【安価SS】ドラえもん「明日は>>4ちゃんと買い物に行くんだ!」【ミリオン】
1 : 1   2022/03/05 20:00:27 ID:4U/0tAGY0U
ドラえもん「楽しみすぎて全然眠れないや!」パチ

(>>4は未来、ロコ、翼、桃子、静香以外の劇場アイドル34人の誰か)




★過去作はこちら
①春日未来編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、どうしたんだい?」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=11488&log=past&res=751

②ロコ編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃんが帰ってきたぞ!」【ミリオン】
https://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=14741

③伊吹翼編
【安価SS】ドラえもん「あ、>>4ちゃんから電話だ」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=19122&log=past&res=815

④周防桃子編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、何だか機嫌がいいね」【ミリオン】
https://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=20894

⑤最上静香編
【安価SS】ドラえもん「なんだ、>>4ちゃんは出かけてるのか」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=22920
~あらすじ~
風花への日頃の感謝を込めて最強のうどんを作りたいという静香。
店先で同じく風花を慕う紬とエル・マタドーラと食材争奪戦を繰り広げる中、突如ネコの軍団が静香たちを襲う!
その陰でほくそ笑むのは765プロの仲間であるはずの志保!果たして彼女の目的とは…?
595 : 1   2022/05/01 00:03:24 ID:lBHr6orEkg
59+54+50+1=164
偶数ルート


瑞希「…!」クイッ

老タヌキ「何!?」

瑞希が放った重力波がアナザー麗花へと襲い掛かる。

アナザー麗花「!」ヒュン

だが頬にかすり傷を負ったものの、命中には至らなかった。

アナザー麗花「今のはなかなかいい奇襲だったよ♪けど……」
瑞希「まだです」シュッ

ドラえもん「重力波がこっちに戻ってきた!?」

アナザー麗花「!?」

攻撃が外れることは瑞希にとっては想定内の出来事であり、
攻撃は単なる囮にすぎなかった。
瑞希は空間を歪ませ、重力波の軌道を変えた。それにより、アナザー麗花が想定していなかった“背後からの奇襲”を可能にしたのだ。

アナザー麗花「っ!」ザッ

老タヌキ「大丈夫か!?」

アナザー麗花「うん、ちょっと頭がズキズキするだけ…」

老タヌキ「…頭から血が出ておるぞ」

アナザー麗花「大丈夫!唾つけておけば治るよ!」ペロッ

老タヌキ「足りんだろ…唾…」ドヨーン

アナザー麗花「あはは!やるね、瑞希ちゃん。ますます好きになったよ!それじゃあ次は私の番だね」

瑞希「残念ながらこれはターン制バトルではありません」ゴオオオオ

瑞希は両手を前に突き出し、手のひらに念力を集約させる。

瑞希「こんな戦いは、これで終わりにします…!」ボオオン

ドラえもん「行け―!!」

老タヌキ「真壁瑞希、やりおるな……だが」
アナザー麗花「…」ニヤッ

老タヌキ「相手が悪かった」
596 : 1   2022/05/01 00:04:51 ID:lBHr6orEkg
ピタッ!

ポコえもん「念力の塊が…」
ドラえもん「止まった!?」

なんと念弾はアナザー麗花の目と鼻の先で急停止したのだ。

瑞希「空間支配の力…!」

アナザー麗花「瑞希ちゃんも少し空間を操れるみたいだけど、私と比べたら全然大したことないね。プチトマトとスイカくらいの差があるって感じかな~!ふふっ」

ドラえもん「満月のせいで能力もパワーアップしてるんだ…」

瑞希「……悔しいぞ」

アナザー麗花「あはは!それじゃあ今度こそ、私の番、だね!!」バッ

妖力で具現化させた刀を振り下ろし、衝撃波を発生させる。

瑞希「っ!」

老タヌキ(生まれ持った“妖力”と食物で得た“能力”…二つの力を操るをみなに勝とうなど、はなから不可能なのだ…)

アナザー麗花「ほらほら、もっと頑張らないと!このままじゃ世界は私の物ってことになっちゃうよ?」


茜「茜ちゃんが力をもっと使いこなせていれば…みんなを助けられるのに…!」

ポコえもん「茜さん…」

茜「お願いだよ、茜ちゃんの力!この世界を、茜ちゃんの大好きなみんなを…守って!!」

茜の身体がでんでんむすくんとの戦闘時の比較にならないくらい光り輝く。
次の瞬間、このデパートの周りの空間がバチバチと音を鳴らして裂け始める。


「届いたぞ、お前の声!」


アナザー麗花「っ!」ザシュ

突如裂け目から聞こえてくる声、更に裂け目から出てきた槍がアナザー麗花めがけて繰り出される。
とっさに避けて急所は避けられたが、脇腹にかすり傷を負ってしまう。
597 : 1   2022/05/01 00:06:16 ID:lBHr6orEkg
???「あの攻撃を避けるとは…強いな、貴様」

姿を現したのは民族衣装を身にまとった男。
顔は仮面で隠れているが、体格からして成人男性であることがわかる。

仮面の男「大丈夫か?」

茜「う、うん…!えーと、誰、なのかな?」

仮面の男「お前と会うのは初めてだが…そこの青いのと昔、な」

ドラえもん「え!?僕…?」

仮面の男「僕のことを忘れたとは言わせないぞ、ドラモン」

ドラえもん「その恰好…僕のことをドラモンって…まさか君は…!?」

仮面の男「ああ、マヤナ国の王…『ティオ』だ」

ティオは仮面をはずし、ドラえもんの方を向き微笑む。

ドラえもん「ティオ!なんで君がここに!?」

ティオ「正直なところ、僕も理解はしていない。けど声が聞こえたんだ、大好きな者たちを守ってほしいというそこの少女の声がな」

茜「茜ちゃんの!?」

瑞希「野々原さんの能力で、異世界の扉が開いた…ということでしょうか」

ティオ「茜、とか言ったな。お前は無力ではない。現にお前の力で僕はここにいるからな。さあ、立ち上がれ!ここからが本当の反撃だぞ!」

アナザー麗花「ふふ、誰だか知らないけど…それって私を倒せるってことかな?」

ティオ「そうだ」
アナザー麗花「…」ピクッ

ティオ「貴様という闇を取り除き、この世界に再び平穏を取り戻す!太陽王の名に懸けて!!」

アナザー麗花「太陽かあ…私にはまぶしちゃうなあ!どっちかって言うと闇夜に輝く満月の方が好きなんだよね♪……だから…全部、塗りつぶしてあげるよ!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→アナザー麗花の空間能力を封じる
奇数→アナザー麗花がパワーアップしてしまう
>>598~601
598 : プロデューサー君   2022/05/01 04:46:47 ID:Fb5cUwaiy2
アナザー麗花ってもしかして助からない(救えない)系?
599 : レジェンド変態   2022/05/01 04:50:36 ID:0sZd3SVrzI
みゃお〜
600 : プロデューサーさま   2022/05/01 06:19:38 ID:2d.iQSXb/U
太陽王伝説懐かしい
601 : ボス   2022/05/01 08:56:42 ID:jwNNzPHzrk
ほう
602 : Pーさん   2022/05/01 08:59:06 ID:QbnKZS3GD6
あっ……
603 : 1   2022/05/02 23:44:06 ID:QjIigczT26
GWも副業でなかなか書けずすみません
明日の夜には上げられそうです
604 : Pチャン   2022/05/03 04:28:06 ID:Xq9Wo1KIGY
楽しく拝見していますが、あまり無理をせずに書いてくださいね?
605 : Pチャン   2022/05/03 10:15:11 ID:2dlBZLPdR2
いつも楽しく拝見し安価にも参加させてもらってます。
気長に待ってますので無理なさらずに。
待ってる間、ミリパチの超39FES打ってま~す
606 : 1   2022/05/04 03:06:23 ID:DNWL9ln3ho
コメントありがとうございます。
遅くなりましたが、あげます。



47+36+38+42=163
奇数ルート


アナザー麗花「ははっ!」シュッ

最初に動いたのはアナザー麗花。
妖術で顕現させた刀をティオに向けて横一閃。

瑞希(速い…)

ティオ「遅い!」スッ
アナザー麗花「!?」

しかしティオはその攻撃を屈んで避けてみせる。
今度は自分の番だといわんばかりに、槍をアナザー麗花へと繰り出すが、
アナザー麗花はとっさに刀を前に出し、槍を受け止めた。

アナザー麗花「そんな攻撃、ガシッと防いで……」

ビキッ!
アナザー麗花「え?」

ティオ「はあああああああ!!」

バキン、と音を立てて刃が砕け散る。

アナザー麗花「っ!」バッ

ティオ「逃げ足は速いみたいだな」

アナザー麗花「ちょっとムカッと来ちゃったなあ」

次の瞬間、眼前からアナザー麗花の姿が煙のように消えてしまう。
そして何の前触れもなく、ティオの背後へと姿を現したのだった。

ドラえもん「!!」
瑞希(空間転移…)

アナザー麗花(あはは♪バキバキになっちゃえ!)

ティオ「…まさか、そのむき出しの敵意で奇襲のつもりか?」クルッ

アナザー麗花「!?」

ティオ(ノビタ…、お前が我が国を救ってくれたように、今度は僕が……お前の世界を救う番だ!!)

ティオは肘打ちをアナザー麗花の腹部へと叩きつける。

アナザー麗花「…!」ガハッ
607 : 1   2022/05/04 03:07:03 ID:DNWL9ln3ho
ポコえもん「つ、強い…」

瑞希「あの北上さんと互角以上に渡り合えるなんて……驚きだぞ」

老タヌキ(真壁瑞希たちのように即席の能力で強化した人間とも、青ダヌキのように不思議な道具を駆使するとも違う…!日々のたゆまぬ鍛錬により磨き上げてきた肉体と力!正真正銘、あの男自身の実力!ただものではない…!)

アナザー麗花「もう怒ったよ…!絶対に、ボロボロにしちゃうんだから…!」

ティオ「何でもいい。早くかかってこい…!」

アナザー麗花「…っ!」ザザッ
老タヌキ「頭を冷やせ馬鹿者!」

アナザー麗花「じ、じぃじ…?」

老タヌキ「単純な武ならお前は奴より劣っている!このままやっても結果は変わらん!」

アナザー麗花「むむむ、そんなのわからないよ!」

老タヌキ「無理に相手の土俵に立つな!もう一度思い出せ!お前にしかない強さを!!活かすべきはそこであろう!!」


茜「あれあれ?もしかして仲間割れかな?」

瑞希「…どうやらそうではないみたいです」


アナザー麗花「私の強さ……うん、そうだった。ありがとうじぃじ」

老タヌキ「行ってこい。そして見せてやれ、お前の真の強さを」

アナザー麗花「よーし!張り切って頑張っちゃうぞ~!」


瑞希(空気が変わった…)
608 : 1   2022/05/04 03:07:26 ID:DNWL9ln3ho
ティオ(来るか…!)

アナザー麗花「ふふふ…」バッ

アナザー麗花が右腕を挙げると、人の形をした火が複数体、出現した。

ドラえもん「な、なんだあれ!?」

アナザー麗花「いっけー!」

ティオ「はああっ!」
ティオは槍を振り回し、人型の火を蹴散らしていく。

ティオ「小細工はやめろ!お前に勝ち目は……」

アナザー麗花「あれあれ?いいのかな、よそ見してて」

火の牛「ぼううおおお!!」ドシン
ティオ「がはっ!!」

突如ティオの背後から、牛の形をした火が襲い掛かる。

ティオ「馬鹿な…いつの間に背後に…!?」

アナザー麗花「さっき、むき出しの敵意で奇襲がどうって言ってたけど、火は敵意とか出さないから簡単に奇襲できちゃうね♪あはは!」

ティオ「っ!」ギリッ

老タヌキ(…あの男が“努力”で強さを得たというのならば、お前の持つ強さは我ら物の怪を超えるほどの妖力…すなわち生まれ持った“才能”!)

アナザー麗花「『狸火』…!ふふ、面白い技覚えちゃったなあ♪ほら、みんなやっちゃえ!」

アナザー麗花の一声で、人型と牛型の火の軍勢が一斉にティオに襲い掛かる。

ドラえもん「ティオ、危ない!」

ティオ(消しても消しても減るどころか増えていく!なんて妖力だ…!あのレディナ以上の力じゃないか!)

アナザー麗花「大変そうだね」ヌッ
ティオ(しまった!)

アナザー麗花「ふふふ、流石に気が散ってたら私の接近にも気付けないんだね♪」

刹那、振り下ろされた刀により大ダメージを負ってしまうティオ。

ティオ「ぐ、は…!」ドサッ

アナザー麗花「さっきのお返しだよ」
609 : 1   2022/05/04 03:08:29 ID:DNWL9ln3ho
ドラえもん「ティオ!」
瑞希「…!」

老タヌキ「勝負あったな」

アナザー麗花「やりました!えっへん♪」

ティオ「はぁ…はぁ…」

アナザー麗花「君が加勢に来たところで、結局なーんにも変わらなかったね!だから、この世界はもう私の物で決定でーす♪」

ティオ「…それは、どうかな」

アナザー麗花「?」


ドオオオオオン!!


老タヌキ「何事だ!?」

アナザー麗花「下の方から…?」

ティオ「…上がったな、反撃の狼煙が」

老タヌキ「なんだと…」

ティオ「女、お前にいいことを教えてやる……『1+1は1よりも少なくなることはない』…!まだ“私たち”の反撃は、始まったばかりだ!」


数分前、下では百合子と杏奈がヒラリマントラーと、スネ夫が歌織と対峙をしている。

ヒラリマントラー「ぐへへ…」

杏奈「最大の……ピンチ……」

百合子「…」チラッ

スネ夫「が、げふ…」

百合子(プロデューサーさんがピンチみたいだけど、こっちもピンチ…!ここはどうしよう…)

A:このままヒラリマントラーの相手をする
B;歌織を止めに行く
>>612
610 : 兄ちゃん   2022/05/04 05:41:15 ID:YcanYiqgT.
A
611 :   2022/05/04 06:15:47 ID:driNuTumi2
A
杏奈ってまだ1発撃てなかったっけ?
でも対ヒラリマントラーには効果薄いか
612 : プロちゃん   2022/05/04 10:16:15 ID:hzB0CKKMpw
A
つむつむ加勢フラグ来るか!?
つむつむはマントに行きそうだけど、歌織に行ってもヒーローズジェネシスっぽくなりそうやいね
613 : 1   2022/05/04 22:50:09 ID:DNWL9ln3ho
ヒラリマントラー「おっと、俺を無視して放置プレイしようってか?」ヌッ

百合子「じゃ、邪魔しないで!」

ヒラリマントラー「そうはいかねえな。その汚物を見るような視線をもうちょっと浴びてたいんでね」


歌織「それじゃあ、さようなら…」ゲシッ

スネ夫「」フラッ

歌織に蹴り飛ばされたスネ夫はそのまま静かに落下していく。


百合子&杏奈「「!!」」

ヒラリマントラー「終わったな、あのキツネ男」

杏奈「ひどい……」

百合子「もう私たちの知っている歌織さんじゃないんですか…?」ウルウル

歌織「ふふ、何を今更……」


『一緒に夢を叶えましょうね、プロデューサーさん!』


歌織「…っ!」クラッ

ヒラリマントラー(あいつ…)チラッ

百合子「志半ばで倒れたプロデューサーさんのためにも、私たちが絶対にあなたたちを止めて見せる!」

杏奈「杏奈たちは、絶対に負けない……!」スチャ

ヒラリマントラー「来いよ、無駄打ちだろうけどなぁ!」

杏奈「やってみなくちゃ……わからないよ!!」バンッ

ヒラリマントラー「あらよっと!」ヒラリ

杏奈「うわあ!」バッ

ヒラリマントラー「ははは!ほら言った通り…」

百合子「えーい!!」
ヒラリマントラー「何ィ!!」
614 : 1   2022/05/04 22:51:25 ID:DNWL9ln3ho
杏奈「杏奈の攻撃はただの囮!本当の狙いは百合子さんを懐に潜り込ませること!」

百合子(この時限バカ弾をくっつけて無力化する!)

百合子はドラえもんから預かった時限バカ弾を服のポケットから取り出そうとするのだが…

ヒラリマントラー「喰らえ!!」バンバン

百合子「え!?」

ヒラリマントラーの体から大量の弾が放出され、その内の数発が百合子に命中。
衝撃でタケコプターは弾き飛ばされてしまい、そのまま落下していく。

百合子「きゃあっ!」ヒュウウウウウウ

杏奈「百合子さん!!」

ヒラリマントラー「言い忘れてたが、俺にも攻撃手段があってね…。まあ、受ける方が好きだから普段は使わないようにしてるんだが、今回は特別だ。お前らの命をあいつへの手向けとさせてもらうぜ!」

百合子「ああ……私、ここで終わっちゃうんだ……もっと、活躍したかったな……」
615 : 1   2022/05/04 22:51:45 ID:DNWL9ln3ho
この後の運命を察し、静かに目を閉じる。
そんな時だった。
何かが風を切って百合子に接近し、空中で百合子の身体を受け止めたのだ。

百合子「……あれ?私、生きてる!?」パチッ

???「もう安心よ」

百合子「だ、誰ですか…?」

目を開けると、目の前には知らない大人の女性が“立っていた”。
どうやら百合子は、空を飛ぶじゅうたんに受け止めてもらったようで、
目の前の女性がそのじゅうたんを操っている様子だった。

美夜子「あたしは『美夜子』、ドラちゃんの友達よ」

百合子「ドラえもんの!?ということは…味方!?」

美夜子「ええ、別の地球からこの世界を守るためにやってきた…あなたたちの味方よ」

百合子「別の地球…?」

美夜子「とりあえず話はここまで。今は目の前の敵に集中しましょう」チラッ


ヒラリマントラー「誰だあの女!?なんだあのじゅうたん!?」

美夜子は首飾りを手に取ると、そこから飛び出してきた剣を宙でキャッチし、ヒラリマントラーへ刃を向ける。

美夜子「さあ、あたしが相手よ!!」


A:魔法攻撃を仕掛ける
B:剣で攻撃を仕掛ける
>>617
616 : プロデューサー   2022/05/04 22:59:25 ID:MuX/qA/2m6
A

もうアイドルって何なのよ!!!!!
617 : EL変態   2022/05/04 23:22:22 ID:YcanYiqgT.
B
異世界系のゲストキャラが集まってきた
618 : プロデューサーちゃん   2022/05/04 23:24:20 ID:IjyqLHHz8o
これがエケネチャンの能力か…
劇場版の仲間と共闘できるのはアツいね。これだと他のメンバーのところにも期待できそう。
619 : 1   2022/05/05 22:43:09 ID:3sGdoF8rjg
美夜子「はああっ!」シュッ

ヒラリマントラー「…あめえ!!」ヒラリ

美夜子「剣を跳ね返すなんて、まるで前に見たひらりマントみたい…」

百合子「あの変態マントはそのひらりマントが変じたモンスターなんです!」

美夜子「あ、あれがあの…!」

美夜子はかつて、魔王デマオンの配下である星一つの下級悪魔と対峙した時のことを思い出した。
その時、下級悪魔が放った魔法をドラえもんがひらりマントで跳ね返し、一撃で悪魔を滅ぼしたのだ。星一つとは言え、悪魔は人間よりも強力な魔法を操る存在…、だからこそ魔法をあっさりと跳ね返したひらりマントの強さは美夜子自身、よく理解していた。
その強力な道具が今、敵となり意志をもって自身の前の前に立っていることに、僅かながら血の気が引くのを感じた。

美夜子(だからと言って、負けるつもりは絶対にないわ!)

ヒラリマントラー「いいねえ、その目…!ゾクゾクしてきたぜぇ…!」ニチャァ

歌織「…」ユラッ

ヒラリマントラー「…さて、お楽しみはこの辺にして……歌織、休憩タイムは終わりにして、お前もまざれよ!」

歌織「…言われるまでもないわ!」バッ

歌織はヒラリマントラーめがけて颯爽と跳び、再びヒラリマントラーの上に乗る形で百合子たちと対峙する。

歌織「我が主のために、ここであなたたちには消えてもらう!」カチャ

美夜子「絶対にさせないわ!」スチャ

ほぼ同時にじゅうたんとヒラリマントラーが前進。
そして近づくと共に、美夜子の剣と歌織のデストサーベルがぶつかり合う。
にらみ合う二人、激しい唾競り合い。果たして勝負の行方は…


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→剣の勝負は美夜子の勝ち
奇数→剣の勝負は歌織の勝ち
>>620~623
620 : ご主人様   2022/05/05 22:45:56 ID:34I4u6SPXI
どうなるかね
621 : Pサマ   2022/05/05 23:08:21 ID:kT1yOvWIOc
洗脳されてる間の記憶はないんかな?
622 :   2022/05/06 06:13:40 ID:g5uFdeYkX6
どうだ
623 : der変態   2022/05/06 06:28:39 ID:nB6NSOEjro
やったか!?
624 : 1   2022/05/09 00:11:56 ID:iMXmvGbsuQ
56+21+40+39=156
偶数ルート


美夜子「はああああああ!!」

ガキンッ!
歌織「くっ!!」

百合子「すごい!あの競り合いに勝つなんて!」

美夜子「正直ギリギリだったのだけど、あなたたちを無事に守れてよかったわ」ニッコリ

百合子「かっこいい…!私が男の子だったら間違いなく恋してました!」

美夜子「あははは…」


ヒラリマントラー「おい、大丈夫か?」

歌織「ええ……正直、少し油断していたわ。一体彼女は何者なの?」

ヒラリマントラー「どっかで見たことあるんだけど思い出せねえ……ただわかるのは、ただものじゃねえってことだ」

歌織「我が主の障害になるかもしれないわね、早急に排除しなければ…」


杏奈「二人とも!敵が来るよ!」

歌織(CV:たてかべ和也)「私の最強の能力で、貴様を滅ぼす!!」

美夜子「そ、その声は!?」

ボエ~♬

歌織から発せられた強力な音の衝撃は向かいの建物の一部を抉りとる。
美夜子はとっさに距離を取って直撃は回避したものの、“音”による精神的ダメージが脳に伝わり、疲労感で膝を折るのであった。
625 : 1   2022/05/09 00:12:46 ID:iMXmvGbsuQ
美夜子「まさかまたあの歌を聴くことになるなんて思わなかったわ…」ゼェゼェ

百合子「歌織さんの広範囲攻撃に、変態マントの防御力…!強すぎるよ!」

杏奈「攻防一体の完璧なチームワーク…!」

美夜子「…完璧なことなんてないわ、必ずどこかに弱点はあるはずよ」

百合子「弱点なんて……あ」

美夜子「どうしたの?」

百合子「…あった、ありました!そうだよ、あの時確か!!」

杏奈「うん!杏奈も思い出した!」

百合子「美夜子さん!崩せるかもしれません、あの鉄壁の防御を!」

美夜子「…詳しく話を聞かせてもらえる?」

百合子「はい!あの時――」


ヒラリマントラー「…うぇぇ、相変わらず不快な歌声だぜ」

歌織「おのれ!直撃していれば倒せていたのに!!」ゲシッ

ヒラリマントラー「…この踏みつけをもっと味わっていたいところだけど、連中が攻めてきたぜ」

歌織「…あれは」


先陣を切って現れたのは…
A:百合子
B:杏奈
>>627
626 : Pチャン   2022/05/09 01:10:29 ID:CpBikKtnwA
A
627 : P君   2022/05/09 01:12:06 ID:j6.E075T32
百合子
628 : 1   2022/05/09 12:24:54 ID:iMXmvGbsuQ
百合子「…」ブウウウン

歌織「まさかあなたが先陣を切ってやってくるとはね。でもその役に立たない能力では私たちには勝てないわよ」

百合子「甘いですよ!私の力があれだけだと本気で思っているんですか?」ニヤ

歌織「…力を隠していたとでもいうの?」

百合子「能ある鷹は爪を隠す、ですよ」

ヒラリマントラー「本当にそうなのか?どう見ても実力を隠すタイプじゃねえだろ。むしろ嬉々として見せてくるタイプだ」

百合子「もしかして負けるのが怖いんですか?」

ヒラリマントラー「…なるほどな。狙いはわからねえが、俺たちを煽って何か企んでやがるな。だけどそんな安い挑発に乗るような……」

歌織「…なんですって」ピクッ

ヒラリマントラー「反応すんなよ!」ガビーン

百合子「さっきの攻撃も全然効きませんでしたし!次も楽勝ですね!」

歌織「っ!!」ブチッ

ヒラリマントラー「落ち着け!たかがガキの挑発だぜ!」

歌織「誰が子供っぽいですって!私は23歳よ!」ゴツン

ヒラリマントラー「お前のことじゃねー!……けど、ありがとうございます!」
629 : 1   2022/05/09 12:25:25 ID:iMXmvGbsuQ
美夜子「ここまでは段取り通りね」

杏奈「百合子さん、頑張れ!」

タケコプターを百合子に渡した杏奈は、美夜子のじゅうたんに乗って成り行きを見守る。

美夜子「後はタイミングね…、私たちも準備をしましょう」


歌織「…そうよ、私は大人。冷静に…冷静になるのよ、歌織…!」

ヒラリマントラー「やっと落ち着いたか」

歌織「ふふ、問題ない……百合子ちゃん、何を企んでいるかは知らないけど、あなたたちの思い通りにはならないわ!」ドヤ

百合子「…じゃあさっきの寝起き動画を拡散すると言ったらどうします?」

歌織「あなたごと滅ぼしてやる!!」シュバッ

ヒラリマントラー「即落ちしてんじゃねえええええ!!」ガビーン

百合子(ここまでは作戦通り…!あとは歌織さんと変態マントを分担させるために>>632をすれば…)
630 : 師匠   2022/05/09 12:26:50 ID:wNcNCzUxc2
藁人形に釘を刺してそれを投げつける
631 : レジェンド変態   2022/05/09 12:47:00 ID:oYU5B4gDfk
孤島サスペンスホラーの歌織さん名シーン集動画を見せつける
632 : 監督   2022/05/09 12:58:07 ID:buuLYvHpOQ
ミリオンメンバのドS動画・写真集をばらまく
(例:ドSうみみの例の手紙の生ボイス、星梨花の悪質ボイスなど)
633 : 1   2022/05/09 21:34:35 ID:iMXmvGbsuQ
百合子(このドS動画・写真集をばらまく!)バサァ

ヒラリマントラー「!」ピタッ

歌織「なぜ急に止ま……」

ヒラリマントラーはばら撒かれた端末の一つを手に取る。
あらかじめ再生されていた動画が流れており、そこには劇場アイドルの高坂海美が本来の性格からは想像もできないような被虐心をそそられるメッセージを言い放っていた。


『虐められるのが好きとか…キモッ』
『犬のくせに人間の言葉をしゃべらないでくれる?』
『ていうか立ってるのおかしいよね?這いつくばりなよ』


ヒラリマントラー「こんなものが現実に存在していたなんて…最高じゃねえか」ホロリ

歌織「何をこんな簡単な餌に!あなただって人のことを……」

百合子「いまだ!!」ガシッ
歌織「なっ!!」

百合子は歌織の腰に手を回し、そのまま空中へと連れ去った。

歌織「離しなさい!!」

百合子「嫌です!!」

歌織「ヒラリマントラー!!」

ヒラリマントラー「おっと、つい夢中になっちまったぜ…!今助けてやる……」
美夜子「立て!火柱!!」
ヒラリマントラー「!」

美夜子はヒラリマントラーの眼前に炎の柱を出現させ、移動を妨害した。

ヒラリマントラー「こいつ魔法使いだったのか!どうりでじゅうたんに乗ってるわけだ!」

美夜子「今度は当てるわ!」

ヒラリマントラー「学習能力のねえ奴だ!俺はあらゆる攻撃を跳ね返せる!お前らの策は何もかもが無意味なんだよ!」

美夜子「果たして本当にそうかしらね?」
634 : 1   2022/05/09 21:35:01 ID:iMXmvGbsuQ
百合子「歌織さん、もう終わりにしましょうよ!そしてみんなで一緒に劇場に帰りましょう!」

歌織「笑わせないで!私の存在は我が主のためだけにある!帰る場所があるとするなら、それはここ以外にないわ!」

百合子「違います!あなたは桜守歌織!私たちの仲間じゃないですか!」

歌織「仲間…?」

百合子「一緒にアイドルを頑張ってきたじゃないですか!」

歌織「っ!」ズキッ

百合子「歌織さん!」
歌織「黙りなさい!!」
百合子「!」

歌織「望み通り終わらせてあげるわ……あなたたちを滅ぼすことでね!」スウウウウ

百合子「やっぱり戦うしかないんですね……美夜子さん、今です!」

美夜子「任せて!」バッ

百合子の合図と同時に、美夜子は右腕を前に突き出す。

ヒラリマントラー「う、動けない…!?」

美夜子「私の世界の…あらゆる魔法の基礎は、“物体浮遊”にある…!」

ヒラリマントラー「それがどうした!?」

美夜子「こういうこと、よ!!」クイッ

ヒラリマントラー「か、体が勝手に…うわああああああああ!!」グイイイ


歌織(CV:たてかべ和也)「この攻撃で終わりだ!!」

ヒラリマントラー「うわああああああ!!」グイイイ

百合子「来た!!」
635 : 1   2022/05/09 21:35:33 ID:iMXmvGbsuQ
杏奈「前に劇場で歌織さんが敵として現れた時…」


歌織『…素晴らしい破壊音波ね』
ヒラリマントラー『ぐへぇ…』
紬『だ、大丈夫やいね!?』
ヒラリマントラー『流石に音の攻撃は無効化できねえ…』


杏奈「変態マントの絶対防御を崩せる唯一の手段!それが音の攻撃なんだ!」


ヒラリマントラー「待て待て待て!!」

ボエ~♬

ヒラリマントラー「ぎゃああああああ!!」
百合子「きゃああっ!」

美夜子の物体浮遊術で攻撃の軌道上に移動させられたヒラリマントラーは百合子と共に、歌織の攻撃をダイレクトに受けてしまう。

ヒラリマントラー「ト…ぶ」クラッ

怪物をも気絶させられる破壊力、同級生からは核兵器と同等と評されたジャイアンの歌声をダイレクトに受け、無事で済むはずもない。
それがたとえ痛みで悦びを感じる特殊な癖を持っていたとしてもだ。

ヒラリマントラー「」ヒュウウウウウウ

杏奈「やった!変態マントが落っこちていったよ!」

美夜子「けどまだあの女性が…!」


歌織「まさか今までの挑発は私に能力を使わせるため…!?」

百合子「はぁ…はぁ…」

歌織「けどあなたも相当のダメージを受けている!意識を保っていられるのもやっとってところかしらね!」

百合子「…そ、そうですね…、正直、もう気が遠くなりそう、で……だからここで、勝ちに、い、行かせてもらいます…!」
636 : 1   2022/05/09 21:35:56 ID:iMXmvGbsuQ
ボオオオオウ!
歌織「炎!?」


ドラえもん『問題なのは、魔法事典にかかれた魔法は、世界中で使えるようになっちゃうんだ!だから君だけがわかる発動条件を決めておいた方がいいよ!』
スネ夫『『ジャイアンレベルの歌声を聞いて精神を研ぎ澄ませる』っと…』


歌織「百合子ちゃんの頭から炎が!?」

百合子「これがプロデューサーさんの、命の炎だああああああああ!!」

歌織「ぐ、ぐあああああああああ!ば、馬鹿な、この私が…!こんなところで!!」

百合子「歌織さん!!目を、覚ましてえええええ!!」
歌織「あああああああああああ!!」

歌織を覆いつくしていた狐火は、徐々に勢いを弱めていき、やがて消えていく。
完全に気を失った百合子と歌織はそのまま落下していくが、美夜子がじゅうたんを猛スピードで飛ばし、落ち行く彼女たちを受け止め救出した。

杏奈「…大丈夫!二人とも息してる!歌織さんも、元の姿に戻ってるよ!」

美夜子「良かった…本当に良かった…!」

杏奈「けど百合子さんには後で言っておかないと!無茶しちゃだめだよ、って!」プンプン

美夜子「ふふ、そうね……さあ、二人を安全な場所まで運びましょう」

杏奈「うん!」
637 : 1   2022/05/09 21:36:26 ID:iMXmvGbsuQ
歌織たちとの激戦の最中、下では紬たちが琴葉と紗代子と再会していた。

琴葉「…事情は分かりました。私も、まだできることがあったんですね」

スネ吉「君と高山さんの力が必要だ!手を貸してくれるかい?」

琴葉「…はい!よろしくお願いします!」

美咲「琴葉ちゃん!ありがとおおおおお!!」ダキッ

琴葉「み、美咲さん!あ、あの…ハンカチどうぞ」スッ

美咲「…」チーン

スネ吉「さて、これで一人目…」

紗代子「今日もいい爆発音が響いてますね!あ、あそこで建物が壊れてますよ!」ニコニコ

紬「まるで花火を見ているかのようなテンションですね…」ドヨーン

スネ吉「とりあえず早くヒーローキャンディ(ミニ)を食べさせておとなしくさせよう」

ドオオオオン!

美咲「うわああああ!!」

スネ吉「ん?壊れた建物の瓦礫でも落ちてきて……ってあああああ僕の車があああああああ!!」ガビーン

琴葉「下敷きになっていますね…」

スネ吉「この間買ったばかりなのにいいいいい!!」

ヒュウウウウウウウ!
スネ吉「今度はなんだ!?」

スネ夫「」ドゴオオ
スネ吉「ふべええ!!」ゴツン

琴葉「空からプロデューサーが落ちてきた!?」

美咲「す、スネ吉さあああああん!!」

紬「この状況、いったいなんなん…」ドヨーン

美咲「きっと上では凄い戦いが繰り広げられているんだろうね、みんな大丈夫かな?」

紬「無事だといいのですが…」
638 : 1   2022/05/09 21:37:14 ID:iMXmvGbsuQ
紬がふと見上げると、遠くの方で平べったい何かが垂直で落下していくのを発見。
本来なら落ちてきた瓦礫と同様、近づいてまで確認する必要のないことなのだが、紬は無意識に落下物の方へと走っていった。

美咲「紬ちゃん!?どこへ行くの!?」

紬(わからない…けど、行かないといけない気がする…!)

美咲の言葉を気にも留めず、ひたすら走り続ける。
そして現場に到着した紬は、落ちてきた異様な存在を目の当たりにする。

ヒラリマントラー「」バタッ

紬「なんなんこの怪物は…?」

マントに目と手を生やした姿、明らかに異形の類であるその存在に紬は困惑する。

紬(けど、何故か懐かしいと感じてしまう…)

ヒュウウウウ!
紬「また瓦礫!?」


多数決。多い方を採用。
A:ヒラリマントラーを助ける
B:自分だけ離れる
>>639~641
639 : ぷろでゅーさー   2022/05/09 21:54:55 ID:U.Nf0sfaKk
B
640 : Pさん   2022/05/09 21:59:05 ID:h7plAeGWf.
A
641 : 兄(C)   2022/05/09 22:51:23 ID:96eas6s3Do
A
もしかしたらマントが味方になるかも
642 : 1   2022/05/10 18:51:57 ID:qTYmnwiIjU
今回のガシャ、パパは静香にピアノの道に進んで欲しかったのかな
だけど娘はピアノより別のことに興味を示している…やっぱりしずかちゃんと共通点あるなあ

え!?二人が活躍する安価SSがあるだって!?上のリンク先から見れるのか!!
へぇー!!……というわけで(?)最上静香編、現在公開中です。
以上、外出先から失礼いたしました。
643 : 1   2022/05/11 00:45:08 ID:kppiLm1xLA
紬「えいっ!」グイッ

ドオオオオン!

紬「あ、危なかった……え?なぜ私はこの人を助けて…」

ヒラリマントラー「…それは、こっちが…聞きてえよ」ムクッ

紬「ひっ!」バッ

ヒラリマントラー「…俺は“今のお前”にとっちゃ、敵だろうが。何で、俺を助けたんだよ…?」

紬「…正直、自分でもよく分かっていないんです。けど、あなたを見ていたら体が勝手に動いていて、気づいたら助けていました」

ヒラリマントラー「…そうか」

紬「おかしな話ですよね、あなたとは初めて会ったというのに…」

ヒラリマントラー「…ああ、お前本当おかしいよ」

紬「い、いきなり失礼ですね!」プンプン

ヒラリマントラー「褒めてるんだよ。どんな姿になっても、親しみを感じるぜ」

紬「はあ…」

ヒラリマントラー「ところでよ、あんたに頼みたいことがあるんだ…」

紬「頼みたいこと?」

ヒラリマントラー「ああ、あんたにしか頼めねえことなんだ…」


多数決。多い方を採用。
A:頼みを聞く
B:頼みを聞かない
>>644~646
644 : プロデューサークン   2022/05/11 00:46:45 ID:eZjbAvuhgs
A
645 : Pサマ   2022/05/11 01:18:10 ID:XvhV8JtO6I
B
646 : EL変態   2022/05/11 12:08:19 ID:MvNw40eUTc
B
難しい決断だからかみんな取らないな
647 : 1   2022/05/12 23:02:31 ID:kOZeibW9C.
紬「…すみませんが、あなたの言うことを聞くことはできません」

ヒラリマントラー「はは、だろうな…」

そう言ったヒラリマントラーはどこか寂しそうな表情を浮かべていた。

ヒラリマントラー「安心しろよ、俺はもう長くねえんだ…お前を騙してどうこうする気はねえよ」

紬「長くない、とは、つまり…」

ヒラリマントラー「まあ、そういうことさ……けど勘違いするなよ、別に怖くはねえんだ。俺は痛みに快感を覚える性質でね。ある意味これは究極のプレイみたいなもんだ、へへ…」

紬「…その割には、どこか辛そうに見えます」

ヒラリマントラー「そんなことは、ねえよ…」

そう言うとヒラリマントラーは、まるで今の表情を紬に見せまいと顔を背ける。

紬「辛いなら吐き出してしまえばいいではないですか…!最期ならなおさら…」

ヒラリマントラー「馬鹿だな、最期だからこそ貫き通したいもんもあんのさ…」

紬「そんなもの…」

ヒラリマントラー「…時間だ」

紬「…あの」

ヒラリマントラー「もう何も言うな、敵の言葉は聞きたくねえ」

紬「けど…」

ヒラリマントラー「…じゃあな、つむつむ」

紬「っ!!」

ヒラリマントラー「…」ニコッ


――“忘れられるのが辛い”なんて、らしくもねえ弱音なんて言えるわけねえよ
――お前からの慰めよりも、俺はお前の顔を最期に見れた…それだけでもう満足だ…
――言葉はもう、いらない…
――…あばよ、俺の生涯の友
648 : 1   2022/05/12 23:02:51 ID:kOZeibW9C.
紬「最後まで、訳の分からないことばかり…」

紬はひらりマントを抱きかかえ、無意識に伝う涙を片手で拭う。

紬「…おかえり」ギュッ


屋上。

ポコえもん「オラァ!!」ドゴッ

茜「いいねいいね!その調子でガンガン行ってみよう!!」

ポコえもん「オレの肩から降りろよ!」ガビーン

茜「ぽ、ポコちゃんには、か弱い茜ちゃんを守る名誉ある任務を与えよう!」

ポコえもん「…まあお前は十分頑張ったしな、後のバトルは請け負ってやるよ」

茜「あれれ、ここは『調子のいいこと言うな―』ってツッコミが入る場所じゃ…」

ポコえもん「振り落とされんなよ!」
茜「う、うん!」


ティオ「っ!倒しても倒してもきりがない!」

瑞希「北上さんの妖術で際限なく増え続けているあの炎の生き物……厄介だぞ」

ティオ「ドラモン!お前の力でどうにかならないか!」

ドラえもん「今探してる!」ゴソゴソ

瑞希「今度ポケットの中を整理しないいけませんね」

ドラえもん「うーんと…えーと…あった!!」


>>650
(ひらりマント以外)
649 : Pくん   2022/05/12 23:07:24 ID:ZMgvzVOmWI
地球はかいばくだん
650 : 師匠   2022/05/12 23:22:42 ID:tgIlmrGRJU
雨雲製造機
651 : 下僕   2022/05/12 23:31:16 ID:qz5wO9I2II
この選択はいいね~
652 : 1   2022/05/13 20:18:02 ID:zkSMem7MGQ
『雨雲製造機』~!

モクモク…

茜「小さい雨雲が出てきたよ!」

ドラえもん「その名の通り、雨雲を作り出す道具なんだ」

狸火たち「!!」バタバタ

瑞希「苦しんでいますね」

ドラえもん「集中的に雨を浴びせてるからね」

ティオ「相変わらず不思議な力を操るものだ…」


老タヌキ「あの青ダヌキ、やはり厄介だな……をみな、どうした?」

アナザー麗花「…あの二人、やられちゃったみたい」

老タヌキ「…そうか」

アナザー麗花「面白いから気に入ってたんだけどなあ、けど無くなっちゃったならしょうがないよね…」

老タヌキ「…寂しいのか?」

アナザー麗花「ううん、だってあの子たちは替えが利くから。……じぃじたちがいなくなったら嫌だけど」

老タヌキ「案ずるな、我が子を置いて去るものか」

アナザー麗花「じぃじ…」

老タヌキ「青ダヌキと他の厄介な者たちの相手は引き受けよう、お前は瑞希と決着をつけてこい」

アナザー麗花「うん」

老タヌキ「お前のことだ、あ奴と戦いたくてうずうずしておるのだろう?」

アナザー麗花「わかっちゃう?」

老タヌキ「お前のことなら何でもわかるさ」

アナザー麗花「えへへ♪」

老タヌキ「…行ってこい。何も気にせず存分に戦ってくるのだ」

アナザー麗花「ありがとう、じぃじ!大好き♪」

老タヌキ「調子のいいことを……ふっ」
653 : 1   2022/05/13 20:18:28 ID:zkSMem7MGQ
ドラえもん「妖術は破ったぞ!降参しろ!!」バッ

老タヌキ「をみなの強化された妖術を破るとはな、やはりお前は捨て置けん…!……お前たち!!」

タヌキたち「「「「おー!!!!」」」」

茜「ちっちゃいタヌキちゃんがいっぱい!?」

ポコえもん「油断するなよ!何か仕掛けてくるつもりだぜ!」

老タヌキ「貴様らに見せてやろう、我ら化けダヌキの神髄を!!」

タヌキたちはトーテムポールのように縦に重なり合い、更にそのてっぺんに老タヌキが飛び乗る。
老タヌキは木の葉を額に置き、前足をポンッと叩く。
すると、ボンッと音と共に煙が舞い、タヌキたちの姿が見えなくなる。

ポコえもん「まずい!あれは変化の術だ!」


「いかにも」


茜「な、なんかすごい声が響いて聞こえてこない?さっきより音量上がったような気が…」

ドラえもん「み、みんな!上!!」

瑞希「あれは……龍…?」

上空には巨大な蛇のような姿をした金色の龍が出現していた。

タヌキ龍「がああああああっ!!」ボヒュウウッ

ティオ「まずい!散れ!!」

タヌキ龍はドラえもんたちのいる方向を向き、口から光弾を放出。
たった一発でデパートの一部を削り取ってしまった。

タヌキ龍「ちょろちょろと逃げ惑うその姿、まるで蟻だな……次は外さん、覚悟しろ」

ドラえもん「ポコえもん、ティオ!茜ちゃんを頼む!」ブウウウン

ポコえもん「お、お前、まさか一人で…!」
654 : 1   2022/05/13 20:19:01 ID:zkSMem7MGQ
ドラえもん「やい待て!僕が相手だ!」

タヌキ龍「ほう」

瑞希「ドラえもんさん」

アナザー麗花「ふふっ、瑞希ちゃんの相手は私が一人占めしま~す♪」

瑞希「…っ」

ドラえもん「僕のことなら大丈夫だ!君は彼女の相手を頼む!」

瑞希「…わかりました。けど」

ドラえもん「?」

瑞希「…絶対に勝ってきてください。約束です」

ドラえもん「…もちろん!」


タヌキ龍「愚かなり!新世界の礎にしてくれるわ!」

ドラえもん「そんなものになるもんか!この世界は僕らが守る!!」


アナザー麗花「どっちかが倒れるまで、ドッカンバッタンと楽しもうね♪」

瑞希「望むところです」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→ドラえもん、攻撃を回避して反撃
奇数→ドラえもん、攻撃を受けて吹き飛ぶ
>>655~659
655 : プロデューサーさん   2022/05/13 20:23:47 ID:cOItsV/9i.
いけ!GODマン
656 : レジェンド変態   2022/05/13 20:30:43 ID:mA3vZ6c6kc
吹き飛ぶといいの。
657 : ハニー   2022/05/13 20:37:03 ID:ptYWfaiXr6
どうかな~
658 : プロデューサーさま   2022/05/13 20:47:08 ID:TSEa1aUeY.
アナザー麗花と老タヌキ、なんか救えなさそうな気がする…
659 : 1   2022/05/14 00:07:34 ID:o7ocvQEj9.
よく見たら締めの安価、一つ多く書いちゃってました
>>658で締めます

クライマックスまであと少し…!
660 : 下僕   2022/05/14 03:18:52 ID:OoujvQ9asQ
ドラえもんピンチか!?
661 : 1   2022/05/15 10:43:34 ID:1jx4f58OJc
47+43+3+8=101
奇数ルート


空中でドラえもんと龍が対峙している光景を目の当たりにし、地上の一行は吃驚していた。

スネ吉「なんだ、あの巨大な龍は…!?」

琴葉(瑞希ちゃん、ドラちゃん…)


タヌキ龍「来い」

ドラえもん「ドッカーン!!」

茜「出た!ドラちゃんの十八番!」

ポコえもん「やっちまえ!!」

タヌキ龍「…」

ドラえもん「どうだ!」

タヌキ龍「…もしかして今のは攻撃のつもりだったのか?」ポリポリ

ドラえもん「き、効いてない!……体が大きい分ダメージが与えられてなかったんだ!」

タヌキ龍「今度はこちらの番…っ!」バシンッ

ドラえもん「ぎゃあああああ!!」グルグル

タヌキ龍の尾を叩きつけられ、吹き飛ぶドラえもん。
ビル二つ分貫通し、三つ目のビルの壁に埋もれてしまう。

ドラえもん「ふにゅう…なんて反則的なパワーなんだ…」クラクラ

タヌキ龍「粉々にするつもりで攻撃したのだが…大した耐久力よ」

ドラえもん「と、当然さ。僕は22世紀の高性能ネコ型ロボットだからね」

タヌキ龍「ネコ?そのなりでか?」フッ

ドラえもん「誰が短足タヌキだってぇ!?」プンプン

タヌキ龍「いや、そこまでは言ってないが…」ドヨーン

ドラえもん「許せん!!」ゴソゴソ


A:石ころぼうしで奇襲をする
B:モンスターボールでヤマタノオロチを出す
C:分身ハンマーを使って数で攻める
>>664
662 : プロヴァンスの風   2022/05/15 10:50:30 ID:daTk8my9g6
A
663 : ボス   2022/05/15 10:52:07 ID:tHxlfdovt.
ひみつ道具にモンスターボールがあるのをググって知った
なのでB
でもどの選択肢も捨てがたいね
664 : 変態大人   2022/05/15 10:52:18 ID:3AufdNurBA
C
665 : 1   2022/05/15 12:11:01 ID:1jx4f58OJc
『分身ハンマー』~!

タヌキ龍「そのような卑小な武器で我らに攻撃をするつもりか?」

ドラえもん「…えいっ!」コチン

タヌキ龍「自らを攻撃だと…!血迷ったか!?」

パカ
ドラえもん2「僕ドラえもん!」

タヌキ龍「奴が二人に!?」

ドラえもん「どんどん行くぞ!」コチン

パカ
ドラえもん3「こんにちは」
ドラえもん4「僕ドラえもんです」
ドラえもん5「どら焼きおかわり!」

タヌキ龍「あのハンマーで叩くと分身を増やせるのか…」

ドラえもん「そうだ!そして僕100人分がお前の相手だ!行くぞ、みんな!!」

ドラえもんたち「おーっ!!」

タヌキ龍「笑止!すべて蹴散らしてくれる!!」

ドラえもん6「突撃だー!!」

ドラえもん7・8「「うおおおおおおお!」」

タヌキ龍「ふんっ!!」バシンッ

ドラえもん9「やろう、ぶっ〇ろしてやる!」

タヌキ龍「消えるのは貴様の方だ!!」バシンッ

ドラえもんたち「いけいけ!!」

タヌキ龍(くっ!これではキリがない!!)

ドラえもん「…」コソコソ

タヌキ龍がドラえもんの分身との戦いに集中している中、本物のドラえもんはタヌキ龍の背後に忍び寄っていた。

ドラえもん(ちょっと卑怯だけど、背後から巨大ハンマーを喰らわせてやる!!)ソロリソロリ


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
A:攻撃成功
B:攻撃失敗
>>666~669
666 : ぷろでゅーしゃー   2022/05/15 12:16:44 ID:daTk8my9g6
分が悪いんだよなあ、この秒数書き込みだと……
667 :   2022/05/15 12:39:08 ID:WSI7lOt/LU
無理なの
668 : プロデューサーさま   2022/05/15 12:58:50 ID:fZ1iAl5j.U
また合計値じゃなくて選択肢にしてるw
669 :   2022/05/15 13:07:21 ID:z0yuexMJQ2
偶数が成功?
670 : 我が友   2022/05/15 13:16:16 ID:1jx4f58OJc
選択になってる!?
Aが偶数、Bが奇数です
671 : 1   2022/05/17 00:11:41 ID:9SvX4SasP6
44+8+50+21=123
奇数ルート


ドラえもん(よしここに叩き込んで――)

ギョロッ!
ドラえもん「!?」ピタ

タヌキ龍の背中から突如として生えてきた巨大な目玉がドラえもんを凝視する。

タヌキ龍「背後からの攻撃とは、なかなか狡い手を使うのだな」クルッ

ドラえもん「気づかれた!」

タヌキ龍「ふんっ!!」バシン

ドラえもん「ふげえ!!」

目玉(タヌキA)「ざまあみろ、青ダヌキ!」

ドラえもん「そ、その声はあの時の……そうか、あの龍はタヌキたちが合体してるから…」

タヌキ龍「我らに死角はない。どこから攻撃が来ようとも、常に周りを警戒しているからな」

ドラえもんたち「うおおおおおおお!」

タヌキ龍「…貴様らもいい加減、目障りだ!」ブウンッ

ドラえもんたち「うわあああああ!」
ボンッ!

ドラえもん「ああ!分身が…」ガーン
672 : 1   2022/05/17 00:12:22 ID:9SvX4SasP6
アナザー麗花「あはは!あんなに本気のじぃじたち、初めて見たよ!」

瑞希「…確かに強いですね」

アナザー麗花「えっへん!何を隠そうじぃじは私に妖術の使い方を教えてくれた先生だもんね♪強いのは当然だよ!」

瑞希「ええ、強いです……ですが、ドラえもんさんは負けませんよ。当然、私もですが」

アナザー麗花「ふふっ、この状況でも勝つ気でいるんだね?」

瑞希「はい。勝負する以上、勝ちを取りに行くのが私のスタイルなのです。その過程でリスクを背負うことになったとしても、最後に勝つのは私たちです」

アナザー麗花「瑞希ちゃんのそういうところ、本当に好きだよ……だから私も目一杯…楽しませてもらうからねえ!!」ゴォォォ

瑞希「いざ尋常に」ゴォォォ


ティオ「お前たち、もう少し下がれ……来るぞ、大技」

茜&ポコえもん「「!!」」


アナザー麗花の右手の平から巨大な火球が出現する。

アナザー麗花「さあ、まずはあちあちの火遊びをしようよ!」

瑞希「…ならばこちらも相応の力で対抗します」

対して瑞希の背後からは、巨大な重力の塊が出現する。


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→瑞希の技が押し勝つ
奇数→アナザー麗花の技が押し勝つ
>>673~676
673 : 魔法使いさん   2022/05/17 01:11:15 ID:7NFPn006lU
マジック得意の瑞希なら重力操作で何か仕込んでそう
674 : プロヴァンスの風   2022/05/17 02:38:23 ID:3NWsvbDdQs
まあ期待はしないさ
675 : プロちゃん   2022/05/17 12:29:36 ID:iPP0RNJYlQ
ほいよ!
676 : 番長さん   2022/05/17 13:37:04 ID:Sk9XU2kmwU
重い想い
677 : 1   2022/05/17 23:44:35 ID:9SvX4SasP6
15+23+36+4=78
偶数ルート


両者の技が激しくぶつかり合う。

瑞希(やはり強い…)

アナザー麗花「あははっ!」

瑞希「けど…」グイッ

アナザー麗花(むむ、瑞希ちゃんの力が増した…!)

瑞希「この世界を正常に戻すために…負けるわけにはいきません」

アナザー麗花「!」

瑞希は更に重力弾に力を込めると、アナザー麗花の巨大火球を上回るサイズへと変化し、それを飲み込んだ。
そして技はそのままアナザー麗花に激突し、大きな爆発を生み出したのだった。

瑞希「…」ハァハァ


ポコえもん「やったぜ!」
茜「茜ちゃんたちの大勝利……」


アナザー麗花「正常、ねえ…」


茜「うわあ、出たーっ!」ドバァ

ティオ「あれを直撃してまだ立ち上がれるのか…!?」


アナザー麗花「正常とか普通とか…どうして瑞希ちゃんはそれにこだわるの?普通なことが世界にとってそんなに大事なことなの?普通であることが正しいことなの?」

瑞希「…」

アナザー麗花「そうだとしたら、普通じゃない存在はこの世界にいちゃいけないの?」

瑞希「…っ」
678 : 1   2022/05/17 23:45:42 ID:9SvX4SasP6
アナザー麗花「本当におかしいのは、“普通”とか“普通じゃない”とか、そうやって人を選別する悪い心だよ。だからね…みんなが仲良くなるためには、みんなが同じ存在になればいいんだよ。ミリオンワールドで世界を一つにすることで、ね…」

瑞希「…あなたのやろうとしていることは、世界を…人を…作り替えるということです」

アナザー麗花「そうだね」

瑞希「それは身勝手な考えです」

アナザー麗花「あはは!“お互い様だよ、世界さん”って感じかな♪」

瑞希「あなたを絶対に止めて見せます」

アナザー麗花「残念だけど、今の私、やる気満々だよ」ゴオオオオ

瑞希「こ、この力……今まで本気ではなかったのですか?」

アナザー麗花「友達はおもちゃと違うからね。すぐに壊さないように手加減してあげないと…、けどこうやって話をして気が変わったよ。……ふふ、大丈夫だよ。悪い心だけ壊して、綺麗に生まれ変わらせてあげる!そうすれば私たち、本当の仲良しさんになれるよ!!」

瑞希「…わかりました。なら戦いの中で交わしましょう」

アナザー麗花「あはははは!!」
679 : 1   2022/05/17 23:46:07 ID:9SvX4SasP6
一方、地上では。

美咲「たくさんいたドラちゃんが、一瞬で…!」

スネ吉「…のんびりしてはいられない!僕らも準備だ!!」

美咲「でもまだ歌織さんが…!」

スネ吉「た、確かにこの作戦に必要な人材だけど、このままじゃ時間が…!」

ドオオオオン!
でんでんむすくんB「てき、みつけた!」
でんでんむすくんC「てき、たおす」
でんでんむすくんD「たおす!」

スネ吉「ほら、出た!!」

でんでんむすくんB「おいら、おまえ、ふみつぶす!」

スネ吉「ひっ!」


「そうは、いかん!!」バシッ


でんでんむすくんB「ぐへ!!」ゴロオオ

イサマル「きみたち、大丈夫か?」

スネ吉「半裸男の集団!?」ガビーン

イサマル「安心してくれ、怪しいものではない。我々マヤナの民は君たちの味方だ」

美咲「み、味方…!よかったぁ!!」

イサマル「今、上では我らの王が…」
680 : 1   2022/05/17 23:47:32 ID:9SvX4SasP6
でんでんむすくんB「ゆるさない、よくも!」ババッ

カカオ「先生!」
モカ「危ない!!」

イサマル「むっ!まだ息があったか!」

でんでんむすくんB「かくごし……」

ドゴッ!
でんでんむすくんB「ふべっ!!」

美咲&スネ吉「「!?」」

琴葉「…紗代子、調子はどう?」

紗代子「はい。視界も思考も澄んでいて、もう自分自身を見失う心配もなさそうです!」

美咲「琴葉ちゃん!それに紗代子ちゃんも!」

スネ吉「よかった、僕の理論通りだ!」

イサマル「ふっ、いい目をした少女たちだ…我々も負けていられないな!」
マヤナの民たち「うおおおおおおお!」

琴葉「この世界を…大切なみんなを…守って見せる!行こう、みんな!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
下一桁が1~5→琴葉が敵を撃破
下一桁が6~9→紗代子が敵を撃破
下一桁が0→敵にやられてしまう
ぞろ目→琴葉と紗代子の二人で敵を撃破
>>681~683
681 : プロデューサー様   2022/05/18 05:56:52 ID:ErLKVeydGE
共闘は是非とも
682 : プロデューサーはん   2022/05/18 06:06:10 ID:uba86sNzFE
いけるかな
683 : 我が友   2022/05/18 06:06:14 ID:/WTEF7Q602
おはよう
684 : おやぶん   2022/05/18 07:23:16 ID:HkBs1sf44A
ついに紗代子の出番か!?
685 : 1   2022/05/18 23:54:38 ID:iV/hebj6I6
52+10+14=76
下一桁が6、紗代子が敵を撃破


でんでんむすくんC「おいら、おまえたち、たおす!」

紗代子「はああああっ!」

紗代子の手刀による刺突がでんでんむすくんの腹部に直撃し、巨体が大きく後ろへと倒れる。

でんでんむすくんD「おまえ、ゆるさない!」ドタドタ

紗代子「遅いよ!」バッ
でんでんむすくんD「!!」

紗代子「燃え上れ!私のプラチナハートォォォォ!!」メラメラ


超 高 山 拳 ! !


でんでんむすくんD「ふべえええ!!」ズザアアアアア

スネ吉(刀関係ない!)ガビーン

紗代子「もう終わり?まだやれるでしょ!さあ、もっとぶつかっていこうよ!!」

でんでんむすくんD「おまえ、こわい…」ガタガタ

スネ吉「なんか敵が可哀そうになってきたよ…」ドヨーン


でんでんむすくんB「…」ソロリソロリ
686 : 1   2022/05/18 23:55:10 ID:iV/hebj6I6
バッ!
でんでんむすくんB「うごくな」
スネ夫「」グッタリ


美咲「プロデューサーさん!」

紗代子「人質なんて卑怯だよ!」

でんでんむすくんB「ひきょうちがう、これさくせん!せんりゃく!」

紗代子「そんな卑怯な手を使う暇があるなら、もっと熱い戦いをしようよ!!」ボオオオッ

スネ吉「あっつ!」

美咲「まるで本当に燃えてるみたい!」

琴葉「って言ってる場合じゃないですよ!プロデューサーを助けないと!」

美咲「そ、そうだね!……行くよ、みんな!!」

美咲の掛け声とともに出現したのは、52人のアイドルたちを模したぬいぐるみたち。
茜ちゃん人形以外は一見小さいぬいぐるみだが、美咲の能力で作られた人形であるため、その力は茜ちゃん人形とほぼ互角である。
またこれだけの数のぬいぐるみを一度に操ることができるのも、美咲が能力者としての素質が高いからなのだ。

美咲「突撃―!!」

茜ちゃん人形「!!」シュバババババ

紗代子「うおおお!ねっけええええええつ!!」タタタタタ

イサマル「加勢しよう!いくぞ、みんな!!」

でんでんむすくんB「じゃま、させない!」
687 : 1   2022/05/18 23:56:01 ID:iV/hebj6I6
客A「あ、ああ…」
客B「うう…」

イサマル「彼らはいったい!?」

スネ吉「操られた一般人だ…くそ、この人たちを盾にするつもりか!」

紗代子「どこまでも卑怯な真似を!!」

茜ちゃん人形「…!」ジリジリ
美咲「だ、だめだよ!攻撃しちゃ!」ドオドオ

でんでんむすくんB「にげる、ここから!」ピョンッ

琴葉「跳んだ!?」

スネ吉「なんて跳躍力…!」


でんでんむすくんB「うえ、にげる!あいつら、おいつけないところ、いく!」
スネ夫「」

杏奈「絶対に逃がさないよ!」スチャ

でんでんむすくんB「!?」クルッ

美夜子「今よ!!」

杏奈「バン!!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→杏奈の攻撃で敵を撃破
奇数→杏奈の攻撃で倒せず敵に逃げられる
>>688~691
688 : Pたん   2022/05/19 00:29:27 ID:jWoiC0bdoI
杏奈「狙い撃つぜ!」
689 : ボス   2022/05/19 08:18:26 ID:WHMla5dXO.
バン!
690 : Pーさん   2022/05/19 08:25:01 ID:c4tbwlPq0g
ばばんばんばんばん
691 : 兄(C)   2022/05/19 08:35:27 ID:UMcCIhHTxM
おはよう
692 : プロデューサーさん   2022/05/19 12:14:24 ID:c01tFDvPss
あーあ……
693 : 1   2022/05/19 14:33:19 ID:0mYKWZjeDU
27+26+1+27=81
奇数ルート


でんでんむすくんB「!!」グラッ

スネ夫「」ヒュウウウ

杏奈「プロデューサーさん!」

でんでんむすくんB「おまえたち、たおす、でもいま、にげる!」ピョンピョン

美夜子「敵のことは放っておきましょう!今はスネ夫さんを助けないと!」

杏奈「このままじゃプロデューサーさんが地面に……」

美夜子「させないわ、絶対に!全速力で飛ばすわよ!!」


スネ夫「…あれ、僕はいったい……って落ちてるうううう!!」ガーン

ヒュウウウウウウ
スネ夫「マ……おかあああさあああああああああああん!!」

美夜子「お願い、間に合って…!!」

スネ夫(も、もうだめだ…)


「スネ夫さん!!」バサアッ

スネ夫「!?」


杏奈「あ、あれって…!」

美夜子「あれは…鳥人間…?」
694 : 1   2022/05/19 14:33:41 ID:0mYKWZjeDU
杏奈たちが見たのは、首にマフラーを巻いた成人男性と思われる体格の鳥人間。彼はスネ夫を抱きかかえ無事を確認すると、静かにほほ笑んだ。

鳥人の青年「間に合って本当に良かった…」

スネ夫「き、君は?」

鳥人の青年「わからないのも無理はないですね、あの時の僕はまだ赤ん坊だったから…。でも僕はあなたのことをよく覚えています。故郷バードピアを救ってくれたあなたたちのことを」

スネ夫「バードピア…赤ん坊…ま、まさかあの時の…!」

スネ夫はかつて訪れた異世界で出会った鳥人間の赤ん坊のことを思い出す。すっかり成長していたが、かつての面影を感じる青年に、スネ夫は落下の恐怖よりも再会の感動で涙を流すのであった。

スネ夫「大きくなったなあ、お前…!」ダキッ

鳥人間の青年「ずっとあなたに会いたかった…!スネ夫さん…!!」ダキッ


グースケ「はは、感動の再会じゃないか」

鳥人間の青年「兄さん!」

スネ夫「もしかして君。グースケ!?」

グースケ「久しぶりだね、スネ夫!こんな時に言うのもなんだけど、元気そうでよかったよ」

スネ夫「どうして君たちがここに?」

グースケ「どこからともなく声が聞こえたんだ、助けを呼ぶ声がね。そしたらバードウェイとは違う時空間の穴も発生して、辿ってみたらこの世界だったわけさ」

鳥人間の青年「かつてあなたたちがフェニキアからバードピアを守ってくれたように、今度は僕たちがこの世界を救う番です!」

スネ夫「ありがとう、二人とも…!」

グースケ「ぼくたちだけじゃない!新・渡り鳥パトロール隊全員があなたたちの味方だ!」

グースケたちの周りに、鳥人間の集団が集まる。

スネ夫「それは頼もしいや!」

グースケ「さあ、まずは下に降りよう!君の仲間も待ってるよ!」

スネ夫「みんな……うん!」
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