで言うのなら私にも考えがある!!」
P「おうなんだって言うんだ!!」
何処からともなくフードを被り口元に何かを装着する音葉
百合子「あっ!あれは!!」
杏奈「知ってるの百合子さん?」
ゴウランガ!その姿は奥ゆかしいアトモスフィアを感じる姿であった!深紅のマスク、メンポに書かれしP殺の文字!本の守護者のエントリーだ!
百合子「ニンジャです!ニンジャが居ます!!」
杏奈「ニンジャが居ると思いますか?おかしいと思いませんか?あなた」
プロメア「ドーモ、P=サン。プロメアです」
P「ッ!ド、ドーモ、プロメア=サン」
一見おかしいと思われるが、アイサツは神聖な儀式だ。古事記にもそう書いてある
プロメア「イヤーッ!!!」
P「グワーッ!!」
アイサツの終了コンマ秒にプロメアは距離を詰め、カラテの連打である!
恐るべしカラテの連打!その光景は囲んで棒で叩くが如し!このままではPはネギトロになってしまう!
杏奈「百合子さんはさっきから誰に話してるの・・・」
※ナレーションは全て百合子の独白である
437 : ぷろでゅーさー   2024/05/28 16:33:42 ID:rniHz/T2BQ
>>435
P「ぐっ…!」
プロメア「いつまでも、パパに負けてばかりの私だと思うなーっ!」
ヤーネフェルト「手数の多さはP殿譲りですね…」
百合子「それでいて、正確なパンチを放っています!」
杏奈「でも…」
トモ「Pさんが黙っている訳にはいきませんよねぇ…」
デザスト「何たって、今の『プロメア』を形付けたんだからな…」
プロメア「さぁ、このラッシュをどう切り抜ける!?」
P「いい加減にしろよ。いつまでも、押されっぱなしな俺じゃねぇ!」
プロメア「いったい、何が出来る!?」
P「お前らを分ける事だ、『Release』!」
プロメア「しまっ…!?」
(身体がグニャリと曲がった後に左右に『プロ』と『メア』で勢いよく分かれる音葉)
プロ「痛っ…!」
メア「ラッシュの反動かしら…?」
P「やってくれたな、クゾガキども…」
(肩で息をする音葉)
デザスト「二人とも、そこそこデケェじゃねぇか…」
トモ「いったい、どこを見ているんですかー?」ニコー
デザスト「何、怒ってんだ…?」
凌牙「何の騒ぎだ…?」
レイカ「あっ…」
(大体察した音葉)
P「神代兄妹、お前らなぁ…」
凌牙「何を言いたいかは予想が付いている…」
P「だったら…!」
凌牙「しかし、俺達は…」
P「ん…?」
凌牙「プロメア神の部下だ…」
『界時抹消!』
P「あっ、待て…!」
(何をしようとしているのか察しがついた音葉)
凌牙「聞けない頼みもある…」
・・・
『再開時!』
P「チクショウ、追い出された!」
(回想終了)
P「(それ以来、俺は『迷いの森』へ入れなくなっている…」
ガララッ
海美BV「やっぱり、ここに居た…」
風花BV「あら、髪型を変えたのね…」
海美BV「ふーちゃん先輩…」
P「で、どうした。海美…?」
海美BV「運動したいよー!」
P「こっちは『超バレーボール』の世界だからなぁ…」
438 : プロデューサー君   2024/05/29 12:43:45 ID:bs7Rc0oSTg
>>437
P「ハハハハハ」
海美BV「笑い事じゃないよ!!」
P「(それも大事だが・・・ゼイン」
・・・
回想・ある日の仕事帰り
P「今日は早く上がれたな~」
光「良かった良かった~」
珍しく速く上がれた二人
P「ん?」
光「どうかした・・・誰だアレ?」
道の真ん中に佇む人物
光「不気味だ。人混みが不自然に避けてる・・・」
P「あの顔は・・・いや違う」
光「P?どうかしたのか?」
P「顔も魂も全てが、あの櫻井侑斗だと言ってる。だが俺の感が言ってる。お前は誰だ!!」
光「えっ!?」
???「流石に気付かれるか。私の正体は・・・」ゼイン!
懐から未知のプログライズキーを取り出す音葉
光「プログライズキー!!まさか、お前は!!」
???「変身」
ゼインライズ
ジャスティス!ジャッジメント!セイギ!ゼイン!
"Salvation of humankind."
ゼイン「私はゼイン。全ての悪を駆逐する者」
P「何の用だゼイン。俺とヤルってか?」
ゼイン「私の演算では今、貴方とやり合うのは不都合。勝った後はアウトサイダーズに敗れる確率が大幅に上がる程のダメージを負う」
光「コイツ勝つ気でいやがる・・・」
ゼイン「これはこれはビルド。その節はお世話に・・・今は宣言だけに」
P「宣言だと・・・」
ゼイン「何れ全ての悪を駆逐する際に貴方一番最初に駆逐します。ではこれにて」
そのまま振り返る音葉
P「逃がすか!!」
ゼイン「この人混みの中で貴方が攻撃できる確率は0%。何れまた・・・」
人混みに消える音葉
P「俺が人払いを張るタイミングさえ把握済みか・・・」
439 : あなた様   2024/05/29 13:50:01 ID:VkmuVy46CE
>>438
P「というより、アイツ…」
光「あぁ…」
P「俺を『一番最初に駆逐する悪』ってハッキリ言いやがったな…」
光「正義の敵が悪であるとは限らないと言いたいのかな…?」
P「戦争なんかはそうであるが…」
光「だが、備えは大事だ。そう言われてしまった以上はな…」
P「確認したい事がある…」
光「確認…?」
P「ヤツが桜井である以上、避けては通れない事がな…」
・・・
(愛増学園高等部校長室)
順二朗「侑斗は愛理さんの所に居る筈だが…?」
P「ですよね…」
順二朗「という事は『何か』あったんだね…?」
光「つい先程、アタシとPは『ライダーゼイン』に変身した『桜井侑斗』に事実上の宣戦布告を受けました…!」
順二朗「ちょっと、待ってくれ…」
(慌てて連絡を取る音葉)
侑斗『どうしたんだ、デネブ。今から、ハナを風呂に…』
順二朗「今日、『こっちの世界』に来てはいないよな…?」
侑斗『来てないぞ。今日は愛理もダウンしてて、買い物以外で家は空けてないからな…』
順二朗「そうか、すまない…」
侑斗『今度、ちゃんと聞かせろよ。所にも伝えておけ、じゃなあ…』
順二朗「との事だ…」
P「ウソを付いてるような話し方では無かったな…」
光「となると、別の世界線からやってきた『桜井侑斗』の可能性ぁある…」
P「戻ってきた途端にこれかよ…」
順二朗「穏やかじゃないのはキミを『悪』だと言ってのけた胆力だね…」
P「えぇ、全く。いい迷惑だ…」
・・・
(プロメアの図書館)
プロ「ねぇ、メア…」
メア「どうしたのよ、プロ…」
プロ「私達、別れたのに作業効率落ちてない?」
メア「それは感じてた…」
プロ「『復元複写』のスピードが落ちてるし…」
メア「『翻訳速度』も落ちたわ…」
・・・
再び『プロとメア』に分かれたのに併せステータスも1/2になっているのである
440 : EL変態   2024/05/30 04:56:40 ID:RJuQOXBsZk
>>439
ピロン
P「ん?」
「屋上で待つ」
P「すまん。少し野暮用だ・・・」
光「分かったアタシは先に帰らせて貰うよ」
P「そうしてくれ。それじゃあ・・・」
順二郎「君も気を付けるんだぞ」
・・・
麗華「・・・」
P「わざわざ呼び出すとは何用だ?」
麗華「ゼインが接触したみたいね・・・」
P「知ってたのか。と言うかお前その恰好・・・」
麗華「仲間達の意思を受け継いだ。それが今の私よ」
P「そうか、それでお前はゼインは・・・」
麗華「ええ、知ってるわ。現に奴とは一戦交えたわ」
P「!そうなのか・・・」
麗華「奴は正義の執行者を名乗っているが実際は違う。暴走した正義よ・・・」
P「だろうな。俺を真っ先に『悪』と断定しやがった」
麗華「・・・」
P「なんだ、その『ちょっと何言ってるか分かんない』って顔は・・・」
麗華「いや、兄さんはどう見ても極悪人よ。多くの女の心を奪い、不特定多数の(ピー音)をする程に・・・」
P「クソッ何も言えねぇ・・・」
麗華「そして、誰よりも優しい嘘を付く・・・奴はそれすら悪と断定する。初めに言っておくわ。奴よりアークの方が遥かにマシよ・・・」
P「悪意の化身よりもか・・・」
麗華「実際にアークも奴に勝てなかった。奴には正義を『使い捨てる力』があるからよ」
P「正義を使い捨てるだと・・・」
麗華「ゼインカード、使用回数があるとは言え正義の力を自在に行使出来る恐ろしい力よ」
P「晶葉が言って居たのは自分の罪とはそれか・・・」
麗華「兄さん、ゼインは私達が倒す。必ずね・・・」屋上から飛び降りる音葉
441 : 監督   2024/05/30 12:54:03 ID:eSgMFav4fQ
>>440
P「いや、ここ(愛増学園)もまぁまぁの高さあるぞ…」
ヒュルヒュル…
P「ん、カード?」パシッ
(麗華が居た方向から飛んできたカードをキャッチする音葉)
麗華『ソウキチへ伝えておいて、しばらく帰れなくなるって』
P「へーへー…」
(少し呆れつつ、カードを懐にしまう音葉)
・・・
(所家)
P「たでーまー…」
恵美「おかえり!」
P「見慣れない靴があるな…」
恵美「そうだね、にゃはは…」
(少し気まずそうに反応する音葉)
P「先に風呂にするわ。今日は力仕事もしてきたから…」
(その『反応』に対して、察した音葉)
恵美「うん、分かった…」
(数十分後…)
P「やっぱり、来てたな。プロにメア…」
プロ「あー、ろうらくてれきた!」ヒック
メア「あたしらちをもろにもろせー!」ヒック
(『なんやかんや』ある間にプロは高等部を卒業して、ハタチ相当にまで成長はしてた音葉)
P「弱いのに呑むなよ…」
プロ「ふらんはよらないのー!」ヒック
メア「パパがわれちゃっから、らいせいも半分になっらのよー!」ヒック
P「メアの方が陽気過ぎて怖い…」
恵美「酔い始めた段階で止めたんだけど…」
千鶴「『呑めなきゃ、やってらんない!』って、余計呷りだして…」
伊織「なんか、メアも大きくなったわね…」
琴葉「多分だけど、『Fusion』したからじゃないかな…」
(自分達と同じくらいだった筈のメアに恨みがましく視線をぶつける音葉)
紬「(なんか、2人の視線が怖い…」
恵美「はい、今日は豚の角煮だよ!」
千鶴「実家から、いい豚肉をもらいましたの♪」
P「箸でとろけるように裂けれる、美味そうだ…」ゴクリ
メア「はむっ♪(Pの箸から横取りする音葉」
P「へっ…?」
メア「えいっ♪」
P「むぐっ…!?」
(MTMで移す音葉)
P「ぷはっ…」
メア「お粗末様♪」
P「ファザコンをこじらせてるのか…?」
442 : Pさん   2024/05/30 13:53:47 ID:6/xuX3KaBM
>>441
PLLLLLL
P「はいもしもし?」
鏡晶葉『私だ』
P「お前だったのか」
鏡晶葉『紺とやってる場合ちゃうんぞ』
P「ハイハイで?何の用だよ」
鏡晶葉『単刀直入に言おう。志希の代わりに入局が決まってた奴居たよな』
P「あぁ、若干15で大学卒業した主席だってな。俺も期待してる新人だ」
鏡晶葉『奴だがついさっき辞職のお便りが来た』
P「そうか、何言ってんだお前」
鏡晶葉『脳が行かれた奴みたいに言うな!私も驚いてんだ!』
P「まだ出社すらしてないのに辞職って・・・理由なんだよ」
鏡晶葉『お便りには『此処でも変わらない日常に飽き飽きだ。困難の道を行かせて貰うZE』だそうだ・・・何言ってんだコイツ』
P「それ俺が言ったセリフ~」
鏡晶葉『相当ないかれポンチの可能性があるな志希が可愛く見える・・・』
P「いや、アイツもアイツで失踪癖があるだろ・・・」
鏡晶葉『篠澤広・・・恐ろしい奴だ』
・・・
広「へっくしょん。ふふっ私を誰か失望したみたいだ・・・」
443 : 貴殿   2024/05/30 23:01:45 ID:eSgMFav4fQ
>>442
学マスP「篠澤さん、そろそろ補習の時間では…?」
広「そうだった、行ってくる…」
学マスP「ふぅ…」
亜紗里「ため息をついては幸せが逃げてしまいますよ…?」
学マスP「それ、迷信ですよ。亜紗里先生…」
手毬「(また、Pったら亜紗里先生とイチャついてる…!?」ガビーン
(この学マスパートは442の時間軸から少し後の話)
・・・
(時を戻そう、Pの時間軸)
P「まぁ、詳しい話は明日聞く…」
鏡晶葉『すまないな、夜分遅く…』
P「気にするな、じゃあ…」
(電話を切る音葉)
P「さて、このカオスをどうするべきか…」
伊織「アンタ、とうとうやったわね!」
琴葉「というより、何で大きくなってるの!?」
メア「プロをトレースしましたー」ヒック
プロ「玄武しゃん、明日おれかけしまへんかー?」ヒック
玄武『さては酔ってるな…?』
やよい「キスした…」
亜利沙「口移しした…」
レイナ「ユキナには刺激が強いかも…」
ユキナ「あわあわ…」
P「うん、豚の角煮美味しい!」
恵美「現実逃避しないでよ!」
千鶴「半分くらいはPの責任ですのよ!」
P「だとしたら、プロとメアの飲酒を止めなかった責任は!?」
紬「P兄ちゃんのだらぶち…」ヒック
P「酔っぱらいが増えてる…!?」
暁「さっきからちびちび呑んでたよ…」
カヨコ「(いつもの日常が戻ってきたわいという感情になっている音葉」
P「海美(BV)に風花(BV)、ゼインに内定辞退。悩みだらけだ、もう…」
恵美「えっ、内定辞退…!?」
千鶴「あの『研究都市』で…!?」
P「少なくとも『所ラボ』では初めてだよ…」
・・・
補足:県立研究都市のような県内最大手でも内定辞退者は出たりする
設定提案:学マスPは9人全員の担当かつ亜紗里先生とイイ感じになっている
444 : P様   2024/05/31 03:36:11 ID:TAXULIdob6
>>443
凛「はぁ?待って母さん私聞いてない」
凛母『今言ったからね』
凛「あのさぁ~そう言うのって事前に伝える物じゃないの?」
凛母『まあまあ、そう言う訳だから、あの子達の世話任せたわよ~』
凛「待って母さん・・・切った」
未央「おやおや~しぶりん。珍しく慌ててますな~」
卯月「何か困った事でもあったんですか凛ちゃん?」
凛「まぁそうだろうね・・・」ムスッ
未央「あ、うん。弄っちゃダメな奴だ」
卯月「此処まで不機嫌なのは久しぶりです!!」
未央「どったの?話聞こか?」
凛「ウチの部族から二名この街の学園に入学した・・・」
卯月「その話だと申した後ですね・・・」
未央「目出度い事じゃん。何が不満なのさ~?」
凛「不満じゃ無いんだと不安なんだよ・・・」キッ
未央「うおおお・・・目付きがほっそ・・・」
卯月「嫌な顔での眼付ですね。凛ちゃんでもそんな顔するんですね・・・」
凛「するよ私でも・・・」
未央「何がそこ迄しぶりんを追い詰めるか知らんが。相当ヤバい奴かい?」
凛「気性がね・・・一人荒いのが居る・・・」
未央「あちゃ~そう言うタイプか~しぶりんに近いのかな?」
凛「ハァ?私は誰それ構わず噛み付かないけど?」
卯月「噛み付くんですね・・・」
凛「口が悪いタイプで直ぐ喧嘩腰になるけど・・・」
卯月「どうしましょう未央ちゃん。老けて見えます・・・」
未央「相当手を焼いたんだろうね・・・」
凛「懐いたら大人しく成るどころか余計に口が悪くなるし、暴食するし・・・」
未央「こりゃ重症ですなしまむー」
卯月「凛ちゃん・・・」
凛「美鈴は可愛い方だよ。直ぐサボるし、人の話聞かないですぐ寝るけど、手毬に比べたら遥かにマシだけど・・・」
未央「気をしっかり持つんだよしぶりん、みおちゃん達もフォローするよ」
卯月「あ、甘いもの食べに行きましょう!皆呼んで!!」
445 : お父さんネズミさん   2024/05/31 13:54:01 ID:hxK1CzpSB2
>>444
凛「ふふっ…」
卯月「どうかしましたか?」
凛「元気になって良かったなって…」
未央「うん、そうだね…」
卯月「はい!島村卯月、ガンバリマス!」
ドッターン
凛「ん…?」
未央「誰か倒れてる?」
卯月「という転んでる…?」
広「キュー…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「凄いな、この『篠澤広』ってヤツは…」
鏡晶葉「内面はすこぶふ天才だ。ヘタしたら、志希にも匹敵する…」
P「ただ、全身アップを見ると絶望的だな。フィジカル面は…」
鏡晶葉「案内してる時も休憩を度々挟んでいたが…」
P「気になる点でもあったか…」
鏡晶葉「思えば、その時点で『内定辞退』を考えていたのだろうな…」
P「しかし、気になるのは『困難な道』という事だが…」
ティルル「あれ…?」
P「どうした、ティルル…?」
ティルル「『この娘』、さっき立ち寄った学園内で見かけましたよ」
P「はぁ!?」
鏡晶葉「学園内で何をしてたんだ…?」
ティルル「ジャージ着て、倒れてました」
P「マジでフィジカル弱者だったか…」
ティルル「あの感じだと、今年度より設立された『初星アイドル科』に在籍してるみたいですね…」
鏡晶葉「アイドル科だと…!?」ガビーン
P「だとすれば、篠澤の中で『アイドル>科学者』に至る何かがあったんだろうな…」
・・・
(愛増学園)
紬「昨日は飲み過ぎた…(二日酔いな音葉」ガンガン
亜紗里「んもう、紬姉さんも若いけど若くないんだから…」
紬「それは分かってるけど…」
亜紗里「ダンナさんが原因かしら?」
紬「そうやね…」
亜紗里「私も男選びは気をつけなきゃなぁ…」
・・・
人物設定:紬と亜紗里は年齢の離れてる遠い親戚(※中の人が声優として同期であるのをネタにしてます)
446 : あなた様   2024/05/31 13:55:52 ID:hxK1CzpSB2
補足:ティルルは無事治って、所ラボの手伝いとして研究都市を訪れている。住まいはノヴァの縁から千早の自宅に同居している
447 : Pさぁん   2024/05/31 22:46:48 ID:l7Zhh9oiX2
>>445
麗奈「フィジカルガガンボだからじゃないの・・・」
光「あぁ~何となくわかる・・・」
キタカミ「アイドルは体力に歌唱力どれをとっても命取りだからな・・・」
クロ「資料を見る限りだと体力項目マイナスって書いて有るぞ・・・」
光「アタシ初めて知ったよマイナスってあるんだ・・・」
麗奈「自殺願望者か何かなの?そいつ・・・」
クロ「確かに困難の道だが・・・暗い余りにも・・・」
麗奈「アタシは逆に怖いわよ此奴の事・・・」
キタカミ「ガガンボだったら風が吹いただけで瀕死だな・・・」
・・・
広「ふふっままならないね・・・生きてるのもツライ・・・」
千奈「だからこんな猛暑日にランニングは無謀って言いましたわーーー!!」
広「目の前に無謀な物がある・・・挑戦せざる負えない・・・」
佑芽「いや、死に掛けてるじゃん・・・」
ナサリー「は~い、生理食塩水を直接注入しますね~」
千奈「そもそも、出て行って数分で熱中症と脱水症状ってなんですのーーー!!」
佑芽「確かに熱いけどこの程度普通じゃない?」
千奈「佑芽さんの認識と広さんでは全然違いますわーーーー!!」
広「ふふっ食塩水が効いて気持ちわる・・・」
ナサリー「あら~結構薄めなんですけどね~・・・」
千奈「何で食塩水にも負けてるんですのーーーー!!!」
・・・
手毬「落ちこぼれ組が滅茶苦茶うるさいんだけど、保健室では静かにすべきよ」
咲季「それアンタが言える事?」
ことね「またそんなこと言う・・・」
手毬「何よ!」
咲季「何か!」
ことね「(もうやだ・・・」
・・・
ナサリーは保険医になっている
448 : お兄ちゃん   2024/06/01 11:41:44 ID:e7M4sW/huo
>>447
P「大体、『初星アイドル科』ってなんなんだ…」
鏡晶葉「どうやら『初星学園』という施設の改装をしようとしたが、一部近隣住民との軋轢で移転してきたようだな…」
P「声のデカい、クレーマー避けってか…」
鏡晶葉「加えて、アイドル科のトップは『新しい県知事』ときたもんだ…」
P「資産もあるから、愛増学園の理事会もOKしたわけか。益々、俺の知ってた『愛増学園』からかけ離れていくな…」
鏡晶葉「十王邦夫、侮れんぞ…」
P「早速、研究都市の幾つかのラボとも連携を取ってる。ウチにはまだきてないが…」
鏡晶葉「まぁ、一番のトンチキラボだからな…」
P「後は『街づくり』が主だから、アイドルの育成には合わないのだろう…」
ティルル「なんて、余裕ぶってると…」
鏡晶葉「フラグが積み上がるぞ…」
P「へ…?」
職員「所長、休憩のところにすみません…」
P「どうした…?」
職員「『初星アイドル科』の十王学長から、メールが…」
P「ん、どれどれ…っ!?」
鏡晶葉「なんのメールだ…っ!?」
ティルル「同じ反応が許されるのは2回まで…っ!?」
職員「まぁ、これも『街づくり』の一環でしょう…」
十王『挨拶もなしにいきなりの連絡を申し訳なく思う。だが、所ラボだからこそのお願いを申し上げよう…』
P「だからって、こんな願いがあるかよ…」
十王『我が「初星アイドル科」のアイドル達が輝ける「ライブホール」をこの愛増県に作ってほしい…!』
鏡晶葉「一代で財を成す天才は考える事が違うな…」
ティルル「スケールが大きすぎます…」
P「問題はそんな『土地』が見つかるかどうかだな…」
ティルル「『愛増学園』から程近い場所が理想ですよね…?」
職員「まぁ、そうですね…」
P「んな都合のいい場所が…」
鏡晶葉「あるだろう…」
P「ん…?」
鏡晶葉「手つかずのまぁまぁ広い土地が…」
449 : プロヴァンスの風   2024/06/01 14:25:44 ID:KC69LNemeE
>>448
鏡晶葉「ゴジラ、コングVSメカゴジラ決戦跡地」
光「あぁ~彼処か~」
キタカミ「彼処は今どうなってる?」
クロ「今は、あぁゴロザウルスがいるな・・・」
光「えっ?アイツって基本的に地下にいない?」
キタカミ「時折地上に上がってきては彼処で休んでるらしい」
P「どうする?排除するか?」
光「ダメだってアイツは怪獣の中では『守護者』側だから環境保全の為に必要不可欠!」
P「じゃあどうするんだよ」
キタカミ「アルファコールして貰うしかないな」
P「で?怪獣王様は?」
光「此処だ・・・」
クロ「ニューギニア島か・・・」
P「微妙に遠いな・・・」
麗奈「帰ってくるまで待つしかないでしょ・・・」
キタカミ「まさか、殆どの怪獣が面従腹背だからな・・・」
光「まあモスラも復活したし、オイオイ待とう。答えは何時でもいいんだしさ・・・」
P「まあ保留にして置こうか・・・」
・・・
美鈴「こんなそんなでまりちゃんは楽しくやってますよ♪」
凜「・・・・」
未央「しぶりんがこの世の終わりみたいな顔してる・・・」
卯月「大丈夫ですか、凜ちゃん!!」
凜「・・・He」
未央「へ?」
卯月「へ?」
凜「Hey!世界レベルまでまだまだね!私が連れて行ってあげるわ!!!!」
未央「ドわぁああ!!しぶりんがヘレンさんみたいになった!」
卯月「凜ちゃん機をしっかり持ってください!」
美鈴「では私はゆっくりしてきますね」
未央「逃げるなぁあああ!!この状況から逃げるなぁあああ!」
凜「これが何かって?これは『This地球』よ!!」
卯月「どこから出したんですかそれぇえええ!?」
美鈴「姐さんもおったしゃで~」出て行く音葉
未央「コイツ良い性格してるよしぶりん!!」
凜「Hey!世界レベルで会いましょう美鈴!!」
卯月「元に戻ってくださぁぁぁぁぁぁい!!」
450 : プロデューサーさん   2024/06/02 16:01:19 ID:s/bYk3.aAE
>>449
ヘレン「しかし、まだまだね。凛…!」
未央「ゲェーッ、モノホンのヘレンさん!」
卯月「カオスな予感しかしません!」
凛「私こそが世界レベルよ!」
ヘレン「どうやら、本当の『世界レベル』というものを叩き込まないといけないようね…!」
・・・
鏡晶葉「もしくは『旧県立研究都市』跡地とか…」
P「バカ言うなって…」
鏡晶葉「手つかずなのに変わりはあるまい…」
P「少し遠いだろうが…」
鏡晶葉「遠いとは言っても、遮二舞巣市内だ。帝都から千葉に向かうよりは近いだろうに…」
P「それはそうだが…」
ティルル「まぁ、どのくらいの規模で作るかというのもありますよね…」
鏡晶葉「そうだな…」
P「回答期限前には一旦、結論を送っておくかな…」
・・・
(愛増学園、初星科のとある一室)
学マスP「ふむ…」
咲季「ギャーギャー!」
手毬「ギャーギャー!」
ことね「(日常茶飯事なので諦めてる音葉」
学マスP「(花海佑芽、フィジカルは姉の咲季以上か…」
(偶々出会った『佑芽』のデータを纏めている音葉)
咲季「私の作ったご飯のどこが気に入らないワケ!?」
手毬「ディストピア飯で腹を満たせって言うの!?」
ことね「いや、手毬は腹を満たすと…」
手毬「5キロも増えてないもん!」
咲季「5キロなら、寧ろ適正値…」ムニ
手毬「人のお腹をムニるな!」
ことね「P、そろそろ止めてよー…」
学マスP「分かった分かった…」
・・・
ニジゴン、完全に杉田のしこりんやないかww
451 :   2024/06/02 18:39:08 ID:jItiKOBSa.
>>450
手毬「・・・」正座中
学マスP「随分と増量してますが何が?」
手毬「そんなに増えてないわ・・・」
咲季「いや、どう見てもピー㎏増えてるわね。目視で確認出来るわ」
ことね「嘘…流石にそれはヤバくない…」
手毬「そんなに増えてないわ!!!」
学マスP「食事制限してる筈ですが?何処で?」ゴゴゴゴゴゴ
手毬「うぅ・・・実は・・・」
ホワンホワンホワンテマリーン
・・・
手毬「お腹空いた・・・咲季のディストピア飯じゃ限界・・・」
良い匂いがする音葉
手毬「この臭いは・・・中華!!」
佐竹飯店に吸い込まれる音葉
手毬「(やってしまった・・・吸い寄せられるように入っちゃった・・・」
美奈子「わほっーい!ご注文は?」
手毬「え、ではこの・・・ハッ!!」
一瞬拉麺炒飯餃子セットを頼もうとする音葉
手毬「(駄目よ。今は食事制限中!此処で手を出しては駄目!!」グッ!
炒飯に指を差す音葉
美奈子「ふふっ、下手ですね月村さん。へったぴさ・・・欲望の開放の仕方が下手」
手毬「何で私の名前を!?」
美奈子「ジャージに書いてるからね。月村さんが本当に欲しいのはこっち・・・こってりした物で満たしたい!でしょ?」
手毬「うぐっ・・・」
美奈子「でも、それだと後々きつくなるから、しょぼい半炒飯で誤魔化そうとする。月村さん、ダメなんだよ。そう言うのは実にダメ!折角お腹を満たそうと言うのにその妥協は痛まし過ぎる!それではかえってストレスになる!」
手毬「うぅ・・・」
美奈子「食べれなかったセットメニューがチラつて全然スッキリしない、心の毒が残ったままです!自分へのご褒美って奴だよ。小出しは駄目!やる時はキッチリ出す!それでこそ次の励みになるんだよ?違う?」
手毬「セットでお願いします・・・」
美奈子「わほっーい!ご注文ありがとうございます!」
奈緒「悪魔が居る・・・」
452 : そなた   2024/06/03 09:47:36 ID:C2Qft68IBg
>>451
学マスP「なるほど…」
手毬「食べなきゃ、無作法というもの…」
咲季「アンタは、どこの鬼よ…」
手毬「鬼嫁…?」ピクッ
ことね「都合のいい難聴は止めよう…?」
学マスP「それじゃ、その中華料理店には一石を投じてもらいますか…」スマーホトリダシトタチツテー
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「ん、珍しいヤツから電話だな…」prr
鏡晶葉「珍しい…?」
P「高校生ながら大学で『聴講生』してたヤツから連絡だ…」
鏡晶葉「随分、熱心なんだな…」
P「確かにな、ハイもしもし…」
学マスP『お久しぶりです、P先生…』
P「おう、久しぶりだな。今、何してんだ?」
学マスP『「初星アイドル科」の大学部でPをやってます』
P「Oh…」
学マスP『それでP先生にお願いがありまして…』
・・・
(初星アイドル科、学マスPの一室)
ことね「P先生…?」
咲季「あのPが亜紗里先生以外に『師事』する人が居たのね…」
手毬「またオンナなのかな…?」
咲季「うぐっ…」
ことね「ちょっと、止めてよ…」
学マスP「えぇ、お願いします。では…」ピッ
手毬「ねぇ、P…」
学マスP「なんですか…?」
ことね「今のって、オンナの人…?」
学マスP「いや、男性ですよ。というより、この県で一番の有名人と言っても過言では無いかと…」
咲季「もしかして、県立研究都市の所ラボの…!?」
学マスP「ご明察です…」
ことね「知ってたの…?」
咲季「というより…」
手毬「はっきりしないわね…」
咲季「佑芽がお世話になってるのよね…」
学マスP「ほう…?」
・・・
(所ラボ)
鏡晶葉「というより、そろそろじゃないか。『アルバイト』が来るのは…」
P「そうだな。また、ギリギリになってるな…」
プシュー
???「失礼しまぁぁぁぁぁす!(クソデカボイス」










『花海佑芽、到着しました!』ビシッ
453 : プロヴァンスの風   2024/06/03 14:13:23 ID:MB.Y9jBakw
>>452
ドゥーン!!ドンガラガッシャーン!!
佑芽「あれ?皆さんどうしたんですか!?」
何人か吹き飛ぶ音葉
P「クソォ、フル〇ルやディ〇ブロスみたいなデカイ声出しやがって・・・」ガラガラ
光「いや、ティ〇レックスだ、今のは・・・」壁にぶっ飛ぶ音葉
キタカミ「ハハッ・・・元気なのは良いことだ」
クロ「鼓膜に響くな・・・」
麗奈「何も聞こえないんだけど!?」キーン
鏡晶葉「」現代アートになっている音葉
佑芽「私何かしちゃいました!?」
泉「何ですか!?爆弾でも落ちたんですか!?」ウィーン
・・・
莉波「あっ」
ハンカチが落ちる音葉
麻央「もう莉波は・・・」
真「あっ」
手が触れる音葉
麻央「(わぁ、背が高くて格好いい顔、どうやったらボクもなれるかな」
真「(わっ!?小さくて可愛い顔、とても羨ましい・・・」
莉波「あの~」
二人「「ハッ!?」」
真「ごめんなさい、ついうっかりしちゃった!?」
麻央「いえボクもうっかりして・・・」
莉波「なんか、ごめんね・・・」
454 : バカP   2024/06/04 00:16:40 ID:u87vhpAyU6
>>453
真「スイマセン、ボクは先を急いでいるので!」ダッ
麻央「いいなぁ…」
莉波「何がいいの…?」
麻央「ボクも『あの人』くらい、カッコよくなれたら…」
莉波「でも、あの人…」
麻央「ん…?」
莉波「女の子だよ…」
麻央「えっ…!?」
・・・
(所ラボ)
泉「データ類が無事で良かった…」
P「あぁ、全くだ…」
佑芽「よいしょー!」
泉「それより、P。何で『あの娘』がここに居るの…?」
光「確か、『補欠合格』したって聞いたけど…」
P「それなんだがなぁ…」
キタカミ「大将、歯切れが悪いな…」
クロ「なんだ、もう手を出したのか…?」
P「出してない!」
麗奈「じゃあ、なんなのよ…」
P「色んな前提がひっくり返るんだが、既に十王邦夫と面通ししてたんだ…」
鏡晶葉「それが『補欠合格』と『所ラボでのアルバイト』にどう繋がるんだ…?」
P「それがだな…」
(回想。春先、初星アイドル科の合格発表日)
P「今年は入試を受けた生徒が多いんだな…」
にちか「あれ、Pさん知らないんですか?」
P「何がだよ…?」
にちか「まぁ、大学職員とはいえラボがメインですもんね」
P「勿体ぶらずに早よ言え…」
にちか「来年度から『初星アイドル科』が設立されるんですよ!」
P「『アイドル』ねぇ…(どこか聞き馴染みを覚える音葉」
にちか「とは言っても、アイドル養成校『初星学園』の機能を一部移転したようなものですが…」
P「学園を統合しても少子化には抗えなかったしな。使ってない教室も増える見込みだったし、助かったというか…」
にちか「私達だって、高等部の入試で正答判定手伝いましたよ…」
P「あー『アレ』か。徹夜続いて、何かのテストだとは思っていたが…」
にちか「それ、マジで言ってます?」
P「覚えてるのは点数的に『補欠合格枠』が1人居たんだがな…」
続く
455 : ダーリン   2024/06/04 05:43:12 ID:u87vhpAyU6
>>454
にちか「え、そうなんですか…?」
P「とは言っても『俺が採点した中』での話だ、他の人達とも合わせた分から『合格』『補欠合格』『不合格』が算出される…」
にちか「なるほど…」
P「とはいえ『合格』と『不合格』は採点の時点で振り分けられているようなものだしな…」
にちか「というより、今どき珍しく合格番号を掲示してるんですね…」
P「そうだな、珍しく…ん?」
にちか「どうかしましたか?」
P「おかしいな、俺が採点して『不合格』に振り分けた番号が合格扱いで載ってる…?」
にちか「え…?」
(回想終わり)
P「そこからの流れは速かったよ。下手人は初星学園の人間、生徒の親から便宜を図るようにと賄賂をもらってたらしい…」
鏡晶葉「そこまでは分かったが…」
P「話はここから、また加速する…」
(回想②)
P「で、俺にどのようなご用件ですか。『初星アイドル科学長』さん…」
十王「今回、来てもらったのは、一つ…」
P「一つ…?」
十王「君の採点ゾーンから『補欠合格者』を選ぼうと思っている…!」
P「その選定を手伝えと…?」
十王「見る目は大事だ、特にアイドルとなればな…」
P「(なんだ、この知らないのに知ってるような感覚…!?」
十王「わしの見る目以上に大事なのだ、それがお主の仕事だ…」
P「そこまで言うんなら、やらせてもらうよ…!」
(回想②終わり)
P「で、俺が選んだのが『フィジカルモンスター』の花海佑芽なワケ…」
クロ「なるほど…」
泉「『補欠合格者』を初星アイドル科に進ませる為の条件が…」
光「所ラボでのアルバイトと…」
麗奈「ここでのアルバイトがアイドル活動に繫がるかしら…?」
キタカミ「それは大将とあのコ次第だな…」
P「さながら、俺がアイツのプロデューサーか…」
・・・
恵美「なんか、感じるなぁ…」
(例によって話してないのである…)
456 : お父さんネズミさん   2024/06/04 07:19:50 ID:RMIKx9WxIQ
>>455
手毬「増量した事は認めるわ。まあ、過ぎた事は良いわ」
ことね「いや、良くないって・・・」
咲季「無駄よ。このデブには何も言っても無駄ね!」
手毬「私はデブじゃない!この2位!!」
咲季「あぁーーー!!!言ったわね!人が気にしてる事を!それを言ったら戦争よ!!」
手毬「何!!!」
咲季「何よ!!!」
取っ組み合う音葉
ことね「ああ~まただよ・・・」
学マスP「ですが今のままでは良くないですね。仕方ないですね・・・」
ことね「おっ?何か秘策でも?」
学マスP「はい、今日は篠澤さんと倉本さんのトレーニングの為にいらしてた方々です。先生方!お願いします!!」パンパン
ことね「用心棒か何か・・・?」
ボンジョビの曲が流れだす音葉
手毬「えっ!?何!?何なの!?」
海美「筋肉のうなりを聞きこう!高坂海美!」
亜季「己を鍛え!精神を鍛える!大和亜季!」
茜「努力!友情!根性!熱血!日野茜!」
信玄「己を護れないで!国民は護れない!信玄誠司!」
龍「不幸にめげず!鍛える消防士!木村龍!」
夏葉「筋肉の申し子!有栖川夏葉!」
全員「運動戦隊!キタエルンジャー!」
背景が爆発する音葉
手毬「ひぃーーーーー!?」
咲季「す、凄い・・・」
海美「聞いたよ!太ったんだってね!!」
手毬「そんなに増えてない!」
夏葉「内の智代子も良くやるわ!安心しなさい!貴方に合った最適なトレーニングを組んであげるわ!!」
亜季「素人がやりがちな食事制限もハードトレーニングも無し!私達が長く付き合って最高の肉体に仕上げさせます!!」
手毬「ぴぇ・・・」
ことね「暑苦しい・・・」
457 : ミスター・不純物   2024/06/04 08:02:05 ID:HpawUdeT9A
メタルヒーローシリーズの主題歌・挿入歌が配信とサブスクされるなんて、いい時代になったもんだ
TRUE DREAM買ったもの

458 : へっぽこ大名行列   2024/06/05 00:59:37 ID:fofMQAY8Ks
>>456
P「さて、『フィジカルモンスター』の花海妹をどう開花させるか…」
光「アイドルは歌って踊るもんな!」
麗奈「オヤジ、その辺はどうなのよ?」
P「歌唱力もダンスもまだまだだな…」
鏡晶葉「身体能力が高くても、基礎から先に進めていなければな…」
キタカミ「最も、それは俺達も同じだ」
クロ「そうだな…」
佑芽「それで私は何をすれば…」
泉「課題だらけなら、一つずつタスクを潰していくに限るよね」
P「アイドル版のToDoリストの作成だな…」
佑芽「とぅーどぅーりすと?(チェケラのポーズをする音葉」ビシッ
クロ「『Ez do Dance』じゃないからな…」
キタカミ「この時点で姉である『花海咲季』との差は明らか…」
佑芽「うぐっ…」
キタカミ「フィジカル以外は…」
P「だが、そこに任せていると一部の靭帯が切れる羽目になる…」
鏡晶葉「まぁ、一言で言えば将来的に垂れるという事だ…」
佑芽「えっ、そうなんですか!?」
クロ「だからこそ、バランスよく動けるアイドルになる。それが俺達が課した『研究課題』…」
P「この街が誇る天才達が叩き上げの最強アイドルを誕生させようって事だ…!」ニッ
佑芽「よろしくお願いします!///」
prr
P「受付からだ。はい、所ラボ…」
受付『所長、すみません。「高山海美」という方がいらしていて…』
P「分かった…」
・・・
海美BV「ごめんなさい、P先生。いきなり、押しかけて…」
P「まぁ、構いやしないが…」
海美BV「『こっち』の海美が…」
海美『筋肉が声を上げて、呼んでいる…!』
海美BV「って、いきなり走り出したから追いかけたんだけど…」
P「あの海美を追いかけられるだけでも凄いんだがなぁ…」
海美BV「学園の敷地内で見失っちゃって…」
P「『筋肉が声』、なるほどな…」
海美BV「何が分かったの…?」
P「大体はな…」
459 : ミスター・馬車馬   2024/06/05 12:52:26 ID:YH1i8vBpkI
>>458
トレーニングルーム・ダンス室
リーリヤ「あの、大丈夫ですか?」
広「」
清夏「死んでるねコレ・・・」
千奈「誰ですの!筋トレぐらいなら余裕と言った方は!!」
リーリヤ「ふぇ!?」
千奈「わたくしでしたわーーーー!!!あうっ・・・」ガクッ
清夏「おーい、生きてますか~」ツンツン
リーリヤ「ツンツンは失礼だよ!?」
清夏「いや~でもさぁ?アレどう見ても基礎訓練じゃん?」
リーリヤ「きっと深い理由があるんだよ、多分、恐らく・・・」
ギャーギャーギャー
清夏「およ?」
リーリヤ「なんだろう?」
ウィーン!!
手毬「助けてP!私キン肉マンにされる!!」
ことね「そこはキン肉マンじゃなくてウーマンじゃない?」
咲季「アンタが増量するのが悪いんじゃない。自業自得よ!」
手毬「アンタ達憶えときなさいよ!!」
海美「うんうん!!元気が有るのは良いね!!」
亜季「コレは鍛えがいのある訓練生でありますな信玄殿!」
信玄「俺は軍曹じゃないがまぁ分る」
茜「その元気を燃やし鍛えましょう!ボンバー!!」
咲季「フフフッこの人達に鍛えられれば佑芽にも負けない筈ね!!」
ことね「えっ!?参加する気!?」
咲季「当然でしょ?ことねも一緒に鍛えましょう!強く成れるわよ!!」
ことね「いや、アタシ、グラップラーになる気ないし・・・それにそろそろバイトがぁ~」
・・・
リーリヤ「凄いね・・・」
清夏「アッハハハハ!また面白い事やってる~」
460 : Pサマ   2024/06/06 07:38:15 ID:AtPvSHck8A
>>459
P「そろそろいい時間だな…」
キタカミ「そうだな…」
クロ「俺も大学寄って、未来を拾ってくか…」
泉「基礎データは取れたから、次は解析だね」
光「佑芽も寮なのか?」
佑芽「そうですね、学園に近くて助かってます!」
麗奈「入学式に遅刻したって聞いたけど?」
佑芽「うげっ…」
P「アイドルと聞こえはいいが、社会人の端くれだからな。気をつけてくれよ…」
佑芽「はーい…」
P「(って、何で知ったような感じなんだ。俺は…?」
海美BV「私も『こっち』の海美を拾っていかないとなー」
P「初星アイドル科、どんな感じなんだろうなぁ…」
佑芽「普通に授業はしてますよ?」
鏡晶葉「まぁ、カリキュラムにアイドルが組まれてると思えばってとこか…」
・・・
(愛増学園、初星アイドル科)
P「なんだ、このカオスは…?」
学マスP「俺もそう思ってます…」
海美「さぁ、筋肉の声を聞いて!」
亜季「手毬殿なら、まだやれるであります!」
信玄「これもアイドルとしてのパフォーマンスの為なんだ!」
龍「大丈夫だ、俺達がついてる!」
夏葉「さぁ、もう1セットよ!」
手毬「もう、やだ…」
咲季「そろそろ、止めようかしら…」
佑芽「うわぁ…」
海美BV「アイドルって、ここまでするんだね…」
P「これは流石にやりすぎ…」
学マスP「ダイエットは1日にして成らず…」
P「花海妹…」
佑芽「分かってます…!」
・・・
(帰宅後、所家リビング)
恵美「へぇー、プロデュース業ねぇ…」
P「だから、疚しい事は何も無い…」
恵美「アタシもトシだしなぁ…」
P「落ち着けって…」
千鶴「プロデュース業…?」
伊織「新しい学科を巡って、何かあったみたいね…」
琴葉「これが新しい教え子…」
紬「大きい…」
(海美達も居たのに、佑芽と二人きりに見えるように写真が撮られてる音葉)
P「ったく、こんな撮り方しやがって…」
461 : ミスター・オールドタイプ   2024/06/06 13:22:13 ID:n8j6/VmX0k
>>460
バーガー店
ことね「とまぁ~こんなそんなが合ったって訳よ~」
颯「は~それは大変なの!」
ことね「まぁ~原因は馬鹿みたいに食べたどっかの誰かさんが悪いんだけどね~」
颯「アイドルって大変なんだね。はーはそう言うの全然なの・・・」
凪「はーちゃんならそんな無意味なジンクスをブチ破れると凪は思います」
颯「注文しないお客は帰れなの」
凪「敢て注文せず居座ると嫌な眼で見られると言うジンクスがある。凪はそれを破りたい」
颯「回転率を考えてよなー・・・」
凪「回転率?そう言うのもあるのか」
ことね「まあまあ~妹が心配なんでしょ~アタシもお姉ちゃんだし分かるな~」
???「ご注文良いかしら?」
ことね「イラッシャセー・・・げぇ」
星南「奇遇ね。どうかな私のプロデュースを受ける気は」
ことね「颯ちゃん~接客交代~」引っ込む音葉
颯「りょうか~い」
星南「フッ振られたわね。でも私は諦めないわよ」
颯「バイト先まで来るのは普通に引くのでお辞めくださいなの~ご注文は?」
星南「ん?貴女も中々の素質ね。どう?私のプロデュースを受ける気は?」
颯「ロコドルの人に勧誘受けてるので間に合ってま~す」<ウマドルダヨ!
凪「はーちゃんの素質を見抜くとは、凪は戦慄してます」
・・・
手毬「私はきっと明日、天に帰るわね・・・」
「何馬鹿な事言ってるの!!」
手毬「その声は姐さん・・・えっ?」
凛「そんな甘い考えで世界レベルは越えられないわよ!」
ヘレン「その通り!貴方は素質があるわ!私達と共に世界を目指しましょう!!」
手毬「えっ?」
未央「直らなかった」
藍子「思考転換しちゃってるのかな・・・」
加蓮「ププッ!こほっ!?」
奈緒「笑い過ぎだ馬鹿!!」
卯月「ぎゅるるん」壊れた
響子「卯月ちゃんしっかり!?」
美穂「卯月ちゃんも可笑しくなったらこの世の終わりだよ!?」
462 : エビさん   2024/06/07 08:34:21 ID:bdrhk/CwhY
>>461
(県立研究都市、所ラボ)
P「一部、関係者の言動がおかしい…?」
佑芽「って、もっぱらの噂になってるみたいで…」
P「関係者って、事は…」
佑芽「生徒だけじゃなく、先生や職員もですね…」
鏡晶葉「また、面倒事の予感か…?」
P「勘弁してほしいんだがな…」
鏡晶葉「近々、見に行っても良さそうだな…」
P「物見遊山はオススメしないぞ、引っ張られたらどうするんだ…」
鏡晶葉「その心配は今んとこ、無さそうでな…(遠い目をする音葉」
P「なら、いいが…」
佑芽「メメタァ…」
P「しかし、花海妹。お前は凄いんだが、そうじゃないんだが分からんな…」
佑芽「何で?」
P「補欠合格したかと思えば、生徒会執行部の一員とは…」
佑芽「それは十王会長に聞いてくださいよ」
P「十王って、まさか…」
佑芽「学長の孫娘で、この『初星アイドル科』が『初星学園』だった頃からの『No.1アイドル』ですよ」
P「なるほど…」
鏡晶葉「P、そろそろ時間じゃないのか…?」
P「お、そうだな。花海妹、悪いが後はアキハに師事を仰いでくれ…」
佑芽「はーい」
P「で、そのまま直帰するからよ…」プシュー
鏡晶葉「了解だ」
佑芽「どこに行くんですかね?」
鏡晶葉「海理音総合病院、平行世界のとある人物の見舞いにな…」
(回想幕間、第二章。変わる言動とクイーンの目覚めに必要なモノ…)
463 : ダーリン   2024/06/07 11:43:53 ID:gNtsHGLCxo
>>462
ワイワイガヤガヤ
P「えらく病院が騒がしいな・・・」
風花「あっ!Pさん!!」
P「何か合ったのか風花?」
風花「実はですね・・・」
「私から説明します・・・」ピカァー
P「眩しくて見えないんだが誰だ?」
「これはこれは物を知らん奴だねぇ。偉大な人物とは輝いて見える者だよ」
P「輝いてる理由は聞いてねぇよアナスタシア・・・なのか?」
アーニャ?「おやおや~君は私がオカシイと思うのかい?」
P「アイツはハーフで舌足らずな喋り方だ。第一目が濁ってないからな」
アーニャ?「ハッハハハハハ!!成程成程、どうやら私側の影響が出てる様だねぇ」メモメモ
美波「アーニャちゃんが変になって・・・」
「お陰様で私もこのような状態です」ピカァー
P「と言うかお前タケか・・・?」
風花「蛍光色に光ってますけどPさんの友人です・・・」
P「人体が光ると思いますか?おかしいと思いませんか?貴方」
タケ「アナスタシアさんから渡されたドリンクを飲んでこうなりまして」ピカァー
美波「何でこんな事したのアーニャちゃん!!」
アーニャ?「ん?あぁ私の事かい?そろそろ正体を明かした方が良いようだねぇ」
P「いったい合切何もんだお前?」
「そう、私の名はアグネスタキオンだ!とある実験の最中にこうなってしまったが、追々説明するとして、今は彼女と共存する形で此処に居るのさ!」
P「アグネスタキオン・・・あのタキオンか!」
タケ「タクさんが昔大損をしたと言う・・・」ピカァー
タキオン「どう言う事か分からないが。どうやら君達は私の名を知ってる様だねぇ」
P「昔、同じ名の馬が居たからな。光速の貴公子で有名だ」
タキオン「フムフム。私と同じ名のUMAと言う生き物ねぇ。実に興味深い!」
P「それより何でタケ光らせた・・・」
タキオン「彼ほどの献体は実にモルモットに適していてねぇ。安心したまえ副作用は無いよ」
464 : 仕掛け人さま   2024/06/08 19:40:07 ID:XLo.CM/h4M
>>463
P「後、お前らには『馬』が『UMA』になるんだな…」
タキオン「その通りだ、私たちの世界には存在していないからねぇ…」
P「それなら、お前らはどんな種族なんだ…?」
タキオン「私達の言葉をそのまま使うなら、『ウマ娘』と言えようか…」
P「ヒトとウマの擬人化か…」
美波「この世界じゃ、割とありふれてるような…」
P「だとすれば、影響は少しずつ出ていたんだろう。何かのきっかけでそれが顕在化してきたんだ…」
タケ「なるほど…」ペカーッ
タキオン「色々と難儀しているみたいだね…」
P「トンチキには慣れっこさ…」
風花「それにしても、何故なんでしょうか…」
タキオン「私はこの病院に引き寄せられたんだ…」
P「引き寄せられた…?」
タキオン「気付いたら、この『銀髪の娘の中と』いうワケさ…」
P「『Fusion』しきらせて、『Release』で分けてみるか…」
タケ「なるほど、それは一理あります…」ペカーッ
タキオン「それはよした方が良さそうだ…」
美波「それは何で…?」
タキオン「私の中で『アナスタシア』の意思が嫌がっているからねぇ…」
P「そうなると、Fusionでの融合係数に乱れが出るな…」
タケ「それはまずいですね…」
タキオン「ますます、興味深いね。この世界が…」
風花「それより、Pさん…」
P「面会時間ギリギリだったんだな。タケとタキオン、話はまた今度だ…」
タケ「分かりました…」
タキオン「なるほど、ヒトミミの感覚は新鮮だね…」モミモミサワサワ
美波「せめて、自分の耳でお願い出来ないかなぁ…///」
P「(引き寄せられるとなれば、風花BVのブレスレットが一枚噛んでるかもな…」
465 : プロヴァンスの風   2024/06/09 05:28:04 ID:2e3N7rVaJ2
>>464
翌日
タキオン「やあやあ、T君~」
P「俺はPだ」
タキオン「おや、これは失礼したねぇ。どうにも慣れなくてねぇ」
P「ご機嫌な奴だなお前は」
タキオン「よく言われるねぇ。しっかし、この世界で困ったのはモルモット君もスカーレット君もフラワー君もデジタル君も居ないせいで紅茶と食事が無いことだよ」
P「(コイツ、ヒモ適性が強い・・・」
タキオン「まあそこは新田君が用意してくれて問題なかったねぇ」
美波「アーニャちゃんの姿でスゴくダダ捏ねるので、つい」
タケ「新田さん、気にすることではありません」ペカァー
P「で?急な呼び出しは何だ?」
タキオン「君の友達の症状に心当たりがあってねぇ・・・」
P「何!?」ガタッ
タキオン「名前を出せるのが2件、匿名で複数似た症状がある」
P「・・・」
タキオン「その症状はある日突然、突発的に昏睡状態になる症状だ、突然起きる故にお医者さんもお手上げだ。だが私はある仮説を考えた・・・」
美波「その仮説は・・・?」
タキオン「私達の根底にある物、『魂』だよ」
タケ「『魂』?」
タキオン「私達は君達の世界のUMAの名前を引き継いでいるそうだね。つまりその馬生と言うモノも」
P「お前が言う2件はいったい何だ?」
タキオン「ケイエスミラクル君とラインクラフト君だ」
P「ケイエス、ライン・・・まさか!!」
タキオン「その様子だと知ってるようだね。そう、2人はある日突然昏睡状態になった。一人はスプリンターズステークスの後一人は夏合宿の後だ」
続く
466 : プロヴァンスの風   2024/06/09 05:52:54 ID:2e3N7rVaJ2
>>465
タキオン「あの日は忘れないねぇ、ミラクル君のトレーナー、シーザリオ君に引っ張り出されたからねぇ」
美波「それでどうしたの?」
タキオン「どうしたもこうしたもないよ?何たって体は至って健康体その物なんだ。脳波、脈拍、心臓の鼓動、呼吸全てが正常。君の友達もそうじゃないのかい?」
P「確かに桜庭は・・・」
桜庭『彼女は至って健康体だ、何故目覚めないのか不思議だ』
P「そう言っていたな。それと同じだと?」
タキオン「YESだよ。私はこれを『物語の欠如』と仮定した」
タケ「物語の欠如ですか?」
タキオン「彼女達の元の競走馬、現役中に死んだそうじゃないか?」
P「あぁ合ってるぞ。あの日はタクが信じられない位落ち込んでいたからよく覚えてる」
タキオン「似た症例は何件か合った。でもある日突然目を覚ましたんだ。全てねぇ」
美波「ようく分からなくてこんがらがります」
P「どうやって治ったんだ?」
タキオン「物語が無いのなら、創って染めれば良い。その為の世代を超えた仲間達だよ」
P「世代を超えた仲間達・・・」
タキオン「私もそうだね。あの日終わり筈だった私を救った。ポッケ君、ダンツ君、カフェ、そしてモルモット君、その子にも居るんじゃ無いのかい?物語を染めてくれる子が・・・」
P「そういう事か、なら答えは簡単だな・・・」
タケ「Pさん・・・」
タキオン「答えが見えたなら、次はこっちの番だ」
続く
467 : プロヴァンスの風   2024/06/09 06:35:59 ID:2e3N7rVaJ2
>>466
P「何だ?」
タキオン「何故私達が此処に来たのか、それはある日の実験の日」
・・・
旧理科準備室
タキオン「素晴らしい!やはりネオユニヴァース君の力を使えばあらゆる可能性が見えるねぇ!ウマ娘の可能性の先が!」
シャカール「騒ぐのは良いが数値が安定しねぇぞ!」
トラン「いやぁ~ヤバいね。なんか衝撃があると爆発しそう」
タキオン「なぁ~にぃ~そうそう大きな衝撃は無いよ。私が保証しようじゃないか!」
シャカール「ちょお前!?」
カフェ「(またこの人は・・・」
ポッケ「おーいタキオン、併走しようぜ!」ガラガラバーン!!
カチン
2人「「あっ」」
タキオン「んん?」
ポッケ「あん?」
ネオユニ「ネオユニヴァースは知っていた。よ」
ピカーン
・・・
タキオン「気が付いたらアナスタシア君と共振共鳴していたのさ」
P「お前なぁ・・・」
タキオン「まあ、私のように自我と記憶が出てるのは近くに居たシャカール君とネオユニヴァース君達位だろう!」
美波「なんで分かるの?」
タキオン「そこはアレだよ。大人の事情って奴さ」
タケ「メタいですね」
タキオン「近くに居た私達はそうだが、恐らくは言動の変化した者達も何かしらの影響があるんじゃないかい?恐らくは言動の変化だけで記憶は本人のままだろう」
P「全員が一斉にへんかしてくれてたら助かるんだがな・・・」
タキオン「世の中に同時発病して同じ症状が出る風邪があるかい?発生は個人差だよ」
P「やっぱりそうだよな・・・」
468 : Pはん   2024/06/10 01:39:00 ID:ghLoWPDuWU
>>467
タキオン「それに『この身体』で居ることで、こんな芸当も出来る…!」パチン
アナスタシア「あれ…?」
美波「アーニャちゃん!?」
アナスタシア「アー、またタキオンが実験をしてますね…?」
P「なるほど、ある程度のコントロールを覚えたか…」
タケ「厄介なのはコントロールを仕掛けた方に裁量があるとの事…」ペカーッ
美波「いつ、またタキオンちゃんに戻るのか…」
P「どうする、アナスタシア。お前とタキオンを分けてやらん事も無いが…」
アナスタシア「それはちょっと、可哀想です…」
P「それはそうだな、分けてもタキオンの受け皿が無い…」
タキオン「優しいね、アーニャは…」パチン
P「堪忍袋の尾が切れたら、アナスタシアがコントロールを握るだろうよ…」
タキオン「そうならないように気を付けるさ…」
美波「アーニャちゃんの大学での専攻は薬学ですから…」
P「タキオンの得意分野でもあったか…」
タケ「アナスタシアさん以外に様子がおかしい面々は報告されています…」
P「この事象がどこまで起きてるかだな。愛増県外でも起きてた場合だが…」
タキオン「その心配は無いよ、私は一旦出ることを試みてダメだったからねぇ…」
・・・
(所家)
P「たでーま…」
伊織「あら、おかえりなさい…」
P「おう。って何だ、その紙袋…?」
伊織「新作のサンバイザーよ、何かティンときちゃって…」
P「まぁ、日差しが強くなってくるしな…」
恵美「どう、P。新しい帽子を買ったんだ♪」
P「似合ってるけど、緑か。珍しいな…」
恵美「一目惚れってヤツかな、にゃはは…」
P「(なんか、引っ掛かるな…?」
カヨコ「(流石に親父も気付いたかってカオをしている音葉」
暁「母さんと伊織母さん。ここんとこ、様子がおかしいんだ…」
P「よくよく考えると、趣味や趣向が変わった気がする…」
暁「何かあるよ…」
P「あぁ、そうだな…」
469 : プロヴァンスの風   2024/06/10 05:32:15 ID:GP1hGI3ANs
>>468
カヨコ「フンス」緑の帽子を被る音葉
P「カヨコ、お前もか」
「ケー!!隙有り!!」ガバァ
P「グワッー!?」
暁「父さん!?」
P「何しやがる!イデデデッ!?」
このみ「アッハハハ!!油断大敵ね!衰えたんじゃないのP君!」
暁「このみさん!って・・・なにそれ」
このみ「アラ、暁君は知らないのね!これはルチャドーラのマスクよ!最近格闘技に嵌まってね!」
P「グワッー!グワッー!」
このみ「いい女はね。多趣味じゃなきゃね!」
暁「いえ、そんなことより父さんが・・・」
・・・
未来「二人ともごめんね、こんな状態で・・・」
静香「フフッ気にすることはないよ未来」
翼「ソーソー!ボクガイウノモナンダケドネ」
未来「ありがとう二人とも!」
クロ「(なんかアレだな。二人とも雰囲気が・・・」
静香「未来も大人何だから、大人。!!大人しくしていくのが良いさ!」
クロ「(えっ?今静香から想像してない言葉が出たぞ。凛々しく旺然たる雰囲気から駄洒落が・・・」
翼「シズカチャンサァ・・・」
クロ「(翼はなんかアレだな。子供っぽさが増して、台詞が半角に聞こえる気がする・・・」
未来「分かったよ静香ちゃん!!」
静香「Σ(゚□゚;)」
クロ「(気付かれなくて露骨にショック受けてる!?」
470 : そこの人   2024/06/10 08:43:29 ID:ghLoWPDuWU
>>469
(所家、リビング。繰り返すリビング)
真「あぁ、遅かった…」
暁「真姉さん…」
真「どうも、最近様子がおかしいと思ってさ。連れてきたら、こうだ…」
このみ「アーッハッハッハー、私が一番ねぇ!」
P「やったな、このみ…」カチン
このみ「えっ…?」
暁「あ、キレた…」
P「おりゃ!」
真「凄い早業だ…」
このみ「まさか、逆に組み伏せられるなんて…」
P「なるほどな…」ドンッ
(文字通りの床ドンをする音葉)
このみ「ひゃん…///」
P「この『マスク』さえ取れば…」シュルッ
このみ「あぁっ、ダメっ…!///」
P「ったく、トシを考えろよ。互いに…」
このみ「返して、返しなさいよー」ピョンピョン
(このみがジャンプしても届かない位置にマスクを掲げる音葉)
暁「このみさんはこれで無効化出来るけど…」
真「まだ、問題はあるよね…」
P「問題って…っ!?」
恵美「何してるのかな、P…?」ニッコリ
伊織「オンナを組み伏せて、あまつさえ装飾品を取り上げる…」ハイライトオフ
P「お、おい待て。先にやられたのは俺の方だ!」
このみ「隙ありっ!」
(高さが下がったところでマスクを取り返す音葉)
P「しまった!」
恵美「覚悟しなよ、P…!」
伊織「奥さん達を放っておいたツケを精算なさい…!」
このみ「ここから逆襲デースよ!」
P「(間違いない、この3人も『ウマ娘化』してやがる…!」
千鶴「ただいま、帰りましたわ。って何ですの!?」
琴葉「このみさん、そのマスクは…?」
紬「何がどうなってるやいね…?」
P「俺が聞きたいくらいだ…」
暁「というより、母さん達を止めないと…」
真「母さんはボクが止めるから、父さん達は自分の家族を止めれる?」
P「家ん中だから、『拘束』は使わないで止めたいがな…」
(この後、どうにか止めた)
471 : Pサン   2024/06/10 11:27:52 ID:BUYOEdbwTk
>>470
美波「でもそんなに簡単に見つかりますか?」
タケ「何か分かる事でもあればいいのですが・・・」ペカァー
タキオン「大丈夫だとも!私が開発したウマソウル探知機である程度なら測定出来、近くに来ればそのソウルが誰なのかも特定できる!」
美波「それは凄い、何時そんなの造ったの・・・?」
タキオン「そこは大人の都合だよ」
タケ「それでどのように扱えば?」
タキオン「任せたまえよ。おぉ!ビンビンに反応している!」
美波「ビンビン!?」
タキオン「君はドーベル君みたいな反応をするね。ん?近いぞ。凄い速度で近付いてくる」
ブルルルルン!!
美波「バイク?」
タケ「もしや向井さんでしょうか?」
キキィー!!
卯月「よう!美波と光ってるけどタケPか?そんな処で何してんだ?」
美波「えっ?卯月ちゃん・・・?」
卯月「んだよ。そんな変な物を見る様な眼してよ」
タキオン「フムフム。この反応は『ウオッカ』くんだねぇ!いやはや!まさか、彼女の共鳴する魂がこんなピュアピュアな子だとはねぇ!教えたら真っ赤になるねぇ!」
タク「何だか楽しんでいませんか?」
ドドドドドドドド!!
タキオン「おぉ!!また別の反応だ!」
かな子「ハウディ!タケPさん!!」ギュウウウウウ!!
タケ「ぐわぁああああ!?」ミシミシッ
美波「かな子ちゃん!?と言うか凄い力!?」
タキオン「このデータは『タイキシャトル』くんだねぇ!彼女はアメリカンだからボディランゲージが凄いよ!」
タケ「凄い力だ!!!」赤色に点滅発光する音葉
タキオン「君もモルモットくんの様に自在に点滅できるようになったねぇ!今日から君はモルモットくん2号と呼ぼう!」
美波「そんな事よりかな子ちゃん引き剥がすの手伝ってください!!」
卯月「面白い事やってんなぁ~」
472 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/06/11 22:05:03 ID:jRQqqnM4dY
>>471
未央「しまむー、ステイ!幾ら、バイク乗れるからって!」
卯月「このハンドルは渡さねぇぞー!」
凛「それは世界レベルじゃないわよ、卯月!」
タキオン「ほほう、あれは『シーキングザパール』くんだね…」
美波「え、凛ちゃんまで!?」
タケ「これはもう学園の外。いえ、県全体がこうなってるかもしれません…」
タキオン「さて、『彼』はどう対処するのかな…?」ニヤリ
・・・
(愛増学園と県立研究都市を繋ぐペデストリアンデッキ)
果穂「見ない顔ですねぇ…」
佑芽「P先生、この方は…?」
P「『普通科高等部』の小宮果穂。遮二舞巣市の表番にして、この街のヒーローだった…」
佑芽「あの、どんな街なんですか。ここ(愛増県)は…?」
P「そして、戦闘術『北上流』においては俺の弟子だ…」
佑芽「そうなると、あたしは妹弟子なんですか!?」
P「急な大声を出すな!?」
果穂「P先生、あたしはいいですけど。『カホ』はどうするんですか…?」
P「いや、どうするもこうするもあるめぇよ…」
佑芽「『カホ』って、この人じゃないんですか?」
P「『平行世界の話』は覚えてるな…?」
佑芽「昨日、話してくれたやつですよね」
P「その中に『パンゲア』と呼ばれる鏡世界がある。『カホ』というのは…」
鏡果穂「アタシの事ですよ、見ない顔が増えてますねぇ…」
P「天丼はヤメレ…」
果穂「また、オンナを増やしてますよ…」ヒソヒソ
鏡果穂「相変わらず、節操が無いというか…」ヒソヒソ
P「聞こえてんだよ…」
佑芽「あたし、P先生なら…///」
果穂「もう、堕としてた…」ヒソヒソ
鏡果穂「もう、知りません…」ヒソヒソ
P「好き勝手言うのも、そこまでだ…」ポカン
佑芽「P先生なら、お姉ちゃんに勝たせてくれる…///」
473 : そこの人   2024/06/11 23:54:07 ID:Drv1nKXHBY
>>472
\ギャーギャーギャー/
P「ん?誰だ騒いでるのは?」
果穂「喧嘩ですね!!」
P「全く人様の迷惑・・・ってアレは」
・・・
みく「やめるにゃ!?みくはそこ迄の演技はしないにゃ!?」
李衣菜「たわけ!前々から貴様の演技は薄っぺら過ぎて見てられん!!」
みく「みくの何処が薄っぺらにゃ!?」
李衣菜「貴様の猫に対する全てだ馬鹿者!!猫耳着け語尾をにゃにして猫の手ポーズで本当に猫に成りきってる積りか!!」
みく「コレでも可愛い猫ちゃんにゃ!!」
李衣菜「全くなっとらんわ!たわけ!第一猫は犬とは違い自由で奔放で気難しい生き物だ!それを貴様は!!」
みく「なにぃ!!そう言う李衣菜ちゃんだってギターニワカじゃんか!!そう言うならお互い様だよ!!」
李衣菜「ホォ~・・・貴様は自分の事を棚に上げて女帝たる私に対してそう言うか・・・」
みく「はっ!な~にが女帝にゃ!!とんだお笑いにゃ!!」
李衣菜「そこまで言うのなら見せてやる。私の実力をな・・・」ギターを取り出す音葉
みく「(な~にが実力にゃ」
・・・
果穂「何じゃ大学に成ってもまたやっとるのか吾奴らは・・・」
P「何時もの事だろう・・・ん?」違和感を感じる音葉
果穂「まあワシからすればどっちもどっちだがのぉ~えっ?」
・・・
凄まじく上手い演奏をする李衣菜
李衣菜「フッ!!観たか!コレが女帝の実力だ!!」決めポーズ
みく「嘘にゃ!?あの李衣菜ちゃんが!?」ぐにゃぁああ
李衣菜「私はそれ相応以上の努力をした?では貴様は?」
みく「うぅうううう・・・」ぐにゃぁああ
李衣菜「言い返せんのなら私が貴様を完璧な猫にしてやろう・・・」
・・・
佑芽「あんなに凄い演奏初めて見ました!!」
鏡果穂「えぇっ何時の間にあんな・・・」
果穂「何なんじゃ儂は夢見とるのかのぉ・・・」
P「(多田もおかしいが果穂もおかしくなったぞ!?」
474 : ボス   2024/06/13 01:26:45 ID:sOWphOs8Lk
>>473
タキオン「ふぅむ…」
P「タキオンか…」
タキオン「ご明察。どうやら、『こちらの世界』の小宮果穂はウマ娘化したようだねぇ…」
P「で、何だそのデバイスは…?」
タキオン「なんやかんやあって完成した、ウマソウル探知機だ。これでどのウマ娘と意識が共有してるのかが分かるというワケさ…」
P「それじゃ、そこに2人ほど居るんだが…」
タキオン「見てみよう…」ピピッ
『多田李衣菜≒エアグルーヴ』
『小宮果穂≒ノーリーズン』
P「なるほどな…」
鏡果穂「何を悠長に構えているんですか…」
P「いや、ジタバタしても仕方ないだろ…」
鏡果穂「ピエールくんはどうするんですか!?」
ピエール「カガミカホ、ボクの事呼んだ?」
P「おう、ピエール…」
ピエール「果穂は…」
果穂「軍師殿!」ダキッ
ピエール「ぐえっ!?」
P「なっ…!?」
鏡果穂「体幹が強いピエールくんが押し負けてる…!?」
タキオン「それがウマ娘化さ…」
P「なるほど、『ウマ』と名乗るだけはあるな…」
ピエール「果穂だけど、果穂じゃない…?」
鏡果穂「説明しますね、P先生が…」
P「実はなピエール、かくかくしかじかで…」
ピエール「まるまるうまうま、なるほど…」
タキオン「ほう、それで理解出来るのかい…」
鏡果穂「ちなみにこの2人は同じ人間に『師事』していたからですね…」
果穂「軍師殿、いつまで放っておくつもりじゃ…」
ピエール「あ、ごめん。果穂…」ナデナデ
果穂「んっ…///」
鏡果穂「後は街のどの範囲まで、ウマ娘化が発生してるか…」
P「だな…」
佑芽「(いいなぁ、頭撫でられてる…」
・・・
(最高町、Café Parade)
翼(伊吹)「ナンデェー!?」
サタン「どうも、主治医です…!」
アスラン(BBⅡ世)「サタンがおかしくなりました…」
翼(伊吹)「カイホウサレルトオモッタモンニー」
475 : ボス   2024/06/13 12:17:08 ID:UNm4Sal6Ms
>>474
藍子「あれ?茜ちゃんそれは?」
茜「ハイ!なんだか急に付けたくなりまして!!」
藍子「それで急に眼帯を・・・」
茜「後急に何でしょうか。ラフプレーも厭わない気が出て来て・・・」
藍子「そこは自分のバックボーンを尊重しよ?」
(日野茜≒アニメ限定オリウマ娘)
藍子「アレ?」
茜「どうかしましたか藍子ちゃん!!」
藍子「今のは美穂ちゃん?」
茜「美穂ちゃんがどうかしたんですか!!」
藍子「何だか。物凄く機嫌が悪そうで・・・」
茜「おぉ!!それは珍しいですね!!」
・・・
美穂「(クソクソクソクソクソ!!!」
美穂「(タキオンの奴何処に居やがる!!何で俺がこんなピュアピュアした奴の中に!!」
シャカール「ロジカルでも何でもねぇじゃねぇか!!!!」
『小日向美穂≒エアシャカール』
・・・
タケ「はぁ・・・はぁ・・・」
美波「ぜぇ・・・はぁ・・・」
卯月「オイオイ大丈夫かよ。そんなに疲れてよ」
美波「かな子ちゃんのパワーが有り得ない位高いせいで・・・」
タケ「そうこうしてる間にタキオンさんが何処かに行ってしまいましたね・・・」
美波「ホントに気まぐれなんですね・・・」
「おうおう、道の真ん中で何さわいどるんや!」
卯月「おっ!その声は!!」
かな子「WHO智絵里!」
智絵里「他の人の迷惑やろ!隅でやらんかい!」
美波「えぇ~ギャップが酷過ぎません・・・」
タケ「余りも真逆・・・」
『緒方智絵里≒タマモクロス』
476 : Pさん   2024/06/14 07:55:06 ID:GjdSqBmOYI
>>475
P「だが、この『ウマソウル探知機』も使いようだ…」
タキオン「どうするつもりだい…?」
P「量産して、街のあちこちに配備させる…」
鏡果穂「それは妙案ですね…!」
タキオン「しかし、これを量産させようだなんて…」
P「俺が何のために『県立研究都市』を創ったと思ってるんだ…?」
鏡果穂「愛増県の『頭脳』が揃っているんですよ…」ドヤッ
タキオン「それは実に興味深いね…?」
佑芽「会話についていけません…」
ピエール「まぁ、P先生達だし…」
果穂「それは仕方なかろう…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
キタカミ「ちとせお嬢とクラリス嬢に確認は取れたぞ…」
クロ「向こうの学校では『ウマ娘化』は確認されていないみたいだ…」
P「となれば、愛増県のみで発生してる事象か…」
タキオン「んっ…?」
泉「どうかした…?」
タキオン「同じ顔が2人…(Pとキタカミ」
鏡果穂「キタカミさんは『ある平行世界』におけるP先生ですから…(リッチの事を少し思い出す音葉」
タキオン「それにあの『クロ』という若者にもPくんの面影をどことなく…」
鏡果穂「遺伝子データを少し使ってますからね…」
タキオン「えっ…?」
P「で、アキハ。いけそうか…?」
鏡晶葉「任せておけ。このくらいなら、幾らでも作れる…」
P「少しでも混乱は抑えておきたい…」
prr
P「桜庭先生か、はいもしもし…」
桜庭『今すぐ来れるか…?』
P「どうしたんです…?」
桜庭「目覚めたんだ…」










『「超BV世界」の豊川風花が…!』
477 : 我が下僕   2024/06/14 11:55:04 ID:M67ZgtTO2M
>>476
タキオン「ハッハハハ!!私の言った通りでは無いかね!!」
P「念の為に送って正解だったか・・・」
キタカミ「今日はアイツの所に行ってやりな所長・・・」
P「あぁ分かった。すまんな」
キタカミ「気にすることは無い
タキオン「いやはや、過去の事例もある意味で役立つ者だねぇ。そう思わないかい『デジタル』くん?」
肇?「はひぃ!?タキオンさん何時から気付いてたんでしょうか!?」何処からともなく出て来る音葉
タキオン「今朝から妙に知ってる熱視線を感じると思ってカマかけたけど、やっぱり君だったとはねぇ」
光「えっ?どう見ても肇さんだけど・・・いや違う」
麗奈「そりゃそうでしょ。肇があんな酷い顔する訳ないでしょ」
タキオン「あぁそうか。君達は知らないんだったねぇ。彼女はアグネスデジタル。私の寮での同室でよく私の世話をしてくれてるよ」
デジタル「えへへ~アグネスデジタルと言います。何処にでも居る普通のウマ娘です。今はヒトミミですけど~」
光「肇さんの顔ででへへ顔されるとなんかな。同じ名前だけど身内?」
デジタル「私がタキオンさんの身内だなんてとんでもない!?タキオンさんのご家族はお姉さんの『アグネスフライト』さんで私は他人です!?」
キタカミ「そう言えば、この世界に自我持ちは君以外に『シャカール』『ネオユニヴァース』だけだと聞いたが?」
タキオン「フム。束の事聞くが、君はあの日どうしてた?」
デジタル「ふえ?あの時はウマ娘ちゃん達で尊みを摂取して倒れてました」
タキオン「成程、それで昇天してた君は魂だけの状態で装置の暴走に巻き込まれ。今に至る訳だねぇ」
デジタル「いや~驚きましたよ。目が覚めらた知らない天井でしたので~」
麗奈「何でもありねウマ娘って・・・」
キタカミ「ある種のフェアリーの様な存在だな」
478 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/06/16 02:09:19 ID:33r2zsFra.
>>477
P「『装置の暴走』とやらが気になるが、俺は病院に行ってくる。アキハ、後は頼んだぞ…」
鏡晶葉「任せておけ…!」
佑芽「うーむ、あたしはどうしようか…」
P「今日はオフだもんな…」
鏡果穂「なら、一緒に連れていけばいいのでは?」
佑芽「へっ!?」
キタカミ「それはいい考えかもな…」
クロ「オフだからって、放牧させると姉と一緒にトレーニングとかしそうだし…」
佑芽「それは…」
P「ここんとこはフィジカルトレーニングがメインだったし、それはありかもな…」
佑芽「ふぇっ…!?///」
デジタル「デート…?」
タキオン「まぁ、アナスタシアにも聞いたが。彼は女性の扱いが上手いらしいから…」
鏡果穂「その分、アクシデントにも遭遇しやすいですけど…」
キタカミ「全くもって、その通りだ…」
クロ「その影響を受けてる方の身にもなってもらいたい…」
鏡晶葉「ボロボロな言い草だな…」
光「佑芽も連れてくのか…?」
麗奈「って事は直帰にはならないわね…」
P「いや、ウチに連れてくよ…」
佑芽「えっ…!?///」
P「カミさん達がうるさくてな…」
佑芽「あっ、そういう…」
・・・
(海理音総合病院)
風花BV「あっ、P先生…」
P「良かったよ、もう半年以上は経ってるからな…」
風花BV「4月のカレンダー…」
P「ゲートが閉じた事で平行世界間は時間軸がバラバラになってる…」
風花BV「でも、私だけじゃありませんよね…?」
P「あぁ、高山海美もこっちに来てる…」
風花BV「それが分かって、何よりです…」
佑芽「どういう事ですか…?」ヒソッ
風花「Pさん的に言うなら、一緒に来ようとしたけど別の平行世界に飛ばされる可能性もあったって感じかな?」
桜庭「まずは点滴だけで補ってた栄養をどうするか…」
風花「そうですね…」
(※時間軸的には>>382の半月くらい前の出来事)
479 : ぷろでゅーさー   2024/06/16 10:55:20 ID:aVxv28aOcs
>>478
千奈「今日はビジュアルレッスンですわね篠澤さん!!」
広「フフッきっと今日も酷いレッスンになるんだろうね。ワクワクする」
千奈「想像が偏屈すぎますわ!?」
Viトレーナー「お前達真面目にやりなさい」
千奈「わたくしもですの!?」
Vi「学園最下位なのを自覚する様に」鉄球をにぎにぎする音葉
圧縮されてパチンコ玉サイズになる音葉
千奈「あわわわ!?」ドン引きする音葉
広「おぉ~」
Viトレーナー「ん?はぁ、またやってしまった」
千奈「(下手な真似したら圧縮されてしまいますわ!?」
広「フフッいつもより楽しめそうだね千奈」
千奈「どうしてそうなりますの!?」
『Viトレーナー≒ジェンティルドンナ』
・・・
ことね「はぁ~今日も手毬の奴、やりたい放題だったよ全く、自分へのご褒美にアイスでも食べるか~」ウィーン
颯「いらっしゃいませなの~」
凪「いらっしゃいませこんにちわいらっしゃいませこんにちわ」
ことね「うるさいよブックオフか!?」
凪「一人がいらっしゃいませと言うジンクスがあるので破ろうかと思って」
ことね「ねぇよそんなジンクス!!って言うか颯ちゃんこの前も別のとこバイトしてなかった・・・アタシが言うのも何だけど」
颯「趣味みたいな物なの~気にしないの~」
ことね「えぇ~バイトが趣味って・・・」
凪「いいねそのジンクス。破りましょう」
ことね「こっちは何でもかんでもジンクスに当間目無いでよ~!?」
『久川凪≒サトノダイヤモンド』
『久川颯≒アイネスフウジン』
・・・
手毬「またやってしまった」
「お困りの様ですわね!!」
手毬「えっ?その声は誰・・・」
乃々「私が解決して差し上げますわよ手毬さん!!」
手毬「森久保さん・・・ですよね」思わず敬語になる音葉
乃々「そうですわ!!」
『森久保乃々≒カワカミプリンセス』
480 : P殿   2024/06/18 07:29:51 ID:gHQttKTj7.
>>479
桜庭「半年以上も寝て過ごしていたようなものだ…」
風花「筋肉量も落ちてます…」
P「だろうな…」
桜庭「加えて、手首のブレスレットだ。外れないうえに未だに光っている…」
P「それはおそらく『高山海美』の存在だろうな。あの2人が存在を維持するための装置と化している…」
風花「ゲートは閉まってるんですよね…」
桜庭「となると、あの2人はまだ帰れない…」
P「平行世界間の移動がどうにかなればいいんだがなぁ…」
・・・
(風花BVの病室)
風花BV「アイドル…」
佑芽「まだタマゴみたいなものですけど…」
風花BV「偶像めいてたのは私も一緒なのかな…」
佑芽「へ…?」
風花BV「私が元々居た世界は『超ビーチバレー』が国民的、いえ世界レベルで浸透してるような世界なの…」
佑芽「ほう…」
風花BV「私はそんな世界で偶々才能があったにしか過ぎない…」
佑芽「いえ、アスリートに才能な要素ですよ…」
風花BV「貴女も『そう』なのね…」
佑芽「最も、姉に負かされてばかりですが…」
・・・
(所家、Pと恵美の部屋)
恵美「あったよ、お義母さんが探してた写真が入ってるアルバム!」
千鶴「まだ小さい頃の写真には家族5人(惣一、麗花、莉緒、P、かほ)が揃って笑顔の写真もありますわね…」
伊織「そういえば、Pが『例の娘』を連れて来てたわね…」
恵美「そだね…」
佑芽『Pさんのバカぁぁぁぁぁ!』チュドーン
恵美「え。何、今の…?」
・・・
(数分後、所家リビング)
P「クソデカボイスでテーブルがひっくり返った…」
恵美「で、ナニをしたの…?」ギロッ
P「ステイ。昼飯代わりに花海妹から貰ったおにぎりを食べてたんだが…」
佑芽「一口食べてから中身を見て、渋い顔したんですよ!」
千鶴「中身は何でしたの…?」
P「梅干し…」
伊織「なるほど…」
カヨコ「(クソデカボイスに引いてる音葉」
481 : バカP   2024/06/18 07:35:26 ID:gHQttKTj7.
補足:麗花がPに『惣一が自身を撮影した写真(※SHSのプライベートドレス特訓後』が入ってるアルバムが紛れ込んでないかと話していて、恵美達が見つけた

482 : Pたん   2024/06/19 06:32:34 ID:r9unz2D9LQ
>>480
タキオン「ホイホイホイのホホイホイっと」
装置を接続する音葉
キタカミ「コレでウマソウルがモニターに映し出されるんだな」
タキオン「さてさてどうなってるだろうねぇ~」
モニターに映し出される音葉
クロ「かなりの数が居るな・・・」
光「うえぇ~かなり表示されてる・・・」
タキオン「フムフム、コレはコレは面白いねぇ~」
麗奈「気になったんだけど。アンタの本体はどうなってんのよ」
泉「そう言えば貴女とデジタルさんと他二名は魂其の物は此処に来てるんですよね?」
タキオン「うん?案外気を失ってるんじゃないかい?」
キタカミ「軽いな・・・」
・・・
トレセン学園旧理科準備室
ポッケ「タキオンーーー!!しっかりしろ!!」
ダンツ「ポッケちゃん落ち着いて!?」
カフェ「この人なら別に大丈夫でしょ・・・」
ポッケ「それもそうだな」
ダンツ「うわぁ!?急に落ち着かないで!?」
・・・
未央「何がどうなってんだ、畜生・・・」
芳乃「・・・」
未央「あっ!よしのんじゃん!何してんの?」
美波「未央ちゃん嫌な予感がするんだけど・・・」
未央「大丈夫だって~よしのん~」
芳乃「うるさいのだ!!」ガブッ
未央「ぎゃあああああああ!!!!!」
美波「言わんこっちゃない・・・」
483 : ミジンコプロデューサー   2024/06/19 06:32:34 ID:r9unz2D9LQ
>>480
タキオン「ホイホイホイのホホイホイっと」
装置を接続する音葉
キタカミ「コレでウマソウルがモニターに映し出されるんだな」
タキオン「さてさてどうなってるだろうねぇ~」
モニターに映し出される音葉
クロ「かなりの数が居るな・・・」
光「うえぇ~かなり表示されてる・・・」
タキオン「フムフム、コレはコレは面白いねぇ~」
麗奈「気になったんだけど。アンタの本体はどうなってんのよ」
泉「そう言えば貴女とデジタルさんと他二名は魂其の物は此処に来てるんですよね?」
タキオン「うん?案外気を失ってるんじゃないかい?」
キタカミ「軽いな・・・」
・・・
トレセン学園旧理科準備室
ポッケ「タキオンーーー!!しっかりしろ!!」
ダンツ「ポッケちゃん落ち着いて!?」
カフェ「この人なら別に大丈夫でしょ・・・」
ポッケ「それもそうだな」
ダンツ「うわぁ!?急に落ち着かないで!?」
・・・
未央「何がどうなってんだ、畜生・・・」
芳乃「・・・」
未央「あっ!よしのんじゃん!何してんの?」
美波「未央ちゃん嫌な予感がするんだけど・・・」
未央「大丈夫だって~よしのん~」
芳乃「うるさいのだ!!」ガブッ
未央「ぎゃあああああああ!!!!!」
美波「言わんこっちゃない・・・」
484 : Pチャン   2024/06/19 10:10:15 ID:bIeI63nywQ
>>482
芳乃『こらー、おイタはいけませんので』ピロリーン
シンコウウインディ「ぴっ…」
芳乃「日々あどべんちゃーなのでして…」
未央「まさか、よしのんも『ウマ娘化』するとは…」
美波「早く、P先生達に何とかしてもらわなきゃ…」
未央「ホントだよねぇ…」
芳乃「わたくしはまだ抑え込めていますが…」
シンコウウインディ『きゅー…』
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
鏡晶葉「『ウマ娘化』が進んでしまうと、感情が同一化されてしまうかもしれないだと…!?」
タキオン「私とデジタルくんの存在が『ウマ娘化』を起こしてるヒトのソウルに影響をもたらしているとなった場合の仮説ではあるがね…」
キタカミ「楽観視は出来ないな…」
泉「それはそうだね…」
クロ「どうすればいいんだが…」
麗奈「『それ』を考えるのが、アタシらの仕事でしょ」
光「あぁ、そうだな!」
デジタル「うーん…」
タキオン「どうしたんだい、デジタルくん…?」
デジタル「なんか、肩がこりますね。このヒトの身体は…」
・・・
(所家リビング)
佑芽「梅干し、嫌いなんですか?」
P「子供の時に初めて食べて以来な…」
恵美「Pは好き嫌いハッキリしてるからね…」
千鶴「まぁ、作るうえでそれは助かる部分もありますが…」
伊織「合わないものを食べるのも、ストレスになるだけだし…」
琴葉「それにしても大きいわね…」
紬「いったい、何を食べたらそんなに…」
P「(俺に言わせれば、みんなスタイルは悪くないとは思うが…」
佑芽「それはお姉ちゃん特製の料理と飲み物です!(SSDを取り出す音葉」
P「なんだ、その色は…!?」
485 : ミスター・不純物   2024/06/20 06:37:16 ID:knQd3ibZ.6
>>484
府中東京競馬場
タク「今日は硬く行くぜ・・・この前のVMは御免だ」
次郎「大荒れだったもんねぇ」
タク「だからこそだ!このダービーは上位人気で固める!」
「クククッぬるい賭け方してるな・・・」
タク「お前は単勝に
次郎「えっ!?」
有香「アンタ達がやってるのは何だ?博打だろ?」
ナカヤマフェスタスタイル
タク「有香何故お前が此処に居る!!」
有香「別にいいだろ?そもそもそんな賭け方じゃ。つまんねぇだろ?」
タク「つまんねぇとかそんな関係ない!俺はコレで行く!」
有香「取り返そうってか?博打じゃあそんなの無理だ。アタシならコレで行くね」
次郎「うわぁ・・・単勝に9番人気って」
タク「いやいや来るわけないだろ。どう考えてもよ」
有香「こう言うのがピり付いて、行けるだろ?強気で分の悪い賭けに行く。燃えるだろ?」
タク「燃えるのが違う意味にならねぇように気を付えるんだな」
結果は知っての通り、タク達は大敗した
有香「クククッ痺れるなこう言う奴は・・・・」
タク「・・・」燃え尽きて真っ白になって居る音葉
有香「後でまた会おうな」グルメ街に消える音葉
次郎「お金大丈夫かい?」
タク「・・・電車賃もない・・・」
『中野有香≒ナカヤマフェスタ』
486 : ミスター・馬車馬   2024/06/21 09:33:02 ID:wJMiuczL3s
>>485
次郎「どうすんの?」
タク「ICカードの残額次第だな、愛増県に入れば定期も入るから…」
次郎「ちょっと、刹那的過ぎない?」
タク「拓海にバレたら、シバかれるのは必死だな…」
拓海「よく分かってるじゃねぇか…」
次郎「えっ…?」
タク「拓海、何で…!?」
拓海「有香から連絡があったんだよ…」
有香『ごめんなさい、私の中のウマ娘さんがタクさんに無茶をさせました!』
次郎「『ウマ娘』…?」
タク「あぁ、ウチの県で最近起こってるやつだな…」
拓海「ったく、口車になんか乗りやがって…」
(ヘルメットを投げ渡す音葉)
タク「あん…?」
拓海「駅まで乗っけてやるよ…」
タク「悪いな…」
次郎「そう思うんなら、少しは自重しなよ。おじさんはこのまま電車で帰ろうかな…」
(と言いながら、ニケツで帰ったタクと拓海を見送る音葉)
・・・
(愛増県、握野家)
早苗「えっ…!?」
(体重計の数字を見て青ざめる音葉)
晴「どうしたんだよ、オフクロ…」
早苗「また体重が増えてる…」
晴「そら、毎晩あれだけ食べればな…」
早苗「何で、止めてくれないのよ…!?」
晴「止めてるんだよ!」
英雄「うわ、Pさんの言った通りだ…」
(アプリ化した簡易版のウマソウル探知機を使用する音葉)
早苗「何、そのアプリ…?」
晴「『ウマソウル探知機』…?」
英雄「最近、『ウマ娘化』とかって騒いでるだろ?」
晴「オフクロの中にも…」
早苗「『ウマ娘の魂』が…?」
英雄「『スペシャルウィーク』のウマソウルが眠ってる…」
・・・
簡易版ウマソウル探知機:Pたち所ラボがタキオンの開発したウマソウル探知機をスマホでも使用出来るようにとアプリサイズに落とし込んだ
ヒトにウマソウルが秘められているか、またどのウマ娘のウマソウルなのかを判別してくれる
487 : Pたん   2024/06/21 13:29:50 ID:AfS3qU5oCQ
>>486
ピンポーン!
P「ん?誰だ?」
恵美「宅配便は頼んでないけどね」
琴葉「私が出るよ」
P「頼むな」
・・・
琴葉「はーい・・・どちら様?」
「むっ友人を忘れるとは感心しないぞ琴葉君。私だ篠宮可憐だ」
琴葉「私の知ってる可憐さん。白いモリゾーではないわ」
可憐「琴葉君。今は私の頭の事何と言った?」ゴゴゴゴゴゴ
琴葉「(なっ!?この人はやると言ったらヤル!凄味を感じる!?」ゴゴゴゴゴゴ
桃子「馬鹿な事やってないで早く要件言いなよ」ゲシッ
可憐「イタッ!?何も蹴ることは無いだろ桃子」
桃子「アンタが馬鹿なやり取りしてるからでしょ」
琴葉「(桃子ちゃん?何だかいつもよりヤサグレてるような・・・」
奈緒「別に気にしなくてもいいじゃん!可憐は何時も通りなんだし!」
桃子「第一気にするから大きく見えるんでしょ?」
可憐「なっ!?私の頭はデカくないぞ!!」
琴葉「(奈緒ちゃんの喋り方が普通で妙に大きい・・・まさかこれって!?」
可憐「んんっ!!取り敢えず本題に入ろう。P君は確か花海佑芽くんをプロデュースしているのだったね」
琴葉「えっ!?確かそうだね!?」
桃子「アイツに・・・羨ましい」ボソッ
奈緒「桃子何ぼそぼそ言ってんの!!!」
桃子「うっさい馬鹿!!!」ゲシッ
可憐「二人は気にしないでくれ。それでだがこの前の小テストの結果を渡しておくよ。一応念の為に・・・」
琴葉「あっうん分かった・・・」
可憐「それでは、行こう二人共・・・」
奈緒「ばいばい!!」
桃子「ふん・・・」
琴葉「一応調べておこう・・・」アプリを起動する音葉
『篠宮可憐≒ビワハヤヒデ』
『横山奈緒≒ウイニングチケット』
『周防桃子≒ナリタタイシン』
488 : P殿   2024/06/21 22:29:29 ID:JEzOGuaUJ2
>>487
琴葉「あの3人もウマ娘化してる…」
P「琴葉?」
琴葉「わぁっ!?」
P「そこまで驚くこたぁねぇだろうよ…」
琴葉「あ、ゴメン…」
P「で、誰だったんだ…」
琴葉「可憐さん達だったんだけど…」
(スマホの画面を見せる音葉)
P「あの3人もウマ娘化してんのか…」
琴葉「可憐さんに至っては髪の色まで変わってたわ…」
P「写真は…」
琴葉「流石に撮ってないけど…っ!?」
(Pが急に顔を近づける音葉)
P「なら、琴葉の記憶を少し辿らせてもらうわ…」
(額どうしをくっつけて、琴葉の記憶に入り込む音葉)
琴葉「あわわわ…///」
(MTMされるかと思って、テンパっている音葉)
P「なんだ、この白いモリゾーみたいなのは!?」
琴葉「むっ…」
P「てか、髪の色まで変わってるのは流石にヤバいだろ…」
琴葉「ねぇ、Pくん…」
P「どうした、琴葉…?」
琴葉「そうやって、気軽に顔を近づけちゃダメだよ…///」
P「へっ…?」
佑芽「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
P「うおっ!?」ビクッ
琴葉「ひゃんっ!?」ビクッ
佑芽「ちゅ…」
P「って、佑芽…!?」
琴葉「なんで、ここに…」
佑芽「ちゅーしようとしてたぁぁぁぁぁぁ!?」
(数分後、リビング)
佑芽「全員、奥さんなんですか…?」ポカン
P「後、平行世界にもう1人居ます…」
佑芽「奥さんが6人も居るんですか…?」
P「あぁ、そうだ…」
佑芽「ママ友の集まりかと思ってました…」
P「いけないのは俺なんだ、だから…」
佑芽「びっくりはしましたけど、軽蔑とかしてませんから…!」
P「えっ…」
佑芽「これからも私のプロデュースをよろしくお願いします…!」
P「あぁ、分かった。で、琴葉はな…」
佑芽「ん…?」
P「休職してるけど、愛増学園の教師なんだ…」
ガララッ
琴葉「佑芽ちゃん、ちょっといいかな…?」
(赤点だらけのテストの結果用紙を見せる音葉)
489 : EL変態   2024/06/22 12:49:02 ID:tZSRxSXm5c
>>488
タケ「本当に疲れました・・・」
タキオン「おやおや~随分とお疲れじゃないかい?」
美波「何処行ってたのタキオンちゃん・・・」
タキオン「な~にぃ野暮用だよ。他の子は如何したんだい?」
美波「皆なとか帰宅させた・・・」
デジタル「ウマ娘ちゃんの魂と合致した人達が観れないのは少し残念ですけど、ある意味良かったですぅねぇ~」
タケ「藤原さんですか・・・?」
美波「肇さんじゃないよね・・・」
タキオン「彼女はアグネスデジタル君。私の寮での同室だよ。芝ダート国内海外G1級6勝の変態勇者として有名だよ」
デジタル「どうも、アグネスデジタルです。私なんて何処にでも居る普通のウマ娘なんで褒めなくて結構ですよ」
タケ「彼女もウマ娘化していたとは・・・」
美波「もう、予想が出来ません・・・」
ドドドドドドドド
タキオン「ん?」
「タ~キ~オ~ン~!!!!」
デジタル「あっ!アレはまさか!!」
タケ「小日向さん・・・?」
シャカール「テメェどう言う積りだゴラァ!!」胸倉を掴む音葉
美波「えっ!?美穂ちゃんどうしたの一体!?」
タキオン「おやおや~シャカールくん~何をそんなに怒ってるんだい?可愛い格好じゃないかウオッカ君タマモクロス君とお揃いだねぇ」
シャカール「ふざけんな!!何で俺がこんなピュアピュアな奴になってんだ!!」
タケ「まさか・・・小日向さんも」
美波「嘘でしょ・・・」
デジタル「おほぉ~アレはエアシャカールさん!?真逆の格好でギャップを感じます!!」
シャカール「うるせぇよデジタル!!俺が一番困惑してんだよ!!」
490 : Pサン   2024/06/23 21:38:35 ID:/eaK8fEJy2
>>489
響子「うーん…」
美波「どうしたの、響子ちゃん?」
響子「私だけ置いてかれているような…」
未央「きょーちゃん、落ち着いて!?」
藍子「私達もウマ娘化してないから!」
加蓮「そ、そうだよ…///」
未央「かれん…?」
加蓮「まさか、奈緒(神)にしてやられるなんて…///」
未央「あー、かみやんもか…」チラッ
奈緒(神)「大丈夫かな、ポニーちゃん…」
加蓮「や、やめて…///」
藍子「心做しか、カッコ良く見えますね…」
響子「『フジキセキ』さんって出ましたね…」
(神谷奈緒≒フジキセキ)
・・・
(所家、1F和室)
佑芽「せ、せせせ先生!?」
琴葉「この結果は見過ごせないわね…」
P「どれどれ、うっ…」
佑芽「って、何で小テストの結果が!?」
琴葉「可憐さんが届けに来てくれたのよ…」
P「篠宮先生な…」
佑芽「だとしてもですよー!」
琴葉「例え、学部が違ってても貴女はPくんの教え子なの…」ゴゴゴ…
佑芽「ひうっ!?」
P「琴葉…?」
琴葉「だから、私が貴女の学業をサポートします…」ニッコリ
P「お手柔らかにな…」
琴葉「返事は…?」
佑芽「イエス、マム!」ビシッ
P「まぁ、でもこれは確かに良くないな…」
(小テストながら赤点だらけの結果用紙な音葉)
・・・
(愛増県内某所)
「まさか、復活するとはね…」
【その者は決意した…】
「だとしたら、あたしが止める…」
【同じ過ちは繰り返さない…】
「ほーちゃん、待ってて…」
【彼女は帰ってきた…】
志希「貴様の好きにはさせないよ、『グリオン』…!」
491 : ミスター・不純物   2024/06/24 06:55:26 ID:6dLmIXY5rs
>>490
杏「お前ら助けてくれぇぇぇ」
響子「杏ちゃんどうしたの?」
藍子「すごく焦ってるけど」
未央「と言うか帰って来てたんだ」
杏「そんなことよりアレを見ろ!!!」
響子「アレ?」
藍子「何も無いけど」
未央「( -_・)?なんだアレは」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ビルの隙間から手が出てくる音葉
響子「あのビルって50mありますよ!?」
未央「なんじゃありゃああああ!?」
藍子「まさか、アレってきらりさん!?」
杏「そうだよ、我が親友諸星きらりだよ!!!」
きらり「ボーーーーーーノーーーーーー」
声で周りが振動する音葉
響子「どうしてそんなに大きくなちゃったんですか!?」
未央「真面目にやって来たからでしょ!?」
杏「漫才やってる暇があるか!?」
藍子「データが出た!えっきらりさんも!?」
『諸星きらり≒ヒシアケボノ』
杏「なんじゃいこれは!?」
未央「ウマ娘化って現象だ、よくわかんないけど」
藍子「魂と魂が共鳴する人だけが、発生して色んな現象が起きるみたいなんです」
杏「んなアホな!?」
「ひえぇーきらりさんがとってもデカイがんす!」
響子「えっ誰!?」
莉嘉「なしてあんなデッカくなったんだべか?」
ピロリン
『城ヶ崎莉嘉≒ユキノビジン』
492 : P殿   2024/06/25 10:38:52 ID:QG.zUcEUPc
>>491
響子「莉嘉ちゃんまで…」
美嘉「りーかー!」
響子「じゃ、美嘉ちゃんも…?」ピロリン
『ウマソウル反応なし』
響子「『反応なし』とかあるんだ…」
美嘉「ったく、高校卒業して落ち着いたと思ったら…」
杏「その間に杏たちはアラフィフだよ…」
未央「メタい話はそこまでにして…」
藍子「何がどうなっているんだろう…」
加蓮「こういう『トンチキ』な事はP先生の専門だと思うんだけど…」
みりあ「なんか、みりあだけ仲間外れ?」
タケ「なんとも言いづらいですね…」
杏「まぁ、みりあちゃんがそう考えるのも妥当ではあるけどね…」
(NG's、キャンディアイランド、凸レーションは2/3、*は李衣菜、ユモレスク・ユニティは全員がウマ娘化しているため)
・・・
(所家〜愛増学園)
P「俺まで琴葉にどやされるとは…」
(回想)
琴葉「Pくん。貴方は県立研究都市の職員ではあるけれど。それ以前に愛増学園のいち教師でもあるの」
P「それはそうだが…」
琴葉「なのでプロデュース業の一環として、佑芽さんの成績向上を命じます!」
P「んなっ…!?」
佑芽「えぇっ!?」
(回想終わり)
佑芽「なんか、ごめんなさい…」
P「気にするな、琴葉の言う事にも一理あるだけだ…」
(と言いながら、頭を撫でる音葉)
佑芽「うぅ…///」
志希「キミは相変わらずだね…」
P「その声…!?」
佑芽「ん…?」
志希「ヘタすれば、キミの娘くらいのトシの娘だよね…?」
P「一ノ瀬…」
佑芽「一ノ瀬って、高等部の休職してる先生の名前と同じ…」
志希「にゃはは、せぇーかーい♪」
P「大丈夫なのか…?」
志希「大分、良くはなってきたかな…」
P「お前の事だ、ただ復活しただけじゃあるまい…」
志希「ほーちゃん達の戦いにおいて、仇敵のグリオンが復活した…」
P「宝太郎達と合流するのか…?」
志希「んー、考え中…」
P「そうか…」
493 : あなた様   2024/06/25 20:37:26 ID:lgeJg9OXgM
>>492
283P「そんな事が有ってたのか・・・」
灯織「恐ろしいですね・・・果穂が帰ってきて驚きました」
めぐる「そうだよねぇ~急にワシとか言うんだもん」
283P「発症する迄誰が誰だか分からないのも怖いな・・・」
真乃「ほわぁ他に誰が居るんでしょうね・・・」
灯織「出来ればこっちは果穂だけでお願いしたい・・・」
めぐる「だよねぇ~」
ドタドタドタドタ
283P「ん?誰か来たぞ?」
ルカ「おいテメェ何がどうなってんだ!?」
にちか「また何か起きたんですか!?」
はづき「にちか、落ち着きなさい。何が合ったの?」
283P「ルカ迄どうしたんだ?」
ルカ「こっちが聞きてぇよ!!」
にちか「美琴さんがですねぇ!!!」
283P「美琴がどうかしたのか?」
ガチャ
はづき「あっ美琴さん・・・」
美琴「ウェーイ!何か皆テンションさめざめ?アゲアゲで行かなきゃノンノン!!」
ルカ、ニチカ以外啞然
美琴「にちにち、ルカッチ~今夜はオールナイトで行くっしょ?」
ルカ「やめろぉ!?気持ち悪い!!」
にちか「こんなの美琴さんじゃないよぉおおおお!!」
灯織「・・・出た」ピロン
『緋田美琴≒ダイタクヘリオス』
・・・
智代子『えっ?どう言う事?』
ネオユニ『“トランスフォーマー”事件解決に少し体借りる』
智代子『その間私どうなるの?』
ネオユニ『“ノープログレム”ネオユニヴァースは『エーテル』で体を再構築する』
智代子『そうなるとどうなるの?』
ネオユニ『『私』になる、君とは意識共有。副作用ないよ』
智代子『う~ん、分かった!協力する!』
ネオユニ『ありがとう。ネオユニヴァースは『感謝』してる」
『園田智代子≒ネオユニヴァース』
494 : der変態   2024/06/27 08:31:33 ID:uavLc//.jQ
>>493
(県立研究都市、所ラボ)
にちか「という事なんですー!」
283P「なんとかしてくれませんか、先輩!」
P「なんで、俺が緋田担当なんだよ!?」
ルカ「チッ…!」
羽那「もう、おえんよ…」ジトッ
P「待て、鈴木…」
はるき「羽那ちゃん、からかうのは…」
羽那「えっ、からかってないよ…」ハイライトオフ
ルカ「(いや、マジなのかよ…」
283P「(美琴やにちか、羽那は先輩を慕っているみたいだしな…」
美琴「あれ、所ッピー。どしたー?」
P「その呼び方はチカラが抜けるな…」
にちか「所長、ギャルの相手は得意でしょう!」
P「なんで、そんなイメージ持たれてるんだよ…」
ルカ「嫁がギャルだからだろ…」ポソッ
羽那「そういえばそうだね…」ハイライトオフ
はるき「(あぁ、ハイライトが戻らない…」
283P「というより、美琴が仕事にならないんですよ…」
P「仕事…?」
にちか「『アンティーカ』で歌っているんです…」
P「今の緋田を『アンティーカ』に寄越したら、フロアを熱狂させそうだな…」
美琴「流石、所ッピー。分かってるー」
P「伊達に生きちゃいねぇからな…」
・・・
(海理音市、北上家)
麗花「ようやく、写真を見つけたよー!」
莉緒「『それ』がPの家にあった写真…?」
歌織「『1978』、って事は大分前の写真ですね…」
麗花「これはPと『かほ』が1歳になったくらいの頃ね…」
莉緒「あれ、私は?」
麗花「莉緒ちゃんも含めて、きょうだい3人はお父さん達(天武)が預かってくれたのよ」
歌織「それで惣一さんと…」
麗花「一緒にね、私の運転で…」
莉緒「(あっ…」
歌織「(あっ…」
真美亜美「(あっ…」
・・・
(県立研究都市)
283P「どうした、樹里?」
樹里『今、研究都市なんだろ?』
283P「そうだが?」
樹里『その、来れないか…?』
283P「何があった?」
樹里「果穂とちょこがおかしくなった…」
495 : せんせぇ   2024/06/27 10:08:14 ID:bBMRB4OwSc
>>494
283P「えっ?ちょっと待ってくれ果穂は知ってるが智代子まで?」
樹里『おう、そうなんだよ・・・ってちょこ何処行く気だ!!』
283P「ん?どうしたんだ?」
樹里『ちょ…えっ』
283P「樹里どうした!?オイ!!」
「“NPB”驚く必要は無いよ」
全員「「「!!!」」」
「事象の地平線"を歪め開く・・・」
職員「所長!空間歪曲反応!ワームホールです!!」
P「まさか・・・こんな芸当が出来るのは奴か!!」
283P「重力が歪んでるだ!!」
空間の穴が開き姿を現す園田智代子
283P「智代子・・・?」
ルカ「いやアイツじゃない。誰だテメェ!!」
「"エーテル"ネオユニヴァースは変身する」
すぐさま格好が体格が変貌し別人に変わる音葉
P「お前は誰だ・・・」
ネオユニ「『私』、ネオユニヴァースは紹介するよ・・・」
283P「ネオユニヴァース、2003年代の2冠馬の・・・」
ネオユニ「"アファーマティブ"その『認識』で合ってるよ・・・」
P「それで何の用だ・・・」
ネオユニ「”特異点”事件を終らせに・・・」
・・・
アンティーカ
咲耶「霧子、これはどう言う状況だい?」
ツーンとした表情の恋鐘と必死に土下座して謝る摩美々
霧子「えっとね、摩美々ちゃんが恋鐘ちゃんに悪戯してね」
咲耶「何時もの光景だね。それで?」
霧子「何時もみたいな反応が帰って来ると思ったら・・・」
・・・
恋鐘「はぁ・・・」
摩美々「えっ?」
・・・
霧子「って氷河の対応が帰って来たの」
咲耶「フムフム、異常事態だね。私もこの反応は想定外だよ・・・」
霧子「それでずっとあの状態だね・・・」
咲耶「巷で噂のウマ娘化かもしれないね」
霧子「恋鐘ちゃんも?」
咲耶「有り得なくないね・・・」
結華「それは驚きね。ビックリするわ」
咲耶「結華の変貌にもね・・・」
『月岡恋鐘≒ダイイチルビー』
『三峰結華≒デアリングハート』
496 : 毎日変態   2024/06/28 08:34:26 ID:Vkn.2QAzDA
>>495
結華「それにしても…」モニュ
(徐ろに自分の山脈に触れる音葉)
霧子「えっ…!?」
咲耶「結華…!?」
デアリングハート「寂しいものだね…」
結華『今、三峰は顔も心も泣いてるよ…』グスッ
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「『特異点』事件か…」
ネオユニヴァース「イグザクトリー…」コクン
P「ただ、どうしようも無くなっていたのは事実だ…」
にちか「所長…」
P「本場のウマ娘が対応に加わってくれるのなら、ありがたい事は無い…!」ニヤリ
美琴「っ…!?」
にちか「美琴さん…?」
美琴「お嬢の気配がする…!」ガタッ
283P「『お嬢』、まさか…!?」
はるき「283Pさん、分かるんですか…!?」
283P「『ダイイチルビー』もウマ娘化してるのか…!?」
ルカ「コイツも競馬やってるクチか…」
P「というより、タクのせいだな。アイツと遊んでると少なくとも1回はやらされる…」
羽那「Pも?」
P「1回だけな、西園寺のヤツもたった1回でものっそい賭けてたが…」
・・・
西園寺父「イッキシ…」
琴歌「お父様、風邪ですか?」
西園寺父「いや、Pあたりが噂でもしているのだろう…」
・・・
ネオユニヴァース「ヘリオス(美琴)、出ていった…」
P「しまった、目を離した隙に…」
にちか「どうするんですか、所長!?」
ルカ「美琴に何かあったら…!?」
P「それは多分、大丈夫…」
羽那「もう、おえんよ…?」ハイライトオフ
はるき「(あ、ナニをされてるかは理解してるんだ…」
・・・
補足:美琴と羽那はPの『お手つき』。にちかは未成年のため、流石にまだ『お手つき』ではない
497 : プロ太郎さん   2024/06/28 12:14:38 ID:WahE4wKAPA
>>496
タク「はぁ~・・・」
ヨナ「どうしたんだ一体・・・」
タク「有香の野郎にけつの毛まで毟られてな・・・」
ヨナ「また負けたのか・・・ムキになるからそうなるんだ」
タク「うるせぇな・・・」
ヨナ「あれ?」
タク「どした?」
ヨナ「アレは川島さんだよな・・・」
タク「あん?そうだな、それと関も居るな珍しい・・・」
ヨナ「いったい何を話して・・・」ピロン
タク「おっ!送信って事はまさか・・・」アプリを起動しスマホを構える音葉
『川島瑞樹≒メジロラモーヌ』
『関博美≒メジロアルダン』
タク『80年代末期を代表するメジロ姉弟があの二人だと!?」
ヨナ「道理で珍しい組み合わせだと思った・・・それと」
七海「あっお気になさらず~」
ヨナ「いや、気になるよ。スマホ向ける度に辻写りするのは・・・」
タク「お前そんなキャラじゃないだろ・・・」
七海「それはそうとこの人形をどうぞ~」人形を手渡す音葉
タク「おっ、おう・・・調子崩すな・・・」
ヨナ「まさか・・・」スマホ構える音葉
七海「!」すかさずポーズを取る音葉
『浅利七海≒アストンマーチャン』
タク「アストンマーチャンかよ・・・以外だな」
ヨナ「俺よく知らないんだけど・・・」
タク「まぁ現役中に病死だからな、賭博を良くする俺と次郎ぐらいだろ覚えてんのは。ウオッカやダイワスカーレットにも劣らずの名牝だった馬だ」
ヨナ「へぇ~俺賭博はやらないから驚いたよ」
タク「生きてりゃローレルゲレイロとのスプリンター同士の戦いが観れてたのにな・・・残念だ」
マーチャン「どうか、マーチャンの事を覚えて置いて下さいね」
二人「「えっ?」」
七海が何時間にか居なくなっている音葉
498 : Pくん   2024/06/29 08:33:23 ID:cweGtNI7FA
>>497
タク「お、おい…!」
ヨナ「浅利さんが消えた…!?」
仁奈「パパ、何してやがるですか?」
拓海「大人2人が雁首揃えて、何つっ立ってんだよ…」
ヨナ「浅利さんが人形残して消えた…」
拓海「あん…?」
タク「そこまで、アストンマーチャンと同じじゃなくてもよ…」
仁奈「その『アサリさん』って、誰の事でごぜーますか?」
ヨナ「ヤバい…」
タク「早く、Pに何とかしてもらうぞ…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「緋田の姿をしてるが、ダイタクヘリオスである事には間違いない…」
ネオユニ「ダイイチルビーの元に向かったと…」
P「おそらくな…」
にちか「ダイイチルビー?」
P「昔、活躍してた競走馬の話さ…」
羽那「随分と詳しいんだね…?」
P「タクの奴に昔付き合ってただけさ。今は山下(次郎)が競馬仲間だから、やってはねぇがな…」
ルカ「で、そのダイイチルビーは何処に居るんだ?」
P「皆目見当はついてないが…」
ルカ「おい」
P「俺達の仲間の誰かにそのウマソウルが宿ってる、それだけは言えるよ…」
はるき「そういえば、ウマソウルにも状態がありますよね…」
283P「え、そうなのか…?」
P「流石だな郁田、 その通りだ…」
ネオユニ「ネオユニヴァースは完全に顕現してるけど…」
P「アナスタシアやノーリーズンのようにガワが『こちら側』の人間のまま、感情が置き換わってるのが殆どだ…」
283P「そういえば、英雄が…」
英雄『早苗さんの食欲が止まらないから、調べたら「スペシャルウィーク」のウマソウルが宿ってた』
283P「って言ってたな…」
P「感情が置き換わらずにヒトそのものに影響を与えてるパターンもあるという事か…」
283P「ただ、智代子にウマソウルを宿したネオユニヴァースさんには…」
ネオユニ「イエス、ネオユニヴァースには策があるよ…!」
499 : 貴殿   2024/06/29 11:08:22 ID:QdpiYsVGac
>>498
タキオン「やあやあ諸君おはよう!!」
283P「えっ!?アナスタシアさん!?」
にちか「うわぁ・・・眼が濁ってる・・・」
ルカ「明らかにヤバい雰囲気が漂ってるな・・・」
タキオン「先ほどヘリオス君の気配がする子が走って行ったけど知ってるかい?」
P「ご名答だ。アレはダイタクヘリオスのウマソウルが出た美琴だ」
タキオン「ほぉほぉ~いやぁ~面白い現象ばかりで研究がはかどるねェ~そう思うだろ?シャカールくん?」
シャカール「俺は思わねぇよ!!」
P「えっ!?小日向?」
シャカール「なんだ、親父。俺に眼飛ばしてんじゃねぇよ」
はるき「あの優しい小日向さんが不良みたいな顔になってる・・・」
羽那「ルカちゃんと同じ眼だね」
ルカ「あん?アタシがあんな目付きしてるとでも?」
シャカール「んだぁテメェ?」
眼飛ばし合う音葉
P「シャカール・・・エアシャカールか」
タキオン「ご名答だ。彼女は機械系に強いよ~常にロジカルを求め不可能を可能にしようと努力するウマ娘だ」
283P「騎手から頭の中を見て見たいと言われた気性難がそういう風に・・・」
ネオユニ「待っていたタキオン・・・」
タキオン「おぉ~ネオユニヴァース君じゃないか!私も待っていたよ!」
P「コレで解決に向かえるんだな・・・」
タキオン「まあ一応の機材が必要だね~コレがそのリストさ。私が態々思い出したんだ。有効活用してくれよ?」
P「任せろ」
シュイン
全員「?」
志希「・・・」
P「どうした志希、急に?」
ピピピピ!!
タキオン「おやおや~この反応は」
志希「風紀が乱れてるのを感じたっすよ!!」
P「ハァ?」
シャカール「おいマジかよ。ロジカルでも何でもねぇぞアレは・・・」
タキオン「まさかバンブーメモリー君とはねぇ~」
『一ノ瀬志希≒バンブーメモリー』
500 : 番長さん   2024/07/01 13:55:53 ID:S9OfzY7W6I
>>499
ルカ「風紀が乱れてるねぇ…」
はるき「Pさん達には耳が痛いお話ですねぇ…」
P「うぐっ…」
283P「あーあー、聞こえない…」
クロ「ぐっ…」
バンブーメモリー「しかも、3人も居るっす!?」
P「一ノ瀬なのが、またややこしい…!」
タキオン「どうやら、女性にだらしないのは『どこの世界』でも変わらないようだねぇ…」
シャカール「全くだ…」
ネオユニ「ネオユニヴァースも否定しない…」
283P「『世界』か…」
クロ「最も、このケースだと『平行次元』と言った方が近いのかもしれないが…」
羽那「どう違うの…?」
P「『平行世界』だと横軸で繋がりがあるが…」
タキオン「『平行次元』だと縦軸になるから、繋がりは無いと…」
P「『馬』と『ウマ娘』、異なる存在がその証明になる…」
シャカール「だからこそ、機材をリクエストしてんだろうが…」
クロ「それなんだが、たった今『問題』が発生した…」
ルカ「問題…?」
P「機材を活用するには一ノ瀬が居ないとダメなんだ…」
はるき「あちゃー…」
にちか「どうするんですか…?」
283P「バンブーメモリーさんにどうにか交代してもらうしか無いけど…」 
P「一ノ瀬のヤツの事だ、今頃面白がってるだろうよ…」
・・・
志希「にゃはは、バレたか」
・・・
バンブーメモリー「って、言ってるっす!」
クロ「ちったぁ、隠せよ…」
283P「どうするんすか、先輩…」
P「仕方ないな、一ノ瀬ラボを閉じるしかあるまい…」
・・・
志希「ちょっと、代わって…」
バンブーメモリー『えっ…!?』
・・・
志希「チェーンジ!」
P「お、出てきたな」
志希「で、どういう事かな?」
P「一時的にウチが一ノ瀬ラボを傘下に入れてるんだよ。お前がグリオンとやらに対抗して、ラボを空けてたからな…」
501 : プロデューサーくん   2024/07/01 15:07:31 ID:f1hJ83CS1I
>>500
タキオン「言い忘れてたが、一応発症者のリストも作っておいたよ」
クロ「こんなに居るのかよ・・・」
志希「へぇ~」
クロ「だけど、まだ発生ししてない人も居るな・・・」
タキオン「個人差はあるからねぇ~」
283P「他に誰が居るんだ・・・」
ズンズンズンズンズン
施設自体が小刻みに揺れる音葉
P「何だ?」
シャカール「地震か?にしては妙な揺れ方だな・・・」
職員「所長!表に巨大なきらりさんが!?」
P「何っ!?」
光「大変だぁ!!巨大なきらりさんが肩に杏乗せてやってきたぞ!?」
鏡晶葉「何がどうなってあんな事になっているんだ!?」
タキオン「ほぉほぉ~巨大化現象でも起きてるのかい?」
クロ「そんな訳ないだろ!?」
P「一ノ瀬!!お前何かしたか!!」
志希「うんにゃ『まだ』何もしてないねぇ~タキオンじゃないの~」
タキオン「失礼だねぇ私も『まだ』何もしてないよ~」
P「くそ・・・信用できない奴らばっかりだ!!」
ボーーーーーーーノーーーーーーーー
クロ「うおおお施設が震えてるぞ!?」
ネオユニ「『理解』ネオユニヴァースが正体に気付いたよ」
シャカール「奇遇だな俺もだ・・・」
タキオン「何だヒシアケボノくんのウマソウル発現者か」
502 : プロ太郎さん   2024/07/03 10:49:13 ID:1/lzeJfvrw
>>501
P「何がどうなっていやがんだ…」ダッ
(施設の外へと走り出す音葉)
鏡晶葉「アグネスタキオンよ…」
タキオン「なんだい…?」
鏡晶葉「『ウマ』と『ウマ娘』が共存する、この世界をお前はどう見る…?」
タキオン「ふむ…」
志希「深い質問だね…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ→屋外)
P「『光の巨人』並みにデカくなってやがる…」
クロ「そら、きらりさんはゼロさんの妹だしな…」
283P「本当に双葉教授が肩に乗ってる…」
P「おんどれらは戸愚呂兄弟かって話なんだが…」
杏「『令和』の世に分かりづらいネタを出すなよ…」
(きらりの手に包まれながら、地上へと降りる音葉)
P「そういえば、『相方』はどうした…?」
杏「また、未開の島へ開拓に行かされてるよ。どんな『会社』なんだが…」
283P「調べても、悪い噂は出てこないしなぁ…」
クロ「さっきから、ずっと『ボーノー』しか言ってないぞ…」
きらり「ボーノー!」
光「やはり、父親と兄も『光の巨人』なだけにきらりさんにもその適正が…!」
P「まぁ、無きにしも非ずだろうよ…」
杏「ただ、ここまでデカいと店にも入れん…」
クロ「叫ぶだけで大地が震えるもんな…」
283P「ヒシアケボノでもここまで大きくは無かったぞ…」
???「といやー!」
クロ「ぐえっ…!?」
(いきなり飛び蹴りをくらう音葉)
P「クロ…!?」
クロ「お前は奥空…!?」
心白「あたしの中の『心白』が叫んでいる!」
283P「出た、『ビコーペガサス』だと…!?」
ビコペ「『隊長をキズモノにしてくれた』とな!」
クロ「いや、もう何年もその話してるよな!?」
503 : Pーさん   2024/07/04 06:43:59 ID:HIMqTSZlTs
>>502
翼「ヒィインP~」
P[その声は翼か?」
翼「タスケテヨォ~」
283P「何だか声が半角の様な・・・」
「待てぇ~!!勝負しろ~!!」
翼「サッキカライッテルデショ~!!ボクハソンナキガナイッテ!!」
「やだやだ!!勝負する迄諦めないぞ!!」
P「何・・・」
283P「アレはまさか・・・」
ビコペ「?」
杏「えぇ~アレは巴だよな・・・」
巴「何で勝負しないんだ!!」
翼「スルイミガナイデショ!?」
P「出た・・・『ツインターボ』と『トウカイテイオー』・・・」
杏「えっ二人も居んの?」
283P「伊吹さんがトウカイテイオーで村上さんがツインターボだ・・・」
「ふふっ巴さんはいつも元気ですね・・・」
「あの自己顕示欲から来る自己PR力は見習いたい物ね・・・」
P「お前達は!!」
あやめ「これはどうもPさん。巴さんがお世話に・・・」
比奈「きらりさんが巨大化してる!ああ言うのも確かに有りと言えば有ね・・・」
283P「何だかわかって来たぞ。この二人もウマ娘化してる・・・」
杏「マジかよ・・・出た」
P「『イクノディクタス』と『ロイスアンドロイス』って古いな・・・」
・・・
タキオン「まぁ良くは無いだろうね~」
鏡晶葉「だろうな・・・」
タキオン「まぁぶっちゃけると今の私達はあくまでウマソウルだけで本体は元の世界でおねんねしてるだろうけどね~」
シャカール「ぶっちゃけやがったな・・・」
タキオン「だから、まあ今は問題ないんじゃないかい?」
504 : プロデューサーはん   2024/07/05 13:58:12 ID:pde8NHHGrQ
>>503
P「翼が可哀想になってきたし、一旦助けてやるか…」パチン
翼「ウエッ!?」
(フィンガースナップで学園敷地内の別の場所に逃される音葉)
巴「あれ、テイオーは!?」
P「どうどうどう。落ち着いてくれ、ツインターボ…」
巴「そういえば、トレーナーも見当たらないぞ…」
P「今のお前たちは『ウマ娘』じゃない…」
(と鏡を見せる音葉)
巴「あれぇ!?」
あやめ「巴さん、いえターボさん。そういう事です…」
ツインターボ「あれ、イクノにロイス…」
ロイスアンドロイス「どうやら、トレーナーにネイチャさん。それとタンホイザさんは居ないみたい…」
P「まぁ、だろうな…」
ロイスアンドロイス「タンホイザさんはまだ可能性はありそうですが…」
283P「メメタァ…」
クロ「それより、奥空の見た目をしたビコーペガサスを止めてくれ!」
ビコペ「この身体、なんとなく動きづらい。胸も揺れるし…」
クロ「ステイ、ステイ…」
P「ハハッ、カオス…」
静香「全く、これだからP兄さんは…」
P「その声は静香だが、お前は違うな…?」ピロリン
『最上静香≒シンボリルドルフ』
ルドルフ「ご明察、私はシンボリルドルフ。トレセン学園で生徒会長をしている筈だった…」
P「まぁ、静香はもう大学生だからな…」
ルドルフ「それにこの身体では無茶が出来ない…」
P「戦いからも遠ざかっているしな…」
ルドルフ「エアグルーヴ(李衣菜)にも止められた…」
P「まぁ、諸星がどうなってるかは分かった。後は機材を整えて、お前たち『ウマ娘』を帰してやらにゃ…」
ルドルフ「よろしく頼めるかな…」
・・・
鏡晶葉「今はな…」
タキオン「ただ、特殊な例とはいえネオユニヴァースくんが顕現していた…」
シャカール「顕現が定着するとまずいんじゃないのか…」
志希「それはそうだね…」
505 : 変態お化け   2024/07/06 06:56:03 ID:C7esyy5vx2
>>504
ネオユニ「”NPB“ネオユニヴァースのボディは『仮想構築体』に過ぎない』
鏡晶葉「何だって?」
志希「急に良く分んない言葉が出て来たね」
ネオユニ「『エーテル』、宇宙の仮想物質で仮想的な顕現で・・・」
タキオン「ネオユニヴァースくん。簡単に説明してくれないかい?」
ネオユニ「『サーヴァント』、今のネオユニヴァースは『私』のオリジナルじゃない。よ・・・」
シャカール「つまり定着しないってか・・・」
ネオユニ「『アファーマティブ』・・・特殊な要因が無い限り」
鏡晶葉「不穏な事言わないでくれるか?」
タキオン「しかし、私の予想も外れたね。こうも自我意識が顕現するとは、当初は私達だけの予想だったのにねぇ」
・・・
ルドルフ「私は今回の件は別の要因があると思う」
P「ほう、それはどうしてだ?」
ルドルフ「最初は件の三人だけだったが、次第に意識を失う者が増え、気付いたら私もこの体に成っていた」
P「タキオンの予想とは大きく外れて来たな・・・」
ルドルフ「うむ、別の要因を調べないとな・・・」
ラモーヌ「あら、ルドルフ。随分と熱く語ってるわね」
P「川島と関、いやその言い方だと・・・」
ルドルフ「ラモーヌとアルダンだね」
ラモーヌ「良くってよ」
P「初代三冠牝馬のメジロラモーヌが川島とは・・・」
ラモーヌ「あら、つまらない事を言うのね。私はどんな体でも優雅に舞うまでよ。そうでしょアルダン?」
アルダン「そうですね姉様」
P「何と言うか扱いにくい女史だ事で・・・」
ルドルフ「そこが彼女の良い所だよ」
ラモーヌ「そう言えばさっき『ゴールドシップ』とマーベラスサンデーを見たわよ」
ルドルフ「成程成程・・・何?」
ラモーヌ「あら、私に二度同じ言葉を話させるのね。良くってよ」
アルダン「アレは紛れも無くゴールドシップさん本人でした。間違いありません」
ルドルフ「」
506 : プロデューサーはん   2024/07/08 22:58:08 ID:F6mH1sK3Fo
>>505
P「ゴールドシップってGI『6勝』を記録した…」
ルドルフ「どうやら、『こちら』の世界だと名馬として扱われているようだが…」
P「名馬っちゃ、名馬ではあるんだが…」
ラモーヌ「はっきりしないわね…」
P「タク曰く『気性難』だったとか…」
アルダン「あらら…」
ルドルフ「ちなみに3連覇が掛かった『宝塚記念』は…」
P「これもタク曰く、『伝説になった、良くも悪くも…』」 
ルドルフ「そうか…」
(その語り口で大体を察した音葉)
タク「おい、P。大変だ!?」
P「おう、タク。ちょうど、おめぇの事を…」
タク「俺の事はどうだっていいだろうが…」
P「んで、何があった」
タク「『ビッグレッドファーム』からゴールドシップが突然消えたって話らしいんだが…」
P「は…?」
ルドルフ「やった…」
ラモーヌ「やったわね…」
アルダン「やりましたね…」
タク「なんで、最上の嬢ちゃんが頭を抱えてんだ…?」
P「静香には『シンボリルドルフ』のウマソウルが宿ってるらしい…」
タク「なるほどな。で、何が『やった』なんだ…?」
ルドルフ「『あの』ゴールドシップの事だ、ウマソウルを自らと同じ名前の生物と同期させてもおかしくはない…!」
???「その通りだぜ、会長さんよ!」
ラモーヌ「あら、意外と早かったのね…」
アルダン「あら、マーベラスさんは…」
ゴールドシップ「あぁ、どっか行った。千葉の方にソウルを感じるつって…」
P「あっ…(察し」
タク「あっ…(察し」
ゴルシ「それより、アンタ(P)。面白そうなモン連れてんな…」
P「へ…?」
ゴルシ「いくぜ、ゴルシちゃんスマッシュ!」
(ドロップキックを放とうとする音葉)
P「こんな時に、疾やがれ『第一の使い魔:リリィ・メサルティム』!」
(盾のチカラを司る使い魔を顕現させて、突然のドロップキックから身を守る音葉)
507 : Pちゃま   2024/07/09 11:13:18 ID:5rCjKeRNGM
>>506
P「いきなりだな・・・」
ゴルシ「フフッイケル口みたいだな。この鯖みそを・・・」
タキオン「見つけたねぇこの野郎!!」
シャカール「テメェコラァ!!」
タク「うおぉ!?小日向お前どうした!?」
シャカール「あん?お前ブルボンのトレーナーの親戚か?」
タク「誰が筋門じゃゴラァ!!」
シャカール「んな顔で堅気なわけねェだろ!!」
タキオン「モルモットくん!!此奴が今回の事件の元凶だねぇ!!」
P「誰がモルモットくんだ」
ゴルシ「何だよ何だよぉ~ゴルシちゃん何も悪い事してねぇぜ~」
タキオン「通りで私の予想が崩れる訳だ!君のハジケリズムのせいで崩れてる訳だ!!」
ゴルシ「ゴルシちゃん何も知りませぇ~ん。文句あるのなら焼きイカが相手になるぜ!」
P「出してるのはたこ焼きだがな・・・」
タキオン「くぅ相変わらず常識を投げ捨ててるねぇ!」
シャカール「オメェがそれ言うか!?」
ゴルシ「オイオイ、アタシの親はこのネジでだぜ?今も皆を見守ってるぜ」
シャカール「お前も何言ってんだ!!」
P「何だか知らんが、俺では勝てる気がしない・・・」
ラモーヌ「あら、ギャグマンガの住人には勝てないのね」
ゴルシ「あっ落ちた。まあいいか~」
シャカール「お前今・・・くっ!?予想以上に体が付いていけねぇ!」
ナカヤマ「ハハハッ相変わらず面白れぇことやってんなお前」
P「お前は・・・誰だ?」
タク「テメェはナカヤマフェスタ!有香はどうした!!」
ナカヤマ「クククッ知りたいか?」
タク「おう!」
ナカヤマ「今朝起きたら分離してた」
P&タク「「そうなのーーーー!?」」
タキオン「くっ!流石は私の想像の範疇を超えるハジケ振りだ・・・」
P「くっ!俺も思わずツッコムに回っちまうとは・・・」
ルドルフ「ゴールドシップ。これ以上周りに迷惑をかけるな。大人しく帰りたまえ」
続く
508 : ミスター・馬車馬   2024/07/09 11:25:11 ID:5rCjKeRNGM
>>507
ゴルシ「えぇ~何で~」
ルドルフ「このままだとドリームジャーニーやオルフェーヴルもやって来そうだからね」
タク「曲者黄金兄弟も居るのか、いや姉妹か!」
P「お前が居るとこの世界の法則が乱れるんだよハジケリスト」
ゴルシ「甘いなマックちゃんのケーキ並みに甘い・・・」
P「なんだと?」
ゴルシ「このゴルシちゃんが、戻れと言われてハイそうですか!戻ると思うのはこのタヌキが許しはしねぇぜ!アタシの焼きそばマスターの道は始まったばかりなんだからよ!」
P「うるせぇ!いいから戻れ!」
ゴルシ「なんの!喰らえェ必殺!ゴルシちゃんの親友アタック!!」
『ジャスタウェイ』を投げつける音葉
P「うぁあああ親友を投げるな!?」
チュドン!!
P「うわぁあああ、メッチャダウニーの香り!?ゲッホゲホ!!」
シャカール「何でだよぉ!?」
タク「うわぁあああ、煙が無駄にカラフル!?目がぁあああ!?」
シャカール「グラサンのせいだっての!!」
ゴルシ「行くぜ!ナカヤマ!アタシ達のホッピング世界チャンプの道は始まったばかりだ」
P「お前今焼きそばって言っただろ!!」
シャカール「ハジケリストに常識求めんな!ゴホッゴホッ!」
ナカヤマ「クククッ染みるねェ・・・」
ルドルフ「くっ!待つんだ二人共!!ブライアン!エアグルーヴ!居ないのか!?」
タキオン「エアグルーヴ君は猫の指導中だねぇ!!」
ゴルシ「ゴルゴル星に向かって向かってレッツゴー!!」
二人の気配が遠のく音葉
509 : 高木の所の飼い犬君   2024/07/10 11:44:28 ID:r8GkNim9yY
>>508
P「はっ、そういえば…!」
(ウマソウル探査機の画面を確認する音葉)
『ゴールドシップ(馬)≒ゴールドシップ(ウマ娘)』
P「何でもありか!?」
タク「いや、ヘタをすれば…」
ルドルフ「ゴールドシップだから、成せるのかもしれない…」
タク「ただ、呼び水になる可能性はあるな。わざわざ、北海道からはるばるやってきたというのを考えれば…」
P「存命馬か…」
タキオン「それより、どうするんだい?」
シャカール「あの2人を早く追いかけないと…」
タク「それはそうなんだが…」
P「それに中野とナカヤマフェスタは『分離』したとか言っていたが…」
タク「悪い。なら、俺はそっちに向かわせてもらう…」
P「おう、行ってこい…」
・・・
(愛増学園校門)
恵美「暑いねぇ、まだ梅雨にもなってないのに…」
カヨコ「(そうだなと言わんばかりのカオをしている音葉」
ゴールドシップ「ひっ…!?」
ナカヤマフェスタ「どうした、ゴルシ…っ!?」
恵美「ん…?」
カヨコ「(なんだコイツら、愉快な格好してと言わんばかりのカオをしている音葉」
・・・
P「さて、どうするか…」
恵美「Pー!」
P「恵美とカヨコにえっ…!?」
ルドルフ「どういう事なんだ…」
タキオン「ナカヤマ君だけではなく…」
シャカール「あのゴルシが無抵抗だと…!?」
(恵美とカヨコの後ろには無抵抗でトボトボ着いてくるナカヤマフェスタと簀巻きにされて引き摺られているゴルシの姿)
P「ん、ウマソウル探査機に反応が…っ!?」
『所恵美・所カヨコ≒ト…(この先は文字化けして読めない音葉』
タキオン「おやおや…」
シャカール「これはロジカルじゃないが…」
P「触れてはならねぇって事か…」
恵美「ん?」
カヨコ「?」
510 : プロデューサーさん   2024/07/11 11:36:23 ID:/XvT1SgcKE
>>509
ゴルシ「ちくしょー!ゴルゴル星のゴルシちゃん保護法違反だぞ!!」
恵美「何か分かんないけど。アタシ何かしちゃった?」
P「いや、助かる。コイツを野放しにすると碌な事にならん・・・」
タキオン「いやはや、助かるよ『らりるれろ』くん。言語規制が掛かるか恵美くん」
シャカール「まあこれで一件落着って訳だな・・・」
ゴルシ「くそぉ~ゴリラ並にヒデェ奴らだな~」
「誰がゴリラですの?」
ゴルシ「えっ?ぎゃああああああ!?!?」ミシミシッ
ジェンティル「聞き間違いでしょうか?今ゴリラと?」
佑芽「トレーナーさんが銀髪のお姉さんを片手で持ち上げてます!!」
千奈「頭がネギトロになりますわ!」
広「万力で絞めるが如くだね」
P「佑芽に補修組の二人か・・・」
佑芽「おはようございます!!!!!」
千奈「おはようございます」
広「おはっ」
恵美「噂のアイドル科の子達だね」
千奈「私達噂に成ってますの!!」
恵美「何でもズッコケ三人組だって噂が・・・」
千奈「あんまりですわーーーー!!!」
広「ふふままならないね・・・」
千奈「何で少し嬉しそうなんですの!!!」
タキオン「さてさて事件解決に向かって・・・」
ネオユニ「まだだよ・・・」
P「何?どう言う事だ?」
ネオユニ「『未覚醒』発症が確認出来てない者が居るよ・・・」
シャカール「ちっまだ居んのかよ!」
ネオユニ「それと『領域』。マーベラスサンデーの空間『マーベラス空間』がここら辺一帯と千葉迄に展開されてる・・・干渉呼び出し不可のレベルだね」
511 : プロデューサー君   2024/07/14 03:54:57 ID:saXvsyohfA
>>510
P「あのウサミン星人(笑)め…」
恵美「あれ、菜々さんって『煌めきの姫』じゃ…」
P「出身がどうもウサミン星(笑)らしい…」
マベサン「マーベラス!」
P「しまった!」
恵美「しまった!?」
菜々「また、ウサミン星をそうやってイジるんですね!」プンスコ
P「いや、事実だろ…」
恵美「どういう事?」
P「タクがな、『中山』や『船橋』に行った帰りに駅やら電車の中やらで遭遇してたって」
菜々「あれだけ秘密にしてくださいって言ったのに!」
(パチン)
静香「菜々さん、すみません…」
P「お、静香…」
恵美「なんか、さっきと雰囲気変わった…」
菜々「どうしたんですか、静香ちゃん…?」
静香「皆、割と目撃してます。菜々さんがウサミン星に行ったりしてるの…」
菜々「えっ…」
静香「みんな、大人になって行動範囲が広がってるんですよね…」
P「だから、タクは向井にシメられる回数が増えてるし…」
恵美「アタシ達みたいに行動範囲が愛増県だけで済めばいいんだけどね…」
静香「うわぁ…」
菜々「それは…」
P「タクといえば、気になるのはナカヤマフェスタと中野有香が分かれたつぅ話だが…」
ナカヤマ「あぁ、確かに分かれた…」
P「まぁ、タクが連れてくんだろ…」
ネオユニ「それより…」
P「『マーベラス空間』をどうにかしないといけないって事か、事態の解決のためには…」
恵美「アタシだけじゃなくて、カヨコにもウマソウルの影響が…?」
菜々「必ず、何か起きてるはずです!」
静香「そうですね、私は何故か川島さんを見ると少しドキっとしてますから…」
タク「それはアレだ、シンボリルドルフとメジロラモーヌが交配相手だったのがありそうだな…」
静香「えっ、そうなんですか…?」
P「まぁ、共に80年代を代表する名馬だった。ってとこだろ?」
タク「そうだな…」
512 : 夏の変態大三角形   2024/07/14 12:48:36 ID:g3j6ONAMmM
>>511
果穂「にゃははは!!儂の天下じゃ!!」
晴「何がどうなってんだアイツ・・・」
梨沙「アタシに聞いても分かんないっての・・・」
ありす「そもそもどこから持ってきたんですかあの甲冑・・・」
小春「とてもカッコいいですね~」
果穂「そうじゃろそうじゃろ!」
晴「つぅ~か何だよあの口調・・・」
梨沙「儂って・・・」
環「おぉ~かっこいいな!!」
千枝「そう言う者なのかな・・・」」
ありす「ここ数日の異常な現象のせいですね・・・」
「アレはまさしく戦国(以下略)!!」
ありす「桃華さんもなんか・・・」ジィ
ロブロイ「あの・・・どうかしましたか?」ドタプゥン
ありす「チッ!!」ベチンッ!!
ロブロイ「イタッ!?」
梨沙「妬むのは止めなさいよ」
晴「そうだぞ。俺なんてお前が羨ましい位だありす」
小春「そうですよ~」
環「環も大きいのは不便だぞ!!」
千枝「女性は大きさだけじゃないよありすちゃん!」
ありす「煩いんですよ!このデカ乳共!!」ペターン
ロブロイ「私なんでぶたれたんですか!?」
梨沙「気にしないの貧乳の嫉妬って奴よ」
ありす「うるさい!!」
『櫻井桃華≒ゼンノロブロイ』
ありす以外みんなデカくなってます。その胸は豊満であった
513 : そこの人   2024/07/16 07:48:44 ID:YRDDtNuDOg
>>512
梨沙「てか、アンタもそうやって妬んでるけど…」
晴「そこまで『小さく』ないだろ…」
ありす「ぐぬっ…」
千枝「それにありすちゃんは…」
小春「小春たちには『無いもの』を持ってますから…」
(自分で言ってて悲しくなるのか、トーンが下がる音葉)
環「そうだぞ、ありす。我がまま言っちゃダメだぞ…」
ありす「なんか、私が悪いみたいな風潮になってる!?」
ロブロイ「私はただの叩かれ損じゃないですか!?」
果穂「気にしたら負けじゃ!」バンバン
ロブロイ「というより、貴女は『ノーリーズン』さんですよね!?」
ノーリーズン「そうじゃな、すっかり忘れてたわ!」
ピエール「あ、果穂のウマソウルが自分の名前を思い出した…」
ありす「てか、いいんですか。自分の彼女でしょう…?」
ピエール「P先生曰く…」
P『果穂の中のノーリーズンのウマソウルの勢いが強すぎて、掌握出来ていないんだろう…』
ピエール「って…」
ありす「大変なんですね…」
・・・
タク「特に繁殖馬なんてのは『おれのかんがえたさいきょうば』は日常茶飯事に近いからな…」
静香「ただ、影響は他にも出てますね…」サラサラッ
(とある一文字を紙に書いて見せる音葉)
P「これは…」
静香「『ウマ』という漢字がちゃんと書けなくなってます…」
(静香が書いて見せたのは『下の部分』が2つ欠けているウマの字)
P「早くなんとかしたいが…」
菜々「私の中でマーベラスさんが寝てます…」
タキオン「おやおや…」
タク「これは前途多難だな…」
シャカール「チッ、ロジカルじゃねぇ…」
P「てか、恵美達は何で学園(ここ)に…?」
恵美「え、お昼一緒に食べようと思って…」
カヨコ「(弁当を見せつける音葉」
タク「お熱い事で…」
514 : 貴殿   2024/07/17 11:40:27 ID:lU/3IX4sus
>>513
ウオッカ「うおぁああああ!?なんだこりゃああああ!?」
鏡に向かって大声を上げる音葉
ウオッカ「何で俺がこんなキャピキャピした女の子に成ってんだ!?スカーレット!?」
周りを見渡すとTHE女子の部屋
ウオッカ「うおぁああああ!?なんだこりゃああああ!?」
以下無限ループ
卯月ママ「あの子何騒いでるのかしら?」
・・・
エアグルーヴ「大体貴様は何時までこうしている積りだ・・・」鏡に向かって話す音葉
李衣菜『いやぁ~だってさぁエアグルーヴが演奏憶えてくれるとアタシも楽と言うか~』
エアグルーヴ「たわけ!楽な道を選ぶな!自身で努力するこそ意味があるのだぞ!」
李衣菜『えぇ~そんな事言ったてさぁ~』
エアグルーヴ「見ろ!貴様の相方は今や何処に出しても恥ずかしくない立派な猫だ!」
李衣菜『いや、流石にそれはやり過ぎかと思うよアタシは・・・』
エアグルーヴ「全く、貴様と言い、ドゥラと言い、アドグル(※)ルーラー(※)と言い!!」
※アドマイヤグルーヴ:エアグルーヴの長女にしてドゥラメンテの母。性格はたわけ
※ルーラーシップ:エアグルーヴの八男。世紀のたわけ息子
李衣菜『難しい後輩もって大変だね・・・』
エアグルーヴ「貴様のその一人だたわけ!!!!!」
・・・
加蓮「つまり今のアンタは奈緒じゃなくてフジキセキって訳?」
フジ「そう言う事だね」
加蓮「奈緒は今どうなっての?」
フジ「う~ん。何か騒いでるね♪」
加蓮「でしょうね。自分の顔であんな口説き文句口説かれたらそうなるわ」
フジ「それはこう言うのかい?」顎クイッ
加蓮「はひぃ・・・」
奈緒『やめろぉおおおおおお!!!!』
515 : ミジンコプロデューサー   2024/07/18 15:39:19 ID:myyxu1F.o.
>>514
(愛増学園食堂)
P「そろそろ、本腰入れていかないとな…」
恵美「本腰…?」
P「『ウマソウル』を『正しい次元』に戻す。その為にウマ娘のチカラを借りなきゃいけないが…」
タキオン「まぁ、キミ1人では難しいだろうしね…」mgmg
シャカール「問題は『未覚醒』のヤツらだな…」mgmg
智代子「それなら、心配無いってネオユニヴァースが…」mgmg
菜々「な、なるほど…」
P「というより待て。3名は何故、ウチのカミさんが作った弁当を食べてる…?」
タキオン「こっちのモルモット君(タケ)が今日は居ないんだよぉ…」
シャカール「沢山あんだから、ケチケチすんなよ…」
智代子「お弁当だけじゃなくて、お財布も忘れてきちゃって…」
菜々「ナナはちゃんと、自分でお弁当持ってきてますから!」アセアセ
恵美「大丈夫だよ、P。量だけはあるから…」
カヨコ「(せやなというカオをしている音葉」
P「恵美が言うんなら、いいんだが…」
タク「大所帯だな…」
P「そういうおめぇも愛妻弁当みたいだが…」
タク「拓海もあんなノリだが、家事や料理はうめぇからよ…」
P「返す刀だが、お熱いもんだな…」
タク「ぐっ…」
ヨナ「お、珍しいな…」
P「よう…」
ヨナ「普段なあっち(研究都市)で食べてるのに…」
P「こっち(愛増学園)に用があったのと、恵美がたまたま来てたからな…」
恵美「なんか、出かけたくなったんだよねぇ」
カヨコ「(それにしちゃ暑いもんだってカオをしている音葉」
タク「このまま送ってやればいいんじゃねぇか…」
タキオン「そうだね、今日すぐに何か出来るという事でも無さそうだし…」
シャカール「『アイドル科』とやらに用事があるわけでもねぇんだろ…?」
智代子「私も送ってください!」
菜々「本当にお金持ってきてないんですね…」
智代子「それどころか、荷物らしい荷物がありません!」
(この後、夏葉と283Pに少し怒られたという)
516 : 毎日変態   2024/07/20 18:53:28 ID:tdRKYuJOgo
>>515
タマモ「いやぁ~アカンやろコレは・・・何でウチがこないキャピキャピした子にくっ付いたんや・・・」
街中をトボトボ歩く音葉
タマモ「あぁオグリが心配やわ・・・一人で泣いとらんやろうか」
ワーワーワー
タマモ「なんや?エライ盛り上がりやな・・・」
大食い大会の看板がある音葉
タマモ「へぇ~オグリが知ったら飛び付くやろうな!ちょいと見て見たろか!」
大食い会場
貴音「まさか、私が敗れようとは・・・」ガクッ
千夜「何故私は・・・このような場所に・・・」ガクッ
クラリス「むねん・・・です」ガクッ
翼(柏木)「くやしいな・・・」ガクッ
アナウンサー「なんと!四天王が全滅だ!勝利したのはまさかの葦毛の怪物だ!!」
オグリキャップ「もう無いのか?私はまだ行けるぞ」
タマモ「まてぇい!!!」バシッ
オグリ「痛いぞタマ」
タマモ「何でオグリが此処に居んねん!そして何してんねん!!」
オグリ「タマ、私を誰だと思っている。私はオグリキャップだ」
タマモ「意味が分からんわボケェ!!!」
クリーク「まあまあタマちゃん落ち着いて~」
イナリ「人の体でキレるのは良くないぜタマ公!」
タマモ「そして何でお前等も居んねん!!!」
美奈子「わっほーい!御代わり持ってきましたよ~」
オグリ「ありがとう。頂こう」
道流「いやぁ~凄い喰いっぷちだ!惚れ惚れする!」
オグリ「ありがとう。このラーメンもとても美味しい」
道流「嬉しい事言ってくれるな」
タマモ「いや!普通に喰うな!!」ビシッ
蓮「コイツ・・・人間じゃねぇ・・・」ガクッ
タケル「だから辞めとけって言っただろ」
517 : 『漣』はさざなみよ   2024/07/23 05:38:11 ID:FABmnHWMzs
>>516
オグリ「それより、タマ…」
タマモ「おう、どうしたん…」
オグリ「キタハラはどこだ…?」
タマモ「今頃かい!?」
クリーク「もしかしたら、こちらの世界にはいらしてないかも…?」
オグリ「えっ…!?」ガビーン
イナリ「いや、食べながらショック受けてるのか…!?」
タマモ「こんな器用な事が出来んのはオグリぐらいや…」
オグリ「せっかく、また一緒になれたのに…」グスッ
イナリ「次は涙ぐみながら食べとる…」
タマモ「忙しいやっちゃなぁ…」
クリーク「でも、さっきベルノちゃんは見ましたけど…」
オグリ「本当か…!?」キュピーン
イナリ「そこは素直に嬉しがるのかい…」
タマモ「ただ、キタハラも纏めて来てる可能性はあるな…」
・・・
(愛増学園)
タク「おい、おっさん。寝言は寝て言えってんだ…!」ゴゴゴ…
北原「いや、なんでキレてるの…!?」
ベルノ「分かりませんよ…」
タク「『ウマ娘』と言えども、オグリキャップは俺の青春だ。なのに、アンタみたいな少しくたびれたオッサンがトレーナーだと…!?」
北原「なっ…!?」カチン
ベルノ「あっ、怒った…」
北原「今日、ここで会ったばっかのアンタに何が分かる…!?」
タク「上等だ、やってや…ごふっ!?」
ベルノ「えっ…!?」
北原「なんだ…!?」
拓海「何で、初対面のオッサンにケンカ売ってんだよ…」
タク「やりやがったな、拓海…」ヨロッ
ベルノ「ダイサンゲンさん…?」
拓海「あん、アタシは向井拓海。コイツ(タク)のツレだよ…」
北原「あぁ、すまない。一瞬、キミがウマ娘に見えたもんで…」
拓海「アタシは立派な人間だぞ?」
タク「あっ、なるほどな…」
拓海「何、1人で納得してやがんだ…?」
タク「園田智代子の身体を借りてたネオユニヴァースが呟いてた、ウマソウルに反応はするが未覚醒のヤツが居るってな…」
518 : ミスター・オールドタイプ   2024/07/23 12:58:43 ID:FxmQ8mF1yM
>>517
タイキ「Oh~まさかそんな事になってるとは思いませんでした~」
未央「そりゃそうでしょうね・・・」
みりあ「かな子ちゃんがアメリカ人みたいな喋り方だね~」
タイキ「私はUSA生まれですよ?」
未央「魂はね・・・体は純日本人だから」
パール「純粋なのがとてもかわいいと思わない未央?」
未央「しぶりん、いや、パールさんどっち?」
パール「私は世界レベルのシーキングザパールよ!!」ビシッ
未央「くそ!しぶりんなのにヘレンさんに見えて仕方ない!!」
みりあ「なんだかとても愉快な事になってるねぇ~」
フクキタル「タイキさんのそう言う所は羨ましい限りですね!!」
タイキ「Oh!フクキタルもそう思いますか!!」
パール「流石ねフクキタル!!」
未央「あははは。って誰やねん!!??」
パール「今のツッコミはナイスだったわ未央!」
未央「ナチュラルに混ざってメッチャビックリした!!」
フクキタル「ハイ!マチカネフクキタルデス!!」
みりあ「歌鈴ちゃんもウマ娘なの~?」
未央「データ出て来た・・・97世代の菊花賞馬マチカネフクキタル」
『道明寺歌鈴≒マチカネフクキタル』
フクキタル「いえいえ私なんかよりもスズカさんやステイゴールドさんの方が有名ですよ~私なんて占いしか取り柄ありませんし~」
未央「ヤケに卑屈だ・・・」
パール「それは違うわよフクキタル!!」
タイキ「そうデース!フクキタルはそれだけじゃありません!」
未央「おっ友情があるじゃん」
パール「貴女の取柄は占いだけじゃないわ!おっちょこちょいだけど真直ぐ!エアグルーヴに怒られてもめげない根性!」
タイキ「占いで散財しても諦めない所スズカに雑に扱われてもしょげないとかデース!」
フクキタル「フンギャロ!?」
未央「(あれ?思ったより話のレベルが低いぞ」
519 : 『漣』はさざなみよ   2024/07/24 16:23:37 ID:oS6u2OuOaY
>>518
未央「もしかして…」
みりあ「…?」
未央「『ウマ娘』も私達とそこまで変わらないのかなぁ…」
みりあ「そうだね…」
・・・
(その日の夜。所家、Pの自室)
P「なんか、どっと疲れたな…」
恵美「にゃはは、お疲れ様…」
カヨコ「(寝ている音葉」スヤー
P「んじゃ、おやすみ…」
恵美「うん、おやすみ…」
・・・
(とある大型施設の事務室)
P「お疲れ様でーす…」ガチャ
美咲「お疲れ様です、Pさん!」
ゲンタ「あ、お疲れ様です!」
P「ゲンタ、駐車場で静香がオカンムリだぞ…」
ゲンタ「仮眠してたら、寝過ぎたみたいで…」
P「まぁ、まだ間に合うだろが…」
ゲンタ「それじゃ、行ってきます!」
美咲「いってらっしゃーい!」
P「少し疲れたな…」
美咲「確か、直行で聖蹟桜ヶ丘の方に…」
P「今度、シアターでやる対バンの打ち合わせをね…」
美咲「チーフさんも期待してるみたいですよ!」
P「そういえば、恵美が対バンの途中でやる『エチュード』のプロットが出来たって言ってたな…」
美咲「恵美ちゃんなら、控室に居ると思いますよ」
P「それじゃ、一声でも…」
ガチャ
恵美「あ、P。帰ってきてたんだ!」
P「帰ってきたというよりは今日は直行って話はしてただろ?」
恵美「そうだったけ、にゃはは…」
P「それより、出来たんだろ。エチュードのプロット」
恵美「そう!(得意気に手渡す音葉」
P「恋愛劇ねぇ…」
恵美「じゃ、少しやってみようか?」
P「うんうん、えっ…?」
恵美「アタシが奥さんやるからプロデューサーは旦那さんね!じゃあまずはアタシがポケットからキャバクラの名刺見つけるからプロデューサーがそれ見て動揺するシーンから始めよっか」
P「待て、恵美!」
・・・
P「エチュードでやるには内容が重たすぎる!」バッ
恵美「ん、P…?」ボーッ
P「夢…?」ポカン
520 : ミスター・馬車馬   2024/07/24 23:08:14 ID:SHLvwMiKkM
>>519
職員室
ハヤヒデ「まさかそんな事になっているとは・・・」
律子「ある意味で自覚できて良かったと思ってるわ・・・」
ハヤヒデ「そう思うと可憐君にはすまない事をしているな・・・」
硲「彼女は物分かりが良いのだな」
次郎「ビワハヤヒデは気性難だらけのサラブレッドの中で気性が異様に大人しくて去勢されずに余生を過ごした珍しい競走馬なんだよ」
類「へぇ~それって珍しいの?」
次郎「そりゃねぇ走る事に特化させたせいでね。牝馬にさえ興味なさげだったらしいし」
硲「ある意味で生命としても大人しい生き物だ」
ハヤヒデ「ハッ!!もしかしたら今の私は髪が!!なぁ!?」鏡を見る音葉
律子「言いたくないけど、私達でも認識できるくらい変貌が激しかったわ」
ハヤヒデ「何故なんだ!!否!私の頭はデカくないぞ!!」
類「なんであの子頭が大きいのを気にしてるの?」
次郎「現役時代に葦毛の特徴で白くなっていくんだけど、あの子顔から白くなってね」
硲「白は膨張色で写真だとその部分が大きく見えるそうだ」
類「OK!それで顔が大きく見えたんだね!」
次郎「実際はそこまで大きく無いんだけど。ライバル達やトウカイテイオーが小柄だから余計に目立ってね・・・」写真を見せる音葉
類「あははは。確かに大きく見えるね~」
硲「当時の写真故に余計にそう見えるな」
ハヤヒデ「誰の頭がデカいって!!!」
律子「落ち着きなさい!」
ハヤヒデ「何故私は何時もこうなんだブライアン!!!!」
類「ブライアンって?」
次郎「ビワハヤヒデの半弟の三冠馬『ナリタブライアン』の事だと思うな」
521 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/07/29 08:05:26 ID:r45hK3EXyU
>>520
「全く、何をしているんだ…」ポコン
ハヤヒデ「えっ…?」
律子「あっ…」
道夫「ん…?」
類「ワオ…?」
次郎「なるほどね…」
ハヤヒデ「ブライアン、何故『ここ』に…!?」
ブライアン「分からん、だが…」
ハヤヒデ「ん…?」
ブライアン「ルドルフとエアグルーヴにはそろそろ戻ってきてもらわないとな…」ゴゴゴ…
道夫「確か、シンボリルドルフくんは…」
類「『ミスもがみ』だね…」
律子「エアグルーヴが確か…」
次郎「『ただ』だったね…」
ブライアン「『あの2人』がいつまで経っても戻ってこないから、生徒会の業務を私一人でこなさないと…」
ハヤヒデ「先輩たちは…」
ブライアン「手伝う訳が無いだろうが…」
ハヤヒデ「まぁ、そうだな…」
>>520
「全く、何をしているんだ…」ポコン
ハヤヒデ「えっ…?」
律子「あっ…」
道夫「ん…?」
類「ワオ…?」
ブライアン「まぁ、私も早く戻らないといけないんだが…」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
P「本当、なんだったんだ…」
クロ「どうしたんだ、P…?」
P「やけに『リアルな夢』を見たんだ…」
クロ「リアル?」
P「まるで別の平行次元に送られたような…」
キタカミ「だとすれば、『リンク』してるのかもな…」
P「リンクか…」
鏡晶葉「まぁ、『三千世界』と言うだけあるからな…」
クロ「その夢でも、またPは大変な目に合ってんのかねぇ…」
キタカミ「だろうな、大将と同じ名を持つだけありそうだ…」
P「好き勝手、言いおってからに…」
鏡晶葉「諦めろ、そういう『運命』なのだろう…」
・・・
夏映画はガッチャードが駆け足気味だったかなって、ブンブンジャーの方がストーリー的にしっかりしてたかも。まぁ、ガッチャードは本編とのリンクが少なめの番外編って位置づけらしいけど
522 : 我が友   2024/07/29 10:00:31 ID:4B6QiRRb5g
>>521
タイシン「ハァ・・・いいよ。大体分かったから」
育「桃子ちゃんが今まで以上にヤサグレてたから心配しちゃって・・・」
タイシン「何?この子も似た感じなの?」
早苗「真直ぐなんだけどね~」
英雄「何て言うか。芯が真直ぐ過ぎてな・・・」
タイシン「じゃあアタシと全然違うじゃん。何処が同じなのさ?」
育「でも本当は誰よりも優しいんだよ!!ストイック過ぎて誤解されるけど!」
早苗「そうね!そう言う所が桃子ちゃんの良いところね!!」
スペ「タイシンさんもそう言う所ありますよね!!」
英雄「そうだ!スペシャルウィークの言う通りだ!!」
タイシン「ちょ!?やめ!!って言うか何でアンタ普通に居んのさ!?」
早苗「これ以上太り気味にされた溜ったもんじゃ無いと気合い入れたら・・・」
英雄「ドラゴンボールのピッコロと神様みたいに分かれた・・・」
スペ「でもお陰で私本人がご飯食べ放題です!!」
タイシン「何それ訳分んないんだけど・・・」
・・・
美奈子「つまり今の奈緒ちゃんは奈緒ちゃんじゃないんですね!」
チケット「そうそう!!今のアタシは『ウイニングチケット』って言うんだ!!」
ジュリア「何つぅーか、アレだな。奈緒の顔でそんな元気っ子出されるとだな・・・」
歩「すっげぇー違和感感じるよな・・・」
昴「関西弁も無いからな」
チケット「えぇ~そんな事言わないでよ~」
ジュリア「おい泣きそうな顔になってるぞ・・・」
歩「何か気まずいな・・・」
美奈子「ならウマ娘ちゃんだから沢山食べれますよね!!」
チケット「あっアタシは常識的な量しか食べないから」スンッ
昴「うわ!急に落ち着くな!?」
ジュリア「情緒不安定過ぎだろ・・・」
523 : 続き   2024/08/02 13:54:39 ID:BrEutKsaxA
>>522
スパァン(扉が勢いよく開く音葉)
「話は聞かせてもらった…!」
美奈子「あ、貴女は…!?」
チケット「どうして、『ここ』に…!?」
オグリキャップ「その料理、私がいただこう…!」キリッ
タマモクロス「いや、『キリッ』やないねん!」
ベルノライト「あの、P先生に教えてもらったんです…」
北原「量の割に値段がリーズナブルだ…」
美奈子「なるほど、そういう事ですか…」
オグリキャップ「中華料理か、美味そうだ…」ジュルリ
美奈子「任せてください、貴女のお腹も心も満たしてあげます!」
・・・
(県立研究都市、所ラボ)
学マスP「ままならない…」
広「ふふっ、いつもの私みたいな事を言ってる…」トゥンク
P「いちゃいちゃすんなら、帰れよ…」
学マスP「帰れませんよ、咲季さんがプレマッチとはいえ佑芽さんに敗れた。これは事実…!」
P「まぁ、そらそうだが…」
学マスP「咲季さんのプロデューサーは僕で、佑芽さんのプロデューサーはP先生…」
クロ「そうだな…」
学マスP「つまり、花海姉妹の対決は僕とP先生の代理戦争でもあるんですよ…!」
キタカミ「逆じゃないか…?」
広「ふふ、今のPは想定外の敗北で視野が狭まってる…」
鏡晶葉「で、篠澤は何の用で来たんだ…?」
広「Pに付いてきただけ…」
鏡晶葉「んなっ…」
学マスP「だから、こうして敵情視察を…」
P「花海妹なら、今日は来ないぞ…」
学マスP「へっ…?」
クロ「そら、いつも来る訳じゃないし…」
キタカミ「何たって、学生だからな…」
学マスP「それじゃ、今日はどこに…?」
P「今日は生徒会の活動があるから、来れないつってたぞ…」
学マスP「へ…?」
・・・
(愛増学園、初星アイドル科)
星南「ことねー!」
ことね「(まだ、探してんのかよ!」
星南「学園の外に出てないのは分かってるのよー!」
ことね「(もう、15分も隠れてるのに…」
524 : ハニー   2024/08/03 22:50:29 ID:tAcYn22CsQ
>>523
星南「全く何処に隠れたのかしらね・・・」
美鈴「どうかしたんですか会長?」
星南「あら、美鈴。丁度いい所に」
美鈴「何でしょうか?」
ことね「(あの子は生粋の面倒臭がりだから、多分行ける!!」
星南「と言う訳よ」
美鈴「分りました。それなら手伝いますね」
ことね「(否何でだよ!?何時もの態度何処行った!?」
美鈴「(藤田ことね。私からまりちゃんを奪った子・・・故に許せない」
・・・
莉波「また会長がことねちゃんを追い掛け回してる・・・」
麻央「能力は凄いんだけどあの押しの強さわね・・・」
莉波「『プリマステラ』の実力は確かなんだけど・・・」
麻央「致命的にプロデュース能力がねぇ・・・」
莉波「まあ私達はがっけぷちだけどね」
麻央「そんな事言ってる場合じゃないだろ。ぼくは諦めないよ」
・・・
咲季「あら?手毬。ことね知らない?」
手毬「何で私が知ってる前提で話すの?知る訳ないでしょ」
咲季「何処で道草喰ってるのかしら。まあ手毬じゃないから大丈夫でしょうけど」
手毬「ハァ?何それ。私が道草を食うと思ってる訳?」
咲季「ハイハイ分かった分かった」
525 : 続き   2024/08/05 03:49:43 ID:mIXmDN4xLA
カクレンジャー中年奮闘編
寝れないから見てたけど、30年分の思いが詰まってたわね
EDにも色々仕掛けはあったし
526 : 続き   2024/08/07 08:13:25 ID:s4jBVg7VR2
>>524
学マスP「帰るか…」
広「分かった…」
P「今しがた来たばかりなのに…?」
クロ「外はバカみたいに暑いぞ…?」
学マスP「対象(ターゲット)は揃ってないと意味がありません…」クイッ
キタカミ「紗代子が言ってた『やつ』だ、本当にメガネを『クイッ』てやったぞ…」
鏡晶葉「私もたまにやるが、メガネが落ちそうになる時くらいだぞ…」
P「とは言ってもなぁ…」
クロ「さっき、篠澤が暑さでグロッキーになってたじゃねぇか…」
広「ん、そうだね…」
学マスP「正直、篠澤さんが付いて来るのは想定外だったので…」
プシュー
泉「なら、この『新作』のモニターをお願いしようかな?」
P「泉、それは…」
泉「最新のマイクロファイバーを用いて作った『麦わら帽子』だよ」
広「千奈の方が似合いそう…」
学マスP「それはそうですね…」クイッ
クロ「またやってる…」
キタカミ「『癖』なんだろうな…」
・・・
麻央「で、Pは…?」
莉波「P君なら、広ちゃんを連れて『研究都市』に行ってるみたいね…」
麻央「プレマッチに負けた事を相当気にしてるみたいだね…」
佑芽「私もお姉ちゃんと顔を合わせてません…」
莉波「咲季ちゃんも相当堪えてたからね…」
麻央「というより、会長は本当に何をしているんだ…?」
・・・
ことね「(というより、色々限界になってきたな…」
星南「どう、見つかりそう…?」
ことね「(暑いし、水分のストックも無くなってきた…」
美鈴「いえ、中々見つかりません…」
ことね「(お花も摘みに行けないよ、バイトを休みにしてて良かった…」
学マスP「大丈夫ですか、藤田さん…?」
ことね「P…?」
学マスP「あの2人(星南・美鈴)は篠澤さんが適当こいて巻きましたから…」
ことね「良かった、本当に…」
学マスP「(また、我慢してたのか…」
527 : 変態大人   2024/08/08 12:01:04 ID:GdES863eqI
>>526
フゥンフゥンフゥン
鏡晶葉「何だ、この不協和音は・・・」
P「悪い、俺のスマホだ」
キタカミ「着信音だったのか・・・」
P「タキオンか・・・何々?」
タキオン『アホのP君へ、現状を打破出来る友人を連れて来たよ。なのでCaféParadeに良い御土産を持って来たまえ~良い御土産を持ってこぉ~い』
P「くそアホのタキオンの野郎のメールか、ん?」
タキオン『PS.お風呂から上がって耳かきすると湿ってる』
P「本当に馬鹿だろアイツ・・・」
鏡晶葉「土産はどうする気だ?」
P「そこら辺の草で良いだろ。あと石」
・・・
CaféParade
P「さてアホのタキオンは・・・」
巻緒「いらっしゃいP、ご用件は何?」
P「アナスタシアに似た眼の濁ったアホはいるか」
巻緒「それなら向うでお友達3人に言いくるめられてるよ」
P「何やったんだアイツ・・・それより東雲とアスランの様子はどうだ?」
東雲「言わなくても分かるでしょ。一時期酷い目に会ったんですから・・・」
巻緒「アレは笑ったよね~黒いゴスロリ服の女の子に『ジェルマンが生きてますわ!?』って大声で逃げられたのは~」
東雲「あの後周子さんに詰められて大変だったんですから・・・」
神谷「爆笑物だったね」
咲「必死に弁解する東雲さんは見物だよねぇ~」
※アスランは人形が変になってせいで居ない
・・・
タキオン「やあやあP君。良く来たなねぇ~」グデェ
P「ぐでたまみたいになったなお前・・・」
タキオン「まさか此処まで説教されるとは思わなくてねぇ~」
カフェ「自業自得です・・・」
ポッケ「人を心配させておいて、勝手に引っ張り込んで殴られないだけ感謝しろよ」
タキオン「私はカフェだけ引っ張ったんだけどねぇ~」
ダンツ「急にカフェちゃんが引っ張られたら皆そうするよ普通は」
P「コイツが馬鹿な事したのは凄く理解できた・・・」
528 : せんせぇ   2024/08/10 23:51:58 ID:NO5..DRneI
>>527
P「で、この『ウマ娘』たちは…」
タキオン「『マンハッタンカフェ』『ダンツフレーム』『ジャングルポケット』」
P「タクが居たら、涙を流してそうな面々だな…」
カフェ「ですが、この4足歩行の動物も不思議な存在ですね…」
P「でも、そっちの世界に犬やネコとかも居るだろうに…」
ダンツ「そう考えると、過去の歴史は…」
P「で、幸広。悪いが、お土産を出させてもらっていいか?」
神谷「お土産?」
P「紅茶に合う砂糖だ…」
咲「シュガーポット、用意するね!」
ポッケ「んー…」
P「どうした、ジャングルポケット?」
ポッケ「『オトコ』なんだよな?(親指で咲を指す音葉」
P「高校卒業するまでは家族にも秘密にしてたらしいが…」ズズッ
タキオン「んー、これは中々だねぇ…」
カフェ「ほとんど、砂糖じゃないですか…」
タキオン「いや、この紅茶は中々だよ。戻ったら、モルモット君にも飲ませたいねぇ…」
P「ケーキにも合うとはこの事だな…」
ダンツ「その紙袋は…?」
P「今日、誕生日のやつが居てな…」
カフェ「なるほど…」
巻緒「はい、特製パフェです!」
カフェ「待ってたぜ!」
ダンツ「わぁ、美味しそう!」
P「で、現状を打破すると言ってたな…」
タキオン「そうだね、そろそろ本題に入ろうか…?」
・・・
(愛増学園、初星アイドル科)
ことね「間に合ったぁ」
学マスP「しかし、星南さんも形振り構わなくなってきたな…」
ことね「というより、美鈴が加勢するとは…」
学マスP「それなら、心当たりが…」
ことね「えっ…!?」
学マスP「月村さんのお世話をしてたでしょう…?」
ことね「それかーっ!?」
学マスP「秦谷さんが仰ってました…」
美鈴『わたしと貴方(学マスP)以外にまりちゃんのお世話を許すわけにはいきませんから…』
学マスP「と…」
ことね「美鈴とも仲良くなってる…!?」
529 : 変態大人   2024/08/11 10:33:11 ID:sFAHBfTAtY
>>528
学マスP「しかし、いざ秦谷さんを相手して分りました」クイッ
ことね「えっ?何が?」
学マスP「秦谷さんは月村さんとは別ベクトルで問題児であったと!!」カッ!
ことね「えぇ~・・・」
学マスP「月村さんが動の問題児ならば秦谷さんは静の問題児!!」
ことね「・・・何か納得出来る気がする・・・」
学マスP「この前に秦谷さんがユニットを復活させ、私にプロデュースして欲しいと頼まれまして・・・」
ことね「えっ?初耳なんですけど?」
学マスP「検討の末、月村さんが三人分のユニットなので辞退しました」クイッ
ことね「・・・・・・手毬三人分・・・・うえぇ」
学マスP「どうしたんですか藤田さん!!」
手毬「どうしてそこで吐くのよ!!」
学マスP「月村さん、どうして此処に?藤田さんが心配で?」
手毬「はぁ?そんな訳ないでしょ!私の練習時間が無くなるのが嫌だから来ないのならとっととヤメロと言いに・・・」
咲季「はいダウト、さっきまでずっとソワソワしてたじゃないの、全く素直じゃ無いんだから手毬は・・・」
手毬「そのお母さんみたいな視線送るの辞めてって言ってるでしょ!!」
・・・
CaféParade
P「で?状況を打破出来るってなんだ?」
タキオン「フフゥ~ン、そこに居る私の親友のカフェが解決してくれるよ~」
カフェ「(눈_눈 )」
P「・・・凄く不満な顔してるな」
タキオン「えぇ~!?」
ポッケ「話それるから早くしろ」
タキオン「カフェ~君の『オトモダチ』の力でウマソウル未覚醒の子を探ってくれないかい~私のお願いさぁ~」
カフェ「いやです」キッパリ
タキオン「えぇ~!?」
ダンツ「速攻で断ったねカフェちゃん・・・」
カフェ「厳密に言うと『オトモダチ』が拒否してます。『勝手に連れて来て何様だ、ザッケンナコラー!』だと・・・」
P「柄が悪いな『オトモダチ』って奴は・・・」
530 : ボス   2024/08/14 09:10:39 ID:fjlZdtGbd.
>>529
P「そういえば、タキオンよ…」
タキオン「なんだい…?」
P「お前の紅茶とマンハッタンカフェのコーヒーはまだ大丈夫か…」
タキオン「大丈夫…?」
P「だが、ジャングルポケットとダンツフレームのパフェは高いだろうな…」
カフェ「あっ…(察した音葉」
P「お前、タケからもらってる小遣いで賄えるのか…?」
タキオン「ここは情報料として、キミが出すものじゃないのか!?」
P「おバカな事を言うなよ、俺だって普段は小遣い制なんだ…」
ポッケ「その紙袋は…」
P「特別会計だ、カミさん達も納得してる…」
ダンツ「でも、このパフェ凄い金額なんですね…(レシートを見て、少し引いてる音葉」
タキオン「その割には完食してるねぇ!?」
ポッケ「なぁ、もう1種類の方も頼みてぇんだが…」
タキオン「ステイだね、ポッケ君!?」
カフェ「どうするんですか…?」コソッ
P「まぁ、タキオンが少しでも払う素振りを見せればってとこだな…」
オトモダチ『悪いやっちゃな…』
・・・
(愛増学園)
ことね「うぅ…」
手毬「うぇ…」
咲季「手毬まで、『もらってる』じゃないの…」
学マスP「ここは俺が何とかするので、咲季さんは2人を保健室に…」
咲季「分かったわ、行きましょう…」
ことね「分かった…」
手毬「今日のオヤツが出てきそう…」
学マスP「また間食したのか…」
莉波「大変そうね、P君…」
麻央「モップとバケツを持ってきました、後は…」
学マスP「後処理用のアルコールがあれば…」
麻央「それじゃ、取ってきますね…」
莉波「ごめんね、会長が…」
学マスP「星南さんが藤田さんに拘る理由は分かります、ただ…」
莉波「ただ…?」
学マスP「やり方が良くない、それに尽きます…」
莉波「私達も遠回しには伝えているんだけどね…」
学マスP「その点について、姫崎さん達には感謝してますよ…」
531 : ぴぃちゃん   2024/08/14 14:05:19 ID:pmLapYaedM
>>530
ライラ「ウマ娘さんですか~」
琴歌「そうなんですわ、お馬さんのお名前を受け継いでるそうですわ」
ライラ「ライラさんもお馬さんは知ってますね~」
琴歌「私もですわ」
ヨナ「二人共そう言うのに詳しいの?」
タク「いかないぜ~未成年で馬券は~」
ヨナ「お前じゃ無いんだからそれは無いって・・・」
ライラ「いえいえ~ライラさんのパパが馬主なんですよ~」
琴歌「お父様も昔はその馬券と言うのを買っていたらしいですけど」
タク「何だアイツ辞めたのか・・・」
琴歌「いえ、今は自分の牧場でオーナーブリーダーしてますわ♪当然個人馬主でもあり一口もしてますわ♪」
タク「アイツ、リアルダビスタし始めたのかよ・・・」
ライラ「ライラさんのパパの勝負服は水色でしたね~」
タク「・・・金持ちの会話だな」
ライラ「ライラさんも馬を買うように言われましたねェ~。覚えてませんがシーマクラシックと言うのも見た覚えがありますです」
ヨナ「そう言えばライラさんはアラブ首長国連邦ドバイ出身だった」
タク「天上人の血族だったなそう言えば・・・」
・・・
夏葉「全く、本当に疲れたわよ・・・」
283P「何だかんだで智代子は入れ替わりが出来るからな・・・果穂は、うん」
夏葉「そもそもウマ娘なんて実感がわかないのよ・・・」
283P「ハハハッそれもそうだな・・・」
樹里「まぁ馬耳と尻尾の人間なんて想像できないからな・・・」
283P「狼人間は居るけどな・・・」
樹里「だな」
夏葉「実家の子達と一致出来ないのよ。馬とウマ娘って・・・」
樹里「そっちかよ・・・」
夏葉「だってそうでしょ?小さい頃から私は馬の調教とか見て育ったのよ?」
樹里「わかんねぇよ・・・」
夏葉「私も個人で何頭か所持してるからどうしても見慣れてる子と合致しないのよ・・・」
樹里「これだから金持ちって奴はよぉ・・・」
532 : お父さんネズミさん   2024/08/17 23:29:24 ID:.7PuszEmmk
>>531
ダンツ「んー…」
P「どうした、ダンツフレーム?」
ダンツ「やっぱり、パフェだけではお腹は満たされませんね…」
P「そりゃ、デザートだしなぁ…」
ポッケ「なら、普通の料理も頼むか?」
カフェ「『カフェ』ではないんですか…?」
P「あれ、そういえばアスランは…」
幸広「Pさん、伝え忘れていたけど…」
東雲「アスランさんはサタンさんがあちこち動き回るせいで店に来れてません…」
P「サタンってあのぬいぐるみだよな…?」
咲「それがね…」
巻緒「『シュジイデス』さんって話し出して、どっかに行っちゃったんだ…」
P「付喪神でも憑いたのか…?」
タキオン「そういえば、テイオーくんがビクビクしてたねぇ…」
カフェ「発見機には『主治医さん』と出ていましたね…」
ポッケ「あの人、ウマ娘じゃないだろう…」
P「ウマ娘以外も呼ばれてるのか…?」
ダンツ「ねぇ、Pさん…」
P「ん、どうした…?」
ダンツ「オッチャホイって、この世界にありませんか…?」
P「オッチャホイ…?」
ポッケ「平べったい麺を野菜と一緒に炒めた料理だな…」
P「新潟まで行けばあるみたいだな…」
ダンツ「ですよねー…」
タキオン「なら、連れていけばいいじゃないかぁ…」
P「時は一刻を争うんだ、悪いが今は余裕すら無いぞ…」
ダンツ「どうしよう…」
カフェ「そういえば、定食屋で『にんじんオッチャホイ』を食べようとしてたタイミングで…」
ポッケ「タキオンに急に呼ばれたんだったか…」
P「お前ってやつは…」
タキオン「申し訳ない、そんな事になってたとは…」
P「幸広、調理場借りるぞ…」
神谷「Pさんならいいけど…」
咲「何を作るの…?」
P「今の会話で大体特徴は掴んだ…」
巻緒「えっ…」
東雲「ホンマですか…?」
P「作ってやんよ、オッチャホイ…!」
ダンツ「へっ…!?」
533 : Pちゃん   2024/08/19 19:36:29 ID:UoBdJLao.Y
>>532
カフェ「ん?はいはい、わかりました・・・」
タキオン「おや?どうかしたのかい?」
カフェ「『オトモダチ』から協力の条件が出ました・・・『タキオンは後でしばく』も言ってますね・・・」
タキオン「えぇ~!?」
ポッケ「当然だろ・・・」
カフェ「まあ、今はオッチャホイが出来るまで待ちましょう・・・」
タキオン「また資料が燃やされるのかい!?」
カフェ「(ですが、シャカールさんとネオユニさんは読めてますが・・・」
『俺の子孫のレースを見せろ』
カフェ「(これはどう言う意味なんでしょうか・・・?」
・・・
繁華街
マーチャン「・・・」
「マーチャン!!見付けたぞ!!」
マーチャン「その声はウオッカ?随分と可愛い格好なのですね~」
ウオッカ「うるせぇ!!俺だって着たくて着たんじゃねぇよ!!コレしかなかったんだよ!!!」
マーチャン「良く似合ってるのです」
ウオッカ「こんな格好スカーレットしか着ねぇよ!!頼むマーチャン!!」
マーチャン「お断りなのです」
ウオッカ「何でなんだよ!?ってか俺はまだ何も言ってねぇよ!!」
マーチャン「どうせ、何時もの格好になりたいから付き合えと言うのです。マーチャンそう言うの許しません」
ウオッカ「そこを頼むって!!俺スカート何て恥ずかしくて仕方ねぇんだよ!!」
未央「アレはしまむー?それとも別人・・・?」
藍子「多分だけどウオッカって言うウマ娘さんだと思うよ・・・」
534 : 彦デューサー   2024/08/24 23:17:12 ID:g4Ju2YXmwo
>>533
藍子「七海ちゃん、あんなにステルス性あったかなぁ…?」
未央「(ピコン)お、出た。アストンマーチャン?」
藍子「どれどれ、昔のお馬さんの名前だね」
未央「アストンマーチンなら聞いたことがあるけど…」
藍子「多分、名前の元ネタだね…」
ウオッカ「あー、もう、何でスカーレットは居ねぇんだぁ!」
マーチャン「こればかりは仕方ないのです…」
ウオッカ「ん、あれは…」
未央「こっち見てる…」
マーチャン「確か、七海の知り合いの…」
藍子「合流してみようか…」
ウオッカ「何してんだ、こんなとこで…」
未央「買い物してたんだよ…」
藍子「2人はちょっとケンカみたいになってたけど…」
ウオッカ「折角、カッコイイ服を買ったのにマーチャンが隠したんだ!」
マーチャン「ここはこの身体の持ち主の世界ですから…」
未央「ななみんが『だ行』を普通に発音してる…」
藍子「未央ちゃん…」
ウオッカ「ヒラヒラしてて、恥ずかしい…///」
「バカね、ウオッカ…」
ウオッカ「え…!?」
・・・
(最高町、Café Parade)
P「出来たぞ、『にんじんオッチャホイ』だ…」
ダンツ「ふわぁ…」
ポッケ「ちゃんと、にんじんが刺さってる…」
P「『ここ』はスパイス類が充実してるな…」
咲「かみやの趣味かな…」
東雲「連休に海外に行っては、知らん業者と話を付けてますから…」
巻緒「アスランさんの料理にもピッタリ合うから、凄いんですよねぇ…」
ダンツ「美味しい!」
カフェ「確かに…」
タキオン「にんじんもちゃんと味付けがされてるねぇ…」
ポッケ「『俺たち』の世界にもにんじんのオッチャホイはあるが、にんじんはシンプルな味付けだもんなぁ…」
P「話を聞くに、『そっち』のオッチャホイに添えられる『にんじん』は箸休め的な感じらしいが…」
カフェ「丸ごと入ってるので、残してしまうヒトも居ましたね…」
535 : P君   2024/08/26 20:05:52 ID:fPI0X3vnQQ
>>534
タキオン「まあ好きな子は好きなんだけどねぇ、スぺシャルウィーク君とかねぇ」
カフェ「クリスエスさんに人参ハンバーグの人参だけ食べて渡したのは正気を伺いましたよ」
ポッケ「マジかよアイツ・・・」
P「(人参、キャロット・・・」
・・・
過去
タク「スぺシャルウィーク産駒のシーザリオの息子のエピファネイアか・・・買いだな」
P「また競馬かお前、勤務中だぞ、この不良教師・・・」
律子「また給料減らされますよ・・・」
タク「止めろよ!?俺今度のジャパンカップに此奴に賭けてるんだよ!!」
P「キャロットファームのエピファネイアねぇ・・・」
タク「巷じゃジェンティルドンナだが俺はコイツで行く!俺のゴーストがそう囁いてんだよ!」
律子「だからって真昼間から職員室で競馬新聞を広げないで下さい」
・・・
P「(シーザリオはあげませんってか・・・言い掛かりだな」
ポッケ「で?これからどうするんだ?」
カフェ「それでしたら・・・オトモダチから条件が・・・」
「あれ?ポッケじゃん~♪こんな所で何してんの?」
ポッケ「ん?その声はジョーダンか、お前こんな所で何して・・・」
ジョーダン(裕子)「何だしその顔は、ウケるとっとこ」パシャ
ポッケ「誰だお前!?ホント誰だお前!?」ウニョポッケ化
ジョーダン「ハァ!?目腐ってんの!!アタシだしトーセンジョーダンだし!!」
ポッケ「俺の知ってるジョーダンはそんなエスパーみたいな顔してねェ!!」ウニョウニョ
ジョーダン「何だし!!」
P「傍から見たら面白いなあの親子は・・・」
ダンツ「え?そうなんですか?」
P「あぁ、データが出た」
タキオン「フムフム、トーセンジョーダン君はこの世界ではポッケ君の子供なんだねぇ。しかしあんな風に慌てるとは案外親馬鹿だねぇポッケ君は」
カフェ「貴女もスカーレットさんに対する態度が全く同じですよ」
536 : ハニー   2024/08/31 23:03:40 ID:La1UDu/QD6
>>535
ジョーダン「あっ!」
ポッケ「急になんだ…」
ジョーダン「確か、えいっ!」パチン
P「さて、洗い物をしないと…」
裕子「P先生!」
P「どうしたんだ、堀?」
裕子「街が大変です!」
P「大変…?」
裕子「錬金アカデミーとグリオンって人が揉めに揉めて、心出連羅市が金ピカになってます!」
P「それを先に言え!」
東雲「洗い物はこちらで引き受けますから!」
巻緒「P先生は街へ急いで!」
P「悪いな、幸広。終わったら戻る!」
幸広「うん、分かったよ」
咲「うわぁ、本当だ。街が金ピカになってる…」
カフェ「一体、どういう事なんですか…?」
タキオン「アーニャくん、説明を…」パチン
アーニャ「ダー、この街は『悪意』によく晒されます。その度に『ライダー』とP先生が解決させてきました…」
ダンツ「P先生が…」
・・・
(最高町→心出連羅市中心街)
P「海理音市はまだ大丈夫なんだな…」
恵美『ウチの辺りはね…』
P「グリオンの野郎、尻尾巻いてたかと思えば…ん?」
(見上げると、巨大なドレットルーパー軍式が銃口を向けている音葉)
P「まずっ…」
恵美『P…!?』
ドレットルーパー「(黄金化光線を放つ音葉)」
P「まずい、自動走行…!」
(止むなくブルースペイダーを先に走らせつつ、飛び降りて光線を回避する音葉)
P「タイムスカラベが使えていればな…っ!?」
(目の前の道路と建物の一部が黄金化してるのを見て驚く音葉)
P「倒すにはあの『光線』をどう回避するかだな…」
(シルバーブレイザーを構えつつ、思考を走らせる音葉)
ドレットルーパー「(回避された事に気付いたのか、再び銃口を向ける音葉)」
恵美『P…』
P「俺なら大丈夫だ、すぐ帰るよ…(と言って電話を切る音葉」ピッ
・・・
この後、宝太郎が錬成する地球にアイオートが絡む展開ください←
537 : Pちゃん   2024/09/01 03:16:57 ID:exVhcZS4B2
>>536
グリオン「間も無く私の黄金のケミストリーが完成する・・・」
志希「相変わらずの悪趣味だね・・・」
グリオン「君も変わらないな。師と同じだな・・・」
志希「そりゃそうだよ、黄金錬成なんて不可能な事だからね・・・あの子もそれを知ってるからこそ禁忌として封印したんだ・・・」
グリオン「だが私はそれを完成させたのだ。この賢者の石の力でな・・・」
志希「硬いね~硬い硬い・・・」
グリオン「何が言いたい、これこそが錬金術の神髄であろう・・・」
志希「昔の時代ならそうだねぇ~今の時代は違う、意志も高め未来に進む成長の為の力こそが現代の錬金術だよ・・・」
グリオン「ならば黄金となり私のケミストリーの一部となるがいい・・・」
志希「君は甘く見ているよ。私の末裔の一ノ瀬宝太郎って言う偉大な錬金術師と言う男をね・・・」
グリオン「何・・・?」
志希「彼は絶対に折れない。例えどんな苦境に陥ってもね~♪」
ギギギギ・・・
グリオン「何!?」後ろを振り向く音葉
何時もの志希とは思えない邪悪な笑顔
宝太郎「俺はまだ諦めない!!」ギギギギ
グリオン「悪足搔きが!!再び黄金に染まるがいい!!」
志希「無駄だって事が分かんないのかなぁ~?」
グリオン「何故だ!!どうして止まらない!!?」
宝太郎「仲間達の!皆の想いが乗ってるからだ!!』
黄金が剥がれそのままの勢いで殴り付ける音葉
宝太郎「俺は絶対に諦めない!!仮面ライダーガッチャードだから!!」
黄金の欠片をそのまま錬成しドライバーを再錬成する音葉
グリオン「ドライバーを錬成した!?」
宝太郎「当然だ!俺は一ノ瀬宝太郎!コレからの世界を創る大物錬金術師だ!!」
続く
538 : 夏の変態大三角形   2024/09/01 03:37:42 ID:exVhcZS4B2
>>537
ホッパーアルティマ!スチームライナーアルティマ!
宝太郎「ハァアアアア・・・・変身!!」
ガッチャーンコ!!スチームホッパー!アルティマ!
宝太郎「万物は、これなる一者の改造として生まれうく!!」
・・・
その一瞬、錬金術の最奥『真理』と接触する音葉
アイオート「人の身で『此処』に至るとは・・・面白い持って行け錬金術師」
・・・
その瞬間全ての黄金が解除されドレッドトルーパーが空高く昇り新たなる地球へと錬成される音葉
グリオン「一体、何が起きている!?私の錬金術が!?賢者の石は完全な筈!!」
宝太郎「お前の錬金術も完璧じゃないってことだ!!」
そのまま空高く殴り飛ばされ新たな地球へと飛ぶ音葉
・・・
鏡果穂「凄い後輩を持った物ですね・・・」
イズ「そうですね」
・・・
文香「願い、想い、全ては進む力。成長の力。敵いませんね・・・」
ありす「こんな事って、化学が発達した現在でこんな・・・」
一希「『事実は小説より奇なり』・・・か」
・・・
響子「一輝兄!!アレ!!」指差す音葉
一輝「うん」頷く音葉
・・・
英寿「フッ・・・」
周子「なぁ~に澄ました顔してんねん兄ちゃん」
ツムリ「英寿はそんな人ですから・・・」
・・・
P「何がどうなってんだ・・・?」空を見上げる音葉
・・・
志希?「流石だね。ガッチャード・・・」
謎の男「何れは僕のその力『創世(ジェネシス』の為に・・・」消える音葉
・・・
最後の人物は何れ作る大長編の為の新キャラです。今はそれだけです
なお中のバンブーメモリーもコイツには気付いてません
539 : do変態   2024/09/02 03:29:47 ID:KEvKjimTvM
>>538
(宝太郎が地球を錬成する少し前の事)
ドレットルーパー「(黄金化光線を放とうとする音葉)」
P「撃たせん、『ブレイザーインパクト』!」ッターン
(決めの斬撃前の銃撃をマズル部に乱射する音葉)
ドレットルーパー「!?(マズル部が破壊されて銃が使えなく事に驚く音葉」
P「はぁっ!」スパァン
(止めの斬撃をドレットルーパーに浴びせる音葉)
P「チッ、必殺技じゃないと倒せないか…」
(シルバーブレイザーをアイテムボックスに戻す音葉)
P「これじゃ、ジリ貧だぞ…」
志希「やっほー」
P「志希、何でここに…!?」
志希「そんな事はどうでもいいから〜」
P「良くはねぇだろ、グリオンが暴れてんだろうが…」
志希「宝太郎の『勝利の切り札』はキミの中にある…」
P「は…!?」
志希「ねぇ、『テオス・アイオート』…」
P「は、アイオートって…!?」
(左腕に紋様が出現する音葉)
アイオート「あの『錬金術師』がやろうとしている事が読めたぞ…」
(お人形さんサイズで顕現する音葉)
P「錬金術師って、宝太郎の事だよな…?」
志希「今、宝太郎はグリオンからの攻撃をもろともせずに自分の信念を貫こうとしている…」
P「自分の信念か…」
アイオート「悪いが、主には一時的な名代を頼みたい…」
P「名代…?」
バステト『今のアイオートだと、顕現されるであろう「新たな地球」を承認出来なくなりそうだから…』
P「分かったよ。で、何をどうすればいい…?」
志希「宝太郎のチカラを完全に呼び起こすにはメモリのチカラが必要なんだ…」
P「これでいいのか…?」カチッ
『ガッチャード!』
志希「後はそれをスカルマグナムでバキューン!」
P「ふっ!」
『ガッチャード、マキシマムドライブ!』
・・・
宝太郎「変身!」
・・・
志希「万物の裏には物語が付き物さ。それはあたしの遠い親戚である宝太郎もまた同様…」ニヤリ
540 : エビさん   2024/09/02 11:40:14 ID:Jv/IPSVPIo
>>539
シャカール「なんなんだよ・・・ありゃ・・・」
鏡晶葉「私が聞きたい位だ・・・」
杏「眼が可笑しくなったのかと思った・・・現実?きらり頼む・・・」
アケボノ「任せて~ボーノ!!」バチン
杏「へぶぅ!!!?現実だ!!」
泉「データも何もかも寸分違わず現してます・・・」
鏡晶葉「新しい『地球』とは・・・錬金術ってこんな事出来るのか?」
シャカール「ロジカルでも何でもねぇじゃねぇかよ・・・」
泉「神に等しい力ですよコレ・・・」
光「・・・」クチャクチャ、プクー
キタカミ「全く想像を絶するよ。あの少年は・・・」
クロ「本当ですよ・・・」
人知れずデータが更新される音葉
『南条光≒バブルガムフェロー(半覚醒)』
・・・
P「アレが錬金術の極意ってか・・・」
麗華「兄さん!!今のは一体何!?」
恵美「心配になってきたけど急に黄金と巨大ロボが空に飛んでっちゃたよ!!」
P「なぁ~に、わけぇのがやったのさ・・・」
麗華「えっ?ハァ!?」空を見上げる音葉
恵美「マジ・・・?」空を見上げる音葉
P「俺もそろそろ引退ってか?」
麗華「現実が追い付かないわね・・・頭痛くなって来た・・・」
恵美「アタシも・・・」
・・・
大長編のタイトルは「スーパーヒーロー戦記創世(ジェネシス)」です。
まだかなり先になるのでタイトルだけ発表
541 : ミスター・オールドタイプ   2024/09/02 13:55:42 ID:KEvKjimTvM
>>540
志希「『引退』ねぇ…」ポツリ
P「ん、どうした…?」
志希「おそらく、それは『世界』が許さない…」ザザッ
P「え…」ザザッ
・・・
(どこかのテレビ局みたいな屋内)
P「なんだ、今の…?」ザザッ
恵美「ねぇ、どうしたのP…?」
P「あぁ、悪い。なんでもない…」
麗華「(あれが『765プロライブ劇場(シアター』の…」
志希「(キミの存在は必要不可欠、この『世界』が…」ザザッ
・・・
志希「『維持』されるためにはね…」ザザッ
麗華「『今』のは貴女が何かしたの…?」
志希「志希ちゃん『は』何もしてないよー♪」
恵美「あれ…?」ポカン
P「まただ…」
恵美「『また』…?」
P「この間、夢に出てきた景色と同じ…」
志希「P、キミは『世界と世界』を繋ぐ存在…」
P「『繋ぐ存在』…?」
志希「とあたしは仮定している…」
麗華「ハッキリしないのね…」
志希「でも、これだけは言える。宝太郎が『この世界』でライダーとして再起する為にその『メモリ』が必要だった…」
P「メモリが…」
(T2ガイアメモリに視線を移す音葉)
恵美「アタシはPと一緒に居たよね…?」ギュッ
(袖を掴む音葉)
P「あぁ、そうだな…」
麗華「(そして、私は…」
志希「後、キミ(麗華)は早く行った方がいいよ〜」
(遠くから聞こえるサイレンの音)
麗華「そうね…」シュバッ
P「(俺が『世界』に存在を…?」
・・・
P『(その日から、俺が夢を見る頻度は上がった。でも不思議と嫌じゃない、そう思う自分も居た…』
542 : 番長さん   2024/09/03 11:04:13 ID:mnXBS/e42Q
>>541
カワカミ「輿水さん!星さん!早坂さん!!今日も行きますわよ!!」
幸子「相変わらず乃々さんの格好で言われると違和感が凄いですね・・・」
輝子「フヒッ未だに慣れない・・・」
美玲「それはウチもだ。そもそもアグレッシブな乃々が違和感の塊だぞ・・・」
カワカミ「何をしてますの!!行きま・・・うっ!!」ビキッ
輝子「金縛りにでもあったみたいに動かなくなったな・・・」
幸子「急過ぎて若干怖いんですけど・・・」
カワカミ「体が動きませんわ!!まるで拒絶するかの様に!!」
美玲「あっコレ乃々が反抗してるな・・・」
幸子「でしょうね。-方面に振り切ってる乃々さんが+方面に進む訳ありませんし・・・」
輝子「意識だけども凄い拒絶だな・・・」
カワカミ「健全な肉体に健全な精神が宿るのになぜ拒絶しますの!?」
美玲「それが乃々だからな・・・」
幸子「カワイイボクでも其処の部分は矯正出来ませんし・・・」
カワカミ「仕方ありませんわ!!プリンセスの呼吸を使うまでですわ!!」
美玲「急に鬼〇みたいなこと言いだしたぞ・・・」
輝子「版権大丈夫か?」
幸子「もしもの時は何とかなるでしょ・・・」
カワカミ「こぉおおおおお!!!」
美玲「鬼〇じゃないジョジョだコレ!!?」
幸子「まさかの波紋!?」
カワカミ「プリンセスの呼吸!!」
「おやめなさいお馬鹿!!」ベチンッ
カワカミ「アイタァ!!誰ですの!!ってキングさん!!」
キング「他人の体でお止しなさい!」
カワカミ「何でキングさんが此処に居ますの!?」
キング「貴女とスぺシャルウィークさんとエルさんが心配でスカイさんとグラスさんと一緒にこっちに来たのよ・・・」
カワカミ「お二人共いませんわ!!」
キング「えっ?何で居ないのよ!!!!」振り向く音葉
輝子「幸子ちゃん、仲良く出来そうだな・・・」
幸子「何でですか!?」
543 : der変態   2024/09/06 14:48:29 ID:5whnyXetVc
最高かつ最良の組み合わせやないか(主演ツダケン×主題歌吉川さん)
https://x.com/anime_Fuuto/status/1831890565925105979?t=bn3Sb98truh4DjcMIYQZpg&s=19
544 : 魔法使いさん   2024/09/12 02:15:31 ID:X4Oq.kKstQ
>>542
(県立研究都市、所ラボ)
P「いよいよ、世界が『混線』してるな…」
キタカミ「これ、『向こうの世界』でウマ娘減ってないか…?」
クロ「だとしても、返す方法はまだ確立出来ていない…」
P「マンハッタンカフェの『オトモダチ』とやらも言葉を濁したまま…」
プシュー
鏡晶葉「なんだ、辛気臭いぞ。揃いも揃って…」
P「『ウマ娘』だけが増えてる。由々しき事態だ…」
鏡晶葉「だろうな…」
キタカミ「なんだ、その封筒は…?」
鏡晶葉「これか、警察が届けに来た…」
クロ「何故…?」
鏡晶葉「また、新たな『敵』が現れたという事だ…」
(封筒を開封し、写真をバラまく音葉)
P「これは…?」
鏡晶葉「最近、県内では一般人の行方不明事件が多発している…」
キタカミ「ニュースでやってたな…」
鏡晶葉「そこで我々に県警から協力要請が出された…」
クロ「確かに『ここ』なら、街中の監視カメラにもアクセスが出来るしな…」
P「(なんだ…」
鏡晶葉「P…?」
P「(俺はこの『怪物』と『ライダー』を知ってる…?」
ザザッ
・・・
(劇場、控室)
P「なるほど、これが『今年のライダー』…」
百合子「そうなんですよ、プロデューサーさん!」キラキラ
杏奈「令和にして、ライダーの原点に立ち返ってます…」
P「環は…」
環「お菓子も美味しそうだったね、おやぶん!」
P「あぁ、そうだな…」
環「次はブンブンジャーか、ブンオレンジはどうなるんだろう…」
・・・
ザザッ
P「『グラニュート』…」ポツリ
鏡晶葉「なるほど、言いえて妙だな…」
キタカミ「いつもながら、大将のネーミングには驚かされる…」
クロ「あぁ、まるで最初から知っていたかのように…」
P「そして、これは…」
・・・
???「化け物には気を付けて…」ブロロ…
ギャル「なななな、何…」
・・・
P「『ガヴ』…」
545 :   2024/09/12 23:28:05 ID:8m1b1ISw/A
>>544
恵美「最近変な夢見る・・・」
琴葉「どんな夢なの恵美?」
恵美「ん~とね。何だか劇場みたいな所でみんなと一緒にアイドルやってる奴・・・」
琴葉「恵美もなの?私も・・・」
千鶴「あら?お二人も?」
伊織「えっ?アンタ達もなの?」
紬「以外ですね。私も何です・・・」
恵美「皆して同じ夢ってなんだろうね・・・」
琴葉「ホント…プロとメアどうかしたの?」
プロ「えっ?何でも無いよ!?」
メア「そうそう!!」
千鶴「何だか考え込んでいた様な・・・」
プロ「本当に大丈夫だから!!」
メア「気にしない気にしない!!」
恵美「そう?なら良いけど・・・」
メア「(プロ、コレってまさか・・・」
プロ「(別の時間軸の流出、違う!コレって・・・」
メア「(うん、『異なる枝』。違う分岐軸の記憶流出だ!!」
プロ「でもどうして・・・マリアが居なくなっただけ此処までは成らない筈・・・」
メア「(マリアの『神の心』がある限り大丈夫のはず何に・・・」
・・・
杏「オイ~ッス、今日もお疲れさんだな~」
???「あれ?きらりは?」
杏「んぁ~今はきらりは使いもんになんないから~面倒くさいけどアタシが何とかする~」
???「えっ?またジャンクフード?」
杏「んだと~文句言うなら喰わせんぞ~この居候!!拾ってやった恩を忘れたか~」
???「冗談だって~」
杏「で?『闇菓子』の件はどうなん?ショウマ?」
・・・
『神の心』それは神が神である為の『モノ』。神の権能と世界の安定を司る。神にしか扱えず『ヒト種』は絶対に扱えないし『モノ』
546 : おやぶん   2024/09/21 15:27:14 ID:0zRRlrNfOc
>>545
ショウマ「みんな、止めてくれないよ…」
杏「まぁ、一度『ヤミツキ』になったものを止める理由は無いよね…」コロン
ショウマ「それは…」
杏「まぁ、でもさ…(飴を差し出す音葉」
ショウマ「いただきます…」パクッ
杏「やってみな、とことん…」
・・・
(所家、とある日の朝)
P「久々にオフだ…」
恵美「お疲れ様、今回は長かったね…(朝食をテーブルの上に置く音葉」
P「片桐、んのアマぁ…」
・・・
(握野家)
早苗「ぶわっくしょい!」
晴「はぁー…」
英雄「早苗さん…」
早苗「なによ…///」
晴「そのクシャミはオンナ捨ててる感が…」
英雄「晴、ちょっと言い過ぎ…」
晴「オヤジも諦めてるだろ!」
早苗「ちょっと、英雄くん!?」
英雄「まだ何も言ってないだろ!」
・・・
P「最近、発生しつつある『騒動』の調査に巻き込みやがって…」
千鶴「『錬金アカデミー』が落ち着いたと思ったら…」
伊織「一難去って、また一難とはこの事ね…」
琴葉「街を襲うバケモノが『グラニュート』…」
紬「グラニュートと戦いながらも、助けられた人からバケモノ扱いされるのが『ガヴ』…」
プロ「と名付けたのがパパ…」
メア「だから、警察でカンヅメにされてたんだ…」
P「何でかは分からんが、頭にふと浮かんだんだよな…」
プロ「(マリアの持っていた『神の心』の支配力が薄れてる…」
メア「(私達が存在している影響かと思ったら、そうでもない…」
バステト「(だとすれば…」
アイオート「(やはり、Pが『超特異点』だからなのか…」
P「(時々見る『おかしな夢』。それが何か分かれば、『この世界』についてもう少し理解出来そうではあるが…」
・・・
Pが夢に見る『アイドルの世界』、言ってしまえば『平行次元』なのではあるが、その事はまた別のお話…
547 : 兄(C)   2024/09/22 11:44:19 ID:ZUPp4/gWbU
>>546
パール「あら、ウオッカ随分と可愛らしい格好ね」
ウオッカ「ゲェパール先輩!?」
フジキセキ「何時もの格好と違って新鮮だね」
ウオッカ「フジ寮長!?」
未央「うわぁ~お何だこりゃ・・・」
藍子「ある意味新鮮だけど・・・ギャップが・・・」
響子「見た目凛ちゃんと奈緒ちゃんなのにね」
未央「と言うか何で二人と一緒に居たん?」
加蓮「まぁオイオイネェ~」
藍子「(落とされちゃったのかな・・・」
未央「(落とされてるなぁ・・・」
響子「(落とされてるね・・・・」
パール「貴女は世界レベルなんだから素材を生かさないとね」
フジキセキ「そうそう、たまにはこういうのも良いんじゃないかい?」
ウオッカ「チクショウ~憶えてろよマーチャンにスカーレット!!」
マーチャン「ドヤなのです」ドヤ顔
スカーレット「恨むんなら、その体の持ち主に恨むのね」どや
ウオッカ「覚えてろよ卯月~!!!」
卯月「(えぇ~!?」
・・・
ノヴァ『君と一体化してから偶に変な夢見るね』
千早「夢を共有してるの・・・?」
ノヴァ『僕と君は一心同体だからね。君が観てる夢は僕にも共有されるんだ』
千早「最近よく見るの・・・私なんだけど私っぽくない自分を見るの・・・」
ノヴァ『アレねェ~アイドル興味ないのに歌いたいなら歌手なれよって思ったねェ~』
千早「うぐぅ・・・痛いとこ突くわね」
ノヴァ『まぁね~・・・(でも何で急に平行次元の記憶が・・・『神の心』に何か合ったの?』
・・・
『神の心』は大長編『スーパーヒーロー戦記創世』で重要になります
548 : エボルトがのこのこ帰ってくるようで   2024/09/29 10:22:46 ID:dvt4uhqbQ2
>>547
ザザッ
(『初星学園』プロデュース科の一室)
手毬「(この世の終わりを詰め込んだような表情」ズーン
咲季「ねぇ、ことね…」
ことね「あぁ、アレね…」
手毬「アイドル、怖い…」
咲季「どうしたのよ…?」
ことね「『100プロ』経由で仕事あったじゃん…?」
咲季「確か『ハッポロポテト』の…」
ことね「そうそう…(資料を手渡す音葉」
咲季「どれどれ、ってえっ!?」
学マスP「気付きましたか、咲季さん…」
咲季「P…」
学マスP「『765プロ』に『346プロ』、『315プロ』に『283プロ』、今回の『ハッポロポテトコラボ』は様々なプロダクションに声が掛かってます…」
ことね「で、学園直結の『100プロ』はプロデュース科に声を掛けてきたと…」
咲季「それをPが受けて、手毬に行かせたと…」
学マスP「言っても『SyngUp!』での実績がありますから…」
咲季「で、何でこうなってんのよ…?」
学マスP「それがですね…」クイッ
(回想)
手毬「ねぇ、伊吹さんだっけ…?」
翼「なんですかー?」
手毬「何で、ギリギリに着いたの?」
翼「えー、間に合ってるから良くないですかー?」
手毬「なっ…!?」カチン
学マスP「はぁ、また月村さんは…」
ゲンタ「どうしますか…?」
学マスP「相手はプロです、噛みついた結果はどうなるか…」
ゲンタ「自分自身で思い知った方がいいと…?」
学マスP「そうですね…」クイッ
(回想終わり)
ことね「Pも悪いじゃん…」
学マスP「『井の中の蛙』…」
咲季「『大海を知らずされど』とは言うけれど…」
手毬「なんで、あんなに動けて…」
ことね「お、復活したか…?」
手毬「ステーキまで食べてたのに…」ズーン
咲季「えぇ…」
学マスP「月村さんは『ハッポロポテト』を食べる為に食事制限させてたので…」
ガララッ
続く
549 : ご主人様   2024/09/29 10:37:16 ID:dvt4uhqbQ2
>>548
麻央「おや、どうしたのかな…?」
ことね「麻央ちゃん先輩…」
学マスP「有村さん、どうしました…?」
莉波「この間の『ハッポロポテト』コラボのサンプルが生徒会に届いたから、Pくんにもって…」
咲季「わざわざ、ありがとうございます…」ジトッ
麻央「で、手毬は一体…?」
ことね「一緒に仕事をした『765プロ』の伊吹翼さんにやられたみたいで…」
咲季「とは言っても、撮影後の事ですし…」
学マスP「月村さんの方から噛みつきましたので、完全に月村さんの責任ですから…」
莉波「なるほど…」
麻央「どうしたものか…」
ことね「とりあえず、ハッポロポテトでも与えてみますか…?」
ザザッ
手毬「ひえっ…!?」
ことね「どうしたん、ハッポロポテトに怯えて…?」
手毬「なんか、分からないけど怖い…」
咲季「食べるのが何よりな好きなアンタが珍しいわね…」
手毬「どうしてだろう、他の味は大丈夫なんだけど…」mgmg
ことね「って、おいコラ。サラダ味とロング味食べ過ぎだっての…」
咲季「今日はわたしが晩御飯を作るわ…」
ことね「おー頼んだー」
手毬「えっ、ちょっと待って…ひっ!?」
翼「なんですか、人の顔を見るなり…?」
静香「翼、何かしたんじゃないの…?」
翼「何もしてませんよー!」
・・・
ちなみにハッポロポテトの元ネタは画像参照

550 : ミスター・不純物   2024/09/29 23:22:17 ID:LeRVOSKwTw
>>549
とあるプロレス会場
エル「ケェーーーー!!!」
実況「おおっと!マスクドエル、またもや勝ちました!怒涛の20連勝!!」
エル「ハイドー!優勝!快勝!エル圧勝!!」
会場の観客「わあああああああ!!!」
莉緒「このみ姉さんの体でよくやるわ~」
のり子「凄いね~アレが噂のルチャリブレか~」
タケル「ルチャは元々スペイン語でプロレスを意味しメキシコがスペインに制圧され広まった格闘技だ。怪鳥の如く飛び交うスタイルはミル・マスカラスのスタイルだな」
漣「俺様からすれば全員雑魚だっての!」
道流「噂に聞くウマ娘と言う子の身体能力まんまなら普通の人は勝てないな」
莉緒「とは言えねぇ~・・・ん?」
のり子「どしたの?」
実況「おお~っと此処で新たな挑戦者の登場です!その名も「ザ・サムライ」!」
莉緒「侍装束って・・・」
のり子「良いじゃん!正にプロレスって感じで!!」
漣「ケッどうでもいいっての」
タケル「・・・」
道流「ん?どうかしたのかタケル?」
タケル「いや、何だかあの選手に違和感が・・・」
・・・
リング
エル「フフフフ・・・・誰が来ようとこのマスクドエルは負けませーん!」
???「ふふっ随分と楽しそうですね『エル』~・・・」
エル「ケェ!?何で私の正体を!?」
???「それはこう言う事ですよ~『居合い斬りボンバー』!!」
ラリアットが直撃する音葉
エル「ぐえええええ!!!??この声!この動きまさか!?『グラス』!?」
???「今は只の「ザ・サムライ」ですよ。さあ調子に乗ってる怪鳥を撃ち落としますね」
エル「ひえええええ~」
このみ『(何でこうなるのかしらねぇ・・・』
551 : do変態   2024/10/09 00:37:59 ID:bj2uURBFDw
>>550
(数時間後、所家客間)
このみ「んっ…」
P「起きたな…」
このみ「って、あれ…?」
P「どうした…?」
このみ「『エル』は…?」
P「エルコンドルパサーなら…」
エル「まさか、ぬいぐるみに閉じ込められるとは…」
(デフォルメされたようなぬいぐるみがてちてち歩いてくる音葉)
このみ「どうなってんの…?」
P「試合会場でエルコンドルパサーをのした『ザ・サムライ(グラスワンダー、以下グラス表記』が持ってきたんだ…」
(回想)
グラス「さて、エルはのしました…」ゴソゴソ
(ポケットから何かを取り出す音葉)
莉緒「ぬいぐるみ…?」
グラス「魂よ、吸着しなさい…!」
(強烈な光を放つ音葉)
のり子「な、何…!?」
道流「気の流れが変わった…!?」
タケル「馬場さんの『気』が感じ取れる…!」
漣「あの侍装束、只者じゃねぇな…」
グラス「よし…!」
(回想終わり)
このみ「なるほどね、それで私の中に根付いていた『ウマソウル』を移したと…」
グラス「ルームメイトがご迷惑を掛けました…」
P「エルが『根付いた跡』も2、3日すれば元に戻るって話だったな…」
グラス「そうですね…」
このみ「それなら、良かったわ。背が低いから余計に重く感じてたのよ…」タプン
グラス「そ、そうですか…(お山を強調されて表情がヒクつく音葉」ヒクッ
P「(あっ…※察した音葉」
このみ「まぁ、Pは大きい方が好きなんだろうけど…(イタズラそうに笑う音葉」ニタァ
P「このみぃ!」
グラス「なるほど…(どこからともなく薙刀を取り出す音葉」
P「どっから取り出した…!?」
グラス「これが私達ウマ娘が持つ『固有スキル』、また『領域(ゾーン』とも言います…」
P「え、ウマ娘って血生臭いの…?」
グラス「いえ、固有スキルや領域は走る為にあります…(薙刀を仕舞う音葉」
このみ「まるで競馬ね…」
グラス「言い得て妙ですね…」
552 : Pしゃん   2024/10/13 20:42:29 ID:lKTzbhEir6
>>551
P「まあ、そう言う事が合ったんだよ」
キタカミ「笑えばいいのか分からんな・・・」
クロ「そう言えばP。あの黒い子からの伝言だ」
P「黒い子?あぁ『マンハッタンカフェ』か・・・」
クロ「まだウマソウルが顕現してない奴が居るからそれが終わってからだそうだ」
P「まだ居んのかよ。ウマソウルの覚醒者・・・」
鏡晶葉「だそうだ」
泉「ウマソウル感知器でも未覚醒の子は探知できないそうです・・・」
鏡晶葉「実際どれだけいるんだか・・・」
キタカミ「それはそうと最近妙な事件が起きてるそうだ・・・」
P「何だ?」
クロ「失踪事件だそうだ。警察も動いてるが痕跡が無いせいで難航してるらしい・・・」
泉「それとその事件に噂の『ガウ』が関わってるそうです・・・」
鏡晶葉「最近は杏も出勤しなくなってるな・・・」
P「アイツの事だから問題は無いと思うが、何かに首を突っ込んでるんだか・・・」
麗奈「うおおおおおお!!!!」
ドアを蹴破って入ってくる音葉
泉「うわっビックリした!!」
キタカミ「どうかしたのか麗奈?」
麗奈「光がおかしくなったのよ!!」
P「光が?」
鏡晶葉「アイツの事だから変な実験して可笑しくなったんだろ」
???「すいません~」
P「その声はひか・・・る?」
バブル「此処が何処だか分かんないんで教えてくれるかい?」
鏡晶葉「誰だお前!?」
バブル「えっ?私はバブルガムフェローって言う名前だけど?」
【南条光≒バブルガムフェロー(覚醒)】
553 : P様   2024/10/17 07:44:51 ID:GqtGniDmRg
>>552
P「こういう時に頼りになるのが…」スマーホトリダシトタチツテー
(A FEW MOMENTS LATER)
タク『あぁ、そりゃ「サンデー四天王」の一角だな…』
P「コ◯ン、犬◯叉、MAJ◯R…」
タク『待てい!』
P「違うのか」
タク『俺がお馬さんに夢を持つきっかけにもなったからな、「サンデー旋風」は…』
P「理解が追い付く前に次のワードを出すんじゃねぇよい」
タク『あぁ、悪い…』
P「(それにしても、心做しか…」チラッ
バブル「ん…?」
P「(光に比べて、出るとこは出てるんだな…」
麗奈「オヤジ…」ゲシッ
P「蹴るな…」
タク『姿形が変わってるって事はウマソウルの定着が早まってるって事か…』
P「グラスワンダーが『ぬいぐるみ』を持ってくれたが…」
タク『バブルガムフェローは流石にまだだろうな…』
・・・
(愛増学園食堂)
学マスP「はぁ…」
タク「どうした、初星んとこの若造…?」
学マスP「お疲れ様です…」
タク「迷信かもしんねぇが、ため息なんてついてると幸せが逃げちまうぞ…」
学マスP「嬉しいよう、悔しいような悩みなんですよ…」
「それは『私』の事かな、Pくん…?」
(颯爽と隣に座る音葉)
学マスP「そうですね、犬束さん…」
タク「誰…?」
静紅「自己紹介が遅れました、学マスPくんの補佐をしている『犬束静紅』と申します」ニコッ
・・・
『この世界』の犬束静紅:学マスPと同級生でことねの昔なじみ。一度に9人をプロデュースをしている学マスPの肉体面と精神面の観点から学長命令で補佐に入った。担当アイドルはことね、広、麻央
ストイックさが垣間見える学マスPとは裏腹に飄々とした一面を見せ、学マスPとは別の意味での生徒人気がある
554 : せんせぇ   2024/10/24 11:57:51 ID:rBgsipT4mI
>>553
Barアンティーカ
ルビー「それはそこです」
咲耶「了解」
摩美々「・・・」コソコソ
ルビー「何処に行く積りですか摩美々さん」
摩美々「うぐぅ・・・」
ルビー「まだ準備が終わってません。出掛けるのはその後・・・」
摩美々「うぅ・・・わかった・・・」
咲耶「フフッ流石の摩美々もルビーには形無しだね」
摩美々「何か恋鐘の体で冷たい目線向けられるとね・・・」
ルビー「お二人共、早くする様に・・・」
咲耶「了解しましたお嬢様♪」
摩美々「は~い・・・」
ハート「あら?摩美々が真面目に働いてるわね」
霧子「ホントだね。フフッ珍しいね」
ハート「まぁルビーのあの雰囲気に充てられたらそうなるわね」
霧子「フフッ誤解され易いんだね」
ハート「まぁ一人だけそう言うのが全く効かない子が居るんだけどね・・・」
ドドドドドドドドド
ハート「噂をすれば・・・」
ヘリオス「お嬢~今日もテン上げできたじぇ~!!!」
ルビー「ヘリオスさん、何度も言ってると思いますが此処は予約制で今は開店準備中です。アポイントを取って下さい・・・」
ヘリオス「えぇ~でもウチはお嬢に会いたくてテンションマジ上げだけど~」
にちか「ちょっとヘリオスさん!美琴さんの体で変な事しないで下さい!!」
ルカ「クソッテンションの高い美琴に未だに慣れねぇ!!」
ルビー「お二人もヘリオスさんを止めれないのですか?」
にちか「無理ですよ!!思い立ったら急に走り出すんですもん!!」
ルカ「アタシらが一番如何にかしてぇんだよ!!」
ルビー「はぁ・・・」
パーマー「まあまあルビーも落ち着いて、ヘリオスも今日は用件が合って来たんでしょ?」
ヘリオス「そうだった!!お嬢に会いたくて遂忘れてたわ!マジ感謝!!」
パーマー「得意のDJミュージックを披露したいって言ってたの忘れてたの・・・」
(及川雫≒メジロパーマー)
555 : P君   2024/10/31 07:59:29 ID:/O/Cu97EHo
>>554
(愛増学園敷地内)
P「そういえば、グラスワンダー…」
グラス「なんでしょう…?」
P「これだけの『ウマソウル』が流れ込んできているという事は…」
グラス「『私たちの世界』のマスメディアも無視出来なくなってましたね、私が『この世界』に訪れる前の話ですが…」
P「『競馬』でいえば、有力馬が次々と居なくなってるようなものだからな…」
(と『グラスワンダーが行方不明』になった旨のネットニュースの記事を見せる音葉)
グラスワンダー「これはまずいですね…」
P「同じ事がゴールドシップでも起こってる。というより、アイツは何処に行ったんだ…?」
グラスワンダー「ゴルシさんは、まぁゴルシさんなので…」
P「それで納得するあたり、そっちの『世界』のゴルシが透けて見えるよ…」
ザザッ
「トレーナーさんっ…!」
P「んっ、どうかしましたか。『たづな』さん…」
たづな「どうもこうもありません、理事長から連絡を受けてますよね!」
やよい『緊急!ウマ娘たちが相次いで行方不明になっている!』
たづな「との事なので、その事で集まってくださいって」
P「すいません、何故か脳から抜けていたみたいです…」
たづな「それでは行きましょう…」
P「(何故だ…」
たづな「少し抜けてるところは相変わらずですね…」
P「(何故、たづなさんが…」
たづな「『私』のトレーナーだった頃から…」
P「(ギャルに見えるんだ…?」
ザザッ
恵美「Pっ…!?」
P「はっ、たづなさん…?」
恵美「たづな?」
グラスワンダー「えっ…!?」
恵美「誰、そのオンナ…?」ハイライトオフ
P「め、恵美!?いや、その、これはだな…」ワタワタ
グラスワンダー「『駿川たづな』さん…」
P「ん…?」
グラスワンダー「トレセン学園で理事長の秘書をされています…」
P「えっ…!?」
(所恵美≒駿川たづな?)
556 : Pちゃん   2024/11/03 21:43:27 ID:JoXw9gUf4s
>>555
千奈「えええええええええええ星南お姉様に何言ってるんですの佑芽さん!!??」
広「佑芽は時々人知を超えた事を起こすよね」
佑芽「(*´σー`)エヘヘ~それ程でも~」
千奈「褒めてませんわ!!!プリマステラの星南お姉様に【夏にはお前は私の姉に負ける】など格闘漫画でしか聞きませんわ!?」
広「それでいて負けたくなければ私と組めときた。ふふっ凄いね・・・」
千奈「何か勝算は終わりなんですの佑芽さん!!そのような自信が有るのですから!!」
佑芽「えっ?事実言っただけだよ?お姉ちゃんなら星南会長も一瞬でケチョンケチョンに出来るって信じてるから!!」
広「二位の人って凄いんだね・・・」
千奈「行き当たりばったりの啖呵だったなんて・・・」
佑芽「まあその後直ぐに・・・」
(回想)
星南「なら貴女の実力を見せて見なさい!!」
(回想終わり)
佑芽「って言われちゃったけどね~」
広「まあそりゃそうだよね。佑芽はまだ全くの無名で会長はトップスターだし・・・」
千奈「星南お姉様は理性的な方で良かったですわ・・・」
佑芽「それで特別講師を呼んだって~」
千奈「まぁ誰なんでしょうね!」
広「きっとスパルタ人張りに厳しい先生なんだ。ふふっ興奮してきたね・・・」
千奈「ちょっと意味が分かりませんわ・・・」
ガラァ
広「来たね・・・」
佑芽「うん!ってあれ?」
千奈「ダンストレーナーさんですわ」
ジェンティル「ほほほ、コレは鍛えがいのある御方ですわね・・・」
エアグル「余り無茶な事するなよジェンティルドンナ・・・」
ジェンティル「問題ありませんわ。G17勝且つ世界も制した私ならこの子を最強にして差し上げますわ・・・」
エアグル「(不安だ・・・弟子がG1及び重賞を取った者同士でサポーターし合ってくれと言われたが不安だ」
・・・
二人は産駒がG1勝ち馬が居るので教えるのが特に上手い設定
557 : せんせぇ   2024/11/04 09:43:01 ID:WDi59RLvow
>>556
広「それより、佑芽…」
佑芽「ん、何?」
広「佑芽のPには話をしてあるの…?」
佑芽「あっ…」
千奈「えっ…!?」
ジェンティル「あらあら…」
エアグル「『報連相』は大事なんだぞ…」
佑芽「まぁ、P先生なら大丈夫!」
・・・
(初星アイドル科、生徒会室)
星南「という事なんですけど…」
P「何も聞いておりませんけど…」
グラスワンダー「どうやら、佑芽さんは突っ走るタイプという事ですか…?」
恵美「どうするの、P…?」
P「どうするもこうするも…」
星南「ふふっ、よろしく。P…」ニコッ
P「ってなるよな…」
グラスワンダー「確か、学長のお孫さんなんですよね…」
恵美「だから、アイドルとして徹底的に育てられたって…」
P「だが、佑芽には咲季が勝つビジョンが見えてると…」
星南「受けて立とうじゃない…」
P「へ…?」
星南「私にはどうしても勝たないといけない『ヒト』が居るわ…」
恵美「え、そうなの…?」
星南「この私のスカウトを袖にしただけじゃなく…」
グラスワンダー「随分、チカラのある方なのですね…」
星南「『P科のTOP2』の下に収まったと聞くわ…」
P「まさか、それって…」
星南「許さないわよ、犬束静紅。私こそが藤田ことねをプロデュースするはずだったのに…」
・・・
(アイドル科、事務室)
静紅「ハクチュン!」
学マスP「風邪ですか?」
静紅「いいえ、誰かが私の噂をしてるだけかと…」
学マスP「噂なら、そんじょそこらの学生達がしてるとは思うが…」
静紅「相手が藤田ことねに篠澤広、そして有村麻央となればね…」
学マスP「有村さんはまだ納得してくれてはいないようだが…」
静紅「なんとかしてみせるよ、他でもないキミからの頼みだからね…」
学マスP「よく言うよな…」
558 : ミスター・オールドタイプ   2024/11/09 16:13:46 ID:pQIVXgPVCc
>>557
佑芽「どうですか!!今の私は!!」
エアグル「・・・」
ジェンティル「ほほほ」
エアグル「花海妹・・・」
佑芽「はい!!」
エアグル「貴様何だそのていたらくは!!そんな物で良く啖呵切った物だな!!」
ジェンティル「私はすきですわよ。まるで盆踊りですもの」
佑芽「わわっ!!わわわわ!?」
広「まぁそうなるね。佑芽の実力は実際私達とどっこいどっこい」
千奈「ダンストレーナーさんも呆れてましたし・・・」
エアグル「・・・だが貴様の能力は概ね理解した。どう思うジェンティルドンナ?」
ジェンティル「最強を目指すのでしたら先ずは基礎ですわね。私も見た所才能は桐生院トレーナーと同等だと理解しますわ・・・」
エアグル「ならば方針は決まりだな・・・」
佑芽「わ、私はどうなるんですか!?」
エアグル「安心しろ、この私が徹底的に鍛えてやる。アドマイヤグルーヴやポルトフィーノ、フォゲッタブル、ルーラーシップ、グルヴェイグと同じ様にな!!」
佑芽「わわわわ!?」
千奈「恐ろしいですわ・・・!?」
広「ふふっ佑芽が羨ましいね・・・」
・・・
タク「はぁ~エアグルーヴに指導されるとはな・・・」
恵美「そんなに凄いのそれって?」
P「まあ簡単に言うと、名選手は名監督に成れるか?かって話だな」
タク「その中でもエアグルーヴは別だと言われる程だ。母からの母子G1制覇、産駒はG1勝ち二頭、殆どが勝ち上がり、孫にドゥラメンテだ」
P「アスリートとしても一流、コーチも超一流。別格と言われるのも納得だな」
恵美「へぇ~そりゃ凄い・・・」
グラス「エアグルーヴ副会長はトレーナーが付く前の生徒を良く指導してますね」
エル【まあ、その分変な弟子たちが多いですけどねー♪】
タク「まあポルトフィーノとルーラーシップが有名だが長女アドマイヤグルーヴも大概だったらしいからな・・・」
559 : プロ太郎さん   2024/11/11 14:12:34 ID:AQzBgOjVk6
>>558
ジェンティル「しかし、解せませんわね…」
エアグル「解せないというのは…?」
ジェンティル「貴女(佑芽)の経歴、見させてもらいましたが…」
佑芽「うっ…!」
ジェンティル「総合的には『姉』より優れている…」
佑芽「そんな事は!」
エアグル「ん…?」
佑芽「そんな事はありません…」
・・・
P「佑芽に弱点があるとすれば、姉への憧れだ…」
恵美「憧れ…」
P「姉に勝ってはいけない、姉は自分の憧れだから、いつまでも上に居てほしい…」
エル【では、何故…】
グラス「生徒会長に啖呵を切ったのでしょうか…?」
P「それが佑芽なりの独立なんだろうけど…」
・・・
ジェンティル「甘い…!」
佑芽「うぐっ…」
千奈「佑芽さん…」
エアグル「それについては」
広「でも、トレーナーさん達の言う通り…」
佑芽「それはその…」
ジェンティル「つまらない『足枷』ですわね…」
佑芽「なっ…!?」
エアグル「ジェンティルの言う通りだな…」
千奈「星南お姉さまに声を掛けたのは…」
広「自分1人では勝てないから…」
佑芽「んあーっ…」
ジェンティル「誰かにお声かけするのは私たち『ウマ娘』も同じですけど…」
エアグル「スケープゴートか…」
佑芽「違う、そんなつもりじゃ…」
ガラッ
P「口ではなんとでも言える…」
佑芽「P先生…」
P「だからこそ、自分の発言には責任が伴うんだ…」
ジェンティル「そちらの『御方』の方が話はしやすそうですのね…」
P「もう止めにしろ、佑芽…」
佑芽「止めにしろ、って何を…」
P「『姉への憧れ』で自らを卑下するような真似をだ…!」
佑芽「うぐっ…」
P「とは言っても、『憧れは止められねぇんだ』ってどこぞの英語教師みたいな声のヤツも言ってたしな…」
・・・
類「ハックション!」
・・・
P「それにお前の能力値を引き上げなきゃ、アイドルとしても話にならん…」
続く
560 : 我が下僕   2024/11/11 15:29:10 ID:AQzBgOjVk6
>>559
続き
P「そこでだ…」
佑芽「な、なんですか…?」
P「お前のフィジカル値によーく似た『ウマ娘』にカラダ作りのトレーナーとしてお願いをした…!」
千奈「佑芽さんとフィジカルを張れる方がいらっしゃると…!?」
広「なるほど、これは考えたね…」
P「クモォン、ダンツフレーム!」パチン
ダンツ「えっ、なんなんですか!?」アセアセ
(フィンガースナップで呼び寄せられてビックリしている音葉)
佑芽「くん、いいニオイが…」
ダンツ「あっ…!」
(慌てて口元を押さえる音葉)
エアグル「ダンツフレーム、お前まさか…?」
ジェンティル「少し、乱れていますわね…?」
(その行動で何かを見抜いた音葉)
ダンツ「うぅ、やっぱり隠せませんか…」
P「オッチャホイを食べまくってるな、さては…」
ダンツ「あぁ、ハッキリ言わないでください!」
佑芽「で、あたしはこのヒトから何を教われと…?」
P「ダンスだ、ウマ娘はレース後のライブで歌い踊ると聞いたが…」
ジェンティル「その通りですわね…」
エアグル「なるほど、そういう事か…」
P「ダンツフレームのダイエットも兼ねた一石二鳥…」
ダンツ「デリカシー!」バコーン
佑芽「相手は女の子ですよ!」バコーン
P「ぐはぁっ!?」メリメリ
(トレーニング室の壁にめり込む音葉※画像参照)
エアグル「というより、フィンガースナップだけでダンツを寄越してたよな…?」
李衣菜『え、P先生たちなら普通にやってるけど?』
エアグル「はぁっ!?」
ジェンティル「『この世界』は私たちの常識では測れないという訳ね…」
Viトレーナー『残念ながらね…』
佑芽「ふーっ///」
ダンツ「むーっ///」

561 : P君   2024/11/14 13:35:30 ID:Gtd6./asWs
562 : Pちゃま   2024/11/14 23:10:49 ID:RsBiVY8fSQ
>>560
ジェンティル「しかし、指パッチンで人を呼ぶとは愉快な事ですわね」
千奈「あの方は凄い御方なんですのよ!!」
広「少なくとも何人もの弟子を抱えて皆大成してる・・・」
ジェンティル「それは素晴らしいわね」
千奈「ジェンティルドンナさんも何かできませんの?」
エアグル「普通は出来る訳ないだろ。全くファンタジーやメルヘンじゃないのだから・・・」
ジェンティル「あら、やりもしないで諦めるのは強さを求める者としては行けませんわ」
広「何かするみたいだね・・・」
ジェンティル「ほほほ、まあ見て見るのですね」ググッ
エアグル「まて!!」
・・・
清夏「でさ~そんな事が有ってPっちが」
レッスン室付近の壁が勢い良く吹き飛ぶ音葉
清夏「うえええ!?何今の!?レッスン室が吹き飛んだ!?」
リリーヤ「今のは術式反転『赫』!!実在したんだね!!」
清夏「何でちょっとワクワクしてんのさリリーヤ!?」
・・・
凛「へぇそれで手毬はやっと吹っ切れた訳ね・・・」
美鈴「ハイ、癪ですけど。藤田さんと咲季さんのお蔭です・・・」
凛「ハイハイ、そんなに膨れない。アンタは本当に昔から手毬の事に関すると面倒ね」
美鈴「姐さんには言われたくないですね」
凛「良く言うよ・・・ホント」
美鈴「後はりんちゃんだけですね。また昔の様に成ればいいんですけど・・・」
凛「アンタ達なら行けるでしょ。燐羽も其処まで卑屈じゃ無いんだし・・・」
美鈴「そうですね。では私はコレで~・・・」
凛「そっちは教室じゃないわよ。ってもう居ないし・・・」
パール【フフフッ中々可愛いらしい後輩達ね!】
凛「三人とも別ベクトルで問題児だけどね。パールのトコはどうなの?」
パール【あら?それを聞くのはナイスね!!皆な世界レベルばかりよ!】
PLLLLL
凛「ごめん、電話だから。もしもし?燐羽?何か用?・・・・・・えっ?」
563 : 「リーリヤ」だよ   2024/11/20 09:33:40 ID:6ZJf1CkRew
>>562
凛「『それ』、どういうなの…?」
燐羽『姐さん、もう決めたから。それじゃ…』プチッ
凛「ちょっと待って、燐羽!」
『ツーツーツー…』
凛「(ハッ)美鈴!」ダッ
・・・
(学長室)
P「『極月(ごくげつ)学園』って…」
邦夫「やられたわい…」
P「しかも、元中等部のトップアイドルの一角『賀陽燐羽』が移るとなれば…」
学マスP「他の生徒に影響も…」
静紅「ですが、学長。何故、私たちだけ…?」
邦夫「この『事態』をしっかりと理解してくれそうなのは君たちだけだとワシは思っていてな…」
・・・
(最高町)
輝「んー…」
薫「何を悩んでいるんだ…」
翼「『初星アイドル科』、話題になってますよね…」
輝「で、十王星南。この娘がトップらしいんだけどよ…」
薫「『一番星(プリマステラ』…」
輝「なんかさー」
ザザッ
輝「被ってねぇかな?」
翼「言われてみれば…」
薫「相手は『学園のトップアイドル』だぞ、僕たちのような『プロ』ではない…」
輝「分かってるけどよー」
カイト「それなら、行ってみますか?」
輝「プロデューサー、行ってみるって…?」
カイト「『初星学園』の」
ザザッ
カイ「『文化祭』に…」
・・・
(歩分市、所ラボ)
P「しかし、黒井さんも何を考えているんだが…」
キタカミ「案外、大将への嫌がらせだったりしてな…」
P「んな、バカな…」
鏡晶葉「いや、あり得るだろう。自慢の一人娘の心を奪っておきながら、立場は事実上の妾だ…」
P「やめい…」
泉「とうの詩花さんは気には留めてないみたいですが…」
P「それはそれで少し複雑…」
・・・
まぁ、765プロに言及するんなら他のプロダクションも出てくるよね…
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