茜「任せてみんな!!」

期待と共に出発した二人の心を折りそうな光景。黒煙が上がりその中心地に浮かぶ影。
マイティーセーラー百合子...

麗花「茜ちゃん、今日の茜ちゃんカワイイね」
茜「茜ちゃんだからね」
麗花「明日もカワイイ茜ちゃんでいてね」
茜「...うん。茜ちゃんの可愛さは年中無休だよ。だから茜ちゃんの為に戦って」

静香側と百合子側はお互い睨み合いを続けていた。

日も傾き、各陣営が松明に火を灯そうとしていたその時、
突如として3人の長い影が現れた。
紗代子、エレナ、そしてマスカレード仮面の3人であった。

しかし、百合子は我が目を疑った。
なんとその3人もマイティセーラーを纏っていたのである！

そこに割って入る零戦。
中から現れたのは沢山の食材と丸いちゃぶ台を持った茜麗花。
茜「みんなで仲良くちゃぶ台囲もうよ。茜ちゃんはプリンが好き、静香ちゃんはうどん。あとはメンチカツとたい焼きと、それからそれから…沢山ならべて…とりあえず一緒に分かち合おう百合子ちゃん」

百合子「お、おはぎはありますか......?」

茜｢当たり前だぁ!!｣

そこにはエミリーの竜田揚げと美奈子の唐揚げ、さらには宇宙一コロッケの試作品も並んでいた。

世界一メンチカツは、今マスカレード仮面が揚げているところだ。
余談ではあるが、その手際の良さは美奈子をも感動させるものであったそうだ。

そんな時、蘭子のもとへ一羽の伝書鳩が舞い降りた。

その手紙を確認した蘭子は...この世の物とは思えない光景を目にし眼球の痛みを訴えます
san値チェック失敗です。5以上減ったため一時的狂気に陥ります

（内面描写シーン）

「……………」

ジョーイロータスは戸惑いを隠せずにいた。
彼の台本では、この寸劇は5分ほどで終わる予定だったからだ。

……想定と違いすぎる。
何故なら、それはもうかれこれ3日間も続いているのだ！

同時に、この続きを楽しみにしている自分がいることにも気付いていた。

……この物語の行く末を最後まで見届けよう！
そう誓い、ひとり頷くのであった……

（内面描写シーン 終わり）

インターネットのとある掲示板で、コテハン『ジョーイ・ロータス』が「有名な映画監督だけどwww質問あるwww?」と言うスレッドを立て自分語りを始めた。

そのスレをたまたま律子さんの目を盗んで3ちゃんねる巡りをしていた小鳥さんが見つけてしまった

： ジョーイ・ロータス 2018/05/02 91:72:90
ワイ世界的に有名は映画監督
中肉中背の高学歴年収4桁
演者のアドリブで作った映画だめかと思ったけど、神がかって最高傑作できたお
身バレしない程度に質問プリーズ

このコテハンは流れを止める投稿をしばしば行う悪名高き名前だったため燃えた、いや...小鳥さんが燃やした。

ロータスはなき...走りたくなった。河川敷を全力で走りたくなった

しかし必死で我慢した

なぜなら特定したから今から迎えに行くピヨというメールを送られたからである

その頃ピヨちゃんは3ちゃんねらーの仲間達とオフ会と言う名のいたずらをロータス氏に仕掛ける準備をしていた

気になるいたずらの内容は…

あまりにも過激すぎた。

だから小鳥は今留置場にいる

この留置所のイカれた仲間を紹介するぜ！
植物由来の白い粉を密売・最上静香
汚職事件を起こした元CIA・北沢志保
スマホバキバ鬼・白石紬
以上だ！

そして看守のメンバーは......

天空騎士団七の誓いを遵守する屈強な方々。自分の仕事に誇りを持っているが故留置場にアイドルがいてもなびかない

???｢子豚ちゃんたち!｣

今日も聖母の懺悔室と呼ばれる刑務所内に所長の声が響き渡る
そう。受刑者達は番号の代わりに｢子豚ちゃん｣と呼ばれるのだ
例えアイドルだったとしても…

しかし、小鳥達は留置場にいるので'まだ'関係ない話であった。
裁判で刑が確定するまでは刑務所ではなく留置場で警察から取り調べを受ける必要があるのだ。

看守「音無小鳥さん。面会希望の方がお見えになっています。室内の平均年齢を上げている要員が自分だと気づいてショックかと思いますが立ち直って頂けませんか?周りの子引いてますよ」

面会に来たのは高木社長だった

高木「せっかく捕まったし網走監獄まで行って金塊見つけてきて」
小鳥「ﾋﾟﾖｫ...」

社長の話によると、網走監獄には、百合子が公表しなかった物語の結末を見て、この世のものとは思えない恥ずかしさにsan値を減らした蘭子が投獄されているとのこと。

そして蘭子の件を隠れ蓑に北海道の地に上陸された"千川ちひろ"
あの千川ちひろが自ら足を運ぶほどの金塊が、北海道の地に眠っているのだ。

小鳥は網走に移送された。
静香、志保、紬の3人も一緒だった。

網走には、蘭子の他にも何人か収監されているようだ。

志保「先ずは監獄から脱走しないと話になりません」

しかしそんな3人のもとにダイナマイトが！

紬はとっさにそれを掴むと小鳥に向かって投げた！

スマホを!!?

辛くも静香が阻止したため事無きを得る

紬「うちは天下の連続スマホバキバ鬼やいね、貴方達とは馴れ合いはせん！」

なお、この件でつむつむは隔離独房に移送された
罪状は器物損壊であった

独房で紬は一人考えていた……

子豚……スマホバキバキ……豚を薄くスライス……ハム……ハムカツ!?

そんな紬の独房へ看守がやってきた。
バキバキのスマホは規則で禁止されているため、新品のスマホに交換するというのだ。

願ったり叶ったりの提案だったため承諾。返って来たのはスマホのプリントがされた、さくらんぼ餅3個。
甘味が少ない監獄では駄菓子達は通貨として扱われている。

紬はそれを使って監獄を乗っ取る計画を立てた

まずはさくらんぼ餅の価値を調べるため、ベテラン勢に探りを入れてみることにした。

「シガレット一本くれや」
「在庫切れだよ。乾いたさくらんぼ餅でもしゃぶって我慢しな」
「ファック!駄菓子屋の奴が動けるのはいつなんだ?」
「隔離独房にいるから分からねぇってよ」

白石「その駄菓子屋の話これでもっと聞かせるやいね」
さくらんぼ餅を袋で渡す
「こりゃ新鮮なさくらんぼ餅じゃあねーか」

受刑者達は晴れ晴れとした顔で語り始めた

受刑者達から駄菓子屋について情報を得た紬は別離独房へ向かった

駄菓子屋の朝は早い……

彼の名前は黒井崇男
一時はファミリーレストランで成功を収めていたが従業員にセクハラを行ったオヤジをぼこぼこにして今はここにいる

黒井「監獄を乗っ取るだと？フン！弱小765プロにそんなことができると思っているのか？身の程をわきまえろ！」

瞬間、黒井の左腕がバキバキになった

黒井社長は病院へ運ばれた

白石は自身の能力に溺れた。捕らえようとする看守をバキバキ、牢屋も壁もバキバキ。残酷なほど自由だった
けれど身に余る能力は白石紬を壊していく

気付けば皆のスマホもバキバキにしていた。

と思ったがそれは網走に収監されていた時に支給されたものだった

とりあえず監獄をバキバキにした紬は

脱獄に成功した

ところで何か忘れていないだろうか…
小鳥｢ﾋﾟﾖｫ…(訳:こんな陸の孤島に金塊なんてあるのかしら)｣

北海道内を彷徨う紬は己が能力故、民から鬼と忌み嫌われ迫害を受けた

紬「寒い、寂しい…やいね」

ちひろ「そこお嬢さん。あなたの噂を聞いて来ちゃいました。私達はあなたと同じ迫害を受けたモノ。よろしければ一緒に来ませんか？」

紬「蛍光黄緑のスーツを着ているなんて、怪しい人ですね。私を騙そうとしてもそうはいきません！」

ちひろ「それは残念です。あとはほたるさん、茄子さん。始末をお願いします」

紬は逃げた。
それは遠く、遠く、地の果てまで

そこで偶然に油田を掘り当てた。

紬「変な匂いの水が噴き出してきたやいね。多分温泉やいね。ドラム缶に入れて五右衛門風呂にするやいね」

せっかくなので、たまたま通りがかった歌織さんに入ってもらった。

その間に歌織さんの服が盗まれてしまった

紬「歌織さん...その背中の翼なんやいね」

歌織の背中には伊吹翼の刺青が彫られていた

生まれつきPrincess体質な彼女は体に刺青を彫り、強制的にぴゅあぴゅあさせることによりAngelな星梨花を側で守っている

彼女の背中の翼に吸い寄せられるようにいつの間にかやって来た星梨花も一緒に五右衛門風呂に入っている。
そして星梨花は、お湯が妙にヌルヌルしていることに気付くのである。

ここはのちに豊富温泉と呼ばれる事となる

そして温泉は栄えた

小鳥「ピヨォ…」

小鳥「お店の物を勝手に食べたしずしほが金魚になっちゃった」

静香「何私たちで妄想してるんですか」
P「そうですよ小鳥さん、仕事してください」
そういうPのメモ帳には、次の世界の扉を開く魔法の呪文が書かれていた↓
http://imasbbs.com/patio.cgi?read=3423

まつり「Pさん、この世の魔法はまつりと朋花ちゃんで封印したはずだよ。どうしてそれを...」

P「黒井の奴が封印を解いたんだ。
　こんなレス数になってもウチらへの復讐しか考えてない、哀れな奴だった」

彼はミルキーウェイに敗北した腹いせに小籠塔の封印を解き、765プロを壊滅させようとした。
それを知ったPは逆にその封印を解かれた魔法によってひそかに反撃策を考えていたのだ

まつり「争いに魔法を使うならPさんも黒井社長と変わりないよ。...帰るね。」

しかし、まつりは重大な事を聞き逃していた。
黒井は今や異形の姿をとっている。これを倒せるのはPだけだが、もしその魔法を1人で使えば、Pの体が消し飛んでしまうのである。

そう説得できるように周囲を整えそういうシナリオでアイドルから同情を引いた。
プロデューサーはサイコパス

このサイコパスPはアイドルに忘れられる事の無い...ロコアートに為りたかった

けれどまだロコは、あまりにも純粋過ぎた

ロコ「？プロデューサーがロコアートのマテリアルになると、本気で思ってるんですか？センテンスがリード出来ないし、ヘアーもゼロなのに？」(曇りのない瞳で見ながら)

次第にアイヒマン実験の効果が顕れる

そしてロコはプロデューサーに対して我が儘になっていく

ロコはプロデューサーに、ロコの専属になってトップアイドルにして欲しいと言う

P「は？なにそれ。それやって俺になんかメリットあんの？ないよね？はーこれだからこんなガキのプロデュースなんかしたくねえんだよなー」

小鳥「よっ!!給料泥棒!!」

そこでロコは秘密兵器を投入することにした。

マスカレード仮面「助けに来ましたわ、コロちゃん！」

フラワーガール「助太刀致します。路子、ますかれーど仮面」

だがロコは既に次スレへランアウェイしていた
ロコアートを新たなワールドのシティズンに広めるためには素早いアクションがニードだと考えたからである

恋心マスカレード仮面もとい千鶴「コロちゃんをそんな風に育てた覚えはありませんわ」
フラワーガールもとい貴音「路子、そんな風に今を投げ出したり諦めてはいけません。今は今しかないのです」

千鶴と貴音はロコを追いかけた

元CIA沢志保「私の読み通り、ロコさんの周りを探れば千づ…マスカレード仮面は現れる。
　やっておしまい、『ゼロ』(>>884)」

そして 9人の美也が 立ち上がった！

美也「お肉屋さんでお一人様2つのコロッケ沢山買ってきました～♪」

プロデューサー「待って、何か言動がおかしい」
静香「こら未来！また発注ミスしたでしょう！」
未来ちゃ「でへへー」
>>986のクズP「あーめんどくせ」

『ゼロ』のみんなはコロッケパーティを開催した。

エミリー「おいしかったでしゅ」

渋谷凛「ふーん、アンタが765プロのプロデューサー?……まあ、悪くないかな…」

エミリー「おしまいでしゅ」